JP2015086014A - エレベーターの表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターの走行時間とエレベーター利用者の属性に合わせたコンテンツ表示を行い、エレベーター内表示装置の表示読了に利用者の不快感を解消すること。【解決手段】建物の設備機器の異常発生を監視しエレベーターの運行を監視する監視装置20は、エレベーターのユーザー属性を設定するユーザー属性設定部16と、出発階と目的階から走行時間を演算する走行時間演算部17と、走行時間に収まるように適合するコンテンツを選択するコンテンツ選択部18と、選択したコンテンツの表示時間と走行時間とからかご内でのコンテンツ表示に必要な時間を演算するコンテンツ表示時間演算部19と、コンテンツ種別毎にユーザー属性に対応した読了時間を格納する表示コンテンツテーブル15と、を有し、ユーザー属性に対応して選択したコンテンツの積算時間が走行時間に収めるように表示コンテンツを選択すること。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーターの表示システムに係り、特にエレベーターのかご内に設けられてエレベーターの走行中にかご内部の利用者へ情報を提供するために好適なエレベーターの表示システムに関する。
エレベーターの昇降動作中にかご内部の乗客へ情報を表示する装置において、通常時は文字情報を水平スクロールしながら表示し、さらに、文字情報の表示所要時間がエレベーターの走行時間より長い場合は文字情報を上下にスクロール表示することにより、乗客に対して全ての文字情報を提供することを可能とする技術が、例えば特許文献1に開示されている。
また、列車内の乗客に向けて各種の情報を表示する車内案内情報表示装置において、次駅までの所要時間を算出し、当該所要時間に収まるようにコンテンツリストから再生するコンテンツを選択することにより、コンテンツの表示中に停車して乗客が乗降することによるコンテンツ表示の中断による乗客の不快感を解消し、広告媒体としての価値向上を可能とする技術が、例えば特許文献2に開示されている。
特開昭61−136887号公報 特開2010−253979号公報
近年、エレベーター内の表示装置は低価格化する液晶画面を用いて大型化してきており、エレベーター内の表示装置に表示される情報量が増大してきている。このような状況においては、上記の特許文献1に記載のように、スクロール表示を行う表示方法は長文を読むのには適さず、エレベーター利用中に乗客が情報が読み終えることができず不快感を与えるという課題があった。
また、上記の特許文献2に記載のように、列車運行の所要時間を算出し、所要時間に収まるようにコンテンツリストから再生するコンテンツを選択する方法では、コンテンツは動画が殆どであってその再生時間が秒単位で決まっているが、テキストで文章を表示するものではなく、エレベーターのように短い時間で文章を読ませる用途では不向きであり、ニュース情報又はお知らせ事項をテキストを提供した場合、一律に時間単位で表示を切り替えるため、利用者によっては文章を読み終える前に表示が切り替わってしまい不快感を与えるという課題があった。
本発明の目的は、エレベーターの運行に合わせ、且つエレベーターを利用する利用者の属性(例.オフィスビル、マンション又は病院等の建物内のエレベーターを利用するユーザー属性)に適合するコンテンツ表示を行い、コンテンツ表示が中断されることによる利用者の不快感を解消可能なエレベーターの表示システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
建物の設備機器の異常発生を監視し通信回線を介して遠隔接続される監視センターに前記設備機器の異常発生を通報するとともに、建物内のエレベーターの運行を監視する監視装置と、かご内表示装置、かご内コンテンツ記憶部、かご内コンテンツ選択部を有する乗りかごと、前記乗りかごの昇降動作を制御するエレベーター制御盤と、を備え、前記監視装置は、エレベーターを利用するユーザー属性を設定するユーザー属性設定部と、前記エレベーター制御盤を通してエレベーターの呼び登録情報から得た出発階と目的階から走行時間を演算する走行時間演算部と、前記走行時間演算部で演算した走行時間に収まるように適合するコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