JP2021502341A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2021502341A5
JP2021502341A5 JP2020524502A JP2020524502A JP2021502341A5 JP 2021502341 A5 JP2021502341 A5 JP 2021502341A5 JP 2020524502 A JP2020524502 A JP 2020524502A JP 2020524502 A JP2020524502 A JP 2020524502A JP 2021502341 A5 JP2021502341 A5 JP 2021502341A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound according
here
group
formula
subscript
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020524502A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7426931B2 (ja
JP2021502341A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from US15/806,197 external-priority patent/US10711032B2/en
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2018/059495 external-priority patent/WO2019094395A2/en
Publication of JP2021502341A publication Critical patent/JP2021502341A/ja
Publication of JP2021502341A5 publication Critical patent/JP2021502341A5/ja
Priority to JP2024007898A priority Critical patent/JP2024045283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7426931B2 publication Critical patent/JP7426931B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本明細書で使用される場合、「立体異性体形態」は、化合物中の異なる基の相対的な空間配向を指す。立体異性体形態としては、エナンチオマー、ジアステレオー、及び/又はこれらの混合物が挙げられる。
式(IV)中、BA、RG1、SP1、RG2、SP2、及びHGは、上で定義されている通りであり、AA1は、アミノ酸残基を含む三価リンカーであり、かつ抗体、ペイロード、及び親水性基に直接的に又は間接的に結合しており; AA2は、ジペプチド、トリペプチド、又はテトラペプチド残基であり;かつPABは、
Figure 2021502341
であり、ここで、
Figure 2021502341
は、該PABが該式中の隣接する基に結合している原子を示し;下付文字pは、0又は1であり;かつ下付文字qは、0又は1である。いくつかの場合において、下付文字pは0であり、かつ下付文字qは0である。いくつかの場合において、下付文字pは1であり;かつ下付文字qは0である。いくつかの場合において、下付文字pは0であり;かつ下付文字qは1である。いくつかの場合において、下付文字pは1であり;かつ下付文字qは1である。いくつかの場合において、SP1は、0〜5個のポリエチレングリコール(PEG)残基を含む。いくつかの場合において、SP2は、0〜5個のPEG残基を含む。いくつかの例において、SP1は、各々の場合に、独立に、C1-6アルキレン、-NH-、-C(O)-、(-CH2-CH2-O)e、-NH-CH2-CH2-(-O-CH2-CH2)e-C(O)-、-C(O)-(CH2)u-C(O)-、-C(O)-NH-(CH2)v-、ポリグリシン(例えば、((グリシン)4-セリン)f、ここで、下付文字fは、1〜6の整数である)、及びこれらの組合せからなる群から選択され、ここで、下付文字eは、0〜4の整数であり、下付文字uは、1〜8の整数であり、かつ下付文字vは、1〜8の整数である。いくつかの例において、SP2は、各々の場合に、独立に、C1-6アルキレン、-NH-、-C(O)-、(-CH2-CH2-O)e、-NH-CH2-CH2-(-O-CH2-CH2)e-C(O)-、-C(O)-(CH2)u-C(O)-、-C(O)-NH-(CH2)v-、ポリグリシン(例えば、((グリシン)4-セリン)f、ここで、下付文字fは、1〜6の整数である)、及びこれらの組合せからなる群から選択され、ここで、下付文字eは、0〜4の整数であり、下付文字uは、1〜8の整数であり、かつ下付文字vは、1〜8の整数である。いくつかの例において、AA1又はAA2のいずれか1つは、各々の場合に、独立に、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリンから選択されるアミノ酸、これらの誘導体、又はこれらの組合せを含む。ある実施態様において、AA1は、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリンから選択されるアミノ酸、これらの誘導体、又はこれらの組合せである。ある実施態様において、AA1は、ペイロード、結合剤(例えば、抗体又はその抗原結合断片)、及び親水性基、例えば、リジン、アスパン、グルタミン酸、アスパラギン酸、グルタミン、システイン、トレオニン、セリン、又はチロシンを含むリンカーに連結するための3つの官能基を有するアミノ酸である。ある実施態様において、AA1は、リジンである。ある実施態様において、AA1は、リジン又はリジンの誘導体である。ある実施態様において、AA1は、L-リジンである。ある実施態様において、AA1は、D-リジンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミン酸である。ある実施態様において、AA1は、アスパラギン酸である。ある実施態様において、AA2は、バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、シトルリン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA2は、アラニン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-グリシンである。いくつかの実施態様において、AA2は、グリシン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-アラニンである。ある実施態様において、((グリシン)4-セリン)fは、(グリシン)4-セリンである。
式(IVa)、(IVb)、及び(IVc)中、BA、RG1、SP1、RG2、SP2、HG、及び下付文字pは、上で定義されている通りであり、AA1は、アミノ酸残基を含む三価リンカーであり、かつ抗体、ペイロード、及び親水性基に直接的に又は間接的に結合しており; AA2は、ジペプチド、トリペプチド、又はテトラペプチド残基であり;かつPABは、
Figure 2021502341
であり、ここで、
Figure 2021502341
