JP2021173950A - 滑り止め装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の設置面上での滑り止めを行いつつ、簡易な操作で滑り止めを解除できる滑り止め装置を提供すること。【解決手段】上下方向に移動自在に支持された操作部材52がユーザー操作されていないときには、圧縮コイルバネ55の付勢力により操作部材52下方に付勢され、操作部材52の下面に設けられた滑り止め部材53が設置面3に押圧されて滑り止めが機能する。ユーザー操作により操作部材52が圧縮コイルバネ55の付勢力に抗して上方に持ち上げられると、操作部材52と一体で滑り止め部材53も上方に動き、滑り止め部材53が設置面3から離隔して滑り止めが解除される。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置が設置される設置面に当接して画像形成装置の滑り止めを行う滑り止め装置に関する。
プリンターなどの画像形成装置は、床面などの設置面上に画像形成装置を安定した姿勢で設置できるようにするため、画像形成装置の本体(装置本体)の底面の複数箇所、例えば装置の前後左右の4隅のそれぞれに設置足を設けているものがある(特許文献1)。
特開2009−214429号公報
画像形成装置を設置面に設置した後、例えばユーザーが用紙交換やジャム処理などのために給紙トレイを引き出したり押し込んだりする操作や外装カバーを開閉する操作を行う際、ユーザーによる操作時の力が強く、給紙トレイや外装カバーの動きの勢いが強くなりすぎると、その勢いに任せて、装置本体が設置面上を滑り、画像形成装置の設置面上での位置が横にずれることが生じる場合がある。
このような位置ずれを防止する構成として、設置足を設置面との摩擦力が大きい材料で構成する、または設置足の先端部に設置面との摩擦力が大きい材料からなる滑り止め部材を取り付ける構成が考えられる。
しかし、設置足を摩擦力が大きい材料で構成または設置前に滑り止め部材を設置足に取り付ける構成をとると、設置後に位置調整するために装置本体を横方向に動かそうとしても滑り止め機能により設置面上を動かすことが困難になる。一方で、設置後に滑り止め部材を設置足に取り付ける構成をとると、装置本体を上に持ち上げて設置足を設置面から浮かせる必要が生じ、滑り止め部材を装着し難い。
上記では、設置足に滑り止め部材を取り付ける方法を説明したが、設置足を有しない構成においても上記同様の問題が生じ得る。この構成では、装置本体の底面に滑り止め部材を取り付けることになり、設置前に取り付けておけば設置後に装置本体を動かすことが困難になり、設置後に取り付けようとすれば装置本体を持ち上げなければならない。
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の設置面上での滑り止めを行いつつ、簡易な操作で滑り止めを解除できる滑り止め装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本開示に係る滑り止め装置は、床面等の設置面上に設置される画像形成装置の本体に設けられる滑り止め装置であって、ユーザーの操作を受け付けると操作方向に動く操作部と、前記操作部の動きに連動して第1位置とこれよりも上の第2位置との間で昇降自在な可動部と、前記可動部の下面に設けられ、前記可動部が前記第1位置のときに前記設置面に当接し、前記可動部が前記第1位置から前記第2位置に動くと前記設置面から離隔する滑り止め部と、を備えることを特徴とする。
また、前記操作部とこれの下に位置する前記可動部とが一体で操作部材を構成しているとしても良い。
ここで、前記操作部材を上下方向に可動可能に支持する支持部をさらに備え、前記操作方向は、下から上に向かう方向であるとしても良い。
ここで、前記操作部材に下向きの付勢力を付与する付勢部材をさらに備えるとしても良い。
ここで、前記付勢部材は、弾性部材であるとしても良い。
また、前記支持部は、前記操作部材の全体を上下方向に移動自在に案内するガイド部材を含むとしても良い。
さらに、前記支持部は、前記操作部材の一端部に設けられた支軸を中心に前記操作部材の他端部を上下方向に揺動自在に支持するとしても良い。
ここで、前記操作部材は、ユーザーが前記操作部を持ち上げ操作する際に前記操作部に向かうユーザーの手の差し入れ方向に、前記操作部材の前記他端部が前記一端部よりも奥側に位置するような姿勢で前記支持部に支持されているとしても良い。
さらに、前記画像形成装置の本体の底面には、複数本の設置足が設けられ、前記付勢力(単位:N)は、前記画像形成装置の重量(単位:N)を設置足の個数で除した値よりも小さいとしても良い。
