JP7015100B2 - 糸屑濾過装置および衣類乾燥機 - Google Patents

Description

本願は、出願日が２０１７年１１月１７日で、出願番号が２０１７１１１４７７３４．２で、発明名称が「衣類乾燥機の糸屑濾過装置および衣類乾燥機」である発明と、出願日が２０１７年１１月２１日で、出願番号が２０１７１１１６４９７３．９で、発明名称が「糸屑フィルタおよび衣類乾燥機」である発明との中国特許出願に対して、優先権の利益を主張するものであり、該出願の全ての内容を引用により本願に援用する。

本開示は、衣類乾燥機の技術分野に関し、例えば、糸屑濾過装置および衣類乾燥機に関する。

衣類乾燥機は、電気加熱により洗浄された衣類内の水分を即時的に蒸発乾燥させる清掃系の家電機器である。衣類乾燥機の乾燥原理は、一般的に、一組の加熱素子により空気を加熱し、加熱した空気がファンによりドラム内に導入され、ドラム内の衣類が加熱されると、衣類上の水分が蒸発して湿熱空気となり、湿熱空気がファンにより凝縮器に吸い込まれ、湿熱空気は凝縮器で凝縮水となってから凝縮器の内壁に沿って流出する一方、乾燥後の気体は加熱素子により加熱された後にドラム内に入り、このように循環して衣類を乾燥するという目的を達成する。

排風方式によって、衣類乾燥機は、排気式衣類乾燥機および凝縮式衣類乾燥機という２種類に分けられる。排気式衣類乾燥機の乾燥風は、ドラムを通過した後に直接空気中に排出され、凝縮式衣類乾燥機の乾燥風は、風路循環システム全体の中で循環して流れる。いずれの衣類乾燥機であっても、衣類乾燥機の乾燥風はドラム内の衣類を通過した後、常に若干の細かい糸屑を帯びる。

衣類の乾燥過程において、細かい糸屑が湿熱空気と共に風路に入るため、風路を閉塞して乾燥空気の流量に影響を及ぼし、またはモータに入ってモータの運転に影響を及ぼし、更に乾燥効果に影響を及ぼす。従来技術において、通常、ドラムと風路との間に糸屑フィルタが設けられ、湿熱空気が糸屑フィルタで糸屑を濾過してから風路に入り、風路の閉塞またはモータ等のデバイスの正常動作への影響を回避する。

衣類乾燥機が外部へ排風する際に糸屑が空気内に排出されて空気を汚染すること、または糸屑が乾燥風と伴って風路循環システムで循環して衣類に多くの細かい糸屑が付着することを防止するために、衣類乾燥機にいずれも衣類乾燥機の糸屑濾過装置を配置する必要がある。

関連技術において、衣類乾燥機の糸屑濾過装置は、通常、第１濾過フレームおよび第２濾過フレームで構成され、第１濾過フレームおよび第２濾過フレームの底部は回転軸により当接連結され、且つ、底部がエンティティ構造であって濾過メッシュがないため、乾燥風の排気面積は小さい。更に、衣類乾燥機の糸屑濾過装置の底部は、当接連結により当接連結の隙間が発生し、糸屑は当接連結の隙間から風路に入り、モータの運転に影響を及ぼす。上記の糸屑フィルタは、部品が多くて取り外しにくいだけでなく、更に、両側の２つのフレームが底部の連結部材により連結されるため、糸屑フィルタ内に入った湿熱空気が帯びる細かい糸屑は、連結部材とフレームとの装着空隙を介して風路内に入りやすく、更に風路を閉塞したりモータ内に入ったりし、更に乾燥効率に影響を及ぼす。

また、糸屑フィルタの底部に設けられた連結部材が風を透過しないエンティティ構造であるため、糸屑フィルタの排気面積は小さく、糸屑フィルタの流通風量に影響を及ぼし、更に乾燥効率に影響を及ぼす。

本開示は、関連技術における衣類乾燥機の糸屑濾過装置の底部がエンティティ構造であることで排気面積が小さく、更に糸屑が底部を介して風路に入りやすいという技術的問題を解決する糸屑濾過装置および衣類乾燥機を提供する。

一体成形されたフレームおよび濾過メッシュを備え、前記濾過メッシュは前記フレーム内に設けられ、前記フレームは中央部に沿って折り畳まれ、且つ縁が固定されてボックス構造を形成し、前記ボックス構造の一端に吸気口が形成されている糸屑濾過装置を提供する。

