JP2020005049A - 投射システム、プロジェクター、投射システムの制御方法およびプロジェクターの制御方法 - Google Patents
投射システム、プロジェクター、投射システムの制御方法およびプロジェクターの制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】表示面への画像の投射を制御するために、撮像画像と比較する画像を投射する等複雑な処理および構成が必要とならない技術を提供する。【解決手段】投射システムは、第1情報を含む第1投射画像を表示面の第1領域に投射可能な第1プロジェクターと、第2投射画像を前記第1領域に投射可能な第2プロジェクターと、第2プロジェクターが前記第2投射画像を投射せずに第1プロジェクターが前記第1投射画像を投射する第1状況において第1プロジェクターの位置とは異なる位置から前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する第1撮像装置と、前記第1撮像画像情報に基づいて前記第1情報を検出する第1検出装置と、前記第1情報の検出結果に基づいて第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射とを制御する制御装置を含む。【選択図】図4
Description
本発明は、投射システム、プロジェクター、投射システムの制御方法およびプロジェクターの制御方法に関する。
特許文献1には、複数の投影装置の各々が投射画像を共通の表示面に投射可能な投影表示装置が記載されている。
この投影表示装置では、複数の投影装置のいずれかが投射する投射画像が、利用者の腕等によって遮られるために、表示面上に影領域が生じると、影領域検出装置が影領域を検出する。具体的には、影領域検出装置は、カメラによる表示面の撮像によって生成される撮像画像と、投射画像と、を比較することによって、影領域を検出する。影領域が検出されると、つまり、投射画像が腕等の遮蔽物によって表示面に到達しない状態が検出されると、画像を投射していない投影装置のうち、影領域に画像を投射可能な投影装置が、画像を表示面に投射する。
特許文献1に記載の投影表示装置は、表示面への画像の投射を制御するためには、撮像画像と比較するための投射画像を投射する等複雑な処理および構成が必要となる。
本発明に係る投射システムの一態様は、第1情報を含む第1投射画像を、表示面の第1領域に投射可能な第1プロジェクターと、第2投射画像を前記第1領域に投射可能な第2プロジェクターと、前記第2プロジェクターが前記第2投射画像を投射せずに前記第1プロジェクターが前記第1投射画像を投射する第1状況において、前記第1プロジェクターの位置とは異なる位置から前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する第1撮像装置と、前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出する第1検出装置と、前記第1情報の検出結果に基づいて、前記第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射と、を制御する制御装置と、を含む。
本発明に係るプロジェクターの一態様は、第1情報を含む第1投射画像が外部プロジェクターから投射される表示面の第1領域に、第2投射画像を投射可能な投射装置と、前記投射装置が前記第2投射画像を投射せずに前記外部プロジェクターが前記第1投射画像を投射する第1状況において、前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する撮像装置と、前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出する検出装置と、前記第1情報の検出結果に基づいて、前記外部プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記投射部による前記第2投射画像の投射と、を制御する制御装置と、を含む。
本発明に係る投射システムの制御方法の一態様は、第1情報を含む第1投射画像を第1プロジェクターが表示面の第1領域に投射し第2投射画像を第2プロジェクターが前記第1領域に投射する第1状況において、前記第1プロジェクターの位置とは異なる位置から前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成し、前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出し、前記第1情報の検出結果に基づいて、前記第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射と、を制御する。
本発明に係るプロジェクターの一態様は、第2投射画像を投射可能なプロジェクターの制御方法であって、前記第2投射画像が投射されずに、第1情報を含む第1投射画像を外部プロジェクターが表示面の第1領域に投射する第1状況において、前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成し、前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出し、前記第1情報の検出結果に基づいて、前記外部プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記第2投射画像の投射と、を制御する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る投射システム1を示す図である。図2は、表示面50の第1領域50aの一例を示す図である。投射システム1は、第1プロジェクター10と、第2プロジェクター20と、第3プロジェクター30と、制御装置40と、を含む。なお、第2プロジェクター20を基準のプロジェクターとする場合、第1プロジェクター10は、外部プロジェクターの一例となる。
図1は、第1実施形態に係る投射システム1を示す図である。図2は、表示面50の第1領域50aの一例を示す図である。投射システム1は、第1プロジェクター10と、第2プロジェクター20と、第3プロジェクター30と、制御装置40と、を含む。なお、第2プロジェクター20を基準のプロジェクターとする場合、第1プロジェクター10は、外部プロジェクターの一例となる。
第1プロジェクター10は、第1情報を含む第1投射画像I1、例えば図14に示すような第1投射画像I1を、第1領域50aに投射する。第2プロジェクター20は、第2情報を含む第2投射画像を、第1領域50aに投射する。第3プロジェクター30は、第3情報を含む第3投射画像を、第1領域50aに投射する。
第1投射画像I1は、第1情報によって色が変調されている画像である。以下、色の変調を単に「色変調」と称する。第2投射画像は、第2情報によって色変調が施されている画像である。第3投射画像は、第3情報によって色変調が施されている画像である。
第1投射画像I1は、第1情報によって色が変調されている画像である。以下、色の変調を単に「色変調」と称する。第2投射画像は、第2情報によって色変調が施されている画像である。第3投射画像は、第3情報によって色変調が施されている画像である。
本実施形態では、第1情報は、第1プロジェクター10を識別する第1識別情報であり、第2情報は、第2プロジェクター20を識別する第2識別情報であり、第3情報は、第3プロジェクター30を識別する第3識別情報である。第1情報、第2情報、および第3情報は、第1プロジェクター10、第2プロジェクター20、および第3プロジェクター30を識別する情報に限らず適宜変更可能である。例えば、第1情報、第2情報、および第3情報として、第1投射画像I1、第2投射画像、および第3投射画像を識別する情報が用いられてもよい。
表示面50は、例えば、テーブルの上面である。テーブルは複数の利用者が囲って利用する場合が多く、利用者の体等が投射の遮蔽物となりやすく、表示面50に影ができやすい。表示面50は、テーブルの上面に限らず適宜変更可能である。表示面50は、例えば、机の上面または壁でもよく、第1投射画像I1によって装飾される商品が有する面でもよい。表示面50の第1領域50aは、平面でもよいし、曲面でもよいし、複数の面で構成されてもよい。
本実施形態では、第1領域50a上での、第1投射画像I1の大きさおよび向きと、第2投射画像の大きさおよび向きと、第3投射画像の大きさおよび向きとが、相互に一致するように、第1プロジェクター10、第2プロジェクター20および第3プロジェクター30が調整されている。
このため、第1投射画像I1の代わりに第2投射画像が投射されても、第2投射画像の代わりに第3投射画像が投射されても、第3投射画像の代わりに第1投射画像I1が投射されても、利用者は、同じ画像が投射されていると認識しやすくなる。
