JP2021183348A - レーザ加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】集塵機を含む集塵設備のコスト増大を抑えつつ、レーザ加工機の集塵性能を十分に確保する。
【解決手段】ベッド12の空洞部14内に、その空洞部14を複数の収容室36に区画する複数の区画部材38が長手方向に沿って間隔を置いて設けられている。各収容室36内に、その各収容室36を第1分割室46と第2分割室48に短手方向に仕切る仕切部材50が設けられている。各第1分割室46の短手方向の一方側の壁部に第1吸気口58が設けられ、各第2分割室48の短手方向の他方側の壁部に第2吸気口66が設けられている。粉塵及びヒュームを集塵する集塵機78は、各第1吸気口58及び各第2吸気口66に接続されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ワークに対してレーザ加工を行うレーザ加工機に関する。
レーザ加工中にワークを移動不能に固定する所謂ワーク固定タイプのレーザ加工機として、特許文献1に示すものがある。そして、先行技術に係るレーザ加工機の特徴部分について簡単に説明すると、次の通りである。
先行技術に係るレーザ加工機は、ベッドを備えており、ベッドは、長手方向(ベッドの長手方向)に延びた空洞部を有している。ベッドにおける空洞部の上側には、ワークを支持する加工テーブルが設けられている。加工テーブルの上方には、ワークに向かってレーザビームを照射するレーザ加工ヘッドが長手方向及びその長手方向に直交する短手方向へ移動可能に設けられている。
空洞部内には、その空洞部を複数の収容室に区画する複数の区画部材が長手方向に沿って間隔を置いて設けられており、各区画部材は、短手方向に延びている。また、各収容室の短手方向の一方側の壁部には、粉塵及びヒュームを含む空気を吸気する吸気口が設けられており、各吸気口は、粉塵及びヒュームを集塵する集塵機に接続されている。各吸気口内には、その流路を開閉する開閉部材が設けられており、各開閉部材は、レーザ加工ヘッドの先端部の長手方向の位置に応じて開閉動作を実行するように構成されている。
特開2015−91590号公報
ところで、レーザ加工の対象であるワークのサイズが大きくなると、それに伴い、レーザ加工機自体も大型化し、各収容室の容積も増大する。一方、各収容室の容積が増大した場合に、レーザ加工機の集塵性能(集塵能力)を十分に確保するには、各収容室を複数の集塵機に接続したり又は吸引力の高い集塵機に接続したりすることが必要になり、集塵機を含む集塵設備のコスト増大を招くという問題がある。また、大型のレーザ加工機でなくても、レーザ加工機の集塵性能を高めようとした場合は、吸引力の高い集塵機に接続する必要があり、同様の問題が生じる。
そこで、本発明は、集塵設備のコスト増大を抑えつつ、集塵性能を十分に確保することができる、レーザ加工機を提供することを目的とする。
本実施態様に係るレーザ加工機は、長手方向に延びた空洞部を有したベッドと、前記ベッドにおける前記空洞部の上側に設けられ、ワークを支持する加工テーブルと、を備える。また、本実施態様に係るレーザ加工機は、前記空洞部内に前記長手方向に沿って間隔を置いて設けられ、前記長手方向に直交する短手方向に延び、前記空洞部を、粉塵及びヒュームを収容する複数の収容室に区画する複数の区画部材と、各収容室内に設けられ、各収容室を第1分割室と第2分割室に前記短手方向に仕切る仕切部材と、を備える。本実施態様に係るレーザ加工機は、各第1分割室の前記短手方向の一方側の壁部に設けられ、気体を吸気する第1吸気口と、各第1吸気口の流路を開閉する第1開閉部材と、各第2分割室の前記短手方向の他方側の壁部に設けられ、気体を吸気する第2吸気口と、各第2吸気口の流路を開閉する第2開閉部材と、を備える。そして、本実施態様に係るレーザ加工機は、各第1吸気口及び各第2吸気口に接続され、粉塵及びヒュームを集塵する集塵機を備える。