上述した糸屑濾過装置を備える衣類乾燥機を提供する。

一実施例に係る糸屑濾過装置の構造模式図である。 一実施例に係る糸屑濾過装置の開き過程における構造模式図である。 一実施例に係る糸屑濾過装置の濾過メッシュを取り外した後の構造模式図である。 一実施例に係る糸屑濾過装置の濾過メッシュを取り外した後の開き過程における構造模式図である。 一実施例に係る糸屑濾過装置の濾過メッシュを取り外した後の完全に開いた場合の構造模式図である。 一実施例に係る糸屑濾過装置の開いた後の別の角度の構造模式図である。 一実施例に係る糸屑フィルタの正面図である。 一実施例に係る衣類乾燥機の構造模式図である。 一実施例に係る衣類乾燥機の前風路を表示した構造模式図である。 一実施例に係る衣類乾燥機の糸屑濾過装置の取付模式図である。 一実施例に係る衣類乾燥機の別の角度の構造模式図である。 一実施例に係る衣類乾燥機の正面図である。 図１２におけるＡ－Ａ矢視断面図である。 図１３におけるＢ箇所の部分拡大図である。

図１～図７に示すように、本実施形態は、衣類乾燥機の糸屑濾過装置を保護し、図１および図２に示すように、衣類乾燥機の濾過装置はボックス構造となり、該ボックス構造の内部のキャビティは、湿熱空気内の糸屑を濾過して収集するために用いられ、糸屑濾過装置１００を取り出して洗浄する際、糸屑がボックス構造の内部にあるため、糸屑が落ちてしまうことがなく、清掃しやすい。該濾過装置は、一体成形されたフレーム１を備え、フレーム１は、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２とを含み、前記第１濾過フレーム１１および前記第２濾過フレーム１２の縁が取り外し可能に連結される。一実施例において、フレーム１は、順に連結された第１濾過フレーム１１、可撓性連結部１３、および第２濾過フレーム１２を含み、可撓性連結部１３に第１排気口１３１が設けられ、濾過メッシュ２はそれぞれ第１濾過フレーム１１、第２濾過フレーム１２および可撓性連結部１３と嵌合して糸屑濾過室３を形成する。一実施例において、第１濾過フレーム１１、第２濾過フレーム１２、および可撓性連結部１３は一体成形され、フレーム１は中央部に沿って折り曲げられ、且つ縁が固定されてボックス構造を形成し、ボックス構造の上端に吸気口が形成されていることにより、糸屑濾過装置の構造は簡単であり、加工しやすく、取り付けやすく、取り付け時間を節約し、動作効率を向上させる。第１濾過フレーム１１、第２濾過フレーム１２および可撓性連結部１３はいずれも可撓性を有する材料で作製されるとともに、関連技術における底部が連結部材により連結される場合と比較して、糸屑濾過装置１００の底部に濾過メッシュ２が設けられてもよく、糸屑濾過装置１００の排気面積を増加することにより、糸屑濾過装置１００の流通風量を増大し、乾燥効率を向上させる。また、底部に取付隙間が生じることを回避し、糸屑が糸屑濾過装置１００から漏れることを回避する。

ここで、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２との連結箇所に折り目１４が設けられ、折り目１４は、フレーム１の中心に対して対称に設けられた２本の折り目１４を含んでもよい。装着時に、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２がそれぞれ対応する折り目１４に沿って折り曲げられ、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２の縁は連結されてボックス構造を形成し、ボックス構造の内部のキャビティである糸屑濾過室は、湿熱空気内の糸屑を濾過して収集するように構成され、糸屑濾過装置１００を取り出して洗浄する際、糸屑がボックス構造の内部にあるため、糸屑が落ちてしまうことがなく、清掃しやすい。

可撓性連結部１３は、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２から取り外し可能に設けられてもよい。衣類乾燥機の糸屑濾過装置は、可撓性連結部１３により第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２を連結し、可撓性連結部１３を折り曲げることにより、濾過装置をボックス構造にすることができ、前記濾過装置は構造が簡単であり、取り付けやすい。可撓性連結部１３に第１排気口１３１が設けられ、排気面積を増加し、第１濾過フレーム１１、可撓性連結部１３、および第２濾過フレーム１２で形成された糸屑濾過室３は乾燥風を効果的に濾過し、糸屑が糸屑濾過装置を介して風路に入ることを効果的に防止し、糸屑がモータに入ってモータの運転に影響を及ぼすことを防止する。

