JP2021179506A - 光学機器及び撮像装置 - Google Patents

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【課題】光学機器を大型化させることなくフレキシブルプリント基板の動きを簡易な構成で安定して規制すると共に信号の品質低下を抑制する。【解決手段】交換レンズ101に配置されるFPC701は、モータ信号配線712が配線されたモータ配線部711と検知信号配線722が配線された素子配線部721を有する。モータ配線部711の側部に設けられた第1の舌部716と第2の舌部717で素子配線部721を係止することで、モータ配線部711と素子配線部721は、モータ配線部711の表面と直交する方向から見た場合に重ならないように配置する。【選択図】図9

Description

本発明は、フレキシブルプリント基板を備える光学機器及び撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の光学機器には、屈曲可能で配置の自由度に優れているフレキシブルプリント基板が広く用いられている。光学機器の小型化に伴い、光学機器の内部空間は縮小傾向にあるため、複数のフレキシブルプリント基板が密集して配置され或いは重なった状態で配置される傾向が見られる。このような光学機器において、フレキシブルプリント基板は光学機器の内部で安定して配置されることが望ましい。例えば、特許文献1には、第1のフレキシブルプリント基板をこれに近接する第2のフレキシブルプリント基板で規制し、第1のフレキシブルプリント基板の外形に設けられた規制形状を用いて第2のフレキシブルプリント基板を固定する技術が開示されている。
特開2009−260140号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、フレキシブルプリント基板同士が重なった状態で規制されて重なり部分で相互のフレキシブルプリント基板の信号線が近接するため、クロストークによる信号の品質低下が生じるおそれがある。また、複数のフレキシブルプリント基板を使用することで、光学機器が大型化してしまうおそれもある。
本発明は、光学機器を大型化させることなく、フレキシブルプリント基板の動きを簡易な構成で安定して規制すると共に信号の品質低下を抑制することが可能な光学機器を提供することを目的とする。
本発明に係る光学機器は、アクチュエータと、前記アクチュエータの位置を検知する位置検知素子と、前記アクチュエータおよび前記位置検知素子と電気的に接続されるフレキシブルプリント基板と、を備える光学機器であって、前記フレキシブルプリント基板は、前記アクチュエータと電気的に接続される第1の信号配線が設けられる第1の信号配線部と、前記位置検知素子と電気的に接続される第2の信号配線が設けられる第2の信号配線部と、を有し、前記第1の信号配線部と前記第2の信号配線部の一方はその側部に少なくとも1つの支持部を備えると共に他方は湾曲して前記支持部の表面に係止され、前記第1の信号配線と前記第2の信号配線は、前記支持部を有する信号配線部の表面と直交する方向から見た場合に重ならないことを特徴とする。
本発明によれば、光学機器を大型化させることなく、フレキシブルプリント基板の動きを簡易な構成で安定して規制すると共に信号の品質低下を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の外観斜視図である。 図1の撮像装置のブロック図である。 図1の撮像装置の第1の断面図である。 図1の撮像装置の第2の断面図である。 図1の撮像装置を構成する交換レンズの部分的な分解斜視図である。 図5(a)の状態を更に分解して示す斜視図である。 図6に示すFPCの固定筒に対する配設位置とその周辺構造を示す図である。 図6に示すFPCの構成を説明する図である。 図8(a)の部分的な拡大図である。 図8に示すFPCの展開図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る光学機器として、デジタルカメラの交換レンズ(レンズ鏡筒)を取り上げることする。そして、以下の説明では、本発明の実施形態として、交換レンズと、交換レンズを着脱可能に構成されたデジタルカメラ本体とを含めたデジタルカメラ(撮像装置)について説明を行う。