本実施形態では、第1領域50a上での、第1投射画像I1の大きさおよび向きと、第2投射画像の大きさおよび向きと、第3投射画像の大きさおよび向きとが、相互に一致するように、第1プロジェクター10、第2プロジェクター20および第3プロジェクター30が調整されている。
このため、第1投射画像I1の代わりに第2投射画像が投射されても、第2投射画像の代わりに第3投射画像が投射されても、第3投射画像の代わりに第1投射画像I1が投射されても、利用者は、同じ画像が投射されていると認識しやすくなる。
本実施形態では、投射システム1は、投射状況として、図3に示す「第1状況」、「第2状況」、「第3状況」、「第4状況」、および「第5状況」を有する。
「第1状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射せず、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射しない状況である。
「第2状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射し、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射しない状況である。
「第3状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射し、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射する状況である。第3状況の一例としては、第1投射画像I1と第2投射画像と第3投射画像とが時分割で投射される状況が挙げられる。
「第4状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射せず、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射しない状況である。
「第5状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射せず、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射する状況である。
「第1状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射せず、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射しない状況である。
「第2状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射し、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射しない状況である。
「第3状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射し、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射する状況である。第3状況の一例としては、第1投射画像I1と第2投射画像と第3投射画像とが時分割で投射される状況が挙げられる。
「第4状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射せず、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射しない状況である。
「第5状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射せず、第3プロジェクター30が第3投射画像を投射する状況である。
投射システム1は、例えば、第1状況において図8に示すように第1投射画像I1が利用者の体等の遮蔽物60によって遮られて第1領域50aに到達しない場合、第1投射画像I1のみを投射する第1状況を、第2投射画像のみを投射する第2状況に変更する。また、投射システム1は、第2状況において図10に示すように第2投射画像が遮蔽物60によって遮られて第1領域50aに到達しない場合、第2投射画像のみを投射する第2状況を、第3投射画像のみを投射する第5状況に変更する。また、投射システム1は、第5状況において図12に示すように第3投射画像が遮蔽物60によって遮られて第1領域50aに到達しない場合、第3投射画像を投射する第5状況を、第1投射画像I1を投射する第1状況に変更する。
図4は、投射システム1の構成の一例を示す図である。第1プロジェクター10は、第1投射装置11と、第3撮像装置12と、第3検出装置13と、を含む。第2プロジェクター20は、第2投射装置21と、第1撮像装置22と、第1検出装置23と、を含む。第3プロジェクター30は、第3投射装置31と、第2撮像装置32と、第2検出装置33と、を含む。
第1投射装置11は、第1投射画像I1を生成する。第1投射装置11は、第1情報と、基礎画像を示す基礎画像情報を記憶し、第1情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第1投射画像信号を生成する。詳細は後述する。第1投射装置11は、第1投射画像信号によって示される第1投射画像I1を第1領域50aに投射する。図1では、第1投射画像I1の光路が、第1投射装置11から第1領域50aに到達する実線によって示される。
第2投射装置21は、第2投射画像を生成する。第2投射装置21は、第2情報と、基礎画像を示す基礎画像情報を記憶し、第2情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第2投射画像を示す第2投射画像信号を生成する。第2投射装置21は、第2投射画像信号によって示される第2投射画像を第1領域50aに投射する。図1では、第2投射画像の光路が、第2投射装置21から第1領域50aに到達する実線によって示される。
第3投射装置31は、第3投射画像を生成する。第3投射装置31は、第3情報と、基礎画像を示す基礎画像情報を記憶し、第3情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第3投射画像を示す第3投射画像信号を生成する。第3投射装置31は、第3投射画像信号によって示される第3投射画像を第1領域50aに投射する。図1では、第3投射画像の光路が、第3投射装置31から第1領域50aに到達する実線によって示される。
第1撮像装置22は、第1プロジェクター10の位置とも第3プロジェクター30の位置とも異なる位置に配置される。第1撮像装置22は、さらに、第1投射装置11の位置とも第3投射装置31の位置とも異なる位置に配置されてもよい。本実施形態では、第1撮像装置22は、第2プロジェクター20に搭載される。
第1撮像装置22は、レンズ等の光学系と、当該光学系が集光する光を電気信号に変換する撮像素子等を備えた動画カメラである。撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーである。
第1撮像装置22は、第1領域50aを撮像することによって、第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する。図1では、第1撮像装置22による第1領域50aの撮像の状況が、第1領域50aから第1撮像装置22に到達する破線によって示される。第1撮像装置22は、例えば第1状況において、第1領域50aを撮像することによって第1撮像画像情報を生成する。
第1撮像装置22は、第1領域50aを撮像することによって、第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する。図1では、第1撮像装置22による第1領域50aの撮像の状況が、第1領域50aから第1撮像装置22に到達する破線によって示される。第1撮像装置22は、例えば第1状況において、第1領域50aを撮像することによって第1撮像画像情報を生成する。
第2撮像装置32は、第1プロジェクター10の位置とも第2プロジェクター20の位置とも異なる位置に配置される。第2撮像装置32は、さらに、第1投射装置11の位置とも第2投射装置21の位置とも異なる位置に配置されてもよい。本実施形態では、第2撮像装置32は、第3プロジェクター30に搭載される。
第2撮像装置32は、第1撮像装置22と同一構成である。第2撮像装置32は、第1領域50aを撮像することによって、第2撮像画像を示す第2撮像画像情報を生成する。図1では、第2撮像装置32による第1領域50aの撮像の状況が、第1領域50aから第2撮像装置32に到達する破線によって示される。第2撮像装置32は、例えば第2状況において、第1領域50aを撮像することによって第2撮像画像情報を生成する。
