JP2021179763A - 円盤体案内装置 - Google Patents
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Abstract
Description
詳しくは、本発明は、円盤体を一つずつ送り出し、最終的に複数の所定の位置へ送り出すことが出来る円盤体案内装置に関する。
さらに詳しくは、本発明は、第一案内通路に対し、支軸を中心として回動可能に指示された第二案内通路へ案内し、当該第一案内通路と第二案内通路との相対角度を変更することによって第二案内通路の出口位置を変更することにより、複数の所定の位置へ送り出すことが出来る円盤体案内装置に関する。
なお、本明細書において、円盤体とは、所定の厚みを有する円形状体をいい、例えば、硬貨、ゲーム用メダルが挙げられる。また、円盤体の表面又は裏面は、厳密な意味ではなく、例えば、図1において右側に位置する面を裏面、左側に位置する面を表面として説明する。
第1の従来技術として、ディスク(円盤体)送出手段により案内通路を押し上げられたディスクを上端の放出口から放出させ、上方の第1の出口から払い出すディスク払出装置において、前記放出口からのディスクを導入し落下案内し得るように、前記第1の出口の上流側から分岐し、前記案内通路と隣接するように設けて連絡形成したディスクの落下シュートと、前記落下シュートの下方に設けたディスクが排出される出口と、前記落下シュートの内面に、落下するディスクと当るように突設形成された複数のディスク落下速度抑制用の突起と、から構成されたディスク払出装置のディスク分配装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
第2の従来技術として、バラ積み状態で貯留したボウル内のディスク(円盤体)を送出口から一個宛ずつ送り出すディスク送り出し装置と、前記送出口から送り出されたディスクを一列に並べて誘導するガイド通路と、ガイド通路の先端部に設けられ、ディスクをガイド通路の外へ弾き出す弾き出し機構と、このディスクの放出口とを備え、この放出口と連絡させて、放出されたディスクを前記放出口からの距離が異なる複数の出口から選択的に払い出す案内通路を設けてなるディスク案内装置において、各々前記放出口からの距離が異なる出口を有し、これら各出口に向かってディスクを夫々転動させる複数の並置した通路と、前記放出口の直近に配設され、前記複数の通路のいずれかにディスクを選択的に振り分け案内する通路選択手段を備えるディスク案内装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
第3の従来技術として、垂立するガイドベースに沿って形成した筒型の案内通路により円板体(円盤体)の周面どうしを接触させて案内した後、前記案内通路の頂部に配置した弾き装置により振分通路に弾き出し、その後異なる位置に配置された複数の出口から排出する円板体供給装置において、前記振分通路の延長上に位置する横向き通路及び前記振分通路から前記案内通路に沿って下向きに延在する下向き通路を設け、前記振分通路において前記横向き通路へ案内する側壁を構成する横向き通路形成位置、及び前記横向き通路を横断する逸らせ位置に選択的に位置する振分体を配置し、前記振分体には前記横向き通路形成位置において前記横向き通路の下壁を構成する下ガイドレールが一体に形成されていることを特徴とする円板体供給装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
第4の従来技術として、コイン受入口を介してコイン案内通路内に導入されたコイン(円盤体)が、コイン案内通路内に突出するように設けられたコイン押動体を有し、かつコインの表裏面を案内する案内面に略垂直な対応する回転軸線の回りを回転する複数の回転盤によって、鉛直上方に搬送された後に、コイン出口を介してほぼ水平方向に弾き出されるコイン搬送装置と、コイン搬送装置から弾き出されたコインを案内するコイン落下通路の下方で分岐する第2および第3コイン落下通路のいずれか一方に、第1振分部によって、コインが導入され、第2および第3コイン落下通路に対応する第1および第2払出口からコインが選択的に払い出されるコイン振分払出装置と、を備えたコイン搬送払出装置が知られている(例えば、特許文献4参照)。
第2の従来技術は、ディスク送出装置によって一つずつ送り出された円盤体が一列になってガイド通路を押し上げられ、ガイド通路の上端部において。弾き出し機構によって横方向へ弾き出された後、通路選択手段によって振りわけられることにより、選択的に異なる出口から放出されるようにしたものである。
第3の従来技術は、円板体送り出し装置によって一つずつ送り出された円盤体が一列になって案内装置を押し上げられ、案内通路の上端部において。弾き装置によって横方向へ弾き出された後、振分装置によって横向き通路、又は下向き通路へ振りわけられることにより、選択的に異なる出口から放出されるようにしたものである。
第4の従来技術は、コイン案内通路と複数の回転盤から突出するコイン押動体によって円盤体を搬送した後、当該コイン案内通路の先端において、コイン弾出機構によって横方向へ弾き出した後、振分機構によって異なる通路へ案内することにより、選択的に異なる出口から放出されるようにしたものである。
メダルゲーム機においては、メダルの出口は機種毎に異なるため、当該機種毎に円盤体案内装置の出口位置を設定する必要がある。換言すれば、所定の位置からメダルを送り出すという機能は同一にも拘わらず、ゲーム機の機種毎に円盤体案内装置を設定する必要があり、送出装置及び案内装置の一部は共用化できるものの、出口部分はそれぞれ異なる仕様にする必要があり、製造上、補修上等において煩雑であり、また製造数が限られることから割高になり、改善が強く求められていた。
本発明の従的目的である第二の目的は、上向き通路の出口位置を柔軟に変更できることができる円盤体案内装置を提供することである。
なお、柔軟に変更できるとは、段階的位置変更、及び任意位置への変更の両者を含む概念である。
円盤体の相対する周面を案内する第一周面案内体と第二周面案内体によって画定される第一案内通路と、前記第一案内通路の下流側に配置され、前記円盤体の周面に対し前記第一周面案内体と同じ側に配置された第三周面案内体と、前記第二周面案内体と同じ側に配置された第四周面案内体によって構成される第二案内通路を構成することにより、円盤体送出装置から一つずつ送出される前記円盤体を一列状態で前記第一案内通路から前記第二案内通路へ案内して送り出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第一周面案内体、前記第二周面案内体、前記第三周面案内体、及び前記第四周面案内体、並びに前記第一案内通路及び前記第二案内通路は同一の平面内に配置され、
前記第二案内通路は、前記平面と延長軸線が直交する一の軸線を有する支軸を中心に前記第一案内通路に対し回動可能に設けられている
ことを特徴とする円盤体案内装置
である。
前記第一周面案内体は、前記第二周面案内体よりも下方に配置され、前記第三周面案内体は前記第四周面案内体よりも下方に配置され、前記第一周面案内体の第一案内縁の延長線が前記第三周面案内体の第三案内縁に対し交差することが可能に構成されている
ことを特徴とする第1の発明の円盤体案内装置である。
