JPWO2018167827A1 - エレベーター用表示装置 - Google Patents

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Abstract

番組のストーリー性を確保しながら、エレベーターの乗客状態に合わせて番組を再生するエレベーター表示装置を提供する。エレベーターの乗車人数を測定する秤部からの乗車人数に対応した複数の番組を記憶部に用意する。これら複数の番組は、番組各々を、互いに番号で対応したコンテンツで構成される複数に分割されたチャプターを有し、このチャプターをあわせて記憶部に記憶する。制御部は、記憶部から選択して再生するように再生部を制御するとともに、乗車人数に変化が有ったとき、乗車人数に対応した複数の番組の各々を、互いに番号で対応したコンテンツを有する複数に分割されたチャプターの番号順に番組を切替えることによりチャプターの番号が繋がってストーリーが連続するように再生部を制御する。

Description

本発明は、エレベーターかご内において、エレベーター利用者向けの番組又はコンテンツを表示するエレベーター用表示装置に関するものである。
近年、液晶パネルを用いたエレベーター用表示装置が一般に使われるようになり、エレベーターに乗車している乗客向けに、ビルの店舗情報、広告、又は宣伝目的の番組表示が行われている。
この番組表示については、ビルの各階に関連した番組を用意し、エレベーターのかごが昇降する方向に存在する階に関連した番組を表示する表示装置や、予め、エレベーター乗客の属性を設定しておき、エレベーターの出発階及び目的階から、走行時間を求め、その走行時間内に収まるような番組を選択して再生する表示装置がある(例えば、特許文献1及び2)。
また、エレベーターかご内に設置したカメラで撮影した映像を解析し、乗客人数、年齢、性別、又は乗客の視線等の解析結果を用いて、番組の選択及び再生を行う表示装置がある(例えば、特許文献3)。
特開2010−254410号公報 特開2015−086014号公報 特開2015−168516号公報
しかしながら、ストーリー性のある番組を再生したい場合、エレベーターかごに乗車している乗客の状態に応じて、ストーリー性を確保したまま番組を変更して、再生することができなという課題があった。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、番組のストーリー性を確保しながら、エレベーターの乗客状態に合わせて番組を再生するエレベーター表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する為、本発明に係るエレベーター用表示装置は、乗車人数に対応した複数の番組を記憶し、これら複数の番組は、番組各々を、互いに番号で対応したコンテンツで構成される複数に分割されたチャプターを有し、このチャプターをあわせて記憶した記憶部と、前記記憶部に記憶された前記番組を読み出して再生する再生部と、前記再生部で再生された番組を表示する表示部と、エレベーターの乗車人数を測定する秤部と、エレベーターの運行制御を行うとともに、前記秤部からの乗車人数情報を送信するエレベーター制御部と、前記乗車人数情報を受信し、前記乗車人数情報に対応した番組を、前記記憶部から選択して再生するように前記再生部を制御する制御部であって、前記乗車人数情報に変化が有ったとき、前記チャプターの番号順に前記番組を切替えることにより前記チャプターの番号が繋がるように、前記再生部を制御する制御部とを備えている。
本発明によれば、エレベーターの乗車人数を測定する秤部からの乗車人数に対応した番組を記憶部に用意し、制御部は、記憶部から選択して再生するように再生部を制御するとともに、乗車人数に変化が有ったとき、乗車人数に対応した複数の番組の各々を、互いに番号で対応したコンテンツを有する複数に分割されたチャプターの番号順に番組を切替えることによりチャプターの番号が繋がってストーリーが連続するように再生部を制御するように構成したので、ストーリー性のある番組を再生表示するときに、エレベーターの停止階に伴って変化する乗車人数に応じて、番組のストーリー性を損なわずに、乗車人数に合わせたコンテンツを表示することができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベーター用表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベーター用表示装置に使用される番組とチャプターの構成を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベーター用表示装置に使用される番組の再生遷移を説明する図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベーター用表示装置に使用される番組の再生遷移において、遷移用番組の挿入を説明する図である。 