、前記コンテンツ選択部で選択したコンテンツの表示時間と前記走行時間演算部で演算した走行時間とから前記かご内表示装置でのコンテンツ表示に必要な時間を演算するコンテンツ表示時間演算部と、お知らせ事項又はニュースを含むコンテンツ種別毎に前記ユーザー属性に対応した読了時間を格納する表示コンテンツテーブルをもつ記憶装置と、を有し、前記ユーザー属性に対応して前記選択したコンテンツの積算時間が前記走行時間に収めるように前記表示コンテンツテーブルに格納されたコンテンツを参照して表示コンテンツを選択し、前記選択した表示コンテンツを前記エレベーター制御盤を通して前記かご内コンテンツ選択部に指令するエレベーターの表示システム。
本発明によれば、エレベーターを利用するユーザー属性(例.オフィスビル、マンション又は病院等の建物内のエレベータを利用するユーザー属性)に対応してエレベーターかご内に表示するコンテンツを選択することにより、ユーザーが表示されたコンテンツ内容を読み終わる前に画面が切り替ることが防止できるので、かご内でのコンテンツ表示において、利用者への不快感を与えることなく、かつ利便性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るエレベーターの表示システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るエレベーターの表示システムにおける表示コンテンツとユーザー属性を説明する図である。 本実施形態に係るエレベーターの表示システムにおける表示動作を説明するフローチャートである。 本実施形態に係るエレベーターの表示システムにおけるエレベータ走行時間とユーザー属性毎の表示コンテンツのパターン例を示す説明図である。
本発明の実施形態に係るエレベーターの表示システムについて、図1〜図4を参照しながら以下説明する。図1〜図4の説明は、上記の図面の簡単な説明欄に記載したとおりである。
図面において、1はエレベーター制御盤、2は電動機、3は釣り合い錘、4はワイヤーロープ、5は乗りかご、6はかご内コンテンツ選択部、7はかご内コンテンツ記憶部、8はかご内表示装置、9は昇降路、11は入出力装置、12は制御装置、13は表示指令部、14は記憶装置、15は表示コンテンツテーブル、16はユーザー種別設定部、17は走行時間演算部、18はコンテンツ選択部、19はコンテンツ表示時間演算部、20は監視装置、をそれぞれ表す。
図1において、一般的にエレベーターは、電動機2の制御を含むエレベーター制御を行うエレベーター制御装置を内部に設置するエレベーター制御盤1と、建物に設けられる昇降路9に配置される乗りかご5と、釣合い錘3と、を備えている。ここで、乗りかご5と釣合い錘3は、電動機2と同期して回転する綱車に巻き掛けられる複数本のワイヤーロープ4の両端に、釣瓶式に取付けられている。
また、エレベーター制御盤1は、電動機2を正転及び逆転の制御を行い、ワイヤーロープ4を介して乗りかご5と釣り合い錘3を昇降させて、乗りかご5に乗込んだ乗客を輸送する。
また、エレベーター乗りかご5内に設置されたかご内コンテンツ記憶部7に格納されている表示コンテンツ(ニュース、注意喚起事項(お知らせ事項)等の表示コンテンツ自体)を、エレベーター乗りかご5内に設置されたかご内コンテンツ選択部6(後述する監視装置20内のコンテンツ選択部18での制御指示に基づいて)で選択し、エレベーター乗りかご5内に設置されたかご内表示装置8に表示する。
監視装置20は、本来の基本的機能として、設備機器の異常状況を検出し、通信回線を介して遠隔的に接続される図示しない監視センターへ当該異常を通報するものであり、この基本的機能の外に図1に示すエレベーターの監視機能を備えている。
すなわち、監視装置20は、設備機器との信号の入出力を行う入出力装置11と、入出力装置11の入力信号の変化を検出し、組み込まれた所定のプログラムで監視装置20の制御を行う制御装置12と、を有し、さらに、建物毎に予め設定され建物を利用するユーザー属性を格納しておき、且つユーザー属性毎に表示コンテンツを読了する時間を予め設定しておく表示コンテンツテーブル15を格納しておく記憶装置14と、エレベーター乗りかご5内に設置されたかご内表示装置8にコンテンツ表示を指示する表示指令部13と、を備えている。