また、前記画像形成装置の本体の底面には、設置足が設けられ、前記設置足と前記設置面との間に生じる摩擦力よりも前記滑り止め部と前記設置面との間に生じる摩擦力の方が大きいとしても良い。
さらに、前記第1位置から前記第2位置に動いた前記可動部を前記第2位置でロックするロック部をさらに含むとしても良い。
本開示に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置の本体と、前記本体の底部における所定箇所に設けられた、上記の滑り止め装置と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記所定箇所は、前記本体の重心の位置が、前記本体の正面視における左右方向の中央または前後方向の中央に対して一方の端部側に偏っている場合、前記本体の底部における左右方向または前後方向の他方の端部側に存するとしても良い。
上記の構成により、可動部が第1位置に存するときに滑り止め部が画像形成装置の設置面に当接することで画像形成装置の横滑りを防止でき、滑り止めの解除には、ユーザーが操作部を操作して可動部を第1位置から第2位置に動かせば良く、画像形成装置の本体を持ち上げなくても簡易な操作で滑り止めを解除できる。
実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す正面図である。 画像形成装置の概略斜視図である。 滑り止め装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)は、図3のE−E線における矢視断面図であり、操作部材がユーザーにより操作されていない場合を示し、(b)は、操作部材がユーザーにより操作されている様子を示す断面図である。 (a)は、実施の形態2に係る操作部材の支持機構を説明するための断面図であり、操作部材がユーザーにより操作されていない場合を示し、(b)は、操作部材がユーザーにより操作されている様子を示す断面図である。 ユーザーにより操作されていないときの操作部材を実線で示し、操作されているときの操作部材を二点鎖線で示す断面図である。 変形例に係る操作部材のロック機構の構成例を示す拡大断面図である。 変形例に係る把手部の構成例を示す拡大断面図である。 変形例に係るベルクランク機構の構成を示す概略側面図である。
本開示に係る一の実施の形態としての滑り止め装置とこれが本体に設けられている画像形成装置を、図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
〔1〕画像形成装置について
図1は、画像形成装置1の全体構成を概略的に示す正面図である。同図では、X軸方向が画像形成装置1を正面から見たときの左右方向に相当し、Y軸方向が上下方向に相当する。X軸とY軸の双方に直交する方向をZ軸方向(奥行方向)という場合がある。
画像形成装置1は、同図に示すように画像読取部120と、画像形成部130と、給紙部140とがこの順に上から下に配置されている。
画像読取部120は、自動原稿搬送装置(ADF: Automatic Document Feeder)121とスキャナー装置122とを備えており、自動原稿搬送装置121を用いて原稿トレイ123に載置されている原稿束から原稿を1枚ずつ搬送しながら、スキャナー装置122を用いて原稿から画像を読み取る(シートスルー方式)。読み取り終わった原稿は、排紙トレイ124上へ排出される。また、画像読取部120は、プラテンガラス(図示省略)上に載置された原稿からスキャナー装置122を用いて画像を読み取ることもできる(プラテンセット方式)。
画像形成部130は、電子写真方式によりY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)色によるカラー画像を形成するものであり、Y、M、C、Kの各色に対応した作像部100Y、100M、100C、100Kと、中間転写ベルト131を備える。
作像部100Y、100M、100C、100Kは、画像読取部120で読み取られた画像データに基づいて、対応するY、M、C、K色のトナー像を形成する。形成されたY〜K色のトナー像は、静電作用により中間転写ベルト131上に多重転写される。
中間転写ベルト131上の多重転写されたトナー像は、中間転写ベルト131の矢印A方向の周回走行によって、中間転写ベルト131と二次転写ローラー132との圧接領域である二次転写ニップ133に搬送される。
給紙部140は、シートを収容する3個の給紙トレイ141、142、143を備える。給紙トレイ141に収容されているシートは、1枚ずつピックアップローラー145で搬送路146に向けて繰り出される(給紙)。搬送路146に繰り出されたシートは、搬送路146上を搬送ローラー134により二次転写ニップ133に向けて搬送される。他の給紙トレイ142、143についても同様の給紙動作を行う。
