JP2021521048A - ユーザーインターフェース及び空調機を制御するための方法及びシステム - Google Patents

ユーザーインターフェース及び空調機を制御するための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、車両のユーザーインターフェース及び空調機を制御するための方法に関する。前記ユーザーインターフェースは、複数の表示操作要素を有する。前記方法は、複数の要素を前記ユーザーインターフェース上に表示することと、前記空調機の少なくとも2つの稼働パラメータを受信することと、前記少なくとも2つの稼働パラメータに基づいて前記複数の要素のうちの1つの第1要素のための1つ又は複数の表示パラメータを決定することと、1つ又は複数の表示パラメータに基づいて前記第1要素を表示することとから成る。さらに、本発明は、ユーザーインターフェース及び空調機を制御するためのシステム及びこのシステムを有する車両に関する。

Description

本発明は、車両(乗り物、自動車)内のユーザーインターフェース及び空調機を制御するための方法及びシステムに関する。本発明は、特に、車両内の構成要素を自動制御するために、例えば車両内の空調機を全自動制御するための統合された表示技術思想及び制御技術思想用の方法及びシステムに関する。
従来の技術では、構成要素を制御するための、車両内の構成要素の手動制御、半自動制御又は全自動制御を可能にする方法及びシステムが公知である。ここでは、例えば、複数のパラメータに基づいて制御され得る車両の内部空間の空調と呼ばれる。ここで開示された表示操作要素は、以下では車両の空調向けの実際の使用に基づいて記載されるが、基本的には、車両技術の分野内及び当該分野外の様々な分野に適用可能である。
一般に、車両の空調の目的は、乗客の健康を保障することである。この場合、自動制御された空調は、手動制御された空調に比べて重要性が増大している。自動化された空調の場合、乗客にとって心地よい空調が、車両内で発生するように、様々なパラメータに基づいて、例えば、外部温度と、車両内の乗客によって設定された温度目標値と、実際の内部空間温度とに基づいて、内部空間が温度調節され得る。
従来では、ユーザーは、例えば温度、送風、及び複数の送風機の組み合わせ自体を手動で調整すること、又は(半)自動制御のための適切な調整を予め設定することが可能である。いずれにしても、当該調整又は当該設定は、実行すべきそれぞれの設定のために対応する数の操作要素を必要とする。最近では、機械式のスイッチ、ボタン及びコントローラーが、近接感知式又は接触感知式の表示要素、例えばタッチスクリーン上に表示される適切な操作要素に次第に移行しつつある。この場合、機械式の要素に馴染んだ触覚及び操作性に関する快適さを当該表示要素上に表示された操作要素に反映させることが、困難であると実証されている。多くの場合、以前では、回転つまみ又はスライドつまみとして馴染んだ機械式の操作要素が、簡単なタッチキーに置換されていた。いずれにしても、当該置換は、ユーザーによって退歩と感じられる。これに対して、コストが節減される。当該コストの節減は、機械式の操作要素を省略することによって可能にされる。
個々の操作要素の個々の構成にしたがう問い合わせのほかに、操作を直感的に、分かりやすく且つ使いやすく構成することが目的である。この場合、自動制御され得る機能に比べて、どれくらいの設定が、ユーザーによって別々に設定され組み合わされる必要があるかが、重要な有力要因のうちの1つであると判明された。
公知のシステムでは、主に(前面窓ガラス又は「ディフロスター」)の表面と中央内(機器ホルダ内の吹き出し口)と足元の空間内とに互いに分離された換気の複数の吹き出し温度と、送風機の強度とが、当該システム内に記憶されたモデルによって自動式に計算され得て且つ制御され得る。車両内の空調の快適さを向上させるため、座席、コンソール、ハンドル若しくは表面の暖房又は座席、コンソール、ハンドル若しくは表面の換気のような別の機能が使用され得る。これらの暖房及び換気は、一般に手動で操作される必要があり、自動制御に組み込まれていない。希望された空調を考慮して複数の異なる暖房要素又は換気要素を同期させて設定し、可能な限り連続して制御することが、ユーザーに要求される。
多くの場合、ユーザーは車両の自動空調を信用しないことが分かっている。例えば、非常に高い外部温度のときに、ユーザーが、車両内に乗り込むと、当該ユーザーは、通常は有益な約21℃の目標温度に設定するのではなくて、最大の冷却(「Max AC」)を選択するか、又は、当該ユーザーは、目標値を非常に低い値(例えば、16℃)に設定する。この場合、空調機が、いずれにしても当該ユーザーによって設定された温度に到達できる最大出力で稼働することを、当該ユーザーは知っている。当該例示された目標値の変更の場合、車両は、しばらくたった後に冷却され、当該ユーザーは、さらなる温度調整によって当該冷却に能動的に対応する必要がある。有益な目標温度を既に大幅に下回っているので、当該さらなる温度調整は、多くの場合に遅れて実行される。さらに、システムによって要求される高い冷却出力に起因して、当該ユーザーは、多くの場合により長い期間にわたって高い騒音レベルに曝される。また、空調機のどのくらいの出力が、異なる状況ごとに取得可能であるかを、当該ユーザーは、多くの場合に分からない。例えば、エンジンが稼働してないときは、通常は、冷却又は暖房は不可能である。しかしながら、当該事項は、従来の表示操作要素によって表示されない。さらに、どんな場合にも、所定の目標値が、常に設定され得ることが示唆される。
この現実は、自動空調の目的と矛盾する。当該自動空調の目的は、ユーザーが制御に可能な限り介入しないで済むことである。車両の空調システムに対する信用がないことは、空調が自動式に且つ効率的に稼働できること阻止する。
基本的に、従来の方法及びシステムの場合は、幾つかの潜在的な欠点が、上記の状況から発生する。
ユーザーは、自動空調を信用しない。何故なら、どのようにシステムが実際に稼働しているのか、どのくらい早く希望された目標値が到達されるのかに関して、十分なフィードバックが実行されないからである。それ故に、当該ユーザーは、制御を手動で介入する傾向にある。その結果、自動空調の目的が否定される。したがって、当該システムは効率的に稼働せず、最適な空調の快適さが得られない。さらに、当該ユーザーは、最適な級長の快適さを得るために、場合によっては複数回又は連続して当該自動制御に介入せざるを得ない。
例えば、異なるレイヤーごとにネスト構造で配置された仮想の操作要素、すなわちグラフィックな方法で表示部上に表示された操作要素によって引き起こされる、混乱させるような及び/又は複雑な操作は、ユーザーにとってシステムを、興味を引かないものにする。それぞれの特殊装備の機能提供に関する目視確認が簡単でない。さらに、走行中では、面倒な操作性の結果として、ユーザーの注意力が、別の作業によって低下し得る。
座席、ハンドル若しくは表面の暖房又は座席、ハンドル若しくは表面の換気のような追加の機能は、自動式に制御され得るのではなくて、ユーザーによって手動で切り替えられる必要がある。多くの場合、このような場合によっては存在する追加の機能は、専ら別々に、例えば最大で3段階で制御可能である。その結果、直感的な設定が困難になる。
上記の理由から、実際に提供される空調は、確かに一般的には「自動化された」と呼ばれ得るが、「全自動化された」とは呼ばれ得ない。追加の機能は、手動で起動/停止される必要がある。
さらに、実際に取得可能なシステムは、多くの場合にさらなる欠陥を有する。すなわち、ユーザーの緊急の要求をシステムに知らせることはできない。希望された(予め設定されている)空調の快適さに到達したときに、又は、当該システムが、既にその出力限界で稼働しているか否かについて、当該システムからのフィードバックが実行され得ない。
特に、運転者及び助手席の同乗者のために頻繁に2回実行される操作要素によって、従来の表示操作要素は、負担をかけすぎ且つ混乱させるものである。車両全体の設定と個々の空調領域とに関する個々の要素を乗客ごとに構成する明確な区分は存在しない。
場合によっては存在する環境情報が、制御で考慮されず、車両の始動が、存在する車両センサだけによって実行され、最後のユーザー設定に基づいて実行される。設定並びに環境内の車両のセンサデータ又は天候データ、太陽高度、微粒子の大気汚染等のようなその他の環境情報は、もはや実際には考慮されない。
独国特許第10301156号明細書には、機械式の操作要素によって空調機を制御するための装置が記載されている。当該操作要素は、3つの移動オプションを有する。この場合、当該空調機の制御の1つの機能が、これらの移動オプションのそれぞれの移動オプションに正確に割り当てられている。オプションとして、機能である温度設定、通風量設定及び通風の分配設定が、これらの移動オプションに割り当てられている。当該空調機の稼働モードは、スイッチの位置によって推測されない。
独国特許出願公開第102009030263号明細書には、車両のメニューに基づく操作システム及び情報システムが記載されている。当該操作は、主に、場合によっては複数のレイヤー内のメニューや環境を感知する拡張メニューからの問い合わせに基づく。
本発明の方法及びシステムの実施の形態は、以下の利点を可能にする。
本発明の方法及びシステムは、途中経過を介した実際の状態から目標の状態に達するまでの表示が、表示要素(「インジケーター」)によって可能にされることによって、車両とユーザーとの通信を通じてユーザーの信用を高めることを可能にする。このインジケーターは、主要時間、緊急、システム限界及び/又は強度に関するフィードバックを可能にする。したがって、ユーザーの信用は、自動制御の方向に傾き、手動の介入が減少し、ユーザーの手動で介入する傾向が、部分的に又は完全に減少する。したがって、当該システムの効果が、著しく向上され得て、最適化され得る。これは、特に電動車両の場合に費用に有益である。
さらに、本発明の方法及びシステムは、ユーザーに固有の自動モードを提供する。例えば座席の暖房のより強力な使用のようなユーザーの特別な好みが考慮され得て、したがって自動制御が最適化され得る。
さらに、本発明の方法及びシステムは、空調を提供する全ての側面(すなわち、例えば座席の暖房、ハンドルの暖房、表面の暖房及び座席の冷却のような暖房要素及び冷却要素)を適切に且つ無段式に制御で考慮できる。
さらに、本発明の方法及びシステムは、空調システムの簡単又は直感的な操作を提供できる。これにより、より軽減された複雑さと、より簡単でより直感的で且つすっきりしている操作とによって可能にする非常に簡略化されたユーザーインターフェースが達成される。ユーザーが、非常に早い適合を望むときは、入力オプションが、当該ユーザーの希望の空調の快適さ「より涼しい」又は「より暖かい」と、緊急の要求の伝達とに減少する。
さらに、本発明の方法及びシステムは、取得可能で制御で考慮される全ての追加機能(座席の暖房、表面の暖房、ハンドルの暖房、座席の送風等)と、取得可能で制御で実際には考慮されない全ての追加機能(座席の暖房、表面の暖房、ハンドルの暖房、座席の送風等)と、当該追加機能の稼働状態(例えば、強度)とを明確に表示する。
さらに、本発明の方法及びシステムは、操作要素と状態表示とから成る特別な組み合わせを提供する。これにより、コンパクトで且つ明確な表示又は操作インターフェースが可能になる。
さらに、本発明の方法及びシステムは、機械式の操作要素なしで当該技術思想の実行を可能にする。
さらに、本発明の方法及びシステムは、車両の全ての設定を区分することが可能であり(メニュー「センター(zentral)」)、個別の空調領域を乗客ごとに提供する。その結果、一方では、操作部分が削減され、他方では、あまり頻繁に必要とされない機能又は操作要素が、明確に構造化されて表示される。
さらに、本発明の方法及びシステムは、場合によっては存在する環境情報を考慮することを可能にする。この場合、当該環境情報は、制御で考慮され得る。その結果、車両の始動が、存在する車両センサと最後のユーザー設定とに加えて、例えば環境内の車両の設定又は局所的な天候データのような、さらなる環境パラメータも考慮できる。
独国特許第10301156号明細書 独国特許出願公開第102009030263号明細書
本発明の方法及びシステムの主な課題は、車両を希望通りの空調の快適さで心地よく温度調節するため、ユーザーが、手動で定期的に空調機の制御に介入しないように、当該ユーザーの負担を軽減することである。理想的には、ユーザーが、車両に介入し、空調制御が、環境に依存して且つ適切に当該ユーザーの要求に適応する。希望された空調を可能な限り効率的に達成するため、当該車両は、提供された全てのオプションを使用する。事前のユーザーの要求から得られる履歴データと、環境条件と、拡張されたユーザーデータ(例えば、居住空間条件、ネットワーキング)等も、当該オプションに含まれる。
全自動化された空調の課題は、ユーザーの希望をより高い又はより低い温度調節にしたがってシステム的に正確に解釈し、適切な機能を適切な強度で設定又は冷御することである。
本発明の課題は、車両内の統合された表示技術思想及び制御技術思想用の方法及びシステムと、上記の欠点のうちの1つ又は複数の欠点を回避し、上記の利点のうちの1つ又は複数の利点を実現するこのようなシステムを有する車両とを提供することにある。
この課題は、独立請求項に記載の対象によって解決される。好適な構成は、従属請求項に記載されている。
本発明の実施の形態によれば、車両のユーザーインターフェース及び空調機を制御するための方法が提供されている。当該ユーザーインターフェースは、以下で簡略化して「要素」とも呼ばれる表示操作要素を有する。当該方法は、複数の要素を当該ユーザーインターフェース上に表示することと、当該空調機の少なくとも2つの稼働パラメータを受信することと、当該少なくとも2つの稼働パラメータに基づいて当該複数の要素のうちの1つの第1要素のための1つ又は複数の表示パラメータを決定することと、当該1つ又は複数の表示パラメータに基づいて当該第1要素を表示することとから成る。
さらに、当該方法は、ユーザーと当該複数の要素のうちの第2要素との相互作用(対話)を検出することと、当該ユーザーの相互作用に基づいて制御信号を決定することと、当該制御信号を当該空調機に送信することとから成る。
特に、当該ユーザーの相互作用は、特に、1秒以内の期間に当該第2要素の領域内で、当該ユーザーインターフェースに一回若しくは複数回短期間に近接すること又は当該ユーザーインターフェースに一回若しくは複数回短期間に接触することから成る、当該第2要素との一回又は複数回の第1相互作用、又は特に、1秒よりも長い期間に当該第2要素の領域内で、当該ユーザーインターフェースに近接すること又は当該ユーザーインターフェースをタップすることから成る、当該第2要素との第2相互作用を維持すること、又は特に、当該第2要素の領域内で、当該ユーザーの手又は手の一部を当該ユーザーインターフェースに対して直線状に相対移動させることから成り、当該相対移動は、当該第2要素の領域内での当該ユーザーインターフェースへの近接又は接触を含む、当該第2要素の領域内での当該ユーザーインターフェースに対する当該ユーザーの相対移動による当該第2要素との第3相互作用から成る。
特に、1つ又は複数の表示パラメータが、当該要素の色付け及び/又は色彩強度、当該ユーザーインターフェース上の当該要素の位置、当該要素の寸法、及び/又は当該要素の形状から成るグループから選択されている。
特に、少なくとも2つの稼働パラメータが、送風機の送風出力、送風機用の熱交換器の暖房出力、送風機の複数の吹き出し口の制御、座席の暖房の暖房出力、ハンドルの暖房の暖房出力、表面の暖房の暖房出力及び座席の送風の送風出力から成るグループから選択されている。
特に、制御信号の決定が、a)特に、送風機の送風出力、送風機用の熱交換器の暖房出力、送風機の複数の吹き出し口の制御、座席の暖房の暖房出力、ハンドルの暖房の暖房出力、表面の暖房の暖房出力及び座席の送風の送風出力から成るグループから選択された1つ又は複数の稼働パラメータを適合することと、b)当該適合された1つ又は複数の稼働パラメータに基づいて当該制御信号を決定することとから成る。
特に、当該第1要素は、当該第2要素と同一である。
本発明の実施の形態によれば、車両のユーザーインターフェース及び空調機を制御するためのシステムが提供されている。当該システムは、制御装置とユーザーインターフェースとを有する。この場合、当該制御装置は、ここで説明されている実施の形態による方法を実行するように構成されている。
特に、当該システムは、当該ユーザーインターフェースを表示するように構成されている表示操作要素をさらに有する。この場合、当該表示操作装置が、近接感知式又は接触感知式の表示部、特にタッチスクリーンから成る近接感知式又は接触感知式の表示部を有する。この場合、当該タッチスクリーンは、特に静電容量式に稼働する。
本発明の実施の形態によれば、ここで説明されている実施の形態によるシステムを有する車両が提供されている。
本発明の実施の形態を図面に示し、以下で詳しく説明する。
従来の技術から公知のユーザーインターフェースを概略的に示す。 本発明の実施の形態によるユーザーインターフェースを概略的に示す。 図2による本発明の実施の形態のユーザーインターフェースの一部を概略的に示す。 図2による本発明の実施の形態のユーザーインターフェースの一部を概略的に示す。 図2による本発明の実施の形態のユーザーインターフェースの一部を概略的に示す。 図2による本発明の実施の形態のユーザーインターフェースの一部を概略的に示す。 図2による本発明の実施の形態のユーザーインターフェースの一部を概略的に示す。 図2による本発明の実施の形態のユーザーインターフェースの一部を概略的に示す。 本発明の実施の形態によるユーザーインターフェースの第1追加レイヤーを概略的に示す。 本発明の実施の形態によるユーザーインターフェースの第1追加レイヤーを概略的に示す。 本発明の実施の形態によるユーザーインターフェースの第2追加レイヤーを概略的に示す。 本発明の実施の形態によるユーザーインターフェースの第3追加レイヤーを概略的に示す。 本発明による表示操作要素のための異なる複数の表示オプションを示す。 自動空調時に使用され得る本発明の実施の形態による特性図を概略的に示す。 自動空調時に使用され得る本発明の実施の形態による特性図を概略的に示す。
以下では、特に明記しない限り、同じ符号が、同じ要素と同じに作用する要素とに対して使用される。
図1は、従来の技術から公知のユーザーインターフェース4を概略的に示す。図示されたユーザーインターフェース4は、タッチスクリーン上に実装されていて、例えば、車両の空調に関する既知の複数の視覚表示部及び設定オプションを表示する。従来の技術では、ユーザーインターフェース4の個々の要素又は複数若しくは全ての要素は、独立した要素とみなされ得て、例えば個々の(機械式の)スイッチ又は別々に構成された視覚表示部とみなされ得る。
ユーザーインターフェース4の場合、複数の切替要素(例えば、6、7)、表示要素(例えば、5)、及びこれらの組み合わせ(例えば、3)が適用可能である。表示要素5は、情報を表示するためだけに使用され、操作要素として使用されない。この場合、図1の左右の表示要素5は、設定された目標パラメータを示し、図1の中央の表示要素5は、送風の実際の強さを示す。複数の切替要素6が、ユーザーインターフェース4の上縁部と下縁部とに見て取れ、機能(空調機用の「A/C」のオン/オフ)を直接に切り換えるか、又は様々な画像若しくはメニュー表示(例えば、「・・・」)を表示する。切替要素7は、特定のパラメータ、例えば、目標温度(図1の左縁部及び右縁部の「+」及び「−」参照)又は送風の強さ(図1の中央の「∧」及び「∨」参照)を設定するために使用される。
説明したように、表示要素5は、情報を表示するためだけに使用される一方で、切替要素6,7は、スイッチ6,7として操作するためだけに設けられている。情報(例えば、「塗り潰された」又は「塗り潰されていない」矢印)が表示され、切り替えの可能性がある限りにおいて、兼備要素、例えば要素3,3′は、これらの機能を兼ね備え得る。この場合、切り替えられた状態が、当該切替要素に表示される。当該要素3,3′の場合、中央の排気口は稼働していて(要素3参照、開)、上側の排気口は稼働していない(要素3′参照、閉)。
図1に示されたようなユーザーインターフェース4は、機械式の操作要素による通例の接触フィードバックを不可能にし、多数の要素とこれらの要素の狭い配置とに起因して、高い注意力がユーザーに求められる。スイッチ又はコントローラーを手で触れて確認することによるブラインド操作が不可能であり、密に並んで設置されている複数の要素の誤操作が起こり得る。さらに、図1に示されたようなユーザーインターフェースは、空調機の実際の稼働状態を推測できない。どの程度、実際の温度が目標の温度から実際に異なるかが表示されず、システムが既に全出力で暖房又は冷却しているか否かを示す、空調機の実際の稼働状態も表示されない。その結果、ユーザーは、上記の悪い結果を伴う面倒な手動の調整によって、実際に自動で稼働中の空調機に介入しようとする。
図2は、本発明の実施の形態によるユーザーインターフェース10を概略的に示す。一般に、ユーザーインターフェース10は、領域20,40及び90に区分され得る。ユーザーインターフェースが、センターインフォメーションディスプレイ(Central Information Display)であるならば、以下では、ユーザーインターフェースは、「CID」とも記載され得る。しかしながら、本発明の範囲内では、ユーザーインターフェース10が、車両内に存在し得る複数の表示装置のうちのどの表示装置上に表示されるかは重要でない。特に、ユーザーの使用状況又は希望に応じて、表示装置の1つ又は複数の領域20,40,90を適切な表示装置上にフレキシブルに表示することが提唱されている。
ユーザーインターフェース10のヘッドライン20は、様々な要素、例えば、メインメニューに戻るための「ホーム」ボタン12、領域40内に実際に表示された内容に関する表記14、時間表示27、ナビゲーションに関連する要素23及び24、通信に関連する要素22及び25並びにその他の要素(例えば、26)を含む。
ユーザーインターフェース19の表示面のヘッドラインを占める領域40が、例えばシステムの相互作用機能と相互作用するために表示されるように、様々な目的のために使用され得る。それぞれの状況に依存して存在し得る追加機能が、要素52,54,56,58によって呼び出され得る。空調機能を設定するためには、領域40は、不要であるか又は専らオプションとして必要とされる。
空調制御の複数の主要要素が、ユーザーインターフェース10の下側領域90内に表示されている。主に、複数の表示要素及び複数の操作要素が、運転者用に分離された領域100と助手席の同乗者用に分離された領域100′とに限定されている。これらの表示要素及びこれらの操作要素は、本明細書で相違点に関して明確に言及している事項以外は同様に構成されている。分かりやすい説明のため、説明が、表示操作要素100′に対しても明らかに有効である限り、以下では、表示操作要素100だけに関して説明する。さらに、切替要素80が、表示操作要素100と表示操作要素100′との間に配置されている。この切替要素80は、ユーザーインターフェース10の、あまり頻繁に使用されない空調機能用の第2レイヤー又は内部空間の全体若しくは全ての同乗者に関する機能用の第2レイヤーを呼び出すことを可能にする。
図2A〜2Fは、図2による本発明の実施の形態のユーザーインターフェースの一部を概略的に示す。この場合、空調機の対応する様々な稼働状態を反映する表示操作要素100の様々な状態が表示される。
図2Aは、表示操作要素100の個々の要素の配置を示す。空調機の実際の稼働パラメータに依存して動的に構成されている表示要素140が、表示操作要素100の全体にわたって延在する。これは、要素140の内容及び/又は表示が規則的な間隔で又はほぼ連続して実際の稼働パラメータに適合され得て、したがって実際の空調に関する応答がユーザーにフィードバックされ得ることを意味する。
さらに、図2Aは、空調の快適さの低下又は向上をそれぞれ可能にする表示操作要素110及び130を示す。用語の空調の快適さに係る本発明は、ユーザーによって感じられる、主に目標の温度を意図した当該空調の快適さに関する。用語の目標の温度は、文字通りに限定して狭く解釈すべきではなくて、ユーザーによって感じられる又は希望された車両内の空調を含むと解され得る。ユーザー又はシステムは、主に目標の温度を確定するものの、極めて稀な状況では、当該目標の温度は、車両の内部空間内の関連する場所(座席の足元の空間、内部空間内の中央又は頭部の領域内)だけで測定又は達成されてもよく、また測定又は達成される。当該極めて稀な状況は、例えば、ユーザーの温度感知が、主に熱放射によって影響されていて、車両の内部空間内の直接の周囲空気の絶対温度によってはほとんど影響されないという、特に強い日射時の状況である。さらに、希望された空調の快適さは、様々な暖房機能又は冷却機能によって影響される。ユーザーの空調の快適さの感覚に対する当該機能の影響は非常に異なる。したがって、座席の暖房又は表面の暖房の暖かさは、送風機からの暖かい空気によって引き起こされた暖かさとは異なる。それ故に、1つの目標の温度を、車両内の複数の場所で測定される実際の温度を用いて1つ又は複数の関数又は関係式に基づいて調整するため、この目標の温度が、これらの温度と適切に比較される結果、空調機(例えば、暖房機能又は冷却機能に対する稼働状態)用の適切な制御変数が、当該比較から得られる。
この場合、要素110及び130はそれぞれ、切替要素として使用される。この場合、この接触要素に短く又は長く接触すると、対応する接触時間に応じて、目標温度が、より低く低下するか又はより高く上昇する。これにより、ユーザーは、圧覚を信号化する。当該信号化に依存して、制御系が、当該ユーザーによって予め実行された設定に迅速に又は緩やかに反応できる。圧覚の当該信号化に対して、追加の操作が、当該ユーザーに許容される(要素140及び図2A〜2Fに関連して以下でさらに説明する)。さらに、要素110及び130は、表示要素として使用される。当該表示要素は、システムの最低温度若しくは最大冷却出力の到達時に(図2Fの要素164参照)、又はシステムの最高温度若しくは最大暖房出力の達成時に(図2Dの要素162参照)空調機のそれぞれの稼働状態又は稼働モードを表示し、システムの限界の到達を投影する。要素110及び130が、符号「−」又は「+」で表示されている間に、当該表示は、空調の快適さが(例えば、目標の温度の上昇又は低下を含む)より低温又はより高温の方向に調整され得ることを当該ユーザーに示す。要素110又は130の表示が変化している間に(図2F又は2Dの要素164又は162)、当該表示は、目標の温度のさらなる低下又は上昇はもはや不可能であること、又はシステムが限界に到達していて、さらなる適合がもはや不可能であることをユーザーに示す。
さらに、図2Aは、表示操作要素120を示す。この表示操作要素120は、一方ではユーザーインターフェース10の第1追加レイヤーの呼び出しを可能にし(図3A,3B及び4B参照)、他方では詳細情報の周りに圧縮表示され得る(例えば、図3A,3B,4,4B,5の要素1206参照)。
本発明の実施の形態による重要な構成要素は、表示操作要素140が1つ又は複数の要素160,162,164を有し得る点にある。当該要素160,162,164は、システムのさらに得られる可能性、例えばさらに得られる冷却出力又は暖房出力を含む空調機のそれぞれの稼働状態又は稼働モードを示す。基礎となる技術思想は、主に指標又は指標要素とも呼ばれる。何故なら、当該技術思想は、空調機のそれぞれの稼働状態又は稼働モードをユーザーに示すことを可能性にするからである。図2Aでは、表示操作要素140が、要素160によって圧縮表示されている。当該図示された状況では、空調が、内部空間の暖房の状態にある。その結果、要素160は、適切に色付けされて(例えば、直感的に赤で)、特に右に向かって要素160の色調が濃く推移して表示されてもよい。この場合、要素160の右縁部の位置が、空調機によってもたらされている実際の暖房に関する情報、この場合には空調機の最大暖房の約40%のときの情報を提供する。オプションの(半)透明の表示が、場合によっては重なって配置された個々の要素の全体表示を可能にする。
表示操作要素の表示時のオプションは、例えば、1つの要素の色付け及び/又は色調(この場合、この要素の1つ若しくは複数の色又は当該色の色調が(例えば、赤から青に)変化し得る)を含み、ユーザーインターフェース10上の1つの要素の位置(この場合、1つ又は複数の別の要素に対する及び/又はこのユーザーインターフェースの縁部に対するこのユーザーインターフェース10上の1つの要素の位置が変更され得る)を含み、要素の寸法(この場合、要素が、1つ又は複数の方向に拡張又は圧縮され得る、及び/又は、要素の大きさが変更され得る)を含み、及び/又は要素のデザイン(この場合、ピクトグラム及び/又は要素の符号が変更され得る)を含む。この場合、別のオプションも考えられる。
一方では、例えば、空調機が、環境パラメータ(例えば、外部温度、内部空間温度、予め設定された目標温度等)に基づいて内部空間の暖房を全自動式に起動し、したがって実際に放出される熱出力を信号化するときに、図2Aに示された要素160を有する表示操作要素140の状態は、完全にユーザーの関与なしに車両の始動後に発生し得る。この場合、当該ユーザーは、システムが希望された目標の温度を既に目指していることを認識でき、目標とする(例えば、希望された内部空間温度を含む)希望された空調の快適さにまだ達していない−と純粋に感じている−にもかかわらず、当該ユーザーは、表示操作要素140に示された表示に基づいて手動で当該制御に意図的に介入しようとしない。
他方では、例えば、ユーザーが、空調の快適さをより高温の方向に適合したいと思い、それ故に要素130を起動することによって(例えば、要素130に一回又は複数回短期間に接触又は近接することによって)当該適合を実行するときに、図2Aに示された要素160を有する表示操作要素140の状態は、当該ユーザーの関与の結果として発生し得る。この場合、当該ユーザーは、システムが−当該実行された設定に基づいて−新たに目標とされた快適さを目指していることを認識できる。本明細書では、短期間は、1秒以内の期間による接触又は近接を意味する。
図2B及び2Cは、空調機の異なる稼働状態又は稼働モードを示すために、当該図2B及び2Cの要素160がそれぞれ異なる形状を有する以外は、同じ表示操作要素140と、図2Aとほぼ同じ要素とを示す。中央から次第に離れた要素160の位置で認識できるように、空調機が、図2Aから図2Bとさらに図2Cとに向かってそれぞれより高温の(暖房)出力で稼働されることが、図2B及び2Cから分かる。図2A〜2Cに示されているように、異なる形状が、1つの要素の位置に関連し得るが、当該要素の代わりの又は追加の別の特徴、例えば当該要素の色及び/又は色調、形状、寸法等に関連してもよい。
図2Dは、表示操作要素140の別の状態を示す。この場合、空調機が、最大出力で稼働される。その結果、目標の温度を手動でさらに上昇させることは無理である。何故なら、手動で介入しても、既に最大に達したシステム出力(ここでは、暖房出力;冷却出力の場合も同じである)は、さらに増大され得ないからである。当該事項は、要素130を要素162に置換することによって(又は要素130を適切に変化させることによって)ユーザーに示される。したがって、要素130の起動が阻止又は無視される。最も右に位置した要素160に加えて、図示された例では文字表示「MAX HEAT」による実際の最大暖房出力の適切な表示が、当該ユーザーに対する適切な応答を支援できる。
図2E及び2Fは、希望されたより低温の目標の温度と、これに関連する空調機の対応する冷却出力との場合の表示操作要素140の対応する状態を示す。要素160又は164は、図2A〜2Dに関連する上記の説明と同様に適切に表示される。例えば、要素160は、青色の色付けで表示され、最大冷却出力時は、文字「MAX A/C」を含む要素164が表示される。車両を始動させるための上記の説明は、希望された空調の快適さを損ない(すなわち、外部温度が、目標とする空調又は目標の温度よりも高く)、内部空間の冷却を必要とする外部温度のときと同様に、又は要素110の起動ごとのユーザーによる同様な要求時と同様に、図2E及び2Fの場合にも成立する。
図2A〜2Fに示された全ての状態に関しては、目標とする空調が、実際の空調から非常に大きく乖離している場合に(例えば、実際の温度と目標の温度とが大きく乖離している場合に)、表示操作要素140は、ユーザーの別の入力方式を可能にする。表示操作要素140の起動のこの別の方式は、要素140による、この場合には(暖房のための)左から右への又は(冷却のための)右から左への(「スワイプ」ロジックとも呼ばれる近接又は接触式の)スワイプの方式で実行される。(例えば、送風の強度を増大させ、目標の温度を低下させることによって、−場合によっては当該増大及び低下を切替要素110又は130上を複数回にわたってタップすることによって)ユーザーインターフェースと複数回にわたって相互作用することなしに、空調機の最大暖房出力又は最大冷却出力を快適に直接に呼び出すことが、この追加の操作(スワイプ)によって当該ユーザーに許容される。これにより、当該ユーザーは、圧覚を伝達できる。当該ユーザー入力は、空調機によって可能な限り迅速に、すなわち許容されるあらゆる手段によって実行され得る。要素140による左から右へのスワイプが、当該ユーザーの最大暖房出力の希望を空調機に信号伝達し、その直後に、表示が、図2Dに示された表示に置換され、当該空調機用の対応するパラメータ(例えば、送風、目標の温度、座席の暖房、暖房面、ハンドルの暖房等)が設定される。暖房面は、例えばドアの肘掛け及び/又はセンターコンソール内の暖房面のような、車両内に組み込まれた暖房面を含む。当該説明されている例では、表示操作要素140の全体による操作が実行され得る。代わりに、複数の要素110,120及び130のうちの1つ又は複数の要素による操作を実行することも考えられる。(図示されていない)別の実施の形態では、表示操作要素140の縁領域内(例えば、要素110の左側又は要素130の右側)の追加の切替要素が、同様な機能を起動してもよい。
図3A及び3Bは、本発明の実施の形態によるユーザーインターフェース10の第1追加レイヤー1200を概略的に示す。要素120の起動時に(図2A〜2F参照)、ユーザーは、領域40内に示されているように、空調の第1追加レイヤーに到達する。この場合、当該空調に関連する全てのパラメータが考慮される。この場合、送風機1220,1222、座席の暖房1240,1242、暖房可能な面1250,1252、ハンドルの暖房1260,1262、及び座席の送風1280,1282が例示されている。それぞれの操作要素1222,1242,1252,1262及び1282は、空調機によって予め設定されている設定を示し、当該ユーザーの希望にしたがって対応するラスター1220,1240,1250,1260,1280上に移動され得る。この場合、自動制御とは違って、当該ユーザーは、それぞれの空調パラメータを個人的な好みで手動式に設定できる。当該ユーザー入力は、その後に実行され、その先の自動制御で考慮され得る。学習システムにおいて、このようなユーザー入力を当該制御で継続して考慮することが提唱されている。図3Aは、座席の送風量を低下させて稼働させたいが、暖房面を広げたいユーザーのためのシステム状態を例示する。当該システム状態は、送風(レベル5のうちの3)、座席の送風(レベル3のうちの0)及び暖房要素の最大制御(すなわち、レベル3の座席の送風及び面積並びにハンドルの暖房「入」)で認識可能である。
さらに、図3Aは、表示部1206に変化される表示操作要素120を示す(図2A〜2F参照)。この場合、適切な定量情報をユーザーに提供するため、空調の快適さを少なくとも間接的に示唆する目標の温度、例えば19.5℃が表示され得る。しかしながら、この場合には、このような定量情報をユーザーに提供することは控えるべきである。何故なら、当該ユーザーの空調の体感は、内部空間内のいずれにしても精々所定の場所でしか正確に達成され得ないか又は達成されなければならない(上記参照)単なる目標の温度に間接的に依存するだけだからである。それ故に、要素1206は、特に基本ビュー内に表示されるのではなくて、ユーザーインターフェース10の追加レイヤー上に表示される。
これに対して、図3Bは、送風が減少され、暖房面稼働されず、座席の送風が最大であるシステム状態を例示する。
図4は、本発明の実施の形態によるユーザーインターフェース10の第2追加レイヤー1500を概略的に示す。要素1500の起動時に(図3A及び3B)、ユーザーは、領域40内に示されているように、個々の要素のユーザーに固有の適合を可能にする空調の第2追加レイヤー1500に到達する。当該適合は、最大制御値を予め設定することによって又は制御範囲を制限することによって可能である。当該空調のために重要なパラメータは、図3A及び3Bに示されているパラメータに相当する。同様に、図4は、送風1520,1522、座席の暖房1540,1542、暖房可能な面1550,1552、ハンドルの暖房1560,1562及び座席の送風1580,1582を例示する。符号「MAX」を有するそれぞれの要素1522,1542,1552,1562及び1582は、ユーザーの希望にしたがって対応するラスター1520,1540,1550,1560,1580上で移動され得る。この場合、ユーザーは、それぞれの要素の最大強度に関して個人的な選択を設定できる。それぞれ設定された値は、全自動に対して最大に使用可能なそれぞれのパラメータの値を決定する。図4は、最大の設定が送風(レベル5のうちの5)と座席の暖房(レベル3のうちの3)とに対して認識可能であるように、送風要素を最大範囲で自発的に稼働させたいユーザーの可能な設定を例示する。ハンドルの暖房は、同様に可動可能なままである。その結果、当該全自動の空調に対しては、当該送風及び当該座席の送風は、ユーザーによって決定されたレベル、この場合には最大まで自動式に稼働可能である。当該ユーザー設定によれば、座席の暖房及び暖房面は、全自動の空調によってレベル3のうちの2までしか稼働され得ない。当該第2レイヤー上で決定された制限にもかかわらず、ユーザー自身は、第1レイヤーにおいて所定の制限の範囲外にある手動の設定を相も変わらず実行できる。
図4Bは、本発明の実施の形態によるユーザーインターフェース10の第1追加レイヤー1200に基づいて、ユーザーによって決定された制限を概略的に示す。図4に示された設定によれば、ここでは、ユーザーは自動空調に対してどんな制限を設定したかが、適切な表示(網掛け表示された要素1246,1256参照)によって示される。当該第1レイヤーでは、制限の範囲外の手動調整(部分的なオーバードライブ)が可能である。
図5は、本発明の実施の形態によるユーザーインターフェース10の第3追加レイヤー800を概略的に示す。要素80(図3A及び3B)の起動時に、ユーザーは、領域40内で示されたように、多くの場合に内部空間の全体の空調に影響する(例えば、A/C「オン」又は「オフ」)別の空調設定を含む空調の第3追加レイヤー800に到達する。さらに、第3追加レイヤー800は、別の座席列の空調に対する中核をなす介入も可能にする。
ここでは、換気制御841、自動空調の使用842、最大冷却出力843、空調領域の同期844及び空調機の使用845が例示されている。さらに、所定のユーザー選択846が設定され得る。一般に、この第3レイヤー内と、オプションとして別のレイヤー上とでは、特に、定期的に必要とされない操作要素によってユーザーインターフェースに負担をかけすぎなうように、あまり必要とされない機能が設定され得る(図1参照)。通常は内部空間の全体に関し、運転者又は助手席の同乗者の領域内だけに作用しないさらなる機能は、車両のプレコンディショニング、カスタマイズされた芳香剤等の多くの機能に関し得る。
図6は、本発明による表示操作要素のための異なる複数の表示オプション500を示す。説明されているように、空調機の暖房出力又は冷却出力の潜在出力(Potenzial)が、複数の要因に依存する。例えば、車両のエンジンが稼働しているか否かが重要である。これに関しては、電気的に稼働する車両では、バッテリの充電状態が重要になり得る。予測を適切に実行し、及び/又は手動による介入を阻止するため、その都度取得可能な潜在出力をユーザーに表示することが有益である。
図6は、空調の取得可能な潜在出力505に依存して、例えば図2A〜2Fに表示されている表示操作要素(例えば、表示操作要素140)で使用され得る、異なる複数の表示オプション510,520,530,540,550,560を例示する。表示オプション510は、例えば、車両内のエンジンが始動されていないときに、加熱出力も冷却出力も得られない場合を示す。当該表示オプション510は、均一な光学形態(例えば、一様な灰色のバー)によって、又は別の状態とは大幅に異なる形態(例えば、灰色で遮光されたバー)によって実現され得る。対応する色付け(例えば、中心から左に向かう青と右に向かう赤との次第に濃くなる色付け)がないことによって、冷却出力(青の色付けなし)と加熱出力(赤の色付けなし)とが得られないことが、ユーザーに伝達される。表示オプション520は、例えば、余熱が十分に存在するか又はエンジンに依存しない暖房システムが存在するときに、暖房出力だけが得られる場合を示す。この場合、当該状況は、中心から右に向かう赤の次第に濃くなる色付けによってユーザーに伝達され得る。
同様に、その他の表示オプションも、例えば異なる色彩強度によって色付けされる。表示オプション530は、表示オプション540とは違って、暖房機能と冷却機能との双方に対してより小さい潜在出力しか得られないことを伝達する。したがって、表示オプション540は、表示オプション530とは違って、暖房機能と冷却機能との双方に対してそれぞれ、より小さい色彩強度(オプション530参照)又はより大きい(オプション540参照)色彩強度によって、より大きい潜在出力が得られることを伝達する。表示オプション550及び560も同様に伝達される。これらの表示オプション550及び560は、冷却用のより小さい潜在出力及び暖房用のより大きい潜在出力(オプション550参照)又は冷却用のより大きい潜在出力及び加熱用のより小さい潜在出力(オプション560)を同様に伝達する。
図7A及び7Bは、自動空調時に使用され得る本発明の実施の形態による特性図600,700を概略的に示す。当該空調は、特性図に基づいて制御される。この場合、図示された特性図600,700は、例示する特性を有し、制御シーケンスを示すために使用される。一般に、様々な環境パラメータ、例えば外部温度、内部空間温度、学習されたユーザー予測又は予め設定された好みが、当該空調の制御に算入される。
図7Aは、例えば、座席の暖房制御を個々のユーザーの好みに適合することを可能にする特性図600である。空調システムを制御するための主制御変数(軸620)と、検出されたユーザータイプ(軸610)とが、入力変数として使用される。当該制御に手動で介入することによって、当該システムは、当該ユーザーを複数の異なるカテゴリーに分割することを学習する。この場合、値=0は、例えば、座席の暖房の起動が制御範囲にわたって希望されていないことを意味する。この理由から、増幅率(軸630)が、この場合には零に等しい。
図7Bは、自動化された座席の暖房の基本アプリケーションを例示する特性図700を示す。この場合、外部温度(軸710)及び内部空間温度(軸720)が、入力変数として使用される。軸730は、座席の暖房を制御するための生値を示す。引き続き、その結果の妥当性が、特性図600によってチェックされる。これにより、ユーザーに固有の自動化が実現され得る。
ここで車両について言及する場合は、好ましくは多軸車両(乗用車、トラック、大型トラック)を意味する。本明細書の範囲内で明確に記載されている複数の利点及び当業者にとって理解できる複数のその他の利点が、当該多軸車両から得られる。
本発明は、複数の好適な実施の形態によって詳しく図示され説明されているものの、本発明は、当該開示された複数の例によって制限されず、本発明の保護範囲から外れることなしに、別のバリエーションも、これらの実施の形態から当業者によって導き出され得る。可能な多数のバリエーションが存在することが考えられる。同様に、例示された実施の形態が、例えば本発明の保護範囲、使用可能性又は構成を任意に限定すると解してはならない、単なる例に過ぎないことは明らかである。むしろ、当業者は、上記の説明及び図面によって、例示された実施の形態を具体的に実行することができる。この場合、当業者は、開示された本発明の技術思想を知ることで、特許請求の範囲と、例えば明細書中のさらなる説明のような特許請求の範囲の法律上の対応関係とによって規定される保護範囲から外れることなしに、例えば、上記の要素の例示された実施の形態における機能又は配置を個別に様々に変更できる。
4 ユーザーインターフェース
5 表示要素
6,7 切替要素
10 ユーザーインターフェース
12 ホームボタン
14 表記
20 領域、ヘッドライン
22 通信に関連する要素
23 ナビゲーションに関連する要素
24 ナビゲーションに関連する要素
25 通信に関連する要素
26 その他の要素
27 時間表示
40,52,54,56,58 領域
80 切替要素
90 領域、下側領域
100 運転者用に分離された領域
100′ 助手席の同乗者用に分離された領域
110 表示操作要素
120 別の表示操作要素
130,140 表示操作要素
160,162,164 要素
500 表示オプション
505 潜在出力
510,520,530,540,550,560 異なる表示オプション
600,700 特性図
610 軸、ユーザータイプ
620 軸、空調システムを制御するための主制御変数
630 軸、増幅率
710 軸、外部温度
720 軸、内部空間温度
800 第3追加レイヤー
841 換気制御
842 自動空調の使用
843 最大冷却出力
844 空調領域の同期
845 空調機の使用
846 ユーザー選択
1200 第1追加レイヤー
1206 表示部
1220,1222 送風機、送風
1240,1242 座席の暖房
1250,1252 暖房可能な面
1260,1262 ハンドルの暖房
1280,1282 座席の送風
1500 第2追加レイヤー
1520,1522 送風
1540,1542 席の暖房
1246,1256 網掛け表示された要素
1550,1552 暖房可能な面
1560,1562 ハンドルの暖房
1580,1582座席の送風
1520,1540,1550,1560,1580 ラスター

Claims (10)

  1. 車両のユーザーインターフェース(10)及び空調機を制御するための方法において、
    前記ユーザーインターフェースは、複数の表示操作要素(100,110,120,130,140,160,162,164)を有し、前記方法は、
    −複数の要素(100,110,120,130,140,160,162,164)を前記ユーザーインターフェース(10)上に表示することと、
    −前記空調機の少なくとも2つの稼働パラメータを受信することと、
    −前記少なくとも2つの稼働パラメータに基づいて前記複数の要素(100,110,120,130,140,160,162,164)のうちの1つの第1要素(100,110,120,130,140,160,162,164)のための1つ又は複数の表示パラメータを決定することと、
    −前記1つ又は複数の表示パラメータに基づいて前記第1要素(100,110,120,130,140,160,162,164)を表示することとから成る当該方法。
  2. さらに、
    −ユーザーと前記複数の要素のうちの第2要素(100,110,120,130,140,160,162,164)との相互作用を検出することと、
    −当該ユーザーの相互作用に基づいて制御信号を決定することと、
    −前記制御信号を前記空調機に送信することとから成る請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザーの相互作用は、
    −特に、1秒以内の期間に前記第2要素の領域内で、前記ユーザーインターフェース(10)に一回若しくは複数回短期間に近接すること又は前記ユーザーインターフェース(10)に一回若しくは複数回短期間に接触することから成る、前記第2要素との一回又は複数回の第1相互作用、又は
    −特に、1秒よりも長い期間に前記第2要素の領域内で、前記ユーザーインターフェース(10)に近接すること又は前記ユーザーインターフェース(10)をタップすることから成る、前記第2要素との第2相互作用を維持すること、又は
    −特に、前記第2要素の領域内で、前記ユーザーの手又は手の一部を前記ユーザーインターフェース(10)に対して直線状に相対移動させることから成り、当該相対移動は、前記第2要素の領域内での前記ユーザーインターフェース(10)への近接又は接触を含む、前記第2要素の領域内での前記ユーザーインターフェース(10)に対する前記ユーザーの相対移動による前記第2要素との第3相互作用から成る請求項2に記載の方法。
  4. 特に、
    前記要素の色付け及び/又は色彩強度、
    前記ユーザーインターフェース(10)上の前記要素の位置、
    前記要素の寸法、及び/又は
    前記要素の形状、
    から成るグループから1つ又は複数の前記表示パラメータが選択されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 特に、
    送風機の送風出力、
    送風機用の熱交換器の暖房出力、
    送風機の複数の吹き出し口の制御、
    座席の暖房の暖房出力、
    ハンドルの暖房の暖房出力、
    表面の暖房の暖房出力、及び
    座席の送風の送風出力、
    から成るグループから少なくとも2つの前記稼働パラメータが選択されている請求書1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 制御信号の決定が、
    −特に、
    送風機の送風出力、
    送風機用の熱交換器の暖房出力、
    送風機の複数の吹き出し口の制御、
    座席の暖房の暖房出力、
    ハンドルの暖房の暖房出力、
    表面の暖房の暖房出力、及び
    座席の送風の送風出力、
    から成るグループから選択された1つ又は複数の稼働パラメータを適合することと、
    −当該適合された1つ又は複数の稼働パラメータに基づいて前記制御信号を決定すること、
    とから成る請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1要素は、前記第2要素と同一である請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 制御装置とユーザーインターフェース(10)とを有する車両用のユーザーインターフェース(10)を制御するためのシステムにおいて、
    前記制御装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成されている当該システム。
  9. 前記ユーザーインターフェース(10)を表示するように構成されている表示操作要素をさらに有する請求項8に記載のシステムにおいて、
    前記表示操作装置が、近接感知式又は接触感知式の表示部、特にタッチスクリーンから成る近接感知式又は接触感知式の表示部を有し、
    さらに、前記タッチスクリーンは、特に静電容量式に稼働する請求項8に記載のシステム。
  10. 請求項8又は9に記載のシステムを有する車両。
JP2020555788A 2018-04-13 2019-04-02 ユーザーインターフェース及び空調機を制御するための方法及びシステム Active JP7421493B2 (ja)

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