JP2021191713A - 画像形成装置 - Google Patents

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計政 安井
Kazumasa Yasui
雅哉 荒川
Masaya Arakawa
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Abstract

【課題】シート詰まりの対処方法を的確に表示できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、給紙カセットと、画像形成部と、センサと、表示装置と、制御部と、を持つ。給紙カセットは、シートを保持する。画像形成部は、シートの表面に画像を形成する。センサは、給紙カセットから画像形成部に至る搬送経路中のシート詰まりを検出する。表示装置は、シート詰まりの対処方法を表示する。制御部は、センサによるシート詰まりの検出結果を基に表示装置を制御する。また、制御部は、シート詰まりの1回目の検出を含む第1検出と、第1検出の後に連続して発生するシート詰まりの検出である第2検出と、を区別する。さらに、制御部は、表示装置にそれぞれ異なる情報を表示させる。【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
従来から、給紙カセットからシートを搬送して画像を転写する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置において、シートは、例えばローラなどが設けられた搬送経路を通って画像形成部に搬送される。搬送経路には、シートの通過を検出するセンサが配置される。画像形成装置は、例えばセンサの出力によりシート詰まりを検出し、シート詰まりを除去するための操作手順を表示装置に表示する。
搬送経路中のセンサを増加することで、搬送経路中におけるシート詰まりの発生場所を特定できるが、一方で画像形成装置の構成が複雑化する。このため、センサの設置数を最小に留めることが求められる。この場合、シート詰まりの場所の明確な特定がなされないために、シート詰まりの対処方法を的確に表示し難いという問題があった。すなわち、搬送経路中の様々な場所に発生したシート詰まりに対して最適な対処方法を必ずしも提示できないおそれがあった。
実開平07−015650号公報
本発明が解決しようとする課題は、シート詰まりの対処方法を的確に表示できる画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、給紙カセットと、画像形成部と、センサと、表示装置と、制御部と、を持つ。給紙カセットは、シートを保持する。画像形成部は、シートの表面に画像を形成する。センサは、給紙カセットから画像形成部に至る給紙経路中のシート詰まりを検出する。表示装置は、シート詰まりの対処方法を表示する。制御部は、センサによるシート詰まりの検出結果を基に表示装置を制御する。また、制御部は、シート詰まりの1回目の検出を含む第1検出と、第1検出の後に連続して発生するシート詰まりの検出である第2検出と、を区別する。さらに、制御部は、表示装置にそれぞれ異なる情報を表示させる。
図1は、一実施形態の画像形成装置の全体構成例を示す外観図である。 図2は、一実施形態の画像形成装置の内部構造の一例を示す模式図である。 図3は、シート詰まりの第1ケースを示す模式図である。 図4は、シート詰まりの第2ケースを示す模式図である。 図5は、シート詰まりの第3ケースを示す模式図である。 図6は、第1検出時の対処手順の表示の一例である。 図7は、第2検出時の第1段階の対処手順の表示B1の一例である。 図8は、第2検出時の第2段階の対処手順の表示B2の一例である。 図9は、一実施形態の画像形成装置の動作の流れの具体例を示すフローチャートである。
以下、実施形態の画像形成装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一又は類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。また、重複した構成の説明は省略する場合がある。
図1は、本実施形態の画像形成装置1の全体構成例を示す外観図である。図2は、本実施形態の画像形成装置1の内部構造の一例を示す模式図である。
画像形成装置1は、例えば複合機である。画像形成装置1は、本体部2と、表示装置10と、コントロールパネル18と、複数の給紙カセット400と、画像読取部17とを備える。
表示装置10は、例えば、液晶ディスプレイである。表示装置10は、各種情報を表示する。特に、表示装置10は、シート詰まりの対処方法を表示する。また、表示装置10は、ユーザからの操作を受け付ける。