第3撮像装置12は、第2プロジェクター20の位置とも第3プロジェクター30の位置とも異なる位置に配置される。第3撮像装置12は、さらに、投射装置21の位置とも第3投射装置31の位置とも異なる位置に配置されてもよい。本実施形態では、第3撮像装置12は、第1プロジェクター10に搭載される。
第3撮像装置12は、第1撮像装置22と同一構成である。第3撮像装置12は、第1領域50aを撮像することによって、第3撮像画像を示す第3撮像画像情報を生成する。図1では、第3撮像装置12による第1領域50aの撮像の状況が、第1領域50aから第3撮像装置12に到達する破線によって示される。第3撮像装置12は、例えば第5状況において、第1領域50aを撮像することによって第3撮像画像情報を生成する。
第1検出装置23は、第1撮像画像情報に基づいて、第1情報を検出する。第1検出装置23は、例えば、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の色の変化に基づいて、第1情報を検出する。
本実施形態では、第1検出装置23は、第1情報に対応する色の変化を示す第1色変化情報を予め記憶している。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の色の変化が、第1色変化情報が示す色変化である場合、第1情報の検出を認定する。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の色の変化が、第1色変化情報が示す色変化でない場合、第1情報の非検出を認定する。第1検出装置23は、第1情報の検出結果を制御装置40に出力する。
本実施形態では、第1検出装置23は、第1情報に対応する色の変化を示す第1色変化情報を予め記憶している。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の色の変化が、第1色変化情報が示す色変化である場合、第1情報の検出を認定する。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の色の変化が、第1色変化情報が示す色変化でない場合、第1情報の非検出を認定する。第1検出装置23は、第1情報の検出結果を制御装置40に出力する。
第2検出装置33は、第2撮像画像情報に基づいて、第2情報を検出する。第2検出装置33は、例えば、第2撮像画像情報が示す第2撮像画像の色の変化に基づいて、第2情報を検出する。
本実施形態では、第2検出装置33は、第2情報に対応する色の変化を示す第2色変化情報を予め記憶している。第2検出装置33は、第2撮像画像情報が示す第2撮像画像の色の変化が、第2色変化情報が示す色変化である場合、第2情報の検出を認定する。第2検出装置33は、第2撮像画像情報が示す第2撮像画像の色の変化が、第2色変化情報が示す色変化でない場合、第2情報の非検出を認定する。第2検出装置33は、第2情報の検出結果を制御装置40に出力する。
本実施形態では、第2検出装置33は、第2情報に対応する色の変化を示す第2色変化情報を予め記憶している。第2検出装置33は、第2撮像画像情報が示す第2撮像画像の色の変化が、第2色変化情報が示す色変化である場合、第2情報の検出を認定する。第2検出装置33は、第2撮像画像情報が示す第2撮像画像の色の変化が、第2色変化情報が示す色変化でない場合、第2情報の非検出を認定する。第2検出装置33は、第2情報の検出結果を制御装置40に出力する。
第3検出装置13は、第3撮像画像情報に基づいて、第3情報を検出する。第3検出装置13は、例えば、第3撮像画像情報が示す第3撮像画像の色の変化に基づいて、第3情報を検出する。
本実施形態では、第3検出装置13は、第3情報に対応する色の変化を示す第3色変化情報を予め記憶している。第3検出装置13は、第3撮像画像情報が示す第3撮像画像の色の変化が、第3色変化情報が示す色変化である場合、第3情報の検出を認定する。第3検出装置13は、第3撮像画像情報が示す第3撮像画像の色の変化が、第3色変化情報が示す色変化でない場合、第3情報の非検出を認定する。第3検出装置13は、第3情報の検出結果を制御装置40に出力する。
本実施形態では、第3検出装置13は、第3情報に対応する色の変化を示す第3色変化情報を予め記憶している。第3検出装置13は、第3撮像画像情報が示す第3撮像画像の色の変化が、第3色変化情報が示す色変化である場合、第3情報の検出を認定する。第3検出装置13は、第3撮像画像情報が示す第3撮像画像の色の変化が、第3色変化情報が示す色変化でない場合、第3情報の非検出を認定する。第3検出装置13は、第3情報の検出結果を制御装置40に出力する。
制御装置40は、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射と、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射と、第3プロジェクター30による第3投射画像の投射と、を制御する。制御装置40は、制御記憶部41と動作制御部42とを含む。
制御記憶部41は、コンピューターが読み取り可能な記録媒体である。制御記憶部41は、動作制御部42の動作を規定するプログラムと、種々の情報と、を記憶する。
動作制御部42は、CPU(Central Processing Unit)等のコンピューターである。動作制御部42は、制御記憶部41が記憶するプログラムを読み取り実行することによって、第1プロジェクター10と、第2プロジェクター20と、第3プロジェクター30とを制御する。
動作制御部42は、第1情報の検出結果、第2情報の検出結果および第3情報の検出結果の各々に基づいて、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射と、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射と、第3プロジェクター30による第3投射画像の投射と、を制御する。本実施形態では、色変化を監視することにより、第1プロジェクター10の投射と、第2プロジェクター20の投射と、および第3プロジェクター30の投射とを制御できる。
図5は、第1投射装置11の一例を示す図である。
第1投射装置11は、記憶部111と、画像処理部112と、ライトバルブ駆動部113と、光源駆動部114と、光源115と、赤色用液晶ライトバルブ116Rと、緑色用液晶ライトバルブ116Gと、青色用液晶ライトバルブ116Bと、投射光学系117と、を含む。以下、赤色用液晶ライトバルブ116Rと、緑色用液晶ライトバルブ116Gと、青色用液晶ライトバルブ116Bとを相互に区別する必要がない場合、赤色用液晶ライトバルブ116Rと、緑色用液晶ライトバルブ116Gと、青色用液晶ライトバルブ116Bの各々を単に「液晶ライトバルブ116」と称する。画像処理部112とライトバルブ駆動部113と光源駆動部114は、制御装置40と通信する。
第1投射装置11は、記憶部111と、画像処理部112と、ライトバルブ駆動部113と、光源駆動部114と、光源115と、赤色用液晶ライトバルブ116Rと、緑色用液晶ライトバルブ116Gと、青色用液晶ライトバルブ116Bと、投射光学系117と、を含む。以下、赤色用液晶ライトバルブ116Rと、緑色用液晶ライトバルブ116Gと、青色用液晶ライトバルブ116Bとを相互に区別する必要がない場合、赤色用液晶ライトバルブ116Rと、緑色用液晶ライトバルブ116Gと、青色用液晶ライトバルブ116Bの各々を単に「液晶ライトバルブ116」と称する。画像処理部112とライトバルブ駆動部113と光源駆動部114は、制御装置40と通信する。
記憶部111は、コンピューターが読み取り可能な記録媒体である。記憶部111は、画像処理部112の動作を規定するプログラムと、第1情報と、基礎画像を示す基礎画像情報と、を記憶する。基礎画像は、第1投射画像I1、第2投射画像および第3投射画像の各々の基礎となる画像である。本実施形態では、基礎画像は、単一の色を示す背景画像である。なお、基礎画像は、適宜変更可能である。
画像処理部112は、CPU等のコンピューターである。画像処理部112は、記憶部111が記憶するプログラムを読み取り実行することによって、第1投射画像I1を示す第1投射画像信号を生成する。具体的には、画像処理部112は、まず、記憶部111から第1情報と基礎画像情報とを読み取る。続いて、画像処理部112は、第1情報を用いて基礎画像情報に対して画像処理、具体的には色変調処理を施すことによって、第1投射画像信号を生成する。例えば、第1投射画像信号によって示される第1投射画像I1は、基礎画像の色が第1情報に応じて時間の経過と共に変化する画像である。
本実施形態では、画像処理部112は、色変調に伴う第1投射画像I1の色の変化が目立たないように、色の変化の幅を小さくするよう第1投射画像信号を生成する。例えば、第1投射画像I1は、表示面50での反射が利用者によって認識できない色または色変化を生じさせる画像を生成させる。
