JP2022020097A - 帽子 - Google Patents
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Abstract
Description
着用者の頭部を覆うクラウンと、
クラウンの前面部の内面に沿って配される前立てと
を備えた帽子であって、
前立ての下縁に、
クラウンの下縁に対して縫着される縫着区間と、
クラウンの下縁に対して縫着されない非縫着区間と
が設けられたことを特徴とする帽子
を提供することによって解決される。
前立ての下縁に切欠部を設けられ、
前立ての下縁における前記切欠部が設けられた区間が非縫着区間となるようにし、
前立ての下縁における前記切欠部が設けられていない区間が縫着区間となるようにする
ことが好ましい。
というのも、前立てとクラウンは、通常、ミシンを用いて縫着されるところ、上記の構成を採用することによって、クラウンの前面部の下縁における全区間に連続的にミシンにかけても、前記切欠部を設けた区間で前立ての下縁がクラウンの下縁に縫着されない(空縫いされる)ようになり、非縫着区間を容易に形成することができるからである。
まず、第一実施形態の帽子1について説明する。図1は、第一実施形態の帽子1を示した斜視図である。図2は、第一実施形態の帽子1を、クラウン10の前面部10a(後述する生地11及び生地12で形成される部分)の一部を破断して示した斜視図である。図1及び図2では、クラウン10で覆われて見えない前立て30を破線で示している。図3は、第一実施形態の帽子1を下側から見た状態を示した底面図である。第一実施形態の帽子1は、図1~3に示すように、クラウン10と、前鍔20と、前立て30と、ビン皮40と、サイズ調節ベルト50とを備えている。
クラウン10は、着用者の頭部を覆うためのものとなっている。クラウン10は、通常、複数枚の生地を繋ぎ合わせることによって、半球状に形成される。第一実施形態の帽子では、6枚の三角形状の生地(いわゆる「れんげ」)を繋ぎ合わせることによって、クラウン10を形成している。具体的には、着用者頭部の左前部を覆う生地11と、着用者頭部の右前部を覆う生地12と、着用者頭部の左横部を覆う生地13と、着用者頭部の右横部を覆う生地14と、着用者頭部の左後部を覆う生地15と、着用者頭部の右後部を覆う生地16とで、クラウン10を形成している。クラウン10を構成する生地11~16の繋ぎ合わせは、通常、縫合によって行われるが、シームレス加工(例えば、超音波による振動で生地同士を摩擦することで熱を発生させ、生地を溶融させて互いに溶着させる加工等)によって繋ぎ合わせることもできる。
前鍔20は、クラウン10の前側の下縁から前方に突出して設けられている。第一実施形態の帽子1においては、図5に示すように、前鍔20を、前鍔20の保形を行う保形芯21と、保形芯21の上側を覆う上側生地22と、保形芯21の下側を覆う下側生地23とで構成している。保形芯21は、樹脂やエラストマーや厚紙など、ある程度の厚みと硬さを有する素材で形成される。また、上側生地22は、薄手のメッシュ生地からなる第一上側生地22aと、厚手のメッシュ生地からなる第二上側生地22bと、薄手のメッシュ生地からなる第三上側生地22cとを重ねることによって構成している。
図6は、第一実施形態の帽子1における前立ての展開図である。第一実施形態の帽子1においては、図6に示すように、前立て30をメッシュ生地で形成している。前立て30の上縁や側縁には縁取りを施しており、解れが生じないようにしている。既に述べたように、前立て30は、その下縁(図3における区間P1P10)をクラウン10の下縁に縫着することによって、クラウン10に取り付けられるところ、前立て30の下縁には、クラウン10の下縁に縫着されない非縫着区間βが複数個所に設けられている。これにより、帽子1を洗濯機等で丸洗いしても、前立て30が大きく変形しないようにすることが可能となっている。前立て30の下縁部以外の縁部(上縁部や側縁部)は、クラウン10に対して縫着されずにふらされた状態となっている。
ビン皮40は、図3に示すように、クラウン10の内側でクラウン10の下縁部に沿って設けられた帯状の素材となっている。図5に示すように、ビン皮40の下縁部は、クラウン10の下縁部に沿って縫着(固着)されている。ビン皮40をクラウン10に対して縫着する際には、通常、上記の前鍔20や前立て30もクラウン10に対して縫着される。前立て30は、クラウン10の前面部10aとビン皮40との間に挟まれた状態(より厳密には、取入口用メッシュ生地60とビン皮40との間に挟まれた状態)に設けられる。ビン皮40の上縁部は、クラウン10に対して縫着されておらず、ふらされた状態となっている。
