JP2021195938A - 管理装置、管理方法、管理プログラムおよび管理システム - Google Patents

管理装置、管理方法、管理プログラムおよび管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】設定の切り替えを支援すること。【解決手段】本発明の一態様によれば、通信装置は、受信部と、判定部と、送信部とを含む。受信部は、給水装置からブロードキャスト信号を受信する。判定部は、前記ブロードキャスト信号から前記給水装置に関する情報がデータベースに登録されているか否かを判定する。送信部は、前記給水装置に関する情報が前記データベースに登録されていない場合、前記データベースを管理する管理サーバに前記給水装置に関する情報を送信する。【選択図】 図2

Description

本発明は、給水装置のモード設定の技術に関する。
作業員が給水装置のメンテナンスを行う場合は、給水装置を点検作業中モードに設定するなど、通常の運転モードからモードを変更してメンテナンス作業を行うのが一般的である。この場合、手動によりモードの変更が行われるため、メンテナンス終了後に作業員が運転モードを戻し忘れたり、異なるモードへ変更してしまう可能性がある。変更の戻し忘れや変更ミスのまま作業員がメンテナンス作業を終えて給水装置から離れてしまうと、給水装置が運転されずに断水となる可能性もある。
このような変更の戻し忘れや変更ミスの改善策の一つとして、運転モードから点検作業中モードに変更後、所定期間経過した場合に点検作業中モードを解除する手法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−53887号公報
しかし、点検作業時において給水装置に不具合が発見され、通常の点検作業時間内では復旧が困難であるような場合、所定期間経過後に点検作業中モードが解除され自動的に復旧してしまうと、漏水などのアクシデントが発生する可能性がある。また、例えば受水槽の清掃時に具合が悪くなるなど作業員に何らかの異常が生じ、受水槽内に作業員がとどまったままである場合、所定期間経過後に点検作業中モードが解除されてしまうと、受水槽に注水が開始されてしまうため、作業員が危険な状態にさらされる可能性もある。
本発明は、設定の切り替えを支援することを目的とする。
本発明の一態様によれば、管理装置は、判定部と、実行部とを含む。判定部は、メンテナンス前の給水装置に関する第1設定と、メンテナンス後の前記給水装置に関する第2設定とが異なるか否かを判定する。実行部は、前記第1設定と前記第2設定とが異なる場合、前記給水装置の設定を前記第1設定に戻す処理および外部への通知処理の少なくともどちらか一方を実行する。
本発明の別の態様によれば、管理システムは、給水装置と、端末と、管理サーバとを含む。前記給水装置は、接続部と、判定部と、通信部とを含む。接続部は、前記端末と無線接続を確立する。判定部は、メンテナンス前の給水装置に関する第1設定と、メンテナンス後の前記給水装置に関する第2設定とが異なるか否かを判定する。通信部は、前記第1設定と前記第2設定とが異なる場合、前記第1設定と前記第2設定との設定状態を示す情報を前記管理サーバに送信する。前記管理サーバは、前記第2設定から前記第1設定に戻す指示を前記給水装置に送信し、前記第1設定に変更した完了通知を前記端末に送信する。前記給水装置は、設定部をさらに具備する。設定部は、前記管理サーバからの前記指示に従い、前記第2設定から前記第1設定に変更する。
本発明によれば、設定の切り替えを支援することができる。
本実施形態に係る管理システムの一例を示す図。 本実施形態に係る給水装置を示すブロック図。 第1の実施形態に係る給水装置の動作例を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る給水装置の自動再設定処理を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る管理サーバが強制的に設定を戻す処理を示すシーケンス図。 第1の実施形態に係る確認通知の表示例を示す図。 第2の実施形態に係る管理装置の緊急通知処理を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る確認通知の表示例を示す図。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る管理装置、管理方法、管理プログラムおよび管理システムについて説明する。なお、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号を付し、重複する説明については基本的に省略する。例えば、複数の同一または類似の要素が存在する場合に、各要素を区別せずに説明するために共通の符号を用いることがあるし、各要素を区別して説明するために当該共通の符号に加えて枝番号を用いることもある。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る管理システム100を例示するブロック図である。図1に示すように、管理システム100は、管理サーバ1、複数の端末3−n(nは端末のインデックス)、複数のポンプ装置5−m(mは給水装置のインデックス)を有する。管理システム100は、ポンプ装置5の稼動状態などを管理サーバ1を用いて管理するコンピュータシステムである。図1においてnが2、mが4の構成を示しているが、これに限定する必要はなく、n及びmはそれぞれ1以上であれば幾つでもよい。以下、複数の端末3−nを特に区別しないときは単に端末3と記載し、複数のポンプ装置5−mを特に区別しないときは単にポンプ装置5と記載することとする。ポンプ装置5は管理システム100に含まれなくてもよい。
