JP3508103B2 - 現像ユニットの支持機構 - Google Patents

現像ユニットの支持機構

Info

Publication number
JP3508103B2
JP3508103B2 JP2000373728A JP2000373728A JP3508103B2 JP 3508103 B2 JP3508103 B2 JP 3508103B2 JP 2000373728 A JP2000373728 A JP 2000373728A JP 2000373728 A JP2000373728 A JP 2000373728A JP 3508103 B2 JP3508103 B2 JP 3508103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
unit
rail unit
supported
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000373728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002174952A (ja
Inventor
善行 浅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Corp
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp, Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2000373728A priority Critical patent/JP3508103B2/ja
Publication of JP2002174952A publication Critical patent/JP2002174952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3508103B2 publication Critical patent/JP3508103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
ファクシミリあるいは静電複写機等の画像形成機に備え
られる現像ユニットの支持機構、特に、感光体ドラムの
転写部(転写域)を通る用紙搬送路が上下方向に延在す
るよう配設された画像形成機に適用される現像ユニット
の支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成機、例えば静電複写機の一つの
典型例は、感光体ドラム、主帯電器、LSU(レーザス
キャニングユニット)、現像ローラを含む現像ユニッ
ト、転写ローラ、クリーニング装置、除電装置等を備え
ている。このうち、感光体ドラムと転写ローラとの間に
形成される転写部を通る用紙搬送路が上下方向に延在す
るよう配設される形態の複写機においては、そのレイア
ウト上、現像ユニットに備えられた現像ローラは、感光
体ドラムの外周面における最下方寄りの位置に当接され
るよう配置される。このような形態の複写機に備えられ
る現像ユニットは、感光体ドラムの軸線に平行な軸線ま
わりに回動可能に支持されたレールユニットにスライド
自在に支持されている。複写機本体のフレームにはカム
が配設され、現像ユニットはレールユニットに支持され
た状態でカムにより、レールユニットと共にレールユニ
ットの回動軸を中心として、現像ローラが感光体ドラム
の表面に当接される作動位置と、現像ローラが感光体ド
ラムの表面から下方に離隔される非作動位置との間を回
動させられるよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現像ユニットは、レー
ルユニットに対し、格別の位置決めがなされることはな
く、若干のガタをもたせてスライド自在に支持されるよ
うに設計されるのが一般的である。このため、現像ロー
ラが、上記したようにレールユニットの回動軸まわりに
レールユニットと共に回動させられて作動位置に位置付
けられると、上記ガタの存在に起因して、現像ローラが
感光体ドラムの表面に対し片当たりするおそれがあり、
現像ユニットの感光体ドラムに対する位置決め精度を所
望のとおりに確保することが比較的困難となる。この問
題を解決するため、レールユニットの回動軸とは別に現
像ユニットのための回動軸を設け、現像ユニットを該回
動軸まわりに回動させる手段が考えられる。しかしなが
らこの手段においては、現像ユニットとレールユニット
とが別々の回動軸まわりに回動させられるので、現像ユ
ニット及びレールユニットの回動、すなわち現像ユニッ
トの感光体ドラムに対する位置決め作動及びセット位置
解除作動が円滑かつ確実に行われないおそれがあり、現
像ユニットの感光体ドラムに対する位置決め精度が所望
のとおりに確保できなくなるおそれがある。また、現像
ユニットの支持機構の構成が複雑となってコストアップ
となる。
【0004】本発明の目的は、現像ユニットの感光体ド
ラムに対する位置決め作動及びセット位置解除作動が円
滑かつ確実に行われることを容易に可能にする、新規な
現像ユニットの支持機構を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、現像ユニットの感光
体ドラムに対する位置決め精度を所望のとおりに確保す
ることを容易に可能にする、新規な現像ユニットの支持
機構を提供することである。
【0006】本発明の更に他の目的は、上記目的に加え
て更に、全体の構成がシンプルであり、コストの低減を
可能にする、新規な現像ユニットの支持機構を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、感光体ドラムを含む画像形成機に配設されたフレー
ム手段に、該ドラムと平行な軸線まわりに回動可能に支
持されたレールユニットと、現像ハウジング及び該ハウ
ジングに配設された現像ローラを含みかつレールユニッ
トにその一端から該軸線方向に離脱自在に嵌合されて支
持される現像ユニットと、現像ユニットを、現像ローラ
が該ドラムの表面に当接させられる作動位置と、現像ロ
ーラが該ドラムの表面から実質上、下方に離隔させられ
る非作動位置とに選択的に移動させうるカム手段とを備
えた現像ユニットの支持機構において、レールユニット
の一端部及び他端部にはフレーム手段に該軸線まわりに
回動可能に支持される軸部が形成され、現像ハウジング
の一端部にはレールユニットの一端部に形成された軸部
に対し該軸線方向に離脱自在に嵌合して同軸上に支持さ
れる被支持部が形成され、レールユニットの他端部と現
像ハウジングの他端部との間には、現像ハウジングの他
端部をレールユニットの他端部に該軸線方向に離脱自在
に係止する位置決め手段が配設され、レールユニット
は、所定の幅をもって該軸線方向に直線状に延在する平
坦な板状の底壁と、底壁の幅方向両端に沿って直線状に
延在しかつ底壁の上面から相互に同じ高さまで直立する
側壁と、側壁の各々の上端から相互に接近する方向に一
定の幅だけ直角に延び出すフランジとからなる一対の案
内溝を備えたレール本体を備え、現像ハウジングの下端
部における幅方向両側面には、幅方向外側に直線状に一
定の幅だけ延び出すフランジ部が形成され、現像ユニッ
トは、現像ハウジングのフランジ部の各々が、レールユ
ニットの一対の一対の案内溝に嵌合され、案内溝の各々
に案内されて他端に向けて移動させられると、現像ハウ
ジングの一端部の被支持部がレールユニットの一端部の
軸部に嵌合支持されかつ現像ハウジングの他端部がレー
ルユニットの他端部に位置決め手段を介して係止されて
レールユニットに装着され、レールユニットと共に共通
の該軸線まわりに回動することができ、現像ユニットが
レールユニットに装着された状態において、現像ハウジ
ングのフランジ部の各々における上面は、対応する案内
溝における下向きの面に密着させられ、レールユニット