ライトバルブ駆動部113は、第1投射画像信号に基づいて液晶ライトバルブ116を駆動する。光源駆動部114は、光源115を駆動する。
光源115は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)、またはレーザー光源等である。光源115から射出される光は、不図示のインテグレーター光学系によって輝度分布のばらつきが低減され、その後、不図示の色分離光学系によって光の3原色である赤色、緑色、青色の色光成分に分離される。赤色の色光成分は赤色用液晶ライトバルブ116Rに入射する。緑色の色光成分は緑色用液晶ライトバルブ116Gに入射する。青色の色光成分は青色用液晶ライトバルブ116Bに入射する。
液晶ライトバルブ116は、一対の透明基板間に液晶が存在する液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ116は、マトリクス状に位置する複数の画素116pを含む矩形の画素領域116aを有する。液晶ライトバルブ116は、液晶に対して画素116pごとに駆動電圧を印加できる。ライトバルブ駆動部113が、画像処理部112から入力される第1投射画像信号に基づく駆動電圧を各画素116pに印加すると、各画素116pは、第1投射画像信号に基づく光透過率に設定される。このため、光源115から射出される光は、画素領域116aを通ることで変調され、第1投射画像信号に基づく画像が色光ごとに形成される。
各色の画像は、図示しない色合成光学系によって画素116pごとに合成され、カラー画像である第1投射画像I1が生成される。第1投射画像I1は、投射光学系117によって第1領域50aに投射される。
第2投射装置21は、第1情報の代わりに第2情報を記憶する点と、第1情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第1投射画像信号を生成する代わりに第2情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第2投射画像を示す第2投射画像信号を生成する点と、を除いて、第1投射装置11と同一構成である。
また、第3投射装置31は、第1情報の代わりに第3情報を記憶する点と、第1情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第1投射画像信号を生成する代わりに第3情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第3投射画像を示す第3投射画像信号を生成する点と、を除いて、第1投射装置11と同一構成である。
また、第3投射装置31は、第1情報の代わりに第3情報を記憶する点と、第1情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第1投射画像信号を生成する代わりに第3情報に基づいて基礎画像情報に対して色変調処理を施すことによって第3投射画像を示す第3投射画像信号を生成する点と、を除いて、第1投射装置11と同一構成である。
次に、動作を説明する。
図6は、投射システム1の動作を説明するためのフローチャートである。
例えば、投射システム1における不図示の電源スイッチの投入に応じて投射システム1が動作を開始すると、ステップS1において、動作制御部42は、第1投射装置11に第1投射画像I1を投射させる。
図6は、投射システム1の動作を説明するためのフローチャートである。
例えば、投射システム1における不図示の電源スイッチの投入に応じて投射システム1が動作を開始すると、ステップS1において、動作制御部42は、第1投射装置11に第1投射画像I1を投射させる。
ステップS1では、例えば、以下の動作が実行される。
動作制御部42は、第1投射装置11において、光源駆動部114に光源115を点灯させ、画像処理部112に第1投射画像信号を生成させ、ライトバルブ駆動部113に第1投射画像信号に基づく液晶ライトバルブ116の駆動を実行させる。
このため、光源115が射出する光は、液晶ライトバルブ116によって変調され、第1投射画像I1が生成される。第1投射画像I1は、第1領域50aに投射される。なお、ステップS1では、第2投射画像および第3投射画像は投射されない。よって、ステップS1の実行に伴い第1状況が生じる。
動作制御部42は、第1投射装置11において、光源駆動部114に光源115を点灯させ、画像処理部112に第1投射画像信号を生成させ、ライトバルブ駆動部113に第1投射画像信号に基づく液晶ライトバルブ116の駆動を実行させる。
このため、光源115が射出する光は、液晶ライトバルブ116によって変調され、第1投射画像I1が生成される。第1投射画像I1は、第1領域50aに投射される。なお、ステップS1では、第2投射画像および第3投射画像は投射されない。よって、ステップS1の実行に伴い第1状況が生じる。
続いて、ステップS2において、動作制御部42は、第1状況において第1撮像装置22に第1撮像画像情報を生成させる。
続いて、ステップS3において、動作制御部42は、第1検出装置23に、ステップS2で生成される第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の色の変化に基づいて第1情報を検出する処理を実行させる。第1検出装置23は、第1情報の検出結果を動作制御部42に出力する。
続いて、動作制御部42は、ステップS4において、第1情報の検出結果が第1情報の検出を示す場合、すなわち、第1状況において第1情報が検出される場合、処理をステップS1に戻す。
ここで、第1状況において第1情報が検出される状態は、例えば図7に示すように、第1投射画像I1が、利用者等の遮蔽物60に遮られることなく第1領域50aに投射されている状況において生ずる。このため、第1状況において第1情報が検出される場合、第1投射画像I1の第1領域50aへの投射が継続される。
一方、ステップS4において第1情報の検出結果が第1情報の非検出を示す場合、すなわち、第1状況において第1情報が検出されない場合、ステップS5において、動作制御部42は、第2投射装置21に第2投射画像を投射させる。なお、動作制御部42が第2投射装置21に第2投射画像を投射させる手法は、第1投射画像信号の代わりに第2投射画像信号を生成する点を除いて、動作制御部42が第1投射装置11に第1投射画像I1を投射させる手法と同一であるので、その詳細な説明は割愛する。
続いて、ステップS6において、動作制御部42は、第1投射装置11による第1投射画像I1の投射を停止させる。例えば、動作制御部42は、第1投射装置11において画像処理部112とライトバルブ駆動部113と光源駆動部114との動作を停止させることによって、第1投射装置11による第1投射画像I1の投射を停止させる。ステップS5およびS6の実行に伴い第2状況が生じる。
ここで、第1状況において第1情報が検出されない状態は、例えば図8に示すように、第1投射画像I1が、利用者等の遮蔽物60に遮られることによって第1領域50aに到達しない状況において生ずる。このため、第1状況において第1情報が検出されない場合、図9に示すように、第1投射画像I1の投射が停止され、かつ、第2投射画像の第1領域50aへの投射が開始される。
続いて、ステップS7において、動作制御部42は、第2状況において第2撮像装置32に第2撮像画像情報を生成させる。この際、動作制御部42は、第1撮像装置22および第1検出装置23の動作を停止させることが省電力の観点において望ましい。
続いて、ステップS8において、動作制御部42は、第2検出装置33に、ステップS7で生成される第2撮像画像情報が示す第2撮像画像の色の変化に基づいて第2情報を検出する処理を実行させる。第2検出装置33は、第2情報の検出結果を動作制御部42に出力する。
続いて、動作制御部42は、ステップS9において、第2情報の検出結果が第2情報の検出を示す場合、すなわち、第2状況において第2情報が検出される場合、処理をステップS5に戻す。
ここで、第2状況において第2情報が検出される状態は、例えば図9に示すように、第2投射画像が、遮蔽物60に遮られることなく第1領域50aに投射されている状況において生ずる。このため、第2状況において第2情報が検出される場合、第2投射画像の第1領域50aへの投射が継続される。
一方、ステップS9において第2情報の検出結果が第2情報の非検出を示す場合、すなわち、第2状況において第2情報が検出されない場合、ステップS10において、動作制御部42は、第3投射装置31に第3投射画像を投射させる。なお、動作制御部42が第3投射装置31に第3投射画像を投射させる手法は、第1投射画像信号の代わりに第3投射画像信号を生成する点を除いて、動作制御部42が第1投射装置11に第1投射画像I1を投射させる手法と同一であるので、その詳細な説明を割愛する。