一実施例において、洗浄糸屑濾過装置１００内の糸屑を取り外しやすいために、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２の縁は、取り外し可能に連結する方式で固定されてもよく、例えば、スナップフィット構造で固定されてもよく、糸屑濾過装置１００を洗浄する際、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２とを分ければ、フレーム１を平にすることができ、ユーザは内部の糸屑をタイムリーに清掃しやすく、濾過効果を確保する。

一実施例において、図３および図５に示すように、第１濾過フレーム１１に係止部１１１が設けられ、第２濾過フレーム１２に、係止部１１１と係合するストッパ部１２３が設けられ、係止部１１１とストッパ部１２３とは対向して設けられ、係止部１１１とストッパ部１２３とを係合して第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２との間の連結を実現することにより、衣類乾燥機の糸屑濾過装置を取り出す際に糸屑が落ちてしまうことを防止する。一実施例において、係止部１１１は、第１濾過フレーム１１の頂部に設けられた係止タングであり、ストッパ部１２３は、第２濾過フレーム１２の頂部に設けられた係止溝であり、係止タングと係止溝とを係合することにより、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２との連結を実現する。一実施例において、糸屑濾過装置は、更に、第１濾過フレーム１１の縁にストッパ部１２３が設けられ、第２濾過フレーム１２の縁に係止部１１１が設けられ、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２の取り外し可能な連結を実現するように構成されてもよい。

糸屑が第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２の縁を介して漏れることを防止するために、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２との縁の間にシール材が更に設けられてもよく、例えば、シールリングであってもよく、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２との縁の連結隙間のシール性を強化する。

また、第１濾過フレーム１１または第２濾過フレーム１２の縁には遮蔽辺が更に設けられてもよく、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２とが係合されると、遮蔽辺は第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２との連結位置を覆い、糸屑の漏れを回避するように更に遮蔽する。

図３に示すように、可撓性連結部１３は、第１濾過フレーム１１の底部と第２濾過フレーム１２底部とを連結するリブであり、図５に示すように、第１排気口１３１は、リブと、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２とに囲まれてなり、第１排気口１３１に濾過メッシュ２が設けられている。リブを介して第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２とを連結することにより、第１排気口１３１の面積を増大することができる。可撓性連結部１３の中間に支持リブ１３２が設けられ、支持リブ１３２の第１端が第１濾過フレーム１１に連結され、支持リブ１３２の第２端が第２濾過フレーム１２に連結される。支持リブ１３２の配置が一定の支持作用を果たし、乾燥風の圧力が比較的に大きい場合に濾過メッシュ２の変形または破裂を防止する。

糸屑濾過装置１００における吸気口は、第１吸気口１２１および第２吸気口１２２を含んでもよく、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２の少なくとも１つの頂部に前記第１吸気口１２１が設けられ、第１濾過フレーム１１または第２濾過フレーム１２の側面の上部に第２吸気口１２２が設けられ、乾燥風が第１吸気口１２１および第２吸気口１２２から同時に進入し、単位時間あたりの吸気量を増加し、濾過効率を向上させ、エネルギー消費を低減し、乾燥効率を向上させる。ここで、上記頂部および上部とは、いずれも図１の頂部および上部を指す。

第１吸気口１２１および第２吸気口１２２がいずれもドラム排気口１０３と連通することで、湿熱空気は糸屑濾過装置１００の頂部および側部から同時に進入することができ、糸屑濾過装置１００の吸気面積を増大し、単位時間あたりの吸気量を増加し、濾過効果を向上させ、エネルギー消費を低減し、乾燥効率を向上させる。

本実施例において、図３および図４に示すように、第１吸気口１２１は第２濾過フレーム１２の頂部に設けられ、第２吸気口１２２は第２濾過フレーム１２の側面の上部に設けられ、図２に示すように、第２濾過フレーム１２の側面の下部に濾過メッシュ２が設けられ、第１濾過フレーム１１の側面全体に濾過メッシュ２が設けられている。第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２における濾過メッシュ２が設けられた位置は第２排気口である。ここで、上記頂部、上部および下部とは、図２、図３または図４の頂部、上部および下部を指す。