ここで、ユーザー属性というのは、例えば、オフィスビル、マンション又は病院等の建物内のエレベーターを利用するユーザーの種別を表し、オフィスビルを例にとると建物を利用するユーザーは大部分成人であり、マンションを例にとるとユーザーは幅広い年齢層をカバーしており、病院を例に取るとユーザは高齢者が多い、というユーザー属性(図2を参照)が存在する。
監視装置20はさらに、建物毎に予め設定され建物を利用するユーザー属性を設定するユーザー種別(属性)設定部16と、エレベーター利用者の呼び登録及び目的階設定情報を、入出力装置11及び制御装置12を介して、エレベーター制御盤1から入手し、走行時間を演算する走行時間演算部17と、走行時間演算部17で演算した走行時間に合致した表示コンテンツを適宜に選択するコンテンツ選択部18と、コンテンツ選択部18で選択したコンテンツの表示時間と走行時間演算部17で演算した走行時間からコンテンツ表示に必要な時間を演算するコンテンツ表示時間演算部19と、を備えている。
次に、図2において、建物を利用するユーザー属性(例.オフィスビル、マンション、又は病院等の建物を利用するユーザーの属性)毎に、表示コンテンツを読了する時間を予め設定している。読了時間とは、ユーザーが表示コンテンツを読む場合に所要する時間を表す情報であり、ユーザー属性毎に異なる時間となる。設定データには、表示コンテンツ種別や、コンテンツ名、およびユーザー属性毎の読了時間を、ユーザー属性毎に格納している。
例えば、表示コンテンツ種別がテキストニュースの場合、コンテンツ名はClであり、ユーザー属性がオフィスビルの場合、主なユーザーは文字を読むスピードが早いと想定される成人が多いことより読了時間を5秒と設定し、ユーザー属性が標準の場合は8秒と設定し、ユーザー属性がマンションの場合はユーザーの年齢層が広がるため10秒と設定し、ユーザー属性が病院の場合は高齢者の利用が想定されるため15秒と設定する。また同様に、ユーザー作成テキストの場合、注意喚起事項(お知らせ事項)の場合、風景画像の場合毎に読了時間が設定されている。このようなユーザー属性毎の読了時間は監視装置20の記憶装置14内の表示コンテンツテーブル15に予め記憶されている。
次に、本発明の実施形態に係るエレベーター表示装置の動作について、図3と図4を参照しながら説明する。図3は本実施形態に係るエレベーターの表示装置における表示動作を説明するフローチャートであり、図4は本実施形態に係るエレベーターの表示装置におけるエレベータ走行時間とユーザー属性毎の表示コンテンツのパターン例を示す説明図である。
まず、監視装置20のユーザー種別設定部16は、制御装置12をとおして記憶装置14に当該エレベータのユーザ属性が設定されているか否かをみて、記憶装置14に格納されている建物を利用するユーザー属性を取得し(ステップSl)、当該エレベーターのユーザー属性をセットする(ステップS2)。走行時間演算部17は、入出力装置11及び制御装置12を介してエレベーター制御盤1から、エレベーター利用者の呼び登録情報から出発階と目的階を取得し、エレベーターの走行時間を演算する(ステップS3)。
次に、コンテンツ選択部18は、記憶装置14に格納されている表示コンテンツテーブル15を参照し、必要ならば複数の表示コンテンツ(図2と図4を参照)を選択し(ステップS4)、ステップS2でセットしたユーザー属性の表示コンテンツ種別毎の読了時間を積算する(ステップS5)。
ここで、ステップS3で演算したエレベーターの走行時間に収まるように表示コンテンツを選択し、選択した表示コンテンツの積算時間がエレベーターの走行時間に達した時点で(ステップS6)、表示コンテンツの選択を完了する。なお、選択した表示コンテンツ(表示コンテンツが1つに限らず、例えば、図2に示す表示コンテンツ種別毎に複数の表示コンテンツを選択することが当然に可能)の積算時間がエレベーターの走行時間に達していない場合は、ステップS4に戻り、選択した表示コンテンツの積算時間がエレベーターの走行時間に達するまで継続する。選択した表示コンテンツの積算時間がエレベーターの走行時間と同じ場合は(ステップS7)、コンテンツ選択を完了する。
選択した表示コンテンツの積算時間がエレベーターの走行時間より大きい場合は、コンテンツ表示に必要な残時間をコンテンツ表示時間演算部19で演算し(ステップSll)、必要な残時間をエレベーターを制御し(ステップS12)エレベータを走行させて、コンテンツ表示時間を確保する。
