JP2021177632A - アンテナ装置、及び、無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】電波防護指針を満たすための調整が可能な地下埋没型のアンテナ装置を提供する。【解決手段】アンテナ装置10は、アンテナ素子13と、アンテナ素子13が設置されるアンテナ台12と、地中に設置された際に地表に最も近い面となる上面が開口し、アンテナ素子13及びアンテナ台12を収容する容器101と、FRP(Fiber−Reinforced Plastics)により形成され、容器(マンホール100)の開口を覆うマンホール蓋102と、を備える。アンテナ台12には、アンテナ素子13からマンホール蓋102までの距離を調整するアンテナ高調整機構15が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置、及び、無線基地局に関する。
従来、ビル、マンション又は電柱等が多く存在するエリアでは、これらの建設物上に無線基地局を設置し、このような建設物が存在しないエリア(例えば公園又は競技場周辺)では、鉄塔状の無線基地局を設置している。しかし、このような建設物が存在しないエリアでは景観への配慮が必要な場合も多く、無線基地局を目立たなく設置することが求められている。
無線基地局を目立たなく設置する従来技術として、マンホールに無線基地局を設置するマンホール型アンテナが知られている(特許文献1)。
特開平5−227073号公報
マンホール型アンテナの場合、人体とアンテナ素子との距離が近くなるため、通信エリアを広げるために電波の電界強度を強くすると、規定の電波防護指針を満たさなくなるおそれがある。しかし、従来技術のマンホール型アンテナは、電波防護指針を考慮していない。
本発明の目的は、電波防護指針を満たすための調整が可能な地下埋没型のアンテナ装置を提供することにある。
本発明の一態様に係るアンテナ装置は、蓋の下に配置される地下埋没型のアンテナ装置であって、アンテナ素子と、前記アンテナ素子が設置されており、前記アンテナ素子から前記蓋までの距離を調整する高さ調整機構を有する設置台と、を備える。
本発明によれば、地下埋没型のアンテナ装置に、電波防護指針を満たすための調整を行うことができる。
実施の形態1に係るアンテナ装置の概要を示す図である。 実施の形態1に係るアンテナ角度調整機構の説明図である。 2つのアンテナ素子の電波放射パターンのシミュレーション結果を示す図である。 2つのアンテナ素子の電波放射パターンのシミュレーション結果を示す図である。 2つのアンテナ素子の電波放射パターンのシミュレーション結果を示す図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の側面断面図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の中間部材の平面図である。 実施の形態3に係るアンテナ装置の側面断面図である。 実施の形態4に係るアンテナ装置の側面断面図である。 実施の形態5に係るアンテナ装置の側面断面図である。 実施の形態6に係るアンテナ装置の斜視図である。 実施の形態7に係るアンテナ装置の斜視図である。 実施の形態7に係るアンテナ装置の平面図である。 実施の形態7に係るアンテナ装置の側面図である。 実施の形態7に係るアンテナ素子の間隔を変えたアンテナ装置の斜視図である。 実施の形態7に係る無線装置を設置したアンテナ装置の斜視図である。 実施の形態7に係るアンテナ装置の無線装置の設置部分を説明するための図である。 実施の形態7に係るマンホールの側面の断面図の例を示す図である。 実施の形態7に係るマンホールの平面図の例を示す図である。 実施の形態7に係るマンホールのA−A’断面図の例を示す図である。 実施の形態7に係る実証実験局の構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
<アンテナ装置の概要>
まず、図1を参照しながら、地下埋没型のアンテナ装置10の概要について説明する。
アンテナ装置10は、地面2の下に形成されたマンホール100に設置される。マンホール100の側面には側壁部101が設けられている。マンホール蓋102は、側壁部101の地表面5側の縁部103に形成されている溝にはめ込まれ、マンホール100を塞ぐ。
マンホール100は、地下に埋没された上下水道管又はガス管等の配管、通信ケーブルの配線、又は、電気ケーブルの配電等を管理するために、人が地上から出入りできるように地面2の下に形成された縦穴である。ただし、アンテナ装置10が設置されるマンホール100は、必ずしも人が出入りできるような大きさである必要はなく、いわゆるハンドホールのように、人が出入りできない大きさの穴であってもよい。また、アンテナ装置10は、既存の設備のためのマンホール100(又はハンドホール)に設置されても良いし、当該アンテナ装置10のために新たに形成された穴(又は窪み等)に設置されてもよい。すなわち、アンテナ装置10は、地面2の下に形成されたどのような穴に設置されてもよい。よって、マンホール蓋102も、地面2の下に形成された穴を塞ぐための蓋の一例に過ぎず、どのような蓋であってもよい。
アンテナ装置10は、図1のように、マンホール100内の地面に置かれる。又は、アンテナ装置10は、マンホール100内に吊り下げられるように設置されてもよい。この場合、アンテナ装置10は、腕部(図示せず)を備え、当該腕部が、側壁部101の縁部103に引っかけられる。
アンテナ装置10は、支持部11、アンテナ台12、アンテナ素子13、アンテナ角度調整機構14及びアンテナ高調整機構15を備える。
支持部11は、アンテナ高調整機構15を介して、アンテナ台12を支持する。アンテナ台12は、アンテナ角度調整機構14を介して、アンテナ素子13を保持する。
アンテナ素子13は、コネクタケーブル16を介して、基地局の本体と接続し、携帯端末4との間で、電波を送受信する。当該基地局は、例えば、無線LAN(Wi−Fi)の基地局、又は、LTE若しくは5G等の基地局である。
アンテナ角度調整機構14は、アンテナ素子13の角度を調整する。なお、アンテナ角度調整機構14の詳細については後述する。アンテナ高調整機構15は、アンテナ台12の高さ(マンホール蓋102までの距離)を調整する。なお、アンテナ高調整機構15の調整例については後述する。
<電波防護指針>
次に、電波防護指針について説明する。