少なくとも、円盤体の相対する周面を案内する第一周面案内体と第二周面案内体によって画定される第一案内通路と、前記第一案内通路の下流側に配置され、前記円盤体の周面に対し前記第一周面案内体と同じ側に配置された第三周面案内体と、前記第二周面案内体と同じ側に配置された第四周面案内体によって構成される第二案内通路を構成することにより、円盤体送出装置から一つずつ送出される前記円盤体を一列状態で前記第一案内通路から第二案内通路へ案内して送り出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第一周面案内体、前記第二周面案内体、前記第三周面案内体、及び前記第四周面案内体、並びに前記第一案内通路及び前記第二案内通路は同一の平面内に配置され、
前記第二案内通路は、前記平面と延長軸線が直交する一の軸線を有する支軸を中心に前記第一案内通路に対し回動可能に設けられ、
前記第一周面案内体の第一案内縁の延長線が前記第三周面案内体の第三案内縁に対し交差することが可能に構成され、
前記第一案内通路の端部に弾出装置が配置され、前記円盤体は前記弾出装置によって前記第二案内通路へ弾出される
ことを特徴とする円盤体案内装置である。
前記第一周面案内体の第一案内縁の延長線が前記第三周面案内体の第三案内縁に対し交差した状態において、前記第一周面案内体の第一周面案内体先端部と前記第三周面案内体の相対する第三周面案内体基端部との周面案内体間隔が前記円盤体の直径未満の位置において、前記第二案内通路の回動を制限する回動量規制装置を設けた
ことを特徴とする第2の発明の円盤体案内装置である。
少なくとも、円盤体を一つずつ一列状態で第一案内通路に案内させつつ移動させ、当該第一案内通路の端部から弾出装置によって前記第一案内通路の下流側に配置された第二案内通路へ弾き出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第二案内通路は、前記第一案内通路と同一の平面内に配置されると共に、一の軸線を有する支軸を中心に回動可能に設けられ、
前記軸線の延長軸線は、前記平面に対し直交すると共に、前記第一案内通路の延長上であって、かつ前記円盤体が前記弾出装置によって弾き出された後の前記第二案内通路を横断するように構成されている
ことを特徴とする円盤体案内装置である。
円盤体を一つずつ送り出す円盤体送出装置と、
前記円盤体送出装置によって送り出された円盤体を一列に上方へ案内する第一案内通路を構成する第一案内通路装置と、
前記第一案内通路の端部において、案内されてきた前記円盤体を弾き出す弾出装置と、
弾き出された円盤体を所定の方向へ案内する第二案内通路を構成する第二案内通路装置によって構成される円盤体案内装置であって、
前記第二案内通路装置は、前記第一案内通路装置に対し、前記第一案内通路と前記第二案内通路が同一の平面内において、一の軸線を有する支軸によって相対回動可能に接続され、
前記軸線の延長軸線は、前記平面に対し直交すると共に、前記第一案内通路の延長上であって、かつ前記円盤体が前記弾出装置によって弾き出された後の前記第二案内通路を横断するように構成されている
ことを特徴とする円盤体案内装置
である。
前記第二案内通路を、前記第一案内通路に対し所定の角度で保持する保持装置を有する
ことを特徴とする第1乃至第6の発明の円盤体案内装置
である。
前記第一案内通路は、垂立した後、斜め上方向へ方向転換される
ことを特徴とする第1乃至第7の発明の円盤体案内装置
である。
前記第二案内通路は、前記第一案内通路の延長上よりも上方向、及び前記延長上よりも下方向に回動可能である
ことを特徴とする第8の発明の円盤体案内装置
である。
前記第一案内通路装置は、前記円盤体の表面を案内する第一表面案内体、前記円盤体の裏面を案内する第一裏面案内体、前記円盤体の周面を案内する、前記第一表面案内体と第一裏面案内体との間に、所定の距離をおいて平行に配置された第一周面案内体及び第二周面案内体を含み、
前記支軸は前記第一案内通路装置に一体化され、
前記第二案内通路装置には軸受が一体化され、
前記支軸に前記軸受が回動自在に組み合わされることにより、前記第一案内通路装置に対し、前記第二案内通路装置が相対回動可能に組み合わされる
ことを特徴とする第6の発明の円盤体案内装置である。
前記支軸は前記第一表面案内体に固定された第二支軸と前記第一裏面案内体に固定された第一支軸を含み、前記第一支軸と前記第二支軸は前記平面に対し延長軸線が直交する同一の軸線上に配置され、
前記第二案内通路装置に一体化された第一軸受及び第二軸受が前記第一支軸)と前記第二支軸を回動自在に組み合わされる
ことを特徴とする第10の発明の円盤体案内装置である。
前記弾出装置は前記第一表面案内体に取付けられる
ことを特徴とする第10の発明の円盤体案内装置である。
前記第二案内通路装置は、前記円盤体の表面を案内する第二表面案内体、前記円盤体の裏面を案内する第二裏面案内体、前記円盤体の周面を案内する、前記第二表面案内体と第二裏面案内体との間に、所定の距離をおいて平行に配置された第三周面案内体及び第四周面案内体を含み、
前記第一周面案内体の第一周面案内体先端部と前記第三周面案内体の第三周面案内体基端部が第一回動量規制装置を構成し、及び前記第二周面案内体の第二周面案内体先端部と前記第四周面案内体の第四周面案内体基端部が第二回動量規制装置を構成する
ことを特徴とする第10の発明の円盤体案内装置
である。
前記軸受は、第二裏面案内体に一体化された第一軸受と、
第二表面案内体に一体化された第二軸受を含み、
前記第一軸受は前記第一支軸、前記第二軸受は前記第二支軸に回動自在に支持されている
ことを特徴とする第11の発明の円盤体案内装置である。
第三周面案内体と第四周面案内体によって第二案内通路が画定される。
第一案内通路と第二案内通路は、同一の平面内に位置することから、第一案内通路から第二案内通路への移動は何ら障害無く行える。
第二案内通路は、第一案内通路に対して支軸の軸線の延長線が、前記平面に対し直交する軸線を中心に第一案内通路に対し回動可能である。
これによって、第二案内通路から第一案内通路へ円盤体を案内することができる。
したがって、第二案内通路を第一案内通路に対し、支軸を中心に段階的位置又は任意位置に回動させて相対位置を設定できるので、円盤体の出口位置を柔軟に変更することができることから、第一の目的を達成できる。
第二案内通路は、第一案内通路に対して支軸の軸線の延長線が、前記平面に対し直交すると共に、第一案内通路の延長上の第二案内通路を横断するように構成されている。
第一案内通路の端部に弾出装置が配置され、第一案内通路を搬送された円盤体は、その第一案内通路から第二案内通路へ弾出装置によって弾き出される。
これによって、円盤体を上向きの第二案内通路へ勢いよく送り出して出口から投出することができるので、第二の目的を達成できる利点がある。
円盤体は第一案内通路を一列に案内されて搬送され、当該第一案内通路の端部において、弾出装置によって、第二案内通路へ向けて弾き出される。
これによって、第二案内通路から勢いよく円盤体を送り出すことができるので、円盤体の演出に用いることができる利点がある。よって、第一の目的及び第二の目的を達成することができる。
第二案内通路は、第一案内通路に対して支軸の軸線の延長線が、前記平面に対し直交すると共に、第一案内通路の延長上の第二案内通路を横断するように構成されている。
これにより、第二案内通路は第一案内通路に対し、支軸を支点に回動された場合であっても、第一案内通路と第二案内通路は円盤体の直径以上の通路によって連通されることから、第一案内通路から第二案内通路への移動は何ら障害無く行える。
第一案内通路の端部に弾出装置が配置され、第一案内通路を搬送された円盤体は、その第一案内通路から第二案内通路へ弾出装置によって弾き出される。
これによって、第二案内通路から勢いよく円盤体を送り出すことができるので、円盤体の演出に用いることができる。よって、第一の目的及び第二の目的を達成することができる。