図1に示すように、管理サーバ1と端末3とは、4G、5Gといった携帯通信網や、Wimax、Wi−Fi(登録商標)などの無線通信回線を介して接続されることを想定する。端末3とポンプ装置5とは、上述した無線通信回線に加え、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Filed Communication)、赤外線通信といった無線通信手段により接続されることを想定する。なお、端末3とポンプ装置5とは、USB(Universal Serial Bus)やケーブルによるLAN(Local Area Network)接続といった有線通信回線を介して接続されてもよい。図1には図示しないが、管理サーバ1と複数のポンプ装置5とが無線通信回線を介して接続されてもよい。
管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ、表示機器、入力機器及び通信機器を有するコンピュータである。管理サーバ1は、複数のポンプ装置5に関する各種データを管理するためのHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、集積回路記憶装置等の大容量記憶装置を有する。当該大容量記憶装置をデータベースと呼ぶことにする。例えば、管理サーバ1は、ポンプ装置5に関する各種データをデータベースに記憶したり、ポンプ装置5の稼働状況を管理する。なお、管理サーバ1は、オンプレミスサーバに限らず、クラウドサーバであってもよい。
端末3は、作業員等のユーザが持ち運び可能な通信端末であり、例えば、ノートPC、モバイル端末(スマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット)が挙げられる。なお、端末3は、ポンプ装置5の管理専用に構成された通信デバイスであってもよい。端末3から、ポンプ装置5を制御可能としてもよく、例えば、ポンプ装置5を制御するためのアプリケーション(以下、制御アプリケーションともいう)が搭載されてもよいし、Webブラウザからポンプ装置5を制御可能としてもよい。
ポンプ装置5は、例えば、建物に給水する機械装置(給水装置)である。ポンプ装置5は、例えば、水道本管に直結され、水道本管を流れる水を直接増圧し、建物に設けられた蛇口やシャワーヘッド等の供給先に給水する、いわゆる直結増圧型給水装置であるとする。なお、本実施形態に係るポンプ装置5の型は直結増圧型のみに限定されず、直結直圧型でもよいし、あるいは、受水槽を利用する貯水槽水道型その他の如何なる型式でもよい。
次に、第1の実施形態に係るポンプ装置5について図2のブロック図を参照して説明する。
ポンプ装置5は、制御盤50とポンプ部60とを含む。ポンプ装置5は、他に、図示しない吸込配管と吐出配管とを含んでもよい。ポンプ装置5は、ポンプ部60により、吸込配管を介して一次側にある水を取り込み、吐出配管を介して二次側へ給水する。吸込配管は、例えば、水道本管から分岐された水道分管およびポンプ部60を接続する。吐出配管は、ポンプ部60とその二次側の給水先とを接続する。ポンプ装置5は、複数台のポンプ部60を含んでいてもよい。この場合に、ポンプ装置5は、複数台のポンプ部60を交互に駆動する交互運転、複数台のポンプ部60を同時に駆動する並列運転などを行うことができる。
図2に示すように、制御盤50は、互いにバスを介して接続された近距離通信器51と、遠距離通信器52と、入力機器53と、インバータ54と、インタフェース55と、表示機器56と、記憶装置57と、プロセッサ58とを含む。プロセッサ58は、接続部581と、通信部582と、設定部583と、判定部584と、発報部585と、実行部586とを含む。なお、接続部581と、通信部582と、設定部583と、判定部584と、発報部585と、実行部586とをあわせて管理装置ともいう。
近距離通信器51は、Bluetooth、Wi−FiまたはNFC等の無線通信の規格に準拠した無線通信モジュール511を搭載し、近距離無線通信を行なう。近距離通信器51は、USB等の有線通信の規格を用いた近距離通信を行なってもよい。近距離通信器51は、端末3との間で、近距離通信回線を介して、ポンプ装置5の運転モードの設定および各種データの送受信などを行なう。
