JP6534635B2 - 浴室の曲面壁パネルおよびこれを用いた浴室 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニットバス等の浴室の曲面壁パネルおよびこれを用いた浴室に関する。
従来のユニットバスは、例えば特許文献1に記載のように、平面視形状が四角形をなすように立設された4つの壁パネル内に浴槽および洗い場が設けられたものが一般的である。各壁パネルは一般的に平面形状となっている。
特開平5−255959号公報
従来のユニットバスの壁パネルは一般的に平面形状であり、浴室内の空間に広がりがなく、固い印象である。
本発明においては、広がりのある柔らかい空間を形成することが可能な浴室の壁パネルおよびこれを用いた浴室を提供することを目的とする。
本発明の浴室の壁パネルは、立設されることにより浴室を形成する壁パネルであって、立設された際に平面視で一定の曲率で湾曲した形状のフレームと、フレームの湾曲の内側面に接着される下地材であり、フレームとの接着面の湾曲に沿って湾曲した形状の下地材と、フレームの内側に嵌め込まれ、下地材に接着される補強材であり、下地材との接着面の湾曲に沿って湾曲した形状の補強材と、下地材の表面に接着される表面仕上げ材とを有するものである。本発明の浴室の壁パネルを複数隣接させて立設することで、平面視で一定の曲率で湾曲した表面仕上げ材からなる壁面が形成された浴室が得られる。
ここで、フレームは、鉛直方向に直線状に延びる角パイプからなる複数の縦材と、一定の曲率で湾曲させた角パイプからなり、複数の縦材間に渡された複数の横材とから構成された格子状であることが望ましい。これにより、横材となる角パイプを一定の曲率で湾曲させることで、立設された際に平面視で一定の曲率で湾曲した形状のフレームを容易に得ることができる。
また、複数の縦材のフレームの湾曲の外側面に、当該壁パネルを複数隣接させて連結するための穴を有することが望ましい。これにより、複数隣接させて立設された壁パネル同士をこの穴を利用して連結金具により固定して、平面視で一定の曲率で湾曲した表面仕上げ材からなる壁面を有する浴室を容易に得ることができる。
(1)立設されることにより浴室を形成する壁パネルであって、立設された際に平面視で一定の曲率で湾曲した形状のフレームと、フレームの湾曲の内側面に接着される下地材であり、フレームとの接着面の湾曲に沿って湾曲した形状の下地材と、フレームの内側に嵌め込まれ、下地材に接着される補強材であり、下地材との接着面の湾曲に沿って湾曲した形状の補強材と、下地材の表面に接着される表面仕上げ材とを有する浴室の壁パネルによれば、平面視で一定の曲率で湾曲した表面仕上げ材からなる壁面が形成され、広がりのある柔らかい空間を有する浴室が得られる。
(2)フレームが、鉛直方向に直線状に延びる角パイプからなる複数の縦材と、一定の曲率で湾曲させた角パイプからなり、複数の縦材間に渡された複数の横材とから構成された格子状である構成により、横材となる角パイプを一定の曲率で湾曲させることで、立設された際に平面視で一定の曲率で湾曲した形状のフレームを容易に得ることができ、低コストで平面視で一定の曲率で湾曲した表面仕上げ材からなる壁面を形成することができ、広がりのある柔らかい空間を有する浴室が得られる。
(3)複数の縦材のフレームの湾曲の外側面に、当該壁パネルを複数隣接させて連結するための穴を有する構成により、複数隣接させて立設された壁パネル同士をこの穴を利用して連結金具により固定して、平面視で一定の曲率で湾曲した表面仕上げ材からなる壁面を有する浴室を容易に得ることができる。
本発明の実施の形態におけるユニットバスの平面図である。 図1のユニットバスの2つの曲面壁パネルを裏側から見た図である。 図1のユニットバスの曲面壁パネルの平面図である。 図3の曲面壁パネルの背面図である。 図4のV−V断面図である。
図1は本発明の実施の形態におけるユニットバスの平面図、図2は図1のユニットバスの2つの曲面壁パネルを裏側から見た図、図3は図1のユニットバスの曲面壁パネルの平面図、図4は図3の曲面壁パネルの背面図、図5は図4のV−V断面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態におけるユニットバス1は、6つの曲面壁パネル2と、4つの平面壁パネル3,4A,4B,4Cと、1つの開口パネル5とが立設されることにより浴室が形成されたものである。4つの平面壁パネル3,4A,4B,4Cおよび開口パネル5は、従来公知のものであり、以下ではその詳細な説明を省略する。
曲面壁パネル2は、立設された際に図3に示すように平面視で一定の曲率R(=2500〜3000mm)で湾曲した形状のフレーム10と、図5に示すようにフレーム10の湾曲の内側面(図3の下側の面)に接着される下地材11と、下地材11の表面(図3の下側の面、すなわち浴室の内側となる面)に接着される表面仕上げ材としてのモザイクタイル12と、下地材11に接着される補強材としてのベニヤ板13とから構成される壁パネルである。