電波防護指針では、人体が存在する場所に対して、例えば「電力密度の全測定点の平均が1000μW/cmを超えないこと」及び「電力密度の全測定点の何れも2000μW/cmを超えないこと」という条件が規定されている。
従来のように、高所に無線基地局を設置する場合には、人体(ユーザ)3とアンテナ装置10との距離が比較的遠いので、電波防護指針の条件を満たしつつ、所望の通信距離(又は通信エリア)を得ることはそれほど難しくはない。しかしながら、地下埋没型のアンテナ装置10の場合は、図1に示すように、人体3がアンテナ装置10の真上を通過することもあり、人体3とアンテナ装置10との距離が比較的近いので、電波防護指針の条件を満たしつつ、極力、通信距離を長くするためには、微妙な調整が必要となる。
そこで、本実施の形態では、このような調整を設置現場で容易に行えるように、アンテナ角度調整機構14及びアンテナ高調整機構15を備えているアンテナ装置10を提供する。
<アンテナ高調整機構>
次に、アンテナ高調整機構15によるアンテナ高の調整例について説明する。
例えば、測定された電力密度が電波防護指針の条件を超える場合、アンテナ高調整機構15によって、アンテナ素子13からマンホール蓋102までの距離を遠くする(つまり地表面5から離す)。これにより、当該アンテナ装置10の上方の測定点における電磁界強度を弱めることができる。
一方、測定された電力密度が電波防護指針の条件を十分に満たしている場合、アンテナ高調整機構15によって、アンテナ素子13からマンホール蓋102までの距離を近くする(つまり地表面5に近づける)。これにより、当該アンテナ装置10の上方の測定点における電磁界強度を強め、通信距離を長くすることができる。なお、アンテナ高調整機構15の具体的な構成例については、実施の形態2から6で説明する。
<アンテナ角度調整機構>
次に、図2(A)及び図2(B)を参照しながら、アンテナ角度調整機構14について説明する。
アンテナ角度調整機構14は、図2(A)に示すように、アンテナ素子13をアンテナ台12の主面に対して水平方向に90度回転可能とし、図2(B)に示すように、アンテナ素子13をアンテナ台12の主面に対して垂直方向に90度回転可能とする機構である。
また、図2(A)及び図2(B)に示すように、アンテナ素子13が垂直方向に回転でき、かつ、アンテナ素子13から延びるコネクタケーブル16がアンテナ台12の下に通ずるように、アンテナ台12におけるアンテナ角度調整機構14の下部近傍には、穴17が形成されている。穴17の形状は、例えば、中心角が90度の扇形である。
なお、アンテナ素子13は、アンテナケースに収納され、外からの粉塵及び雨水等から保護される。この場合、アンテナ角度調整機構14は、アンテナ素子13を収納しているアンテナケースを回転可能とする機構であってもよい。
次に、図3から図5を参照しながら、アンテナ台12に設置された2つのアンテナ素子(スリーブアンテナ)13の角度を調整したときの電波放射パターン(シミュレーション結果)について説明する。なお、図3から図5に示す複数の電波放射パターンは、それぞれ、電波の周波数が1.5GHz、1.8GHz、2GHz、及び、3.5GHzの場合のものである。
図3は、配置G1に示すように2つのアンテナ素子13を300mm離して、2つのアンテナ素子13の主軸がX軸と平行となるように角度を調整した場合における、アンテナ素子13からZ軸方向に130mm離れた位置での電波放射パターンを示す。
図4は、配置G2に示すように2つのアンテナ素子13を300mm離して、2つのアンテナ素子13の主軸がZ軸と平行となるように角度を調整した場合における、アンテナ素子13からZ軸方向に100mm離れた位置での電波放射パターンを示す。
図5は、配置G3に示すように2つのアンテナ素子13を300mm離して、一方のアンテナ素子13の主軸がX軸と平行となるように、他方のアンテナ素子13の主軸がZ軸と平行となるように角度を調整した場合における、アンテナ素子13からZ軸方向に130mm離れた位置での電波放射パターンを示す。
図3から図5において、YZ面の図は、横軸がY軸方向を示し、縦軸がZ軸方向を示す。ZX面の図は、横軸がX軸方向を示し、縦軸がZ軸方向を示す。XY面の図は、横軸がY軸方向を示し、縦軸がX軸方向を示す。
図3から図5の全てのYZ面及びZX面の電波放射パターンを参照すると、アンテナ素子13からZ軸方向に離れるほど、電波の電界強度が弱くなることがわかる。また、電波の周波数が異なってもこの傾向は同じであることがわかる。
また、図3から図5のXY面の電波放射パターンを比較すると、アンテナ装置10の中心からX軸方向及びY軸方向に満遍なく広い通信エリアを形成する場合には、2つのアンテナ素子13のアンテナ軸がZ軸と平行となるように、アンテナ角度調整機構14を調整することが好ましいことがわかる。
ただし、上記の図3から図5は、あくまでアンテナ素子13の角度を変えると電波放射パターンが変化することを示すためのものであり、図3から図5のシミュレーション結果は、発明を何ら限定するものではない。
<実施の形態1のまとめ>
以上のように、実施の形態1では、地下埋没型のアンテナ装置10が、アンテナ素子13の角度を調整するアンテナ角度調整機構14と、アンテナ台12の高さを調整するアンテナ高調整機構15とを備える。これにより、作業者は、アンテナ装置10の設置現場において、電波防護指針の条件を満たしつつ、極力、通信距離を長くするための調整を、容易に行うことができる。
(実施の形態2)
<アンテナ装置の構成>
次に、図6及び図7を参照しながら、実施の形態2に係るアンテナ装置10Aの構成について説明する。図6は、アンテナ装置10Aの側面断面図であり、図7は、アンテナ装置10Aの構成要素である中間部材24を上から見た平面図である。なお、実施の形態1と共通する構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
アンテナ装置10Aは、アンテナ装置10と同様に、アンテナ台12、アンテナ素子13及びアンテナ角度調整機構14を備える。また、アンテナ装置10Aは、さらに、台座20、脚部21、支柱22、高さ調整具23、中間部材24及び緩衝部25Aを備える。
アンテナ装置10Aにおける台座20、脚部21及び支柱22は、アンテナ装置10の支持部11の一例に相当する。アンテナ装置10Aにおける高さ調整具23及び中間部材24は、アンテナ高調整機構15の一例に相当する。また、高さ調整具23は、アンテナ台12の取り付け位置を決める位置決め部と呼ばれてもよい。