更に、第7の発明は、第二案内通路を、第一案内通路に対し所定の角度で保持する保持装置を設けた構成である。これにより、第一案内通路と第二案内通路は相対移動しないので、円盤体を安定的に第二案内通路の出口から送り出すことができる利点がある。
更に、第8の発明は、第一案内通路は、垂立した後、斜め上方向へ方向転換される。第二案内通路は斜め上方に延在する第一案内通路の下流側に配置されるので、第一案内通路に対する第二案内通路の角度変化を小さくすることができ、円盤体の案内がスムーズに行われる利点がある。
更に、第9の発明は、第二案内通路は、第一案内通路の延長線よりも上方向、及び前記延長線よりも下方向に回動可能である。この構成によって、第二案内通路の出口位置は、第一案内通路の延長線よりも上の位置、又は下の位置に設定することが出来る利点がある。
更に、第10の発明は、前記第一案内通路装置は、前記円盤体の表面を案内する第一表面案内体、前記円盤体の裏面を案内する第一裏面案内体、前記円盤体の周面を案内する、前記第一表面案内体と第一裏面案内体との間に、所定の距離をおいて平行に配置された前記第一周面案内体及び第二周面案内体を含み、
前記支軸は前記第一案内通路装置に一体化され、
前記第二案内通路装置には軸受が一体化され、
前記支軸に前記軸受が回動自在に組み合わされることにより、前記第一案内通路装置に対し、前記第二案内通路装置が相対回動可能に組み合わされる。
この構成によって、第一案内通路装置に一体化された支軸に対し、第二案内通路装置に一体化された軸受が回動自在に組合わされた構成である。これにより、第二案内通路装置の第一案内通路装置に対する組み付けが容易である利点がある。
更に、第11の発明は、前記支軸は前記第一表面案内体に固定された第二支軸と前記第一裏面案内体に固定された第一支軸を含み、前記第一支軸と前記第二支軸は前記平面に対し直交する同一軸線上に配置され、
前記第一案内通路装置に一体化された軸受が前記第一支軸と前記第二支軸に回動自在に組み合わされる。
これにより、支軸は複数の軸受で支持されるため、耐久性が向上する利点がある。
更に、第12の発明は、弾出装置は第一表面案内体に取付けられる。これにより、第二案内通路装置の第一案内通路装置に対する位置が変更された場合であっても、第一案内通路に対する弾出装置の位置は変更されないので、取扱が容易である利点を有する。
更に、第13の発明は、第二案内通路装置は、前記円盤体の表面を案内する第二表面案内体、前記円盤体の裏面を案内する第二裏面案内体、前記円盤体の周面を案内する、前記第二表面案内体と第二裏面案内体との間に、所定の距離をおいて平行に配置された第三周面案内体及び第四周面案内体を含み、
前記第一周面案内体の先端と前記第三周面案内体との先端、及び第二周面案内体の先端と第四周面案内体との先端が第一回動量規制装置、及び第二回動量規制装置を構成する。
この構成によって、第一周面案内体の先端と第三周面案内体との先端、及び第二周面案内体の先端と第四周面案内体との先端が第一回動量規制装置、及び第二回動量規制装置を構成することから、当該第一回動量規制装置、及び第二回動量規制装置によって、第一案内通路に対する第二案内通路の回動が制限されることから、円盤体の第一案内通路から第二案内通路への移動に不都合を生じる回動を予め阻止することができ、以て、調整不備による作動不良を未然に防止できる利点がある。
更に、第14の発明は、前記軸受は、前記第二裏面案内体に一体化された第一軸受と、
前記第二表面案内体に一体化された第二軸受を含み、
前記第一軸受は前記第一支軸、前記第二軸受は前記第二支軸に回動自在に支持されている。
この構成によって、第二案内通路装置は両持ち構造で第一案内通路装置に取り付けられることから、耐久性が向上する利点がある。
円盤体の相対する周面を案内する第一周面案内体と第二周面案内体によって画定される第一案内通路と、前記第一案内通路の下流側に配置され、前記円盤体の周面に対し前記第一周面案内体と同じ側に配置された第三周面案内体と、前記第二周面案内体と同じ側に配置された第四周面案内体によって構成される第二案内通路を構成することにより、円盤体送出装置から一つずつ送出される前記円盤体を一列状態で前記第一案内通路から前記第二案内通路へ案内して送り出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第一周面案内体、前記第二周面案内体、前記第三周面案内体、及び前記第四周面案内体、並びに前記第一案内通路及び前記第二案内通路は同一の平面内に配置され、
前記第二案内通路は、前記平面と延長軸線が直交する一の軸線を有する支軸を中心に前記第一案内通路に対し回動可能に設けられている
ことが好ましい。
また、
前記第一周面案内体は、前記第二周面案内体よりも下方に配置され、前記第三周面案内体は前記第四周面案内体よりも下方に配置され、前記第一周面案内体の第一案内縁の延長線が前記第三周面案内体の第三案内縁に対し交差することが可能に構成されていることが好ましい。
更に、
少なくとも、円盤体の相対する周面を案内する第一周面案内体と第二周面案内体によって画定される第一案内通路と、前記第一案内通路の下流側に配置され、前記円盤体の周面に対し前記第一周面案内体と同じ側に配置された第三周面案内体と、前記第二周面案内体と同じ側に配置された第四周面案内体によって構成される第二案内通路を構成することにより、円盤体送出装置から一つずつ送出される前記円盤体を一列状態で前記第一案内通路から第二案内通路へ案内して送り出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第一周面案内体、前記第二周面案内体、前記第三周面案内体、及び前記第四周面案内体、並びに前記第一案内通路及び前記第二案内通路は同一の平面内に配置され、
前記第二案内通路は、前記平面と延長軸線が直交する一の軸線を有する支軸を中心に前記第一案内通路に対し回動可能に設けられ、
前記第一周面案内体の第一案内縁の延長線が前記第三周面案内体の第三案内縁に対し交差することが可能に構成され、
前記第一案内通路の端部に弾出装置が配置され、前記円盤体は前記弾出装置によって前記第二案内通路へ弾出される
ことを特徴とする円盤体案内装置
であることが好ましい。
さらにまた、
前記第一周面案内体の第一案内縁の延長線が前記第三周面案内体の第三案内縁に対し交差した状態において、前記第一周面案内体の第一周面案内体先端部と前記第三周面案内体の相対する第三周面案内体基端部との周面案内体間隔が前記円盤体の直径未満の位置において、前記第二案内通路の回動を制限する回動量規制装置を設け
ることが好ましい。
また、
少なくとも、円盤体を一つずつ一列状態で第一案内通路に案内させつつ移動させ、当該第一案内通路の端部から弾出装置によって前記第一案内通路の下流側に配置された第二案内通路へ弾き出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第二案内通路は、前記第一案内通路と同一の平面内に配置されると共に、一の軸線を有する支軸を中心に回動可能に設けられ、
前記軸線の延長軸線は、前記平面に対し直交すると共に、前記第一案内通路の延長上であって、かつ前記円盤体が前記弾出装置によって弾き出された後の前記第二案内通路を横断するように構成されている
ことが好ましい。
さらに、
円盤体を一つずつ送り出す円盤体送出装置と、
前記円盤体送出装置によって送り出された円盤体を一列に上方へ案内する第一案内通路を構成する第一案内通路装置と、
前記第一案内通路の端部において、案内されてきた前記円盤体を弾き出す弾出装置と、
弾き出された円盤体を所定の方向へ案内する第二案内通路を構成する第二案内通路装置によって構成される円盤体案内装置であって、
前記第二案内通路装置は、前記第一案内通路装置に対し、前記第一案内通路と前記第二案内通路が同一の平面内において、一の軸線を有する支軸によって相対回動可能に接続され、