図1(a)は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラを斜め前方から見た外観斜視図である。図1(b)は、図1(a)に示すデジタルカメラを斜め後方から見た外観斜視図である。図1に示すデジタルカメラは、交換レンズ101と、交換レンズ101の着脱が可能なデジタルカメラの本体1(以下「カメラ本体1」と記す)から構成されている。
図1(a)に示すように、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を規定する。交換レンズ101が内部に収容する撮像光学系の光軸が延びる方向(光軸方向)をX方向とする。X方向が水平方向と平行であるときに、水平方向と平行でX方向と直交する方向をZ方向とし、X方向及びZ方向と直交する方向をY方向とする。また、Z方向はカメラ本体1の前後方向であり、X方向はカメラ本体1の幅方向であり、Y方向はカメラ本体1の高さ方向であるとする。更に、Z軸まわりの回転方向をピッチ(Pitch)方向とし、Y軸まわり回転方向をヨー(Yaw)方向とする。なお、以下の説明では、Z方向とY方向とをまとめて‘Z/Y方向’のように、また、ピッチ方向とヨー方向とをまとめて‘ピッチ/ヨー方向’と記すことがある。
カメラ本体1の正面側(不図示の被写体側)から見て左側(背面側から見て右側)の部分には、ユーザがカメラ本体1を手で把持するためのグリップ部2が設けられている。カメラ本体1の上面部には、電源操作部3、モードダイアル4、レリーズボタン5及びアクセサリシュー6が設けられている。電源操作部3は、カメラ本体1の電源のオン状態とオフ状態とを切り替える操作手段である。モードダイアル4は、撮像モードを切り替えるための操作手段である。撮像モードには、一例として、シャッタ速度や絞り値等の撮像条件をユーザが任意に設定することができるマニュアル静止画撮像モードや自動で適正な露光量が得られるオート静止画撮像モード、動画の撮像を行う動画撮像モード等がある。
レリーズボタン5が半押し操作されると、オートフォーカスや自動露出制御等の撮像準備動作が行われる。また、レリーズボタン5が全押し操作されると、撮像動作が行われる。アクセサリシュー6には、外部ストロボ装置等のアクセサリの脱着が可能となっている。なお、カメラ本体1の内部には、交換レンズ101の撮像光学系を通過する光によって形成される光学像を光電変換し、電気信号(撮像信号)を出力する撮像素子16(図2乃至図4参照)が設けられている。
カメラ本体1の背面には、背面操作部8と表示部9が設けられている。背面操作部8は、様々な機能が割り当てられた複数のボタンやダイアルを含む。カメラ本体1の電源がオン状態であり、静止画撮像モード又は動画撮像モードが設定されている場合に、カメラ本体1の内部に配置された撮像素子(不図示)により撮像されている被写体像のスルー画像が表示部9に表示される。また、ユーザは、シャッタ速度や絞り値等の撮像条件を示す撮像パラメータを表示部9に表示させ、その表示を見ながら背面操作部8を操作することによって撮像パラメータの設定値を変更することができる。背面操作部8は、記録された撮像画像の再生を指示するための再生ボタンを含む。再生ボタンが操作されると、撮影画像が表示部9に再生表示される。
交換レンズ101は、カメラ本体1に設けられたレンズマウント7に対して交換レンズ101のカメラマウント102を結合させることにより、機械的且つ電気的にカメラ本体1に接続される。交換レンズ101の内部には、被写体からの光を撮像素子16に結像させて被写体像を形成する撮像光学系が収容されている。
図2は、交換レンズ101及びカメラ本体1の電気的及び光学的な構成を示すブロック図である。なお、図2に示すブロック(構成要素)について、図1を参照して説明済みの内容についてはここでの説明を省略する。
交換レンズ101は、フォーカス群201、フォーカス駆動部301、絞り群401、絞り駆動部402、防振群501、防振駆動部502、固定群601、レンズ制御部104及び電気接点105Lを備える。一方、カメラ本体1は、アクセサリシュー6、カメラ制御部12、シャッタユニット14、シャッタ駆動部15、撮像素子16、画像処理部17、焦点検出部18、表示部9及び電源部10を備える。また、カメラ本体1は、操作部11、ピッチ振れ検出部19、ヨー振れ検出部20、記憶部13及び電気接点105Cを備える。
