JP2021519648A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Abstract

衣類処理装置であって、糸屑を濾過する濾過装置(2)と、その上部に位置するクリーニング装置(1)を含む。前記クリーニング装置(1)は、給液口(101)、ノズル(105)及びこれらを連通させる導流経路を含む。給液口(101)から前記クリーニング装置(1)内に導入された液体は、導流経路を通過したあとノズル(105)から流出し、前記濾過装置(2)を洗い流す。衣類処理装置におけるクリーニング装置(1)は、定期的にフィルタネット(202)を洗浄可能である。また、特殊な流路設計によって洗い流し過程がいっそう効果的となり、且つ節水ともなる。クリーニング装置(1)は、濾過装置(2)を洗浄する過程でフィルタネット(202)を取り外す必要がない。且つ、構造がシンプルで信頼性に優れ、検査・修理及びメンテナンスがより容易である。【選択図】図1

Description

本発明は衣類乾燥機の分野に属し、具体的には衣類処理装置に関する。
衣類乾燥機は、電気加熱を利用することで、洗濯済みの衣類の水分をただちに蒸発させて乾燥させる洗浄系の家電製品である。北方の冬や南方の「回南天(春の多湿期)」には衣類が乾きにくい状況となるため、特に衣類乾燥機による衣類乾燥処理が必要となる。
衣類乾燥機による衣類乾燥の過程では、高温の気流で衣類を乾燥させる際に、細かい糸屑が衣類乾燥槽から排出される。糸屑は気流とともに乾燥システム内で循環するが、風路やファン又はモータ等を詰まらせて乾燥効率に支障をきたしたり、加熱管に巻き付いて火災のリスクを招来したり等の問題が発生しやすい。そのため、衣類乾燥機には糸屑濾過装置を配置する必要がある。しかし、従来の糸屑濾過装置が配置される衣類乾燥機の場合には、濾過装置の構造が複雑であり、濾過装置が糸屑で詰まらないよう定期的に取り外して洗浄せねばならない。また、別途追加されるクリーニング構造は設計が複雑で、大きな装着スペースを占有するほか、取り外しが容易でないことから、内部の水路に汚れが蓄積して汚染されやすい。結果として、糸屑濾過装置の洗浄効果が低下するだけでなく、細菌も容易に繁殖してしまう。且つ、従来の糸屑濾過装置は、構造的にクリーニング装置に対する適応設計とはなっておらず、極めて容易に洗浄の死角が生じるため、糸屑が蓄積されてしまう。
以上に鑑みて、本発明を提案する。
本発明が解決しようとする技術的課題は、従来技術の瑕疵を解消し、クリーニング装置を含む衣類処理装置を提供することである。当該クリーニング装置は定期的にフィルタネットを洗浄可能であり、特殊な流路設計によって洗い流し過程がいっそう効果的になるほか、節水にもなる。また、本発明におけるクリーニング装置は、濾過装置を洗浄する過程でフィルタネットを取り外す必要がない。且つ、構造がシンプルで信頼性に優れ、検査・修理及びメンテナンスがより容易である。
上記の目的を実現するために、本発明では以下の技術方案を用いる。
衣類処理装置であって、糸屑を濾過する濾過装置と、その上部に位置するクリーニング装置を含む。前記クリーニング装置は、給液口、ノズル及びこれらを連通させる導流経路を含む。給液口から前記クリーニング装置内に導入された液体は、導流経路を通過したあとノズルから流出し、前記濾過装置を洗い流す。
更に、前記導流経路は、給液口と連通する主導流経路と、前記主導流経路及びノズルとそれぞれ連通するサブ導流経路を含む。前記主導流経路は、前記サブ導流経路の上部に位置する。
更に、前記主導流経路の一端が長さ方向において下方に屈曲することで、主導流経路に落差のある上下両端が形成される。
更に、前記給液口と主導流経路が連通する位置は、主導流経路の長さ方向において、当該主導流経路の下端からの長さが、前記給液口から前記主導流経路の上端までの長さよりも大きくなっている。
更に、前記サブ導流経路は、間隔を隔てて設置され、且つ前記主導流経路とそれぞれ連通する複数の導流経路であり、各サブ導流経路は、それぞれ前記クリーニング装置の幅方向に延伸している。