前記軸線の延長軸線は、前記平面に対し直交すると共に、前記第一案内通路の延長上であって、かつ前記円盤体が前記弾出装置によって弾き出された後の前記第二案内通路を横断するように構成されている
ことを特徴とする円盤体案内装置
であることが好ましい。
さらにまた、
前記第二案内通路を、前記第一案内通路に対し所定の角度で保持する保持装置を有する
ことを特徴とする円盤体案内装置
であることが好ましい。
また、
前記第一案内通路は、垂立した後、斜め上方向へ方向転換される
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の円盤体案内装置
であることが好ましい。
さらに、
前記第二案内通路は、前記第一案内通路の延長上よりも上方向、及び前記延長上よりも下方向に回動可能である
ことを特徴とする円盤体案内装置
であることが好ましい。
さらにまた、
前記第一案内通路装置は、前記円盤体の表面を案内する第一表面案内体、前記円盤体の裏面を案内する第一裏面案内体、前記円盤体の周面を案内する、前記第一表面案内体と第一裏面案内体との間に、所定の距離をおいて平行に配置された第一周面案内体及び第二周面案内体を含み、
前記支軸は前記第一案内通路装置に一体化され、
前記第二案内通路装置には軸受が一体化され、
前記支軸に前記軸受が回動自在に組み合わされることにより、前記第一案内通路装置に対し、前記第二案内通路装置が相対回動可能に組み合わされる
ことを特徴とする円盤体案内装置
であることが好ましい。
また、
前記支軸は前記第一表面案内体に固定された第二支軸と前記第一裏面案内体に固定された第一支軸を含み、前記第一支軸と前記第二支軸は前記平面に対し延長軸線が直交する同一の軸線上に配置され、
前記第二案内通路装置に一体化された第一軸受及び第二軸受が前記第一支軸)と前記第二支軸を回動自在に組み合わされる
ことを特徴とする円盤体案内装置であることが好ましい。
さらに、
前記弾出装置は前記第一表面案内体に取付けられる
ことを特徴とする円盤体案内装置であることが好ましい。
さらにまた、
前記第二案内通路装置は、前記円盤体の表面を案内する第二表面案内体、前記円盤体の裏面を案内する第二裏面案内体、前記円盤体の周面を案内する、前記第二表面案内体と第二裏面案内体との間に、所定の距離をおいて平行に配置された第三周面案内体及び第四周面案内体を含み、
前記第一周面案内体の第一周面案内体先端部と前記第三周面案内体の第三周面案内体基端部が第一回動量規制装置を構成し、及び前記第二周面案内体の第二周面案内体先端部と前記第四周面案内体の第四周面案内体基端部が第二回動量規制装置を構成する
ことを特徴とする円盤体案内装置であることが好ましい。
また、
前記軸受は、第二裏面案内体に一体化された第一軸受と、
第二表面案内体に一体化された第二軸受を含み、
前記第一軸受は前記第一支軸、前記第二軸受は前記第二支軸に回動自在に支持されている
ことを特徴とする円盤体案内装置であることが好ましい。
実施例1の円盤体案内装置100は、円盤体102を第一案内通路装置104から第二案内通路装置106へ案内し、第二案内通路装置106の出口108から送り出し、第二案内通路装置106は第一案内通路装置104に対し支軸112を支点に回動することにより、第二案内通路装置106の出口108の位置を変更できる機能を有する。本実施例1における円盤体案内装置100は、支軸112、円盤体送出装置114、第一案内通路116、第二案内通路118、及び弾出装置122を含んでいる。
円盤体送出装置114は、多数の円盤体を1枚ずつ順次、第一案内通路116へ送り出す機能を有する。本実施例1において、円盤体送出装置114は、水平線に対し傾斜して配置された回転円板(図示せず)と、当該回転円板の上面又は裏面に突出された突起(図示せず)によって、円盤体102を1枚ずつ分離すると共に、所定の位置において当該回転円板の周方向に形成された送出口124から第一案内通路116へ送り出す公知の円盤体送出装置が用いられている(例えば、特許第4072749号特許公報、特開2002−32824公開特許公報を参照。)。
第一案内通路装置104は、第一案内通路116を画定し、円盤体送出装置114から一つずつ送り出される円盤体102を上方へ案内する機能を有する。本実施例1において第一案内通路装置104は、少なくとも、第一案内通路装置垂立部104Vと第一案内通路装置転向部104Tによって構成されている。第一案内通路装置垂立部104Vは、円盤体送出装置114の送出口124から一つずつ送り出された円盤体102を鉛直上方へ案内する機能を有する。第一案内通路装置転向部104Tは、第一案内通路装置垂立部104Vを案内された円盤体102を斜め上方向、本実施例では正面視において斜め上右方向へ案内する機能を有する。
第一案内通路装置垂立部104Vと第一案内通路装置転向部104Tは、第一裏面案内体126、第一周面案内体128、第二周面案内体132、及び第一表面案内体134によって、薄板状の空間である第一案内通路116を構成する。
第一裏面案内体126は、円盤体送出装置114から一つずつ送り出される円盤体102の裏面を案内する機能を有する。本実施例1において、第一裏面案内体126は、円盤体102の進行方向に長い薄板によって構成されている。第一裏面案内体126は、第一案内通路装置垂立部104Vにおいては垂立する細長の平板であり、第一案内通路装置転向部104Tにおいては、所定の長さで垂立方向に延在された後、所定の曲率で右方向へ湾曲され、次いで所定の長さで斜め上方向へ延在するくの字型の平板によって構成されている。第一裏面案内体126は、円盤体102との摺動に対する耐摩耗性を有する、金属又は樹脂等によって構成される。第二裏面案内体136側の第一裏面案内体先端部126Eは、図9に示すように、支軸112の軸線SLを中心とする第一半径r1によって半円形の凸型に形成されている。
本実施例1において、第一表面案内体134は、円盤体102の進行方向に長い薄板によって構成されている。第一表面案内体134は、第一案内通路装置垂立部104Vにおいては垂立する細長の平板であり、第一案内通路装置転向部104Tにおいては、所定の長さで垂立方向に延在された後、所定の曲率で右方向へ湾曲され、次いで所定の長さで斜め上方向へ延在するくの字型の平板によって構成されている。第一表面案内体134は、第一周面案内体128と第二周面案内体132に対し正面側からあてがわれ、第一裏面案内体126に一体化されている。換言すれば、第一表面案内体134は、第一裏面案内体126と略同一形状であって、第一周面案内体128と第二周面案内体132の厚みの間隔で、第一裏面案内体126に対し平行に配置された平板である。第一表面案内体134は、耐摩耗性を有する、金属又は樹脂等によって形成される。第二表面案内体144側の第一表面案内体先端部134Eは、支軸112の軸線SLを中心とする第一半径r1によって半円形の凸型に形成されている。第一裏面案内体先端部126Eと第一表面案内体先端部134Eは、正面視において重なるように形成されている。
第二案内通路装置106は、第一案内通路装置104に対し支軸112を軸に回動可能に取り付けられ、第一案内通路116から送り出される円盤体102を案内し、第一案内通路装置104に対し所定の角度で位置する第二案内通路装置106の出口108から送り出す機能を有する。本実施例1において、第二案内通路装置106は、少なくとも、支軸112によって第一案内通路装置104、具体的には、第一案内通路装置転向部104Tの先端部に所定角度の範囲で回動自在に支持された、中空薄板構造に構成されている。