サイズ調節ベルト50(図3)は、クラウン10の下縁の周長を、帽子の着用者の頭囲に応じて調節するためのものとなっている。サイズ調節ベルト50は、従来の帽子で採用されている各種のものを用いることができる。第一実施形態の帽子1では、サイズ調節ベルト50を、左右一対のベルトで構成している。一方のベルトには、複数の凸部が所定間隔で設けられており、他方のベルトには、複数の凹部(前記凸部に嵌合可能な凹部)が所定間隔で繰り返し設けられている。このサイズ調節ベルト50は、嵌合させる凹凸を切り替えることによって、長さを調節することができるものとなっている。
取入口用メッシュ生地60(図5)は、空気取入口γから取り込まれる空気A1,A2を通過させながらも、空気取入口γから、前立て30やその後側のビン皮40等が露出しないようにするためのものとなっている。この取入口用メッシュ生地60によって、帽子1の見た目を良くすることができる。取入口用メッシュ生地60は、前鍔20における空気透過部δを覆う第二上側生地22bや第三上側生地22cや下側生地23と同様のメッシュ生地で形成することが好ましい。これにより、クラウン10の空気取入口γと、前鍔20の空気透過部δとの一体感を高めて、帽子1の見た目をさらに良くすることが可能になる。
続いて、第二実施形態の帽子について説明する。第二実施形態の帽子については、主に、第一実施形態の帽子と異なる構成に絞って説明する。第二実施形態の帽子で特に言及しない構成については、第一実施形態の帽子1と同様の構成を採用することができる。図7は、第一実施形態の帽子1を示した斜視図である。図7では、クラウン10で覆われて見えない前立て30を破線で示している。
本発明の帽子は、その用途を特に限定されず、各種の用途で用いることができる。なかでも、暑い環境下で着用されることが多い運動帽や作業帽や通学帽として好適に用いることができる。特に、野球帽として好適である。
10 クラウン
10a クラウンの前面部
10b 切欠部
10c 表地
10d 裏地
11 着用者頭部の左前部を覆う生地
12 着用者頭部の右前部を覆う生地
13 着用者頭部の左横部を覆う生地
14 着用者頭部の右横部を覆う生地
15 着用者頭部の左後部を覆う生地
16 着用者頭部の右後部を覆う生地
20 前鍔
21 保形芯
22 上側生地
22a 第一上側生地
22b 第二上側生地
22c 第三上側生地
23 下側生地
30 前立て
31 切欠部
40 ビン皮
50 サイズ調節ベルト
60 取入口用メッシュ生地
A1 前鍔の上面側にある空気
A2 前鍔の下面側にある空気
L1 切欠部にかかるライン
W1 空気取入口の横幅
W2 空気取入口の縦幅
W3 空気透過部の横幅
W4 空気透過部の縦幅
W5 切欠部の縦幅
α 縫着区間
β 非縫着区間
γ 空気取入口(前側)
δ 空気透過部
ε 縫着部
ζ 空気取入口(横側)
η 空気取入口(下側)
Claims (6)
- 着用者の頭部を覆うクラウンと、
クラウンの前面部の内面に沿って配される前立てと
を備えた帽子であって、
前立ての下縁に、
クラウンの下縁に対して縫着される縫着区間と、
クラウンの下縁に対して縫着されない非縫着区間と
が設けられたことを特徴とする帽子。
- 非縫着区間が、前立ての下縁における複数個所に略均等に設けられた
請求項1記載の帽子。
- 前立ての下縁における少なくとも左右両端部の2箇所が非縫着区間とされた請求項1又は2記載の帽子。
- 前立ての下縁に切欠部が設けられ、
前立ての下縁における前記切欠部が設けられた区間が非縫着区間とされ、
前立ての下縁における前記切欠部が設けられていない区間が縫着区間とされた
請求項1~3いずれか記載の帽子。
- クラウンの前面部の下縁に沿った箇所に、クラウンの外側の空気をクラウンの内側に取り入れるための空気取入口が設けられた請求項1~4いずれか記載の帽子。
- クラウンの前面部の下縁から前方に突出する前鍔を備え、
前鍔の下面側にある空気を前鍔の上面側に透過させて前記空気取入口に導くための空気透過部が、前鍔の基端寄りの部分に設けられた請求項5記載の帽子。
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