は、該PABが式中の隣接する基に結合している原子を示す。いくつかの場合において、下付文字pは0である。いくつかの場合において、下付文字pは1である。いくつかの場合において、SP1は、0〜5個のポリエチレングリコール(PEG)残基を含む。いくつかの場合において、SP2は、0〜5個のPEG残基を含む。いくつかの例において、SP1は、各々の場合に、独立に、C1-6アルキレン、-NH-、-C(O)-、(-CH2-CH2-O)e、-NH-CH2-CH2-(-O-CH2-CH2)e-C(O)-、-C(O)-(CH2)u-C(O)-、-C(O)-NH-(CH2)v-、ポリグリシン(例えば、((グリシン)4-セリン)f、ここで、下付文字fは、1〜6の整数である)、及びこれらの組合せからなる群から選択され、ここで、下付文字eは、0〜4の整数であり、下付文字uは、1〜8の整数であり、かつ下付文字vは、1〜8の整数である。いくつかの例において、SP2は、各々の場合に、独立に、C1-6アルキレン、-NH-、-C(O)-、(-CH2-CH2-O)e、-NH-CH2-CH2-(-O-CH2-CH2)e-C(O)-、-C(O)-(CH2)u-C(O)-、-C(O)-NH-(CH2)v-、ポリグリシン(例えば、((グリシン)4-セリン)f、ここで、下付文字fは、1〜6の整数である)、及びこれらの組合せからなる群から選択され、ここで、下付文字eは、0〜4の整数であり、下付文字uは、1〜8の整数であり、かつ下付文字vは、1〜8の整数である。いくつかの例において、AA1又はAA2のいずれか1つは、各々の場合に、独立に、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリンから選択されるアミノ酸、これらの誘導体、又はこれらの組合せを含む。ある実施態様において、AA1は、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリンから選択されるアミノ酸、これらの誘導体、又はこれらの組合せである。ある実施態様において、AA1は、リジンである。ある実施態様において、AA1は、ペイロード、結合剤(例えば、抗体又はその抗原結合断片)、及び親水性基、例えば、リジン、アスパン、グルタミン酸、アスパラギン酸、グルタミン、システイン、トレオニン、セリン、又はチロシンを含むリンカーに連結するための3つの官能基を有するアミノ酸である。ある実施態様において、AA1は、リジン又はリジンの誘導体である。ある実施態様において、AA1は、L-リジンである。ある実施態様において、AA1は、D-リジンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミン酸である。ある実施態様において、AA1は、アスパラギン酸である。ある実施態様において、AA2は、バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、シトルリン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA2は、アラニン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-グリシンである。いくつかの実施態様において、AA2は、グリシン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-アラニンである。ある実施態様において、((グリシン)4-セリン)fは、(グリシン)4-セリンである。
式(I)、式(II)、式(III)、式(IV)、式(IVa)、式(IVb)、式(IVc)、式(Va)、式(Vb)、式(Vc)、式(Vd)の任意の化合物中、RG1及びRG2は、各々の場合に、独立に、クリック化学残基である。いくつかの例において、RG1及びRG2は、各々の場合に、独立に、トリアル又は縮合トリアゾールを含む。いくつかの場合において、RG1及びRG2は、各々の場合に、独立に、
Figure 2021502341
からなる群から選択され、ここで、
Figure 2021502341
は、該RG1又はRG2が該式中の隣接する基に結合している原子を示す。
AA1は、アミノ酸残基を含む三価リンカーであり、かつ抗体、ペイロード、及び親水性基に直接的に又は間接的に連結されている。いくつかの例において、AA1又はAA2のいずれか1つは、各々の場合に、独立に、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリンから選択されるアミノ酸、これらの誘導体、又はこれらの組合せを含む。ある実施態様において、AA1は、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリンから選択されるアミノ酸、これらの誘導体、又はこれらの組合せである。ある実施態様において、AA1は、ペイロード、結合剤(例えば、抗体又はその抗原結合断片)、及び親水性基、例えば、リジン、アスパン、グルタミン酸、アスパラギン酸、グルタミン、システイン、トレオニン、セリン、又はチロシンを含むリンカーに連結する3つの官能基を有するアミノ酸である。ある実施態様において、AA1は、リジンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミンである。ある実施態様において、AA1は、リジン又はリジンの誘導体である。ある実施態様において、AA1は、L-リジンである。ある実施態様において、AA1は、D-リジンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミン酸である。ある実施態様において、AA1は、アスパラギン酸である。ある実施態様において、AA2は、バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、シトルリン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA2は、アラニン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-グリシンである。いくつかの実施態様において、AA2は、グリシン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-アラニンである。
前述のもののいずれかを含む、いくつかの例において、該BAは、受容体、サイトカイン、タンパク質、酵素、結合剤、乳ペプチド、リボソームペプチド、非リボソームペプチド、ペプトン、及びペプチド断片から選択される。前述のもののいずれかを含む、いくつかの例において、該BAは、抗微生物ペプチド、タキキニンペプチド、血管作動性腸ペプチド、膵臓ポリペプチド関連ペプチド、オピオイドペプチド、及びカルシトニンペプチドから選択される。前述のもののいずれかを含む、いくつかの例において、該BAは、B型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)、ラクトトリペプチド、ニューロペプチド、リポペプチド、プロテアーゼ、又はホルモンから選択される。
いくつかの実施態様において、該一級アミン化合物は、反応基又は保護された反応基を含む。有用な反応基としては、アジド、アルキン、シクロアルキン、チオール、アルコール、ケトン、アルデヒド、酸、エステル、ヒドド、ン、及びアミンが挙げられる。ある実施態様において、該反応基は、アジド、アルキン、スルフヒドリル、シクロアルキン、アルデヒド、及びカルボキシルからなる群から選択される。
本明細書中の式中、各々のAA1は、アミノ酸である。本明細書中の式中のいくつかの例において、各々のAA2は、アミノ酸である。本明細書中の式中のいくつかの例において、各々のAA2は、ジペプチドである。本明細書中の式中のいくつかの例において、各々のAA2は、トリペプチドである。各々のAA1又はAA2のための好適なアミノ酸としては、天然、非天然、標準的、非標準的、タンパク質構成性、非タンパク質構成性、及びL-又はD-アミノ酸が挙げられる。いくつかの実施態様において、該リンカーは、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリン、これらの誘導体、又はこれらの組合せを含む。ある実施態様において、該アミノ酸の1以上の側鎖は、下記の側鎖基に連結される。ある実施態様において、AA1は、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、もしくはシトルリンから選択されるアミノ酸、これらの誘導体、又はこれらの組合せである。ある実施態様において、AA1は、ペイロード、結合剤(例えば、抗体又はその抗原結合断片)、及び親水性基、例えば、リジン、アスパン、グルタミン酸、アスパラギン酸、グルタミン、システイン、トレオニン、セリン、又はチロシンを含むリンカーに連結するための3つの官能基を有するアミノ酸である。ある実施態様において、AA1は、リジンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミンである。ある実施態様において、AA1は、リジン又はリジンの誘導体である。ある実施態様において、AA1は、L-リジンである。ある実施態様において、AA1は、D-リジンである。ある実施態様において、AA1は、グルタミン酸である。ある実施態様において、AA2は、バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、シトルリン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA2は、アラニン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA2は、バリン-グリシンである。いくつかの実施態様において、AA2は、グリシン-バリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-シトルリンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、リジン-バリン-アラニンである。いくつかの実施態様において、AA1-AA2は、グルタミン-バリン-アラニンである。