フォーカス群201、絞り群401、防振群501及び固定群601は、交換レンズ101の撮像光学系を構成する。フォーカス群201は、光軸方向に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズ(第1のフォーカスレンズ211と第2のフォーカスレンズ212(図3及び図4参照)を含む。フォーカス駆動部301は、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる。絞り群401は、撮像素子16への入射光量を調整する。絞り駆動部402は、絞り群401を駆動する。防振群501は、像振れを低減させるための防振素子としてのシフトレンズを含む。防振駆動部502は、シフトレンズを光軸と直交する平面内(Z/Y軸方向)で移動させることにより、像振れを低減する防振動作を行う。
交換レンズ101がカメラ本体1に装着されると電気接点105Lと電気接点105Cとが接続され、電気接点105L,105Cを介してカメラ制御部12とレンズ制御部104との間で各種の制御信号やデータ等を通信することが可能となる。交換レンズ101がカメラ本体1に装着されると、レンズ制御部104は、交換レンズ101の情報をカメラ制御部12へ送信する。レンズ制御部104は、カメラ制御部12からの指示に基づいてフォーカス駆動部301、絞り駆動部402及び防振駆動部502の動作を制御し、制御結果をカメラ制御部12へ送信する。なお、電気接点105L,105Cは、カメラ本体1の電源部10からの電力を交換レンズ101に供給する電源端子を含む。
カメラ本体1の操作部11は、前述した電源操作部3、モードダイアル4、レリーズボタン5及び背面操作部8を含み、更に表示部9に設けられたタッチパネルを含む。電源部10は、カメラ本体1と交換レンズ101に電力を供給するバッテリ等である。シャッタユニット14は、撮像素子16に対する露光量を調整する。シャッタ駆動部15は、シャッタユニット14を駆動する。撮像素子16から出力される撮像信号は、画像処理部17へ入力される。画像処理部17は、撮像信号に対して種々の画像処理を行って画像信号(画像データ)を生成する。画像処理部17から出力される画像信号は、スルー画像として表示部9に表示される。
記憶部13は、カメラ制御部12が実行するコンピュータプログラムや各種のパラメータ等を記憶している。カメラ制御部12は、記憶部13に格納されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、カメラ本体1の全体的な制御を行う。また、前述したように、カメラ制御部12は、レンズ制御部104を通じて交換レンズ101の動作を制御する。
カメラ制御部12は、レリーズボタン5の半押し操作に応じて、フォーカス群201の駆動を制御する。例えば、オートフォーカスの動作が指示された場合、焦点検出部18が、画像処理部17で生成された画像信号に基づいて撮像素子16に結像している被写体像の焦点状態を判定し、焦点信号を生成してカメラ制御部12に送信する。一方、レンズ制御部104は、フォーカス駆動部301を介してフォーカス群201の現在位置を検出し、その検出信号をカメラ制御部12へ送信する。カメラ制御部12は、被写体像の焦点状態とフォーカス群201の現在位置とを比較してずれ量を求め、求めたずれ量からフォーカス駆動量を算出してレンズ制御部104へ送信する。レンズ制御部104は、カメラ制御部12から取得したフォーカス駆動量でフォーカス駆動部301を駆動して、フォーカス群201を目標位置へ移動させる。これにより、被写体像の焦点ずれが補正される。
なお、交換レンズ101のフォーカス駆動部301は、カム筒と、フォーカスモータと、カム筒とフォーカスモータとを連結する減速ギアと、フォーカス群201の原点位置を検出するフォトインタラプタとを備える。一般的に、フォーカスモータとしては、アクチュエータの一種であるステッピングモータが採用されることが多い。しかしながら、ステッピングモータを用いた場合には相対的な駆動量しか制御することができないため、電源オフの状態ではフォーカス群201の現在位置が不定となる。そのため、ユーザがカメラ本体1の電源をオンにすると、フォーカス群201を原点位置へ移動させて原点検出処理を実行する制御が必要となる。このような原点検出処理の制御については、これまで多くの光学機器に採用されている公知な技術であるため、ここでの説明は省略する。なお、アクチュエータとして、エンコーダを備えるDCモータや超音波モータを採用してもよい。また、フォトインタラプタは発光部から発せられた光を受光部にて直接受光するものであるが、これに代わって、反射面からの反射光を受光するフォトリフレクタや、導電パターンに接触するブラシを用いてもよい。