第二案内通路装置106は、第二裏面案内体136、第三周面案内体138、第四周面案内体142、及び第二表面案内体144によって、薄板状の空間である第二案内通路118が構成されている。本実施例1においては、さらに、後述する出口通路156も第二案内通路118の一部として機能するが、出口通路156は必要に応じて設けないことができる。
本実施例1において、第二表面案内体144は、円盤体102の進行方向に長い薄板によって構成されている。第二表面案内体144は、所定の長さで斜め上方向へ延在する平板によって構成されている。第二表面案内体144は、第三周面案内体138と第四周面案内体142に対し正面側からあてがわれ、第二裏面案内体136に一体化されている。換言すれば、第二表面案内体144は、第二裏面案内体136と略同一形状であって、第三周面案内体138と第四周面案内体142の厚みTの間隔で、第二裏面案内体136に対し平行に配置された平板であり、耐摩耗性を有する、金属又は樹脂等によって形成される。第二表面案内体144は、第一案内通路装置転向部104Tの第一表面案内体134と同一平面内に配置されている。第三周面案内体138の先端部の第三案内縁138Eに続く第三周面案内体先端部138Tは、出口108側へ向かって前下がりの斜面138Sに形成されている。第二表面案内体144における第一表面案内体134側の第二表面案内体基端部144Bは、支軸112の軸線SLを中心とする第二半径r2によって半円形の凹型に形成されている。第二裏面案内体基端部136Bと第二表面案内体基端部144Bは、正面視において重なるように形成されている。第三周面案内体138は、詳細には、図9に図示するように、第一第三周面案内体1381と第二第三周面案内体1382とにより一本の薄板を構成するように構成されている。換言すれば、第二案内通路118は、少なくとも、第二裏面案内体136、第二表面案内体144、第三周面案内体138、及び第四周面案内体142によって囲われた薄板状の空間であり、この空間は、平面P内に位置する。
出口108は、第二案内通路118の最下流における通路先端部の開口であり、円盤体102が当該出口108から外方へ送り出される機能を有する。本実施例1において、出口108は、第二表面案内体144の大凡延長上に配置された第二表面出口案内板146、第二裏面案内体136に一体に形成された第二裏面出口案内板148、第二表面出口案内板146と第二裏面出口案内板148との間に配置された第五周面案内体152、及び第六周面案内体154によって構成される、出口通路156の端部に構成されている。
第二表面出口案内板146は、第二表面案内体144に続いて円盤体102の表面を案内する機能を有する。本実施例1において、第二表面出口案内板146は、台形平板形状であり、第二表面案内体144と同一平面内に配置されている。第二表面出口案内板146の下端部側面に、第五周面案内体152が固定されている。第五周面案内体152は、第三周面案内体138と同一厚みであって、同一の平面P内に位置する。
第二裏面出口案内板148は、第二裏面案内体136に続いて円盤体102の裏面を案内する機能を有する。本実施例1において第二裏面出口案内板148は、第二裏面案内体136と一体に構成され、第二裏面案内体136の先端の下方部から所定の長さで直線的に延在されている。第二裏面出口案内板148の長さは、第二表面出口案内板146と大凡同一である。
第五周面案内体152は、第三周面案内体138に続いて円盤体102の下側周面を案内する機能を有する。第五周面案内体152は、第二表面出口案内板146と第二裏面出口案内板148の下端部間に配置され、出口通路156の幅を決定する。
第六周面案内体154は、出口通路156において、円盤体102の上側周面を案内する機能を有する。本実施例1において第六周面案内体154は、第五周面案内体152に対し円盤体102の直径よりも僅かに大きい距離において、第五周面案内体152に対し平行に配置されている。本実施例1において第六周面案内体154は、第二表面出口案内板146の上端部が横向きに折り曲げられることにより、第二表面出口案内板146と一体に構成されている。本実施例1においては、さらに、第六周面案内体154の第五周面案内体152側に、衝撃緩衝用の出口弾性シート158が貼付され、出口通路156における円盤体102の跳ね上がりを減衰するようにしている。
出口通路156は、第二案内通路118を通過した円盤体102を出口108へ案内する機能を有する。本実施例1において出口通路156は、第二表面出口案内板146、第二裏面出口案内板148、第五周面案内体152、及び第六周面案内体154によって囲われた平板状の空間であり、第二案内通路118の先端部を上流側に対し下流側へ向かって下向きに構成されている。出口通路156は、平面P内に配置されている。
本発明において、出口通路156及び/又は出口案内体162は必要に応じて設ければよく、必須の構成要件ではない。
支軸112は、第二案内通路装置106を第一案内通路装置104の先端部に回動自在に支持する機能を有する。本実施例1において支軸112は、同一の軸線SL有する第一支軸1121と第二支軸1122よりなる一対の支軸によって構成されている。軸線SLは、第一案内通路116に対しその厚み方向に直交している。換言すれば、軸線SLの延長軸線ESLは第一案内通路116に対し直角に横断する。換言すれば、延長軸線ESLは平面Pに対し直交する。
第一支軸1121は、円柱状の軸であり、一端面を第一裏面案内体126の側面に、軸線SLと自己の軸線が一致するよう固定され、先端部が軸受166(第一軸受1661)に回動自在に支持されている。本実施例1において、軸受166は、第一支軸1121を支持する第一軸受1661と第二支軸1122を支持する第二軸受1662によって構成されている。
第二支軸1122は、円柱状の軸であり、一端面を第一表面案内体134の側面に、軸線SLと自己の軸線が一致するよう固定されている。したがって、第一支軸1121と第二支軸1122は実質的に一本の支軸112として機能する。第二支軸1122は、第二軸受1662に回動自在に支持されている。したがって、第一支軸1121と第二支軸1122との間には、第一案内通路116(平面P)が存在する。
第一支軸1121と第二支軸1122は、どちらか一方にすることも可能である。
軸受166は、支軸112(第一支軸1121と第二支軸1122)を少なくとも所定角度回動自在に支持する機能を有する。本実施例1において、軸受166は、第一支軸1121を回動自在に支持する第一軸受1661と第二支軸1122を回動自在に支持する第二軸受1662により構成されている。軸受166は、第二案内通路装置106に一体化された軸受支持装置172に取り付けられている。第一軸受1661と第二軸受1662は、ボールベアリング又はブッシュ等の回転軸受が用いられる。また、これら第一軸受1661と第二軸受1662の軸線は、軸線SLと同軸に配置される。
軸受支持装置172は、軸受166を支持すると共に、第二案内通路装置106を第一案内通路装置104に対し回動可能に支持する機能を有する。本実施例1において軸受支持装置172は、第二案内通路装置106の基部に一体化されている。軸受支持装置172は、第一軸受支持装置1721と第二軸受支持装置1722によって構成されている。
第一軸受支持装置1721は、板金製であって、第二裏面案内体取付部1741、第一横向部1761、及び第一軸受取付部1781によって、平面視において、クランク形状に形成されている。
第二裏面案内体取付部1741は、第二裏面案内体136の外側面に面接触状態で固定され、第二案内通路装置106に一体化されている。
第一横向部1761は、第二裏面案内体取付部1741連続し、平面視直角に第二案内通路118から遠ざかる方向に所定長で延在している。