フレーム１の強度を向上させるために、フレーム１の間に複数本の連結リブが更に設けられてもよく、連結リブとフレーム１との間に濾過メッシュ２が取り付けられている。一実施例において、図５に示すように、第２濾過フレーム１２の中央部に１つの第１リブ１２４が横方向に設けられ、第１リブ１２４と第２濾過フレーム１２の上枠との間に、第２吸気口１２２が形成され、第１リブ１２４と第２濾過フレーム１２の下枠との間に、濾過メッシュ２を取り付けるように構成される取付枠が形成されている。一実施例において、第１リブ１２４と第２濾過フレーム１２の上枠との間である第２吸気口１２２の中間位置には、第２リブ１２５が設けられ、第２リブ１２５は第２吸気口１２２を２つの吸気口に分け、第１リブ１２４は第１所定方向に沿って延出し、第２リブ１２５は第２所定方向に沿って延出し、前記第１所定方向と前記第２所定方向とが垂直である。図５に示すように、第１リブ１２４が横方向に設けられ、第２リブ１２５が縦方向に設けられている。本実施例において、第１リブと第２リブとが千鳥状に設けられ、フレーム１の強度を向上させ、糸屑濾過装置１００が使用中に変形することを防止することに寄与する。本実施例において、フレーム１内に、フレーム１の縦方向の中央部に沿って１本の第２リブが設けられ、４本の第２リブは、第１リブに連結されてフレーム１の折り曲げに対して中心対称に設けられることで、フレーム１が折り曲げられるとボックス構造を形成し、ボックス構造の底部に濾過メッシュ２が設けられ、糸屑濾過装置１００の排気面積を増大する。

衣類乾燥機の糸屑濾過装置の入口の風は、一般的に、風速が大きく、更に一定の温度を有し、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２は一般的にプラスチックで作製されるため、第２吸気口１２２が過大に設けられると、第２濾過フレーム１２は変形しやすくなるが、第２リブ１２５は第２濾過フレーム１２の全体強度を増大し、第２濾過フレーム１２の変形を防止し、衣類乾燥機の糸屑濾過装置の使用寿命を延長する。一実施例において、第１濾過フレーム１１の強度を増加するために、第１濾過フレーム１１には互い交差する第１リブおよび第２リブが設けられてもよい。図５に示すように、第２濾過フレーム１２における第１リブ１２４の中央部に支持係止溝１２６が設けられ、第１濾過フレーム１２における第１リブの中央部に支持柱１１２が設けられ、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２とが連結されると、支持柱１１２が支持係止溝１２６内に進入することにより、第１濾過フレーム１１および第２濾過フレーム１２を支持して変形を防止する。

本実施例において、第１濾過フレーム１１と第２濾過フレーム１２とが連結された後、第１吸気口１２１は、第２濾過フレーム１２の上端面に設けられた一連の格子口で形成されたグリル構造１５であり、グリル構造１５は糸屑濾過装置１００のエンドカバーとすることができ、また、グリル構造１５は第２濾過フレーム１２の全体的な構造強度を確保することができる。

糸屑濾過装置１００の吸気面積および糸屑の収集空間を確保するために、第２吸気口１２２の面積が大きすぎることが好ましくなく、第２濾過フレーム１２の面積の１／３～２／３を占めることが最も好ましく、糸屑濾過装置１００の吸気量を確保できるとともに、糸屑濾過装置１００における糸屑を収集する容積も確保できる。

本実施例において、第１濾過フレーム１１のグリル構造１５に当接連結部が設けられ、第２濾過フレーム１２の頂部に支持部が設けられ、フレーム１が折り曲げられて縁が係合されると、グリル構造１５における当接連結部は、第２濾過フレーム１２頂部の支持部に当接連結される。グリル構造１５および第２濾過フレーム１２の頂部は、スナップフィット構造を介して取り外し可能に連結されてもよく、糸屑濾過装置１００の洗浄を容易にする。一実施例において、グリル構造１５に係止タングが設けられてもよく、第２濾過フレーム１２の頂部に係止溝が設けられてもよく、係止タングと係止溝との嵌合はグリル構造１５と第２濾過フレーム１２との取り外し可能な連結を実現する。

本実施形態は、衣類乾燥機を更に保護し、図８～図１０に示すように、衣類乾燥機の外側にハウジング１０１が設けられ、衣類乾燥機のハウジング１０１内に上述した衣類乾燥機の糸屑濾過装置が含まれる。

前記衣類乾燥機は、ドラム２００と、風路と、ファンと、加熱装置と、凝縮器とを備え、図８～図１４に示すように、ドラム２００には、吸気口およびドラム排気口１０３が設けられ、衣類乾燥機の中で循環風路を形成するように、風路は、ドラム排気口１０３、凝縮器、ファン、加熱装置、およびドラム２００の吸気口に順に連結されている。

風路は、ドラム２００の排気口と連通する前風路１０２を含み、衣類を乾燥した後の湿熱空気は、排気口を介して前風路１０２内に入り、凝縮工程、加熱工程を順に経った後、ドラム２００内に入る。