台座20は、下面に複数の脚部21が備えられ、マンホール100内の地面に脚部21が接地されることにより、当該地面に対して水平に配置される。
支柱22は、台座20に対して垂直に固定されており、上方へ延びている。図6は、支柱22が4本の例を示している。ただし、本実施の形態では、これに限られず、支柱22の数は、2本以上であれば何本であってもよい。
高さ調整具23は、支柱22の任意の位置(高さ)に取り付け可能な器具である。高さ調整具23は、筒部31と、固定具32とにより構成される。筒部31の内径は、支柱22の外径よりも大きい。筒部31には、支柱22が挿入される。固定具32は、例えば、ねじである。固定具32(ねじ)を締めると、筒部31が支柱22に固定される。固定具32(ねじ)を緩めると、筒部31が支柱22に沿って上下方向に移動可能となる。ただし、固定具32は、ねじ式に限らず、プッシュ式又はスライド式等であってもよい。なお、固定具32は、支柱22の軸に対して垂直方向に突出する構造の場合、アンテナ装置10Aをマンホール100に設置する際に邪魔にならないように、マンホール100の中心方向に(つまり内向きに)突出するよう配置されることが好ましい。
中間部材24は、図7に示すように、円環部33、筒部34、補強板35及びブラケット36により構成される。円環部33は、円環形状であり、その直径は、マンホール100の直径よりも小さく、アンテナ台12の直径よりも大きい。筒部34の内径は、支柱22の外径よりも大きい。筒部34は、円環部33の内側に溶接される。筒部34の数は、支柱22の数と同じである。補強板35は、2本の板が円環部33の中心点でクロスするように溶接されている。さらに、補強板35は、端部において、筒部34に溶接されている。ブラケット36は、補強板35に、筒部34の付近で溶接されている。また、ブラケット36には、取付穴37が形成されている。
図6に示すように、中間部材24は、高さ調整具23よりも上方に配置される。すなわち、中間部材24の各筒部34には、各支柱22が挿入される。なお、中間部材24を、単なる平板とせずに、補強板35で補強しているのは、中間部材24に雨水等が溜まらないようにするためである。
緩衝部25Aは、中間部材24のブラケット36の取付穴37の部分に、ねじ等で固定される。図6では、緩衝部25Aが4つの例を示している。ただし、本実施の形態では、これに限られず、緩衝部25Aの数は、3つ以上であれば幾つであってもよい。また、図6では、緩衝部25Aが、バネである場合を示しているが、本実施の形態では、これに限られず、緩衝部25Aは、ゴム又はクッション等でもよい。
アンテナ台12の座面には、4本のロッド26が溶接される。また、緩衝部25Aがブラケット36に載置された状態で、ロッド26が、緩衝部25A及び取付穴37に挿入される。そして、ロッド26の先端側からナットがストッパとして取り付けられる。これにより、アンテナ台12が、中間部材24に固定され、緩衝部25Aの付勢力により、高さ方向に位置決めされる。
アンテナ装置10Aの構成によれば、高さ調整具23の位置を変えることにより、中間部材24、緩衝部25A及びアンテナ台12の位置(高さ)を変えることができる。
具体的には、高さ調整具23を下方に移動させることにより、アンテナ台12の位置を下方(マンホール蓋102から離れる方向)に移動させることができる。反対に、高さ調整具23を上方に移動させることにより、アンテナ台12の位置を上方(マンホール蓋102に近づく方向)に移動させることができる。これにより、作業者は、アンテナ装置10Aの設置現場で、電波防護指針の条件を満たすように、電波の電磁界強度を調整することができる。
また、アンテナ台12を緩衝部25Aの上に載置することにより、台座20、支柱22及び中間部材24等が外部から受けた振動がアンテナ台12に直接伝達することを、抑止することができる。これにより、外部からの振動によって、アンテナ台12に設置されているアンテナ素子13の位置(例えば角度)がずれたり、アンテナ素子13のコネクタケーブル16が抜けたりすること等を抑止することができる。
なお、高さ調整具23は、予め決められた幾つかの位置(高さ)にのみ固定する構成であってもよい。例えば、支柱22の予め決められた位置に穴が形成され、筒部31の側面に穴が形成され、固定具32(ピン)を筒部31の穴と支柱22の穴に挿入する構成であってもよい。
<実施の形態2のまとめ>
以上のように、実施の形態2では、地下埋没型のアンテナ装置10Aが、支柱22に設けられた高さ調整具23の上に中間部材24を載置し、当該中間部材24の上にアンテナ台12を載置する構成を採る。これにより、作業員は、アンテナ装置10Aの設置現場において、高さ調整具23の取付位置を簡単に変えることができるので、アンテナ台12の高さを容易に調整することができる。
(実施の形態3)
<アンテナ装置の構成>
次に、図8を参照しながら、実施の形態3に係るアンテナ装置10Bの構成について説明する。図8は、アンテナ装置10Bの側面断面図である。なお、図8のアンテナ装置10Bにおいて、図6に示したアンテナ装置10Aと共通する構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
アンテナ装置10Bは、アンテナ装置10Aと同様に、アンテナ素子13、アンテナ角度調整機構14、台座20及び脚部21を備える。また、アンテナ装置10Bは、アンテナ台12B及び緩衝部25Bを備える。アンテナ台12Bは、アンテナ装置10Aのアンテナ台12と比較して、中央にねじ穴43が形成されている点が異なる。緩衝部25Bは、アンテナ装置10Aの緩衝部25Aと比較して、貫通穴が形成されているばねである点が異なる。また、アンテナ装置10Bは、第1支柱41及び第2支柱42を備える。
アンテナ装置10Bにおける台座20、脚部21、第1支柱41及び第2支柱42は、アンテナ装置10の支持部11の一例に相当する。アンテナ装置10Bにおけるアンテナ台12Bの中央に形成されているねじ穴43、及び、第2支柱42の少なくとも一部に切られているねじ溝44は、アンテナ高調整機構15の一例に相当する。
第1支柱41は、台座20の上面中央に、当該台座20の主面に対して垂直に固定されており、上方へ延びている。また、第1支柱41には、当該第1支柱41の主軸に対して垂直な面を有するストッパ46が設けられている。