本明細書に記載されるコンジュゲートは、本明細書に記載されるリンカー-ペイロードを、結合剤、例えば、抗体と、標準的なコンジュゲーション条件下でカップリングさせることにより合成することができる(例えば、引用により完全に本明細書中に組み込まれる、Doroninaらの文献、Nature Biotechnology 2003, 21, 7, 778を参照)。該結合剤が抗体である場合、該抗体は、該抗体の1以上のシステイン又はリジン残基を介して、リンカー-ペイロードにカップリングさせることができる。リンカー-ペイロードは、例えば、該抗体を、還元剤、例えば、ジチオスレイトールに供して、該抗体のジスルフィド結合を切断し、還元された抗体を、例えば、ゲル濾過によって精製し、その後、該抗体を、好適な反応部分、例えば、マレイミド基を含有するリンカー-ペイロードで処理することにより、システイン残基にカップリングさせることができる。好適な溶媒としては、水、DMA、DMF、及びDMSOが挙げられるが、これらに限定されない。反応基、例えば、活性化エステル又は酸ハライド基を含有するリンカー-ペイロードは、該抗体のリジン残基にカップリングさせることができる。好適なとしては、水、DMA、DMF、及びDMSOが挙げられるが、これらに限定されない。コンジュゲートは、例えば、サイズ排除クロマトグラフィー、透析、及び限外濾過/透析濾過を含む、公知のタンパク質技法を用いて精製することができる。
(2-{1-[4-({[(5R)-5-アミノ-5-{[(1S)-1-{[(1S)-1-({4-[({[(1S)-1-{[(4bS,8S,8aR)-8-({[(1S,4aS,10aR)-6-ヒドロキシ-1,4a-ジメチル-1,2,3,4,4a,9,10,10a-オクタヒドロフェナントレン-1-イル]ホルムアミド}カルボニル)-4b,8-ジメチル-4b,5,6,7,8,8a,9,10-オクタヒドロフェナントレン-3-イル]カルバモイル}-2-ヒドロキシエチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}カルバモイル)-4-(カルバモイルアミノ)ブチル]カルバモイル}-2-メチルプロピル]カルバモイル}ペンチル]カルバモイル}メトキシ)-1H,4H,5H,6H,7H,8H,9H-シクロオクタ[d][1,2,3]トリアゾール-1-イル]-3,6,9,12-テトラオキサペンタデカン-15-アミド}エタン-1-スルホン酸(7q))
Figure 2021502341
化合物6c(20mg、50μmol)の水(1mL)溶液に、飽和水性炭酸水素ナトリウム溶液を0℃でpH 〜7まで滴加した。その後、該撹拌溶液に、化合物5?(28mg、21μmol)のアセトトリル(1mL)溶液をシリンジにより添加した。混合物を25℃で一晩撹拌した。化合物5?が完全に消費されるまで、反応混合物をLCMSによりモニタリングした。該反応混合物を濾過し、分取HPLC(方法A)により精製すると、化合物7q(15mg、41%収率)が白色の固体として得られた。ESI m/z: 856.5(M/2+1)+

Claims (65)

  1. 式(IV)による構造を有する、化合物又はその医薬として許容し得る溶媒和物、立体異性体、もしくは誘導体:
    Figure 2021502341
    (式中:
    BAは、結合剤であり;
    RG1及びRG2は、反応基残基であり;
    SP1及びSP2は、各々の場合に、独立に、非存在、又はスペーサー基残基であり;
    PAは、ペイロード残基であり;
    AA1は、アミノ酸残基を含む三価リンカーであり;
    AA2は、ジペプチド、トリペプチド、又はテトラペプチド残基であり;かつ
    PABは、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    は、該PABが該式中の隣接する基に結合している原子を示し;
    下付文字nは、1〜30の整数であり;
    下付文字pは、0又は1であり;かつ
    下付文字qは、0又は1であり;並びに
    HGが、以下:
    (a)
    Figure 2021502341
    (b)
    Figure 2021502341
    (c)
    Figure 2021502341
    又は
    (d)
    Figure 2021502341
    から選択され、
    ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す)。
  2. 下付文字nが、1、2、3、又は4である、請求項1記載の化合物。
  3. 式(III)による、請求項1記載の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中、
    環Aは、トリアゾールに縮合しており、かつシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、及びヘテロシクロアルケニルからなる群から選択され;
    ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、及びヘテロシクロアルケニルは、アルキル、-OH、又は-NRaRbで任意に置換されており、ここで、Ra及びRbの各々は、アルキル又はHであり;
    LLは、-AA1-AA2-(PAB)pであり;
    AA1は、アミノ酸残基を含む三価リンカーであり;
    AA2は、ジペプチド、トリペプチド、又はテトラペプチド残基であり;
    PABは、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    は、該PABが該式中の隣接する基に結合している原子を示し;かつ
    下付文字pは、0又は1である)。
  4. 式(IVa)、式(IVb)、又は式(IVc)による、請求項1記載の化合物:
    Figure 2021502341
  5. AA1が、リジン、グルタミン、グルタミン酸、又はアスパラギン酸である、請求項4記載の化合物。
  6. それぞれ、式(Va)、(Vb)、(Vc)、又は(Vd)による、請求項4記載の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中:
    下付文字eは、各々の場合に、独立に、0〜6の整数である)。
  7. RG1及びRG2が、各々の場合に、独立に、クリック化学残基である、請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。
  8. RG1及びRG2が、各々の場合に、独立に、トリアゾール又は縮合トリアゾールを含む、請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。
  9. RG1及びRG2が、各々の場合に、独立に、
    Figure 2021502341