本発明の実施の形態2におけるエレベーター用表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2におけるエレベーターに乗客が一人乗車して来るときの映像例を示した図である。 本発明の実施の形態2におけるエレベーターに乗客が二人乗車して来るときの映像例を示した図である。 本発明の実施の形態2におけるエレベーターに乗客が子供連れで乗車して来るときの映像例を示した図である。 本発明の実施の形態3におけるエレベーター用表示装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の各実施の形態におけるエレベーター用表示装置を、上記の添付図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
本実施の形態に係るエレベーター用表示装置は、図1に示すように、複数の番組を記録する記憶部10と、この記憶部10に記憶された番組を読み出して再生する再生部11と、この再生部11で再生された番組を表示する表示部12と、エレベーターかご(図示せず。以下、単にエレベーターと称する。)に設置され、エレベーターの重さを量り、乗客の人数を測定する秤部13と、エレベーターの運行制御を行うとともに、秤部13で測定された人数を出力するエレベーター制御部14と、このエレベーター制御部14から送信された乗車人数情報に従って、再生部11に対して番組を選択して再生を制御する制御部15とで構成されている。
なお、エレベーター制御部14は、秤部13で測定された人数によって、エレベーターに乗車可能な人数に達しているか否かを判断し、満員であれば、エレベーターに対して、満員の表示等の制御を行なっている。
次に、記憶部10に記憶されている番組の構成について説明する。記憶部10に記憶されている番組は、乗車人数に応じて番組が構成されており、例えば、番組Aは1人乗車用番組、番組Bは2〜3人乗車用番組、そして番組Cは4人以上乗車用番組である。人数に応じて予め決められた番組を保存しておき、各番組にチャプターを設定して、同じチャプター番号で番組を切り換えても、ストーリーが繋がるように構成する。例えば、飲食店の宣伝用コンテンツを番組として構成し、番組Aは1人での来店用、番組Bは2〜3人での来店用、番組Cは4人以上での来店用として番組を構成し、各チャプターで、ドリンクやコース、おすすめメニュー等の内容を表示するように構成する。
このときの番組の構成を、図2を用いて説明する。図2において、番組A、番組B、及び番組Cは、それぞれ、5つのチャプターI〜Vで構成されており、説明の便宜上、番組Aのチャプター番号I〜Vは、それぞれ、チャプター101〜105とする。同様に、番組Bのそれらはチャプター111〜115、番組Cのそれらはチャプター121〜125とする。各番組は、乗車人数に合わせた番組になっているが、各チャプターで番組を切り換えても、ストーリーが連続するように構成する。
なお、例えば、チャプター113について言えば、チャプターIII−113のように以下表現する。
また、ここでは、「番組」とは全チャプターI〜Vを対象とし、「コンテンツ」とは、各チャプターの内容を指すものとする。
図2の横軸方向は時間を示すが、各番組は並行して常に動作している訳ではなく、各チャプターが選択されて再生されたときのみ、そのチャプターの横軸方向に動作するようになっている。
例えば、番組AのチャプターI−101を最後まで再生し、チャプターII−102に遷移するときに、例えば、番組CのチャプターII−122に遷移しても、ストーリーが繋がる。そして、番組CのチャプターII−122を最後まで再生し、チャプターIII−123に遷移するときに、例えば、番組BのチャプターIII−113に遷移しても、ストーリーが繋がる。というように、各チャプターで、同じチャプター番号I〜Vの番組に切り替えても、ストーリーが繋がるように構成する。
次に、動作例を、図1〜3により説明する。
まず、エレベーターが、1階から10階に移動すると仮定する。1階において、乗客が1名乗車した時、秤部13は、測定結果として、1名乗車の乗車人数情報をエレベーター制御部14に伝える。エレベーター制御部14は、エレベーターを運行するための制御を行うとともに、制御部15に前記乗車人数情報を伝える。制御部15は、乗車人数情報が“1人”であることから、再生部11に対して、1人用の番組A(例えば、1人用の料理メニューを紹介する飲食店の番組)のチャプターI−101を再生するように要求する。再生部11は、記憶部10から、番組AのチャプターI−101を読み出して再生し、表示部12に表示する。
