JP2011102908A - 画像形成装置 - Google Patents

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成年 高松
Takateru Kamei
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Abstract

【課題】現像ローラを含む現像器が着脱可能な画像形成装置において、感光体ドラムに対して、現像ローラをより正確な位置に配置する。
【解決手段】現像器3は、現像ローラ35の回転軸に垂直な方向の断面において、円弧形状を有する軸部材36を備える。画像形成装置本体は、C字形の溝53を有し、軸部材36が溝53に嵌ることで、現像器3が画像形成装置本体に装着される。第2支持部55が現像器3を感光体ドラム221に向けて押すことで、現像器3は軸部材36を中心に回転し、現像ローラ35が感光体ドラム221に対して位置決めされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、現像剤によって記録媒体(例えば用紙)上に画像を形成する画像形成装置に関し、特に、装置本体に着脱可能な現像器を有する画像形成装置に関する。
コピー機、プリンタといった画像形成装置は、装置本体と、装置本体に着脱可能な現像器とを有している。現像器は、本体に設けられた感光体上の静電潜像を、現像剤によって現像する。現像器内に収容された現像剤の量が減少したとき、現像器は装置本体から取り外され、現像剤の補給を受けるか又は交換される。
このような画像形成装置では、感光体に対して、現像器(特に感光体に現像剤を供給する現像ローラ)が正確な位置に配置されることが、良好な画像を得るために重要である。なぜなら、現像ローラの軸と感光ドラムの軸が平行にならないと、現像の画質が低下してしまうからである。現像器の位置決めに関する技術が、いくつか提案されている。
例えば、特許文献1の画像形成装置は、画像形成装置の本体フレームの底面部と上面部との間に設けられた、現像器を装着するスペースを備える。本体フレームの底面部の上面には、現像器の挿入方向に沿って、線状の2つのガイド部が設けられている。ガイド部は、感光体ドラムに沿って形成されている。現像器の底面には、レール部が設けられており、このレール部が2つのガイド部の間に挿入されることで、現像器は、感光体ドラムの軸方向に沿って、取り付けられる。特許文献1の画像形成装置において、本体フレームの底面部には、押圧機構が設けられている。この押圧機構が、現像器の容器本体の底面を押し上げることで、現像ローラを感光体ドラムに押し付ける。
特開2005−70394号公報
特許文献1に示す画像形成装置では、押圧機構によって現像器が押し上げられる前後で、2つのガイド部間におけるレールの位置が変更される。つまり、感光体ドラムに対する現像ローラの位置を、厳密に調整することは困難である。
本発明の目的は、画像形成装置において、感光体ドラムに対して、現像ローラをより正確な位置に配置できるようにすることにある。
本発明に係る画像形成装置は、装置本体と、現像器と、第1支持部と、第2支持部とを備えている。
装置本体は、第1回転軸を中心に回転可能に設けられた感光体ドラムを有する。現像器は、現像剤容器と、現像ローラと、被支持部材とを有している。現像剤容器は、現像剤を収容する。現像ローラは、現像剤容器中の現像剤を表面に担持可能で、第2回転軸を中心に回転可能に設けられている。被支持部材は、第2回転軸に垂直な断面において円弧形状を有する。第1支持部は、装置本体に設けられ、被支持部材を介して現像器が着脱可能である。第1支持部は、第1回転軸に垂直な断面において被支持部材の円弧形状に沿う形状を有し、被支持部材を前記第1回転軸に平行な状態で回転自在に支持する。第2支持部は、装置本体に設けられ、第1支持部が被支持部を支持している状態において、現像ローラが感光体ドラムに接触するように、感光体ドラムに向かう力を現像剤容器に与える。
この装置では、被支持部材を、第1支持部が支持する。第2支持部が現像剤容器に力を与える(押す又は引く等する)ことによって、被支持部材を中心に現像器全体が回転し、現像ローラが感光体ドラムに接触する。被支持部材が円弧形状を有し、第1支持部がこの円弧形状に沿う形状を有することで、現像器全体の回転の前後において、被支持部材の第1支持部に対する位置のぶれは小さく抑えられる。その結果、感光体ドラムに対する現像ローラの位置が正確に調整される。
