JP2022009628A - 壁面パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する他の壁面パネルとの間の隙間を小さくすることが可能な壁面パネルを提供する。【解決手段】壁面パネル1は、板状の建材パネル2と、建材パネル2の一方の面側に固定される板状の部材であって、一方の面に少なくとも一部が接触し、建材パネル2と平行に延び、建材パネル2と連結する第1連結部31、第1連結部31のうち、建材パネル2の周端部よりも内側の位置から、建材パネル2と反対側に向けて延びる延伸部32、及び、延伸部32のうち、第1連結部31側と反対側の端部から外側に向けて、建材パネル2と平行に延びる第2連結部33を有する固定部材3とを備える。第2連結部33は、建材パネルとの間の間隔が第1長さである第2連結部32A、32B、及び、建材パネル2との間の間隔が第1長さよりも大きい第2長さである第2連結部32C、32Dを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物や各種構造物の壁面を構成する壁面パネルに関する。
建物の壁面や天井等に並べて配置される壁面パネルを、建物の躯体や下地材等に固定するための様々な技術が提案されている。特許文献1は、天井下地に天井材を並べて取り付けるための天井目地材を開示する。天井目地材は、上横片、縦片、及び、下横片を有する。上横片、縦片、及び、下横片によって、横方向に開口する差し込み部が2つ形成される。2つの差し込み部の中央に、下方向に開口する底目地が形成される。
上記天井目地材を用いて施工が行われる手順は、次の通りである。天井目地材は、天井材の辺の長さの2倍分の間隔を空けて配置される。次に、各天井目地材の底目地は、天井スラブに取り付けられた野縁材にビスによって取付けられる。次に、2枚の天井材(「第1天井材」及び「第2側天井材」という。)が、隣接する2つの天井目地材(「第1天井目地材」及び「第2天井目地材」という。)の間に並べて配置される。第1天井材の一端部は、第1天井目地材の他方側の差し込み部に差し込まれる。第2天井材の他端部は、第2天井目地材の一方側の差し込み部に差し込まれる。この状態で、第1天井材の他端部、及び、第2天井材の一端部の間に、第3天井目地材が配置される。第3天井目地材の一方側の差し込み部に、第1天井材の他端部が差し込まれ、第3天井目地材の他方側の差し込み部に、第2天井材の一端部が差し込まれる。この状態で、第3天井目地材の底目地は、第1天井目地材と第2天井目地材との間の中央部分にビスによって取り付けられる。これによって、第1天井材及び第2天井材は、第1~第3天井目地材によって天井下地に取り付けられる。
特開平10-266452号公報
上記天井目地材を用いて天井材が取り付けられた場合、隣接する2つの天井材の間に大きな隙間が形成される。このため、天井材の間の隙間を極力小さくしたいというユーザの要求を充足できないという問題点がある。
本発明の目的は、隣接する他の壁面パネルとの間の隙間を小さくすることが可能な壁面パネルを提供することである。
本発明に係る壁面パネルは、板状の建材パネルと、前記建材パネルの一方の面側に固定される部材であって、前記一方の面に少なくとも一部が接触し、前記建材パネルと平行に延び、前記建材パネルと連結する第1連結部、前記第1連結部のうち、前記建材パネルの周端部よりも内側の位置から、前記建材パネルと反対側に向けて延びる第1延伸部、及び、前記第1延伸部のうち、前記第1連結部側と反対側の端部から外側に向けて、前記建材パネルと平行に延びる第2連結部を有する固定部材と、を備え、前記第2連結部は、前記建材パネルと平行な仮想平面であって、前記建材パネルとの間の間隔が第1長さである第1仮想平面に沿って延びる第1部分、及び、前記建材パネルと平行な仮想平面であって、前記建材パネルとの間の間隔が前記第1長さよりも大きい第2長さである第2仮想平面に沿って延びる第2部分を有し、前記第1連結部は、前記建材パネルから離隔する向きに凸状に突出する突出部を有し、前記突出部は、リベットが連通する第1孔を有し、前記リベットは、前記第1連結部と前記建材パネルを連結し、前記第1連結部には第2孔が設けられ、前記第2孔の周端部から、前記建材パネルから離隔する向きに延びる第2延伸部を備え、前記第2延伸部の高さは、前記突出部の高さよりも高いことを特徴とする。