カメラ制御部12は、操作部11を通じて設定された絞り値やシャッタ速度の設定値に応じて、絞り駆動部402とシャッタ駆動部15を介して、絞り群401及びシャッタユニット14の駆動を制御する。例えば、自動露出制御の動作が指示された場合、カメラ制御部12は、画像処理部17で生成された輝度信号を取得して測光演算を行う。そして、カメラ制御部12は、レリーズボタン5の全押し操作(撮像指示)に応じて測光演算結果に基づき、絞り群401を駆動すると共にシャッタユニット14を駆動して撮像素子16による露光処理を行う。
ピッチ振れ検出部19は、角速度センサ(振動ジャイロ)や角加速度センサを用いてピッチ方向の像振れを検出し、振れ信号を出力する。また、ヨー振れ検出部20は、角速度センサや角加速度センサを用いてヨー方向の像振れを検出して、振れ信号を出力する。カメラ制御部12は、ピッチ振れ検出部19からの振れ信号から防振群501(シフトレンズ)のY軸方向でのシフト位置(目標位置)を算出し、ヨー振れ検出部20からの振れ信号から防振群501のZ軸方向でのシフト位置を算出する。そして、カメラ制御部12は、算出したピッチ/ヨー方向の各シフト位置へ防振群501を移動させることで、露光中やスルー画像表示中の像振れを低減させる。
次に、交換レンズ101及びカメラ本体1の各構成部品の位置関係について説明する。図3は、撮像光学系の光軸Oaを含むXY平面での交換レンズ101及びカメラ本体1の断面図であり、図3(a)はフォーカス群201の繰り込み状態を表しており、図3(b)はフォーカス群201の繰り出し状態を表している。
交換レンズ101の撮影光学系の外側には、外装ユニット801が配置されている。交換レンズ101の撮像光学系は、フォーカス群201と固定群601からなる二群構成を採っている。フォーカス群201は、円筒形状を有する枠部材に保持された第1のフォーカスレンズ211を有する。また、フォーカス群201は、移動筒221(図6参照)と、移動筒221に保持された第2のフォーカスレンズ212を有する。固定群601は、第1の固定レンズ611と第2の固定レンズ612を有する。被写体像の焦点ずれに応じて所定の光学位置へと移動したフォーカス群201は、被写体からの光を固定群601を介して撮像素子16の撮像面上に結像させる。
絞り群401は、第1のフォーカスレンズ211及び第2のフォーカスレンズ212と共にフォーカス群201に収容されており、よって、フォーカス群201と一体的に光軸方向に移動する。一方、防振群501は、光軸方向において第1の固定レンズ611と第2の固定レンズ612の間に配置されて固定群601の一部を構成しており、よって、交換レンズ101における光軸方向位置は固定されている。
交換レンズ101の撮像光学系は、撮像光学系全体の光学性能を維持することを目的として、第2のフォーカスレンズ212の位置を意図的にずらして配置する調整機構を有する。これにより、交換レンズ101の組立工程において作業者は、各構成部品に生じる製造誤差や組立ばらつき等を、全体の光学性能の状態を確認しながら相殺することが可能となる。
次に、フォーカス駆動機構について詳細に説明する。図5は、フォーカス群201とフォーカス駆動部301とを分解して示す斜視図であり、図5(a)は斜め前方から見た状態を表しており、図5(b)は斜め後方から見た状態を表している。図6は、フォーカス群201とフォーカス駆動部301を、図5(a)よりも構成部品の一部を更に細かく分解して斜め前方から見た状態を示す斜視図である。
フォーカス駆動部301は、固定筒106、直進案内筒107及びカム筒108を含む。固定群601の構成要素の1つである第1の固定レンズ611は、固定筒106の内周側に保持されている。直進案内筒107は、固定筒106の被写体側の面に固定されている。直進案内筒107の内周側には、フォーカス群201が収容されている。直進案内筒107の外周側は、カム筒108を回転可能に保持している。カム筒108は、板ばね1111によって光軸方向に付勢されており、カメラ本体側の面が固定筒106に対して摺動可能に密着している。