に装着された現像ユニットは、カム手段の作用に応じ
て、作動位置から非作動位置までレールユニットと共に
自重によって下方に向かって回動しうるよう該軸線の位
置が規定され、カム手段は、現像ハウジングの底面を直
接押圧して上方に押し上げる作用位置と、該底面から下
方に離隔する非作用位置との間を選択的に回動させられ
るカムを備え、カムは、カムが現像ハウジングの底面に
当接して該底面に対し該軸線から半径方向外方に離れる
方向に相対移動しながら現像ハウジングを上方に押し上
げるように非作用位置から作用位置へ向けて回動しうる
よう構成され、カムが非作用位置から作用位置まで回動
させられると、現像ハウジングの底面が該カムにより押
し上げられて、現像ユニットはレールユニットと共に該
軸線まわりに非作動位置から上方に向かって回動させら
れて作動位置に位置付けられ、レール本体の長手方向の
両端部における幅方向の一端部であって、感光体ドラム
側の一端部には貫通孔が形成され、現像ユニットがレー
ルユニットに装着された状態で、現像ハウジングの底面
の一部は、レールユニットの貫通孔の各々を介して下方
に露呈され、カムが作用位置に向かって回動させられる
と、カムは、レールユニットの、対応する貫通孔を通し
て現像ハウジングの、対応する底面を直接押圧する、
とを特徴とする現像ユニットの支持機構、が提供され
る。レールユニットの一端部に形成された軸部には同軸
の支持孔が形成され、現像ハウジングの一端部に形成さ
れた被支持部は、該支持孔に嵌合されうる被係止ピン部
から構成され、位置決め手段は、レールユニットの他端
部に形成された係止孔と、現像ハウジングの他端部に形
成されて該係止孔に離脱自在に係止されうる位置決め被
係止ピン部とから構成される、ことが好ましい。カム手
段は、フレーム手段に、感光体ドラムの軸線と平行な軸
線まわりに回動可能に支持 された軸と、軸の両端部に配
設されたケース部材と、ケース部材の各々にばね手段を
介して装着された該カムとを備え、該カムはばね手段に
より該軸の半径方向外方に向かって付勢され、該カムが
作用位置に位置付けられると、該カムは、現像ハウジン
グの底面を弾性的に押圧する、ことが好ましい。フレー
ム手段は該軸線方向に間隔をおいて配置された一対の側
板から構成され、側板の各々には、該軸線と共通の軸線
を有する支持孔が形成され、レールユニットは、所定の
幅をもって該軸線方向に直線状に延在する平坦な板状の
レール本体と、レール本体の長手方向両端部における幅
方向の一端であって、感光体ドラムに対し反対側の一端
から側外方に延び出した位置において直立して相互に間
隔をおいて対向する被支持壁とを備え、被支持壁の各々
には該軸部が、被支持壁の各々から該軸線方向であって
レールユニットの一端から他端に向かう方向に延び出す
ように形成され、レールユニットの一端部の被支持壁に
おける該軸部が、片方の側板の支持孔に、またレールユ
ニットの他端部の被支持壁における該軸部が、他方の側
板の支持孔に、それぞれ離脱自在にかつ回動自在に挿入
されることによって、レールユニットは側板の各々に回
動可能に支持される、ことが好ましい。レールユニット
と片方の側板との間には、現像ユニットが作動位置から
回動して非作動位置に停止させられるように、レールユ
ニットの該回動を規制する回動規制手段が配設されてい
る、ことが好ましい。回動規制手段は、片方の側板にお
ける、該支持孔よりも半径方向外側位置に形成された少
なくとも1個の取付孔と、レールユニットの片方の被支
持壁における、該軸部よりも半径方向外側位置に形成さ
れかつ該軸部の軸心を中心とする仮想円の接線方向又は
円周方向に延在する少なくとも1個の長孔と、該長孔を
通して該取付孔に固着された回動規制ピンとを備え、現
像ユニットがレールユニットと共に作動位置に位置付け
られた状態において、レールユニットの長孔の長手方向
の一端面は、片方の側板の回動規制ピンの外周面に対し
隙間をおいて位置付けられ、現像ローラが感光体ドラム
の表面から実質上、下方に離隔する方向に、現像ユニッ
トがレールユニットと一体に該軸線まわりに回動させら
れると、レールユニットの長孔の長手方向の該一端面が
回動規制ピンの外周面に当接させられてレールユニット
の該回動が規制され、現像ユニットはレールユニットと
共に非作動位置に位置付けられる、ことが好ましい。レ
ールユニットの片方の被支持壁における該軸部には該軸
線と共通の軸線を有する支持孔が形成され、現像ハウジ
ングの長手方向の一端部には、現像ハウジングの幅方向
の、感光体ドラムに対し反対側に延び出す突出壁が形成
され、該突出壁には、該軸線方向であって現像ハウジン
グの一端から他端に向かう方向に延び出す被係止ピン部
が形成され、現像ユニットがレールユニットに嵌合され
て一端から他端に向けて移動させられると、該被係止ピ
ン部がレールユニットの片方の被支持壁の該軸部に形成
された支持孔に離脱自在に嵌合される、ことが好まし
い。カムが圧接される現像ハウジングの底面には、カム
の手前側に近接してリブが形成され、リブは、現像ハウ
ジングの長手方向の後から前に向かう移動を阻止する、
ことが好ましい。
【0008】本発明の他の局面によれば、感光体ドラム
を含む画像形成機に配設されたフレーム手段に、該ドラ
ムと平行な軸線まわりに回動可能に支持されたレールユ
ニットと、現像ハウジング及び該ハウジングに配設され
た現像ローラを含みかつレールユニットにその一端から
該軸線方向に離脱自在に嵌合されて支持される現像ユニ
ットと、現像ユニットを、現像ローラが該ドラムの表面
に当接させられる作動位置と、現像ローラが該ドラムの
表面から実質上、下方に離隔させられる非作動位置とに
選択的に移動させうるカム手段とを備えた現像ユニット
の支持機構において、レールユニットの一端部及び他端
部にはフレーム手段に該軸線まわりに回動可能に支持さ
れる軸部が形成され、現像ハウジングの一端部にはレー
ルユニットの一端部に形成された軸部に対し該軸線方向
に離脱自在に嵌合して同軸上に支持される被支持部が形
成され、レールユニットの他端部と現像ハウジングの他
端部との間には、現像ハウジングの他端部をレールユニ
ットの他端部に該軸線方向に離脱自在に係止する位置決
め手段が配設され、現像ユニットは、レールユニットに
嵌合されて他端に向けて移動させられると、現像ハウジ
ングの一端部の被支持部がレールユニットの一端部の軸
部に嵌合支持されかつ現像ハウジングの他端部がレール
ユニットの他端部に位置決め手段を介して係止されてレ
ールユニットに装着され、レールユニットと共に共通の
該軸線まわりに回動することができ、フレーム手段は該
軸線方向に間隔をおいて配置された一対の側板から構成
され、側板の各々には、該軸線と共通の軸線を有する支
持孔が形成され、レールユニットは、所定の幅をもって
該軸線方向に直線状に延在する平坦な板状のレール本体
と、レール本体の長手方向両端部における幅方向の一端
であって、感光体ドラムに対し反対側の一端から側外方
に延び出した位置において直立して相互に間隔をおいて
対向する被支持壁とを備え、被支持壁の各々には該軸部
が、被支持壁の各々から該軸線方向であってレールユニ
ットの一端から他端に向かう方向に延び出すように形成
され、レールユニットの一端部の被支持壁における該軸
部が、片方の側板の支持孔に、またレールユニットの他
端部の被支持壁における該軸部が、他方の側板の支持孔
に、それぞれ離脱自在にかつ回動自在に挿入されること
によって、レールユニットは側板の各々に回動可能に支
持され、レールユニットの他方の被支持壁には、該軸線
方向に延在する少なくとも1個の係止孔が形成され、現
像ハウジングの長手方向の他端には、該軸線方向であっ
て現像ハウジングの一端から他端に向かう方向に延び出
す少なくとも1個の位置決め被係止ピン部が形成され、
現像ユニットがレールユニットに嵌合されて一端から他
端に向けて移動させられると、位置決め被係止ピン部が
該係止孔に離脱自在に係止される、ことを特徴とする現
像ユニットの支持機構、が提供される
