JP2022003749A - 画像投射システムの調整要否判定方法、画像投射システム、及び画像投射制御装置 - Google Patents

画像投射システムの調整要否判定方法、画像投射システム、及び画像投射制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツ画像のスタック投射を行う複数のプロジェクターの各々を調整する必要があるか否かを判定する。【解決手段】第1タイミングT1、第2タイミングT2、及び第3タイミングT3で、スクリーンSCをカメラ300が撮像して生成された撮像した、第1画像P1、第2画像P2、及び第3画像P3を順次取得し、第3タイミングT3での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングT1での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方での、第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを異ならせ、第1画像P1、第2画像P2、及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定する。【選択図】図8

Description

本発明は、画像投射システムの調整要否判定方法、画像投射システム、及び画像投射制御装置に関する。
従来、複数台のプロジェクターの投射画像が重畳するように投射する、いわゆる「スタック投射」に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、第2のプロジェクターが投射する画像パターンと、第1のプロジェクターが投射する画像パターンとの投射位置を比較することで、第2のプロジェクターが投射する映像の投射位置を調整することが記載されている。
特開2014−7517号公報
しかしながら、複数台のプロジェクターによるスタック投射を行っている状態では、各プロジェクターが同じ領域に重ねて画像を投射するため、複数台のプロジェクターの中から投射画像を調整する必要があるプロジェクターを特定することは困難である。
また、特許文献1に記載の画像表示システムでは、各プロジェクターの調整を行うために、各プロジェクターからパターン画像を投射させなければならない。そのため、各プロジェクターが、例えばコンテンツの画像を投射している状態で、各プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定することはできない。
上記課題を解決する一態様は、第1プロジェクター、及び第2プロジェクターによってスタック投射を行い、投射領域内に投射画像を投射する画像投射システムの調整要否判定方法であって、第1タイミングで、前記投射領域を含む領域をカメラが撮像して生成された第1画像を取得し、前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得し、前記第1タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得し、前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに前記投射画像を投射させ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させ、前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する。
上記課題を解決する別の一態様は、スタック投射を行う第1プロジェクター、及び第2プロジェクターと、投射された画像を撮像するカメラと、を備える画像投射システムであって、第1タイミングで、投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第1画像を取得する第1取得部と、前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得する第2取得部と、前記第2タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得する第3取得部と、前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに投射画像を投射させ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させる、投射制御部と、前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する判定部と、を備える。
上記課題を解決する更に別の一態様は、スタック投射を行う第1プロジェクター、及び第2ロジェクターと、投射された画像を撮像するカメラと、通信可能に接続される投射制御装置であって、第1タイミングで、投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第1画像を取得する第1取得部と、前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得する第2取得部と、前記第2タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得する第3取得部と、前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を、前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに投射画像を投射させ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させる、投射制御部と、前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する判定部と、を備える。
本実施形態に係る画像投射システムの構成の一例を示す図。 投射状態の一例を示す斜視図。 本実施形態に係る制御装置の構成の一例を示す図。 プロジェクターの構成の一例を示す図。 本実施形態に係る制御装置の第1制御部の構成の一例を示す図。 第1実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャート。 第1制御部の全体処理の一例を示すフローチャート。 第1制御部の調整要否判定処理の一例を示すフローチャート。 第2実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャート。 第3実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャート。 第4実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャート。 第5実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャート。 第6実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャート。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
本実施形態は、図6〜図8を参照して説明する第1実施形態と、図9を参照して説明する第2実施形態と、図10を参照して説明する第3実施形態と、図11を参照して説明する第4実施形態と、図12を参照して説明する第5実施形態と、図13を参照して説明する第6実施形態と、を含む。
図1は、本実施形態に係る画像投射システム1の構成の一例を示す図である。
画像投射システム1は、制御装置100と、複数のプロジェクター200と、カメラ300と、を備える。制御装置100は、複数のプロジェクター200の各々、及びカメラ300と、ネットワークNWを介して、通信可能に接続される。ネットワークNWは、例えば、LAN(Local Area Network)であって、Ethernet(登録商標)規格に従って通信が実行される。
画像投射システム1は、複数のプロジェクター200として、例えば、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cを備える。
第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、互いに略同一の構成を有する。
以下の説明において、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々を特に区別する必要がない場合は、プロジェクター200と記載する場合がある。
第1実施形態、第3実施形態、及び第5実施形態では、画像投射システム1を構成するプロジェクター200が、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの2台である場合について説明する。
また、第2実施形態、第4実施形態、第6実施形態では、画像投射システム1を構成するプロジェクター200が、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの3台である場合について説明する。
本実施形態はこれらに限定されない。画像投射システム1を構成するプロジェクター200が4台以上でもよい。
以下の説明において、各プロジェクター200とは、第1実施形態、第3実施形態、及び第5実施形態では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々を示す。また、各プロジェクター200とは、第2実施形態、第4実施形態、第6実施形態では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々を示す。
制御装置100は、各プロジェクター200が投射する画像が互いに重畳されるように、各プロジェクター200が投射する画像の位置を設定する。換言すれば、各プロジェクター200が投射する画像は、スタック投射される。
また、各プロジェクター200は、ユーザーの操作を受け付けて、各プロジェクター200が投射する画像の位置を調整する。具体的には、ユーザーは、各プロジェクター200の本体の位置の調整、レンズシフトの調整、及びズームの調整等を行うことによって、各プロジェクター200が投射する画像の位置を調整する。
また、制御装置100は、各プロジェクター200に対して、投射実行状態と非投射状態とを切り換えさせる。投射実行状態とは、画像を投射する状態であり、非投射状態は、画像を投射しない状態である。非投射状態では、各プロジェクター200は、例えば、黒色のベタ画像を表示する。
また、制御装置100は、各プロジェクター200を調整する必要があるか否かを判定する。例えば、制御装置100は、各プロジェクター200の投射する画像の色を調整する必要があるか否かを判定する。
制御装置100の構成については、後述にて図3及び図5を参照して説明する。
制御装置100は、「画像投射制御装置」の一例に対応する。
本実施形態では、制御装置100が、各プロジェクター200に対して、投射状態と非投射状態とを切り換えさせ、各プロジェクター200の画像の色を調整する必要があるか否かを判定するが、本発明はこれに限定されない。例えば、図3を参照して後述する第1プロジェクター200Aの第2制御部250が、各プロジェクター200に対して、投射状態と非投射状態とを切り換えさせ、各プロジェクター200の投射する画像の色を調整する必要があるか否かを判定してもよい。
また、本実施形態では、各プロジェクター200が、ネットワークNWを介して互いに接続されるが、各プロジェクター200が互いにデイジーチェーン接続されてもよい。例えば、第1プロジェクター200Aが、第2プロジェクター200BとHDMI(登録商標)ケーブルによって接続され、第2プロジェクター200Bが、第3プロジェクター200CとHDMIケーブルによって接続される。
また、各プロジェクター200が、Wi−Fi(登録商標)規格等に従って互いに無線通信可能に構成されてもよい。
カメラ300は、各プロジェクター200が投射する画像がスタック投射されてスクリーンSCに形成されるスタック画像を撮像し、撮影画像を生成する。
スクリーンSCについては、後述にて図2を参照して説明する。
本実施形態では、カメラ300が、各プロジェクター200とは別体である場合について説明するが、これに限定されない。各プロジェクター200の少なくとも1台がカメラを備えてもよい。例えば、第2プロジェクター200Bがカメラを備え、第2プロジェクター200Bのカメラが、スクリーンSCに形成されるスタック画像を撮像し、撮影画像を生成してもよい。
図2は、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの投射状態の一例を示す斜視図である。
第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、例えば、左右方向に配列される。換言すれば、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、スクリーンSCと平行な方向に沿って配列される。
第1プロジェクター200Aは、画像光PLAをスクリーンSC上に投射する。第2プロジェクター200Bは、画像光PLBをスクリーンSC上に投射する。第3プロジェクター200Cは、画像光PLCをスクリーンSC上に投射する。
また、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、画像光PLA〜画像光PLCがスクリーンSC上で互いに重畳されるように、画像光PLA〜画像光PLCの各々を投射する。
スクリーンSCは、「投射領域」の一例に対応する。
スクリーンSC上は、「投射領域内」の一例に対応する。
画像光PLA、画像光PLB、及び画像光PLCを区別しない場合には、画像光PLと記載する場合がある。
図3は、本実施形態に係る制御装置100の構成の一例を示す図である。
制御装置100は、各プロジェクター200及びカメラ300と通信可能に接続される。制御装置100は、各プロジェクター200に対して、スクリーンSCに投射する画像データ、種々の設定情報、及び種々の指示情報を送信する。本実施形態では、制御装置100は、各プロジェクター200及びカメラ300と、ネットワークNWを介して通信可能に接続される。
スクリーンSCに投射する画像データは、例えば、制御装置100がコンテンツを再生することによって生成される画像を示す。コンテンツを再生することによって生成される画像を、以下の説明では、「コンテンツ画像」と記載する場合がある。スクリーンSCに投射する画像データは、制御装置100から各プロジェクター200へ送信される。
本実施形態では、各プロジェクター200がコンテンツ画像をスクリーンSCに投射するが、これに限定されない。各プロジェクター200が、例えば、パターン画像をスクリーンSCに投射してもよい。
また、本実施形態では、制御装置100がスクリーンSCに投射する画像データを、各プロジェクター200に対して送信するが、これに限定されない。図略の画像供給装置が、スクリーンSCに投射する画像データを、各プロジェクター200に対して送信してもよい。画像供給装置は、例えば、パーソナルコンピューター、DVDプレイヤー等で構成される。
制御装置100は、例えば、パーソナルコンピューターで構成され、第1制御部110と、第1記憶部120と、第1操作部130と、第1表示部140と、第1通信部150と、第1インターフェース部160とを備える。
第1記憶部120、第1操作部130、第1表示部140、第1通信部150及び第1インターフェース部160の各々は、第1内部バス170によって、第1制御部110に接続される。
第1制御部110は、第1プロセッサー111及び第1メモリー112を備え、制御装置100の各部を制御する。
第1メモリー112は、第1プロセッサー111が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第1メモリー112は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。
また、第1メモリー112は、第1プロセッサー111のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。第1メモリー112は、第1制御部110により処理されるデータや、第1プロセッサー111が実行する第1制御プログラムを記憶する。