固定筒106の正面側の面には、フォーカスモータ311がその回転軸が光軸と平行となるように固定されている。また、固定筒106の背面側の面には、複数のギアで構成された減速ギア312が回転可能に保持されている。カム筒108の外周面には、減速ギア312と連結されたカム筒ギア313が固定されている。フォーカスモータ311には、電源と駆動信号を供給するためのフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)701が接続されている。フォーカスモータ311を回転駆動すると、その駆動力が減速ギア312とカム筒ギア313とを介して減速されてカム筒108へ伝達される。こうして、カム筒108は、光軸方向への移動が規制された状態で、光軸Oaを中心として回転する。なお、FPC701の構成については後述する。
フォーカス群201は、直進案内筒107の正面側から直進案内筒107の内周側へ挿入されて組み込まれる。直進案内筒107には、フォーカス群201の光軸Oaを中心とした回転移動を規制して、光軸方向への直進を案内する直進案内溝が形成されている。また、カム筒108には、フォーカス群201のストロークに対応して光軸Oaを中心とする回転方向へ線形の軌跡を持つカム溝が形成されている。フォーカス群201には3個の移動コロ231が120°等分に固定されており、直進案内筒107の直進案内溝とカム筒108のカム溝とに係合している。よって、カム筒108を回転させると、移動コロ231が直進案内溝とカム溝との係合にしたがってフォーカス群201を光軸方向で進退させることができる。
次に、FPC701及びその周辺構造について説明する。図7は、固定筒106に対するFPC701の配設位置とその周辺構造を示す背面図である。なお、図7では、FPC701の位置を把握しやすくするために一部の構成部品の図示を省略している。
フォーカスモータ311は、その回転軸321が光軸方向と略平行(図7の紙面と直交する方向)に、且つ、交換レンズ101の背面側を向くように配置されている。回転軸321には、回転検知用マグネット351が固定されている。回転検知用マグネット351は、回転方向に着磁されており、回転軸321と共に回転する。回転検知用マグネット351の近傍には、回転検知素子361(位置検知素子)が配置されており、回転検知素子361は回転検知用マグネット351の磁気を読み取る。これによりフォーカスモータ311の回転軸321の回転量(回転角度)と回転方向を検出することができる。
なお、回転軸321は、固定筒106に設けられた開口部371を挿通するように配置されており、フォーカスモータ311は固定筒106の正面側に配置されるが、回転検知素子361は固定筒106の背面側に配置される。また、本実施形態では、回転検知方法としてマグネットの磁気を検出する方式を採用しているが、これに限られず、例えば、フォトインタラプタを用いた方式を用いることもできる。
FPC701には、可撓性を有する片面FPCが好適に用いられる。片面FPCは、絶縁性基材と、絶縁性基材の片面のみに積層される導体層と、導体層の少なくとも一部を被覆する絶縁性カバー材とで構成される。絶縁性基材は、例えば、絶縁性を有するポリイミド等のフィルムを用いたベースフィルムである。導体層は、例えば、銅箔からなる配線パターンである。絶縁性カバー材は、所謂、カバーレイフィルムである。FPC701は、ベースフィルムとカバーレイフィルムとで配線パターンを挟み、熱硬化性の接着剤を用いて接着することで製造される。片面FPCは、配線パターンが片面のみに形成されているため、配線の自由度は制限されるが、多層FPCに比べて低コストであるという利点がある。
交換レンズ101では、ベースフィルムが12.5μm(1/2mil)、カバーレイフィルムが12.5μm(1/2mil)、銅箔が18μm(1/2oz)の厚みによって形成されたFPC701が用いられているものとする。但し、FPC701の構成は、これに限られるものではない。
FPC701は、固定筒106の背面側に配置される。FPC701には、フォーカスモータ311と回転検知素子361がはんだ付けされており、フォーカスモータ311と回転検知素子361はそれぞれ、FPC701に形成されている所定の配線と電気的に接続されている。フォーカスモータ311が固定筒106の正面側に配置されているため、FPC701の一部は固定筒106の開口部371を挿通するように配置される。交換レンズ101の組立時には、FPC701が固定筒106の正面側から開口部371を通じて挿入され、その後、固定筒106の背面側が組み立てられる。その詳細については後述する。