被支持部材は、第2回転軸に平行に設けられた軸部材であり、第1支持部は、被支持部材の少なくとも一方の端が挿入される凹部を有していてもよい。
被支持部材は、第2回転軸に平行な方向に突出する突起であり、第1支持部は、突起の端部が挿入される凹部を有していてもよい。
第1支持部は、第1回転軸に平行に延び、第1回転軸に垂直な断面において凹む溝を有していてもよい。被支持部材は、溝内に全体的に配置される軸部材である。この溝により、第1支持部は被支持部材を安定的に支持することができる。
第2支持部は、現像剤容器を感光体ドラムに向けて押すように配置された弾性部材を備えていてもよい。
現像ローラ、現像剤容器、及び被支持部材は、この順に並んで設けられていてもよい。
第2支持部は、第2回転軸の軸方向における中心を挟む少なくとも2点で現像剤容器に力を与えるように配置されていてもよい。この構成により、第2回転軸の軸方向における現像剤容器のぶれが低減され、現像ローラがより安定的に支持される。
第2支持部は、第2支持部が現像剤容器に力を与える位置から被支持部材までの距離よりも、当該位置から現像ローラまでの距離が短くなるように配置されていてもよい。このように、被支持部材から離れた位置において現像剤容器を支持することで、第2支持部は、より小さい力で現像ローラの位置決めを行うことができる。
本発明の画像形成装置では、被支持部材が円弧形状を有し、第1支持部がこの円弧形状に沿う形状を有することで、現像器本体の回転の前後において、被支持部材の第1支持部に対する位置のぶれが小さく抑えられる。その結果、感光体ドラムに対して、現像ローラが正確な位置に配置される。
本発明の第1実施形態の画像形成装置の要部構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置の現像器及びその周辺を示す断面図である。 図1の画像形成装置の現像器及びその周辺を示す斜視図である。 図1の画像形成装置の現像器及びその周辺を示す側面図である。 第2実施形態の画像形成装置の現像器及びその周辺を示す断面図である。 図5の画像形成装置の現像器及びその周辺を示す斜視図である。 図5の画像形成装置の現像器及びその周辺を示す側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
〔1〕第1実施形態
(1−1)画像形成装置1
画像形成装置1は、用紙上に画像を形成する装置である。より具体的には、画像形成装置1は、最初に静電潜像を形成し、次に静電潜像を現像し、さらに現像を用紙に転写し、最後に現像を用紙に画像を定着させる。この実施形態では、画像形成装置1はプリンタである。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、本体2及び現像器3を備える。現像器3は、本体2に対して着脱可能である。
(1−2)画像形成装置の本体2
図1に示すように、本体2は、筐体21を備えると共に、筐体21の内部に設けられた現像装置22、定着部23、給紙カセット24、用紙搬送部25を備える。また、本体2は、筐体21の上面に設けられた排紙トレイ26を備える。
(1−2−a)現像装置22
現像装置22は、現像剤を用いて静電潜像を現像する装置である。現像装置22は、感光体ドラム221、帯電器222、露光ヘッド223、現像器収容部224、転写ローラ225、クリーニング部226等を備える。現像装置22は、前述の現像器3を収容している。
感光体ドラム221は表面に潜像が形成される装置である。感光体ドラム221は、回転可能に設けられた円柱状の部材である。感光体ドラム221は、図示しない駆動装置によって、図1の紙面方向に垂直な回転軸を中心に、図1における反時計回りに回転される。帯電器222、露光ヘッド223、現像器収容部224、転写ローラ225、クリーニング部226は、感光体ドラム221の回転方向において、この順に設けられる。
帯電器222は、感光体ドラム221の表面を一様に帯電させる。帯電器222は、例えばコロナ放電式の装置である。
露光ヘッド223は、帯電した感光体ドラム221の表面に光を照射することで、画像データに沿った静電潜像を描く。露光ヘッド223は、光源として、例えばLight Emitting Diode(LED)を備える。