第1プロセッサー111は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーが第1プロセッサー111として機能する構成であってもよい。第1プロセッサー111は、第1制御プログラムを実行して制御装置100の各部を制御する。
第1記憶部120は、第1制御部110により実行されるプログラムや、第1制御部110が処理するデータを不揮発的に記憶する。第1記憶部120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気的記録装置、又は、フラッシュメモリー等の半導体記憶素子を用いた記憶装置である。
また、第1記憶部120は、第1制御部110が実行する基本制御プログラムとしてのオペレーティングシステム(OS:Operating System)、OSをプラットフォームとして動作するアプリケーションプログラム等を記憶する。また、第1記憶部120は、アプリケーションプログラムの実行時に処理されるデータや処理結果のデータ等を記憶する。また、第1記憶部120は、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々がスクリーンSCに投射するパターン画像を記憶する。
第1操作部130は、ユーザーからの操作を受け付け、操作信号を生成し、操作信号を第1制御部110に出力する。第1操作部130は、例えば、キーボードと、マウスとを備える。
第1表示部140は、第1制御部110の制御に従って各種画像を表示する表示パネル141を備える。表示パネル141は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を含む。表示パネル141は、矩形状に構成される。本実施形態では、表示パネル141は、長方形状である。
本実施形態では、表示パネル141はタッチパネルとして構成される。すなわち、表示パネル141には、表示パネル141上にペンやユーザーの指等が接触した位置を検出するタッチセンサーが配置される。
第1通信部150は、各プロジェクター200及びカメラ300を含む外部装置とデータ通信を実行する通信インターフェースであり、送受信する信号を処理するインターフェース回路を備える。第1通信部150は、例えば、Wi−Fi(登録商標)規格に対応する無線通信インターフェースである。
第1インターフェース部160は、各プロジェクター200及びカメラ300を含む外部装置と通信可能に接続されるインターフェースである。第1インターフェース部160は、例えば、Ethernet(登録商標)規格に準拠した通信を実行する。第1インターフェース部160は、Ethernet(登録商標)ケーブルを接続するコネクター、及びコネクターを伝送される信号を処理するインターフェース回路を備える。第1インターフェース部160は、コネクター及びインターフェース回路を有するインターフェース基板であり、第1制御部110のプロセッサー等が実装されるメイン基板に接続される。或いは、第1インターフェース部160を構成するコネクター及びインターフェース回路が、制御装置100のメイン基板に実装される。
本実施形態では、第1制御部110が、第1インターフェース部160を介して、種々の画像情報、種々の設定情報、及び種々の指示情報を各プロジェクター200及びカメラ300の各々に送信するが、これに限定されない。第1制御部110が、例えば、第1通信部150を介して、種々の画像情報、種々の設定情報、及び種々の指示情報を各プロジェクター200及びカメラ300の各々に送信してもよい。
換言すれば、本実施形態では、第1制御部110が有線通信で、種々の画像情報、種々の設定情報、及び種々の指示情報を各プロジェクター200及びカメラ300に送信するが、第1制御部110が無線通信で、種々の画像情報、種々の設定情報、及び種々の指示情報を各プロジェクター200及びカメラ300に送信してもよい。
本実施形態では、制御装置100が、パーソナルコンピューターで構成されるが、制御装置100が、タブレット端末、又はスマートフォン等で構成されてもよい。
図4は、第1プロジェクター200Aの構成の一例を示す図である。
第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、互いに略同一の構成を有するため、図4を参照して、第1プロジェクター200Aの構成について説明し、第2プロジェクター200B及び第3プロジェクター200Cの各々の構成については、その説明を省略する。
第1プロジェクター200Aは、投射部210と、投射部210を駆動する駆動部220とを備える。投射部210は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。なお、本実施形態では、投射部210は、制御装置100からの画像データに対応するパターン画像をスクリーンSCに投射する。
投射部210は、光源部211、光変調装置212及び投射光学系213を備える。駆動部220は、光源駆動部221及び光変調装置駆動部222を備える。
光源部211は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、又はLED(Light Emitting Diode)やレーザー光源等の固体光源を備える。
また、光源部211は、光源が発した光を光変調装置212に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部211は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置212に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部221は、第2内部バス207に接続され、同じく第2内部バス207に接続された第2制御部250の指示に従って、光源部211の光源を点灯及び消灯させる。
光変調装置212は、例えば、R、G及びBの三原色に対応した3枚の液晶パネル215を備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。すなわち、光変調装置212は、R色光に対応した液晶パネル215と、G色光に対応した液晶パネル215と、B色光に対応した液晶パネル215とを備える。
光源部211が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル215に入射される。3枚の液晶パネル215の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLAを生成する。各液晶パネル215を通過して変調された画像光PLAは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系213に射出される。
本実施形態では、光変調装置212が光変調素子として透過型の液晶パネル215を備える場合について説明するが、これに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルでもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
光変調装置212は、光変調装置駆動部222によって駆動される。光変調装置駆動部222は、画像処理部245に接続される。
光変調装置駆動部222には、画像処理部245からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部222は、入力された画像データを液晶パネル215の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部222は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル215の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル215に画像を描画する。
投射光学系213は、入射された画像光PLをスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。また、投射光学系213は、スクリーンSCに投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
第1プロジェクター200Aは、第2操作部231、リモコン受光部233、入力インターフェース235、第2記憶部237、画像インターフェース241、第2インターフェース部242、フレームメモリー243、画像処理部245及び第2制御部250を更に備える。入力インターフェース235、第2記憶部237、画像インターフェース241、第2インターフェース部242、画像処理部245及び第2制御部250は、第2内部バス207を介して相互にデータ通信可能に接続される。
第2操作部231は、第1プロジェクター200Aの筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備え、これらのボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェース235に出力する。入力インターフェース235は、第2操作部231から入力された操作信号を第2制御部250に出力する回路を備える。
リモコン受光部233は、リモコン5から送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン受光部233は、生成した操作信号を入力インターフェース235に出力する。入力インターフェース235は、リモコン受光部233から入力された操作信号を第2制御部250に出力する。
第2記憶部237は、例えば、HDD等の磁気的記録装置、又は、フラッシュメモリー等の半導体記憶素子を用いた記憶装置である。第2記憶部237は、第2制御部250が実行するプログラムや、第2制御部250が処理したデータ、画像データ等を記憶する。
画像インターフェース241は、コネクター及びインターフェース回路を備え、第1プロジェクター200Aに画像データを供給する制御装置100に有線接続が可能に構成される。画像インターフェース241は、例えば、制御装置100とEthernet(登録商標)規格に従って通信を実行する通信インターフェースである。画像インターフェース241は、制御装置100から画像データを受信する。画像データは、本実施形態では、コンテンツ画像を示す。
第2インターフェース部242は、制御装置100とEthernet(登録商標)規格に従って通信を実行する通信インターフェースである。第2インターフェース部242は、Ethernet(登録商標)ケーブルを接続するコネクター、及びコネクターを伝送される信号を処理するインターフェース回路を備える。第2インターフェース部242は、コネクター及びインターフェース回路を有するインターフェース基板であり、第2制御部250の第2プロセッサー253等が実装されるメイン基板に接続される。或いは、第2インターフェース部242を構成するコネクター及びインターフェース回路が、第2制御部250のメイン基板に実装される。第2インターフェース部242は、例えば、種々の設定情報、及び種々の指示情報を制御装置100から受信する。
第2制御部250は、第2メモリー251及び第2プロセッサー253を備える。
第2メモリー251は、第2プロセッサー253が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第2メモリー251は、磁気的記憶装置、フラッシュROM等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、第2メモリー251は、第2プロセッサー253のワークエリアを構成するRAMを含んでもよい。第2メモリー251は、第2制御部250により処理されるデータや、第2プロセッサー253が実行する第2制御プログラムを記憶する。
第2プロセッサー253は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーが第2プロセッサー253として機能する構成であってもよい。第2プロセッサー253は、第2制御プログラムを実行して第1プロジェクター200Aの各部を制御する。例えば、第2プロセッサー253は、第2操作部231及びリモコン5によって受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部245に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーンSCに投射する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。また、第2プロセッサー253は、光源駆動部221を制御して光源部211の点灯と消灯とを制御し、また光源部211の輝度を調整する。
画像処理部245及びフレームメモリー243は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)を含む。PLDには、例えば、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System−on−a−chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部245は、画像インターフェース241から入力された画像データをフレームメモリー243に展開する。フレームメモリー243は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレーム分の画像データを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー243は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部245は、フレームメモリー243に展開した画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。
また、画像処理部245は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部245は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部222に出力する。
図5は、本実施形態に係る制御装置100の第1制御部110の構成の一例を示す図である。
制御装置100の第1制御部110は、投射制御部113と、第1取得部114と、第2取得部115と、第3取得部116と、判定部117と、を備える。具体的には、第1制御部110の第1プロセッサー111が、第1メモリー112に記憶された第1制御プログラムを実行することによって、投射制御部113、第1取得部114、第2取得部115、第3取得部116、及び判定部117、として機能する。
投射制御部113は、第2タイミングT2での第1プロジェクター200Aの投射状態を第1タイミングT1での第1プロジェクター200Aの投射状態と異ならせ、第3タイミングT3での各プロジェクター200の投射状態を、第1タイミングT1での各プロジェクター200の投射状態と同一とさせる。
各プロジェクター200とは、第1実施形態、第3実施形態、及び第5実施形態では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々を示す。また、各プロジェクター200とは、第2実施形態、第4実施形態、第6実施形態では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々を示す。
第2タイミングT2は第1タイミングT1の後であって、第3タイミングT3は第2タイミングT2の後である。
投射状態とは、投射実行状態と、非投射状態とを含む。投射実行状態とは、コンテンツ画像を投射する状態であり、非投射状態は、コンテンツ画像を投射しない状態である。
投射制御部113は、各プロジェクター200に対して、投射実行状態と非投射状態とを切り換えさせる。
第1タイミングT1〜第3タイミングT3については、図6、及び図9〜図13を参照して説明する。
第1取得部114は、第1タイミングT1で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第1画像P1を取得する。
