JP2021534841A - 外科用ツール取付装置、システム、および方法 - Google Patents
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Abstract
外科用ツールを外科用ハンドピースユニットに取り外し可能に取り付けるように構成された固定用アダプタは、第1の穴を有する第1の結合部分と、第2の穴を有する第2の結合部分とを備えることができる。第1の穴および第2の穴は、切断要素(例えば、バーまたはブレード)などの外科用器具の一部を受け入れることができる。固定用アダプタは、第1の穴が第2の穴と位置合わせされていない第1の位置と、第1の穴が第2の穴と位置合わせされている第2の位置とを有することができる。固定用アダプタが第2の位置にあり、外科用器具の一部分が第1の穴および第2の穴の中に受け入れられるとき、第1の結合部分は、その部分に第1の力を加えることができ、第2の結合部分は、その部分に第2の力を加えることができ、第1の力と第2の力は、異なる方向を有する。
Description
本出願は、2018年8月31日に出願された米国特許出願第62/726,022号の利益を主張しており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に、外科用ハンドピースと動作可能に接続されている、切断要素などの外科用器具にツールを取り付けるための装置、システム、および方法に関する。
関節鏡手術などの特定の外科的処置では、外科用器具は外科用ハンドピースによって駆動される。外科用器具は、バーまたはブレードなどの切断要素とすることができる。外科用器具は、近位端がハンドピースに受け入れられ、遠位端がブレードなどの切断ヘッドを備えた細長い部材とすることができる。ハンドピース内のモータが外科用器具を回転させることで、例えば外科手術中に組織を除去するための切断機能を提供することができる。
別のツールを外科用器具に安全かつ取り外し可能に結合できることが有益である場合がある。これは、例えば、不便で時間がかかる可能性がある外科用器具を取り外して交換する必要無しに、異なる機能(例えば、切断要素の特有の切断目的以外の機能)を提供することができる。例えば、外科用器具をハンドピース内に維持しながら、ミラー、センサ、または他のツールを外科用器具に迅速かつ容易に結合し、そしてその後、外科用器具をハンドピース内に維持しながら、ミラー、センサ、または他のツールを外科用器具から迅速かつ容易に取り外すことができることが有益となり得る。外科用器具の改良またはその特別な変形型を必要とせずに、および/または外科用器具を損傷すること無く、外科用器具にツールを結合できることが有益となり得る。さらに、外科用器具の長さに沿ってツールの位置を変えることができること、および/またはツールの遠位端を、外科用器具の遠位端を超えて延ばすことができることが有益となり得る。
本開示は、上記の懸念の1つまたは複数、または他の懸念に対処する装置、システム、および方法に関する。本開示は、外科医または他の医療専門家などのユーザが、外科用ハンドピースに設置された外科用器具にツールを取り付けることを可能にする様々な装置、システム、および方法を説明する。ツールは、手術室などの使用場所で外科用器具に結合されることができる。ツールは滅菌済みのパッケージに収容されて、使用後に廃棄されることができる。ツールは、外科的処置の使用の時点で滅菌済みパッケージから取り出されることができる。
外科用ツールを外科用ハンドピースユニットに取り外し可能に取り付けるように構成された固定用アダプタは、第1の端部と、第1の端部の反対側にある第2の端部とを有する第1の脚部と、第3の端部と、第3の端部の反対側にある第4の端部とを有する第2の脚部であって、第2の脚部の第3の端部が第1の脚部の第2の端部に接続されている第2の脚部と、第1の脚部の第1の端部に接続され、第1の穴を具備する第1の結合部分と、第2の脚部の第4の端部に接続され、第2の穴を具備する第2の結合部分と、を備え、第1の穴と第2の穴は、外科用ハンドピースユニットの外科用器具の一部を受け入れるように構成されている。いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第1の結合部分の第1の穴が第2の結合部分の第2の穴と位置合わせされない第1の位置と、第1の穴が第2の穴と位置合わせされる第2の位置とを有し、また固定用アダプタが第2の位置にあり、外科用器具の一部が第1の穴および第2の穴に受け入れられるとき、第1の結合部分はその部分に第1の力を加え、第2の結合部分はその部分に第2の力を加え、第1の力と第2の力は異なる方向を有する。いくつかの実施形態では、第1の結合部分は、第1の脚部の第1の端部から、第1の脚部の長さに平行でない方向に延在し、第2の結合部分は、第2の脚部の第4の端部から、第2の脚部の長さに平行でない方向に延在する。いくつかの実施形態では、第1の結合部分は、第1の脚部の第1の端部から第2の結合部分に向かって延在し、第2の結合部分は、第2の脚部の第4の端部から第1の結合部分に向かって延在する。
いくつかの実施形態では、第1の結合部分は、第1の足と、第2の足とを備え、第1の足および第2の足のそれぞれは、第1の脚部の第1の端部から延在し、第1の足は第1の穴を具備し、第2の足は第3の穴を具備する。いくつかの実施形態では、第1の足と第2の足は、ギャップによって互いに離間され、このギャップは、固定用アダプタが第2の位置にあるときに第2の結合部分を収容するように構成されている。いくつかの実施形態では、第1の穴、第2の穴および第3の穴は、円形断面を具備する。いくつかの実施形態では、第2の穴と、第1の穴および第3の穴の内の少なくとも1つは、等しい断面積を有する断面を具備する。いくつかの実施形態では、固定用アダプタが第2の位置にあるとき、第1、第2および第3の穴の中心を通って延在する軸線は互いに整列する。いくつかの実施形態では、固定用アダプタが第1の位置および第2の位置にあるとき、第1の結合部分の第1の穴と第3の穴は位置合わせされる。
いくつかの実施形態では、固定用アダプタが第1の位置にあるとき、第1の穴を通って延在する第1の軸線は、第2の穴を通って延在する第2の軸線と平行である。いくつかの実施形態では、固定用アダプタが第2の位置にあるとき、第1の穴を通って延在する第1の軸線は、第2の穴を通って延在する第2の軸線と位置合わせされる。
いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第1の脚部の第1の端部に位置する第1の凹み部分をさらに備え、第1の凹み部分は、ユーザの第1の指の形状に少なくとも部分的に一致するように構成される。いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第2の脚部の第4の端部に位置する第2の凹み部分をさらに備え、第2の凹み部分は、ユーザの第2の指の形状に少なくとも部分的に一致するように構成される。いくつかの実施形態では、第1の凹み部分と第2の凹み部分は位置合わせされる。
いくつかの実施形態では、第1の脚部、第2の脚部、第1の結合部分、および第2の結合部分は、固定用アダプタの内部領域を通って延在する開口部を画定する。いくつかの実施形態では、固定用アダプタが第1の位置にあるとき、開口部は丸みを帯びた三角形を有する。
いくつかの実施形態では、固定用アダプタが第1の位置にあるとき、固定用アダプタは三角形を有する。いくつかの実施形態では、第1の脚部は第2の脚部と一体である。いくつかの実施形態では、第1の結合部分は、第1の脚部と一体である。いくつかの実施形態では、第2の結合部分は、第2の脚部と一体である。
いくつかの実施形態では、第1の脚部および第2の脚部は、少なくとも部分的に第1の結合部分および第2の結合部分に面する内面と、内面とは反対側の外面とを有する。いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第1の脚部および第2の脚部の内面の一部から外向きに、かつそれに沿って延在するリブをさらに備える。いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第1の端部に近接する第1の脚部の外面に位置決めされた第1の凹み部分をさらに備える。いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第4の端部に近接する第2の脚部の外面に位置決めされた第2の凹み部分をさらに備える。いくつかの実施形態では、第1の凹み部分と第2の凹み部分は位置合わせされる。いくつかの実施形態では、第1の凹み部分および第2の凹み部分の内の少なくとも1つは、ユーザの親指に順応するようなサイズに決められ、そのように成形されている。
いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、外科用ツールの端部を固定するように構成されたツール係合部分をさらに備える。いくつかの実施形態では、ツール係合部分は、第1の結合部分から外向きに第1の穴の周りに延在する。いくつかの実施形態では、ツール係合部分は、外科用ツールの端部を受け入れるように構成される。いくつかの実施形態では、ツール係合部分は、ブッシングの一部を受け入れるように構成され、ブッシングは、外科用ツールの端部を受け入れるようにサイズが決められ、成形された貫通穴を備える。いくつかの実施形態では、ツール係合部分は、円筒形の断面を備える。いくつかの実施形態では、第1の結合部分は、外科用器具の長さに沿った第1の位置に第1の力を加え、第2の結合部分は、外科用器具の長さに沿った第2の位置に沿って第2の力を加え、第1の位置は、第2の場所から一定の距離だけ離間している。
外科用ツールを外科用器具に固定する方法であって、外科用ツールは、第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部とを有するシャフトを備え、外科用ハンドピースに固定するように構成された外科用器具は、第1の端部および第1の端部の反対側の第2の端部を有する第1の脚部と、第3の端部および第3の端部の反対側の第4の端部を有する第2の脚部であって、第2の脚部の第3の端部が第1の脚部の第2の端部に接続されている第2の脚部と、第1の脚部の第1の端部に接続され、第1の穴を具備する第1の結合部分と、第2の脚部の第4の端部に接続され、第2の穴を含む第2の結合部分とを備える固定用アダプタを取得することと、第1の結合部分の第1の穴と第2の結合部分の第2の穴を位置合わせさせることと、外科用器具の第1の部分を固定用アダプタの第1の結合部分の第1の穴および第2の結合部分の第2の穴の中に位置決めすることと、固定用アダプタを解放し、それにより、固定用アダプタと外科用器具との間の物理的係合により、固定用アダプタを外科用器具の一部に固定することと、外科用ツールの第2の端部を第1の結合部分に固定することと、を備えることができる。
いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第1の結合部分から外向きに第1の穴の周りに延在するツール係合部分をさらに備え、また、この方法は、外科用ツールの第2の端部をツール係合部分内に固定することをさらに備える。
いくつかの実施形態では、方法は、ブッシングを少なくとも部分的に第1の結合部分のツール係合部分内に位置決めすることをさらに含み、ブッシングは、外科用ツールの第2の端部を受け入れるようにサイズが決められて成形された貫通穴を備える。いくつかの実施形態では、外科用ツールは、シャフトと、少なくとも1つのカラーとを備え、方法は、外科用器具の第2の部分の周りに少なくとも1つのカラーを位置決めすることによって、外科用ツールを外科用器具に少なくとも部分的に固定することをさらに備える。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのカラーを外科用器具の第2の部分の周りに位置決めすることは、外科用器具の第1の部分を、固定用アダプタの第1の結合部分の第1の穴および、第2の結合部分の第2の穴の中に位置決めする前に行われる。
いくつかの実施形態では、第1の結合部分の第1の穴を第2の結合部分の第2の穴と前記位置合わせさせることは、固定用アダプタに少なくとも1つの力を加えることを備える。いくつかの実施形態では、前記少なくとも1つの力は、第1の脚部の第1の端部に近接する第1の力と、第2の脚部の第4の端部に近接する第2の力とを備える。いくつかの実施形態では、前記第1の力は第1の方向に加えられ、前記第2の力は第1の方向と反対の第2の方向に加えられる。いくつかの実施形態では、前記第1の力は、第1の脚部の第1の凹み部分に加えられ、前記第2の力は、第2の脚部の第2の凹み部分に加えられる。
いくつかの実施形態では、固定用アダプタが解放されると、第1の結合は、外科用器具の長さに沿った第1の位置で第1の力を加え、第2の結合部分は、外科用器具の長さに沿った第2の位置に第2の力を加え、第1の力と第2の力は、異なる方向を有する。いくつかの実施形態では、第1の力と第2の力は反対の方向を有する。いくつかの実施形態では、第1の場所と第2の場所は、互いに一定の距離だけ離間されている。いくつかの実施形態では、第1の結合部分は、第1の足および第2の足を備え、第1の足および第2の足は、それぞれ第1の脚部の第1の端部から延在し、第1の足は第1の穴を備え、第2の足は第3の穴を備える。
いくつかの実施形態では、固定用アダプタが解放されると、第1の結合部分の第1の足は、外科用器具の長さに沿った第1の位置に第1の力を加え、第1の結合部分の第2の足は、外科用器具の長さに沿った第2の位置に第2の力を加え、第2の結合部分は、外科用器具の長さに沿った第3の位置で第3の力を加え、ここで、第3の力は、第1の力および第2の力の方向と反対の方向に加えられる。いくつかの実施形態では、第1の結合部分の第1の足と第2の足は、ギャップによって互いに離間され、このギャップは、固定用アダプタが第2の位置にあるときに第2の結合部分を収容するように構成されている。
外科用ツールを、外科用ハンドピースユニットに取り外し可能に取り付けるように構成された固定用アダプタは、第1の受け入れ領域を具備する自由端を備える第1の脚部と、第2の受け入れ領域を具備する自由端を備える第2の脚部と、第1の脚部と第2の脚部が互いに対して弾性式に可動であるように、第1の脚部と第2の脚部を接続する偏向された頂点と、外科用ツールを受け入れるように構成されたツール係合領域とを備えることができる。固定用アダプタは、頂点の偏向に抗して第1の脚部および第2の脚部に力が加えられることに応答して、固定用アダプタは、第1の受け入れ領域と第2の受け入れ領域が位置合わせされない休止状態から、第1の受け入れ領域と第2の受け入れ領域が位置合わせされる動作状態に移行し、それにより、外科用器具が第1の受け入れ領域および第2の受け入れ領域に長手方向に挿入されることを可能し、そして、第1の脚部および第2の脚部から力が除去されることに応答して、アダプタは、第1の脚部と第2の脚部との間に外科用器具を自動的に締め付け、それによって、固定用アダプタを外科用器具に強固に結合するように構成されることができる。いくつかの実施形態では、ツール係合領域は、第1の脚部の第1の受け入れ領域の周りに延在する。いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第1の脚部の自由端に位置決めされた第1の凹み部分をさらに備え、第1の凹み部分は、ユーザの第1の指の形状に少なくとも部分的に一致するように構成される。いくつかの実施形態では、固定用アダプタは、第2の脚部の自由端に位置決めされた第2の凹み部分をさらに備え、第2の凹み部分は、ユーザの第2の指の形状に少なくとも部分的に一致するように構成されており、ここでは第1の凹み部分と第2の凹み部分は整列される。いくつかの実施形態では、第1の受け入れ領域および第2の受け入れ領域は、円形断面を備える。
上記で開示された、または本明細書の他の場所に開示された構造、材料、ステップ、または他の機能のいずれも、本開示の実施形態のいずれかで使用することができる。任意の実施形態の任意の構造、材料、ステップ、または他の機能を、任意の他の実施形態の任意の構造、材料、ステップ、または他の機能と組み合わせて、さらなる実施形態を形成することができ、この実施形態は本開示の一部である。
上記の要約は、本開示の範囲内の特定の機能の高レベルの要約であることが意図されている。要約、以下の詳細な説明、および関連する図面は、保護の範囲を制限または定義するものではない。保護の範囲は特許請求の範囲によって定義される。いずれの機能も重要ではなく、必須でもない。
本開示の特定の機能が、図面を参照して以下に説明される。図示の実施形態は、実施形態を説明することを意図しているが、限定することは意図していない。異なる開示された実施形態の様々な機能を組み合わせて、本開示の一部であるさらなる実施形態を形成することができる。
開示された技術の様々な機能および利点は、図に示されるいくつかの特定の実施形態の以下の説明からより十分に明らかになるであろう。これらの実施形態は、本開示の原理を説明することが意図されている。しかしながら、本開示は、例示された実施形態のみに限定されるべきではない。例示された実施形態の特徴は、本明細書に開示された原理を考慮した上で当業者に明らかであるように、修正、結合、除去、および/または置換することができる。
概要
図1Aは、外科用ハンドピース10に取り付けられた外科用器具12を示している。外科用器具12は、例えば、外科用器具12の端部において外科用ハンドピース10の駆動ヘッドに取り付けることができる。外科用器具12は、外科手術のために有用な操作を実行するために、外科用ハンドピース10の一部を固定、取り付け、および/またはそれと結合することができる任意の器具とすることができる。例えば、外科用器具12は、外科用バーまたはブレードとすることができる。外科用ハンドピース10(本明細書では「ハンドピース」とも呼ばれる)は、外科用器具12を固定し、外科用器具12を用いて外科的処置または手術を実行することができる任意の医療機器(関節鏡シェーバーなど)とすることができる。例えば、外科用ハンドピース10は、米国特許第8,747,392号に記載されている手持ち式医療機器と一部の点において、多くの点において、または全ての点において同一とすることができ、この特許は、その全体が本明細書に組み込まれる。
図1Aは、外科用ハンドピース10に取り付けられた外科用器具12を示している。外科用器具12は、例えば、外科用器具12の端部において外科用ハンドピース10の駆動ヘッドに取り付けることができる。外科用器具12は、外科手術のために有用な操作を実行するために、外科用ハンドピース10の一部を固定、取り付け、および/またはそれと結合することができる任意の器具とすることができる。例えば、外科用器具12は、外科用バーまたはブレードとすることができる。外科用ハンドピース10(本明細書では「ハンドピース」とも呼ばれる)は、外科用器具12を固定し、外科用器具12を用いて外科的処置または手術を実行することができる任意の医療機器(関節鏡シェーバーなど)とすることができる。例えば、外科用ハンドピース10は、米国特許第8,747,392号に記載されている手持ち式医療機器と一部の点において、多くの点において、または全ての点において同一とすることができ、この特許は、その全体が本明細書に組み込まれる。
図1Aは、外科用器具12に少なくとも部分的に、および/またはその周囲に固定された外科用ツール30(本明細書では「外科用アタッチメント」とも呼ばれる)をさらに示す。示されるように、外科用ツール30の一部(例えば、端部)は、固定用アダプタ100によって固定することができ、これについては、以下でより詳細に説明される。また、示されるように、固定用アダプタ100は外科用ツール30の一部を固定(および/またはそこに固定)することができ、外科用器具12の一部を固定(および/またはそこに固定)することもできる。示されるように、外科用ツール30および外科用器具12は、概ね平行および/または同軸とすることができる。外科用ツール30(またはその端部)の異なるサイズおよび/または形状に対応するために、ブッシング20は固定用アダプタ100内に位置決めされることができる。ブッシング20は、以下でより詳細に説明するように、外科用ツール30を受け入れ、固定することができる。
図1Bは、ハンドピース10、外科用器具12、固定用アダプタ100、ブッシング20、および外科用ツール30の分解図を示している。以下でより詳細に説明するように、外科用ツール30は、固定用アダプタ100を介して間接的に、および/または外科用ツール30の1つまたは複数の機構(例えば、外科用器具12の一部を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形され得る1つまたは複数のカラー)を介して直接的に外科用器具12に取り付けられることができる。
固定用アダプタ
