JP2021510706A - インドールアミン 2,3−ジオキシゲナーゼ及び/又はトリプトファン 2,3−ジオキシゲナーゼの阻害剤 - Google Patents

インドールアミン 2,3−ジオキシゲナーゼ及び/又はトリプトファン 2,3−ジオキシゲナーゼの阻害剤 Download PDF

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Abstract

本発明は、インドールアミン 2,3−ジオキシゲナーゼ(IDO)及び/又はトリプトファン 2,3−ジオキシゲナーゼ(TDO)酵素を阻害する、式(I)の化合物に関する。さらに、それらの合成及び特に癌の治療における医薬としてのそれらの使用を開示する。【化1】【選択図】 なし

Description

本発明は、式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩及び医薬の活性成分としてのそれらの使用に関する。本発明はさらに、当該化合物の製造方法、当該化合物を1又は2種以上有する医薬組成物、及び、単独での又は他の活性化合物若しくは治療と組み合わせた、インドールアミン 2,3−ジオキシゲナーゼ(indoleamine
2,3−dioxygenase)(IDO;IDO1としても知られている)及び/又はトリプトファン 2,3−ジオキシゲナーゼ(tryptophan 2,3−dioxygenase)(TDO)酵素の調節剤としてのそれらの使用に関する。
酵素、IDO及びTDOはキヌレニン(kynurenine)経路の第1及び律速段階を触媒し、必須アミノ酸であるトリプトファン(TRP)のこの経路による分解は95%を超える。多くの種類の癌において、TRPの異化は、免疫抑制微小環境を維持する中心経路である。キヌレニン経路は、行動、睡眠、体温調節及び妊娠等の生理学的機能にも関与している。
腫瘍微小環境又は流入領域リンパ節(draining lymph nodes)内の腫瘍細胞又は骨髄細胞は高レベルのIDOを発現しており、これが局所的微小環境におけるTRPの枯渇及びTRP代謝産物の蓄積を引き起こし、続いてT細胞応答の阻害を起こすというのが古典的に提唱されている概念である。このIDO−中心概念は、腫瘍免疫、自己免疫、感染及びアレルギーのモデルでの多くの前臨床試験により支持されている。より最近の前臨床試験は、酵素TDOを介する、腫瘍におけるTRP分解の別の経路を提唱している。TDOを標的とすることによりIDO阻害が補完され得ることが示唆されている。従って、IDO及び/又はTDO酵素の阻害は癌の予防及び/又は治療に使用できる可能性がある。さらに、IDO及び/又はTDOを標的とすることにより、広いスペクトルのさらなる疾患及び/又は障害、特に神経学的疾患、感染性及び他の疾患を予防及び/又は治療できる可能性がある。
数種のIDO及び/又はTDO阻害剤がWO2010005958、WO2011037780、WO2012142237、WO2015173764、WO2016073770に記載されており、いくつかについては、単独で又は他の化合物/治療と組み合わせて、抗癌剤として臨床試験が行われている。WO2016161960、WO2017134555、WO2018036414、WO2017007700、WO2017189386、WO2017133258、CN107556244、WO2018057973、WO2018136887、WO2018171602及びWO2018054365は、IDO及び/又はTDO酵素の阻害に使用し得る特定のヘテロ環誘導体を開示する。PCT/EP2018/072187はIDO及び/又はTDOの特定のイミダゾチアゾール阻害剤に関する。
TDO2遺伝子の発現についてのヒト腫瘍サンプルの研究により、膀胱癌(bladder carcinomas)の41%、メラノーマの50%及び肝細胞癌の100%において有意な発現が見られた(Pilotteら;Proc Natl Acad Sci.2012、109(7):2497−502)。さらに、TDOはヒト神経膠芽腫で恒常的に発現している。抗腫瘍免疫応答の抑制に加えて、TDO由来キヌレニン(KYN)は、神経膠芽腫において腫瘍細胞の自律的効果を有することが示されており、自己分泌的に(in an autocrine fashion)、芳香族炭化水素受容体(A
HR)を介して腫瘍細胞の生存及び運動(motility)を促進する。ヒト脳腫瘍のTDO−AHR経路は、悪性化の進行及び生存率の低さと関連することが見いだされた。TDOの高発現は、トリプルネガティブ乳癌(Triple Negative Breast Cancer)(TNBC)の臨床検体においても観察され、疾患グレードの増大、エストロゲン受容体陰性及び全生存率の低下と関連している。TNBC細胞におけるTDOを介するKYN産生は、AhR促進アノイキス抵抗性、遊走及び浸潤を活性化するのに十分であった(D’Amatoら;Cancer Res.2015、75(21):4651−64)。
TDOの発現は、例えば、腎細胞癌、中皮腫、神経芽腫、白血病、肺癌(NSCLC)、頭頚部癌、結腸直腸癌、肉腫、星状細胞腫、骨髄腫及び膵癌等の他の癌においても検出されている(Pilotteら;Proc Natl Acad Sci.2012、109(7):2497−502)。
患者腫瘍検体中のIDO発現レベルは、別のスプライスバリアント及び/又は翻訳後修飾の可能性による異なる抗体の使用によりわずかに変動する。概して、IDO発現は、腫瘍細胞、内皮細胞及び間質細胞を含むヒト腫瘍の大部分(>50%)で見られ、その割合は腫瘍の種類によって変動した(Uyttenhoveら;Nat Med.2003、9(10):1269−74)。IDO免疫標識検体を最も高い割合で示す腫瘍は、子宮内膜及び子宮頚部の癌であり、次いで腎臓、肺及び結腸であった。IDO発現のこの順位は、Cancer Genome Atlasデータベースから集めた遺伝子発現データにより確認された(Theateら;Cancer Immunol Res.2015、3(2):161−72)。ほとんどの試験において、腫瘍又は流入領域リンパ節におけるIDOの高い発現は、有害な予後因子である。このカテゴリーの腫瘍には、メラノーマ、結腸癌、脳腫瘍、卵巣癌、急性骨髄性白血病、子宮体癌、高悪性度の骨肉腫及び多くの他の腫瘍が含まれる(Munn and Mellor;Trends in Immunol.2016、37(3):193−207)。少数の腫瘍種においては、IDO発現は、誘導されるか又は「応答的(reactive)」であると思われ、すなわちT細胞浸潤及び炎症の増大と関連する。この状況において、IDOの上方制御はより強力な自発的抗腫瘍免疫応答を代替することができ、より良好な予後と関連するかもしれない。しかしながら、これらの免疫応答性の患者においても、IDO自体は有益ではなく、IDOを遮断すれば、患者にとってより有益であろう。
異なる抗体を用いた場合に患者の検体のIDO発現レベルについて観察された相違のため、血清中のKYN及びTRPの濃度の測定によりIDO活性を測定することがより有意義であろう。事実、健常ボランティアと比較して、癌患者の血清ではKYN/TRP比の増大が検出されている(Liuら;Blood.2010、115(17):3520−30)。近年、KYN/TRP比は子宮頚部癌患者における予後予測手段として認められ、低TRPレベルは、腫瘍サイズが4cmを超え、転移がリンパ節に広がっていることを示した(Fernsら;Oncoimmunology.2015、4(2):e981457)。従って、患者血清中のKYN/TRP比が高いことは、リンパ節転移、FIGO段階、腫瘍サイズ、子宮傍組織浸潤及び低い疾患特異的生存率と関連し、さらに、TRP異化特性に基づいてIDOを標的とすることの妥当性を示唆する。さらに、血清KYN/TRP比は、成人T細胞白血病/リンパ腫の患者における有意に独立した有害予後因子であった(Zhaiら;Clin Cancer Res.2015、21(24):5427−33)。
前臨床モデルにおいて、免疫原性腫瘍細胞を組み換えIDOでトランスフェクトすると、マウスにおいてそれらの拒絶が防がれた(Uyttenhoveら;Nat Med.2003、9(10):1269−74)。一方、IDO発現の除去は、7,12−ジメ
チルベンズ[a]アントラセン誘発前癌性皮膚乳頭腫の発生及び増殖を減少させた(Mullerら;Proc Natl Acad Sci USA.2008、105(44):17073−8)。
IDO及び4T1乳癌を過剰発現するB16メラノーマの前臨床モデルにおいて、腫瘍細胞によるIDO発現は、骨髄由来サプレッサー細胞(MDSC)の動員及び活性化並びに抗−CTLA−4及び抗−PD−1を用いたチェックポイント阻害剤に対する抵抗性を介して腫瘍の増殖を促進した。同じ試験において、ヒトメラノーマ腫瘍におけるIDO発現が、MDSC浸潤と強い相関があることも見いだされた(Holmgaardら;Cell Rep.2015、13(2):412−24)。
消化管間質腫瘍(GIST)の治療に使用され、KIT(CD117)を標的とする低分子受容体チロシンキナーゼ阻害剤であるイマチニブ(Imatinib)は、KYN経路を修飾することが示された。GISTのマウスモデルにおいて、イマチニブ治療は、腫瘍細胞のIDO発現を減少させることにより、多くの免疫応答を生じさせた。イマチニブの免疫効果が、それによるIDO発現の減少により部分的に介在されるという仮説を検証するために、GISTマウスを、KYN経路の代謝産物−KYN、3−ヒドロキシアントラニル酸(3−HAA)及び3−ヒドロキシキヌレニン(3−HK)の混合物で処理して、十分なIDO活性を有する系をシミュレートした。TRP代謝産物混合物の同時投与により、イマチニブの抗腫瘍効果は減少した。しかしながら、イマチニブの抗腫瘍効果は、IDO阻害剤である1−メチル−トリプトファン(1−MT)の同時投与により増大せず、両薬剤が同じ経路に影響を与えているという仮説と一致した(Balachandranら;Nat Med.2011、17(9):1094−100)。
腫瘍によるTDO発現が、免疫付与マウスによる腫瘍の拒絶を防ぎ、TDO阻害剤による全身処理により、マウスがTDO発現腫瘍を拒絶する能力が回復することが示されている(Pilotteら;Proc Natl Acad Sci.2012、109(7):2497−502)。神経膠腫の移植モデルにおいては、腫瘍細胞におけるTDO発現は腫瘍増殖を促進する一方、TDOのノックダウンは腫瘍の発生を減少させた(Opitzら;Nature 2011、478(7368):197−203)。
IDO阻害剤が、大腸癌(Linら;J Med Chem.2016、59(1):419−30;Koblishら;Mol Cancer Ther.2010、9(2):489−98;Krausら;AACR年次総会(4月16〜20日、ニューオーリンズ、ルイジアナ)2016:abstract 4863;Wiseら;AACR年次総会(4月16〜20日、ニューオーリンズ、ルイジアナ)2016:abstract
5115;Liuら;AACR年次総会(4月16〜20日、ニューオーリンズ、ルイジアナ)2016:abstract 4877)、膵臓癌(Koblishら;Mol
Cancer Ther.2010、9(2):489−98)、メラノーマ(Yueら;J Med Chem.2009、52(23):7364−7)、肺(Yangら;J Med Chem.2013、56(21):8321−31)、乳癌(Holmgaardら;Cell Rep.2015、13(2):412−24)、神経膠腫(Haniharaら;J Neurosurg.2016、124(6):1594−601)の実験モデルにおいて、イン ヴィヴォで、腫瘍及び血液中のTRP代謝を抑制し、それに伴い腫瘍成長が減速することが見いだされた。
1−メチル−トリプトファン(1−MT)は、可移植性メラノーマ(B16)並びに可移植性及び自己由来乳癌(4T1)のマウスモデルにおいて、化学療法の効果を増大させた(Houら;Cancer Res.2007、67(2):792−801)。さらに、1−MTは、化学−放射線療法を増強し、脳神経膠芽腫腫瘍(GL−261)を有す
るマウスの生存を延長させた。これに関連して、IDOの阻害は、化学−放射線照射に、腫瘍増殖部位における広範な補体沈着を引き起こさせた。IDO−遮断は、腫瘍微小環境内で血管内皮上のVCAM−1の上方制御を引き起こした。遺伝的に補体成分C3を欠損するマウスは、化学−放射線照射誘発生存に対するIDO−遮断の全相乗効果を喪失した(Liら;Journal Immunother Cancer.2014、2:21)。IDO発現は、GVAX(放射線照射、GM−CSF分泌、アロジェネイック(allogeneic)PDAC)ワクチン接種後に、有意な数の膵臓癌患者の腫瘍上皮で誘発される。GVAXワクチン接種をIDO阻害と併用すると、膵臓癌の前臨床モデルにおいて生存率が上昇し、シクロホスファミド、GVAXワクチン、IDO阻害及びPD−L1遮断の併用により、全マウスが生存した(Zheng、John Hopkins School of Medicine;ITOC3会議(3月21〜23日、ミュンヒェン、ドイツ)2016)。これに関連し、ワクチン接種を抗OX40の用量の増大と併用することによっても、TC1腫瘍モデルにおいてIDOが誘発されることが示され、1−MTによるIDOの阻害は、同じモデルにおいて、抗OX40とワクチン接種との相乗効果を示した(Khleif、Georgia Cancer Center;ITOC3会議(3月21〜23日、ミュンヒェン、ドイツ)2016)。さらに、IDO阻害剤であるepacadostatは、前臨床モデルにおいて、抗OX40及び抗GITRの効果を増強することが示された(Koblishら;AACR年次総会(4月1〜5日、ワシントン DC)2017:abstract #2618)。
B16F10腫瘍モデルにおいて、IDO/TDOデュアル阻害剤であるNLG919は、コグネート(cognate)ヒトgp100ペプチドによるワクチン接種に対する、ナイーブ、休止養子免疫移入pmel−1細胞の抗腫瘍応答を増強した。効果は化学療法と相加的であり、化学療法をインドキシモド(indoximod)/抗PD−1と併用するとより明確であった(Mautinoら;AACR年次総会(4月5〜9日、サンディエゴ、カリフォルニア)2014:abstract 5023)。加えて、EMT−6マウスモデルにおいて、腫瘍増殖阻害の程度及び期間は、NLG−919を抗PD−L1と併用した場合により良好であった(Spahnら;Journal for ImmunoTherapy of Cancer 2015、3(Suppl 2):P303)。
IDO−選択的阻害剤は化学療法を増強することが腫瘍マウスモデルにおいて示された:IOMet PharmaのIDO選択的阻害剤は、PAN02モデルにおいて、化学療法(ゲムシタビン(gemcitabine)及びアブラキサン(abraxane))を増強する(Wiseら;AACR年次総会(4月16〜20日、ニューオーリンズ、ルイジアナ)2016:abstract 5115)。
血漿及び腫瘍組織において、抗PD−L1及び抗CTLA4チェックポイント阻害剤はIDO活性を誘発し、一方、CT−26同系マウス結腸腫瘍モデルにおいて、IDO−選択的阻害剤(PF−06840003)と抗PD−L1治療の併用は、腫瘍増殖を有意に阻害した(Krausら;AACR年次総会(4月16〜20日、ニューオーリンズ、ルイジアナ)2016:abstract 4863)。別の試験では、抗CTLA−4、抗PD−L1及び/又はIDO阻害剤を用いた二剤治療(doublet therapies)は、B16(SIY)メラノーママウスモデルにおいて、腫瘍成長の相乗的遅延を示した(Sprangerら;J Immunother Cancer.2014、2:3)。この効果の改善に関する主要な生物学的説明は、腫瘍浸潤CD8T細胞のIL−2産生及び増殖の回復であった。機能的回復に新しいT細胞の腫瘍への遊走は不要であった。なお別の試験では、1−MTによるIDOの阻害を、CTL−4、PD−1/PD−L1及びGITR等の免疫チェックポイントを標的とする治療と併用すると、腫瘍成長が相乗的に制御され、B16−F10及び4T1腫瘍マウスモデルにおいて全生存率が上
昇した(Holmgaardら;J Exp Med.2013,210(7):1389−402)。同所性(orthotopic)神経膠腫モデルにおいて、抗CTLA−4、抗PD−L1及び1−MTを用いた三剤治療(triple treatment)並びにEpacadostatと抗PD−1の併用により、非常に効果的な持続的生存有益性が得られた(Wainwrightら;Clin Cancer Res.2014、20(20):5290−301;Reardonら;AACR年次総会(4月1〜5日、ワシントン DC)2017:abstract 572)。チェックポイント阻害剤と併用してIDOを標的とするという概念について、いくつかの臨床試験において研究が行われた(NCT02752074、NCT02658890、NCT02327078、NCT02318277、NCT02178722、NCT02471846、NCT02298153)。
TLR9アゴニストによる腫瘍内治療は、被治療及び遠隔腫瘍においてIDO発現を誘発することが示され、IDO阻害剤と上記TLR9アゴニストの併用は、CT−26同系マウス結腸腫瘍モデルにおいて、相加的抗腫瘍効果を示した(Wangら;AACR年次総会(4月16〜20日、ニューオーリンズ、ルイジアナ)2016:abstract
3847)。
高IDO発現は、いくつかのマウスモデルにおいて、免疫抑制MDSCの腫瘍への動員を誘発する。CSF−1RがMDSC上で発現しており、CSF−1R遮断が腫瘍内MDSCを阻害することが見いだされた。従って、D−1−MTによるIDOの阻害は、IDOを過剰発現するB16モデルにおいて、CSF−1R遮断と相乗的に作用することが示された(Holmgaardら;EBioMedicine 2016、6:50−8)。
B細胞リンパ腫において、IDO阻害により、キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法に対する治療応答も改善するという実験的証拠がある。B細胞リンパ腫のマウスモデルにおいては、腫瘍細胞内のIDO発現が、TRP代謝産物の作用を介して、CD19 CAR T細胞療法を抑制する。このモデルにおいては、IDO阻害剤である1−MTによる処理により、CAR T細胞による腫瘍制御が回復した(Ninomiyaら;Blood、2015、125(25):3905−16)。
DNAナノ粒子は、インターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)、サイトゾルDNAのセンサーに依存する経路を介してIDOを誘発することができる。従って、STINGアゴニストは、IDOを誘発し、免疫寛容性応答を促進することができる。低抗原性及び高抗原性を有する腫瘍を用いて、前臨床モデルにおいてこのシナリオが試験された。低抗原性を示す腫瘍においては、STINGによるIDO活性化が優勢であり、STING/IFN免疫原性応答を凌駕する一方、高抗原性を有する腫瘍においては、STING/IFNシグナル伝達はむしろ免疫原性応答を増強し、IDOを誘発しない。概して、これらのデータは、IDO阻害が、特に低抗原性を有する腫瘍において、STINGアゴニストに対する抗腫瘍応答を増強することができることを示唆している(Lemosら;Cancer Res.2016、76(8):2076−81)。
インターフェロン−γ−誘発IDO発現の介在におけるJAK−STAT(シグナル伝達及び転写活性化因子)シグナル伝達系の役割を考慮すると、IDO阻害剤のJAK/STAT阻害剤との併用は明らかである。この治療概念に対する臨床試験が報告されている(NCT02559492)。
中枢神経系においては、KYNの前駆体として作用するTRP及びセロトニン双方の帰結が、興味の対象となる重要な経路である。KYN経路により産生される代謝産物は、ハ
ンチントン病等の神経炎症及び神経変性障害の病理機序において役割を担っていると思われる。KYN経路の最初の安定な中間体はKYNである。次いで、いくつかの神経刺激性中間体が生じる。これらには、キヌレン酸(KYNA)、3−ヒドロキシキヌレニン(3−HK)及びキノリン酸(QUIN)が含まれる。3−HK及びQUINは別個の機序により神経毒性を有し;3−HKは強力なフリーラジカル発生剤であり(Thevandavakkamら;CNS Neurol Disord.Drug Targets.2010、9(6):791−800;Ishiiら;Arch Biochem Biophys.1992、294(2):616−622;Hirakuら;Carcinogenesis.1995、16(2):349−56)、一方、QUINは興奮毒性のN−メチル−D−アスパルテート(NMDA)受容体アゴニストである(Stone and Perkins;Eur J Pharmacol.1981、72(4):411−2;Schwarczら;Science。1983、219(4582):316−8)。他方、KYNAは、その抗酸化特性並びにα7ニコチン性アセチルコリン受容体及びNMDA受容体のグリシンコアゴニスト部位双方への拮抗作用を介して神経保護的に作用する(Vecsei及びBeal;Brain Res Bull.1990、25(4):623−7;Fosterら;Neurosci Lett.1984、48(3):273-8;Carpenedoら;Eur J Neurosci.2001、13(11):2141−7;Godaら;Adv.Exp.Med.Biol.1999、467:397−402)。TRP異化産物の濃度レベルの変化により、平衡が病的状態にシフトし得る。代謝をKYN経路の神経保護的方向へ、すなわちKYNA合成へ導く能力は、神経変性疾患の予防に有用である可能性がある。
CNSにおいて、KYN経路はほとんどの細胞種に存在するが、その程度は異なり、浸潤マクロファージ、活性化ミクログリア及びニューロンはKYN経路酵素の完全なレパートリーを有する。他方、神経保護性アストロサイト及びオリゴデンドロサイトは、それぞれ酵素、KYN 3−モノオキシゲナーゼ(KMO)及びIDO−1を欠いており、興奮毒であるQUINを合成することができない(Guilleminら;Redox Rep 2000、5(2−3):108−11;Limら;International Congress Series.2007、1304:213−7)。脳においては少量のTDOが発現しており、TRP又はコルチコステロイドにより誘導される(Salter及びPogson;Biochem J.1985、229(2):499−504;Millerら;Neurobiol Dis.2004、15(3):618−29)。統合失調症等のいくつかのCNS障害の病因におけるTDO及びIDOの役割並びに全身TRPレベルの制御におけるTDOの役割を考慮すると、IDO及び/又はTDO阻害剤は、広範なCNS疾患及び神経変性を有する患者の予後を改善するために使用できる可能性がある。
加えて、IDO及び/又はTDO阻害剤は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)(又は、ルー・ゲーリッグ病(Lou Gehrig’s disease))の治療に有用である可能性がある。ALSは、運動皮質、脳幹及び脊髄における運動ニューロンへの選択的攻撃及び破壊を引き起こす。ALSには多数のメカニズムが寄与していると考えられるが、神経炎症において活性化されるKYN経路は明らかに寄与因子である。初期炎症は、感受性遺伝子型(susceptible genetic constitution)を有する個体の運動ニューロンに非致死性の損傷を加え、次いで、ミクログリアを活性化して神経毒性KYN代謝産物を産生させる進行性炎症プロセスを引き起こし、この神経毒性KYN代謝産物が運動ニューロンをさらに破壊すると考えられる。ALS患者の脳及び脊髄においては、大量の活性化ミクログリア、反応性アストロサイト、T細胞及び浸潤マクロファージが観察される(Gravesら;Amyotroph Lateral Scler Other Motor Neuron Disord.2004、5(4):213−9;Henkelら;Ann Neurol.2004、55(2):221−
35)。これらの細胞は炎症性及び神経毒性メディエーター、特にIDOの最も強力なインデューサーであるIFN−γを放出する(McGeer及びMcGeer;Muscle Nerve.2002;26(4):459-70)。ALS運動皮質及び脊髄では、ニューロン及びミクログリアにおけるIDOの発現が増大している(Chenら;Neurotox Res.2010、18(2):132−42)。免疫活性化因子の放出がKYN経路の律速酵素であるIDOを活性化し、それが神経毒であるQUIN等の代謝産物を生じさせることが提唱されている。従って、IDOの阻害は、ALSの病因との関連が明白な神経毒性QUINの合成を減少させるかもしれない。
加えて、IDO及び/又はTDO阻害剤はハンチントン病(HD)の治療に有用である可能性がある。HDは、huntingtin(htt)遺伝子におけるCAG反復(CAG repeats)の増大により引き起こされる遺伝性常染色体優性神経変性障害である。HDの患者は、異常な随意及び不随意運動(舞踏病アテトーゼ(choreoathetosis))を特徴とする進行性運動機能障害並びに精神及び認知障害を示す。KYN経路内代謝産物の存命中モニタリング(In−life monitoring)により、CAG反復数に関連し、従ってこの障害の重篤度に関連する数種のバイオマーカーの1つが得られる(Forrestら;J Neurochem 2010、112(1):112−22)。実際、HD患者及びHDモデルマウスにおいて、3−HK及びQUINレベルが新線条体及び皮質で上昇する。さらに、HD患者の線条体ではKYNAレベルが減少する。げっ歯類にQUINの線条体注入を行うと、HDの行動的及び病理学的特徴が再現される(Sapkoら;Exp Neurol.2006 197(1):31−40)。重要なことは、HDのDrosophilaモデルにおいてTDOを除去すると、神経変性が改善されることである(Campesanら;Curr Biol.2011;21(11):961−6)。
加えて、IDO及び/又はTDO阻害剤は、アルツハイマー病(AD)の治療に有用である可能性がある。ADは、ニューロン欠損及び認知症を特徴とする加齢性の神経変性障害である。この疾患の病理組織学は、細胞内β−アミロイド(Αβ)の蓄積及びその後の老人班の形成並びに学習及び記憶に関連する特定の脳領域における神経原繊維タングルの存在により表される。この疾患の病態メカニズムは未だ議論の対象であるが、ADの発症及び進行にKYN経路代謝産物が関連していることを示す証拠が増えている。Αβ(1−42)が初代培養ミクログリアを活性化し、IDO発現を誘発できることが示された(Guilleminら;Redox Rep.2002、7(4):199−206;Walkerら;J Leukoc Biol.2006、79:596−610)。さらに、AD患者の脳内のアミロイド班と関連するミクログリア内で、IDOの過剰発現及びQUIN産生の増大が観察された(Guilleminら;Neuropathol Appl Neurobiol.2005、31(4):395−404)。QUINが、ヒト皮質ニューロンにおいてタウの過剰リン酸化を引き起こすことが示された(Rahmanら;PLOS One.2009、4(7):e6344)。従って、ミクログリアにおけるIDOの過剰発現及びKYN経路の過剰活性化は、ADの病因と関連している。さらに、アルツハイマー病におけるTDOの関与の証拠がある。TDOは、患者及びADマウスモデルの脳において上方制御される。さらに、TDOは、AD患者の海馬内で、キノリン酸、神経原繊維タングル−タウ及びアミロイド沈着と共に局在化する(Wuら;PLOS One.2013、8(4):e59749)。ADにおける神経炎症の効果を相殺するためにKMO、TDO、IDO及び3HAO阻害剤を使用できることが、前臨床における証拠により支持されている。さらに、AD患者の血清中でKYN/TRPの比が増大することが他の所見により示された(Widnerら;J Neural Transm(Vienna).2000、107(3):343−53)。ADのハエモデルでは、TDOの遺伝的及び薬理学的阻害の双方が強力な神経保護をもたらす(Bredaら;Proc Natl Acad Sci.2016、113(19):5435−40)
。従って、KYN経路は、ADにおいてTDO及びIDOの両方により過剰活性化されており、神経原繊維タングル形成に関与し、老人班形成と関連している可能性がある。
加えて、IDO及び/又はTDO阻害剤はパーキンソン病(PD)の治療に有用である可能性がある。PDは、ドーパミン作動性ニューロンの損失及び局在的神経炎症を特徴とする一般的な神経変性障害である。パーキンソン病はミクログリアの慢性的な活性化と関連する(Gao及びHong;Trends Immunol.2008、29(8):357−65)。ミクログリアの活性化は、活性酸素種(ROS)及び、IDO発現の誘発を介するKYN経路の強力な活性化剤であるINF−γ等の炎症促進性サイトカインを含む神経毒性物質を放出する(Blockら;Nat Rev Neurosci.2007;8(1):57−69)。活性化ミクログリア中のKYN経路は、3HK及びQUINの上方制御を引き起こす。3HKは、ROSへの変換の結果として、主として毒性である(Okudaら;J Neurochem.1998;70(1):299−307)。ROS及び、QUINによるNMDA受容体介在興奮毒性の効果は、相まってニューロンの機能障害及びその死に寄与する(Stone及びPerkins;Eur J Pharmacol.1981、72(4):411−2;Braidyら;Neurotox Res.2009、16(1):77−86)。しかしながら、ニューロンにおいてKYN経路活性化を介して産生されるピコリン酸(PIC)は、NMDAアゴニストであるQUIN誘発神経毒性からニューロンを保護する能力を有する(Jhamandasら;Brain Res.1990、529(1−2):185−91)。ミクログリアは、炎症促進性メディエーター及び死にかかっているニューロンからの刺激により過剰活性化され、さらなるミクログリア活性化ミクログリオーシスの永続的なサイクルを引き起こし得る。過剰なミクログリオーシスは近傍ニューロンに対する神経毒性を引き起こし、ニューロン死を招き、パーキンソン病の進行に寄与する。従って、PDは、脳内KYN経路の2つの主要な支流間の不均衡に関連している。アストロサイトによるKYNA合成が減少し、同時にミクログリアによるQUIN産生が増大する。重要なことは、PDのハエモデルにおいて、TDOの遺伝的及び薬理学的阻害の双方が強力な神経保護をもたらしたことである(Bredaら;Proc Natl Acad Sci.2016、113(19):5435−40)。
加えて、IDO及び/又はTDO阻害剤は、多発性硬化症(MS)の治療に有用である可能性がある。MSは、ミエリン鞘に対する特異的免疫応答により炎症及び軸索損失を引き起こす、神経系の白質における炎症性病変を特徴とする自己免疫疾患である(Trappら;Curr Opin Neurol.1999、12:295−302;Owens;Curr Opin Neurol.2003、16:259−265)。免疫系の活性化によって引き起こされる神経毒性KYN代謝産物の蓄積は、MSの病因に関連付けられる。MSの自己免疫動物モデルであるEAEを有するラットの脊髄において、QUINが選択的に上昇していることが見いだされた(Flanaganら;J Neurochem.1995、64:1192−6)。EAEにおけるQUIN上昇の原因はマクロファージであることが示唆されている。QUINは脂質過酸化の開始因子であり、ミエリン近傍のQUINレベルが局所的に高くなると、EAEにおける脱髄、そしておそらくはMSに寄与する可能性がある。インターフェロン−β lb(IFN−pib)は、IFN−β治療を受けた患者の血清中で観察される濃度に匹敵する濃度で、マクロファージにおいてKYN経路代謝を誘発し、それがMSの治療におけるその効果の限定因子かもしれない(Guilleminら;J Interferon Cytokine Res.2001、21:1097−1101)。IFN−β投与後、IFN−β注射を受けたMS患者の血漿において、健常対象と比較したKYNレベル及びKYN/TRP比の上昇が見られ、IFN−βによるIDOの誘導が示された(Amirkhaniら;Eur.J.Neurol.2005、12、625−31)。IFN−pibは、ニューロン樹状突起が入力信号を統合し、オリゴデンドロサイトを殺す能力を阻害するのに十分な濃度で
、QUINの産生を引き起こす(Cammerら;Brain Res.2001、896:157−160)。IFN−pib−治療患者において、IDO/TDO阻害剤でKYN経路を同時遮断すれば、IFN−pibのそのような効果が改善される可能性がある。
IDOの相同体(IDO2)はアミノ酸の44%においてIDOと相同性を有することが特定されたが、その機能はIDOのものと大きく異なる(Ballら、Gene 2007、396(1):203−13;Yuasaら、J Mol Evol 2007、65(6):705−14)。IDO阻害剤はIDO1及び/又はIDO2を調節する可能性がある。IDO2が、B細胞において作用し、自己免疫疾患を調節する免疫調節性酵素であることが最近の証拠により示されている。その酵素機能はほとんど特定されていないが、IDO2による免疫調節のメカニズムは、研究がより進んでいるその相同体であるIDO1とは別のものである。IDO2は、関節リウマチ、接触過敏症及び全身性エリテマトーデスを含む自己免疫性炎症性障害の複数のモデルにおいて炎症促進性メディエーターとして作用する(Merlo及びMandik−Nayak、Clinical Medicine Insights:Pathology 2016、9(S1):21−28)。IDO2は炎症を促進するように作用するため、これらの疾患の治療のための、特に補助治療における治療上の標的の候補となる可能性がある。
ほとんどのTRPはKYN経路を介してプロセシングされる。少量のTRPは、5−HT、従ってメラトニンにプロセシングされ、いずれもIDOの基質でもある。他の効果の中でも特に、TRPの急性枯渇がうつ病エピソードを引き起こすことができ、健常個体においてでさえも気分の大きな変化を生じさせることが長い間知られていた。これらの知見は、気分を増強し、ニューロン新生を刺激するというセロトニン作動性薬剤の臨床的有益性のいずれにもよく結びつく。
近年、統合失調症の病態生理の概観(すなわち、ドーパミン[DA]神経伝達の阻害)が、脳のグルタミン酸作動性機能障害とも関連があるものと拡張された。例えば、臨床的所見は、N−メチル−D−アスパルテート(NMDA)受容体アンタゴニスト(例えば、フェンシクリジン(phencyclidine)[PCP]及びケタミン)の全身投与が、健常個体に統合失調症様症状を惹起し、統合失調症の患者に症状を引き起こすことを示している(Holtzeら;J Psychiatry Neurosci.2012、37(1):53−7)。さらに、グルタミン酸欠乏理論が遺伝学的知見からいくらかの支持を得ている。脳の低グルタミン酸作動性状態(hypoglutamatergic state)は、内因性NMDA受容体アンタゴニスト、KYNAの上昇によっても起こりえる。実際、KYNA及びKYNA産生酵素の脳内レベルの変化が、統合失調症患者の死後脳で見られる(Barryら;J Psychopharmacol.2009、23(3):287−94)。特に、KYN及びKYNAレベルの上昇が前頭皮質で見られ、KYN経路の第1段階の上方制御が、統合失調症個体の前帯状皮質で観察される(Millerら;Brain Res.2006,1073−1074:25−37)。しかしながら、他の研究者は、統合失調症において、KYNAが減少し、3−HAAが増大することを見出した(Millerら;Neurochem Int.2008、52(6):1297−303)。統合失調症におけるKYN代謝産物上昇のメカニズムは完全には解明されていない。メカニズムには、KMOの多型性及びTDO上方制御が含まれる(Millerら;Neurobiol Dis.2004、15(3):618−29)。従って、IDO及び/又はTDO阻害剤は、統合失調症の治療に有用である可能性がある。
加えて、IDO及び/又はTDO阻害剤は、疼痛及びうつ病の治療に有用である可能性がある。疼痛及びうつ病は高頻度の共存疾患である。IDOがこの共存性に重要な役割を
有することが示されている。最近の研究により、IDO活性が、(a) セロトニン含量の減少とうつ病(Dantzerら;Nat Rev Neurosci.2008、9(1):46−56;Sullivanら;Pain.1992、50(1):5−13)及び(b) KYN含量の上昇及びキノリン酸等のその誘導体のグルタミン酸受容体への効果を介する神経可塑性変化(neuroplastic changes)と結びついていることが示された(Heyesら;Brain.1992、115(Pt5):1249−73)。
ラットにおいて、慢性疼痛はうつ的行動及び両側の海馬におけるIDOの上方制御を誘発した。IDOの上方制御は、両側の海馬におけるKYN/TRP比の上昇及びセロトニン/TRP比の減少を引き起こした。さらに、IDO遺伝子のノックアウト又は海馬IDO活性の薬理学的阻害は、侵害(nociceptive)及びうつ的行動の両方を緩和した(Kimら;J Clin Invest.2012、122(8):2940−54)。
炎症促進性サイトカインは、疼痛及びうつ病両方の病態生理に関係しているため、炎症促進性サイトカインによる脳IDOの制御は、TRP代謝の制御を介して、疼痛とうつ病の間の共存関係における重要な機構的リンクとして働く。
さらに、KYN経路は外傷性脳損傷(TBI)と関連している。TBIがQUINの持続的な上昇を伴うKYN経路の著しい活性化を誘発することが示された(Yanら;Journal of Neuroinflammation 2015、12(110):1−17)。脳損傷領域におけるIDO1活性化及びmRNA発現の増大を伴うQUINの過度の産生は、TBIが選択的にKYN経路の神経毒性方向への強い刺激を誘発することを示唆する。QUINの有害な役割は、TBI後の早期予後因子となり得る有害事象とQUINが関連性を有することにより支持されている。従って、IDO及び/又はTDO阻害剤はさらにTBIの予防/治療に有用である可能性がある。
細菌、寄生虫又はウイルスによる感染は、強いIFN−y−依存性炎症性反応を引き起こす。IDOは保護宿主免疫を弱めることができ、従って、間接的に病原体による負荷を増大させる。例えば、マウス白血病ウイルス(MuLV)に感染したマウスにおいて、IDOの発現が上昇していることが見いだされ、IDOの除去がウイルス複製の制御を強め、生存率を上昇させた(Hoshiら;J Immunol.2010、185(6):3305−3312)。インフルエンザ感染のモデルでは、IDOの免疫抑制効果が、肺を二次細菌感染が起こりやすい状態にした(van der Sluijsら;J Infect Dis.2006、193(2):214−22)。従って、市中感染性肺炎(CAP)においてIDO活性は増大しており、この活性がこの疾患の重篤度及び帰結と関係している。これらの結果は、IDO活性によりCAPの予後を予見できることを示唆する(Suzukiら;J Infect.2011 Sep;63(3):215−22)。
クルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)寄生虫により引き起こされるシャーガス病(Chagas Disease)では、KYNが患者内で増大しており、疾患の重篤度と相関する(Maranonら;Parasite Immunol.2013、35(5−6):180−7)。クラミジア・トラコマチス(chlamydia trachomatis)による感染は、大量のIFN−γ産生を誘導し、次いでそれはIDO誘導を引き起こす。IDOにより介在されるTRPプールの枯渇が、不利な環境下での生存によく適合した持続形態へのクラミジアの変換を引き起こすことが、試験により示された(Barth and Raghuraman;Crit Rev Microbiol.2014、40(4):360−8)。慢性皮膚リーシュマニア症
(chronic cutaneous leishmaniasis)の患者では、高レベルのIDOmRNA発現が感染病変で検出されており、病巣内Tレグ細胞(Treg
cells)の蓄積と関連していた。マウスでは、Leishmania major感染が局所的皮膚病変及び流入領域リンパ節においてIDO発現を誘発する。IDOを遺伝子的及び薬理学的に除去すると、L.majorの制御が改善された。脳マラリアは、ヒトにおいて、熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)感染症の致死的な症状となり得る。マウス脳では脳マラリアの過程でIDO活性が増大しており、マラリアのマウスモデルにおいてIDOを阻害すると、抗マラリアT細胞の機能が亢進し、寄生虫量がわずかに減少した(Barth及びRaghuraman;Crit
Rev Microbiol.2014、40(4):360−8)。
肺結核患者のKYN及びTRPの血清濃度の測定並びにIDO活性の検査により、対照と比較した、Kyn濃度及びIDO活性の有意な増大並びにTrp濃度の有意な減少が示された。興味深いことに、肺結核患者の中でも、生存者に比べて、非生存者ではKyn濃度が有意に高く、Trp濃度が有意に低く、そのためIDO活性が有意に増大していた。最も重要なことは、IDO活性が肺結核における死亡の重要な独立予測因子であることが多変量解析により示されたことである(Suzukiら;Clin Vaccine Immunol.2012、19(3):436−442)。
従って、IDO阻害剤は、広範な感染性疾患及び炎症性症状を有する患者の治療効果を改善するために使用できる可能性がある。全身TRPレベルを制御するTDOの役割を考慮すると、TDO阻害剤は、広範な感染性疾患及び炎症性症状を有する患者の治療効果を改善するために使用できる可能性がある。
HIVに感染した患者では、血漿TRPレベルが慢性的に減少し、KYNレベルが増大し、IDO発現が増大する(Murray;Lancet Infect Dis.2003、3(10):644−52)。HIV患者では、IDOの上方制御は、HIV抗原に対する免疫応答を抑制するように作用し、ウイルスの免疫回避に寄与する。進行したHIV感染症の特徴は、消化管及び血液の両方からのTh17細胞の優先的な枯渇である。興味深いことに、HIV感染症におけるTh17細胞の損失は、誘導Tレグ細胞の頻度の同時的な上昇を伴い、IDO活性と直接的に相関する。Tレグ細胞は効果的なHIV特異的細胞免疫応答を弱める一方、Th17細胞の枯渇の進行は、粘膜感染に対する感受性を増大させる可能性がある。従って、持続的なIDO活性化はHIV生存に有利な環境を確立し、病気が進行したHIV感染個体に見られる免疫不全に寄与する可能性がある(Barth及びRaghuraman;Crit Rev Microbiol.2014、40(4):360−8)。HIV患者、特にHIV連動認知症(HIV−linked
dementia)の患者(Kandanearatchi及びBrew;FEBS J.2012、279(8):1366−74)においては、CSF中のKYNレベルが有意に上昇することが多い。これらのレベルは、認知障害(neurocognitive decline)(HIV関連認知症(HAND))の進行と直接関連し、重篤な精神病症状の存在とも直接関連していることが多い(Stone及びDarlington;Trends Pharmacol Sci.2013、34(2):136−43)。従って、IDO及び/又はTDO阻害剤はさらにHIV(悪液質、認知症及び下痢等のその症状を含むAIDS)の治療に有用である可能性がある。
HIV感染症の場合と同様に、HCVに慢性的に感染した患者は、既往HCV感染症(resolved HCV infections)の患者及び健常個体と比べて、血液中のTRPに対するKYN比の上昇を示す(Larreaら;J Virol.2007、81(7):3662−6)。さらに、IDOの発現は疾患の発病と相関関係があり、HCV感染患者の進行的な硬変を起こした肝臓におけるIDOの高い発現は、肝細胞癌の
発生に寄与する可能性があることが示唆された(Asgharら;Exp Ther Med.2015、9(3):901−4)。従って、IDO及び/又はTDO阻害剤は、HCVに慢性的に感染した患者の治療に有用である可能性がある。
IDOは、腸内菌叢(intestinal microbiota)に対する粘膜免疫を制御する役割を有する。IDOは腸における共生誘発抗体産生を制御することが示された;IDO欠損マウスでは、血清中の免疫グロブリンA(IgA)及び免疫グロブリンG(IgG)のベースラインレベルが上昇し、腸内分泌物中のIgAが増大していた。抗体産生の上昇により、IDO欠損マウスは、グラム陰性腸内病原菌であるCitrobacter rodentiumの腸内定着に対して、WTマウスよりも抵抗性であった。IDO欠損マウスはまた、C.rodentiumの感染により引き起こされる大腸炎に対して増強した抵抗性を示した(Harringtonら;Infect Immunol.2008、76(7):3045−53)。
従って、IDO/TDO活性を薬理学的標的とすることは、腸管免疫を操作し、腸内病原菌により引き起こされる大腸炎を含む病態を制御する新しいアプローチを提示する可能性がある(Harringtonら;Infect Immunol.2008、76(7):3045−53)。
最近の文献は代謝障害におけるIDOの役割を強調している(Lauransら;Nature Medicine https://doi.org/10.1038/s41591−018−0060−4(2018);Natividadら;Cell Metabolism 2018、28:1−13)。高脂肪食を与えられたIdo1ノックアウトマウスは、野生型マウスと比べて、体重増加が少なく、体脂肪量が少なく、ブドウ糖及びインスリン耐性(tolerance)がより良好であり、脂肪組織へのマクロファージの浸潤がより少ないことが見いだされた。高脂肪食と同時にIDO阻害剤であるL−1−MTによる処理を行うと、インスリン及びブドウ糖耐性に対して、ノックアウトにおける場合と同様の効果が得られた。抗生物質処置が、高脂肪食によるIdo1ノックアウトマウスの体重増加を防ぎ、Ido1ノックアウトとwtマウスのコハウジング(co−housing)が、Ido1ノックアウトマウスと同様の代謝測定を示す事実は、Ido1ノックアウトマウスからの菌叢が保護的であることを示唆する。これらの仮説と合致して、Ido−1ノックアウトマウスは異なる腸内菌叢組成を有していた。TRPは、IDOにより代謝されてKYNを産生するか、又は、腸内菌叢(gut microbiota)により代謝されてAhRのリガンドであるインドール−3−酢酸等のインドール誘導体を産生することができる。IDOの枯渇は糞便中のインドール−3−酢酸のレベルを上昇させた。腸管免疫細胞におけるAhRのインドール−3−酢酸誘導活性化は、IL−17及びIL−22の産生を増大させる。IL−22レベルの減少は腸バリア(gut
barrier)の機能障害を伴った。これらのデータは、KYNとインドール−3−酢酸−活性化AhRの平衡の制御におけるIDOの重要性を支持する。肥満又はII型糖尿病の人々は、血漿及び糞便中のKYNレベルが高く、糞便中のインドール−3−酢酸レベルが低く、マウスにおける観察と合致している(Lauransら;Nature Medicine https://doi.org/10.1038/s41591−018−0060−4(2018)。別の研究でも、健常対象と比較したKYNレベルの上昇は、メタボリック症候群を有する個体の糞便試料において見いだされた(Natividadら;Cell Metabolism 2018、28:1−13)。腸内菌叢によるAhRアゴニスト産生の変化が、メタボリック症候群の発病における主要事象であるか否かは不明である。しかしながら、AhRアゴニストの適用によりこの欠陥を修正できるという治療効果は、その病因への関与を示すものである(Natividadら;Cell Metabolism 2018、28:1−13)。従って、IDO阻害剤は、TRP由来AhRアゴニスト平衡のバランスを変化させることにより、肥満、II型糖尿
病及び/又は脂肪酸肝疾患(fatty acid liver disease)等の代謝障害の制御において有用である可能性がある。
白内障は、視力の低下を招く眼内水晶体のにごりである。最近の研究は、KYNがヒト水晶体のタンパク構造を化学的に変化させ、それが白内障の形成を引き起こすことを示唆している。ヒト水晶体において、IDO活性は主に角膜上皮内に存在する(Takikawaら;Adv Exp Med Biol.1999、467:241−5)。KYN、3−HK及び3−ヒドロキシキヌレニングルコシド(3−HK−G)等の数種のKYNが水晶体中で検出されており;それらはUV光を吸収することにより網膜を保護すると考えられ、従って通常はUVフィルターと呼ばれる。しかしながら、最近のいくつかの研究は、KYNが脱アミノ化及び酸化傾向を有し、水晶体タンパクと化学的に反応し、修飾するα,β−不飽和ケトンを形成することを示している(Taylorら;Exp Eye
Res.2002;75(2):165−75)。KYN介在修飾は、加齢及び白内障形成の過程で水晶体タンパク質の変性に寄与する可能性がある。それらは、水晶体の透明性の維持に必要なa−クリスタリンのシャペロン機能を低下させる可能性もある。
水晶体内でヒトIDOを過剰発現するトランスジェニックマウスラインは、生後3か月以内に両側白内障を発症した。KYNのIDO介在産生は、繊維細胞分化及びそれらのアポトーシスにおける異常を引き起こすことが示された(Mailankotら;Lab Invest.2009;89(5):498−512)。従って、IDO/TDOの阻害は白内障形成の進行を遅らせる可能性がある。
子宮内膜症は、子宮内腔の外側の子宮内膜に生じ、腹部痛、性交疼痛症及び不妊症を引き起こす一般的な婦人科疾患である。マイクロアレイ分析により、子宮内膜症の女性の正所子宮内膜でIDO発現が高いことが見いだされた(Burneyら;Endocrinology.2007;148(8):3814−26;Aghajanovaら;Reprod Sci.2011、18(3):229−251)。さらに、IDOは子宮内膜間質細胞の生存及び侵襲性を増強することが示された(Meiら;Int J Clin Exp Pathol.2013;6(3):431−44)。従って、IDO/TDO阻害剤は子宮内膜症の治療に使用できる可能性がある。
胚の着床過程には同種移植片拒絶を防ぐメカニズムが必要であり;胎児移植片(fetal allograft)に対する寛容性は妊娠の維持にとって重要なメカニズムである。IDO発現細胞は、胎児−母体接点において、母体免疫応答による致死的な拒絶からアロジェニックな胎児(allogeneic foetus)を保護する。妊娠マウスを1−メチル−トリプトファンに暴露することによりIDOを阻害すると、アロジェニックな受胎産物のT細胞介在拒絶が誘発されるのに対し、同系受胎産物(syngeneic concepti)は影響を受けず;このことは、IDO発現が、胎児−母体接点において、胎児移植片の拒絶を防ぐのに必要であることを示唆する(Munnら;Science 1998、281(5380):1191−3:)。胎児−母体接点におけるIDO産生及び正常機能が、妊娠寛容において大きな役割を有するという証拠が蓄積している(Duerr及びKindler;J Leukoc Biol.2013、93(5):681−700)。従って、IDO/TDO阻害剤は避妊又は堕胎剤として使用できる可能性がある。
実験的慢性腎不全において、IDOの活性化はKYNの血液レベルを上昇させ(Tankiewiczら;Adv Exp Med Biol.2003、527:409−14)、尿毒症患者の尿中にはKYN修飾タンパク質が存在する(Salaら;J Biol Chem.2004、279(49):51033−41)。さらに、腎IDO発現は、尿細管細胞損傷を増大させるため、炎症の過程において有害である可能性がある。
冠動脈心疾患において、炎症及び免疫活性化がKYNの血液レベルの上昇と関連しており(Wirleitnerら;Eur J Clin Invest.2003、33(7):550−4)、これはおそらくIDOのインターフェロン−y−介在活性化を介するものである。
対外循環を伴う心臓手術は認知機能障害を引き起こすことがある。手術自体が炎症の兆候と関係しており、炎症促進性メディエーターはトリプトファン酸化を活性化して神経刺激性のキヌレニンとし、それはNMDA受容体機能及び酸化ストレスを調節する。麻酔後の認知機能障害はこれらの続発症と関連していることが多い。近年、これらの欠陥が、サイトカインではなく、心臓手術後及び脳卒中(stroke)患者の回復中のKYN経路マーカーの変化と関連していることが示された(Forrestら;J.Neurochem.201,119(1):136−52)。
概して、脳卒中においてTRP異化が変化することが報告されている。KYN経路の阻害は脳卒中の動物モデルにおいて脳損傷を減少させるため、脳卒中の急性期におけるKYN経路の活性化は、特に興奮毒性及び酸化ストレスを含む直接的なメカニズムにより虚血性損傷に関与する可能性がある。脳卒中後に免疫系とKYN経路の間に相互作用が存在する可能性があるが、異なる炎症非依存性メカニズムが、TRP異化の律速酵素を調節することにより、この経路の制御における役割に介在する可能性もある。興味深いことに、脳虚血後にKYN経路がこの病理の慢性期の過程で役割を有する可能性もあり、脳卒中の生存者は認知症及びうつ病等の能力障害を高頻度で示し、又は、脳卒中の転帰及び死亡に対する危険因子にさえもなる。要約すると、KYN及びTRP異化は脳虚血後に重要な役割を有している可能性があり、IDO/TDO阻害剤は、脳卒中の急性及び慢性期の両方において新しい薬理学的手段を提供するかもしれない(Cuarteroら;Curr Pharm Des.2016;22(8):1060−1073)。
本発明は、IDO及び/又はTDO酵素の活性を阻害する式(I)の新規な化合物を提供する。
1) 本発明の第1の態様は、式(I)の化合物に関する:
Figure 2021510706
(式中、
Aは、フェニレン又は5〜6員のヘテロアリーレン(特に5員のヘテロアリーレン)を表し、当該フェニレン又は5〜6員のヘテロアリーレンは、独立に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され
)、当該置換基は、C1−4−アルキル(特に、メチル、エチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、ハロゲン(特に、フッ素又はヨウ素)又はC3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)から独立に選択され;
nは1又は0を表し(特にnは0を表し)(すなわち、n=0の場合には、RはAに直接結合し;又は、n=1の場合には、Rは−CH−Aに直接結合する。);
は:
− C1−4−アルキル(特に、メチル又はエチル);
− −C(R)=C(R)(R)(R、R及びRは、水素、C1−4−アルキル(特に、メチル又はプロピル)及びC3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)から独立に選択されるか;又は、R及びRは、それらが結合する炭素原子とともに、C4−6−シクロアルケニル(特にシクロペンタ−1−エン−1−イル)を形成し、Rは水素を表す。);
− C1−3−フルオロアルキル(特に、トリフルオロメチル又は1,1−ジフルオロエチル);
− フェニルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)及びハロゲン(特にフッ素)から独立に選択される、フェニル;
− (特に、1〜3個の環窒素原子を含む)5員のヘテロアリールであって、未置換であるか又は1個のC1−4−アルキル(特にメチル)により置換された、5員のヘテロアリール;又は、
− C3−6−シクロアルキル(特に、シクロプロピル又はシクロペンチル)であって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)及びハロゲン(特にフッ素)から独立に選択される、C3−6−シクロアルキル(特に、シクロプロピル又はシクロペンチル);
を表し;
は:
− フェニル又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、ピリミジニル又はピリダジニル)であって、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル(特にメチル又はエチル)、シアノ、ニトロ、ハロゲン(特に、塩素、フッ素又は臭素)、ヒドロキシ、ヒドロキシ−C1−4−アルキル(特にヒドロキシメチル)、C1−3−アルコキシ−C1−4−アルキル(特にメトキシメチル)、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ)、C3−5−シクロアルコキシ(特にシクロブトキシ)、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル)、アミノ、モルフォリン−4−イル又はモルフォリン−4−イル−メチル;
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル(特に、メチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ又はtert−ブトキシ)、アミノ、C1−4−アルキルアミノ(特に、エチルアミノ又はn−ブチルアミノ)、フェニル又はモルフォリン−4−イルを表す。)を表す。);
−− −(C=O)−NRN3N4(RN3は水素又はC1−3−アルキル(特にメチル)を表し、かつ、RN4は、水素、C1−3−アルキル(特に、メチル又はエチル)、C3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)、ヒドロキシ−C2−4−アルキル(特に、2−ヒドロキシエチル又は3−ヒドロキシプロピル)、C1−3−アルコキシ−C
2−4−アルキル(特に、2−メトキシエチル又は3−メトキシプロピル)、シアノ−C1−3−アルキル(特に2−シアノエチル)、C3−4−アルケニル(特にプロパ−1−エン−3−イル)、フラニル−C1−3−アルキル(特にフラン−2−イル−メチル)、2−ジ−C1−3−アルキルアミノ−C2−3−アルキル(特に、ジメチルアミノエチル)又はアリルを表すか;又は、RN3及びRN4は、それらが結合する窒素原子とともに、モルフォリン環を形成する。);
−− −(NH)−SO−NRS1S2(RS1及びRS2は、独立に、水素又はC1−4−アルキル(特に、メチル又はエチル)を表すか;又は、RS1及びRS2は、それらが結合する窒素原子とともに、アゼチジニル、ピロリジニル及びピペリジニルから選択される4〜6員のヘテロシクロアルキル(特にピロリジニル)を形成し;pは1又は0を表す(すなわち、p=0の場合には、−(NH)−SO−NRS1S2は−SO−NRS1S2を表す。)。);及び
−− −OR(Rは、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に2−メトキシエチル)、ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)、ジ−ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に2,3−ジヒドロキシプロピル)、スルファモイル−C2−4−アルキル(特に3−(スルファモイル)−プロピル)、ピリジニル−C1−3−アルキル(特にピリジン−2−イル−メチル)、C1−3−アルキルスルフォニル−C2−4−アルキル(特に2−(メチルスルフォニル)−エチル)、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル(特にオキセタン−3−イル−メチル)、(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−メチルオキセタン−3−イル)−メチル)、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−フルオロオキセタン−3−イル)−メチル)、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル(特にテトラヒドロフラン−2−イル−メチル)、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特に(1−ヒドロキシシクロプロピル)−エチル)、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル(特に、テトラヒドロピラン−2−イル−メチル又はテトラヒドロピラン−4−イル−メチル)、ベンジル、(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル(特に2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エチル)、ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル(特に2−(ピペリジン−1−イル)−エチル)、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メチル))、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル(特に(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−メチル)、C1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル(特に、メトキシ−カルボニル−メチル又はエトキシ−カルボニル−メチル)、((ヒドロキシ−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルキル(特に2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)−エチル)、C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3−アルキル(特に2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−エチル)又はC1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)を表す。);
から独立に選択される、フェニル又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、ピリミジニル又はピリダジニル);
− 5員のヘテロアリール(特に、ピラゾリル又はトリアゾリル)であって、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル(特にメチル)、シアノ、ハロゲン(特に、塩素又はフッ素)、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ又はイソプロポキシ)、C3−5−シクロアルコキシ(特にシクロブトキシ)、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロ
キシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル);
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシ(特にメトキシ)を表す。)を表す。);又は、
−− −OR(Rは、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、ベンジル又はC1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル(特にメトキシ−カルボニル−メチル)を表す。);
から独立に選択される、5員のヘテロアリール(特に、ピラゾリル又はトリアゾリル);− 9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル、インダゾリル又はインドリル)であって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に未置換であり)、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル、シアノ、ハロゲン、C1−3−フルオロアルキル、C1−3−フルオロアルコキシ、C1−4−アルコキシ、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル);
−− NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシ(特にメトキシ)を表す。)を表す。);又は、
−− −OR(RはC3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)を表す。);
から独立に選択される、9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル、インダゾリル又はインドリル);又は、
− 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル、3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル、1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;
を表す。)。
[態様1)の副態様において、Rがフェニル又は6員のヘテロアリール(特にフェニル)を表し、当該フェニル又は6員のヘテロアリールが、独立に、1、2又は3個の置換基により置換される場合には、1つの置換基(特に、ヒドロキシ、−NRN1N2、−(C=O)−NRN3N4又は−OR)は、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位において結合する。]
以下に記載される定義は、態様1)〜28)のいずれか1つに定義されるような式(I)/(II)の化合物に対して一律に適用されるものであり、特段の定義によってより広い又はより狭い定義が与えられない限り本明細書及び請求項を通じて必要な変更を加えて適用される。当然ながら、ある用語の定義又は好ましい定義が、ここに定義されるいずれか又は他のすべての用語のいずれか又は好ましい定義におけるそれぞれの用語を、独立して(及びそれらと共に)定義し置き換えるものであってよい。各態様又は請求項中に明示的に別段の定義がない限り、本明細書中に定義する基は未置換である。
「アルキル」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、1〜6個の炭素原子を有する、直鎖の又は分枝した飽和炭化水素鎖を意味する。例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、1,1−ジメチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル、3−メチルブチル、3−ペンチル、2−ペンチル、1,2−ジメチルプロピル及び2−メチルブチルである。「Cx−y−アルキル」(x及びyは、それぞれ整数である
。)という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、x〜y個の炭素原子を有する、直鎖の又は分枝した飽和炭化水素鎖を意味する。従って、C1−4−アルキル基という用語は、単独で使用される場合も、他の基と組み合わせて使用される場合も、1〜4個の炭素原子を有する、飽和した分枝鎖又は直鎖の基を意味する。C1−4−アルキル基の例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、sec−ブチル及びイソブチルである。基Aに結合する置換基については、例は、メチル、エチル、イソプロピル及びtert−ブチル(特にメチル)である。いかなる疑義をも避けるために、本明細書において使用される「基Aに結合する置換基」という用語はRを意味しない。置換基R及びRについて独立に、C1−4−アルキル基の好ましい例はメチル及びエチルである。
「フルオロアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、1又は2以上の(場合によってはすべての)水素原子がフッ素で置き換えられた、1〜3個の炭素原子を有する、先に定義したアルキル基を意味する。「Cx−y−フルオロアルキル」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を有する、先に定義したフルオロアルキル基を意味する。例えば、C1−3−フルオロアルキル基は、1〜3個の炭素原子を有し、1〜7個の水素原子がフッ素で置き換えられている。フルオロアルキル基の代表的な例としては、トリフルオロメチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル及び2,2,2−トリフルオロエチルが挙げられる。好ましくは、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル等のC−フルオロアルキル基(特にトリフルオロメチル)である。置換基Rについて、C1−3−フルオロアルキルの好ましい例は、トリフルオロメチル及び1,1−ジフルオロエチルである。
「シクロアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、3〜6個の炭素原子を有する単環式の飽和炭化水素環を意味する。「Cx−y−シクロアルキル」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を有する、単環式の飽和炭化水素環を意味する。例えば、C3−6−シクロアルキル基は、3〜6個の炭素原子を有する。C3−6−シクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルであり;特に、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロペンチルである。C3−5−シクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロペンチルであり;特に、シクロプロピル及びシクロブチルである。置換基Rであって、未置換であるか、又は、1,2若しくは3個の置換基により置換され、上記置換基がC1−3−アルキル及びハロゲンから独立に選択される、置換基Rについて使用されるC3−5−シクロアルキル基の例は、未置換であるか又は1個の置換基により置換され、上記置換基がメチル又はフッ素から独立に選択される、C3−5−シクロアルキル基である。具体的な例は、シクロプロピル、シクロブチル、1−メチル−シクロプロパ−1−イル、1−フルオロ−シクロプロパ−1−イル又は2−フルオロ−シクロプロパ−1−イルであり;特にシクロプロピルである。置換基R、R、R、RN4及びRについて、C3−5−シクロアルキルの好ましい例はシクロプロピルである。Aの置換基について、C3−5−シクロアルキルの好ましい例はシクロプロピルである。上記の基のすべては、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
「4〜6員の ヘテロシクロアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、3〜5個の環炭素原子及び1個の環ヘテロ原子(特に窒素)を有する単環式の飽和環を意味する。1個の窒素原子を有する4〜6員の ヘテロシクロアルキルの代表的な例は、アゼチジニル、ピロリジニル及びピペリジニルであり;特にピロリジニルである。
「シクロアルケニル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、3〜6個の炭素原子を有し、さらに1個の炭素−炭素二重結合を有する、単環式の不飽和炭化水素環を意味する。「Cx−y−シクロアルケニル」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を有し、さらに1個の炭素−炭素二重結合を有する、単環式の不飽和炭化水素環を意味する。例えば、C4−6−シクロアルケニルは、4〜6個の炭素原子及び1個の炭素−炭素二重結合を有する。基「−C(R)=C(R)(R)」について使用されるC4−6−シクロアルケニルの例は、シクロブタ−1−エン−1−イル、シクロペンタ−1−エン−1−イル及びシクロヘキサ−1−エン−1−イルであり;特にシクロペンタ−1−エン−1−イルである。
「アルコキシ」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、アルキル基が先に定義した通りであるアルキル−O−基を意味する。「Cx−y−アルコキシ」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を有する、先に定義したアルコキシ基を意味する。例えば、「Cx−y−アルコキシ」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、アルキル基がx〜y個の炭素原子を有する直鎖の又は分岐した炭化水素鎖を意味する、アルキル−O−基を意味する。例えば、C1−4−アルコキシ基は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec.−ブトキシ及びtert.−ブトキシを意味し;特にメトキシを意味する。基Rの置換基については、好ましくは、メトキシ、エトキシ及びn−プロポキシである。
「フルオロアルコキシ」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、1又は2以上の(場合によってはすべての)水素原子がフッ素で置き換えられた、1〜3個の炭素原子を有する、先に定義したアルコキシ基を意味する。「Cx−y−フルオロアルコキシ」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を有する、先に定義したフルオロアルコキシ基を意味する。例えば、C1−3−フルオロアルコキシ基は、1〜3個の炭素原子を有し、1〜7個の水素原子がフッ素で置き換えられている。フルオロアルコキシ基の代表的な例としては、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、2−フルオロエトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ及び2,2,2−トリフルオロエトキシが挙げられる。好ましくは、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシ等のC−フルオロアルコキシ基並びにC−フルオロアルコキシ基 2,2,2−トリフルオロエトキシである。基Rの置換基については、好ましくは、トリフルオロメトキシ及び2,2,2−トリフルオロエトキシである。
「C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3アルキル」という用語は、1個の水素原子が先に定義したC1−3−フルオロアルコキシ基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3アルキルの代表的な例は、2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−エチル、3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−プロピル及び2−(トリフルオロメトキシ)−エチルであり;特に2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−エチルである。
「C3−5−シクロアルコキシ」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、C3−5−シクロアルキル基が先に定義した通りであるC3−5−シクロアルキル−O−基を意味する。C3−5−シクロアルコキシ基の例は、シクロプロポキシ、シクロブトキシ及びシクロペントキシであり;特にシクロブトキシである。
「C1−3−アルキル−カルボニル」という用語は、C1−3−アルキル−(C=O)−基を意味する。C1−3−アルキル−カルボニル基の例は、基、メチル−カルボニル、エチル−カルボニル、プロピル−カルボニル及びイソプロピル−カルボニルであり;特にメチル−カルボニル(すなわちアセチル)である。
「C1−4−アルコキシ−カルボニル」という用語は、C1−4−アルコキシ−(C=O)−基を意味する。C1−4−アルコキシ−カルボニル基の例は、メトキシ−カルボニル、エトキシ−カルボニル、プロポキシ−カルボニル、イソプロポキシ−カルボニル、n−ブトキシ−カルボニル、イソブトキシ−カルボニル、sec−ブトキシ−カルボニル及びtert−ブトキシ−カルボニルであり;特にメトキシ−カルボニルである。「C1−3−アルコキシ−カルボニル」という用語は、1個の水素原子がカルボニル基で置換された、先に定義したC1−3−アルコキシ基を意味する。C1−3−アルコキシ−カルボニル基の例は、メトキシ−カルボニル、エトキシ−カルボニル、プロポキシ−カルボニル及びイソプロポキシ−カルボニルである。
「C1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル」という用語は、C1−3−アルコキシ−(C=O)−C1−3−アルキル−基を意味する。代表的な例としては、メトキシ−カルボニル−メチル、エトキシ−カルボニル−メチル、プロポキシ−カルボニル−メチル、イソプロポキシ−カルボニル−メチル、メトキシ−カルボニル−エチル、エトキシ−カルボニル−エチル、プロポキシ−カルボニル−エチル、イソプロポキシ−カルボニル−エチル、メトキシ−カルボニル−プロピル、エトキシ−カルボニル−プロピル、プロポキシ−カルボニル−プロピル及びイソプロポキシ−カルボニル−プロピルが挙げられ;特にメトキシ−カルボニル−メチルである。
「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素;特に、フッ素、塩素又は臭素を意味する。シクロアルキル基のハロゲン置換基としては、フッ素が好ましい。基、フェニル、5〜6員のヘテロアリール及び9〜10員の二環式ヘテロアリールのハロゲン置換基としては、独立に、フッ素及び塩素が好ましい。Aのハロゲン置換基は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素であり;好ましくは、フッ素及び塩素である。Rがフェニルを表す場合には、Rのハロゲン置換基は、塩素、フッ素、臭素及びヨウ素であり;好ましくは塩素である。
「シアノ」という用語は基−CNを意味する。「ニトロ」という用語は基−N0を意味する。「アリル」という用語は基−CH−CH=CHを意味する。「ビニル」という用語は基−CH=CHを意味する。
「シアノ−C1−3−アルキル」という用語は、水素原子の1個が基−CNで置き換えられた、先に定義したC1−3−アルキル基を意味する。シアノ−C1−3−アルキル基の代表的な例としては、シアノメチル、1−シアノエチル、2−シアノエチル、1−シアノエチル、1−シアノプロピル、2−シアノプロピル、3−シアノプロピル、2−シアノ−1−メチルエチル及び1−シアノ−1,1−ジメチルメチルが挙げられ;好ましくは2−シアノエチルである。
「Cx−y−アルケニル」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、x〜y個の炭素原子を有し、1個の炭素−炭素二重結合を含む、直鎖の又は分枝した1価の不飽和炭化水素鎖を意味する。従って、C3−4−アルケニルという用語は、単独で使用される場合も、又は他の基と組み合わせて使用される場合も、3〜4個の炭素原子を有し、1個の炭素−炭素二重結合を含む、分岐した又は直鎖の1価の不飽和基を意味する。そのような基の代表的な例は、CH=CH−CH−、CH−CH=CH−CH−、CH=CH−CH−CH−、CH=CH−CH(CH)−、CH=C(CH)−CH−であり;特にCH=CH−CH−である。
「ヒドロキシアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使
用される場合も、1個の水素原子がヒドロキシ基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。ヒドロキシアルキル基の代表的な例としては、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、2−ヒドロキシブチル、3−ヒドロキシブチル、3−ヒドロキシ−1−メチルプロピル、3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシ−1−メチルプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、3−ヒドロキシ−1、1−ジメチルプロピル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル、3−ヒドロキシ−1,2−ジメチルプロピル、3−ヒドロキシ−1−エチルプロピル、1−ヒドロキシメチル−ブチル、2−ヒドロキシペンチル、3−ヒドロキシペンチル、4−ヒドロキシペンチル、5−ヒドロキシペンチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブチル及び3−ヒドロキシ−3−メチルブチルが挙げられる。「ヒドロキシ−Cx−y−アルキル」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、アルキル基がx〜y個の炭素原子を有する、先に定義したヒドロキシアルキル基を意味する。ヒドロキシ−C2−5−アルキル基は、2〜5個の炭素原子を有する、先に定義したヒドロキシアルキル基であり、特に、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチルである。ヒドロキシ−C1−4−アルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する、先に定義したヒドロキシアルキル基である。代表的な例は、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチルであり;好ましくはヒドロキシメチルである。ヒドロキシ−C2−4−アルキル基は、特に3−ヒドロキシプロピル又は2−ヒドロキシエチルである。
「ジ−ヒドロキシアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、2個の水素原子がそれぞれ1個のヒドロキシ基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。「ジ−ヒドロキシ−Cx−y−アルキル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、アルキル基がx〜y個の炭素原子を有する、先に定義したジ−ヒドロキシアルキル基を意味する。ジ−ヒドロキシ−C2−5−アルキルの代表的な例は、2,3−ジヒドロキシプロピル、2,4−ジヒドロキシブチル及び3,5−ジヒドロキシペンチルであり;好ましくは2,3−ジヒドロキシプロピルである。
「アルキルアミノ」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、1個の水素原子が先に定義したアルキル基で置き換えられたアミノ基を意味する。C1−4−アルキルアミノの例は、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n−ブチルアミノ、tert−ブチルアミノ、sec−ブチルアミノ及びイソブチルアミノであり;特に、エチルアミノ及びn−ブチルアミノである。C1−3−アルキルアミノ基の例は、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ及びイソプロピルアミノであり、特にエチルアミノである。
「ジ−アルキルアミノ」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、2個の水素原子が独立に先に定義したアルキル基で置き換えられた、アミノ基を意味する。ジ−C1−3−アルキルアミノ基の例は、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、メチルエチルアミノ、メチルプロピルアミノ、メチルイソプロピルアミノ、エチルプロピルアミノ及びエチルイソプロピルアミノである。
「ジ−C1−3−アルキルアミノ−C2−3−アルキル」という用語は、1個の水素原子が先に定義したジ−アルキルアミノ基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。代表的な例としては、ジメチルアミノメチル、ジエチルアミノメチル、メチルエ
チルアミノメチル、2−ジメチルアミノエチル、2−ジエチルアミノエチル;特に、2−ジメチルアミノエチルが挙げられる。
「C1−3−アルコキシ−C1−4−アルキル」という用語は、水素原子の1つが先に定義したC1−3−アルコキシ基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。C1−3−アルコキシ−C1−4−アルキルの代表的な例としては、メトキシメチル、エトキシメチル、プロポキシエチル、エトキシエチル、エトキシプロピル及びプロポキシプロピルが挙げられる。C1−3−アルコキシ−C1−4−アルキルの好ましい例はメトキシメチルである。C1−3−アルコキシ−C2−3−アルキル基の代表的な例としては、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル、3−メトキシプロピル及び2−プロポキシエチルが挙げられる。置換基Rについて好ましい例は2−メトキシエチルである。置換基RCOについて好ましい例は、2−メトキシエチル及び3−メトキシプロピルである。
「(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル」という用語は、1個の水素原子が先に定義したアルコキシ基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味し、当該アルコキシ基はヒドロキシル基を担持する。(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル基の代表的な例としては、2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エチル、3−(2−ヒドロキシエトキシ)−プロピル、2−(2−ヒドロキシエトキシ)−ブチル又は2−(1−ヒドロキシプロポキシ)−プロピル;特に2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エチルが挙げられる。
「((ヒドロキシ−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルキル」という用語は、当該アルキル基の1個の水素原子が先に定義した第1のアルコキシ基で置き換えられ、第1のアルコキシ基の1個の水素原子が先に定義した第2のアルコキシ基で置き換えられ、第2のアルコキシ基の1個の水素原子がヒドロキシ基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。((ヒドロキシ−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルキルの代表的な例としては、2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)−エチル、2−(3−(2−ヒドロキシエトキシ)プロポキシ)−エチル及び3−(3−(2−ヒドロキシプロポキシ)プロポキシ)−プロピル;特に2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)−エチルが挙げられる。
「C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル」という用語は、水素原子の1つが先に定義したC3−5−シクロアルキルで置き換えられた、先に定義したC1−3−アルキル基を意味する。例えば、シクロプロピル−C1−3−アルキル基は、1個の水素原子がシクロプロパン環で置き換えられたC1−3−アルキル基を意味する。代表的な例はシクロプロピル−メチルである。
「ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル」という用語は、C3−5−シクロアルキル環の水素原子の1つがヒドロキシ基で置き換えられた、先に定義したC3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル基を意味する。代表的な例としては、ヒドロキシ−シクロプロピル−C1−3−アルキル、ヒドロキシ−シクロブチル−C1−3−アルキル及びヒドロキシ−シクロペンチル−C1−3−アルキルが挙げられ、C3−5−シクロアルキル環の水素原子のいずれがヒドロキシル基で置換されていてもよい。ヒドロキシ−シクロプロピル−C1−3−アルキルの代表的な例は1−(1−ヒドロキシシクロプロピル)−エチルである。
「ヘテロアリール」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、それぞれが酸素、窒素及び硫黄から独立に選択される、1個から最大で4個までのヘテロ原子(特に、1個から最大で3個までのヘテロ原子)を有する、5〜10員の単環式又は二環式の芳香族環を意味する。そのようなヘテロアリール基の例は、フラニ
ル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル等の5員のヘテロアリール基;ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル等の6員のヘテロアリール基;及び、インドリル、イソインドリル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、チエノピリジニル、キノリニル、イソキノリニル、ナフチリジニル、シノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、ピロロピリジニル、ピラゾロピリジニル、ピラゾロピリミジニル、ピロロピラジニル、イミダゾピリジニル、イミダゾピリダジニル及びイミダゾチアゾリル等の8〜10員の二環式ヘテロアリール基である。同様に、ヘテロアリーレン基は、分子の残りの部分のそれぞれに対する2つの結合点を有する、先に定義したヘテロアリール基である。上記のヘテロアリール/ヘテロアリーレン基は、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
「5員のヘテロアリール」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、5個の環原子を有する、先に定義したヘテロアリール基を意味する。基Rについて、5員のヘテロアリールという用語は、好ましくは、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル及びトリアゾリル;特にピラゾリルを意味する。基Rについて、「5員のヘテロアリール」という用語は、特に、ピラゾリル及びトリアゾリル;とりわけ、ピラゾール−4−イル及び[1,2,3]−トリアゾール−4−イルを意味する。上記の基のすべては、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
「6員のヘテロアリール」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、6個の環原子を有する、先に定義したヘテロアリール基を意味する(当該6員のヘテロアリールは、特に、1又は2個の環窒素原子を有する。)。6員のヘテロアリール基の例としては、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル及びピラジニルが挙げられる。基Rについて、「6員のヘテロアリール」という用語は、特に、ピリジニル、ピリダジニル及びピリミジニルを意味し、とりわけ、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、ピリダジン−4−イル及びピリミジン−5−イルを意味する。上記の基のすべては、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
基Aについて使用される「5〜6員のヘテロアリーレン」という用語は、先に定義した5又は6員のヘテロアリール基であって、式(I)に示すように、R−(CHに対する1個の共有単結合及びヒドロキシ基を担持する炭素原子に対する1個の共有単結合を有する、ヘテロアリール基を意味する。「5〜6員のヘテロアリーレン」という用語は、特に、ピリジニレン、ピリミジニレン、ピリダジニレン、ピラジニレン等の6員のヘテロアリーレン;及び、チオフェニレン、トリアゾリレン、イミダゾリレン、イソオキサゾリレン、チアゾリレン、ピラゾリレン、オキサジアゾリレン及びチアジアゾリレン等の5員のヘテロアリーレンを意味する(それぞれ、ピリジンジイル、ピリミジンジイル、ピリダジンジイル、ピラジンジイル、チオフェンジイル、トリアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、チアゾールジイル、ピラゾールジイル、オキサジアゾールジイル及びチアジアゾールジイルとしても知られる。)。「5員のヘテロアリーレン」という用語は、特に、チオフェン−2,5−ジイル、[1,2,3]トリアゾール−1,4−ジイル、[1,2,3]トリアゾール−2,4−ジイル、イミダゾール−1,4−ジイル、イソオキサゾール−3,5−ジイル、チアゾール−2,5−ジイル、ピラゾール−1,4−ジイル、[1,2,4]オキサジアゾール−3,5−ジイル、[1,3,4]オキサジアゾール−2,5−ジイル及び[1,3,4]チアジアゾール−2,5−ジイル;とりわけ下記の基を意味する:
Figure 2021510706
式中、1個のアステリスク「」は、式(I)に示すOH基を担持する炭素への結合点を表し;2個のアステリスク「**」は、式(I)に示すR−(CHへの結合点を表す。「5員のヘテロアリーレン」の最も好ましい例は、[1,2,3]トリアゾール−1,4−ジイル及びピラゾール−1,4−ジイル(特に、下記の基:
Figure 2021510706
)である。
特に好ましくは、[1,2,3]トリアゾール−1,4−ジイル;とりわけ、下記の基である:
Figure 2021510706
式中、1個のアステリスク「」は、OH基を担持する炭素への結合点を表し;2個のアステリスク「**」は、式(I)に示す−(CHへの結合点を表す。上記の基のすべては、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
基Aについて使用される「フェニレン」という用語は、2個の置換基により置換されたベンゼン環であって、第1の置換基が式(I)に示すR−(CHであり、第2の置換基が、式(I)に示すヒドロキシ基を担持する炭素原子である、ベンゼン環を意味する。フェニレン基の例は、ベンゼン−1,2−ジイル、ベンゼン−1,3−ジイル及びベンゼン−1,4−ジイルである。好ましい例は、ベンゼン−1,3−ジイル及びベンゼン−1,4−ジイルであり;特にベンゼン−1,4−ジイルである。いかなる疑義をも避けるために、当該2個の置換基により置換されたベンゼンは、明示的に定義されるようにさらに置換されていてもよく、置換されていなくてもよい。
「9〜10員の二環式ヘテロアリール」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、9又は10個の環原子を有する、先に定義したヘテロアリールを意味する(当該9〜10員のヘテロアリールは、特に、1個から最大で3個までのヘテロ原子を有する。)。基Rについて、「9員の二環式ヘテロアリール」という用語は、特に、インドリル及びイソインドリル;とりわけ、インドール−4−イル、インドール−5−イル、インドール−6−イル、インドール−7−イルを意味する。基Rについて、「10員の二環式ヘテロアリール」という用語は、特に、キノリニル及びイソキノリニル;とりわけ、キノリン−4−イル、キノリン−5−イル、イソキノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル及びイソキノリン−8−イルを意味する。上記の基のすべては、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される(特に未置換である)。
「フラニル−C1−3−アルキル」という用語は、水素原子の1つがフラン環で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。当該フラン環は、環の2又は3位において当該アルキル基に結合するものとする。フラニル−C1−3−アルキル基の代表的な例は、フラン−2−イル−メチル、2−(フラン−2−イル)−エチル、フラン−3−イル−メチル、2−(フラン−3−イル)−エチル;特にフラン−2−イル−メチルである。
「テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル」という用語は、水素原子の1つがテトラヒドロフラン環で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。当該テトラヒドロフラン環は、環の2又は3位において当該アルキル基に結合するものとする。テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル基の代表的な例としては、テトラヒドロフラン−2−イル−メチル、1−(テトラヒドロフラン−2−イル)−エチル及び2−(テトラヒドロフラン−3−イル)−エチル;特にテトラヒドロフラン−2−イル−メチルが挙げられる。
「テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル」という用語は、水素原子の1つがテトラヒドロピラン環で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。当該テトラヒドロピラン環は、環の2、3又は4位において当該アルキル基に結合するものとする。テトラヒドロピラニル−C1−4−アルキル基の代表的な例としては、テトラヒドロピラン−2−イル−メチル、テトラヒドロピラン−3−イル−メチル、テトラヒドロピラン−4−イル−メチル、1−(テトラヒドロピラン−2−イル)−エチル及び2−(テトラヒドロピラン−3−イル)−エチル;特に、テトラヒドロピラン−4−イル−メチル及びテトラヒドロピラン−2−イル−メチルが挙げられる。
「ピリジニル−C1−3−アルキル」という用語は、先に定義したアルキル基であって、水素原子の1つがピリジン環で置き換えられ、当該ピリジン環が、環の2、3又は4位において当該アルキル基に結合する、アルキル基を意味する。ピリジニル−C1−3−アルキルの代表的な例は、ピリジン−2−イル−メチル、ピリジン−3−イル−メチル、ピリジン−4−イル−メチル、ピリジン−2−イル−エチル及びピリジン−2−イル−プロピル;特にピリジン−2−イル−メチルである。
「ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル」という用語は、先に定義したアルキル基であって、水素原子の1つがピペリジン環で置き換えられ、当該ピペリジン環が環の1位において当該アルキル基に結合する、アルキル基を意味する。ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル基の代表的な例としては、ピペリジン−1−イル−メチル、1−(ピペリジン−1−イル)−エチル及び2−(ピペリジン−1−イル)−エチル;特に2−(ピペリジン−1−イル)−エチルが挙げられる。
「(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル」という用語は、水素原子の1つが1−メチル−ピペリジン−3−イル基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル基の代表的な例としては、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メチル及び1−(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−エチル;特に(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メチルが挙げられる。
「(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル」という用語は、水素原子の1つが1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル基の代表的な例としては、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−メチル、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−エチル及び(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−プロピル;特に(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−メチルが挙げられる。
「オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル」という用語は、先に定義したアルキル基であって、その水素原子の1つがオキセタン環で置き換えられ、当該オキセタン環が環の3位において当該アルキル基に結合する、アルキル基を意味する。代表的な例としては、オキセタン−3−イル−メチル、1−(オキセタン−3−イル)−エチル、2−(オキセタン−3−イル)−エチル及び1−(オキセタン−3−イル)−プロピル;特にオキセタン−3−イル−メチルが挙げられる。
「(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル」という用語は、オキセタン環の1個の水素原子がC1−3−アルキル基で置き換えられた、先に定義したオキセタン−3−イル−C1−3−アルキル基を意味する。代表的な例としては、(3−メチル−オキセタン−3−イル)−メチル、2−(2−メチル−オキセタン−3−イル)−エチル及び3−(3−メチル−オキセタン−3−イル)−プロピル、特に(3−メチル−オキセタン−3−イル)−メチルが挙げられる。
「(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル」という用語は、オキセタン環の水素原子の1つがフッ素で置き換えられた、先に定義したオキセタン−3−イル−C1−3−アルキル基を意味する。代表的な例としては、(3−フルオロ−オキセタン−3−イル)−メチル、2−(2−フルオロ−オキセタン−3−イル)−エチル及び3−(3−フルオロ−オキセタン−3−イル)−プロピル;特に3−フルオロオキセタン−3−イル)−メチルが挙げられる。
「スルファモイル−C2−4−アルキル」という用語は、1個の水素原子がスルファモイル基(すなわちHN−SO−)で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。代表的な例としては、4−(スルファモイル)−ブチル、3−(スルファモイル)−プロピル及び2−(スルファモイル)−エチル;特に3−(スルファモイル)−プロピルが挙げられる。
「アルキルスルフォニル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、1個の水素原子が基−SO−で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。Cx−y−アルキルスルフォニルは、x〜y個の炭素原子を有するアルキルスルフォニル基を意味する。C1−3−アルキルスルフォニルの代表的な例は、CH−SO−、C−SO−及びC−SO−;特にCH−SO−である。「C1−3−アルキルスルフォニル−C2−4−アルキル」という用語は、1個の水素原子が先に定義したアルキルスルフォニル基で置き換えられた、先に定義したアルキル基を意味する。C1−3−アルキルスルフォニル−C2−4−アルキルの代表的な例としては、2−(メチルスルフォニル)−エチル、3−(メチルスルフォニル)−プロピル;特に2−(メチルスルフォニル)−エチルが挙げられる。
2) 本発明のさらなる態様は、Aが、
Figure 2021510706
(式中、1個のアステリスク「」はOH基を担持する炭素への結合点を示し;2個のアステリスク「**」はR−(CHへの結合点を示し;XはN又はCHを表し(特に、XはNを表し);Rは、水素又はC1−4−アルキル(特に、メチル、エチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、ハロゲン(特に、フッ素又はヨウ素)又はC3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。)を表す、態様1)に従う化合物に関する。態様2)の副態様において、Rは、水素又はC1−4−アルキル(特にメチル)を表す。態様2)のさらなる副態様において、Rは水素を表す。
3) さらなる態様は、Rが、
− フェニルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基が、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表す、フェニル;又は、− 5〜6員のヘテロアリール(特に、ピラゾリル、ピリジニル又はピリミジニル)であって、当該5〜6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基が、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表す(特に、上記置換基は、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ又はシクロプロピル−メトキシを表し;とりわけ、C1−4−アルキル又はC1−4−アルコキシを表す。)、5〜6員のヘテロアリール(特に、ピラゾリル、ピリジニル又はピリミジニル);又は、
− 9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、インドリル、イソインドリル、キノリニル又はイソキノリニル)であって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1若しくは2個の置換基により置換され(特に未置換であり)、当該置換基が、独立に、シアノ、ハロゲン C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表す(特に、上記置換基は、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ又はシクロプロピル−メトキシ;とりわけ、C1−4−アルキル又はC1−4−アルコキシを表す。)、9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、インドリル、イソインドリル、キノリニル又はイソキノリニル);又は、
− 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
を表す、態様1)又は2)に従う化合物に関する。
4) さらなる態様は、Rが、
− フェニルであって、未置換であるか又は1個の置換基により置換され(特に、上記置換基がAへの結合点に対してメタ又はパラ位にあり)、当該置換基が、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表す、フェニル;又は、
− 窒素及び酸素から独立に選択される1、2又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員のヘテロアリール(特に、1、2又は3個の窒素原子を有し;とりわけ、ピラゾリル、ピリジニル又はピリミジニル)、当該5〜6員のヘテロアリールは、未置換であるか又は1若しくは2個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基が、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表す(特に、上記置換基は、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ又はシクロプロピル−メトキシ;とりわけ、C1−4−アルキル又はC1−4−アルコキシを表す。)、5〜6員のヘテロアリール;又は、
− 窒素及び酸素から独立に選択される1、2又は3個のヘテロ原子を有する9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、1、2又は3個の窒素原子を有し;とりわけ、インドリル、イソインドリル、キノリニル又はイソキノリニル)であって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1若しくは2個の置換基により置換され(特に未置換であり)、当該置換基が、独立に、シアノ、ハロゲン C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表す(特に、上記置換基は、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ又はシクロプロピル−メトキシ;とりわけ、C1−4−アルキル又はC1−4−アルコキシを表す。)、9〜10員の二環式ヘテロアリール;又は、
− 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
を表す、態様1)又は2)に従う化合物に関する。
5) さらなる態様は、Rが、
− フェニル又は6員のヘテロアリール(特に、当該6員のヘテロアリールは1又は2個の環窒素原子を有し;とりわけ、当該6員のヘテロアリールは、ピリジニル、ピリミジニ
ル又はピリダジニルである。)であって、当該フェニル又は6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル(特にメチル)、シアノ、ハロゲン(特に、塩素又はフッ素)、ヒドロキシ、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ)、C3−5−シクロアルコキシ(特にシクロブトキシ)、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル)又はモルフォリン−4−イル;
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル(特に、メチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ又はtert−ブトキシ)、アミノ又はモルフォリン−4−イルを表す。)を表す。);
−− −(C=O)−NRN3N4(RN3は、水素又はC1−3−アルキル(特にメチル)を表し、かつ、RN4は、水素、C1−3−アルキル(特に、メチル又はエチル)、C3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)、ヒドロキシ−C2−4−アルキル(特に、2−ヒドロキシエチル又は3−ヒドロキシプロピル)、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に、2−メトキシエチル又は3−メトキシプロピル)、シアノ−C1−3−アルキル(特に2−シアノエチル)、C3−4−アルケニル(特にプロパ−1−エン−3−イル)又はフラニル−C1−3−アルキル(特にフラン−2−イル−メチル)を表すか;又は、RN3及びRN4は、それらが結合する窒素原子とともに、モルフォリン環を形成する。);及び、
−− −OR(Rは、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に2−メトキシエチル)、ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル(特にオキセタン−3−イル−メチル)、(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−メチルオキセタン−3−イル)−メチル)、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−フルオロオキセタン−3−イル)−メチル)、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル(特にテトラヒドロフラン−2−イル−メチル)、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特に(1−ヒドロキシシクロプロピル)−エチル)、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル(特に、テトラヒドロピラン−2−イル−メチル又はテトラヒドロピラン−4−イル−メチル)、ベンジル、(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル(特に2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エチル)、ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル(特に2−(ピペリジン−1−イル)−エチル)、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メチル))、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル(特に(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−メチル)、C1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル(特にメトキシ−カルボニル−メチル)又はC1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)を表す。);
から独立に選択される、フェニル又は6員のヘテロアリール;
− 9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル又はインドリル)であって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが未置換である、9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル又はインドリル);又は、
− 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、1,3−ジヒドロ−2
H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;
を表す、態様1)又は2)に従う化合物に関する。
6) さらなる態様は、Rが、
− フェニル又は6員のヘテロアリール(特に、当該6員のヘテロアリールは1又は2個の環窒素原子を有し;とりわけ、当該6員のヘテロアリールは、ピリジニル、ピリミジニル又はピリダジニルである。)であって、当該フェニル又は6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、)、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル(特に、メチル又はエチル)、シアノ、ニトロ、ハロゲン(特に、塩素、フッ素又は臭素)、ヒドロキシ、ヒドロキシ−C1−4−アルキル(特にヒドロキシメチル)、C1−3−アルコキシ−C1−4−アルキル(特にメトキシメチル)、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ)、C3−5−シクロアルコキシ(特にシクロブトキシ)、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル)、アミノ、モルフォリン−4−イル又はモルフォリン−4−イル−メチル;
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル(特に、メチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ又はtert−ブトキシ)、アミノ、フェニル又はモルフォリン−4−イルを表す。)を表す。);
−− −(C=O)−NRN3N4(RN3は、水素又はC1−3−アルキル(特にメチル)を表し、かつ、RN4は、水素、C1−3−アルキル(特に、メチル又はエチル)、C3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)、ヒドロキシ−C2−4−アルキル(特に、2−ヒドロキシエチル又は3−ヒドロキシプロピル)、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に、2−メトキシエチル又は3−メトキシプロピル)、シアノ−C1−3−アルキル(特に2−シアノエチル)、C3−4−アルケニル(特に、プロパ−1−エン−3−イル)又はフラニル−C1−3−アルキル(特にフラン−2−イル−メチル)又はアリルを表すか、又は、RN3及びRN4は、それらが結合する窒素原子とともに、モルフォリン環を形成する。);及び、
−− −OR(Rは、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に2−メトキシエチル)、ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)、ジ−ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に2,3−ジヒドロキシプロピル)、スルファモイル−C2−4−アルキル(特に3−(スルファモイル)−プロピル)、ピリジニル−C1−3−アルキル(特にピリジン−2−イル−メチル)、C1−3−アルキルスルフォニル−C2−4−アルキル(特に2−(メチルスルフォニル)−エチル)、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル(特にオキセタン−3−イル−メチル)、(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−メチルオキセタン−3−イル)−メチル)、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−フルオロオキセタン−3−イル)−メチル)、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル(特にテトラヒドロフラン−2−イル−メチル)、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特に(1−ヒドロキシシクロプロピル)−エチル)、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル(特に、テトラヒドロピラン−2−イル−メチル又はテトラヒドロピラン−4−イル−メチル)、ベンジル、(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アル
キル(特に2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エチル)、ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル(特に2−(ピペリジン−1−イル)−エチル)、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メチル))、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル(特に(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−メチル)、C1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル(特に、メトキシ−カルボニル−メチル又はエトキシ−カルボニル−メチル)、((ヒドロキシ−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルキル(特に2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)−エチル)、C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3−アルキル(特に2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−エチル)又はC1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)を表す。);
から独立に選択される、フェニル又は6員のヘテロアリール;
− 9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル、インダゾリル又はインドリル)であって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが未置換である、9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル、インダゾリル又はインドリル);又は、
− 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル、3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル、1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;
を表す、態様1)又は2)に従う化合物に関する。
7) さらなる態様は、Rが、フェニルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基が、独立に、シアノ、ハロゲン、C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表す、フェニルを表す、態様1)又は2)に従う化合物に関する。副態様において、Rは、特に、フェニル、4−クロロ−フェニル、2−メチル−フェニル、3−メチル−フェニル、4−メチル−フェニル、2−メトキシ−フェニル、3−メトキシ−フェニル、4−メトキシ−フェニル、4−エトキシ−フェニル、3−シアノ−フェニル、4−シアノ−フェニル、2−トリフルオロメチル−フェニル、3−トリフルオロメチル−フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、4−イソプロポキシ−フェニル、4−(シクロプロピル−メトキシ)−フェニル、4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル、4−トリフルオロメトキシ−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル)−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル−メチル)−フェニル、4−(メトキシ−カルバモイル)−フェニル又は4−アセチル−フェニルを表し;好ましくは、Rは、フェニル、4−クロロ−フェニル、2−メチル−フェニル、3−メチル−フェニル、4−メチル−フェニル、2−メトキシ−フェニル、3−メトキシ−フェニル、4−メトキシ−フェニル、4−エトキシ−フェニル、3−シアノ−フェニル、4−シアノ−フェニル、4−イソプロポキシ−フェニル、4−(シクロプロピル−メトキシ)−フェニル、4−(メトキシ−カルバモイル)−フェニル又は4−アセチル−フェニルを表す。
8) 本発明のさらなる態様は、Rが、フェニル又は6員のヘテロアリール(特にフェニル)であって、当該フェニル又は6員のヘテロアリールが、独立に、1、2又は3個の置換基により置換され(特に、1又は2個の置換基により置換され);第1の置換基が、独立に、ヒドロキシ、−NRN1N2、−(C=O)−NRN3N4又は−OR
を表し;当該第1の置換基は、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位において結合し;存在する場合には、さらなる置換基は、C1−4−アルキル(特にメチル)、シアノ、ハロゲン(特に、塩素又はフッ素)、ヒドロキシ、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ又はイソプロポキシ)、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)又はC1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル)から独立に選択され;存在する場合には、当該さらなる置換基は、分子の残りの部分への結合点に対してメタ位において結合する、フェニル又は6員のヘテロアリール(特にフェニル)を表す、態様1)又は2)に従う化合物に関する。
9) さらなる態様は、フラグメントR−(CH−が、群I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI又はXIIから選択される、態様1)又は2)に従う化合物に関する:
I. フェニル、4−ヒドロキシ−フェニル、4−クロロ−フェニル、2−メチル−フェニル、3−メチル−フェニル、4−メチル−フェニル、2−メトキシ−フェニル、3−メトキシ−フェニル、4−メトキシ−フェニル、4−エトキシ−フェニル、4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル、4−ベンジルオキシ−フェニル、3−シアノ−フェニル、4−シアノ−フェニル、2−トリフルオロメチル−フェニル、3−トリフルオロメチル−フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、4−イソプロポキシ−フェニル、4−(シクロプロピル−メトキシ)−フェニル、4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル、4−トリフルオロメトキシ−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル)−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル−メチル)−フェニル又は4−(メトキシ−カルバモイル)−フェニル;
II. 4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−フェニル、4−(3−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−シアノ−4−メトキシ−フェニル、4−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェニル、3−クロロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、4−((メトキシ−カルボニル)アミノ)−フェニル、4−(モルフォリン−4−カルボニル)−フェニル、4−((2−シアノ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル−カルボキサミド)−フェニル、4−(tert−ブチル−カルボキサミド)−フェニル、2−フルオロ−4−(tert−ブトキシル−カルボキサミド)−フェニル、4−(3−エチルウレイド)−3−メトキシ−フェニル、4−(メトキシ−カルボキサミド)−フェニル、4−(3−エチル−ウレイド)−3−メトキシ−フェニル、4−(3−(3−メトキシ−プロピル)−ウレイド)−フェニル、4−(3−ブチル−ウレイド)−フェニル、4−イソブチルアミド−フェニル、4−アセチル−フェニル、4−(テトラヒドロピラン−4−イル−メトキシ)−フェニル、4−((3−フルオロ−オキセタン−3−イル)−メトキシ)−フェニル、4−((3−メチル−オキセタン−3−イル)−メトキシ)−フェニル、4−(オキセタン−3−イル−メトキシ)−フェニル、4−(2−(1−ヒドロキシ−シクロプロピル)−エトキシ)−フェニル、4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−フェニル、4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル)−フェニル、4−(2−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−エトキシ)−フェニル、4−(2−(ピペリジン−1−イル)−エトキシ)−フェニル、4−(テトラヒドロフラン−2−イル−メトキシ)−フェニル、4−(テトラヒドロピラン−4−イル−メトキシ)−フェニル、4−(テトラヒドロピラン−2−イル−メトキシ)−フェニル、4−((2−メトキシ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−(シクロプロピル−カルバモイル)−フェニル、4−(エチル−カルバモイル)−フェニル、4−(3−メトキシプロピル−カルバモイル)−フェニル、4−ウレイド−フェニル、4−アセタミド−フェニル、4−(メチル−カルバモイル)−フェニル、4−((1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メトキシ)−フェニル 4−((2−ヒドロキシ−エチル)−カルバモイル
)−フェニル、4−(エチル(メチル)カルバモイル)−フェニル、4−((3−ヒドロキシ−プロピル)−カルバモイル)−フェニル、4−カルバモイル−フェニル、4−((フラン−2−イル−メチル)−カルバモイル)−フェニル、4−(アリル−カルバモイル)−フェニル、4−(ジメチル−カルバモイル)−フェニル、4−((2−(ジメチルアミノ)−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−((1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロチオピラン−4−イル)−メチル)−フェニル;
III. 3−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−クロロ−4−(2−メチル−2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−クロロ−4−(3−メチル−3−ヒドロキシ−ブトキシ)−フェニル、4−(2−メチル−2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、4−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−シアノ−5−メトキシ−フェニル、3−ヒドロキシ−4−シアノ−フェニル、3−ニトロ−4−ヒドロキシ−フェニル、2−クロロ−4−ヒドロキシ−フェニル、2−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−ヒドロキシ−4−クロロ−フェニル、2−ヒドロキシ−4−クロロ−フェニル、3−ヒドロキシ−フェニル、2,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、2,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−トリフルオロメトキシ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−シアノ−4−トリフルオロメトキシ−フェニル、2−トリフルオロメトキシ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−メチル−5−ヒドロキシ−フェニル、2−メチル−4−ヒドロキシ−フェニル、3−ヒドロキシ−4−メチル−フェニル、3−メチル−4−ヒドロキシ−フェニル、3−エチル−4−ヒドロキシ−フェニル、4−(ヒドロキシ−メチル)−フェニル、(4−ヒドロキシ−フェニル)−メチル、(2−ヒドロキシ−フェニル)−メチル、3−クロロ−4−アミノ−フェニル、4−(アミノ−カルボニル)−フェニル、4−(メチル−アミノ−カルボニル)−フェニル、(4−(メトキシ−カルボニル)−フェニル)−メチル、(3−(メトキシ−カルボニル)−フェニル)−メチル、4−(メチル−カルボキサミド)−フェニル、4−(フェニル−カルボキサミド)−フェニル、4−(イソプロピル−カルボキサミド)−フェニル、3−クロロ−4−(イソプロピル−カルボキサミド)−フェニル、4−(tert−ブトキシ−カルボキサミド)−フェニル、3−ヒドロキシ−4−メトキシ−フェニル、3−クロロ−4−メトキシ−フェニル、3−クロロ−4−エトキシ−フェニル、3−フルオロ−4−メトキシ−フェニル、3−ブロモ−4−メトキシ−フェニル、3−ヨード−4−メトキシ−フェニル,3−クロロ−4−メトキシ−5−フルオロ−フェニル、3−クロロ−4−メトキシ−6−フルオロ−フェニル、3,6−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル、2−フルオロ−3−クロロ−4−メトキシ−フェニル、2,6−ジメチル−4−メトキシ−フェニル、3−クロロ−4−(シクロプロピル−メトキシ)−フェニル、3−エチル−4−ヒドロキシ−フェニル、4−(メチル−メトキシ)−フェニル、3−ヒドロキシ−5−トリフルオロメチル−フェニル、2−トリフルオロメチル−4−ヒドロキシ−フェニル、3,4−ジメトキシ−5−シアノ−フェニル、4−((2−ジメチルアミノ−エトキシ))−フェニル、4−(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エトキシ)−エトキシ)−フェニル、3−クロロ−4−((3−フルオロ−オキセタン−3−イル)−メトキシ)−フェニル、4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル、4−(ピリジン−2−イル−メトキシ)−フェニル、4−(エトキシ−カルボニル−メトキシ)−フェニル、4−((2−ヒドロキシ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−((2−メトキシ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−((3−ヒドロキシ−プロピル)−カルバモイル)−フェニル、4−(アリル−カルバモイル)−フェニル、4−(アリル−カルバモイル)−フェニル、4−(ジメチル−カルバモイル)−フェニル、4−(N−メチル−N−エチル−カルバモイル)−フェニル、3−フルオロ−4−ベンジルオキシ−フェニル、4−スルファモイル−フェニル、4−(メチル−スルファモイル)−フェニル、4−(エチル−スルファモイル)−フェニル、4−(ジメチル−スルファモイル)−フェニル、4−(ジエチル−スルファモイル)−フェニル、4−((メチル−スルファモイル)−アミノ)−フェニル、4−(2−メタンスルフォニル−エトキシ)−フェニル、4−(スルファモイル−プロポキシ)−フェニル、4−(2−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−
エトキシ)−フェニル;
IV. 6−メトキシ−ピリジン−3−イル、5−フルオロ−6−メトキシ−ピリジン−3−イル、6−メトキシ−5−メチル−ピリジン−3−イル、2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル、5,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル、5,6−ジメトキシ−ピリジン−2−イル、5−クロロ−6−エトキシ−ピリジン−3−イル、6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−3−(メトキシ−カルボニル)−ピリジン−5−イル、5−クロロ−6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル、6−エトキシ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル、6−(メトキシ−カルボニル−メトキシ)−ピリジン−3−イル、6−メトキシ−5−(メトキシカルボニル)−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−ピリミジン−5−イル、2−エトキシ−ピリミジン−5−イル、2,4−ジメトキシ−ピリミジン−5−イル、2−ベンジルオキシ−ピリミジン−5−イル、2−シクロブトキシ−ピリミジン−5−イル、3,6−ジメトキシ−ピリダジン−4−イル又は6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ピリジン−3−イル;
V. ピリジン−3−イル、4−メトキシ−ピリジン−3−イル又は3−クロロ−4−ブロモ−ピリジン−2−イル;
VI. ピラゾール−4−イル、1−メチル−ピラゾール−4−イル、ピリミジン−5−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル又は6−エトキシ−ピリジン−3−イル;
VII. インドール−4−イル、インドール−5−イル、インドール−6−イル、インドール−7−イル、キノリン−4−イル、キノリン−5−イル、イソキノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル又はイソキノリン−8−イル;
VIII. 1H−インダゾール−5−イル、3−クロロ−1H−インダゾール−6−イル又は1−メチル−1H−インダゾール−7−イル;
IX. ベンジル;
X. 2,3−ジヒドロ−[1,4]ベンゾジオキサン−6−イル;
XI. 1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;及び、
XII. 3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル、1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル。
10) さらなる態様は、フラグメントR−(CH−が群I、VI、VII、IX又はXから選択される、態様9)に従う化合物に関する。
11) さらなる態様は、フラグメントR−(CH−が群II、IV又はXIから選択される、態様9)に従う化合物に関する。
12) さらなる態様は、フラグメントR−(CH−が群III、V、VIII又はXIIから選択される、態様9)に従う化合物に関する。
13) さらなる態様は、nが1を表す、態様1)〜8)のいずれか1つに従う化合物に関する。
14) さらなる態様は、nが0を表す、態様1)〜8)のいずれか1つに従う化合物に関する。
15) さらなる態様は、Rが:
− C1−4−アルキル(特に、メチル又はエチル);
− ビニル、1−メチル−ビニル又は1−プロペニル;
− C1−3−フルオロアルキル(特に、トリフルオロメチル又は1,1−ジフルオロエチル);又は、
− C3−6−シクロアルキル(特にシクロプロピル)であって、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)又はフッ素から独立に選択される、C3−6−シクロアルキル(特にシクロプロピル);又は、
− フェニルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)及びハロゲン(特にフッ素)から独立に選択される、フェニル;
を表す、態様1)〜14)のいずれか1つに従う化合物に関する。
16) さらなる態様は、Rが、フェニル、C1−4−アルキル(特に、メチル又はエチル)又はC3−6−シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表し、当該C3−6−シクロアルキルが、未置換であるか、又は、1個のメチル又はフッ素により置換された、態様1)〜14)のいずれか1つに従う化合物に関する。副態様において、Rはシクロプロピルを表し、上記シクロプロピルは、未置換であるか又は1個のメチル(特に1−メチル−シクロプロピル)又はフッ素(特に2−フルオロ−シクロプロピル)により置換される。
17) 本発明のさらなる態様は、Rがシクロプロピルを表す、態様1)〜14)のいずれか1つに従う化合物に関する。
18) 本発明のさらなる態様は、Rがフェニルを表す、態様1)〜14)のいずれか1つに従う化合物に関する。
19) 本発明のさらなる態様は、RがC1−4−アルキル(特に、エチル又はメチル)を表す、態様1)〜14)のいずれか1つに従う化合物に関する。
20) さらなる態様は、
Aが、酸素、窒素及び硫黄から独立に選択される1、2又は3個の環ヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレン(特に、トリアゾリレン又はピラゾリレン)を表し、当該5員のヘテロアリーレンは、未置換であるか又は1個の置換基により置換され、当該置換基がC1−4−アルキル(特にメチル)から独立に選択され、
nが0を表し(すなわち、RはAに直接結合する。);
が:
− C1−4−アルキル(特に、メチル又はエチル);
− C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル);
− フェニルであって、未置換であるか又は1個の置換基より置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)及びハロゲン(特にフッ素)から独立に選択される、フェニル;又は、
− C3−6−シクロアルキル(特に、シクロプロピル又はシクロペンチル)であって、未置換であるか又は1個の置換基より置換され、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)及びハロゲン(特にフッ素)から独立に選択される、C3−6−シクロアルキル(特に、シクロプロピル又はシクロペンチル);
を表し;
が:
− 酸素、窒素及び硫黄から独立に選択される1、2又は3個の環ヘテロ原子を有するフェニル又は6員のヘテロアリール(特に、1、2又は3個の環窒素原子;とりわけ、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル)であって、当該フェニル又は6員のヘテロアリー
ルが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル(特にメチル)、シアノ、ハロゲン(特に、塩素又はフッ素)、ヒドロキシ、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ)、C3−5−シクロアルコキシ(特にシクロブトキシ)、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル)、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル;
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル(特に、メチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ又はtert−ブトキシ)、アミノ、C1−4−アルキルアミノ(特に、エチルアミノ又はn−ブチルアミノ)又はモルフォリン−4−イルを表す。)を表す。);
−− −(C=O)−NRN3N4(RN3は、水素又はC1−3−アルキル(特にメチル)を表し、かつ、RN4は、水素、C1−3−アルキル(特に、メチル又はエチル)、C3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)、ヒドロキシ−C2−4−アルキル(特に、2−ヒドロキシエチル又は3−ヒドロキシプロピル)、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に、2−メトキシエチル又は3−メトキシプロピル)、シアノ−C1−3−アルキル(特に2−シアノエチル)、C3−4−アルケニル(特にプロパ−1−エン−3−イル)、フラニル−C1−3−アルキル(特にフラン−2−イル−メチル)、2−ジ−C1−3−アルキルアミノ−C2−3−アルキル(特にジメチルアミノエチル)を表すか;又は、RN3及びRN4は、それらが結合する窒素原子とともに、モルフォリン環を形成する。);及び、
−− −OR(Rは、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に2−メトキシエチル)、ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル(特にオキセタン−3−イル−メチル)、(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−メチルオキセタン−3−イル)−メチル)、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−フルオロオキセタン−3−イル)−メチル)、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル(特にテトラヒドロフラン−2−イル−メチル)、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特に(1−ヒドロキシシクロプロピル)−エチル)、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル(特に、テトラヒドロピラン−2−イル−メチル又はテトラヒドロピラン−4−イル−メチル)、ベンジル、(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル(特に2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エチル)、ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル(特に2−(ピペリジン−1−イル)−エチル)、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メチル))、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル(特に(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−メチル)、C1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル(特にメトキシ−カルボニル−メチル)又はC1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)を表す。);
から独立に選択される、フェニル又は6員のヘテロアリール;
[副態様において、Rが、フェニル又は6員のヘテロアリールを表し、当該フェニル又は6員のヘテロアリールが、独立に、1、2又は3個の置換基により置換される場合には、1個の置換基(特に、ヒドロキシ、−NRN1N2、−(C=O)−NRN3N4
及び−OR)が、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位において結合する。]
− 酸素、窒素及び硫黄から独立に選択される1、2、3又は4個の環ヘテロ原子を有する9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、1、2、3又は4個の環窒素原子;とりわけ、キノリン−4−イル、キノリン−5−イル、イソキノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル、イソキノリン−8−イル、インドール−4−イル、インドール−5−イル、インドール−6−イル又はインドール−7−イル)であって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが未置換である、9〜10員の二環式ヘテロアリール;又は、
− 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;
を表す、態様1)〜14)のいずれか1つに従う化合物に関する。
21) 本発明のさらなる態様は、
Aがフェニレン又は5〜6員のヘテロアリーレン(特に5員のヘテロアリーレン)を表し、当該フェニレン又は5〜6員のヘテロアリーレンは、独立に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基がC1−4−アルキル(特にメチル)から独立に選択され;
nが1又は0を表し(特に、nは0を表し)(すなわち、n=0の場合には、RはAに直接結合し;又は、n=1の場合には、Rは−CH−Aに直接結合する。);
が:
− C1−4−アルキル(特に、メチル又はエチル);
− C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル);
− フェニルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)及びハロゲン(特にフッ素)から独立に選択される、フェニル;
− C3−6−シクロアルキル(特に、シクロプロピル又はシクロペンチル)であって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか又は1個の置換基により置換され)、当該置換基が、C1−3−アルキル(特にメチル)及びハロゲン(特にフッ素)から独立に選択される、C3−6−シクロアルキル(特に、シクロプロピル又はシクロペンチル);
を表し;
が:
− フェニル又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、ピリミジニル又はピリダジニル)であって、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル(特にメチル)、シアノ、ハロゲン(特に、塩素、フッ素)、ヒドロキシ、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ)、C3−5−シクロアルコキシ(特にシクロブトキシ)、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル)、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル;
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は、−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル(特に、メチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ又はtert−ブトキシ)、アミノ、C1−4−アルキルアミノ(特に、エチルアミノ又はn−ブチルアミノ)又はモルフォリン−4−イルを表す。)を表す。);
−− −(C=O)−NRN3N4(RN3は、水素又はC1−3−アルキル(特にメ
チル)を表し、かつ、RN4は、水素、C1−3−アルキル(特に、メチル又はエチル)、C3−5−シクロアルキル(特にシクロプロピル)、ヒドロキシ−C2−4−アルキル(特に、2−ヒドロキシエチル又は3−ヒドロキシプロピル)、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に、2−メトキシエチル又は3−メトキシプロピル)、シアノ−C1−3−アルキル(特に2−シアノエチル)、C3−4−アルケニル(特にプロパ−1−エン−3−イル)、フラニル−C1−3−アルキル(特にフラン−2−イル−メチル)、2−ジ−C1−3−アルキルアミノ−C2−3−アルキル(特にジメチルアミノエチル)を表すか;又は、RN3及びRN4は、それらが結合する窒素原子とともに、モルフォリン環を形成する。);及び、
−− −OR(Rは、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に2−メトキシエチル)、ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル(特にオキセタン−3−イル−メチル)、(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−メチルオキセタン−3−イル)−メチル)、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−フルオロオキセタン−3−イル)−メチル)、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル(特にテトラヒドロフラン−2−イル−メチル)、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特に(1−ヒドロキシシクロプロピル)−エチル)、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル(特に、テトラヒドロピラン−2−イル−メチル又はテトラヒドロピラン−4−イル−メチル)、ベンジル、(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル(特に2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エチル)、ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル(特に2−(ピペリジン−1−イル)−エチル)、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メチル))、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル(特に(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−メチル)、C1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル(特にメトキシ−カルボニル−メチル)又はC1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)を表す。);
から独立に選択される、フェニル又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、ピリミジニル又はピリダジニル);
− 5員のヘテロアリール(特に、ピラゾリル又はトリアゾリル)であって、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル(特にメチル)、シアノ、ハロゲン(特に、塩素又はフッ素)、C1−3−フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)、C1−3−フルオロアルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ又は2,2,2−トリフルオロエトキシ)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ、エトキシ又はイソプロポキシ)、C3−5−シクロアルコキシ(特にシクロブトキシ)、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル);
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシ(特にメトキシ)を表す。)を表す。);又は、
−− −OR(Rは、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、ベンジル又はC1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル(特にメトキシ−カルボニル−メチル)を表す。);
から独立に選択される、5員のヘテロアリール(特に、ピラゾリル又はトリアゾリル);− 9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル又はインド
リル)であって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に未置換であり)、当該置換基が:
−− C1−4−アルキル、シアノ、ハロゲン、C1−3−フルオロアルキル、C1−3−フルオロアルコキシ、C1−4−アルコキシ、ヒドロキシメチル−シクロプロピル(特に1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル)、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、C1−3−アルキル−カルボニル(特にアセチル)、C1−4−アルコキシ−カルボニル(特にメトキシ−カルボニル);
−− NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシ(特にメトキシ)を表す。)を表す。);又は、
−− −OR(RはC3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)を表す。);
から独立に選択される、9〜10員の二環式ヘテロアリール(特に、キノリニル、イソキノリニル又はインドリル);又は、
− 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;
を表す、態様1)に従う化合物に関する。
[態様21)の副態様において、Rがフェニル又は6員のヘテロアリールを表し、当該フェニル又は6員のヘテロアリールが、独立に、1、2又は3個の置換基により置換される場合には、1個の置換基(特に、ヒドロキシ、−NRN1N2、−(C=O)−NRN3N4又は−OR)は、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位において結合する。]
22) 本発明のさらなる態様は、Aが、
Figure 2021510706
(1個のアステリスク「」は、OH基を担持する炭素への結合点を示し、2個のアステリスク「**」はR−(CHへの結合点を示し;nは1又は0を表し(すなわち、n=0の場合には、Rはトリアゾール環の窒素原子に直接結合する。);Rは水素を表し;Rは、C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル又はC3−6−シクロアルキルを表し、当該C3−6−シクロアルキルは、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が、独立に、メチル又はフッ素を表し;Rは、フェニル、5〜6員のヘテロアリール又は9〜10員の二環式ヘテロアリールを表し、当該フェニル、5〜6員のヘテロアリール及び9〜10員の二環式ヘテロアリールは、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基は、独立に、シアノ、ハロゲン C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−4−アルコキシ、C1−3−フルオロアルコキシ、1−(ヒドロキシメチル)−シクロプロパ−1−イル、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、シクロプロピル−メトキシ、アセチル又は−NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。)を表し;又は、Rは2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルを表す。)を表す、態様1)の化合物に関する。
23) さらなる態様は、
Aが、
Figure 2021510706
(1個のアステリスク「」は、OH基を担持する炭素への結合点を示し;2個のアステリスク「**」はR−(CHへの結合点を示し;Rは、水素又はC1−3−アルキル(特にメチル)を表す。);を表し;
nが0を表し;
が、
− C1−3−アルキル(特にエチル);
− −C(R)=C(R)(R)(R、R及びRは、独立に、水素及びメチルから選択される。)(特に1−メチルビニル);
− C1−3−フルオロアルキル(特に1,1−ジフルオロエチル);
− 未置換であるか又は1個のハロゲン(特にフッ素)により置換された(特に未置換の)フェニル;又は、
− 未置換であるか又は1個のメチル又はハロゲン(特にフッ素)により置換された(特に未置換の)シクロプロピル;
を表し;
が、
− フェニルであって、未置換であるか、1,2又は3個の置換基により置換され、1個の置換基が、独立に、
−− −OR(Rは、水素、C1−3−アルキル(特に、メチル又はエチル)、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル(特に2−メトキシエチル)、ヒドロキシ−C2−5−アルキル(特に、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特にシクロプロピル−メチル)、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル(特にオキセタン−3−イル−メチル)、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル(特に(3−フルオロオキセタン−3−イル)−メチル)、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル(特に(1−ヒドロキシシクロプロピル)−エチル)、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル(特に、テトラヒドロピラン−2−イル−メチル又はテトラヒドロピラン−4−イル−メチル)、C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3−アルキル(特に2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−エチル)又はベンジルを表す。);又は、
−− −NRN1N2(RN1は水素を表し;RN2は、水素又は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル(特に、メチル、イソプロピル又はtert−ブチル)、C1−4−アルコキシ(特に、メトキシ又はtert−ブトキシ)又はフェニルを表す。)を表す。);
を表し、
当該1個の置換基は、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位において当該フェニルに結合し、存在する場合には、当該フェニル環の任意のさらなる置換基は、独立に、ハロ
ゲン(特に、塩素又はフッ素)、シアノ又はニトロを表す、フェニルを表す;
態様1)に従う化合物に関する。
24) 別の態様は、R−(CH−A−が結合する不斉炭素原子が、式(II)に示す絶対配置を有する
Figure 2021510706
態様1)〜23)のいずれか1つに従う化合物に関する。
Aが、先に定義した置換された又は未置換の[1,2,3]トリアゾール−1,4−ジイル(特に下記の基:
Figure 2021510706
(1個のアステリスク「」は、OH基を担持する不斉炭素炭素への結合点を示し;2個のアステリスク「**」は、式(II)に示すR−(CH−への結合点を示す。))を表す場合には、当該不斉炭素原子は絶対R配置にあるものとする。
さらに、Aが、先に定義した置換された又は未置換のピラゾール−1,4−ジイル(特に、基:
Figure 2021510706
(1個のアステリスク「」は、OH基を担持する不斉炭素原子への結合点を示し;2個のアステリスク「**」は、式(II)に示すR−(CH−への結合点を示す。))を表す場合には、当該不斉炭素原子は絶対S配置にあるものとする。
25) 別の態様は、下記の化合物からなる群より選択される、態様1)の化合物に関する:
(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロペンチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−o−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−m−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−p−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−エトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−イソプロポキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
3−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
[1−(4−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イルメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリミジン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−2−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1
−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−8−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;及び(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール。
26) 別の態様は、下記の化合物からなる群より選択される、態様1)の化合物に関する:
[1−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸
メチルエステル;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
3−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(4−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸
メチルエステル;
[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
3−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[2−(3−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−エトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ニコチン酸 メチルエステル;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−5−メチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(5−クロロ−6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3
]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(5−クロロ−6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ピリジン−2−イルオキシ)−酢酸 メチルエステル;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(6−ベンジルオキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ピリジン−3−イル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5−フルオロ−6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(2−シクロブトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,4−ジメトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(2−ベンジルオキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,6−ジメトキシ−ピリダジン−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
[2−(1−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド;
(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
(S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミド;
(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノン;
モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミド;
N−シクロプロピル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ−プロピル)−ベンズアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンズアミド;
N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素;
N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド;5−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−エチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−尿素;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミド;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノン;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド;
N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミド;
1−ブチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミド;
N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド;
N−シクロプロピル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ−プロピル)−ベンズアミド;
N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル
)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;N−アリル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素;
(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリル;
2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エタノール;
3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エタノール;
1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール;
4−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール;
1−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノール;
1−[2−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チア
ゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−メチル−ピペリジン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1l6−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,6−ジフルオロ−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−フルオロ−フェノール;
(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
ビフェニル−4−イル−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
ビフェニル−3−イル−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(2−フェニル−チアゾール−5−イル)−メタノール;
(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(3−フェニル−イソオキサゾール−5−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(2−フェニル−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
3−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−
ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−ピリジン−3−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(4−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(3−フェニル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−ピリジン−4−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チアゾール−2−イル)−メタノール;
2−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル;
4−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(1H−インドール−5−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−イソキノリン−4−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−イミダゾール−4−イル)−メタノール;
[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;及び
[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール。
27) 別の態様は、下記の化合物からなる群より選択される、態様1)の化合物に関する:
(4−{4−[(R)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)
−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
1−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
6−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オン;
(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
6−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オン;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド;
1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−3−エチル−尿素;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド;
N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
1−ブチル−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素;
N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−N−メチル−ベンズアミド;
N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イ
ル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
N−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
N−アリル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミド;
3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メトキシ−ベンゾニトリル;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,3−ジメトキシ−ベンゾニトリル;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ベンゾニトリル;
[1−(4−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
2−{2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エトキシ}−エタノール;
(S)−3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール;
(S)−3−(4−{4−[(S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピリジン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メタンスルフォニル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−スルフォン酸 アミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−メチル−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメチル−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノール;
3−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメトキシ−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメチル−フェノール;
3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェノール;
2−クロロ−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノール;
3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−フェノール;
3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メチル−フェノール;
5−クロロ−2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イ
ル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミド;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミド;
(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−酢酸 エチルエステル;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−エチル−フェノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ヒドロキシ−ベンゾニトリル;
(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸
tert−ブチルエステル;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼンスルフォンアミド;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジエチル−ベンゼンスルフォンアミド;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンゼンスルフォンアミド;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼン
スルフォンアミド;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
N,N−ジエチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;
N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;
(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリル;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノール;(4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インダゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−インダゾール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−((N−メチルスルファモイル)アミノ)−ベンゼン;
[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(3−クロロ−1H−インダゾール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−(シクロペンタ−1−エニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)
−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(2−メチル−プロペニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(プロパ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;[1−(3−クロロ−4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;[2−((E)−2−シクロプロピル−ビニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(ペンタ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
[1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
[5−tert−ブチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
3−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
(R)−{1−[3−クロロ−4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェ
ニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
[1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−エチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−イソプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−シクロプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(R)−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
1−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール;
N−(2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[2−(2−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(3−クロロ−5−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(3−ブロモ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−ヨード−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(3−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1
−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステル;
[1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(3−クロロ−4−エトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステル;
3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール;{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
4−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
4−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール;2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール;(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−ヒドロキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−{4−[2−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−エトキシ]−フェニル}−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
3−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オール;
3−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オール;
{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
3−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
[1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
[1−(4−ベンジルオキシ−3−フルオロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノール;
4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノール;
[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;及び
(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール。
28) 別の態様は、下記の化合物からなる群より選択される、態様1)の化合物に関する:
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
3−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
(S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
4−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール
−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
1−[2−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
(4−{4−[(R)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
1−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール;
(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
N−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
(S)−3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール;
4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
3−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
(R)−{1−[3−クロロ−4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
(R)−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;及び
1−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール。
従って、上記部分で開示した種々の態様1)〜24)の従属関係に基づいて、下記の態様が可能であり、意図されており、そして個々の形態としてここに具体的に開示される:
2+1、3+1、3+2+1、4+1、4+2+1、5+1、5+2+1、6+1、6+2+1、7+1、7+2+1、8+1、8+2+1、9+1、9+2+1、10+9+1、10+9+2+1、11+9+1、11+9+2+1、12+9+1、12+9+2+1、13+1、13+2+1、13+3+1、13+3+2+1、13+4+1、13+4+2+1、13+5+1、13+5+2+1、13+6+1、13+6+2+1、13+7+1、13+7+2+1、13+8+1、13+8+2+1、14+1、14+2+1、14+3+1、14+3+2+1、14+4+1、14+4+2+1、14+5+1、14+5+2+1、14+6+1、14+6+2+1、14+7+1、14+7+2+1、14+8+1、14+8+2+1、15+1、15+2+1、15+3+1、15+3+2+1、15+4+1、15+4+2+1、15+5+1、15+5+2+1、15+6+1、15+6+2+1、15+7+1、15+7+2+1、15+8+1、15+8+2+1、15+9+1、15+9+2+1、15+10+9+1、15+10+9+2+1、15+11+9+1、15+11+9+2+1、15+12+9+1、15+12+9+2+1、15+13+1、15+13+2+1、15+13+3+1、15+13+3+2+1、15+13+4+1、15+13+4+2+1、15+13+5+1、15+13+5+2+1、15+13+6+1、15+13+6+2+1、15+13+7+1、15+13+7+2+1、15+13+8+1、15+13+8+2+1、15+14+1、15+14+2+1、15+14+3+1、15+14+3+2+1、15+14+4+1、15+14+4+2+1、15+14+5+1、15+14+5+2+1、15+14+6+1、15+14+6+2+1、15+14+7+1、15+14+7+2+1、15+14+8+1、15+14+8+2+1、16+1、16+2+1、16+3+1、16+3+2+1、16+4+1、16+4+2+1、16+5+1、16+5+2+1、16+6+1、16+6+2+1、16+7+1、16+7+2+1、16+8+1、16+8+2+1、16+9+1、16+9+2+1、16+10+9+1、16+10+9+2+1、16+11+9+1、16+11+9+2+1、16+12+9+1、16+12+9+2+1、16+13+1、16+13+2+1、16+13+3+1、16+13+3+2+1、16+13+4+1、16+13+4+2+1、16+13+5+1、16+13+5+2+1、16+13+6+1、16+13+6+2+1、16+13+7+1、16+13+7+2+1、16+13+8+1、16+13+8+2+1、16+14+1、16+14+2+1、16+14+3+1、16+14+3+2+1、16+14+4+1、16+14+4+2+1、16+14+5+1、16+14+5+2+1、16+14+6+1、16+14+6+2+1、16+14+7+1、16+14+7+2+1、16+14+8+1、16+14+8+2+1、
17+1、17+2+1、17+3+1、17+3+2+1、17+4+1、17+4+2+1、17+5+1、17+5+2+1、17+6+1、17+6+2+1、17+7+1、17+7+2+1、17+8+1、17+8+2+1、17+9+1、17+9+2+1、17+10+9+1、17+10+9+2+1、17+11+9+1、17+11+9+2+1、17+12+9+1、17+12+9+2+1、17+13+1、17+13+2+1、17+13+3+1、17+13+3+2+1、17+13+4+1、17+13+4+2+1、17+13+5+1、17+13+5+2+1、17+13+6+1、17+13+6+2+1、17+13+7+1、17+13+7+2+1、17+13+8+1、17+13+8+2+1、17+14+1、17+14+2+1、17+14+3+1、17+14+3+2+1、17+14+4+1、17+14+4+2+1、17+14+5+1、17+14+5+2+1、17+14+6+1、17+14+6+2+1、17+14+7+1、17+14+7+2+1、17+14+8+1、17+14+8+2+1、18+1、18+2+1、18+3+1、18+3+2+1、18+4+1、18+4+2+1、18+5+1、18+5+2+1、18+6+1、18+6+2+1、18+7+1、18+7+2+1、18+8+1、18+8+2+1、18+9+1、18+9+2+1、18+10+9+1、18+10+9+2+1、18+11+9+1、18+11+9+2+1、18+12+9+1、18+12+9+2+1、
18+13+1、18+13+2+1、18+13+3+1、18+13+3+2+1、18+13+4+1、18+13+4+2+1、18+13+5+1、18+13+5+2+1、18+13+6+1、18+13+6+2+1、18+13+7+1、18+13+7+2+1、18+13+8+1、18+13+8+2+1、18+14+1、18+14+2+1、18+14+3+1、18+14+3+2+1、18+14+4+1、18+14+4+2+1、18+14+5+1、18+14+5+2+1、18+14+6+1、18+14+6+2+1、18+14+7+1、18+14+7+2+1、18+14+8+1、18+14+8+2+1、19+1、19+2+1、19+3+1、19+3+2+1、19+4+1、19+4+2+1、19+5+1、19+5+2+1、19+6+1、19+6+2+1、19+7+1、19+7+2+1、19+8+1、19+8+2+1、19+9+1、19+9+2+1、19+10+9+1、19+10+9+2+1、19+11+9+1、19+11+9+2+1、19+12+9+1、19+12+9+2+1、19+13+1、19+13+2+1、19+13+3+1、19+13+3+2+1、19+13+4+1、19+13+4+2+1、19+13+5+1、19+13+5+2+1、19+13+6+1、19+13+6+2+1、19+13+7+1、19+13+7+2+1、19+13+8+1、19+13+8+2+1、19+14+1、19+14+2+1、19+14+3+1、19+14+3+2+1、19+14+4+1、19+14+4+2+1、19+14+5+1、19+14+5+2+1、19+14+6+1、19+14+6+2+1、19+14+7+1、19+14+7+2+1、19+14+8+1、19+14+8+2+1、
20+1、20+2+1、20+3+1、20+3+2+1、20+4+1、20+4+2+1、20+5+1、20+5+2+1、20+6+1、20+6+2+1、20+7+1、20+7+2+1、20+8+1、20+8+2+1、20+9+1、20+9+2+1、20+10+9+1、20+10+9+2+1、20+11+9+1、20+11+9+2+1、20+12+9+1、20+12+9+2+1、20+13+1、20+13+2+1、20+13+3+1、20+13+3+2+1、20+13+4+1、20+13+4+2+1、20+13+5+1、20+13+5+2+1、20+13+6+1、20+13+6+2+1、20+13+7+1、20+13+7+2+1、20+13+8+1、20+13+8+2+1、20+14+1、20+14+2+1、20+14+3+1、20+14+3+2+1、20+14+4+1、20+14+4+2+1、20+14+5+1、20+14+5+2+1、20+14+6+1、20+14+6+2+1、20+14+7+1、20+14+7+2+1、20+14+8+1、20+14+8+2+1、21+1、22+1、23+1、24+1、24+2+1、24+3+1、24+3+2+1、24+4+1、24+4+2+1、24+5+1、24+5+2+1、24+6+1、24+6+2+1、24+7+1、24+7+2+1、24+8+1、24+8+2+1、24+9+1、24+9+2+1、24+10+9+1、24+10+9+2+1、24+11+9+1、24+11+9+2+1、24+12+9+1、24+12+9+2+1、24+13+1、24+13+2+1、24+13+3+1、24+13+3+2+1、24+13+4+1、24+13+4+2+1、24+13+5+1、24+13+5+2+1、24+13+6+1、24+13+6+2+1、24+13+7+1、24+13+7+2+1、24+13+8+1、24+13+8+2+1、24+14+1、24+14+2+1、24+14+3+1、24+14+3+2+1、24+14+4+1、24+14+4+2+1、24+14+5+1、24+14+5+2+1、24+14+6+1、24+14+6+2+1、24+14+7+1、24+14+7+2+1、24+14+8+1、24+14+8+2+1、24+15+1、24+15+2+1、24+15+3+1、24+15+3+2+1、24+15+4+1、24+15+4+2+1、24+15+5+1、24+15+5+2+1、24+15+6+1、24+15+6+2+1、24+15+7+1、24+15+7+2+1、24+15+8+1、24+15+8+2+1、24+15+9+1、24+15+9+2+1、24+15+10+9+1、24+15+10+9+2+1、24+15
+11+9+1、24+15+11+9+2+1、24+15+12+9+1、24+15+12+9+2+1、24+15+13+1、24+15+13+2+1、24+15+13+3+1、24+15+13+3+2+1、24+15+13+4+1、24+15+13+4+2+1、24+15+13+5+1、24+15+13+5+2+1、24+15+13+6+1、24+15+13+6+2+1、24+15+13+7+1、24+15+13+7+2+1、24+15+13+8+1、24+15+13+8+2+1、24+15+14+1、24+15+14+2+1、24+15+14+3+1、24+15+14+3+2+1、24+15+14+4+1、24+15+14+4+2+1、24+15+14+5+1、24+15+14+5+2+1、24+15+14+6+1、24+15+14+6+2+1、24+15+14+7+1、24+15+14+7+2+1、24+15+14+8+1、24+15+14+8+2+1、
24+16+1、24+16+2+1、24+16+3+1、24+16+3+2+1、24+16+4+1、24+16+4+2+1、24+16+5+1、24+16+5+2+1、24+16+6+1、24+16+6+2+1、24+16+7+1、24+16+7+2+1、24+16+8+1、24+16+8+2+1、24+16+9+1、24+16+9+2+1、24+16+10+9+1、24+16+10+9+2+1、24+16+11+9+1、24+16+11+9+2+1、24+16+12+9+1、24+16+12+9+2+1、24+16+13+1、24+16+13+2+1、24+16+13+3+1、24+16+13+3+2+1、24+16+13+4+1、24+16+13+4+2+1、24+16+13+5+1、24+16+13+5+2+1、24+16+13+6+1、24+16+13+6+2+1、24+16+13+7+1、24+16+13+7+2+1、24+16+13+8+1、24+16+13+8+2+1、24+16+14+1、24+16+14+2+1、24+16+14+3+1、24+16+14+3+2+1、24+16+14+4+1、24+16+14+4+2+1、24+16+14+5+1、24+16+14+5+2+1、24+16+14+6+1、24+16+14+6+2+1、24+16+14+7+1、24+16+14+7+2+1、24+16+14+8+1、24+16+14+8+2+1、24+17+1、24+17+2+1、24+17+3+1、24+17+3+2+1、24+17+4+1、24+17+4+2+1、24+17+5+1、24+17+5+2+1、24+17+6+1、24+17+6+2+1、24+17+7+1、24+17+7+2+1、24+17+8+1、24+17+8+2+1、24+17+9+1、24+17+9+2+1、24+17+10+9+1、24+17+10+9+2+1、24+17+11+9+1、24+17+11+9+2+1、24+17+12+9+1、24+17+12+9+2+1、24+17+13+1、24+17+13+2+1、24+17+13+3+1、24+17+13+3+2+1、24+17+13+4+1、24+17+13+4+2+1、24+17+13+5+1、24+17+13+5+2+1、24+17+13+6+1、24+17+13+6+2+1、24+17+13+7+1、24+17+13+7+2+1、24+17+13+8+1、24+17+13+8+2+1、24+17+14+1、24+17+14+2+1、24+17+14+3+1、24+17+14+3+2+1、24+17+14+4+1、24+17+14+4+2+1、24+17+14+5+1、24+17+14+5+2+1、24+17+14+6+1、24+17+14+6+2+1、24+17+14+7+1、24+17+14+7+2+1、24+17+14+8+1、24+17+14+8+2+1、24+18+1、24+18+2+1、24+18+3+1、24+18+3+2+1、24+18+4+1、24+18+4+2+1、24+18+5+1、24+18+5+2+1、24+18+6+1、24+18+6+2+1、24+18+7+1、24+18+7+2+1、24+18+8+1、24+18+8+2+1、24+18+9+1、24+18+9+2+1、24+18+10+9+1、24+18+10+9+2+1、24+18+11+9+1、24+18+11+9+2+1、24+18+12+9+1、24+18+12+9+2+1、24+18+13+1、24+18+13+2+1、
24+18+13+3+1、24+18+13+3+2+1、24+18+13+4+1、24+18+13+4+2+1、24+18+13+5+1、24+18+13+5+2+1、24+18+13+6+1、24+18+13+6+2+1、24+18+13+7+1、24+18+13+7+2+1、24+18+13+8+1、24+18+13+8+2+1、24+18+14+1、24+18+14+2+1、24+18+14+3+1、24+18+14+3+2+1、24+18+14+4+1、24+18+14+4+2+1、24+18+14+5+1、24+18+14+5+2+1、24+18+14+6+1、24+18+14+6+2+1、24+18+14+7+1、24+18+14+7+2+1、24+18+14+8+1、24+18+14+8+2+1、24+19+1、24+19+2+1、24+19+3+1、24+19+3+2+1、24+19+4+1、24+19+4+2+1、24+19+5+1、24+19+5+2+1、24+19+6+1、24+19+6+2+1、24+19+7+1、24+19+7+2+1、24+19+8+1、24+19+8+2+1、24+19+9+1、24+19+9+2+1、24+19+10+9+1、24+19+10+9+2+1、24+19+11+9+1、24+19+11+9+2+1、24+19+12+9+1、24+19+12+9+2+1、24+19+13+1、24+19+13+2+1、24+19+13+3+1、24+19+13+3+2+1、24+19+13+4+1、24+19+13+4+2+1、24+19+13+5+1、24+19+13+5+2+1、24+19+13+6+1、24+19+13+6+2+1、24+19+13+7+1、24+19+13+7+2+1、24+19+13+8+1、24+19+13+8+2+1、24+19+14+1、24+19+14+2+1、24+19+14+3+1、24+19+14+3+2+1、24+19+14+4+1、24+19+14+4+2+1、24+19+14+5+1、24+19+14+5+2+1、24+19+14+6+1、24+19+14+6+2+1、24+19+14+7+1、24+19+14+7+2+1、24+19+14+8+1、24+19+14+8+2+1、24+20+1、24+20+2+1、24+20+3+1、24+20+3+2+1、24+20+4+1、24+20+4+2+1、24+20+5+1、24+20+5+2+1、24+20+6+1、24+20+6+2+1、24+20+7+1、24+20+7+2+1、24+20+8+1、24+20+8+2+1、24+20+9+1、24+20+9+2+1、24+20+10+9+1、24+20+10+9+2+1、24+20+11+9+1、24+20+11+9+2+1、24+20+12+9+1、24+20+12+9+2+1、24+20+13+1、24+20+13+2+1、24+20+13+3+1、24+20+13+3+2+1、24+20+13+4+1、24+20+13+4+2+1、24+20+13+5+1、24+20+13+5+2+1、24+20+13+6+1、24+20+13+6+2+1、24+20+13+7+1、24+20+13+7+2+1、24+20+13+8+1、24+20+13+8+2+1、24+20+14+1、24+20+14+2+1、24+20+14+3+1、24+20+14+3+2+1、24+20+14+4+1、24+20+14+4+2+1、24+20+14+5+1、24+20+14+5+2+1、24+20+14+6+1、24+20+14+6+2+1、24+20+14+7+1、24+20+14+7+2+1、24+20+14+8+1、24+20+14+8+2+1、24+21+1、24+22+1又は24+23+1。
上記のリスト中、数字は上記の番号に応じた態様を意味し、「+」は他の態様からの従属関係を表す。種々の態様は読点により個々に分けられている。換言すると、例えば「3+2+1」は、態様1)に従属する態様2)に従属する態様3)を意味し、すなわち、態様「3+2+1」は、態様2)及び3)の特徴によりさらに特徴づけられた態様1)に相当する。
式(I)の化合物は、1又は2以上の不斉炭素原子などの、少なくとも1個の(すなわ
ち、フラグメントR−(CH−A−が結合する不斉炭素原子)及び場合によってはより多くの不斉中心を有する化合物を包含し、それらは(R)並びに(S)配置で存在することができる。式(I)の化合物はさらに、1又は2以上の二重結合を有する化合物を包含してもよく、それらは、Z並びにE配置で存在することができ、及び/又は、環系に置換基を有する化合物を包含してもよく、それらは相互に相対的にシス(cis)並びにトランス(trans)配置で存在することができる。従って、式(I)の化合物は、立体異性体の混合物として、又は、好ましくは立体異性体が富化された形態で、特に本質的に純粋な立体異性体として存在してもよい。式(II)において、フラグメントR−(CH−A−が結合し、式(II)に示す定義された絶対配置を有する不斉炭素原子に加えて、当該式の化合物は、(R)並びに(S)配置で存在することができるさらなる不斉炭素原子を有してもよい。従って、式(II)の化合物は、立体異性体の混合物として、又は、好ましくは純粋な立体異性体として存在してもよい。立体異性体の混合物は当業者に知られた方法で分離してもよい。
特定の化合物(又は包括的構造)が(R)−又は(S)−エナンチオマーとして記載される場合、そのような記載は、富化された、特に本質的に純粋な、エナンチオマーの形態の各化合物(又は包括的構造)を意味するものと解される。同様に、ある化合物の特定の不斉中心が(R)−又は(S)−配置にある、又は、特定の相対配置にあると記載される場合、そのような記載は、上記不斉中心の各配置に関し、富化された、特に本質的に純粋な形態の上記化合物を意味するものと解される。同様に、シス又はトランスの記載は、富化された、特に本質的に純粋な形態の各立体異性体を意味するものと解される。同様に、特定の化合物(又は包括的構造)がZ又はE立体異性体として記載される場合(又は、ある化合物中の特定の二重結合がZ又はE配置として記載される場合)、そのような記載は、富化された、特に本質的に純粋な立体異性体形態の各化合物(又は包括的構造)(又は、二重結合の各配置に関して、富化された、特に本質的に純粋な形態の化合物)を意味するものと解される。
「富化(enriched)」という用語は、立体異性体に関連して使用される場合、本発明に関しては、それぞれの立体異性体が、それぞれ他の立体異性体/それぞれ他の立体異性体の全体に対して、少なくとも70:30、特に少なくとも90:10の比率で(すなわち、少なくとも70重量%、特に少なくとも90重量%の純度で)で存在することを意味するものと解される。
「本質的に純粋な」という用語は、立体異性体に関連して使用される場合、本発明に関しては、それぞれの立体異性体が、それぞれ他の立体異性体/それぞれ他の立体異性体の全体に対して、少なくとも95重量パーセント、特に、少なくとも99重量パーセントの純度で存在すること意味するものと解される。
本発明はまた、同位体標識された、特にH(デューテリウム)標識された式(I)の化合物をも含み、当該同位体標識された化合物は、1又は2以上の原子が、同じ原子番号を有するが、自然において通常見出される原子量と異なる原子量を有する原子によってそれぞれ置き換えられていることを除いては、式(I)の化合物と同一である。同位体標識された、特にH(デューテリウム)標識された式(I)の化合物及びその塩は、本発明の範囲に含まれる。水素をより重い同位体H(デューテリウム)に置換することにより代謝安定性が増大するため、例えば、in−vivoでの半減期が長くなり、あるいは、必要用量を減らすことができ、又は、代謝の変化がもたらされるため、例えば、安全性プロファイルが改善される。本発明の1つの態様においては、式(I)の化合物は同位体標識されていないか、又は、それらは1若しくは2以上のデューテリウム原子によってのみ標識されている。副態様においては、式(I)の化合物は全く同位体標識されていない。同位体標識された式(I)の化合物は、適切な試薬又は出発物質の適宜な同位体種を用い
ることを除いては、下記の方法と同様に製造してよい。
化合物、塩、医薬組成物、疾患について複数形が使用される場合は、単数の化合物、塩、組成物及び疾患をも意味することが意図されている。
本明細書を通じて使用される「調節する」、「調節」又は「調節剤」という用語は、酵素又は受容体の活性の増大又は減少に関する。IDO及び/又はTDO阻害剤という用語は、IDO及び/又はTDO酵素の活性を阻害することができる薬剤を意味する。
式(I)の化合物に対する上記又は下記のいかなる言及も、状況に応じて、式(I)の化合物の塩、特に薬学的に許容される塩をも指すものと解される。
「薬学的に許容される塩」という用語は、対象化合物の所望の生物活性を保持し、かつ最小の望ましくない毒性作用を示す塩を意味する。そのよう塩としては、対象化合物中の塩基性基及び/又は酸性基の存在に応じた、無機又は有機の酸及び/又は塩基付加塩が挙げられる。参考としては、例えば、「Handbook of Pharmaceutical Salts.Properties、Selection and Use.」、P.Heinrich Stahl、Camille G.Wermuth(Eds.)、Wiley−VCH、2008;及び「Pharmaceutical Salts
and Co−crystals」、Johan Wouters and Luc Quere(Eds.)、RSC Publishing、2012を参照されたい。
式(I)の化合物及びこれらの薬学的に許容される塩は、医薬として、例えば、(特に経口等の)経腸又は(局所的適用又は吸入を含む)非経口投与のための医薬組成物の形態で使用することができる。
式(I)の化合物は、IDO及び/又はTDO酵素の阻害並びに、特にヒト等の哺乳類における(特に癌等の)IDO及び/又はTDO酵素の関連する疾患又は障害の予防及び/又は治療に適切である。
医薬組成物の製造は、いずれの当業者にもよく知られた方法で(例えば、Remington、The Science and Practice of Pharmacy、21st Edition(2005)、Part5、「Pharmaceutical Manufacturing」[Lippincott Williams&Wilkinsにより出版]参照。)、既述の式(I)の化合物又はこれらの薬学的に許容される塩を、任意にその他の治療的に有益な物質と組み合わせて、適切な無毒の不活性な薬学的に許容される固体又は液体の担体材料及び必要に応じて、通常の薬学的アジュバントと共に、製剤投与形態とすることにより遂行することができる。
本発明の好ましい態様において、投与量は、1mgから1000mg/日の間、特に5mgから500mg/日の間、より好ましくは25mgから400mg/日の間、とりわけ50mgから200mg/日の間に含まれる。
数値の範囲を記述するために「間」という単語が使用される場合は常に、示された範囲の末端の点は明示的にその範囲に含まれるものとする。これは、例えば、温度範囲が40℃から80℃の間であると記述される場合、末端の点である40℃と80℃はその範囲に含まれることを意味し;あるいは、可変数が1から4の間の整数であると定義される場合、可変数は整数の1、2、3又は4であることを意味する。
温度に関して使用されていない場合には、数値「X」の前に置かれる「約」という用語
は、本出願において、X−Xの10%からX+Xの10%の間、好ましくはX−Xの5%からX+Xの5%の間を表す。温度の特定の場合には、温度「Y」の前に置かれる「約」という用語は、この出願において、温度Y−10℃からY+10℃にわたる間、好ましくはY−5℃からY+5℃にわたる間を表す。
いかなる疑義をも避けるために、化合物がある疾患の予防又は治療について有用であると記載されている場合には、そのような化合物は、同様に当該疾患の予防又は治療のための医薬の製造における使用に適している。
本発明はまた、薬学的に有効な量の式(I)の化合物を、単独で又は他の薬理学的に有効な化合物及び/又は治療と組み合わせて、対象に投与することを有する、上記の疾患又は障害の予防又は治療方法に関する。
「予防(prevention)」という用語の意味は「予防(prophylaxis)」と理解してもよいものとする。
1又は2種以上の式(I)の化合物を、特に癌等の、IDO及び/又はTDO酵素の関連する疾患又は障害の予防及び/又は治療に使用してよい。
癌は、メラノーマを含む皮膚癌;転移性メラノーマ;非小細胞性肺癌を含む肺癌;膀胱癌(urinary bladder cancer)を含む膀胱癌(bladder cancer);尿路上皮癌;腎細胞癌を含む腎癌;転移性腎細胞癌;転移性腎明細胞癌;大腸癌を含む消化器癌;転移性大腸癌;家族性大腸腺腫症(FAP);食道癌;胃癌;胆嚢癌;胆管癌;肝細胞癌;及び膵臓腺癌又は膵管癌等の膵臓癌;子宮体癌;卵巣癌;子宮頚部癌;神経芽細胞腫;去勢抵抗性前立腺癌を含む前立腺癌;脳転移、悪性神経膠腫、多形膠芽腫、髄芽腫、髄膜腫、神経芽細胞種、星状細胞種を含む脳腫瘍;トリプル・ネガティブ乳癌を含む乳癌;口腔腫瘍;上咽頭腫瘍;胸部癌(thoracic cancer);頭頸部癌;中皮腫;急性骨髄性白血病、成人T細胞白血病を含む白血病;癌種;腺癌;甲状腺乳頭癌を含む甲状腺癌;絨毛癌;ユーイング肉腫を含む肉腫;骨肉腫;横紋筋肉腫;カポジ肉腫;バーキットリンパ腫、ホジキンリンパ腫、MALTリンパ腫を含むリンパ腫;多発性骨髄腫;並びにウイルス誘発腫瘍;を含むものと定義してよい。
さらに、癌は、脳癌、皮膚癌、膀胱癌(bladder cancer)、卵巣癌、乳癌、胃癌、膵臓癌、前立腺癌、結腸癌、血液癌、肺癌及び骨癌を含むものと定義してよい。そのような癌種の例は、神経芽細胞腫、直腸癌、結腸癌、家族性大腸腺腫癌及び遺伝性非ポリポーシス大腸癌等の腸癌、食道癌、口唇癌、喉頭癌、下咽頭癌、舌癌、唾液腺癌、胃癌、腺癌、甲状腺髄様癌、甲状腺乳頭癌、腎癌、腎臓柔組織癌(kidney parenchymal carcinoma)、卵巣癌、子宮頸癌、子宮体癌、子宮内膜癌、絨毛膜癌、膵臓癌、前立腺癌、精巣癌、乳癌、泌尿器癌(urinary carcinoma)、メラノーマ、神経膠芽腫、星状細胞腫、髄膜腫、髄芽腫及び末梢神経外胚葉性腫瘍等の脳腫瘍、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、バーキットリンパ腫、急性リンパ性白血病(ALL)、慢性リンパ性白血病(CLL)、急性骨髄性白血病(AML)、慢性骨髄性白血病(CML)、成人T細胞白血病リンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、肝細胞癌、胆嚢癌、気管支癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、多発性骨髄腫、基底細胞癌、奇形腫、網膜芽細胞腫、脈絡膜黒色腫、精上皮腫、横紋筋肉腫、頭蓋咽頭腫、骨肉腫、軟骨肉腫、筋肉肉腫、脂肪肉腫、線維肉腫、ユーイング肉腫及び形質細胞腫を含む。
癌は、特に、皮膚癌、特に進行性黒色腫及びメルケル細胞癌;非小細胞性肺癌を含む肺癌;膀胱癌(bladder cancer);頭頸部癌;腎細胞癌;ホジキンリンパ腫
;子宮頚部癌;子宮体癌;乳癌;結腸癌;消化管間質腫瘍;膵臓癌;前立腺癌;急性骨髄性白血病を含む白血病;リンパ腫;胃癌;卵巣癌;食道癌;肝臓癌;及び脳腫瘍、特に膠芽腫、中皮腫、神経芽細胞腫、肉腫、とりわけ高悪性度骨肉腫、星状細胞種、骨髄腫を含むものと定義してよい。
癌は、とりわけ、ミスマッチ修復欠損(mismatch repair deficiency)及び高度マイクロサテライト不安定性(high microsatellite instability)と呼ばれる、特異的遺伝的特徴を有する固形腫瘍;皮膚癌、特に進行性黒色腫、メルケル細胞癌及び有棘細胞癌(cutaneous squamous cell carcinoma);肺癌(特に、非小細胞性肺癌(NSCLC));膀胱癌(bladder cancer);進行子宮頸癌;進行胃癌;頭頸部癌;腎細胞癌;ミスマッチ修復欠損(dMMR)及び高度マイクロサテライト不安定性(MSI−H)を有する転移性大腸癌;縦隔原発大細胞型B細胞リンパ腫;進行性肝臓癌;及びホジキンリンパ腫を含むものと定義してよい。
1又は2種以上の式(I)の化合物は、単独で又はさらなる薬理学的に有効な化合物及び/又は治療と組み合わせて、いかなる癌、特に上記の癌の予防及び/又は治療に使用してよい。
癌、特に上記の癌に加えて、IDO及び/又はTDO酵素の関連するさらなる疾患又は障害は、パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病及び筋萎縮性側索硬化症等の神経変性障害;精神障害等の中枢神経系(CNS)障害(統合失調症、うつ病);疼痛;脳卒中;てんかん;HIV(悪液質、認知症及び下痢等のその症状を含むAIDS)及びHCV等の慢性感染性疾患;(クラミジア系統(Chlamydia strains)及び腸病原性系統等の)種々の細菌、(トリパノソーマ、リーシュマニア、プラスモディウム(plasmodium)等の)寄生虫又は(インフルエンザ、ヒトパピローマウイルス(human papilloma virus)、サイトメガロウイルス(cytomegalovirus)、単純ヘルペスウイルス、エプスタイン−バーウイルス(Epstein−Barr virus)、ポリオウイルス(poliovirus)、水痘帯状疱疹ウイルス及びコクサッキーウイルス(coxsackie virus)等の)ウイルスを原因とする感染症及び炎症並びに他の感染症(例えば、皮膚感染症、GI感染症、尿路感染症、性器尿路感染症、全身感染症)、喘息、関節リウマチ、多発性硬化症、アレルギー性炎症、炎症性腸疾患、乾癬及び全身性エリテマトーデスを含む自己免疫疾患、臓器移植(例えば、臓器移植拒絶)、肥満、II型糖尿病及び/又は脂肪酸肝疾患等の代謝障害;白内障;子宮内膜症;避妊及び堕胎;を含むものと定義してよい。
さらなる自己免疫疾患は、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シャープ症候群(Sharp’s syndrome)、CREST症候群(石灰化症、レイノー症候群、食道運動障害、毛細血管拡張症)、皮膚筋炎、血管炎(モルバス ウェゲナー(Morbus Wegener’s))及びシェーグレン症候群等の膠原病、グッドパスチャー症候群、急速進行性糸球体腎炎及び膜性増殖性糸球体腎炎II型等の腎疾患、I型糖尿病、自己免疫性多腺性内分泌不全症−カンジダ症−外胚葉ジストロフィー(APECED)、自己免疫性副甲状腺機能亢進症(autoimmune parathyroidism)、悪性貧血、性腺不全(gonad insufficiency)、特発性モルバスアディソン(idiopathic Morbus Addison’s)、甲状腺機能亢進症、橋本甲状腺炎及び原発性粘液水腫等の内分泌疾患、尋常性天疱瘡、水疱性類天疱瘡、妊娠ヘルペス、表皮水疱症及び多形性紅斑等の皮膚疾患、原発性胆汁性肝硬変、自己免疫性胆管炎、自己免疫性肝炎1型、自己免疫性肝炎2型、原発性硬化性胆管炎等の肝疾患、多発性硬化症、重症筋無力症、筋無力症Lambert−Eaton症候群、後天性neuromyotomy、ギラン・バレー症候群(Muller−Fischer症
候群)、スティッフマン症候群、小脳変性症、運動失調、眼球クローヌス、感覚性ニューロパチー及びアカラシア等の神経疾患、自己免疫性溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑症(Morbus Werlhof)等の血液疾患、AIDS、マラリア及びシャーガス病等の関連自己免疫反応を有する感染性疾患を含む。
「放射線療法」(「radiotherapy」又は「radiation therapy」又は「radiation oncology」)という用語は、癌の予防(補助療法)及び/又は治療における電離放射線の医学的使用を意味し;外部及び内部放射線療法を含む。
「標的療法」という用語は、特定のタイプの癌細胞又は間質細胞に作用する低分子又は抗体等の1又は2種以上の抗新生物剤を用いた、癌の予防(補助療法)及び/又は治療を意味する。ある種の標的療法は、癌細胞の成長や拡散に関わるある種の酵素、タンパク質又はその他の分子の作用をブロックする。他のタイプの標的療法は、免疫系が癌細胞を殺すのを助け(免疫療法);又は、癌細胞に毒性物質を直接送達して殺す。本発明の化合物と組み合わせるのに特に適した標的療法の例は、免疫療法、特に、プログラム細胞死1(PD−1)受容体又はそのリガンドPD−L1を標的とする免疫療法(Feig Cら、PNAS 2013)である。
免疫療法はさらに、(i) (共刺激を含む)刺激受容体のアゴニスト又は(ii) T細胞に対する(共阻害を含む)阻害シグナルのアンタゴニストを意味し、いずれも、抗原特異的T細胞応答の増幅を招く(免疫チェックポイント調節剤と呼ばれることが多い。)。刺激性及び阻害性分子のあるものは、免疫グロブリンスーパーファミリー(IgSF)のメンバーである。共刺激又は共阻害受容体に結合する膜結合リガンドの重要なファミリーの1つはB7ファミリーであり、B7−1、B7−2、B7−Hl(PD−Ll)、B7−DC(PD−L2)、B7−H2(ICOS−L)、B7−H3、B7−H4、B7−H5(VISTA)及びB7−H6を含む。共刺激又は共阻害受容体に結合する膜結合リガンドの別のファミリーは、同系のTNF受容体ファミリーメンバーに結合する分子のTNFファミリーであり、CD40及びCD40L、OX−40、OX−40L、CD70、CD27L、CD30、CD30L、4−lBBL、CD137(4−lBB)、TRAIL/Apo2−L、TRAILR1/DR4、TRAILR2/DR5、TRAILR3、TRAILR4、OPG、RANK、RANKL、TWEAKR/Fnl4、TWEAK、BAFFR、EDAR、XEDAR、TACI、APRIL、BCMA、LTpR、LIGHT、DcR3、HVEM、VEGI/TLlA、TRAMP/DR3、EDAR、EDAl、XEDAR、EDA2、TNFRl、Lymphotoxin a/TNFp、TNFR2、TNFa、LTPR、Lymphotoxin a 1p2、FAS、FASL、RELT、DR6、TROY、NGFRを含む。
式(I)の化合物と組み合わせて使用する場合、「標的療法」という用語は、特に、以下の薬剤等を意味する:a) 上皮成長因子受容体(EGFR)阻害剤又はブロッキング抗体(例えば、ゲフィチニブ(Gefitinib)、エルロチニブ(Erlotinib)、アファチニブ(Afatinib)、イコチニブ(Icotinib)、ラパチニブ(Lapatinib)、パニツムマブ(Panitumumab)、ザルツムマブ(Zalutumumab)、ニモツズマブ(Nimotuzumab)、マツズマブ(Matuzumab)及びセツキシマブ(Cetuximab))並びにトラスツマブ(ハーセプチン);
b) RAS/RAF/MEK経路阻害剤(例えば、ベムラフェニブ(Vemurafenib)、ソラフェニブ(Sorafenib)、ダブラフェニブ(Dabrafenib)、GDC−0879、PLX−4720、LGX818、RG7304、トラメチニブ(Trametinib)(GSK1120212)、コビメチニブ(Cobimet
inib)(GDC−0973/XL518)、ビニメチニブ(Binimetinib)(MEK162、ARRY−162)、セリメチニブ(Selumetinib)(AZD6244));
c) ヤーヌスキナーゼ(Janus kinase)(JAK)阻害剤(例えば、ルキソリチニブ(Ruxolitinib)、イタシチニブ(Itacitinib)、モメロチニブ(Momelotinib));
d) アロマターゼ阻害剤(例えば、エキセメスタン(Exemestane)、レトロゾール(Letrozole)、アナストロゾール(Anastrozole)、ボロゾール(Vorozole)、フォルメスタン(Formestane)、ファドロゾール(Fadrozole));
e) シグナル伝達阻害剤(STI)。「シグナル伝達阻害剤」は、癌細胞の正常な機能におけるシグナル伝達経路における1又は2以上の重要な工程を選択的に阻害する薬剤であり、それによりアポトーシスを引き起こす。適切なSTには:
(i) 例えば、STI571(GLEEVEC(登録商標))、ダサチニブ(Dasatinib)等のbcr/ablキナーゼ阻害剤;
(ii) 例えば、キナーゼ阻害剤(IRESSA(登録商標)、SSI−774)及び抗体(Imclone:C225[Goldsteinら、Clin.Cancer Res.、1:1311−1318(1995)]及びAbgenix:ABX−EGF)等の上皮成長因子(EGF)受容体阻害剤;
(iii) 例えばL−744,832(Kohlら、Nat.Med.、1(8):792−797(1995))等のファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤(FTI)のようなher−2/neu受容体阻害剤;
(iv) 例えばラパマイシン(例えば、Sekulicら、Cancer Res.、60:3504−3513(2000)参照。)等のAktファミリーキナーゼ又はAkt経路の阻害剤;
(v) 例えば、フラボピリドール及びUCN−O1(例えば、Sausville、Curr.Med.Chem.Anti−Cane.Agents、3:47−56(2003)参照。)等の細胞周期キナーゼ阻害剤;
及び(vi) 例えばLY294002(例えば、Vlahosら、J Biol.Chem.、269:5241−5248(1994)参照。)等のホスファチジルイノシトールキナーゼ阻害剤、が含まれるが、これらに限定されるものではない。
f) 血管新生阻害剤、特に、ベバシズマブ(Bevacuzimab)(アバスチン(Avastin))、ラムシルマブ(Ramucirumab)、ソラフェニブ(Sorafenib)又はアキシチニブ(Axitinib)等のVEGFシグナル伝達阻害剤;
g) 免疫チェックポイント阻害剤(例えば:ペムブロリズマブ(Pembrolizumab)(ランブロリズマブ(Lambrolizumab)、MK−3475)、ニボルマブ(Nivolumab)、ピディリズマブ(Pidilizumab)(CT−011)、AMP−514/MEDI0680、PDR001、SHR−1210;REGN2810、BGBA317、PF−06801591、MGA−012、TSR042、JS−001、BCD100、IBI−308、BI−754091等の抗PD1抗体;AMP−224等の、PD−1を標的とする融合タンパク質;例えば、WO2015/033299、WO2015/044900及びWO2015/034820に開示される化合物等の低分子抗PD1剤;BMS−936559、アテゾリズマブ(atezolizumab)(MPDL3280A、RG7446)、アベルマブ(avelumab)(MSB0010718C)、デュルバルマブ(durvalumab)(MEDI4736)等の抗PD1L抗体;AMP224等の抗PDL2抗体;イピリムマブ(ipilimumab)、tremelimumab等の抗CTLA−4抗体;Relatlimab(BMS−986016)、IMP701、IMP731、MK−4280、ImmuFact IMP321等の抗リンパ球−活性化遺伝子3(LAG−3)抗体;MB
G453、TSR−022等の抗T細胞免疫グロブリン ムチン−3(TIM−3)抗体;RG6058(抗TIGIT、MTIG7192A)等の抗Ig及びITIMドメインを有するT細胞免疫受容体(TIGIT)抗体(anti T cell immunoreceptor with Ig and ITIM domains (TIGIT) antibodies);抗キラー細胞免疫グロブリン様受容体(KIR)、例えばリリルマブ(Lirilumab)(IPH2102/BMS−986015)、(Galectin−1、Galectin−9等の)Galectinのアンタゴニスト、BTLA;
h) ワクチン療法的アプローチ(例えば、樹状細胞ワクチン療法、(例えば、gp100ペプチド又はMAGE−A3ペプチドを用いた)DNA、ペプチド又はタンパク質ワクチン療法並びに組み換えウイルス;
i) 顆粒球単球コロニー刺激因子(GMCSF)遺伝子トランスフェクト腫瘍細胞ワクチン(GVAX)又はFms−関連チロシンキナーゼ3(Flt−3)リガンド遺伝子トランスフェクト腫瘍細胞ワクチン(FVAX)又はToll様受容体増強GM−CSF腫瘍ベースワクチン(TEGVAX)等の免疫調節因子を分泌するように遺伝的に修飾された患者由来又は同種(allogenic)(非自己)癌細胞の再導入;
j) キメラ抗原受容体(CAR)改変T−細胞(例えばCTL019)等のT細胞ベース養子免疫療法;
k) サイトカイン又は免疫サイトカインベース治療(例えば、インターフェロンアルファ、インターフェロンベータ、インターフェロンガンマ、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン10、インターロイキン15、TGF−β);
l) Toll−様受容体(TLR)アゴニスト(例えば、レシキモド(resiquimod)、イミクイムド(imiquimod)、motolimod、グルコピラノシル脂質A、CpGオリゴデオキシヌクレオチド);
m) サリドマイドアナログ(例えば、レナリドマイド(Lenalidomide)、ポマリドミド(Pomalidomide));
n) T細胞共刺激受容体の活性化剤(例えば、BMS−663513(urelumab)、ウトミルマブ(Utomilumab)(PF−05082566)等の抗CD137/4−1BB抗体;抗OX40/CD134(RG7888(MOXR0916)、9B12;MEDI6469、GSK3174998、MEDI6383、MEDI0562等の)(腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリーメンバー4)、抗OX40−リガンド/CD252;(TRX518、MEDI1873、MK−4166、BMS−986156、BMS−986153等の)抗グルココルチコイド誘発TNFRファミリー関連遺伝子(GITR)、(Dacetuzumab(SGN−40)、HCD122、CP−870,893、RG7876、ADC−1013、APX005M、SEA−CD40等の)抗CD40(TNF受容体スーパーファミリーメンバー5)抗体;(BG9588等の)抗CD40−リガンド抗体;Varlilumab等の抗CD27抗体;抗CD28抗体;抗ICOS抗体;
o) 二重特異性抗体等の腫瘍特異性抗原並びにT−細胞表面マーカーに結合する分子又は抗体フラグメント、抗体模倣タンパク質(antibody mimetic proteins)(例えば、設計アンキリン反復配列タンパク質(designed ankyrin repeat proteins)(DARPINS)、二重特異性T細胞engager(BITE、例えばAMG103、AMG330));
p) コロニー刺激因子1受容体(CSF−1R)を標的とする抗体又は低分子量阻害剤(例えば、Emactuzumab(RG7155)、Cabiralizumab(FPA−008)、PLX3397);
q) キラー細胞免疫グロブリン様受容体(KIR)に対する抗体(例えば、リリルマブ(IPH2102/BMS−986015))等のナチュラルキラー細胞上の免疫細胞チェックポイントを標的とする薬剤;
r) アデノシン受容体又は、アデノシン三リン酸(ATP)をアデノシンに変換するエ
クトヌクレアーゼCD39及びCD73を標的とする薬剤(例えば、MEDI9447(抗CD73抗体)、PBF−509;CPI−444(アデノシンA2a受容体アンタゴニスト);
s) CCR2又はCCR4を含むケモカイン受容体に対するアンタゴニスト;
t) 補体系の調節剤 v) (例えば、抗CD25モノクロナル抗体(例えばダクリズマブ(daclizumab))を用いて、又は、ex vivo抗CD25ビーズ枯渇により)制御性T細胞を枯渇させ若しくは阻害する、又は、T細胞アネルギー若しくは疲弊を逆転させ/阻害する薬剤。
式(I)の化合物と組み合わせて使用する場合、f)に挙げたもの等の免疫チェックポイント阻害剤及び、特に、プログラム細胞死受容体1(PD−1受容体)又はそのリガンドPD−L1を標的とするものが好ましい。
「化学療法」という用語は、1又は2以上の細胞毒性抗新生物剤(「細胞毒性化学療法剤」)による癌の治療を意味する。化学療法は、しばしば放射線療法又は外科手術等の他の癌治療と併用される。この用語は特に、分裂の早い(これは大抵の癌細胞の主な特性の1つである。)細胞を殺すことで作用する従来の化学療法剤を意味する。化学療法では、一度に1種の薬物(単剤化学療法)又は一度に数種の薬物(併用化学療法又は多剤化学療法)を用いうる。光への暴露によってのみ細胞毒性活性へと変化する薬物を用いる化学療法は、光化学療法又は光力学療法と呼ばれる。
本明細書で使用する「細胞毒性化学療法剤」又は「化学療法剤」という用語は、細胞死又は細胞壊死を引き起こす活性な抗新生物剤を意味する。式(I)の化合物と組み合わせて使用する場合、この用語は特に、下記のような従来の細胞毒性化学療法剤を意味する:1) (ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルフォン酸アルキル、ニトロソウレア及びトリアゼンを含むが、これらに限定されない)アルキル化剤(例えば、ウラシルマスタード、メクロレタミン(mechlorethamine)、クロラムブシル(chlorambucil)、シクロホスファミド(cyclophosphamide)、イホスファミド(ifosfamido)、ストレプトゾシン(streptozocin)、カルムスチン(carmustine)、ロムスチン(lomustine)、メルファラン(melphalan)、ブスルファン(busulfan)、プロカルバジン、ダカルバジン(dacarbazine)、テモゾロミド、ピポブロマン(pipobroman)、トリエチレン−メラミン、トリエチレンチオホスホルアミン、チオテパ(thiotepa)又はアルトレタミン(altretamine);特に、テモゾロミド);
2) プラチナ製剤(例えば、シスプラチン(cisplatin)、カルボプラチン(carboplatin)又はオキサリプラチン(oxaliplatin));
3) 代謝拮抗薬(例えば、5−フルオロウラシル(5−fluorouracil)、フロキシウリジン(floxuridine)、ペントスタチン(pentostatine)、カペシタビン(capecitabine)、6−メルカプトプリン(6−mercaptopurine)、メトトレキセート(methotrexate)、ゲムシタビン(gemcitabine)、シタラビン(cytarabine)、フルダラビン(fludarabine)又はペメトレキセド(pemetrexed));
4) 抗腫瘍抗生物質(例えば、ダウノルビシン(daunorubicin)、ドキソルビシン(doxorubicin)、エピルビシン(epirubicin)、イダルビシン(idarubicin)、アクチノマイシン−D(actinomycin−D)、ブレオマイシン(bleomycin)、マイトマイシン−C(mitomycin−C)又はミトキサントロン(mitoxantrone));
5) 有糸分裂阻害物質(例えば、パクリタキセル、ドセタキセル(docetaxel)、イキサベピロン(ixabepilone)、ビンブラスチン(vinblasti
ne)、ビンクリスチン(vincristine)、ビノレルビン(vinorelbine)、ビンデシン(vindesine)又はエストラムスチン(estramustine));
又は、6) トポイソメラーゼ阻害剤(例えば、エトポシド(etoposide)、テニポシド(teniposide)、トポテカン(topotecan)、イリノテカン(irinotecan)、ジフロモテカン(diflomotecan)又はエロモテカン(elomotecan))。また、好適なのは、生物学的応答調節物質等の細胞毒性剤;増殖抑制物質;抗ホルモン治療剤;ロイコボリン(leucovorin);テガフール;及び造血成長因子である。
式(I)の化合物と組み合わせて使用する場合、好ましい細胞毒性化学療法剤は、上記のアルキル化剤(特に、フォテムスチン、シクロホスファミド、イホスファミド、カルムスチン、ダカルバジン及び、特にテモゾロミド等のそのプロドラッグ又はこれらの化合物の薬学的に許容される塩;とりわけテモゾロミド);有糸分裂阻害物質(特に、パクリタキセル、ドセタキセル、イキサベピロン;又はこれらの化合物の薬学的に許容される塩;とりわけパクリタキセル);プラチナ製剤(特に、シスプラチン、オキサリプラチン又はカルボプラチン);並びにエトポシド及びゲムシタビンである。1) 化学療法は、治療目的で施されても、あるいは延命又は症状の改善を狙ったものでもよい。2) 集学的(Combined modality)化学療法は、放射線療法又は外科手術等の他の癌治療と共に行う、薬物の使用である。3) 導入(Induction)化学療法は、化学治療薬による癌の一次治療である。この種の化学療法は治療目的で用いられる。4) 強化(Consolidation)化学療法は、寛解後に、全無病期間の延長及び全生存を改善する目的で施される。投与される薬剤は、寛解をもたらした薬剤と同じものである。5) 強化(Intensification)化学療法は、強化(consolidation)化学療法と同一であるが、導入化学療法とは異なる薬剤が用いられる。6) 併用(Combination)化学療法は、患者を同時に多くの異なる薬剤で治療するものである。これらの薬剤は、メカニズム及び副作用が異なる。最も大きな利点は、いずれか1種類の薬剤に対して耐性を獲得する機会が最小化されることである。また、より少ない用量で薬剤が使用されることが多く、毒性が低減される。7) 術前補助(Neoadjuvant)化学療法は、外科手術等の局所治療に先立って施され、原発腫瘍を縮小することを目的としている。微小転移性病態のリスクが高い癌に対しても施される。8) 補助(Adjuvant)化学療法は、局所治療(放射線療法又は外科手術)の後に施される。癌の存在を示す証拠はほとんど無いが、再発の危険がある場合に用いることができる。また、身体の他の箇所に広がったあらゆる癌性細胞を殺すのにも有用である。これらの微小転移は、補助化学療法で治療することができ、これらの播種性細胞による再発率を下げることができる。9) 維持(Maintenance)化学療法は、寛解を延長するために繰り返される低用量治療である。10) 救援(Salvage)化学療法又は緩和(palliative)化学療法は、治療を目的とせず、単に腫瘍の負荷を減少させ、期待余命を伸ばすために施される。こうした養生法に対しては、毒性プロファイルがより優れていることが一般に求められる。
式(I)の化合物の製造
式(I)の化合物は、以下の方法によって、実施例に示された方法によって、又は類似の方法によって製造することができる。最適反応条件は、使用する具体的反応物又は溶媒によって変わるが、このような条件は、当業者により、ルーチンの最適化手順によって決定することができる。
下記の反応スキームにおいて、包括的な基A、R、R、R、R、X及びnは、式(I)の化合物に対して定義した通りである。疑義を避けるために、Xはハロゲンを意味するか、又は、ヘテロ環に含まれる場合には、窒素又はCHを意味する。場合によって
は、当該包括的な基は、スキームに図示した製法に適合しないかもしれず、又は、保護基(PG)の使用が必要となるであろう。保護基の使用は、当技術分野において周知である(例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis」T.W.Greene、P.G.M.Wuts、Wiley−Interscience、1999参照)。この目的のために、そのような保護基が必要に応じて導入されているものと仮定する。場合によっては、最終生成物をさらに改変してもよく、例えば、置換基を操作することにより新たな最終生成物が得られる。こうした操作は、当業者に周知の還元、酸化、アルキル化、アシル化及び加水分解反応を含むが、これらに限定されるものではない。得られた化合物は、当該技術分野において知られた方法により、塩、特に薬学的に許容される塩に変換してもよい。
本発明の式(I)の化合物は、以下に概説した一般的合成スキーム(スキーム1)に従って製造することができる。
合成は、THF等の溶媒中、例えば−78℃等の低温で、リチウム ビス(トリメチルシリル)アミド等の強塩基でエチル N−(ジフェニルメチレン)グリシネート(1)を脱プロトン化することにより始まる。次いで、この反応性中間体を、例えば−78℃等の低温で、THF等の溶媒中の塩化カルボニル2の溶液に添加し、標準的な水性後処理及びクロマトグラフィーによる精製の後、アミノ−エステル誘導体3を得る。(標準的な方法により形成された)対応するオキサゾールを酸性媒体中で開環する等、化合物3を製造する他の方法を使用することができる(スキーム2)。次いで、化合物3をBoc保護グリシン4と反応させる。この工程で、クロロギ酸i−ブチルとの混成無水物の形成により、NMM等の塩基の存在下、THF等の溶媒中、−20℃等の低温で、酸性官能基が活性化される。4の活性化中間体に、誘導体3を低温(例えば−20℃)で添加する。反応の終了後、標準的な水性後処理及びクロマトグラフィーによる精製により化合物5を単離する。化合物5を製造する別の方法は、対応するジアゾ化合物を形成し、ルテニウム触媒の存在下、ジクロロメタン等の溶媒中、40℃付近の温度にて、tert−ブチル(2−アミノー2−オキソエチル)カーバメートと反応させることである(スキーム2b)。前駆体5を、THF等の極性非プロトン性溶媒中で、還流下、ローソン試薬(Lawesson’s reagent)と数時間反応させることにより、三置換チアゾール誘導体6に変換する。標準的な水性後処理及びクロマトグラフィーによる精製の後に、チアゾール誘導体6が得られる。例えばジクロロメタン等の不活性塩素化溶媒中に6を溶解することにより、Boc保護基を開裂し、トリフルオロ酢酸を混合物に注意深く添加する。反応は通常速く進み、反応時間の約1時間後に溶媒を蒸発させることにより、非保護アミンが得られる。非保護アミンを、例えばジクロロメタン等の溶媒に溶解し、pHを炭酸塩塩基水溶液で8に調整することにより、7へのホルミル化を行うことができる。この混合物に、ギ酸と無水酢酸の混合物(モル比1/1;6に対し3当量)を、例えば50℃等の高温で添加する。60分後、標準的な水性後処理により化合物7が得られ、さらに精製することなく次の工程で使用する。7の8への脱水環化(縮合)は、7をジクロロメタン等の不活性塩素化溶媒に溶解し、例えばオキシ塩化リン(V)等の脱水剤を添加し、次いで反応混合物を高温(例えば、ジクロロメタンの還流)で数時間撹拌することにより行われる。次いで、炭酸塩塩基水溶液を注意深く添加することにより、反応混合物をクエンチすることができ、標準的な水性後処理、次いでクロマトグラフィーによる精製により、生成物8が得られる。アルデヒド9は、対応するワインレブアミド(Weinreb amide)を介して、又は、対応するアルコールを介して、エステル8から得ることができる。8をTHF/水=2/1混合物中に溶解し、水酸化リチウム一水和物を添加することによって、エチルエステルを加水分解することから開始する2工程の手順において、エステル8からワインレブアミドが得られる。この反応はRTにて数時間にわたって起こる。混合物を蒸発乾固することにより生成物が単離される。下記のアミドカップリングは、得られた残渣を、例えばDMF/ジクロロメタン(比=1/1(体積))等の溶媒混合物中に溶解するこ
とにより行われる。例えばDIPEA等の塩基及び例えばHATU及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩等のカップリング試薬を酸に添加する。反応はRTにて数時間(例えば一晩)にわたって起こる。ワインレブアミドは、標準的な水性後処理、次いでクロマトグラフィーによる精製により単離することができる。ワインレブアミドの還元によりアルデヒド9が得られる。DIBALH又はLiAlH等の還元剤を、THF等の溶媒中で0℃からRTの間の温度にて使用することができる。あるいは、アルデヒド9は、エタノール等の溶媒中、RT付近の温度にて、NaBH等の還元剤を用いて対応するアルコールに還元し、次いで、RT又はそれより高い温度にて、CHCl又はCHCN等の溶媒中、Dess−Martinペルヨージナン又はMnO等の酸化剤を用いて酸化することにより、エステル8から得ることができる。
Figure 2021510706
式(I)の化合物の製造の一般的アプローチ;i) LiHMDS、THF、−78℃;ii) NMM、クロロギ酸i−ブチル、−20℃、THF;iii) ローソン試薬、THF、rflx;iv)、a) DCM、TFA、次いでb) DCM、pH=8(aq NaHCO)、ギ酸/ギ酸無水物=1/1;v) DCM、POCl、40℃;vi)、a) THF/水=2/1、LiOH、次いでb) DMF/DCM=1/1、DIPEA、HATU、N,O−ジメチルヒドロキシルアミンxHCl;c) THF、0℃、トルエン中のDIBALH;vii) THF、0℃、R−(CH−A
−MgBr又はR−(CH−A−MgCl;viii) HPLCによるキラル固定相上でのエナンチオマーの分離。
Figure 2021510706
化合物3の合成の別法:i) DBU、DMF、80℃;ii) HCl 6N、MeOH、50℃。
Figure 2021510706
化合物5の別の合成:i) 4−アセタミドベンゼンスルフォニルアジド、TEA、CHCN、RT;ii) tert−ブチル (2−アミノ−2−オキソエチル)カーバメート、ジロジウム四酢酸、CHCl、40℃。
次いで、アルデヒド9は、THF又はエーテル等の溶媒中、0℃等の低温にて、市販されているか又は公知の手順に従って合成されるR−(CH−A−MgBr又はR−(CH−A−MgClを添加することにより、Grignard反応において使用することができ、ラセミ体アルコール10が得られる。次いで、ラセミ体化合物はキラル分取用HPLCを用いて分離することができ、アルコール11及び12を与える。
あるいは、R−(CH−A−MgBr又はR−(CH−A−MgClはワインレブアミド13に添加することができ、ケトン14を与え、これは、エタノール等の溶媒中、0℃からRTの範囲の温度にて、NaBH等の還元剤を用いて、対応するラセミ体アルコール10に還元することができる(スキーム3)。次いで、ラセミ体化合物はキラル分取用HPLCを用いて分離することができ、アルコール11及び12を与える。
Figure 2021510706
式(I)の化合物の製造の別のアプローチ;i)a) THF/水=2/1、LiOH、次いでb) DMF/DCM=1/1、DIPEA、HATU、N,O−ジメチルヒドロキシルアミンxHCl;ii) R−(CH−A−MgBr又はR−(CH−A−MgCl、THF、0℃−RT;iii) NaBH、EtOH;ix)
HPLCによるキラル固定相上でのエナンチオマーの分離。
アルデヒド9は、下記の別の経路を介して得ることもできる(スキーム4)。メチル 5−ブロモ−2−メチルチアゾール−4−カルボキシレート15を出発物質として、トリフルオロトルエン等の溶媒中、85℃から100℃の範囲の温度における、例えばN−ブロモスクシンイミド、及びAIBN等のラジカル開始剤を用いた臭素化により、ジブロモ化合物16を得る。ベンジル性ブロミドは、例えば、DMF等の溶媒中、20℃付近の温度にて、ジホルミルアミドナトリウムと反応させることにより、対応するホルムアミドに変換することができる。次いで、ニート又はCHCl若しくはトルエン等の溶媒中のPOCl等の脱水剤を用いて、RTから100℃の範囲の温度にて、ホルムアミド17を環化することができ、イミダゾチアゾール18を与える。次いで、EtOH等の溶媒中、0℃からRTの範囲の温度にて、NaBH等の還元剤を用いて、エステル官能基を対応するアルコールに変換することができる。1級アルコールの保護は、標準的な保護基化学を用いて、例えば、イミダゾール等の塩基の存在下、DMF又はDCM等の溶媒中、RT等の温度で、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いるシリル系保護基を用いて行うことができる。Pd(PPh等のPd系触媒及びNaCO等の塩基の存在下、ジオキサンと水の混合物等の溶媒中、RTから100℃の範囲の温度にて、例えばボロン酸又はエステルを用いて、金属触媒カップリング反応を行うことにより、R置換基を導入することができる。例えば、THF等の溶媒中、RT付近の温度で、TBAF等のフッ素源を用いてシリル化保護基を除去することにより、対応するアルコールが得られ、次いでそれは、DCM等の溶媒中、0℃からRTの範囲の温度にて、Dess−Martinペルヨージナン等の酸化剤を用いてアルデヒドに酸化することができる。あるいは、Pd(PPh等のPd系触媒及びNaCO等の塩基の存在下、ジオキサンと水の混合物等の溶媒中、RTから100℃の範囲の温度にて、例えばボロン酸又はエステルを用いて、金属触媒カップリング反応を行うことにより、適切なワインレブアミド19bにR置換基を導入することができ、化合物20bを与える。次いで、THF等の溶媒中、−78℃からRTの間の温度にて、DIBALH又はLiAlH等の還元剤を用いて、ワインレブアミド20bを還元することにより、アルデヒド9が得られる。
Figure 2021510706
金属触媒カップリング反応を介したR置換基の導入;i) NBS、AIBN、トリフルオロトルエン、85℃;ii) ジホルミルアミドナトリウム、DMF;iii) POCl、RT−90℃;iv)、a) NaBH、EtOH、次いで、b) t−BuMeSiCl、イミダゾール、DMF;v) R−B(OH)、Pd(PPh、NaCO、ジオキサン;vi)、a) TBAF、THF;b) Dess−Martinペルヨージナン、DCM;vii)、a) THF/水=2/1、LiOH、次いでb) DMF/DCM=1/1、DIPEA、HATU、N,O−ジメチルヒドロキシルアミンxHCl;viii) THF、0℃、トルエン中のDIBALH。
あるいは、Aが、1位においてR−(CH−により置換された1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルである、式(I)の化合物に関し、アルデヒド9は、THF等の溶媒中、0℃からRTの範囲の温度にて、エチニルマグネシウムブロミドを用いたGrignard反応を介して、プロパルギルアルコール21に変換することができる(スキーム5)。次いで、アルキン21は、銅の存在下、市販の又は先に製造したアジドと反応させることができ、1,2,3−トリアゾール22が得られる。アジドは標準的方法を用いて(例えば、ハライド又はボロン酸から)製造することができる。次いで、ラセミ体化合物は、キラル分取用HPLCを用いて分離することができ、アルコール23及び24を与える。
Figure 2021510706
Aが、1位においてR−(CH−により置換された1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルである、式(I)の化合物の製造の一般的アプローチ;i) THF、0℃、エチニル−MgBr;ii) nが0である式(I)の化合物についてはR−N;同様に:nが1である式(I)の化合物についてはR−CH−N:CuSO、アスコルビン酸ナトリウム塩、DMF/HO;iii) HPLCによるキラル固定相上でのエナンチオマーの分離。
あるいは、式(I)の化合物は、ブロミド28をn−BuLiと反応させ、次いでアルデヒドを添加することにより製造することができる(スキーム6)。ブロミド28は、(市販されているか、又は、対応する2−ブロモ−チアゾールの臭素化により製造される)ジブロモチアゾール25を出発物質とする3工程により製造することができる。リチウムハロゲン交換は、例えば、THF等の溶媒中、−78℃付近の温度にて、n−BuLiを使用し、次いで、−78℃からRTの範囲の温度にて、リチウム化物をDMF等の求電子試薬と反応させることにより行うことができる。次いで、カルバルデヒド26は、標準的な官能基変換法によりホルムアミド27に変換することができる。ホルミル官能基を対応するアミンに変換する方法の1つは、アルデヒドを対応するオキシムに変換し、次いで、酸性条件下で、例えば亜鉛を還元剤として用いてオキシムをアミンに還元し、上記の類似の条件を用いてホルミル化することである。別の方法は、対応するクロリドを介して、アルデヒドをホルムアミドに変換することである。まず、アルデヒドのアルコールへの還元は、EtOH等の溶媒中、0℃からRTの範囲の温度にて、NaBHを還元剤として用いて行うことができ、次いで、例えば、DCM等の溶媒中、20℃付近の温度で、塩化チオニルを用いて、得られたアルコール官能基を対応するクロリドに変換し、最後にジホルミルアミドナトリウムによりクロリドの置換(次いで、2つのホルミル基の1つの除去)を行う。ニート又はDCM等の溶媒中のPOCl等の脱水剤を用いて、0℃から90℃の範囲の温度にて、ホルミル化アミン27を環化する。次いで、ブロミド28は、まず、THF等の溶媒中、−78℃付近の温度で、n−BuLiと反応させ、次にR−(CH−A−CHOと反応させることができ、アルコール10を得る。次いで、ラセミ体化合物は、キラル分取用HPLCを用いて分離することができ、アルコール11及び12を与える。
Figure 2021510706
式(I)の化合物の製造の一般的アプローチ;i)、a) n−BuLi、THF、−78℃;次いで、b) DMF;ii)、a) NaBH、EtOH;b) SOCl、DCM;c) ジホルミルアミドナトリウム、DMF;iii) POCl、RT−90℃;iv)、a) n−BuLi、THF、−78℃;次いで、b) R−(CH−A−CHO;v) HPLCによるキラル固定相上でのエナンチオマーの分離。
あるいは、保護/配向基戦略を式(I)の化合物の製造に使用することができる(スキーム7)。(市販されているか、又は、標準的方法を用いて合成される)1級アミン29を、KCO等の塩基の存在下で、チオホスゲンを用いて環化し、例えば、KCO等の塩基の存在下で、ヨウ化エチル(EtI)を用いてチオール基にてアルキル化して、イミダゾチアゾール30を得る。THF等の溶媒中、−78℃付近の温度で、n−BuLi等の塩基を用いて脱プロトン化し、次いで、R−(CH−A−CHOを添加することにより、アルコール31を得る。チオエーテル官能基の除去は、エタノールと水の混合物等の溶媒中、RTから90℃の範囲の温度にて、ラネー・ニッケル等の触媒を用いて行われ、化合物10を与える。次いで、ラセミ体化合物は、キラル分取用HPLCを用いて分離することができ、アルコール11及び12を与える。
Figure 2021510706
式(I)の化合物の製造のための配向基アプローチ;i)、a) チオホスゲン、KCO、DCM/HO、RT;次いでb) EtI、KCO、アセトン;ii)、a) n−BuLi、THF、−78℃;次いでb) R−(CH−A−CHO
;iii) ラネー・ニッケル、EtOH/HO、RT−90℃;iv) HPLCによるキラル固定相上でのエナンチオマーの分離。
市販されていない場合、リチウム化/付加反応において使用されるアルデヒド(R−(CH−A−CHO)は標準的な方法により製造することができ、そのうちの2つをスキーム8及びスキーム9に記載する。アルデヒド34は、適切に置換されたヘテロ環及び適切なボロン酸の銅触媒カップリングにより製造することができ、化合物33を与える(スキーム8)。エステル33はアルコールに還元することができ、続いてそれを当該アルデヒドに酸化することができる。あるいは、エステル33は対応するワインレブアミドに変換することができ、続いてそれをアルデヒド34に還元することができる。
Figure 2021510706
銅触媒カップリングによるR−(CH−A−CHO34の製造;i) nが0である式(I)の化合物についてはR−B(OH);又は、同様に:nが1である式(I)の化合物についてはR−CH−B(OH):Cu(OAc)、ピリジン、DMF、RT;ii)、a) 還元;b) 酸化。
あるいは、アルデヒド34は、スキーム9に記載のように、環化付加アプローチを用いて製造することができる。
Figure 2021510706
環化付加によるアルデヒド34の製造;i) nが0である式(I)の化合物についてはR−N;又は、同様に:nが1である式(I)の化合物についてはR−CH−N、EtN、DMF、RT;ii)、a) 還元;b) 酸化。
あるいは、式(I)の化合物は、NaI及びKCO等の塩基の存在下、DMF等の溶媒中、RTから100℃の範囲の温度におけるハライド(R−X)等の標準的なアルキル化条件を用いて、36をアルキル化することにより製造することができる(スキーム10)。次いで、ラセミ体化合物37は、キラル分取用HPLCを用いて分離することができ、アルコール38及び39を与える。
Figure 2021510706
ヒドロキシアリール化合物のアルキル化を介する式(I)の化合物の製造;i) R−X(Xはハロゲンである。);KCO;NaI;DMF;RT−100℃;ii)
HPLCによるキラル固定相上でのエナンチオマーの分離。
あるいは、R=Iである式(I)の化合物は、銅の存在下、適切なヨウ化アルキニル40、及び、適切なアジド(nが0である式(I)の化合物についてはR−N;又は、同様に:nが1である式(I)の化合物についてはR−CH−N)の環化付加により製造することができる(スキーム11)。次いで、R=Fである式(I)の化合物は、N,N,N,N−テトラメチルエチレンジアミン等の塩基の存在下、トルエン等の溶媒中、RTから110℃の範囲の温度にて、フッ化物源として例えばフッ化銀(I)を用いて、ヨウ化物41をフッ素化することにより製造することができる。
Figure 2021510706
AがR=ハライドにより置換された1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルである式(I)の化合物の製造の一般的アプローチ;i) N−ヨードモルフォリン、Cul、THF、RT;ii) nが0である式(I)の化合物についてはR−N;又は、同様に:nが1である式(I)の化合物についてはR−CH−N;CuSO、アスコルビン酸ナトリウム塩、DMF/HO;iii) AgF、N,N,N,N−テトラメチルエチレンジアミン、トルエン、RT−110℃。
式(I)の化合物がエナンチオマーの混合物の形態で得られる場合には常に、エナンチオマーは、当業者に知られた方法、例えばジアステレオマー塩の形成及び分離、又は、Regis Whelk−O1(R,R)(10μm)カラム、Daicel ChiralCel OD−H(5−10μm)カラム又はDaicel ChiralPak I
A(10μm)、IA、IB、IC、IE若しくはIF(5μm)若しくはAD−H(5μm)カラム等のキラル固定相上のHPLCを用いて分離することができる。キラルHPLCの典型的な条件は、0.8から150mL/分の流速における、溶出液A(トリエチルアミン又はジエチルアミン等のアミンの存在下又は非存在下におけるEtOH)及び溶出液B(ヘプタン)の無勾配混合物である。
下記の実施例は、本発明を説明する目的で記載される。これらの実施例は、説明のためのものに過ぎず、いかなる形においても本発明を限定するものとは解釈されない。
実験の項
化学
温度はすべて℃で示す。
分取用HPLC条件:
分取用HPLC精製の条件は、精製する化合物の特性に応じて下記の可能性から選択した。課題ごとに複数の選択肢を用いることで良好な結果が得られる。機器:HPLCポンプ:Gilson 333/334又は同等のAutosampler:(Gilson 845zインジェクターを備えた)Gilson LH215又は同等のDegasser:Dionex SRD−320又は同等のメイクアップポンプ:Dionex ISO−3100A又は同等のDAD検出器:Dionex DAD−3000又は同等のMS検出器:シングル四重極質量分析計、Thermo Finnigan MSQ Plus又は同等のMRAスプリッター:MRA100−000フロースプリッター又は同等のELS検出器:Polymer Laboratories PL−ELS1000又は同等のもの。方法:カラム:可変、Waters Atlantis T3 30x75mm 10μM(酸性条件のみ);Waters XBridge C18、30x75mm 10μM(酸性/塩基性条件);Waters XBridge C18、50x150mm 10μM(酸性/塩基性条件);流速:可変、(30x75mmの寸法のカラムについて)75mL/min、(50x150mmの寸法のカラムについて)150ml/min。移動相:勾配モード A:水+0.5%ギ酸(酸性条件) A:水+0.5%水酸化アンモニウム溶液(25%)(塩基性条件) B:アセトニトリル 勾配:可変、例えば75mL/minについては;「極めて極性」:t[min] %A %B
流速 mL/min:0.000 100 0 75;1.000 100 0 75;3.500 80 20 75;4.000 5 95 75;6.000 5 95
75;6.200 100 0 75;6.600 100 0 75。「非常に極性」:t[min] %A %B 流速 mL/min:0.000 95 5 75;0.100 95 5 75;3.000 50 50 75;4.000 5 95 75;6.000 5 95 75;6.200 95 5 75;6.600 95 5
75;「極性」:t[min] %A %B 流速 mL/min:0.000 90
10 75;0.010 90 10 75;4.000 5 95 75;6.000 5 95 75;6.200 90 10 75;6.600 90 10 75;「普通」:t[min] %A %B 流速 mL/min:0.000 80 20 75;0.010 80 20 75;4.000 5 95 75;6.000 5 95 75;6.200 80 20 75;6.600 80 20 75;「脂溶性」:t[min] %A %B 流速 mL/min:0.000 70 30 75;0.010 70 30 75;3.500 5 95 75;6.000 5 95 75;6.200 70 30 75;6.600 70 30 75;「非常に脂溶性」:t[min] %A %B 流速 mL/min:0.000 50 50 75;0.010 50 50 75;3.000 5 95 75;6.000 5 95 75;6.200 50 50 75;6.600 50 50 75。注入量:100−2500μl。採取:利用可能であればUV/MS/ELSD、及び可能なすべての組
み合わせ;メイクアップ流速:0.50mL/min。メイクアップ溶出液 MS:アセトニトリル/水/TFA 70:30:0.025(V/V/V);MSイオン化モード:ESI+。
LC−MS条件:
塩基性条件:カラム:Waters BEH C18、3.0x50mm、2.5μm/01593635616710;温度:40℃;注入体積:0.30μl;溶出液A:c(NH)=13mmol/lを含む水/NH;溶出液B:アセトニトリル;イオン化:ESI+;勾配:0.0minにおいて=5%B、0.01minにおいて=5%B、1.20minにおいて=95%B、1.90minにおいて=95%B、2.00minにおいて=5%B;流速=1.6ml/min。
酸性条件:カラム:Zorbax RRHD SB−Aq、2.1x50mm、1.8μm/USEAF01579;温度:40℃;注入体積:0.15μl;溶出液A:水 0.04%TFA;溶出液B:アセトニトリル;イオン化:ESI+;勾配:0.0minにおいて=5%B、0.01minにおいて=5%B、1.20minにおいて=95%B、1.90minにおいて=95%B、2.10minにおいて=5%B;流速=0.8ml/min。
QC条件:カラム:Acquity UPLC CSH C18 1.7μm 2.1x50mm;温度:60℃;注入体積:0.25μl、部分ループ(partial loop) 2μl;溶出液A1:H2O+0.05%v/v ギ酸;溶出液B1:アセトニトリル+0.045%v/v ギ酸;イオン化:ESI+;勾配:0.0minにおいて=2%B1、1.4minにおいて=5%A1、1.90minにおいて=2%A1、2.00minにおいて=2%B1;流速=1.0ml/min。
(上記又は下記の部分において使用される)略語:
Ac アセテート
aq. 水溶液
AIBN アゾビスイソブチロニトリル
BRP 背圧レギュレータ
BSA ウシ血清アルブミン
Boc tert−ブチルオキシカルボニル
Boc−Gly−OH Boc−グリシン
DBU 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン
DCM ジクロロメタン
DEA ジエチルアミン
DIBALH 水素化ジイソブチルアルミニウム
DIPEA ジイソプロピルエチルアミン(Huenig塩基)
DMEM ダルベッコ変法イーグル培地
DMF ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルフォキシド
Et エチル
EtOAc 酢酸エチル
EtO ジエチルエーテル
EtOH エタノール
FC フラッシュクロマトグラフィー
FCS ウシ胎仔血清
h 時間
HATU (1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート)
HV 高真空
LiHMDS リチウム ビス(トリメチルシリル)アミド
MeOH メタノール
min 分
ml又はmL ミリリットル
NBS N−ブロモスクシンイミド
n−Bu n−ブチル
NMM N−メチル−モルフォリン
org. 有機
prepHPLC 分取用HPLC
RT 室温
rflx 還流
sat. 飽和
SFC 超臨界流体クロマトグラフィー
TBAF テトラブチルアンモニウムフルオリド
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
分で表したHPLC保持時間
中間体の合成
中間体1: rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 2−アミノ−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエート塩酸塩の製造
第1の反応容器内で、エチル N−(ジフェニルメチレン)グリシネート(1069mg;4mmol)をTHF(4ml)に溶解し、−78℃に冷却し、次いで、リチウム ビス(トリメチルシリル)アミドの1M THF溶液(4ml;4mmol)を滴下する。撹拌を−78℃にて1h続ける。第2の反応容器内で、シクロプロパンカルボニルクロリド(0.389ml;4.2mmol)をTHF(4ml)に溶解し、−78℃に冷却する。次いで、第1の容器で得られた反応混合物を第2の容器の内容物にゆっくりと添加する。得られた反応混合物を3hにわたってRTに温め、次いで、2M aq.HCl(4ml)を注意深く添加することにより反応をクエンチする。THFを減圧下で蒸発させ、残った水相をEtOAcで2回抽出する。水相を減圧下で濃縮する。残渣をEtOHで処理し、ろ過し、ろ液を再び減圧下で濃縮し、HV下で一晩乾燥する。890mgのエチル
2−アミノ−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエート塩酸塩を薄黄色の固体として得る。LC−MS(塩基性):t=0.57;[M+H]=172.01。
工程2: エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエートの製造
第1の容器内で、Boc−Gly−OH(779mg;4.4mmol)をTHF(4ml)に溶解し、−20℃に冷却し、次いで、NMM(0.494ml;4.4mmol)及びクロロギ酸イソブチル(0.582ml;4.4mmol)を添加し、撹拌を−20℃にて30分間続ける。第2の容器内で、工程1の生成物、エチル 2−アミノ−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエート塩酸塩(831mg;4mmol)をTHF(2ml)に溶解する。この溶液を先に調製した容器1内の混合無水物の溶液に注意深く添加し、次いでNMM(0.494ml;4.4mmol)を滴下する。反応混合物をRT
に温め、撹拌を60分間続ける。反応を水の添加によりクエンチする。生成物をEtOAc(2x25ml)で抽出する。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、溶媒を減圧下で蒸発させる。残渣をFC(シリカゲル;DCM/MeOH=95/5)により精製して、531.2mgのエチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエートをわずかに黄色の濃厚なオイルとして得る。LC−MS(塩基性):t=0.84;[M+H]=329.17。
工程3: エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−シクロプロピルチアゾール−4−カルボキシレートの製造
(一般的手順についてはJ.Med Chem.、1996、39、957−967を参照されたい。)
工程2の生成物、エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエート(531mg;1.62mmol)及びローソン試薬(Lawesson’s reagent)(1011mg;2.43mmol)をTHF(10ml)に懸濁し、4時間加熱還流する。THFを減圧下で蒸発させ、残渣をEtOAc中に取り、飽和NaHCO水溶液及び塩水(brine)で洗浄し、NaSO上で乾燥し、ろ過し、溶媒を減圧下で蒸発させる。残渣をFC(シリカゲル;EtOAc/ヘプタン=1/1)により精製して、403mgのエチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−シクロプロピルチアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):tR=1.01;[M+H]=327.12。
工程4: エチル 5−シクロプロピル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
工程4.1:Boc−開裂;工程3の生成物、エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−シクロプロピルチアゾール−4−カルボキシレート(403mg;1.23mmol)をDCM(3ml)中に溶解し、次いで、TFA(3ml)を注意深く添加し、撹拌を30分間続ける。次いで、反応混合物を減圧下で蒸発乾固させる。
工程4.2:工程4.1の残渣をDCM(7ml)に溶解し、飽和NaHCO水溶液をpHが8になるまで添加する。50℃にて激しく撹拌しながら、ギ酸(0.319ml;8.2mmol)と無水酢酸(0.319ml;3.34mmol)の混合物を添加し、撹拌を1時間続ける。有機層を分離し、水層をDCMで2回抽出する(2x7ml)。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、390mgのエチル 5−シクロプロピル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得、それをさらに精製することなく工程5において使用する。LC−MS(塩基性):t=0.69;[M+H]=255.13。
工程5:エチル 2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
工程4.2の生成物、エチル 5−シクロプロピル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(313mg;1.23mmol)をDCM(5ml)に溶解し、−20℃に冷却し、次いでオキシ塩化リン(0.232ml;2.46mmol)を添加する。反応混合物をゆっくりと65℃に加熱し、この温度にて5時間維持する。次いで、混合物を減圧下で蒸発乾固し、残渣をDCM中に取り、次いで、飽和NaHCO水溶液(pH=8)を注意深く添加する。有機層を分離し、水層をDCMで洗浄する(2x10ml)。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、溶媒を減圧下で蒸発させる。残渣をFC(シリカゲル;EtOAc/MeOH=9/1)により精製して
、216mgのエチル 2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):t=0.91;[M+H]=237.11。
工程6: 2−シクロプロピル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
工程6.1:エステル加水分解:工程5の生成物、エチル 2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(216mg;0.914mmol)をTHF(2ml)及び水(1ml)に溶解し、次いで、LiOH一水和物(46mg;1.1mmol)を添加し、撹拌をRTにて1時間続ける。水酸化リチウム一水和物(46mg;1.1mmol)の2回目の分量を添加し、反応混合物をさらに1時間撹拌する。混合物を減圧下で蒸発乾固させる。
工程6.2:工程6.1の残をDMF/DCMの1:1混合物(合計6ml)に溶解し、次いで、DIPEA(0.469ml;2.74mmol)、HATU(417mg;1.1mmol)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(109mg;1.1mmol)を添加する。撹拌をRTにて一晩続ける。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をFC(シリカゲル;EtOAc/MeOH=9/1)により精製して、294mgの2−シクロプロピル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを得る。LC−MS(塩基性):tR=0.71;[M+H]=252.14。
工程7: 2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
工程6.2の生成物、2−シクロプロピル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミド(2.875g;10.9mmol)をTHF(40ml)中に溶解した氷冷溶液に、DIBALHの溶液(トルエン中1M、10.9ml、10.9mmol)を添加する。反応混合物を0℃にて30min撹拌し、DIBALH(トルエン中1M、10.9ml、10.9mmol)でさらに処理し、0℃にて30minさらに撹拌する。飽和NHCl水溶液、次いでロッシェル塩の1.2M水溶液を添加し、生成物をEtOAcで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、2.657gの2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。粗生成物はさらに精製することなく使用できる。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)により純粋な生成物を得る。LC−MS(酸性):t=0.44;[M+H]=193.03。H NMR(500MHz、d−DMSO) δ:10.14(s、1H)、8.52(d、J=0.5Hz、1H)、7.15(d、J=0.6Hz、1H)、2.92(m、1H)、1.30−1.34(m、2H)、0.98(m、2H)。
工程8: rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体1)の製造
工程7の生成物、2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(1000mg;5.20mmol)をTHF(20ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、31.2ml、15.6mmol)を滴下により添加する。反応混合物を0℃にて1h撹拌する。塩化アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をEtOAcで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。残渣を分取用HPLC(塩基性条件)により精製し、689mgのrac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。LC−MS(塩基性):t=0.66;[M+H]
219.01。H NMR(500MHz、d−DMSO) δ:8.14(d、J=0.6Hz、1H)、7.02(d、J=0.6Hz、1H)、6.54(d、J=4.5Hz、1H)、5.91(dd、J=2.3Hz、J=4.5Hz、1H)、3.64(d、J=2.3Hz、1H)、2.25(m、1H)、1.05(m、2H)、0.65−0.74(m、2H)。
中間体2: rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 2−アミノ−3−オキソブタノエート塩酸塩の製造
塩化アセチルを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程1の製造について記載した手順に従って、4.84gのエチル 2−アミノ−3−オキソブタノエート塩酸塩を得る。LC−MS(塩基性):tR=0.41;[M+H]=146.15。
工程2: エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−オキソブタノエートの製造
エチル 2−アミノ−3−オキソブタノエート塩酸塩を出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程2の製造について記載した手順に従って、2.77gのエチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−オキソブタノエートを得る。LC−MS(塩基性):t=0.61;[M+H]=303.2。
工程3: エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−メチルチアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−オキソブタノエートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程3の製造について記載した手順に従って、2.28gのエチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−メチルチアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):t=0.94;[M+H]=301.15。
工程4: エチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−メチルチアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−メチルチアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程4の製造について記載した手順に従って、1.727gのエチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−メチルチアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):t=0.60;[M+H]=229.13。
工程5: エチル 2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
エチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−メチルチアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程5の製造について記載した手順に従って、1.044gのエチル 2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):t=0.81;[M+H]=211.15。
工程6: (2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
エチル 2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(1.675g;7.97mmol)をTHF(15ml)中に溶解した氷冷溶液に、LiAlH(THF中2M、3.98ml;7.96mmol)を添加する。反応混合物をRTにて10min撹拌し、水中に注ぎ、EtOAcで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせ
たものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、溶媒を減圧下で蒸発させ、913mgの(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを茶色の固体として得、それをさらに精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(酸性):t=0.34;[M+H]=168.98。
工程7: 2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造工程6の生成物、(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(1.549g、9.21mmol)をCHCl(10ml)中に溶解した溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(4.101g、9.67mmol)を添加する。得られた懸濁液をRTにて1h撹拌する。飽和NaHCO水溶液(20ml)及び飽和Na水溶液(20ml)を添加し、混合物をCHClで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、1.376gの2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。LC−MS(酸性):t=0.34;[M+H]=167.01。
工程8: rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体2)の製造
工程7の生成物、2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(249mg;1.50mmol)をTHF(6ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、9.0ml、4.50mmol)を滴下により添加する。反応混合物を0℃にて1.5h撹拌する。塩化アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をEtOAcで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。残渣をCHCl/EtOで処理し、次いでろ過し、233mgのrac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。LC−MS(酸性):t=0.41;[M+H]=193.16。H NMR(500MHz、d−DMSO) δ:8.16(d、J=0.2Hz、1H)、7.02(d、J=0.2Hz、1H)、6.46(d、J=4.5Hz、1H)、5.81(dd、J=2.3Hz、J=4.5Hz、1H)、3.63(d、J=2.3Hz、1H)、2.37(s、3H)。
中間体3: rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 2−アミノ−3−オキソペンタノエート塩酸塩の製造
イソシアノ酢酸エチル(2.8ml、25.1mmol)をDMF(25ml)中に溶解した溶液に、DBU(5.75ml、37.7mmol)、次いで無水プロピオン酸(4.3ml、32.5mmol)を添加する。得られた暗茶色の溶液を80℃にて4h撹拌する。混合物をRTに冷まし、水(150ml)中に注ぎ、EtOAcで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものを水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。粗製残渣をFC(シリカゲル、Hept/EtOAc)により精製して、3.767gのエチル 5−エチルオキサゾール−4−カルボキシレートを薄黄色のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.72、[M+H]=170.08。H NMR(500MHz、CDCl) δ:7.77(s、1H)、4.39(q、J=7.1Hz、2H)、3.09(q、J=7.6Hz、2H)、1.41(t、J=7.1Hz、3H)、1.29(t、J=7.6Hz、3H)。エチル 5−エチルオキサゾール−4−カルボキシレート(1.960g、11.6mmol)をMeOH(33.6ml)中に溶解した溶液に、6N HCl(5.8ml)を添加し、反応混合物を反応が完了するまで50℃にて撹拌する。MeOHを減圧下で除く。残渣に水(11.6ml)を添加し、酸性溶液をEtO(11.6ml)で洗浄する。水層を活性炭で処理し、次いで減圧下で濃縮する。残渣をMeOHに再溶解し、混合物を減圧下で濃縮し、このプロ
セスを5回繰り返して、2.500gのエチル 2−アミノ−3−オキソペンタノエート塩酸塩を薄黄色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.32、[M+H]=160.12。
工程2: エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−オキソペンタノエートの製造
エチル 2−アミノ−3−オキソペンタノエート塩酸塩を出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程2の製造について記載した手順に従って、2.71gのエチル
2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−オキソペンタノエートを得る。LC−MS(酸性):t=0.77;[M+H]=317.13。
工程3: エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−エチルチアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−オキソペンタノエートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程3の製造について記載した手順に従って、2.60gのエチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−エチルチアゾール−4−カルボキシレート。LC−MS(酸性):t=0.90;[M+H]=315.11。
工程4: エチル 5−エチル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−エチルチアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程4の製造について記載した手順に従って、2.060gのエチル 5−エチル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):t=0.64;[M+H]=243.04。
工程5: エチル 2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
エチル 5−エチル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程5の製造について記載した手順に従って、1.140gのエチル 2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):t=0.57;[M+H]=225.01。
工程6: 2−エチル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
工程6.1: エステル加水分解:工程5の生成物、エチル 2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(1.114g;5.08mmol)をTHF(11.1ml)及び水(5.5ml)に溶解する。LiOH一水和物(259mg;6.10mmol)を添加し、混合物をRTにて1時間撹拌する。混合物を減圧下で蒸発乾固させる。
工程6.2: 工程6.1の残渣をDMF(16.5ml)に溶解する。DIPEA(2.61ml;15.20mmol)、HATU(2.319g;6.10mmol)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(607mg;6.10mmol)を添加し、混合物をRTにて3h撹拌する。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣を分取用HPLC(塩基性条件)により精製して、969mgの2−エチル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを得る。LC−MS(酸性):
R=0.48;[M+H]=240.08。
工程7: 2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造工程6.2の生成物、2−エチル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミド(407mg;1.70mmol)をTHF(10ml)中に溶解した氷冷溶液に、DIBALHの溶液(トルエン中1M、1.7ml、1.70mmol)を添加する。反応混合物を0℃にて1h撹拌し、DIBALH(トルエン中1M、0.85ml、0.85mmol)でさらに処理し、0℃にて1hさらに撹拌する。飽和NHCl水溶液を添加し、生成物をEtOAcで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、300mgの2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを黄色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.41;[M+H]=181.19。
工程8: rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体3)の製造
工程7の生成物、2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(324mg;1.80mmol)をTHF(7.2ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、10.8ml、5.40mmol)を滴下により添加する。反応混合物を0℃にて1h撹拌する。塩化アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をEtOAcで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、375mgのrac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。LC−MS(酸性):t=0.47;[M+H]=207.26。H NMR(500MHz、d−DMSO) δ:8.17(s、1H)、7.04(s、1H)、6.47(d、J=4.5Hz、1H)、5.82(dd、J=2.3Hz、J=4.5Hz、1H)、3.63(d、J=2.3Hz、1H)、2.79(m、2H)、1.19(t、J=7.5Hz、4H)。
中間体4: rac−1−(2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 2−アミノ−3−シクロペンチル−3−オキソプロパノエート塩酸塩の製造
シクロペンタンカルボニルクロリドクロリドを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程1の製造について記載した手順に従って、870mgのエチル 2−アミノ−3−シクロペンチル−3−オキソプロパノエート塩酸塩を薄黄色の固体として得る。LC−MS(塩基性):t=0.78;[M+H]=200.24。
工程2: エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−シクロペンチル−3−オキソプロパノエートの製造
エチル 2−アミノ−3−シクロペンチル−3−オキソプロパノエート塩酸塩を出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程2の製造について記載した手順に従って、620mgのエチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−シクロペンチル−3−オキソプロパノエートを得る。LC−MS(塩基性):t=0.99;[M+H]=357.21。
工程3: エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−シクロペンチルチアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−シクロペンチル−3−オキソプロパノエートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程3の製造について記載した手順に従って、580mgのエチル 2−(((
tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−シクロペンチルチアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):tR=1.15;[M+H]=355.18。
工程4: エチル 5−シクロペンチル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−シクロペンチルチアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程4の製造について記載した手順に従って、487mgのエチル 5−シクロペンチル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):t=0.85;[M+H]=283.18。
工程5: エチル 2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
エチル 5−シクロペンチル−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、中間体1/工程5の製造について記載した手順に従って、440mgのエチル 2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを得る。LC−MS(塩基性):t=1.10;[M+H]=265.18。
工程6: 2−シクロペンチル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
工程6.1:エステル加水分解:工程5の生成物、エチル 2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(440mg;1.64mmol)をTHF(5ml)及び水(2.5ml)に溶解し、次いでLiOH一水和物(80mg;1.92mmol)を添加し、撹拌をRTにて1時間続ける。水酸化リチウム一水和物(80mg;1.92mmol)の2回目の分量を添加し、反応混合物をさらに1時間撹拌する。混合物を減圧下で蒸発乾固させる。
工程6.2: 工程6.1の残渣をDMF/DCMの1/1混合物(合計で15ml)に溶解し、次いで、DIPEA(0.842ml;4.92mmol)、HATU(749mg;1.97mmol)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(196mg;1.97mmol)を添加する。撹拌をRTにて一晩続ける。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をFC(シリカゲル;EtOAc/MeOH=9/1)により精製して、560mgの2−シクロペンチル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを得る。LC−MS(塩基性):tR=0.89;[M+H]=280.15。
工程7: 2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
工程6.2の生成物、2−シクロペンチル−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミド(155mg;0.50mmol)をTHF(2ml)中に溶解した氷冷溶液に、DIBALHの溶液(トルエン中1M、0.50ml、0.50mmol)を添加する。反応混合物を0℃にて30min撹拌し、DIBALH(トルエン中1M、0.50ml、0.50mmol)でさらに処理し、0℃にて30minさらに撹拌する。飽和NHCl水溶液を滴下により添加し、混合物を減圧下で濃縮し、粗製残渣をprepHPLC(塩基性条件)により精製して、44mgの2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。LC−MS(塩基性):t=0.88;[M+H]=221.15。
工程8: rac−1−(2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体4)の製造
工程7の生成物、2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(66mg;0.30mmol)をTHF(1.2ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、1.8ml、0.90mmol)を滴下により添加する。反応混合物を0℃にて30min撹拌する。塩化アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をEtOAcで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、73mgのrac−1−(2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。LC−MS(酸性):t=0.62;[M+H]=247.10。
中間体5: rac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 2−ジアゾ−3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートの製造
反応容器内で、1−メチルシクロプロパン−1−カルボン酸(1890mg;17.9mmol)及び1,1’−カルボニルジイミダゾール(3938mg;24.3mmol)を無水THF(30ml)中に溶解した溶液を、RTにて4時間撹拌する(溶液A)。第2の反応容器内で、マロン酸エチルカリウム(8093mg;46.6mmol)、無水塩化マグネシウム(5241mg;53.9mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(219mg;1.79mmol)をTHF(60ml)とアセトニトリル(30ml)の混合物に溶解した溶液を、RTにて6時間撹拌する(溶液B)。2種の溶液を0℃に冷却し、溶液AをEtN(10ml;71.7mmol)とともに溶液Bに添加する。次いで、反応混合物をRTにて18時間撹拌する。反応が完了した後、溶媒を減圧下で除き、残渣を水に懸濁し、DCMで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものを硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、エチル 3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートを黄色のオイルとして得、それを精製することなく使用する。LC−MS(酸性):t=0.71;[M+H]=171.05。
エチル 3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートをアセトニトリル(100ml)に再溶解し、4−アセタミドベンゼンスルフォニルアジド(5544mg;2.4mmol)及びEtN(3.12ml;22.4mmol)で連続的に処理する。反応混合物をRTにて18時間撹拌する。ヘプタン/DCM(95:5)の混合物を添加して塩を沈殿させ、混合物をろ過する。フィルターケークをヘプタンで洗浄し、ろ液を減圧下で濃縮する。ヘプタン/DCM(95:5)の混合物を再び添加し、混合物をろ過する。フィルターケークをヘプタンで洗浄し、ろ液を減圧下で濃縮する。粗製のオイルをFC(シリカゲル;ヘプタン/EtOAc)により精製して、エチル 2−ジアゾ−3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートを黄色のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.80;[M+H] 197.07。
工程2: rac−エチル−2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートの製造
エチル 2−ジアゾ−3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(2560mg;13.0mmol)をDCM(50ml)中に溶解し、tert−ブチル
(2−アミノ−2−オキソエチル)カーバメート(2486mg;13.7mmol)、次いでジロジウム四酢酸(62mg、0.13mmol)を添加する。反応混合物を45℃にて3日間撹拌する。水を添加し、層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;ヘプタン/EtOAc)による精製により、3654mgのrac−
エチル−2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートをピンク色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.84;[M+H]=342.99。
工程3: エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1−メチルシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
工程2の生成物、rac−エチル−2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(1−メチルシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(3654mg;10.7mmol)及びローソン試薬(5000mg;12.0mmol)をTHF(50ml)に懸濁し、24時間加熱還流する。THFを減圧下で蒸発させ、残渣をFC(シリカゲル;EtOAc/ヘプタン)により精製して、4601mgのエチル
2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1−メチルシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):tR=0.96;[M+H]=340.98。
工程4: エチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(1−メチルシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
工程4.1:Boc−開裂:工程3の生成物、エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1−メチルシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレート(4601mg;13.5mmol)をジオキサン(50ml)中に溶解し、次いでジオキサン中の4N HCl(10ml;40.0mmol)を注意深く添加する。混合物をRTにて15時間撹拌する。反応混合物を減圧下で蒸発乾固させる。
工程4.2:工程4.1の残渣をギ酸エチル(30ml)に溶解し、EtN(4.48ml;32.2mmol)を添加する。混合物を還流下で4時間撹拌する。飽和NaHCO水溶液を添加し、混合物をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、3691mgのエチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(1−メチルシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートを得、それをさらに精製することなく工程5で使用する。LC−MS(酸性):t=0.73;[M+H]=269.00。
工程5: エチル 2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
工程4.2の生成物、エチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(1−メチルシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレート(3691mg;13.8mmol)をDCM(100ml)に溶解し、−20℃に冷却し、次いでオキシ塩化リン(2.6ml;27.6mmol)を添加する。反応混合物をRTにて48h撹拌する。オキシ塩化リン(1ml;10.6mmol)をさらに添加し、混合物を還流下で6時間撹拌する。水を添加し、次いで飽和NaHCO水溶液を添加した。層を分離し、水層をDCMで抽出した(2x)。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、3066mgのエチル 2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートをベージュ色のフォームとして得る。LC−MS(酸性):t=0.67;[M+H]=251.01。
工程6: (2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
工程5の生成物、エチル 2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(3062mg;12.2mmol)をEtOH(150ml)中に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(1000mg;26.4mmol)を添加する。反応混合物をRTにて4時間撹拌する。混合物を減圧下で濃縮する。残渣をDC
Mに再溶解し、水、次いで飽和NHCl水溶液を注意深く添加する。層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO4上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、2059mgの(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを得る。LC−MS(塩基性):tR=0.69;[M+H]=209.15。
工程7: 2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
工程6の生成物、(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(2059mg;9.89mmol)をDCM(150ml)中に溶解した氷冷溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(4612mg;10.9mmol)を添加する。反応混合物をRTにて18時間撹拌する。飽和NaHCO水溶液を添加し、混合物を30min撹拌する。次いで、白色の沈殿物をろ過し、ろ液をDCMで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。LC−MS(酸性):t=0.50;[M+H]=207.35。H NMR(500MHz、d−DMSO) δ:10.16(s、1H)、8.54(s、1H)、7.17(s、1H)、1.55(s、3H)、1.16−1.18(m、2H)、1.04(m、2H)。
工程8: rac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体5)の製造
工程7の生成物、2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(270mg;1.31mmol)をTHF(10ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、3ml、1.50mmol)を滴下により添加する。反応混合物を0℃にて1h撹拌する。塩化アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をEtOAcで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、274mgのrac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。LC−MS(酸性):t=0.57;[M+H]=233.01。H NMR(500MHz、d−DMSO) δ:8.14(s、1H)、7.04(s、1H)、6.58(d、J=4.4Hz、1H)、5.88(dd、J=2.3Hz、J=4.3Hz、1H)、3.65(d、J=2.2Hz、1H)、1.36(s、3H)、0.84−0.99(m、4H)。
中間体6: rac−1−(2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール:
工程1: メチル 5−ブロモ−2−(ブロモメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
メチル 5−ブロモ−2−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(19.97g;84.6mmol)をトリフルオロトルエン(400ml)中に溶解した溶液に、rtにて、アルゴン下、NBS(7.529g;42.3mmol)及びAIBN(4.168g;25.4mmol)を添加する。反応混合物を85℃にて3h撹拌する。変換が完了するまで、NBS及びAIBNをさらに添加する。混合物をRTに冷まし、ろ過し、トルエンで洗浄し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、6.78gのメチル 5−ブロモ−2−(ブロモメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):t=0.91;[M+H]=313.87。
工程2: メチル 5−ブロモ−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
工程1の生成物、5−ブロモ−2−(ブロモメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(6.78g;21.5mmol)をDMF(50ml)中に溶解した溶液に、ジホルミルアミドナトリウム(2.25g;23.7mmol)を添加する。反応混合物をRTにて2h撹拌する。次いで、飽和NaHCO水溶液を反応混合物に添加し、rtにて一晩撹拌する。混合物をEtOAcで抽出し(3x)、有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、5.74gのメチル 5−ブロモ−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):t=0.57;[M+H]=278.84。
工程3: メチル 2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
工程2の生成物、メチル 5−ブロモ−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(5.74g;20.6mmol)の溶液に、POCl(1.94ml、20.6mmol)を添加する。反応混合物を60℃にて1h撹拌する。pHが8になるまで、飽和NaHCO水溶液を反応混合物に添加する。次いで、混合物をDCMで抽出し(3x)、有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、1.779gのメチル 2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):t=0.51;[M+H]=260.77。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:8.48(d、J=0.6Hz、1H)、7.14(d、J=0.6Hz、1H)、3.96(s、3H)。
工程4: (2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
工程3の生成物、メチル 2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(1.779g;6.81mmol)をEtOH(80ml)中に溶解した溶液に、rtにて、アルゴン下、NaBH(1g;26.4mmol)を添加する。反応混合物をRTにて24h撹拌する。反応混合物を減圧下で濃縮し、DCMで希釈し、HO及び飽和NHCl水溶液で注意深くクエンチする。ガスの発生が止まったら、混合物をDCMで抽出し(3x)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、896mgの(2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを得る。LC−MS(酸性):t=0.37;[M+H]=232.85。
工程5: 2−ブロモ−3−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾールの製造
工程4の生成物、(2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(896mg;3.84mmol)を乾燥DCM(20ml)中に溶解した、冷却した溶液に、tert−ブチル(クロロ)ジメチルシラン(0.798ml;4.61mmol)及びイミダゾール(314mg;4.61mmol)を添加する。反応混合物をRTにて2h撹拌する。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出し(3x)、有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、380mgの2−ブロモ−3−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾールを得る。LC−MS(酸性):t=0.89;[M+H]=346.87。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:8.13(s、1H)、7.08(s、1H)、4.88(s、2H)、0.85(s、9H)、0.08(s、6H)。
工程6: 3−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾールの製造
工程5の生成物、2−ブロモ−3−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール(150mg;0.432mmol)をジオキサン(5ml)中に溶解した溶液に、aq.1.6M NaCO(3ml)、3−フルオロベンゼンボロン酸(125mg;0.864mmol)及びPd(PPh(18mg;3.5mol%)を添加する。反応混合物を90℃にて2h撹拌する。混合物を水中に注ぎ、DCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを乾燥し(MgSO4)、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、146mgの3−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾールを得る。LC−MS(酸性):t=0.95;[M+H]=362.97。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:8.21(s、1H)、7.60(m、1H)、7.35−7.43(m、3H)、7.15(s、1H)、4.90(s、2H)、0.81(s、9H)、−0.02(s、6H)。
工程7: (2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
工程5の生成物、3−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール(146mg;0.403mmol)をTHF(2ml)中に溶解した溶液に、TBAF(THF中1M、0.604ml、0.604mmol)を添加する。反応混合物をRTにて20min撹拌する。混合物を飽和NaHCO水溶液中に注ぎ、DCMで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、ろ過し、減圧下で濃縮して、91mgの(2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを得る。LC−MS(酸性):t=0.57;[M+H]=248.97。
工程8: 2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
工程7の生成物、(2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(45mg;0.181mmol)をDCM(3ml)中に溶解した氷冷溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(119mg;0.281mmol)を添加する。反応混合物をRTにて2時間撹拌する。飽和NaHCO水溶液(5ml)、次いで飽和Na水溶液(5ml)を添加し、混合物を20min撹拌する。次いで、混合物をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。LC−MS(酸性):t=0.60;[M+H]=246.96。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:9.73(s、1H)、8.70(s、1H)、7.76−7.79(m、1H)、7.64−7.69(m、2H)、7.48−7.53(m、1H)、7.28(s、1H)。
工程9: rac−1−(2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体6)の製造
工程8の生成物、2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(39mg;0.159mmol)をTHF(2ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、0.382ml、0.191mmol)を滴下により添加する。反応混合物を0℃にて5h撹拌する。塩化アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をEt
OAcで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、20mgのrac−1−(2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。LC−MS(酸性):t=0.62;[M+H]=272.98。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:8.33(s、1H)、7.60−7.65(m、1H)、7.36−7.42(m、3H)、7.17(s、1H)、6.76(d、J=4.6Hz、1H)、5.62(dd、J=2.3Hz、J=4.6Hz、1H)、3.74(d、J=2.3Hz、1H)。
中間体7: rac−1−(2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 2−ジアゾ−3−(1−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートの製造
1−フルオロシクロプロパン−1−カルボン酸(2014mg;18.8mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程1の製造について記載した手順に従って、3092mgのエチル 3−(1−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートを得、さらに精製することなく使用する。LC−MS(酸性):t=0.71;[M+H]=観測せず。次いで、エチル 2−ジアゾ−3−(1−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートを茶色のオイルとして得、さらに精製することなく使用する。LC−MS(酸性):t=0.75;[M+H]=201.03。
工程2: rac−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(1−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートの製造エチル 2−ジアゾ−3−(1−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(2124mg;10.6mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程2の製造について記載した手順に従う。この場合、反応混合物を45℃にて5日間撹拌し、3223mgのrac−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(1−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートを茶色の固体として得、さらに精製することなく使用する。LC−MS(酸性):t=0.81;[M+H]=347.01。
工程3: rac−エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
rac−エチル−2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(1−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(3223mg、9.31mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程3の製造について記載した手順に従って、2727mgのエチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートを明黄色の粘性のオイルとして得る。LC−MS(酸性):tR=0.92;[M+H]=344.99。
工程4: エチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(1−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレート(2727mg)を出発物質として用い、中間体5/工程4の製造について記載した手順に従って、2129mgのエチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(1−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートを赤味がかったオイルとして得、それをさらに精製することなく使用
する。LC−MS(酸性):t=0.66;[M+H]=272.99。
工程5: エチル 2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
2−(ホルムアミドメチル)−5−(1−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレート(2129mg)を出発物質として用い、中間体5/工程5の製造について記載した手順に従って、1790mgのエチル 2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを黄色の粉末として得る。LC−MS(酸性):t=0.63;[M+H]=255.00。
工程6: (2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
エチル 2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(1582mg、6.22mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程6の製造について記載した手順に従って、782mgの(2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを黄色の粉末として得、精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(塩基性):tR=0.45;[M+H]=213.04。
工程7: 2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
(2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(782mg)を出発物質として用い、中間体5/工程7の製造について記載した手順に従って、687mgの2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを黄色の粉末として得る。LC−MS(酸性):t=0.47;[M+H]=211.00。H NMR(500MHz、d−DMSO) δ:10.16(s、1H)、8.64(s、1H)、7.25(s、1H)、1.75(m、2H)、1.46(m、2H)。
工程8: rac−1−(2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体7)の製造
2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(130mg)を出発物質として用い、中間体5/工程8の製造について記載した手順に従って、135mgのrac−1−(2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを白色の粉末として得る。LC−MS(酸性):t=0.52;[M+H]=236.64。
中間体8: cis−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール
工程1: rac−エチル 2−ジアゾ−3−((1R,2R)−2−フルオロ−シクロプロピル)−3−オキソ−プロパノエートの製造
rac−エチル 3−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(2000mg;10.9mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程1の製造について記載した手順に従って、2400mgのrac−エチル−2−ジアゾ−3−((1R,2R)−2−フルオロ−シクロプロピル)−3−オキソ−プロパノエートを黄色のオイルとして得、いかなるさらなる精製も行わずに使用する。LC−MS(酸性):t=0.75;[M+H]=201.01。
工程2: cis−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートの製造
rac−エチル 2−ジアゾ−3−((1R,2R)−2−フルオロ−シクロプロピル)−3−オキソ−プロピオン酸(2400mg;12mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程2の製造について記載した手順に従う。この場合、反応混合物を45℃にて2日間撹拌して、4075mgのcis−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートを茶色のオイルとして得、さらに精製することなく使用する。LC−MS(酸性):t=0.77;[M+H]=347.04。
工程3: rac−エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
cis−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(4075mg、11.8mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程3の製造について記載した手順に従って、5326mgのrac−エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートを、FC(シリカゲル、Hept/EtOAc)の後に、白色の固体として得る。LC−MS(酸性):tR=0.89;[M+H]=344.99。
工程4: rac−エチル 5−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
rac−エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレート(5326mg)を出発物質として用い、中間体5/工程4の製造について記載した手順に従って、1965mgのrac−エチル 5−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを、FC(シリカゲル、Hept/EtOAc)の後に、白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.64;[M+H]=272.99。
工程5: rac−エチル 2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
rac−エチル 5−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(1965mg)を出発物質として用い、中間体5/工程5の製造について記載した手順に従って、1810mgのrac−エチル 2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートをオレンジ色の粉末として得る。LC−MS(酸性):t=0.58;[M+H]=255.28。
工程6: rac−(2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
rac−エチル 2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(1810mg、7.12mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程6の製造について記載した手順に従って、940mgのrac−(2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを白色の粉末として得、精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(塩基性):tR=0.42;[M+H]=213.00。
工程7: rac−2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
rac−(2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b
]チアゾール−3−イル)メタノール(940mg)を出発物質として用い、中間体5/工程7の製造について記載した手順に従って、1655mgのrac−2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを黄色のガムとして得る。LC−MS(酸性):t=0.44;[M+H]=211.01。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:10.08(s、1H)、8.57(s、1H)、7.17(s、1H)、5.25(m、1H)、2.95−3.02(m、1H)、1.61−1.71(m、1H)、1.48(dtd、J=3.2Hz、J=7.6Hz、J=23.9Hz、1H)。
工程8: cis−1−[2−(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−プロパ−2−イン−1−オール(中間体8)の製造
rac−2−((1R,2S)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(1410mg)を出発物質として用い、中間体5/工程8の製造について記載した手順に従って、1079mgのcis−1−[2−(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−プロパ−2−イン−1−オールを茶色のガムとして得る。LC−MS(酸性):t=0.48;[M+H]=237.08。
中間体9: トランス−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール
工程1: rac−エチル 2−ジアゾ−3−((1S,2R)−2−フルオロ−シクロプロピル)−3−オキソ−プロパノエートの製造
rac−エチル−3−((1S,2R)−2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(2000mg;10.9mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程1の製造について記載した手順に従って、2190mgのrac−エチル−2−ジアゾ−3−((1S,2R)−2−フルオロ−シクロプロピル)−3−オキソ−プロパノエートを黄色のオイルとして得、いかなるさらなる精製も行わずに使用する。LC−MS(酸性):t=0.81;[M+H]=観測せず。
工程2: トランス−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートの製造
rac−エチル 2−ジアゾ−3−((1S,2R)−2−フルオロ−シクロプロピル)−3−オキソ−プロピオン酸(2195mg;11mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程2の製造について記載した手順に従う。この場合、反応混合物を45℃にて2日間撹拌して、3816mgのトランス−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエートを茶色のオイルとして得、さらに精製することなく使用する。LC−MS(酸性):t=0.81;[M+H]=347.05。
工程3: rac−エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
トランス−エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−3−(2−フルオロシクロプロピル)−3−オキソプロパノエート(3816mg、11mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程3の製造について記載した手順に従って、3956mgのrac−エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレートを茶色の粘性のオイルとして得、精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(酸性):tR=0.91;[M+H]=345.07。
工程4: rac−エチル 5−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
rac−エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)チアゾール−4−カルボキシレート(3956mg)を出発物質として用い、中間体5/工程4の製造について記載した手順に従って、1210mgのrac−エチル 5−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、Hept/EtOAc)の後に、茶色の粘性のガムとして得る。LC−MS(酸性):t=0.67;[M+H]=273.04。
工程5: rac−エチル 2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
rac−エチル 5−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(1210mg)を出発物質として用い、中間体5/工程5の製造について記載した手順に従って、950mgのrac−エチル 2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを黄色の粉末として得る。LC−MS(酸性):t=0.60;[M+H]=254.98。
工程6: rac−(2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
rac−エチル 2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(950mg、3.74mmol)を出発物質として用い、中間体5/工程6の製造について記載した手順に従って、810mgのrac−(2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを黄色の粉末として得、精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(塩基性):tR=0.42;[M+H]=213.02。
工程7: rac−2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
rac−(2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(810mg)を出発物質として用い、中間体5/工程7の製造について記載した手順に従って、1210mgのrac−2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを黄色の粉末として得る。LC−MS(酸性):t=0.42;[M+H]=211.02。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:10.13(s、1H)、8.55(s、1H)、7.17(s、1H)、5.11−5.29(m)、3.43−3.44(m、1H)、1.92(m、1H)、1.40(dd、J1=6.8Hz、J2=11.6Hz、1H)。
工程8: トランス−1−[2−(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−プロパ−2−イン−1−オール(中間体9)の製造
rac−2−((1R,2R)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(890mg)を出発物質として用い、中間体5/工程8の製造について記載した手順に従って、701mgのトランス−1−[2−(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−プロパ−2−イン−1−オールを茶色のフォームとして得る。LC−MS(酸性):t=0.48;[M+H]=237.3。
中間体10: 3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール
工程1: 2,4−ジブロモ−5−シクロプロピルチアゾールの製造
4−ブロモ−5−シクロプロピル−チアゾール(6.10g;28.1mmol)をCHCN(200ml)中に溶解した溶液に、HBr(10.3ml;91.3mmol)及び臭素(4.69ml;91.3mmol)を添加する。得られたオレンジ色の溶液を95℃にて7h撹拌する。混合物をRTに冷まし、aq.Naで処理し、EtOAcで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル、Hept/EtOAc)による精製により、2.91mgの2,4−ジブロモ−5−シクロプロピルチアゾールを明黄色のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.97;[M+H]=283.75。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:2.03(m、1H)、1.14(m、2H)、0.72(m、2H)。
工程2: 4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−カルバルデヒドの製造
工程1の生成物、2,4−ジブロモ−5−シクロプロピルチアゾール(2.91g;10.2mmol)をTHF(60ml)中に溶解した溶液に、n−BuLi(ヘキサン中2.5M;4.28ml、10.7mmol)を−78℃にて添加する。混合物をこの温度にて10min撹拌し、次いでDMF(2.05ml;26.5mmol)を添加し、撹拌を1h続ける。混合物をRTに温まるようにし、1M HCl(50ml)で処理し、EtOAcで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、2.48gの4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−カルバルデヒドを茶色のオイルとして得、それをさらに精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(酸性):t=0.88;[M+H]=231.91。
工程3: (4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−イル)メタノールの製造
4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−カルバルデヒド(3500mg、12.4mmol)をEtOH(100ml)中に溶解した溶液に、NaBH(1000mg、26.4mmol)を添加し、得られた混合物をRTにて45min撹拌する。水を添加し、得られた水相をDCMで2回抽出する。有機層を合わせたものを飽和NaHCO水溶液及び塩水で洗浄し、次いでMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、(4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−イル)メタノール(3060mg)を琥珀色のオイルとして得、それを精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(酸性):t=0.72;[M+H]=233.91。
工程4: 4−ブロモ−2−(クロロメチル)−5−シクロプロピルチアゾールの製造(4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−イル)メタノール(3060mg、11.5mmol)をDCM(60ml)中に溶解した溶液に、塩化チオニル(2.46g)を添加し、得られた混合物をRTにて45min撹拌する。混合物を飽和NaHCO水溶液上に注ぎ、水相をDCMで3回抽出する。有機層を合わせたものを塩水で洗浄し、次いでMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、4−ブロモ−2−(クロロメチル)−5−シクロプロピルチアゾール(2929mg)を茶色のオイルとして得、それを精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(酸性):t=0.94;[M+H]=253.84。
工程5: N−((4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−イル)メチル)ホルムアミドの製造
4−ブロモ−2−(クロロメチル)−5−シクロプロピルチアゾール(2930mg、10.8mmol)をDMF(50ml)中に溶解した溶液に、ジホルミルアミドナトリウ
ム(1.54g、16.2mmol)を添加する。得られた茶色の溶液をRTにて4h撹拌する。混合物を飽和NaHCO水溶液上に注ぎ、RTにて1h撹拌した後、酢酸エチルで2回抽出する。有機層を合わせたものを塩水で洗浄し、次いでMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、N−((4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−イル)メチル)ホルムアミド(3010mg)を茶色のオイルとして得、それを精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(酸性):t=0.70;[M+H]=262.89。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:8.84(m、1H)、8.16(s、1H)、4.49(d、J=6.2Hz、2H)、2.01(m、1H)、1.10−1.14(m、2H)、0.63−0.68(m、2H)。
工程6: 3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール(中間体10)の製造
N−((4−ブロモ−5−シクロプロピルチアゾール−2−イル)メチル)ホルムアミド(3010mg、10.3mmol)をトルエン(60ml)中に溶解した溶液に、POCl(1740mg、11.3mmol)を添加し、得られた混合物を70℃にて1h撹拌する。冷却後、混合物を飽和NaHCO水溶液上にゆっくりと注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル、Hept/EtOAc)による精製により、1980mgの3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール(中間体10)を茶色のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.54;[M+H]=242.77。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ:8.13(s、1H)、7.14(s、1H)、2.06(m、1H)、1.07−1.12(m、2H)、0.75(m、2H)。
中間体11: 3−ブロモ−2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール
工程1: (4−ブロモ−5−メチルチアゾール−2−イル)メタノールの製造
4−ブロモ−5−メチルチアゾール−2−カルバルデヒド(7740mg、36.1mmol)を出発物質として用い、中間体10/工程3の製造について記載した手順に従って、7060mgの(4−ブロモ−5−メチルチアゾール−2−イル)メタノールを黄色のオイルとして得、いかなるさらなる精製も行わずに使用する。LC−MS(酸性):t=0.60;[M+H]=207.92。
工程2: 4−ブロモ−2−(クロロメチル)−5−メチルチアゾールの製造
(4−ブロモ−5−メチルチアゾール−2−イル)メタノール(7060mg、26.8mmol)を出発物質として用い、中間体10/工程4の製造について記載した手順に従って、6850mgの4−ブロモ−2−(クロロメチル)−5−メチルチアゾールを茶色のオイルとして得、さらに精製することなく使用する。LC−MS(酸性):t=0.85;[M+H]=227.87。
工程3: N−((4−ブロモ−5−メチルチアゾール−2−イル)メチル)ホルムアミドの製造
4−ブロモ−2−(クロロメチル)−5−メチルチアゾール(6850mg、25.1mmol)を出発物質として用い、中間体10/工程5の製造について記載した手順に従って、6050mgのN−((4−ブロモ−5−メチルチアゾール−2−イル)メチル)ホルムアミドを茶色の固体として得、精製することなく次の工程で使用する。LC−MS(酸性):tR=0.59;[M+H]=236.90。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ8.87(s、1H)、8.17(s、1H)、4.51(d、J=6.2Hz、2H)、2.51(s、3H)。
工程4: 3−ブロモ−2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール(中間体11)
の製造
N−((4−ブロモ−5−メチルチアゾール−2−イル)メチル)ホルムアミド(6050g、22.1mmol)を出発物質として用い、中間体10/工程6の製造について記載した手順に従って、3680mgの3−ブロモ−2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾールを明茶色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.44;[M+H]=218.91。H NMR(400MHz、d−DMSO) δ 9.54(s、1H)、7.76(d、J=0.9Hz、1H)、2.41(s、3H)。
中間体12: rac−1−(2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 4,4,4−トリフルオロ−2−(ヒドロキシイミノ)−3−オキソブタノエートの製造
亜硝酸ナトリウムの水溶液(40ml;312mmol)に、温度を0−5℃に維持しながら、エチル 4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(50.0g;272mmol)を氷酢酸(90ml)中に溶解した溶液を添加する。反応混合物を、氷水のバス中で30min、そしてRTにてさらに5h撹拌する。溶液を減圧下で濃縮し、54gのエチル 4,4,4−トリフルオロ−2−(ヒドロキシイミノ)−3−オキソブタノエートを得る。H NMR(400MHz、CDCl) δ:8.40−9.55(br s、1H)、4.42(q、J=7.0Hz、2H)、1.45(t、J=7.0Hz、3H)。
工程2: エチル 2−アミノ−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート塩酸塩の製造
エチル 4,4,4−トリフルオロ−2−(ヒドロキシイミノ)−3−オキソブタノエート(54.0g;253mmol)及び活性炭上のパラジウムを、エタノール(150ml)と4N HCl(100ml)の混合物中に懸濁した懸濁液を、0.3−0.5MPaの水素下で、RTにて2.5h撹拌する。次いで、反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮して、42.0gのエチル 2−アミノ−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート塩酸塩を黄色の固体として得る。H NMR(400 MHz、CDCl) δ:8.40−9.55(br s、1H)、4.31(q、J=7.0Hz、2H)、4.10(s、1H)、1.22(t、J=7.0Hz、3H)。
工程3: エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエートの製造
Boc−Gly−OH(24.98g;143mmol)をTHF(250ml)中に溶解し、−20℃に冷却する。EtN(19.8ml;143mmol)、次いでクロロギ酸イソブチル(19.48g;143mmol)を添加する。反応混合物を−20℃にて30分間撹拌し、次いでエチル 2−アミノ−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート塩酸塩(42.0g;178.7mmol)をTHF(250ml)中に溶解した溶液をゆっくりと添加する。次いで、2回目の分量のEtN(19.8ml;143mmol)を反応混合物にゆっくりと添加し、反応混合物をRTに温め、撹拌を2h続ける。水とEtOAcを添加し、層を分離し、有機層を飽和NaHCO水溶液で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。残渣をFC(シリカゲル;ヘキサン/EtOAc)により精製して、46.5gのエチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエートを黄色の濃厚なオイル(ケト−及びエノール互変異性体の混合物)として得る。H NMR(400MHz、CDCl) δ:7.05−7.47(m、1.5H)、4.92−5.00(m、1H)、4.33−4.45(m、2H)、4.10(s、0.5H)、3.77−3.89(m、2H)、1.45(s、9H)、1.25−1.33(m、3H)。
工程4: エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(トリフルオロメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(46.5g;131mmol)をTHF(800ml)中に溶解し、次いでローソン試薬(79.0g;195mmol)を添加する。混合物を還流下で8時間撹拌する。次いで、THFを減圧下で除く。残渣をEtOAc中に溶解し、飽和NaHCO水溶液で2回、そして塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、24.8gのエチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(トリフルオロメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。
工程5: エチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(トリフルオロメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
工程5.1:Boc開裂:工程4の生成物、エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(トリフルオロメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(24.8g;70mmol)をTFA(96g;840mmol)中に溶解する。混合物をRTにて1h撹拌する。反応混合物を減圧下で蒸発乾固する。
工程5.2:工程5.1の残渣をギ酸エチル(150ml)中に溶解し、混合物を還流下で5h撹拌する。次いで、溶液を減圧下で濃縮して、14.1gのエチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(トリフルオロメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。H NMR(400MHz、CDCl) δ:8.22−8.33(m、1H)、4.20−4.48(m、2H)、3.95−4.05(m、2H)、1.15−1.44(m、3H)。
工程6: エチル 2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
エチル 2−(ホルムアミドメチル)−5−(トリフルオロメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(14.1g;50.0mmol)をトルエン(150ml)中に溶解した溶液に、オキシ塩化リン(V)(POCl)(7ml;74.9mmol)をRTにて添加する。反応混合物を還流下で2h撹拌する。トルエン及びPOClを減圧下で除き、水を残渣に添加し、固体NaHCOを添加することによりpHを8に調整する。水層をCHClで抽出し(2x)、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、10.5gのエチル 2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートを黄色の固体として得る。
工程7: (2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
エチル 2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(10.5g;39.7mmol)をメタノール(50ml)中に溶解した溶液に、NaBH(4.76g;119mmol)を添加し、撹拌を50℃にて5h続ける。溶媒を減圧下で除き、水を添加し、混合物をEtOAcで抽出する(5x)。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、7.0gの(2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを黄色の固体として得る。H NMR(400MHz、CDCl) δ:8.22(s、1H)、7.04(s、1H)、4.98(s、2H)。
工程8: 2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
Dess−Martinペルヨージナン(14.7g;34.7mmol)を、(2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(7.0g;0.541mmol)をジクロロメタン(250ml)中に溶解した溶液に添加し、撹拌をRTにて2時間続ける。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、1N NaOHで希釈し、EtOAcで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、3.0gの2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。H NMR(400MHz、CDCl) δ:10.06(s、1H)、8.86(s、1H)、7.12(s、1H)。
工程9: rac−1−(2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体12)の製造
2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(70mg)を出発物質として用い、中間体5/工程8の製造について記載した手順に従って、76mgの1−(2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを茶色の粘性のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.58;[M+H]=247.07。
実施例の合成
実施例1: rac−(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールバイアル内で、アルゴン下、中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(22mg、0.10mmol)、ベンジルアジド(20mg、0.15mmol)、硫酸銅(II)(1.25mg、0.005mmol)及びL−(+)−アスコルビン酸ナトリウム塩(2mg、0.01mmol)を、脱気DMF(0.6mL)と水(0.1mL)の混合物に溶解する。反応混合物をRTにて16h撹拌する。混合物をWhatman 0.45μMグラスマイクロファイバーフィルターを通してろ過し、減圧下で濃縮し、prepHPLC(塩基性条件)で精製して、26mgのrac−(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.57;[M+H]=352.40。
実施例2: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
アジドベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、28mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.58;[M+H]=338.00。
実施例2a: (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak IA 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nm;溶出液:65%CO及び35%(EtOH、0.1%DEA);流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1500μl。
10mgのラセミ体を上記の方法により分離して:
3.2mgのR−エナンチオマー 実施例2a及び4.0mgのS−エナンチオマーを得る。
実施例3: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−o−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
2−アジドトルエンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、2.5mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−o−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.61;[M+H]=352.01。
実施例4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−p−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
4−アジドトルエンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、12mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−p−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.65;[M+H]=352.05。
実施例5: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
1−アジド−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、17mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.73;[M+H]=406.09。
実施例6: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
1−アジド−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、9mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.74;[M+H]=406.05。
実施例7: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
2−アジド−アニソールを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、27mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(
QC):t=0.60;[M+H]=368.10。
実施例8: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
3−アジド−アニソールを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、21mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.62;[M+H]=368.01。
実施例9: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
4−アジド−アニソールを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、14mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.61;[M+H]=368.23。
実施例9a: (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak IA 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;266nM;溶出液:60%CO及び40%(CHCl/EtOH 1:1、0.1%DEA);流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:2000μl。
30mgのラセミ体を上記の方法により分離して:
15mgのR−エナンチオマー 実施例9a及び15mgのS−エナンチオマーを得る。
実施例10: rac−1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン
p−アジドアセトフェノンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、6mgのrac−1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−エタノンを得る。LC−MS(QC):t=0.58;[M+H]=380.27。
実施例11: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル
工程1: 4−アジドベンゾニトリルの製造
バイアル内で、4−シアノフェニルボロン酸(147mg、1.0mmol)、アジ化ナトリウム(98mg、1.5mmol)及び酢酸銅(II)(18mg、0.1mmol)を、MeOH(5mL)中に懸濁する。空気雰囲気下で反応混合物を60℃にて3h撹拌する。溶媒を減圧下で除き、残渣をFC(シリカゲル、ヘプタン/EtOAc)により精製して、107mgの4−アジドベンゾニトリルをベージュ色の固体として得る。LC
−MS(塩基性):t=0.82;[M+H]=観測せず。
工程2: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル(実施例11)の製造
バイアル内で、アルゴン下、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(22mg、0.10mmol)、工程1の生成物、4−アジドベンゾニトリル(14mg、0.10mmol)、硫酸銅(II)(1.25mg、0.005mmol)及びL−(+)−アスコルビン酸ナトリウム塩(2mg、0.01mmol)を、脱気DMF(0.6mL)と水(0.1mL)の混合物に溶解する。反応混合物をRTにて2h撹拌する。混合物をWhatman 0.45μMグラスマイクロファイバーフィルターを通してろ過し、減圧下で濃縮し、prepHPLC(塩基性条件)で精製して、15mgのrac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.58;[M+H]=363.37。
実施例12: rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びアジドベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、16mgのrac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.56;[M+H]=326.34。
実施例13: rac−(2−シクロペンチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
中間体4、rac−1−(2−シクロペンチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びアジドベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、14mgのrac−(2−シクロペンチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る:LC−MS(QC):t=0.72;[M+H]=366.28。
実施例14: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−2−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
工程1: 2−アジドピリジンの製造
ピリジン−2−イルボロン酸を使用して、実施例11、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−2−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール(実施例14)の製造
2−アジドピリジン(12mg、0.10mmol)、中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(22mg、0.10mmol)及びL−(+)−アスコルビン酸ナトリウム塩(2mg、0.01mmol)の溶液を、下記の条件を用いて、(HPLCポンプ及び約10
mlの内部体積を有する銅コイル及びバックプレッシャーレギュレータ(250psiの全圧)からなる)フロー反応器に注入する:T=140℃、P=14bar、F=0.250ml/min、RT=40min。溶液を減圧下で濃縮し、prepHPLC(酸性条件)により精製して、20mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−2−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.46;[M+H]=339.24。
実施例15: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.78;[M+H]=339.17。
実施例16: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.58;[M+H]=377.25。
実施例16a: (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralCel OJ−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;244nM;溶出液:65%CO及び35%(MeOH、0.1%DEA);流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:4000μl。
25mgのラセミ体を上記の方法により分離して:
11mgのR−エナンチオマー 実施例16a及び10mgのS−エナンチオマーを得る。
実施例17: rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びアジドベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、20mgのrac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.50;[M+H]=312.15。
実施例18: rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.58;[M+H]=363.23。
実施例18a: 3−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralCel OD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:70%CO及び30%MeOH;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃;注入体積:3000μl。
12mgのラセミ体を上記の方法により分離して:
5mgのR−エナンチオマー 実施例18a及び4mgのS−エナンチオマーを得る。
実施例19: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリミジン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリミジン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.73;[M+H]=340.02。
実施例20: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.57;[M+H]=377.27。
実施例21: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(Q
C):t=0.62;[M+H]=377.07。
実施例22: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−8−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−8−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.50;[M+H]=389.15。
実施例23: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.49;[M+H]=389.37。
実施例24: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.52;[M+H]=389.10。
実施例25: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.57;[M+H]=389.21。
実施例26: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t
=0.57;[M+H]=389.15。
実施例27: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.67;[M+H]=377.09。
実施例28: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−m−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
中間体1及び3−アジドトルエンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、15mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−m−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.66;[M+H]=352.22。
実施例29: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体1及び1−アジド−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。prepHPLC(塩基性条件)による精製により、30mgのrac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.64;[M+H]=406.21。
実施例30: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.75;[M+H]=338.92。
実施例31: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.75;[M+H]=422.35。
実施例32: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−エトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−エトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.67;[M+H]=382.40。
実施例33: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−イソプロポキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−イソプロポキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.72;[M+H]=396.11。
実施例34: rac−[1−(4−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.68;[M+H]=372.19。
実施例35: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.74;[M+H]=407.96。
実施例35a: (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:方法:カラム:ChiralPak IA 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;266nM;溶出液:60%CO及び40%(DCM/MeOH/DEA 50:50:0.1);流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。328.8mgの実施例35のラセミ体を上記の方法により分離して、ジエチルアミンが混入した両エナンチオマーを得る。
Prep HPLC(塩基性条件)による精製により、83.2mgのR−エナンチオマー 実施例35a及び85.6mgのS−エナンチオマーを得る。
実施例36: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.56;[M+H]=411.07。
実施例37: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イルメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イルメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.34;[M+H]=437.00。
実施例38: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.60;[M+H]=423.26。
実施例39: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.60;[M+H]=396.37。
実施例40: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イ
ミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.59;[M+H]=408.09。
実施例41: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.40;[M+H]=328.08。
実施例42: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.63;[M+H]=382.91。
実施例43: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
実施例14について記載した手順に従って製造。
PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.44;[M+H]=342.36。
実施例44: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
中間体5、rac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドアニソールを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.68;[M+H]=382.25。
実施例45: rac−[1−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 1−アジド−4−(ベンジルオキシ)ベンゼンの製造
丸底フラスコ内で、4−ベンジルオキシフェニルボロン酸(1000mg、4.3mmo
l)、アジ化ナトリウム(423mg、6.45mmol)及び酢酸銅(II)(78mg、0.43mmol)をMeOH(25mL)に懸濁する。空気雰囲気下で、反応混合物を60℃にて3h撹拌する。混合物をろ過し、溶媒を減圧下で除き、残渣をFC(シリカゲル、ヘプタン/EtOAc)により精製して、583mgの1−アジド−4−(ベンジルオキシ)ベンゼンを得る。H NMR(400MHz、CDCl) δ:7.29−7.49(m、6H)、7.01(m、3H)、5.10(d、J=10.0Hz、2H)。
工程2: rac−[1−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(実施例45)の製造
フラスコ内で、アルゴン下、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(350mg、1.6mmol)、工程1の生成物、1−アジド−4−(ベンジルオキシ)ベンゼン(542mg、2.41mmol)、硫酸銅(II)(20mg、0.08mmol)及びL−(+)−アスコルビン酸ナトリウム塩(32mg、0.16mmol)を、脱気DMF(6mL)と水(1mL)の混合物に溶解する。反応混合物をRTにて16h撹拌する。混合物をWhatman 0.45μMグラスマイクロファイバーフィルターを通してろ過し、減圧下で濃縮し、FC(Hept/EtOAc)により精製して、rac−[1−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.824;[M+H]=444.4。
実施例46: rac−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−2−エトキシピリジンの製造
2−エトキシピリジン−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2:中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−エトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.616;[M+H]=371.4。
実施例47: rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 4−(4−アジドフェニル)モルフォリンの製造
4−(モルフォリノ)フェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−(4−アジドフェニル)モルフォリンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]ト
リアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.592;[M+H]=411.4。
実施例48: rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
工程1: (1−(4−アジドフェニル)シクロプロピル)メタノールの製造
4−(1 (ヒドロキシメチル)シクロプロピル)フェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び(1−(4−アジドフェニル)シクロプロピル)メタノールを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.584;[M+H]=396.4。
実施例49: rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル
工程1: メチル (4−アジドフェニル)カーバメートの製造
4−メトキシカルボニルアミノフェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びメチル (4−アジドフェニル)カーバメートを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.556;[M+H]=399.4。
実施例50: rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−1H−インドールの製造
1H−インドール−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−1H−インドールを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.555;[M+H]=365.2。
実施例51: rac−3−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベ
ンゾニトリル
工程1: 3−アジドベンゾニトリルの製造
3−シアノフェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−アジドベンゾニトリルを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.556;[M+H]=351.4。
実施例52: rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
工程1: 4−アジドイソキノリンの製造
イソキノリン−4−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドイソキノリンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.556;[M+H]=377.3。
実施例53: rac−(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び(アジドメチル)ベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.556;[M+H]=340.3。
実施例54: rac−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 1−アジド−4−(シクロプロピルメトキシ)ベンゼンの製造
4−(シクロプロピルメトキシ)フェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−(シクロプロピルメトキシ)ベンゼンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.728;[M+H]=396.4。
実施例55: rac−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−2−エトキシピリジンの製造
2−エトキシピリジン−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−エトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.887;[M+H]=357。
実施例56: rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 4−(4−アジドフェニル)モルフォリンの製造
4−(モルフォリノ)フェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−(4−アジドフェニル)モルフォリンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.872;[M+H]=397.4。
実施例57: rac−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: (1−(4−アジドフェニル)シクロプロピル)メタノールの製造
4−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)フェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び(1−(4−アジドフェニル)シクロプロピル)メタノールを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.872;[M+H]=382.4。
実施例58: rac−(4−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル
工程1: メチル (4−アジドフェニル)カーバメートの製造
4−メトキシカルボニルアミノフェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1につい
て記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びメチル (4−アジドフェニル)カーバメートを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.818;[M+H]=385.3。
実施例59: rac−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−1H−インドールの製造
1H−インドール−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−1H−インドールを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.821;[M+H]=351.3。
実施例60: rac−3−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル
工程1: 3−アジドベンゾニトリルの製造
3−シアノフェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−アジドベンゾニトリルを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.807;[M+H]=337.3。
実施例61: rac−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 4−アジドイソキノリンの製造
イソキノリン−4−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドイソキノリンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(酸性条件)による精製により、rac−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−
イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.492;[M+H]=363.4。
実施例62: rac−(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び(アジドメチル)ベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.488;[M+H]=326.2。
実施例63: rac−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 1−アジド−4−(シクロプロピルメトキシ)ベンゼンの製造
4−(シクロプロピルメトキシ)フェニルボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−(シクロプロピルメトキシ)ベンゼンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.668;[M+H]=382.4。
実施例64: rac−[2−(3−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体6、rac−1−(2−(3−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドアニソールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[2−(3−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.804;[M+H]=422.3。
実施例65: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−エトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2−エトキシピリミジンの製造
2−エトキシピリミジン−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−エトキシピリミジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−エトキシ−ピリミジン−5−イル)−1
H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.914;[M+H]=384.4。
実施例66: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 6−アジド−2,3−ジメトキシピリジンの製造
2,3−ジメトキシ−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び6−アジド−2,3−ジメトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.62;[M+H]=399.3。
実施例67: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2−メトキシピリミジンの製造
2−メトキシピリミジン−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−メトキシピリミジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.831;[M+H]=370.4。
実施例68: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
実施例45の生成物、rac−[1−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(400mg、0.902mmol)をDCM(15ml)中に溶解した氷冷溶液に、三塩化ホウ素の1M DCM溶液(9.02ml、9.02mmol)を添加する。混合物を、0℃にて15min、次いでRTにて2h撹拌する。反応混合物を、Whatman 0.45μmグラスマイクロファイバーフィルターを通してろ過し、prepHPLC(塩基性条件)で精製して、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.495;[M+H]=354.3。
実施例69: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリ
アゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2−メトキシピリジンの製造
2−メトキシピリジン−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−メトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.915;[M+H]=369.4。
実施例70: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ニコチン酸 メチルエステル
工程1: メチル 5−アジド−2−メトキシニコチネートの製造
メチル 2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ニコチネートを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びメチル 5−アジド−2−メトキシニコチネートを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ニコチン酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.968;[M+H]=427.3。
実施例71: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−5−メチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2−メトキシ−3−メチルピリジンの製造
2−メトキシ−3−メチルピリジン−5−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−メトキシ−3−メチルピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−5−メチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.652;[M+H]=383.4。
実施例72: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 6−アジド−3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジンの製造6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジンを使用して、実施例45、工程1
について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び6−アジド−3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.544;[M+H]=395.4。
実施例73: rac−[1−(5−クロロ−6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−3−クロロ−2−イソプロポキシピリジンの製造
5−クロロ−6−イソプロポキシピリジン−3−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−3−クロロ−2−イソプロポキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(5−クロロ−6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.82;[M+H]=431.3。
実施例74: rac−[1−(5−クロロ−6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−3−クロロ−2−エトキシピリジンの製造
5−クロロ−6−エトキシピリジン−3−ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−3−クロロ−2−エトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(5−クロロ−6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.752;[M+H]=417.3。
実施例75: rac−(5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ピリジン−2−イルオキシ)−酢酸 メチルエステル
工程1: メチル 2−((5−アジドピリジン−2−イル)オキシ)アセテートの製造メチル 2−((5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル)オキシ)アセテートを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾ
ール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び2−((5−アジドピリジン−2−イル)オキシ)アセテートを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ピリジン−2−イルオキシ)−酢酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.952;[M+H]=427.3。
実施例76: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2−エトキシ−3−(トリフルオロメチル)ピリジンの製造
2−エトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−エトキシ−3−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.812;[M+H]=451.3。
実施例77: rac−[1−(6−ベンジルオキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−2−(ベンジルオキシ)ピリジンの製造
2−(ベンジルオキシ)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−(ベンジルオキシ)ピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(6−ベンジルオキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.796;[M+H]=445.4。
実施例78: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ピリジン−3−イル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
工程1: 5−アジド−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジンの製造
(6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−3−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製
造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ピリジン−3−イル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.732;[M+H]=437.2。
実施例79: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5−フルオロ−6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−3−フルオロ−2−メトキシピリジンの製造
(5−フルオロ−6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−3−フルオロ−2−メトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5−フルオロ−6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.628;[M+H]=387.3。
実施例80: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2,3−ジメトキシピリジンの製造
2,3−ジメトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2,3−ジメトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.944;[M+H]=399.3。
実施例81: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 3−アジド−2,6−ジメトキシピリジンの製造
カリウム 2,6−ジメトキシピリジン−3−トリフルオロボレートを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−アジド−2,6−ジメトキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):
=0.66;[M+H]=399.4。
実施例82: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2−イソプロポキシピリジンの製造
(6−イソプロポキシピリジン−3−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−イソプロポキシピリジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.704;[M+H]=397.4。
実施例83: rac−[1−(2−シクロブトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−2−シクロブトキシピリミジンの製造
(2−シクロブトキシピリミジン−5−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−シクロブトキシピリミジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(2−シクロブトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.668;[M+H]=410.4。
実施例84: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,4−ジメトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−2,4−ジメトキシピリミジンの製造
(2,4−ジメトキシピリミジン−5−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2,4−ジメトキシピリミジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,4−ジメトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.908;[M+H]=400.4。
実施例85: rac−[1−(2−ベンジルオキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−2−(ベンジルオキシ)ピリミジンの製造
(2−(ベンジルオキシ)ピリミジン−5−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−(ベンジルオキシ)ピリミジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(2−ベンジルオキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.728;[M+H]=446.3。
実施例86: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,6−ジメトキシ−ピリダジン−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 4−アジド−3,6−ジメトキシピリダジンの製造
(3,6−ジメトキシピリダジン−4−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−3,6−ジメトキシピリダジンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,6−ジメトキシ−ピリダジン−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.948;[M+H]=400.4。
実施例87: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
実施例68の生成物、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール(14.1mg、0.04mmol)、4−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン(29.8mg、0.16mmol)、ヨウ化ナトリウム(0.3mg、0.05eq.)及びKCO(22.1mg、0.16mmol)をDMF(2ml)中に混合した混合物を、50℃にて16h撹拌する。次いで混合物をろ過し、分取用HPLC(塩基性条件)でろ過して、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.704;[M+H]=452.3。
実施例88: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
3−(ブロモメチル)オキセタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.604;[M+H]=424.4。
実施例89: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
1−(2−クロロエチル)ピペリジン塩酸塩を使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.412;[M+H]=465.4。
実施例90: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
テトラヒドロフルフリルブロミドを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.672;[M+H]=438.4。
実施例91: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
1−ブロモ−2−メトキシエタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.62;[M+H]=412.4。
実施例92: rac−[2−(1−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体7、rac−1−(2−(1−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドアニソールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[2−(1−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.708;[M+H]=386.3。
実施例93: [2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体8、cis−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドアニソールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.592;[M+H]=386.4。
実施例94: [2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体9、トランス−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドアニソールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.628;[M+H]=386.4。
実施例95: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)アセタミドの製造
(4−アセタミドフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)アセタミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミドを得る。LC−MS(QC):t=0.504;[M+H]=395.4。
実施例96: rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール
中間体11、3−ブロモ−2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール(50mg、0.23mmol)をTHF(3ml)中に溶解した溶液に、n−BuLi(ヘキサン中1.6M、0.719ml、1.15mmol)を−78℃にて添加する。この温度で30min撹拌した後、1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒド(198mg、1.15mmol)をTHF(1ml)中に溶解した溶液を滴下により加える。混合物を−78℃にて2h撹拌する。水を添加し、層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮する。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.552;[M+H]=311.2。
実施例97: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体11、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(4−メトキシフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.567;[M+H]=341.4。
実施例98: rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール
中間体11、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.547;[M+H]=325.2。
実施例99: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(4−メトキシフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.66;[M+H]=367.2。
実施例100: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.65;[M+H]=337.2。
実施例100a: (S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak AD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:60%CO及び40%EtOH;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。
14mgのラセミ体を上記の方法により分離して、6mgのS−エナンチオマー 実施例100a及び5mgのR−エナンチオマーを得る。
実施例101: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−メチル−1−フェニル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t
0.606;[M+H]=352.4。
実施例102: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(2−メトキシエチル)ベンズアミドの製造
(4−((2−メトキシエチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(2−メトキシエチル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.528;[M+H]=439.3。
実施例103: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノン
工程1: (4−アジドフェニル)(モルフォリノ)メタノンの製造
(4−(モルフォリン−4−カルボニル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び(4−アジドフェニル)(モルフォリノ)メタノンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノンを得る。LC−MS(QC):t=0.528;[M+H]=451。
実施例104: rac−モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)モルフォリン−4−カルボキサミドの製造
N−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)モルフォリン−4−カルボキサミドを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)モルフォリン−4−カルボキサミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミドを得る。LC−MS(QC):t=0.543;[M+H]=466.3。
実施例105: rac−N−シクロプロピル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3
]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−シクロプロピルベンズアミドの製造
(4−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−シクロプロピルベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−シクロプロピル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.553;[M+H]=421.3。
実施例106: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ−プロピル)−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(3−メトキシプロピル)ベンズアミドの製造
(4−((3−メトキシプロピル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(3−メトキシプロピル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ−プロピル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.563;[M+H]=453.3。
実施例107: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−エチルベンズアミドの製造
(4−(エチルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−エチルベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.543;[M+H]=409.2。
実施例108: rac−N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(2−シアノエチル)ベンズアミドの製造
(4−((2−シアノエチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(2−シアノエチル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.513;[M+H]=434.0。
実施例109: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素
工程1: 1−(4−アジドフェニル)尿素の製造
1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)尿素を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−(4−アジドフェニル)尿素を使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素を得る。LC−MS(QC):t=0.434;[M+H]=396.3。
実施例110: rac−N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)アセタミドの製造
(4−アセタミドフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)アセタミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミドを得る。LC−MS(QC):t=0.487;[M+H]=383.3。
実施例111: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−メチルベンズアミドの製造
(4−(メチルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−メチルベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N
−メチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.449;[M+H]=383.2。
実施例112: rac−5−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン
工程1: 5−アジド−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの製造
5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オンを得る。LC−MS(QC):t=0.409;[M+H]=382.2。
実施例113: rac−1−エチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−尿素
工程1: 1−(4−アジド−2−メトキシフェニル)−3−エチル尿素の製造
1−エチル−3−(2−メトキシ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)尿素を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−(4−アジド−2−メトキシフェニル)−3−エチル尿素を使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−1−エチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−尿素を得る。LC−MS(QC):t=0.579;[M+H]=442.4。
実施例114: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N,N−ジメチルベンズアミドの製造
(4−(ジメチルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N,N−ジメチルベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.508;[M+H]=397.0。
実施例115: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(3−ヒドロキシプロピル)ベンズアミドの製造
(4−((3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(3−ヒドロキシプロピル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.443;[M+H]=427.3。
実施例116: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジドベンズアミドの製造
4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.411;[M+H]=369.2。
実施例117: rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノン
工程1: (4−アジドフェニル)(モルフォリノ)メタノンの製造
(4−(モルフォリン−4−カルボニル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び(4−アジドフェニル)(モルフォリノ)メタノンを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノンを得る。LC−MS(QC):t=0.508;[M+H]=439.1。
実施例118: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(2−ヒドロキシエチル)ベンズアミドの製造
(4−((2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施
例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(2−ヒドロキシエチル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.419;[M+H]=413.3。
実施例119: rac−N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ベンズアミドの製造
(4−((2−(ジメチルアミノ)エチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸塩酸塩を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.315;[M+H]=440.1。
実施例120: rac−N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)ピバルアミドの製造
(4−ピバルアミドフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)ピバルアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.655;[M+H]=425.4。
実施例121: rac−モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)モルフォリン−4−カルボキサミドの製造
N−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)モルフォリン−4−カルボキサミドを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)モルフォリン−
4−カルボキサミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミドを得る。LC−MS(QC):t=0.523;[M+H]=454.2。
実施例122: rac−1−ブチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素
工程1: 1−(4−アジドフェニル)−3−ブチル尿素の製造
1−ブチル−3−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)尿素を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−(4−アジドフェニル)−3−ブチル尿素を使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−1−ブチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素を得る。LC−MS(QC):t=0.644;[M+H]=440.2。
実施例123: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(フラン−2−イルメチル)ベンズアミドの製造
(4−((フラン−2−イルメチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(フラン−2−イルメチル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.599;[M+H]=449.1。
実施例124: rac−N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−エチル−N−メチルベンズアミドの製造
(4−(エチル(メチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−エチル−N−メチルベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t
0.559;[M+H]=411.3。
実施例125: rac−N−シクロプロピル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−シクロプロピルベンズアミドの製造
(4−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−シクロプロピルベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−シクロプロピル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.528;[M+H]=409.1。
実施例126: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ−プロピル)−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(3−メトキシプロピル)ベンズアミドの製造
(4−((3−メトキシプロピル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(3−メトキシプロピル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ−プロピル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.543;[M+H]=441.2。
実施例127: rac−N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)イソブチルアミドの製造
(4−イソブチルアミドフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)イソブチルアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.594;[M+H]=411.4。
実施例128: rac−N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−エチルベンズアミドの製造
(4−(エチルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−エチルベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.518;[M+H]=397.2。
実施例129: rac−N−アリル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: N−アリル−4−アジドベンズアミドの製造
(4−(アリルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−アリル−4−アジドベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−アリル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.548;[M+H]=409.3。
実施例130: rac−N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(2−シアノエチル)ベンズアミドの製造
(4−((2−シアノエチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(2−シアノエチル)ベンズアミドを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.469;[M+H]=422.1。
実施例131: rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素
工程1: 1−(4−アジドフェニル)尿素の製造
1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)尿素を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3
−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−(4−アジドフェニル)尿素を使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素を得る。LC−MS(QC):t=0.410;[M+H]=384.4。
実施例132: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル
工程1: エチル 1−(4−((メトキシカルボニル)アミノ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル ピラゾール−4−カルボキシレート(300mg;2.14mmol)及び4−(メトキシカルボニルアミノ)フェニルボロン酸(417mg;2.14mmol)をDMF(10ml)中に溶解した溶液に、Cu(OAc)(292mg;1.61mmol)及びピリジン(0.345ml;4.28mmol)を添加する。懸濁液をRTにて12日間撹拌する。飽和NaHCO水溶液を添加し、混合物をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮する。粗製残渣をFC(シリカゲル、Hept/EtOAc)により精製し、305mgのエチル 1−(4−((メトキシカルボニル)アミノ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.86;[M+H]=289.82。
工程2: メチル (4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)カーバメートの製造
工程1の生成物、エチル 1−(4−((メトキシカルボニル)アミノ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(305mg;1.00mmol)をTHF(10ml)中に溶解した溶液に、LiAlH(THF中1M;1.5ml;1.50mmol)をRTにて添加する。反応混合物をRTにて30min撹拌する。水、次いでaq.1N NaOHを注意深く添加する。水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、204mgのメチル (4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)カーバメートをベージュ色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.61;[M+H]=248.06。
工程3: メチル (4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)カーバメートの製造
工程2の生成物、メチル (4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)カーバメート(204mg;0.83mmol)をDCM(10ml)中に溶解した溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(525mg;1.24mmol)をRTにて添加する。反応混合物をRTにて1h撹拌する。飽和NaHCO水溶液、次いで、飽和Na水溶液を添加する。混合物をRTにて10min撹拌する。層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、177mgのメチル (4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)カーバメートを茶色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.72;[M+H]=246.06。
工程4: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル(実施例132)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及びメチル (4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)カーバメートを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.0.599;[M+H]=410.3。
実施例133: rac−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体12、rac−1−(2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びアジドベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.870;[M+H]=366.2。
実施例134: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体12、rac−1−(2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例1について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.885;[M+H]=396.2。
実施例135: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリル
工程1: 5−アジド−2−メトキシベンゾニトリルの製造
(3−シアノ−4−メトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−メトキシベンゾニトリルを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.590;[M+H]=393.1。
実施例136: rac−2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エタノール
2−ブロモエタノールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[
1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.492;[M+H]=398.0。
実施例137: rac−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール
3−ブロモ−1−プロパノールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.541;[M+H]=412.1。
実施例137a: 3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak AD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:50%CO及び50%EtOH;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。
18mgのラセミ体を上記の方法により分離し、6mgのR−エナンチオマー 実施例137a及び6mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.543;[M+H]=412.2。
実施例138: rac−2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エタノール
ジエチレングリコールモノクロロヒドリンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.524;[M+H]=442.1。
実施例139: rac−1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール
1−クロロ−2−メチル−2−プロパノールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.590;[M+H]=426.0。
実施例140: rac−4−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−(4−
{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.626;[M+H]=440.1。
実施例140a: 4−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak AD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:55%CO及び45%EtOH;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。
26.9mgのラセミ体を上記の方法により分離し、10mgのR−エナンチオマー 実施例140a及び9mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.629;[M+H]=440.0。
実施例141: rac−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール
3−ブロモ−2,2−ジメチル−1−プロパノールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.667;[M+H]=440.3。
実施例142: rac−1−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノール
1−(2−ブロモエチル)シクロプロパン−1−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−1−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノールを得る。LC−MS(QC):t=0.619;[M+H]=438.1。
実施例142a: 1−[2−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak AD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:50%CO及び50%EtOH;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。
28.4mgのラセミ体を上記の方法により分離し、10mgのR−エナンチオマー 実施例142a及び11mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.621;[M+H]=438.0。
実施例143: (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
2−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−ピランを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.717;[M+H]=452.2。
実施例144: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
3−(ヨードメチル)−3−メチルオキセタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.637;[M+H]=438.4。
実施例145: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
3−フルオロ−3−ヨードメチルオキセタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.606;[M+H]=442.3。
実施例145a: (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak AD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:50%CO及び50%EtOH;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:2000μl。
25.6mgのラセミ体を上記の方法により分離し、13mgのR−エナンチオマー 実施例145a及び9mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.608;[M+H]=442.2。
実施例146: (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−メチル−ピペリジン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
3−クロロメチル−1−メチルピペリジン塩酸塩を使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−メチル−
ピペリジン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.404;[M+H]=465.3。
実施例147: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1l6−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
4−(ブロモメチル)−テトラヒドロ−2H−チオピラン−1,1−ジオキシドを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1l6−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.585;[M+H]=500.0。
実施例148: rac−2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
工程1: 4−アジド−2−クロロフェノールの製造
(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.560;[M+H]=388.2。
実施例148a: 2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak AD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;252nM;溶出液:70%CO及び30%EtOH;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:4000μl。
35.3mgのラセミ体を上記の方法により分離し、13mgのR−エナンチオマー 実施例148a及び14mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.561;[M+H]=388.2。
実施例149: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,6−ジフルオロ−フェノール
工程1: 4−アジド−2,6−ジフルオロフェノールの製造
(3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2,6−ジフルオロフェノールを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,6−ジフルオロ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.545;[M+H]=390.2。
実施例150: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−フルオロ−フェノール
工程1: 4−アジド−2−フルオロフェノールの製造
(3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−フルオロフェノールを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−フルオロ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.512;[M+H]=372.2。
実施例151: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル
工程1: tert−ブチル (4−アジド−3−フルオロフェニル)カーバメートの製造
(4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−フルオロフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びtert−ブチル−(4−アジド−3−フルオロフェニル)カーバメートを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。PrepHPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.767;[M+H]=471.3。
実施例152: rac−ビフェニル−4−イル−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体1/工程7の生成物、2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(96mg;0.5mmol)をTHF(3.5ml)中に溶解し、0℃に冷却し、4−ビフェニルマグネシウムブロミドをTHFに溶解した溶液(0.5M;3ml;1.5mmol)をゆっくりと添加し、撹拌を0℃にて30分続ける。飽和塩化アンモニウム水溶液の添加により反応をクエンチし、生成物をEtOAcで混合物から抽出する(3x)。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、溶媒を減圧下で蒸発させる。残渣を逆相分取用HPLCにより精製して、rac−ビフェニル−4−イル−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノー
ルを得る。LC−MS(QC):t=0.808、[M+H]=347.2。
実施例153: rac−ビフェニル−3−イル−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
実施例153を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.798、[M+H]=347.2。
実施例154: rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チオフェン−2−イル)−メタノール
中間体11、3−ブロモ−2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−フェニル−2−チオフェンカルボキシアルデヒドを使用して、実施例154を実施例96の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.710;[M+H]=327.2。
実施例155: rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(2−フェニル−チアゾール−5−イル)−メタノール
中間体11、3−ブロモ−2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び2−フェニル−1,3−チアゾール−5−カルバルデヒドを使用して、実施例154を実施例96の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.596;[M+H]=328.1。
実施例156: rac−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(3−フェニル−イソオキサゾール−5−イル)−メタノール
中間体11、3−ブロモ−2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び3−フェニル−5−イソオキサゾールカルバルデヒドを使用して、実施例156を実施例96の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.583;[M+H]=312.2。
実施例157: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−メタノール
実施例157を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.587、[M+H]=339.2。
実施例158: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(2−フェニル−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−フェニル−2−チオフェンカルボキシアルデヒドを使用して、実施例158を実施例96の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.676、[M+H]=338.2。
実施例159: rac−3−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル
実施例159を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.761[M+H]=378.2。
実施例160: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−ピリジン−3−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール
実施例160を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.514、[M+H]=354.1。
実施例161: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(4−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例161を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.805、[M+H]=383.2。
実施例162: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例162を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.939、[M+H]=421.2。
実施例163: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(3−フェニル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)−メタノール
実施例163を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.693、[M+H]=339.2。
実施例164: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チオフェン−2−イル)−メタノール
実施例164を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.806、[M+H]=353.2。
実施例165: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例165を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.927、[M+H]=420.9。
実施例166: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例166を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.805、[M+H]=383.2。
実施例167: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例167を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.811、[M+H]=383.0。
実施例168: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−ピリジン−4−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール
実施例168を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.390、[M+H]=354.0。
実施例169: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール
−3−イル)−[5−(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例169を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.592、[M+H]=357.2。
実施例170: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例170を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.889、[M+H]=421.0。
実施例171: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チアゾール−2−イル)−メタノール
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−フェニル−1,3−チアゾール−2−カルバルデヒドを使用して、実施例171を実施例96の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(酸性):t=0.74、[M+H]=353.72。
実施例172: rac−2−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル
実施例172を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.745、[M+H]=378.2。
実施例173: rac−4−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル
実施例173を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.759、[M+H]=378.2。
実施例174: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例174を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.519、[M+H]=358.0。
実施例175: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル)−メタノール
実施例175を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.637、[M+H]=355.1。
実施例176: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(1H−インドール−5−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール
実施例176を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.754、[M+H]=392.3。
実施例177: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−イソキノリン−4−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール
実施例177を実施例152の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.650、[M+H]=404.1。
実施例178: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−イミダゾール−4−イル)−メタノール
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−フェニル−1H−イミダゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例178を実施例96の製造の記載と同様に製造する。LC−MS(QC):t=0.524、[M+H]=337.0。
実施例49a: (4−{4−[(R)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralCel OD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:65%CO及び35%EtOH/CHCN 1:1;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。
15mgのラセミ体を上記の方法により分離し、6.5mgのR−エナンチオマー 実施例49a及び5.9mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.551;[M+H]=399.3。
実施例87a: (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralCel OD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;265nM;溶出液:65%CO及び35%EtOH/CHCN 1:1;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:2500μl。
9.8mgのラセミ体を上記の方法により分離し、2.7mgのR−エナンチオマー 実施例87a及び3.0mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.705;[M+H]=452.2。
実施例101a: (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak AS−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;280nM;溶出液:75%CO及び25%EtOH 0.1%DEA;流速:160.00ml/min;BPR:120bar;温度:40℃。注入体積:2000μl。
15.9mgのラセミ体を上記の方法により分離し、4.7mgのR−エナンチオマー 実施例101a及び3.3mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.595;[M+H]=352.3。
実施例139a: 1−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5
,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak IB 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;264nM;溶出液:65%CO及び35%EtOH/CHCN
1:1;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。
30mgのラセミ体を上記の方法により分離し、11.4mgのR−エナンチオマー 実施例139a及び11.0mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.613;[M+H]=426.2。
実施例179: rac−6−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オン
工程1: 6−アジドベンゾ[d]オキサゾール−2(3H)−オンの製造
(2−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び6−アジドベンゾ[d]オキサゾール−2(3H)−オンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−6−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オンを得る。LC−MS(QC):t=0.503;[M+H]=395.3。
実施例180: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル
工程1: tert−ブチル (4−アジドフェニル)カーバメートの製造
(4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びtert−ブチル (4−アジドフェニル)カーバメートを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.756;[M+H]=453.2。
実施例181: rac−6−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オン
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例179について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−6−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2
,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オンを得る。LC−MS(QC):t=0.479;[M+H]=383.2。
実施例182: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−メチルベンズアミドの製造
(4−(メチルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−メチルベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.488;[M+H]=395.3。
実施例183: rac−1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−3−エチル−尿素
工程1: 1−(4−アジド−2−メトキシフェニル)−3−エチル尿素の製造
(4−(3−エチルウレイド)−3−メトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−(4−アジド−2−メトキシフェニル)−3−エチル尿素を使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−3−エチル−尿素を得る。LC−MS(QC):t=0.593;[M+H]=454.3。
実施例184: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(3−ヒドロキシプロピル)ベンズアミドの製造
(4−((3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(3−ヒドロキシプロピル)ベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.481;[M+H]=439.3。
実施例185: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b
]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: 4−アジドベンズアミドの製造
(4−カルバモイルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.452;[M+H]=381.1。
実施例186: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(2−ヒドロキシエチル)ベンズアミドの製造
(4−((2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(2−ヒドロキシエチル)ベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.459;[M+H]=425.3。
実施例187: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)ピバルアミドの製造
(4−ピバルアミドフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)ピバルアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.684;[M+H]=437.2。
実施例188: rac−1−ブチル−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素
工程1: 1−(4−アジドフェニル)−3−ブチル尿素の製造
(4−(3−ブチルウレイド)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−(4−アジドフェニル)−3−ブチル尿素を使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−1−ブチル−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素を得る。LC−MS(QC):t=0.663;[M+H]=452.2。
実施例189: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)ベンズアミドの製造
(4−ベンズアミドフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)ベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.686;[M+H]=457.3。
実施例190: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−(フラン−2−イルメチル)ベンズアミドの製造
(4−((フラン−2−イルメチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−(フラン−2−イルメチル)ベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.619;[M+H]=461.2。
実施例191: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−N−メチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N−エチル−N−メチルベンズアミドの製造
(4−(エチル(メチル)カルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−エチル−N−メチルベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロ
ピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−N−メチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.576;[M+H]=423.4。
実施例192: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド
工程1: N−(4−アジドフェニル)イソブチルアミドの製造
(4−イソブチルアミドフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−(4−アジドフェニル)イソブチルアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.614;[M+H]=423.4。
実施例192a: N−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralCel OD−H 30x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:65%CO及び35%EtOH/CHCN 1:1;流速:160.00ml/min;BPR:100bar;温度:40℃。注入体積:1000μl。
21mgのラセミ体を上記の方法により分離し、10mgのR−エナンチオマー 実施例192a及び8.3mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.612;[M+H]=423.3。
実施例193: rac−N−アリル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド
工程1: N−アリル−4−アジドベンズアミドの製造
(4−(アリルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びN−アリル−4−アジドベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−アリル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.567;[M+H]=421.2。
実施例194: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン
工程1: 5−アジド−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの製造
(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件、次いで酸性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オンを得る。LC−MS(QC):t=0.450;[M+H]=394.3。
実施例195: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド
工程1: 4−アジド−N,N−ジメチルベンズアミドの製造
(4−(ジメチルカルバモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N,N−ジメチルベンズアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件、次いで酸性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.525;[M+H]=409.4。
実施例196: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミド
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例102について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.505;[M+H]=427.3。
実施例197: rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メトキシ−ベンゾニトリル
工程1: 3−アジド−5−メトキシベンゾニトリルの製造
(3−シアノ−5−メトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−アジド−5−メトキシベンゾニトリルを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イ
ミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メトキシ−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.650;[M+H]=393.3。
実施例198: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,3−ジメトキシ−ベンゾニトリル
工程1: 5−アジド−2,3−ジメトキシベンゾニトリルの製造
(3−シアノ−4,5−ジメトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2,3−ジメトキシベンゾニトリルを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,3−ジメトキシ−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.666;[M+H]=423.3。
実施例199: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ベンゾニトリル
工程1: 5−アジド−2−(トリフルオロメトキシ)ベンゾニトリルの製造
(3−シアノ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−(トリフルオロメトキシ)ベンゾニトリルを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.755;[M+H]=447.1。
実施例200: rac−[1−(4−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 2−アジド−4−ブロモ−3−クロロピリジンの製造
(4−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び2−アジド−4−ブロモ−3−クロロピリジンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.648;[M+H]=451.1。
実施例201: rac−2−{2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イ
ミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エトキシ}−エタノール
2−(2−(2−クロロエトキシ)エトキシ)エタン−1−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−{2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エトキシ}−エタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.567;[M+H]=486.1。
実施例202: (S)−3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール及び(S)−3−(4−{4−[(S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール
(S)−3−クロロプロパン−1,2−ジオールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、(S)−3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール及び(S)−3−(4−{4−[(S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオールの混合物を得る。LC−MS(QC):t=0.476;[M+H]=428.3。
実施例203: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピリジン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
2−(ブロモメチル)ピリジンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピリジン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.548;[M+H]=445.3。
実施例204: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
2−クロロ−N,N−ジメチルエタン−1−アミンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.352;[M+H]=425.3。
実施例205: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メタンスルフォニル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
1−クロロ−2−(メチルスルフォニル)エタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メタンスルフォニル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4
−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.549;[M+H]=460.3。
実施例206: rac−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−スルフォン酸アミド
3−ブロモプロパン−1−スルフォンアミドを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−スルフォン酸 アミドを得る。LC−MS(QC):t=0.541;[M+H]=475.3。
実施例207: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−メチル−フェノール
工程1: 4−アジド−3−メチルフェノールの製造
(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−3−メチルフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−メチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.520;[M+H]=368.1。
実施例208: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェノール
工程1: 4−アジド−3−フルオロフェノールの製造
(2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−3−フルオロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.530;[M+H]=372.3。
実施例209: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメチル−フェノール
工程1: 4−アジド−2−(トリフルオロメチル)フェノールの製造
(4−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−(トリフルオロメチル)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.656;[M+H]=422.1。
実施例210: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−フェノール
工程1: 4−アジド−2−(トリフルオロメトキシ)フェノールの製造
(4−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−(トリフルオロメトキシ)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.660;[M+H]=438.3。
実施例211: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノール
工程1: 4−アジド−2−メチルフェノールの製造
(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−メチルフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.563;[M+H]=368.3。
実施例212: rac−3−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
工程1: 4−アジド−3−クロロフェノールの製造
(2−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−3−クロロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2
,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.556;[M+H]=388.2。
実施例213: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメトキシ−フェノール
工程1: 4−アジド−3−(トリフルオロメトキシ)フェノールの製造
(4−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−3−(トリフルオロメトキシ)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメトキシ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.627;[M+H]=438.3。
実施例214: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメチル−フェノール
工程1: 4−アジド−3−(トリフルオロメチル)フェノールの製造
(4−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−3−(トリフルオロメチル)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.601;[M+H]=422.1。
実施例215: rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
工程1: 3−アジドフェノールの製造
(3−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−アジドフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.526;[M+H]=354.2。
実施例216: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−
イル}−2−メトキシ−フェノール
工程1: 5−アジド−2−メトキシフェノールの製造
(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−メトキシフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.531;[M+H]=384.3。
実施例217: rac−2−クロロ−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
工程1: 5−アジド−2−クロロフェノールの製造
(4−クロロ−3−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−クロロ−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.615;[M+H]=388.2。
実施例218: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノール
工程1: 5−アジド−2−メチルフェノールの製造
(3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−2−メチルフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.602;[M+H]=368.3。
実施例219: rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−フェノール
工程1: 3−アジド−5−(トリフルオロメチル)フェノールの製造
(3−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−アジド−5−(トリフルオロメチル)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.695;[M+H]=422.2。
実施例220: rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メチル−フェノール
工程1: 3−アジド−5−メチルフェノールの製造
(3−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−アジド−5−メチルフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.585;[M+H]=368.1。
実施例221: rac−5−クロロ−2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
工程1: 2−アジド−5−クロロフェノールの製造
(4−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び2−アジド−5−クロロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−5−クロロ−2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.641;[M+H]=388.2。
実施例222: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール
工程1: エチル 1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル ピラゾール−4−カルボキシレート(300mg;2.14mmol)及び1,4−ベンゾジオキサン−6−ボロン酸(385mg;2.14mmol)をDMF(10ml)中に溶解した溶液に、アルゴン下、Cu(OAc)(292mg;1.61mmol)及びピリジン(0.345ml;4.28mmol)を添加する。得られた懸濁液をRTにて5日間撹拌する。飽和NaHCO水溶液を添加し、混合物をCHClで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、314mgのエチル 1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b
][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.92、[M+H]=275.03。
工程2: (1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(314mg;1.14mmol)をTHF(10ml)中に溶解した溶液に、アルゴン下、LiAlH(THF中1M;1.26ml;1.26mmol)をRTにて添加する。反応混合物をRTにて1h撹拌する。水、次いで1N NaOHを注意深く添加する。混合物をCHClで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、310mgの(1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールを得る。LC−MS(酸性):t=0.65、[M+H]=233.09。
工程3: 1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(310mg;1.31mmol)をCHCl(10ml)中に溶解した溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(666mg;1.57mmol)を添加する。反応混合物をRTにて3h撹拌する。飽和NaHCO水溶液及び飽和Na水溶液を添加し、混合物をRTにて10min撹拌する。層を分離し、水層をCHClで抽出する。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、214mgの1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを黄色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.78、[M+H]=231.05。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール(実施例222)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.643;[M+H]=395.3。
実施例223: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール
工程1: エチル 1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの製造
(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸を使用することを除いては、実施例222、工程1について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;ヘプタン中の0−50%EtOAc)による精製により、エチル 1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを白色の固体として得る。LC−MS(酸性)
:t=0.87、[M+H]=248.09。
工程2: (1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを使用することを除いては、実施例222、工程2について記載した手順に従って製造。(1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.58、[M+H]=206.08。
工程3: 1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.69、[M+H]=204.08。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール(実施例223)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.596;[M+H]=368.2。
実施例224: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド
工程1: エチル 1−(4−アセタミドフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの製造
(4−アセタミドフェニル)ボロン酸を使用することを除いては、実施例222、工程1について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;ヘプタン中0−80%EtOAc)による精製により、エチル 1−(4−アセタミドフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.78、[M+H]=273.86。
工程2: N−(4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アセタミドの製造
エチル 1−(4−アセタミドフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを使用することを除いては、実施例222、工程2について記載した手順に従って製造。N−(4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アセタミドを黄色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.54、[M+H]=232.11。
工程3: N−(4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アセタミドの製造
N−(4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アセタミドを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。N−(4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アセタミドを茶色のフォームとして得る。LC−MS(酸性):t=0.64、[M+H]=230.11。
工程4: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド(実施例224)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及びN−(4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アセタミドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミドを得る。LC−MS(QC):t=0.529;[M+H]=394.3。
実施例225: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミド
工程1: 4−アジド−N−メチルベンゼンスルフォンアミドの製造
(4−(N−メチルスルファモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−メチルベンゼンスルフォンアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.522;[M+H]=419.3。
実施例226: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミド
中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例225について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.555;[M+H]=431.3。
実施例227: (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 4−ブロモ−2−エチルベンゼンスルフォニルアジドの製造
4−ブロモ−2−エチルベンゼン−1−塩化スルフォニル(2089mg;7.00mmol)を水/アセトン 1:1(50ml)中に溶解した溶液を、0℃にて20min、次いでRTにて3h撹拌する。混合物を減圧下で(25℃にて)濃縮して、アセトンを除
く。粗生成物をEtOAcで抽出する。層を分離し、有機層を塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、2094mgの4−ブロモ−2−エチルベンゼンスルフォニルアジドを薄黄色のオイルとして得る。
工程2: rac−5−ブロモ−3−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール 1,1−ジオキシドの製造
4−ブロモ−2−エチルベンゼンスルフォニルアジド(2031mg;7.00mmol)及びCo(II) meso−テトラフェニルポルフィン(470mg;0.70mmol)をクロロベンゼン(20.3ml)中に混合した脱気混合物を、85℃にて36h撹拌する。クロロベンゼンを減圧下で除き、残渣をEtOAcに懸濁し、ろ過する。ろ液を減圧下で濃縮し、残渣をFC(シリカゲル;石油エーテル中0−50%EtOAc)により精製して、1025mgのrac−5−ブロモ−3−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール 1,1−ジオキシドを赤茶色の固体として得る。
工程3: rac−(3−メチル−1,1−ジオキシド−2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)ボロン酸の製造
2−mlのマイクロ波バイアル内で、rac−5−ブロモ−3−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール 1,1−ジオキシド(127mg;0.484mmol)をDMF(2.5ml)中に溶解した溶液に、ビス(ピナコラート)ジボロン(186mg;0.727mmol)、次いで酢酸カリウム(190mg;1.94mmol)を添加する。混合物をアルゴンで脱気し、次いでジクロロ(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)(39.4mg;0.05mmol)を添加する。反応混合物をマイクロ波照射下で120℃に30min加熱する。水及びEtOAcを添加し、層を分離し、水層をEtOAcで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。黒色の残渣をさらに精製することなく次の工程で使用する。
工程4: rac−5−アジド−3−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール 1,1−ジオキシドの製造
rac−(3−メチル−1,1−ジオキシド−2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程5: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びrac−5−アジド−3−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール 1,1−ジオキシドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件、次いで酸性条件)による精製により、(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.508;[M+H]=431.2。
実施例228: (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例227について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件、次いで酸性条件)による精製により、(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.531;[M+H]=443.3。
実施例229: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール
工程1: エチル 1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの製造
(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)ボロン酸を使用することを除いては、実施例222、工程1について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;ヘプタン中0−80%EtOAc)による精製により、エチル 1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを薄黄色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.90、[M+H]=271.06。
工程2: (1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを使用することを除いては、実施例222、工程2について記載した手順に従って製造。(1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールをベージュ色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.63、[M+H]=229.09。
工程3: 1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;EtOAc/ヘプタン)による精製により、1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを黄色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.75、[M+H]=227.09。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール(実施例229)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.616;[M+H]=391.3。
実施例230: rac−N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミド
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例189について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−N−(4−{4−[(2−
エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.667;[M+H]=445.2。
実施例231: rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−酢酸 エチルエステル
エチル 2−クロロアセテートを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−酢酸 エチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.664;[M+H]=440.3。
実施例232: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−エチル−フェノール
工程1: 4−アジド−2−エチルフェノールの製造
(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−エチルフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−エチル−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.625;[M+H]=382.3。
実施例233: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ヒドロキシ−ベンゾニトリル
工程1: 4−アジド−2−ヒドロキシベンゾニトリルの製造
(4−シアノ−3−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−ヒドロキシベンゾニトリルを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ヒドロキシ−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.569;[M+H]=379.3。
実施例234: rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例180について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2
,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.736;[M+H]=441.4。
実施例235: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド
工程1: 4−アジドベンゼンスルフォンアミドの製造
(4−スルファモイルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジドベンゼンスルフォンアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.476;[M+H]=417.1。
実施例236: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼンスルフォンアミド
工程1: 4−アジド−N,N−ジメチルベンゼンスルフォンアミドの製造
(4−(N,N−ジメチルスルファモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N,N−ジメチルベンゼンスルフォンアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.618;[M+H]=445.3。
実施例237: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
工程1: 1−((4−アジドフェニル)スルフォニル)ピロリジンの製造
(4−(ピロリジン−1−イルスルフォニル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−((4−アジドフェニル)スルフォニル)ピロリジンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.669;[M+H]=471.2。
実施例238: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−
イル}−N,N−ジエチル−ベンゼンスルフォンアミド
工程1: 4−アジド−N,N−ジエチルベンゼンスルフォンアミドの製造
(4−(N,N−ジエチルスルファモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N,N−ジエチルベンゼンスルフォンアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジエチル−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.721;[M+H]=473.2。
実施例239: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンゼンスルフォンアミド
工程1: 4−アジド−N−エチルベンゼンスルフォンアミドの製造
(4−(N−エチルスルファモイル)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−N−エチルベンゼンスルフォンアミドを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.594;[M+H]=445.3。
実施例240: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例235について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.452;[M+H]=405.2。
実施例241: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼンスルフォンアミド
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例236について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.596;[M+H]=433.1。
実施例242: rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,
3]トリアゾール−4−イル}−メタノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例237について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.648;[M+H]=459.3。
実施例243: rac−N,N−ジエチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例238について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N,N−ジエチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.700;[M+H]=461.2。
実施例244: rac−N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例239について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.572;[M+H]=433.3。
実施例245: rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例151について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.771;[M+H]=459.2。
実施例246: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド
工程1: N−(4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)イソブチルアミドの製造
1H−ピラゾール−4−カルバルデヒド及び(4−イソブチルアミドフェニル)ボロン酸を使用することを除いては、実施例222、工程1について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;ヘプタン中の0−80%EtOAc)による精製により、N−(4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)イソブチルアミドを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.74、[M+H]=258.09。
工程2: rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド(実施例246)の製造。
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及びN−(4−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)イソブチルアミドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.634;[M+H]=422.4。
実施例247: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリル
工程1: 5−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メトキシベンゾニトリルの製造
1H−ピラゾール−4−カルバルデヒド及び(3−シアノ−4−メトキシフェニル)ボロン酸を使用することを除いては、実施例222、工程1について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;ヘプタン中の0−80%EtOAc)による精製により、5−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メトキシベンゾニトリルを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.77、[M+H]=228.39。
工程2: rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリル(実施例247)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−(4−ホルミル−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メトキシベンゾニトリルを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリルを得る。LC−MS(QC):t=0.653;[M+H]=392.3。
実施例248: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノール
工程1: 4−アジド−2−ニトロフェノールの製造
2−ニトロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−ニトロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.586;[M+H]=399.1。
実施例249: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体13、rac−1−(2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.752;[M+H]=404.2。
中間体13: rac−1−(2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: 2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボン酸の製造
中間体6、工程3の生成物、メチル 2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(4.09g;15.5mmol)をTHF(40ml)中に溶解した溶液に、LiOH 1M(18.6ml、18.6mmol)を添加する。懸濁液をRTにて2時間撹拌する。混合物をHClの1M水溶液でpH4まで酸性化し、蒸発させ、高真空下で乾燥して、4.9gの2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボン酸を得る。LC−MS(酸性):t=0.34;[M+H]=246.80。
工程2: 2−ブロモ−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
工程1の生成物、2−ブロモイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボン酸(4.9g、16.9mmol)をCHCl(50ml)及びDMF(10ml)に溶解した溶液に、RTにて、HATU(7.724g、20.3mmol)、DIPEA(3.48ml、20.3mmol)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.734g、17.8mmol)を添加する。混合物をRTにて2時間撹拌する。混合物を飽和NaHCO水溶液中に注ぎ、CHClで抽出する(3x)。有機層を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、5.25gの2−ブロモ−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを得る。LC−MS(酸性):t=0.48;[M+H]=291.81。
工程3: N−メトキシ−N−メチル−2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
工程2の生成物、2−ブロモ−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミド(400mg、1.31mmol)をNaCO 1.6M(1ml)及びジオキサン(3ml)中に溶解した脱気溶液に、アルゴン下、フェニルボロン酸(191mg、1.57mol)及びPd(Ph(37.8mg、0.03mmol)を添加する。混合物を95℃にて16時間撹拌し、次いでRTに冷まし、HO中に注ぎ、EtOAcで抽出する(2x)。有機層を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、222mgのN−メトキシ−N−メチル−2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを得る。LC−MS(酸性):t=0.61;[M+H]=288.03。
工程4: 2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
工程3の生成物、N−メトキシ−N−メチル−2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チア
ゾール−3−カルボキサミド(220mg、0.766mmol)をTHF(5ml)中に溶解した溶液に、0℃にて、水素化ジイソブチルアルミニウムの1M トルエン溶液(1.57ml、1.57mmol)を滴下により加える。混合物をRTに温まるようにし、1時間撹拌する。混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチし、CHClで抽出する(3x)。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、158mgの2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。LC−MS(酸性):t=0.58;[M+H]=229.0。
工程5: rac−1−(2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体13)の製造
工程4の生成物、2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(158mg;0.549mmol)をTHF(5ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、1.1ml、0.549mmol)を滴下により添加する。反応混合物をRTにて0.5h撹拌する。塩化アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をCHClで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、119mgのrac−1−(2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。LC−MS(酸性):t=0.62;[M+H]=255.0。
実施例250: rac−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノール
工程1: 4−アジド−2−ニトロフェノールの製造
2−ニトロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体13、rac−1−(2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−ニトロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.730;[M+H]=435.3。
実施例251: rac−(4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル
工程1: tert−ブチル (4−アジドフェニル)カーバメートの製造
(4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体13、rac−1−(2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びtert−ブチル (4−アジドフェニル)カーバメートを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステ
ルを得る。LC−MS(QC):t=0.887;[M+H]=489.2。
実施例252: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: エチル 1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
エチル 3−オキソブタノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.85;[M+H]=262.06。
工程2: (1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを紫色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.61、[M+H]=220.36。
工程3: 1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを茶色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.77、[M+H]=218.35。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(実施例252)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.621;[M+H]=382.2。
実施例253: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インダゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 5−アジド−1H−インダゾールの製造
(1H−インダゾール−5−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−1H−インダゾールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インダゾール−5−イル)−1H−[1,2,
3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.506;[M+H]=378.3。
実施例254: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−インダゾール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 7−アジド−1−メチル−1H−インダゾールの製造
(1−メチル−1H−インダゾール−7−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び7−アジド−1−メチル−1H−インダゾールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−インダゾール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.585;[M+H]=392.3。
実施例255: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例252について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.536;[M+H]=356.3。
実施例256: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−((N−メチルスルファモイル)アミノ)−ベンゼン
工程1: 4−アジド−((N−メチルスルファモイル)アミノ)−ベンゼンの製造
(4−((N−メチルスルファモイル)アミノ)フェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−((N−メチルスルファモイル)アミノ)−ベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−((N−メチルスルファモイル)アミノ)−ベンゼンを得る。LC−MS(QC):t=0.515;[M+H]=446.3。
実施例257: rac−[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体14、rac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベ
ンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.752;[M+H]=392.3。
中間体14: rac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: エチル 2−ジアゾ−4,4−ジフルオロ−3−オキソペンタノエートの製造エチル 4,4−ジフルオロ−3−オキソペンタノエート(2000mg;10.5mmol)をアセトニトリル(50ml)に溶解した溶液を、4−アセタミドベンゼンスルフォニルアジド(2743mg;11.1mmol)及びEtN(1.54ml;11.1mmol)で連続的に処理する。反応混合物をRTにて18時間撹拌する。混合物をろ過し、フィルターケークをMeCNで洗浄し、ろ液を減圧下で濃縮する。残渣をCH2Cl2に再溶解し、ろ過し、フィルターケークをCHClで洗浄する。ろ液を減圧下で濃縮して、エチル 2−ジアゾ−4,4−ジフルオロ−3−オキソペンタノエートを黄色のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.79;[M+H] 207.03。
工程2: rac−エチル−2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−4,4−ジフルオロ−3−オキソペンタノエートの製造
エチル 2−ジアゾ−4,4−ジフルオロ−3−オキソペンタノエート(2358mg;11.4mmol)をDCM(60ml)中に溶解し、tert−ブチル (2−アミノ−2−オキソエチル)カーバメート(2179mg;12.0mmol)、次いでジロジウム四酢酸(54mg、0.11mmol)を添加する。反応混合物を45℃にて5日間撹拌する。水を添加し、層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。粗製のrac−エチル−2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−4,4−ジフルオロ−3−オキソペンタノエートを黒色の固体として得、それを次の工程で直接使用する。
工程3: エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1,1−ジフルオロエチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
工程2の生成物、rac−エチル−2−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)アセタミド)−4,4−ジフルオロ−3−オキソペンタノエート(3708mg;10.5mmol)及びローソン試薬(4682mg;11.6mmol)をTHF(110ml)に懸濁し、24時間加熱還流する。THFを減圧下で蒸発させ、残渣をFC(シリカゲル;EtOAc/ヘプタン)により精製して、2333mgのエチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1,1−ジフルオロエチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):tR=0.93;[M+H]=351.41。
工程4: エチル 5−(1,1−ジフルオロエチル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートの製造
工程4.1:Boc−開裂:工程3の生成物、エチル 2−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−(1,1−ジフルオロエチル)チアゾール−4−カルボキシレート(2333mg;6.66mmol)をCHCl(60ml)中に溶解し、ジオキサン中の4N HCl(20ml;80.0mmol)で処理する。混合物をRTにて5時間撹拌する。反応混合物を減圧下で濃縮する。
工程4.2: 工程4.1の残渣をギ酸エチル(30ml)に再溶解し、EtN(4.33ml;31.1mmol)を添加する。混合物を還流下で15時間撹拌する。飽和NHCl水溶液を添加し、混合物をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、2065mgのエチル 5−(1,1−ジフルオロエチル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレートを得、それをさらに精製することなく工程5で使用する。LC−MS(酸性):t=0.71;[M+H]=279.21。
工程5: エチル 2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートの製造
工程4.2の生成物、エチル 5−(1,1−ジフルオロエチル)−2−(ホルムアミドメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(2065mg;7.42mmol)をDCM(30ml)に溶解し、−20℃に冷却し、次いでオキシ塩化リン(1.4ml;14.9mmol)を添加する。反応混合物をRTにて30min、そして還流下で48h撹拌する。水、次いで飽和NaHCO水溶液を添加する。層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機層を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、1572mgのエチル 2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレートをベージュ色のフォームとして得る。LC−MS(酸性):t=0.68;[M+H]=260.97。
工程6: (2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールの製造
工程5の生成物、エチル 2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキシレート(1572mg;6.04mmol)をEtOH(144ml)中に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(1000mg;26.4mmol)を添加する。反応混合物をRTにて24時間撹拌する。混合物を減圧下で濃縮する。残渣をDCMに再溶解し、水、次いで飽和NaHCO水溶液を注意深く添加する。層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものをMgSO4上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、808mgの(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノールを得る。LC−MS(酸性):tR=0.45;[M+H]=219.01。
工程7: 2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
工程6の生成物、(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)メタノール(808mg;3.70mmol)をDCM(30ml)中に溶解した氷冷溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(1727mg;4.07mmol)を添加する。反応混合物をRTにて18時間撹拌する。飽和NaHCO水溶液を添加し、混合物を30min撹拌する。次いで、白色の沈殿物をろ過し、ろ液をDCMで抽出する(3x)。有機抽出物を合わせたものを塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを得る。LC−MS(酸性):t=0.50;[M+H]=216.98。
工程8: rac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体14)の製造
工程7の生成物、2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒド(648mg;3.00mmol)をTHF(15ml)中に溶解した氷冷溶液に、エチニルマグネシウムブロミドの溶液(THF中0.5M、3.3ml、6.60mmol)を滴下により添加する。反応混合物をRTにて3h撹拌する。塩化
アンモニウム水溶液を注意深く添加することにより、反応をクエンチする。生成物をDCMで抽出し(3x20ml)、有機抽出物を合わせたものをMgSO上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、584mgのrac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オールを得る。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.33(s、1H)、7.17(s、1H)、6.90(d、J=4.6Hz、1H)、5.85(dd、J1=2.3Hz、J2=4.5Hz、1H)、3.73(d、J=2.2Hz、1H)、2.09(t、J=19.0Hz)。
実施例258: rac−[1−(3−クロロ−1H−インダゾール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 6−アジド−3−クロロ−1H−インダゾールの製造
(3−クロロ−1H−インダゾール−6−イル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び6−アジド−3−クロロ−1H−インダゾールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(3−クロロ−1H−インダゾール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.656;[M+H]=412.2。
実施例259: rac−(2−(シクロペンタ−1−エニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体15、rac−1−(2−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−(シクロペンタ−1−エニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(酸性):t=0.75;[M+H]=393.94。
中間体15: rac−1−(2−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: 2−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
シクロペンタ−1−エン−1−イルボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.61;[M+H]=278.24。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.10(s、1H)、7.49(s、1H)、7.06(s、1H)、3.59(m、3H)、3.35−3.41(m、3H)、2.45−2.59(m、2H)、2.31(t、J=7.4Hz、2H)、1.92−2.01(m、2H)。
工程2: 2−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
2−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,
1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.57;[M+H]=218.99。
工程3: rac−1−(2−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体15)の製造
2−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.62;[M+H]=245.02。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.24(s、1H)、7.06(s、1H)、6.64(d、J=4.5Hz、1H)、6.09−6.11(m、1H)、5.80(dd、J=2.3Hz、J=4.4Hz、1H)、3.68(d、J=2.3Hz、1H)、3.30−3.38(m、2H)、2.68(m、2H)、2.00(m、2H)。
実施例260: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.483;[M+H]=338.3。
実施例261: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体2、rac−1−(2−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.522;[M+H]=342.3。
実施例262: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(2−メチル−プロペニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
中間体16、rac−1−(2−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(2−メチル−プロペニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.699;[M+H]=382.1。
中間体16: rac−1−(2−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: N−メトキシ−N−メチル−2−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)ボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.57;[M+H]=266.02。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.08(s、1H)、7.08(s、1H)、6.24(m、1H)、3.60(s、3H)、3.33(s、3H)、1.94(d、J=0.7Hz、3H)、1.92(d、J=0.8Hz、3H)。
工程2: 2−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
N−メトキシ−N−メチル−2−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.53;[M+H]=207.01。
工程3: rac−1−(2−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体16)の製造
2−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.58;[M+H]=233.02。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.21(s、1H)、7.06(s、1H)、6.53(d、J=4.5Hz、1H)、6.31(m、1H)、5.69(m、1H)、3.63(d、J=2.3Hz、1H)、1.93(d、J=0.8Hz、3H)、1.87(d、J=0.8Hz、3H)。
実施例263: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(プロパ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
中間体17、rac−(E)−1−(2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(プロパ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.661;[M+H]=368.3。
中間体17: rac−(E)−1−(2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: (E)−N−メトキシ−N−メチル−2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
(E)−プロパ−1−エン−1−イルボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.54;[M+H]=252.01。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.06(s、1H)、7.06(s、1H)、6.55(dd、J=0.8Hz、J=15.5Hz、1H)、6.13(m、1H)、3.60(s、3H)、3.35(s、3H)、1.89(d、J=6.7Hz、3H)。
工程2: (E)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
(E)−N−メトキシ−N−メチル−2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.47;[M+H]=193.00。
工程3: rac−(E)−1−(2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体17)の製造(E)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.53;[M+H]=219.01。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.19(s、1H)、7.04(s、1H)、6.88−6.92(m、1H)、6.56(d、J=4.3Hz、1H)、5.97(m、2H)、3.65(d、J=2.2Hz、1H)、1.88(d、J=6.6Hz、3H)。
実施例264: rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
工程1: 4−アジド−2−クロロフェノールの製造
(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体13、rac−1−(2−フェニルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.718;[M+H]=424.2。
実施例265: rac−[1−(3−クロロ−4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び(ブロモメチル)シクロプロパンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−[1−(3−クロロ−4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.966;[M+H]=478.3。
実施例266: rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び3−(ブロモメチル)−3−フルオロオキセタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac
−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.840;[M+H]=512.2。
実施例267: rac−3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール
rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び3−ブロモプロパン−1−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで、分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.761;[M+H]=482.2。
実施例268: rac−4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.853;[M+H]=510.3。
実施例268a: 4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
キラル固定相上でのエナンチオマーの分離:
方法:カラム:ChiralPak IA 20x250mm、5μM;検出器の設定:UV−Vis−1;210nM;溶出液:80%CHCN及び20%EtOH;流速:16.00ml/min;注入体積:1000μl。
20mgのラセミ体を上記の方法により分離し、4.2mgのR−エナンチオマー 実施例268a及び4.3mgのS−エナンチオマーを得る。LC−MS(QC):t=0.841;[M+H]=510.3。
実施例269: rac−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体18、rac−1−(2−(プロパ−1−エン−2−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.
666;[M+H]=368.3。
中間体18: rac−1−(2−(プロパ−1−エン−2−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: N−メトキシ−N−メチル−2−(プロパ−1−エン−2−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
プロパ−1−エン−2−イルボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.52;[M+H]=251.98。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.12(s、1H)、7.08(s、1H)、5.32(s、2H)、3.60(s、3H)、3.35(s、3H)、2.05(s、3H)。
工程2: (E)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
N−メトキシ−N−メチル−2−(プロパ−1−エン−2−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.46;[M+H]=193.02。
工程3: rac−1−(2−(プロパ−1−エン−2−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体18)の製造
2−(プロパ−1−エン−2−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.52;[M+H]=219.01。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.25(d、J=0.3Hz、1H)、7.09(d、J=0.5Hz、1H)、6.66(d、J=4.5Hz、1H)、5.71(m、1H)、5.46(t、J=1.4Hz、1H)、5.24(s、1H)、3.69(d、J=2.3Hz、1H)、2.05−2.07(m、3H)。
実施例270: rac−[2−((E)−2−シクロプロピル−ビニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体19、rac−1−(2−(−(E)−2−シクロプロピルビニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−[2−((E)−2−シクロプロピル−ビニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.734;[M+H]=394.3。
中間体19: rac−1−(2−(−(E)−2−シクロプロピルビニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: (E)−2−(2−シクロプロピルビニル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
(E)−(2−シクロプロピルビニル)ボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.61;[M+H]=277.98。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.04(s、1H)、7.04(s、1H)、6.61(d、J=15.5Hz、1H)、5.62−5.68(m、1H)、3.61(s、3H)、3.36(s、3H)、1.66−1.70(m、1H)、0.86−0.88(m、2H)、0.60−0
.64(m、2H)。
工程2: (E)−2−(2−シクロプロピルビニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
(E)−2−(2−シクロプロピルビニル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.56;[M+H]=218.99。
工程3: rac−1−(2−(−(E)−2−シクロプロピルビニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体19)の製造(E)−2−(2−シクロプロピルビニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.60;[M+H]=245.00。
実施例271: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(ペンタ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
中間体20、rac−1−((E)−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(ペンタ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.811;[M+H]=396.2。
中間体20: rac−1−((E)−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: (E)−N−メトキシ−N−メチル−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
(E)−ペンタ−1−エン−1−イルボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.66;[M+H]=280.02。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.06(s、1H)、7.06(s、1H)、6.51−6.55(m、1H)、6.11(m、1H)、3.60(s、3H)、3.36(s、3H)、2.18−2.24(m、2H)、1.46(m、2H)、0.91(t、J=7.3Hz、3H)。
工程2: (E)−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
(E)−N−メトキシ−N−メチル−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.62;[M+H]=221.02。
工程3: rac−1−((E)−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体20)の製造(E)−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.65;[M+H]=24
7.02。
実施例272: rac−[1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 4−アジド−2−クロロアニリンの製造
2−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロアニリンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.557;[M+H]=375.2。
実施例273: rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
中間体21、rac−1−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.573;[M+H]=408.3。
中間体21: rac−1−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: N−メトキシ−N−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
1−メチルピラゾール−4−ボロン酸 ピナコールエステルを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.49;[M+H]=291.94。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.12(s、1H)、8.08(s、1H)、7.65(s、1H)、7.09(s、1H)、3.89(s、3H)、3.54(s、3H)、3.32(s、3H)。
工程2: 2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
N−メトキシ−N−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.46;[M+H]=232.96。H NMR(400MHz、dMSO) δ:9.93(s、1H)、8.63(s、1H)、8.49(s、1H)、8.05(s、1H)、7.21(d、J=0.4Hz、1H)、3.94(s、3H)。
工程3: rac−1−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体21)の
製造
2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.49;[M+H]=258.87。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.26(s、1H)、8.09(s、1H)、7.68(s、1H)、7.10(s、1H)、6.64(d、J=4.6Hz、1H)、5.70(dd、J=2.3Hz、J=4.6Hz、1H)、3.91(s、3H)、3.69(d、J=2.3Hz、1H)。
実施例274: rac−[5−tert−ブチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: メチル 5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
メチル 4,4−ジメチル−3−オキソペンタノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.94;[M+H]=289.85。
工程2: (5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
メチル 5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.76、[M+H]=262.08。
工程3: 5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.92、[M+H]=260.03。
工程4: rac−[5−tert−ブチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール(実施例274)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−(tert−ブチル)−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[5−tert−ブチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.750;[M+H]=424.2。
実施例275: 3−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール
2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チア
ゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び3−ブロモプロパン−1−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、3−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.634;[M+H]=446.3。
実施例276: (R)−{1−[3−クロロ−4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び4−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−ピランを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、(R)−{1−[3−クロロ−4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.777;[M+H]=486.3。
実施例277: 4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.724;[M+H]=474.3。
実施例278: rac−[1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 4−アジド−2−クロロアニリンの製造
2−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンを使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロアニリンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.581;[M+H]=387.3。
実施例279: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−エチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: メチル 5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
メチル 3−オキソ吉草酸(0.26ml;2.00mmol)、1−アジド−4−メトキシベンゼン(298mg;2.00mmol)及びKCO(1106mg;8.00mmol)をDMSO(1ml)中に懸濁した懸濁液を、50℃にて1h撹拌する。混合物をRTに冷まし、水(4ml)を添加する。混合物を5℃に冷却し、得られた固体をろ過し、水で洗浄して、メチル 5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを得る。LC−MS(酸性):t=0.86、[M+H]=262.01。
工程2: (5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
メチル 5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(395mg;1.51mmol)をMeOH(4ml)中に溶解した溶液に、NaBH(114mg;3.02mmol)をRTにて添加する。反応混合物をRTにて1h撹拌する。NaBHをさらに添加し、反応が完了するまで、混合物をRTにて撹拌する。MeOH(3ml)を添加し、混合物を減圧下で濃縮する。固形物をDCM(10ml)と飽和NaHCO水溶液(10ml)の間で分画する。層を分離し、水層をDCMで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを乾燥し(MgSO4)、ろ過し、減圧下で濃縮して、(5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールをベージュ色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.67、[M+H]=234.02。
工程3: 5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを薄オレンジ色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.84、[M+H]=232.06。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−エチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(実施例279)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製、次いで分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−エチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.672;[M+H]=396.2。
実施例280: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−イソプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: メチル 5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
メチル 4−メチル−3−オキソペンタノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t
=0.91;[M+H]=276.09。
工程2: (5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
メチル 5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを茶色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.73、[M+H]=248.24。
工程3: 5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドをオレンジ色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.90、[M+H]=246.04。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−イソプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(実施例280)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−イソプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−イソプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.717;[M+H]=410.2。
実施例281: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−シクロプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: メチル 5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
メチル 3−シクロプロピル−3−オキソプロパノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.86;[M+H]=273.85。
工程2: (5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
メチル 5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールをベージュ色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.69、[M+H]=246.03。
工程3: 5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾー
ル−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを赤色のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.85、[M+H]=244.03。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−シクロプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(実施例281)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び5−シクロプロピル−1−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−シクロプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.685;[M+H]=408.2。
実施例282: (R)−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び3−(ブロモメチル)−3−フルオロオキセタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、(R)−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.704;[M+H]=476.1。
実施例283: 1−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール
2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び1−ブロモ−2−メチルプロパン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、1−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.691;[M+H]=460.3。
実施例284: rac−N−(2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド
rac−[1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール(30mg;0.078mmol)、イソ酪酸(8.2mg;0.093mmol)、トリエチルアミン(0.014ml;0.101mmol)及びHATU(41mg;0.109mmol)をDMF(1ml)に溶解した溶液を、RTにて16h撹拌する。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−N−(2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル
)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミドを得る。LC−MS(QC):t=0.858;[M+H]=457.3。
実施例285: rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.599;[M+H]=356.2。
実施例286: rac−[2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体22、rac−1−(2−(4−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.785;[M+H]=422.3。
中間体22: rac−1−(2−(4−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: 2−(4−フルオロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
4−フルオロフェニルボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.61;[M+H]=305.79。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.19(s、1H)、7.54−7.65(m、2H)、7.35−7.43(m、2H)、7.17(s、1H)、3.49(s、3H)、3.17(s、3H)。
工程2: rac−2−(4−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
2−(4−フルオロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.59;[M+H]=246.94。
工程3: rac−1−(2−(4−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体22)の製造
rac−2−(4−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.60;[M+H]=272.95。
実施例287: rac−[2−(2−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
中間体23、rac−1−(2−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[2−(2−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.752;[M+H]=422.3。
中間体23: rac−1−(2−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール
工程1: 2−(2−フルオロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドの製造
2−フルオロフェニルボロン酸を出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程3の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.62;[M+H]=305.76。H NMR(400MHz、dMSO) δ:8.19(s、1H)、7.55−7.58(m、2H)、7.36−7.40(m、2H)、7.16(s、1H)、3.49(s、3H)、3.21(m、3H)。
工程2: rac−2−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドの製造
2−(2−フルオロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルボキサミドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程4の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.59;[M+H]=246.95。
工程3: rac−1−(2−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(中間体23)の製造
rac−2−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−カルバルデヒドを出発物質として使用することを除いては、中間体13、工程5の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.62;[M+H]=272.94。
実施例288: rac−[1−(3−クロロ−5−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 5−アジド−1−クロロ−3−フルオロ−2−メトキシベンゼンの製造
3−クロロ−5−フルオロ−4−メトキシアニリン(100mg;0.57mmol)を1M aq.HCl(8ml)中に溶解した溶液に、0℃にて、亜硝酸ナトリウム(40mg;0.57mmol)を水(2ml)中に溶解した溶液を添加する。反応混合物を20分間撹拌し、アジ化ナトリウム(45mg;0.68mmol)を添加する。反応混合物をRTにて3h撹拌する。混合物をEtOAcで希釈し、層を分離し、有機層を塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮して、5−アジド−1−クロロ−3−フルオロ−2−メトキシベンゼンを黄色のオイルとして得る。H NMR(400MHz、dMSO) δ:7.19(dd、J=2.75Hz、J=22.0Hz、1H)、7.18(dd、J=2.75Hz、J=12.3Hz、1H)、3.86(d、J=1.0Hz、3H)。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び5−アジド−1−クロロ−3−フルオロ−2−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(3−クロロ−5−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.741;[M+H]=420.3。
実施例289: rac−[1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 4−アジド−2−クロロ−1−メトキシベンゼンの製造
3−クロロ−4−メトキシアニリンを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロ−1−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.687;[M+H]=402.2。
実施例290: rac−[1−(3−ブロモ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 4−アジド−2−ブロモ−1−メトキシベンゼンの製造
3−ブロモ−4−メトキシアニリンを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−ブロモ−1−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(3−ブロモ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.703;[M+H]=446.2。
実施例291: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−ヨード−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 4−アジド−2−ヨード−1−メトキシベンゼンの製造
3−ヨード−4−メトキシアニリンを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−ヨード−1−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ
[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−ヨード−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.740;[M+H]=494.2。
実施例292: rac−[1−(3−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 1−アジド−3−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシベンゼンの製造
(3−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−3−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(3−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.703;[M+H]=420.2。
実施例293: rac−4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
工程1: rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールの製造
中間体18、rac−1−(2−(プロパ−1−エン−2−イル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従う。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(酸性):t=0.66;[M+H]=387.90。
工程2: rac−4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール(実施例293)の製造
rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.778;[M+H]=474.3。
実施例294: rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステル
工程1: メチル 3−(アジドメチル)ベンゾエートの製造
メチル 3−(ヒドロキシメチル)ベンゾエート(514mg;2.94mmol)及びジフェニルリン酸アジド(0.78ml;3.53mmol)をトルエン(5ml)中に溶解した溶液に、DBU(0.49ml;3.23mmol)を0℃にて添加する。反応混合物を0℃にて1h、そしてRTにて18h撹拌する。溶液を水及びDCMで希釈し、水層を1N aq.HClで酸性にする。層を分離し、水層をEtOAcで抽出する(2x)。有機抽出物を合わせたものを水及び塩水で連続的にに洗浄し、乾燥し(MgSO)、ろ過し、減圧下で濃縮する。FC(シリカゲル;Hept/EtOAc)による精製により、478mgを無色のオイルとして得る。LC−MS(酸性):t=0.88;[M+H]=192.07。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びメチル 3−(アジドメチル)ベンゾエートを使用して、実施例45について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.600;[M+H]=410.2。
実施例295: rac−[1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: エチル 1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
4−アジド−2−クロロ−1−メトキシベンゼン及びエチル 3−オキソブタノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.91;[M+H]=295.99。
工程2: (1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.68、[M+H]=253.96。
工程3: 1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.84、[M+H]=251.95。
工程4: rac−[1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール(実施例295)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分
取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.686;[M+H]=416.3。
実施例296: rac−[1−(3−クロロ−4−エトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: エチル 1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
((3−クロロ−4−エトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載の通りに製造した)4−アジド−2−クロロ−1−エトキシベンゼン及びエチル
3−オキソブタノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.97;[M+H]=309.93。
工程2: (1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.75、[M+H]=268.00。
工程3: 1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを白色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.91、[M+H]=265.98。
工程4: rac−[1−(3−クロロ−4−エトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール(実施例296)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−[1−(3−クロロ−4−エトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.760;[M+H]=430.3。
実施例297: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステル
工程1: メチル 4−(アジドメチル)ベンゾエートの製造
メチル 4−(ヒドロキシメチル)ベンゾエートを出発物質として用い、実施例294、工程1の製造について記載した手順に従う。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及びメチル 4−(アジドメチル)ベンゾエートを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステルを得る。LC−MS(QC):t=0.596;[M+H]=410.2。
実施例298: rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール
工程1: 3−(アジドメチル)フェノールの製造
3−(ヒドロキシメチル)フェノールを出発物質として用い、実施例294、工程1の製造について記載した手順に従う。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−(アジドメチル)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.495;[M+H]=368.3。
実施例299: rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び3−(ブロモメチル)−3−フルオロオキセタンを使用して、実施例293について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(酸性):t=0.76;[M+H]=476.06。
実施例300: rac−[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 1−アジド−5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシベンゼンの製造
5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシアニリンを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.698;[M+H]=420.3。
実施例301: rac−3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール
rac−2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び3−ブロモプロパン−1−オールを使用して、実施例293について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.685;[M+H]=446.3。
実施例302: rac−4−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
工程1: 4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールの製造
(4−アミノ−2−クロロフェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順によるアルキル化により製造した)4−(4−アミノ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.683;[M+H]=462.2。
実施例303: rac−4−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール
工程1: 4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールの製造
(4−アミノ−2−クロロフェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順によるアルキル化により製造した)4−(4−アミノ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体5、rac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−4−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。
LC−MS(QC):t=0.768;[M+H]=488.2。
実施例304: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール
工程1: 4−(アジドメチル)フェノールの製造
4−(ヒドロキシメチル)フェノールを出発物質として用い、実施例294、工程1の製造について記載した手順に従う。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−(アジドメチル)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.458;[M+H]=368.1。
実施例305: rac−2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール
工程1: 2−(アジドメチル)フェノールの製造
2−(ヒドロキシメチル)フェノールを出発物質として用い、実施例294、工程1の製造について記載した手順に従う。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び2−(アジドメチル)フェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.509;[M+H]=368.1。
実施例306: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 1−アジド−4−メトキシ−2−メチルベンゼンの製造
(4−メトキシ−2−メチルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシ−2−メチルベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.613;[M+H]=382.1。
実施例307: rac−4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−
オール
工程1: 4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールの製造
(4−アミノ−2−クロロフェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順によるアルキル化により製造した)4−(4−アミノ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体14、rac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、rac−4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.850;[M+H]=498.1。
実施例308: 4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール
工程1: 4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールの製造
(4−アミノ−2−クロロフェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順によるアルキル化により製造した)4−(4−アミノ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体9、トランス−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール及び4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.718;[M+H]=492.1。
実施例309: 4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール
工程1: 4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールの製造
(4−アミノ−2−クロロフェノール及び4−ブロモ−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例87について記載した手順によるアルキル化により製造した)4−(4−アミノ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体8、cis−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール及び4−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製、次いで中和及びDCMによる抽出により、4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.685;[M+H]=492.1。
実施例310: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−ヒドロキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: (4−アジドフェニル)メタノールの製造
(4−アミノフェニル)メタノールを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び(4−アジドフェニル)メタノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。FC(シリカゲル;EtOAc/MeOH)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−ヒドロキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.474;[M+H]=368.1。
実施例311: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 2−アジド−5−メトキシ−1,3−ジメチルベンゼンの製造
(4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び2−アジド−5−メトキシ−1,3−ジメチルベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.646;[M+H]=396.2。
実施例312: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−{4−[2−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−エトキシ]−フェニル}−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール
rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール及び2−(2−ブロモエトキシ)−1,1,1−トリフルオロエタンを使用して、実施例87について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−{4−[2−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−エトキシ]−フェニル}−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノールを得る。LC−MS(Q
C):t=0.730;[M+H]=480.2。
実施例313: rac−3−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オール
工程1: 3−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)プロパン−1−オールの製造
(4−アミノ−2−クロロフェノール及び3−ブロモプロパン−1−オールを使用して、実施例87について記載した手順によるアルキル化により製造した)3−(4−アミノ−2−クロロフェノキシ)プロパン−1−オールを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体5、rac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)プロパン−1−オールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.682;[M+H]=460.1。
実施例314: rac−3−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オール
中間体14、rac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)プロパン−1−オールを使用して、実施例313について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(QC):t=0.747;[M+H]=470.1。
実施例315: rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
工程1: 3−((4−アジド−2−クロロフェノキシ)メチル)−3−フルオロオキセタンの製造
(4−アミノ−2−クロロフェノール及び3−(ブロモメチル)−3−フルオロオキセタンを使用して、実施例87について記載した手順によるアルキル化により製造した)3−クロロ−4−((3−フルオロオキセタン−3−イル)メトキシ)アニリンを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体5、rac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−((4−アジド−2−クロロフェノキシ)メチル)−3−フルオロオキセタンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを
得る。LC−MS(QC):t=0.753;[M+H]=490.2。
実施例316: rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
中間体14、rac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−((4−アジド−2−クロロフェノキシ)メチル)−3−フルオロオキセタンを使用して、実施例315について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.835;[M+H]=500.1。
実施例317: rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−((4−アジド−2−クロロフェノキシ)メチル)−3−フルオロオキセタンを使用して、実施例315について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.663;[M+H]=464.1。
実施例318: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 1−アジド−2,5−ジフルオロ−4−メトキシベンゼンの製造
(2,5−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−2,5−ジフルオロ−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.627;[M+H]=404.1。
実施例319: rac−[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: 1−アジド−5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシベンゼンの製造
5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシアニリンを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3
−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.654;[M+H]=408.0。
実施例320: rac−3−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び3−(4−アジド−2−クロロフェノキシ)プロパン−1−オールを使用して、実施例313について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)、次いで分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−3−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オールを得る。LC−MS(酸性):t=0.66;[M+H]=433.77。
実施例321: rac−[1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−2,5−ジフルオロ−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例318について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−[1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.603;[M+H]=392.1。
実施例322: [1−(4−ベンジルオキシ−3−フルオロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール
工程1: 4−アジド−1−(ベンジルオキシ)−2−フルオロベンゼンの製造
(4−(ベンジルオキシ)−3−フルオロフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体9、トランス−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−1−(ベンジルオキシ)−2−フルオロベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、[1−(4−ベンジルオキシ−3−フルオロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.851;[M+H]=480.2。
実施例323: rac−2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プ
ロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例148について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.541;[M+H]=376.0。
実施例324: rac−2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール
中間体5、rac−1−(2−(1−メチルシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例148について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.638;[M+H]=402.1。
実施例325: 2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール
中間体8、cis−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例148について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.541;[M+H]=406.0。
実施例326: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: エチル 1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
((4−メトキシ−2−メチルフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載の通りに製造した)1−アジド−4−メトキシ−2−メチルベンゼン及びエチル
3−オキソブタノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.89;[M+H]=276.23。
工程2: (1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを薄黄色のガムとして得る。LC−MS(酸性):t=0.64、[M+H]=234.21。
工程3: 1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,
3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを茶色のガムとして得る。LC−MS(酸性):t=0.82、[M+H]=232.21。
工程4: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(実施例326)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)、次いで分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.631;[M+H]=396.1。
実施例327: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 4−アジド−2−フルオロ−1−メトキシベンゼンの製造
(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−フルオロ−1−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.615;[M+H]=386.1。
実施例328: 2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール
中間体9、トランス−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例148について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)、次いで分取用HPLC(酸性条件)による精製により、2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.574;[M+H]=406.0。
実施例329: rac−2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール
中間体14、rac−1−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イミダゾ[5,1−b]
チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2−クロロフェノールを使用して、実施例148について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.696;[M+H]=412.0。
実施例330: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 1−アジド−4−(メトキシメチル)ベンゼンの製造
4−(メトキシメチル)アニリンを使用して、実施例288、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−(メトキシメチル)ベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.588;[M+H]=382.1。
実施例331: rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノール
工程1: 4−アジド−2,5−ジフルオロフェノールの製造
(2,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸を使用して、実施例45、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: 中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2,5−ジフルオロフェノールを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.539;[M+H]=390.0。
実施例332: rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノール
中間体3、rac−1−(2−エチルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール及び4−アジド−2,5−ジフルオロフェノールを使用して、実施例331について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノールを得る。LC−MS(QC):t=0.517;[M+H]=378.0。
実施例333: rac−[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロ
ピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール
工程1: エチル 1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの製造
(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシアニリンを使用して、実施例288、工程1について記載の通りに製造した)1−アジド−5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシベンゼン及びエチル 3−オキソブタノエートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程1の製造について記載した手順に従う。LC−MS(酸性):t=0.93;[M+H]=314.09。
工程2: (1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールの製造
エチル 1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートを出発物質として使用することを除いては、実施例279、工程2の製造について記載した手順に従う。(1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールをピンク色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.70、[M+H]=272.13。
工程3: 1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドの製造
(1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタノールを使用することを除いては、実施例222、工程3について記載した手順に従って製造。1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドをベージュ色の固体として得る。LC−MS(酸性):t=0.87、[M+H]=270.13。
工程4: rac−[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール(実施例333)の製造
中間体10、3−ブロモ−2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール及び1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルバルデヒドを使用して、実施例96について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、rac−[1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.673;[M+H]=434.1。
実施例334: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−3−ヨードプロパ−2−イン−1−オールの製造
中間体1、rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)プロパ−2−イン−1−オール(130mg;0.596mmol)及びN−ヨードモルフォリン ヨウ化水素酸塩(230mg;0.655mmol)をTHF(3ml)に溶解した脱気溶液に、RTにて、ヨウ化銅(I)(5.7mg;0.030mmol)を添加する。反応混合物をRTにて30min撹拌し、その溶液をそのまま工程2において使用する。
工程2: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(実施例334)の製造
rac−1−(2−シクロプロピルイミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−3−ヨードプロパ−2−イン−1−オール(反応混合物として)及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例45、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.650;[M+H]=494.0。
実施例335: [2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
工程1: 1−(2−(トランス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−3−ヨードプロパ−2−イン−1−オールの製造
中間体9、トランス−1−[(2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]プロパ−2−イン−1−オールを使用して、実施例334、工程1について記載した手順に従って製造。
工程2: [2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールの製造
1−(2−(トランス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−3−ヨードプロパ−2−イン−1−オール及び1−アジド−4−メトキシベンゼンを使用して、実施例334、工程2について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(酸性条件)による精製により、[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(酸性):t=0.71;[M+H]=512.00。
工程3: [2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(実施例335)の製造
[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール(30mg;0.059mmol)をトルエン(3ml)中に溶解した溶液に、フッ化銀(I)(37.6mg;0.293mmol)及びN,N,N,N−テトラメチルエチレンジアミン(3.44mg;0.029mmol)をRTにて添加する。反応混合物を20h還流し、次いでRTに冷まし、ろ過し、減圧下で濃縮する。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.655;[M+H]=404.1。
実施例336: rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール
rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを使用して、実施例335、工程3について記載した手順に従って製造。分取用HPLC(塩基性条件)による精製により、rac−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノールを得る。LC−MS(QC):t=0.640;[M+H]=386.1。
実施例2aの化合物の絶対キラリティー及び結合形態を、下記の実験方法を用いて、対応する化合物−酵素共結晶のX線回折分析により決定した:
1. タンパク質の精製及び共結晶化:
IDO1タンパクを文献に記載の方法に従って発現させ、精製する(Biochem et Biophysica Acta 1814(2011)1947−1954)。IDO1タンパクを、10mMのMES(2−(N−モルフォリノ)エタンスルフォン酸)
pH6.50、100mMのNaCl及び2mMのTCEP(トリス(2−カルボキシエチル)ホスフィン塩酸塩)を含むバッファー中で、29mg/mlに濃縮する。タンパク質溶液を、2mMの最終濃度で、277Kにて、実施例9aの化合物と3時間インキュベートする。次いで、溶液を、Eppendorf 5424Rベンチトップ遠心分離器(benchtop centrifuge)を用いて、15,000rpmで、277Kにて、5分間遠心する。遠心した溶液を、100mMのアルギニン塩酸塩、100mMのトレオニン、100mMのヒスチジン塩酸塩・一水和物、100mMの5−ヒドロキシリシン塩酸塩、100mMのトランス−4−ヒドロキシ−L−プロリン、100mMのBES(N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−2−アミノエタンスルフォン酸、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)タウリン)−トリエタノールアミン pH7.5、2%(w/v)の3−(N−フェニルメチル−N,N−ジメチルアンモニオ)プロパンスルフォネート、10%(w/v)のPEG 8000及び20%(w/v)の1,5−ペンタンジオールを含む保存溶液と混合する。最後に、スィッティングドロップ(sitting drops)からの蒸気拡散により、293Kにて、IDO1と実施例2aの化合物の共結晶を得る。
2. X線データ収集及び構造決定:
上記の共結晶をナイロンループを用いて採取し、液体窒素中に直接置く。シンクロトロンデータを、Paul Scherrer Institute(Villigen、スイス連邦)において、Pilatus 2M−F検出器を用いて、Swiss Light
SourceのビームラインX06DAで収集する。回折像を、プログラムXDS(Acta Cryst.(2010)D66、125−132)を用いて処理する。プログラムPhaser(J.Appl.Cryst.(2007)40、658−674)を用いて初期構造(preliminary structure)を解く。プログラムRefmac5(Acta Cryst.(2004)D60、2284−2295)及びCoot(Acta Cryst.(2010)D66、486−501)をそれぞれ用いて、構造の精密化及び再構築を行う。観察された反射のデータ全体より5%をランダムに選択してR−freeを算出する。電子密度の測定に基づいて、実施例2aの化合物が(R)−エナンチオマーであることが明確に示された。
Figure 2021510706
より活性の強いエナンチオマーの結合態様は実施例2aの化合物のものと同じであるという仮定に基づいて、本発明の化合物の(R)−又は(S)−配置を、実施例9a、16a、18a、35a、49a、87a、100a、101a、137a、139a、140a、142a、145a及び148a、192a、268a、275、276、277、282及び283にあてはめる。
生物学的試験
1) IDO1酵素アッセイによる化合物のIDO阻害活性試験:
E.coli中で発現させ、均質に精製した(purified to homogeneity)N−末端ヘキサヒスチジンタグを有する組み換え全長ヒトIDO1を、10mMのアスコルビン酸、0.45μMのメチレンブルー、50U/mlのカタラーゼ、0.01%のBSA及び0.01%のTween 20を添加した37.5mMのリン酸バッファーからなるアッセイバッファー中で、pH6.5にて、2nMの最終濃度でインキュベートする(Seegersら、JBS 2014の改変プロトコル)。実施例化合物をDMSOで段階希釈し、さらにリン酸バッファーで希釈し、10μMから0.5nMの範囲の最終濃度で酵素に添加する。最終DMSO濃度は0.6%である。RTにて30分間プレインキュベーションした後、L−トリプトファンを、アッセイバッファー中に5μM
の最終濃度で添加することにより反応を開始する。RTにて30分間インキュベーションした後、20μlの反応混合物の3μLを、25μLの脱イオン水を含む深底384ウェルプレートに移す。100%冷メタノール中の200nMのL−トリプトファン−(インドール−d5)を100μl添加し、次いで、4℃にて3220xgで10分間遠心する。次に、75μLの脱イオン水をさらに添加し、次いで、4℃にて3220xgで10分間遠心する。反応生成物であるN’−ホルミルキヌレニン(NFK)をLCMSにより定量し、L−トリプトファン−(インドール−d5)シグナルに対して正規化する。0.6%のDMSO(0%の効果)及びTDO/IDO阻害剤(100%の効果)を含む試料を対照試料として使用して、各化合物の50%阻害濃度(IC50)の決定に必要な非線形回帰のパラメーターを設定する。各化合物濃度について、0%及び100%の効果と比較した活性の百分率を平均±STDEVとして算出する(各濃度について重複して測定を行う。)。IC50値及び曲線を、Dose−Response One Siteモデル203を用いて、XLfitソフトウェア(IDBS)で作成する(4パラメーターロジスティック曲線モデル)。算出されるIC50値は、各日の細胞アッセイ操作により変動するかもしれない。この種の変動は、当業者に既知である。化合物を複数回測定した場合は、平均値を記載する。
2) TDO2酵素アッセイによる化合物のTDO阻害活性試験:
E.coli中で発現させ、均質に精製した、N−末端ヘキサヒスチジンタグを有するアミノ酸19−407を有する組み換えヒトTDOを、100μMのアスコルビン酸、50U/mlのカタラーゼ、0.01%のBSA及び0.01%のTween 20を添加した75mMのリン酸バッファーからなるアッセイバッファー中で、pH7にて、15nMの最終濃度でインキュベートする(Seegersら、JBS 2014の改変プロトコル)。実施例化合物をDMSOで段階希釈し、さらにリン酸バッファーで希釈し、10μMから0.5nMの範囲の最終濃度で反応混合物に添加する。最終DMSO濃度は0.6%である。RTにて30分間プレインキュベーションした後、L−トリプトファンを、アッセイバッファー中に200μMの最終濃度で添加することにより反応を開始する。RTにて30分間インキュベーションした後、3μLの反応混合物を、25μLの脱イオン水を含む深底384ウェルプレートに移す。100%冷メタノール中の200nMのL−トリプトファン−(インドール−d5)を100μl添加し、次いで、4℃にて3220xgで10分間遠心する。次に、75μLの脱イオン水をさらに添加し、次いで、4℃にて3220xgで10分間遠心する。反応生成物であるN’−ホルミルキヌレニン(NFK)をLCMSにより定量し、L−トリプトファン−(インドール−d5)シグナルに対して正規化する。0.6%のDMSO(0%の効果)及びTDO/IDO阻害剤(100%の効果)を含む試料を対照試料として使用して、各化合物の50%阻害濃度(IC50)の決定に必要な非線形回帰のパラメーターを設定する。各化合物濃度について、0%及び100%の効果と比較した活性の百分率を平均±STDEVとして算出する(各濃度について重複して測定を行う。)。IC50値及び曲線を、Dose−Response One Siteモデル203を用いて、XLfitソフトウェア(IDBS)で作成する(4パラメーターロジスティック曲線モデル)。算出されるIC50値は、各日の細胞アッセイ操作により変動するかもしれない。この種の変動は、当業者に既知である。化合物を複数回測定した場合は、平均値を記載する。
3) 細胞アッセイにおける化合物のIDO/TDO阻害活性及び毒性試験
SW48細胞(ATCC、CCL−231)を使用して化合物のTDO阻害活性を測定し、同細胞をDMEM高グルコース/GlutaMAX(登録商標)/ピルベート90%(v/v)、FCS10%(v/v)、ペニシリン/ストレプトマイシン1%(v/v)中に常に維持する。IFNyによる刺激後にIDO1を上方制御するSKOV3細胞(NCI、No.0503405)を用いて化合物のIDO阻害活性を測定する。SKOV3細胞をRPMI90%(v/v)、FCS10%(v/v)、ペニシリン/ストレプトマイ
シン1%(v/v)中に常に維持する。SW48又はSKOV3細胞を、384ウェルプレート中に、それぞれ、1ウェル当たり45μl中に8000細胞又は1ウェル当たり45μl中に4000細胞の密度で播く。プレートを37℃/5%COにて24時間インキュベートする。翌日、段階希釈した10μlの化合物(10μM〜40nMの試験濃度範囲)及び200μMのL−トリプトファンを添加する(SKVO3には、さらに最終濃度50ng/mlのIFNyが添加される。)。37℃/5%COにて24時間インュベートした後、1ウェル当たり3μlの上清を、384ウェル深底プレートの1ウェル当たり25μlのHOに移し、1ウェル当たり25μlの上清を廃棄する(transferred to waste)。1ウェル当たり25μlの上清を残したSKOV3及びSW48細胞プレートをバイアビリティーの測定に使用する(下記参照。)。1ウェル当たり3μlの上清及び25μlのHOを有する384ウェル深底プレートについてさらにLCMSを行う:メタノール中の200nMのL−トリプトファン−(インドール−d5)(Sigma 615862)、100μlを添加した後、384ウェル深底プレートを4℃、3220xgにて10分間遠心し、1ウェル当たり75μlのHOを添加し、4℃、3220xgにて10分間再び遠心する。N−ホルミルキヌレニン及びキヌレニンをLCMSにより定量化し、内部標準L−トリプトファン−(インドール−d5)に対して正規化し、合計を算出する。0.2%のDMSO(0%の効果)及びTDO/IDO阻害剤(100%の効果)を含む試料を対照試料として使用して、各化合物のIC50の決定に必要な非線形回帰のパラメーターを設定する。各化合物濃度について、0%及び100%の効果と比較した活性の百分率を平均±STDEVとして算出する(各濃度について重複して測定を行う。)。IC50値及び曲線を、Dose−Response One Siteモデル203を用いて、XLfitソフトウェア(IDBS)で作成する。算出されるIC50値は、各日の細胞アッセイ操作により変動するかもしれない。この種の変動は、当業者に既知である。化合物を複数回測定した場合は、平均値を記載する。
NFK及びKYN産生の阻害は単に細胞毒性の効果によるものである可能性があるため、バイアビリティーアッセイ(CellTiter−Glo 2.0Luminescent Cell Viability Assay、Promega Catalog # G9243)を並行して行う。CellTiter−Glo試薬を細胞プレートに添加し(25μl/ウェル)、暗所で室温にて15分間インキュベートし、Perkin Elmer製のEnVision Multilabel Readerを取り扱い説明書に従って使用して、発光を測定する。発光シグナルは存在するATP量に比例する。ATP量は存在する生存細胞の数に直接比例する。0.2%のDMSO(0%の効果)及び毒性化合物(100%の効果)を含む試料を対照試料として使用して、非線形回帰のパラメーターを設定する。各化合物濃度について、0%及び100%の効果と比較した活性の百分率を平均±STDEVとして算出する(各濃度について重複して測定を行う。)。Tox IC50値及び曲線を、Dose−Response One Siteモデル203を用いて、XLfitソフトウェア(IDBS)で作成する。算出されるIC50値は、各日の細胞アッセイ操作により変動するかもしれない。この種の変動は、当業者に既知である。化合物を複数回測定した場合は、平均値を記載する。
実施例1〜336の化合物について得られた生物学的試験1及び2の結果を下記の表1に要約する:
Figure 2021510706
Figure 2021510706
Figure 2021510706
Figure 2021510706
Figure 2021510706
Figure 2021510706

Claims (15)

  1. 式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩:
    Figure 2021510706
    (式中、
    Aは、フェニレン又は5〜6員のヘテロアリーレンを表し、当該フェニレン又は5〜6員のヘテロアリーレンは、独立に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、当該置換基は、C1−4−アルキル、ハロゲン又はC3−5−シクロアルキルから独立に選択され;
    nは1又は0を表し;
    は:
    − C1−4−アルキル;
    − −C(R)=C(R)(R)(R、R及びRは、水素、C1−4−アルキル及びC3−5−シクロアルキルから独立に選択されるか;又は、R及びRは、それらが結合する炭素原子とともに、C4−6−シクロアルケニルを形成し、Rは水素を表す。);
    − C1−3−フルオロアルキル;
    − フェニルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が、C1−3−アルキル及びハロゲンから独立に選択される、フェニル;
    − 5員のヘテロアリールであって、未置換であるか又は1個のC1−4−アルキルにより置換された、5員のヘテロアリール;又は、
    − C3−6−シクロアルキルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基がC1−3−アルキル及びハロゲンから独立に選択される、C3−6−シクロアルキル;
    を表し;
    は:
    − フェニル又は6員のヘテロアリールであって、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が:
    −− C1−4−アルキル、シアノ、ニトロ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシ−C1−4−アルキル、C1−3−アルコキシ−C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−3−フルオロアルコキシ、C1−4−アルコキシ、C3−5−シクロアルコキシ、ヒドロキシメチル−シクロプロピル、C1−3−アルキル−カルボニル、C1−4−アルコキシ−カルボニル、アミノ、モルフォリン−4−イル又はモルフォリン−4−イル−メチル;
    −− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、アミノ、C1−4−アルキルアミノ、フェニル又はモルフォリン−4−イルを表す。)を表す。);
    −− −(C=O)−NRN3N4(RN3は水素又はC1−3−アルキルを表し、かつ、RN4は、水素、C1−3−アルキル、C3−5−シクロアルキル、ヒドロキシ−C2−4−アルキル、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル、シアノ−C1−3−アルキル、C3−4−アルケニル、フラニル−C1−3−アルキル、2−ジ−C1−3−アルキルアミノ−C2−3−アルキル又はアリルを表すか;又は、RN3及びRN4は、それらが結合する窒素原子とともに、モルフォリン環を形成する。);
    −− −(NH)−SO−NRS1S2(RS1及びRS2は、独立に、水素又はC1−4−アルキルを表すか;又は、RS1及びRS2は、それらが結合する窒素原子とともに、アゼチジニル、ピロリジニル及びピペリジニルから選択される4〜6員のヘテロシクロアルキルを形成し;pは1又は0を表す。);及び
    −− −OR(Rは、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル、ヒドロキシ−C2−5−アルキル、ジ−ヒドロキシ−C2−5−アルキル、スルファモイル−C2−4−アルキル、ピリジニル−C1−3−アルキル、C1−3−アルキルスルフォニル−C2−4−アルキル、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル、(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル、ベンジル、(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル、ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル、C1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキル、((ヒドロキシ−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルキル、C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3−アルキル又はC1−3−アルキル−カルボニルを表す。);
    から独立に選択される、フェニル又は6員のヘテロアリール;
    − 5員のヘテロアリールであって、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が:
    −− C1−4−アルキル、シアノ、ハロゲン、C1−3−フルオロアルキル、C1−3−フルオロアルコキシ、C1−4−アルコキシ、C3−5−シクロアルコキシ、ヒドロキシメチル−シクロプロピル、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、C1−3−アルキル−カルボニル、C1−4−アルコキシ−カルボニル;
    −− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。);又は、
    −− −OR(Rは、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル、ベンジル又はC1−3−アルコキシ−カルボニル−C1−3−アルキルを表す。);
    から独立に選択される、5員のヘテロアリール;
    − 9〜10員の二環式ヘテロアリールであって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が:
    −− C1−4−アルキル、シアノ、ハロゲン、C1−3−フルオロアルキル、C1−3−フルオロアルコキシ、C1−4−アルコキシ、ヒドロキシメチル−シクロプロピル、モルフォリン−4−イル、モルフォリン−4−イル−メチル、C1−3−アルキル−カルボニル、C1−4−アルコキシ−カルボニル;
    −− NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOはC1−4−アルコキシを表す。)を表す。);又は、
    −− −OR(RはC3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキルを表す。);
    から独立に選択される、9〜10員の二環式ヘテロアリール;又は、
    − 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル、3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[
    d]イソチアゾール−5−イル、1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;
    を表す。)。
  2. Aが、
    Figure 2021510706
    (式中、1個のアステリスク「」はOH基を担持する炭素への結合点を示し;2個のアステリスク「**」はR−(CHへの結合点を示し;XはN又はCHを表し;Rは、水素又はC1−4−アルキル、ハロゲン又はC3−5−シクロアルキルを表す。)を表す、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  3. が、
    − フェニル又は6員のヘテロアリールであって、当該フェニル又は6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が:
    −− C1−4−アルキル、シアノ、ニトロ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシ−C1−4−アルキル、C1−3−アルコキシ−C1−4−アルキル、C1−3−フルオロアルキル、C1−3−フルオロアルコキシ、C1−4−アルコキシ、C3−5−シクロアルコキシ、ヒドロキシメチル−シクロプロピル、C1−3−アルキル−カルボニル、C1−4−アルコキシ−カルボニル、アミノ、モルフォリン−4−イル又はモルフォリン−4−イル−メチル;
    −− −NRN1N2(RN1は水素を表し、RN2は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、アミノ、フェニル又はモルフォリン−4−イルを表す。)を表す。);
    −− −(C=O)−NRN3N4(RN3は、水素又はC1−3−アルキルを表し、かつ、RN4は、水素、C1−3−アルキル、C3−5−シクロアルキル、ヒドロキシ−C2−4−アルキル、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル、シアノ−C1−3−アルキル、C3−4−アルケニル又はフラニル−C1−3−アルキル又はアリルを表すか、又は、RN3及びRN4は、それらが結合する窒素原子とともに、モルフォリン環を形成する。);及び、
    −− −OR(Rは、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル、ヒドロキシ−C2−5−アルキル、ジ−ヒドロキシ−C2−5−アルキル、スルファモイル−C2−4−アルキル、ピリジニル−C1−3−アルキル、C1−3−アルキルスルフォニル−C2−4−アルキル、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル、(C1−3−アルキル−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキル、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル、ベンジル、(ヒドロキシ−C2−4−アルコキシ)−C2−4−アルキル、ピペリジン−1−イル−C1−3−アルキル、(1−メチル−ピペリジン−3−イル)−C1−3−アルキル、(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−C1−3−アルキル、C1−3−アルコキシ−カルボ
    ニル−C1−3−アルキル、((ヒドロキシ−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルコキシ)−C2−3−アルキル、C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3−アルキル又はC1−3−アルキル−カルボニルを表す。);
    から独立に選択される、フェニル又は6員のヘテロアリール;
    − 9〜10員の二環式ヘテロアリールであって、当該9〜10員の二環式ヘテロアリールが未置換である、9〜10員の二環式ヘテロアリール;又は、
    − 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル、3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル、1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;
    を表す、請求項1又は2のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  4. フラグメントR−(CH−が、群I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI又はXIIから選択される、請求項1又は2のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩:
    I. フェニル、4−ヒドロキシ−フェニル、4−クロロ−フェニル、2−メチル−フェニル、3−メチル−フェニル、4−メチル−フェニル、2−メトキシ−フェニル、3−メトキシ−フェニル、4−メトキシ−フェニル、4−エトキシ−フェニル、4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル、4−ベンジルオキシ−フェニル、3−シアノ−フェニル、4−シアノ−フェニル、2−トリフルオロメチル−フェニル、3−トリフルオロメチル−フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、4−イソプロポキシ−フェニル、4−(シクロプロピル−メトキシ)−フェニル、4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル、4−トリフルオロメトキシ−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル)−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル−メチル)−フェニル又は4−(メトキシ−カルバモイル)−フェニル;
    II. 4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−フェニル、4−(3−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−シアノ−4−メトキシ−フェニル、4−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェニル、3−クロロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、4−((メトキシ−カルボニル)アミノ)−フェニル、4−(モルフォリン−4−カルボニル)−フェニル、4−((2−シアノ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−(モルフォリン−4−イル−カルボキサミド)−フェニル、4−(tert−ブチル−カルボキサミド)−フェニル、2−フルオロ−4−(tert−ブトキシ−カルボキサミド)−フェニル、4−(3−エチルウレイド)−3−メトキシ−フェニル、4−(メトキシ−カルボキサミド)−フェニル、4−(3−エチル−ウレイド)−3−メトキシ−フェニル、4−(3−(3−メトキシ−プロピル)−ウレイド)−フェニル、4−(3−ブチル−ウレイド)−フェニル、4−イソブチルアミド−フェニル、4−アセチル−フェニル、4−(テトラヒドロピラン−4−イル−メトキシ)−フェニル、4−((3−フルオロ−オキセタン−3−イル)−メトキシ)−フェニル、4−((3−メチル−オキセタン−3−イル)−メトキシ)−フェニル、4−(オキセタン−3−イル−メトキシ)−フェニル、4−(2−(1−ヒドロキシ−シクロプロピル)−エトキシ)−フェニル、4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−フェニル、4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル)−フェニル、4−(2−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−エトキシ)−フェニル、4−(2−(ピペリジン−1−イル)−エトキシ)−フェニル、4−(テトラヒドロフラン−2−イル−メトキシ)−フェニル、4−(テトラヒドロピラン−4−イル−メトキシ)−フェニル、4−(テトラヒドロピラン−2−イル−メトキシ)−フェニル、4−((2−メトキシ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−(シクロプロピル−カルバモイル)−フェニル、4−(エチル−カルバモイル)−フェニル、4−(3−メトキシプロピル−カルバモイル)−フェニル、4−ウレイド−フェニル、4−アセタミド−フェニ
    ル、4−(メチル−カルバモイル)−フェニル、4−((1−メチル−ピペリジン−3−イル)−メトキシ)−フェニル 4−((2−ヒドロキシ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−(エチル(メチル)カルバモイル)−フェニル、4−((3−ヒドロキシ−プロピル)−カルバモイル)−フェニル、4−カルバモイル−フェニル、4−((フラン−2−イル−メチル)−カルバモイル)−フェニル、4−(アリル−カルバモイル)−フェニル、4−(ジメチル−カルバモイル)−フェニル、4−((2−(ジメチルアミノ)−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−((1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロチオピラン−4−イル)−メチル)−フェニル;
    III. 3−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−クロロ−4−(2−メチル−2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−クロロ−4−(3−メチル−3−ヒドロキシ−ブトキシ)−フェニル、4−(2−メチル−2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、4−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル、3−シアノ−5−メトキシ−フェニル、3−ヒドロキシ−4−シアノ−フェニル、3−ニトロ−4−ヒドロキシ−フェニル、2−クロロ−4−ヒドロキシ−フェニル、2−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−ヒドロキシ−4−クロロ−フェニル、2−ヒドロキシ−4−クロロ−フェニル、3−ヒドロキシ−フェニル、2,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、2,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−トリフルオロメトキシ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−シアノ−4−トリフルオロメトキシ−フェニル、2−トリフルオロメトキシ−4−ヒドロキシ−フェニル、3−メチル−5−ヒドロキシ−フェニル、2−メチル−4−ヒドロキシ−フェニル、3−ヒドロキシ−4−メチル−フェニル、3−メチル−4−ヒドロキシ−フェニル、3−エチル−4−ヒドロキシ−フェニル、4−(ヒドロキシ−メチル)−フェニル、(4−ヒドロキシ−フェニル)−メチル、(2−ヒドロキシ−フェニル)−メチル、3−クロロ−4−アミノ−フェニル、4−(アミノ−カルボニル)−フェニル、4−(メチル−アミノ−カルボニル)−フェニル、(4−(メトキシ−カルボニル)−フェニル)−メチル、(3−(メトキシ−カルボニル)−フェニル)−メチル、4−(メチル−カルボキサミド)−フェニル、4−(フェニル−カルボキサミド)−フェニル、4−(イソプロピル−カルボキサミド)−フェニル、3−クロロ−4−(イソプロピル−カルボキサミド)−フェニル、4−(tert−ブトキシ−カルボキサミド)−フェニル、3−ヒドロキシ−4−メトキシ−フェニル、3−クロロ−4−メトキシ−フェニル、3−クロロ−4−エトキシ−フェニル、3−フルオロ−4−メトキシ−フェニル、3−ブロモ−4−メトキシ−フェニル、3−ヨード−4−メトキシ−フェニル,3−クロロ−4−メトキシ−5−フルオロ−フェニル、3−クロロ−4−メトキシ−6−フルオロ−フェニル、3,6−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル、2−フルオロ−3−クロロ−4−メトキシ−フェニル、2,6−ジメチル−4−メトキシ−フェニル、3−クロロ−4−(シクロプロピル−メトキシ)−フェニル、3−エチル−4−ヒドロキシ−フェニル、4−(メチル−メトキシ)−フェニル、3−ヒドロキシ−5−トリフルオロメチル−フェニル、2−トリフルオロメチル−4−ヒドロキシ−フェニル、3,4−ジメトキシ−5−シアノ−フェニル、4−((2−ジメチルアミノ−エトキシ))−フェニル、4−(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エトキシ)−エトキシ)−フェニル、3−クロロ−4−((3−フルオロ−オキセタン−3−イル)−メトキシ)−フェニル、4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル、4−(ピリジン−2−イル−メトキシ)−フェニル、4−(エトキシ−カルボニル−メトキシ)−フェニル、4−((2−ヒドロキシ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−((2−メトキシ−エチル)−カルバモイル)−フェニル、4−((3−ヒドロキシ−プロピル)−カルバモイル)−フェニル、4−(アリル−カルバモイル)−フェニル、4−(アリル−カルバモイル)−フェニル、4−(ジメチル−カルバモイル)−フェニル、4−(N−メチル−N−エチル−カルバモイル)−フェニル、3−フルオロ−4−ベンジルオキシ−フェニル、4−スルファモイル−フェニル、4−(メチル−スルファモイル)−フェニル、4−(エチル−スルファモイル)−フェニル、4−(ジメチル−スルファモイル)−フェニル、4−(ジエチル−スルファモイル)−フェニル、4−((メチル−スルファモイル)−アミノ)−
    フェニル、4−(2−メタンスルフォニル−エトキシ)−フェニル、4−(スルファモイル−プロポキシ)−フェニル、4−(2−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−エトキシ)−フェニル;
    IV. 6−メトキシ−ピリジン−3−イル、5−フルオロ−6−メトキシ−ピリジン−3−イル、6−メトキシ−5−メチル−ピリジン−3−イル、2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル、5,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル、5,6−ジメトキシ−ピリジン−2−イル、5−クロロ−6−エトキシ−ピリジン−3−イル、6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−3−(メトキシ−カルボニル)−ピリジン−5−イル、5−クロロ−6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル、6−エトキシ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル、6−(メトキシ−カルボニル−メトキシ)−ピリジン−3−イル、6−メトキシ−5−(メトキシカルボニル)−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−ピリミジン−5−イル、2−エトキシ−ピリミジン−5−イル、2,4−ジメトキシ−ピリミジン−5−イル、2−ベンジルオキシ−ピリミジン−5−イル、2−シクロブトキシ−ピリミジン−5−イル、3,6−ジメトキシ−ピリダジン−4−イル又は6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ピリジン−3−イル;
    V. ピリジン−3−イル、4−メトキシ−ピリジン−3−イル又は3−クロロ−4−ブロモ−ピリジン−2−イル;
    VI. ピラゾール−4−イル、1−メチル−ピラゾール−4−イル、ピリミジン−5−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル又は6−エトキシ−ピリジン−3−イル;
    VII. インドール−4−イル、インドール−5−イル、インドール−6−イル、インドール−7−イル、キノリン−4−イル、キノリン−5−イル、イソキノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル又はイソキノリン−8−イル;
    VIII. 1H−インダゾール−5−イル、3−クロロ−1H−インダゾール−6−イル又は1−メチル−1H−インダゾール−7−イル;
    IX. ベンジル;
    X. 2,3−ジヒドロ−[1,4]ベンゾジオキサン−6−イル;
    XI. 1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン−5−イル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル;及び、
    XII. 3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル、1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル。
  5. nが0を表す、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  6. が:
    − C1−4−アルキル;
    − ビニル、1−メチル−ビニル又は1−プロペニル;
    − C1−3−フルオロアルキル;又は、
    − C3−6−シクロアルキルであって、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、当該置換基が、C1−3−アルキル又はフッ素から独立に選択される、C3−6−シクロアルキル;又は、
    − フェニルであって、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基が、C1−3−アルキル及びハロゲンから独立に選択される、フェニル;
    を表す、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  7. Aが、
    Figure 2021510706
    (1個のアステリスク「」は、OH基を担持する炭素への結合点を示し;2個のアステリスク「**」はR−(CHへの結合点を示し;Rは、水素又はC1−3−アルキルを表す。);を表し;
    nが0を表し;
    が、
    − C1−3−アルキル;
    − −C(R)=C(R)(R)(R、R及びRは、独立に、水素及びメチルから選択される。);
    − C1−3−フルオロアルキル;
    − 未置換であるか又は1個のハロゲンにより置換されたフェニル;又は、
    − 未置換であるか又は1個のメチル若しくはハロゲンにより置換されたシクロプロピル;
    を表し;
    が、
    − フェニルであって、未置換であるか、1,2又は3個の置換基により置換され、1個の置換基が、独立に、
    −− −OR(Rは、水素、C1−3−アルキル、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル、ヒドロキシ−C2−5−アルキル、C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル、オキセタン−3−イル−C1−3−アルキル、(フルオロ−オキセタン−3−イル)−C1−3−アルキル、ヒドロキシ−C3−5−シクロアルキル−C1−3−アルキル、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキル、C1−3−フルオロアルコキシ−C2−3−アルキル又はベンジルを表す。);又は、
    −− −NRN1N2(RN1は水素を表し;RN2は、水素又は−(C=O)−RCO(RCOは、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ又はフェニルを表す。)を表す。);
    を表し、
    当該1個の置換基は、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位において当該フェニルに結合し、存在する場合には、当該フェニル環の任意のさらなる置換基は、独立に、ハロゲン、シアノ又はニトロを表す、フェニルを表す;
    請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  8. −(CH−A−が結合する不斉炭素原子が、式(II)に示す絶対配置を有する
    Figure 2021510706
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  9. (2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロペンチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−o−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−m−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−p−トリル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;(1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−エトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−イソプロポキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    3−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    [1−(4−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イルメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリミジン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−2−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メ
    タノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−5−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−8−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−キノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;及び(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  10. [1−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロ
    キシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸
    メチルエステル;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    3−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    (1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    {1−[4−(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (4−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸
    メチルエステル;
    [1−(1H−インドール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    3−{4−[ヒドロキシ−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゾニトリル;
    (1−イソキノリン−4−イル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (1−ベンジル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [2−(3−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−エトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ニコチン酸 メチルエステル;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−5−メチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(5−クロロ−6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(5−クロロ−6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ピリジン−2−イルオキシ)−酢酸 メチルエステル;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−エトキシ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(6−ベンジルオキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ピリジン−3−イル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5−フルオロ−6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(5,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−イソプロポキシ−ピリジン−3−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(2−シクロブトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,4−ジメトキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(2−ベンジルオキシ−ピリミジン−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イ
    ル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3,6−ジメトキシ−ピリダジン−4−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    [2−(1−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド;
    (2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
    (S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミド;
    (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノン;
    モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミド;
    N−シクロプロピル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ
    −プロピル)−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンズアミド;
    N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素;
    N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド;5−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン;
    1−エチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−尿素;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−モルフォリン−4−イル−メタノン;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド;
    N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
    モルフォリン−4−カルボン酸 (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−アミド;
    1−ブチル−3−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミド;
    N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド;
    N−シクロプロピル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−メトキシ−プロピル)−ベンズアミド;
    N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
    N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;N−アリル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;N−(2−シアノ−エチル)−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−尿素;
    (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル;
    (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−トリフルオロメチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリル;
    2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エタノール;
    3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
    3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
    2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エタノール;
    1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール;
    4−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
    3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール;
    1−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノール;
    1−[2−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エチル]−シクロプロパノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1−メチル−ピペリジン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1l6−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,6−ジフルオロ−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−フルオロ−フェノール;
    (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
    ビフェニル−4−イル−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    ビフェニル−3−イル−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
    (2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(2−フェニル−チアゾール−5−イル)−メタノール;
    (2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(3−フェニル−イソオキサゾール−5−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(2−フェニル−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    3−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−ピリジン−3−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(4−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(3−フェニル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−メトキシ−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−ピリジン−4−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−チアゾール−2−イル)−メタノール;
    2−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル;
    4−{5−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−チオフェン−2−イル}−ベンゾニトリル;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−フェニル−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−(1H−インドール−5−イル)−チオフェン−2−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−イソキ
    ノリン−4−イル−チオフェン−2−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−フェニル−1H−イミダゾール−4−イル)−メタノール;
    [2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;及び[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  11. (4−{4−[(R)−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 メチルエステル;
    (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    1−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール;
    (R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(5−メチル−1−フェニル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    6−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オン;
    (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
    6−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3H−ベンゾオキサゾール−2−オン;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンズアミド;
    1−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェニル)−3−エチル−尿素;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド;
    N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
    1−ブチル−3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−
    フェニル)−尿素;
    N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−フラン−2−イルメチル−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−N−メチル−ベンズアミド;
    N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
    N−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
    N−アリル−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンズアミド;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンズアミド;
    3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メトキシ−ベンゾニトリル;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,3−ジメトキシ−ベンゾニトリル;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ベンゾニトリル;
    [1−(4−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    2−{2−[2−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−エトキシ]−エトキシ}−エタノール;
    (S)−3−(4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール;
    (S)−3−(4−{4−[(S)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−
    (ピリジン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(2−メタンスルフォニル−エトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    3−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−スルフォン酸 アミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−メチル−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメチル−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−トリフルオロメトキシ−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノール;
    3−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメトキシ−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−トリフルオロメチル−フェノール;
    3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メトキシ−フェノール;
    2−クロロ−5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−メチル−フェノール;
    3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−フェノール;
    3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−
    ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−5−メチル−フェノール;
    5−クロロ−2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
    N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−アセタミド;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−メチル−ベンゼンスルフォンアミド;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール;
    N−(4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−ベンズアミド;
    (4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−酢酸 エチルエステル;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−エチル−フェノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ヒドロキシ−ベンゾニトリル;
    (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸
    tert−ブチルエステル;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼンスルフォンアミド;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−
    4−イル}−メタノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジエチル−ベンゼンスルフォンアミド;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N−エチル−ベンゼンスルフォンアミド;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−N,N−ジメチル−ベンゼンスルフォンアミド;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−{1−[4−(ピロリジン−1−スルフォニル)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−メタノール;
    N,N−ジエチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;
    N−エチル−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−ベンゼンスルフォンアミド;
    (4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−3−フルオロ−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
    N−(4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
    5−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−ピラゾール−1−イル}−2−メトキシ−ベンゾニトリル;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2−ニトロ−フェノール;(4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1H−インダゾール−5−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(1−メチル−1H−インダゾール−7−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノー
    ル;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−((N−メチルスルファモイル)アミノ)−ベンゼン;
    [2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(3−クロロ−1H−インダゾール−6−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−(シクロペンタ−1−エニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−ピリジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−メチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(2−メチル−プロペニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(プロパ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;[1−(3−クロロ−4−シクロプロピルメトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    {1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
    4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
    4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−ヒドロキシ−(2−フェニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
    (2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;[2−((E)−2−シクロプロピル−ビニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[((E)−2−(ペンタ−1−エニル))−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    [1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール

    [1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    [5−tert−ブチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    3−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
    (R)−{1−[3−クロロ−4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    4−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
    [1−(4−アミノ−3−クロロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−エチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−イソプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−シクロプロピル−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (R)−{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    1−(2−クロロ−4−{4−[(R)−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール;
    N−(2−クロロ−4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェニル)−イソブチルアミド;
    (2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [2−(2−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(3−クロロ−5−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−
    メタノール;
    [1−(3−ブロモ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−ヨード−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(3−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    4−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
    3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステル;
    [1−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(3−クロロ−4−エトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−安息香酸 メチルエステル;
    3−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール;{1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    3−(2−クロロ−4−{4−[ヒドロキシ−(2−イソプロペニル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
    4−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール;
    4−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール;2−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イルメチル}−フェノール;(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5
    ,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
    4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
    4−[2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−2−メチル−ブタン−2−オール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−ヒドロキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−(1−{4−[2−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−エトキシ]−フェニル}−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−メタノール;
    3−[2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オール;
    3−[2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノキシ]−プロパン−1−オール;
    {1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    {1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    {1−[3−クロロ−4−(3−フルオロ−オキセタン−3−イルメトキシ)−フェニル]−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル}−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    3−(2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノキシ)−プロパン−1−オール;
    [1−(2,5−ジフルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    [1−(4−ベンジルオキシ−3−フルオロ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メタノール;
    2−クロロ−4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−フェノール;
    2−クロロ−4−(4−{ヒドロキシ−[2−(1−メチル−シクロプロピル)−イミダ
    ゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
    2−クロロ−4−(4−{[2−(cis−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシ−2−メチル−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(3−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    2−クロロ−4−(4−{[2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
    2−クロロ−4−(4−{[2−(1,1−ジフルオロ−エチル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−ヒドロキシ−メチル}−[1,2,3]トリアゾール−1−イル)−フェノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[1−(4−メトキシメチル−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    4−{4−[(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノール;
    4−{4−[(2−エチル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−ヒドロキシ−メチル]−[1,2,3]トリアゾール−1−イル}−2,5−ジフルオロ−フェノール;
    [1−(5−クロロ−2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−(2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−メタノール;
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−ヨード−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    [2−(トランス−2−フルオロ−シクロプロピル)−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル]−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;及び
    (2−シクロプロピル−イミダゾ[5,1−b]チアゾール−3−イル)−[5−フルオロ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−メタノール;
    からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物を有し、さらに少なくとも1種の薬学的に許容される担体を有する医薬組成物。
  13. 癌の治療及び/又は予防において使用するための、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物であって、当該化合物が、1又は2種以上の化学療法剤及び/又は放射線療法及び/又は標的療法と組み合わせて使用される、化合物。
  14. 医薬として使用するための、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
  15. 癌の予防及び/又は治療において使用するための、請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の化合物。
JP2020538886A 2018-01-15 2019-01-14 インドールアミン 2,3-ジオキシゲナーゼ及び/又はトリプトファン 2,3-ジオキシゲナーゼの阻害剤 Active JP7217279B2 (ja)

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