続いて、ステップS11において、動作制御部42は、第2投射装置21による第2投射画像の投射を停止させる。なお、動作制御部42が第2投射装置21による第2投射画像の投射を停止させる手法は、動作制御部42が第1投射装置11による第1投射画像I1の投射を停止させる手法と同一であるため、その詳細な説明を割愛する。ステップS10およびS11の実行に伴い第5状況が生じる。
ここで、第2状況において第2情報が検出されない状態は、例えば図10に示すように、第2投射画像が、遮蔽物60に遮られることによって第1領域50aに到達しない状況において生ずる。このため、第2状況において第2情報が検出されない場合、図11に示すように、第2投射画像の投射が停止され、かつ、第3投射画像の第1領域50aへの投射が開始される。
続いて、ステップS12において、動作制御部42は、第5状況において第3撮像装置12に第3撮像画像情報を生成させる。この際、動作制御部42は、第2撮像装置32および第2検出装置33の動作を停止させることが省電力の観点において望ましい。
続いて、ステップS13において、動作制御部42は、第3検出装置13に、ステップS12で生成される第3撮像画像情報が示す第3撮像画像の色の変化に基づいて第3情報を検出する処理を実行させる。第3検出装置13は、第3情報の検出結果を動作制御部42に出力する。
続いて、動作制御部42は、ステップS14において、第3情報の検出結果が第3情報の検出を示す場合、すなわち、第5状況において第3情報が検出される場合、処理をステップS10に戻す。
ここで、第5状況において第3情報が検出される状態は、例えば図11に示すように、第3投射画像が、遮蔽物60に遮られることなく第1領域50aに投射されている状況において生ずる。このため、第5状況において第3情報が検出される場合、第3投射画像の第1領域50aへの投射が継続される。
一方、ステップS14において第3情報の検出結果が第3情報の非検出を示す場合、すなわち、第5状況において第3情報が検出されない場合、ステップS15において、動作制御部42は、不図示の操作部が動作の終了操作を受け取っているか否かを判定する。
ステップS15において終了操作が受け取られていない場合、ステップS16において動作制御部42は、第3投射装置31による第3投射画像の投射を停止させる。動作制御部42が第3投射装置31による第3投射画像の投射を停止させる手法は、動作制御部42が第1投射装置11による第1投射画像I1の投射を停止させる手法と同一であるため、その詳細な説明を割愛する。ステップS16が完了すると、動作制御部42は、処理をステップS1に戻す。
ここで、第5状況において第3情報が検出されない状態は、例えば図12に示すように、第3投射画像が、遮蔽物60に遮られることによって第1領域50aに到達しない状況において生ずる。このため、第5状況において第3情報が検出されない場合、図13に示すように、第3投射画像の投射が停止され、かつ、第1投射画像I1の第1領域50aへの投射が開始される。
ステップS15において動作の終了操作が受け取られている場合、投射システム1は動作を終了する。
本実施形態に係る投射システム1および投射システム1の制御方法によれば、第1プロジェクター10は、第1情報を含む第1投射画像I1を、表示面50の第1領域50aに投射可能である。第2プロジェクター20は、第2投射画像を第1領域50aに投射可能である。撮像装置22は、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射せずに第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射する第1状況において、第1プロジェクター10の位置とは異なる位置から第1領域50aを撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する。第1検出装置23は、第1撮像画像情報に基づいて、第1情報を検出する。制御装置40は、第1情報の検出結果に基づいて、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射と、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射と、を制御する。
この態様によれば、第1撮像画像情報からの第1情報の検出結果に基づいて、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射と、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射とが制御される。このため、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像と比較するための画像が無くても、第1領域50aへの画像の投射を制御することが可能になる。
投射システム1において、制御装置40は、第1状況において第1情報が検出されない場合、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射を停止させ、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射を開始させることが望ましい。
この態様によれば、第1投射画像I1が第1領域50aに到達しない場合に、第1投射画像I1の代わりに第2投射画像を第1領域50aに投射させることが可能になる。よって、第1領域50aへの投射を継続することが可能になる。
この態様によれば、第1投射画像I1が第1領域50aに到達しない場合に、第1投射画像I1の代わりに第2投射画像を第1領域50aに投射させることが可能になる。よって、第1領域50aへの投射を継続することが可能になる。
投射システム1において、第2投射画像は、第2情報を含むことが望ましい。第3プロジェクター30は、第3投射画像を第1領域50aに投射可能である。第2撮像装置32は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず第3プロジェクター30が第3投射画像を投射せずに第2プロジェクター20が第2投射画像を投射する第2状況において、第2プロジェクター20の位置とは異なる位置から第1領域50aを撮像することによって第2撮像画像を示す第2撮像画像情報を生成する。第2検出装置33は、第2撮像画像情報に基づいて、第2情報を検出する。制御装置40は、第2状況において第2情報が検出されない場合、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射を停止させ、第3プロジェクター30による第3投射画像の投射を開始させる。
この態様によれば、第2投射画像が第1領域50aに到達しない場合に、第2投射画像の代わりに第3投射画像を第1領域50aに投射させることが可能になる。よって、第1領域50aへの投射を継続することが可能になる。
この態様によれば、第2投射画像が第1領域50aに到達しない場合に、第2投射画像の代わりに第3投射画像を第1領域50aに投射させることが可能になる。よって、第1領域50aへの投射を継続することが可能になる。
<変形例>
上記実施形態について、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることも可能である。
上記実施形態について、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることも可能である。
<変形例1>
第1実施形態において、第1情報は、第1投射画像I1の複数の部分に含まれてもよい。この場合、第1情報を第1投射画像I1において分散配置すること可能になる。
一例を挙げると、図14に示すように、第1投射画像I1が、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとを含む場合、第1情報が、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとのいずれにも含まれてもよい。
第1実施形態において、第1情報は、第1投射画像I1の複数の部分に含まれてもよい。この場合、第1情報を第1投射画像I1において分散配置すること可能になる。
一例を挙げると、図14に示すように、第1投射画像I1が、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとを含む場合、第1情報が、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとのいずれにも含まれてもよい。
例えば、画像処理部112は、基礎画像のうち、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとの各々に対応する領域において、第1情報に基づく色変調が施されるように、基礎画像情報に対して第1情報に基づく色変調を実行する。