FPC701において固定筒106に接触している部分を、説明の便宜上、ベース部704と称呼する。ベース部704には、位置決め穴703aが設けられている。ベース部704は、固定筒106に設けられた位置決め用ボス(不図示)によって位置決め穴703aにおいて固定筒106に固定される。更に、ベース部704は、固定筒106に対してテープ706(片面又は両面(図8(b)参照))によって固定されている。
図8は、FPC701の構成を説明する図である。図8(a)はFPC701を背面側から見た図であり、図8(b)はFPC701を正面側から見た図であり、図8(c)はFPC701を側面側から見た図である。
図8(a),(b)に示されるように、FPC701は、フォーカスモータ311とフォーカスモータ311の配線パターンが配線される第1の信号配線部としてのフォーカスモータ配線部711(以下「モータ配線部711」と記す)を有する。また、FPC701は、回転検知素子361と回転検知素子361の配線パターンが配線される第2の信号配線部としての位置検知素子配線部721(以下「素子配線部721」と記す)を有する。モータ配線部711と素子配線部721は、ベース部704において合流して、接続部705へ延びており、その詳細については後述する。
FPC701は、モータ配線部711と素子配線部721の一方で他方を支持する構成を取る。具体的には、図8(a)に示されるように、ベース部704の側部には第1の舌部716と第2の舌部717が設けられている。第1の舌部716と第2の舌部717は、以下に説明するように、素子配線部721を係止する支持部である。第1の舌部716と第2の舌部717は、接続部705へ接続される信号配線を備えていない。この場合には第1の舌部716と第2の舌部717には剛性を高めるために、信号伝達機能を有さない補強用配線を設けてもよい。
FPC701は、ベース部704から分岐した素子配線部721の曲げ部718で背面側に折り曲げられて、素子配線部721が第1の舌部716と固定筒106との間に入り込む構成となっている。また、素子配線部721が第2の舌部717から背面側へ露出する構成とすることで、素子配線部721の一部がベース部704と重なる。これにより、素子配線部721は、ベース部704によって抑え込まれるため、湾曲しているにもかかわらずX軸方向への浮きが抑えられた状態で固定する(安定して位置を保持する)ことが可能となっている。
第2の舌部717には、剛性を高めるために補強板702が備えられている。補強板702は、LCP樹脂やポリイミド、PET等の材料で形成されており、例えば、FPC701に対して熱硬化性接着剤を用いて接着される。第2の舌部717に補強板702を備えることにより、素子配線部721のX軸方向への移動を抑制することが可能となっている。
なお、本実施形態では、第1の舌部716と第2の舌部717をモータ配線部711に設けた構成としているが、これに限らず、素子配線部721に設けた構成としても構わない。また、第1の舌部716と第2の舌部717の2つの舌部を設けた構成としているが、1つの舌部を設けた構成としてもよい。更に、モータ配線部711と素子配線部721の両方に相互に配線部を支持し合うような舌部を設けてもよい。第1の舌部716と第2の舌部717に代えて、ベース部704にスリット等の切り欠きを設け、スリットに素子配線部721を通すように構成しても構わない。
図9は、FPC701の部分的な構造をより詳細に説明する図であり、図8(a)を部分的に拡大すると共に信号配線の配置例を示した図である。モータ配線部711にはフォーカスモータ信号配線712(以下「モータ信号配線712」と記す)が配線されており、素子配線部721には位置検知信号配線722(以下「検知信号配線722」と記す)が配線されている。モータ信号配線712と検知信号配線722は、素子配線部721が第1の舌部716に潜り込むことで、X軸方向(光軸方向)の投影面上で(FPC701の表面と直交する方向から見た場合に)重ならないように配置される。このようにモータ信号配線712と検知信号配線722とを重ならないように配置することにより、クロストークによる信号品質の低下を抑制することができる。