次に、エレベーターが3階に到着し、2人が乗車して来て、乗車人数が、合計3人に変化したとする。この時、番組Aは、チャプターI−101の終わり付近を再生しているものとする。ここで、乗車人数が、3人に変化したので、秤部13は、乗車人数を3人と測定し、エレベーター制御部14に伝える。エレベーター制御部14は、制御部15に、乗車人数情報“3”を伝える。制御部15では、乗車人数が3人に変更され、また、再生部11が、番組AのチャプターI−101を再生していることから、次のチャプターでは、番組B(例えば、3人用の料理メニューを紹介する飲食店の番組)のチャプターII−112を再生するように、再生部11を制御する。
この時の番組の遷移を図3で説明する。なお、図3において、符号については図2と同一である。図3において、矢印131が、この時の番組の遷移を示し、番組AのチャプターI−101再生後に、番組BのチャプターII−112を再生することを示す。
再生部11は、記憶部10から、番組BのチャプターII−112を読み出して再生し、表示部12に表示させる。そして、エレベーターは、エレベーター制御部14の制御により、10階に向けて動作する。
次に、エレベーターが5階に到着し、さらに2人が乗車して来て、乗車人数が、合計5人に変化したとする。この時、番組Bの、チャプターII−112の終わり付近を再生しているものとする。ここで、乗車人数が5人に変化したので、秤部13は、乗車人数を5人として測定し、エレベーター制御部14に伝え、エレベーター制御部14が、制御部15に、乗車人数情報“5”を伝える。制御部15では、乗車人数が5人に変更され、また、再生部11での再生が、番組BのチャプターII−112を再生していることから、次のチャプターでは、番組C(例えば、5人用の料理メニューを紹介する飲食店の番組)のチャプターIII−123を再生するように、再生部11を制御する。
この場合の番組の遷移は、図3の矢印132であり、番組BのチャプターII−112を再生した後に、番組CのチャプターIII−123を再生することを示す。
再生部11は、記憶部10から、番組CのチャプターIII−123を読み出して再生し、表示部12で表示する。エレベーターかごは、エレベーター制御部14の制御により、10階に向けて動作する。
次に、エレベーターが7階に到着し、4人が降車して、乗車人数が、1人に変化したとする。この時、番組Cの、チャプターIII−123の終わり付近を再生しているものとする。ここで、乗車人数が1人に変化したので、秤部13は、乗車人数を1人として測定し、エレベーター制御部14に伝え、エレベーター制御部14が、制御部15に、人数情報を伝える。制御部15では、乗車人数が1人に変更され、また、再生部11での再生が、番組CのチャプターIII−123を再生していることから、次のチャプターでは、番組AのチャプターIV−104を再生するように、再生部11を制御する。
この場合の番組の遷移は、図3の矢印133であり、番組CのチャプターIII−123を再生した後に、番組AのチャプターIV−104を再生することを示す。
再生部11は、記憶部10から、番組AのチャプターIV−104を読み出して再生し、表示部12で表示する。エレベーターは、エレベーター制御部14の制御により、10階に向けて動作する。
このような動作により、エレベーターの乗車人数の変化に応じて、表示する番組を切り換えることができ、最初から乗車している乗客に対しては、表示されているコンテンツのストーリーが連続しているため、違和感なくコンテンツを閲覧することができる。
なお、番組Aから、番組B又は番組Cに、同じチャプターで遷移するときに、ストーリーの連続性が確保できないときには、チャプター遷移用の番組を再生するように記憶部10を構成してもよい。
例えば、番組AのチャプターI−101から、番組BのチャプターII−112に遷移するときに、ストーリーのつじつま合わせをするために、遷移用番組を挿入する。
これを、図4を用いて説明する。
図4において、番組A〜CのチャプターIからチャプターIIへの相互の遷移用番組を用意する。すなわち、チャプターIからチャプターIIへの遷移用番組として、(1)番組A→番組Bの遷移用番組141、(2)番組A→番組Cの遷移用番組142、(3)番組B→番組Aの遷移用番組143、(4)番組B→番組Cの遷移用番組144、(5)番組C→番組Aの遷移用番組145、(6)番組C→番組Bの遷移用番組146の各遷移用番組を記憶部10に用意する。そして、チャプターIからチャプターIIへの遷移において、番組の遷移に従って、該当する遷移用番組を挿入する。
図4の例では、番組AのチャプターI−101から、番組BのチャプターII−112に遷移するときには、(1)番組A→番組Bの遷移用番組141を挿入する。この場合の再生順としては、番組AのチャプターI−101の次に、(1)番組A→番組Bの遷移用番組141を再生し(図4の矢印134)、(1)番組A→番組Bの遷移用番組141の再生終了後、番組BのチャプターII−112を再生する(図4の矢印135)。
このように制御することで、番組作成において、チャプター間での遷移が難しい時には、遷移用番組を入れることで、ストーリーの違和感を軽減させることができ、乗客に対し、違和感のない自然なストーリーのコンテンツを提供することができる。
実施の形態2.