遠距離通信器52は、携帯通信網、WimaxおよびWi−Fi等の無線通信の規格を用いた遠距離通信を行なう。遠距離通信器52は、管理サーバ1との間で、遠距離通信回線を介して各種データの送受信を行なう。
入力機器53は、ユーザの指示を電気信号に変換する。入力機器53としては、例えば、操作パネルやタッチパネル、キーボード、マウス、各種スイッチ等が用いられればよい。なお、入力機器53としては、音声入力装置が用いられてもよい。入力機器53からの電気信号はバスを介してプロセッサ58に供給される。
インバータ54は、ポンプ部60を作動する動力を発生する。具体的には、インバータ54は、ポンプ部60(のモータ)に所定周波数の交流電力を供給する。また、インバータ54は、プロセッサ58からインバータ制御信号を受け取る。インバータ54は、インバータ制御信号に応じて動作する。例えば、インバータ54は、運転停止信号または運転開始信号に相当するインバータ制御信号に応じて運転を停止または開始する。また、インバータ54は、回転数制御信号に相当するインバータ制御信号に応じてモータの回転数を制御する。
具体的には、インバータ54は、図示しないコンバータ回路、平滑コンデンサ及びインバータ回路を含む。コンバータ回路は、交流電源から交流電力を取り込み整流することで直流電力に変換する。平滑コンデンサは、コンバータ回路によって出力される直流電力の電圧を平滑化し、略一定電圧の直流電力を得る。そして、インバータ回路は、平滑コンデンサによって得られた直流電力を制御盤50からのインバータ制御信号(回転数制御信号に相当)に応じた所定周波数の交流電力へと変換してモータに供給する。
インタフェース55は、例えば、ポート等の入出力インタフェースである。インタフェース55は、例えば、制御盤50とポンプ部60とを接続し、各種データを送受信する。
表示機器56は、各種データを表示する。表示機器56としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ、有機EL(electroluminescence)ディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ等の任意のディスプレイが用いられればよい。なお、表示機器56として、プロジェクタが用いられてもよい。
記憶装置57は、各種データを記憶するROMやRAM、HDD、SSD、集積回路記憶装置等のメモリ装置である。記憶装置57は、物理的に一つのメモリ装置により実現されてもよいし、ポンプ装置5内に物理的に分離された複数のメモリ装置により実現されてもよい。以下、記憶装置57を単にメモリと呼ぶことにする。
プロセッサ58は、CPUやマイクロプロセッサ等の演算装置である。プロセッサ58は、ASICやFPGA等の専用の回路により構成されてもよい。プロセッサ58は、記憶装置57に保存された各種プログラムを実行することで、接続部581と、通信部582と、設定部583と、判定部584と、発報部585と、実行部586との各機能を実現する。
接続部581は、ポンプ装置5の制御盤50に接続される無線通信モジュール511と、端末3との間の無線接続を確立する。例えば、Bluetoothであれば、一般的なペアリング接続により無線接続が確立されればよく、Wi−Fiであれば、Wi−Fiのアクセスポイントに予め設定されたSSIDおよびパスワードを入力することで、無線接続が確立されればよい。なお、一度、ポンプ装置5と端末3との無線接続が確立していれば、端末3の無線機能をオンにしてポンプ装置5と接近することで、自動的に無線接続が確立されるものとする。
通信部582は、接続が確立した端末3との間、または遠距離通信器52を介して管理サーバ1との間でデータの送受信を行う。通信部582は、例えば後述するように、戻し忘れを示す確認通知などを端末3に送信する。
設定部583は、運転モードを設定する。具体的には、給水装置を自動で運転させる自動運転モード、試運転時やメンテナンス時に手動でポンプを動作させることが可能な手動運転モード、ポンプを動作させない停止モードなどが挙げられる。ここでは、説明の便宜上、手動運転モードや停止モードなど、ポンプ装置5のメンテナンスの時に切り換えられるモードをメンテナンス用モードという。運転モードの切り替えは、例えば作業員が制御盤50のボタンを押下することで切り替えてもよいし、接続が確立した端末3から、制御アプリケーションを介して運転モードを切り替える指示を制御盤50へ送信し、受信した当該指示に基づき、設定部583が切り替えてもよい。
判定部584は、メンテナンス前のポンプ装置5に関する設定(第1設定ともいう)と、メンテナンス後のポンプ装置5に関する設定(第2設定ともいう)とが異なるか否かを判定する。
発報部585は、実行部586からの指示に応じて、設定に関する確認通知または緊急信号を端末3、管理サーバ1その他の外部に通知する通知処理を行う。
実行部586は、第1設定と第2設定とが異なる場合、ポンプ装置5の設定を第1設定に戻す処理および外部への通知処理の少なくともどちらか一方を実行する。