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明にしたがって構成さ
れた現像ユニットの支持機構の好適な実施の形態を、添
付図面を参照して更に詳細に説明する。
【0010】図1を参照して、図示しない画像形成機で
ある複写機の複写機本体には、感光体ドラム2が配設さ
れ、感光体ドラム2の周囲には、クリーニング装置4、
クリーニング装置4のハウジングに配設された主帯電器
6、現像ユニット8の現像ハウジング10(図9参照)
に配設された現像ローラ12、転写ローラ14等の作像
エレメントが配置されている。現像ユニット8の、図1
において右方にはLSU(レーザスキャニングユニッ
ト)が配設されており、またLSUの上方にはトナーコ
ンテナ15が配設されている。番号16は用紙搬送路を
示し、用紙搬送路16は、感光体ドラム2と転写ローラ
14との間に形成される転写部を上下方向に延在するよ
う配設されている。番号17はレジストローラを示し、
レジストローラ17は、用紙搬送路16における、上記
転写部よりも上流側に配置されている。図1において2
点鎖線は、LSUから感光体ドラム2の表面に照射され
るレーザ光の照射径路を示しており、レーザ光は、現像
ユニット8と、トナーコンテナ15、クリーニング装置
4のハウジング及び主帯電器6との間の隙間を通って感
光体ドラム2の表面に照射されるよう、それらのレイア
ウトが規定されている。用紙搬送路16の、上記転写部
よりも上流側であって、複写機本体の下方位置には図示
しない給紙カセット等が配置され、また用紙搬送路16
の、上記転写部よりも下流側であって、複写機本体の上
方位置には図示しない定着装置、排出ローラ、排紙トレ
イ等が配設されている。複写機本体の最上部には、図示
しない原稿搬送装置、原稿読取装置等が配設されてい
る。
【0011】原稿搬送装置によって所定数の原稿を移動
させる間に各原稿の画像が原稿読取装置により読み取ら
れ、画像情報として記憶される。記憶された画像情報
は、LSUによって、主帯電器6により一様に帯電され
た感光体ドラム2の表面に照射され、感光体ドラム2の
表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ユ
ニット8により現像ローラ12上に担持された現像剤に
よって現像される。他方、給紙カセットから搬送された
用紙は、レジストローラ17により所定のタイミングで
上記転写部に向けて搬送される。用紙が転写部を通過す
る間に、用紙の片面には、感光体ドラム2の表面に形成
されたトナー画像が転写ローラ14によって転写され
る。片面にトナー画像が転写された用紙は定着装置に搬
送され、該画像は定着装置を通過する間に用紙の片面に
定着される。片面にトナー画像が定着された用紙は排出
ローラによって排紙トレイ上に排出される。以上のとお
りにして、用紙搬送路16を用紙が搬送される間に、用
紙の片面にトナー画像が形成される。上記した複写機の
基本的構成及び複写動作は周知の形態を利用することで
よく、また本発明の特徴をなすものではないので、更な
る詳細な説明は省略する。
【0012】次に本発明による現像ユニット8の支持機
構について説明する。図1及び図3〜図5を参照して、
複写機本体には、複写機本体の前後方向(図1において
表裏方向、図4において左右方向)に間隔をおいて複写
機本体の左右方向(図1において左右方向、図4におい
て上下方向)に平行に延在する前側板18及び後側板1
9が配設されている。上記感光体ドラム2は、フレーム
手段を構成する前側板18及び後側板19(図4参照)
間に回転自在に配設されている。現像ユニット8の支持
機構は、前側板18及び後側板19に、感光体ドラム2
の回転軸線と平行な軸線Lまわりに回動可能に支持され
たレールユニット20と、レールユニット20にその一
端である上記前後方向の前端から他端である上記前後方
向の後端に向かって軸線L方向に離脱自在に嵌合されて
支持される現像ユニット8とを備えている。なお、図1
〜図3において、符号Oは、軸線Lを軸線方向に見た、
レールユニット20の回転軸心を示している。また、以
下の説明において、前後方向、長手方向とは、一般的に
は上記した複写機本体の前後方向を示すものとし、ま
た、幅方向とは、一般的には上記した複写機本体の左右
方向を示すものとする。そして前側、一端側とは、図1
において表側(手前側)、図4において右側、また、後
側、他端側とは、図1において裏側(奥側)、図4にお
いて左側を示すものとする。感光体ドラム2の回転軸線
方向、軸線L方向は、上記前後方向、長手方向と一致す
る。
【0013】主として図5、図7及び図8を参照して、
レールユニット20は、後述するとおりにして前側板1
8及び後側板19に支持された状態をも想定して説明す
ると、一定の幅をもって軸線L方向に直線状に延在する
平坦な板状のレール本体21と、レール本体21の長手
方向両端部における幅方向の一端であって、感光体ドラ
ム2に対し反対側の一端から側外方に延び出した位置に
おいて直立して相互に長手方向に間隔をおいて対向する
前被支持壁22及び後被支持壁23とを備えている。鋼
板から形成されているレール本体21は、一定の幅で長
手方向に直線状に延在する平坦なほぼ矩形状をなす底壁
21aと、底壁21aの幅方向両端に沿って直線状に延
在しかつ底壁21aの上面から相互に同じ高さまで直立
する側壁21bと、側壁21bの各々の上端から相互に
接近する方向に一定の幅だけ直角に延び出すフランジ2
1cとを備えている。以上の構成により、レール本体2
1の底壁21aの幅方向両端には、幅方向両端に沿って
直線状に延在するよう形成された一対の案内溝であっ
て、横断面がチャンネル形状をなしかつ開放側が相互に
幅方向に対向するよう位置付けられた一対の案内溝が形
成される。レール本体21の長手方向の他端には直立フ
ランジ21dが形成されている。レール本体21の長手
方向の両端部における幅方向の一端部であって、感光体
ドラム2側の一端部には矩形状の貫通孔21eが形成さ
れている。
【0014】適宜の合成樹脂から一体に形成することが
できる前被支持壁22は、その底部から、レール本体2
1の幅方向であって、感光体ドラム2へ向かう方向に延
び出す基部22aを備えている。基部22aの、感光体
ドラム2側の部分は、レール本体21の前端部(一端
部)の下面に図示しないビスにより固着されている。前
被支持壁22は、レール本体21の長手方向に見て、上
下方向に細長い矩形状に形成されている。適宜の合成樹
脂から一体に形成することができる後被支持壁23は、
その側部から、レール本体21の幅方向であって、感光
体ドラム2へ向かう方向に延び出す基壁部23aを備え
ている。基壁部23aの、感光体ドラム2側の部分の前
側の直立面は、レール本体21の直立フランジ21dに
図示しないビスにより固着されている。後被支持壁23
の基壁部23aには、軸線L方向に延在する少なくとも
1個の係止孔23b、実施形態においては2個の係止孔
23bが幅方向に間隔をおいて形成されている。実施形
態において、係止孔23bの各々は、後被支持壁23に
形成された位置決めボス部に形成されている。前被支持
壁22の上端部寄りの位置には前軸部24が、前被支持
壁23から軸線L方向であってレール本体21の、した
がってレールユニット20の前端から後端に向かう方向
に延び出すように形成されている。前軸部24は同軸の
支持孔24aが形成された円筒形状をなし、支持孔24
aは前被支持壁23の前後方向に貫通するよう形成され
ている。後被支持壁部23の上端部寄りの位置には後軸
部25が、後被支持壁部から軸線L方向であってレール
本体21の、したがってレールユニット20の一端から
他端に向かう方向に延び出すように形成されている。後
軸部25は円筒形状をなしている。片方の側板である前
側板18及び他方の側板である後側板19には、共通の
軸線Lを有する支持孔18a及び19aが形成されてい
る(図4参照)。
【0015】図4を参照して、前被支持壁22の前軸部