    からなる群から選択され、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該RG1又はRG2が該式中の隣接する基に結合している原子を示す、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物。
  10. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
  11. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
  12. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
  13. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
  14. SP1及びSP2が、各々の場合に、独立に、非存在であるか、又はC1-6アルキレン、-NH-、-C(O)-、(-CH2-CH2-O)e、-NH-CH2-CH2-(-O-CH2-CH2)e-C(O)-、-C(O)-(CH2)u-C(O)-、-C(O)-NH-(CH2)v-、(グリシン)4-セリン、及びこれらの組合せからなる群から選択され、ここで、下付文字eが0〜4の整数であり、下付文字uが1〜8の整数であり、かつ下付文字vが1〜8の整数である、請求項1〜5又は7〜13のいずれか一項記載の化合物。
  15. Figure 2021502341
    が、
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択され、ここで、
    各々の
    Figure 2021502341
    が結合剤との結合であり;かつ
    各々の
    Figure 2021502341
    がペイロード残基との結合である、
    請求項1記載の化合物、又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物。
  16. Figure 2021502341
    が、
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択され、ここで、
    各々の
    Figure 2021502341
    が結合剤との結合であり;かつ
    各々の
    Figure 2021502341
    がペイロード残基との結合である、
    請求項1記載の化合物、又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物。
  17. LLが式(LL1)によるものである、請求項3記載の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中、RAA1、RAA2、及びRAA3は、各々独立に、アミノ酸側鎖であり、その少なくとも1つは、-(RG2)q-SP2-HGに直接的に又は間接的に結合している)。
  18. RAA1が、HGに直接的に又は間接的に結合している、リジン、グルタミン、グルタミン酸、又はアスパラギン酸側鎖であり、かつRAA2及びRAA3が、それぞれ、バリン及びアラニン側鎖又はバリン及びシトルリン側鎖のいずれかである、請求項17記載の化合物。
  19. AA2が、
    Figure 2021502341
    であり、
    ここで、RAA2、RAA3、RAA4、及びRAA5が、各々独立に、アミノ酸側鎖であり、その少なくとも1つが-(RG2)q-SP2-HGに直接的に又は間接的に結合しており、ここで、
    Figure 2021502341
    が、AA2が該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。
  20. AA2が、
    Figure 2021502341
    であり、
    ここで、
    Figure 2021502341
    が、AA2が該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項19記載の化合物。
  21. 下付文字eが4である、請求項6〜14のいずれか一項記載の化合物。
  22. 前記結合剤(BA)が抗体又はその抗原結合断片である、請求項1〜21のいずれか一項記載の化合物。
  23. 前記結合剤(BA)が、AXL、BAFFR、BCMA、BCR-リスト構成要素、BDCA2、BDCA4、BTLA、BTNL2、BTNL3、BTNL8、BTNL9、C10又はf54、CCR1、CCR3、CCR4、CCR5、CCR6、CCR7、CCR9、CCR10、CD11c、CD137、CD138、CD14、CD168、CD177、CD19、CD20、CD209、CD209L、CD22、CD226、CD248、CD25、CD27、CD274、CD276、CD28、CD30、CD300A、CD33、CD37、CD38、CD4、CD40、CD44、CD45、CD46、CD48、CD5、CD52、CD55、CD56、CD59、CD62E、CD68、CD69、CD70、CD74、CD79a、CD79b、CD8、CD80、CD86、CD90.2、CD96、CLEC12A、CLEC12B、CLEC7A、CLEC9A、CR1、CR3、CRTAM、CSF1R、CTLA4、CXCR1/2、CXCR4、CXCR5、DDR1、DDR2、DEC-205、DLL4、DR6、FAP、FCamR、FCMR、FcR's、Fire、GITR、HHLA2、HLAクラスII、HVEM、ICOSLG、IFNLR1、IL10R1、IL10R2、IL12R、IL13RA1、IL13RA2、IL15R、IL17RA、IL17RB、IL17RC、IL17RE、IL20R1、IL20R2、IL21R、IL22R1、IL22RA、IL23R、IL27R、IL29R、IL2Rg、IL31R、IL36R、IL3RA、IL4R、IL6R、IL5R、IL7R、IL9R、インテグリン、LAG3、LIFR、MAG/シグレック-4、MMR、MSR1、NCR3LG1、NKG2D、NKp30、NKp46、PDCD1、PROKR1、PVR、PVRIG、PVRL2、PVRL3、RELT、SIGIRR、シグレック-1、シグレック-10、シグレック-5、シグレック-6、シグレック-7、シグレック-8、シグレック-9、SIRPA、SLAMF7、TACI、TCR-リスト構成要素/会合体、PTCRA、TCRb、CD3z、CD3、TEK、TGFBR1、TGFBR2、TGFBR3、TIGIT、TLR2、TLR4、TROY、TSLPR、TYRO、VLDLR、VSIG4、及びVTCN1からなる群から選択される抗原に選択的な抗体又はその抗原結合断片である、請求項1〜22のいずれか一項記載の化合物。
  24. PAが、ドラスタチン、オーリスタチン、メイタンシノイド、植物アルカロイド、タキサン、ビンカアルカロイド、ステロイド、及び肝臓X受容体(LXR)モジュレーターからなる群から選択される基の残基である、請求項1〜23のいずれか一項記載の化合物。
  25. Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項1記載の化合物、又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物
    (ここで、
    各々のAbは、抗体又はその抗原結合断片であり;
    PAは、ペイロード残基であり;かつ
    下付文字nは、1〜30の整数である)。
  26. Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項1記載の化合物、又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物
    (ここで、
    各々のAbは、抗体又はその抗原結合断片であり;かつ
    下付文字nは、1〜30の整数である)。
  27. BAが式(Ab-1)の修飾抗体である、請求項1〜26のいずれか一項記載の化合物
    Figure 2021502341
    (式中、
    Figure 2021502341
    は、Ab-1が該式中の隣接する基に結合している原子を示す)。