コントロールパネル18は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備える。コントロールパネル18は、ユーザから各種入力操作を受け付ける。また、コントロールパネル18は、ユーザから受け付けた各種入力操作に応じた操作信号を制御部21に出力する。
画像読取部17は、自動原稿給紙装置およびスキャナー装置を備える。自動原稿給紙装置は、原稿トレイに載置された原稿をスキャナー装置へ送り出す。スキャナー装置は、原稿ガラス台上の原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサの受光面上に結像させる。これにより、スキャナー装置は、原稿ガラス台上の原稿画像を読み取る。画像読取部17は、スキャナー装置によって読み取られた読取結果を用いて、画像情報(画像データ)を生成する。
本体部2は、表示装置10、コントロールパネル18、および画像読取部17などから出力された各種情報を用いて、一連の印刷動作を行う。一連の印刷動作は、画像情報を入力する動作、画像を形成する動作、形成した画像をシートに転写する動作、およびシートを搬送する動作などを含む。
図2に示すように本体部2には、複数の給紙カセット400と、複数の搬送経路110と、複数の給紙部115と、給紙センサ(センサ)409と、レジストローラ13と、画像形成部14と、定着部15と、排紙部16と、制御部21と、が収容される。なお、給紙カセット400の数は、実施形態に限定されない。
搬送経路110は、給紙カセット400から画像形成部14にかけてシートSが通過する経路である。搬送経路110には、シートSを搬送する給紙部115が設けられる。
レジストローラ13は、搬送経路110の末端に設けられる。レジストローラ13は、画像形成部14の転写部の手前に設けられることが一般的である。搬送経路110において搬送されてきたシートSが、回転していないレジストローラ13に対して当接することによって傾きが補正される。その後、レジストローラ13が回転すると、シートSが画像形成部14へ進入する。
画像形成部14は、画像読取部17によって生成された画像情報又は受信された画像情報に基づいて、シートSの表面に画像を形成する。画像形成部14は、例えば現像器及び転写器を備える。画像形成部14は、例えば以下のような処理によって画像を形成する。画像形成部14の現像器は、画像情報に基づいて感光体ドラム上に静電潜像を形成する。画像形成部14の現像器は、静電潜像にトナーを付着させることによって可視像を形成する。画像形成部14の転写器は、可視像をシートS上に転写する。
定着部15は、シートSに対して加熱及び加圧を行うことによって、可視像をシートS上に画像を定着させる。排紙部16は、排紙トレイ161を備える。排紙部16には、可視像が定着されたシートSが排出される。例えば、定着部を通過したシートSが、排紙トレイ161上に排出される。
制御部21は、Central Processing Unit(CPU)等のプロセッサーとメモリとを用いて構成される。制御部21は、記憶部20を有する。制御部21は、記憶部20に予め記憶されているプログラムを読み出して実行する。制御部21は、画像形成装置1に備えられる各機器の動作を制御する。制御部21は、給紙センサ409によるシート詰まりの検出結果を基に表示装置10を制御する。また、制御部21は、コントロールパネル18に対して行われるユーザの操作に応じて画像形成装置1の動作を制御する。
記憶部20は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部20は、画像形成装置1が動作する際に必要となるデータを記憶する。記憶部20は、画像形成装置1において形成される画像のデータを一時的に記憶したり、保存したりしてもよい。
給紙カセット400は、シートSを保持する。給紙カセット400に格納されるシートSは、例えば印刷用紙やラベル用紙などである。なお、シートSは、その表面に画像を形成可能なシート状のものであればどのような形態であってもよい。複数の給紙カセット400は、上下方向に沿って並んで配置される。
給紙カセット400は、画像形成装置1の前面側に引き出すことができる。給紙カセット400は、カセット本体402と、給紙トレイ401と、を有する。カセット本体402は、上側に開口する。給紙トレイ401は、カセット本体402の底部に配置される。給紙トレイ401の上面には、シートSの束が搭載される。給紙トレイ401は、図示略のバネによって上側に付勢される。これにより、給紙トレイ401は、給紙カセット400の上側に配置されるピックアップローラ403にシートSの束を押し付ける。給紙カセット400を引き出した状態で、給紙トレイ401の付勢は解除される。
搬送経路110には、給紙部115と、給紙センサ409と、が配置される。また、搬送経路110の一部は、画像形成装置1の筐体に設けられたカバー408によって開口される。