24が、前側板18の支持孔18aに前側から離脱自在
にかつ回動自在に挿入され、また後被支持壁23の後軸
部25が、後側板19の支持孔19aに前側から離脱自
在にかつ回動自在に挿入されることによって、レールユ
ニット20は前側板18及び後側板19に回動可能に支
持される。なお、前側板18及び後側板19には、レー
ルユニット20が該支持のために前側から後側に向かっ
て挿入支持されるのを許容する図示しない貫通孔が形成
されている。これらの貫通孔はまた、後述するとおりに
して、現像ユニット8がレールユニット20に離脱自在
に嵌合装着されるのを許容する大きさに形成されると共
に、現像ユニット8がレールユニット20に装着された
状態で一体に所定の角度範囲で回動するのを許容する大
きさに形成されている。
【0016】後の記載から明らかにされるが、現像ユニ
ット8は、レールユニット20に離脱自在に装着された
状態で、後述するカム手段30によって、現像ローラ1
2が感光体ドラム2の表面に当接させられる作動位置
と、現像ローラ12が感光体ドラム2の表面から実質
上、下方に離隔させられる非作動位置とに選択的に移動
させられる。レールユニット20に装着された現像ユニ
ット8は、カム手段30の作用に応じて、作動位置から
非作動位置までレールユニット20と共に自重によって
下方に向かって回動しうるよう軸線Lの位置が規定され
ている。この構成は、現像ユニット8の、作動位置から
非作動位置への回動を、格別の手段を施すことなく、レ
ールユニット20と共に円滑かつ確実にするものであ
る。上記作動を許容するために、レールユニット20と
前側板18との間には、現像ユニット8が作動位置から
回動して非作動位置に停止させられるように、レールユ
ニット20の該回動を規制する回動規制手段が配設され
ている。
【0017】図5〜図8を参照して、回動規制手段は、
前側板18における、支持孔18aよりも半径方向外側
位置に形成された少なくとも1個の取付孔、実施形態に
おいては2個の取付孔18b(図6において、そのうち
の1個のみが示されている)と、レールユニット20の
前被支持壁22における、前軸部24よりも半径方向外
側位置に形成されかつ前軸部24の軸心Oを中心とする
仮想円の接線方向又は円周方向に延在する少なくとも1
個の長孔、実施形態においては2個の長孔22bと、長
孔22bの各々を通して対応する取付孔18bに固着さ
れた回動規制ピン26とを備えている。取付孔18bの
各々は、前側板18の上下方向に間隔をおいてかつ相互
に180°の角度間隔をおいて形成され、取付孔18b
の各々の軸心は、実質上、上記仮想円と同心同径の仮想
円上に位置付けられている。長孔22bの各々は、前被
支持壁22の上下方向に間隔をおいてかつ相互に実質上
180°の角度間隔をおいて形成されている。前被支持
壁22の、取付孔18bの各々が形成された前面には、
回動規制ピン26の頭部が前面から突出しないような深
さを有する凹部22cが形成されている。後述するとお
りにして現像ユニット8がレールユニット20と共に作
動位置に位置付けられた状態において(図1参照)、レ
ールユニット20の長孔22bの各々の長手方向の一端
面(図1において、上側の長孔22bにおいては右端
面、下側の長孔22bにおいては左端面)は、回動規制
ピン26の外周面に対し隙間をおいて位置付けられる。
また、後述するとおりにして現像ローラ12が感光体ド
ラム2の表面から実質上、下方に離隔する方向に、現像
ユニット8がレールユニット20と共に軸線Lまわりに
回動させられると、レールユニット20の長孔22bの
各々の長手方向の該一端面が回動規制ピン26の外周面
に当接させられてレールユニット20の該回動が規制さ
れ、現像ユニット8はレールユニット20と共に非作動
位置に位置付けられる(図2参照)。
【0018】図3〜図5及び図9を参照して、現像ユニ
ット8は、適宜の合成樹脂により一体に形成することが
できる現像ハウジング10と、現像ハウジング10に配
設された現像ローラ12とを備えている。現像ハウジン
グ10内には、トナーとキャリア粒子とからなる現像剤
が収容され、また図示しない攪拌搬送機構が配設されて
いる。現像ローラ12の軸方向両側には、感光体ドラム
2の表面に当接される隙間設定コロ12a(図9参照)
が同軸上に配設されている。現像ハウジング10の下端
部における幅方向両側面には、幅方向外側に直線状に一
定の幅だけ延び出すフランジ部13が形成されている。
フランジ部13の各々は矩形状の横断面を有するよう形
成されている。現像ハウジング10の長手方向の前端部
には、現像ハウジング10の幅方向の、感光体ドラムに
対し反対側に延び出す突出壁15が形成されている。突
出壁15の上端には、トナーの補給口15aが形成され
ている(図9参照)。突出壁15には、現像ハウジング
10の長手方向(軸線L方向)であって現像ハウジング
10の前端から後端に向かう方向に延び出す被係止ピン
部15bが形成されている。現像ハウジング10の長手
方向の後端には、軸線L方向であって現像ハウジングの
一端から他端に向かう方向に延び出す少なくとも1個の
位置決め被係止ピン部17b、実施形態においては2個
の位置決め被係止ピン部17bが幅方向に間隔をおいて
形成されている。現像ユニット8のその他の構成は周知
の構成を利用することでよく、更なる説明は省略する。
【0019】以上のように構成された現像ユニット8
は、現像ハウジング10のフランジ部13の各々が、レ
ールユニット20のレール本体21に形成された上記一
対の案内溝に嵌合され、該案内溝の各々に案内されてレ
ール本体21の前端から後端に向けて移動させられる。
現像ユニット8がレールユニット20の前端から後端に
向けて移動させられると、現像ハウジング10の突出壁
15の被係止ピン部15bがレールユニット20の前被
支持壁22の前軸部24に形成された支持孔24aに離
脱自在に嵌合される。また、現像ハウジング10の後端
に形成された位置決め被係止ピン部17bの各々が、レ
ールユニット20の後被支持壁23の基壁部23aに形
成された係止孔23bの各々に離脱自在に係止される。
現像ユニット8がレールユニット20に装着された状態
で、現像ハウジング10の底面の一部は、レールユニッ
ト20のレール本体21の底壁21aに形成された貫通
孔21eの各々を介して下方に露呈される。露呈された
該底面の各々は、後述するカム40の当接面を規定す
る。
【0020】以上のとおりにして、現像ユニット8はレ
ールユニット20に離脱自在に装着される。上記装着
は、レールユニット20が非作動位置に位置付けられた
状態で行なわれる。また上記装着は、現像ユニット8を
レールユニット20の前端から後端に向けて移動させる
だけの簡単な操作で容易かつ確実に遂行される。現像ユ
ニット8の、レールユニット20からの離脱操作は、現
像ユニット8を、レールユニット20から逆方向に引き
出すだけの簡単な操作で容易かつ確実に遂行される。現
像ユニット8がレールユニット20に装着された状態に
おいて、現像ハウジング10のフランジ部13の各々の
上面が、対応する案内溝における下向きの面(レール本
体21の幅方向両端に形成されたフランジ21cの下
面)に密着するよう構成することによって、現像ユニッ
ト8とレールユニット20との間のガタを最小限に抑え
ることが可能になる。その結果、現像ユニット8の感光
体ドラム2に対する位置決め作動及びセット位置解除作
動が円滑かつ確実に行われることを可能にする。また、
現像ユニット8の感光体ドラムに対する位置決め精度を
所望のとおりに確保することを容易に可能にする。上記
したように、現像ユニット8がレールユニット20に装
着された状態において、現像ハウジング10のフランジ
部13の各々の上面が、対応する案内溝における下向き
の面(レール本体21の幅方向両端に形成されたフラン
ジ21cの下面)に密着するよう構成されているが、該
装着状態において、現像ハウジング10の底面(下面)