糸屑が前風路１０２内に入ることを回避するために、前風路１０２内に糸屑濾過装置１００が設けられ、糸屑濾過装置１００の吸気口がドラム排気口１０３に連結され、糸屑濾過装置１００は連結部材により前風路１０２内に固定され得る。

該衣類乾燥機の糸屑濾過装置は、ドラム排気口１０３と前風路１０２との連通箇所に設けられ、衣類乾燥機の糸屑濾過装置の第１吸気口１２１および第２吸気口１２２は、いずれもドラム排気口１０３に連通し、糸屑装置の第１排気口１３１および第２排気口は、いずれも前風路１０２に連通する。該衣類乾燥機の糸屑濾過装置は、構造が簡単であり、取り付けやすく、排気面積を増加し、糸屑が糸屑濾過装置の底部の当接連結の隙間を介して風路に漏れ込む現象の発生を防止する。

１００ 糸屑濾過装置
２００ ドラム
１０１ ハウジング
１０２ 前風路
１０３ ドラム排気口
２ 濾過メッシュ
３ 糸屑濾過室
１ フレーム
１１ 第１濾過フレーム
１２ 第２濾過フレーム
１３ 可撓性連結部
１４ 折り目
１５ グリル構造
１１１ 係止部
１１２ 支持柱
１２１ 第１吸気口
１２２ 第２吸気口
１２３ ストッパ部
１２４ 第１リブ
１２５ 第２リブ
１２６ 支持係止溝
１３１ 第１排気口
１３２ 支持リブ

Claims (20)