具体的には、第1取得部114は、第1タイミングT1で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させる。そして、第1取得部114は、カメラ300が生成した第1画像P1を取得する。
第2取得部115は、第2タイミングT2で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第2画像P2を取得する。
具体的には、第2取得部115は、第2タイミングT2で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させる。そして、第2取得部115は、カメラ300が生成した第2画像P2を取得する。
第3取得部116は、第3タイミングT3で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第3画像P3を取得する。
具体的には、第2取得部115は、第3タイミングT3で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させる。そして、第3取得部116は、カメラ300が生成した第3画像P3を取得する。
判定部117は、第1画像P1、第2画像P2、及び第3画像P3に基づいて、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定する。
具体的には、判定部117は、以下に示す、第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
第1条件は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、且つ、第1画像P1と第2画像P2との差異が第2閾値S2以上であることを示す。
第2条件は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、且つ、第3画像P3と第2画像P2との差異が第2閾値S2以上であることを示す。
第1プロジェクター200Aの調整要否を判定するためには、第1条件及び第2条件に含まれる「第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下である」との条件を満す必要がある。「第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下である」との条件は、第1タイミングT1から第3タイミングT3までの期間において、コンテンツ画像の変化が小さいことを示す。
「第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下である」との条件を満たすために、第1タイミングT1から第3タイミングT3までの期間は、短いことが好ましい。本実施形態では、第1タイミングT1から第3タイミングT3までの期間は、例えば、100msecである。
第1画像P1と第3画像P3との差異は、第1画像P1と第3画像P3との明度の差異、及び、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異の少なくとも一方を含む。
第1画像P1と第2画像P2との差異は、第1画像P1と第2画像P2との明度の差異、及び、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異の少なくとも一方を含む。
第3画像P3と第2画像P2との差異は、第3画像P3と第2画像P2との明度の差異、及び、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異の少なくとも一方を含む。
色値は、例えば、色の三属性の1つである「色相」を示す値である。色の三属性は、色相、明度、及び彩度で構成される。
例えば、第1画像P1と第2画像P2との明度の差異は、以下のようにして算出される。まず、第1画像P1を構成する2個以上の所定個数のピクセルを決定する。所定個数は、例えば、10個である。次に、第1画像P1を構成する所定個数のピクセルに画像内での位置が対応し、第2画像P2を構成する所定個数のピクセルを決定する。次に、第1画像P1を構成する所定個数のピクセルの各々の明度と、第2画像P2を構成する所定個数のピクセルの各々の明度とを取得する。そして、第1画像P1を構成する所定個数のピクセルの各々の明度と、画像内での位置が対応する第2画像P2を構成する所定個数のピクセルの明度との差異を算出して、明度の差異の平均値を算出する。その結果、第1画像P1と第2画像P2との明度の差異が算出される。
また、例えば、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異は、以下のようにして算出される。まず、第1画像P1を構成する2個以上の所定個数のピクセルを決定する。所定個数は、例えば、10個である。次に、第1画像P1を構成する所定個数のピクセルに画像内での位置が対応し、第2画像P2を構成する所定個数のピクセルを決定する。次に、第1画像P1を構成する所定個数のピクセルの各々の色値と、第2画像P2を構成する所定個数のピクセルの各々の色値とを取得する。そして、第1画像P1を構成する所定個数のピクセルの各々の色値と、画像内での位置が対応する第2画像P2を構成する所定個数のピクセルの色値との差異を算出して、色値の差異の平均値を算出する。その結果、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異が算出される。
本実施形態では、第1画像P1と第3画像P3との差異として、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異を算出する場合について説明する。以下の説明において、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異を「第1色値差」と記載する場合がある。なお、第1画像P1と第3画像P3との差異として、第1画像P1と第3画像P3との明度の差異を算出してもよい。また、第1画像P1と第3画像P3との差異として、第1画像P1と第3画像P3との明度及び色値の差異を算出してもよい。
すなわち、本実施形態では、判定部117は、以下に示す、第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
第1条件は、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異である第1色値差C1が第4閾値S4以下であり、且つ、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異である第2色値差C2が第3閾値S3以上であることを示す。
第2条件は、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異である第1色値差C1が第4閾値S4以下であり、且つ、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異である第3色値差C3が第3閾値S3以上であることを示す。
第4閾値S4は、第1閾値S1の一例に対応し、第3閾値S3は、第2閾値S2の一例に対応する。
[第1実施形態]
次に、図6〜図8を参照して、第1実施形態に係る第1制御部110の処理について説明する。
図6は、第1実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャートである。横軸は、時間であり、縦軸は、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々の状態を示す。「ON」は、投射実行状態を示し、「OFF」は、非投射状態を示す。
第1制御部110の投射制御部113は、図6を参照して以下に説明するように、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々の投射実行状態と非投射状態とを切り換える。
期間P11では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
期間P12では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である。
期間P13では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
タイミングT11は、期間P11の中央のタイミングを示し、タイミングT12は、期間P12の中央のタイミングを示し、タイミングT13は、期間P13の中央のタイミングを示す。タイミングT11で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT12で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT13で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
タイミングT11は、第1タイミングT1の一例に対応し、タイミングT12は、第2タイミングT2の一例に対応し、タイミングT13は、第3タイミングT3の一例に対応する。
本実施形態では、タイミングT11は、期間P11の中央のタイミングを示し、タイミングT12は、期間P12の中央のタイミングを示し、タイミングT13は、期間P13の中央のタイミングを示すが、これに限定されない。タイミングT11は、期間P11内のタイミングであればよい。また、タイミングT12は、期間P12内のタイミングであればよい。また、タイミングT13は、期間P13内のタイミングであればよい。
判定部117は、タイミングT11で取得した第1画像P1、タイミングT12で取得した第2画像P2、及びタイミングT13で取得した第3画像P3が、以下に示す、第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT11で取得した第1画像P1、タイミングT12で取得した第2画像P2、及びタイミングT13で取得した第3画像P3が、以下に示す、第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
第1条件は、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異である第1色値差C1が第4閾値S4以下であり、且つ、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異である第2色値差C2が第3閾値S3以上であることを示す。
第2条件は、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異である第1色値差C1が第4閾値S4以下であり、且つ、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異である第3色値差C3が第3閾値S3以上であることを示す。
期間Q11では、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
図6では、便宜上、期間Q11の長さを、期間P11、及び期間P12の各々の長さよりも短く記載しているが、これに限定されない。期間Q11の長さが、期間P11、及び期間P12の各々の長さよりも長い方が好ましい。期間Q11の長さが、期間P11、及び期間P12の各々の長さと比較して長い程、ユーザーは、コンテンツ画像の変化を視認し難い。換言すれば、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。例えば、期間P11、及び期間P12の各々の長さは、100msecであり、期間Q11の長さは、1secである。
期間P14では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である。
期間P15では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
期間P16では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である。
タイミングT14は、期間P14の中央のタイミングを示し、タイミングT15は、期間P15の中央のタイミングを示し、タイミングT16は、期間P16の中央のタイミングを示す。タイミングT14で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT15で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT16で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT14で取得した第1画像P1、タイミングT15で取得した第2画像P2、及びタイミングT16で取得した第3画像P3が、以下に示す、第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT14で取得した第1画像P1、タイミングT15で取得した第2画像P2、及びタイミングT16で取得した第3画像P3が、以下に示す、第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要がないと判定する。
第1条件は、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異である第1色値差C1が第4閾値S4以下であり、且つ、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異である第2色値差C2が第3閾値S3以上であることを示す。
第2条件は、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異である第1色値差C1が第4閾値S4以下であり、且つ、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異である第3色値差C3が第3閾値S3以上であることを示す。
図7は、第1制御部110の全体処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101で、第1制御部110は、第1プロジェクター200Aの調整要否判定処理を実行する。
次に、ステップS103で、第1制御部110は、第2プロジェクター200Bの調整要否判定処理を実行する。その後、処理が終了する。
「調整要否判定処理」は、判定対象プロジェクター200の調整要否を判定する処理である。判定対象プロジェクター200は、調整要否の判定の対象であるプロジェクター200を示す。ステップS101では、判定対象プロジェクター200は、第1プロジェクター200Aであり、ステップS103では、判定対象プロジェクター200は、第2プロジェクター200Bである。
「調整要否判定処理」については、図8を参照して説明する。
図8は、第1制御部110の調整要否判定処理の一例を示すフローチャートである。図8では、「調整要否判定処理」の一例として、図7のステップS101で実行される第1プロジェクター200Aの調整要否判定処理を示す。
まず、ステップS201において、投射制御部113は、第1プロジェクター200Aを非投射状態にする。
次に、ステップS203において、投射制御部113は、第2プロジェクター200Bを投射実行状態にする。
次に、ステップS205において、第1取得部114は、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させ、生成された第1画像P1を取得する。
次に、ステップS207において、投射制御部113は、第1プロジェクター200Aを投射実行状態にする。
次に、ステップS209において、投射制御部113は、第2プロジェクター200Bを非投射状態にする。
次に、ステップS211において、第2取得部115は、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させ、生成された第2画像P2を取得する。
次に、ステップS213において、投射制御部113は、第1プロジェクター200Aを非投射状態にする。
次に、ステップS215において、投射制御部113は、第2プロジェクター200Bを投射実行状態にする。
