JP2022003310A - 自動分析装置が備える分注プローブを洗浄する方法、自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置が備える分注プローブを洗浄する方法、自動分析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】分析スループットに対する影響を抑制しつつ、分注プローブの洗浄効果を高めることができる技術を提供する。【解決手段】本発明に係る方法は、分注プローブの内部に対して洗浄液を送液する内面送液期間と、前記洗浄液を送液しない内面停止期間とを繰り返すことにより、前記分注プローブの内面を洗浄する。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を分注する自動分析装置が備える分注プローブを洗浄する方法に関するものである。
臨床化学分析は、血液や尿などの生体サンプル中の無機イオン、タンパク質、尿素、糖、脂質、酵素、ホルモン、薬物、腫瘍マーカなどの成分を分析するプロセスである。臨床化学分析においては、自動分析装置が広く用いられている。一般的に、自動分析装置は、中空の分注プローブを用いて、上記サンプルやサンプルと反応させるための試薬を分取している。ディスポーザブルチップを用いる装置を除くと、サンプル分注プローブや試薬分注プローブは洗浄機構により洗浄され、繰り返し使用される。
分注プローブの内面の洗浄方法としては、洗浄液(例えば純水や界面活性剤の水溶液)を分注プローブの中空内部に洗浄機構を通じて送液する方法が知られている。分注プローブの外面を洗浄する場合は、洗浄液を分注プローブ外面へ噴射して洗浄する方法が知られている。
下記特許文献1は、分注ヘッドを洗浄する技術を記載している。同文献においては、分注ノズルの外周部と内部をともに洗浄する技術を開示している。
特開2004−325117号公報
従来の洗浄方法を用いる場合、分注プローブの内面の洗浄において、洗浄効果を上げるためには、洗浄時間を延ばす必要がある。したがって、洗浄効果を上げるためには、分析スループットへの影響が避けられない。一方で分析スループットを向上するためには、洗浄時間を短縮することが必要となる。しかし、洗浄時間や洗浄液量を低減すると、十分な洗浄効果が得られない。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、分析スループットに対する影響を抑制しつつ、分注プローブの洗浄効果を高めることができる技術を提供することを目的とする。
本発明に係る方法は、分注プローブの内部に対して洗浄液を送液する内面送液期間と、前記洗浄液を送液しない内面停止期間とを繰り返すことにより、前記分注プローブの内面を洗浄する。
本発明に係る方法によれば、従来よりも少ない洗浄液量で、分析スループットに対する影響を抑制しつつ、従来と同等以上の洗浄効果を得ることができる。
実施形態1に係る自動分析装置10の構成図である。 サンプル分注プローブ22や試薬分注プローブ21を洗浄する流路の構成例を示す。 評価に際して使用した洗浄動作のタイムチャートである。 洗浄液を1秒程度連続的に送液して洗浄する図3上部の連続洗浄の洗浄効果と、図3下部に示したように洗浄を断続的に実施するパルス洗浄の洗浄効果とを比較検討した結果を示す。 洗浄を一時停止する時間を変化させながら、持ち込まれた模擬試薬成分の量の変化を計測した結果を示す。 評価に際して使用した洗浄動作のタイムチャートである。 各パルスの洗浄時間を評価した結果を示す。 外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートである。 外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートである。 外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートの変形例を示す。 外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートの変形例を示す。 