なお、制御盤50を構成する基板の枚数は任意に設計可能であり、各基板が近距離通信器51、遠距離通信器52、入力機器53、インバータ54、インタフェース55、表示機器56、記憶装置57及びプロセッサ58のうちの何れの機器を物理的に装備するのかも任意に設計可能である。また、接続部581と、通信部582と、設定部583と、判定部584と、発報部585と、実行部586とは、一のプロセッサ58が担うものとしたが、物理的に分離した複数のプロセッサが分担してもよい。
次に、本実施形態に係るポンプ装置5に含まれる管理装置の動作例について、図3のフローチャートを参照して説明する。
ステップS301では、接続部581が、無線接続範囲内に属する端末3と無線通信モジュール511を介して無線接続する。以下では、無線接続方式としてBluetoothを用いる場合を想定し、Bluetoothの一般的なペアリング手続きによって、作業員が所持する端末3とポンプ装置5との無線接続が確立するものとする。
ステップS302では、設定部583が、ポンプ装置5の運転モードをメンテナンス用モードへ変更する。具体的には、メンテナンス用モードへの変更は、例えば作業員が制御盤50のスイッチを操作することにより、自動運転モードから手動運転モード、停止モードまたは点検作業中モードに切り替える。または、作業員が、例えば端末3に搭載される制御アプリケーションを操作することで、自動運転モードから手動運転モード、停止モードまたは点検作業中モードに変更する指示を無線送信し、設定部583が当該指示に基づき運転モードを変更してもよい。なお、判定部584は、自動運転モードからモードが変更されていれば、ポンプ装置5がメンテナンス中であると判定できる。また、メンテナンス用モードに変更される前の運転モードの設定を、例えば記憶装置57に記憶させてもよい。
ステップS303では、判定部584が、メンテナンスが終了したか否かを判定する。具体的には、例えば、判定部584が、ポンプ装置5と端末3との無線接続が解除されれば、メンテナンス終了と判定すればよい。なお、無線接続の解除は、作業員が意識的にペアリングを解除することに限らず、Bluetoothの通信範囲外に移動したことによる無意識下でペアリングを解除してしまうことも含む。また、判定部584は、作業員がポンプの電源が投入されるなど、メンテナンス用モードとは異なる状態に設定された場合にも、メンテナンスが終了したと判定してもよい。
ステップS304では、判定部584が、メンテナンス前のポンプ装置5の運転モードの設定とメンテナンス後である現在のポンプ装置5の運転モードの設定とが異なるか否かを判定する。具体的には、判定部584が、記憶装置57を参照し、メンテナンス前の運転モードの設定と、現在の運転モードの設定とを比較する。メンテナンス前後で運転モードの設定が同一である場合、作業員がメンテナンス用モードから元の運転モードへ設定を戻したと判定できるため、管理装置の動作を終了する。一方、メンテナンス前後で運転モードの設定が異なる場合、ステップS305に進む。
ステップS305では、実行部586が、例えばポンプ装置5の周辺や作業員が保持する端末3などの外部へ、運転モードの設定の戻し忘れを通知する通知処理、および/またはメンテナンス前の運転モードに設定を戻す処理を実行する。
具体的に、通知処理の場合は、実行部586が、発報部585を介して戻し忘れを示す通知を送信する。ポンプ装置5の周辺に通知する場合、制御盤50からアラート音、音声などが発報されればよい。また、端末3に通知する場合は、ペアリングが解除されていることから、ポンプ装置5から端末3へ直接通知できないと考えらえるため、管理サーバ1を介して、当該通知が画面にプッシュ通知などで表示される、および/またはアラート音、音声などが端末3から発生すればよい。これにより、作業員に対して設定を戻し忘れたことを通知することができる。また、設定を戻す処理の場合は、実行部586が、設定部583を介して、メンテナンス前の運転モードの設定に変更する。
なお、モードの設定処理と通知処理とを共に実行する場合は、メンテナンス前の運転モードに戻す旨を端末に通知しつつ、運転モードをメンテナンス前の運転モードに戻せばよい。また、ステップS301とステップS302との処理は、どちらが先に実行されてもよい。例えば、ステップS302の処理が先に実行される場合は、作業員が直接制御盤50のスイッチを操作して運転モードを設定し、その後、端末3とポンプ装置5との無線接続が確立されればよい。
運転モードの設定処理の第1例としては、メンテナンス前のポンプ装置5の運転モードが、「自動運転」であり、メンテナンス後のポンプ装置5の運転モードが「停止」または「手動運転」である場合、判定部584により、設定が異なると判定される。よって、実行部586が、設定部583により運転モードを「自動運転」に戻すように設定する処理、および/または、発報部585により戻し忘れ旨の通知を端末3に送信させる。
運転モードの設定処理の第2例としては、メンテナンスに入る際に点検作業中モードに設定され、メンテナンス後に点検作業中モードが解除されていない場合、実行部586が、設定部583により点検作業中モードを解除する処理、および/または、発報部585により点検作業中モードの解除忘れを通知する処理を実行する。
なお、運転モードの設定ではなく、給水装置に接続される受水槽に関する設定に対しても同様に適用できる。例えば、ポンプ装置5が点検作業中モードに設定されていなくても、受水槽の流入弁が閉じていれば、ポンプ装置5により給水が行われない。よって、受水槽に関する受水槽の識別番号、流入弁の開閉の設定などがメンテナンス前とメンテナンス後とで異なる場合、実行部586は、設定部583により受水槽に関する設定をメンテナンス前の設定に戻す処理、および/または、発報部585により受水槽に関する設定の戻し忘れを通知する処理を実行する。
なお、実行部586が、設定部583によるメンテナンス前の設定に戻す処理を実行せず、発報部585による通知処理のみを実行した場合、端末3を保持する作業員は、戻し忘れの通知を受けたのち、メンテナンス用モードの設定を戻すべく、再びポンプ装置5付近に戻ることも考えられる。この場合、端末3を保持する作業員がポンプ装置5と無線接続可能な範囲内に戻った場合、作業員が再設定せずに自動でメンテナンス前の設定に戻すようにしてもよい。
本実施形態に係るポンプ装置5の自動再設定処理について図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS401では、ステップS301と同様に、接続部581が、ポンプ装置5と無線接続範囲内に属する端末と無線接続する。
ステップS402では、判定部584が、ステップS401によりペアリングされた端末に対して、戻し忘れまたは解除忘れの通知処理済みであるか否かを判定する。通知処理済みの端末であるか否かの判定においては、一度ペアリングした端末の情報、例えばMACアドレスを把握できるため、例えば接続部581が、接続が確立した端末3のMACアドレスを取得する。記憶装置57が、接続が確立した端末のMACアドレスと通知処理済みか否かの情報との対応関係を示すテーブルを格納する。発報部585は、通知処理を行った端末のMACアドレスと、通知処理済みであることを示すフラグなどの情報を記憶装置57が記憶するテーブルに追加して更新する。
判定部584は、再ペアリングした際の端末3のMACアドレスをキーとしてテーブルを参照し、通知処理済みの端末であるか否かを判定すればよい。通知処理済みの端末であれば、ステップS403に進み、通知処理済みではない端末であれば、通常のメンテナンスであると考えられるため、処理を終了する。
ステップS403では、発報部585が、メンテナンス前の設定に変更する旨の確認通知を端末3に対して送信する。
ステップS404では、設定部583が、メンテナンス前の設定に戻すように設定を変更する。なお、設定部583は、自動でメンテナンス前の設定に戻すのではなく、ステップS403において端末3から確認通知に対する応答を受信した場合にのみ、メンテナンス前の設定に戻すように処理してもよい。例えば、端末3の制御アプリケーションが、ステップS403の確認通知を表示すると共に画面上に「OK」ボタンを表示させ、作業員が「OK」ボタンをタッチすることで、メンテナンス前の設定に戻す処理を了承した旨の応答がポンプ装置5側に送信されるようにしてもよい。これにより、作業員が認識した上で運転モードの設定を戻すことができる。
また、ステップS403の処理を省略し、ステップS402において通知処理済みの端末であると判定できた場合は、端末3に確認通知を送信せずに、メンテナンス前の設定に戻してもよい。
なお、上述の例では、ポンプ装置5側に含まれる管理装置が、メンテナンス前後の設定を判定し、通知処理または運転モードを戻す処理を実行したが、これに限らず、端末3または管理サーバ1で、これらの処理が実行されてもよい。
端末3が上述の処理を実行する場合、端末3が、管理装置として少なくとも判定部584と、発報部585と、実行部586とを含む。ペアリングが解除された後に、判定部584が、メンテナンス前後でポンプ装置5の設定が異なるか否かを判定する。メンテナンス前後のポンプ装置5の設定が異なれば、実行部586が、発報部585を介して端末3の画面または端末3が備えるスピーカを介して通知処理を実行する。作業員が確認し、メンテナンス前の第1設定に戻す場合は、端末3から設定を戻す指示を管理サーバ1を介してポンプ装置5に送信すればよい。
また、管理サーバ1が上述の処理を実行する場合、管理装置として少なくとも判定部584と、発報部585と、実行部586とを含む。管理サーバ1が、端末3またはポンプ装置5から、メンテナンス前のポンプ装置5の設定を受信し、端末3とポンプ装置5とのペアリングが解除された後に、端末3またはポンプ装置5からメンテナンス後のポンプ装置5の設定を受信する。その後、管理サーバ1に含まれる判定部584が、メンテナンス前後のポンプ装置5の設定が異なるか否かを判定する。メンテナンス前後のポンプ装置5の設定が異なれば、実行部586が、発報部585を介して端末3の画面またはスピーカを介して通知処理を実行する。管理サーバ1が端末3から設定を戻す指示を受信した場合、ポンプ装置5に設定を戻す指示を送信し、ポンプ装置5がメンテナンス前の設定に戻せばよい。