第一軸受取付部1781は、平板形状であって、第二裏面案内体取付部1741に連続すると共に、平面視において、第一横向部1761に対し直角に折り曲げられ、第一案内通路116に対し平行に配置されている。したがって、第一軸受取付部1781は第一裏面案内体126の先端部の側方に所定の間隔を隔てて平行に配置される。円形の第一軸受孔1821が第一軸受取付部1781に形成されている。第一軸受孔1821には第一軸受1661が固定されている。
第二軸受支持装置1722は、第一軸受支持装置1721に対し、第一案内通路116及び第二案内通路118を挟んで大凡対称に構成されている。すなわち、第二軸受支持装置1722は、板金製であって、平面視において、クランク形状に形成され、第二表面案内体取付部1742、第二横向部1762、及び第二軸受取付部1782によって構成されている。
第二表面案内体取付部1742は、第二表面案内体144の外側面に面接触状態で固定され、第二表面案内体144に一体化される。
第二横向部1762は、第二表面案内体取付部1742に連続し、平面視直角に第二案内通路118から遠ざかる方向に所定長で延在している。換言すれば、第二横向部1762は、第一横向部1761に対し、反対方向へ所定の長さで延在している。
第二軸受取付部1782は、平板形状であって、第二横向部1762に連続すると共に、平面視において、第二横向部1762に対し直角に折り曲げられ、第一案内通路116に対し平行に配置されている。したがって、第二軸受取付部1782は第一表面案内体134の先端部の側方に所定の間隔を隔てて平行に配置される。円形の第二軸受孔1822が第二軸受取付部1782に形成されている。
第二軸受1662は、第二軸受取付部1782に形成された第二軸受孔1822に挿入され、固定される。
回動量規制装置184は、第二案内通路装置106が第一案内通路装置104に対して所定角度以上回動しないようする機能を有する。
本実施例1において、回動量規制装置184は、第一回動量規制装置1841と第二回動量規制装置1842によって構成されている。
第一回動量規制装置1841は、第二案内通路装置106が第一案内通路装置104に対して、図9において所定角度以上、支軸112回りに時計方向へ回動されないようする機能を有する。本実施例1において、第一回動量規制装置1841は、第一周面案内体128側の第一周面案内体先端部128Tと第三周面案内体138の第三周面案内体基端部138Rによって構成されている。具体的には、第二案内通路装置106が図9において時計方向に回動された場合、第一周面案内体先端部128Tと第三周面案内体基端部138Rが当接した最大時計方向回動位置MCPにおいて、それ以上の回動が阻止されるように構成されている。この状態において、第二案内通路118は、第一案内通路116に対し、下向きに鈍角をなした状態において静止される。換言すれば、第一案内通路116と第二案内通路118が一直線を形成する状態に対し、第二案内通路118が時計方向に回動した状態である。
第二回動量規制装置1842は、第二案内通路装置106が第一案内通路装置104に対して、図9において所定角度以上、支軸112回りに反時計方向へ回動しないようする機能を有する。本実施例1において、第二回動量規制装置1842は、第二周面案内体先端部132Tと第四周面案内体142の第四周面案内体基端部142Rによって構成されている。具体的には、第二案内通路装置106が図9において反時計方向に回動された場合(図9(B))、それら第二周面案内体先端部132Tと第四周面案内体基端部142Rが当接した最大反時計方向回動位置MCCPにおいて、それ以上の回動が阻止されるように構成されている。この状態において、第二案内通路118は、第一案内通路116に対し、上向きに鈍角をなした状態において静止される。換言すれば、第一案内通路116と第二案内通路118が一直線を形成する状態に対し、第二案内通路118が反時計方向に回動した状態である。
第二回動量規制装置1842によって、第二案内通路装置106の回動が規制された場合、第一周面案内体128の第一周面案内体先端部128Tと第三周面案内体138の第三周面案内体基端部138Rとの周面案内体間隔d2は、円盤体102の直径よりも小さく設定される。円盤体102が第一周面案内体先端部128Tと第三周面案内体基端部138Rとの周面案内体間隔d2から第一案内通路116外へ離脱することを防止するためである。第二案内通路装置106は、保持装置186によって、第二案内通路装置106が第一案内通路装置104に対して所定の角度をなした位置において保持することが好ましい。
保持装置186は、第二案内通路装置106を、第一案内通路装置104に対し所定の角度位置に保持する機能を有する。本実施例1において、保持装置186は、第二案内通路装置106の先端部の下方に配置された棒体である。この棒体たる保持装置186は、円盤体案内装置100が内蔵される筐体(図示せず)に位置調整可能に固定される。
図11(A)に示すように、保持装置186を比較的上方に配置した場合、第二回動量規制装置1842によって第二案内通路装置106が回動を規制される最大反時計方向回動位置MCCPまで回動させることができ、出口108の位置を基準位置RPからH1の高さ位置に設定することができる。
同図(B)に示すように、保持装置186を中間に配置した場合、第一案内通路装置104と第二案内通路装置106が一直線状態なるように、換言すれば第一案内通路116の延長上に第二案内通路118が位置するようにすることができ、出口108の位置を基準位置RPからH2の高さ位置に設定することができる。
同図(C)に示すように、保持装置186を比較的下方に配置した場合、第一回動量規制装置1841によって第二案内通路装置106が回動を規制される最大時計方向回動位置MCPまで回動させることができ、出口108の位置を基準位置RPからH3の高さ位置に設定することができる。
保持装置186は、その機能を発揮できれば、他の装置を用いることが出来る。例えば、第一案内通路装置104の先端部と第二案内通路装置106の基端部との間で回動量を固定するようにしてもよい。
弾出装置122は、第一案内通路116に案内されてきた円盤体102を第一案内通路116の端部から第二案内通路118へ弾き出す機能を有する。本実施例1において、弾出装置122は、弾出基板192、弾出レバー軸194、弾出レバー196、弾出バネ198,弾出ローラー202、及びストッパ204によって構成されている。
弾出基板192は、弾出レバー軸194、弾出レバー196、弾出バネ198,弾出ローラー202、及びストッパ204を支持する機能を有する。本実施例1において、弾出基板192は、板金製であって中間部が大凡倒立三角形状の取付部1921、取付部1921の上端部に水平方向の横向きに正面視L型に折り曲げされたバネ受部1922、及び取付部1921の下端部に斜め方向横向きに折り曲げされたストッパ受部1923を有している。弾出基板192は、第一表面案内体134の外側面に固定されている。
弾出レバー軸194は、弾出レバー196を回動自在に支持する機能を有する。本実施例1において弾出レバー軸194は、弾出基板192から横向き水平方向に突出する片持ち丸棒形状の支軸である。
弾出レバー196は、弾出ローラー202を支持すると共に、弾出バネ198の弾発力を受ける機能を有する。本実施例1において弾出レバー196は、板金製であり、断面がチャンネル型に形成されると共に、所定の長さを有する棒状に形成され、その一端部が弾出レバー軸194に回動自在に取り付けられている。この構成によって、弾出レバー196は、第一案内通路116に対し平行な面内で往復回動運動が可能である。