本実施態様に係るレーザ加工機は、各第1吸気口側に向かって気体を吹き出す第1ブローパイプと、各第2吸気口側に向かって気体を吹き出す第2ブローパイプと、を備えてもよい。この場合に、各第1ブローパイプ及び各第2ブローパイプは、それぞれ、真上から見たときに視認できないように各仕切部材によって覆われてもよい。
本実施態様に係るレーザ加工機は、前記加工テーブルの上方に前記長手方向及び前記短手方向へ移動可能に設けられ、ワークに向かってレーザビームを照射するレーザ加工ヘッドを備えてもよい。この場合には、各第1開閉部材及び各第2開閉部材は、前記レーザ加工ヘッドの先端部の前記長手方向及び前記短手方向の位置に応じて開閉動作を実行するように構成されている。
本実施態様に係るレーザ加工機では、前記集塵機と各第1吸気口を接続する第1接続状態と、前記集塵機と各第2吸気口を接続する第2接続状態とに切り替える切替ユニットは、各第1開閉部材及び各第2開閉部材の開動作に応じて切替動作を実行するように構成されてもよい。また、前記加工テーブルは、前記長手方向に延びたガード部材を有し、各仕切部材は、前記ガード部材の真下に位置してもよい。
本実施態様に係るレーザ加工機の構成によると、前述のように、各収容室内に、その各収容室を前記第1分割室と前記第2分割室に前記短手方向に仕切る前記仕切部材が設けられている。各第1分割室の前記短手方向の一方側の壁部に前記第1吸気口が設けられ、各第2分割室の前記短手方向の他方側の壁部に前記第2吸気口が設けられている。そのため、前記集塵機の集塵動作を前記第1分割室からの集塵と前記第2分割室からの集塵に適宜に切り替えることができる。これにより、複数の集塵機又は吸引力の高い集塵機を用いることなく、前記レーザ加工機の集塵性能を十分に確保することができる。
本発明によれば、集塵機を含む集塵設備のコスト増大を抑えつつ、レーザ加工機の集塵性能を十分に確保することができる。
図1は、本実施形態に係るレーザ加工機の模式的な平面図である。 図2Aは、図1におけるIIA部の拡大図である。 図2Bは、図1におけるIIB部の拡大図である。図2Bにおいては、加工テーブル、門型フレーム、及びレーザ加工ヘッドを省略している。 図3は、本実施形態に係るレーザ加工機の模式的な左側面図である。 図4は、図1におけるIV-IV線に沿った拡大断面図である。 図5は、図1におけるV-V線に沿った拡大断面図である。 図6は、図5においけるVI部の拡大図である。 図7は、複数の第1吸気口から集塵機までの接続経路、及び複数の第2吸気口から集塵機までの接続経路を示す概念的な平面図である。 図8(a)は、切替ユニットの周辺の平面図であり、切替ドアを第1接続状態に切り替えた様子を示している。図8(b)は、切替ユニットの周辺の平面図であり、切替ドアを第2接続状態に切り替えた様子を示している。 図9(a)は、図2AにおけるIXA部の拡大図であり、図9(b)は、図9(a)におけるIXB-IXB線に沿った拡大断面図である。
以下、本実施形態について図1から図9を参照して説明する。図2A及び図2Bにおいては、加工テーブル、門型フレーム、及びレーザ加工ヘッドを省略している。図3から図6においては、門型フレーム及びレーザ加工ヘッドを省略している。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「設けられる」とは、レーザ加工機の使用状態において、直接的に設けられることの他に、別部材を介して間接的に設けられることを含む意である。「長手方向」とは、ベッド又は加工テーブルの長手方向のことである。「短手方向」とは、長手方向に直交する方向であって、ベッド又は加工テーブルの短手方向のことである。また、本願の明細書において、「X軸方向」とは、図面に矢印で示す水平方向の1つであり、左右方向ともいい、ベッド又は加工テーブルの長手方向と同義である。「Y軸方向」とは、図面に矢印で示す水平方向の1つでかつX軸方向に直交する方向であり、前後方向ともいい、ベッド又は加工テーブルの短手方向と同義である。「及び/又は」とは、2つのうちのいずれか一方と両方を含む意である。「点接触」とは、接触面積が極めて小さい接触状態を含む意である。更に、図面中、「FF」は前方向、「FR」は後方向、「L」は左方向、「R」は右方向、「U」は上方向、「D」は下方向をそれぞれ指している。