緩衝部25Bは、中央部に貫通穴が形成されている。緩衝部25Bは、当該貫通穴に第1支柱41が挿入され、下端がストッパ46に載置されている。
第2支柱42は、第1支柱41を挿入可能な筒状であり、当該第1支柱41が当該筒内に挿入される。そして、第2支柱42は、下端が緩衝部25Bの上端に接した状態で、第1支柱41に支持されている。
また、第2支柱42が第1支柱41に対して回転しないように、第1支柱41と第2支柱42には、回転防止機構が設けられている。回転防止機構は、例えば、第1支柱41に形成されている切欠(図示せず)に、第2支柱42に取り付けられたピン47を嵌める構成を採る。
アンテナ装置10Bの構成によれば、アンテナ台12Bのねじ穴43と第2支柱42のねじ溝44とが螺合しているので、アンテナ台12Bを回転させることにより、アンテナ台12Bの高さを変えることができる。
例えば、アンテナ台12Bを時計回りに回転させることにより、アンテナ台12Bの位置を下方(マンホール蓋102から離れる方向)に移動させることができる。反対に、アンテナ台12Bを反時計回りに回転させることにより、アンテナ台12Bの位置を上方(マンホール蓋102に近づく方向)に移動させることができる。これにより、アンテナ装置10Bの設置現場で、電波防護指針の条件を満たすように、電波の電磁界強度を調整することができる。
また、第1支柱41と第2支柱42との間に緩衝部25Bを設けることにより、台座20及び第1支柱41が外部から受けた振動が、アンテナ台12Bに直接伝達することを、抑止することができる。これにより、外部からの振動によって、アンテナ台12Bに設置されているアンテナ素子13の位置(例えば角度)がずれたり、アンテナ素子13のコネクタケーブル16が抜けたりすること等を、抑止することができる。
また、第2支柱42には、高さ方向に目盛り(図示せず)が設けられてもよい。これにより、別途、測量器具を用いなくても、目視でアンテナ台12Bの高さを確認することができる。すなわち、設置現場において、電波の電磁界強度の調整がさらに容易になる。
なお、本実施の形態において、アンテナ高調整機構15を、アンテナ台12Bのねじ穴43及び第2支柱42のねじ溝44に代えて、他の構成としてもよい。例えば、第2支柱42に、図6で説明した高さ調整具23を取り付ける。そして、アンテナ台12Bの中央に、ねじ穴に代えて貫通穴を形成し、当該貫通穴に第2支柱42を挿入し、当該アンテナ台12を高さ調整具23に載置する。これによっても、高さ調整具23の取り付け位置を調整することにより、アンテナ台12Bの高さを調整することができる。
<実施の形態3のまとめ>
以上のように、実施の形態3では、地下埋没型のアンテナ装置10Bが、アンテナ台12Bのねじ穴43と、第2支柱42のねじ溝44とが螺合する構成を採る。これにより、作業員は、アンテナ装置10Bの設置現場において、アンテナ台12Bを回転させることで、アンテナ台12Bの高さを容易に調整することができる。
(実施の形態4)
<アンテナ装置の構成>
次に、図9を参照しながら、実施の形態4に係るアンテナ装置10Cの構成について説明する。図9は、アンテナ装置10Cの側面断面図である。なお、図9のアンテナ装置10Cにおいて、図8のアンテナ装置10Bと共通する構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
アンテナ装置10Cは、アンテナ装置10Bと同様に、アンテナ素子13、アンテナ角度調整機構14、台座20及び脚部21を備える。また、アンテナ装置10Cは、アンテナ台12C及び緩衝部25Cを備える。アンテナ台12Cは、アンテナ装置10Bのアンテナ台12Bと比較して、中央のねじ穴43が、貫通穴54となっている点が異なる。また、緩衝部25Cが、ゴム又はクッションである点が異なる。また、アンテナ装置10Cは、支柱51及び中間部材52を備える。
アンテナ装置10Cにおける台座20、脚部21及び支柱51は、アンテナ装置10の支持部11の一例に相当する。アンテナ装置10Cにおける中間部材52、当該中間部材52の中央に形成されているねじ穴53、及び、支柱51の少なくとも一部に切られているねじ溝44は、アンテナ高調整機構15の一例に相当する。
支柱51は、台座20の上面中央に、当該台座20に対して垂直に固定されており、上方へ延びている。
中間部材52のねじ穴53は、支柱51のねじ溝44と螺合している。また、中間部材52の上面には、緩衝部25Cが設けられている。なお、図9には、中間部材52がアンテナ台12Cよりも小さい場合を示しているが、本実施の形態では、これに限られず、中間部材52の大きさがアンテナ台12Cと同じ又はそれ以上であってもよい。
アンテナ台12Cは、中央の貫通穴54に支柱51が挿入され、中間部材52に載置されている。
アンテナ装置10Cの構成によれば、支柱51のねじ溝44と中間部材52のねじ穴53とが螺合しているので、中間部材52を回転させることにより、中間部材52及びそれに載置しているアンテナ台12Cの高さを変えることができる。
例えば、中間部材52を時計回りに回転させることにより、アンテナ台12Cの位置を下方(マンホール蓋102から離れる方向)に移動させることができる。反対に、中間部材52を反時計回りに回転させることにより、アンテナ台12の位置を上方(マンホール蓋102に近づく方向)に移動させることができる。これにより、アンテナ装置10Cの設置現場で、電波防護指針の条件を満たすように、電波の電磁界強度を調整することができる。
また、中間部材52の上面に緩衝部25Cを設けることにより、脚部21、支柱51及び中間部材52が外部から受けた振動が、アンテナ台12Cに直接伝達することを、抑止することができる。これにより、外部からの振動によって、アンテナ台12Cに設置されているアンテナ素子13の位置(例えば角度)がずれたり、アンテナ素子13のコネクタケーブル16が抜けたりすること等を抑止することができる。
なお、アンテナ台12Cが振動等で、支柱51を軸に勝手に回転しないように、回転防止機構(図示せず)が設けられている。回転防止機構は、例えば、アンテナ台12Cの中間部材52と接する部分に穴(図示せず)が形成され、中間部材52が上方へ延びる突起部(図子せず)を有し、当該突起部がアンテナ台12Cの穴に挿入される構成を採る。なお、アンテナ台12には、同心円上に、等間隔に複数の穴が形成されてもよい。これにより、アンテナ台12Cを、所望の回転角の位置に固定することができる。