給紙部115は、複数の給紙カセット400のうち何れかに収容されたシートSの束から、画像形成部14が画像を形成するタイミングに合わせて、シートSを一枚ずつ画像形成部14に供給する。給紙部115は、ピックアップローラ403と、給紙ローラ404と、分離ローラ405と、内側搬送ローラ406と、外側搬送ローラ407と、を有する。
ピックアップローラ403は、給紙カセット400の直上に位置する。給紙ローラ404と分離ローラ405とは上下に並んで配置される。給紙ローラ404および分離ローラ405は、搬送経路110においてピックアップローラ403の下流側に配置される。内側搬送ローラ406と外側搬送ローラ407とは、水方向に並んで配置される。内側搬送ローラ406および外側搬送ローラ407は、搬送経路110において給紙ローラ404および分離ローラ405の下流側に配置される。
なお、ピックアップローラ403、給紙ローラ404、および分離ローラ405は、複数の給紙カセット400に対しそれぞれ設けられる。また、内側搬送ローラ406および外側搬送ローラ407は、複数の給紙カセット400に対して共有して設けられる。
搬送経路110は、主に、第1給紙経路(第1領域)111と第2給紙経路(第2領域)112とを含む。第1給紙経路111は、搬送経路110において給紙ローラ404より下流側の領域である。一方で第2給紙経路112は、搬送経路110において給紙ローラ404より上流側の領域である。
第1給紙経路111は、カバー408を開くことで開放される。したがって、第1給紙経路111に発生したシート詰まりは、カバー408を開くことで開放された第1給紙経路111から詰まりの原因であるシートSを取り出すことで対処される。
一方で第2給紙経路112は、給紙カセット400を引き出すことで開放される。したがって、第2給紙経路112に発生したシート詰まりは、給紙カセット400を引き出し第2給紙経路112から詰まりの原因であるシートSを取り出すことで対処される。
なお、カバー408および給紙カセット400には、それぞれ開閉状態を検出する開閉センサ(図示略)が設けられる。制御部21は、これらの開閉センサを基に、第1給紙経路111並びに第2給紙経路112の開放および閉塞の完了を判定する。
ピックアップローラ403は、シートSの束から最上部に配置された一枚の上面に接触する。ピックアップローラ403は、駆動回転することで、シートSの束から最上部に配置された一枚を給紙ローラ404側に滑らせる。ピックアップローラ403は、一枚のシートSを、給紙ローラ404と分離ローラ405との間に誘導する。
給紙ローラ404と分離ローラ405との間に誘導されたシートSは、上面において給紙ローラ404接触し、下面において分離ローラ405に接触する。シートSは、給紙ローラ404の駆動によって内側搬送ローラ406と外側搬送ローラ407との間に誘導される。また、分離ローラ405は、2枚以上のシートSが重なって給紙された場合に、下側のシートSを給紙カセット400に戻す役割を果たす。
内側搬送ローラ406と外側搬送ローラ407との間に誘導されたシートSは、内側搬送ローラ406の駆動によってレジストローラ13に誘導される。
カバー408は、下端部に設けられたヒンジ部の回転により開閉する。カバー408は、外側搬送ローラ407を回転可能に支持される。カバー408が閉じた状態で、外側搬送ローラ407と内側搬送ローラ406とは、水平方向に並んで配置される。また、カバー408が開いた状態で、外側搬送ローラ407は、内側搬送ローラ406から離間する。カバー408を開くことで、第1給紙経路111は外側に露出される。
給紙センサ409は、搬送経路110において、給紙ローラ404と内側搬送ローラ406との間に配置される。給紙センサ409は、給紙ローラ404と内側搬送ローラ406との間において、シートSの有無を検知し制御部21に送信する。
制御部21は、給紙部115の駆動状況と給紙センサ409との検知結果を基に搬送経路110中のシート詰まりの発生を判断する。制御部21は、給紙部115の駆動時間と給紙センサ409によるシートSの検出結果とを監視する。制御部21は、給紙部115が十分な時間だけ駆動したにも関わらず、給紙センサ409がシートSを検出しない場合に、シート詰まりが発生したと判断する。また、制御部21は、給紙センサ409によるシートSの検出後に、給紙部115を十分な時間だけ駆動したにも関わらず、給紙センサ409によるシートSの検出が解除されない場合に、搬送経路110中にシート詰まりが発生したと判断する。
図3〜図5は、給紙カセット400の搬送経路110を示す模式図である。
以下に説明するように、搬送経路110のシート詰まりには、少なくとも3つのケースが想定される。図3はシート詰まりの第1ケースを示し、図4はシート詰まりの第2ケースを示し、図5はシート詰まりの第3ケース示す。
図3に示すように、シート詰まりの第1ケースは、主に第1給紙経路111において発生するシート詰まりである。シート詰まりの第1ケースは、シート詰まりを検知し給紙部115が停止した際に、シートSが内側搬送ローラ406と外側搬送ローラ407との間に挟まった状態のシート詰まりである。