給紙トレイ141〜143のそれぞれは、装置正面側に引き出し可能に装置本体2に支持されている。ユーザーは、給紙トレイ141〜143を引き出した状態でシートを補充することができ、シートの補充後、装置奥側(背面側)に押し込むことで装置本体2にセットすることができる。
搬送路146上を搬送されるシートが二次転写ニップ133を通過する際、二次転写ローラー132の静電作用により、中間転写ベルト131上のトナー像がシートに二次転写される。トナー像が転写されたシートは、定着部136に向けて搬送される。
定着部136は、加熱ローラー137とこれに圧接される加圧ローラー138を備え、二次転写ニップ133を通過後のシートが加熱ローラー137と加圧ローラー138との圧接領域である定着ニップ135を通過する際に加熱、加圧によりシート上のトナー像がシートに定着される。定着ニップ135を通過したシートは、機外に排出されて、排紙トレイ139に収容される。
画像形成装置1の装置本体2の底部には、画像形成装置1が設置される床面や机などの面(設置面)3に対して画像形成装置1の横滑りを防止するための滑り止め装置50が設けられている。ここで、装置本体2とは、画像形成部130と給紙部140とこれらを収容する筐体とを含み、画像形成部130と給紙部140とが搬送されるシートに画像を印刷するプリント部を構成する。
滑り止め装置50は、ユーザーの操作により、滑り止め機能とこれの解除とを切り替え可能な部材を有し、画像形成装置1を平面視したとき、装置本体2の底部において前後左右方向の4隅のそれぞれに同じ構成の滑り止め装置50が配置される。
図1では、装置正面側における右側と左側の2個の滑り止め装置50のみが示されている。図2は、画像形成装置1の概略斜視図であり、装置右側の外装カバー91においてその下端縁でありZ軸方向(装置前後方向)に間隔を開けた位置に設けられた2個の切り欠き95のそれぞれの部分に、装置正面側かつ右側の滑り止め装置50と装置背面側かつ右側の滑り止め装置50が設けられている様子が示されている。装置左側の外装カバー92にも図示はしていないが2個の切り欠き95と同じ位置関係にある2個の切り欠きの部分のそれぞれに滑り止め装置50が設けられている。滑り止め装置50の構造については、次の項で説明する。
図1に戻って、装置本体2の底面22には、画像形成装置1を設置面3上で移動させるための回転自在なコロを有するキャスター5が複数個、ここでは4個が、画像形成装置1の平面視で4個の滑り止め装置50よりも前後左右方向の内側に少し寄った4箇所の位置に配置されている。
ユーザーは、滑り止め装置50による滑り止め機能を解除する操作を行えば、設置面3上での画像形成装置1のキャスター5による移動が自由になるので、装置本体2を持ち上げることなく、画像形成装置1の設置位置を調整することができる。
〔2〕滑り止め装置について
図3は、装置正面側かつ右側の滑り止め装置50の構成を示す分解斜視図であり、図4(a)は、図3のE−E線における矢視断面図である。図3において符号20、21、22は、滑り止め装置50が取り付けられる装置本体2の一部である正面板と右側板と底板の底面を示す。
図3と図4(a)に示すように滑り止め装置50は、支持ブラケット51と、操作部材52と、滑り止め部材53と、2本のガイドバー54と、2個の圧縮コイルバネ55と、2個のガイドバー固定具56を備える。
支持ブラケット51(支持部)は、鉄、アルミなどの金属またはポリカーボネート(PC)のような樹脂からなり、矩形状の水平板510と、水平板510の左側縁から垂直に立ち上がった垂直板511と、水平板510の左右方向の略中央の位置から鉛直方向下向きに延出された垂直板512と、垂直板512の下端から左方向に直角に屈曲された屈曲板513と、屈曲板513の左側縁から立ち下がった垂直板514を含む。
垂直板511(または514)には、装置本体2の右側板21に設けられた2個のネジ穴291(または292)にネジ留めするための2本のネジ293(または294)が挿通される2個の貫通孔518(または519)がZ軸方向に間隔を開けた位置に穿設されている。垂直板511、514がネジ293、294で右側板21にネジ留めされると、水平板510が水平姿勢をとるようになっている。
水平板510には、左右方向中央よりも右側縁寄りの位置でありZ軸方向に間隔を開けた位置に、上下方向に貫通する2個の貫通孔517が穿設されている。各貫通孔517には、貫通孔517と略同じ径のガイドバー54が挿通される。
ガイドバー54は、鉄などの金属またはポリカーボネート(PC)などの樹脂からなる棒状部材であり、上端部541が水平板510から少し上に飛び出た状態でガイドバー固定具56により水平板510に固着されている。