上記の実施の形態1においては、秤部13で測定された乗車人数に従って、記憶部10に記憶されている番組を選択し、チャプター順に再生が続くように、乗車人数に合わせて番組を変更するように構成したが、本実施の形態2では、カメラを追加し、カメラ映像を解析して、乗客が単一グループか、複数のグループかを判定して、再生する番組を選択するように構成する。
図5は、本実施の形態2におけるエレベーター用表示装置の構成を示しており、図1の実施の形態1の構成に加えて、エレベーター内に設置したカメラ21と、このカメラ21で取得された映像から、エレベーターに乗り込む乗客のまとまり具合を解析して一つのグループか又は複数のグループかを判断し、また、乗客の身長から、大人か又は子供かを判断し、或いは顔認識により、性別を判断して制御部15に与える映像判断部22とを備えている。
制御部15は、エレベーター制御部14から送信される乗車人数情報と、映像判断部22から送信される一つのグループか、又は複数のグループかの判断結果、若しくは、大人か又は子供かの判断結果、或いは、性別の判断結果を用いて、乗客に適した番組を選択して再生部11を制御する。この他、実施の形態1と同じ機能については、同じ番号を付して、説明を省略する。
次に、動作例について説明する。
まず、カメラ21は、エレベーター内に設置され、ドアを含む領域を撮影し、撮影した映像には、エレベーターの扉と、エレベーターを乗降する乗客の動きが含まれる。映像判断部22は、このカメラ21で撮影された映像を入力して、エレベーターに乗車する人物の動きから、乗客が一つのグループか、複数のグループに分かれているかの判断を行う。
図6は、乗客が一方向から乗車して来る時の例で、矢印201は、乗客2名が乗り込んで来た方向を示している。この場合、映像判断部22は、既存の画像認識技術を用いて、乗客は一つのグループであると判断する。実際のところ、別グループの複数の人が同時に一方向から乗り込む場合もあるので、同じグループとは限らないが、映像から判断するため、一方向からまとめて乗車した場合は、一つのグループと判断する。
また、図7では、乗客が2方向から乗車して来る例を示し、矢印202及び203は、それぞれ2名ずつの乗客が、それぞれの方向において別々に乗り込んで来たことを示す。この場合、映像判断部22は、既存の画像認識技術を用いて、乗客は2グループであると判断する。実際のところ、同じグループであっても分散して乗車する場合があるが、映像から判断するため、二方向から、複数の人が乗車した場合は、二つのグループと判断する。
このように、映像判断部22において、エレベーターに乗り込む乗客のまとまり具合から、一つのグループか、複数のグループかを判断し、その結果を、制御部15に伝え、制御部15は、乗車している人数と、一つのグループか、複数のグループかの判断結果から、制御部15は再生部11に対して、再生する番組とチャプターを指示する。
例えば、秤部13が4人乗車していると判断し、映像判断部22において、複数のグループが乗車していると判断した場合には、制御部15は、再生部11に対して、4人用の番組ではなく、2人用の番組を再生するように指示し、映像判断部22が、一つのグループが乗車していると判断した場合には、4人用の番組を再生ように指示する。
また、映像判断部22では、カメラ21から入力された映像から、子供の有無を判断する。図8は、子供連れの乗客がエレベーターに乗車した時の映像例であり、符号210は子供を示す。映像判断部22は、既存の画像認識技術を用いて、乗車する乗客の身長を比べることで、子供210を検出することができる。実際のところ、背の低い大人が乗車することもあるが、映像からの判断のため、子供が乗車したと判断する。
また、上記の実施の形態1では、番組として、番組Aは1人乗車用番組、番組Bは2〜3人乗車用番組、番組Cは4人以上乗車用番組としたが、このような番組構成に拘わらず、例えば、子供用番組で、2〜3人乗車用番組、又は4人以上乗車用番組を用意してもよい。
このように、映像判断部22において、エレベーターに乗り込む乗客の中に、子供が含まれていると判断した場合、制御部15は、再生部11に対して、再生する番組を子供向けの番組とし、併せて、チャプターを指示する。この場合、子供向け番組と他の番組は、同じチャプターで切り替えてもストーリー性があるように構成することは、上記の実施の形態1と同様である。
さらにまた、映像判断部22では、カメラ21から入力された映像から、エレベーターに乗車する乗客の性別を既存の顔認証技術で判別し、その結果を用いて、制御部15は、再生部11に対して、予め用意した番組を男性向け番組、又は女性向け番組を選択し、併せて、チャプターを指示する。
この場合、男性向け番組又は女性向け番組と他の番組は、同じチャプターで切り替えてもストーリー性があるように構成することは、実施の形態1と同様である。
このように構成することで、乗車しているグループ、年齢、又は性別に適したコンテンツ、情報を提供することができる。
実施の形態3.