シート詰まりの第1ケースは、例えば、給紙ローラ404とシートSとの間に断続的な滑りが生じて給紙ローラ404と分離ローラ405とのの間で、シートSの搬送に遅れが生じた場合に発生する。また、シート詰まりの第1ケースは、制御部21がシートのジャムを検知し、内側搬送ローラ406とシートSとの間に滑りが生じて、内側搬送ローラ406がシートSを搬送できない場合にも発生する。
その他にも、シート詰まりの第1ケースは、第2給紙経路112のローラに滑りが生じるなどして、シートSの給紙センサ409への到達が遅れた場合に発生する。シートSの搬送が遅れると、制御部21が搬送経路110にシート詰まりが生じたと判断し、給紙部115の駆動を停止させる。しかしながら、給紙部115が実際に停止するまでには、若干の時間差が生じるため、制御部21が停止の指示を出した後にシートSが第1給紙経路111に達する。
シート詰まりの第1ケースの対処には、第1給紙経路111を開放し第1給紙経路111に配置されたシートSを取り出すことが好ましい。
図4に示すように、シート詰まりの第2ケースは、主に第1給紙経路111と第2給紙経路112とにおいて発生するシート詰まりである。シート詰まりの第2ケースは、シートSが給紙ローラ404と分離ローラ405との間に挟まった状態で給紙部115が停止するシート詰まりである。シート詰まりの第2ケースは、例えば、給紙ローラ404とシートSとの間に滑りが生じる場合に発生する。
シート詰まりの第2ケースの対処には、ユーザは、まず、カバー408を開き搬送経路110の第1給紙経路111を確認し、第1給紙経路111に配置されたシートSを取り出すことができる場合は、このシートSを取り出すことで対処する。また、給紙ローラ404と分離ローラ405との間に挟まったシートSを第1給紙経路111側から取り出しにくい場合には、ユーザは、給紙カセット400を引き出して第2給紙経路112からシートSを取り出すことで対処できる。一方で、第2ケースの場合には引き続き給紙部115が駆動することによりシートSが正常に搬送される場合もある。
図5に示すように、シート詰まりの第3ケースは、第2給紙経路112において発生するシート詰まりである。シート詰まりの第3ケースは、例えば、ピックアップローラ403がシートSの搬送に失敗した場合に発生するシート詰まりである。シート詰まりの第3ケースは、カバー408を開いてもシートSを取り除くことは出来ず、給紙カセット400を引き出して第2給紙経路112からシートSを取り出すことで対処できる。
上述したように、シート詰まりの第1〜第3ケースにおいて、好ましい対処方法が異なる。しかしながら、給紙センサ409によるシートSの検出のみでシート詰まりが何れのケースのシート詰まりであるか判定することは困難である。
そこで例えば、何れのケースのシート詰まりであるかに関わらず、ユーザが当該シートを除去することを目的に、表示装置10が第1給紙経路111および第2給紙経路112の確認を促す表示を行うことが考えられる。しかしながら、第1給紙経路111と第2給紙経路112とにシートSが残った状態で、給紙カセット400を引き出して第2給紙経路112を確認するとシートSが給紙カセット400の奥に落下する虞がある。また、何れのケースのシート詰まりであるかに関わらず、表示装置10が、第1給紙経路111、第2給紙経路112の順に確認を促す表示を行うことも考えられる。この場合、第1給紙経路111のみの確認によって解決するシート詰まりにおいても、ユーザに第2給紙経路112の確認を促すこととなるため、ユーザに過剰な負担を強いてしまう。
そこで、本実施形態の表示装置10は、シート詰まりの1回目の検出では、第1給紙経路111の確認のみを促す表示をする。さらに、連続して発生するシート詰まりの2回目以降の検出では、表示装置10が第1給紙経路111を先に確認しシートSを除去した後に第2給紙経路112の順の確認を促す表示を行う。
ここで、搬送経路110に発生するシート詰まりの1回目の検出を第1検出と呼ぶ。また、連続して発生するシート詰まりの2回目以降の検出を第2検出と呼ぶ。第1検出とは、搬送経路110における画像形成部14への給紙が成功した後の、最初のシート詰まりの検出である。また、第2検出とは、第1検出または第2検出に連続して発生する搬送経路110におけるシート詰まりの検出である。
本実施形態の搬送経路110には、シート詰まりを検出する給紙センサ409が各給紙カセット400に対応する外側搬送ローラ407の付近にそれぞれ1個ずつ設けられる。このため、制御部21は、搬送経路110の何処でシート詰まりが発生しているか判定し難い。本実施形態によれば、制御部21が1回目のシート詰まりの検出である第1検出と、2回目以降のシート詰まりの検出である第2検出とを区別し、表示装置10にそれぞれ異なる情報を表示させる。すなわち、制御部21は、シート詰まりの発生回数に応じてシート詰まりの発生状況を推測し当該推測に応じて異なる対処手順を表示装置10において表示させる。これにより、給紙センサ409の搭載個数を増加させることなく、的確なシート詰まりの対処手順をユーザに提示することができる。