ガイドバー54の下端部542は、水平板510の貫通孔517から圧縮コイルバネ55の中を通じて操作部材52の操作部520に穿設された貫通孔529を通過した状態で、下端部542の外周に設けられた溝543に抜け止め用のストップリング59が嵌められており、貫通孔529からの抜けが防止されている。2本のガイドバー54は、操作部材52を上下方向に昇降自在に案内支持する支持部材として機能する。
操作部材52は、ポリカーボネートなどの樹脂製であり、矩形状の平行平板である操作部520に加えて、図3に示すように操作部520の装置正面側の端縁52aから鉛直方向下向きに延出された板状の側面部521と、操作部520の装置背面側の端縁52bから鉛直方向下向きに延出された板状の側面部522と、側面部521の左下部52cと側面部522の左下部52dとを連結する長方形状の平行平板からなる板状の底面部523(図4(a))と、底面部523と操作部520とを連結する板状の連結部524を備える。
ここで、側面部521と522とは同じ大きさで同じ形状であり、側面部521の左側端縁52fは、上部に対して下部52eが段差部52uを挟んで左側に飛び出してなる形状に形成されている。この段差部52uは、側面部522についても同様に形成されている。底面部523は、水平姿勢で側面部521と522との間に横臥されており、底面部523の下面に滑り止め部材53が設けられている。
滑り止め部材53は、ゴムなどの弾性を有する長方形状の板状部材であり、上面530が操作部材52の底面部523の下面に面接触した状態で接着剤などにより貼着されている。滑り止め部材53に用いられるゴムは、設置面3との間に生じる摩擦力(摩擦抵抗)が高くなる材料、例えばウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどであり、硬度(JIS A)が例えば70以下のものなどを用いることが望ましい。なお、高摩擦係数を有するものであれば、上記の材料に限られず、ゴム以外の材料であっても良い。
このような構成において、図4(a)に示すようにユーザーが操作部材52を操作していない状態(ユーザーの手が操作部520に触れていない状態:非操作状態)では、圧縮コイルバネ55の下向き(矢印D方向)の付勢力(復元力)が操作部材52の操作部520に作用して、滑り止め部材53の下面(底面)531が設置面3に押圧される。この押圧力により滑り止め部材53と設置面3との間に大きな摩擦力が作用し、設置面3上における画像形成装置1の滑り止め機能が発揮される。
図4(a)に示す非操作状態では、操作部材52の段差部52uがこれよりも上に位置する支持ブラケット51の屈曲板513から離隔しており、段差部52uと屈曲板513との間に間隙G1(例えば5mm程度)が形成されている。また、ガイドバー54の下端部に嵌め込まれた抜け止め用のストップリング59と操作部材52の操作部520の下面との間にも間隙G2(例えば3〜5mm程度)が形成されている。この間隙G2は、圧縮コイルバネ55の復元力により押圧される操作部材52の下方への移動をストップリング59が邪魔することがないように設けられている。間隙G1、G2が形成されるように各部材の寸法が予め決められている。
ユーザーが操作部材52を操作する場合、図4(b)に示すようにユーザーの指が操作部520の下面52iを矢印F方向に押し上げる(操作状態)。操作部520の下面52iの左右方向中央の領域には、ユーザーの指を滑り難くするための凹凸部52zが形成されている。また、操作部520の右端部525には、ユーザーの指が引っ掛かり易いように下方に大きく突出した引っ掛かり部52jが形成されている。凹凸部52zと引っ掛かり部52jを設けることでユーザーの操作性がより向上する。
ユーザーの押し上げ操作により操作部材52に作用する上方向の力(操作方向の力)が圧縮コイルバネ55を縮ませ、操作部材52が圧縮コイルバネ55の付勢力に抗して支持ブラケット51の垂直板512に沿って上方に押し上げられる。これにより、滑り止め部材53の下面531が設置面3から離隔する。この離隔により滑り止め部材53による滑り止め作用が解除される。
操作部材52は、操作部520と側面部521と522と底面部523と連結部524とが一体成型により形成されている。操作部520は、ユーザーからの手動による操作入力を受け付ける受付部であり、ユーザーの手動操作によって操作方向(上方向)に動く。側面部521〜連結部524は、操作部520に連動して昇降自在に動く可動部になる。