また、支柱51には、高さ方向に目盛り(図示せず)が設けられてもよい。これにより、別途、測量器具を用いなくても、目視でアンテナ台12Cの高さを確認できる。すなわち、設置現場における電波の電磁界強度の調整が、さらに容易になる。
<実施の形態4のまとめ>
以上のように、実施の形態4では、地下埋没型のアンテナ装置10Cが、中間部材52のねじ穴53と、支柱51のねじ溝44とが螺合し、当該中間部材52にアンテナ台12Cが載置されている構成を採る。これにより、作業員は、アンテナ装置10Cの作業現場において、中間部材52を回転させて高さを決め、その後、アンテナ台12Cを中間部材52に載置することで、アンテナ台12Cの高さを容易に調整することができる。
(実施の形態5)
<アンテナ装置の構成>
次に、図10を参照しながら、実施の形態5に係るアンテナ装置10Dの構成について説明する。図10は、アンテナ装置10Dの側面断面図である。なお、図10のアンテナ装置10Dにおいて、図8のアンテナ装置10Bと共通する構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
アンテナ装置10Dは、アンテナ装置10Bと同様に、アンテナ素子13及びアンテナ角度調整機構14を備える。また、アンテナ装置10Dは、アンテナ台12D、ハンドル部61、シャフト部62、軸受部63及びガイド部64を備える。アンテナ台12Dは、アンテナ台12Bと比較して、側面に突起部66が設けられている点が異なる。
アンテナ装置10Dにおけるシャフト部62は、アンテナ装置10の支持部11の一例に相当する。アンテナ装置10Dにおけるアンテナ台12Dのねじ穴43、及び、シャフト部62の少なくとも一部に切られているねじ溝44は、アンテナ高調整機構15の一例に相当する。
ハンドル部61は、マンホール蓋102の下方に、当該マンホール蓋102に対向して水平に配置される。
シャフト部62は、一端が、ハンドル部61の中心に、当該ハンドル部61に対して垂直に溶接されており、上方へ延びている。
軸受部63は、マンホール蓋102の下面の中心に設けられており、シャフト部62の他端(つまりハンドル部61に溶接されていない方の端)を回転可能に受ける。
アンテナ台12Dのねじ穴43は、シャフト部62のねじ溝44と螺合している。
ガイド部64は、長手方向にスライド溝65が形成されている。そして、ガイド部64は、スライド溝65がシャフト部62と平行となるように、側壁部101に固定される。スライド溝65には、アンテナ台12Dの突起部66が挿入される。これにより、アンテナ台12Dの回転が防止される。したがって、スライド溝65及びアンテナ台12Dの突起部66は、回転防止機構の一例に相当する。
アンテナ装置10Dの構成によれば、シャフト部62のねじ溝44とアンテナ台12Dのねじ穴43とが螺合しているので、ハンドル部61を回転させてシャフト部62を軸回転させることにより、アンテナ台12Dの高さを変えることができる。
例えば、ハンドル部61を時計回りに回転させることにより、アンテナ台12Dの位置を上方(マンホール蓋102に近づく方向)に移動させることができる。反対に、ハンドル部61を反時計回りに回転させることにより、アンテナ台12Dの位置を下方(マンホール蓋102から離れる方向)に移動させることができる。このとき、スライド溝65に挿入されている突起部66がアンテナ台12Dの回転を妨げるので、アンテナ台12Dは、回転することなく上下方向へ移動する。
また、ガイド部64には、高さ方向に目盛り67が設けられてもよい。これにより、別途、測量器具を用いなくても、目視でアンテナ台12Dの高さを確認することができる。すなわち、設置現場における電波の電磁界強度の調整が、さらに容易になる。
<実施の形態5のまとめ>
以上のように、実施の形態5では、地下埋没型のアンテナ装置10Dは、アンテナ台12Dのねじ穴43と、シャフト部62のねじ溝44とが螺合し、シャフト部62の端にハンドル部61が溶接されている構成を採る。これにより、作業員は、アンテナ装置10Dの設置現場において、ハンドル部61を回転させることで、アンテナ台12Dの高さを容易に調整することができる。
(実施の形態6)
<アンテナ装置の構成>
次に、図11を参照しながら、実施の形態6に係るアンテナ装置10Eの構成について説明する。図11は、アンテナ装置10Eの斜視図である。なお、アンテナ装置10Eにおいて、図10のアンテナ装置10Dと共通する構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
アンテナ装置10Eは、アンテナ装置10Dと同様に、アンテナ素子13、アンテナ角度調整機構14及びシャフト部62を備える。また、アンテナ装置10Eは、アンテナ台12E、支柱22、ハンドル部71及びマンホール蓋102を備える。アンテナ台12Eは、図8に示すアンテナ台12Bと比較して、中央以外の部分に貫通穴72が形成されている点が異なる。貫通穴72の内径は、支柱22の外径よりも大きい。
アンテナ装置10Eにおける支柱22及びシャフト部62は、アンテナ装置10の支持部11の一例に相当する。アンテナ装置10Eにおけるアンテナ台12Eのねじ穴43及びシャフト部62のねじ溝44は、アンテナ高調整機構15の一例に相当する。
支柱22は、マンホール蓋102の中央以外の部分に、当該マンホール蓋102に対して垂直に固定され、下方へ延びている。図11は、支柱22が2本の例を示している。ただし、本実施の形態では、これに限られず、支柱22の数は、1本でもよいし、3本以上でもよい。
シャフト部62は、マンホール蓋102の中央に、当該マンホール蓋102に対して垂直に設けられ、下方へ延びている。そして、シャフト部62は、上端が、マンホール蓋102の軸受部(図示せず)に受けられており、軸回転可能である。
アンテナ台12Eのねじ穴43は、シャフト部62のねじ溝44と螺合している。また、アンテナ台12Eの貫通穴72には、支柱22が挿入されている。
ハンドル部71は、シャフト部62と連結可能である。ハンドル部71をシャフト部62に連結し、ハンドル部71を回転させると、シャフト部62が軸回転する。
マンホール蓋102の中央には、ハンドル部61を外部からシャフト部62に連結させるための貫通穴73が形成されている。
アンテナ装置10Eの構成によれば、シャフト部62のねじ溝44とアンテナ台12Eのねじ穴43とが螺合しているので、ハンドル部71を、マンホール蓋102の貫通穴73を介してシャフト部62に連結して回転させることにより、アンテナ台12Eの高さを変えることができる。すなわち、マンホール蓋102を開けなくても、アンテナ台12Eの高さを調整することができる。