現像器収容部224は、現像器3を収容するための空間を構成している。現像器3は、筐体21の前面(画像形成装置1の前面)に設けられた挿入口(図示せず)を介して、現像器収容部224に挿入される。ここで、画像形成装置1の前面とは、ユーザに対向する面である。現像器3及び現像器収容部224の詳細については、後述する。
現像器収容部224に収容された現像器3は、感光体ドラム221上の静電潜像にトナーを供給することで、画像を現像する。現像後の画像をトナー像と称する。
転写ローラ225は、感光体ドラム221に対向して配置され、感光体ドラム221上のトナー像を、用紙P上に転写する。
クリーニング部226は、転写後の感光体ドラム221上に残るトナーを除去する。
(1−2−b)定着部23
定着部23は、加熱ローラ及び圧力ローラを備える。定着部23は、転写後の用紙Pに熱及び圧力を加えることで、トナー像を用紙P上に定着させる。
(1−2−c)給紙カセット24
給紙カセット24は、その内部に、画像形成前の用紙Pの束を収容する。給紙カセット24は、筐体21に対して出し入れ可能に設けられる。
(1−2−d)用紙搬送部25
用紙搬送部25は、搬送路及び複数のローラを備える。用紙搬送部25は、ローラによって、搬送路に沿って用紙を搬送することで、給紙カセット24から、現像装置22、及び定着部23を通って、最終的に排紙トレイ26まで、用紙Pを搬送する。
(1−3)現像器3
現像器3は、感光体ドラム221の表面に現像剤を供給する装置である。図2に示すように、現像器3は、筐体31と、スクリュー32及び33と、供給パドル34と、現像ローラ35と、軸部材(被支持部材の一例)36と、を備える。
図3及び図4に示すように、筐体31は、現像ローラ35の回転軸方向に長い形状である。筐体31の内部は現像剤容器311として機能する。現像剤容器311には、磁性キャリアと非磁性トナーとが主成分である2成分現像剤が収容される。
スクリュー32及び33は、現像剤容器311内に設けられ、現像ローラ35の回転軸方向に長い形状である。スクリュー32及び33は、現像ローラ35の回転軸方向に平行な回転軸を中心に回転することで、現像剤を撹拌し、かつ、供給パドル34に向けて現像剤を搬送する。
供給パドル34は、現像剤容器311内に設けられ、現像ローラ35の回転軸方向に平行な回転軸を中心に回転することで、現像ローラ35に現像剤を供給する。
現像ローラ35は、感光体ドラム221に当接しながら感光体ドラム221に現像剤を供給する部材である。現像ローラ35は、磁性を帯びた円柱状のマグローラと、マグローラの外側に装着される中空円筒状の現像スリーブとを有する。現像ローラ35は、全体として円柱状の部材であり、円柱の高さ方向、つまり図2の紙面方向に垂直な方向(図4の水平方向)に延びる回転軸を中心に回転可能に設けられている。筐体31の上面(図2における上面)には、筐体31の長手方向に長い開口が形成されており、現像ローラ35は、筐体31内に、この開口から露出するように設けられる。現像器3が現像器収容部224に装着されることで、現像ローラ35は、この開口を介して、感光体ドラム221と対向するように配置される。
開口は、筐体31の短手方向第1端に設けられる。つまり、現像ローラ35は、筐体31の短手方向第1端に設けられる。短手方向第1端とは、現像器3が現像器収容部224に収容されたときに、感光体ドラム221に近い側の端である。逆の端を、短手方向第2端と称する。
図示しないが、現像器3は、筐体31内にトナーを補給するトナーカートリッジを備えていてもよい。トナーカートリッジは、例えば筐体31の上面に接続される。
軸部材36は、現像器3の中で本体2に支持される被支持部材である。軸部材36は、図2に示すように、円柱形状の棒状部材であり、現像ローラ35の軸方向に垂直な断面が円形状である。軸部材36は、その長手方向が現像ローラ35の回転軸に平行になるように、筐体31の短手方向第2端に、中継部材37を介して固定される。軸部材36は、筐体31の長手方向第1端(挿入方向手前側の端)から、長手方向第2端(挿入方向奥側の端)まで連続して設けられる。さらに、軸部材36は、筐体31の長手方向第2端から、さらに挿入方向奥側に突出する突出部分361を有している。突出部分361は、後述の端受部材59に挿入される。また、軸部材36は、筐体31の上面に近い位置に配置される。
軸部材36が、筐体31の短手方向第2端に設けられるので、現像器3では、筐体31の短手方向第1端から、現像ローラ35、現像剤容器311、及び軸部材36が、この順に配置される。なお、供給パドル34、スクリュー33、スクリュー32は、現像剤容器311内で、短手方向第1端から、この順に配置される。