滑り止め部材53が設置面3に当接して滑り止めが作用しているときの操作部材52(可動部)の位置が第1位置になり、滑り止め部材53が設置面3から離隔して滑り止めが解除されているときの操作部材52(可動部)の位置が第2位置になる。第2位置は第1位置よりも上である。
滑り止めが解除されると、キャスター5による画像形成装置1の設置面3上での横方向の移動が自由になるので、ユーザーは、移動させたい方向の力を装置本体2に加えることで、画像形成装置1の位置調整を容易に行うことができる。
操作部材52が押し上げられ、操作部材52の段差部52uが支持ブラケット51の屈曲板513に当接すると、つまり上記の間隙G1が0になると、圧縮コイルバネ55の付勢力に抗した押し上げ操作が終了する。
操作部材52の段差部52uが支持ブラケット51の屈曲板513に当接して以降、さらに操作部材52のユーザーによる押し上げ操作が継続されると、その上向きの力が支持ブラケット51から装置本体2に伝わり、画像形成装置1の全重量(単位:ニュートン(N))のうち正面右側のキャスター5に作用する重量よりも大きくなると、装置本体2の正面右側の部分が持ち上がる。従って、操作部材52は、画像形成装置2の滑り止めとその解除の機能だけではなく、装置本体2を持ち上げる把手としても機能するといえる。
ユーザーが操作部材52から手を離すと、縮められていた圧縮コイルバネ55が伸長し、圧縮コイルバネ55の下向きの付勢力により操作部材52の全体が下がり、滑り止め部材53が第2位置からこれよりも下の第1位置に移動して、滑り止め部材53の下面531が設置面3に押圧された状態になり、滑り止めが再度作用する。
なお、上記では、装置正面側かつ右側の滑り止め装置50の構成を説明したが、他の3個の滑り止め装置50も同じ構成であるので、説明を省略する。
以上説明したように本実施の形態では、ユーザーが操作部材52を操作していない非操作状態では、第1位置にある滑り止め部材53が設置面3に押圧されることで滑り止め作用が生じ、ユーザーが操作部材52を押し上げる操作を行うと、操作部材52と一体の滑り止め部材53が設置面3から離隔した第2位置に移動することで滑り止め作用が解除される。これにより、ユーザーが装置本体2を持ち上げることなく、滑り止めとこれの解除を簡易な操作で行えるようになる。
<実施の形態2>
上記実施の形態1では、操作部材52の全体を上下方向にスライド自在に支持する構成例を説明したが、本実施の形態2では、操作部材を上下方向に揺動自在に支持する構成としており、この点で実施の形態1と異なっている。
図5(a)は、実施の形態2に係る操作部材526の支持機構を説明するための断面図であり、実施の形態1と同じ部材については同符号が付されている。この同じ部材については以下、その説明を省略する。
図5(a)に示すように操作部材526は、実施の形態1の操作部材52とほとんど同じであるが、右端部525の引っ掛かり部52jのところにZ軸方向に貫通する貫通孔528が設けられる形状に変更され、この貫通孔528には支軸527が挿通されている。
この支軸527の両端は、支持ブラケット51の水平板510の右端が延長されてなる延長部51aの装置前後方向両端のそれぞれから下方に垂下されてなる支持片51b(同断面図では装置背面側のみ示しているが、装置正面側にも同じものが設けられている)に支持されている。操作部材526は、右端部525の支軸527を中心に左側端部52n(滑り止め部材53の固定されている側)が矢印I方向とこれの逆方向(図5(b)の矢印J方向)に上下方向に揺動自在に支持される。
また、本実施の形態2では、実施の形態1のガイドバー54が設けられておらず、圧縮コイルバネ55の上端部が水平板510の下面に外れないように接続され、圧縮コイルバネ55の下端部が操作部520の左側端部52nに外れないように接続されている。
このような構成において、図5(a)に示すように非操作状態では、圧縮コイルバネ55の下向きの付勢力が操作部材526の左側端部52nに作用して、支軸527を中心に左側端部52nが矢印I方向に揺動して(下方に動き)、滑り止め部材53の下面531が設置面3に押圧される。この押圧により滑り止めが作用する。
ユーザーの操作開始により、図5(b)に示すようにユーザーの指が操作部520の下面52iを押し上げると圧縮コイルバネ55が縮み、操作部材526が支軸527を中心に操作部520の左側端部52nが矢印J方向に揺動して(上方に動き)、滑り止め部材53の下面531が設置面3から離隔して、滑り止め作用が解除される。
図6は、ユーザーにより操作されていないときの操作部材526を実線で示し、操作されているときの操作部材526を二点鎖線で示す断面図であり、ユーザーの操作により操作部材526が支軸527を中心に角度θだけ回動した様子を示している。