と、レール本体21の底壁21aの上面との間には僅か
なクリアランス(例えば、1.5mm程度)が形成され
ている。該クリアランスの形成によって、現像ユニット
8を、レールユニット20から逆方向に引き出すとき及
び装着するときの、現像ユニット8のレールユニット2
0に対するスライド移動が容易かつ円滑となる。なお、
レールユニット20の後被支持壁23の基壁部23aに
形成された係止孔23bの各々と、現像ハウジング10
の後端に形成された位置決め被係止ピン部17bの各々
とは、現像ハウジング10の後端部をレールユニット2
0の後端部に軸線L方向に離脱自在に係止する位置決め
手段を構成する。
【0021】本発明による現像ユニットの支持機構には
また、現像ユニット8を、現像ローラ12(正確には隙
間設定コロ12a)が感光体ドラム2の表面に当接させ
られる作動位置と、現像ローラ12が感光体ドラム2の
表面から実質上、下方に離隔させられる非作動位置とに
選択的に移動させうるカム手段30が備えられている。
図10〜図12を参照して、カム手段30は、前側板1
8及び後側板19間に両端部が回動可能に支持された軸
32(図4をも参照)と、軸32に備えられた少なくと
も1個のカム機構、実施形態においては軸32の両端部
に配設された一対のカム機構34を備えている。軸32
は、感光体ドラムの軸線と平行な軸線(したがって軸線
Lと平行な軸線)を有するよう配置されている。カム機
構34の各々は相互に実施形態同じ構成を有しているの
で、その一方について説明する。
【0022】カム機構34は、軸32に配設されたケー
ス部材36と、ケース部材36にばね手段である圧縮コ
イルばね38を介して装着されたカム40とを備えてい
る。なお図11においては、圧縮コイルばね38の図示
は省略されている。ケース部材36は、軸32の軸方向
に間隔をおいて軸32の半径方向に延在する一対の側壁
36aと、側壁36aの各々の幅方向の一端間を連結す
る橋絡壁36bとを備え、側壁36aの各々の一端部が
軸32と一体に回転できるよう装着されている。側壁3
6aの各々には、幅方向の他端から軸32の接線方向に
延び、更に軸32の半径方向外側に向かって延びる係止
溝36cが形成されている。カム40は、上端に曲面か
らなるカム面が形成されたブロック体をなし、その両側
面には、側外方に突出する支持ピン部42が形成されて
いる。カム40の下端中央には下方に延び出す円筒部4
4が形成されている。軸32の、側壁36aの各々間の
位置にはガイドピン46がナット48により締結されて
いる。ガイドピン46は、軸32の軸線を直交するよう
貫通して、その先端部が側壁36aの各々間を半径方向
外方に延びるよう配置されている。カム40は、支持ピ
ン部42の各々がケース部材36の、対応する係止溝3
6cに嵌合され、円筒部44がガイドピン45に相対移
動自在に嵌合される。ナット46とカム40の下端面と
の間には圧縮コイルばね38が介在されている。カム4
0は、圧縮コイルばね38により軸32の半径方向外方
に向かって常時付勢されている。カム40が圧縮コイル
ばね38のばね力に抗して半径方向内側に向かう所定以
上の力を受けると、該力に応じて半径方向内側に向かっ
て移動させられる。カム40の該移動は、支持ピン部4
2の各々が、対応する係止溝36cに沿って半径方向内
側に移動しうること、及び円筒部44がガイドピン45
に沿って半径方向内側に移動しうること、により許容さ
れる。
【0023】軸32の一端にはギヤ50が一体に回動し
うるよう装着されている。軸32が前側板18及び後側
板19間に支持された状態において、ギヤ50は前側板
18に近接した、前側板18の前側に位置付けられる
(図4参照)。装着状態は図示されていないが、前側板
18の、ギヤ50に隣接した上記左方位置には、カム4
0の各々の操作レバー52が図示しない軸を介して回動
可能に支持されている。操作レバー52の該軸にはギヤ
54が一体に回動しうるよう装着されている。ギヤ50
と54とは相互に噛み合わされている。
【0024】図1は、レールユニット20に現像ユニッ
ト8が装着され、カム40の各々が現像ハウジング10
の底面(レール本体21の底壁21aの貫通孔21eの
各々を介して露呈された底面)を、貫通孔21eを通し
て直接押圧して上方に押し上げる作用位置に位置付けら
れ、現像ローラ12(より具体的には、隙間設定コロ1
2aの各々)が感光体ドラム2の表面に当接させられる
作動位置にセットされた状態を示している。カム40の
各々及び操作レバー52はほぼ直立状態に位置付けられ
る。カム40の各々が作用位置に位置付けられると、カ
ム40の各々は、所定のストロークだけ圧縮コイルばね
38のばね力に抗して半径方向内側に強制移動させられ
て、現像ハウジング10の底面を弾性的に押圧する。こ
の弾性作用により、隙間設定コロ12aの各々は感光体
ドラム2の表面に所定の圧力で均一に押圧される。この
作用は、現像ユニット8の感光体ドラム2に対する位置
決め精度を所望のとおりに確保することを容易に可能に
する。なおカム40の各々が圧接される現像ハウジング
10の底面には、カム40の手前側(上記前後方向の前
側)に近接してリブ10aが形成されている(図12に
おいて2点鎖線参照)。リブ10aの各々は、現像ハウ
ジング10の長手方向の後から前に向かう移動を阻止す
るよう機能する。カム40及び操作レバー52は直立し
た状態に位置付けられる。なお、操作レバー52には貫
通孔52aが形成され(図10参照)、前側板18の対
応する位置には、操作レバー52が上記直立した状態で
整合される、図示しないねじ孔が形成され、貫通孔52
aを通して図示しないビスにより操作レバー52を前側
板18に解除自在に締結することができる。これによ
り、操作レバー52の回動がロックされ、現像ユニット
8の上記セット位置が確実に保持される。
【0025】現像ユニット8の上記セット位置を解除す
る場合には、先ず、トナーコンテナ15を、周知のとお
りにして複写機本体から取り出す。現像ハウジング10
のトナーの補給口15a(図9参照)に接続されていた
トナーコンテナ15の図示しないトナー補給口は、該取
り出し操作により、周知のシャッタ機構により自動的に
閉塞される。次いで、操作レバー52の、前側板18に
対するロックを解除した後、操作レバー52を図1にお
いて反時計方向に回動させる。カム40の各々はギヤ5
4及び50を介して軸32と一体に時計方向に回動させ
られて、該底面から下方に離隔する非作用位置に位置付
けられる(図2参照)。前側板18及び後側板19には
ストッパ56が配設され、ストッパ56の各々が、対応
するカム40のケース部材36に当接して時計方向への
回動を所定の位置で阻止するよう構成されている。カム
40の各々はほぼ水平に位置付けられ、操作レバー52
はほぼ45°の角度位置に位置付けられる。現像ユニッ
ト8は、カム40の各々の上記回動に従って、図1に示
されている作動位置から図2に示されている非作動位置
まで、レールユニット20と共に自重によって下方に向
かって反時計方向に軸心O(軸線L)まわりに回動させ
られる。現像ユニット8はレールユニット20と共に共
通の軸線Lまわりを回動させられるので、その回動は円
滑かつ確実に遂行される。現像ユニット8の非作動位置
への拘束は先に述べた回動規制手段により確実に遂行さ
れる。次いで、現像ユニット8をレールユニット20に
対し手前側に引くことにより、現像ハウジング10の突
出壁15の被係止ピン部15bがレールユニット20の
前被支持壁22の前軸部24に形成された支持孔24a
から離脱され、また、現像ハウジング10の後端に形成
された位置決め被係止ピン部17bの各々が、レールユ
ニット20の後被支持壁23の基壁部23aに形成され
た係止孔23bの各々から離脱される。該離脱により、
現像ユニット8の現像ハウジング10は、先に述べた、
現像ハウジング10の底面と、レール本体21の底壁2
1aの上面との間に形成されたクリアランスに起因し
て、レール本体21の案内溝内を相対的に僅かに落下
