JP5865862B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
画像形成装置においては、感光体ドラム等の像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーにより現像し、現像されたトナー像を所定のシート材に転写するように構成されているものがある。このような画像形成装置は、一般的に、感光体ドラムやその周辺機器を一又は複数にユニット化し、装置本体に対して引き出し自在にすることにより、メンテナンス作業や組み付け作業等の効率化を図っている。
下記特許文献1には、感光体ドラムを有し装置本体に着脱自在である感光体ドラムユニットと、感光体ドラムの周面を帯電させるメインチャージャ本体と、感光体ドラムの周面に形成されたトナー像を用紙に転写する転写チャージャ本体と、を備え、メインチャージャ本体と転写チャージャ本体とが、それぞれ感光体ドラムに近接するセッティング位置と、感光体ドラムから離間する退避位置との間で移動可能であるように構成された画像形成装置が開示されている。
特開平11−249529号公報
上記従来技術に示すように、ドラムユニットや現像ユニットを着脱するときには、ユニット同士を離間する必要がある。ところで、近年、オフィス一般に中型や大型の画像形成装置が普及しており、装置構成を熟知していない一般ユーザーがユニット交換作業をする場合がある。そうすると、一般ユーザーがユニット離間機構に気付かずに、感光体ドラムと現像ローラーとが押圧状態のままユニットを着脱しようとして、感光体ドラムの周面に擦り傷を付けてしまうことがある。
この誤操作を防止するために、画像形成装置に誤操作防止機構を別途新たに追加することも考えられる。しかしながら、ドラムユニットや現像ユニットを着脱するときには、例えば、誤操作防止機構を解除した後、ユニット離間機構を操作する必要があり、ユニット着脱作業に手間がかかってしまう。また、誤操作防止機構を追加するために、余分な部材が必要となり、製造コストが増加してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、余分な部材を設けずに、ユニット着脱の際の誤操作を防止することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、感光体ドラムを備えるドラムユニットと、前記感光体ドラムにトナー像を現像する現像ローラーを備える現像ユニットとが、それぞれ装置本体に対して引き出し可能な画像形成装置であって、前記感光体ドラムに前記現像ローラーが押圧する押圧位置と、前記感光体ドラムから前記現像ローラーが離間し該押圧を解除する押圧解除位置との間で前記現像ユニットを移動自在にさせる押圧ユニットと、前記現像ユニットに一体的に設けられ、前記現像ユニットが前記押圧位置に位置するときに前記ドラムユニットの引き出し経路に突出し、前記現像ユニットが前記押圧解除位置に位置するときに前記ドラムユニットの引き出し経路から退避する突起部と、を有する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、現像ユニットに突起部を設け、現像ユニットが押圧位置に位置するとき、その突起部をドラムユニットの引き出し経路に突出させる。これにより、現像ユニットが離間していない状態でドラムユニットを引き出そうとしても、ドラムユニットの引き出しが突起部により妨げられるため、ユニット脱着の際に感光体ドラムの周面に擦り傷がついてしまう誤操作を防止することができる。また、現像ユニットが離間していない状態でドラムユニットを装着しようとしても、ドラムユニットの挿入が突起部により妨げられるため、ユニット装着の際に感光体ドラムの周面に擦り傷がついてしまう誤操作を防止することができる。また、この突起部は、現像ユニットに一体的に設けられるため、余分な部材を設けずに、現像ユニットの離間動作の動きを利用して誤操作を防止することができる。
また、本発明では、前記突起部は、前記装置本体の手前側に設けられている、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、突起部が装置本体の手前側に設けられているため、現像ユニットが離間していない状態でのドラムユニットの挿入を入口で阻止することができる。
また、本発明では、前記ドラムユニットに一体的に設けられ、前記現像ユニットが前記押圧位置に位置するときに前記突起部と嵌合し、前記現像ユニットが前記押圧解除位置に位置するときに前記突起部との嵌合を解除する溝部を有する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、現像ユニットに一体的に突起部を設け、現像ユニットが押圧位置に位置するとき、その突起部をドラムユニットに一体的に設けた溝部に嵌合させる。これにより、現像ユニットが離間していない状態で現像ユニットを引き出そうとしても、現像ユニットの引き出しが突起部と溝部との嵌合により妨げられるため、ユニット脱着の際に感光体ドラムの周面に擦り傷がついてしまう誤操作を防止することができる。
また、本発明では、前記押圧ユニットを前記押圧解除位置から前記押圧位置に向けて付勢する付勢部と、前記付勢に抗して前記押圧ユニットを前記押圧位置から前記押圧解除位置に押し下げる押し下げ位置と、前記押し下げ位置から退避する退避位置との間で移動自在な操作部と、前記操作部が前記退避位置に位置するときに前記押圧ユニットの押し下げを規制し、前記操作部が前記押し下げ位置に位置するときに前記押圧ユニットの押し下げ規制を解除する押し下げ規制部と、を有する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、付勢部と操作部を設け、押圧ユニットを付勢に抗して押し下げることで、逆に押圧解除位置から押圧位置に移動する際には、その付勢による復元力を利用し、現像ローラーを感光体ドラムに対して位置決めされた元の位置に復帰させるようにし、また、押し下げ規制部によって、操作部を操作すること無しに押圧ユニットを押し下げることができないよう規制することで、現像ユニットが離間していない状態でのユニット着脱の誤操作を防止することができる。