図6〜図8は、シート詰まり発生時に、表示装置10に表示される対処手順の表示を示す図である。以下、表示装置10の具体的な表示を基に、第1検出および第2検出時に表示させる情報について説明する。
表示装置10には、エラー表示エリア101と、エラーコード表示エリア102と、メッセージエリア103と、エラー発生位置表示エリア104と、ガイダンス表示エリア107と、が設けられる。
エラー表示エリア101には、発生したエラーの種類を表示する。シート詰まり発生時のエラー表示エリア101には、シート詰まりの発生が伝わる文字又は画像が表示される。また、エラーコード表示エリア102には、該当するエラーに割り当てられたコードが表示される。メッセージエリア103には、ユーザに対するメッセージが表示される。シート詰まり発生時のメッセージエリア103には、例えば、シート詰まりの原因となったシートSの除去を指示する旨のメッセージが表示される。
エラー発生位置表示エリア104には、画像形成装置1の全体の模式画像105が表示される。また、エラー発生位置表示エリア104の模式画像105には、エラー発生位置などが強調して表示される。シート詰まり発生時には、シート詰まりの発生位置などに、シート詰まりを表す第1マーク108が、画像形成装置の模式画像105に重ねて表示される。
ガイダンス表示エリア107には、エラーを除去するための操作手順が具体的に表示される。シート詰まり発生時のガイダンス表示エリア107には、シート詰まりに対処するための操作手順が画像によって表示される。なお、表示される画像は、アニメーション、コンピュータグラフィックス、動画であってもよい。
図6は、第1検出時の対処手順の表示Aである。すなわち、表示装置10は、搬送経路110に発生するシート詰まりの1回目の検出時に、表示Aを表示する。
表示Aにおいて、エラー発生位置表示エリア104には、画像形成装置1の模式画像105のカバー408の部分に対してシート詰まりを表す第1マーク108が表示される。また、ガイダンス表示エリア107には、カバー408を開き第1給紙経路111を確認し、シートSを除去する様子を表す画像が表示される。
表示Aを確認したユーザは、エラー発生位置表示エリア104およびガイダンス表示エリア107の表示に促され、カバー408を開き第1給紙経路111を確認する。さらに、ユーザは、第1給紙経路111にシート詰まりの原因となるシートSを確認した場合、これを除去する。表示装置10における表示Aの表示は、カバー408を開閉し給紙センサ409がシートSの検出しなくなることで終了する。
ここで、第1給紙経路111の確認を促す情報を第1情報41と呼ぶこととする。表示Aにおいて、エラー発生位置表示エリア104およびガイダンス表示エリア107に表示される情報は、第1情報41である。すなわち、制御部21は、第1検出において、搬送経路110の第1給紙経路111の確認を促す第1情報41を表示装置10に表示させる第1情報41は、エラー発生位置表示エリア104のカバー408の部分に第1マーク108を重ねて表示することで表される。また、第1情報41は、ガイダンス表示エリア107において、カバー408を開きシートSを除去する様子を表す画像によって直接的に表される。また、制御部21は、第1給紙経路111の開放および閉塞の完了並びに給紙センサ409によるシート詰まり解消の確認によって第1情報41の表示を終了させる。
本実施形態によれば、第1および第2ケースの多くを、ユーザに第1給紙経路111のみを確認することで対処させることができる。すなわち、本実施形態の画像形成装置1は、ユーザに過剰な負担を強いることなく、第1および第2ケースのシート詰まりに対処できる。
なお、多くのシート詰まりは、第1および第2ケースによって構成される。すなわち、多くのシート詰まりは、第1給紙経路111を確認しシートSを除去することで解消できるものである。したがって、本実施形態によれば、ユーザの簡易な操作で大半のシート詰まりを解消できる。
また、本実施形態によれば、画像形成装置1は、第1給紙経路111と第2給紙経路112とにシートSが残留する紙詰まり(例えば第2ケース)が発生した場合に、ユーザに給紙カセット400の確認を促すことがない。このため、給紙カセット400の引き出し操作によって、第1給紙経路111および第2給紙経路112のシートSが給紙カセット400の奥に落下することを抑制できる。
図7は、第2検出時の第1段階の対処手順の表示B1である。図8は第2段階の対処手順の表示B2である。すなわち、表示装置10は、搬送経路110に連続して同じ種類のシート詰まりが2回以上発生した場合に、表示B1と表示B2とを順に表示する。
図7に示す表示B1において、エラー発生位置表示エリア104には、画像形成装置1の模式画像105のカバー408の部分に対してシート詰まりを表す第1マーク108が表示される。さらに、エラー発生位置表示エリア104には、第2段階の対処手順で開く給紙カセット400を特定する第2マーク109が表示される。ガイダンス表示エリア107には、カバー408を開き第1給紙経路111を確認する様子を表す画像が表示される。
表示B1を確認したユーザは、エラー発生位置表示エリア104およびガイダンス表示エリア107の表示に促され、カバー408を開き第1給紙経路111を確認する。さらに、ユーザは、第1給紙経路111にシート詰まりの原因となるシートSを確認した場合、これを除去する。表示装置10における表示B1の表示は、カバー408の開閉並びに給紙センサ409によるシート詰まり解消の確認が完了した後に表示B2に切り替わる。
ここで、表示B1において、給紙カセット400を次の手順として特定する表示を第3情報43と呼ぶ。第3情報は、次の手順では第2給紙経路112を確認することを示唆する情報である。第3情報43は、エラー発生位置表示エリア104の給紙カセット400の部分に第2マーク109を重ねて表示することで表される。表示B2において、エラー発生位置表示エリア104には、第1情報41に加えて第3情報43が表示される。すなわち、制御部21は、第2検出において、第1情報41とともに、第3情報43を表示装置10に表示させる。なお、本実施形態において、第1マーク108はシート詰まりを表すマークであり、第2マーク109は特定の箇所を示すマークである。
図8に示す表示B2において、エラー発生位置表示エリア104には、画像形成装置1の模式画像105の給紙カセット400の部分に対してシート詰まりを表す第1マーク108が表示される。また、表示B2において、ガイダンス表示エリア107には、給紙カセット400を開き第2給紙経路112を確認する様子を表す画像が表示される。
表示B2を確認したユーザは、エラー発生位置表示エリア104およびガイダンス表示エリア107の表示に促され、給紙カセット400を開き第2給紙経路112を確認する。さらに、ユーザは、第2給紙経路112にシート詰まりの原因となるシートSを確認した場合、これを除去する。表示装置10における表示B2の表示は、給紙カセット400の開閉が完了した後に終了する。
ここで、第2給紙経路112の確認を促す情報を第2情報42と呼ぶこととする。表示B2において、エラー発生位置表示エリア104およびガイダンス表示エリア107に表示される情報は、第2情報42である。すなわち、制御部21は、第2検出において、第1給紙経路111の開放および閉塞の完了によって、第2給紙経路112の確認を促す第2情報42を表示装置10に表示させる。第2情報42は、エラー発生位置表示エリア104の給紙カセット400の部分に第1マーク108を重ねて表示することで表される。また、第2情報42は、ガイダンス表示エリア107において、給紙カセット400を開きシートSを除去する様子を表す画像によって直接的に表される。また、制御部21は、第2給紙経路112の開放および閉塞の完了によって第2情報42の表示を終了させる。このとき、制御部21による第2情報42の表示は、例えば給紙センサ409によるシートSを検出しないことを確認したのちに、終了してもよい。制御部21は、カバー408と給紙カセット400とが順次開放および閉塞されさらに給紙センサ409によるシート詰まり解消の確認によって表示を終了させる。
本実施形態によれば、シート詰まりの第2検出において、ユーザに第1給紙経路111と第2給紙経路112とをこの順で確認させて残留するシートSを除去させることができる。第2検出は、2回以上連続して発生するシート詰まりの検知である。したがって、画像形成装置1は、第1検出時の第1給紙経路111の確認でシート詰まりを解消できない場合にのみ、第2給紙経路112の確認を促すことができる。また、画像形成装置1は、第2検出時にも第1給紙経路111の確認を促すことで、給紙カセット400の奥へのシートSの落下が確実に抑制される。
本実施形態によれば、表示装置10は、第2検出時の第1段階の表示B1において、第2段階の手順の一部を第3情報43として予め表示する。画像形成装置1は、第1段階の手順の完了後に、ユーザに再び表示装置10の内容を確認させることなく第2段階の手順を実行させることができる。これにより、ユーザのシート詰まり対処の手順をより簡素化できる。なお、本実施形態では、第3情報43として、画像形成装置1の模式画像105上に重ねて表示される第2マーク109を例示するが、第3情報43は他の表示態様であってもよい。
図9は、シート詰まりに関わる画像形成装置1の動作の流れの具体例を示すフローチャートである。図9においてシート詰まりを「JAM」と表示する。