例えば、ハンドル部71を時計回りに回転させてシャフト部62を回転させることにより、アンテナ台12Eの位置を上方(マンホール蓋102に近づく方向)に移動させることができる。反対に、ハンドル部71を反時計回りに回転させてシャフト部62を回転させることにより、アンテナ台12Eの位置を下方(マンホール蓋102から離れる方向)に移動させることができる。
このとき、アンテナ台12Eの貫通穴72に挿入されている支柱22が当該アンテナ台12Eの回転を妨げるので、アンテナ台12Eは、回転することなく上下方向へ移動する。したがって、アンテナ台12の貫通穴72及び当該貫通穴72に挿入されている支柱22は、回転防止機構の一例に相当する。
なお、シャフト部62又は支柱22には、高さ方向に目盛り(図示せず)が設けられてもよい。これにより、別途、測量器具を用いなくても、目視でアンテナ台12Eの高さを確認できる。すなわち、設置現場における電波の電磁界強度の調整が、さらに容易になる。
<実施の形態6のまとめ>
以上のように、実施の形態6では、地下埋没型のアンテナ装置10Eが、アンテナ台12Eのねじ穴43と、シャフト部62のねじ溝44とが螺合し、マンホール蓋102の貫通穴73を介して、ハンドル部71を、シャフト部62に連結可能な構成を採る。これにより、作業員は、アンテナ装置10Eの設置現場において、ハンドル部71を、マンホール蓋102の貫通穴73を介して、シャフト部62に連結して回転させることで、マンホール蓋102を開けずに、アンテナ台12Eの高さを容易に調整することができる。
(実施の形態7)
<アンテナ装置の構成>
次に、図12から図14を参照しながら、実施の形態7に係るアンテナ装置10Fの構成について説明する。図12は、アンテナ装置10Fの斜視図である。図13は、アンテナ装置10Fの平面図である。図14は、アンテナ装置10Fの側面図である。なお、図14は、アンテナ装置10Fの高さを大きくし、当該アンテナ装置10Fをマンホール100に収容した場合の図である。
アンテナ装置10Fは、底フレーム201、脚部202、支柱207、上フレーム208、第1補強材220、第2補強材221、アンテナ素子13、装置取付板240、及び、把手250を備える。
底フレーム201は、方形のフレーム構造である。底フレーム201の四隅にはそれぞれ脚部202を固定するための穴210が形成されている。
4つの脚部202は、それぞれ、接地部203と、当該接地部203から上方へ垂直に延出するロッド204と、当該ロッド204に形成されているネジ溝と螺合し回転によって上下方向に移動可能な高さ調整具205と、を有する。
脚部202におけるロッド204は、上方部分から、底フレーム201の隅の穴210に挿入される。図14に示すように、底フレーム201の底面と高さ調整具205の上面とが接した状態で、底フレーム201は高さ調整具205に支持される。高さ調整具205の位置を上下方向に移動させることにより、底フレーム201の高さ位置、すなわちアンテナ装置10Fのアンテナ素子13の上端からマンホール蓋102の上面(地表)までの高さhを調整する。このように高さhを調整することにより、電波防護指針の条件を満たすように、電波の電磁界強度を調整できる。そして、ロッド204の上方からナット(図示せず)を螺合し、脚部202を底フレーム201に固定する。
脚部202の接地部203にはゴム素材が使用されてよい。接地部203にゴム素材を使用することにより、マンホール100の振動がアンテナ装置10Fに伝達すること抑制できると共に、マンホール100内におけるアンテナ装置10Fの位置ズレを抑制できる。
4つの支柱207は、それぞれ、下端が底フレーム201の四隅に固定され、上方へ垂直に延出している。図12及び図13に示すように、支柱207の外側の面は、アンテナ装置10Fを収容したり取り出したりする際にマンホール100の内壁を傷つけないように、面取りされている。
上フレーム208は、底フレーム201と同様の方形のフレーム構造である。上フレーム208の四隅は、それぞれ、4つの支柱207の上端に固定されている。
第1補強材220は、底フレーム201の1つの対角線に設けられ、両端がそれぞれ底フレーム201の角又は辺に固定される。これにより、底フレーム201のフレーム構造が補強される。
第2補強材221は、第1補強材220と平行な、上フレーム208の1つの対角線に設けられ、両端がそれぞれ上フレーム208の角又は辺に固定される。これにより、上フレーム208のフレーム構造が補強される。
2本のアンテナ素子13は、それぞれ、第2補強材221上に設置され、上方へ垂直に延出している。2本のアンテナ素子13は、それぞれ、第2補強材221上の任意の位置に設置可能である。例えば、図15に示すように、2本のアンテナ素子の間隔を調整できる。
また、第2補強材221の長さは、上フレーム208の1辺の長さよりも大きい。よって、本実施の形態のように、2本のアンテナ素子13を第2補強材221上に設けることにより、上フレーム208の1辺上に設けるよりも、2本のアンテナ素子13の可動域を大きく採ることができる。すなわち、2本のアンテナ素子13の間隔をより柔軟に調整できる。
このように、上フレーム208の対角線上に第2補強材221を設け、当該第2補強材221上にアンテナ素子13を設置することにより、上フレーム208の補強とアンテナ素子13の可動域の拡大の両方を実現できる。
装置取付板240は、一端が第1補強材220に他端が第2補強材221に固定されている。装置取付板240には、図16に示すように、無線装置(SRE:low power Small optical remote Radio Equipment)300が取り付けられる。なお、装置取付板240には、無線装置300を固定するための機構が設けられてよい。当該機構は、スライド機構であってよい。或いは、当該機構は、ボルトとナットによる締結機構であってよい。また、装置取付板240は、図17に示すように、無線装置300の大きさに合わせて、上下方向の位置を任意に変更可能であってよい。
無線装置300には、コネクタケーブル(図示せず)を介して、アンテナ素子13が接続されている。なお、アンテナ装置10Fに無線装置300が取り付けられたものを、無線基地局と呼んでもよい。
