JP2021510632A - ワイヤ成形ユニット及びワイヤ成形ユニットを有する溶接トーチ - Google Patents

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Abstract

コンタクトスリーブを有する溶接トーチ内にワイヤ成形ユニットにより確実な一定の接触を達成し、他方でワイヤ成形のために摩擦力を低減するために、ワイヤ成形ユニット(1)内に、玉軸受支承された3つのローラ(4a,4b,4c)が、溶接トーチ(10)の縦方向(x)に相前後して配置され、ワイヤ成形ユニット(1)を経る溶接ワイヤ(3)用のジグザグ状の経路を形成するために、縦方向(x)に見て中央のローラ(4b)が、ワイヤ成形ユニット(1)内で、縦方向(x)に見て外側の両ローラ(4a,4c)に対して、縦方向(x)に対して横の横方向(y)に横オフセット(V)の分だけオフセットして配置され、外側の両ローラ(4a,4c)の間の中心距離(A)が、縦方向(x)に見て最大35mm、好ましくは最大30mm、非常に特に好ましくは最大20mmである。

Description

本発明は、コンタクトスリーブを有する溶接トーチ用の溶接ワイヤを成形するためのワイヤ成形ユニットと、このようなワイヤ成形ユニットを備えたコンタクトスリーブを有する溶接トーチに関する。
溶融電極による溶接プロセスは、よく知られている。この場合、溶接ワイヤ送りユニットにより溶接ワイヤを、電位を印加されるコンタクトスリーブを内部に配置した溶接トーチに供給することによって、溶接ワイヤ自身を電極として使用することも知られている。溶接ワイヤは、溶接トーチを経て送られる際にコンタクトスリーブに接触し、これにより、電気回路が、溶接ワイヤと溶接すべきワークピース(これは、通常は接地電位にある)の間に形成される溶接アークを介して閉じられた時に、電気溶接電流がコンタクトスリーブを介して溶接ワイヤを経て流れることができる。このような溶接プロセスのための例は、溶接箇所に付加的に更にシールドガスが供給される金属不活性ガス溶接(MIG)及び金属活性ガス溶接(MAG)である。
溶接の品質に対する重要な要因は、このような溶接プロセスではコンタクトスリーブと溶接ワイヤの間の接触である。この場合、一方では、確実な電気的接触を達成するために、十分に高い接触力が必要である。加えて、溶接ワイヤとコンタクトスリーブの間の接触点は、できるだけ同じままにすべきである。接触力及び/又は接触点が変化すると、接触抵抗の不制御変動が生じることがあり、これが、更にまた、流れる溶接電流及び溶接アークの不制御変動を生じさせる。これは、溶接の品質を悪化させる。
接触のため、主としてコンタクトスリーブへの溶接ワイヤの供給が重要である。溶接ワイヤは、通常は溶接ワイヤリール上又は溶接ワイヤバレル内に巻かれ、溶接ワイヤ送りユニットを介して溶接トーチに供給される。溶接ワイヤを巻くことにより、溶接ワイヤは、所定のドレッシング、即ち所定の曲げ状態を有する。更に、ホースパックこのホースパックを経て溶接ワイヤが溶接トーチに供給される−により、ドレッシングが変えられることもある。何故なら、ホースパックは、任意の位置にあり得るからである。溶接ワイヤの不制御のドレッシング及び位置(整向)により、溶接トーチ内での溶接ワイヤの接触点及び接触力は、制御することができず、これから、前記の問題が生じることがある。特に、ホースパックに対する溶接トーチの相対位置は、コンタクトスリーブ内での溶接ワイヤの整向を変えることもある。これは、溶接トーチが溶接ロボットに配置され、溶接ロボットが、溶接をするために溶接トーチの空間的位置を変える場合がそうである。
従って、溶接ワイヤのドレッシングを変えるために、従来技術により既にワイヤ成形ユニットが使用される。このため、溶接ワイヤに他のドレッシングを与えるために、溶接ワイヤの塑性変形が必要である。
西独国特許出願公開第1 923 995号明細書には、例えば、溶接ワイヤ送りユニットの前に溶接ワイヤを真直ぐに矯正するための装置が記載されている。この装置は、3つのローラから成り、外側の2つのローラは、溶接ワイヤの縦軸に沿うように整向され、その間に配置された第3のローラは、縦軸に対して横方向に変位させられているので、装置を通過する際に溶接ワイヤに曲率が与えられる。付加的に、装置は、縦方向を中心として回転させられる。ローラ及びローラの回転により導入された曲率は、溶接ワイヤリール上の溶接ワイヤの曲率を相殺し、溶接ワイヤを真直ぐに矯正する。この場合、溶接ワイヤが、非常に長くなり得るホースパック内で再び不制御のドレッシングを受けることがあり、これにより、コンタクトスリーブ内での接触を確実に改善することができないことが問題である。ワイヤドレッシングは、ホースパック内での必要な最小の曲げ作業に適合し、これにより、溶接トーチと関係ない。これにより、より少ないワイヤドレッシングが達成されたにもかかわらず、どのように溶接ワイヤが溶接トーチから出るか−これは、溶接の位置を不定にする−予測することもできず、コンタクトスリーブ内での溶接ワイヤの接触点を予想することもできず、これが、接触を不定にする。
ワイヤを成形するための同様の装置を、米国特許第4,074,105号明細書は示すが、この場合、この装置は、溶接トーチのより近くに配置されている。ワイヤ成形ユニットの回転により、適切にドレッシングがワイヤに導入されるが、このドレッシングは、溶接トーチから出る溶接ワイヤが螺旋状に回転することを生じさせる。同じ回転を、溶接トーチはコンタクトスリーブ内でも実施するが、これにより、コンタクトスリーブ内の接触点が一定でなく、コンタクトスリーブ内の接触に関する前記問題が再び生じ得る。
更に、溶接トーチ内の溶接ワイヤを案内及び整向するために、ガイド装置を配置した溶接トーチも知られている。その一例が、所定のドレッシングをされて供給された溶接ワイヤを真直ぐに矯正するアダプタを配置した溶接トーチを示す西独国実用新案第298 80 112号明細書である。この場合、矯正の程度は、アダプタの長さに影響を受け、著しい滑り摩擦力を生じさせ得る。コンタクトスリーブの前での溶接ワイヤの矯正により、確かに溶接ワイヤの容易な導入が達成されるが、これにより、確実な接触は、達成することができない。何故なら、これによりコンタクトスリーブ内の接触点が不定となるからである。高い滑り摩擦力は、より高いワイヤ送り力を必要とし、溶接ワイヤの移送は、制限されたワイヤ移送周波数でしか行なうことができない。
米国特許第2009/0152255号明細書は、供給された溶接ワイヤのドレッシングが変化するにもかかわらず、また(溶接トーチの移動に基づいて)溶接トーチ内の溶接ワイヤの傾倒又は回転が可能であるにもかかわらず、コンタクトスリーブ内での確実な一定の接触を達成することができる、コンタクトスリーブを有する溶接トーチを示す。これは、溶接トーチ内に3つの曲げ箇所が溶接ワイヤのために設けられていることによって達成される。1つの曲げ箇所は、溶接トーチ内の一部に溶接ワイヤが当接する箇所である。これにより、曲げ箇所は、溶接ワイヤにとって、傍らを溶接ワイヤが案内される支持体として機能する。曲げ箇所は、縦方向に対して横に互いにオフセットされているので、溶接ワイヤは、溶接トーチを通過するときに曲げを受ける。この場合重要であるのは、第3の曲げ箇所がコンタクトスリーブ内に形成され、これにより、接触力が、供給される溶接ワイヤのドレッシングに依存しないことである。第3の曲げ点がコンタクトスリーブ内に形成されることにより、確かに、接触力を高め、接触を改善するこができるが、これにより、比較的高い摩擦力が溶接ワイヤとコンタクトスリーブの間に生じ、これが、更にまた、溶接トーチを経て移送するために必要な溶接ワイヤ用の送り力を増大させる。これにより、高動的なワイヤ移送を有する溶接プロセスは、ほとんど実施可能でない。加えて、このワイヤ成形により、確かにコンタクトスリーブ内の接触点を高い接触力で達成することができるが、これにより、接触点の正確な位置は、溶接ワイヤの曲率方向は不定のままであるので、可能であっても困難を伴ってしか制御することができない。
欧州特許出願公開第3 088 117号明細書は、溶接トーチの前で溶接ワイヤを真直ぐに矯正するための装置を示す。この装置は、互いにオフセットして配置されたそれぞれ5つのローラを有する2つのローラ群を有し、これらローラの間に、溶接ワイヤがジグザグ状に通される。付加的に、両ローラ群のローラの回転軸は、90°だけ互いにオフセットされている。ローラ群内には、溶接ワイヤを真っ直ぐに矯正するために、溶接ワイヤの3つの偏向部がある。この装置は、溶接トーチ内での溶接ワイヤとコンタクトスリーブの確実な接触のために、それ自身不適である。何故なら、溶接ワイヤは、コンタクトスリーブ内の接触点の位置及び接触力を決定するために所定の曲率を必要とするからである。加えて、溶接トーチの前で真直ぐに矯正するための装置は、溶接ロボット上に配置されているので、装置と溶接トーチの間の溶接ワイヤには、ロボットアームの運動により再び不制御にドレッシングを与えることがある。従ってまた、これにより、溶接トーチのコンタクトスリーブ内の信頼性のある接触点又は信頼性のある接触力は不可能である。
西独国特許出願公開第1 923 995号明細書 米国特許第4,074,105号明細書 西独国実用新案第298 80 112号明細書 米国特許第2009/0152255号明細書 欧州特許出願公開第3 088 117号明細書
従って、本発明の課題は、一方で確実な一定の接触が達成され、他方でワイヤ成形用の摩擦力が低減されるように、コンタクトスリーブを有する溶接トーチを改善することにでる。
この課題は、ワイヤ成形ユニット内に、玉軸受支承された3つのローラが、溶接トーチの縦方向に相前後して配置され、ワイヤ成形ユニットを経る溶接ワイヤ用のジグザグ状の経路を形成するために、縦方向に見て中央のローラが、ワイヤ成形ユニット内で、縦方向に見て外側の両ローラに対して、縦方向に対して横の横方向に横オフセットの分だけオフセットして配置され、外側の両ローラの間の中心距離が、縦方向に見て最大35mm、好ましくは最大30mm、非常に特に好ましくは最大20mmであること、によって解決される。玉軸受支承により、ワイヤ成形ユニット内の摩擦力は、十分に最小化される。一方で、事前設定した中心距離により、必要なドレッシングを小さい横オフセットで達成できることが得られ、これが、外形を低減する。これにより、同時に、外側の両ローラでの必要な偏向は、溶接ワイヤの更なる搬送中に、不所望の更なる塑性変形により中央のローラでのドレッシングが部分的に又は完全に再び相殺されるほど大きくならないことを保証することができる。
ドレッシングの最適な結果のため、横オフセットは、溶接ワイヤに依存して、好ましくは溶接ワイヤ直径及び/又は溶接ワイヤ材料に依存して設定される。
少なくとも1つのローラが、相並んで配置された2つの玉軸受に支承されている場合は、軸受力を低減することができ、これが、更にまたより小さい玉軸受を使用することを可能にする。これにより、ワイヤ成形ユニットの外形をさらに低減することができる。
コンタクトスリーブを有する溶接トーチ内で、ワイヤ形成ユニットは、溶接トーチに対して相対的な所定の固定された設置位置に配置されている。これにより、溶接トーチ内でのドレッシングされた溶接ワイヤの所定の向きを保証することができ、これにより、コンタクトスリーブ内での溶接ワイヤの接触を改善することができる。付加的に、いわゆる工具中心点(TCP)が限定的に設定されるので、一定の溶接品質が保証されている。その結果、溶接プロセス中の溶接ワイヤ端とTCPの一定の所定の位置に基づいて、溶接ワイヤ端とワークピースにおけるTCPとの間で発光する安定したアークが得られる。
溶接トーチはトーチ本体を備えることができ、ワイヤ成形ユニットはトーチ本体内に配置することができる。トーチ本体が、ワイヤ送りユニットを有するか、ワイヤ送りユニットとして形成されている場合、ワイヤ成形ユニットは、有利にはワイヤ送りユニット内に配置することもできる。
溶接トーチは、トーチネックを有することができ、このトーチネックの自由端に、コンタクトスリーブを有するトーチヘッドが配置され、他端が、コネクタを介してトーチ本体又はホースパックに結合され、ワイヤ成形ユニットは、トーチネック又はコネクタ内に配置することができる。
溶接トーチは、ホースパックカップリングを介してホースパックに結合することができ、ワイヤ成形ユニットは、ホースパックカップリング内に配置することができる。
溶接トーチに、溶接ロボットに対するロボットコネクタを配置することができ、ワイヤ成形ユニットは、このロボットコネクタ内に配置することができる。
これにより、ワイヤ成形ユニットは、小さい外形に基づいて、様々な方法で溶接トーチ内に配置することができ、これが、非常に柔軟な使用を可能にする。
本発明を、以下で、本発明の有利な実施形態を模範的、概略的及び非限定的に示す図1〜8を参照して詳細に説明する。
本発明によるワイヤ成形ユニットの有利な実施形態を経る断面図 本発明によるワイヤ成形ユニットの有利な実施形態を経る断面図 ワイヤ成形ユニットのローラの中心距離及び横オフセットによる所望のドレッシングの発生 ワイヤ成形ユニット内での溶接ワイヤの適切なドレッシング 溶接トーチ内でのワイヤ成形ユニットの模範的な配置 溶接トーチ内でのワイヤ成形ユニットの可能な設置場所 ワイヤ成形ユニット内の玉軸受支承されたローラの可能な構成 ワイヤ成形ユニット内の玉軸受支承されたローラの可能な構成
図1に、本発明によるワイヤ成形ユニット1を経る断面が側面図(A−A断面)で図示され、図2に、断面にしたワイヤ成形ユニット1が平面図(B−B断面)で図示されている。ワイヤ成形ユニット1内に、実質的に溶接ワイヤ3の移動方向に一致する縦方向x(移動矢印により示した)に溶接ワイヤ3を通すための一貫した通路2が設けられている。しかしながら、通路2は、当然、図1及び2に図示したよりも明らかに大きく形成することもできる。例えば、ワイヤ成形ユニット1は、中空ハウジングとして形成することができ、キャビティ全体が通路2を形成する。但し、溶接ワイヤ3を通すためには、溶接ワイヤ3を狭い通路2内に案内することが有利であり得る。通路2は、いずれにしても、好ましくは、生じ得る摩擦力を回避するために、溶接ワイヤ3が、通過時にどの箇所にも通路2の通路壁に接触しないように大きく形成されている。
ワイヤ成形ユニット1内には、更に3つのローラ4a,4b,4cが縦方向xに相並んで配置され、これらローラを介して溶接ワイヤ3が案内されている。3つのローラ4a,4b,4cは、玉軸受5a,5b,5cにより玉軸受支承されて回転可能に配置されている。溶接ワイヤ3は、ローラ4a,4b,4cの転動面6a,6b,6cに当接する。このため、縦方向xに見て外側の両ローラ4a,4cとその間に位置する中央のローラ4bは、縦方向xに対して横の横方向yに互いにオフセットされて配置されているので、溶接ワイヤ3は、外側の両ローラ4a,4cの転動面6a,6cと中央のローラ4bの転動面6bとの間を通される。外側の両ローラ4a,4cの方向の中央のローラ4bの横オフセットVにより、3つの偏向点7a,7b,7cを有するワイヤ成形ユニット1を経る溶接ワイヤ3のジグザグ状の経路が得られ、これら偏向点で、溶接ワイヤ3が成形される。第1の偏向点7aは、第1のローラ4aと溶接ワイヤ3の間に得られ、第2の偏向点7bは、第2のローラ4bと溶接ワイヤ3の間に得られ、第3の偏向点7は、第1のローラ4aと溶接ワイヤ3の間に得られる。横オフセットVにより、外側の両ローラ4a,4cの偏向点7a,7cと中央のローラ4bの偏向点7bが対向して配置されている。各偏向点7a,7b,7cで、溶接ワイヤ3は、相前後してそれぞれ互いに異なる方向に曲げられ、これにより、ジグザグ状の経路が得られ、それにより、溶接ワイヤ3に所望のドレッシングを、即ち狭い限度内で所定の曲率半径を与える塑性変形を受ける。ワイヤ成形ユニット1の前の溶接ワイヤ3の予曲率により不定のワイヤドレッシングは、ワイヤ成形ユニット1内での塑性変形に基づいて限定的に低減され、これにより、ワイヤ成形ユニット1の後の溶接ワイヤ3の曲率に僅かな影響しか及ぼさない。
横オフセットVは、溶接ワイヤ3が確かに3つのローラ4a,4b,4cの転動面6a,6b,6cに当接するが、横方向yには変形されない溶接ワイヤ3の中立位置(図1に破線で示した)から離れて測定され、従って、溶接ワイヤ3は、中立位置で、偏向点7a,7b,7cにおいて曲げられることなく、縦方向xにワイヤ成形ユニット1を真直ぐに通過する。外側の両ローラ4a,4cの方向の中央のローラ4bの横オフセットVにより、ワイヤ成形ユニット1を経る溶接ワイヤ3のジグザグ状の経路が得られる。
溶接ワイヤ3の所望のドレッシングのために必要な塑性変形は、中央のローラ4bの横オフセットVを介して設定される。横オフセットVが大きいほど、中央のローラ4b上を走行する溶接ワイヤ3の曲率が大きくなる。弾性限度を超えるため、塑性変形に対して、所定の限界曲率が必要である。この限界曲率は、第1に溶接ワイヤ3の直径及び/又は溶接ワイヤ材料に依存し、既知であると仮定することができる。しかしながら、これから、所望のドレッシングを確実に達成するために、横オフセットVは、異なる溶接ワイヤ直径及び/又は異なる溶接ワイヤ材料に適合されるべきであることが、直接的にわかる。これは、中央のローラ4bを横方向yに調整可能に配置することによって又は異なる溶接ワイヤ3のために異なるワイヤ成形ユニット1を設けることによって行うことができる。後者の場合、ワイヤ成形ユニット1の外形寸法は、好ましくは等しい。
塑性変形に必要な曲率を達成するため、外側の両ローラ4a,4cの回転軸の間の縦方向xの中心距離Aは、最大35mm、好ましくは最大30mm、非常に特に有利には最大20mmである。この最大中心距離Aは、図3により説明するように、確かにより大きい中心距離が可能であるが、この中心距離が著しい欠点を生じさせることがわかったので、重要である。図3には、3つのローラ4a,4b,4cを有する第1のローラ配置が示されているが、外側の両ローラ4a,4cは、第1の中心距離A1を備える。溶接ワイヤ3の必要な曲率(曲率半径R)を設定するため、第1の横オフセットV1が必要である。これから、外側のローラ4a,4cの一方における縦方向xと溶接ワイヤ3の間に角度α1があることがわかる。中心距離が増大されると、溶接ワイヤ3の同じ曲率(曲率半径R)を設定するために、より大きい横オフセットV2が必要である。これから、一方の外側のローラ4a,4cと縦方向xの間に大きい角度α2があることもわかる。より大きい中心距離A2とより大きい横オフセットV2により、ワイヤ成形ユニット1は、一方で当然より大きい外形を有することになる。これは、以下で更に説明するように、ワイヤ成形ユニット1を好ましくは溶接トーチの領域内又はそれどころか溶接トーチ内に配置すべきであると考えられる場合に、特に不利である。しかしながら、外側のローラ4a,4cと縦方向xの間のより大きな角度a2によって、ワイヤを縦方向xに更に移送するためには、事前設定した通路2に対して、必然的に更にまたより大きい偏向が外側の両ローラ4a,4cにおいて必要になる。これにより、第1及び第3の偏向点7a,7cにおける溶接ワイヤ3の逆曲率(図3の逆曲率半径R1)が大きくなり、これは、更にまた、溶接ワイヤ3の目標のドレッシングを中央のローラ4bでの塑性変形により再び完全に又は部分的に無効にすることができる溶接ワイヤ3の塑性変形を生じさせることができる。従って、ドレッシングを与えるための溶接ワイヤ3の所望の塑性変形は、中央のローラ4bにおいて、その外側の両ローラ4a,4cに対する横オフセットVにより行なわれる。外側の両ローラ4a,4cにおいて、逆曲率により、溶接ワイヤ3の塑性変形、少なくとも高すぎる塑性変形は行なわれるべきではない。従って、逆曲率半径R1は、溶接ワイヤ3の更なる塑性変形を防ぐ又は少なくとも十分に制限するために、小さすぎにならないようにすべきである。この場合、逆曲率半径R1が曲率半径Rの少なくとも2倍であり、これが、横オフセットVによる変形の最大50%の逆変形を生じさせる場合が、有利であるとわかった。このようにして、中央のローラ4bでの塑性変形が支配的になり、適切なドレッシングを制御することができる。
これにより、本発明によるワイヤ成形ユニット1は、横オフセットVによる塑性変形により溶接ワイヤ3に所定の方向の曲率(ドレッシング)を与えるために、中央のローラ4bに変形領域を有する。更に、ワイヤ成形ユニット1は、2つの逆変形領域を外側の両ローラ4a,4cに有し、これらローラにおいて、溶接ワイヤ3が、通路2内のガイドによって偏向され、反対方向の逆変形を受ける。これは、弾性又は塑性であり得、塑性変形の場合には、逆変形は、中央のローラ4bでの変形の最大50%を成す。
これは、簡単な例で説明することができる。通路幅b=5mm(図3に破線で示した)の通路2を想定する。溶接ワイヤ直径d=1mmを有する溶接ワイヤ3は、ワイヤ成形ユニット1内で、ε=1%の塑性変形(伸び)を受ける。伸びは、周知のように、曲率半径Rに対する溶接ワイヤ3の半径の比(ε=d/2/R)である。これにより、50mmの曲率半径Rが必要になる。中心距離A1=20mmの場合、この曲率半径Rを設定するために横オフセットV1=1.01mmが必要となり、これが、角度α1=11.5°を生じさせる。事前設定した通路2に対して、逆曲率半径R1=148mmが得られ、これが、ε1=0.34%の逆変形を生じさせる。これにより、逆変形は、横オフセットV1による変形よりも明らかに小さく、これにより、溶接ワイヤ3の塑性変形は、必要な逆変形により十分な程度に維持される。この溶接ワイヤ3に対して、この例で中心距離をA2=30mmに増大させる場合、曲率半径R=50mmに対して横オフセットV2=2.3mmが必要になり、角度α2=17.4°が得られる。但し、事前設定した通路2については、逆曲率半径R1=37mmが得られ、これが、逆変形ε1=1.35%を生じさせる。従って、逆変形は、横オフセットV2による変形よりも明らかに大きくなり、これは、目標のドレッッシングを再び無効にする。これには、通路2を拡大することにより対処することができ、これは、しかしながら更にまた、ワイヤ成形ユニット1の外形に対して及び溶接ワイヤ3を通す際に不利になり得る。この例で中心距離を例えばA=10mmに減少させる場合、必要な横オフセットVは小さくなり、逆変形ε1=0.07%も横オフセットによる変形εよりも実質的に小さくなる。
ワイヤ成形ユニット1内でのドレッシングの結果が、図4に図示されている。任意の不定のドレッシング及び向き(破線により示した)でワイヤ成形ユニット1に供給される溶接ワイヤ3は、ワイヤ成形ユニット1内で塑性変形されるので、溶接ワイヤ3は、所定のドレッシング(曲率半径R)でワイヤ成形ユニット1から退出する。付加的に、ワイヤ成形ユニット1内での所定の変形により、ワイヤ成形ユニット1に対して相対的な溶接ワイヤ3の向きも確定される。ここで、溶接ワイヤ3の与えられたドレッシングは、更なる移送時でも、溶接ワイヤ3が更なる塑性変形を受けさせられない限り維持されることに、注意すべきである。溶接ワイヤ3が更なる移送時に弾性変形しかを受けない場合、それは、そのドレッシングを変えることはない。
ローラ4a,4b,4cの玉軸受支承は、更にまた、ワイヤ成形ユニット1内の摩擦力を十分に最小化するために重要である。滑り支承が考えられるが、摩擦力は明らかに高くなる。低い摩擦力は重要である。何故なら、これにより、溶接ワイヤ3に対する送り力が低いか、一定の送り力である時に溶接ワイヤ移送の動特性を高めることができるからである。所定の溶接プロセスにおいて、溶接ワイヤ3は、溶接箇所に連続的に供給されるのではなく、パルス状に供給される。加えて、溶接ワイヤ3が所定の周波数で前後に移動される溶接プロセスもある。この場合、300Hzまでの周波数によるワイヤ送り変化が典型的である。ワイヤ成形ユニット1内の低い摩擦力は、このような高動的な溶接ワイヤ送給を可能にする。
ワイヤ成形ユニット1の使用時は、本発明によれば、図5により説明するように、ワイヤ成形ユニット1が、溶接トーチ10に対して所定の固定された設置位置に位置調整されていることが重要である。これは、溶接トーチ10内に溶接ワイヤ3を案内することにより溶接ワイヤ3の不制御の変形、特に塑性変形を生じさることができないことを保証する。従って、ワイヤ成形ユニット1は、溶接トーチ10内に好ましくは位置を固定して配置されている。これにより、ワイヤ成形ユニット1の後で、もはや不制御の変形は生じ得ない。溶接トーチ10は、通常は、ホースパック12を接続したトーチ本体11を有する。ホースパック12により、溶接トーチ10には、必要な全ての媒体、例えばシールドガス、冷却剤、溶接ワイヤ3等、及び例えば電気溶接電流のライン、溶接トーチ10と溶接電流源(図示してない)の間の制御ライン等が供給される。トーチ本体11の他端に、接触片14を介してトーチネック13が配置され、このトーチネックの軸方向終端に、トーチヘッド15が配置され、このトーチヘッド内に、更にまたコンタクトスリーブ16(しばしばコンタクトチューブ又は電流ノズルとも呼ばれる)が配置されている。しかしながらまた、ホースパック12は、コネクタ14に直接的に接続することもでき、これにより、トーチ本体11を省略することもできる。コンタクトスリーブ16は、周知の方法である電位に保たれているので、溶接ワイヤ3によるコンタクトスリーブ16への接触時に、電気溶接電流が溶接ワイヤ3を経て流れることができる。溶接ワイヤ3は、ホースパックを介して供給され、トーチネック13を経てコンタクトスリーブ16に導入される。溶接トーチ10を経て溶接ワイヤ3を移送するために、トーチ本体11内にワイヤ送りユニットを設けることもできる。このために、トーチ本体11は、ワイヤ送りユニットとして形成することもできる。しかしながらまた、ワイヤ送りユニットは、他の場所に設けることもできる。溶接トーチ10は、図5に示したように、手動の溶接トーチ10として又は溶接ロボット20用の溶接トーチ10として形成することができる。
ワイヤ成形ユニット1により、溶接ワイヤ3が、所定の必要なドレッシング(曲率半径)を受けることが保証される。溶接トーチ10に対して相対的な所定の固定された設置位置により、更にまた、溶接ワイヤ3が溶接トーチ10に対して相対的に所定の向き(曲率の方向)で存在することが保証される。このドレッシングは、溶接ワイヤ3のプリロードのように作用するので、確定された曲率半径R及び確定された向きにより、溶接ワイヤが、実質的に同じ接触個所において実質的に同じ接触力で常にコンタクトスリーブ16に接触することを保証することができる。ワイヤ成形ユニット1内での横オフセットVの設定により、ある程度の限度内で接触個所に影響を与えることもできる。この場合、曲率半径Rは、前記のようにワイヤ成形ユニット1内の中央のローラ4bの横オフセットVにより事前設定又は設定することができる。この向きは、溶接トーチ10内のワイヤ成形ユニット1の所定の設置位置により得られる。
ワイヤ成形ユニット1は、図6により説明するように、溶接トーチ10内で異なる箇所に設置することができる。1つの可能性は、トーチ本体11(図5)内の配置又はトーチ本体11がワイヤ送りユニットとして形成されている場合はワイヤ送りユニット内の配置である。しかしながらまた、ワイヤ成形ユニット1は、コネクタ14内、即ちトーチ本体11とトーチネック13の間の接続部にも配置することもできる。同様に、ワイヤ成形ユニット1は、コネクタ14とコンタクトスリーブ16の間のトーチネック13又はトーチヘッド15内に配置することができる。溶接トーチ10が、図6に図示したように、ワイヤ送りユニットの形態のトーチ本体11を備えている場合、ワイヤ送りユニット自体内へのワイヤ成形ユニット1の配置も可能である。溶接トーチ10が溶接ロボット20において使用される場合には、溶接ロボット20に溶接トーチ10を接続するためのロボットコネクタ18内の配置も考えられる。特に、ワイヤ成形ユニット1は、ホースパック12を溶接トーチ10と結合するホースパックカップリング17内に配置することもできる。しかしながら、この場合、溶接トーチ10に対する所定の固定された設置位置を保証するために、ワイヤ成形ユニット1がいずれにしてもホースパック12の柔軟な部分の開始前に配置されることが重要である。基本的に、ワイヤ成形ユニット1は、使用可能な設置スペースに基づいて設置を許容する、溶接トーチ10の任意の各箇所に配置することができる。このため、ワイヤ成形ユニット1のできるだけ小さい外形が当然有利であるが、これも、小さい中心距離Aにより可能になる。
ワイヤ成形ユニット1をできるだけコンパクトに構築できるように、1つのローラ4a,4b,4c、好ましくは全てのローラ4a,4b,4cを、図7に図示したように、2つの玉軸受5a,5b,5cに支承することを企図することもできる。このため、ローラ4a,4b,4cは、隣接する2つの玉軸受5a,5b,5cの内輪内に回転可能に支承されて配置されたピン19として形成することができる。玉軸受5a,5b,5cの外輪を介して、ローラ4a,4b,4cは、ワイヤ成形ユニット1内に配置されている。このため、軸受力を半分にすることができ、より小さい玉軸受5a,5b,5cを使用することができる。溶接ワイヤ3をローラ4a,4b,4cに良好に案内することができるように、ローラ4a,4b,4cは、当然、周溝を、例えば周囲に延在するV字状又は円弧状の切込みを備えることもできる。1つの玉軸受5a,5b,5cしか使用しない場合、玉軸受5a,5b,5cの外輪は、直接的にローラ4a,4b,4cとして機能することもできる((図8)。このため、玉軸受5a,5b,5cは、例えば内輪及びピン19を介してワイヤ成形ユニット1内に固定されることになる。同様に、玉軸受5a,5b,5cの外輪に、ローラ4a,4b,4cとして使用される走行スリーブ9を配置することもできる(図8)。