本発明の壁面パネルは、固定部材を介して、建物の下地材に建材パネルを並べて固定する。固定部材は第2連結部を有する。第2連結部は、建材パネルとの間の間隔がそれぞれ異なる第1部分及び第2部分を有する。第2部分が配置される第2仮想平面は、第1部分が配置される第1仮想平面よりも、建材パネルとの間の間隔が大きい。このため、第1壁面パネルの第2連結部と、第2壁面パネルの第1連結部とを重ねた状態で下地材に固定できるので、それぞれの建材パネルを近接して配置させることができる。更に、第1延伸部に対して外側に建材パネルが突出する。このため、壁面パネルは、それぞれの建材パネルの間の隙間を極力小さくできる。又、離隔する2つの部材を連結するためのリベットを用いて第1連結部と建材パネルとを連結できる。
本発明において、前記第1連結部は矩形状を有し、前記第1部分は、前記第1連結部の4辺のうち特定の2辺であって互いに隣接する第1辺及び第2辺のそれぞれに接続する前記第1延伸部から延び、前記第2部分は、前記第1連結部の4辺のうち前記第1辺及び前記第2辺を除く第3辺及び第4辺のそれぞれに接続する前記第1延伸部から延びてもよい。この場合、施工者は、複数の壁面パネルを格子状に並べて配置することができる。
本発明において、前記第2長さは、前記第1長さに対して、前記連結部の板厚分大きくてもよい。この場合、第1壁面パネルの第2連結部の第1部分と、第2壁面パネルの第2連結部の第2部分とを重ねた状態で下地材に固定された場合、第1壁面パネルと第2壁面パネルとのそれぞれの建材パネルの位置(高さ)を一致させることができる。
壁面パネル1を上側から見た斜視図である。 壁面パネル1を下側から見た斜視図である。 壁面パネル1の平面図である。 壁面パネル1の側面図である。 図1のA-A線を矢印方向から見た断面図である。 壁面パネル1A、1Bが躯体に取り付けられた状態を示す図である。
本発明の一実施形態について、図1~図6を参照して説明する。壁面パネル1は、建物の軒天に並べて取り付けられる。壁面パネル1が取り付けられることによって、意匠性が向上すると同時に、防水性、防火性を高めることができる。以下、説明の理解を容易とするため、壁面パネル1の方向を定義する。図1の左斜め下側、右斜め上側、左斜め上側、右斜め下側、上側、及び、下側は、それぞれ、壁面パネル1の前側、後側、左側、右側、上側、及び、下側に対応する。壁面パネル1は、建材パネル2及び固定部材3を備える。
<建材パネル2>
図2に示すように、建材パネル2は、略正方形の板状である。建材パネル2と直交する方向は、上下方向を向く。図1に示すように、建材パネル2は、面材2A、2B、及び、芯材2Cを有する。面材2Aは、芯材2Cの上側に積層される。面材2Bは、芯材2Cの下側に積層される。芯材2Cは、面材2A、2Bによって上下方向の両側から挟まれる。面材2A、2Bの材料として、例えば、アルミニウム、ステンレス、チタン、ガルバリウム鋼板(登録商標)、スチール等が用いられる。面材2A、2Bのうち芯材2Cと接触する側と反対側の面には、それぞれ、各種塗装(高耐候性塗装、抗菌、防カビ塗装、帯電防止塗装)や表面加工(プライマー処理、鏡面仕上げ)が行われてもよい。芯材2Cの材料として、ポリエチレン、発泡ポリエチレン、耐火性芯材等が用いられる。建材パネル2の厚さは、約4mmである。
<固定部材3>
図1に示すように、固定部材3は、第1連結部31、延伸部32A~32D(「延伸部32」という。)、及び、第2連結部33A~33D(「第2連結部33」という。)を有する。第1連結部31は、略正方形の板状である。第1連結部31の板厚は、約2mmである。第1連結部31の各辺の長さは、建材パネル2の各辺の長さよりも短い。第1連結部31は、建材パネル2と平行に延びる。第1連結部31の下側の面のうち、後述する突出部34を除く部分は、建材パネル2の上側の面に接触する。第1連結部31の周端部は、建材パネル2の周端部よりも、内側に配置される。
第1連結部31の中心に、正方形の孔30が形成される。孔30の周縁部から上側に向けて、延伸部35A~35D(「延伸部35」という)が上側に延びる。延伸部35の高さは、約10mmである。