図2Aから図2Kは、固定用アダプタ100の様々な図を示している。本明細書で論じられるように、固定用アダプタ100は、外科用ツール30を外科用器具12(例えばバー)に固定するように使用することができる。有利なことに、固定用アダプタ100は、動作環境での使用の時点で、またはその前に、外科用ツール30を外科用器具12に取り付けることを容易にすることができる。固定用アダプタ100は、外科用ツール30の一部を固定するためのツール係合部分(以下でさらに説明されるツール係合部分124bなど)と、以下でさらに説明される1つまたは複数の結合部分120、130などの外科用器具係合部分とを含むことができる。固定用アダプタ100は、外科用器具12の1つまたは複数の部分に固定する前、固定の最中、または固定後に、外科用ツール30の一部に固定することができる。
図2Aから図2Kは、固定用アダプタ100の様々な図を示している。本明細書で論じられるように、固定用アダプタ100は、外科用ツール30を外科用器具12(例えばバー)に固定するように使用することができる。有利なことに、固定用アダプタ100は、動作環境での使用の時点で、またはその前に、外科用ツール30を外科用器具12に取り付けることを容易にすることができる。固定用アダプタ100は、外科用ツール30の一部を固定するためのツール係合部分(以下でさらに説明されるツール係合部分124bなど)と、以下でさらに説明される1つまたは複数の結合部分120、130などの外科用器具係合部分とを含むことができる。固定用アダプタ100は、外科用器具12の1つまたは複数の部分に固定する前、固定の最中、または固定後に、外科用ツール30の一部に固定することができる。
少なくとも図2Aから図2Hに示されるように、固定用アダプタ100は、第1の脚部110と、第2の脚部112とを含むことができる。脚部110、112は、図示のように、アダプタ100の角部または頂点など、その端部で接続されることができる。第1の脚部および第2の脚部110、112は、弾性式に接続されることができ、および/または図2Aに示される位置に向かってなど、偏向されることができる。第1の脚部110は、第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部とを有することができる。第2の脚部112もまた、第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部とを備えることができる。第1の脚部110の第1の端部は、自由にすることができ、第1の脚部110の第2の端部は、第2の脚部112の端部(第2の脚部112の第1の端部など)に接続されることができる。第2の脚部112の第2の端部は自由にすることができる。したがって、第1の脚部および第2の脚部110、112はそれぞれ、自由端(例えば、他のものに接続されていない端部)と、接続された端部とを有することができる。いくつかの実施形態では、第1の脚部および第2の脚部110、112は一体である(例えば、1つの部品として一体に形成されている)。
上で論じたように、固定用アダプタ100は、外科用器具係合部分を含むことができ、この部分は、外科用器具12の1つまたは複数の部分に固定することができる。例えば、固定用アダプタ100は、第1の結合部分120を含むことができる。第1の結合部分120は、第1の脚部110の端部に接続されることができる。例えば、第1の結合部分120は、第1の脚部110の第1の(自由な)端部に配置されることができる。いくつかの実施形態では、第1の結合部分120は、第1の脚部110と一体である。いくつかの実施形態では、第1の結合部分120は、第1の脚部110から、第1の脚部110の長さに平行でない方向に延在する。例えば、第1の脚部110は、その第1の端部と第2の端部との間に延在する長さを有することができ、また第1の結合部分120は、第1の脚部110(および/または第1の脚部110の第1の端部)から、第1の脚部110の長さに対して10度、20度、30度、40度、50度、60度、70度、80度、90度、100度、110度、120度、130度、140度、150度、160度、または170度、またはそれらの間にある任意の値、またはこれらの値の任意の組み合わせによって区切られた任意の範囲に等しい角度で延在することができるが、この範囲外の他の値も可能である。いくつかの実施形態では、第1の結合部分120は、第2の脚部112の端部に向かって、および/または以下でさらに説明される第2の脚部112の第2の結合部分130に向かって延在する。
いくつかの実施形態では、第1の結合部分120は、第1の脚部110の第1の(自由な)端部を画定する。例えば、固定用アダプタ100の第1の脚部110は、第2の脚部112に接続する第2の端部と、第1の結合部分120によって画定される、第2の端部の反対側の第1の端部とを有することができる。そのような場合、第1の結合部分120は、第2の端部(第2の脚部112に接続されている)と第1の脚部110の第1の端部との間の第1の脚部110の長さの一部分に対して平行でない方向に曲がる、および/または延在することができる。
第1の結合部分120は、外科用器具12の一部を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形される1つまたは複数の開口部を含むことができる。外科用器具12の一部が第1の結合部分120のそのような1つまたは複数の開口部内に位置決めされる、および/または固定されるとき、第1の結合部分120は、固定用アダプタ100を外科用器具12のこの部分に固定することができる。さらに、第1の結合部分120がそのような方法で外科用器具12の一部分に固定されるとき、外科用ツール30を外科用器具12に取り付けるために、固定用アダプタ100の別の部分(ツール係合部分124bなど)を外科用ツール30の一部に固定することができる。第1の結合部分120のそのような1つまたは複数の開口部は、例えば、貫通穴とすることができる。
少なくとも図2Aから図2Bに示されるように、第1の結合部分120は、外科用器具12の一部を少なくとも部分的に受け入れる、そこに固定する、および/または係合することができる第1の足122を備えることができる。例えば、第1の足122は、外科用器具12の一部を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形され得る開口部122aを含むことができる。例えば、開口部122aは、外科用器具12の断面(または断面の一部)を収容する、および/または取り囲むようにサイズが決められる、および/または成形されることができる。開口部122aは、例えば、円形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の断面を有することができる。開口部122aは、貫通穴とすることができる。
いくつかの実施形態では、第1の結合部分120は、第2の足124を含む。例えば、少なくとも図2Aから図2Bに示されるように、第1の結合部分120は、第1の足122に近接する、隣接する、および/またはそこから離間された第2の足124を含むことができる。第2の足124は、外科用器具12の一部を少なくとも部分的に受け入れる、そこに固定する、および/または係合することができる。第2の足124は、外科用器具12の一部を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形され得る開口部124aを含むことができる。開口部124aは、外科用器具12の断面(または断面の一部)を収容する、および/または取り囲むようにサイズが決められる、および/または成形されることができる。開口部124aは、例えば、円形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の断面を有することができる。開口部124aは、貫通穴とすることができる。開口部124aは、開口部122aと軸線方向に整列することができる。いくつかの実施形態では、開口部124aは、開口部122aよりも大きい。例えば、図2Gを参照すると、開口部124aは、開口部122aよりも大きな断面積を有することができる。別の例として、いくつかの実施形態では、開口部124aは、開口部122aの円形断面よりも大きな直径を有する円形断面を有する。場合によっては、開口部124aは、ツール係合部分124b内にブッシング20を収容するために開口部122aよりも大きい。
上で論じたように、固定用アダプタ100は、外科用ツール30の一部(例えば、外科用ツール30の端部など)を固定する(および/またはそこに固定する)ためのツール係合部分(本明細書では「ツール係合領域」とも呼ばれる)を含むことができる。そのようなツール係合部分は、外科用器具係合部分(本明細書に記載の1つまたは複数の結合部分120、130など)と一緒に作用して、外科用ツール30を外科用器具12に取り付けることができる。そのようなツール係合部分は、第1の脚部110、第1の脚部110の第1の端部、第1の結合部分120、および/または第1の足122または第2の足124などの固定用アダプタ100の一部から延在する、および/またはそこに接続されることができる。例えば、少なくとも図2Aから図2Gに示されるように、固定用アダプタ100は、第1の結合部分110の第2の足124から外向きに延在するツール係合部分124bを含むことができる。しかしながら、固定用アダプタ100は、第1の足122および第2の足124のいずれか、またはその両方を含むことができるので、ツール係合部分124bは、第1の結合部分120の構成に応じて、第1の足および第2の足122、124のいずれからも延在することができる。ツール係合部分124bは、第1の結合部分120の表面(第2の足124の表面など)から特定の角度で外向きに延在することができる。例えば、ツール係合部分124bは、第2の足124の表面から垂直に(または概ね垂直に)延在することができる。いくつかの実施形態では、ツール係合部分124bは、第2の足124の表面から外向きに延在し、第2の足124の開口部124aの周囲の一部の周りに延在する。いくつかの実施形態では、ツール係合部分124bは、第2の足124の表面から外向きに、および/または開口部124aの周囲の周りに延びるスカート壁である。ツール係合部分124bの延長部の長さは、外科用ツール30の端部のより長い部分またはより短い部分を受け入れるように修正されることができる。