弾出バネ198は、弾出レバー196に対し、所定方向の回動力を付与する機能を有する。本実施例1において弾出バネ198は、ねじりコイルバネが用いられ、中間部のコイルが弾出レバー軸194に外装され、一方の自由端部はバネ受部1922の下部に係止され、他の自由端部は弾出レバー196に形成された貫通孔1961に貫通されて弾出レバー196に係止される。これによって、弾出レバー196は弾出バネ198の弾発力によって、図10において時計方向の所定の回動力を付与される。弾出バネ198は、種々の公知のバネを採用することができる。
弾出ローラー202は、第一案内通路116を搬送されてきた円盤体102に接触し、付与されている弾出バネ198の弾発力によって、当該円盤体102を第二案内通路118へ向かって投出する機能を有する。弾出ローラー202は、弾出レバー196の先端部から横向きに第二案内通路118側へ突出するローラー支持軸206に回動自在に支持されている。図5に示すように、弾出ローラー202は、第一案内通路装置104に形成された弧状孔208内に配置されている。詳細には、第一裏面案内体126の先端部に形成された第一弧状孔2081、及び第一表面案内体134の先端部に形成された第二弧状孔2082を貫通し、第一案内通路116を横断するように配置される。したがって、弾出ローラー202は弧状孔208内で揺動することになる。
ストッパ204は、円盤体102を弾出した後の弾出ローラー202の位置を規制する機能を有する。換言すれば、弾出ローラー202が円盤体102と接触していない状態における弾出ローラー202の位置を定める機能、及び弾出レバー196の衝撃を緩衝する機能を有する。本実施例1において、ストッパ204は、前述したストッパ受部1923と衝撃を緩衝する緩衝シート210によって構成されている。緩衝シート210は、シリコン製シート等、衝撃に対する緩衝機能、及び耐久性を有する材料で構成され、ストッパ受部1923の上面を覆うように取り付けられている。これによって、円盤体102を弾き出した後、弾出レバー196が静止しているストッパ204に衝突した場合、跳ね返りを生じることなく、直ぐさま静止状態になる。弾出レバー196がストッパ204によって移動を阻止された位置において、弾出ローラー202は、図9(A)に鎖線で示す待機位置SPに位置する。この待機位置SPにおいて、弾出ローラー202と第一周面案内体128の先端部との間隔は、円盤体102の直径よりも小さく設定される。円盤体102が弾出ローラー202を押動し、弾出バネ198を撓ませることにより当該弾出バネ198の弾発力を高め、円盤体102を勢いよく弾出するためである。弾出装置122によって第二案内通路118へ弾き出された円盤体102は、円盤体検知装置212によって検出される。
円盤体検知装置212は、第二案内通路装置106(第二案内通路118)側へ弾き出された円盤体102を検出する機能を有する。本実施例1においては、投光器2121と受光器2122によって構成される光電式検知装置が用いられている。しかし、円盤体検知装置212は機械式等の他の検知装置を用いることができる。本実施例1において、投光器2121は第一裏面案内体126に固定され、第一裏面案内体126に形成された第一透孔214(図5(A))に相対して投光部(図示せず)が配置されている。受光器2122は、第一表面案内体134に固定され、第一表面案内体134に形成された透孔(図示せず)に相対して投光部(図示せず)が配置されている。したがって、投光器2121からの投光は、第二案内通路118を横断して受光器2122に到達する。投光器2121からの投光が横断する第二案内通路118は、図9に示すように、弾出装置122によって弾出された直後に通過する位置である。投光器2121から受光器2122への投光が所定時間遮断されたことを検知することにより、円盤体102の通過を検知することができる。
円盤体案内装置100は、例えば、メダルゲーム機(図示せず)内に配置され、当該メダルゲーム機からの指令によって、円盤体送出装置114に対し送出し指令が出力される。送出し指令を受けた円盤体送出装置114は、貯蔵されている円盤体102を一つずつ送出口124から、第一案内通路装置104の第一案内通路装置垂立部104Vへ送り出す。これによって、第一案内通路116内の円盤体102は、後位の円盤体102の先端によって、前位の円盤体102の後端を押動し、第一案内通路116内を押し上げられる。第一案内通路116内の円盤体102は、第一案内通路装置垂立部104Vから第一案内通路装置転向部104Tへ搬送され、斜め右上方へ方向変換される。その後、円盤体102は弾出装置122へ到達する。
104 第一案内通路装置
106 第二案内通路装置
112 支軸
1122 第二支軸
1121 第一支軸
114 円盤体送出装置
116 第一案内通路
118 第二案内通路
122 弾出装置
126 第一裏面案内体
128 第一周面案内体
1281 第一案内縁
1281 第一案内縁
128T 第一周面案内体先端部
132 第二周面案内体
132T 第二周面案内体先端部
134 第一表面案内体
136B 第二裏面案内体基端部
138 第三周面案内体
138E 第三案内縁
138T 第三周面案内体基端部
142 第四周面案内体
142T 第四周面案内体基端部
166 軸受
1661 第一軸受
1662 第二軸受
184 回動量規制装置
1841 第一回動量規制装置
1842 第二回動量規制装置
186 保持装置
d2 周面案内体間隔
EL 延長線
ESL 延長軸線
P 平面
SL 軸線
Claims (14)
- 少なくとも、円盤体(102)の相対する周面を案内する第一周面案内体(128)と第二周面案内体(132)によって画定される第一案内通路(116)と、前記第一案内通路(116)の下流側に配置され、前記円盤体(102)の周面に対し前記第一周面案内体(128)と同じ側に配置された第三周面案内体(138)と、前記第二周面案内体(132)と同じ側に配置された第四周面案内体(142)によって構成される第二案内通路(118)を構成することにより、円盤体送出装置(114)から一つずつ送出される前記円盤体(102)を一列状態で前記第一案内通路(116)から前記第二案内通路(118)へ案内して送り出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第一周面案内体(128)、前記第二周面案内体(132)、前記第三周面案内体(138)、及び前記第四周面案内体(142)、並びに前記第一案内通路(116)及び前記第二案内通路(118)は同一の平面(P)内に配置され、
前記第二案内通路(118)は、前記平面(P)と延長軸線(ESL)が直交する一の軸線(SL)を有する支軸(112)を中心に前記第一案内通路(116)に対し回動可能に設けられている
ことを特徴とする円盤体案内装置。 - 前記第一周面案内体(128)は、前記第二周面案内体(132)よりも下方に配置され、前記第三周面案内体(138)は前記第四周面案内体(142)よりも下方に配置され、前記第一周面案内体(128)の第一案内縁(1281)の延長線(EL)が前記第三周面案内体(138)の第三案内縁(138E)に対し交差することが可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載した円盤体案内装置。 - 少なくとも、円盤体(102)の相対する周面を案内する第一周面案内体(128)と第二周面案内体(132)によって画定される第一案内通路(116)と、前記第一案内通路(116)の下流側に配置され、前記円盤体(102)の周面に対し前記第一周面案内体(128)と同じ側に配置された第三周面案内体(138)と、前記第二周面案内体(132)と同じ側に配置された第四周面案内体(142)によって構成される第二案内通路(118)を構成することにより、円盤体送出装置(114)から一つずつ送出される前記円盤体(102)を一列状態で前記第一案内通路(116)から第二案内通路(118)へ案内して送り出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第一周面案内体(128)、前記第二周面案内体(132)、前記第三周面案内体(138)、及び前記第四周面案内体(142)、並びに前記第一案内通路(116)及び前記第二案内通路(118)は同一の平面(P)内に配置され、