なお、端末3を所持する作業員に通知し、作業員の確認および指示とともにメンテナンス前のポンプ装置5の状態に戻す処理の場合、作業員がすぐに確認できない状況など、確認が遅れることも想定される。よって、管理サーバ1において、端末を所持する作業員に確認せずに、メンテナンス前の状態に戻す処理を実行してもよい。これにより、ポンプ装置5の設定の変更を早急に実行し、ポンプ装置5の運転を再開させることができる。
管理サーバ1が強制的にメンテナンス前の状態に戻す処理を実行する場合について、図5のシーケンス図を参照して説明する。
図5は、管理サーバ1と、端末3と、ポンプ装置5との間のデータ送受信を示すシーケンス図である。
ステップS501では、端末3とポンプ装置5との間の無線接続が確立される。
ステップS502では、端末3から、モード変更の指示がポンプ装置5に送信され、例えばポンプ装置5の設定部583が、メンテナンス用モードに変更する。
ステップS503では、端末3とポンプ装置5との間の無線接続が解除される。
ステップS504では、ポンプ装置5の判定部584が、メンテナンス前後のポンプ装置5の設定が異なるか否かを判定する。ここでは、メンテナンス前後のポンプ装置5の設定が異なるとする。
ステップS505では、ポンプ装置5の通信部582が、メンテナンス前後のポンプ装置5の設定のパラメータおよびメンテナンス前後のポンプ装置5の設定が異なる旨を含む設定状況を送信する。
ステップS506では、管理サーバ1が、ポンプ装置5から受信した設定状況に基づいて、メンテナンス前のポンプ装置5の設定に戻す制御信号をポンプ装置5に送信する。
ステップS507では、ポンプ装置5の設定部583が、制御信号に基づき、現在の設定から、メンテナンス前のポンプ装置5の設定に変更する。また、ポンプ装置5の通信部582が、設定の変更が完了した旨を管理サーバ1に送信する。
ステップS508では、管理サーバ1が、ポンプ装置5の設定を戻した旨を端末3に通知する。なお、ポンプ装置5から管理サーバ1へ、設定の変更が完了した旨の送受信を省略してもよい。この場合、管理サーバ1が設定を変更する前提で、ステップS506とステップS508とをほぼ同時に実行すればよい。
次に、第1の実施形態に係る確認通知の表示例について図6を参照して説明する。
図6は、端末3の画面61に表示される、確認通知の一例である。画面61上に「設定を戻し忘れていませんか?」というメッセージが、例えばプッシュ通知で表示される。ここで、運転モードを戻すように設定する指示を送信するためのボタン62を設けてもよい。作業員が、図6の例では「運転モードを戻す」と表示されたボタン62を押下することで、設定を戻す指示がポンプ装置5に送信される。なお、端末3からの当該指示は、ペアリングが解除されていると想定されるためポンプ装置5には直接送信せず、管理サーバ1を経由してポンプ装置5に送信されればよい。
以上に示した第1の実施形態によれば、Bluetoothなどの無線接続が解除された場合、メンテナンス前後の給水装置の設定が異なるか否かを判定し、給水装置の設定が異なる場合に、作業員などへの通知処理および/またはメンテナンス前の給水装置の設定に戻す処理を実行する。これにより、メンテナンス作業を実施した作業員による設定の戻し忘れ、解除し忘れが発生した場合でも、すぐに設定を戻すまたは設定を戻すことを促すことができ、設定の切り替えを支援することができる。結果として、給水装置の設定戻し忘れによる断水などのトラブルを防止することができる。
(第2の実施形態)
例えば、受水槽内を清掃するなどのメンテナンス中に作業員の具合が悪くなってしまった場合、作業員自身では外部に助けを呼ぶことができない可能性がある。よって、作業員が保持する端末と給水装置が無線接続された状態であれば、端末の状態を監視し、給水装置から外部へまたは給水装置から管理サーバへ、緊急信号を通知することで、救急車を呼ぶなどの作業員の救助を行なうことができる。
第2の実施形態に係る管理装置による緊急通知処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
図7では前提として、端末3は加速度センサが搭載されるスマートフォンを想定し、ポンプ装置5と端末3とが無線接続され、作業員が端末を所持したまま作業している状況を想定する。無線接続およびメンテナンス用モードの設定は、上述のステップS301とステップS302と同様の処理を行えばよい。
ステップS701では、通信部582が、端末3から加速度センサの値を取得する。
ステップS702では、判定部584が、所定期間、加速度センサの値の変動が閾値以下であるか否かを判定する。すなわち、加速度センサの値の変動が閾値よりも大きければ、作業員が通常通り作業していると想定されるため、ステップS701に戻り、処理を繰り返す。一方、所定期間以上、加速度センサの値の変動が閾値以下である場合、ステップS703に進む。