次に、ステップS217において、第3取得部116は、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させ、生成された第3画像P3を取得する。
次に、ステップS219において、判定部117は、第1画像P1と第3画像P3との色値の差異である第1色値差C1を算出し、第1色値差C1が第4閾値S4以下であるか否か判定する。
第1色値差C1が第4閾値S4以下ではないと判定部117が判定した場合(ステップS219;NO)には、処理がステップS225へ進む。第1色値差C1が第4閾値S4以下であると判定部117が判定した場合(ステップS219;YES)には、処理がステップS221へ進む。
そして、ステップS221において、判定部117は、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異である第2色値差C2を算出し、第2色値差C2が第3閾値S3以上であるか否か判定する。
第2色値差C2が第3閾値S3以上であると判定部117が判定した場合(ステップS221;YES)には、処理がステップS227に進む。第2色値差C2が第3閾値S3以上ではないと判定部117が判定した場合(ステップS221;NO)には、処理がステップS223に進む。
そして、ステップS223において、判定部117は、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異である第3色値差C3を算出し、第3色値差C3が第3閾値S3以上であるか否か判定する。
第3色値差C3が第3閾値S3以上ではないと判定部117が判定した場合(ステップS223;NO)には、処理がステップS225に進む。
そして、ステップS225において、判定部117は、第1プロジェクター200Aを調整する必要が無いと判定する。その後処理が図7のステップS103へリターンする。
第3色値差C3が第3閾値S3以上であると判定部117が判定した場合(ステップS223;YES)には、処理がステップS227に進む。
そして、ステップS227において、判定部117は、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。その後処理が図7のステップS103へリターンする。
図8では、「調整要否判定処理」の一例として、第1プロジェクター200Aの調整要否判定処理を示したが、第2プロジェクター200Bの調整要否判定処理も図8と同様の処理である。
第2プロジェクター200Bの調整要否判定処理では、以下の点で図8に示すフローチャートと相違する。
図6の期間P14に示すように、投射制御部113は、第1プロジェクター200Aを、投射実行状態とし、第2プロジェクター200Bを非投射状態とする。そして、第1取得部114は、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させ、生成された第1画像P1を取得する。
また、図6の期間P15に示すように、投射制御部113は、第1プロジェクター200Aを、非投射状態とし、第2プロジェクター200Bを投射実行状態とする。そして、第2取得部115は、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させ、生成された第2画像P2を取得する。
また、図6の期間P16に示すように、投射制御部113は、第1プロジェクター200Aを、投射実行状態とし、第2プロジェクター200Bを非投射状態とする。そして、第3取得部116は、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させ、生成された第3画像P3を取得する。
図6〜図8を参照して説明したように、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々について、調整する必要があるか否かを判定できる。
なお、本実施形態では、期間P11では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態であり、期間P12では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、期間P13では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態であるとしたが、これに限定されない。
第3タイミングでの第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングでの第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを異ならせ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aに投射画像を投射させ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方で、第2プロジェクター200Bに投射画像を投射させればよい。
例えば、期間P11では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、期間P12では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態であり、期間P13では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である、とした場合に、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200Aの調整要否判定処理を実行してもよい。
[第2実施形態]
次に、図9を参照して、第2実施形態に係る第1制御部110の処理について説明する。
図9は、第2実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャートである。図9の縦軸及び横軸の各々は、図6に示す縦軸及び横軸と同一である。
第1制御部110の投射制御部113は、図9を参照して以下に説明するように、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々の投射実行状態と非投射状態とを切り換える。
期間P21では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第1プロジェクター200A以外のプロジェクター200、すなわち、第2プロジェクター200B及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P22では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第1プロジェクター200A以外のプロジェクター200、すなわち、第2プロジェクター200B及び第3プロジェクター200Cの各々は、非投射状態である。
期間P23では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第1プロジェクター200A以外のプロジェクター200、すなわち、第2プロジェクター200B及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
タイミングT21は、期間P21の中央のタイミングを示し、タイミングT22は、期間P22の中央のタイミングを示し、タイミングT23は、期間P23の中央のタイミングを示す。タイミングT21で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT22で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT23で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
タイミングT21は、第1タイミングT1の一例に対応し、タイミングT22は、第2タイミングT2の一例に対応し、タイミングT23は、第3タイミングT3の一例に対応する。
判定部117は、タイミングT21で取得した第1画像P1、タイミングT22で取得した第2画像P2、及びタイミングT23で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT21で取得した第1画像P1、タイミングT22で取得した第2画像P2、及びタイミングT23で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
期間Q21では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。図6に示す期間Q11と同様に、期間Q21は、期間P21〜期間P13の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P24では、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、第2プロジェクター200B以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P25では、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200B以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第3プロジェクター200Cの各々は、非投射状態である。
期間P26では、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、第2プロジェクター200B以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
タイミングT24は、期間P24の中央のタイミングを示し、タイミングT25は、期間P25の中央のタイミングを示し、タイミングT26は、期間P26の中央のタイミングを示す。タイミングT24で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT25で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT26で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT24で取得した第1画像P1、タイミングT25で取得した第2画像P2、及びタイミングT26で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT24で取得した第1画像P1、タイミングT25で取得した第2画像P2、及びタイミングT26で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要がないと判定する。
期間Q22では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。図6に示す期間Q11と同様に、期間Q22は、期間P24〜期間P26の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P27では、第3プロジェクター200Cは、非投射状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
期間P28では、第3プロジェクター200Cは、投射実行状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、非投射状態である。
期間P29では、第3プロジェクター200Cは、非投射状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
タイミングT27は、期間P27の中央のタイミングを示し、タイミングT28は、期間P28の中央のタイミングを示し、タイミングT29は、期間P29の中央のタイミングを示す。タイミングT27で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT28で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT29で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT27で取得した第1画像P1、タイミングT28で取得した第2画像P2、及びタイミングT29で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第3プロジェクター200Cを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT27で取得した第1画像P1、タイミングT28で取得した第2画像P2、及びタイミングT29で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第3プロジェクター200Cを調整する必要がないと判定する。
図9を参照して説明したように、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々について、調整する必要があるか否かを判定できる。
[第3実施形態]
次に、図10を参照して、第3実施形態に係る第1制御部110の処理について説明する。
図10は、第3実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャートである。図10の縦軸及び横軸の各々は、図6に示す縦軸及び横軸と同一である。
第1制御部110の投射制御部113は、図10を参照して以下に説明するように、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々の投射実行状態と非投射状態とを切り換える。
期間P31では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
期間P32では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
期間P33では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
タイミングT31は、期間P31の中央のタイミングを示し、タイミングT32は、期間P32の中央のタイミングを示し、タイミングT33は、期間P33の中央のタイミングを示す。タイミングT31で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT32で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT33で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
タイミングT31は、第1タイミングT1の一例に対応し、タイミングT32は、第2タイミングT2の一例に対応する。タイミングT33は、第3タイミングT3の一例に対応する。
判定部117は、タイミングT31で取得した第1画像P1、タイミングT32で取得した第2画像P2、及びタイミングT32で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT31で取得した第1画像P1、タイミングT32で取得した第2画像P2、及びタイミングT32で取得した第3画像P3が、図6を参照して第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
期間Q31では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
図6を参照して説明した期間Q11と同様に、期間Q31も、期間P31〜期間P33の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P34では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である。
期間P35では、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
期間P36では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である。