更に、前記衣類処理装置は前方支持部を含む。前記前方支持部のパネルは開口を有し、前記濾過装置は前記開口内に設置される。クリーニング装置は導流プレートを含む。前記導流プレートは、前記開口の上部における前方支持部のパネルに敷設され、前記導流プレートと前方支持部のパネルが前記クリーニング装置のハウジングを構成する。前記ハウジング内の導流プレートには下方に窪んだ導流凹溝が設けられており、導流凹溝と前記前方支持部のパネルが組み合わされることで前記主導流経路が形成される。前記導流凹溝には開口が開設されており、前記給液口を形成している。
更に、前記ハウジング内の導流プレートには、複数の突出した帯状の止水リブが間隔を隔てて設けられている。前記止水リブは前記導流凹溝に接続され、且つ前記導流プレートの幅方向に延伸している。前記止水リブの突出した上部は前方支持部のパネルに密着しており、隣り合う止水リブと前記前方支持部のパネルによって、液体を前記主導流経路から流出させるよう案内するサブ導流経路が形成される。
更に、前記サブ導流経路は、前記ハウジングの下部において開口し、前記クリーニング装置のノズルを形成しており、前記ノズルは、濾過装置の上方に位置しており、濾過装置に向かって液体を吹き付けることで前記濾過装置を洗い流す。
好ましくは、前記ノズルは扁平状であり、且つ横断面が長方形をなしている。
更に、前記濾過装置はフレーム構造を含み、フレーム構造内には補強リブが設けられている。前記補強リブの方向は、前記クリーニング装置のノズルから流出する液体の流動方向と同一である。
更に、上記いずれかで述べた衣類処理装置であって、前記衣類処理装置は衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機である。
上記の技術方案を用いることで、本発明は従来技術と比較して以下の有益な効果を有する。
本発明の衣類処理装置におけるクリーニング装置は、定期的にフィルタネットを洗浄可能である。また、特殊な流路設計によって洗い流し過程がいっそう効果的となり、且つ節水ともなる。本発明におけるクリーニング装置は、濾過装置を洗浄する過程でフィルタネットを取り外す必要がない。且つ、構造がシンプルで信頼性に優れ、検査・修理及びメンテナンスがより容易である。
本発明のクリーニング装置では、主導流経路を利用して洗浄液を導入し、サブ導流経路を通じて洗浄液をノズルに供給する。本発明では主導流経路とサブ導流経路の位置関係を合理的に設計し、重力の作用で洗浄液をクリーニング装置内で加速させる。これにより、ノズルから吐出される洗浄液が十分な流速を有するよう保証しているため、好ましい洗浄効果が達成される。
本発明では、給液口の配置位置について、主導流経路の端部の高低差を十分に考慮するとともに、主導流経路の長さ方向において、給液口から当該主導流経路の下端までの長さを、前記給液口から前記主導流経路の上端までの長さよりも大きくしている。また、洗浄液が主導流経路の上下2つの端部に到達する際の流速及び流量を均一としている。これにより、クリーニング装置の各ノズルに到達する水の流量及び流速が均一になるため、クリーニング装置が濾過装置を洗い流す際に、幅方向において一致した洗い流し効果を達成可能である。
本発明では、装着サイズを縮小するために、従来の衣類処理装置の外壁を十分に活用し、衣類処理装置の前方支持パネルをクリーニング装置のハウジングの一部としている。本発明の主導流経路とサブ導流経路はいずれも前方支持パネルを利用して形成されるため、装着スペースが極めて節約されるとともに、構造がいっそうシンプルとなる。これにより、クリーニング装置の生産効率が向上し、生産コストが低下する。本発明では、水流の重力の作用を利用してノズルから洗浄液を吐出することで下部に位置する濾過装置を洗い流す。また、濾過装置は洗浄水の流動方向を十分に考慮しており、補強リブを液体の流動方向と同一としている。これにより、洗い流し過程で発生する補強リブに対する糸屑の堆積が回避され、洗い流しの死角が減少することから、クリーニング時の洗い流し作用がより徹底的且つ全面的となる。
以下に、図面を組み合わせて、本発明の具体的実施形態につき更に詳細に述べる。