2つの把手250は、それぞれ、上フレーム208の対向する辺上に固定される。把手250は、アンテナ装置10Fをマンホール100から取り出す際に用いられる。
支柱207には、フック251が設けられている。管路105(図14参照)を通じて無線装置300に繋がっている通信ケーブル301及び電気ケーブル302は、アンテナ装置10Fをマンホール100から取り出せるように、余裕のある長さになっている。そこで、図16に示すように、アンテナ装置10Fをマンホール100に収容する際には、ケーブル301、302をフック251に掛ける。これにより、ケーブル301、302が絡まったり折れ曲がったり等して断線すること防止できる。図16に示すように、フック251は、支柱207からアンテナ装置10Fの内側の方向へ突出している。この構成により、アンテナ装置10Fをマンホール100に収容する際に、フック251がマンホール100に引っかからない。ただし、この構成は一例であり、フック251は、支柱207からアンテナ装置10Fの外側の方向へ突出していてもよいし、それ以外の構成であってもよい。
図13に示すように、アンテナ装置10Fの最大幅(対角線上の長さ)F1は、マンホール100に収容可能な範囲内で、マンホール100の内径R1にできるだけ近い長さであってよい。
なお、第1補強材220及び第2補強材221を、それぞれ、底フレーム201及び上フレーム208に直接固定するのではなく、第1補強材220、第2補強材221、アンテナ素子13及び装置取付板240による構成部分(以下「装置取付部分」という)は、次のように構成されてもよい。すなわち、装置取付部分は、上下方向へのスライド機構(図示せず)を有してもよい。この構成により、アンテナ装置10F全体をマンホール100から取り出すことなく、装置取付部分を、マンホール100から取り出すことができる。よって、アンテナ素子13及び無線装置300の保守作業が容易になる。なお、この場合、装置取付部分のスライド動作を容易にするために、第2補強材221上に把手(図示せず)を設けてもよい。
<マンホール(ハンドホール)の構成>
図18Aは、マンホール100の側面の断面図の例を示す。図18Bは、マンホール100の平面図の例を示す。図18Cは、図18Aに示すマンホール100の図面におけるA−A’断面図の例を示す。
マンホール100の内部の高さH1は、アンテナ素子13を含むアンテナ装置10F全体の高さよりも大きい。これにより、アンテナ装置10Fをマンホール100に収容できる。高さH2は、例えば600mmであってよい。
マンホール蓋102の厚さH2は、マンホール蓋102の上に人又は自動車等が乗っても問題ない強度を有する厚さである。ただし、マンホール蓋102は、マンホール100内に設置したアンテナ装置10Fの電波伝搬に影響を及ぼさない素材で製造されることが好ましい。例えば、マンホール蓋102は、FRP(Fiber-Reinforced Plastics)製であってよい。この場合、マンホール蓋102の厚さH2は、例えば50mmであってよい。
マンホール100全体の高さH3は、上記のマンホール内の高さH1及びマンホール蓋102の高さH2を考慮した大きさである。例えば、高さH3は、750mmであってよい。
マンホール100の出入口の内径R1は、図18Cに示すように、アンテナ装置10Fの最大幅F1(アンテナ装置10Fの対角線上の長さ)よりも大きい。これにより、アンテナ装置10Fをマンホール100に収容したり、マンホール100から取り出したりできる。内径R1は、例えば600mmであってよい。
マンホール100の内部の形状は、円筒形であってもよいし、直方形であってもよい。また、マンホール100は、FRP(Fiber-Reinforced Plastics)製であってもよいし、レジン(樹脂)製であってもよい。
また、図18Aに示すように、マンホール100は、底面に水抜き穴107が形成されてよい。これにより、マンホール100に侵入した雨水を、水抜き穴107を通じて、地中に浸透させる(排水する)ことができる。
また、図18Aに示すように、マンホール100は、側面に貫通穴106が形成されてよい。貫通穴106は、マンホール100を地中に埋没させたときに、図14に示す管路105と連通する高さに形成される。この構成により、管路105及び貫通穴106を通じて、通信ケーブル301及び電気ケーブル302を、マンホール100内に引き込むことができる。
上述のとおり、マンホール100には、アンテナ装置10Fが収容される。したがって、マンホール100を、アンテナ装置収容体と呼んでもよい。
<実証実験結果>
図19は、以下埋没型アンテナ装置に係る実証実験局の構成例を示す図である。
まず、評価方法について説明する。実証実験局は、一般の方が通行可能な場所から十分な離隔が確保できる管理環境内に設置した。実証実験局の構成は、図19に示すとおりである。実証実験局の仕様は、方式がFDD−LTE、周波数が1.5GHz帯(BAND21)である。
当該条件において、マンホール蓋表面中心部を原点として、蓋の真上周辺における規定の各算出地点における電力密度を測定した。
水平方向の算出地点間隔を規定のλ/10(この場合、0.02m)以下かつ保守的な評価とするため、測定器をMaxHold状態で掃引しつつ測定器のセンサ部を各高さで水平方向に走査し、測定値として各高さにおける電力密度の水平方向最大値を得た。その結果、アンテナ素子13からマンホール蓋102の表面(地表面)までの高さを大きくすることにより、電力密度が小さくなることがわかった。すなわち、脚部202の高さを調節することにより、電波防護指針の条件を満たすように、電波の電磁界強度を調整できることがわかった。
<熱対策>
外気温が高い場合、マンホール100内が高温になる可能性がある。そこで、マンホール100内に収容されるアンテナ装置10Fの無線装置300に対して、当該無線装置300が高熱になることを抑制するための冷却部を設けてもよい。例えば、水又は冷却材を内部に有する冷却部(筐体)にて無線装置300を被覆してもよい。或いは、外部からの熱を遮断する冷却部(シート)をマンホール蓋102に貼り付けてもよい。
<水対策>
マンホール100内には雨水が流入する可能性がある。そこで、マンホール100内に収容されるアンテナ装置10Fの無線装置300には、防水加工が施されてよい。
<変形例>