ステップS703では、発報部585が、近距離通信器51を介して、作業員が動いていない可能性があるとして、端末3に確認通知を送信する。確認通知を送信するのは、作業員が動いていない状況が、作業員に異常がある場合だけではなく、作業員が単純に移動を伴わない作業をしており、特段の緊急性がない場合もあり得るからである。よって、作業員に確認を促すために端末に確認通知を送信する。端末3では、確認通知を示すアラート音を発生させてもよいし、アラート音とともに画面に確認通知を表示してもよい。
ステップS704では、判定部584が、所定期間内に作業員から応答があるか否かを判定する。例えば、端末のディスプレイに確認通知として「異常はありませんか」という内容とともに「異常なし」というボタンを表示し、作業員が「異常なし」のボタンをタッチした場合、当該端末3から異常がない旨を示す信号が給水装置側に送信されるようにすればよい。判定部584は、例えばタイマーにより、確認通知を送信してからの経過時間を計測し、所定時間内に通信部582が端末から異常がない旨を示す信号を受信した場合、判定部584は、所定期間内に作業員から応答ありと判定すればよい。なお、判定部584は、確認通知を端末に送信してから、取得した加速度センサの値の変動が閾値よりも大きくなった場合、作業員が静止状態から作業を再開したとして、作業員から応答があったと判定してもよい。一方、所定期間内に上述のような端末3からの信号を受信できない場合、判定部584は、作業員からの応答がないと判定し、ステップS705に進む。
ステップS705では、ポンプ装置5から緊急信号を送信する。例えば、ポンプ装置5の発報部585は、緊急信号として、ポンプ装置5の制御盤50などから外部へ周知されるようなアラート音または音声によるメッセージを発報する。また、ポンプ装置5の発報部585から管理サーバ1へ緊急信号が発報(送信)され、管理サーバ1側で異常事態を把握し、必要に応じて救急へ連絡するなどの設定がなされてもよい。
なお、端末3から緊急信号が送信されてもよい。端末3からの緊急信号は、例えば、ポンプ装置5の発報部585が、端末3が緊急信号を送信する旨のリクエストを端末3に送信し、当該リクエストを受信した端末3が、外部へ周知されるようなアラート音または音声によるメッセージを発報する。また、ポンプ装置5からのリクエストを受信する代わりに、端末3が確認通知を受信してからタイマーにより時間を計測し、所定期間経過しても端末3が操作されなければ、端末3が緊急信号を発報してもよい。さらに、端末3は、緊急信号として端末3の電話機能を用いて救急へ通報してもよい。
また、端末3からポンプ装置5に緊急信号が送信され、ポンプ装置5の制御盤50などから外部へ周知されるようなアラート音または音声によるメッセージが発報されてもよい。さらには、端末3から直接管理サーバ1へ緊急信号が送信され、管理サーバ1側で上述の様な設定がなされてもよい。
なお、作業員が作業中は端末を所持していないことも想定され、この場合に図7に示す処理に従うと必ず緊急信号が発報されてしまうため、図7に示す緊急通知処理を行わないように端末3側で緊急通知処理の実行の有無を設定できるようにしてもよい。また、作業員がリストバンド型の活動量計などをつけている場合は、当該活動量計から加速度センサの値を端末が取得し、端末から給水装置へ所定間隔で加速度センサの値が送信されるように設定することで、作業員が端末3を所持しながら作業する場合と同様に緊急通知処理を実行できる。
次に、第2の実施形態に係る確認通知の表示例について図8を参照して説明する。
図8は、図6と同様の制御アプリケーションの画面81であり、画面81上に「体調に異常はありませんか?」というメッセージが、例えばプッシュ通知で表示される。また、確認通知後、所定期間経過後に緊急信号を通知するためのカウントダウンを表示してもよい。図8の例では、「外部発報まで残り時間:57(秒)」といったカウントダウンを表示する。
さらに、異常がないことを示す応答を送信するためのボタン82を設けてもよい。図8の例では、「異常なし」と表示されるボタン82が表示され、作業員がボタン82をタッチすることで、異常がないことがポンプ装置5に送信され、ポンプ装置5から緊急信号は発報されない。
なお、ユーザが誤認せず、押し間違いが発生しないような表示ができれば、ボタン82に加えて所定期間を待たずに緊急信号を即時に発報するための「発報」ボタンを設定してもよい。
以上に示した第2の実施形態によれば、メンテナンス中において作業員の状態を端末の加速度センサに基づき判定し、応答がない場合は緊急信号を発生させる。これによって、作業員に異常がある場合に、外部へ通知することができ、迅速な対応をとることができる。