(1−4)現像器収容部224
現像器収容部224は、現像器3を収容する空間を構成するとともに、現像器3を支持する構成を有している。現像器収容部224は、横壁51、底壁54、及び押圧部55を含む。横壁51及び底壁54は、現像器3を収容する空間を囲むように配置される。
横壁51(第1支持部の一例)には、感光体ドラム221の回転軸に平行に延びる溝53が設けられている。溝53は、感光体ドラム221の回転軸に垂直な方向の断面において、円弧形状を含む。具体的には、溝53の断面は、C字形状である。溝53の円弧形状は、軸部材36の外形に沿うように形成されている。
横壁51は、溝53と底壁54との間に、凹領域を有する。凹領域の一例として、本実施形態では、図2に示すように、斜部52が設けられる。斜部52は、溝53から底壁54まで設けられている。つまり、横壁51の形状は、溝53を中心とした凸形状である、とも表現できる。
図2及び図3に示すように、押圧部55は、筒部材56、弾性部材57、及び可動部材58を備える。筒部材56は、中空の管状部材であり、底壁54に、感光体ドラム221に向かって突出するように設けられる。弾性部材57は、例えばバネであり、筒部材56内に設けられる。可動部材58は、筒部材56内で、弾性部材57よりも感光体ドラム221側に設けられる。つまり、弾性部材57は、可動部材58を感光体ドラム221に向けて押し上げるように配置される。
押圧部55(第2支持部の一例)は、可動部材58が、現像器収容部224内に収容された現像器3の筐体31を感光体ドラム221に向けて押すように配置される。特に、図2に示すように、押圧部55は、可動部材58が、筐体31の底面において、筐体31の短手方向第1端に近い位置に接触するように配置されることが好ましい。図2では、可動部材58は、供給パドル34の下方を押すように配置されている。このように、押圧部55が、軸部材36から離れた位置を押すことで、押圧部55は、より小さい力で、現像器3を回転させることができる。
また、図4に示すように、押圧部55は、筐体31の長手方向において、その両端近傍に、1つずつ配置されている。このように、押圧部55が筐体31の長手方向の両端を押すことで、現像ローラ35のより正確な位置決めが実現される。
図3及び図4に示すように、現像器3の挿入方向において、現像器収容部224の奥には、端受部材59(第1支持部の一例)が設けられている。端受部材59は、軸部材36の突出部分361の位置を決定することで、現像器3の長手方向の位置を決定する。端受部材59は、軸部材36の突出部分361を収容できる大きさの円形の凹部60を備えている。凹部60は、溝53の延長上に位置し、現像器3の挿入方向において、手前から奥に向かって凹んでいる。端受部材59は、横壁51及び底壁54と同様に、筐体21に固定されている。なお、溝53と端受部材59とが一体化された構造であってもよい。
現像器3が現像器収容部224に収容されるとき、図1及び図2の手前から奥へ、図3における左側から右側へ、図4における右側から左側へ、挿入される。このとき、軸部材36は、溝53内に挿入され、溝53の長手方向に沿ってスライドする。軸部材36の突出部分361(図3における右端、図4における左端)は、端受部材59の凹部60に挿入される。
なお、軸部材36は、溝53に挿入された状態において、端から端までのほぼ全体が溝53内に位置している。また、この状態で、軸部材36は、溝53から挿入方向以外には外れないようになっている。
こうして、現像器3は、現像器収容部224に装着される。そして、押圧部55が、筐体31を感光体ドラム221に向けて押し上げることで、現像器3が、軸部材36を中心に回転する。軸部材36及び溝53は円形であるので、現像器3の回転時における、現像器3の回転軸のぶれは小さく抑えられる。その結果、現像ローラ35の感光体ドラム221に対する位置が、正確に調整される。
より具体的に説明する。現像器3は、軸部材36が凹部60と溝53によって回転自在に支持されることによって、押圧部55によって押圧されるときに、本体2によって支持される部分(軸部材36)の位置が大きく変動しない。そのため、現像ローラ35の感光体ドラム221に対する位置決めが正確になされる。ここでは、特に、軸部材36が全体にわたって溝53に支持されているので、より安定的な支持が行われる。言い換えると、感光体ドラム221の軸と現像ローラ35の軸の平行度が高くなる。
本実施形態では、現像器3は、凹部60及び溝53に沿って移動するだけで、画像形成装置本体21に対して着脱可能である。よって、本実施形態によると、現像器の着脱が容易である。
さらに、本実施形態では、感光体ドラム221の軸と現像ローラ35の軸の平行度を高くすることを目的として、押圧部55の弾性部材57の弾性力を大きくする必要がない。したがって、弾性力が小さい弾性部材を用いることができる。
なお、横壁51が上述したように凸形状であることで、現像器3は、可動部材58を押下げた状態で挿入可能である。
〔2〕第2実施形態
図5、図6、図7に、第2実施形態にかかる画像形成装置の一部を示す。本実施形態の画像形成装置の構成は、現像器及び現像器収容部以外は、第1実施形態の構成と同様である。よって、既に説明した部材については、同符号を付し、その説明を省略する。
図5〜図7に示すように、本実施形態の画像形成装置は、現像器103及び現像器収容部424を備える。
現像器103は、突起(被支持部材の他の例)136及び基材138を備える。基材138は、筐体31の長手方向の両端に、1つずつ設けられる。各基材138は、板状の部材であり、その平面方向が現像ローラ35の回転軸に垂直になるように、筐体31の短手方向第2端に設けられる。また、突起136は、円柱形状であり、基材138の両面のうち、現像器収容部424の奥側を向く面に、円柱の高さ方向が現像ローラ35の回転軸に平行になるように設けられる。
現像器収容部424において、横壁51には、2つの軸受部材159(第1支持部の一例)が設けられる。軸受部材159には、現像器103の挿入方向において、手前から奥側に向かって凹む、円形の凹部160が設けられる。
現像器103は、筐体31の長手方向第1端が長手方向第2端よりも下がった状態で、現像器収容部424へ挿入される。そして、2つの凹部160に、2つの突起136がそれぞれ挿入されることで、最終的に、筐体31の長手方向が、感光体ドラム221の回転軸に対して平行に配置される。
この実施形態では、現像器103は、2つの突起136が2つの凹部160によって回転自在に支持されることによって、押圧部55によって押圧されるときに本体2によって支持される部分(2つの突起136)の位置が大きく変動しない。そのため、現像ローラ35の感光体ドラム221に対する位置決めが正確になされる。ここでは、特に現像器103の両端が支持されているので、より安定的な支持が行われる。言い換えると、感光体ドラム221の軸と現像ローラ35の軸の平行度が高くなる。
本実施形態では、現像器3は、感光体ドラム221に対してわずかに斜めな方向と、平行な方向とに移動するだけで、画像形成装置本体21に対して着脱可能である。つまり、本実施形態によると、現像器の着脱が容易である。
さらに、本実施形態では、感光体ドラム221の軸と現像ローラ35の軸の平行度を高くすることを目的として、押圧部55の弾性部材57の弾性力を大きくする必要がない。したがって、弾性力が小さい弾性部材を用いることができる。
なお、本実施形態では、上述したように、現像器103が斜めに挿入されるが、これ以外にも、2つの凹部160の高さが、互いに異なっていてもよい。2つの凹部160の高さが、互いに異なることにより、現像器103は、感光体ドラム221に平行な状態で、画像形成装置本体に挿入される。
〔3〕本発明の特徴
(3−1)
第1及び第2実施形態における、軸部材36及び突起136は、現像剤容器に設けられる被支持部材の例示である。被支持部材は、現像ローラの回転軸(第2回転軸)の軸方向に垂直な断面において円弧形状を有する部材であればよい。
「円弧形状を有する」とは、完全な円形だけでなく、断面において少なくとも一部が円弧形状である形状も含む。第1実施形態のように、矩形の中継部材37と円柱の軸部材36とが組み合わせられた形状も、「円弧形状を有する」形状である。
(3−2)
第1及び第2実施形態における、溝53を有する横壁51及び端受部材59、並びに軸受部材159は、現像器を支持する第1支持部の例示である。第1支持部は、被支持部材を介して現像器が着脱可能な部材である。また、第1支持部は、感光体ドラムの回転軸(第1回転軸)に垂直な断面において、被支持部材の円弧形状に沿う形状を有する。被支持部材は、第1回転軸に平行な状態で支持部に支持される。
「第1回転軸に垂直な断面において、被支持部材の円弧形状に沿う形状を有する」とは、第1実施形態の溝53のように、第1回転軸に垂直な断面において凹んだ形状であってもよい。