第1連結部31に、突出部341A、342A、341B、342B、341C、342C、341D、342D(「突出部34」という。)が設けられる。図3に示すように、突出部341A、342Aは、孔30の前側の縁部から延びる延伸部35Aの左端部及び右端部の前側に設けられる。突出部341B、342Bは、孔30の右側の縁部から延びる延伸部35Bの前端部及び後端部の右側に設けられる。突出部341C、342Cは、孔30の後側の縁部から延びる延伸部35Cの右端部及び左端部の後側に設けられる。突出部341D、342Dは、孔30の左側の縁部から延びる延伸部35Dの後端部及び前端部の左側に設けられる。突出部34は、第1連結部31にエンボス状に形成される。
図1に示すように、突出部34は半球体状を有する。突出部34は、建材パネル2から離隔する向き(上向き)に突出する。突出部34の内部は空洞である(図5参照)。突出部34の高さは略7.5mmであり、延伸部35の高さ(約10mm)よりも僅かに小さい。突出部34の直径は、略18mmである。
図5に示すように、突出部34の上端部に孔340が設けられる。孔340にリベット36が挿通する。リベット36の下側のフランジは、建材パネル2の面材2A、2B(図2参照)間に配置される。リベット36の上側のフランジは、突出部34の孔340の上側に配置される。リベット36は、建材パネル2に第1連結部31を連結させる。
図1、図2に示すように、延伸部32は、第1連結部31の周端部から、建材パネル2側と反対側(上側)に向けて延びる。より詳細には次の通りである。延伸部32Aは、第1連結部31の前端部に対応する辺(「第1辺」という。)から、上側に向けて延びる。延伸部32Bは、第1連結部31の右端部に対応する辺(「第2辺」という。)から、上側に向けて延びる。延伸部32Cは、第1連結部31の後端部に対応する辺(「第3辺」という。)から、上側に向けて延びる。延伸部32Dは、第1連結部31の左端部に対応する辺(「第4辺」という。)から、上側に向けて延びる。建材パネル2の周端部は、延伸部32に対して外側に突出する。
第1辺の右端部と第2辺の前端部は連結し、第1辺及び第2辺は隣接する。第2辺の後端部と第3辺の右端部は連結し、第2辺及び第3辺は隣接する。第3辺の左端部と第4辺の後端部は連結し、第3辺及び第4辺は隣接する。第4辺の前端部と第1辺の左端部は連結し、第4辺及び第1辺は隣接する。
図4に示すように、延伸部32A、32Bの上下方向の長さは同一であり、延伸部32C(図1参照)、32Dの上下方向の長さは同一である。延伸部32C、32Dの上下方向の長さは、延伸部32A、32Bの上下方向の長さよりも、後述する第2連結部33の板厚分長い。以下、図5に示すように、延伸部32A(図1参照)、32Bの上下方向の長さを、第1長さL1といい、延伸部32C(図1参照)、32Dの上下方向の長さを、第2長さL2という。
図1に示すように、第2連結部33は略板状である。第2連結部33の板厚は、約2mmである。第2連結部33は、延伸部32のうち第1連結部31側と反対側(上側)の端部から外側に向けて、建材パネル2と平行に延びる。より詳細には次の通りである。第2連結部33Aは、延伸部32Aの上端部から前側に向けて延びる。第2連結部33Bは、延伸部32Bの上端部から右側に向けて延びる。第2連結部33Cは、延伸部32Cの上端部から後側に向けて延びる。第2連結部33Dは、延伸部32Dの上端部から左側に向けて延びる。第2連結部33Aの右端部は、左右方向において、第2連結部33Bの右端部の位置まで右側に延びる。第2連結部33Cの左端部は、左右方向において、第2連結部33Dの左端部の位置まで左側に延びる。図4に示すように、第2連結部33の周端部は、建材パネル2の周端部よりも外側に突出する。
図5に示すように、建材パネル2と平行な仮想平面であって、建材パネル2との間の間隔が、延伸部32A、32Bの上下方向の長さと同じ第1長さL1である第1仮想平面P1を定義する。この場合、第2連結部33A(図1参照)、33Bは、第1仮想平面P1に沿って延びる。又、建材パネル2と平行な仮想平面であって、建材パネル2との間の間隔が、延伸部32C、32Dの上下方向の長さと同じ第2長さL2である第2仮想平面P2を定義する。この場合、第2連結部33C(図1参照)、33Dは、第2仮想平面P2に沿って延びる。ここで上述のように、第2長さL2は第1長さL1よりも、第2連結部33の板厚(約2mm)分長い。このため、第2連結部33C、33Dは、第2連結部33A、33Bよりも、第2連結部33の板厚分上側に配置される(図4参照)。
<壁面パネル1の取り付け方法>