この場合、第1検出装置23は、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとの各々において第1情報を検出する。続いて、第1検出装置23は、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとの各々における第1情報の検出結果を動作制御部42に出力する。
動作制御部42、さらに言えば制御装置40は、第1状況において、第1投射画像I1の複数の部分のいずれかにおいて、例えば、第1部分I1aと第2部分I1bと第3部分I1cとのいずれかにおいて、第1情報が検出されない場合、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射を停止させ、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射を開始させる。
このため、例えば、第1投射画像I1の複数の部分のいずれかが遮蔽物60によって遮蔽されている場合にも、第1投射画像I1を第2投射画像に切り替えることが可能になる。よって、遮蔽物60によって一部が欠けている第1投射画像I1が第1領域50aに投射され続けることを抑制可能になる。
第1投射画像I1のうち第1情報が含まれる複数の部分の数は3に限らず2以上であればよい。第1投射画像I1と同様に、第2投射画像の複数の部分に第2情報が含まれてもよい。また、第3投射画像の複数の部分に第3情報が含まれてもよい。
<変形例2>
第1実施形態または変形例1において、第1投射装置11が赤外光等の不可視光を含む画像を第1投射画像I1として投射可能である場合には、第1情報は、可視光の色変調ではなく不可視光によって示されてもよい。この場合、利用者は不可視光に示される第1情報を認識しない。このため、変形例2においても第1投射画像I1が第1情報を含む点について、利用者に違和感を与え難くすることが可能になる。
第1実施形態または変形例1において、第1投射装置11が赤外光等の不可視光を含む画像を第1投射画像I1として投射可能である場合には、第1情報は、可視光の色変調ではなく不可視光によって示されてもよい。この場合、利用者は不可視光に示される第1情報を認識しない。このため、変形例2においても第1投射画像I1が第1情報を含む点について、利用者に違和感を与え難くすることが可能になる。
ここで、不可視光を含む画像を第1投射画像I1として投射可能な第1投射装置11の一例を説明する。
第1投射装置11は、光源115に加えて、赤外光または紫外光等の不可視光を発する不可視光光源も有する。さらに、第1投射装置11は、不可視光光源が発する不可視光を第1情報に基づき変調する不可視光変調装置を有する。不可視光変調装置は、例えば、デジタルミラーデバイスである。第1投射装置11は、液晶ライトバルブ116から出力される画像と、不可視光変調装置から出力される変調済みの不可視光の画像と、を合成することによって、第1投射画像I1を生成する光合成部を有する。
例えば、不可視光として赤外光が用いられる場合、第1撮像装置22は、赤外光のみを通す赤外光フィルターを介して第1領域50aを撮像する。
第1検出装置23は、第1情報に対応する変調を示す第1変調情報を予め記憶している。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像における変調が、第1変調情報が示す変調である場合、第1情報の検出を認定する。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の変調が、第1変調化情報が示す変調でない場合、第1情報の非検出を認定する。第1検出装置23は、第1情報の検出結果を制御装置40に出力する。
第1投射装置11は、光源115に加えて、赤外光または紫外光等の不可視光を発する不可視光光源も有する。さらに、第1投射装置11は、不可視光光源が発する不可視光を第1情報に基づき変調する不可視光変調装置を有する。不可視光変調装置は、例えば、デジタルミラーデバイスである。第1投射装置11は、液晶ライトバルブ116から出力される画像と、不可視光変調装置から出力される変調済みの不可視光の画像と、を合成することによって、第1投射画像I1を生成する光合成部を有する。
例えば、不可視光として赤外光が用いられる場合、第1撮像装置22は、赤外光のみを通す赤外光フィルターを介して第1領域50aを撮像する。
第1検出装置23は、第1情報に対応する変調を示す第1変調情報を予め記憶している。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像における変調が、第1変調情報が示す変調である場合、第1情報の検出を認定する。第1検出装置23は、第1撮像画像情報が示す第1撮像画像の変調が、第1変調化情報が示す変調でない場合、第1情報の非検出を認定する。第1検出装置23は、第1情報の検出結果を制御装置40に出力する。
なお、第1情報と同様に、第2情報が不可視光によって示されてもよい。この場合、第2投射装置21、第2撮像装置32および第2検出装置33は、それぞれ、上述の第1投射装置11、第1撮像装置22および第1検出装置23のように変形される。
また、第1情報と同様に、第3情報が不可視光によって示されてもよい。この場合、第3投射装置31、第3撮像装置12および第3検出装置13は、それぞれ、上述の第1投射装置11、第1撮像装置22および第1検出装置23のように変形される。
また、第1情報と同様に、第3情報が不可視光によって示されてもよい。この場合、第3投射装置31、第3撮像装置12および第3検出装置13は、それぞれ、上述の第1投射装置11、第1撮像装置22および第1検出装置23のように変形される。
<変形例3>
第1実施形態、変形例1または変形例2において、第1撮像装置22および第1検出装置23の両方または一方は、第2プロジェクター20に搭載されなくてもよい。
図15は、第1撮像装置22および第1検出装置23が、第2プロジェクター20に搭載されない例を示す図である。図15が示す例では、第1撮像装置22および第1検出装置23の各々が第2プロジェクター20と別体となっている。
また、第2撮像装置32および第2検出装置33の両方または一方が、第3プロジェクター30と別体でもよいし、第3撮像装置12および第3検出装置13の両方または一方が、第1プロジェクター10と別体でもよい。
第1実施形態、変形例1または変形例2において、第1撮像装置22および第1検出装置23の両方または一方は、第2プロジェクター20に搭載されなくてもよい。
図15は、第1撮像装置22および第1検出装置23が、第2プロジェクター20に搭載されない例を示す図である。図15が示す例では、第1撮像装置22および第1検出装置23の各々が第2プロジェクター20と別体となっている。
また、第2撮像装置32および第2検出装置33の両方または一方が、第3プロジェクター30と別体でもよいし、第3撮像装置12および第3検出装置13の両方または一方が、第1プロジェクター10と別体でもよい。
図15に示すように、第1撮像装置22が、第1プロジェクター10、第2プロジェクター20および第3プロジェクター30のいずれの位置とも異なる位置に配置される場合、第2撮像装置32および第3撮像装置12が省略されてもよい。この場合、第1検出装置23に第2検出装置33と第3検出装置13とが統合されてもよい。第1状況、第2状況および第5状況において、第1撮像装置22は、第1領域50aを撮像して撮像画像情報を生成し、当該撮像画像情報を、統合された第1検出装置23に出力する。
この状況で、動作制御部42が、第1投射装置11と第2投射装置21と第3投射装置31とを制御して第1投射画像I1と第2投射画像と第3投射画像を第1領域50aに時分割で投射される場合、つまり、第3状況の場合、第1撮像装置22は、第1領域50aを撮像することによって、第3撮像画像を示す第3撮像画像情報を生成する。
第1検出装置23は、第3撮像画像情報に基づいて、第1情報、第2情報および第3情報を検出する。ここで、第1投射画像I1と第2投射画像と第3投射画像とは時分割で投射されるため、第1領域50aにおいて複数の投射画像同士が干渉して各々の色変調が影響を受ける状況を回避可能となる。第1検出装置23は、第1情報、第2情報および第3情報の検出結果を動作制御部42に出力する。
動作制御部42は、第3状況において、第1情報と第2情報と第3情報とが検出されない場合、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射と、第2プロジェクター20による第2投射画像の投射と、第3プロジェクター30による第3投射画像の投射とを停止させて第4状況を発生させる。このため、第1領域50aに到達しない投射画像の投射、つまり、効果の低い投射を自動的に停止することが可能になる。