タイミングT34は、期間P34の中央のタイミングを示し、タイミングT35は、期間P35の中央のタイミングを示し、タイミングT36は、期間P36の中央のタイミングを示す。タイミングT34で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT35で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT36で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT34で取得した第1画像P1、タイミングT35で取得した第2画像P2、及びタイミングT36で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT34で取得した第1画像P1、タイミングT35で取得した第2画像P2、及びタイミングT36で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要がないと判定する。
図10を参照して説明したように、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bの各々について、調整する必要があるか否かを判定できる。
なお、本実施形態では、期間P31では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態であり、期間P32では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態であり、期間P33では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態であるとしたが、これに限定されない。
第3タイミングでの第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングでの第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方での、第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを異ならせ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aに投射画像を投射させ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方で、第2プロジェクター200Bに投射画像を投射させればよい。
例えば、期間P31及び期間P33における第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを逆とし、 期間P31では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、期間P32では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態であり、期間P33では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である、とした場合に、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200Aの調整要否判定処理を実行してもよい。
また、図10に示す第3実施形態では、図6に示す第1実施形態と比較して、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
[第4実施形態]
次に、図11を参照して、第4実施形態に係る第1制御部110の処理について説明する。
図11は、第4実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャートである。図11の縦軸及び横軸の各々は、図6に示す縦軸及び横軸と同一である。
第1制御部110の投射制御部113は、図11を参照して以下に説明するように、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々の投射実行状態と非投射状態とを切り換える。
期間P41では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第1プロジェクター200A以外のプロジェクター200、すなわち、第2プロジェクター200B及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P42では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P43では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第1プロジェクター200A以外のプロジェクター200、すなわち、第2プロジェクター200B及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
タイミングT41は、期間P41の中央のタイミングを示し、タイミングT42は、期間P42の中央のタイミングを示し、タイミングT43は、期間P43の中央のタイミングを示す。タイミングT41で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT42で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT43で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
タイミングT41は、第1タイミングT1の一例に対応し、タイミングT42は、第2タイミングT2の一例に対応し、タイミングT43は、第3タイミングT3の一例に対応する。
判定部117は、タイミングT41で取得した第1画像P1、タイミングT42で取得した第2画像P2、及び、タイミングT43で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT41で取得した第1画像P1、タイミングT42で取得した第2画像P2、及び、タイミングT43で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
期間Q41では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。図6に示す期間Q11と同様に、期間Q41は、期間P41〜期間P43の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P44では、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、第2プロジェクター200B以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P45では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P46では、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、第2プロジェクター200B以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
タイミングT44は、期間P44の中央のタイミングを示し、タイミングT45は、期間P45の中央のタイミングを示し、タイミングT46は、期間P46の中央のタイミングを示す。タイミングT44で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT45で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT46で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT44で取得した第1画像P1、タイミングT45で取得した第2画像P2、及び、タイミングT46で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT44で取得した第1画像P1、タイミングT45で取得した第2画像P2、及び、タイミングT46で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要がないと判定する。
期間Q42では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。図6に示す期間Q11と同様に、期間Q42は、期間P44〜期間P46の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P47では、第3プロジェクター200Cは、非投射状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
期間P48では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P49では、第3プロジェクター200Cは、非投射状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
タイミングT47は、期間P47の中央のタイミングを示し、タイミングT48は、期間P48の中央のタイミングを示し、タイミングT49は、期間P49の中央のタイミングを示す。タイミングT47で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT48で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT49で、第2取得部115は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT47で取得した第1画像P1、タイミングT48で取得した第2画像P2、及び、タイミングT49で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第3プロジェクター200Cを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT47で取得した第1画像P1、タイミングT48で取得した第2画像P2、及び、タイミングT49で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第3プロジェクター200Cを調整する必要がないと判定する。
図11を参照して説明したように、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々について、調整する必要があるか否かを判定できる。
また、図11に示す第4実施形態では、図9に示す第2実施形態と比較して、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
[第5実施形態]
次に、図12を参照して、第5実施形態に係る第1制御部110の処理について説明する。
図12は、第5実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャートである。図12の縦軸及び横軸の各々は、図6に示す縦軸及び横軸と同一である。
第1制御部110の投射制御部113は、図12を参照して以下に説明するように、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々の投射実行状態と非投射状態とを切り換える。
期間P51では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
期間P52では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
期間P53では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
タイミングT51は、期間P51の中央のタイミングを示し、タイミングT52は、期間P52の中央のタイミングを示し、タイミングT53は、期間P53の中央のタイミングを示す。タイミングT51で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT52で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT53で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
タイミングT51は、第1タイミングT1の一例に対応し、タイミングT52は、第2タイミングT2の一例に対応する。タイミングT53は、第3タイミングT3の一例に対応する。
判定部117は、タイミングT51で取得した第1画像P1、タイミングT52で取得した第2画像P2、及び、タイミングT53で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT51で取得した第1画像P1、タイミングT52で取得した第2画像P2、及び、タイミングT53で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
期間Q51では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
図6を参照して説明した期間Q11と同様に、期間Q51も、期間P51〜期間P53の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P54では、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
期間P55では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態である。
期間P56では、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bは、投射実行状態である。
タイミングT54は、期間P54の中央のタイミングを示し、タイミングT55は、期間P55の中央のタイミングを示し、タイミングT56は、期間P56の中央のタイミングを示す。タイミングT54で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT55で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT56で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT54で取得した第1画像P1、タイミングT55で取得した第2画像P2、及び、タイミングT56で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT54で取得した第1画像P1、タイミングT55で取得した第2画像P2、及び、タイミングT56で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要がないと判定する。
図12を参照して説明したように、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bの各々について、調整する必要があるか否かを判定できる。
また、図12に示す第5実施形態では、図6に示す第1実施形態、及び図10に示す第3実施形態と比較して、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
なお、本実施形態では、期間P51では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態であり、期間P52では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第2プロジェクター200Bは、投射実行状態であり、期間P53では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態であるとしたが、これに限定されない。第3タイミングでの第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングでの第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方での、第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを異ならせ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aに投射画像を投射させ、第1タイミング及び第2タイミングの少なくとも一方で、第2プロジェクター200Bに投射画像を投射させればよい。