次に、エレベーター走行時間に応じた表示コンテンツの選択手法について、図4を用いて説明する。エレベーターの乗りかご5のドアが閉まり、目的階に出発する場合、出発した時間TSから加速後、定常走行を行った後に減速して目的階に到着し、エレベーターの乗りかご5のドアが開く時間TOまでの時間が、エレベーター走行時間TRであることを示す。例えば、エレベーター走行時間TRを30秒とした場合、例えばユーザー属性がオフィスビルの場合、コンテンツ選択部18は、表示コンテンツを表示コンテンツ種別毎に、コンテンツ名Cl,C2,C4の順番で繰り返し選択し、エレベーター到着直前のコンテンツのみC3を選択する。なお、コンテンツC3を最後の表示としたのは、C3が図2を参照すると注意喚起事項であることに因っており、表示コンテンツの順番には特にこだわらなくてもよい。
図4のユーザー属性がオフィスビルの場合、コンテンツClで5秒、コンテンツC2で5秒、コンテンツC4で5秒、次いで繰り返し、コンテンツClで5秒、コンテンツC2で5秒とし、エレベーター到着直前のため、コンテンツC3を選択し5秒とする。ここまで積算すると30秒となり、ユーザー属性がオフィスビルで、エレベーター走行時間が30秒の場合の表示コンテンツが決定される。
同様に、例えばユーザー属性が標準の場合は、コンテンツClで8秒、コンテンツC2で8秒、コンテンツC4で8秒、次いでエレベーター到着直前のため、コンテンツC3を選択し8秒とするが、ここまで積算すると表示時間は32秒となる。この結果、エレベーター走行時間30秒より2秒多くなるが、図2のユーザー属性毎の読了時間のコンテンツテーブルを参照すると、ユーザー属性が標準の場合、2秒短い時間に適する表示コンテンツが無いことから、表示コンテンツC3を8秒間表示するために、エレベーターが目的階に到着しドアを開するまでの時間を2秒延長するようにエレベーターを制御する。このエレベータの走行制御によって、コンテンツ表示時間32秒を満たすエレベーター走行時間32秒とすることができる。このように、ユーザー属性が標準でエレベーター走行時間が30秒であった場合の表示コンテンツが決定される。
同様に、ユーザー属性がマンションの場合はコンテンツClで10秒、コンテンツC2で10秒、エレベーター到着直前の表示コンテンツC3をコンテンツC3で10秒とし、積算30秒となりコンテンツ表示時間をエレベーター走行時間30秒と同じ時間とすることが出来、ユーザー属性がマンションで、エレベーター走行時間が30秒の場合の表示コンテンツが決定される。
また、ユーザー属性が病院の場合はコンテンツClで15秒、エレベーター到着直前の表示コンテンツC3をコンテンツC3で15秒とし、積算30秒となりコンテンツ表示時間をエレベーター走行時間30秒と同じ時間とすることが出来、ユーザー属性が病院で、エレベーター走行時間が30秒の場合の表示コンテンツが決定される。
次に、図3のフローチャートに戻り、表示コンテンツが決定した後(ステップS8)、監視装置20の表示指令部13は、制御装置12および入出力装置11を介してかご内コンテンツ選択部6に対して、選択した表示コンテンツを表示するよう指令する(ステップS9)。ここで、かご内コンテンツ選択部6は監視装置20内のコンテンツ選択部18とは異なり、コンテンツを選択する制御機能を有しておらず、かご内のコンテンツ記憶部7に格納されたコンテンツを選択する機能のみを有している。さらに、監視装置20の表示指令部13は、制御装置12及び入出力装置11を介してエレベーター制御盤1に対して、コンテンツ表示時間を確保するためのエレベーター制御を指令する(ステップS9)。
かご内コンテンツ選択部6は、表示指令部13から指令された選択した表示コンテンツ情報に応じて、コンテンツ記憶部7に格納されているコンテンツを取得し、かご内表示装置8にコンテンツを表示し、また、エレベーター制御盤1は表示指令部13から指令されたエレベーター制御を行い、コンテンツ時間を確保する。
また、ステップSlでユーザー属性の設定が無い場合は、その建物はユーザー属性を標準とセットし(ステップSl0)、ステップS3以降に進む。
本実施形態によれば、ユーザー属性毎の読了時間を設定し、エレベーターの走行時間に応じた表示コンテンツ選択が出来るようにしたので、エレベーター利用者がかご内表示装置の表示コンテンツを読了する前に表示が切り替る事が防止できるため、エレベーター利用者の不快感を解消できる。