はじめに施工者は、建物の軒天の下側に壁面パネル1Aを配置させる。このとき、図6に示すように、下地材Bの下側に第2連結部33Dが配置されるように、壁面パネル1Aの位置が調整される。次に施工者は、壁面パネル1Aの左側に壁面パネル1Bを並べて配置させる。このとき、壁面パネル1Aの第2連結部33Dの下側に第2連結部33Bが配置されるように、壁面パネル1Bの位置が調整される。壁面パネル1Aの第2連結部33Bは、下地材Bと、壁面パネル1Bの第2連結部33Dとの間に挟まれる。
次に施工者は、壁面パネル1Bの第2連結部33Bの下側から、螺子5を螺入する。螺子5の頭の直径は略6mmであり、螺子5の軸の直径は略4mmである。螺子5は、壁面パネル1Aの第2連結部33B、及び、壁面パネル1Bの第2連結部33Dを貫通し、下地材Bに螺合される。これによって、壁面パネル1A、1Bのそれぞれは、それぞれの固定部材3を介して下地材Bに固定される。以上の工程が、左右方向及び前後方向に繰り返されることによって、複数の壁面パネル1は、軒天に格子状に並べて配置され、固定される。
ここで、図5に示すように、壁面パネル1Aの建材パネル2と第2連結部33Dとの間の間隔である第2長さL2は、壁面パネル1Bの建材パネル2と第2連結部33Bとの間の間隔である第1長さL1よりも、第2連結部33の板厚分大きい。このため、図6に示すように、壁面パネル1A、1Bがそれぞれ上記のように軒天に取り付けられた状態で、それぞれの建材パネル2の高さ方向の位置は一致する。つまり、取り付けられた複数の壁面パネル1のそれぞれの建材パネル2は、同一平面P上に沿って配置される。又、隣接する2つの壁面パネル1のそれぞれの建材パネル2の間の間隔は、第3長さL3となる。第3長さL3は、具体的には約7mmとなる。第3長さL3は、螺子5によって螺合可能なように、螺子5の頭の直径(約6mm)よりも僅かに大きく設定される。
<本実施形態の主たる作用、効果>
以上のように、壁面パネル1は、固定部材3を介して、建物の下地材に建材パネル2を並べて固定する。固定部材3は第2連結部33を有する。第2連結部33A、33Bと、第2連結部33C、33Dとでは、建材パネル2との間の間隔がそれぞれ異なる。第2連結部33C、33Dが配置される第2仮想平面P2は、第2連結部33A、33Bが配置される第1仮想平面P1よりも、建材パネル2との間の間隔が大きい(第2長さL2>第1長さL1)。このため、壁面パネル1Aの第2連結部33Dと、壁面パネル1Bの第2連結部33Bとを重ねた状態で下地材Bに固定できる。なお、図示されていないが、隣接する2つの壁面パネル1のうち一方側の第2連結部33Aと、他方側の第2連結部33Cとを重ねた状態で下地材Bに固定することもできる。更に、建材パネル2の周端部は、固定部材3の延伸部32に対して外側に突出する。このため、壁面パネル1は、それぞれの建材パネル2の間の隙間を極力小さくできる。従って、壁面パネル1は、隣接する他の壁面パネル1との間で、それぞれの建材パネル2の間の隙間を極力小さくできる。
壁面パネル1の第2連結部33A、33Bは、それぞれ、第1連結部31の4辺のうち互いに隣接する第1辺及び第2辺のそれぞれに接続する延伸部32A、32Bから延びる。壁面パネル1の第2連結部33C、33Dは、それぞれ、第1連結部31の4辺のうち互いに隣接する第3辺及び第4辺のそれぞれに接続する延伸部32C、32Dから延びる。この場合、施工者は、壁面パネル1を左右方向及び前後方向(即ち、格子状)に並べて配置させて軒天に固定させた場合に、それぞれの建材パネル2の高さを一致させることができる。
壁面パネル1Aの建材パネル2と第2連結部33Dとの間の間隔である第2長さL2は、壁面パネル1Bの建材パネル2と第2連結部33Bとの間の間隔である第1長さL1よりも、第2連結部33の板厚分大きい。このため、壁面パネル1A、1Bがそれぞれ軒天に取り付けられた状態で、それぞれの建材パネル2の高さ方向の位置は一致する。このように、複数の壁面パネル1がそれぞれ軒天に取り付けられた状態で、建材パネル2の高さを共通化できるので、高い意匠性を実現できる。