上記各実施形態の処理の少なくとも一部は、例えば汎用のコンピュータに搭載されたプロセッサを基本ハードウェアとして用いることでも実現可能である。上記処理を実現するプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して提供されてもよい。プログラムは、インストール可能な形式のファイルまたは実行可能な形式のファイルとして記録媒体に記憶される。記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD、Blu−ray(登録商標)Disc等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなどである。記録媒体は、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能であれば、何れであってもよい。また、上記処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1・・・管理サーバ、3・・・端末、5・・・ポンプ装置、51・・・近距離通信器、52・・・遠距離通信器、53・・・入力機器、54・・・インバータ、55・・・インタフェース、56・・・表示機器、57・・・記憶装置、58・・・プロセッサ、60・・・ポンプ部、61,81・・・画面、62,82・・・ボタン、100・・・管理システム、511・・・無線通信モジュール、581・・・接続部、582・・・通信部、583・・・設定部、584・・・判定部、585・・・発報部、586・・・実行部。

Claims (10)

  1. メンテナンス前の給水装置に関する第1設定と、メンテナンス後の前記給水装置に関する第2設定とが異なるか否かを判定する判定部と、
    前記第1設定と前記第2設定とが異なる場合、前記給水装置の設定を前記第1設定に戻す処理および外部への通知処理の少なくともどちらか一方を実行する実行部と、
    を具備する管理装置。
  2. メンテナンス中において前記給水装置と端末との無線接続が確立されており、
    前記判定部は、前記給水装置と前記端末との無線接続が切れた場合、前記メンテナンス後の状態であると判定する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記第1設定は、前記給水装置の自動運転モードであり、
    前記第2設定は、前記給水装置の手動運転モードまたは停止モードであり、
    前記通知処理は、戻し忘れを示す内容を通知する処理である、請求項1または請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記第2設定は、前記給水装置の点検作業中モードであり、
    前記通知処理は、前記点検作業中モードの解除忘れを通知する処理である、請求項1または請求項2に記載の管理装置。
  5. 前記第1設定および前記第2設定は、受水槽に関する設定であり、
    前記通知処理は、戻し忘れを示す内容を通知する処理である、請求項1または請求項2に記載の管理装置。
  6. 前記実行部は、前記通知処理を端末に対して実行する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. メンテナンス前の給水装置に関する第1設定と、メンテナンス後の前記給水装置に関する第2設定とが異なるか否かを判定し、
    前記第1設定と前記第2設定とが異なる場合、前記給水装置の設定を前記第1設定に戻す処理および外部への通知処理の少なくともどちらか一方を実行する管理方法。
  8. コンピュータを、
    メンテナンス前の給水装置に関する第1設定と、メンテナンス後の前記給水装置に関する第2設定とが異なるか否かを判定する判定手段と、
    前記第1設定と前記第2設定とが異なる場合、前記給水装置の設定を前記第1設定に戻す処理および外部への通知処理の少なくともどちらか一方を実行する実行手段として機能させるための管理プログラム。
  9. 給水装置と、端末と、管理サーバとを含む管理システムであって、
    前記給水装置は、
    前記端末と無線接続を確立する接続部と、
    メンテナンス前の給水装置に関する第1設定と、メンテナンス後の前記給水装置に関する第2設定とが異なるか否かを判定する判定部と、
    前記第1設定と前記第2設定とが異なる場合、前記第1設定と前記第2設定との設定状況を示す情報を前記管理サーバに送信する通信部と、具備し、
    前記管理サーバは、
    前記第2設定から前記第1設定に戻す指示を前記給水装置に送信し、
    前記第1設定への変更が完了した旨の通知を前記端末に送信し、
    前記給水装置は、前記管理サーバからの前記指示に従い、前記第2設定から前記第1設定に変更する設定部をさらに具備する、管理システム。
  10. 端末から取得した加速度センサの値の変動が閾値以下であるか否かを判定する判定部と、
    前記値の変動が閾値以下である場合、前記端末に確認通知を通知し、所定期間内に前記端末から応答がない場合、前記端末を所持する作業員の異常を通知する緊急信号を外部に発報する発報部と、
    を具備する管理装置。
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