次に、FPC701の外形公差やフォーカスモータ311の取り付け誤差によって、素子配線部721がモータ配線部711に向かってZ/Y軸方向に移動した場合を考える。ここで、モータ配線部711のベース部704側の外形側面を第1の規制部719と称呼し、モータ配線部711のフォーカスモータ311側の外形側面を第2の規制部720と称呼することとする。
素子配線部721がモータ配線部711に向かってZ/Y軸方向に移動した場合、素子配線部721の外形は、第1の規制部719と第2の規制部720に当接する。つまり、素子配線部721のZ/Y軸方向の位置を規制して、モータ信号配線712と検知信号配線722が重ならないよう構成されている。本実施形態では、このような構成によっても、検知信号配線722がモータ信号配線712とのクロストークの影響を受け難いものとなっている。
更に、FPC701のベース部704は、その表面と直交する方向から見た場合に素子配線部721と重なる領域において、素子配線部721の幅と同等以上の幅を有し、の配線が通っていない領域を備えている。これにより、素子配線部721のX軸方向への浮きを抑制すると共に、モータ信号配線712と検知信号配線722が重ならない構成を実現している。
図10は、FPC701の平面展開図であり、部品が実装される配線パターン面から見た図である。FPC701は、組み立て時に固定筒106の開口部371に挿通されるため、開口部371への挿通が容易となるように、一平面上への展開形状は可能な限り直線的な形状となるように構成されている。例えば、モータ配線部711と素子配線部721とのなす角(図10において接続部705から延びる検知信号配線722がベース部704から分岐して素子配線部721へと曲がる角度)を鋭角とすることが望ましい。また、素子配線部721が接続部705の方向へ重なるように曲げ部718を折り曲げることで、固定筒106への組立作業性を容易に行うことができるようになっている。
FPC701は、ベース部704に位置決め穴703aが形成され、素子配線部721に位置決め穴703bが設けられている。位置決め穴703a,703bは略同等の径となっており、曲げ部718によって折り曲げた際(図7参照)に位置決め穴703a,703bは共通のボスによって固定筒106に固定される。このように、固定筒106はFPC701を保持する保持部材としての役割を担う。なお、位置決め穴703a,703bは異形状であっても構わない。
FPC701を上述の構成とすることで、モータ信号配線712と検知信号配線722を重なることなく安定して位置が規制された状態に保持することができるため、モータ信号配線712から検知信号配線722へのクロストークを低減することができる。また、FPC701は、1本のFPCで構成されているため、交換レンズ101を大型化させることなく、簡易な構成で上述の効果を得ることできると共に、複数のFPCを用いないため部品コストの増大を回避することができるという利点もある。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、本実施形態では、フォーカス駆動機構におけるFPCの構成について説明したが、絞り群401や防振群501等に用いられるFPCについても、同様の構成を用いることが可能である。その場合、絞り群401は、光学開口を制限して光量調節を行う絞り駆動手段としての絞り駆動部402及びフォトインタラプタ等の位置検知素子を備える構成となる。また、防振群501は、振れを低減する防振素子としてのシフトレンズを含む防振レンズ駆動手段として、防振駆動部502及びマグネットによる磁気を検出する方式を用いるための位置検知素子等を備える構成となる。
1 カメラ本体
101 交換レンズ
106 固定筒
311 フォーカスモータ
351 回転検知用マグネット
361 回転検知素子
371 開口部
701 フレキシブルプリント基板(FPC)
703a,703b 位置決め穴
704 ベース部
711 フォーカスモータ配線部
712 フォーカスモータ信号配線
716 第1の舌部
717 第2の舌部
719 第1の規制部
720 第2の規制部
721 位置検知素子配線部
722 位置検知信号配線

Claims (13)

  1. アクチュエータと、
    前記アクチュエータの位置を検知する位置検知素子と、
    前記アクチュエータおよび前記位置検知素子と電気的に接続されるフレキシブルプリント基板と、を備える光学機器であって、
    前記フレキシブルプリント基板は、
    前記アクチュエータと電気的に接続される第1の信号配線が設けられる第1の信号配線部と、
