JP2021510725A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 骨肉腫及び／又は軟骨肉腫を抑制するための医薬品の製造における、アンロチニブ及びその薬学的に許容される塩の使用。
2. 骨肉腫及び／又は軟骨肉腫を抑制するためのシスプラチンの相乗剤としてのアンロチニブ及びその薬学的に許容される塩の使用。
3. アンロチニブの薬学的に許容される塩は二塩酸塩であることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
4. 前記医薬品は骨肉腫及び／又は軟骨肉腫の成長及び／又は転移及び／又は再発を抑制することを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
5. 前記骨肉腫及び／又は軟骨肉腫の転移は遊走及び／又は浸潤であることを特徴とする請求項４に記載の使用。
6. 前記骨肉腫は原発性骨肉腫及び／又は続発性骨肉腫であることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
7. 前記骨肉腫は骨形成型骨肉腫及び／又は骨溶解性骨肉腫であることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
8. 前記骨肉腫は骨芽細胞型骨肉腫、軟骨芽細胞型骨肉腫及び／又は線維芽細胞型骨肉腫であることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
9. 前記軟骨肉腫は脱分化型軟骨肉腫及び／又は高分化型軟骨肉腫であることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
10. 前記骨肉腫及び／又は軟骨肉腫は、進行期及び／又は転移性骨肉腫及び／又は軟骨肉腫であることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
11. 前記転移性骨肉腫及び／又は軟骨肉腫は、骨肉腫及び／又は軟骨肉腫の肺転移であることを特徴とする請求項１０に記載の使用。
12. 前記骨肉腫及び／又は軟骨肉腫の本体は、化学療法及び／又は放射線療法を受けたものであることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
13. 前記骨肉腫及び／又は軟骨肉腫の本体が受けた化学療法の化学療法剤は、メトトレキサート、イホスファミド、シスプラチン及びアドリアマイシンを含むことを特徴とする請求項１２に記載の使用。
14. 前記骨肉腫及び／又は軟骨肉腫の本体は、化学療法及び／又は放射線療法を受けた後、疾患が進行していることを特徴とする請求項１２に記載の使用。
15. 前記アンロチニブ及びその薬学的に許容される塩は、患者の１日投与量が８ｍｇ、１０ｍｇ、１２ｍｇ、１４ｍｇ又は１６ｍｇから選択されることを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
16. 前記アンロチニブ及びその薬学的に許容される塩は、投与期間と休薬期間を含む間欠的投与により患者に投与し、前記間欠的投与において、２週間連続投与して１週間休薬することを特徴とする請求項１又は２に記載の使用。
17. 前記アンロチニブ及びその薬学的に許容される塩は、その他の抗腫瘍薬と同時に、又は順番に骨肉腫又は軟骨肉腫患者に投与し、その他の抗腫瘍薬は、アルキル化剤、白金錯体、フルオロピリミジン誘導体、カンプトテシン及びその誘導体、アントラキノン系抗腫瘍抗生物質、タキサン系化合物を含むことを特徴とする請求項１に記載の使用。
18. アンロチニブ又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される担体の少なくとも１種とを含むことを特徴とする骨肉腫及び／又は軟骨肉腫を治療するための医薬組成物。