1. 一体成形されたフレーム（１）および濾過メッシュ（２）を備え、
   前記濾過メッシュ（２）は、前記フレーム（１）内に設けられ、
   前記フレーム（１）は、中央部に沿って折り畳まれ、且つ縁が固定されてボックス構造を形成し、前記ボックス構造の一端に吸気口が形成され、
   フレーム（１）は、順に連結された第１濾過フレーム（１１）、可撓性連結部（１３）、および第２濾過フレーム（１２）を含み、前記可撓性連結部（１３）を折り曲げることにより、前記ボックス構造にすることが可能であり、
   前記第１濾過フレーム（１１）と前記第２濾過フレーム（１２）とは、一体成形された前記可撓性連結部（１３）に第１排気口（１３１）が設けられて、
   前記濾過メッシュ（２）は、それぞれ前記第１濾過フレーム（１１）、前記第２濾過フレーム（１２）および前記可撓性連結部（１３）と嵌合して、糸屑濾過室（３）を形成する、
   糸屑濾過装置。
2. 前記第１濾過フレーム（１１）の縁と前記第２濾過フレーム（１２）の縁とが取り外し可能に連結される、
   請求項１に記載の糸屑濾過装置。
3. 前記可撓性連結部（１３）は、前記第１濾過フレーム（１１）の底部と前記第２濾過フレーム（１２）の底部とを連結するリブであり、
   前記第１排気口（１３１）は、前記リブと、前記第１濾過フレーム（１１）および前記第２濾過フレーム（１２）とに囲まれてなり、前記第１排気口（１３１）に前記濾過メッシュ（２）が設けられている、
   請求項２に記載の糸屑濾過装置。
4. 前記フレーム（１）は、支持リブ（１３２）を更に備え、
   前記支持リブ（１３２）は、前記可撓性連結部（１３）の中間に設けられ、前記支持リブ（１３２）の第１端が前記第１濾過フレーム（１１）に連結され、前記支持リブ（１３２）の第２端が前記第２濾過フレーム（１２）に連結される、
   請求項３に記載の糸屑濾過装置。
5. 前記第１濾過フレーム（１１）および前記第２濾過フレーム（１２）のうちのいずれか一方の縁に係止部（１１１）が設けられ、他方の縁に前記係止部（１１１）と嵌合するストッパ部（１２３）が設けられている、
   請求項１または２に記載の糸屑濾過装置。
6. 前記係止部（１１１）は前記第１濾過フレーム（１１）に設けられ、
   前記ストッパ部（１２３）は、前記第２濾過フレーム（１２）に設けられて前記係止部（１１１）と係合する、
   請求項５に記載の糸屑濾過装置。
7. 前記第１濾過フレーム（１１）の縁と前記第２濾過フレーム（１２）の縁との間に設けられたシール材を更に備える、
   請求項５に記載の糸屑濾過装置。
8. 前記第１濾過フレーム（１１）、前記第２濾過フレーム（１２）および前記可撓性連結部（１３）は一体成形される、
   請求項３または４に記載の糸屑濾過装置。
9. 前記吸気口は、第１吸気口（１２１）および第２吸気口（１２２）を含み、
   前記第１吸気口（１２１）は、前記ボックス構造の頂部に設けられ、
   記第２吸気口（１２２）は、前記ボックス構造の側面上部に設けられている、
   請求項１～８のいずれか１項に記載の糸屑濾過装置。
10. 前記第１吸気口（１２１）は、前記第１濾過フレーム（１１）の頂部および第２濾過フレーム（１２）の頂部のうちの少なくとも１つの位置に設けられ、
    前記第２吸気口（１２２）は、前記第１濾過フレーム（１１）の上部または前記第２濾過フレーム（１２）の上部に設けられている、
    請求項９に記載の糸屑濾過装置。
11. 前記第１吸気口（１２１）は、前記第２濾過フレーム（１２）の頂部に設けられ、
    前記第２吸気口（１２２）は、前記第２濾過フレーム（１２）の側面の上部に設けられ、
    前記第２濾過フレーム（１２）の側面の下部に前記濾過メッシュ（２）が設けられ、
    前記第１濾過フレーム（１１）の側面全体に前記濾過メッシュ（２）が設けられ、
    前記第１濾過フレーム（１１）および前記第２濾過フレーム（１２）における前記濾過メッシュ（２）が設けられた位置は、第２排気口である、
    請求項１０に記載の糸屑濾過装置。
12. 前記フレーム（１）の間に複数本の連結リブが設けられ、
    前記連結リブと前記フレーム（１）との間に前記濾過メッシュ（２）が取り付けられている、
    請求項１１に記載の糸屑濾過装置。
13. 前記連結リブは、第１リブ（１２４）と第２リブ（１２５）とを含み、
    第１リブ（１２４）の数が１つであり、前記第１リブ（１２４）は、前記第２濾過フレーム（１２）の中央部に設けられ、且つ、第１リブ（１２４）の長さ方向が第１所定方向に沿って延出し、前記第１リブ（１２４）と第２濾過フレーム（１２）の上枠との間に前記第２吸気口（１２２）が形成され、
    前記第２リブ（１２５）は、前記第２吸気口（１２２）の中間に設けられ、前記第２リブ（１２５）は、第２所定方向に沿って延出し、前記第１所定方向と前記第２所定方向とが垂直である、
    請求項１２に記載の糸屑濾過装置。
14. 前記第１濾過フレーム（１１）の頂部にグリル構造（１５）が設けられ、
    前記第１濾過フレーム（１１）が前記第２濾過フレーム（１２）に連結されて、
    前記グリル構造（１５）は、前記第２濾過フレーム（１２）の頂部に連結されて前記第１吸気口（１２１）を形成する、
    請求項９に記載の糸屑濾過装置。
15. 前記グリル構造（１５）は、スナップフィット構造を介して前記第２濾過フレーム（１２）の頂部に取り外し可能に連結される、
    請求項１４に記載の糸屑濾過装置。
16. 前記フレーム（１）の中央部に折り目（１４）が設けられ、
    前記フレーム（１）は、前記折り目（１４）に沿って折り畳まれる、
    請求項１～１５のいずれか１項に記載の糸屑濾過装置。
17. 前記係止部（１１１）は、係止溝であり、
    前記ストッパ部（１２３）は、スナップフィットである、
    請求項５に記載の糸屑濾過装置。
18. 請求項１～１７のいずれか１項に記載の糸屑濾過装置を備える、衣類乾燥機。
19. ドラム（２００）と、前風路（１０２）とを更に備え、
    前記ドラム（２００）にドラム排気口（１０３）が設けられ、
    前記糸屑濾過装置が前記前風路（１０２）内に設けられ、且つ、
    前記吸気口は、前記ドラム排気口（１０３）に連結される、
    請求項１８に記載の衣類乾燥機。
20. 前記糸屑濾過装置は、衣類乾燥機の前記ドラム排気口（１０３）と前記前風路（１０２）との連通箇所に位置し、
    前記糸屑濾過装置の第１吸気口（１２１）および第２吸気口（１２２）は、いずれも前記ドラム排気口（１０３）に連通し、
    前記糸屑濾過装置の第１排気口（１３１）および第２排気口は、いずれも前記前風路（１０２）に連通する、
    請求項１９に記載の衣類乾燥機。

Images