例えば、期間P51では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態であり、期間P52では、第1プロジェクター200Aは、投射実行状態であり、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、期間P53では、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である、とした場合に、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200Aの調整要否判定処理を実行してもよい。
[第6実施形態]
次に、図13を参照して、第6実施形態に係る第1制御部110の処理について説明する。
図13は、第6実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャートである。図13の縦軸及び横軸の各々は、図6に示す縦軸及び横軸と同一である。
第1制御部110の投射制御部113は、図13を参照して以下に説明するように、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々の投射実行状態と非投射状態とを切り換える。
期間P61では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P62では、第1プロジェクター200Aは、非投射状態であり、第1プロジェクター200A以外のプロジェクター200、すなわち、第2プロジェクター200B及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P63では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
タイミングT61は、期間P61の中央のタイミングを示し、タイミングT62は、期間P62の中央のタイミングを示し、タイミングT63は、期間P63の中央のタイミングを示す。タイミングT61で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT62で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT63で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
タイミングT61は、第1タイミングT1の一例に対応し、タイミングT62は、第2タイミングT2の一例に対応し、タイミングT63は、第3タイミングT3の一例に対応する。
判定部117は、タイミングT61で取得した第1画像P1、タイミングT62で取得した第2画像P2、及びタイミングT63で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT61で取得した第1画像P1、タイミングT62で取得した第2画像P2、及びタイミングT63で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
期間Q61では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。図6に示す期間Q11と同様に、期間Q61は、期間P61〜期間P63の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P64では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P65では、第2プロジェクター200Bは、非投射状態であり、第2プロジェクター200B以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P66では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
タイミングT64は、期間P64の中央のタイミングを示し、タイミングT65は、期間P65の中央のタイミングを示し、タイミングT66は、期間P66の中央のタイミングを示す。タイミングT64で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT65で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT66で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT64で取得した第1画像P1、タイミングT65で取得した第2画像P2、及びタイミングT66で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT64で取得した第1画像P1、タイミングT65で取得した第2画像P2、及びタイミングT66で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第2プロジェクター200Bを調整する必要がないと判定する。
期間Q62では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。図6に示す期間Q11と同様に、期間Q62は、期間P64〜期間P66の各々の長さよりも長い方が好ましい。
期間P67では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P68では、第3プロジェクター200Cは、非投射状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
期間P69では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
タイミングT67は、期間P67の中央のタイミングを示し、タイミングT68は、期間P68の中央のタイミングを示し、タイミングT69は、期間P69の中央のタイミングを示す。タイミングT67で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT68で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT69で、第3取得部116は、第3画像P3を取得する。
判定部117は、タイミングT67で取得した第1画像P1、タイミングT68で取得した第2画像P2、及びタイミングT69で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第3プロジェクター200Cを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT67で取得した第1画像P1、タイミングT68で取得した第2画像P2、及びタイミングT69で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第3プロジェクター200Cを調整する必要がないと判定する。
図13を参照して説明したように、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1画像P1、第2画像P2及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々について、調整する必要があるか否かを判定できる。
また、図13に示す第6実施形態では、図9に示す第2実施形態、及び図11に示す第4実施形態と比較して、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
[本実施形態及び作用効果]
以上、図1〜図13を参照して説明したように、本実施形態に係る画像投射システム1の調整要否判定方法は、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bによってスタック投射を行い、スクリーンSC上に投射画像を投射する画像投射システム1の調整要否判定方法であって、第1タイミングT1で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第1画像P1を取得し、第1タイミングT1より後の第2タイミングT2で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第2画像P2を取得し、第2タイミングT2より後の第3タイミングT3で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された撮像した第3画像P3を取得し、第3タイミングT3での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングT1での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方での、第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを異ならせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aに投射画像を投射させ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第2プロジェクター200Bに投射画像を投射させ、第1画像P1、第2画像P2、及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定する。
したがって、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがスタック投射を行う場合に、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第1画像P1と第2画像P2との差異が第2閾値S2以上である場合、又は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第3画像P3と第2画像P2との差異が第2閾値S2以上である場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。
したがって、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図6を参照して説明したように、第1タイミングT1及び第3タイミングT3において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させず、第2プロジェクター200Bに、投射画像を投射させ、第2タイミングT2において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させ、第2プロジェクター200Bに、投射画像を投射させない。
よって、第3タイミングT3での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングT1での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aに投射画像を投射させ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第2プロジェクター200Bに投射画像を投射させることができる。したがって、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図10を参照して説明したように、第1タイミングT1及び第3タイミングT3において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させず、第2プロジェクター200Bに、投射画像を投射させ、第2タイミングT2において、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々に、投射画像を投射させ、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合、又は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。
よって、第2タイミングT2での第1プロジェクター200Aの投射状態を第1タイミングT1での第1プロジェクター200Aの投射状態と異ならせ、第3タイミングT3での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングT1での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせることができる。したがって、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、第1画像P1及び第3画像P3は、第2プロジェクター200Bのみを投射したときの画像を示し、第2画像P2は、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bを投射したときのスタック画像を示す。そこで、第1画像P1及び第3画像P3の各々と、第2画像P2とは明度が相違する。よって、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異、及び第3画像P3と第2画像P2との色値の差異で判定している。このように、第1画像P1及び第3画像P3の各々と、第2画像P2との明度が相違する場合には、色値の差異で判定することによって、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、図6に示す形態と比較して、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図12を参照して説明したように、第1タイミングT1及び第3タイミングT3において、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bの各々に、投射画像を投射させ、第2タイミングT2において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させず、第2プロジェクター200Bに、投射画像を投射させ、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合、又は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。
よって、第2タイミングT2での第1プロジェクター200Aの投射状態を第1タイミングT1での第1プロジェクター200Aの投射状態と異ならせ、第3タイミングT3での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を、第1タイミングT1での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせることができる。したがって、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、第1画像P1及び第3画像P3は、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bを投射したときのスタック画像を示し、第2画像P2は、第2プロジェクター200Bのみを投射したときの画像を示す。そこで、第1画像P1及び第3画像P3と、第2画像P2とは明度が相違する。よって、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異、及び第3画像P3と第2画像P2との色値の差異で判定している。このように、第1画像P1及び第3画像P3と、第2画像P2との明度が相違する場合には、色値の差異で判定することによって、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、図6に示す形態、及び図10に示す形態と比較して、第1プロジェクター200A,及び第2プロジェクター200Bの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図9、図11、及び図13を参照して説明したように、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cによってスタック投射を行い、第3プロジェクター200Cの投射状態を、第1タイミングT1、第2タイミングT2、及び第3タイミングT3において、第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせる。