図面は、本発明の一部として本発明の更なる理解のために用いられる。また、本発明の概略的実施例及びその説明は本発明の解釈のために用いられるが、本発明を不当に限定するものではない。なお、言うまでもなく、以下で記載する図面は実施例の一部にすぎず、当業者であれば、創造的労働を要することなくこれらの図面から更にその他の図面を得ることも可能である。
図1は、本発明における衣類処理装置のクリーニング装置及び濾過装置を示す図である。 図2は、本発明における衣類処理装置のクリーニング装置及び濾過装置の正面図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、図2のB−B断面図である。 図5は、本発明における衣類処理装置のクリーニング装置の導流プレート構造を示す図である。 図6は、本発明における衣類処理装置のうちクリーニング装置及び濾過装置を備えたパネルの一部を示す図である。
説明すべき点として、これらの図面及び文字記載は何らかの方式で本発明の構想の範囲を制限するとの意図ではなく、特定の実施例を参照して当業者に本発明の概念を説明するためのものである。
本発明における実施例の目的、技術方案及び利点をより明確とすべく、以下では、本発明の実施例にかかる図面を組み合わせて、実施例の技術方案につき明瞭簡潔に述べる。なお、以下の実施例は本発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を制限するものではない。
本発明の記載において、説明すべき点として、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「内」、「外」等の用語で示される方向又は位置関係は、図示に基づく方向又は位置関係であって、本発明の記載の便宜上及び記載の簡略化のためのものにすぎず、対象となる装置又は部材が特定の方向を有し、且つ特定の方向で構成及び操作されねばならないことを明示又は暗示するものではない。よって、本発明を制限するものと理解すべきではない。
本発明の記載において、説明すべき点として、別途明確に規定及び限定しない限り、「装着する」、「連なる」、「接続する」との用語は広義に解釈すべきである。例えば、固定接続であってもよいし、取り外し可能な接続であってもよいし、一体接続であってもよい。また、機械的な接続であってもよいし、電気的な接続であってもよい。更には、直接的な連なりであってもよいし、中間媒体を介した間接的な連なりであってもよい。当業者であれば、具体的状況に応じて本発明における上記用語の具体的意味を解釈可能である。
図1〜図6に示すように、本発明は、糸屑を濾過する濾過装置2と、その上部に位置するクリーニング装置1を含む衣類処理装置を開示する。前記クリーニング装置1は、給液口101、ノズル105及びこれらを連通させる導流経路を含む。給液口101から前記クリーニング装置1内に導入された液体は、導流経路を通過したあとノズル105から流出し、前記濾過装置2を洗い流す。本発明の衣類処理装置におけるクリーニング装置は、定期的にフィルタネットを洗浄可能である。また、特殊な流路設計によって洗い流し過程がいっそう効果的となり、且つ節水ともなる。本発明におけるクリーニング装置は、濾過装置を洗浄する過程でフィルタネットを取り外す必要がない。且つ、構造がシンプルで信頼性に優れ、検査・修理及びメンテナンスがより容易である。
図1〜6に示すように、本実施例は衣類処理装置を開示する。当該衣類処理装置は、衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機である。図6に示すように、当該衣類処理装置は、糸屑を濾過する濾過装置2と、その上部に位置するクリーニング装置1を含む。本実施例における衣類処理装置には、糸屑が乾燥システム内で循環して風路の詰まりやその他の故障を招来しないよう、糸屑濾過装置が設置されている。衣類処理装置の前方支持パネル3には開口が設けられており、前記濾過装置2が前記開口内に設置されている。濾過装置2にはフィルタネット又はその他の濾過媒体が設置されており、衣類乾燥機内の空気から糸屑を濾過する。