フレーム10は、鉛直方向に直線状に延びる角パイプからなる複数の縦材10Aと、曲面加工することにより一定の曲率Rで湾曲させた角パイプからなる複数の横材10Bとから構成された格子状である。複数の横材10Bは、複数の縦材10A間に所定間隔で渡されている。また、縦材10Aのフレーム10の湾曲の外側面(図3の上側の面、すなわち浴室の外側となる面)には、曲面壁パネル2〜2Fを連結するための穴10Cが所定間隔で設けられている。
下地材11は、曲面加工することによりフレーム10との接着面の湾曲に沿って湾曲した形状としたものである。下地材11は、フレーム10の湾曲の内側面の縦材10Aおよび横材10Bの全面に接着されている。なお、本実施形態において下地材11はアルミ複合板であるが、樹脂板等を使用することも可能である。
モザイクタイル12は、一般的な1辺のサイズが50mm以下の平面状のタイルである。モザイクタイル12は、曲面壁パネル2の曲率Rに対してサイズが小さいため、平面状のものを下地材11にそのまま接着することができる。なお、表面仕上げ材としては、モザイクタイル12に代えて、化粧板を使用することも可能である。
ベニヤ板13は、フレーム10の縦材10Aと横材10Bとによって形成される格子の形状に合わせて切断されたものである。ベニヤ板13は、フレーム10の内側に嵌め込まれ、下地材11の全面に接着されている。
上記構成の曲面壁パネル2を図1に示すように複数隣接させ、図2に示すように隣接する曲面壁パネル2の縦材10Aに設けられた隣接する4つ穴10Cに1つの連結金具6を固定する。連結金具6は略矩形状の板材である。連結金具6は、縦材10Aの4つの穴10Cのうち3つの穴10Cに対応する位置に穴60が設けられており、それぞれ図示しないボルトによって固定される。また、縦材10Aの4つの穴10Cのうち残りの穴10Cに対応する位置には切欠き61が形成されており、予めこの縦材10Aの穴10Cにボルトを入れておくことで仮止めできるようになっている。
このように、本実施形態における曲面壁パネル2を複数隣接させて連結金具6により固定し、立設することで、図1に示すように、平面視で一定の曲率Rで湾曲したモザイクタイル12からなる壁面が形成されたユニットバス1が形成される。このユニットバス1では、従来のように平面視形状が四角形をなすものと比較して、図1に示すように大きな広がりのある柔らかい空間を有したものとなる。
また、この曲面壁パネル2では、フレーム10が、鉛直方向に直線状に延びる角パイプからなる複数の縦材10Aと、一定の曲率Rで湾曲させた角パイプからなり、複数の縦材10A間に渡された複数の横材10Bとから構成された格子状である構成により、横材10Bとなる角パイプを一定の曲率Rで湾曲させることで、立設された際に平面視で一定の曲率で湾曲した形状のフレーム10を容易に得ることが可能となっている。これにより、低コストで平面視で一定の曲率Rで湾曲したモザイクタイル12からなる壁面を形成することができ、広がりのある柔らかい空間を有するユニットバス1が得られる。
また、この曲面壁パネル2では、複数の縦材10Aのフレーム10の湾曲の外側面に、曲面壁パネル2を複数隣接させて連結するための穴10Cを有する構成により、複数隣接させて立設された曲面壁パネル2同士をこの穴10Cを利用して連結金具6により固定して、平面視で一定の曲率で湾曲したモザイクタイル12からなる壁面を有するユニットバス1を容易に得ることができる。
本発明の曲面壁パネルは、ユニットバス等の浴室の壁パネルとして有用であり、特に、曲面の壁面により広がりのある柔らかい空間を形成することが可能な壁パネルとして好適である。
1 ユニットバス
2 曲面壁パネル
3,4A,4B,4C 平面壁パネル
5 開口パネル
6 連結金具
10 フレーム
10A 縦材
10B 横材
11 下地材
12 モザイクタイル
13 ベニヤ板

Claims (3)

  1. 湾曲方向に複数隣接させて立設されることにより浴室を形成する曲面壁パネルであって、
    前記立設された際に平面視で一定の曲率で湾曲した形状のフレームであり、鉛直方向に直線状に延びる角パイプからなり、当該フレームの湾曲の外側となる面に、当該湾曲方向に複数隣接させて立設される壁パネル同士を連結するための穴が設けられた複数の縦材と、前記一定の曲率で湾曲させた角パイプからなり、前記複数の縦材間に渡された複数の横材とから構成された格子状であるフレームと、
    前記フレームの前記湾曲の内側面に接着される下地材であり、前記フレームとの接着面の湾曲に沿って湾曲した形状の下地材と、
    前記フレームの内側に嵌め込まれ、前記下地材に接着される補強材であり、前記下地材との接着面の湾曲に沿って湾曲した形状の補強材と、
    前記下地材の表面に接着される表面仕上げ材であり、前記曲率Rに対して1辺のサイズが小さい平面状のモザイクタイルである表面仕上げ材
    を有する浴室の曲面壁パネル。
  2. 当該湾曲方向に複数隣接させて立設される壁パネルの隣接する縦材の隣接する穴に固定される連結金具を有する請求項1記載の浴室の曲面壁パネル。
  3. 湾曲方向に複数隣接させて立設された請求項1または2に記載の曲面壁パネル同士が隣接する縦材の隣接する穴により連結された浴室。
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