JP2019173360A - 室内建具 - Google Patents

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【課題】枠材を容易に取り付けることのできる室内建具を提供すること。【解決手段】開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠31と、縦枠31の上端部に取り付けられ、上下方向にスライド可能な端部ピース4と、を備え、端部ピース4は、縦枠31の上端部と、開口部の上部又は上枠32との間に配置され、縦枠31の上端部と、開口部の上部又は上枠32との取り合いを調整する、ドア1である。端部ピース4は、上面が平坦な面により構成される上面部41と、縦枠31に取り付けられた状態で、開口部の上部又は上枠32を被覆する被覆部42と、被覆部42から下方に延び、縦枠31の上下方向に延びる溝部に固定される固定部43と、を有することが好ましい。【選択図】図2

Description

本発明は、室内建具に関する。
従来、室内で部屋と部屋の間の開口部等にドアを取り付ける際には、開口部に沿って枠材を構成するように、縦枠等の枠材が取り付けられることが知られている。また、枠材の取付けは、縦枠、上下の横枠等の位置決めが困難で施工性に問題があることも指摘されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3620263号公報
近年、室内建具として、建具の戸体が天井まで届くような意匠性の高い建具が提案されている。ここで、枠材を床面から天井や梁等の躯体の上部に届くまで形成し、天井高さまで枠材を納めようとする場合、枠材の縦枠が長尺になる。このため、戸体の高さが天井まで届かない一般的な建具と比べて、躯体に対する縦枠の取付けに高い精度が求められ、施工の難度が高かった。
本発明は、枠材を容易に取り付けることのできる室内建具を提供することを目的とする。
本発明は、開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠(例えば、後述の縦枠31)と、前記縦枠の上端部に取り付けられ、上下方向にスライド可能な高さ調整片(例えば、後述の端部ピース4)と、を備え、前記高さ調整片は、前記縦枠の上端部と、前記開口部の上部(例えば、後述の天井パネル510)又は上枠(例えば、後述の上枠32)との間に配置され、前記縦枠の上端部と、前記開口部の上部又は上枠との取り合いを調整する、室内建具(例えば、後述のドア1)に関する。
前記高さ調整片は、上面が平坦な面により構成される上面部(例えば、後述の上面部41)と、前記縦枠に取り付けられた状態で、前記開口部の上部又は前記上枠を被覆する被覆部(例えば、後述の被覆部42)と、前記被覆部から下方に延び、前記縦枠の上下方向に延びる溝部に固定される固定部(例えば、後述の固定部43)と、を有することが好ましい。
前記縦枠の上部を連結するように配置される前記上枠と、前記縦枠及び前記上枠の内側に配置される戸体(例えば、後述の戸体10)と、を備えるドアであることが好ましい。
また、本発明は、室内建具の施工方法であって、開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠を、前記開口部の上部又は上枠との間に取付ける縦枠取付工程(例えば、後述の縦枠取付工程S1)と、前記縦枠の上端部に、上下方向にスライド可能な高さ調整片を仮に取付ける調整片仮取付工程と(例えば、後述の調整片仮取付工程S2)、前記縦枠の前記上端部と、前記開口部の上部又は上枠との間の隙間を小さくするように前記高さ調整片を移動させ、前記高さ調整片を、前記開口部の上部又は前記上枠に当接するように高さを調整する高さ調整工程(例えば、後述の高さ調整工程S3)と、前記高さを調整した前記高さ調整片を前記縦枠に固定する固定工程(例えば、後述の固定工程S4)と、を有する室内建具の施工方法に関する。
前記縦枠取付工程の前に、前記開口部の上部に前記上枠を取り付ける上枠取付工程(例えば、後述の上枠取付工程S5)を有することが好ましい。
本発明によれば、天井高さに高い精度を必要とせず、枠材を容易に取り付けることのできる室内建具を提供することができる。