画像形成装置1を駆動させると、まず給紙部115が駆動してシートSを画像形成部14に搬送し、次いで画像形成部14がシートSに画像を形成し、次いで排紙部16がシートSを排紙する。制御部21は、シートSが通過する経路中のセンサでシートSの検知を行い、一定時間内に用紙が搬送されない場合や、一定時間内に用紙搬送されたことが検知できない場合にそれぞれの位置でシート詰まりが発生していると判断する(ACT300)。
制御部21は、給紙センサ409の検知結果を基に搬送経路110中にシート詰まり(給紙JAM)の発生を判定する(ACT301)。制御部21は、搬送経路110中のシート詰まりではないと判定した場合(ACT301:NO)、画像形成部14内のシート詰まり又は排出経路中のシート詰まりである旨を表示装置10に表示させる(ACT320、ACT321)。また、ユーザに画像形成部14内又は排紙部16内のシート詰まりを処理させる(ACT322)。
制御部21は、搬送経路110中のシート詰まりを検出した場合、JAMフラグ(フラグ)のオン/オフを判定する(ACT302)。JAMフラグは、制御部21の記憶部20において記憶される。JAMフラグは、搬送経路110におけるシート詰まりの発生によってオンとなり、シートSの搬送の成功とによってオフとなる。したがって、シートSの搬送の成功の後に初めてシート詰まりが発生した時点において、JAMフラグは、オフとなっている。なお、シートSの搬送の成功の後に初めてシートの搬送が成功したことによってJAMフラグをオフとしても良い。
JAMフラグがオフの状態で検出するシート詰まりの検出は、上述した第1検出である。また、JAMフラグがオンの状態で検出するシート詰まりの検出は、上述した第2検出である。すなわち、制御部21は、JAMフラグがオフの場合に発生したシート詰まりの検出を第1検出と判断し、JAMフラグがオンの場合に発生したシート詰まりの検出を第2検出と判断する(ACT302)。
制御部21は、JAMフラグがオフである場合(ACT302:NO)、発生したシート詰まりの検出が第1検出であると判断し、第1検出信号を表示装置10に入力する(ACT303)。第1検出信号を受信した表示装置10は、第1給紙経路111の確認を促す第1情報41を表示する(ACT304)。より具体的には、表示装置10には、例えば図6に示す表示Aが表示される。さらに、制御部21は、第1給紙経路111の開放および閉塞(より具体的には、カバー408の開閉)の完了を判定する(ACT305)。第1給紙経路111の開放および閉塞が完了しない場合(ACT305:NO)、表示装置10は第1情報41の表示を継続する。また、第1給紙経路111の開放および閉塞が完了した場合(ACT305:YES)、制御部21は、JAMフラグをオンにする(ACT306)。さらに、制御部21は、表示装置10において第1情報41の表示を終了させ待機画面を表示させる(ACT330)。
制御部21は、JAMフラグがオンである場合(ACT302:YES)、発生したシート詰まりの検出が第2検出であると判断し、第2検出信号を表示装置10に入力する(ACT310)。第2検出信号を受信した表示装置10は、第1給紙経路111の確認を促す第1情報41と、次段階の手順を示す第3情報43と、を表示する(ACT311)。より具体的には、表示装置10には、例えば図7に示す表示B1が表示される。さらに、制御部21は、第1給紙経路111の開放および閉塞(より具体的には、カバー408の開閉)の完了を判定する(ACT312)。第1給紙経路111の開放および閉塞が完了しない場合(ACT312:NO)、表示装置10は、表示を継続する。また、第1給紙経路111の開放および閉塞が完了した場合(ACT312:YES)、表示装置10は、第1情報41および第3情報43の表示を終了し、代わりに第2給紙経路112の確認を促す第2情報42を表示する(ACT313)。より具体的には、表示装置10には、例えば図8に示す表示B2が表示される。さらに、制御部21は、第2給紙経路112の開放および閉塞(より具体的には、給紙カセット400の開閉)の完了を判定する(ACT314)。第2給紙経路112の開放および閉塞が完了しない場合(ACT314:NO)、表示装置10は第2情報42の表示を継続する。また、第2給紙経路112の開放および閉塞が完了した場合(ACT314:YES)、制御部21は、表示装置10において第2情報42の表示を終了させ待機画面を表示させる(ACT330)。
本実施形態によれば、制御部21は、JAMフラグのオン/オフを判定することで、発生したシート詰まりの検出が第1検出であるか、第2検出であるかを区別する。このため、制御部21における簡素な制御によってシート詰まりの連続性を判定することができる。
本実施形態において、給紙カセット400は、複数設けられる。また、JAMフラグは、給紙カセット400毎に設定されることが好ましい。本実施形態における搬送経路110は、給紙カセット400と画像形成部14にとの間でシートSが通過する経路である。したがって、搬送経路110は給紙カセット400毎に設けられ、それに伴い搬送経路110のシート詰まりも給紙カセット400毎に発生する。それぞれのJAMフラグのオンおよびオフは、それぞれの給紙カセット400から延びる搬送経路110におけるシート詰まりの発生および搬送の成功によって切り替わる。