操作部材526が角度θ、回動したことにより、操作部520の下面52iが水平面に対して角度θだけ傾斜した傾斜面になり、操作部520の下面52iに設けられた凹凸部52zの左端が支軸527に対して上下方向に距離Hだけ動くことになる。
ユーザーは、操作部520に対して矢印W方向(左方向)から操作部520の下方の空間52pに指を差し入れ、指の先で、ユーザーの手の差し入れ方向(矢印W方向)に、支軸527が設けられる右端部525(一端部)よりも奥側に位置する操作部520の凹凸部52z(他端部)を持ち上げる操作を行う。
この持ち上げ操作の際、操作部520の下面52iが角度θの傾斜面になって、凹凸部52zが支軸527に対して上方に動き、その動いた分、指の先が指の根本に対して距離Hだけ上に持ち上がる。これにより、操作部520の凹凸部52zと引っ掛かり部52jとを指の全体で掴んだ格好になり、ユーザーが操作部520をしっかりと把持し易くなって、持ち上げ操作性の向上を図れる。
<変形例>
以上、本開示を実施の形態に基づいて説明してきたが、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、装置本体2に対して前後左右の4隅のそれぞれに滑り止め装置50を取り付ける構成例を説明したが、4個に限られず、1個または複数個を取り付けるとしても良い。例えば、ユーザーによる給紙トレイ141〜143の引き出し操作と押し込み操作のときに装置前後方向に大きな力が装置本体2に作用して装置本体2の設置面3上の位置がずれ易いような場合、装置の正面側または背面側のいずれかに1個の滑り止め装置50を取り付ける構成や、正面側と背面側のそれぞれに滑り止め装置50を合計2個取り付ける構成をとることができる。
また、画像形成装置1を正面視したとき(図1)、例えば左右方向に画像形成装置1の重心の位置が左右方向中央に対して右側に偏っている場合、画像形成装置1の右側端部よりも左側端部の方が軽量になる。
一方、滑り止め装置50が全く取り付けられていないとした場合の画像形成装置1と設置面3との間に生じる摩擦力は、設置面3との当接部分、ここではキャスター5から設置面3に作用する装置本体2の重量(垂直抗力に相当)が大きいほど大きくなる。
上記の例では、画像形成装置1の左側端部の方が右側端部よりも軽量であるので、左側端部の方が設置面3との摩擦力が小さく、ユーザーによる給紙トレイ141〜143の引き出し操作や押し込み操作などで動き易いといえる。このような構成では、動き易い方の装置左側に滑り止め装置50を配置することで、設置面3上における画像形成装置1の位置ずれの防止を図ることができる。画像形成装置1の重心の位置が左右方向中央に対して左側に偏っている場合、装置の右側に滑り止め装置50を配置することができる。
また、画像形成装置1を側面視したとき装置前後方向における重心の位置が装置前後方向中央に対して後側に偏っている場合、前後方向中央よりも前側に滑り止め装置50を配置することができる。重心の位置が上記とは逆の場合、装置の後側に滑り止め装置50を配置することができる。
さらに、滑り止め装置50が設けられる所定箇所として装置前後左右の合計4箇所がある場合、その4箇所のうち滑り止め装置50を配しない3以下の箇所の少なくとも1箇所に、図8に示す把手部150を配置することもできる。
同図に示すように把手部150は、滑り止め装置50の構成部材のうち支持部材としての支持ブラケット51と操作部材52のみで構成されるものであり、操作部材52が支持ブラケット51に接着剤やネジ留めなどにより固着されてなる。なお、同図では、装置本体2の底面22に、キャスター5に代えて設置足5aが設けられている例を示している。
この把手部150は、設置面3から離隔しているので滑り止め機能はなく、装置本体2を持ち上げるときの把手として利用される。滑り止め装置50の一部の部材を把手として共用できるので、新たに把手部を別途設計したり管理したりする必要がなくなる。なお、支持ブラケット51と操作部材52とを一体部品で構成しても良い。
(2)上記実施の形態では、操作部材52の底面部523に滑り止め部材53を貼着するとしたが、これに限られない。操作部材52の下面に滑り止め機能を有する滑り止め部を設ける構成であれば良い。例えば、滑り止め部材53の貼着に代えて、操作部材52の底面部523に滑り止め部材の上半分のみを埋め込み下半分を露出させたものを滑り止め部として設ける構成などをとることができる。
(3)上記実施の形態では、装置本体2の底面22にキャスター5を配置するとしたが、これに限られず、キャスターに代えて設置足を設けるとしても良い。設置足を設ける構成では、設置足と設置面3との間に生じる摩擦力よりも滑り止め部材53と設置面3との間に生じる摩擦力の方が大きく、設置足ができるだけ設置面3に対して滑り易い易い形状や材料のものが用いられる。
(4)上記実施の形態では、弾性部材である圧縮コイルバネ55の付勢力により滑り止め部材53を設置面3に押圧するとしたが、これに限られない。弾性部材としては、例えば板バネなどを用いることもできる。また、弾性部材を用いずに、例えば操作部材52に重り(不図示)を付けて、その重りの重力で滑り止め部材53を設置面3に押圧する構成をとることもできる。この重りの重力が付勢部材による付勢力に相当する。また、重りに代えて、例えば操作部材52自体の質量を大きくして操作部材52の自重を利用する構成も採り得る。
いずれにしても、下向きの押圧力が作用する操作部材52を力の弱いユーザーでも持ち上げることが可能である必要があり、ユーザーによる上向きの操作力の大きさを加味して、圧縮コイルバネ55のバネ定数や重りの質量などが予め実験などで決められる。
例えば、キャスター5または設置足を複数本、設ける構成において、圧縮コイルバネ55の復元力(付勢力P:単位N)が、画像形成装置1の重量Q(単位:N)をキャスターまたは設置足の個数で除した値よりも小さな範囲内に入るように決めることができる。
(5)上記実施の形態1では、操作部材52を上下方向に移動自在に支持する構成を説明したが、例えばユーザーが操作部材52を持ち上げると、その持ち上げた位置(第2位置)で操作部材52がロックされ、その後、ロックを解除すると操作部材52が下方に下がって第1位置に移動するようにロックとその解除とを行うロック機構を設けることもできる。このロック機構としては、例えば、図7に示す構成をとることができる。
具体的には、図7は、操作部材52の操作部520と支持ブラケット51の垂直板512の一部を拡大して示す断面図であり、操作部520の左側端部に突出部52hが設けられ、垂直板512の上下方向途中の位置に段差部512aが設けられている。
操作部材52がユーザーにより操作されていない非操作時には、操作部材52が第1位置にあり、操作部520の突出部52hが垂直板512の段差部512aよりも少し下に位置して、垂直板512の側面512bに当接した状態になっている。
ユーザーが指で操作部材52を持ち上げつつ少し奥側(X軸の負方向)に距離H1だけ押す操作を行うと、操作部520の突出部52hが垂直板512の段差部512aに乗り上げて係合する。この係合状態のときが操作部材52の第2位置になる。第2位置にある操作部材52からユーザーが指を離すと、操作部材52には、圧縮コイルバネ55の下向きの付勢力が作用しているが、垂直板512の段差部512aがストッパーになり、操作部材52が圧縮コイルバネ55の付勢力により下方に降下するのを妨げる。つまり、操作部材52が第2位置でロックされる。垂直板512の段差部512aが操作部材52を第2位置でロックするロック部を構成する。
このロックを解除するには、ユーザーが指で操作部材52を手前側(X軸の正方向)に距離H1だけ引き出す操作を行えば良い。これにより、操作部520の突出部52hが垂直板512の段差部512aから離れて係合が解除され、圧縮コイルバネ55の下向きの付勢力により操作部材52が下降して第1位置に戻る。
なお、ロック機構は、上記のものに限られず、例えばノック式ボールペンなどのラッチ機構を用いることもできる。
(6)上記実施の形態では、操作部材52が操作部520と側面部521と底面部523などを一体成型してなる構成例を説明したが、これに限られない。例えば、操作部520と、下端面に滑り止め部材53が設けられた底面部523とが別体であり、操作部520がユーザーの操作を受け付けて操作方向(下から上に向かう方向)に動くと、操作部520の動きに連動して、可動部としての底面部523が第1位置から第2位置に動くような構成をとることもできる。
例えば、図9に記載のベルクランク機構600をとることができる。このベルクランク機構600は、L字状のベルクランク601と、ベルクランク601の長手方向中央の屈曲部に設けられ、ベルクランク601を矢印T方向とこれの逆方向に揺動自在に支持する軸部602とを備える。ベルクランク601の長手方向一端部603に操作部520が取り付けられ、ベルクランク601の長手方向他端部604に可動部である底面部523が取り付けられている。
ユーザーが操作部520を横方向(矢印T1方向)に押すまたは引く操作を行うと、ベルクランク601が圧縮コイルバネ55による矢印D方向(下向き)の付勢力に抗して矢印T方向に揺動して、底面部523が矢印T2方向に同図の第1位置からこれよりも上の第2位置に動き、滑り止め部材53が設置面3から離隔する。ユーザー操作による横方向の力がベルクランク機構600により上下方向の力に変換される。なお、他の変換機構を用いても良く、例えばユーザーが操作部520を回転操作する場合には、その回転方向の力を上下方向の力に変換するクランクなどを用いることもできる。