したがって、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cがスタック投射を行う場合に、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図9を参照して説明したように、第1タイミングT1及び第3タイミングT3において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させず、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させ、第2タイミングT2において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させ、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させず、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第1画像P1と第2画像P2との差異が第2閾値S2以上である場合、又は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第3画像P3と第2画像P2との差異が第2閾値S2以上である場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。
よって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cによってスタック投射を行う場合に、第3プロジェクター200Cの投射状態を、第1タイミングT1、第2タイミングT2、及び第3タイミングT3において、第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせることができる。したがって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図11を参照して説明したように、第1タイミングT1及び第3タイミングT3において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させず、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させ、第2タイミングTにおいて、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させ、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合、又は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。
よって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cによってスタック投射を行う場合に、第3プロジェクター200Cの投射状態を、第1タイミングT1、第2タイミングT2、及び第3タイミングT3において、第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせることができる。したがって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、図9に示す形態と比較して、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図13を参照して説明したように、第1タイミングT1及び第3タイミングT3において、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させ、第2タイミングT2において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させず、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させ、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合、又は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。
よって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cによってスタック投射を行う場合に、第3プロジェクター200Cの投射状態を、第1タイミングT1、第2タイミングT2、及び第3タイミングT3において、第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせることができる。したがって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、図9に示す形態、及び図11に示す形態と比較して、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。
本実施形態に係る画像投射システム1は、スタック投射を行う第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bと、投射された画像を撮像するカメラ300と、を備える画像投射システム1であって、第1タイミングT1で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第1画像P1を取得する第1取得部114と、第1タイミングT1より後の第2タイミングT2で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第2画像P2を取得する第2取得部115と、第2タイミングT2より後の第3タイミングT3で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された撮像した第3画像P3を取得する第3取得部116と、第3タイミングT3での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を第1タイミングT1での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方での、第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを異ならせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aに投射画像を投射させ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第2プロジェクター200Bに投射画像を投射させる、投射制御部113と、第1画像P1、第2画像P2、及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定する判定部117と、を備える。
したがって、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがスタック投射を行う場合に、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定できる。
本実施形態に係る制御装置100は、スタック投射を行う第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bと、投射された画像を撮像するカメラ300と、通信可能に接続される制御装置100であって、第1タイミングT1で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第1画像P1を取得する第1取得部114と、第1タイミングT1より後の第2タイミングT2で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第2画像P2を取得する第2取得部115と、第2タイミングT2より後の第3タイミングT3で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された撮像した第3画像P3を取得する第3取得部116と、第3タイミングT3での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態を第1タイミングT1での第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方での、第1プロジェクター200Aの投射状態と第2プロジェクター200Bの投射状態とを異ならせ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第1プロジェクター200Aに投射画像を投射させ、第1タイミングT1及び第2タイミングT2の少なくとも一方で、第2プロジェクター200Bに投射画像を投射させる、投射制御部113と、第1画像P1、第2画像P2、及び第3画像P3に基いて、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定する判定部117と、を備える。
したがって、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがスタック投射を行う場合に、第1プロジェクター200A、及び第2プロジェクター200Bがコンテンツ画像を投射する場合であっても、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを判定できる。
[他の実施形態]
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の本実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、図1〜図13を参照して、スタック投射されるプロジェクター200が2台又は3台である場合について詳細に説明したが、これに限定されない。スタック投射されるプロジェクター200が4台以上でもよい。
本実施形態では、制御装置100の第1制御部110が投射制御部113、第1取得部114、第2取得部115、第3取得部116、及び判定部117を備えるが、これに限定されない。画像投射システム1を構成する複数のプロジェクター200のいずれか1台が、投射制御部113、第1取得部114、第2取得部115、第3取得部116、及び判定部117を備えてもよい。この場合には、画像投射システム1は、制御装置100を備えなくてもよい。
本実施形態では、投射画像が、制御装置100がコンテンツを再生することによって生成される画像、すなわち「コンテンツ画像」であるが、これに限定されない。投射画像が、パターン画像でもよい。
本実施形態では、制御装置100がパーソナルコンピューターで構成される場合について説明するが、これに限定されない。制御装置100が、例えばタブレット端末、スマートフォン、又はPDA(Personal Digital Assistant)等で構成されてもよい。
また、本実施形態では、制御装置100がプロジェクター200とLANで通信可能に接続される場合について説明するが、これに限定されない。制御装置100がプロジェクター200とWi−Fi(登録商標)等の無線通信で通信可能に接続されてもよい。
また、図3〜図5に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、制御装置100の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図8に示すフローチャートの処理単位は、制御装置100の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図8の各々のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、制御装置100が備える第1プロセッサー111に、画像投射システム1の調整要否判定方法に対応した第1制御プログラムを実行させることで実現できる。また、この第1制御プログラムは、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu−ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、画像処理装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。また、画像投射システム1の調整要否判定方法に対応した第1制御プログラムをサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置から制御装置100に、第1制御プログラムをダウンロードすることで画像投射システム1の調整要否判定方法を実現することもできる。
1…画像投射システム、100…制御装置(画像投射制御装置)、110…第1制御部、111…第1プロセッサー、112…第1メモリー、113…投射制御部、114…第1取得部、115…第2取得部、116…第3取得部、117…判定部、120…第1記憶部、130…第1操作部、140…第1表示部、141…表示パネル、150…第1通信部、160…第1インターフェース部、200…プロジェクター、200A…第1プロジェクター、200B…第2プロジェクター、200C…第3プロジェクター、210…投射部、211…光源部、212…光変調装置、213…投射光学系、215…液晶パネル、220…駆動部、221…光源駆動部、222…光変調装置駆動部、231…第2操作部、235…入力インターフェース、241…画像インターフェース、245…画像処理部、250…第2制御部、251…第2メモリー、253…第2プロセッサー、300…カメラ、P1…第1画像、P2…第2画像、PL…画像光、SC…スクリーン(投射領域)、T1…第1タイミング、T2…第2タイミング、T11〜T16、T21〜T29、T31〜T36、T41〜T49、T51〜T56、T61〜T69…タイミング。
上記課題を解決する一態様は、第1プロジェクター、及び第2プロジェクターによってスタック投射を行い、投射領域内に投射画像を投射する画像投射システムの調整要否判定方法であって、第1タイミングで、前記投射領域を含む領域をカメラが撮像して生成された第1画像を取得し、前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得し、前記第タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得し、前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに前記投射画像を投射させ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させ、前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する。
上記課題を解決する更に別の一態様は、スタック投射を行う第1プロジェクター、及び第2ロジェクターと、投射された画像を撮像するカメラと、通信可能に接続される画像投射制御装置であって、第1タイミングで、投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第1画像を取得する第1取得部と、前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得する第2取得部と、前記第2タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得する第3取得部と、前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を、前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに投射画像を投射させ、前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させる、投射制御部と、前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する判定部と、を備える。