また、本発明では、前記押し下げ規制部は、前記押圧ユニットに一体的に設けられており、前記操作部と当接することで前記押圧ユニットの押し下げを規制する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、押圧ユニットに一体的に押し下げ規制部を設け、操作部との当接により押圧ユニットの押し下げを規制することで、余分な部材を設けずに、操作部の操作動作の動きを利用してユニット着脱の誤操作を防止することができる。
また、本発明では、前記操作部に一体的に設けられ、前記操作部が前記退避位置に位置するときに前記現像ユニットの引き出し経路に突出し、前記操作部が前記押し下げ位置に位置するときに前記現像ユニットの引き出し経路から退避する第2の突起部を有する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、操作部に第2の突起部を設け、操作部が退避位置に位置するとき、その第2の突起部を現像ユニットの引き出し経路に突出させる。これにより、操作部が操作されていない状態で現像ユニットを引き出そうとしても、現像ユニットの引き出しが第2の突起部により妨げられるため、ユニット脱着の際に感光体ドラムの周面に擦り傷がついてしまう誤操作を防止することができる。また、操作部が操作されていない状態で現像ユニットを装着しようとしても、現像ユニットの挿入が第2の突起部により妨げられるため、ユニット装着の際に感光体ドラムの周面に擦り傷がついてしまう誤操作を防止することができる。また、この第2の突起部は、操作部に一体的に設けられるため、余分な部材を設けずに、操作部の操作動作の動きを利用して誤操作を防止することができる。
また、本発明では、前記第2の突起部は、前記装置本体の手前側に設けられている、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、第2の突起部が装置本体の手前側に設けられているため、押圧ユニットが押し下げられていない状態での現像ユニットの挿入を入口で阻止することができる。
また、本発明では、前記第2の突起部は、前記現像ユニットを前記装置本体の奥側に押し込む傾斜面を有している、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、現像ユニットの引き出し経路に突出してくる第2の突起部に傾斜面を設けることで、現像ユニットが押圧ユニットに対して軽微な半挿し状態になっている場合には現像ユニットを押し込んで正規位置に取り付けることができる。
本発明によれば、余分な部材を設けずに、ユニット着脱の際の誤操作を防止することのできる画像形成装置が得られる。
本発明の実施形態における複写機の概略構成図である。 本発明の実施形態における装置本体の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態における操作部が第1の位置(退避位置)に位置するときの各ユニットの配置を示す構成図である。 本発明の実施形態における操作部が第2の位置(押し下げ位置)に位置するときの各ユニットの配置を示す構成図である。 本発明の実施形態における第1の位置に位置するときの操作部全体の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態における第2の位置に位置するときの操作部全体の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態における操作部に対する転写ユニットの配置を示す斜視図である。 本発明の実施形態における押圧位置に位置するときの現像ユニットとドラムユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態における押圧解除位置に位置するときの現像ユニットとドラムユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態における現像ユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるドラムユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態における操作部に設けられた第2の突起部の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態における突起部の作用を説明するための図である。 本発明の実施形態における突起部の作用を説明するための図である。 本発明の実施形態における押し下げ規制部の作用を説明するための図である。 本発明の実施形態における第2の突起部の作用を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明することがある。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。
(画像形成装置の概略構成)
図1は、本発明の実施形態における複写機Pの概略構成図である。
複写機(画像形成装置)Pは、排出部a、トナー収納部b、画像形成部c、用紙部dを備えている。また、複写機Pには、下部に位置する用紙部dから上部に位置する排出部aにかけて、搬送部eが設けられている。また、複写機Pには、排出部aの上部に、原稿を読み取るスキャナー部fが設けられている。
排出部aは、所定の画像が形成された用紙(シート材)が搬送部eを介して排出されるように構成されている。この排出部aの底面は傾斜が付されていて、排出される用紙が複数枚のときに一端側を揃えて積層できるように工夫されている。
トナー収納部bは、例えば、ブラックトナー(BK)のトナーコンテナからなり、画像形成部cの現像ユニットc2にトナーを供給できるように構成されている。
画像形成部cは、レーザースキャンニングユニットc1、現像ユニットc2、ドラムユニットc3、転写ユニットc4及び定着ユニットc5を含んで構成されている。
レーザースキャンニングユニットc1は、周知のレーザースキャンニングユニットと同様に、レーザー光を発生する光ビーム発生器と、その光ビーム発生器から照射されてくる光ビームを走査するポリゴンミラーと、そのポリゴンミラーにより走査された光ビームを後述する感光体ドラム(像担持体)1上に結像させるfθレンズ等(共に不図示)を含んで構成されている。
現像ユニットc2は、感光体ドラム1に対してトナーを供給することによって感光体ドラム1の周面に形成された静電潜像を現像するものであり、感光体ドラム1の周面に対して、その半径方向において対向して配置された現像ローラー2を有する。
ドラムユニットc3は、そのドラム周面にレーザースキャンニングユニットc1を用いて静電潜像が生成されると共に、トナー収納部bから現像ユニットc2に供給されたトナーによりトナー像が形成される感光体ドラム1を有する。
感光体ドラム1の周りには、その周面を帯電状態とさせる帯電器3及び転写後その周面に残存したトナーを除去するクリーナー4等が対向配置されている。本実施形態の帯電器3及びクリーナー4等は、感光体ドラム1と共にドラムユニットc3として着脱自在にユニット化されている。
転写ユニットc4は、感光体ドラム1の周面に対して、その半径方向において対向して配置される転写ローラー5を有している。転写ローラー5は、感光体ドラム1を押圧するように設けられている。
したがって、転写ローラー5は、感光体ドラム1が回転駆動すると、それに伴って回転することができる。また、搬送部eを介して所定のシート材、例えば用紙が搬送されてきたときは、その用紙を感光体ドラム1との間に介在させた状態で転写ローラー5を回転させることができると共に、用紙を定着ユニットc5側に搬送させることができる。
定着ユニットc5は、転写ユニットc4の設けられているよりも下流側の搬送部eの一部に設けられていて、その搬送部eを搬送する用紙を挟持できるように配置された一対のローラーで構成されている。そして、定着ユニットc5は、その一対のローラーによって加圧・加熱して転写ユニットc4で転写された用紙上のトナー像を用紙に定着できるように構成されている。
用紙部dは、装置本体10に対して開閉自在に設けられている給紙トレイd1と、装置本体10に対して引き出し自在に設けられている給紙カセットd2とを備えている。そして、給紙トレイd1あるいは給紙カセットd2から搬送部eに1枚ずつ用紙を供給できるように構成されている。
搬送部eは、下部に位置する用紙部dから上部に位置する排出部aにかけて設けられていて、複数の搬送ローラー及びガイド板によって構成されている。そして、この搬送部eは、用紙部dから供給された用紙を1枚ずつ排出部aに向けて搬送できるように構成されている。
上記構成からなる複写機Pは、レーザースキャンニングユニットc1から感光体ドラム1に画像データに対応したレーザー光が照射されて静電潜像が形成され、供給されたトナーによってトナー像が現像される。そして、この感光体ドラム1上に担持されたトナー像は転写ユニットc4で用紙に転写された後、定着ユニットc5で加圧・加熱されて定着処理される。最後に、画像の印刷された用紙が排出部aに排出される。
(装置本体及び各ユニットの構成)
図2は、本発明の実施形態における装置本体10の外観を示す斜視図である。
図2に示すように、装置本体10の手前側(+Y側)のカバー11の一部を開けると、現像ユニットc2、ドラムユニットc3やトナー収納部bの一部等が機外に露出する。現像ユニットc2及びドラムユニットc3は、不図示のガイドによってそれぞれ装置本体10に対して手前側に引き出し可能な構成となっている。したがって、現像ユニットc2、ドラムユニットc3を手前側に引き出すことで、感光体ドラム1や現像ローラー2及びその周辺部材の一部を一体的に、装置本体10から取り外すことができるように構成されている。
ところで、図1に示すように、感光体ドラム1には、現像ローラー2が近接して配置されているため、現像ユニットc2及びドラムユニットc3の引き出しを行う場合には、感光体ドラム1から現像ローラー2を離間させる必要がある。本実施形態の複写機Pは、現像ユニットc2の下に露出する操作部20の操作レバー21を操作することで、ドラムユニットc3及び現像ユニットc2の引き出し規制/規制解除を連動させるように構成されている。
図3は、本発明の実施形態における操作部20が第1の位置(退避位置)に位置するときの各ユニットの配置を示す構成図である。図4は、本発明の実施形態における操作部20が第2の位置(押し下げ位置)に位置するときの各ユニットの配置を示す構成図である。図5は、本発明の実施形態における第1の位置に位置するときの操作部20全体の外観を示す斜視図である。図6は、本発明の実施形態における第2の位置に位置するときの操作部20全体の外観を示す斜視図である。図7は、本発明の実施形態における操作部20に対する転写ユニットc4の配置を示す斜視図である。
図8は、本発明の実施形態における押圧位置に位置するときの現像ユニットc2とドラムユニットc3の外観を示す斜視図である。図9は、本発明の実施形態における押圧解除位置に位置するときの現像ユニットc2とドラムユニットc3の外観を示す斜視図である。図10は、本発明の実施形態における現像ユニットc2の外観を示す斜視図である。図11は、本発明の実施形態におけるドラムユニットc3の外観を示す斜視図である。図12は、本発明の実施形態における操作部20に設けられた第2の突起部60の外観を示す斜視図である。
図3に示すように、ドラムユニットc3が装置本体10に装着されているときに、半径方向において感光体ドラム1に対向して、トナー像を現像する現像ユニットc2の現像ローラー2と、感光体ドラム1のトナー像を所定のシート材に転写させる転写ユニットc4の転写ローラー5と、が配置されている。
現像ユニットc2は、押圧ユニット13に搭載されている。押圧ユニット13は、現像ユニットc2をドラムユニットc3の引き出し方向と同一の方向(Y軸方向)に引き出し自在に搭載するレール14を有する。この押圧ユニット13は、図3に示すように感光体ドラム1に現像ローラー2が押圧する押圧位置と、図4に示すように感光体ドラム1から現像ローラー2が離間し該押圧を解除する押圧解除位置との間で現像ユニットc2を移動自在にさせる構成となっている。
押圧ユニット13は、図3に示すように、現像ユニットc2を回動させる回動軸(第1の軸)15を有する。回動軸15は、装置本体10の不図示の孔部に回転自在に支持されている。したがって、現像ユニットc2は、引き出し方向(Y軸方向)に延びる軸である回動軸15を中心として回動自在とされている。押圧ユニット13の下部には、押圧バネ(付勢部)16が設けられている。押圧バネ16は、押圧ユニット13を押圧解除位置から押圧位置に向けて付勢する構成となっている。
転写ローラー5は、図3に示すように感光体ドラム1に押圧する第2の押圧位置と、図4に示すように感光体ドラム1から離間し該押圧を解除する第2の押圧解除位置との間で移動自在に設けられている。転写ローラー5は、押圧バネ(第2の付勢部)17によって第2の押圧解除位置から第2の押圧位置に向けて付勢押圧されている。なお、転写ローラー5を有する転写ユニットc4は、転写ローラー5の軸5aに係合するレバー部材18を有する。レバー部材18は、回動軸19を有する。したがって、転写ローラー5は、引き出し方向(Y軸方向)に延びる軸である回動軸19を中心として回動自在とされている。
操作部20は、押圧ユニット13と、転写ローラー5の移動を連動させる構成となっている。操作部20は、図3に示すように、押圧ユニット13を押圧位置に、転写ローラー5を第2の押圧位置に、それぞれ連動して位置させる第1の位置(退避位置)と、図4に示すように、押圧ユニット13を押圧バネ16の付勢に抗して押圧解除位置に、転写ローラー5を押圧バネ17の付勢に抗して第2の押圧解除位置に、それぞれ連動して位置させる第2の位置(押し下げ位置)と、の間で移動自在な構成となっている。
操作部20は、装置本体10に対して引き出し可能な操作レバー21と、操作レバー21に連動して押圧ユニット13を回動軸15周りに回動させるスライダー23と、スライダー23に連動して転写ローラー5を回動軸19周りに回動させる押し上げ部材24と、を有する。
操作レバー21は、図5に示すように、装置本体10の奥行き方向(Y軸方向)に延在する板状部材である。操作レバー21の手前側には、把持部26が設けられている。操作レバー21は、図5及び図6に示すように、不図示のガイドによってY軸方向に移動自在な構成とされている。操作レバー21は、移動方向(Y軸方向)と交差する方向に延在する溝27を有する。溝27は、手前側(+Y側)と奥側(−Y側)にそれぞれ平行に設けられている。溝27は、奥側に向かうに連れて左側(−X側)に向かうように構成されている。
スライダー23は、操作レバー21の手前側(+Y側)と奥側(−Y側)にそれぞれ平行に対となって設けられている。スライダー23は、操作レバー21の下に設けられている。このスライダー23は、引き出し方向と直交する方向(X軸方向)に延びるガイド溝28を有する。このガイド溝28には不図示のビスが挿入され、スライダー23は、X軸方向に移動自在な構成となっている。また、スライダー23には、操作レバー21の溝27の中に配置されるピン29が立設されている。
このため、図6に示すように操作レバー21を+Y側に引き出すと、斜めの溝27に沿ってピン29がスライドし、スライダー23が操作レバー21に連動して−X側に移動することとなる。逆に、操作レバー21を−Y側に押し込むと、斜めの溝27に沿ってピン29がスライドし、スライダー23が操作レバー21に連動して+X側に移動することとなる(図5参照)。
スライダー23は、操作レバー21に連動して押圧ユニット13を回動軸15周りに回動させるシャフト30を有する。シャフト30は、Y軸方向に延在するようにして架設されている。図3に示すように、押圧ユニット13の下部には、シャフト30と係合可能なフック31が一体的に設けられている。フック31は、+X側に向かうに連れて下方に傾斜するようになっている。
第1の位置に位置するときには、図3に示すように、シャフト30がフック31と係合しないようになっている。一方、第2の位置に位置するときには、図4に示すように、シャフト30がフック31と係合し、押圧バネ16の付勢に抗して押圧ユニット13を押し下げるようになっている。すなわち、シャフト30が−X側に移動すると、押圧ユニット13と共に現像ユニットc2が回動軸15周りに回動して、感光体ドラム1に対して現像ローラー2が離間することで、押圧状態が解除されるようになっている。
図5に示すように、スライダー23は、+X側の先端部に支持ローラー32を有する。
支持ローラー32は、Y軸方向に延びる軸周りに回転自在に支持されている。この支持ローラー32は、押し上げ部材24を支持するようになっている。
押し上げ部材24は、鉛直方向(Z軸方向)に延在する棒状部材である。押し上げ部材24は、スライダー23に対応して手前側(+Y側)と奥側(−Y側)にそれぞれ平行に対となって設けられている。
押し上げ部材24は、図5及び図6に示すように、不図示のガイドによってZ軸方向に移動自在な構成とされている。押し上げ部材24の下端は、図3に示すように、支持ローラー32によって支持されている。押し上げ部材24の下端は、平面部33aと斜面部33bと窪み部33cとを有する。平面部33aは、窪み部33cよりも上方にあり、平面部33aと窪み部33cとの間に斜面部33bが設けられている。
レバー部材18は、図7に示すように、Y軸方向に突出する当接部34(奥側(−Y側)の当接部34は不図示))を有する。押し上げ部材24の上端は、レバー部材18の当接部34とZ軸方向において接触可能な位置に設けられている。
第1の位置に位置するときには、図3に示すように、押し上げ部材24の平面部33aが支持ローラー32に支持されている。一方、第2の位置に位置するときには、図4に示すように、押し上げ部材24の窪み部33cが支持ローラー32に支持されて、押圧バネ17の付勢に抗して転写ローラー5を回動させるようになっている。
すなわち、スライダー23が−X側に移動すると、支持ローラー32が押し上げ部材24の下端を転動し、その支持位置が平面部33aから斜面部33bを経て窪み部33cに移動することとなる。そうすると、押し上げ部材24が+Z側に移動し、押し上げ部材24の上端が当接部34を押し上げ、レバー部材18と共に転写ローラー5が回動軸19周りに回動して、感光体ドラム1に対して転写ローラー5が離間することで、押圧状態が解除されるようになっている。
また、現像ユニットc2には、図3及び図8に示すように、現像ユニットc2が押圧位置に位置するときにドラムユニットc3の引き出し経路に突出し、図4及び図9に示すように、現像ユニットc2が押圧解除位置に位置するときにドラムユニットc3の引き出し経路から退避する突起部40が設けられている。なお、ドラムユニットc3は、不図示のレールに搭載され、Y軸方向に引き出し可能に構成されている。突起部40は、図8及び図9に示すように、現像ユニットc2のサイドフレーム41に一体的に設けられている。
突起部40は、図10に示すように、現像ユニットc2において、装置本体10の手前側(+Y側)に対応する位置に設けられている。すなわち、現像ユニットc2が装置本体10に装着されているとき、突起部40は、装置本体10の入り口側(図3に示すカバー11側)に位置している。この突起部40は、台形形状を有しており、現像ユニットc2の+X側の上端部において斜め上に突出して設けられている。
また、ドラムユニットc3には、図3及び図8に示すように、現像ユニットc2が押圧位置に位置するときに突起部40と嵌合し、図4及び図9に示すように、現像ユニットc2が押圧解除位置に位置するときに突起部40との嵌合を解除する溝部50が設けられている。溝部50は、図8及び図9に示すように、ドラムユニットc3のサイドフレーム51に一体的に設けられている。
溝部50は、図11に示すように、ドラムユニットc3において、装置本体10の手前側(+Y側)に対応する位置に設けられている。すなわち、ドラムユニットc3が装置本体10に装着されているとき、溝部50は、装置本体10の入り口側(図3に示すカバー11側)に位置している。この溝部50は、突起部40の形状に対応した台形形状を有しており、ドラムユニットc3の−X側の下端部において斜め上に窪んで設けられている。
すなわち、現像ユニットc2が押圧位置に位置するとき、突起部40がドラムユニットc3の引き出し経路に突出し、溝部50と嵌合することで、図8に示すように、現像ユニットc2とドラムユニットc3がY軸方向で係止し、ユニットの引き出しが規制される。一方、現像ユニットc2が押圧解除位置に位置するときには、突起部40がドラムユニットc3の引き出し経路から退避し、溝部50との嵌合を解除することで、図9に示すよう、現像ユニットc2とドラムユニットc3とがY軸方向で係止することなく、ユニットの引き出しの規制が解除される。
また、押圧ユニット13には、図3に示すように、操作部20が第1の位置(退避位置)に位置するときに押圧ユニット13の押し下げを規制し、図4に示すように、操作部20が第2の位置(押し下げ位置)に位置するときに押圧ユニット13の押し下げ規制を解除する押し下げ規制部22が設けられている。押し下げ規制部22は、押圧ユニット13の底部(後述する図15参照、奥側(−Y側)の押し下げ規制部22は不図示)に一体的に設けられている。
押し下げ規制部22は、図3に示すように、操作部20が第1の位置に位置するときに、スライダー23のシャフト30とZ軸方向において対向している。押し下げ規制部22は、その下端が平面の板形状を有している。一方、操作部20は、スライダー23のシャフト30の上端を平面に切り欠いた当接面30aを有している。押し下げ規制部22の下端は、当接面30aと微小な隙間をあけて配置されている。
すなわち、操作部20が第1の位置に位置するときは、図3に示すように、押し下げ規制部22とスライダー23のシャフト30がZ軸方向において対向するため、押圧ユニット13を押し下げようとしても押し下げ規制部22とシャフト30が当接し、押圧ユニット13の押し下げが規制される。一方、操作部20が第2の位置に位置するときは、図4に示すように、押し下げ規制部22とスライダー23のシャフト30がZ軸方向において非対向となるため、押圧ユニット13の押し下げ規制が解除される。
また、操作部20には、図3に示すように、操作部20が第1の位置に位置するときに現像ユニットc2の引き出し経路に突出し、図4に示すように、操作部20が第2の位置に位置するときに現像ユニットc2の引き出し経路から退避する第2の突起部60が設けられている。第2の突起部60は、操作部20のスライダー23に一体的に設けられている。この第2の突起部60は、図5に示すように、装置本体10の手前側(+Y側)に配置されたスライダー23に一体的に設けられている。
第2の突起部60は、スライダー23の−X側の端部に立設している。第2の突起部60は、図12に示すように、現像ユニットc2を装置本体10の奥側に押し込むための傾斜面61を有している。傾斜面61は、+X側と−Y側とに臨むように配置されている。すなわち、現像ユニットc2が押圧ユニット13に対して軽微な半挿し状態になっている場合には、傾斜面61が現像ユニットc2に当接して、操作部20の第2の位置から第1の位置へ移動するとき、スライダー23にかかる力(+X側に向かう力)を、現像ユニットc2を装置本体10の奥側に押し込む力(−Y側に向かう力)に分解して作用させるようになっている。
続いて、上記構成の複写機Pにおけるユニット交換作業について説明する。
装置本体10からドラムユニットc3や現像ユニットc2を取り出す場合、先ず、ユーザーは、図2に示すように装置本体10の手前側に設けられたカバー11の一部を開く。カバー11を開くと、操作部20の操作レバー21が装置本体10の手前側に露出する。
次に、ユーザーは、操作レバー21を引いて操作部20を第1の位置から第2の位置に移動させる。具体的に、ユーザーは、操作レバー21の把持部26を把持して、装置本体10の手前側(+Y側)に引き出す。操作レバー21が引き出されると、操作部20が第1の位置から第2の位置に変位し、ドラムユニットc3及び現像ユニットc2のそれぞれが装置本体10から引き出し自在とされる。
より具体的には、操作レバー21が引き出されると、図6に示すように、溝27に係合するピン29が−X側にスライドする。これにより、スライダー23が操作レバー21に連動して−X側に移動する。スライダー23が−X側に移動すると、図4に示すように、シャフト30がフック31と係合し、押圧バネ16の付勢に抗して押圧ユニット13を押し下げる。押圧ユニット13が押し下げられると、現像ユニットc2が回動軸15周りに回動して、感光体ドラム1に対して現像ローラー2が離間することとなる。
また、スライダー23が−X側に移動すると、支持ローラー32が押し上げ部材24の下端を転動し、窪み部33cを支持する。窪み部33cが支持されると、押し上げ部材24が+Z側に移動し、押し上げ部材24の上端が当接部34を押し上げる。当接部34が押し上げられると、レバー部材18が回動軸19周りに回動し、押圧バネ17の付勢に抗して感光体ドラム1に対して転写ローラー5が離間することとなる。
以上の操作により、ユーザーは、押圧状態が解除された現像ユニットc2及びドラムユニットc3の一方あるいは両方を自在に引き出すことができるようになる。
一方、メンテナンス後に現像ユニットc2やドラムユニットc3を装置本体10に装着する場合、ユーザーは、操作レバー21を引いた状態で、現像ユニットc2やドラムユニットc3を装置本体10に対してY軸方向に挿入する。ユニットを挿入したら、ユーザーは、操作レバー21を押し込んで、操作部20を第2の位置から第1の位置に移動させる。
具体的に、ユーザーは、操作レバー21の把持部26を把持して、装置本体10の奥側(−Y側)に押し込む。操作レバー21が押し込まれると、図5に示すように、溝27に係合するピン29が+X側にスライドする。これにより、スライダー23が操作レバー21に連動して+X側に移動する。スライダー23が+X側に移動すると、図3に示すように、シャフト30とフック31との係合が解除され、押圧ユニット13が押圧バネ16の付勢によって押し上げられる。押圧ユニット13が押し上げられると、現像ユニットc2が回動軸15周りに回動して、感光体ドラム1に対して現像ローラー2が近接することとなる。
また、スライダー23が+X側に移動すると、支持ローラー32が押し上げ部材24の下端を転動し、平面部33aを支持する。平面部33aが支持されると、押し上げ部材24が−Z側に移動し、押し上げ部材24の上端による当接部34の押し上げが解除される。当接部34の押し上げが解除されると、レバー部材18が回動軸19周りに回動し、押圧バネ17の付勢によって、感光体ドラム1に対して転写ローラー5が近接することとなる。
以上の操作により、ユーザーは、現像ユニットc2及びドラムユニットc3の一方あるいは両方を装置本体10に装着し、現像ローラー2及び転写ローラー5のそれぞれを、感光体ドラム1に対して位置決めされた元の位置に復帰させることができるようになる。
次に、上記構成の複写機Pにおけるユニット交換作業に関し上記正規の操作手順によらない誤操作を防止する作用について、図13〜図16を参照しつつ説明する。
図13及び図14は、本発明の実施形態における突起部40の作用を説明するための図である。図15は、本発明の実施形態における押し下げ規制部22の作用を説明するための図である。図16は、本発明の実施形態における第2の突起部60の作用を説明するための図である。
先ず、ユーザーの誤操作として、操作レバー21を引かないで、現像ユニットc2やドラムユニットc3を引き出そうとするケースが想定される。
本実施形態では、現像ユニットc2に突起部40を設け、図13(a)に示すように、現像ユニットc2が押圧位置に位置するときに、その突起部40をドラムユニットc3の引き出し経路に突出させている。これにより、現像ユニットc2が離間していない状態で、ドラムユニットc3を引き出そうとしても、ドラムユニットc3の引き出しが突起部40により妨げられるため、当該誤操作によって感光体ドラム1の周面に擦り傷がついてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、現像ユニットc2が図13(a)に示す押圧位置に位置するとき、現像ユニットc2の突起部40をドラムユニットc3に設けた溝部50に嵌合させている。これにより、現像ユニットc2が離間していない状態で、今度は現像ユニットc2を引き出そうとしても、現像ユニットc2の引き出しが突起部40と溝部50との嵌合により妨げられるため、当該誤操作によって感光体ドラム1の周面に擦り傷がついてしまうことを防止することができる。
一方で、図13(b)に示すように、現像ユニットc2が押圧解除位置に位置するときには、突起部40と溝部50との嵌合が解除され、突起部40がドラムユニットc3の引き出し経路から退避するため、現像ユニットc2やドラムユニットc3の引き出しを妨げることはなくなる。
次いで、ユーザーの誤操作として、操作レバー21を引かないで、ドラムユニットc3を挿入しようとするケースが想定される。
本実施形態では、上記のように現像ユニットc2に突起部40を設け、図14(a)に示すように、その突起部40をドラムユニットc3の引き出し経路に突出させている。これにより、現像ユニットc2が離間していない状態で、ドラムユニットc3を挿入しようとしても、突起部40にサイドフレーム51が当接するため、当該誤操作によって感光体ドラム1の周面に擦り傷がついてしまうことを防止することができる。また、本実施形態では、突起部40が装置本体10の手前側(+Y側)に設けられているため、現像ユニットc2が離間していない状態でのドラムユニットc3の挿入を入口で阻止することができる。
一方で、図14(b)に示すように、現像ユニットc2が押圧解除位置に位置するときには、突起部40がドラムユニットc3の引き出し経路から退避するため、ドラムユニットc3の挿入を妨げることはなくなる。
次いで、ユーザーの誤操作として、操作レバー21を引かないで、手で押圧ユニット13を押し下げて、ドラムユニットc3を引き出そうとするケースが想定される。
本実施形態では、押圧ユニット13に押し下げ規制部22を設け、図15(a)に示すように、その押し下げ規制部22の下端をスライダー23のシャフト30とZ軸方向で対向させている。これにより、操作レバー21を引くこと無しに、押圧ユニット13を押し下げようとしても、押し下げ規制部22とシャフト30とが当接するため、押圧ユニット13の押し下げが規制され、突起部40がドラムユニットc3の引き出し経路に突出したままとなる。したがって、ドラムユニットc3の引き出しが突起部40により妨げられ、当該誤操作によって感光体ドラム1の周面に擦り傷がついてしまうことを防止することができる。
一方で、図15(b)に示すように、操作レバー21が引かれ、操作部20が第2の位置に位置するときには、シャフト30が押し下げ規制部22の下方から退避するため、押圧ユニット13の押し下げを規制することはなくなる。
次いで、ユーザーの誤操作として、現像ユニットc2の交換後、現像ユニットc2が半挿しのまま、操作レバー21を押し込んでしまうケースが想定される。
本実施形態では、操作部20に第2の突起部60を設け、図16(a)に示すように、操作部20が第1の位置に位置するとき、その第2の突起部60を現像ユニットc2の引き出し経路に突出させる。したがって、現像ユニットc2が押圧ユニット13に半挿しの状態である場合には、第2の突起部60と現像ユニットc2とが当接し、操作レバー21を押し込もうとしても、操作部20が動作しない。このため、現像ユニットc2が半挿しの状態であることをユーザーに気付かせることができ、現像ユニットc2の誤装着を防止することができる。
また、本実施形態では、図12に示すように、第2の突起部60に傾斜面61を設けている。これにより、図16(b)に示すように、現像ユニットc2が押圧ユニット13に対して軽微な半挿し状態になっている場合には、操作レバー21の押し込みにより、傾斜面61と現像ユニットc2とが当接し、現像ユニットc2を装置本体10の奥側(−Y側)に押し込むことができる。したがって、現像ユニットc2が押圧ユニット13に対して軽微な半挿し状態になっている場合は、現像ユニットc2を正規の位置に装着させることができる。
また、第2の突起部60の存在により、図16(a)に示すように、押圧ユニット13が押し下げられていない状態で、現像ユニットc2を引き出そうとしても、現像ユニットc2の引き出しが第2の突起部60により妨げられるため、当該誤操作によって感光体ドラム1の周面に擦り傷がついてしまうことを防止することができる。
また、第2の突起部60により、押圧ユニット13が押し下げられていない状態で、現像ユニットc2を挿入しようとしても、第2の突起部60に当接するため、当該誤操作によって感光体ドラム1の周面に擦り傷がついてしまうことを防止することができる。また、本実施形態では、第2の突起部60が装置本体10の手前側(+Y側)に設けられているため、押圧ユニット13が押し下げられていない状態での現像ユニットc2の挿入を入口で阻止することができる。
また、本実施形態では、上記誤操作防止のための構成が、ユニットやユニット離間機構と一体的に設けられている。すなわち、突起部40は現像ユニットc2に一体的に設けられ、溝部50はドラムユニットc3に一体的に設けられ、押し下げ規制部22は押圧ユニット13に一体的に設けられ、第2の突起部60は操作部20に一体的に設けられている。このため、本実施形態では、余分な部材を設けずに、現像ユニットc2の離間動作やそのときの操作部20の動きを利用して誤操作を防止することができる。
このように、本実施形態によれば、感光体ドラム1を備えるドラムユニットc3と、感光体ドラム1にトナー像を現像する現像ローラー2を備える現像ユニットc2とが、それぞれ装置本体10に対して引き出し可能な複写機Pであって、感光体ドラム1に現像ローラー2が押圧する押圧位置と、感光体ドラム1から現像ローラー2が離間し該押圧を解除する押圧解除位置との間で現像ユニットc2を移動自在にさせる押圧ユニット13と、現像ユニットc2に一体的に設けられ、現像ユニットc2が押圧位置に位置するときにドラムユニットc3の引き出し経路に突出し、現像ユニットc2が押圧解除位置に位置するときにドラムユニットc3の引き出し経路から退避する突起部40と、を有する、という構成を採用することによって、余分な部材を設けずに、ユニット着脱の際の誤操作を防止することのできる複写機Pが得られる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、現像ユニットの突起部とドラムユニットの溝部とを嵌合させる構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、ドラムユニットの溝部がなくても、操作部の第2の突起部があれば、現像ユニットが離間していない状態での現像ユニットの引き出しを防止することができる。また、逆に、操作部の第2の突起部がなくても、ドラムユニットの溝部があれば、現像ユニットが離間していない状態での現像ユニットの引き出しを防止することができる。
また、例えば、上記実施形態では、操作部の操作によって感光体ドラムに対する現像ローラーの離間と転写ローラーの離間とを連動させる構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、転写ローラーについては別機構により離間させる構成であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、画像形成装置として、複写機を例示したが、本発明は、例えば、プリンター、ファクシミリ装置等の画像形成装置にも適用可能である。
P…複写機(画像形成装置)、1…感光体ドラム、2…現像ローラー、10…装置本体、13…押圧ユニット、16…押圧バネ(付勢部)、20…操作部、22…押し下げ規制部、40…突起部、50…溝部、60…第2の突起部、61…傾斜面、c2…現像ユニット、c3…ドラムユニット

Claims (7)

  1. 感光体ドラムを備えるドラムユニットと、前記感光体ドラムにトナー像を現像する現像ローラーを備える現像ユニットとが、それぞれ装置本体に対して引き出し可能な画像形成装置であって、
    前記感光体ドラムに前記現像ローラーが押圧する押圧位置と、前記感光体ドラムから前記現像ローラーが離間し該押圧を解除する押圧解除位置との間で前記現像ユニットを移動自在にさせる押圧ユニットと、
    前記現像ユニットに一体的に設けられ、前記現像ユニットが前記押圧位置に位置するときに前記ドラムユニットの引き出し経路に突出し、前記現像ユニットが前記押圧解除位置に位置するときに前記ドラムユニットの引き出し経路から退避する突起部と、
    前記押圧ユニットを前記押圧解除位置から前記押圧位置に向けて付勢する付勢部と、
    前記付勢に抗して前記押圧ユニットを前記押圧位置から前記押圧解除位置に押し下げる押し下げ位置と、前記押し下げ位置から退避する退避位置との間で移動自在な操作部と、
    前記操作部が前記退避位置に位置するときに前記押圧ユニットの押し下げを規制し、前記操作部が前記押し下げ位置に位置するときに前記押圧ユニットの押し下げ規制を解除する押し下げ規制部と、を有する、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記突起部は、前記装置本体の手前側に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ドラムユニットに一体的に設けられ、前記現像ユニットが前記押圧位置に位置するときに前記突起部と嵌合し、前記現像ユニットが前記押圧解除位置に位置するときに前記突起部との嵌合を解除する溝部を有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記押し下げ規制部は、前記押圧ユニットに一体的に設けられており、前記操作部と当接することで前記押圧ユニットの押し下げを規制する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記操作部に一体的に設けられ、前記操作部が前記退避位置に位置するときに前記現像ユニットの引き出し経路に突出し、前記操作部が前記押し下げ位置に位置するときに前記現像ユニットの引き出し経路から退避する第2の突起部を有する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の突起部は、前記装置本体の手前側に設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の突起部は、前記現像ユニットを前記装置本体の奥側に押し込む傾斜面を有している、ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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