Claims (9)

  1. コンタクトスリーブ(16)を有する溶接トーチ(10)用の溶接ワイヤ(3)を成形するためのワイヤ成形ユニットにおいて、
    ワイヤ成形ユニット(1)内に、玉軸受支承された3つのローラ(4a,4b,4c)が、溶接トーチ(10)の縦方向(x)に相前後して配置され、ワイヤ成形ユニット(1)を経る溶接ワイヤ(3)用のジグザグ状の経路を形成するために、縦方向(x)に見て中央のローラ(4b)が、ワイヤ成形ユニット(1)内で、縦方向(x)に見て外側の両ローラ(4a,4c)に対して、縦方向(x)に対して横の横方向(y)に横オフセット(V)の分だけオフセットして配置され、外側の両ローラ(4a,4c)の間の中心距離(A)が、縦方向(x)に見て最大35mm、好ましくは最大30mm、非常に特に好ましくは最大20mmであること、を特徴とするワイヤ成形ユニット。
  2. 横オフセット(V)は、溶接ワイヤ(3)に依存して、好ましくは溶接ワイヤ直径及び/又は溶接ワイヤ材料に依存して設定可能であること、を特徴とする請求項1に記載のワイヤ成形ユニット。
  3. 少なくとも1つのローラ(4a,4b,4c)が、相並んで配置された2つの玉軸受(5a,5b,5c)に支承されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤ成形ユニット。
  4. コンタクトスリーブ(16)を有する溶接トーチであって、溶接トーチ(10)及びコンタクトスリーブ(16)を経て、コンタクトスリーブ(16)に接触する溶接ワイヤ(3)が案内され、溶接トーチ(10)内でコンタクトスリーブ(16)の前に、請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤ成形ユニット(1)が配置され、このワイヤ成形ユニットを経て、溶接ワイヤ(3)が案内され、ワイヤ成形ユニット(1)が、溶接トーチ(10)に対して相対的な所定の固定された設置位置に配置され、溶接ワイヤ(3)が、所定のドレッシングをされてワイヤ成形ユニット(1)から退出すること、を特徴とする溶接トーチ。
  5. 溶接トーチ(10)がトーチ本体(11)を有し、ワイヤ成形ユニット(1)がトーチ本体(11)内に配置されていること、を特徴とする請求項4に記載の溶接トーチ。
  6. トーチ本体(11)が、ワイヤ送りユニットを有するか、ワイヤ送りユニットとして形成され、ワイヤ成形ユニット(1)がワイヤ送りユニット内に配置されていること、を特徴とする請求項5に記載の溶接トーチ。
  7. 溶接トーチ(10)がトーチネック(13)を有し、このトーチネックの自由端に、コンタクトスリーブ(16)を有するトーチヘッド(15)が配置され、他端が、コネクタ(14)を介してトーチ本体(11)又はホースパック(12)に結合され、ワイヤ成形ユニット(1)が、トーチネック(13)又はコネクタ(14)内に配置されていること、を特徴とする請求項4に記載の溶接トーチ。
  8. 溶接トーチ(10)が、ホースパックカップリング(17)を介してホースパック(12)と結合され、ワイヤ成形ユニット(1)が、ホースパックカップリング(17)内に配置されていること、を特徴とする請求項4に記載の溶接トーチ。
  9. 溶接トーチ(10)に、溶接ロボット(20)と結合するためのロボットコネクタ(18)が配置され、ワイヤ成形ユニット(1)が、このロボットコネクタ(18)内に配置されていること、を特徴とする請求項4に記載の溶接トーチ。
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