第3取得部116は、第3タイミングT3で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300が撮像して生成された第3画像P3を取得する。
具体的には、第取得部11は、第3タイミングT3で、スクリーンSCを含む領域をカメラ300に撮像させる。そして、第3取得部116は、カメラ300が生成した第3画像P3を取得する。
[第1実施形態]
次に、図6〜図8を参照して、第1実施形態に係る第1制御部110の処理について説明する。
図6は、第1実施形態における投射状態の変化の一例を示すタイミングチャートである。横軸は、時間であり、縦軸は、第1プロジェクター200A及びプロジェクター200の各々の状態を示す。「ON」は、投射実行状態を示し、「OFF」は、非投射状態を示す。
第1制御部110の投射制御部113は、図6を参照して以下に説明するように、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々の投射実行状態と非投射状態とを切り換える。
期間Q21では、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。図6に示す期間Q11と同様に、期間Q21は、期間P21〜期間P3の各々の長さよりも長い方が好ましい。
判定部117は、タイミングT31で取得した第1画像P1、タイミングT32で取得した第2画像P2、及びタイミングT3で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件の少なくとも一方を満たす場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。また、判定部117は、タイミングT31で取得した第1画像P1、タイミングT32で取得した第2画像P2、及びタイミングT3で取得した第3画像P3が、図6を参照して説明した第1条件、及び第2条件を満たさない場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要がないと判定する。
期間P47では、第3プロジェクター200Cは、非投射状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
期間P48では、全てのプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々は、投射実行状態である。
期間P49では、第3プロジェクター200Cは、非投射状態であり、第3プロジェクター200C以外のプロジェクター200、すなわち、第1プロジェクター200A及び第2プロジェクター200Bの各々は、投射実行状態である。
タイミングT47は、期間P47の中央のタイミングを示し、タイミングT48は、期間P48の中央のタイミングを示し、タイミングT49は、期間P49の中央のタイミングを示す。タイミングT47で、第1取得部114は、第1画像P1を取得する。タイミングT48で、第2取得部115は、第2画像P2を取得する。タイミングT49で、第取得部11は、第3画像P3を取得する。
また、画像投射システム1の調整要否判定方法は、図11を参照して説明したように、第1タイミングT1及び第3タイミングT3において、第1プロジェクター200Aに、投射画像を投射させず、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させ、第2タイミングTにおいて、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、及び第3プロジェクター200Cの各々に、投射画像を投射させ、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第1画像P1と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合、又は、第1画像P1と第3画像P3との差異が第1閾値S1以下であり、第3画像P3と第2画像P2との色値の差異が第3閾値S3以上である場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があると判定する。
よって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cによってスタック投射を行う場合に、第3プロジェクター200Cの投射状態を、第1タイミングT1、第2タイミングT2、及び第3タイミングT3において、第2プロジェクター200Bの投射状態と同一とさせることができる。したがって、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cがコンテンツ画像をスタック投射する場合に、第1プロジェクター200Aを調整する必要があるか否かを適正に判定できる。
また、図9に示す形態と比較して、第1プロジェクター200A〜第3プロジェクター200Cの各々が非投射状態となる期間が短いため、各プロジェクター200を非投射状態にすることに伴うコンテンツ画像の品質の劣化を抑制できる。

Claims (11)

  1. 第1プロジェクター、及び第2プロジェクターによってスタック投射を行い、投射領域内に投射画像を投射する画像投射システムの調整要否判定方法であって、
    第1タイミングで、前記投射領域を含む領域をカメラが撮像して生成された第1画像を取得し、
    前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得し、
    前記第2タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得し、
    前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を、前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに前記投射画像を投射させ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させ、
    前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する、
    画像投射システムの調整要否判定方法。
  2. 前記第1画像と前記第3画像との差異が第1閾値以下であり、前記第1画像と前記第2画像との差異が第2閾値以上である場合、又は、前記第1画像と前記第3画像との差異が前記第1閾値以下であり、前記第3画像と前記第2画像との差異が前記第2閾値以上である場合に、前記第1プロジェクターを調整する必要があると判定する、
    請求項1に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  3. 前記第1タイミング及び前記第3タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させず、
    前記第2プロジェクターに、前記投射画像を投射させ、
    前記第2タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させ、
    前記第2プロジェクターに、前記投射画像を投射させない、
    請求項1又は請求項2に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  4. 前記第1タイミング及び前記第3タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させず、
    前記第2プロジェクターに、前記投射画像を投射させ、
    前記第2タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクター、及び前記第2プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させ、
    前記第1画像と前記第3画像との差異が第1閾値以下であり、前記第1画像と前記第2画像との色値の差異が第3閾値以上である場合、又は、前記第1画像と前記第3画像との差異が前記第1閾値以下であり、前記第3画像と前記第2画像との色値の差異が前記第3閾値以上である場合に、前記第1プロジェクターを調整する必要があると判定する、
    請求項1に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  5. 前記第1タイミング及び前記第3タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクター、及び前記第2プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させ、
    前記第2タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させず、
    前記第2プロジェクターに、前記投射画像を投射させ、
    前記第1画像と前記第3画像との差異が第1閾値以下であり、前記第1画像と前記第2画像との色値の差異が第3閾値以上である場合、又は、前記第1画像と前記第3画像との差異が前記第1閾値以下であり、前記第3画像と前記第2画像との色値の差異が前記第3閾値以上である場合に、前記第1プロジェクターを調整する必要があると判定する、
    請求項1に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  6. 前記第1プロジェクター、前記第2プロジェクター、及び第3プロジェクターによって前記スタック投射を行い、
    前記第3プロジェクターの投射状態を、前記第1タイミング、前記第2タイミング、及び前記第3タイミングにおいて、前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせる、
    請求項1に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  7. 前記第1タイミング及び前記第3タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させず、
    前記第2プロジェクター、及び前記第3プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させ、
    前記第2タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させ、
    前記第2プロジェクター、及び前記第3プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させず、
    前記第1画像と前記第3画像との差異が第1閾値以下であり、前記第1画像と前記第2画像との差異が第2閾値以上である場合、又は、前記第1画像と前記第3画像との差異が前記第1閾値以下であり、前記第3画像と前記第2画像との差異が前記第2閾値以上である場合に、前記第1プロジェクターを調整する必要があると判定する、
    請求項6に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  8. 前記第1タイミング及び前記第3タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させず、
    前記第2プロジェクター、及び前記第3プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させ、
    前記第2タイミングにおいて、前記第1プロジェクター、前記第2プロジェクター、及び前記第3プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させ、
    前記第1画像と前記第3画像との差異が第1閾値以下であり、前記第1画像と前記第2画像との色値の差異が第3閾値以上である場合、又は、前記第1画像と前記第3画像との差異が前記第1閾値以下であり、前記第3画像と前記第2画像との色値の差異が前記第3閾値以上である場合に、前記第1プロジェクターを調整する必要があると判定する、
    請求項6に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  9. 前記第1タイミング及び前記第3タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクター、第2プロジェクター、及び前記第3プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させ、
    前記第2タイミングにおいて、
    前記第1プロジェクターに、前記投射画像を投射させず、
    前記第2プロジェクター、及び前記第3プロジェクターの各々に、前記投射画像を投射させ、
    前記第1画像と前記第3画像との差異が第1閾値以下であり、前記第1画像と前記第2画像との色値の差異が第3閾値以上である場合、又は、前記第1画像と前記第3画像との差異が前記第1閾値以下であり、前記第3画像と前記第2画像との色値の差異が前記第3閾値以上である場合に、前記第1プロジェクターを調整する必要があると判定する、
    請求項6に記載の画像投射システムの調整要否判定方法。
  10. スタック投射を行う第1プロジェクター、及び第2プロジェクターと、投射された画像を撮像するカメラと、を備える画像投射システムであって、
    第1タイミングで、投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第1画像を取得する第1取得部と、
    前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得する第2取得部と、
    前記第2タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得する第3取得部と、
    前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに投射画像を投射させ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させる、投射制御部と、
    前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する判定部と、
    を備える、画像投射システム。
  11. スタック投射を行う第1プロジェクター、及び第2プロジェクターと、投射された画像を撮像するカメラと、通信可能に接続される画像投射制御装置であって、
    第1タイミングで、投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第1画像を取得する第1取得部と、
    前記第1タイミングより後の第2タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された第2画像を取得する第2取得部と、
    前記第2タイミングより後の第3タイミングで、前記投射領域を含む領域を前記カメラが撮像して生成された撮像した第3画像を取得する第3取得部と、
    前記第3タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態を、前記第1タイミングでの前記第1プロジェクター及び前記第2プロジェクターの投射状態と同一とさせ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方での、前記第1プロジェクターの投射状態と前記第2プロジェクターの投射状態とを異ならせ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第1プロジェクターに投射画像を投射させ、
    前記第1タイミング及び前記第2タイミングの少なくとも一方で、前記第2プロジェクターに前記投射画像を投射させる、投射制御部と、
    前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像に基いて、前記第1プロジェクターを調整する必要があるか否かを判定する判定部と、
    を備える、画像投射制御装置。
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