  28. Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項27記載の化合物、又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物
    (ここで、
    各々のAbは、抗体又はその抗原結合断片であり;かつ
    下付文字nは、1〜30の整数である)。
  29. Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項1記載の化合物。
  30. 請求項1〜29のいずれか一項記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、及び医薬として許容し得る賦形剤を含む、医薬組成物。
  31. それを必要としている患者の疾患又は障害を治療するための医薬組成物であって、医薬として許容し得る賦形剤中に有効量の請求項1〜29のいずれか一項記載の化合物を含む、前記医薬組成物。
  32. 式(VII)の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中:
    LLは、三価リンカーであり;
    RG1は、反応基であり;
    RG2は、反応基残基であり;
    SP1及びSP2は、各々の場合に、独立に、非存在であるか、又はスペーサー基残基であり;
    HGは、親水性残基であり;
    PAは、ペイロード残基であり;かつ
    下付文字qは、0又は1であり、
    ここで、
    HGが、以下:
    (a)
    Figure 2021502341
    (b)
    Figure 2021502341
    (c)
    Figure 2021502341
    (d)
    Figure 2021502341
    から選択され、ここで
    Figure 2021502341
    は、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す)。
  33. 式(VIII)による、請求項32記載の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中、
    環Aは、トリアゾールに縮合しており、かつシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、及びヘテロシクロアルケニルからなる群から選択され;
    ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、及びヘテロシクロアルケニルは、アルキル、-OH、又は-NRaRbで任意に置換されており、ここで、Ra及びRbの各々は、アルキル又は-Hであり;
    LLは、-AA1-AA2-(PAB)pであり;
    AA1は、アミノ酸残基を含む三価リンカーであり;
    AA2は、ジペプチド、トリペプチド、又はテトラペプチド残基であり;かつ
    PABは、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    は、該PABが該式中の隣接する基に結合している原子を示し;かつ
    下付文字pは、0又は1である)。
  34. 式(IX)による、請求項32記載の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中:
    AA1は、アミノ酸残基を含む三価リンカーであり;
    AA2は、ジペプチド、トリペプチド、又はテトラペプチド残基であり;かつ
    PABは、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    は、該PABが該式中の隣接する基に結合している原子を示し;
    下付文字pは、0又は1であり;かつ
    下付文字qは、0又は1である)。
  35. 式(IXa)、式(IXb)、又は式(IXc)による、請求項34記載の化合物:
    Figure 2021502341
  36. AA1が、リジン、グルタミン、グルタミン酸、又はアスパラギン酸である、請求項35記載の化合物。
  37. 式(Xa)、(Xb)、(Xc)、又は(Xd)による、請求項35記載の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中:
    下付文字eは、各々の場合に、独立に、0〜6の整数である)。
  38. RG'が、各々の場合に、独立に、クリック化学残基である、請求項32〜37のいずれか一項記載の化合物。
  39. RG'が、各々の場合に、独立に、
    Figure 2021502341
    からなる群から選択され、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該RG'が該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項32〜37のいずれか一項記載の化合物。
  40. RG2が、各々の場合に、独立に、
    Figure 2021502341
    からなる群から選択され、
    ここで、
    Figure 2021502341
    が、RG2が該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項32〜39のいずれか一項記載の化合物。
  41. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、
    ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項32〜40のいずれか一項記載の化合物。
  42. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項32〜40のいずれか一項記載の化合物。
  43. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、請求項32〜40のいずれか一項記載の化合物。
  44. HGが、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、該HGが該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項32〜40のいずれか一項記載の化合物。
  45. SP1及びSP2が、各々の場合に、独立に、非存在であるか、又はC1-6アルキレン、-NH-、-C(O)-、(-CH2-CH2-O)e、-NH-CH2-CH2-(-O-CH2-CH2)e-C(O)-、-C(O)-(CH2)u-C(O)-、-C(O)-NH-(CH2)v-、(グリシン)4-セリン、及びこれらの組合せからなる群から選択され、ここで、下付文字eが0〜4の整数であり、下付文字uが1〜8の整数であり、かつ下付文字vが1〜8の整数である、請求項32〜36又は38〜44のいずれか一項記載の化合物。
  46. Figure 2021502341

    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項32記載の化合物又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物
    (ここで、各々の
    Figure 2021502341
    は、ペイロード残基との結合である)。
  47. Figure 2021502341
    が:
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項32記載の化合物又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物
    (ここで、各々の
    Figure 2021502341
    は、ペイロード残基との結合である)。
  48. LLが式(LL1)によるものである、請求項32又は33記載の化合物:
    Figure 2021502341
    (式中、RAA1、RAA2、及びRAA3は、各々独立に、アミノ酸側鎖であり、その少なくとも1つは、-(RG2)q-SP2-HGに直接的に又は間接的に結合している)。
  49. RAA1が、HGに直接的に又は間接的に結合している、リジン、グルタミン、グルタミン酸、又はアスパラギン酸側鎖であり、かつRAA2及びRAA3が、それぞれ、バリン及びアラニン側鎖又はバリン及びシトルリン側鎖のいずれかである、請求項48記載の化合物。
  50. AA2が、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、RAA2、RAA3、RAA4、及びRAA5が、各々独立に、アミノ酸側鎖であり、その少なくとも1つが-(RG2)q-SP2-HGに直接的に又は間接的に結合しており、ここで、
    Figure 2021502341
    が、AA2が該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項33〜45のいずれか一項記載の化合物。
  51. AA2が、
    Figure 2021502341
    であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、AA2が該式中の隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項50記載の化合物。
  52. 下付文字eが4である、請求項37〜45のいずれか一項記載の化合物。
  53. PAが、ドラスタチン、オーリスタチン、メイタンシノイド、植物アルカロイド、タキサン、ビンカアルカロイド、ステロイド、及び肝臓X受容体(LXR)モジュレーターからなる群から選択される基の残基である、請求項32〜52のいずれか一項記載の化合物。
  54. Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択され、ここで、PAがペイロード残基である、
    請求項32記載の化合物又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物。
  55. Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項32記載の化合物又はその立体異性体形態もしくはその位置異性体もしくはその位置異性体の混合物。
  56. Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    Figure 2021502341
    からなる群から選択される、請求項32記載の化合物。
  57. 結合剤を、請求項32〜56のいずれか一項記載の化合物と、該結合剤と該化合物の結合を形成するのに好適な条件下で接触させる工程を含む、請求項1記載の化合物を調製する方法。
  58. 前記結合剤が、アジド基
    Figure 2021502341
    を含む修飾された結合剤であり、ここで、
    Figure 2021502341
    が、アジド基が該式中に隣接する基に結合している原子を示す、
    請求項57記載の方法。
  59. リンカーに結合した、請求項32〜56のいずれか一項記載の化合物を含むリンカー-ペイロード。
  60. 前記ペイロードの酸素又は一級もしくは二級窒素に結合した、請求項32〜56のいずれか一項記載の化合物を含むリンカー-ペイロード。
  61. 抗体又はその抗原結合断片に結合した、請求項1〜29、32〜56、59、又は60のいずれか一項記載の化合物又はリンカー-ペイロードを含む、抗体-薬物-コンジュゲート。
  62. 対象の増殖性疾患の治療のための医薬組成物であって、医薬として許容し得る賦形剤中に有効治療量の請求項1〜29のいずれか一項記載の化合物を含む、前記医薬組成物。
  63. 対象の代謝性疾患の治療のための医薬組成物であって、医薬として許容し得る賦形剤中に有効治療量の請求項1〜29のいずれか一項記載の化合物を含む、前記医薬組成物。
  64. 対象の炎症の治療のための医薬組成物であって、医薬として許容し得る賦形剤中に有効治療量の請求項1〜29のいずれか一項記載の化合物を含む、前記医薬組成物。
  65. 対象の神経変性疾患の治療のための医薬組成物であって、医薬として許容し得る賦形剤中に有効治療量の請求項1〜29のいずれか一項記載の化合物を含む、前記医薬組成物。
JP2020524502A 2017-11-07 2018-11-06 抗体薬物コンジュゲートのための親水性リンカー Active JP7426931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024007898A JP2024045283A (ja) 2017-11-07 2024-01-23 抗体薬物コンジュゲートのための親水性リンカー

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
USPCT/US2017/060434 2017-11-07
US15/806,197 US10711032B2 (en) 2016-11-08 2017-11-07 Steroids and protein-conjugates thereof
US15/806,197 2017-11-07
PCT/US2017/060434 WO2018089373A2 (en) 2016-11-08 2017-11-07 Steroids and protein-conjugates thereof
US201862669034P 2018-05-09 2018-05-09
US62/669,034 2018-05-09
PCT/US2018/059495 WO2019094395A2 (en) 2017-11-07 2018-11-06 Hydrophilic linkers for antibody drug conjugates

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024007898A Division JP2024045283A (ja) 2017-11-07 2024-01-23 抗体薬物コンジュゲートのための親水性リンカー

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021502341A JP2021502341A (ja) 2021-01-28
JP2021502341A5 true JP2021502341A5 (ja) 2022-01-11
JP7426931B2 JP7426931B2 (ja) 2024-02-02

Family

ID=66439032

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020524502A Active JP7426931B2 (ja) 2017-11-07 2018-11-06 抗体薬物コンジュゲートのための親水性リンカー
JP2024007898A Pending JP2024045283A (ja) 2017-11-07 2024-01-23 抗体薬物コンジュゲートのための親水性リンカー

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024007898A Pending JP2024045283A (ja) 2017-11-07 2024-01-23 抗体薬物コンジュゲートのための親水性リンカー

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP3706805A2 (ja)
JP (2) JP7426931B2 (ja)
KR (1) KR20200085807A (ja)
CN (1) CN111601619A (ja)
AU (1) AU2018365946A1 (ja)
CA (1) CA3080857A1 (ja)
EA (1) EA202091135A1 (ja)
IL (1) IL274427A (ja)
MX (1) MX2020004691A (ja)
SG (1) SG11202004151YA (ja)
WO (1) WO2019094395A2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10711032B2 (en) 2016-11-08 2020-07-14 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Steroids and protein-conjugates thereof