また、本実施形態では、エレベーターの走行時間に応じた表示コンテンツ選択の結果、エレベーターの走行時間より長くなった場合でもコンテンツ表示するためエレベーターを制御し、コンテンツ表示時間確保が出来るようにしたので、エレベーター利用者がかご内表示装置の表示コンテンツを読了する前に表示が切り替ることが防止できるため、エレベーター利用者の不快感を解消できる。
また、本実施形態では、ユーザー属性毎の読了時間を設定可能であり、エレベーターの運用を行った結果を反映した読了時間の設定変更が可能である。また、本実施形態では、建物のユーザー属性が決定していない場合、又は設定漏れが有った場合も標準的な読了時間を元に表示コンテンツの設定ができる。
また、本実施形態では、エレベーター制御盤1に接続する監視装置20にてコンテンツ表示を指令したが、図示しない通信回線を介して遠隔的に接続される監視センターから表示コンテンツを選択し、表示指令を行っても、同様なる効果が得られる。また、本実施形態では、図2に示す表示コンテンツとユーザー属性を例に取り説明したが、これに限らず、ユーザー属性の追加、表示コンテンツ種別を増やしても減らしても同様に適用することが可能である。
1 エレベーター制御盤
2 電動機
3 釣り合い錘
4 ワイヤーロープ
5 乗りかご
6 かご内コンテンツ選択部
7 かご内コンテンツ記憶部
8 かご内表示装置
9 昇降路
11 入出力装置
12 制御装置
13 表示指令部
14 記憶装置
15 表示コンテンツテーブル
16 ユーザー種別設定部
17 走行時間演算部
18 コンテンツ選択部
19 コンテンツ表示時間演算部
20 監視装置

Claims (4)

  1. 建物の設備機器の異常発生を監視し通信回線を介して遠隔接続される監視センターに前記設備機器の異常発生を通報するとともに、建物内のエレベーターの運行を監視する監視装置と、かご内表示装置、かご内コンテンツ記憶部、かご内コンテンツ選択部を有する乗りかごと、前記乗りかごの昇降動作を制御するエレベーター制御盤と、を備え、
    前記監視装置は、エレベーターを利用するユーザー属性を設定するユーザー属性設定部と、前記エレベーター制御盤を通してエレベーターの呼び登録情報から得た出発階と目的階から走行時間を演算する走行時間演算部と、前記走行時間演算部で演算した走行時間に収まるように適合するコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、前記コンテンツ選択部で選択したコンテンツの表示時間と前記走行時間演算部で演算した走行時間とから前記かご内表示装置でのコンテンツ表示に必要な時間を演算するコンテンツ表示時間演算部と、お知らせ事項又はニュースを含むコンテンツ種別毎に前記ユーザー属性に対応した読了時間を格納する表示コンテンツテーブルをもつ記憶装置と、を有し、
    前記ユーザー属性に対応して前記選択したコンテンツの積算時間が前記走行時間に収めるように前記表示コンテンツテーブルに格納されたコンテンツを参照して表示コンテンツを選択し、前記選択した表示コンテンツを前記エレベーター制御盤を通して前記かご内コンテンツ選択部に指令する
    ことを特徴とするエレベーターの表示システム。
  2. 請求項1において、
    前記選択したコンテンツの積算時間が前記走行時間より長くなった場合、コンテンツ表示に必要な残時間を前記コンテンツ表示時間演算部で演算し、
    前記演算した残時間をエレベーターの走行制御で確保して、前記エレベーターの走行時間内に表示コンテンツを読了させる
    ことを特徴とするエレベーターの表示システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記ユーザー属性設定部で設定するユーザー属性は、エレベーターの設置された建物であるオフィスビル、マンション又は病院を利用するユーザーの種別であり、
    前記表示コンテンツテーブルには前記ユーザー属性毎に表示コンテンツの読了時間が設定され格納されている
    ことを特徴とするエレベーターの表示システム。
  4. 請求項3において、
    前記ユーザー属性設定部にユーザー属性を設定する該当の建物が無い場合、標準建物を設定することを特徴とするエレベーターの表示システム。
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