動作制御部42は、第3状況において第1情報と第2情報と第3情報とが検出されない場合、第1プロジェクター10が有する不図示の表示部または不図示のスピーカーを用いて、第1投射画像I1と第2投射画像と第3投射画像のいずれもが第1領域50aに到達していないことを示す通知情報を通知してもよい。なお、動作制御部42は、第3状況において第1情報と第2情報と第3情報とが検出されない場合、第2プロジェクター20が有する不図示の表示部または不図示のスピーカーを用いて、または、第3プロジェクター30が有する不図示の表示部または不図示のスピーカーを用いて、当該通知情報を通知してもよい。
<変形例4>
第1実施形態、変形例1、変形例2または変形例3において、制御装置40は、第1プロジェクター10、第2プロジェクター20または第3プロジェクター30に内蔵されてもよい。この場合、制御装置40を含むプロジェクター、例えば、制御装置40を含む第2プロジェクター20が、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射と、第2投射装置21による第2投射画像の投射と、第3プロジェクター30による第3投射画像の投射と、を制御することが可能になる。
第1実施形態、変形例1、変形例2または変形例3において、制御装置40は、第1プロジェクター10、第2プロジェクター20または第3プロジェクター30に内蔵されてもよい。この場合、制御装置40を含むプロジェクター、例えば、制御装置40を含む第2プロジェクター20が、第1プロジェクター10による第1投射画像I1の投射と、第2投射装置21による第2投射画像の投射と、第3プロジェクター30による第3投射画像の投射と、を制御することが可能になる。
<変形例5>
第1実施形態、変形例1、変形例2、変形例3または変形例4において、第3プロジェクター30、さらに言えば、第3投射装置31と第2撮像装置32と第2検出装置33とが省略されてもよい。変形例5では、投射システム1は、投射状況として、「第1状況」、「第2状況」、「第3状況」を有する。「第1状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射しない状況である。「第2状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射する状況である。「第3状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射する状況である。また、投射システム1に含まれるプロジェクターの数は2または3に限らず4以上であってもよい。
第1実施形態、変形例1、変形例2、変形例3または変形例4において、第3プロジェクター30、さらに言えば、第3投射装置31と第2撮像装置32と第2検出装置33とが省略されてもよい。変形例5では、投射システム1は、投射状況として、「第1状況」、「第2状況」、「第3状況」を有する。「第1状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射しない状況である。「第2状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射せず、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射する状況である。「第3状況」は、第1プロジェクター10が第1投射画像I1を投射し、第2プロジェクター20が第2投射画像を投射する状況である。また、投射システム1に含まれるプロジェクターの数は2または3に限らず4以上であってもよい。
<変形例6>
図6に示す処理において、ステップS5とステップS6の順序は逆でもよい。また、ステップS10とステップS11の順序は逆でもよい。
図6に示す処理において、ステップS5とステップS6の順序は逆でもよい。また、ステップS10とステップS11の順序は逆でもよい。
<変形例7>
第1プロジェクター10と第2プロジェクター20と第3プロジェクター30との各々が、当該プロジェクターの位置を変更可能な位置変更部と、当該プロジェクターの姿勢を変更可能な姿勢変更部と、を備えてもよい。さらに、投射システム1が、利用者の位置を示す位置情報を取得または指定する位置情報入力部を備える場合、位置変更部は、当該位置情報に応じてプロジェクターの位置を変更してもよく、姿勢変更部は、当該位置情報に応じてプロジェクターの姿勢を変更してもよい。この場合、利用者は、位置情報入力部に位置情報を入力することによって、利用者の意図する位置に投射画像を投射させることが可能になる。
第1プロジェクター10と第2プロジェクター20と第3プロジェクター30との各々が、当該プロジェクターの位置を変更可能な位置変更部と、当該プロジェクターの姿勢を変更可能な姿勢変更部と、を備えてもよい。さらに、投射システム1が、利用者の位置を示す位置情報を取得または指定する位置情報入力部を備える場合、位置変更部は、当該位置情報に応じてプロジェクターの位置を変更してもよく、姿勢変更部は、当該位置情報に応じてプロジェクターの姿勢を変更してもよい。この場合、利用者は、位置情報入力部に位置情報を入力することによって、利用者の意図する位置に投射画像を投射させることが可能になる。
<変形例8>
第1実施形態、変形例1、変形例2、変形例3、変形例4、変形例5または変形例6において、画像処理部112および動作制御部42の両方または一方がプログラムを実行することによって実現される要素の全部または一部は、電子回路によりハードウェアで実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現されてもよい。電子回路の一例としては、FPGA(field programmable gate array)またはASIC(Application Specific IC)が挙げられる。
第1実施形態、変形例1、変形例2、変形例3、変形例4、変形例5または変形例6において、画像処理部112および動作制御部42の両方または一方がプログラムを実行することによって実現される要素の全部または一部は、電子回路によりハードウェアで実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現されてもよい。電子回路の一例としては、FPGA(field programmable gate array)またはASIC(Application Specific IC)が挙げられる。
<変形例9>
第1実施形態、変形例1、変形例3、変形例4、変形例5、変形例6または変形例7において、光変調装置は液晶ライトバルブ116に限らず適宜変更可能である。例えば、光変調装置は、3枚の反射型の液晶パネルを用いた構成であってもよい。また、光変調装置は、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のデジタルミラーデバイスを用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等の構成であってもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはデジタルミラーデバイスが用いられる場合には、色分離光学系と色合成光学系とに相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびデジタルミラーデバイス以外にも、光源115が発する光を変調可能な構成は、光変調装置として採用できる。
第1実施形態、変形例1、変形例3、変形例4、変形例5、変形例6または変形例7において、光変調装置は液晶ライトバルブ116に限らず適宜変更可能である。例えば、光変調装置は、3枚の反射型の液晶パネルを用いた構成であってもよい。また、光変調装置は、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のデジタルミラーデバイスを用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等の構成であってもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはデジタルミラーデバイスが用いられる場合には、色分離光学系と色合成光学系とに相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびデジタルミラーデバイス以外にも、光源115が発する光を変調可能な構成は、光変調装置として採用できる。
1…投射システム、10…第1プロジェクター、11…第1投射装置、12…第3撮像装置、13…第3検出装置、20…第2プロジェクター、21…第2投射装置、22…第1撮像装置、23…第1検出装置、30…第3プロジェクター、31…第3投射装置、32…第2撮像装置、33…第2検出装置、40…制御装置、41…制御記憶部、42…動作制御部、50…表示面、50a…第1領域、60…遮蔽物、111…記憶部、112…画像処理部、113…ライトバルブ駆動部、114…光源駆動部、115…光源、116…液晶ライトバルブ、117…投射光学系、I1…第1投射画像、I1a…第1部分、I1b…第2部分、I1c…第3部分。