CA3063871A1 (en) 2017-05-18 2018-11-22 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Cyclodextrin protein drug conjugates
JP2021523147A (ja) * 2018-05-09 2021-09-02 レゲネロン ファーマシューティカルス,インコーポレーテッド 抗msr1抗体及びその使用方法
KR20230028325A (ko) * 2020-06-24 2023-02-28 리제너론 파마슈티칼스 인코포레이티드 튜불리신 및 단백질-튜불리신 접합체
GB202011993D0 (en) 2020-07-31 2020-09-16 Adc Therapeutics Sa ANTI-IL 13Ra2 antibodies
MX2023001466A (es) * 2020-08-03 2023-03-03 Bicycletx Ltd Enlazadores de base peptidica.
CN113248436A (zh) * 2021-04-13 2021-08-13 南京工业大学 一种用于蛋白靶向运输的新型交联分子及其制备方法和应用
KR20240016287A (ko) 2021-06-01 2024-02-06 아지노모토 가부시키가이샤 항체 및 기능성 물질의 콘쥬게이트 또는 이의 염, 및 이의 제조에 사용되는 화합물 또는 이의 염
WO2023222019A1 (zh) * 2022-05-18 2023-11-23 成都百利多特生物药业有限责任公司 配体药物偶联物及其应用
WO2024020164A2 (en) 2022-07-21 2024-01-25 Firefly Bio, Inc. Glucocorticoid receptor agonists and conjugates thereof

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5208020A (en) 1989-10-25 1993-05-04 Immunogen Inc. Cytotoxic agents comprising maytansinoids and their therapeutic use
US5714586A (en) 1995-06-07 1998-02-03 American Cyanamid Company Methods for the preparation of monomeric calicheamicin derivative/carrier conjugates
US20070258987A1 (en) 2000-11-28 2007-11-08 Seattle Genetics, Inc. Recombinant Anti-Cd30 Antibodies and Uses Thereof
US20050276812A1 (en) 2004-06-01 2005-12-15 Genentech, Inc. Antibody-drug conjugates and methods
TW200539855A (en) 2004-03-15 2005-12-16 Wyeth Corp Calicheamicin conjugates
US7541330B2 (en) * 2004-06-15 2009-06-02 Kosan Biosciences Incorporated Conjugates with reduced adverse systemic effects
JP2008521828A (ja) 2004-11-29 2008-06-26 シアトル ジェネティックス, インコーポレイテッド 操作された抗体およびイムノコンジュゲート
WO2006135371A1 (en) * 2005-06-09 2006-12-21 Kosan Biosciences Incorporated Conjugates with reduced adverse systemic effects
US7750116B1 (en) 2006-02-18 2010-07-06 Seattle Genetics, Inc. Antibody drug conjugate metabolites
WO2008122039A2 (en) 2007-04-02 2008-10-09 The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Selenocysteine mediated hybrid antibody molecules
US7985557B2 (en) 2007-05-23 2011-07-26 Ventana Medical Systems, Inc. Polymeric carriers for immunohistochemistry and in situ hybridization
AU2009243009B2 (en) 2008-04-30 2014-09-11 Immunogen, Inc Potent conjugates and hydrophilic linkers
DK2528625T3 (da) 2010-04-15 2013-10-14 Spirogen Sarl Pyrrolobenzodiazepiner og konjugater deraf
WO2012005982A2 (en) 2010-07-06 2012-01-12 Board Of Supervisors Of Louisiana State University And Agricultural And Mechanical College Reporter for rna polymerase ii termination
DK3170821T3 (da) 2011-05-27 2021-10-11 Ambrx Inc Sammensætninger som indeholder, fremgangsmåder som involverer, og anvendelser af ikke-naturlige aminosyrebundne dolastatinderivater
KR102356286B1 (ko) 2011-05-27 2022-02-08 암브룩스, 인코포레이티드 비-천연 아미노산 연결된 돌라스타틴 유도체를 함유하는 조성물, 이를 수반하는 방법, 및 용도
US8815226B2 (en) 2011-06-10 2014-08-26 Mersana Therapeutics, Inc. Protein-polymer-drug conjugates
ES2945932T3 (es) 2011-10-14 2023-07-10 Seagen Inc Pirrolobenzodiazepinas y conjugados dirigidos
EA036202B1 (ru) 2011-10-14 2020-10-14 Сиэтл Дженетикс, Инк. Пирролбензодиазепины и конъюгаты направленного действия
BR112014009070B1 (pt) 2011-10-14 2021-11-23 Medimmune Limited Método de síntese e intermediários úteis na preparação de pirrolobenzo-diazepinas
US9399073B2 (en) 2011-10-14 2016-07-26 Seattle Genetics, Inc. Pyrrolobenzodiazepines
WO2013068874A1 (en) 2011-11-11 2013-05-16 Pfizer Inc. Antibody-drug conjugates
HUE062385T2 (hu) 2012-10-23 2023-10-28 Synaffix Bv Módosított antitest, antitest-konjugátum és eljárás ezek elõállítására
US10570151B2 (en) * 2013-03-15 2020-02-25 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Biologically active molecules, conjugates thereof, and therapeutic uses
CN105530942B (zh) 2013-08-26 2019-10-11 瑞泽恩制药公司 一种包含大环内酯类非对映体的药物组合物、其制备方法和用途
KR20240034882A (ko) * 2013-10-15 2024-03-14 씨젠 인크. 개선된 리간드-약물 컨쥬게이트 약물동력학을 위한 peg화된 약물-링커
CN106573074B (zh) * 2014-06-02 2022-04-12 里珍纳龙药品有限公司 生物活性分子偶联物、试剂和制备方法及其治疗用途
RU2731055C2 (ru) * 2014-12-03 2020-08-28 Дженентек, Инк. Конъюгаты антитела к staphylococcus aureus с рифамицином и их применение
RU2017118792A (ru) * 2014-12-03 2019-01-09 Дженентек, Инк. Конъюгаты антитела к staphylococcus aureus с рифамицином и их применение
BR112017012342A2 (pt) * 2014-12-09 2018-02-27 Abbvie Inc compostos inibitórios de bcl-xl e conjugados de anticorpo-fármaco incluindo os mesmos
RU2020123953A (ru) * 2014-12-09 2020-09-18 Эббви Инк. Ингибирующие bcl-xl соединения, обладающие низкой клеточной проницаемостью, и конъюгаты антитело-лекарственное средство, включающие их
WO2016160615A1 (en) 2015-03-27 2016-10-06 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Maytansinoid derivatives, conjugates thereof, and methods of use
KR20180099892A (ko) 2016-01-25 2018-09-05 리제너론 파아마슈티컬스, 인크. 메이탄시노이드 유도체, 그의 접합체, 및 사용 방법
EP3433278A4 (en) * 2016-03-25 2019-11-06 Seattle Genetics, Inc. PROCESS FOR THE PREPARATION OF PEGYLATED MEDICINE LINKS AND INTERMEDIATES THEREOF
AU2017277916A1 (en) * 2016-06-08 2019-01-03 Abbvie Inc. Anti-CD98 antibodies and antibody drug conjugates
US10711032B2 (en) 2016-11-08 2020-07-14 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Steroids and protein-conjugates thereof
CA3063871A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-22 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Cyclodextrin protein drug conjugates
WO2018213082A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-22 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Bis-octahydrophenanthrene carboxamides and protein conjugates thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021502341A5 (ja)
JP6847089B2 (ja) Wt1抗原ペプチドコンジュゲートワクチン
JP2513775B2 (ja) 固相ペプチド合成用支持体
JP6703668B2 (ja) ペプチド合成方法
US10407468B2 (en) Methods for synthesizing α4β7 peptide antagonists
AU2018270784B2 (en) Cyclodextrin protein drug conjugates
CA1188297A (en) Methods and compositions for preparation of h-arg-x-z- y-tyr-r
US20240116980A1 (en) Compound or salt thereof and preparation method and application of same
HUT71585A (en) Process for producing bombesin phenylalanine analogue peptides
BONELLI et al. Solid phase synthesis of retro‐inverso peptide analogues: Synthesis and biological activity of the partially modified retro‐inverso analogue of the bradykinin potentiating peptide BPP9a [gLys6,(RS)‐mPhe7, Ala8] BPP9a
US8981049B2 (en) Aziridine mediated native chemical ligation
WO2004111086A2 (fr) ANALOGUES PEPTIDIQUES COMPRENANT AU MOINS UN RESIDU AZA-ß3 AMINOACYLE, ET LEURS UTILISATIONS, NOTAMMENT EN THERAPIE
RU2777327C1 (ru) Способ синтеза пептидов
US9605020B2 (en) Method for producing dipeptide derivative containing disubstituted amino acid residue
US3780015A (en) Process for preparing lysine containing peptides
JP5097104B2 (ja) 新規イソジペプチド
FR2543546A1 (fr) Derives de gonadoreline contenant un groupe b-aspartyle, procede pour leur preparation et preparations pharmaceutiques les contenant
AU2017349979B2 (en) FoxP3-binding peptides and uses thereof
JP4949557B2 (ja) ペプチドのアシル化方法及び新規アシル化剤
CA1156220A (en) Method and composition for preparation of h-sar-lys-sar-gln-nh.sub.2
JP5670332B2 (ja) ピペコリン酸リンカーおよび固体支持体についての化学へのその使用
WO2019236469A1 (en) Tlr7 peptide conjugates
JPH02292250A (ja) サイモペンチン類似体