本実施形態のドアの正面図である。 図1のA−A断面の拡大図である。 本実施形態の高さ調整片を示す図であり、(a)図は平面図、(b)図は正面図、(c)図は底面図、(d)図は、左側面図、(e)図は右側面図である。 本実施形態の高さ調整片及び縦枠を示す部分斜視分解図である。 本実施形態のドアの施工手順を示す説明図である。 本実施形態のドアの施工手順を示す説明図である。 本実施形態のドアの施工手順を示す説明図である。 本実施形態のドアの施工手順を示す説明図である。 本実施形態のドアの施工手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳しく説明する。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部を正面から見た場合の左右方向を意味し、「見込方向」とは、開口部を介して連続する二つの空間の手前側と奥側を結ぶ室内外方向を意味する。
図1は、本実施形態の室内建具としてのドア1の正面図である。ドア1は、床面54から天井51まで上下方向一杯に延びる天井納まりの建具である。ドア1は躯体2、天井51、床面54及び壁53で囲まれる開口部に配置される。
躯体2は、上下方向に延び、互いに離間する一対の柱21と、一対の柱21同士を連結する梁22と、を有する。
天井51は、室内上部で床面54に対向するように延びる天井パネル510により構成される。天井パネル510は、梁22の下端側に位置する野縁(図示せず)に固定される。
壁53は、開口部の周囲に上下方向に延びるように配置され、柱21の見付面に取り付けられる壁パネル530により構成される。
床面54は、天井パネル510に対向して配置される床パネル540により構成される。
なお、開口部の見込面で、戸体10の開閉方向の奥側には、幅狭の見込壁パネル550が配置される(図2参照)。
ドア1は、枠材3と、高さ調整片としての端部ピース4と、戸体10とを有する。
戸体10は、縦枠31及び上枠32の内側に配置され、片開きで取り付けられる板体である。戸体10の縦方向の長さは、本実施形態では1700〜2500mm程度である。
枠材3は、開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠31と、一対の縦枠31の上端部の間に見付方向に延びるように配置される上枠32と、を有し、戸当たり6が取り付けられる。
端部ピース4は、縦枠31の上端部に取り付けられ、縦枠31と上枠32又は天井パネル510等の開口部の上部との取り合いを調整する部材である。
図2は、図1のA−A断面図であり、説明の便宜のため、端部ピース4を破線で示している。図2に示すように、縦枠31は、平面部311と、戸当たり溝312と、平面支持部313と、壁パネル被覆部315と、を有する。
平面部311は、開口部の内面側を向き、戸体10の見込面に向き合う平坦な部分である。戸体10の吊元側に位置する縦枠31の平面部311には、戸体10のヒンジ部が取り付けられる。
戸当たり溝312は、平面部311から、平面部311に直交する方向に屈曲し、略コ字状の断面を形成する溝部である。戸当たり溝312は、後述する戸当たり6を嵌め込むための溝であり、戸当たり6を柱21の開口部側の見込面より見付方向内側で支持する。戸当たり溝312は、その底部312aが平面部311と平行する方向に延び、側壁部312bが底部312aと平面部311に略直交する方向に延びる。戸当たり溝312は、縦枠31の縦方向の全長に沿って延びる。
平面支持部313は、平面部311の裏側(柱21側)に配置される。平面支持部313は、支持部底部313aと、支持側壁部313bとを有する。支持部底部313aは、平面部311が延びる方向と同じ方向に沿って形成され、部分的に柱21に当接するように突出する突起313cを有する。支持側壁部313bは、戸当たり溝312の側壁部312bと対向し、平面部311に直交するように延びる。平面部311と、戸当たり溝312の側壁部312bと、支持部底部313aと、支持側壁部313bとにより、略長方形の中空部314が形成されている。
壁パネル被覆部315は、平面部311における戸当たり溝312が配置されない側の端部において、柱21側に屈曲し、屈曲した端部と平面支持部313との間に位置する壁パネル530の見込方向を被覆する。
上枠32は、梁22に固定されるとともに、天井パネル510の端部を被覆する。上枠32及び縦枠31は、それぞれアルミで構成される。
図3(a)は端部ピース4の平面図、図3(b)は端部ピース4の正面図、図3(c)は端部ピース4の底面図、図3(d)は、端部ピース4の左側面図、図3(e)は端部ピース4の右側面図である。図4は、端部ピース4及び縦枠31の部分斜視分解図である。
図3(a)〜(e)に示すように、端部ピース4は、上面部41と、被覆部42と、固定部43と、長孔44と、リブ突起部45と、を有する。端部ピース4は、一対の縦枠31の左右いずれの側に用いられる場合も、同じ形状を有し、樹脂により形成される。
上面部41は、図2に示すように、端部ピース4を縦枠31に取り付けた際に上面に位置する平坦な面により構成される。上面部41は、端部ピース4を取り付けた縦枠31が柱21に固定された状態で、開口部の上部に当接する平面である。
被覆部42は、図3(c)及び図4に示すように、端部ピース4を縦枠31に取り付けた際に下方から見る側が平坦な面となる。被覆部42は、縦枠31に取り付けられた状態では、縦枠31から見込方向に離れる方向(図2では、戸体10の開閉方向の奥側)に延出し、以下に説明する戸当たり6の上部に位置し、戸当たり6を覆うように延出する(図2、図5C参照)。被覆部42はドア1が平納まりや入隅納まり等の開口部の構成が異なる場合に、戸当たり6の形状によらず端部を覆うことができるように延出している。被覆部42は、縦枠21に取り付けられた状態で、使用者が下から見上げると、開口部の上部である天井パネル510及び上枠32を被覆している(図5D参照)。被覆部42は、被覆面421と、周縁部422とを有する。
被覆面421は、上面部41よりも下方に位置するとともに、上面部41と平坦な部分が上下方向及び見付方向にずれて配置されている。
周縁部422は、被覆面421の周縁において、被覆面421から上方に向かって起立する側壁を形成する。図4に示すように、端部ピース4を縦枠31に取り付けた際、周縁部422が被覆面421の周縁から起立していることにより、人が下から見上げたときに、壁パネル530の上端と上枠32との間の隙間が覆われて見えづらくなる。
固定部43は、図3(b)、(d)及び(e)に示すように、被覆部42から下方に延びる長方形の板面である。固定部43の幅は、戸当たり溝312の側壁部312b同士の間の距離よりわずかに短い。固定部43は、縦枠31の上下方向に延びる戸当たり溝312内に嵌められ、固定される。固定部43の板面の幅方向両端部には、固定部43と被覆面421とが略直交するように配置されて形成される角部に位置する三角形の支持側壁431が形成されている。
長孔44は、固定部43に縦方向に延びて形成される。長孔44は、後述するように、端部ピース4が上下方向にスライドして位置合わせされた後、戸当たり溝312にネジにより固定されるために形成されている。
リブ突起部45は、固定部43に隣接して、上面部41の下面から下方に突出する突起である。リブ突起部45は、図3(c)に示すように、断面視略長方形の長辺の一部を切り欠いた枠状の形状をしており、図3(b)、図3(e)等に示すように、上下方向に延びる面を有する。リブ突起部45は、端部ピース4を縦枠31に取り付けた際に、縦枠31の平面部311と、戸当たり溝312の側壁部312bと、支持部底部313aと、支持側壁部313bとにより形成される中空部314に挿入される。
戸当たり6は、縦枠31及び上枠32の戸当たり溝312に係止するように取り付けられ、縦枠31の見付方向に突出する。戸当たり6は、戸体10の開閉が90度内で収まるように、戸体10の戸先側端部に当接可能に突出する。戸当たり6は、樹脂により構成される。
図4は、端部ピース4及び縦枠31の部分斜視分解図である。
図4に示すように、端部ピース4は、リブ突起部45を縦枠31の中空部314に挿入しつつ、固定部43を戸当たり溝312の底部312aに当接させることで、縦枠31に上下方向にスライド移動可能に取り付けられる。
図5A〜図5Eは、ドア1の施工手順を示す説明図である。図4〜図5Eを参照して、ドア1の施工手順を説明する。
図5Aに示すように、縦枠31を取り付ける前に、天井パネル510に上枠32を取り付け、(上枠取付工程S5)また、開口部の下部に下枠33を取り付ける。上枠32を取り付けた後、縦枠31を取り付ける前に、上枠32を挟んで見込方向の一方及び他方側に天井パネル510を配置し、開口部の上部の野縁に固定する。
次に、図5Bに示すように、次に、開口部の見付方向における一方及び他方に、上下方向に延びるように一対の縦枠31を取り付ける(縦枠取付工程S1)。つまり、天井パネル510がすでに取り付けられた状態でも、縦枠31を取り付けることができる。このとき、天井パネル510及び上枠32と縦枠31の上端部との間は、躯体や枠材3の取付誤差等のために、ぴったりと合わさっていない状態である。
次に、図4、図5Cに示すように、端部ピース4を縦枠31の上端部に仮に取り付ける(調整片仮取付工程S2)。仮に取り付けるとは、端部ピース4が上下にスライド可能な状態で、リブ突起部45を中空部314に挿入し、固定部43を戸当たり溝312の底部312aに当接させた状態を言い、仮置きすることを意味する。
図5Dは、開口部の吊元側の上部を示す図である。図5Dでは、説明の便宜のため、上部の戸当たり6は省略して示している。図5Dに示すように、端部ピース4を、縦枠31の上端部と、天井パネル510及び上枠32との間の隙間をできる限り小さくするように上下方向にスライド移動させて配置する。そして、端部ピース4を天井パネル510及び上枠32に当接するように高さを調整する(高さ調整工程S3)。これにより、縦枠31の上端部と上枠32との取り合いが調整され、具体的には、縦枠31の上端部と上枠32及び天井パネル510とを組み付ける間隔が調整される。
図5Dに示すように、端部ピース4が取り付けられると、端部ピース4の上面部41は天井パネル510に当接する。また、上面部41は、縦枠31の上端部と上枠32の見付方向の端部とに挟まれるように位置する。
被覆部42は、縦枠31から見込方向に離れる方向、すなわち戸体10よりも開閉方向奥側へ延び、上枠32に当接するか、又は上枠32を被覆するように配置される。被覆部42は、被覆面421の周縁に周縁部422が上下に起立するように形成されている。このため、ドア1の利用者が下から見上げた状態では、縦枠31と上枠32との間にまだ隙間が存在しても、周縁部422により隙間が見えにくくなっている。
端部ピース4の位置を決めたところで、固定部43の長孔44を介して、ねじにより固定部43を縦枠31の戸当たり溝312に固定する(固定工程S4)。
図5Eに示すように、縦枠31を取り付けた後、縦枠31に戸当たり6を取り付ける。図2及び図5Eに示されるように、端部ピース4の被覆部42は、縦枠31の戸当たり6の上面を覆うような寸法になっており、戸当たり6が取り付けられると、戸当たり6と上枠32又は天井パネル510との間の間隔も、端部ピース4により調整される。この状態では、端部ピース4は、目立たない。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、ドア1を、開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠31と、縦枠31の上端部に取り付けられ、上下方向にスライド可能な端部ピース4と、を含んで構成した。また、端部ピース4を、縦枠31の上端部と、例えば天井パネル510のような開口部の上部又は上枠32との間に配置し、縦枠31の上端部と、開口部の上部又は上枠32との取り合いを調整させた。
端部ピース4を縦枠31の上端部にスライド可能に設けたので、縦枠31の上端と天井パネル510や上枠32との取り合いで隙間が形成されていても、この隙間を目立たないように縦枠31を取り付けることができる。このため、ドア1の戸体10が天井まで届くような天井納まりの建具であった場合に、枠材3の高さ寸法に若干の寸法誤差が発生しても、端部ピース4で微調整することができるため、容易に施工することができる。
また、端部ピース4によって枠材3の縦方向の長さを調節することができるため、縦枠31、上枠32をそれぞれ独立して取り付けることができるようになる。さらに、縦枠31、上枠32をそれぞれ独立して取り付けることができるため、いわゆる二方組や三方組のいずれにも用いることができ、開口部周囲の設計の自由度が向上する。
本実施形態では、端部ピース4を、上面が平坦な面により構成される上面部41と、縦枠31に取り付けられた状態で、天井パネル510又は上枠32を被覆する被覆部42と、被覆部42から下方に延び、縦枠31の上下方向に延びる溝部に固定される固定部43と、を含んで構成した。
端部ピース4が上部に平坦な上面部41を有しているため、一対の縦枠31及び上枠32で構成される三方組でなく、上枠32を有さない二方組の構成であっても、上面部41が天井パネル510等の開口部の上部の構造体に接することができるので、室内建具の施工が容易になるとともに、開口部周囲の設計の自由度が向上する。
また、端部ピース4が被覆部42を有しているため、天井パネル510や上枠32等の開口部の上部の構造体と縦枠31の上端部との隙間が効果的に見えにくくなる。このため、開口部の上部の構造体や上枠32と縦枠31の上端部との隙間を、端部ピース4が厳密にぴったりと塞がない場合であっても、上記と同様の効果を奏する。
本実施形態では、一対の縦枠31の上端部の間に見付方向に延びるように配置される上枠32と、縦枠31及び上枠32の内側に配置される戸体10と、を備えるドア1により室内建具を構成した。縦枠31及び上枠32をいわゆる三方組とした場合でも、施工が容易になり、上記と同様の効果を奏する。
本実施形態では、ドア1の施工方法を、開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠31を、開口部の上部又は上枠32との間に取付ける縦枠取付工程(S1)と、縦枠31の上端部に、上下方向にスライド可能な端部ピース4を仮に取付ける調整片仮取付工程(S2)と、縦枠31の上端部と、開口部の上部又は上枠32との間の隙間を小さくするように端部ピース4を移動させ、端部ピース4を、開口部の上部又は上枠32に当接するように高さを調整する高さ調整工程(S3)と、高さを調整した端部ピース4を縦枠31に固定する固定工程(S4)と、を含んで構成した。これにより、縦枠31を取り付けた後に、天井パネル510や上枠32と縦枠31の上端部との間隔を調整できるので、天井の高さと枠材3の高さとで厳密に寸法を合わせなくても、容易に施工することができ、上記と同様の効果を奏する。
本実施形態では、縦枠取付工程(S1)の前に、開口部の上部に上枠32を取り付ける上枠取付工程(S5)を含んで構成した。これにより、縦枠31及び上枠32をいわゆる三方組とした場合でも、施工が容易になり、上記と同様の効果を奏する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、天井納まりを例として説明したが、室内建具は天井納まりで取り付けられる場合に限られない。例えば、室内建具は、天井から下垂する垂れ壁を構成する垂れ壁パネルに取り付けられてもよい。開口部の上部とは、天井パネル510に限らず、開口部の上部の構造体を含む。
また、上記実施形態では、縦枠31及び上枠32で構成される三方の枠材3を開口部に配置したが、これに限られない。上枠32を有さずに、一対の縦枠31のみで二方に組んでもよい。
1 ドア(室内建具)
4 端部ピース(高さ調整片)
10 戸体
31 縦枠
32 上枠
41 上面部
42 被覆部
43 固定部
510 天井パネル(開口部の上部)
S1 縦枠取付工程
S2 調整片仮取付工程
S3 高さ調整工程
S4 固定工程
S5 上枠取付工程

Claims (5)

  1. 開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠と、
    前記縦枠の上端部に取り付けられ、上下方向にスライド可能な高さ調整片と、を備え、
    前記高さ調整片は、前記縦枠の上端部と、前記開口部の上部又は上枠との間に配置され、前記縦枠の上端部と、前記開口部の上部又は上枠との取り合いを調整する、室内建具。
  2. 前記高さ調整片は、
    上面が平坦な面により構成される上面部と、
    前記縦枠に取り付けられた状態で、前記開口部の上部又は前記上枠を被覆する被覆部と、
    前記被覆部から下方に延び、前記縦枠の上下方向に延びる溝部に固定される固定部と、を有する、請求項1に記載の室内建具。
  3. 前記一対の縦枠の上端部の間に見付方向に延びるように配置される前記上枠と、
    前記縦枠及び前記上枠の内側に配置される戸体と、を備えるドアである、請求項1又は2に記載の室内建具。
  4. 室内建具の施工方法であって、
    開口部の上下方向に延びるように配置される一対の縦枠を、前記開口部の上部又は上枠との間に取付ける縦枠取付工程と、
    前記縦枠の上端部に、上下方向にスライド可能な高さ調整片を仮に取付ける調整片仮取付工程と、
    前記縦枠の前記上端部と、前記開口部の上部又は上枠との間の隙間を小さくするように前記高さ調整片を移動させ、前記高さ調整片を、前記開口部の上部又は前記上枠に当接するように高さを調整する高さ調整工程と、
    前記高さを調整した前記高さ調整片を前記縦枠に固定する固定工程と、を有する室内建具の施工方法。
  5. 前記縦枠取付工程の前に、前記開口部の上部に前記上枠を取り付ける上枠取付工程を有する請求項4に記載の施工方法。
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