本実施形態によれば、制御部21は、シート詰まり発生後に給紙カセット400を変更した場合であっても、新たな給紙カセット400におけるシート詰まりが1回目であれば、この検出を第1検出と判断する。また、制御部21は、既に1回目のシート詰まりが検出されている給紙カセット400が再び選択され、これを使用する際に再びシート詰まりを検出した場合、この検出を第2検出と判断する。すなわち、制御部21は、給紙カセット400毎にJAMフラグを判断する。また、制御部21は、給紙カセット400からの給紙回数に関わらず、その給紙カセット400に設定されるJAMフラグがオンの場合に発生したシート詰まりを第2検出と判断する。このため、制御部21は、給紙カセット400毎に第1検出と第2検出とを正しく判定することができ、シート詰まり発生時のユーザの対処の効率を高めることができる。
なお、本実施形態では、シート詰まりの1回目の検出のみを第1検出とし、連続して発生する2回目以降の検出をすべて第2検出とする場合について説明した。しかしながら、例えば、1回目のみならず2回目の検出までを第1検出とし、3回目以降の検出を第2検出としてもよい。すなわち、第1検出は、シート詰まりの1回目の検出を含む検出であればよく、第2検出は、第1検出の後に連続して発生するシート詰まり検出であればよい。
上述した実施形態における制御部21の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…画像形成装置、10…表示装置、14…画像形成部、21…制御部、41…第1情報、42…第2情報、43…第3情報、110…搬送経路、111…第1給紙経路(第1領域)、112…第2給紙経路(第2領域)、400…給紙カセット、409…給紙センサ(センサ)、JAM…給紙、S…シート

Claims (6)

  1. シートを保持する給紙カセットと、
    前記シートの表面に画像を形成する画像形成部と、
    前記給紙カセットから前記画像形成部に至る前記シートの搬送経路中のシート詰まりを検出するセンサと、
    シート詰まりの対処方法を表示する表示装置と、
    前記センサによるシート詰まりの検出結果を基に前記表示装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、シート詰まりの1回目の検出を含む第1検出と、前記第1検出の後に連続して発生するシート詰まりの検出である第2検出と、を区別し、前記表示装置にそれぞれ異なる情報を表示させる、
    画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1検出において、前記搬送経路の第1領域の確認を促す第1情報を前記表示装置に表示させ、前記第1領域の開放および閉塞の完了並びに前記センサによるシート詰まり解消の確認によって第1情報の表示を終了させ、
    前記第2検出において、前記第1情報を前記表示装置に表示させ、前記第1領域の開放および閉塞並びに前記センサによるシート詰まり解消の確認の完了によって前記搬送経路の第2領域の確認を促す第2情報を前記表示装置に表示させ、前記第2領域の開放および閉塞の完了によって第2情報の表示を終了させる、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第2検出において、前記第1情報とともに、次の手順として前記第2領域を確認することを示唆する第3情報を前記表示装置に表示させる、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記搬送経路におけるシート詰まりの発生によってオンとなり、前記シートの搬送の成功とによってオフとなるフラグを記憶し、
    前記制御部は、前記フラグがオフの場合に発生したシート詰まりの検出を前記第1検出と判断し、前記フラグがオンの場合に発生したシート詰まりの検出を前記第2検出と判断する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 複数の前記給紙カセットを備え
    前記フラグは、前記給紙カセット毎に設定される、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記給紙カセット毎に前記フラグを判断し、前記給紙カセットからの給紙回数に関わらず当該給紙カセットに設定される前記フラグがオンの場合に発生したシート詰まりを前記第2検出と判断する、
    請求項5に記載の画像形成装置。
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