し、スライドが容易となる。現像ユニット8はレールユ
ニット20から容易に引き出される。レールユニット2
0の手前への移動は、前被支持壁22に形成された長孔
22bの各々が、前側板18に装着された回動規制ピン
26の頭部に干渉することにより阻止される(回動規制
ピン26の頭部は、対応する長孔22bの幅よりも大径
に形成されている)。
【0026】現像ユニット8を上記非作動位置から作動
位置(セット位置)に回動させる場合には、先ず、現像
ユニット8をレールユニット20に、先に説明したとお
りにして嵌合装着する。次いで、操作レバー52を図2
において時計方向に回動させる。カム40の各々は、ギ
ヤ54及び50を介して軸32と一体に非作用位置から
作用位置に向けて反時計方向に回動させられる。現像ハ
ウジング10の上記底面が、レールユニット20の、貫
通孔21e(図7参照)の各々を通して対応するカム4
0により直接押し上げられる。現像ユニット8は、レー
ルユニット20と共に共通の軸線Lまわりに上方に向か
って時計方向に回動させられて、現像ローラ12が感光
体ドラム2の表面に当接させられる作動位置に位置付け
られる(図1参照)。現像ローラ12は感光体ドラム2
の表面の最下方寄りの位置に、ほぼ感光体ドラム2の軸
心に向かって圧接させられる。現像ユニット8はレール
ユニット20と共に共通の軸線Lまわりを回動させられ
るので、その回動は円滑かつ確実に遂行され、現像ユニ
ット8の感光体ドラム2に対する位置決めは円滑かつ確
実に遂行される。また、カム40の各々は、カム40の
各々が現像ハウジング10の底面に当接して該底面に対
し軸線Lから半径方向外方に離れる方向に相対移動しな
がら現像ハウジング10を上方に押し上げるように非作
用位置から作用位置へ向けて回動しうるよう構成され、
上記したように、カム40の各々が非作用位置から作用
位置まで回動させられると、現像ハウジング10の底面
がカム40の各々により押し上げられて、現像ユニット
8はレールユニット20と共に軸線Lまわりに非作動位
置から上方に向かって回動させられて作動位置に位置付
けられるよう構成されているので、カム40の各々によ
る現像ユニット8(及びレールユニット20)の上方へ
の回動移動は容易かつ円滑に遂行され、現像ユニット8
の感光体ドラム2に対する位置決め作動は容易かつ円滑
にしかも確実に遂行される。次いで、先に述べたとおり
にして操作レバー52を前側板18にロックする。その
後、トナーコンテナ15を、周知のとおりにして複写機
本体に装着する。トナーコンテナ15の図示しないトナ
ー補給口は、該装着操作により、周知のシャッタ機構に
より自動的に開口され、現像ハウジング10のトナーの
補給口15a(図9参照)と接続される。上記した本発
明による現像ユニットの支持機構は、上記した効果に加
えて、更に、全体の構成がシンプルであり、コストの低
減を可能にするものである。
【0027】
【発明の効果】本発明による現像ユニットの支持機構に
よれば、現像ユニットの感光体ドラムに対する位置決め
作動及びセット位置解除作動が円滑かつ確実に行われる
ことを容易に可能にする。また、現像ユニットの感光体
ドラムに対する位置決め精度を所望のとおりに確保する
ことを容易に可能にする。更にはまた、全体の構成がシ
ンプルであり、コストの低減を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像ユニットの支持機構の実施形
態を備えた複写機の要部を概略的に示す構成図。
【図2】図1に示す現像ユニットの支持機構の他の作動
態様を示す構成図。
【図3】図1に示す現像ユニットの支持機構の、より具
体的な実施形態を複写機本体の前側から見た側面概略
図。
【図4】図3のA−A矢視断面概略図。
【図5】図3に示す現像ユニット及びレールユニットを
分解し、更に一部を省略して示す斜視概略図。
【図6】図3のB−B矢視断面図。
【図7】図3に示すレールユニットの斜視図。
【図8】図7に示すレールユニットを他の方向から見た
斜視図。
【図9】図3に示す現像ユニットの斜視図。
【図10】図3に示す現像ユニットの支持機構に備えら
れたカム手段の斜視概略図。
【図11】図10に示すカム手段に含まれるカム機構の
一部を拡大して示す斜視概略図。
【図12】図11に示すカム機構の正面縮小図。
【符号の説明】
2 感光体ドラム 8 現像ユニット 10 現像ハウジング 12 現像ローラ 20 レールユニット 40 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 506 G03G 21/16

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムを含む画像形成機に配設され
    たフレーム手段に、該ドラムと平行な軸線まわりに回動
    可能に支持されたレールユニットと、現像ハウジング及
    び該ハウジングに配設された現像ローラを含みかつレー
    ルユニットにその一端から該軸線方向に離脱自在に嵌合
    されて支持される現像ユニットと、現像ユニットを、現
    像ローラが該ドラムの表面に当接させられる作動位置
    と、現像ローラが該ドラムの表面から実質上、下方に離
    隔させられる非作動位置とに選択的に移動させうるカム
    手段とを備えた現像ユニットの支持機構において、 レールユニットの一端部及び他端部にはフレーム手段に
    該軸線まわりに回動可能に支持される軸部が形成され、
    現像ハウジングの一端部にはレールユニットの一端部に
    形成された軸部に対し該軸線方向に離脱自在に嵌合して
    同軸上に支持される被支持部が形成され、 レールユニットの他端部と現像ハウジングの他端部との
    間には、現像ハウジングの他端部をレールユニットの他
    端部に該軸線方向に離脱自在に係止する位置決め手段が
    配設され、レールユニットは、所定の幅をもって該軸線方向に直線
    状に延在する平坦な板状の底壁と、底壁の幅方向両端に
    沿って直線状に延在しかつ底壁の上面から相互に同じ高
    さまで直立する側壁と、側壁の各々の上端から相互に接
    近する方向に一定の幅だけ直角に延び出すフランジとか
    らなる一対の案内溝を備えたレール本体を備え、現像ハ
    ウジングの下端部における幅方向両側面には、幅方向外
    側に直線状に一定の幅だけ延び出すフランジ部が形成さ
    れ、 現像ユニットは、現像ハウジングのフランジ部の各々
    が、レールユニットの一対の案内溝に嵌合され、案内溝
    の各々に案内されて他端に向けて移動させられると、現
    像ハウジングの一端部の被支持部がレールユニットの一
    端部の軸部に嵌合支持されかつ現像ハウジングの他端部
    がレールユニットの他端部に位置決め手段を介して係止
    されてレールユニットに装着され、レールユニットと共
    に共通の該軸線まわりに回動することができ、 現像ユニットがレールユニットに装着された状態におい
    て、現像ハウジングのフランジ部の各々における上面
    は、対応する案内溝における下向きの面に密着させら
    れ、 レールユニットに装着された現像ユニットは、カム手段
    の作用に応じて、作動位置から非作動位置までレールユ
    ニットと共に自重によって下方に向かって回動しうるよ
    う該軸線の位置が規定され、 カム手段は、現像ハウジングの底面を直接押圧して上方
    に押し上げる作用位置と、該底面から下方に離隔する非
    作用位置との間を選択的に回動させられるカムを備え、
    カムは、カムが現像ハウジングの底面に当接して該底面
    に対し該軸線Lから半径方向外方に離れる方向に相対移
    動しながら現像ハウジングを上方に押し上げるように非
    作用位置から作用位置へ向けて回動しうるよう構成さ
    れ、カムが非作用位置から作用位置まで回動させられる