図1から図3に示すように、本実施形態に係るレーザ加工機10は、板状のワーク(板金)Wに対してレーザ加工を行う加工機であり、レーザ加工中にワークWを移動不能に固定するワーク固定タイプである。以下、本実施形態に係るレーザ加工機10の具体的な構成について説明する。
レーザ加工機10は、X軸方向に延びたベッド12を備えており、ベッド12は、X軸方向に延びた空洞部14を有している。ベッド12は、その上側に、X軸方向に延びた一対の支持壁16を有しており、一対の支持壁16は、空洞部14を間にしてY軸方向に離隔している。
ベッド12における空洞部14の上側には、ワークWを支持するスケルトン状の加工テーブル18が設けられている。加工テーブル18は、矩形枠状のテーブル本体20と、テーブル本体20内にX軸方向に間隔を置いて設けられかつY軸方向に延びた複数のワーク支持板(スキッド板)22とを有している。各ワーク支持板22の上部には、ワークWを点接触で支持するための剣山状の突起22bがY軸方向に沿って間隔を置いて形成されている。加工テーブル18は、テーブル本体20内のY軸方向の中央部に設けられかつX軸方向に延びたガード部材24を有している。
一対の支持壁16には、門型フレーム26が一対のX軸ガイド部材28を介してX軸方向に移動可能に設けられている。門型フレーム26は、Y軸方向に離隔した一対の支柱部26aと、一対の支柱部26aの連結するビーム部26bとを有している。ビーム部26bは、加工テーブル18の上方に位置しかつY軸方向に延びている。また、門型フレーム26のビーム部26bには、スライダ30がY軸ガイド部材32を介してY軸方向に移動可能に設けられている。スライダ30には、ワークWに向かって上方向からレーザビーム(レーザ光)を照射するレーザ加工ヘッド34が設けられている。レーザ加工ヘッド34は、レーザビームを発振するファイバレーザ発振器等のレーザ発振器(図示省略)に光学的に接続されている。
前述の構成により、門型フレーム26をX軸方向へ移動させると共に、スライダ30をY軸方向へ移動させる。すると、レーザ加工ヘッド34を加工テーブル18に支持されたワークWに対してX軸方向及びY軸方向に位置決めすることができる。そして、レーザ加工ヘッド34の位置決めを行いながら、レーザ加工ヘッド34からワークWに向かってレーザビームを照射することで、ワークWに対して所望のレーザ加工を行う。
図2A、図2B、及び図4に示すように、空洞部14内には、その空洞部14を複数の収容室36に区画する複数の区画部材38がX軸方向に沿って間隔を置いて設けられており、各区画部材38は、Y軸方向に延びている。複数の収容室36は、レーザ加工によって生じた粉塵及びヒュームを収容する。各区画部材38は、空洞部14内に設けられた区画部材本体40と、区画部材本体40のX軸方向の両側にそれぞれ設けられかつスクラップを下方向へ案内するシュート板42とを有している。各区画部材38は、各一対のシュート板42の上部側に設けられた断面逆V字状のカバー部材44を有している。
各収容室36内には、その各収容室36を第1分割室46と第2分割室48にY軸方向に仕切る仕切部材50が設けられており、各仕切部材50は、ガード部材24の真下に位置しかつX軸方向に延びている。各仕切部材50は、各収容室36内に設けられた仕切部材本体52と、仕切部材本体52のY軸方向の両側にそれぞれ設けられかつスクラップを下方向へ案内するシュート板54とを有している。各仕切部材50は、各一対のシュート板54の上部側に設けられた断面逆V字状のカバー部材56を有している。