Claims (10)
- 第1情報を含む第1投射画像を、表示面の第1領域に投射可能な第1プロジェクターと、
第2投射画像を前記第1領域に投射可能な第2プロジェクターと、
前記第2プロジェクターが前記第2投射画像を投射せずに前記第1プロジェクターが前記第1投射画像を投射する第1状況において、前記第1プロジェクターの位置とは異なる位置から前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する第1撮像装置と、
前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出する第1検出装置と、
前記第1情報の検出結果に基づいて、前記第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射と、を制御する制御装置と、
を含むことを特徴とする投射システム。 - 前記制御装置は、前記第1状況において前記第1情報が検出されない場合、前記第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射を停止させ、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射を開始させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の投射システム。 - 第3投射画像を前記第1領域に投射可能な第3プロジェクターと、
前記第1プロジェクターが前記第1投射画像を投射せず前記第3プロジェクターが前記第3投射画像を投射せずに前記第2プロジェクターが前記第2投射画像を投射する第2状況において、前記第2プロジェクターの位置とは異なる位置から前記第1領域を撮像することによって第2撮像画像を示す第2撮像画像情報を生成する第2撮像装置と、
前記第2撮像画像情報に基づいて、前記第2情報を検出する第2検出装置と、
を含み、
前記制御装置は、前記第2状況において前記第2投射画像に含まれる第2情報が検出されない場合、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射を停止させ、前記第3プロジェクターによる前記第3投射画像の投射を開始させる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の投射システム。 - 第3投射画像を前記第1領域に投射可能な第3プロジェクターを含み、
前記第1撮像装置は、前記第1プロジェクターが前記第1投射画像を投射し前記第2プロジェクターが前記第2投射画像を投射する第3状況において、前記第1領域を撮像することによって第3撮像画像を示す第3撮像画像情報を生成し、
前記第1検出装置は、前記第3撮像画像情報に基づいて、前記第1情報および前記第2投射画像に含まれる第2情報を検出し、
前記制御装置は、前記第3状況において前記第1情報と前記第2情報とが検出されない場合、前記第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射を停止させ、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射を停止させ、前記第3プロジェクターによる前記第3投射画像の投射を開始させる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の投射システム。 - 前記第1情報は不可視光によって示される
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の投射システム。 - 前記第1情報は、前記第1投射画像の複数の部分に含まれる、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の投射システム。 - 前記制御装置は、前記第1状況において、前記複数の部分のいずれかにおいて前記第1情報が検出されない場合、前記第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射を停止させ、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射を開始させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の投射システム。 - 第1情報を含む第1投射画像が外部プロジェクターから投射される表示面の第1領域に、第2投射画像を投射可能な投射装置と、
前記投射装置が前記第2投射画像を投射せずに前記外部プロジェクターが前記第1投射画像を投射する第1状況において、前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成する撮像装置と、
前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出する検出装置と、
前記第1情報の検出結果に基づいて、前記外部プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記第2投射画像の投射と、を制御する制御装置と、
を含むことを特徴とするプロジェクター。 - 第1情報を含む第1投射画像を第1プロジェクターが表示面の第1領域に投射し第2投射画像を第2プロジェクターが前記第1領域に投射する第1状況において、前記第1プロジェクターの位置とは異なる位置から前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成し、
前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出し、
前記第1情報の検出結果に基づいて、前記第1プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記第2プロジェクターによる前記第2投射画像の投射と、を制御する、
ことを特徴とする投射システムの制御方法。 - 第2投射画像を投射可能なプロジェクターの制御方法であって、
前記第2投射画像が投射されずに、第1情報を含む第1投射画像を外部プロジェクターが表示面の第1領域に投射する第1状況において、前記第1領域を撮像することによって第1撮像画像を示す第1撮像画像情報を生成し、
前記第1撮像画像情報に基づいて、前記第1情報を検出し、
前記第1情報の検出結果に基づいて、前記外部プロジェクターによる前記第1投射画像の投射と、前記第2投射画像の投射と、を制御する
ことを特徴とするプロジェクターの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018120534A JP2020005049A (ja) | 2018-06-26 | 2018-06-26 | 投射システム、プロジェクター、投射システムの制御方法およびプロジェクターの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018120534A JP2020005049A (ja) | 2018-06-26 | 2018-06-26 | 投射システム、プロジェクター、投射システムの制御方法およびプロジェクターの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020005049A true JP2020005049A (ja) | 2020-01-09 |
Family
ID=69100565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018120534A Pending JP2020005049A (ja) | 2018-06-26 | 2018-06-26 | 投射システム、プロジェクター、投射システムの制御方法およびプロジェクターの制御方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2020005049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021197651A (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-27 | セイコーエプソン株式会社 | 画像投射システムの調整要否判定方法、画像投射システム、及び画像投射制御装置 |
-
2018
- 2018-06-26 JP JP2018120534A patent/JP2020005049A/ja active Pending
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