(7)上記実施の形態では、画像形成装置1をカラー複写機に適用した場合の例を説明したが、これに限られない。プリンター、ファクシミリ装置等の画像形成装置一般に適用できる。
また、上記実施の形態及び上記変形例の内容をそれぞれ可能な限り組み合わせるとしても良い。
床面などの設置面に設置される画像形成装置の滑り止め装置に広く適用できる。
1 画像形成装置
2 装置本体
3 設置面
50 滑り止め装置
51 支持ブラケット
52、526 操作部材
52h 突出部
53 滑り止め部材
54 ガイドバー
55 圧縮コイルバネ
512a、52u 段差部
520 操作部
521、522 側面部
523 底面部
524 連結部
527 支軸
531 滑り止め部材の下面
600 ベルクランク機構
W ユーザーの手の差し入れ方向

Claims (13)

  1. 床面等の設置面上に設置される画像形成装置の本体に設けられる滑り止め装置であって、
    ユーザーの操作を受け付けると操作方向に動く操作部と、
    前記操作部の動きに連動して第1位置とこれよりも上の第2位置との間で昇降自在な可動部と、
    前記可動部の下面に設けられ、前記可動部が前記第1位置のときに前記設置面に当接し、前記可動部が前記第1位置から前記第2位置に動くと前記設置面から離隔する滑り止め部と、
    を備えることを特徴とする滑り止め装置。
  2. 前記操作部とこれの下に位置する前記可動部とが一体で操作部材を構成していることを特徴とする請求項1に記載の滑り止め装置。
  3. 前記操作部材を上下方向に可動可能に支持する支持部をさらに備え、
    前記操作方向は、下から上に向かう方向であることを特徴とする請求項2に記載の滑り止め装置。
  4. 前記操作部材に下向きの付勢力を付与する付勢部材をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の滑り止め装置。
  5. 前記付勢部材は、弾性部材であることを特徴とする請求項4に記載の滑り止め装置。
  6. 前記支持部は、前記操作部材の全体を上下方向に移動自在に案内するガイド部材を含むことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の滑り止め装置。
  7. 前記支持部は、前記操作部材の一端部に設けられた支軸を中心に前記操作部材の他端部を上下方向に揺動自在に支持することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の滑り止め装置。
  8. 前記操作部材は、ユーザーが前記操作部を持ち上げ操作する際に前記操作部に向かうユーザーの手の差し入れ方向に、前記操作部材の前記他端部が前記一端部よりも奥側に位置するような姿勢で前記支持部に支持されていることを特徴とする請求項7に記載の滑り止め装置。
  9. 前記画像形成装置の本体の底面には、複数本の設置足が設けられ、
    前記付勢力(単位:N)は、前記画像形成装置の重量(単位:N)を設置足の個数で除した値よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の滑り止め装置。
  10. 前記画像形成装置の本体の底面には、設置足が設けられ、
    前記設置足と前記設置面との間に生じる摩擦力よりも前記滑り止め部と前記設置面との間に生じる摩擦力の方が大きいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の滑り止め装置。
  11. 前記第1位置から前記第2位置に動いた前記可動部を前記第2位置でロックするロック部をさらに含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の滑り止め装置。
  12. シートに画像を形成する画像形成装置の本体と、
    前記本体の底部における所定箇所に設けられた、請求項1〜11のいずれか1項に記載の滑り止め装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記所定箇所は、前記本体の重心の位置が、前記本体の正面視における左右方向の中央または前後方向の中央に対して一方の端部側に偏っている場合、前記本体の底部における左右方向または前後方向の他方の端部側に存することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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