    と、現像ハウジングの底面が該カムにより押し上げられ
    て、現像ユニットはレールユニットと共に該軸線まわり
    に非作動位置から上方に向かって回動させられて作動位
    置に位置付けられ、 レール本体の長手方向の両端部における幅方向の一端部
    であって、感光体ドラム側の一端部には貫通孔が形成さ
    れ、現像ユニットがレールユニットに装着された状態
    で、現像ハウジングの底面の一部は、レールユニットの
    貫通孔の各々を介して下方に露呈され、該カムが作用位
    置に向かって回動させられると、該カムは、レールユニ
    ットの、対応する貫通孔を通して現像ハウジングの、対
    応する底面を直接押圧する、 ことを特徴とする現像ユニットの支持機構。
  2. 【請求項2】レールユニットの一端部に形成された軸部
    には同軸の支持孔が形成され、現像ハウジングの一端部
    に形成された被支持部は、該支持孔に嵌合されうる被係
    止ピン部から構成され、 位置決め手段は、レールユニットの他端部に形成された
    係止孔と、現像ハウジングの他端部に形成されて該係止
    孔に離脱自在に係止されうる位置決め被係止ピン部とか
    ら構成される、請求項1記載の現像ユニットの支持機
    構。
  3. 【請求項3】カム手段は、フレーム手段に、感光体ドラ
    ムの軸線と平行な軸線まわりに回動可能に支持された軸
    と、軸の両端部に配設されたケース部材と、ケース部材
    の各々にばね手段を介して装着された該カムとを備え、
    該カムはばね手段により該軸の半径方向外方に向かって
    付勢され、該カムが作用位置に位置付けられると、該カ
    ムは、現像ハウジングの底面を弾性的に押圧する、請求
    記載の現像ユニットの支持機構。
  4. 【請求項4】フレーム手段は該軸線方向に間隔をおいて
    配置された一対の側板から構成され、側板の各々には、
    該軸線と共通の軸線を有する支持孔が形成され、レール
    ユニットは、所定の幅をもって該軸線方向に直線状に延
    在する平坦な板状のレール本体と、レール本体の長手方
    向両端部における幅方向の一端であって、感光体ドラム
    に対し反対側の一端から側外方に延び出した位置におい
    て直立して相互に間隔をおいて対向する被支持壁とを備
    え、被支持壁の各々には該軸部が、被支持壁の各々から
    該軸線方向であってレールユニットの一端から他端に向
    かう方向に延び出すように形成され、レールユニットの
    一端部の被支持壁における該軸部が、片方の側板の支持
    孔に、またレールユニットの他端部の被支持壁における
    該軸部が、他方の側板の支持孔に、それぞれ離脱自在に
    かつ回動自在に挿入されることによって、レールユニッ
    トは側板の各々に回動可能に支持される、請求項記載
    の現像ユニットの支持機構。
  5. 【請求項5】レールユニットと片方の側板との間には、
    現像ユニットが作動位置から回動して非作動位置に停止
    させられるように、レールユニットの該回動を規制する
    回動規制手段が配設されている、請求項記載の現像ユ
    ニットの支持機構。
  6. 【請求項6】回動規制手段は、片方の側板における、該
    支持孔よりも半径方向外側位置に形成された少なくとも
    1個の取付孔と、レールユニットの片方の被支持壁にお
    ける、該軸部よりも半径方向外側位置に形成されかつ該
    軸部の軸心を中心とする仮想円の接線方向又は円周方向
    に延在する少なくとも1個の長孔と、該長孔を通して該
    取付孔に固着された回動規制ピンとを備え、現像ユニッ
    トがレールユニットと共に作動位置に位置付けられた状
    態において、レールユニットの長孔の長手方向の一端面
    は、片方の側板の回動規制ピンの外周面に対し隙間をお
    いて位置付けられ、現像ローラが感光体ドラムの表面か
    ら実質上、下方に離隔する方向に、現像ユニットがレー
    ルユニットと一体に該軸線まわりに回動させられると、
    レールユニットの長孔の長手方向の該一端面が回動規制
    ピンの外周面に当接させられてレールユニットの該回動
    が規制され、現像ユニットはレールユニットと共に非作
    動位置に位置付けられる、請求項記載の現像ユニット
    の支持機構。
  7. 【請求項7】レールユニットの片方の被支持壁における
    該軸部には該軸線と共通の軸線を有する支持孔が形成さ
    れ、現像ハウジングの長手方向の一端部には、現像ハウ
    ジングの幅方向の、感光体ドラムに対し反対側に延び出
    す突出壁が形成され、該突出壁には、該軸線方向であっ
    て現像ハウジングの一端から他端に向かう方向に延び出
    す被係止ピン部が形成され、現像ユニットがレールユニ
    ットに嵌合されて一端から他端に向けて移動させられる
    と、該被係止ピン部がレールユニットの片方の被支持壁
    の該軸部に形成された支持孔に離脱自在に嵌合される、
    請求項記載の現像ユニットの支持機構。
  8. 【請求項8】カムが圧接される現像ハウジングの底面に
    は、カムの手前側に近接してリブが形成され、 リブは、現像ハウジングの長手方向の後から前に向かう
    移動を阻止する、請求項1記載の現像ユニットの支持機
    構。
  9. 【請求項9】感光体ドラムを含む画像形成機に配設され
    たフレーム手段に、該ドラムと平行な軸線まわりに回動
    可能に支持されたレールユニットと、現像ハウジング及
    び該ハウジングに配設された現像ローラを含みかつレー
    ルユニットにその一端から該軸線方向に離脱自在に嵌合
    れて支持される現像ユニットと、現像ユニットを、現
    像ローラが該ドラムの表面に当接させられる作動位置
    と、現像ローラが該ドラムの表面から実質上、下方に離
    隔させられる非作動位置とに選択的に移動させうるカム
    手段とを備えた現像ユニットの支持機構において、 レールユニットの一端部及び他端部にはフレーム手段に
    該軸線まわりに回動可能に支持される軸部が形成され、
    現像ハウジングの一端部にはレールユニットの一端部に
    形成された軸部に対し該軸線方向に離脱自在に嵌合して
    同軸上に支持される被支持部が形成され、レールユニッ
    トの他端部と現像ハウジングの他端部との間には、現像
    ハウジングの他端部をレールユニットの他端部に該軸線
    方向に離脱自在に係止する位置決め手段が配設され、現
    像ユニットは、レールユニットに嵌合されて他端に向け
    て移動させられると、現像ハウジングの一端部の被支持
    部がレールユニットの一端部の軸部に嵌合支持されかつ
    現像ハウジングの他端部がレールユニットの他端部に位
    置決め手段を介して係止されてレールユニットに装着さ
    れ、レールユニットと共に共通の該軸線まわりに回動す
    ることができ、 フレーム手段は該軸線方向に間隔をおいて配置された一
    対の側板から構成され、側板の各々には、該軸線と共通
    の軸線を有する支持孔が形成され、レールユニットは、
    所定の幅をもって該軸線方向に直線状に延在する平坦な
    板状のレール本体と、レール本体の長手方向両端部にお
    ける幅方向の一端であって、感光体ドラムに対し反対側
    の一端から側外方に延び出した位置において直立して相
    互に間隔をおいて対向する被支持壁とを備え、被支持壁
    の各々には該軸部が、被支持壁の各々から該軸線方向で
    あってレールユニットの一端から他端に向かう方向に延
    び出すように形成され、レールユニットの一端部の被支
    持壁における該軸部が、片方の側板の支持孔に、またレ