図2A、図2B、図5から図7に示すように、各第1分割室46のY軸方向の一方側(前側)の壁部には、粉塵及びヒュームを含む空気(気体の一例)を吸気する第1吸気口58が設けられている。ベッド12の前端側の内部には、粉塵及びヒュームを含む空気を複数の第1吸気口58から回収する第1回収通路60が設けられており、第1回収通路60は、X軸方向に延びている。また、ベッド12の右端側の内部には、第1連絡通路62が設けられているおり、第1連絡通路62の先端部は、第1回収通路60の基端部に接続されている。そして、各第1吸気口58内には、その流路を開閉する第1開閉部材として第1フラッパ64が揺動可能に設けられており、各第1フラッパ64は、第1開閉シリンダ(図示省略)の駆動により水平な揺動軸心回りに揺動する。
各第2分割室48のY軸方向の他方側(後側)の壁部には、粉塵及びヒュームを含む空気を吸気する第2吸気口66が設けられている。ベッド12の後端側の内部には、粉塵及びヒュームを含む空気を複数の第2吸気口66から回収する第2回収通路68が設けられており、第2回収通路68は、X軸方向に延びている。また、ベッド12の右端側の内部には、第2連絡通路70が設けられているおり、第2連絡通路70の先端部は、第2回収通路68の基端部に接続されている。そして、各第2吸気口66内には、その流路を開閉する第2開閉部材として第2フラッパ72が揺動可能に設けられており、各第2フラッパ72は、第2開閉シリンダ(図示省略)の駆動により水平な揺動軸心回りに揺動する。
ベッド12の右側には、第1吸気口58からの集塵と第2吸気口66からの集塵とに切り替える切替ユニット74が設けられている。そして、切替ユニット74の具体的な構成は、次の通りである。
図7及び図8(a)(b)に示すように、切替ユニット74は、ベッド12の右側に設けられたケース状のユニット本体76を備えている。ユニット本体76の基端部の前側部分は、第1連絡通路62の基端部に接続されており、ユニット本体76の基端部の後側部分は、第2連絡通路70の基端部に接続されている。ユニット本体76の先端部には、粉塵及びヒュームを集塵する集塵機78に集塵ダクト80を介して接続されている。ユニット本体76内には、切替ドア82が揺動可能に設けられており、切替ドア82は、その揺動動作によって第1接続状態と第2接続状態とに切り替える。第1接続状態とは、集塵機78と各第1吸気口58を接続する状態(図8(a)に示す状態)のことである。第2接続状態とは、集塵機78と各第2吸気口66を接続する状態(図8(b)に示す状態)のことである。切替ドア82は、ユニット本体76の上部に設けられた切替シリンダ84の駆動により垂直な揺動軸心周りに揺動する。レーザ加工機10の構成要素である集塵機78は、切替ユニット74を介して各第1吸気口58及び各第2吸気口66に接続されている。なお、図8(a)(b)中における白抜き矢印は、空気の流れを示している。
図2A、図2B、及び図9(a)(b)に示すように、各仕切部材本体52の上部の前側には、各第1吸気口58側に向かって圧縮空気(気体の一例)を吹き出す第1ブローパイプ86が設けられている。各第1ブローパイプ86は、X軸方向に延びており、各第1ブローパイプ86には、圧縮空気を吹き出すための複数(1つのみ図示)の吹出孔86hがX軸方向に間隔を置いて形成されている。各第1ブローパイプ86の各吹出孔86hは、前側のシュート板54に形成した通孔54h、及びカバー部材56の前側の下端部に形成した切欠56nに整合する。そして、各第1ブローパイプ86は、真上から見たときに視認できないように各シュート板54及び各カバー部材56によって覆われている。
各仕切部材本体52の上部の後側には、各第2吸気口66側に向かって圧縮空気を吹き出す第2ブローパイプ88が設けられている。各第2ブローパイプ88は、X軸方向に延びており、各第2ブローパイプ88には、圧縮空気を吹き出すための複数(1つのみ図示)の吹出孔88hがX軸方向に間隔を置いて形成されている。各第2ブローパイプ88の各吹出孔88hは、後側のシュート板54に形成した通孔54v、及びカバー部材56の後側の下端部に形成した切欠56kに整合する。そして、各第2ブローパイプ88は、真上から見たときに視認できないように各シュート板54及び各カバー部材56によって覆われている。
ベッド12の下部には、スクラップをY軸方向へ搬送する複数のスクラップコンベア90がX軸方向に沿って設けられており、各スクラップコンベア90は、Y軸方向に延びている。
次に、図2A、図2B、図7等を参照しながら、各第1フラッパ64等の開閉動作、切替ドア82(切替ユニット74)の切替動作、及び各第1ブローパイプ86等の吹出動作に関連する構成について説明する。
図2A、図2B、及び図7に示すように、各第1フラッパ64及び各第2フラッパ72は、レーザ加工ヘッド34の先端部(ノズル部分)のX軸方向及びY軸方向の位置に応じて開閉動作を実行するように構成されている。具体的には、各第1フラッパ64は、対応する第1分割室46の上方位置にレーザ加工ヘッド34の先端部が進入すると、開動作を実行するように構成されている。各第1フラッパ64は、対応する第1分割室46の上方位置からレーザ加工ヘッド34の先端部が退出(隣接する第1分割室46又は第2分割室48の上方位置へ進入)すると、閉動作を実行するように構成されている。同様に、各第2フラッパ72は、対応する第2分割室48の上方位置にレーザ加工ヘッド34の先端部が進入すると、開動作を実行するように構成されている。各第2フラッパ72は、対応する第2分割室48の上方位置からレーザ加工ヘッド34の先端部が退出(隣接する第1分割室46又は第2分割室48の上方位置へ進入)すると、閉動作を実行するように構成されている。
レーザ加工ヘッド34の先端部がX軸方向の移動によって区画部材38の前側部分を跨ぐ際に、進入側の隣接する第1分割室46に対応する第1フラッパ64が開動作を実行した直後に、退出側の隣接する第1分割室46に対応する第1フラッパ64が閉動作を実行するように構成されている。同様に、レーザ加工ヘッド34の先端部がX軸方向の移動によって区画部材38の後側部分を跨ぐ際に、進入側の隣接する第2分割室48に対応する第2フラッパ72が開動作を実行した直後に、退出側の隣接する第2分割室48に対応する第2フラッパ72が閉動作を実行するように構成されている。これにより、レーザ加工ヘッド34の先端部が区画部材38を跨ぐ際に、いずれかの第1吸気口58及びいずれかの第2吸気口66が開いたタイミングを作ることができ、第1フラッパ64及び第2フラッパ72の開動作を安定させることができる。
レーザ加工ヘッド34の先端部が前方向の移動によって仕切部材50を跨いだ直後に、進入側の隣接する第1分割室46に対応する第1フラッパ64が開動作を実行し、続いて、退出側の隣接する第2分割室48に対応する第2フラッパ72が閉動作を実行するように構成されている。同様に、レーザ加工ヘッド34の先端部が後方向の移動によって仕切部材50を跨いだ直後に、進入側の隣接する第2分割室48に対応する第2フラッパ72が開動作を実行し、続いて、退出側の隣接する第1分割室46に対応する第1フラッパ64が閉動作を実行するように構成されている。これにより、比較的時間を要する切替ドア82の切替動作と、第1フラッパ64又は第2フラッパ72の開動作のタイミングに合わせることができる。
図7及び図8(a)(b)に示すように、切替ドア82(切替ユニット74)は、各第1フラッパ64及び各第2フラッパ72の開動作に応じて切替動作を実行するように構成されている。具体的には、切替ドア82は、いずれかの第1フラッパ64が開動作を実行する際に、第1接続状態を維持するか又は第2接続状態から前記第1接続状態に切り替えるように構成されている。切替ドア82は、いずれかの第2フラッパ72が開動作を実行する際に、第2接続状態を維持するか又は第1接続状態から前記第2接続状態に切り替えるように構成されている。
図7及び図9(b)に示すように、各第1ブローパイプ86は、対応する第1フラッパ64の開閉動作に応じて、エア源と接続された対応するソレノイド(図示省略)の開動作により吹出動作を実行するように構成されている。各第2ブローパイプ88は、対応する第2フラッパ72の開閉動作に応じて、エア源と接続された対応するソレノイド(図示省略)の開動作により吹出動作を実行するように構成されている。具体的には、各第1ブローパイプ86は、対応する第1フラッパ64が開動作を実行すると、対応するソレノイド(図示省略)の開動作により吹出動作を開始するように構成されている。各第1ブローパイプ86は、対応する第1フラッパ64が閉動作を実行すると、対応するソレノイド(図示省略)の閉動作により吹出動作を終了するように構成されている。各第2ブローパイプ88は、対応する第2フラッパ72が開動作を実行すると、対応するソレノイド(図示省略)の開動作により吹出動作を開始するように構成されている。各第2ブローパイプ88は、対応する第2フラッパ72が閉動作を実行すると、対応するソレノイド(図示省略)の閉動作により吹出動作を終了するように構成されている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
レーザ加工中に、集塵機78を稼働させながら、レーザ加工ヘッド34の先端部のX軸方向及びY軸方向の位置に応じて、各第1フラッパ64及び各第2フラッパ72の開閉動作が実行される。また、各第1フラッパ64及び各第2フラッパ72の開動作に応じて、切替ドア82の切替動作が実行される。すると、いずれかの第1分割室46に収容された粉塵及びヒュームを含む空気は、対応する第1吸気口58から吸気され、第1回収通路60、第1連絡通路62、切替ユニット74、及び集塵ダクト80を介して集塵機78に送られる。又は、いずれかの第2分割室48に収容されたレーザ加工により発生する粉塵及びヒュームを含む空気は、対応する第2吸気口66から吸気され、第2回収通路68、第2連絡通路70、切替ユニット74、及び集塵ダクト80を介して集塵機78に送られる。
レーザ加工中に、各第1フラッパ64の開閉動作に応じて、各第1ブローパイプ86の吹出動作が実行される。すると、いずれかの第1ブローパイプ86の複数の吹出孔86hから圧縮空気が対応する第1吸気口58側に向かって吹き出される。又は、各第2フラッパ72の開閉動作に応じて、各第2ブローパイプ88の吹出動作が実行される。すると、いずれかの第2ブローパイプ88の複数の吹出孔88hから圧縮空気が対応する第2吸気口66側に向かって吹き出される。これにより、ワークW裏面側に負圧領域を生成して、粉塵及びフュームがワークW裏面に接触することを抑えることができる。
要するに、レーザ加工機10においては、前述のように、各収容室36内に、その各収容室36を第1分割室46と第2分割室48にY軸方向に仕切る仕切部材50が設けられている。各第1分割室46のY軸方向の一方側の壁部に第1吸気口58が設けられ、各第2分割室48のY軸方向の他方側の壁部に第2吸気口66が設けられている。そして、切替ドア82(切替ユニット74)は、集塵機78と各第1吸気口58を接続する第1接続状態と、集塵機78と各第2吸気口66を接続する第2接続状態とに切り替える。そのため、集塵機78の集塵動作を第1分割室46からの集塵と第2分割室48からの集塵に適宜に切り替えることができる。これにより、例えば各収容室36の容積が増大しても、複数の集塵機又は吸引力の高い集塵機を用いることなく、レーザ加工機10の集塵性能を十分に確保することができる。よって、本実施形態によれば、集塵機78を含む集塵設備のコスト増大を抑えつつ、レーザ加工機10の集塵性能を十分に確保することができる。
また、レーザ加工機10においては、前述のように、各仕切部材50がガード部材24の真下に位置している。各第1ブローパイプ86及び各第2ブローパイプ88は、それぞれ、真上から見たときに視認できないように各シュート板42及び各カバー部材44によって覆われている。そのため、本実施形態によれば、レーザビームが各第1ブローパイプ86及び各第2ブローパイプ88に直接的に照射されることがなく、レーザビームによる各第1ブローパイプ86及び各第2ブローパイプ88の焼損を十分に防止することができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、適宜の変更を行うことにより、種々な態様で実施可能である。そして、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態の説明に限定されないものである。
10 レーザ加工機
12 ベッド
14 空洞部
16 支持壁
18 加工テーブル
20 テーブル本体
22 ワーク支持板(スキッド板)
22b 突起
24 ガード部材
26 門型フレーム
26a 支柱部
26b ビーム部
28 X軸ガイド部材
30 スライダ
32 Y軸ガイド部材
34 レーザ加工ヘッド
36 収容室
38 区画部材
40 区画部材本体
42 シュート板
44 カバー部材
46 第1分割室
48 第2分割室
50 仕切部材
52 仕切部材本体
54 シュート板
54h 通孔
54v 通孔
56 カバー部材
56n 切欠
56k 切欠
58 第1吸気口
60 第1回収通路
62 第1連絡通路
64 第1フラッパ(第1開閉部材)
66 第2吸気口
68 第2回収通路
70 第2連絡通路
72 第2フラッパ(第2開閉部材)
74 切替ユニット
76 ユニット本体
78 集塵機
80 集塵ダクト
82 切替ドア(切替部材)
84 切替シリンダ
86 第1ブローパイプ
86h 吹出孔
88 第2ブローパイプ
88h 吹出孔
90 スクラップコンベア
W ワーク(板金)

Claims (6)

  1. 長手方向に延びた空洞部を有したベッドと、
    前記ベッドにおける前記空洞部の上側に設けられ、ワークを支持する加工テーブルと、
    前記空洞部内に前記長手方向に沿って間隔を置いて設けられ、前記長手方向に直交する短手方向に延び、前記空洞部を、粉塵及びヒュームを収容する複数の収容室に区画する複数の区画部材と、
    各収容室内に設けられ、各収容室を第1分割室と第2分割室に前記短手方向に仕切る仕切部材と、
    各第1分割室の前記短手方向の一方側の壁部に設けられ、気体を吸気する第1吸気口と、
    各第1吸気口の流路を開閉する第1開閉部材と、
    各第2分割室の前記短手方向の他方側の壁部に設けられ、気体を吸気する第2吸気口と、
    各第2吸気口の流路を開閉する第2開閉部材と、
    各第1吸気口及び各第2吸気口に接続され、粉塵及びヒュームを集塵する集塵機と、を備えることを特徴とするレーザ加工機。
  2. 各第1吸気口側に向かって気体を吹き出す第1ブローパイプと、
    各第2吸気口側に向かって気体を吹き出す第2ブローパイプと、を備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  3. 前記加工テーブルの上方に前記長手方向及び前記短手方向へ移動可能に設けられ、ワークに向かってレーザビームを照射するレーザ加工ヘッドを備え、
    各第1開閉部材及び各第2開閉部材は、前記レーザ加工ヘッドの先端部の前記長手方向及び前記短手方向の位置に応じて開閉動作を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ加工機。
  4. 前記集塵機と各第1吸気口を接続する第1接続状態と、前記集塵機と各第2吸気口を接続する第2接続状態とに切り替える切替ユニットは、各第1開閉部材及び各第2開閉部材の開動作に応じて切替動作を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のレーザ加工機。
  5. 各第1ブローパイプ及び各第2ブローパイプは、それぞれ、真上から見たときに視認できないように各仕切部材によって覆われていることを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工機。
  6. 前記加工テーブルは、前記長手方向に延びたガード部材を有し、各仕切部材は、前記ガード部材の真下に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のレーザ加工機。
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