本発明におけるクリーニング装置1は濾過装置2の上部に位置する。図1に示すように、前記クリーニング装置1は、給液口101、ノズル105及びこれらを連通させる導流経路を含む。給液口101から前記クリーニング装置1内に導入された液体は、導流経路を通過したあとノズル105から流出し、前記濾過装置を洗い流す。これにより、フィルタネット202に付着した糸屑が洗浄液により洗い流される。また、洗浄用の液体は、導流装置によってそのまま衣類乾燥機から排出してもよいし、その他の処理を施してもよい。
装着スペースの節約及び機器の信頼性向上のために、本発明では従来の衣類処理装置のパネルを十分に活用し、衣類処理装置の前方支持パネルをクリーニング装置のハウジングの一部としている。図2、図4及び図5に示すように、本発明のクリーニング装置は導流プレート106を含む。当該導流プレート106は、濾過装置が位置する衣類処理装置の前方支持パネルの開口の上部における前方支持パネル3上に敷設されている。導流プレート106と前方支持パネル3の双方によって、前記クリーニング装置1のハウジングが構成される。
前記ハウジング内の導流プレート106には下方に窪んだ導流凹溝が設けられており、導流凹溝と前記前方支持パネル3が組み合わされることで主導流経路102が形成される。前記導流凹溝には開口が開設されており、前記給液口101を形成している。給液口101は主導流経路102に位置している。
図3及び図5に示すように、前記導流経路は、給液口101と連通する主導流経路102と、前記主導流経路102及びノズル105とそれぞれ連通するサブ導流経路103を含む。前記主導流経路102は前記サブ導流経路の上部103に位置する。クリーニング装置のサブ導流経路103は、間隔を隔てて設置され、且つ前記主導流経路102とそれぞれ連通する複数の導流経路である。各サブ導流経路103は、それぞれ前記クリーニング装置の幅方向に延伸している。
更に、図4及び図5に示すように、導流プレート106には、複数の突出した帯状の止水リブ104が間隔を隔てて設けられている。前記止水リブ104は、主導流経路102である前記導流凹溝に接続されており、且つ前記導流プレート106の幅方向に延伸している。前記止水リブ104の突出した上部は前方支持パネル3に密着しており、隣り合う止水リブ104と前記前方支持パネル3によって、液体を前記主導流経路102から流出させるよう案内するサブ導流経路103が形成される。前記サブ導流経路103は前記ハウジングの下部において開口し、前記クリーニング装置のノズル105を形成している。前記ノズル105は濾過装置の上方に位置しており、濾過装置に向かって液体を吹き付けることで前記濾過装置を洗い流す。
図示するように、ノズル105は扁平状であり、横断面がアスペクト比の大きな長方形をなしている。ノズル105から吐出される液体のカバー面積は広く、濾過装置の大部分の表面をカバー可能なことから、洗い流し効果に優れる。
本実施例において、止水リブ104は、主導流経路102の水流をいくつかの水流にまとめ、各々のサブ導流経路103に対応するノズル105からそれぞれ排出することで、対応する濾過装置の領域を洗い流す。これにより、洗い流し精度が向上する。このような設計は、重力による水流の加速作用を十分に活用するものである。主導流経路はサブ導流経路の上部に位置しており、クリーニング装置に進入した液体は重力の作用で自動的にノズルに流れ込む。これにより、洗浄用の液体を迅速にノズルから吐出させることが可能となり、クリーニング装置の下部に位置する濾過装置の洗浄が実現される。
図2及び図5に示すように、本発明におけるクリーニング装置の主導流経路102の一端は、長さ方向において下方に屈曲している。これにより、主導流経路に落差のある上下両端が形成される。前記給液口101と主導流経路102が連通する位置は、主導流経路102の長さ方向において、当該主導流経路102の下端からの長さが、前記給液口101から前記主導流経路102の上端までの長さよりも大きくなっている。即ち、液体が給液口101から流れ込んだあと、主導流経路102の両端に到達するまでに流動する長さは同一ではなく、相対的に下方に屈曲し且つ端部がより下方寄りである主導流経路の端部までの距離の方が遠くなっている。このような設計は、重力による加速作用を十分に活用し、且つ高低差がもたらす位置エネルギーについても十分に考慮したものであり、低位置にある端部が有する位置エネルギーの優位性を十分に活用して、洗浄液をより遠くの端部まで到達可能としている。更には、洗浄液が主導流経路の上下2つの端部に到達する際の流速及び流量を均一としている。これにより、クリーニング装置の各ノズルに到達する水の流量及び流速が均一になるため、クリーニング装置が濾過装置を洗い流す際に、幅方向において一致した洗い流し効果を達成可能となる。よって、従来の洗い流し装置では、給液口から近い位置においては洗い流しのための水流の流速が大きく、洗浄効果が良好であるのに対し、給液口から遠い位置においては洗浄効果が低下するとの弊害が回避される。