マンホール100に収容されるアンテナ装置10Fは、2以上の無線装置300を取り付けてもよい。例えば、マンホール100に収容されるアンテナ装置10Fに、LTE及び/又は5G用の無線装置と、LPWA(Low Power, Wide Area)用の無線装置(例えばLoRa親機)と、を取り付けてもよい。これにより、無線装置毎にマンホールを設ける場合と比較して、マンホールの数を減らすことができるので、無線装置の設置コスト及び保守コストを抑制できる。
<実施の形態7のまとめ>
実施の形態7に係るアンテナ装置10Fは、マンホール蓋102の下に配置される地下埋没型のアンテナ装置10Fであって、アンテナ素子13と、当該アンテナ素子13が設置されており、当該アンテナ素子13からマンホール蓋102までの距離を調整する高さ調整機構(204、205)を有する設置台(201、208)と、を備える。これにより、電波防護指針を満たす調整、及び、通信エリアの調整が可能になる。なお、設置台には、2つのアンテナ素子が、当該2つのアンテナ素子間の距離を調整可能に設置されてよい。また、アンテナ素子は、設置台からマンホール蓋に近づく方向に延出してよい。
実施の形態7に係る無線基地局は、上述のアンテナ装置10Fと、当該アンテナ装置10Fの設置台され、アンテナ素子13とケーブルで接続され、アンテナ装置10Fから送信される信号及びアンテナ装置10Fに受信された信号に対して無線処理を行う無線装置300と、を備える。これにより、無線装置300とアンテナ素子13とを結ぶケーブル長を短くでき、ケーブルでの信号減衰を抑制できる。また、これにより、無線装置300とアンテナ装置10Fとを一体として(つまり無線基地局として)マンホール100に収容できるので、無線基地局の設置及び保守が容易になる。また、設置台は、バックホールから無線装置300に接続されているケーブル(301、302)を保持するフック251を有してよい。これにより、無線基地局をマンホールから取り出して保守できるように余裕のある長さになっているバックホールのケーブルを、無線基地局をマンホール100に収容する際に、フック251に掛けてまとめることができる。
実施の形態7に係るアンテナ装置収容体は、地中に設置された際に地表に最も近い面となる上面が開口し、上述のアンテナ装置10Fを収容可能な容器(100)と、FRP(Fiber-Reinforced Plastics)により形成され、当該容器の開口を覆う蓋(102)と、を備える。これにより、収容されたアンテナ装置10Fの電波伝搬に影響を及ぼすこと無く、高い加重強度を得ることができる。また、容器には、下面に水抜き穴(107)が形成され、側面に貫通穴(106)が形成されてよい。これにより、マンホール100に侵入した雨水を排水できる。また、バックホールのケーブル(301、302)を容器内に引き込み、無線装置300に接続できる。
上述した実施の形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲を実施の形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、上述した実施の形態は、アンテナ素子13の数が2本の例であるが、アンテナ素子13の数は、1本でもよいし、3本以上であってもよい。
本特許出願は2017年8月24日に出願した日本国特許出願第2017−161070号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2017−161070号の全内容を本願に援用する。
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F アンテナ装置
11 支持部
12、12B、12C、12D、12E アンテナ台
13 アンテナ素子
14 アンテナ角度調整機構
15 アンテナ高調整機構
16 コネクタケーブル
20 台座
21 脚部
22 支柱
23 高さ調整具
24 中間部材
25A、25B、25C 緩衝部
26 ロッド
31 筒部
32 固定具
33 円環部
34 筒部
35 補強板
36 ブラケット
41 第1支柱
42 第2支柱
46 ストッパ
47 ピン
51 支柱
52 中間部材
61 ハンドル部
62 シャフト部
63 軸受部
64 ガイド部
71 ハンドル部
100 マンホール(ハンドホール)
102 マンホール蓋
106 貫通穴
107 水抜き穴
201 底フレーム
202 脚部
203 接地部
204 ロッド
205 調整具
207 支柱
208 上フレーム
210 穴
240 装置取付板
250 把手
251 フック
300 無線装置
301 通信ケーブル
302 電気ケーブル

Claims (5)

  1. アンテナ素子と、
    前記アンテナ素子が設置される設置台と、
    地中に設置された際に地表に最も近い面となる上面が開口し、前記アンテナ素子および前記設置台を収容する容器と、
    FRP(Fiber-Reinforced Plastics)により形成され、前記容器の開口を覆う蓋と、
    を備え、
    前記設置台には、前記アンテナ素子から前記蓋までの距離を調整する高さ調整機構が設けられている、
    アンテナ装置。
  2. 前記設置台には、2つのアンテナ素子が、当該2つのアンテナ素子間の距離を調整可能に設置されている、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記アンテナ素子は、前記設置台から前記蓋に近づく方向に延出している、
    請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 地中に設置された際の、前記容器の下面には水抜き穴が形成され、前記容器の側面には貫通穴が形成されている、
    請求項1から3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 請求項4に記載のアンテナ装置と、
    前記設置台に設置され、前記アンテナ素子とコネクタケーブルで接続され、前記アンテナ装置から送信される信号及び前記アンテナ装置に受信された信号に対して無線処理を行う無線装置と、
    を備え、
    前記設置台には、2つの把手とフックが設けられ、
    前記フックは、前記設置台の支柱から前記設置台の内側の方向へ突出し、
    バックホールから前記貫通孔を介して前記無線装置に接続されている通信ケーブルおよび電気ケーブルが、前記フックに掛けてまとめられている、
    無線基地局。
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