ツール係合部分124bは、中空内部を有する円筒形を有することができる。あるいは、ツール係合部分124bは、中空内部を有する異なる形状、例えば、その中に中空内部を有する正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の形状を有する場合がある。ツール係合部分124bの中空内部は、第2の足124の開口部124aおよび/または第1の足122aの開口部122aと位置合わせされることができる。例えば、ツール係合部分124bの中空内部の中心を通って延びる軸線は、開口部124aの中心を通って延びる軸および/または開口部122aを通って延びる軸線と位置合わせすることができる。中空内部、開口部124aおよび/または124aを通る軸は平行にすることができる。
ツール係合部分124bは、ブッシング20を受け入れる、および/またはブッシング20に固定することができる(図1Aから図1Bを参照)。ブッシング20は、ツール係合部分124b内に位置決めされる、および/または固定されるようにサイズが決められる、および/または成形され得る。ブッシング20は追加として、外科用ツール30の一部に固定するように構成されることができる。したがって、ブッシング20は、外科用ツール30の一部(外科用ツール30の端部など)と固定用アダプタ100のツール係合部分124bとの間に位置決めされることができる。ブッシング20については、以下でさらに説明される。
上で論じたように、固定用アダプタ100は、第1の脚部110と、第1の脚部110に接続された第2の脚部112とを含むことができる。これもまた上で論じたように、固定用アダプタ100は、外科用器具12の1つまたは複数の部分に固定することができる外科用器具係合部分を含むことができる。そのような外科用器具係合部分は、第1の結合部分120(上で論じた)および/または第2の結合部分130を含むことができる。第2の結合部分130は、第2の脚部112の端部に接続されることができる。例えば、第2の結合部分130は、第2の脚部112の第2の(自由)端部に接続されることができる。いくつかの実施形態では、第2の結合部分130は、第2の脚部112と一体である。いくつかの実施形態では、第2の結合部分130は、第2の脚部112から、第2の脚部112の長さに平行でない方向に延在する。例えば、第2の脚部112は、その第1の(接続された)端部と第2の(自由)端部との間に延在する長さを有することができ、第2の結合部分130は、第2の脚部112(および/または第2の脚部112の第2の端部)から、第2の脚部112の長さに対して10度、20度、30度、40度、50度、60度、70度、80度、90度、100度、110度、120度、130度、140度、150度、160度、または170度、またはそれらの間の任意の値、またはこれらの値の任意の組み合わせによって囲まれた任意の範囲に等しい角度で延在することができ、これらの範囲外の他の値も可能である。いくつかの実施形態では、第2の結合部分130は、第1の脚部110および/または第1の脚部110に接続された第1の結合部分120の端部に向かって延在する。
いくつかの実施形態では、第2の結合部分130は、第2の脚部112の第2の(自由な)端部を画定する。例えば、固定用アダプタ100の第2の脚部112は、第1の脚部110に接続する第1の端部と、第2の結合部分130によって画定される、第1の端部の反対側の第2の(自由)端部とを有することができる。第2の結合部分130は、第1の端部(第1の脚部110に接続されている)と第2の脚部112の第2の(自由)との間の第2の脚部112の長さの部分に対して平行でない方向に曲がる、および/または延在することができる。脚部110、112の第1の端部は、アダプタ100の頂点または角において弾性式に接続されることができる。図示のように、脚部110、112は、頂点または角部から片持ちにされることができる。
第2の結合部分130は、外科用器具12の一部を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形される1つまたは複数の開口部を含むことができる。外科用器具12の一部が第2の結合部分130のそのような1つまたは複数の開口部内に位置決めされる、および/または固定されると、第2の結合部分130は、固定用アダプタ100を外科用器具12のその部分に固定することができる。さらに、第2の結合部分130がそのような方法で外科用器具12の部分に固定されるとき、外科用ツール30を外科用器具12に取り付けるために、固定用アダプタ100の別の部分(ツール係合部分124bなど)を外科用ツール30の一部に固定することができる。さらに、以下でより詳細に説明するように、第2の結合部分130は、第1の結合部分120と一緒に作用して、固定用アダプタ100を外科用器具12に固定することができる。
少なくとも図2Aから図2Bに示されるように、第2の結合部分130は、外科用器具12の一部を少なくとも部分的に受け入れる、そこに固定する、および/または係合することができる足132を備えることができる。例えば、足132は、外科用器具12の一部を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形され得る開口部132aを含むことができる。例えば、開口部132aは、外科用器具12の断面(または断面の一部)を収容する、および/または取り囲むようにサイズが決められる、および/または成形されることができる。開口部132aは、例えば、円形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の断面を有することができる。開口部132aは穴とすることができる。
以下でさらに詳細に論じられるように、固定用アダプタ100は、第1の脚部110を第2の脚部112に対して動かすことによって、異なる位置の間で調整されることができる。固定用アダプタ100は、第1の脚部110を第2の脚部112に対して動かすように、ユーザが固定用アダプタ100をより適切に取り扱う、または把持することを有利に可能にする1つまたは複数のフィンガーグリップを含むことができる。例えば、図2Aから図2Kを参照すると、固定用アダプタ100は、第1の凹み部分150aを含むことができる。第1の凹み部分150aは、第1の脚部110の表面に沿って位置決めされることができる。例えば、第1の凹み部分150aは、第1の脚部110の第1の(自由)端部またはその近くに位置決めされることができ、および/または第2の脚部112とは反対側を向く(および/または、第1の結合部分120が第1の脚部110から延在する方向とは離れる方を向く)第1の脚部110の外面に沿って位置決めされることができる。第1の凹み部分150aは、第1の脚部110の平面または表面からくぼませることができる。いくつかの実施形態では、第1の凹み部分150aは、ユーザの指の形状に一致するようにサイズが決められる、および/または成形されている。例えば、第1の凹み部分150aは、ユーザの親指または人差し指の形状に一致するようなサイズが決められる、および/または成形されることができる。
固定用アダプタ100は、第2の凹み部分150bを含むことができる。第2の凹み部分150bは、第2の脚部112の表面に沿って位置決めされることができる。例えば、第2の凹み部分150bは、第2の脚部112の第2の(自由)端部またはその近くに位置決めされることができ、および/または第1の脚部110とは反対側を向く(および/または、第2の結合部分130が第2の脚部112から延在する方向とは離れる方を向く)第2の脚部112の外面に沿って位置決めされることができる。第2の凹み部分150bは、第2の脚部112の平面または表面からくぼませることができる。いくつかの実施形態では、第2の凹み部分150bは、ユーザの指の形状に一致するようにサイズが決められる、および/または成形されている。例えば、第2の凹み部分150bは、ユーザの親指または人差し指の形状に適合するようにサイズが決められる、および/または成形されることができる。
固定用アダプタ100が第1の凹み部分および第2の凹み部分150a、150bの両方を含む場合、第1の凹み部分150aと第2の凹み部分150bは互いと位置合わせすることができる。例えば、図2Gに示されるように、第1の凹み部分150aの中心を通って延在する軸線は、第2の凹み部分150bの中心を通って延在する軸線と位置合わせすることができる。そのような軸線は、例えば、図2Iに示されるように、矢印F1およびF2と整列し得る。いくつかの実施形態では、第1の凹み部分150aは、第2の凹み部分150bと垂直方向に位置合わせし、ここで、「垂直」は、図2Gの向きでの上下方向を表す。
図2J〜図2Kを参照すると、第1または第2の凹み部分150a、150bのいずれかまたは両方は、固定用アダプタ100の第1および/または第2の脚部110、112の幅に対して窪み形状を有することができる。例えば、第1または第2の凹み部分150a、150bのいずれかまたは両方は、凹み部分(複数可)150a、150bの中央が、第1および/または第2の脚部110、112の幅(複数可)の縁で、凹み部分(複数可)150a、150bの端部よりも低くなるように成形されることができる。
少なくとも図2A〜図2Cおよび図2G〜図2Iに示されるように、固定用アダプタ100は、リブ140を含むことができる。リブ140は、第1の脚部110の内面および/または第2の脚部112の内面から延在することができる。第1の脚部110および第2の脚部112の内面は、第1の脚部110および第2の脚部112の前述した外面の反対側にある。第1の脚部110および第2の脚部112の内面は、少なくとも部分的に第1および/または第2の結合部分120、130の方に向いている、および/または少なくとも部分的に互いの方に向いている。リブ140は、第1の脚部および第2の脚部110、112の一方または両方の内面から外向きに、脚部110、112の長さの一部に沿って延在することができる。リブ140は、第1の脚部および第2の脚部110、112の外縁または幅から内向きに離間されることができる(図2Aを参照)。リブ140は、第1の結合部分120と、第2の脚部112に接続する、第1の脚部110の第2の端部との間で第1の脚部110に沿って延在することができる。追加的または代替的に、リブ140は、第2の結合部分130と、第1の脚部110に接続する、第2の脚部112の第1の端部との間で第2の脚部112に沿って延在することができる。リブ140は、固定用アダプタ100に剛性を与えることができ、これは、固定用アダプタ100を、第1の結合部分120が第2の結合部分130から離間される中立位置に偏向するのに有利に役立つことができる(図2Gを参照)。
上で論じたように、固定用アダプタ100は、第1の脚部110を第2の脚部112に対して動かすことによって、異なる位置の間で調整されることができる。例えば、第1の結合部分120を第2の結合部分130に向かって移動させるために、力F1は第1の脚部110の一部(例えば、第1の脚部110の自由端またはその近く)に加えられることができ、力F2は第2の脚部の一部(例えば、第2の脚部112の自由端またはその近く)に加えられることができる。様々な実施形態では、脚部110、112は弾性式に接続されているので、力F1、F2を除去すると、脚部110、112は実質的に元の位置に戻る。いくつかの実施形態では、脚部110、112は、そのような力が加えられると互いに向かって移動し、力が解除されると互いから離れる。特定の実装形態では、脚部110、112は、互いに向かって締め付けられるように構成される。固定用アダプタ100は、第1および第2の結合部分120、130が互いに離間されている第1の位置(中立/開位置)を有することができる(図2Aを参照)。そのような第1の位置では、第1の結合部分および第2の結合部分120、130の1つまたは複数の開口部(例えば、開口部122aおよび/または124bおよび132a)は、互いに位置合わせされることができない。例えば、第1の位置では、開口部122aおよび/または124aおよび132aを通って延びる軸線は、互いに位置合わせされることができない。そのような第1の位置では、開口部122aおよび/または124aおよび132aを通って延びる軸線は、互いに位置合わせされることができないが、互いに平行にすることができる。
固定用アダプタ100は、第1の結合部分と第2の結合部分120、130が互いに隣接および/または近接している第2の位置(撓んだ/閉位置)を有することができる。例えば、図2Iに示すように、第2の位置では、第1の結合部分と第2の結合部分120、130は並べて位置決めされることができる。そのような第2の位置において、第1の結合部分および第2の結合部分120、130の1つまたは複数の開口部(例えば、開口部122aおよび/または124aおよび132a)は、互いに位置合わせされることができる。例えば、第2の位置では、開口部122aおよび/または124aおよび132aを通って延在する軸線は、互いに位置合わせされることができる。第2の位置では、外科用器具12は、開口部122a、開口部124a、および/または開口部132aの中を通ることができる。
上で論じたように、いくつかの実施形態では、第1の結合部分120は、2つ以上の足、例えば、第1の足122および第2の足124を含むことができ、またそのような足122、124は、ギャップによって互いに離間されることができる。例えば、図2Jに示されるように、第1の足122は、ギャップG1によって第2の足124から離間されることができる。G1は、第2の結合部分130(および/または足132)の幅以上とすることができる。これもまた論じたように、第1の足122は開口部122aを含むことができ、第2の足124は開口部124aを含むことができる。そのような構成では、固定用アダプタ100が第2の位置(図2Iに示される位置)にあるとき、第2の結合部分130の足132(または足132の一部)は、ギャップG1内および第1の結合部分120の第1の足122と第2の足124との間に位置決めされることができ、足132の開口部132aは、第1の結合部分120の足122の開口部122aおよび/または足124の開口部124aと位置合わせされることができる。以下の図5を参照してさらに論じられるように、開口部132aが開口部122a、124aの一方または両方と位置合わせするとき、外科用器具12は、足132、122、および/または124内に位置決めされ、それらによって固定されることができる。
固定用アダプタ100は、ノッチ160を有することができる。いくつかの実施形態では、ノッチ160は、貫通穴などの窓を備える。ノッチ160は、脚部110、112を互いに対して曲げることを容易にするように構成されることができる。いくつかの実装形態では、ノッチ160は、脚部110、112を完全には通過しない溝などのくぼみを備える。示されるように、ノッチ160は、脚部110、112の交差部、および/または開口部122a、124aの反対側の角部などの固定用アダプタ100の角部に位置決めされることができる。
少なくとも図2Gに示されるように、第1の脚部110、第2の脚部112、第1の結合部分120、および第2の結合部分130は、それらの間に位置決めされる、および/または固定用アダプタ100の内部を通って延在する開口部170を画定することができる。開口部170は、例えば、他の形状の中でも、とりわけ、三角の形状および/または丸みをつけることができる。開口部170は、固定用アダプタ100が第2の閉位置(図2Iに示される)にあるときよりも、第1の開位置(図2Gに示される)にあるときにより大きくなり得る。固定用アダプタ100が本明細書に記載の第1および/または第2の位置にあるとき、固定用アダプタ100は三角形の形状を有することができる。例えば、図2Gから図2Hを参照すると、側面図から、固定用アダプタ100は、略三角形の周辺形状を有することができる。
ブッシング
図3A〜図3Bに示されるように、ブッシングは、外科用ツール30の一部を受け入れる、および/または固定するように構成された第1の部分と、ツール係合部分124bに固定するように構成された第2の部分とを含むことができる。例えば、ブッシング20は、外科用ツール30の端部を受け入れる、および/または固定するようにサイズが決められる、および/または成形される貫通穴26を含むことができる。貫通穴26は、ブッシング20の本体22の長さ全体に延在することができる。本体22は、ツール係合部分124bの中空内部内に適合するようにサイズが決められる、および/または成形されることができる。例えば、ツール係合部分124bの中空内部が、円形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の断面を有する場合、ブッシング20の本体22は、ツール係合部分124bの中空内部の断面に一致させるために、円筒形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形である形状を有することができる。さらに、貫通穴26は、外科用ツール30の一部(外科用ツール30の端部など)を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形される断面を有することができる。例えば、貫通穴26は、円形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の断面を有することができる。例えば、貫通穴26の断面積は、貫通穴26内に位置決めされる、および/または固定される外科用ツール30の部分の断面積よりも大きくすることができる。いくつかの実施形態では、貫通穴26の断面積は、第1の結合部分120の第1の足122の開口部122aの断面積に等しい。
図3A〜図3Bに示されるように、ブッシングは、外科用ツール30の一部を受け入れる、および/または固定するように構成された第1の部分と、ツール係合部分124bに固定するように構成された第2の部分とを含むことができる。例えば、ブッシング20は、外科用ツール30の端部を受け入れる、および/または固定するようにサイズが決められる、および/または成形される貫通穴26を含むことができる。貫通穴26は、ブッシング20の本体22の長さ全体に延在することができる。本体22は、ツール係合部分124bの中空内部内に適合するようにサイズが決められる、および/または成形されることができる。例えば、ツール係合部分124bの中空内部が、円形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の断面を有する場合、ブッシング20の本体22は、ツール係合部分124bの中空内部の断面に一致させるために、円筒形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形である形状を有することができる。さらに、貫通穴26は、外科用ツール30の一部(外科用ツール30の端部など)を受け入れるようにサイズが決められる、および/または成形される断面を有することができる。例えば、貫通穴26は、円形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の断面を有することができる。例えば、貫通穴26の断面積は、貫通穴26内に位置決めされる、および/または固定される外科用ツール30の部分の断面積よりも大きくすることができる。いくつかの実施形態では、貫通穴26の断面積は、第1の結合部分120の第1の足122の開口部122aの断面積に等しい。
ブッシング20がツール係合部分124bの中空内部内に固定されている場合、貫通穴26は、開口部124aおよび/または開口部122aと位置合わせされることができる。例えば、ブッシング20がツール係合部分124bの中空内部内に固定されている場合、貫通穴26の中心を通って延在する軸線は、開口部124aの中心を通って延在する軸線および/または開口部122aの中心を通って延在する軸線と整列することができる。
ブッシング20は、ツール係合部分124bに固定されたときに第1の結合部分110から離れるように向くように構成された第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部とを含むことができる。ブッシング20の第1の端部は、本体22の断面の一部から突出し、それに沿って延在することができるリム24を含むことができる。例えば、リム24は、本体22の断面の全周から突出し、本体22の断面の全周に沿って延在することができる、またはそれより短く延在する場合もある。ブッシング20がツール係合部分124b内に位置決めされる、および/または固定されると、リム24は、ブッシング20の本体22がツール係合部分124bの中空内部を通ってそれ以上移動するのを防ぐために、ツール係合部分124bの自由端の表面に接触することができる。リム24は、ツール係合部分124bの厚さよりも短い、これと等しい、またはこれより大きい距離だけ本体22の断面から突出することができる。ブッシング20は、圧入、スナップ嵌め、摩擦嵌め、または別の構成によって、ツール係合部分124bに、および/またはその中に固定することができる。
外科用ツール
図4Aから図4Cは、外科用ツール30の様々な図を示している。外科用ツール30は、第1の端部32、第1の端部32の反対側の第2の端部34、および第1の端部32と第2の端部34との間に延在する長さを含むことができる。上で論じたように、外科用ツール30は、外科用器具12に、および/またはその周囲に少なくとも部分的に固定するように構成されることができる。例えば、外科用ツール30は、外科用ツール30の長さに沿って第1の端部32と第2の端部34との間に延在するシャフト37と、外科用器具12の一部を受け入れる、取り囲む、および/または部分的にそこに固定するようにサイズが決められた、および/または成形された1つまたは複数のカラーとを含むことができる。例えば、示されるように、外科用ツール30は、ツール30の第1の端部32に近接して、または第1の端部32に位置決めされた第1のカラー36を含むことができる。第1のカラー36は、固定用アダプタ100のツール係合部分124bおよび/またはブッシング20の貫通穴26内に適合および/または固定するように、サイズが決められる、および/または成形することができ、ここでは、ブッシング20がそれらの間のギャップを埋めるように、ツール係合部分124bの中空内部の断面はカラー36の断面よりも大きい。第1のカラー36は、ツール係合部分124bの中空内部の断面またはブッシング20の貫通穴26に一致させるために、円筒形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の形状を有することができる。第1のカラー36は、外科用器具12の断面に一致するようにサイズが決められた、および/または成形された中空内部を有することができるため、外科用器具12の一部がカラー36内に嵌合することができる。
図4Aから図4Cは、外科用ツール30の様々な図を示している。外科用ツール30は、第1の端部32、第1の端部32の反対側の第2の端部34、および第1の端部32と第2の端部34との間に延在する長さを含むことができる。上で論じたように、外科用ツール30は、外科用器具12に、および/またはその周囲に少なくとも部分的に固定するように構成されることができる。例えば、外科用ツール30は、外科用ツール30の長さに沿って第1の端部32と第2の端部34との間に延在するシャフト37と、外科用器具12の一部を受け入れる、取り囲む、および/または部分的にそこに固定するようにサイズが決められた、および/または成形された1つまたは複数のカラーとを含むことができる。例えば、示されるように、外科用ツール30は、ツール30の第1の端部32に近接して、または第1の端部32に位置決めされた第1のカラー36を含むことができる。第1のカラー36は、固定用アダプタ100のツール係合部分124bおよび/またはブッシング20の貫通穴26内に適合および/または固定するように、サイズが決められる、および/または成形することができ、ここでは、ブッシング20がそれらの間のギャップを埋めるように、ツール係合部分124bの中空内部の断面はカラー36の断面よりも大きい。第1のカラー36は、ツール係合部分124bの中空内部の断面またはブッシング20の貫通穴26に一致させるために、円筒形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の形状を有することができる。第1のカラー36は、外科用器具12の断面に一致するようにサイズが決められた、および/または成形された中空内部を有することができるため、外科用器具12の一部がカラー36内に嵌合することができる。
外科用ツール30は、追加として、第2のカラー38を含むことができる。第2のカラー38は、外科用器具12の一部を受け入れる、および/または取り囲むようにサイズが決められる、および/または成形されることができる。第2のカラー38は、円筒形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、または十角形の形状を有することができる。いくつかの実施形態では、第2のカラー38は、第1のカラー36の長さよりも短い長さを有する。しかしながら、第2のカラー38の長さは、第1のカラー36の長さ以上とすることができる。第2のカラー38は、シャフト37の長さに沿って異なる位置に位置決めされることができる。例えば、第2のカラー38は、シャフト37に沿って、第1のカラー36が位置決めされる端部34から離れて位置決めされる場合もある。第2のカラー38は、第1のカラー36から長手方向に離間されることができる。
第1のカラーおよび第2のカラー36、38は、外科用ツール30を外科用器具12に対して少なくとも部分的に支持および/または固定することができる。例えば、外科用器具12が第1および/または第2のカラー36、38内に位置決めされる場合、外科用器具12は、外科用器具12を通って延在する軸線に対して直交する(例えば、垂直)方向に外科用ツール30に対して移動するのを禁止または防止されることができる。
いくつかの実施形態では、反射面が、外科用ツール30の一部の上に位置決めされるか、またはそれと一体となる。例えば、図4Bに示されるように、反射面39は、外科用ツール30の端部34に近接して位置決めされる、または端部34で外科用ツール30上にそれと一体となることができる。反射面39は、平坦または湾曲(例えば、凹面または凸面)とすることができる。反射面39は、シャフト37の表面(例えば、カラー36、38から離れるように向くシャフト37の外面)からくぼませられることができる。いくつかの実施形態では、他のタイプのツールが、外科用ツール30の一部に位置決めされるか、またはそれと一体とすることができる。例えば、温度センサ、生理学的センサ(例えば、光学センサ)、(例えば、近くの組織の特性を測定するための)電極、1つまたは複数のカメラ、焼灼器、(例えば、手術部位の近くの組織に印を付けるための)マーカー、中でもとりわけ他のツールを、外科用ツール30の一部の上に位置決めされるか、またはそれと一体とすることができる。そのような例示的なセンサは、電気配線を介してハンドピース10に結合することができ、またはハンドピース10とは独立した電源に接続することができる。
図4A〜図4Cに示されるように、シャフト37は、ツール30の重量および/または材料を最小化するように、薄い厚さまたは断面を有することができ、これは、ツール30のより優れた操作性を有利に提供することができる。シャフト37は、部分的に円形の断面を有することができる。例えば、シャフト37は、c字型の断面を有することができる。シャフト37の断面は丸められることができる。
外科用ツール取付方法の例
図5は、図1Aに示したアセンブリの一部の拡大図を示す。上で論じたように、固定用アダプタ100は、外科的環境での使用の時点で、外科用ツール30を外科用器具12に有利に固定することができる。このような固定は、様々な方法で実現されることができる。
図5は、図1Aに示したアセンブリの一部の拡大図を示す。上で論じたように、固定用アダプタ100は、外科的環境での使用の時点で、外科用ツール30を外科用器具12に有利に固定することができる。このような固定は、様々な方法で実現されることができる。
例えば、図2G〜図2Iおよび図1Bを参照すると、第1の結合部分120を第2の結合部分130に向かって動かすことで、固定用アダプタ100が、第1の位置から第2の位置に移動するように、固定用アダプタ100に力(F1およびF2など)が加えられることができる。第1の位置(図2G〜図2H)では、脚部110と脚部120の交点の頂点または角部の角度はα1とすることができる。第2の位置(図2I)では、脚部110と脚部120との交点の頂点または角部の角度は、α2とすることができる。図2G〜図2Iに示されるように、固定用アダプタ100が第1の位置にあるときの脚部110と120との間の角度α1は、固定用アダプタ100が第2の位置にあるときの脚部110と120との間の角度α2よりも大きくなり得る。第2の位置では、先に論じたように、第1の結合部分および第2の結合部分120、130の1つまたは複数の開口部(開口部132aおよび開口部122aおよび/または124aなど)は、互いに位置合わせすることができる。これにより、外科用器具12がそのような開口部を通して長手方向に挿入されることを可能にすることができる。外科用器具12がそのような開口部を通して挿入された後、固定用アダプタ100は「解放」されることができる(例えば、ユーザは、固定用アダプタ100の把持または固定用アダプタ100への力F1およびF2の適用を停止する)。固定用アダプタ100の構造および構成、ならびに第1の位置(第1の結合部分および第2の結合部分120、130の1つまたは複数の開口部が位置合わせされていない)へのその自然な偏向のために、固定用アダプタ100は、引き離そうとする(例えば、第1の結合部分および第2の結合部分120、130は、互いから離れる、および/または異なる方向に移動しようとする)。第1の結合部分および第2の結合部分120、130が引き離そうとするそのような試みは、第1の結合部分および第2の結合部分120、130の開口部内の外科用器具12の物理的干渉によって抑制または阻止されることができる。このことが、今度は、第1の結合部分および第2の結合部分120、130によって外科用器具12の部分に加えられる力をもたらす。
いくつかの変形形態では、第1の結合部分および第2の結合部分120、130は、固定用アダプタ100が解放されたときに外科用器具12を締め付けることができる。例えば、第1の結合部分120が、開口部122a、124aを有する第1の足および第2の足122、124を含み、かつ外科用器具12がそのような開口部122a、124a内に位置決めされる場合、第1の足および第2の足122は、第1の脚部110の自由端に向かう方向で(例えば、図5の配向では上向き)および/または器具12の長手方向軸にほぼ直交する方向で外科用器具12に力を加える。同時に、外科用器具12が第2の結合部分130の足132の開口部132a内に配置されるとき、足132は、第1および第2の足122、124が加える力と等しく、かつそれと反対向きの力を外科用器具12に加える。足122、124、132によって外科用器具12に加えられる力は、固定用アダプタ100を外科用器具12に固定するように作用することができる。いくつかの変形形態では、力(上記のものなど)が解放されると、固定用アダプタ100が外科用器具12に自動的に固定される。
いくつかの実施形態では、第1の脚部および第2の脚部110、112は、互いに協力して、互いに対する回転および/または移動を制限または限定することができる。例えば、図2Iに示されるように、第2の脚部112の内面の1つまたは複数の部分112aは、固定用アダプタ100が第1の位置(図2Gから図2H)から第2の位置(図2I)に移動するとき、第1の結合部分120および/または第1の脚部110の、第2の脚部112および/または第2の結合部分130の一方またはその両方に対する回転および/または移動を制限するように、第1の結合部分120の部分124c(例えば、足124)と干渉することができる。いくつかの実施形態では、部分124cは、第2の脚部112の内面の部分112aに向く(図2Iを参照)第1の結合部分120(例えば、第1の結合部分120の第1および/または第2の足122、124)の表面(例えば底面)である。
上記の方法での外科用器具12への固定用アダプタ100の固定の前、固定後、またはその最中に(例えば、同時に)、外科用ツール30は、外科用器具12を外科用ツール30の1つまたは複数のカラー(例えば、カラー36、38)を通して位置決めすることによって、少なくとも部分的に外科用器具12に固定されることができる。そのような摺動前、摺動後、またはその最中に、外科用ツール30の端部32は、端部32および/またはカラー36をツール係合部分124bに直接固定することによって、またはブッシング20を使用して端部32および/またはカラー36をツール係合部分124bに間接的に固定することによって、固定用アダプタ100に固定されることができる。上で論じたように、ブッシング20は、外科用ツール30の端部32に固定することができる貫通穴26を含むことができる。外科用ツール30の端部32のツール係合部分124bへの固定(直接または間接的)前、固定後、またはその最中に、ブッシング20は、上で論じたように本体22をツール係合部分124bの中空内部内に位置決めすることによって、固定用アダプタ100に固定されることができる。外科用器具12は、上記のステップのいずれかの前、後、またはその最中にハンドピース10に取り付けられることができる。特定の実施形態では、ツール30は、ブッシング20無しでアダプタ100に直接接続する。例えば、いくつかの変形形態では、ツール30の端部は、開口部124aを取り囲む壁に直接接続されている。
したがって、ツール30、外科用器具12、ブッシング20、固定用アダプタ100、および/またはハンドピース10が組み立てられる正確な順序に関係なく、アセンブリは、外科用ツール30が外科用器具12に取り付けられることができる簡便な方法を提供する。
特定の専門用語
「できる(can)」、「できる(could)」、「してよい(might)」、「してよい(may)」、「例えば(e.g.,)」などの本明細書で使用される条件付き言語は、特に明記しない限り、または使用される文脈内で他の方法で理解される場合を除き、一般に特定の実施形態が、特定の機能、要素、および/またはステップを含むが、他の実施形態はそれらを含まないことを伝えることが意図されている。したがって、そのような条件付き言語は、一般に、特徴、要素、および/またはステップが1つまたは複数の実施形態に何らかの形で必要であること、あるいは1つまたは複数の実施形態が、著者の入力または指示の有無にかかわらず、これらの特徴、要素および/またはステップが任意の特定の実施形態に含まれるかどうか、または任意の特定の実施形態で実行されるかどうかを決定するための論理を必然的に含むことを意味することは意図されていない。
「できる(can)」、「できる(could)」、「してよい(might)」、「してよい(may)」、「例えば(e.g.,)」などの本明細書で使用される条件付き言語は、特に明記しない限り、または使用される文脈内で他の方法で理解される場合を除き、一般に特定の実施形態が、特定の機能、要素、および/またはステップを含むが、他の実施形態はそれらを含まないことを伝えることが意図されている。したがって、そのような条件付き言語は、一般に、特徴、要素、および/またはステップが1つまたは複数の実施形態に何らかの形で必要であること、あるいは1つまたは複数の実施形態が、著者の入力または指示の有無にかかわらず、これらの特徴、要素および/またはステップが任意の特定の実施形態に含まれるかどうか、または任意の特定の実施形態で実行されるかどうかを決定するための論理を必然的に含むことを意味することは意図されていない。
「X、Y、およびZの少なくとも1つ」という句などの接続詞は、特に明記しない限り、項目、用語などがX、YまたはZのいずれかであり得ることを伝えるために一般的に使用されるような文脈で別の方法で理解される。したがって、そのような接続詞は、一般に、特定の実施形態が、それぞれが存在するために、Xの少なくとも1つ、Yの少なくとも1つ、およびZの少なくとも1つを必要とすることを意味することは意図されていない。
「備える(comprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」などの用語は同義であり、制限のない方法で包括的に使用され、追加の要素、機能、行為、操作などを除外するものではない。また、「または(or)」という用語は、その包括的な意味で(排他的な意味ではなく)使用されるため、例えば、要素のリストを接続するために使用される場合、「または」という用語は、リスト内の要素の1つ、一部、または全てを意味する。「および/または(and/or)」という用語は、「および」がいくつかの実施形態に適用され、「または」がいくつかの実施形態に適用されることを意味する。したがって、A、B、および/またはCは、ある文で書かれたA、B、およびCと、別の文で書かれたA、B、またはCと同等である。「および/または」という用語は、不要な冗長性を回避するために使用される。
本明細書で使用される「おおよそ(approximately)」、「約(about)」、および「実質的に(substantially)」という用語は、依然として所望の機能を実行するか、または所望の結果を達成する、記載された量に近い量を表す。例えば、いくつかの実施形態では、文脈が指示する場合があるように、「おおよそ」、「約」、および「実質的に」という用語は、記載された量の10%以下の量を指す場合がある。本明細書で使用される「概ね(generally)」という用語は、主として含む特定の値、量、または特性を表すか、またはその傾向がある特定の値、量、または特性を表す。一例として、特定の実施形態では、文脈が指示する場合があるように、「概ね平行」という用語は、正確に平行から20度以下だけ逸脱するものを指すことができる。
いくつかの実施形態が、添付の図面に関連して説明されてきた。図は一定の縮尺で描かれているが、示されているもの以外の寸法および比率が企図されており、それは本開示の範囲内であるため、そのような縮尺は限定的であってはならない。距離、角度などは単なる例示であり、図示された装置の実際の寸法および配置と必ずしも正確な関係性を持つ必要はない。構成要素は、追加、削除、および/または再配置することができる。さらに、様々な実施形態に関連する任意の特定の特徴、態様、方法、特性、特徴、品質、属性、要素などの本明細書の開示は、本明細書に記載の他の全ての実施形態で使用されることができる。さらに、本明細書に記載の任意の方法は、列挙されたステップを実行するのに適した任意の装置を使用して実施され得ることが認識されるであろう。
概要
本開示は、外科用ツール取付装置、システム、および方法の特定の実施形態、実施例、および変形形態を提示した。しかしながら、本開示は、具体的に開示された実施形態、実施例、および変形形態を超えて、本発明の他の代替の実施形態および/または使用、ならびにそれらの明白な修正形態および等価物にまで及ぶ。さらに、いくつかの変形形態が示され、詳細に説明されてきたが、本開示の範囲内にある他の修正形態は、本開示に基づく当業者には容易に明らかになるであろう。さらに、特定の例が外科用ツールの付属品の文脈で記載されてきたが、本明細書に開示される様々な発明は、外科用ツールでの使用に限定されない。実際、本明細書に開示される様々な発明は、様々な他のタイプの医療機器および他の医療環境を使用するために企図されている。
本開示は、外科用ツール取付装置、システム、および方法の特定の実施形態、実施例、および変形形態を提示した。しかしながら、本開示は、具体的に開示された実施形態、実施例、および変形形態を超えて、本発明の他の代替の実施形態および/または使用、ならびにそれらの明白な修正形態および等価物にまで及ぶ。さらに、いくつかの変形形態が示され、詳細に説明されてきたが、本開示の範囲内にある他の修正形態は、本開示に基づく当業者には容易に明らかになるであろう。さらに、特定の例が外科用ツールの付属品の文脈で記載されてきたが、本明細書に開示される様々な発明は、外科用ツールでの使用に限定されない。実際、本明細書に開示される様々な発明は、様々な他のタイプの医療機器および他の医療環境を使用するために企図されている。
個別の実装形態の文脈で説明されてきた特定の機能は、単一の実装形態において組み合わせて実施されることもできる。逆に、単一の実装形態の文脈で説明されている様々な機能は、複数の実装形態において個別に、または任意の適切な副次的組み合わせで実施されることもできる。さらに、機能は特定の組み合わせで作用するものとして上記に記載され得るが、主張される組み合わせからの1つまたは複数の機能は、場合によっては、その組み合わせから切り出されることもでき、そしてその組み合わせは、任意の副次的組み合わせ、または任意の副次的組み合わせの変形として主張されてよい。
本開示における一実施形態、フローチャート、または実施例で開示または図示されたステップ、プロセス、構造、および/または装置のいずれかの任意の部分は、異なる実施形態、フローチャート、または実施例で開示または図示されたステップ、プロセス、構造、および/または装置のいずれかの任意の他の部分と組み合わされる、またはそれと共に(もしくはその代わりに)使用される場合がある。本明細書に記載の実施形態および実施例は、別個のものであり、互いから分離することは意図されていない。開示された機能の組み合わせ、変形形態、および他の実装形態は、本開示の範囲内にある。
ステップおよびブロックのいずれも、調整または変更されることができる。他の、または追加のステップが使用されることができる。本明細書に記載されているステップまたはブロックはいずれも必須でも、不可欠でもない。さらに、操作は、特定の順序で図面または明細書に記載され得るが、そのような操作は、望ましい結果を達成するために、示される特定の順序または連続した順序で実行される必要はなく、またその全ての操作が実行される必要はない。描かれていない、または説明されていない他の操作が例示的な方法およびプロセスに組み込まれることができる。例えば、1つまたは複数の追加の操作が、説明された操作のいずれかの前、後、同時に、またはそれらの間で実行され得る。さらに、操作は、他の実装形態では再配置される、または並べ替えられる場合がある。また、上記の実装形態における様々なシステム構成要素の分離は、全ての実装形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、また記載された構成要素およびシステムは、一般に、単一の製品に一緒に統合されるか、または複数の製品にパッケージ化され得ることが理解されるべきである。
上記の様々な機能およびプロセスは、互いに独立して使用されてよく、または様々な方法で組み合わされてもよい。全ての可能な組み合わせおよび副次的組み合わせは、本開示の範囲内に入ることが意図されている。さらに、特定の方法、イベント、状態、またはプロセスブロックは、一部の実装形態では省略される場合がある。本明細書に記載の方法およびプロセスもまた、特定の順序に限定されず、それに関連するブロックまたは状態は、適切な他の順序で実行されることができる。例えば、記載されたタスクまたはイベントは、具体的に開示された順序以外の順序で実行されてもよい。複数のステップが1つのブロックまたは状態に組み合わされてもよい。例示的なタスクまたはイベントは、連続して、並列して、またはその他の方法で実行されてよい。タスクまたはイベントは、開示された例示的な実施形態に追加または削除されてもよい。本明細書で説明される例示的なシステムおよび構成要素は、説明されるものとは異なるように構成される場合がある。例えば、要素は、開示された例示的な実施形態と比較して、追加、削除、または再配置されてもよい。
要約すると、外科用ツール取付装置、システム、および方法の様々な実施形態および例が開示されてきた。本開示は、これらの実施形態および実施例の文脈にあるが、本開示は、具体的に開示された実施形態を超えて、他の代替の実施形態および/または実施形態の他の使用、ならびにその特定の修正形態および等価物にまで及ぶ。さらに、本開示は、開示された実施形態の様々な機能および態様が互いに組み合わされることができる、または互いに置き換えられることができることを明確に企図している。したがって、本開示の範囲は、上記の特定の開示された実施形態によって限定されるべきではなく、以下の特許請求の範囲を公正に読むことによってのみ決定されるべきである。
Claims (20)
- 外科用ツールを外科用ハンドピースユニットに取り外し可能に取り付けるように構成された固定用アダプタであって、固定用アダプタは、
第1の端部および、第1の端部の反対側の第2の端部を有する第1の脚部と、
第3の端部および、第3の端部の反対側の第4の端部を有する第2の脚部であって、第2の脚部の第3の端部は第1の脚部の第2の端部に接続されている第2の脚部と、
第1の脚部の第1の端部に接続され、第1の穴を具備する第1の結合部分と、
第2の脚部の第4の端部に接続され、第2の穴を具備する第2の結合部分であって、第1の穴および第2の穴は、外科用ハンドピースユニットの外科用器具の一部を受け入れるように構成される、第1の結合部分および第2の結合部分と、
を備え、
固定用アダプタは、第1の結合部分の第1の穴が第2の結合部分の第2の穴と位置合わせされない第1の位置と、第1の穴が第2の穴と位置合わせされる第2の位置とを有し、固定用アダプタが第2の位置にあり且つ外科用器具の一部は、第1の穴および第2の穴の中に受け入れられるとき、第1の結合部分は、この部分に第1の力を加え、第2の結合部分は、この部分に第2の力を加え、第1の力と第2の力は異なる方向を有する、固定用アダプタ。 - 第1の結合部分は、第1の脚部の第1の端部から第2の結合部分に向かって延在し、第2の結合部分は、第2の脚部の第4の端部から第1の結合部分に向かって延在する、請求項1または2に記載の固定用アダプタ。
- 第1の結合部分は、第1の足および第2の足を備え、第1の足および第2の足は、それぞれ第1の脚部の第1の端部から延在し、第1の足は第1の穴を具備し、第2の足は第3の穴を具備する、請求項1に記載の固定用アダプタ。
- 第1の足と第2の足とは、ギャップによって互いに離間され、ギャップは、固定用アダプタが第2の位置にあるときに、第2の結合部分を収容するように構成されている、請求項3に記載の固定用アダプタ。
- 固定用アダプタが第1の位置にあるとき、第1の穴を通って延在する第1の軸線は、第2の穴を通って延在する第2の軸線と平行である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の固定用アダプタ。
- 外科用ツールの端部を固定するように構成されたツール係合部分をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の固定用アダプタ。
- ツール係合部分は、第1の結合部分から外向きに、第1の穴の周りに延在する、請求項6に記載の固定用アダプタ。
- ツール係合部分は、円筒形断面を備える、請求項7に記載の固定用アダプタ。
- 外科用ツールを外科用器具に固定する方法であって、外科用ツールは、第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部とを有するシャフトを備え、外科用器具は、外科用ハンドピースに固定するように構成されており、方法は、
固定用アダプタを取得することであって、固定用アダプタは、
第1の端部および第1の端部の反対側の第2の端部を有する、第1の脚部と、
第3の端部および第3の端部の反対側の第4の端部を有する第2の脚部であって、第2の脚部の第3の端部は第1の脚部の第2の端部に接続されている、第2の脚部と、
第1の脚部の第1の端部に接続され、第1の穴を具備する第1の結合部分と、
第2の脚部の第4の端部に接続され、第2の穴を具備する第2の結合部分と、
を備える、固定用アダプタを取得することと、
第1の結合部分の第1の穴と第2の結合部分の第2の穴とを位置合わせさせることと、
外科用器具の第1の部分を、固定用アダプタの第1の結合部分の第1の穴および第2の結合部分の第2の穴の中に位置決めすることと、
固定用アダプタを解放し、それにより、固定用アダプタと外科用器具との間の物理的係合により、固定用アダプタを外科用器具の一部に固定することと、
外科用ツールの第2の端部を第1の結合部分に固定することと、
を備える方法。 - 固定用アダプタは、第1の結合部分から外向きに第1の穴の周りに延在するツール係合部分をさらに備え、方法は、外科用ツールの第2の端部をツール係合部分内に固定することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
- 外科用ツールは、シャフトと、少なくとも1つのカラーとを備え、方法は、少なくとも1つのカラーを外科用器具の第2の部分の周りに位置決めすることによって、外科用ツールを外科用器具に少なくとも部分的に固定することをさらに備える、請求項9または10に記載の方法。
- 第1の結合部分の第1の穴を、第2の結合部分の第2の穴と前記位置合わせさせることは、少なくとも1つの力を固定用アダプタに加えることを備える、請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
- 固定用アダプタが解放されると、第1の結合が外科用器具の長さに沿った第1の位置に第1の力を加え、第2の結合部分が外科用器具の長さに沿った第2の位置に第2の力を加え、第1の力と第2の力は異なる方向を有する、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の結合部分は、第1の足と、第2の足とを備え、第1の足および第2の足は、それぞれ第1の脚部の第1の端部から延在し、第1の足は第1の穴を備え、第2の足は第3の穴を備える、請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 固定用アダプタが解放されるとき、
第1の結合部分の第1の足は、外科用器具の長さに沿った第1の位置に第1の力を加え、
第1の結合部分の第2の足は、外科用器具の長さに沿った第2の位置に第2の力を加え、
第2の結合部分は、外科用器具の長さに沿った第3の位置に第3の力を加え、第3の力は、第1の力の方向および第2の力の方向と反対の方向に加えられる、請求項14に記載の方法。 - 外科用ツールを外科用ハンドピースユニットに取り外し可能に取り付けるように構成された固定用アダプタであって、固定用アダプタは、
第1の受け入れ領域を有する自由端を具備する第1の脚部と、
第2の受け入れ領域を有する自由端を具備する第2の脚部と、
第1の脚部と第2の脚部が互いに対して弾性的に可動であるように、第1の脚部と第2の脚部を接続する偏向された頂点と、
外科用ツールを受け入れるように構成されたツール係合領域と、
を備え、
頂点の偏向に抗して第1の脚部および第2の脚部に力が加えられることに応答して、固定用アダプタは、第1の受け入れ領域と第2の受け入れ領域が位置合わせされない休止状態から、第1の受け入れ領域と第2の受け入れ領域が位置合わせされる動作状態に移行し、それにより、外科用器具が第1の受け入れ領域および第2の受け入れ領域に長手方向に挿入されることを可能にし、
第1の脚部および第2の脚部から力が除去されることに応答して、アダプタは、第1の脚部と第2の脚部との間に外科用器具を自動的に締め付け、それによって、固定用アダプタを外科用器具に強固に結合するように構成されている、固定用アダプタ。 - ツール係合領域は、第1の脚部の第1の受け入れ領域の周りに延在する、請求項16に記載の固定用アダプタ。
- 第1の脚部の自由端に位置された第1の凹み部分をさらに備え、第1の凹み部分は、ユーザの第1の指の形状に少なくとも部分的に一致するように構成されている、請求項16または17に記載の固定用アダプタ。
- 第2の脚部の自由端に位置された第2の凹み部分をさらに備え、第2の凹み部分は、ユーザの第2の指の形状に少なくとも部分的に一致するように構成されており、第1の凹み部分と第2の凹み部分は整列される、請求項18に記載の固定用アダプタ。
- 第1の受け入れ領域および第2の受け入れ領域が円形断面を備える、請求項16〜19のいずれか一項に記載の固定用アダプタ。
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