前記第二案内通路(118)は、前記平面(P)と延長軸線(ESL)が直交する一の軸線(SK)を有する支軸(112)を中心に前記第一案内通路(116)に対し回動可能に設けられ、
前記第一周面案内体(128)の第一案内縁(1281)の延長線(EL)が前記第三周面案内体(138)の第三案内縁(138E)に対し交差することが可能に構成され、
前記第一案内通路(116)の端部に弾出装置(122)が配置され、前記円盤体(102)は前記弾出装置(122)によって前記第二案内通路(118)へ弾出される
ことを特徴とする円盤体案内装置。 - 前記第一周面案内体(128)の第一案内縁(1281)の延長線(EL)が前記第三周面案内体(138)の第三案内縁(138E)に対し交差した状態において、前記第一周面案内体(128)の第一周面案内体先端部(128T)と前記第三周面案内体(138)の相対する第三周面案内体基端部(138T)との周面案内体間隔(d2)が前記円盤体(102)の直径未満の位置において、前記第二案内通路(118)の回動を制限する回動量規制装置(184)を設けた
ことを特徴とする請求項2に記載した円盤体案内装置。 - 少なくとも、円盤体(102)を一つずつ一列状態で第一案内通路(116)に案内させつつ移動させ、当該第一案内通路(116)の端部から弾出装置(122)によって前記第一案内通路(116)の下流側に配置された第二案内通路(118)へ弾き出すようにした円盤体案内装置であって、
前記第二案内通路(118)は、前記第一案内通路(116)と同一の平面(P)内に配置されると共に、一の軸線(SL)を有する支軸(112)を中心に回動可能に設けられ、
前記軸線(SL)の延長軸線(ESL)は、前記平面(P)に対し直交すると共に、前記第一案内通路(116)の延長上であって、かつ前記円盤体(102)が前記弾出装置(122)によって弾き出された後の前記第二案内通路(118)を横断するように構成されている
ことを特徴とする円盤体案内装置。 - 円盤体(102)を一つずつ送り出す円盤体送出装置(114)と、
前記円盤体送出装置(114)によって送り出された円盤体(102)を一列に上方へ案内する第一案内通路(116)を構成する第一案内通路装置(104)と、
前記第一案内通路(116)の端部において、案内されてきた前記円盤体(102)を弾き出す弾出装置(122)と、
弾き出された円盤体(102)を所定の方向へ案内する第二案内通路(118)を構成する第二案内通路装置(106)によって構成される円盤体案内装置であって、
前記第二案内通路装置(106)は、前記第一案内通路装置(104)に対し、前記第一案内通路(116)と前記第二案内通路(118)が同一の平面(P)内において、一の軸線(SL)を有する支軸(112)によって相対回動可能に接続され、
前記軸線(SL)の延長軸線(ESL)は、前記平面(P)に対し直交すると共に、前記第一案内通路(116)の延長上であって、かつ前記円盤体(102)が前記弾出装置(122)によって弾き出された後の前記第二案内通路(118)を横断するように構成されている
ことを特徴とする円盤体案内装置。 - 前記第二案内通路(118)を、前記第一案内通路(116)に対し所定の角度で保持する保持装置(186)を有する
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載した円盤体案内装置。 - 前記第一案内通路(116)は、垂立した後、斜め上方向へ方向転換される
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の円盤体案内装置。 - 前記第二案内通路(118)は、前記第一案内通路(116)の延長上よりも上方向、及び前記延長上よりも下方向に回動可能である
ことを特徴とする請求項8に記載した円盤体案内装置。 - 前記第一案内通路装置(104)は、前記円盤体(102)の表面を案内する第一表面案内体(134)、前記円盤体(102)の裏面を案内する第一裏面案内体(126)、前記円盤体(102)の周面を案内する、前記第一表面案内体(134)と第一裏面案内体(126)との間に、所定の距離をおいて平行に配置された第一周面案内体(128)及び第二周面案内体(132)を含み、
前記支軸(112)は前記第一案内通路装置(104)に一体化され、
前記第二案内通路装置(106)には軸受(166)が一体化され、
前記支軸(112)に前記軸受(166)が回動自在に組み合わされることにより、前記第一案内通路装置(104)に対し、前記第二案内通路装置(106)が相対回動可能に組み合わされる
ことを特徴とする請求項6に記載した円盤体案内装置。 - 前記支軸(112)は前記第一表面案内体(134)に固定された第二支軸(1122)と前記第一裏面案内体(126)に固定された第一支軸(1121)を含み、前記第一支軸(1121)と前記第二支軸(1122)は前記平面(P)に対し延長軸線(ESL)が直交する同一の軸線(SL)上に配置され、
前記第二案内通路装置(106)に一体化された第一軸受(1661)及び第二軸受(1662)が前記第一支軸(1121)と前記第二支軸(1122)を回動自在に組み合わされる
ことを特徴とする請求項10に記載した円盤体案内装置。 - 前記弾出装置(122)は前記第一表面案内体(134)に取付けられる
ことを特徴とする請求項10に記載した円盤体案内装置。 - 前記第二案内通路装置(106)は、前記円盤体(102)の表面を案内する第二表面案内体(144)、前記円盤体(102)の裏面を案内する第二裏面案内体(136)、前記円盤体(102)の周面を案内する、前記第二表面案内体(144)と第二裏面案内体(136)との間に、所定の距離をおいて平行に配置された第三周面案内体(138)及び第四周面案内体(142)を含み、
前記第一周面案内体(128)の第一周面案内体先端部(128T)と前記第三周面案内体(138)の第三周面案内体基端部(138T)が第一回動量規制装置(1841)を構成し、及び前記第二周面案内体(132)の第二周面案内体先端部(132T)と前記第四周面案内体(142)の第四周面案内体基端部(142T)が第二回動量規制装置(1842)を構成する
ことを特徴とする請求項10に記載した円盤体案内装置。 - 前記軸受(166)は、第二裏面案内体(136)に一体化された第一軸受(1661)と、
第二表面案内体(144)に一体化された第二軸受(1662)を含み、
前記第一軸受(1661)は前記第一支軸(1121)、前記第二軸受(1662)は前記第二支軸(1122)に回動自在に支持されている
ことを特徴とする請求項11に記載した円盤体案内装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023080052A1 (ja) | 2021-11-02 | 2023-05-11 | 国立大学法人神戸大学 | ポリウレタンの製造方法 |
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