上記の実施の形態2においては、カメラ21で撮影された映像から、エレベーターの乗客が、グループなのか、又は子供が含まれるのか、或いは、男性か又は女性かを判断して、それに合わせた番組に変更する構成を示したが、実施の形態3では、個人を特定する認証カードで、エレベーターに乗車した時に、乗客を特定して、再生する番組を選択するように構成する。
図9は、実施の形態3におけるエレベーター用表示装置の構成を示し、この実施の形態3では、上記の実施の形態2の構成に加えて、乗客を特定するための認証を行う認証部31と、この認証部31で特定された乗客が、予め登録された乗客であるか否かを判断する乗客判定部32とを備えている。なお、認証は、認証カードで乗客を特定する方法が一般的であるが、指紋又は声紋等を用いて乗客を特定する方法等もある。また、エレベーター制御部14は、乗客判定部32の判定結果に従って、エレベーターの利用可否を判断し、エレベーターの制御を行う。
また、エレベーター制御部14は、乗車人数情報に加えて、乗客判定部32で判定された乗客情報を制御部15に伝え、制御部15は、乗客判定部32から受けた乗客の情報に従って、乗客に適した番組及びチャプターに切り替えて、再生するように構成してもよい。
また、上記の実施の形態1では、番組として、番組Aは1人乗車用番組、番組Bは2〜3人乗車用番組、番組Cは4人以上乗車用番組としたが、このような番組構成に拘わらず、例えば、ビル内における飲食店の情報をまとめた番組や、ビル内のスーパーの情報をまとめた番組、或いは、デパートにおける催事場や、セール情報等の番組を予め準備しておく。これらの番組は、同じチャプターで切り替えてもストーリー性があるように構成することは、実施の形態1と同様である。
このように構成することで、乗客に適したコンテンツ、情報を提供することができる。
また、図9における乗客コンテンツ再生履歴記憶部33は、乗客判定部32で判定された乗客情報と、その乗客のエレベーター乗車履歴と番組の再生履歴との関連を記憶したものである。この場合、制御部15は、乗客判定部32で判定された乗客情報と、乗客コンテンツ再生履歴記憶部33に記憶された番組再生履歴に従って、その乗客がエレベーター乗車時に再生していない番組を優先的に再生するように構成してもよい。
このように構成することで、情報提供者側が用意したコンテンツ又は情報を、乗客に広く提供することが可能となる。
10:記憶部、11:再生部、12:表示部、13:秤部、14:エレベーター制御部、15:制御部、21:カメラ、22:映像判断部、31:認証部、32:乗客判定部、33:乗客コンテンツ再生履歴記憶部。

Claims (6)

  1. 乗車人数に対応した複数の番組を記憶し、前記複数の番組は、番組各々を、互いに番号で対応したコンテンツで構成される複数に分割されたチャプターを有し、前記チャプターをあわせて記憶した記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記番組を読み出して再生する再生部と、
    前記再生部で再生された番組を表示する表示部と、
    エレベーターの乗車人数を測定する秤部と、
    エレベーターの運行制御を行うとともに、前記秤部からの乗車人数情報を送信するエレベーター制御部と、
    前記乗車人数情報を受信し、前記乗車人数情報に対応した番組を、前記記憶部から選択して再生するように前記再生部を制御する制御部であって、
    前記乗車人数情報に変化が有ったとき、前記チャプターの番号順に前記番組を切替えることにより前記チャプターの番号が繋がるように、前記再生部を制御する制御部とを備えた
    エレベーター用表示装置。
  2. 前記記憶部は、前記制御部が、前記再生部を制御して前記チャプターの番号順に番組を切り換えるとき、ストーリーを合わせるための遷移用番組をさらに記憶している、
    請求項1に記載のエレベーター用表示装置。
  3. 前記エレベーター内に設置したカメラと、
    前記カメラで撮影した映像から乗車して来る乗客が、まとまって乗車したか、又は別れて乗車したかを判断する映像判断部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記乗車人数情報に、前記映像判断部での判断結果を加味して前記番組を切り替えるように前記再生部を制御する
    請求項1又は2に記載のエレベーター用表示装置。
  4. 前記映像判断部は、前記乗客の身長又は性別をさらに判断し、前記制御部は、前記映像判断部による身長又は性別の判断結果を加味して前記番組を切り替えるように前記再生部を制御する
    請求項3に記載のエレベーター用表示装置。
  5. 乗客を特定するための認証を行う認証部と、
    前記認証部で認証された結果から、予め乗車が許可された乗客か否かを判定する乗客判定部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記乗客判定部から送信される乗客判定情報を加味して前記番組を切り替えるように前記再生部を制御する
    請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベーター用表示装置。
  6. 前記乗客判定部から送信される乗客判定情報と、前記乗客判定情報及び前記番組を再生したときの履歴を記憶する乗客コンテンツ再生履歴記憶部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記乗客コンテンツ再生履歴記憶部に記憶された、前記乗客判定情報と前記履歴に従って、前記番組のうち、再生されていないものを優先的に再生するように前記再生部を制御する
    請求項5に記載のエレベーター用表示装置。
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