実施形態5における流路構成を示す。 実施形態5の評価において用いた洗浄動作のタイムチャートを示す。 実施形態5における評価結果を示す。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る自動分析装置10の構成図である。自動分析装置10は以下を備える:試薬容器11を複数搭載する試薬ディスク12;試薬とサンプルを混ぜ合わせて反応を測定するためのセル25を搭載した反応ディスク13;試薬の吸引や吐出を行う試薬分注機構14;サンプルの吸引や吐出を行うサンプル分注機構15。
試薬分注機構14は、試薬を分注するための試薬分注プローブ21(図2参照)を備え、サンプル分注機構15はサンプルを分注するためのサンプル分注プローブ22(図示せず)を備える。装置に投入されたサンプルは、サンプル容器23に入った状態で、ラック24に搭載されて搬送される。ラック24には複数のサンプル容器23が搭載される。なお、サンプルは血清や全血などの血液由来のサンプル又は尿などである。
サンプル分注機構15は、サンプル分注プローブ22を、(a)サンプル容器23からサンプル吸引を行う吸引位置、(b)セル25に吐出する吐出位置、(c)洗浄槽26によってサンプル分注プローブ22の先端を洗浄する洗浄位置、へそれぞれ回転動作によって移動させる。さらに、サンプル分注機構15は、吸引位置、吐出位置、および洗浄位置において、サンプル容器23、セル25、および洗浄槽26のそれぞれの高さに合わせて、サンプル分注プローブ22を下降させる。
同様に、試薬分注機構14は、試薬分注プローブ21を、(a)試薬容器11から試薬吸引を行う吸引位置、(b)セル25に吐出する吐出位置、(c)洗浄槽28で試薬分注プローブ21の先端を洗浄する洗浄位置、へそれぞれ移動させる。さらに、試薬分注機構14は、吸引位置、吐出位置、および洗浄位置において、試薬容器11、セル25、および洗浄槽28のそれぞれの高さに合わせて、試薬分注プローブ21を下降させる。
サンプル分注プローブ22と試薬分注プローブ21は、液面を検知するセンサ(例えば静電容量の変化や圧力を利用したセンサ)を備えており、対象液(サンプルや試薬)に接触したことがセンサ信号から確認できる。分注プローブの洗浄においては、対象液との接触範囲が限定されることにより、洗浄水量を低減できるので、一般的に分注プローブが対象液に対して浸漬する範囲を制御している。浸漬範囲の限定により分注ばらつきを抑制する効果もある。
自動分析装置10は、例えば以下の手順でサンプル内の所定成分の濃度などを分析する。まず、ラック24により搬送されたサンプル容器23が、サンプル吸引位置まで移動する。次に、サンプル分注プローブ22がサンプル分注機構15により、サンプル吸引位置まで回転され、サンプル容器23からサンプルを吸引する。その後、サンプルをサンプル分注プローブ22内に保持したまま、回転移動し、セル25内に吐出する。この後、サンプル分注プローブ22は、サンプル分注機構15により洗浄槽26まで回転移動し、洗浄される。次いで、セル25は反応ディスク13により回転され、試薬分注プローブ21の吐出位置まで移動する。試薬容器11は試薬ディスク12により、試薬分注プローブ21の吸引位置まで移動する。この後、試薬分注プローブ21は試薬分注機構14により、試薬容器11のある吸引位置まで移動し、試薬容器11から試薬を吸引する。試薬分注プローブ21は試薬を保持したまま、試薬分注機構14により吐出位置まで移動され、サンプルがすでに吐出されたセル25に対して、試薬を吐出する。このサンプルおよび試薬が吐出されたセル25は、反応ディスク13により回転し、攪拌機構27がセル25内の溶液を攪拌可能な攪拌位置まで移動される。セル25内のサンプルおよび試薬の混合液が攪拌機構27により攪拌されることにより、セル25内のサンプルと試薬の反応が促進される。このサンプルと試薬との反応液を光源29および光度計30を用いて測光することにより、サンプル内の所定成分の濃度などを分析することができる。
上記手順においては、各装置動作を順次説明したが、それぞれの機構は独立に動作することが可能であるので、それぞれの動作を並行して実施することにより、総動作時間を短縮することが可能である。したがって、通常、自動分析装置10が単位時間あたりに処理できる試験数として定義される分析スループットは、各工程のうち最も時間のかかる工程の時間により決定される。
すなわち、自動分析装置10が単位時間あたりに実施できる試験数を決めるのは、以下のいずれかである:(a)サンプル分注プローブ22によるサンプル分注の場合、分析を実施するためにサンプル分注プローブ22がサンプルを吸引開始してから、次のサンプルもしくは同一サンプルの別項目を分析するためにサンプル分注プローブ22がサンプルを吸引開始するまでの時間、(b)試薬分注プローブ21による試薬分注の場合、分析を実施するために試薬分注プローブ21で試薬を吸引開始してから、次の試薬もしくは異なるサンプルで同一試薬による分析を実施ため試薬分注プローブ21が試薬を吸引開始するまでの時間。上記(a)(b)をサイクル時間と呼ぶことにする。サイクル時間は分析対象項目などにより変わることがある。ここでは、特定の自動分析装置10個体の各サイクル時間のうち最も短いものを、その自動分析装置10における最短サイクル時間と呼ぶことにする。
最短サイクル時間での分注を行う時、分注プローブの内面を洗浄するのに用いることが出来る時間は、最短サイクル時間から分注プローブの移動や吸引、吐出にかかる時間などを差し引いたものとなり、通常は、分注プローブの移動や吸引、吐出にかかる時間よりも短く、2秒以下であることが多く、典型的には約1秒かそれよりも短い時間となる。
図2は、サンプル分注プローブ22や試薬分注プローブ21を洗浄する流路の構成例を示す。洗浄液は洗浄液タンク201から供給される。洗浄液タンク201からチューブ206を通じて、洗浄液がポンプ202によって汲み上げられる。ポンプ202の先には、分注プローブの外面を洗浄する(以下では外洗と呼ぶ場合がある)ための電磁弁203、ポンプ209、分注プローブの外面を洗浄する(以下では内洗と呼ぶ場合がある)ためのシリンジポンプ205、が設置されている。電磁弁203の先には洗浄槽26が設置されており、電磁弁203が開放されると、ポンプ202により汲み上げられた洗浄液が洗浄槽28の洗浄ノズル207を通じて分注プローブ外面に対して噴射される。電磁弁204の先にはシリンジポンプ205が接続されている。シリンジポンプ205の先には試薬分注プローブ21が接続されている。電磁弁204が開放されると、シリンジポンプ205とチューブ206を通じて、ポンプ202およびポンプ209により洗浄液タンク201から洗浄液が汲み上げられ、試薬分注プローブ21に供給されることにより、分注プローブの内面が洗浄される。
図2の流路構成を用いて洗浄の効果を評価した。洗浄効果の評価は以下の手順で実施した。以降、試薬分注プローブ21を例に説明をするが、サンプル分注プローブ22についても同様の方法で評価を行うことができる。
まず、試薬分注プローブ21により、模擬試薬成分を含む溶液を吸引し、吐出する。図1の自動分析装置10によって実施する場合には、試薬容器11のうち1つに模擬試薬成分を含む溶液を入れておき、これを試薬分注プローブ21で吸引し、セル25のうち1つに吐出する。次に試薬分注プローブ21を洗浄槽28で洗浄する。この後、試薬ディスク12を回転し、模擬試薬成分を含む溶液の入っていた試薬容器11とは異なる試薬容器11から、模擬試薬成分を含まない溶液を試薬分注プローブ21で吸引する。このとき、模擬試薬成分や試薬成分を含まない溶液は純水でもよいし、生理食塩水などでもよいし、界面活性剤などを含む溶液であってもよい。模擬試薬成分が入っていない溶液を吸引後、反応ディスク13を回転し、模擬試薬成分を含む溶液を吐出したのとは別のセル25に模擬試薬成分を含まない溶液を吐出する。このときセルに吐出された溶液に溶出した微量の模擬試薬成分の量を定量分析することにより、洗浄効果を評価した。模擬試薬成分を含まない溶液内に対して持込まれた模擬試薬成分の量が少ない方が洗浄効果が高いと考えられる。
図3は、評価に際して使用した洗浄動作のタイムチャートである。通常の洗浄動作のタイムチャートを図3上部に、今回検討した洗浄動作のタイムチャートを図3下部に示す。図3上部に示した通常の洗浄動作のタイムチャートにおいては、分注プローブ内面に対して連続的に洗浄液を送液して洗浄する。具体的にこの動作を実施するためには、例えば図2の流路構成を用いた場合、電磁弁204を開放して洗浄液を送液し、洗浄終了時点で電磁弁204を閉じる。この時、連続で洗浄している時間は、装置の最短サイクル時間よりも短い時間であり、例えば約1秒、もしくはそれよりも短い時間である。
図3下部に示した洗浄動作のタイムチャートでは、電磁弁204を開放後、一定時間洗浄を実施し、電磁弁204を閉じる。次いで、一定時間洗浄液の送液を停止する。この後、再度電磁弁204を開放し、一定時間洗浄を実施した後に、電磁弁204を閉じる。このように一定の停止時間を設けながら洗浄液を送液して洗浄する洗浄方法を、ここではパルス洗浄と呼ぶことにする。パルス洗浄の中で、連続して洗浄液を供給している期間(洗浄液を供給開始してからその供給を停止するまでの期間)のことをパルスと呼称する。
パルス洗浄は1回以上のパルスにより構成され、時刻の早いものから順に、第1パルス、第2パルス、などと呼ぶことにする。各パルスの洗浄時間の合計は先に述べた連続的に洗浄液を送液する場合と同様に、自動分析装置10の最短サイクル時間よりも短い時間となり、例えば約1秒、もしくはそれよりも短い時間である。また、最初の洗浄パルスの開始から、最後の洗浄パルスの終了までの時間も同様に最短サイクル時間よりも短い時間であり、例えば、約1秒もしくはそれよりも短い時間から2秒程度である。
図4は、洗浄液を1秒程度連続的に送液して洗浄する図3上部の連続洗浄の洗浄効果と、図3下部に示したように洗浄を断続的に実施するパルス洗浄の洗浄効果とを比較検討した結果を示す。模擬試薬成分が含まれない溶液に対して持ち込まれた模擬試薬成分の持込量を縦軸に示し、洗浄において使用した洗浄液量を横軸に示す。同じ洗浄液量を使用した場合で比較すると、パルス洗浄の方が洗浄効果が高いことが分かる。
洗浄液の送液を一時停止することにより、同一の洗浄液量であってもより高い洗浄効果が得られた要因は、以下のように考えられる。通常、連続的に洗浄液を送液することによって洗浄する場合は、分注プローブの中空部中心付近の流速が大きい部分については、洗浄液の速度場に沿って効率的に洗浄できる。一方、分注プローブの中空部壁付近では、流速が比較的小さく、洗浄液の速度場の効果で効率的に洗浄することができない。したがって、模擬試薬成分が洗浄液の流速の高い分注プローブの中空部中央付近に拡散した後に、送液されている洗浄液の速度場に沿って洗浄されることになる。洗浄液の送液を一時停止した際には、洗浄液の速度場による洗浄はなされないが、中空部内には洗浄液が存在するので、模擬試薬成分の拡散は継続する。したがって、洗浄液の送液を一時停止した際に、模擬試薬成分が分注プローブ中空部の中央部に拡散する。これにより、第2パルスで洗浄した際に、これらの中央部に拡散してきた模擬試薬成分が効率的に洗浄液の速度場に沿って洗浄されることになる。
<実施の形態2>
本発明の実施形態2では、洗浄を一時停止する時間の洗浄効果への影響について検討した。第1パルスおよび第2パルスの長さは変更せずに、洗浄を一時停止する時間(パルス間の時間間隔)のみを変化させていき、洗浄効果を評価した。評価方法としては、実施形態1と同様に、模擬試薬成分を含む溶液を試薬分注プローブ21で吸引、セル25に吐出する。次いで、洗浄槽28で、図3下部のパルス洗浄動作のタイムチャートを用いて洗浄した。その後模擬試薬成分を含まない溶液を吸引し、模擬試薬成分を含む溶液を吐出したものとは別のセル25に吐出する。このセル25に吐出された溶液中に含まれる模擬試薬成分の量を定量分析し、洗浄効果を評価した。自動分析装置10の構成は実施形態1と同様である。
図5は、洗浄を一時停止する時間を変化させながら、持ち込まれた模擬試薬成分の量の変化を計測した結果を示す。縦軸に持込量を示し、横軸に洗浄を一時停止した時間を示している。結果として、洗浄停止時間の増加にともなって持込量が単調に減少していることが分かる。したがって、同一の洗浄液量でより高い洗浄効果を上げるためには、洗浄の一時停止時間を出来るだけ長く設けることが望ましい。
ただし、自動分析装置10の運用上、分注プローブの洗浄は限られた時間内で実施する必要がある。例えば第1パルスと第2パルスの2パルスで洗浄する場合を考える。洗浄時間をT1、必要な洗浄液量をW、洗浄液の流速をVとすると、洗浄を一時停止する時間T2は次式にとって決めることができる:T2=T1−W/V。
洗浄停止時間が長いほど洗浄効果が高いという結果は、実施形態1においてパルス洗浄の効果が洗浄を一時停止した際の模擬試薬成分の拡散によるものであると仮定したメカニズムと整合するものと考えられる。すなわち、洗浄停止時間が長ければ長いほど、模擬試薬成分の拡散距離が長くなり、第2パルスの洗浄がなされる前に、試薬分注プローブ21の中空部の中心部における洗浄液の流速の大きな部分に、より多くの模擬試薬成分が拡散したものと考えられる。
<実施の形態3>
実施形態1〜2では、主に洗浄を2回に分割したパルス洗浄について検討した。本発明の実施形態3では、パルス分割数やパルス時間の長さと洗浄効果との間の関係についてより詳細に検討した。自動分析装置10の構成は実施形態1と同様である。
図6は、評価に際して使用した洗浄動作のタイムチャートである。まず第1パルスによって洗浄時間の約40%を実施し、残りの洗浄時間を2分割〜7分割した場合において、それぞれ洗浄効果を検討した。
図7は、各パルスの洗浄時間を評価した結果を示す。各パルスの洗浄時間の割合が全洗浄時間(全てのパルス洗浄時間の総和)の20〜60%である場合は大きく洗浄効果が変化しないことが分かる。しかし、洗浄時間が20%を下回ると、急激に洗浄効果が低下する。この結果は、洗浄液の流れが安定するためにある程度の時間が必要であり、洗浄時間の20%程度以上の時間にわたり送液がなされない場合は洗浄効果が十分に得られなかったことによると考えられる。各パルスの洗浄時間が20%と30%の場合は60%の場合よりも高い洗浄効果が得られた。
以上の結果から、各パルスの洗浄時間が全洗浄時間の20%以上であることが望ましいことが分かる。すなわち、第1パルスを含むパルス分割数は、2以上4以下であることが望ましい。分割数を5以上にすると、いずれかのパルスが洗浄時間の20%以下となってしまうためである。また、洗浄時間が30%付近でより高い洗浄効果が得られたことに鑑みると、第1パルスを含む分割数は3以上であることが望ましい。
<実施の形態4>
本発明の実施形態4では、分注プローブ内面の洗浄と並行して分注プローブ外面を洗浄する場合について記載する。我々は、内面の洗浄と外面の洗浄の相対的なタイミングの関係について検討した。自動分析装置10の構成は実施形態1と同様である。
検討の方法としては、実施形態1に記載した方法と同様に、模擬試薬成分を含む溶液を試薬分注プローブ21で吸引、セル25に吐出する。その後、洗浄槽28で洗浄する。その後、模擬試薬成分を含まない溶液を分注し、セル25に吐出した後、洗浄槽28で洗浄する。この時の洗浄状態を、外面洗浄と内面洗浄のタイミング条件を複数検討しながら観察した。
検討の結果、内面洗浄を外面洗浄に先行して開始した場合、内面からの洗浄液の送液状態が安定しない場合があることが確認された。試薬分注プローブ21の内面を洗浄する前には、内面に一部模擬試薬成分や模擬試薬成分を含まない溶液の成分が残存しており、洗浄開始時にはこれらと洗浄液が混合されることになる。このとき、試薬分注プローブ21の内面に残存していた溶液と洗浄液が混合されると、両者の液性が異なるので、界面活性効果による発泡などにより洗浄液の水流が安定しない場合があった。
これに対し、外面洗浄を内面洗浄に先行した場合、内面の洗浄液がプローブ先端を覆う状態で洗浄を開始すると、内面の洗浄液の水流状態が乱れていたとしても、外面に噴射された洗浄液によりその影響を防ぐことができることを見出した。これは、内面の洗浄液と模擬試薬成分の残存成分の混合液が試薬分注プローブ21の内面から飛び出した際、これらの混合液は外面へ噴射された洗浄液の中に取り込まれ、外面へ噴射された洗浄液の流れ場に沿って移動するためであると考えられた。
図8Aは、上記検討結果に鑑みて構成した、外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートである。図8Aにおいては、内面洗浄を開始する前に外面洗浄を開始する。ただしこの洗浄動作のタイムチャートを使用した場合、内洗を実施している時間、すなわち一時停止の時間およびパルス洗浄の総時間の合計時間よりも長く外洗を実施する必要があり、洗浄液の消費量が増大してしまうことになる。
そこで、さらに外洗に使用する洗浄液量を低減するために、試薬分注プローブ21内面の洗浄液を送液した状態で、外面への洗浄液の噴射を停止するタイミングについて検討した。その結果、一度内面の洗浄が開始された後、一定時間(例えば50ms程度)が経過していさえすれば、内面の洗浄が継続した状態で、外面への洗浄液の噴射を停止したとしても、特段の問題がないことを明らかにした。この理由は以下のように考えられる。
内面の洗浄を開始し、一定時間が経過することにより、模擬試薬成分などが試薬分注プローブ21の内面に送液される洗浄液の中に占める割合が小さくなると、内面から出てくる溶液は洗浄液のみとなり、液性が均一化されている。したがって、先述した様な界面活性効果などによる発泡は観測されず、送液状態が安定化したものと考えられる。これにより、外面に対して洗浄液を噴射した状態でなくとも、洗浄液の飛び散りなどの問題は発生しなかった。
図8Bは、上記検討結果に鑑みて構成した、外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートである。内面の洗浄は、実施形態1と同様にパルス化する。これにより、通常の連続的に内面を洗浄する場合よりも洗浄効果を得ることができる。最後に、内面の洗浄終了後に外面を洗浄することにより、試薬分注プローブ21の先端(特に先端の端面部分)に付着した洗浄液を除去することができることを見出した。これにより、洗浄液成分が次の試薬に持ち込まれるのを防ぐことができる。したがって、図8Bに示すタイムチャートにより、外洗に使用する洗浄液の使用量を低減することが可能であることを見出した。
図9Aは、外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートの変形例を示す。図8Bにおいては、内面洗浄が完全に終了した後に、最後の外面洗浄パルスを開始する。図8Bよりもさらに洗浄時間を短縮したい場合には、図9Aのように、最後の内面洗浄パルスを実施している間に最後の外面洗浄パルスを開始し、内面洗浄終了後に外面洗浄を終了する。
図9Bは、外洗動作を含む洗浄動作のタイムチャートの変形例を示す。最後から2番目の内面洗浄パルスと最後の内面洗浄パルスとの間のインターバル期間において、最後の外面洗浄パルスを開始し、内面洗浄終了後に外面洗浄を終了する。この洗浄動作であっても図8Bよりもさらに洗浄時間を短縮できる。
<実施の形態5>
実施形態1〜4では、分注プローブ内面を洗浄するための洗浄用ポンプとして、ポンプ202とポンプ209を併用した。電磁弁204の開放により、洗浄を開始し、電磁弁204を閉じることにより、洗浄を停止した。したがって、流速はこれらのポンプの圧力により決定される。通常、こうした洗浄は比較的流速の大きい状態で実施される。これに対し、我々は、より低流量であるポンプを別途用意し、その駆動により仕上げ洗浄をすることを試みた。これは、比較的高圧で流速が大きい状態でのパルス洗浄を実施した後に、低流速の洗浄を実施することにより、洗浄効果の向上を狙ったものである。自動分析装置10のその他構成は実施形態1と同様である。
図10は、本実施形態5における流路構成を示す。図2で説明した構成に加えて、流速が小さなポンプ210が追加してある。
図11は、本実施形態5の評価において用いた洗浄動作のタイムチャートを示す。流速の大きなポンプ202およびポンプ209でパルス洗浄を実施した後、流速の小さなポンプ210での洗浄を実施した。評価は、実施形態1と同様の方法で実施した。すなわち、模擬試薬成分を含む溶液を試薬分注プローブ21で吸引、セル25に吐出する。その後、図10の構成と図11のタイムチャートにしたがって洗浄した。その後模擬試薬成分を含まない溶液を吸引し、25セルに吐出し、このセル25に吐出された溶液中に含まれる模擬試薬成分の持込量を評価した。
図12は、本実施形態5における評価結果を示す。持込量としては、流速の大きなポンプ202およびポンプ209のみで洗浄した場合と比較して、流速の小さなポンプ210での洗浄を加えたものの方が若干低いものの、大きな差は認められない。これに対し、持込量のばらつきには顕著な差が認められた。流速の小さなポンプ210による洗浄を追加した場合は、追加しない場合と比較して、持込量のばらつきが低減しており、洗浄効果がより安定したことが分かる。このように、流速の異なるポンプを用いた洗浄を実施することにより、洗浄効果の安定化を図ることができる。
<本発明の変形例について>
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
以上の実施形態において、自動分析装置10が備える各機能部(試薬分注機構14、試薬ディスク12、反応ディスク13、電磁弁、ポンプ、など)は、自動分析装置10が備えるコントローラによって制御することができる。コントローラは、その機能を実装した回路デバイスなどのハードウェアによって構成することもできるし、その機能を実装したソフトウェアを演算装置が実行することによって構成することもできる。
以上の実施形態においては、試薬分注プローブ21の洗浄を中心に記載したが、それに限定されるものではなく、サンプル分注プローブ22などその他分注プローブに対して本発明を適用することもできる。
10:自動分析装置
11:試薬容器
12:試薬ディスク
13:反応ディスク
14:試薬分注機構
15:サンプル分注機構
21:試薬分注プローブ
22:サンプル分注プローブ
23:サンプル容器
24:ラック
25:セル
26:洗浄槽
27:攪拌機構
28:洗浄槽
29:光源
30:光度計
201:洗浄液タンク
202:ポンプ
203:電磁弁
204:電磁弁
205:シリンジポンプ
206:チューブ
207:洗浄ノズル
209:ポンプ
210:ポンプ

Claims (15)

  1. 液体を分注する自動分析装置が備える分注プローブを洗浄する方法であって、
    前記分注プローブの内面を洗浄するステップを有し、
    前記内面を洗浄するステップにおいては、前記分注プローブの内部に対して洗浄液を送液する内面送液期間と、前記洗浄液を送液しない内面停止期間とを繰り返すことにより、前記内面を洗浄する
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記分注プローブが液体を吸引開始してから、前記分注プローブが次に別の液体を吸引開始するまでの時間長のうち、最も短いものを最短サイクル時間としたとき、
    前記内面を洗浄するステップにおける、前記内面送液期間の時間長、前記内面停止期間の時間長、および前記内面送液期間と前記内面停止期間の総和は、前記最短サイクル時間以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記内面を洗浄するステップにおける前記内面送液期間の時間長の総和は、1秒以下である
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記内面を洗浄するステップにおける前記総和は、1秒以下である
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 前記内面を洗浄するステップにおいて、前記内面停止期間の時間長は、前記総和が前記最短サイクル時間以下となる範囲内における最大値となるように構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 前記内面を洗浄するステップにおいては、前記内面送液期間を2回以上実施し、
    1回分の前記内面送液期間の時間長は、全ての前記内面送液期間の時間長の総和の20%以上である
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記内面を洗浄するステップは、
    全ての前記内面送液期間の時間長の総和の40%を用いて前記内面送液期間を実施するステップ、
    全ての前記内面送液期間の時間長の総和の20%以上60%以下を用いて前記内面送液期間を実施するステップ、
    を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記内面を洗浄するステップにおいては、前記内面送液期間を2回以上4回以下実施する
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  9. 前記方法はさらに、前記分注プローブの外面を洗浄するステップを有し、
    前記方法は、前記内面を洗浄するステップを開始する前に、前記外面を洗浄するステップを開始し、
    前記外面を洗浄するステップは、前記分注プローブの外面に対して洗浄液を送液する外面送液期間と、前記洗浄液を送液しない外面停止期間とを、それぞれ1つ以上有する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 前記外面を洗浄するステップにおいては、前記内面を洗浄するステップにおける最後の前記内面送液期間が完了した後、最後の前記外面送液期間を開始する
    ことを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記外面を洗浄するステップにおいては、前記内面を洗浄するステップにおける最後の前記内面送液期間を実施している間に、最後の前記外面送液期間を開始し、
    前記外面を洗浄するステップにおいては、最後の前記内面送液期間が完了した後に、最後の前記外面送液期間を完了する
    ことを特徴とする請求項9記載の方法。
  12. 前記外面を洗浄するステップにおいては、前記内面を洗浄するステップにおける最後から2番目の前記内面送液期間が完了した後、最後の前記内面送液期間を開始する前に、最後の前記外面送液期間を開始し、
    前記外面を洗浄するステップにおいては、最後の前記内面送液期間が完了した後に、最後の前記外面送液期間を完了する
    ことを特徴とする請求項9記載の方法。
  13. 前記内面を洗浄するステップにおける1番目の前記内面送液期間から、最後から2番目の前記内面送液期間までは、第1流速で前記洗浄液を送液し、
    前記内面を洗浄するステップにおける最後の前記内面送液期間は、前記第1流速よりも遅い第2流速で前記洗浄液を送液する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  14. 液体の試料を分析する自動分析装置であって、
    前記液体を分注する分注プローブ、
    前記分注プローブの内面を洗浄する洗浄機構、
    を備え、
    前記洗浄機構は、前記分注プローブの内部に対して洗浄液を送液する内面送液期間と、前記洗浄液を送液しない内面停止期間とを繰り返すことにより、前記内面を洗浄する
    ことを特徴とする自動分析装置。
  15. 前記洗浄機構は、
    ポンプ、
    電磁弁、
    前記ポンプと前記電磁弁を前記分注プローブの内部へ接続するチューブ、
    を備え、
    前記洗浄機構は、前記電磁弁を開閉することにより、前記内面送液期間と前記内面停止期間を切り替える
    ことを特徴とする請求項14記載の自動分析装置。
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