    前記位置検知素子と電気的に接続される第2の信号配線が設けられる第2の信号配線部と、を有し、
    前記第1の信号配線部と前記第2の信号配線部の一方はその側部に少なくとも1つの支持部を備えると共に他方は湾曲して前記支持部の表面に係止され、
    前記第1の信号配線と前記第2の信号配線は、前記支持部を有する信号配線部の表面と直交する方向から見た場合に重ならないことを特徴とする光学機器。
  2. 前記第1の信号配線部と前記第2の信号配線部はそれぞれ、前記支持部を有しない信号配線部の表面と平行な方向へ、前記支持部を有しない信号配線部が前記支持部を有する信号配線部へ向けて移動した際に当接する規制部を有することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記フレキシブルプリント基板を保持する保持部材を有し、
    前記保持部材は、前記フレキシブルプリント基板の一部が挿通する開口部を備え、
    前記アクチュエータと前記位置検知素子は、前記保持部材の異なる面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
  4. 前記第1の信号配線部は第1の位置決め穴を有し、
    前記第2の信号配線部は第2の位置決め穴を有し、
    前記第1の位置決め穴と第2の位置決め穴を前記保持部材に設けられたボスに通すことで前記第1の信号配線部と前記第2の信号配線部が前記保持部材に対して位置決めされることを特徴とする請求項3に記載の光学機器。
  5. 前記第1の位置決め穴と前記第2の位置決め穴は同じ形状であることを特徴とする請求項4に記載の光学機器。
  6. 前記支持部を有する信号配線部の表面と直交する方向から見た場合に、前記支持部において前記支持部を有さない信号配線部と重なる領域には、補強板が備えられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学機器。
  7. 前記フレキシブルプリント基板は、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の片面のみに積層される導体層と、
    前記導体層の少なくとも一部を被覆する絶縁性カバー材と、で構成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学機器。
  8. 前記支持部を有する信号配線部の表面と直交する方向から見た場合に、前記支持部を有する信号配線部は前記支持部を有しない信号配線部と重なる領域を有し、
    前記領域の幅は前記支持部を有しない信号配線部の幅よりも広く、且つ、前記領域には配線が設けられていないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学機器。
  9. 前記アクチュエータは、光軸方向に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズを含むフォーカス群を駆動するモータであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学機器。
  10. 前記アクチュエータは、入射光量を調整する絞りを駆動するモータであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学機器。
  11. 前記アクチュエータは、前記光学機器の振れを低減するシフトレンズを駆動するモータであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学機器。
  12. 前記フレキシブルプリント基板を一平面上に展開した状態において、前記フレキシブルプリント基板の表面と直交する方向から見た場合に、前記第1の信号配線部と前記第2の信号配線部とがなす角は鋭角であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光学機器。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学機器と、
    前記光学機器を通過する光の像を電気信号に変換する撮像素子と、備えることを特徴とする撮像装置。
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