図1に示すように、本発明の前記濾過装置2はフレーム構造を含む。フレーム構造内には補強リブ201が設けられており、フィルタネット202が補強リブ201を覆っている。洗い流し過程で発生する補強リブに対する糸屑の堆積を回避し、洗い流しの死角を減少させることで、クリーニング時の洗い流し作用をより徹底的且つ全面的とするために、本実施例の前記補強リブ201の方向は、前記クリーニング装置のノズル105から流出する液体の流動方向と同一とする。具体的に、本実施例におけるクリーニング装置のノズルから流出する水流の方向は垂直下方であるため、補強リブの方向も垂直方向となるよう設置する。また、補強リブの両端はそれぞれ濾過装置のフレームの上下両側に接続されている。これにより、洗浄水で洗い落とされた糸屑が補強リブ上に堆積することはない。
その他の実施例では、本発明の衣類処理装置に含まれるクリーニング装置を独立したアセンブリとする。上記実施例との違いとしては、独立した背板を持たせ、衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機のパネルと組み合わせる必要をなくす。また、同様に濾過装置の上部に装着し、洗浄液を利用して濾過装置を洗い流す。本発明のクリーニング装置も同様にフィルタネットを定期的に洗浄可能なため、濾過装置を取り外して洗浄する必要がない。
本実施例では、実施例1の特徴を有する衣類処理装置を開示する。前記衣類処理装置は、衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機である。
従来の洗濯乾燥一体機は、洗濯装置及び乾燥装置を含む。洗濯装置は洗濯槽を含み、洗濯槽は外槽と内槽を含む。乾燥装置は、加熱風路、乾燥ファン及び凝縮器を含む。加熱風路の一方の側は洗濯槽と連通しており、他方の側は乾燥ファンと凝縮器の一方の側と連通している。また、凝縮器の他方の側は洗濯槽と連通している。加熱風路内にはヒータが設置されている。衣類乾燥時には、乾燥ファンから発生した気流が加熱風路内のヒータにより加熱されて高温の気流となる。高温の気流は洗濯槽内の乾燥を要する衣類を通過して衣類を加熱し、蒸発した水分を運ぶことで衣類を急速に乾燥させる。
本実施例の衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機は、本体内で流動する空気中の糸屑を糸屑濾過装置を用いて除去することで、衣類の汚染を回避する。且つ、糸屑濾過装置上の糸屑を効果的に洗浄し、糸屑の堆積を回避するために、本実施例における衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機は、更に、糸屑濾過装置に実施例1で記載したクリーニング装置を設置する。当該クリーニング装置は定期的に糸屑濾過装置を洗浄可能であり、且つ糸屑濾過装置の取り外しが不要なため、手軽に前記洗浄操作を行うことができる。本実施例における衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機には更に導流構造が設けられている。クリーニング装置による洗い流し完了後の汚水は導流構造で運ばれて、そのまま本体の外部へと排出されるか、浄化処理が施されたあとに再利用される。
以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を何らかの形式に限定するものではない。本発明については好ましい実施例によって上記のように開示したが、本発明を限定するとの主旨ではない。本発明の技術方案を逸脱しない範囲において、当業者が上記で提示した技術内容を用いて実施可能なわずかな変形或いは補足は、同等に変形された等価の実施例とみなされ、いずれも本発明の技術方案の内容を逸脱するものではない。また、本発明の技術的本質に基づいて上記の実施例に加えられる任意の簡単な修正、同等の変形及び補足は、いずれも本発明の方案の範囲内とされる。
1 クリーニング装置
2 濾過装置
3 前方支持パネル
101 給液口
102 主導流経路
103 サブ導流経路
104 止水リブ
105 ノズル
106 導流プレート
201 補強リブ
202 フィルタネット

Claims (10)

  1. 糸屑を濾過する濾過装置と、その上部に位置するクリーニング装置を含み、
    前記クリーニング装置は、給液口、ノズル及びこれらを連通させる導流経路を含み、給液口から前記クリーニング装置内に導入された液体は、導流経路を通過したあとノズルから流出し、前記濾過装置を洗い流すことを特徴とする衣類処理装置。
  2. 前記導流経路は、給液口と連通する主導流経路と、前記主導流経路及びノズルとそれぞれ連通するサブ導流経路を含み、
    前記主導流経路は、前記サブ導流経路の上部に位置することを特徴とする請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記主導流経路の一端が長さ方向において下方に屈曲することで、主導流経路に落差のある上下両端が形成されることを特徴とする請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記給液口と主導流経路が連通する位置は、主導流経路の長さ方向において、当該主導流経路の下端からの長さが、前記給液口から前記主導流経路の上端までの長さよりも大きくなっていることを特徴とする請求項3に記載の衣類処理装置。
  5. 前記サブ導流経路は、間隔を隔てて設置され、且つ前記主導流経路とそれぞれ連通する複数の導流経路であり、各サブ導流経路は、それぞれ前記クリーニング装置の幅方向に延伸していることを特徴とする請求項2に記載の衣類処理装置。
  6. 前記衣類処理装置は前方支持部を含み、
    前記前方支持部のパネルは開口を有し、前記濾過装置は前記開口内に設置され、
    クリーニング装置は導流プレートを含み、前記導流プレートは、前記開口の上部における前方支持部のパネルに敷設され、前記導流プレートと前方支持部のパネルが前記クリーニング装置のハウジングを構成し、
    前記ハウジング内の導流プレートには下方に窪んだ導流凹溝が設けられており、導流凹溝と前記前方支持部のパネルが組み合わされることで前記主導流経路が形成され、
    前記導流凹溝には開口が開設されており、前記給液口を形成していることを特徴とする請求項2に記載の衣類処理装置。
  7. 前記ハウジング内の導流プレートには、複数の突出した帯状の止水リブが間隔を隔てて設けられており、前記止水リブは前記導流凹溝に接続され、且つ前記導流プレートの幅方向に延伸しており、
    前記止水リブの突出した上部は前方支持部のパネルに密着しており、隣り合う止水リブと前記前方支持部のパネルによって、液体を前記主導流経路から流出させるよう案内するサブ導流経路が形成されることを特徴とする請求項6に記載の衣類処理装置。
  8. 前記サブ導流経路は、前記ハウジングの下部において開口し、前記クリーニング装置のノズルを形成しており、前記ノズルは、濾過装置の上方に位置しており、濾過装置に向かって液体を吹き付けることで前記濾過装置を洗い流し、
    好ましくは、前記ノズルは扁平状であり、且つ横断面が長方形をなしていることを特徴とする請求項7に記載の衣類処理装置。
  9. 前記濾過装置はフレーム構造を含み、フレーム構造内には補強リブが設けられており、
    前記補強リブの方向は、前記クリーニング装置のノズルから流出する液体の流動方向と同一であることを特徴とする請求項1に記載の衣類処理装置。
  10. 前記衣類処理装置は、衣類乾燥機又は洗濯乾燥一体機であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の衣類処理装置。
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