壁面パネル1の第1連結部31は、建材パネル2から離隔する向きに凸状に突出する突出部34を複数有する。各突出部34は、リベット36が連通する孔340を有する。第1連結部31と建材パネル2とは、リベット36によって連結される。この場合、離隔する2つの部材(建材パネル2と、第1連結部31の突出部34)を連結するためのリベット36を用いて、第1連結部31と建材パネル2とを連結できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。本発明は、上記実施形態において例示した各寸法、及び、数量の具体例に限定されないことは言うまでもない。例えば、第3長さL3は、螺子5の頭の直径(6mm)より小さく設定されてもよい。突出部34の数は、上記実施形態より大きくてもよいし、小さくてもよい。壁面パネル1が取り付けられる対象は、軒天に限定されず、建築物や各種構造物の各種壁面であってもよい。例えば、壁面パネル1は、建築物や構造物の外装、内装、天井等に取り付けられてもよい。壁面パネル1は、建物の躯体、躯体に吊り下げられた吊り天井構造等に取り付けられてもよい。
固定部材3の第1連結部31は、建材パネル2の上側の面全体を覆っていてもよい。この場合、第1連結部31に孔30は設けられていなくてもよい。延伸部32は、第1連結部31の周端部よりも内側の部分から、上側に向けて延びていてもよい。延伸部32A、32Cの上下方向の長さを第1長さL1とし、延伸部32B、32Dの上下方向の長さを第2長さL2としてもよい。つまり、建材パネル2と第2連結部33A、33Cとの間の間隔を第1長さL1とし、建材パネル2と第2連結部33B、33Dとの間の間隔を第2長さL2としてもよい。第1長さL1と第2長さL2との間の差は、第2連結部33の板厚よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。第1連結部31に突出部34は設けられていなくてもよい。この場合、第1連結部31の平面状の部分に形成された孔340にリベット36が挿通され、このリベット36によって建材パネル2と第1連結部31とが連結されてもよい。
<その他>
第2連結部33A、33Bは、本発明の「第1部分」に対応し、第2連結部33C、33Dは、本発明の「第2部分」に対応する。
1、1A、1B :壁面パネル
2 :建材パネル
3 :固定部材
5 :螺子
31 :第1連結部
32 :延伸部
33 :第2連結部
34 :突出部
36 :リベット
340 :孔
P1 :第1仮想平面
P2 :第2仮想平面

Claims (3)

  1. 板状の建材パネルと、
    前記建材パネルの一方の面側に固定される部材であって、
    前記一方の面に少なくとも一部が接触し、前記建材パネルと平行に延び、前記建材パネルと連結する第1連結部、
    前記第1連結部のうち、前記建材パネルの周端部よりも内側の位置から、前記建材パネルと反対側に向けて延びる第1延伸部、及び、
    前記第1延伸部のうち、前記第1連結部側と反対側の端部から外側に向けて、前記建材パネルと平行に延びる第2連結部
    を有する固定部材と、
    を備え、
    前記第2連結部は、
    前記建材パネルと平行な仮想平面であって、前記建材パネルとの間の間隔が第1長さである第1仮想平面に沿って延びる第1部分、及び、
    前記建材パネルと平行な仮想平面であって、前記建材パネルとの間の間隔が前記第1長さよりも大きい第2長さである第2仮想平面に沿って延びる第2部分を有し、
    前記第1連結部は、前記建材パネルから離隔する向きに凸状に突出する突出部を有し、
    前記突出部は、リベットが連通する第1孔を有し、
    前記リベットは、前記第1連結部と前記建材パネルを連結し、
    前記第1連結部には第2孔が設けられ、
    前記第2孔の周端部から、前記建材パネルから離隔する向きに延びる第2延伸部を備え、
    前記第2延伸部の高さは、前記突出部の高さよりも高い
    ことを特徴とする壁面パネル。
  2. 前記第1連結部は矩形状を有し、
    前記第1部分は、前記第1連結部の4辺のうち特定の2辺であって互いに隣接する第1辺及び第2辺のそれぞれに接続する前記第1延伸部から延び、
    前記第2部分は、前記第1連結部の4辺のうち前記第1辺及び前記第2辺を除く第3辺及び第4辺のそれぞれに接続する前記第1延伸部から延びることを特徴とする請求項1に記載の壁面パネル。
  3. 前記第2長さは、前記第1長さに対して、前記第2連結部の板厚分大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の壁面パネル。
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