    ールユニットの他端部の被支持壁における該軸部が、他
    方の側板の支持孔に、それぞれ離脱自在にかつ回動自在
    に挿入されることによって、レールユニットは側板の各
    々に回動可能に支持され、 レールユニットの他方の被支持壁には、該軸線方向に延
    在する少なくとも1個の係止孔が形成され、現像ハウジ
    ングの長手方向の他端には、該軸線方向であって現像ハ
    ウジングの一端から他端に向かう方向に延び出す少なく
    とも1個の位置決め被係止ピン部が形成され、現像ユニ
    ットがレールユニットに嵌合されて一端から他端に向け
    て移動させられると、位置決め被係止ピン部が該係止孔
    に離脱自在に係止される、ことを特徴とする 現像ユニットの支持機構。
JP2000373728A 2000-12-08 2000-12-08 現像ユニットの支持機構 Expired - Fee Related JP3508103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373728A JP3508103B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 現像ユニットの支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373728A JP3508103B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 現像ユニットの支持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002174952A JP2002174952A (ja) 2002-06-21
JP3508103B2 true JP3508103B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=18843047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000373728A Expired - Fee Related JP3508103B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 現像ユニットの支持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3508103B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004101757A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びリサイクル方法
JP3858875B2 (ja) * 2003-08-25 2006-12-20 村田機械株式会社 現像器及びそれを備えた画像形成装置
US7274895B2 (en) 2003-08-25 2007-09-25 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Developing unit with pressing guide mechanisms and image forming device having the developing unit
JP4407207B2 (ja) * 2003-08-25 2010-02-03 村田機械株式会社 現像器及びそれを備えた画像形成装置
US7088940B2 (en) * 2003-08-25 2006-08-08 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Image forming device
JP3986077B2 (ja) 2005-03-18 2007-10-03 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4793430B2 (ja) * 2008-12-05 2011-10-12 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2011102908A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Murata Machinery Ltd 画像形成装置
JP5810118B2 (ja) * 2013-03-28 2015-11-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5865862B2 (ja) * 2013-04-04 2016-02-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6237588B2 (ja) * 2014-06-13 2017-11-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
KR102072984B1 (ko) * 2018-09-05 2020-02-04 박용호 광케이블 피복 박리 및 절단장치
JP7255378B2 (ja) * 2019-06-13 2023-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652761U (ja) * 1979-09-29 1981-05-09
JPH0795209B2 (ja) * 1985-11-30 1995-10-11 三田工業株式会社 現像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002174952A (ja) 2002-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3508103B2 (ja) 現像ユニットの支持機構
US9829857B2 (en) Image forming apparatus including an erroneous attaching prevention unit
JP3957416B2 (ja) シート送給用カセットトレー機構
JP3948155B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2007057646A (ja) 感光体カートリッジ、現像カートリッジ、及び画像形成装置
JPH0437988B2 (ja)
CN100474140C (zh) 成像设备以及安装和拆卸处理盒的方法
JP2634431B2 (ja) 複写機用の給紙装置
US8706003B2 (en) Image forming device including process unit provided with handle
JP4513928B2 (ja) プロセスユニット
JP4967648B2 (ja) 画像形成装置
JP2659717B2 (ja) 画像形成装置における作像ユニット着脱装置
JP5352505B2 (ja) 画像形成装置
JP3273590B2 (ja) 画像形成装置
US4431180A (en) Roller supporting arrangement for electrostatic copying apparatus
JPS60258030A (ja) 画像形成装置
JP3135629B2 (ja) 電子写真装置
JP2001109215A (ja) 画像形成装置
JP2007102041A (ja) 画像形成装置
JP6789662B2 (ja) 画像形成装置
JP3633391B2 (ja) シート供給装置および画像形成装置
JPH067275B2 (ja) 複写装置
JPH11249530A (ja) 画像形成装置
JP4381185B2 (ja) 給紙装置
JPH066365Y2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees