JP6240477B2 - 熱加工機の集塵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ加工機やプラズマ加工機などの熱加工機における集塵装置に関する。
この種の集塵装置として、例えば、特許文献1や特許文献2に、ワークの加工エリアの一方側と他方側に送気口と吸気口を互いに対向させて設け、送気口からプッシュエアを吸気口に向けて流すことで、ワークの加工時に発生したヒューム粉塵類をプッシュエアで吸気口に押し込み(プッシュ)、且つ、吸気口から排気ダクトに接続された集塵手段で吸い込む(プル)ことで、集塵を行うプッシュプル方式の集塵装置が記載されている。
特開2005−144454号公報 特開2000−141075号公報
ところで、前記特許文献1や特許文献2に記載された従来の集塵装置では、加工時にワークの周辺に発生した汚染空気の排気が充分でないため、ヒュームがワークの周辺に滞留してワークに汚れとして付着したり、ヒューム粉塵類が吹き出しエアにより舞い上がってしまうという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮し、ヒューム粉塵類の除去効果の高い熱加工機の集塵装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明の熱加工機の集塵装置は、板状のワークを支持した状態で熱加工する加工エリアの下方に、上方が開放した集塵室がフレームに設けられ、前記集塵室の互いに対向する内側壁に送気口と吸気口とが相対向して設けられ、前記送気口から前記集塵室内にエアを吹き出し、前記吸気口から集塵室内のエアを吸い込んで外部に排気することで、ワークの加工時に発生するヒューム粉塵類を除去する熱加工機の集塵装置において、前記送気口として、前記集塵室の互いに対向する内側壁の一方の内側壁に、前記ワークの下側において水平なカーテン状にエアを噴き出すエア噴出孔を設け、前記エア噴出孔から噴き出すエア流量を前記吸気口で吸い込むエア流量よりも小さく制限した状態で、前記エア噴出孔から噴き出したエアを前記互いに対向する内側壁の他方の内側壁に設けられた前記吸気口で吸い込むことで、前記エア噴出孔から前記吸気口に向かって流れる空気流を生成すると共に、前記ワークの下方で前記空気流の上側に負圧領域を形成することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の熱加工機の集塵装置であって、前記吸気口が、前記エア噴出孔の高さよりも低い位置に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の熱加工機の集塵装置であって、前記エア噴出孔が、前記集塵室の内側壁に水平方向に配列して複数設けられ、これら複数のエア噴出孔の背後に、送気手段から送られてくる昇圧エアを前記複数のエア噴出孔に分配する分配室が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱加工機の集塵装置であって、前記集塵室が水平方向に並べて複数配列されると共に、各集塵室ごとに前記エア噴出孔と前記吸気口とが設けられ、前記集塵室の上方に、前記ワークに対して熱加工を行う加工ヘッドが、前記集塵室の配列方向に沿って前記集塵室に対し相対移動可能に設けられ、かつ、前記加工ヘッドが加工を行うために移動した前記加工エリアの下方に位置する前記集塵室のみ、前記エア噴出孔と吸気口とを開放し、他の集塵室の前記エア噴出孔と吸気口とを閉鎖するように開閉手段を制御する集塵制御装置が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の熱加工機の集塵装置であって、前記エア噴出孔の開閉手段として、前記エア噴出孔に昇圧エアを供給する供給ラインの途中にバルブが設けられ、前記吸気口の開閉手段として、前記吸気口で吸い込んだエアを集塵手段に排気する経路の途中にダンパが設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、送気口としてエア噴出孔を設け、エア噴出孔から噴き出すエア流量を吸気口で吸い込むエア流量よりも小さく制限するので、エア噴出孔から噴き出したエアを洩れなく吸気口で吸い込むことができると共に、吸気流量に余裕があることにより、エア噴出孔から噴き出したエアの流れに周囲の空気を合流させながら吸気口で吸い込むことができる。特に、エア噴出孔からワークの下側において水平なカーテン状に噴き出したエアを吸気口で吸い込むことにより、エア噴出孔から吸気口に向かって流れる帯状の空気流を積極的に生成すると共に、ワークの下方で空気流の上側に負圧領域(この負圧領域は、吸気口で集塵室内のエアを吸い込むことと、速い流れの空気流に周囲のエアが巻き込まれることで形成される)を形成するので、ワークの上方からワークの下方の負圧領域に流れ込む空気の流れを作り出すことができる。従って、加工時にワークの周囲に発生するヒューム粉塵類を、ワークの周囲に滞留させることなく、効率よく吸気口で吸い込むことができ、ヒュームによるワークの汚れ付着とヒュームの舞い上がりの両方を防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、エア噴出孔から噴き出されて吸気口に吸い込まれる空気流を、下向きに傾斜した流れにすることができる。従って、ワークの上方から下方に流れる空気の流れをスムーズに吸気口に導くことができる。
請求項3の発明によれば、複数のエア噴出孔が水平方向に配列されていることにより、各エア噴出孔から噴き出されるエアによって、水平なカーテン状の空気流を容易に生成することができる。また、複数のエア噴出孔から噴出されるエアでカーテン状の空気流を生成するので、各エア噴出孔を小さな円孔として形成することができ、設計製作が容易になると共に、噴出するエア流量を制限しながら流速を速めることが簡単にできるようになる。また、複数のエア噴出孔の背後に各エア噴出孔にエアを分配する分配室を設けているので、分配室までは1本のエア供給ラインで昇圧エアを送り込むことができる。
請求項4の発明によれば、加工している箇所の下方の集塵室だけを稼働するので、エネルギー使用の効率化が図れると共に、送気手段や集塵手段の能力を最小限に抑えることができる。
請求項5の発明によれば、送気側の開閉手段としてバルブを使用し、吸気側の開閉手段としてダンパを使用するので、使用設備の最適化が図れる。
本発明の実施形態の集塵装置の主要素であるフレームの構造を示す斜視図で、(a)は吸気口側から送気口側を見た斜視図、(b)はその逆に送気口側から吸気口側を見た斜視図である。 図1(b)のA−A矢視断面図である。 図2の部分拡大断面図である。 図3のダンパユニットの外観斜視図である。 図1の送気口周辺の具体的な構成を示す拡大斜視図である。 図5の送気口ユニットの構成図で、(a)は表側から見た斜視図、(b)は裏側から見た斜視図である。 実施形態の集塵装置の系統図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の集塵装置の主要素であるフレームの構造を示す斜視図で、図1(a)は吸気口側から送気口側を見た斜視図、図1(b)はその逆に送気口側から吸気口側を見た斜視図である。なお、図1(b)における右端の集塵室では、集塵室(シュータ)の内側壁を透かしてその裏側のダンパユニットの構成を示している。また、図2は図1(b)のA−A矢視断面図、図3は図2の部分拡大断面図、図4は図3のダンパユニットの外観斜視図である。
図1(a),(b)及び図2に示すように、この実施形態の熱加工機は、レーザ加工機(熱切断加工機)であり、集塵装置1の主要素としての箱状のフレーム2を備えている。なお、該フレーム2は熱加工機の本体フレームも兼ねるものである。
このフレーム2の上方には、板状のワークW(図2参照)を水平に支持するワークテーブル(図示略)が備えられており、ワークテーブルの位置が、ほぼ加工エリア(図2においてワークWが支持されている位置)に相当する。また、図2に示すように、ワークテーブルの上面がワークWのパスラインPLである。
フレ−ム2上のY軸方向の両側にはX軸方向に延びる一対のガイドレール3,3が備えられており、これらの各ガイドレール3には、キャリッジ(図示略)がX軸方向に往復移動位置決め自在に支持され、このキャリッジに、ワークWに熱切断加工を行うレーザ加工ヘッド5(図2参照)がY軸方向に往復移動位置決め自在に備えられている。
図1(a),(b)に示すように、箱状のフレーム2の内側には、仕切板11によってX軸方向に分割された複数の集塵室10が区画形成されている。集塵室10は、上方が大きく開放すると共に、下方に行くほど窄まった空間形状をなしており、ワーク加工後の落下した製品やスクラップを集塵室10の下方のバケット(図示略)に排出するシュータを兼ねている。各集塵室10のY軸方向に互いに対向する内側壁12、14には、送気口としてのエア噴出孔13と、吸気口15とが相対向するように設けられている。
そして、この集塵装置1は、送気口としてのエア噴出孔13から集塵室10内にエアを吹き出し、吸気口15から集塵室10内のエアを吸い込んで外部に排気することにより、ワークWの加工時に発生するヒューム粉塵類を除去するようになっている。
図2及び図3に示すように、吸気口15の背後には、図4に示すダンパユニット20が組み込まれている。ダンパユニット20のケーシング23は、内部が下部空間27と上部空間28に分かれた箱型のもので、上部空間28の背面に排気口29が設けられ、下部空間27の前面に、集塵室10に臨む吸気口15と連通する開口部26が設けられている。
上部空間28には、回動軸22に支持されたダンパ羽根21(このダンパ羽根で代表される部分をダンパ20Aと称し、開閉手段に相当する)が設けられており、回動軸22をレバー25を介してエアシリンダ24により回動操作することにより、ダンパ羽根21を、通気路(開口部26と排気口29を連通する通路)を開放する位置と閉鎖する位置との間で開閉操作することができるようになっている。
また、図2に示すように、送気口として設けられたエア噴出孔13は、ワークWの下側の該ワークWから所定の距離Hだけ離れた高さ位置において水平なカーテン状にエアを噴き出すものであり、集塵室10の内側壁12に水平方向に配列して複数設けられている。
エア噴出孔13は、水平方向に沿って矢印FLで示すようにエアを噴き出すようになっている。また、吸気口15は、エア噴出孔13の高さよりも低い位置に設けられており、エア噴出孔13から噴き出されたエアは、噴き出された直後は水平に進むが、徐々に斜めに下降して吸気口15に吸い込まれる。
図5は、図1の送気口周辺の具体的な構成を示す拡大斜視図、図6は、図5の送気口ユニットの構成図で、図6(a)は表側から見た斜視図、図6(b)は裏側から見た斜視図である。
図5及び図6に示すように、複数のエア噴出孔13は、フレーム2に取り付けられる送気口ユニット30の正面板31に一列に配列されており、複数のエア噴出孔13の背後には、送気手段から送られてくる昇圧エアを複数のエア噴出孔13に分配する分配室32が設けられている。分配室32には接続口33が設けられており、送気手段につながる配管がこの接続口33に接続される。
この集塵装置1では、エア噴出孔13から噴き出すエア流量を吸気口15で吸い込むエア流量よりも小さく制限(例えば、数百分の一程度の僅かな流量に制限)した状態で、エア噴出孔13から噴き出したエアを吸気口15で吸い込むことにより、エア噴出孔13から吸気口15に向かって流れる空気流(図2中の矢印Fで示す流れ)を生成することができると同時に、ワークWの下方で空気流Fの上側に負圧領域Sを形成することができるようになっている。
図7は実施形態の集塵装置の系統図である。
送気口ユニット30の分配室32の接続口33〔図6(b)参照〕には、送気手段(ブロアやコンプレッサ)40の吐出側に接続されたメインの送気ライン41から分岐した分岐管43がバルブ(開閉手段)42を介して接続されている。また、吸気口15にダンパ20Aを介して連通した排気口29には、吸引集塵手段50の吸引側につながるメインダクト52から分岐した分岐ダクト51が接続されている。
また、図示しないが、この集塵装置1には、レーザ加工ヘッド5が加工を行うために移動した加工エリアの下方に位置する集塵室10のみ、エア噴出孔13と吸気口15(排気口29が相当)とを開放し、他の集塵室10のエア噴出孔13と吸気口15とを閉鎖するように、開閉手段であるバルブ42とダンパ20Aを制御する集塵制御装置が備わっている。
次に実施形態の集塵装置の作用を述べる。
レーザ加工ヘッド5からレーザビームを照射してワークWを加工(切断や溶接)すると、該当箇所の加工エリアの下方の集塵室10において、エア噴出孔13と吸気口15が開放され(バルブ42が開、ダンパ20Aが開とされ)、エア噴出孔13から昇圧エアが集塵室10内に噴き出され、集塵室10内の空気が吸気口15から吸引される。それにより、加工に伴って発生するヒューム粉塵類が排気される。
その際、エア噴出孔13から噴き出すエア流量を、吸気口15で吸い込むエア流量よりも小さく制限しているので、エア噴出孔13から噴き出したエアを洩れなく吸気口15で吸い込むことができると共に、吸気流量に余裕があることにより、エア噴出孔13から噴き出したエアの流れに周囲の空気を合流させながら吸気口15で吸い込むことができる。
特に、ワークWの下方のワークWから所定距離Hだけ離れた高さにおいてエア噴出孔13から水平なカーテン状に噴き出したエアを吸気口15で吸い込むことにより、エア噴出孔13から吸気口15に向かって流れる帯状の空気流Fを積極的に生成することができると共に、ワークWの下方で空気流の上側に負圧領域S(この負圧領域Sは、吸気口15で集塵室10内のエアを吸い込むことと、速い流れの空気流Fに周囲のエアが巻き込まれることで形成される)を形成することができる。
なお、この所定距離Hの値は、100mm〜400mm程度に設定されている。所定距離Hが小さくワークWに接近するとワークWの下方でこの負圧が発生せずヒュームの舞い上がりが発生してしまう。逆に所定距離Hが大きすぎるとワークWの下方の負圧発生効果が小さくなってしまい同様にヒュームの舞い上がりを防ぐことはできない。よって、該所定距離Hはエア噴出流量や吸気流量などの条件を考慮の上設定するようにする。
従って、ワークWの上方からワークWの下方の負圧領域Sに流れ込む空気の流れK(図2)を作り出すことができる。その結果、加工時にワークWの周囲に発生するヒューム粉塵類を、ワークWの周囲に滞留させることなく、効率よく吸気口15で吸い込むことができ、ヒュームによるワークWの汚れ付着とヒュームの舞い上がりの両方を確実に防ぐことができる。
即ち、吸気口15で吸引するだけでは、生成される空気の流れが不安定であるが、エア噴出孔13から噴き出される僅かな流量のエアにより、吸い込み環境に弱い流れを加えることで、積極的な空気流Fを作り出すことができ、その空気流Fによる周辺空気の引き連れ作用によって負圧領域Sを作り出すことができ、その結果、ワークの上方から下方へ向かう空気の流れKを作り出して、ヒューム粉塵類を吸気口15に速やかに導くことができる。
また、エア噴出孔13より吸気口15を低い位置に設けているので、エア噴出孔13から噴き出されて吸気口15に吸い込まれる空気流Fを、下向きに傾斜した流れにすることができ、これにより、ワークWの上方から下方に流れる空気の流れKをスムーズに吸気口15に導くことができる。
また、複数のエア噴出孔13が水平方向に配列されていることにより、各エア噴出孔13から噴き出されるエアによって、水平なカーテン状の空気流を容易に生成することができる。また、複数のエア噴出孔13から噴出されるエアでカーテン状の空気流を生成するので、各エア噴出孔13を小さな円孔(例えば、直径1mm〜2mmの円孔)として形成することができ、設計製作が容易になると共に、噴出するエア流量を制限しながら流速を速めることが簡単にできるようになる。また、複数のエア噴出孔13の背後に各エア噴出孔13にエアを分配する分配室32を設けているので、分配室32までは1本のエア供給ラインで昇圧エアを送り込むことができる。
また、本実施形態の集塵装置では、加工している箇所の下方の集塵室だけを稼働するので、エネルギー使用の効率化が図れると共に、送気手段40や吸引集塵手段50の能力を最小限に抑えることができる。
また、送気側の開閉手段としてバルブ42を使用し、吸気側の開閉手段としてダンパ20Aを使用するので、使用設備の最適化が図れる。
W ワーク
H 所定の距離
F 空気流
S 負圧領域
1 集塵装置
2 フレーム
5 レーザ加工ヘッド
10 集塵室
12,14 互いに対向する内側壁
12 互いに対向する内側壁の一方の内側壁
14 互いに対向する内側壁の他方の内側壁
13 エア噴出孔(送気口)
15 吸気口
20A ダンパ(開閉手段)
32 分配室
40 送気手段
42 バルブ(開閉手段)
50 吸引集塵手段

Claims (5)

  1. 板状のワークを支持した状態で熱加工する加工エリアの下方に、上方が開放した集塵室がフレームに設けられ、前記集塵室の互いに対向する内側壁に送気口と吸気口とが相対向して設けられ、前記送気口から前記集塵室内にエアを吹き出し、前記吸気口から集塵室内のエアを吸い込んで外部に排気することで、ワークの加工時に発生するヒューム粉塵類を除去する熱加工機の集塵装置において、
    前記送気口として、前記集塵室の互いに対向する内側壁の一方の内側壁に、前記ワークの下側において水平なカーテン状にエアを噴き出すエア噴出孔を設け、
    前記エア噴出孔から噴き出すエア流量を前記吸気口で吸い込むエア流量よりも小さく制限した状態で、前記エア噴出孔から噴き出したエアを前記互いに対向する内側壁の他方の内側壁に設けられた前記吸気口で吸い込むことで、前記エア噴出孔から前記吸気口に向かって流れる空気流を生成すると共に、前記ワークの下方で前記空気流の上側に負圧領域を形成することを特徴とする熱加工機の集塵装置。
  2. 請求項1に記載の熱加工機の集塵装置であって、
    前記吸気口が、前記エア噴出孔の高さよりも低い位置に設けられていることを特徴とする熱加工機の集塵装置。
  3. 請求項1または2に記載の熱加工機の集塵装置であって、
    前記エア噴出孔が、前記集塵室の内側壁に水平方向に配列して複数設けられ、これら複数のエア噴出孔の背後に、送気手段から送られてくる昇圧エアを前記複数のエア噴出孔に分配する分配室が設けられていることを特徴とする熱加工機の集塵装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱加工機の集塵装置であって、
    前記集塵室が水平方向に並べて複数配列されると共に、各集塵室ごとに前記エア噴出孔と前記吸気口とが設けられ、
    前記集塵室の上方に、前記ワークに対して熱加工を行う加工ヘッドが、前記集塵室の配列方向に沿って前記集塵室に対し相対移動可能に設けられ、
    かつ、前記加工ヘッドが加工を行うために移動した前記加工エリアの下方に位置する前記集塵室のみ、前記エア噴出孔と吸気口とを開放し、他の集塵室の前記エア噴出孔と吸気口とを閉鎖するように開閉手段を制御する集塵制御装置が設けられていることを特徴とする熱加工機の集塵装置。
  5. 請求項4に記載の熱加工機の集塵装置であって、
    前記エア噴出孔の開閉手段として、前記エア噴出孔に昇圧エアを供給する供給ラインの途中にバルブが設けられ、前記吸気口の開閉手段として、前記吸気口で吸い込んだエアを集塵手段に排気する経路の途中にダンパが設けられていることを特徴とする熱加工機の集塵装置。
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