第1支持部の構成は、第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、上述したように、被支持部材の形状等に合せて、変更される。しかし、いずれの場合でも、第1支持部は、第1及び第2実施形態並びに上記(3−1)欄で述べた構成のように、被支持部材の円弧形状に沿う形状を有している。したがって、現像器が、第2支持部に押されて又は引かれて、被支持部材を中心に回転したとき、被支持部材の回転軸の位置のぶれを小さく抑えることができる。
〔4〕他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。異なる実施形態の技術を組み合わせて得られる技術も、本発明の技術的範囲に含まれる。
(4−1)
現像器3の軸部材36又は現像器103の突起136と、現像器収容部224の溝53又は現像器収容部424の軸受部材159とは、交換されてもよい。つまり、現像器に、横断面がC形の溝(軸受)が設けられ、現像器収容部に、円柱状の部材が設けられてもよい。この場合、現像器の溝に、現像器収容部の円柱状部材が挿入されることで、現像器が回転可能に支持される。
(4−2)
被支持部材の位置は、第1及び第2実施形態の位置に限定されるものではない。被支持部材は、例えば、現像器の筐体31の上面、下面、第1及び第2実施形態よりも現像ローラ35に近い位置等に設けられてもよい。ただし、被支持部材から、第2支持部が現像剤容器に接触する箇所までの距離は十分に長いことが好ましい。その理由は上述したとおりであり、第2支持部が、より小さい力で現像器を回転させることができるからである。
(4−3)
第2支持部の位置、形状等は、特に限定されるものではない。
すなわち、第2支持部は、現像器を押す機構だけでなく、引く機構を備えていてもよい。
また、画像形成装置は、1つの第2支持部のみを備えてもよい。
また、第2支持部は、第1及び第2実施形態における位置よりも、被支持部材(軸部材36、突起136)に近い位置に配置されてもよい。
ただし、第2支持部は、現像ローラの長手方向中心(つまり、現像ローラの回転軸の軸方向における中心)をはさむ少なくとも2点で、現像器を支持(押圧又は牽引)するように配置されていることが好ましい。その利点は、安定的に現像器を支持できる点にある。なお、押圧部は、現像器を3点以上で押圧又は牽引してもよい。
(4−4)
第1及び第2実施形態では、2成分現像剤を収容する現像器を例に挙げたが、本発明は1成分現像剤を収容する現像器、及びそれを備える画像形成装置にも適用可能である。
本発明は、プリンタ、コピー機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に利用可能である。
1 画像形成装置
2 画像形成装置の本体
21 画像形成装置の筐体
22 現像装置
221 感光体ドラム
224 現像器収容部
51 横壁(第1支持部)
52 斜部
53 溝
54 底壁
55 押圧部(第2支持部)
57 弾性部材
56 筒部材
58 可動部材
59 端受部材(第1支持部)
60 凹部
3、103 現像器
31 現像器の筐体
311 現像剤容器
35 現像ローラ
36 軸部材(被支持部材)
37 中継部材
136 突起(被支持部材)
138 基材
424 現像器収容部
159 軸受部材(第1支持部)
160 凹部

Claims (8)

  1. 第1回転軸を中心に回転可能に設けられた感光体ドラムを備える装置本体と、
    現像剤を収容する現像剤容器、前記現像剤容器の中の前記現像剤を表面に担持可能で、第2回転軸を中心に回転可能に設けられた現像ローラ、及び前記第2回転軸に垂直な断面において円弧形状を有する被支持部材を有する現像器と、
    前記装置本体に設けられ、前記被支持部材を介して前記現像器が着脱可能であって、前記第1回転軸に垂直な断面において前記被支持部材の円弧形状に沿う形状を有し、前記被支持部材を前記第1回転軸に平行な状態で回転自在に支持する第1支持部と、
    前記装置本体に設けられ、前記支持部が前記支持部を支持している状態において、前記現像ローラが前記感光体ドラムに接触するように、前記感光体ドラムに向かう力を前記現像剤容器に与える第2支持部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記被支持部材は、前記第2回転軸に平行に設けられた軸部材であり、
    前記第1支持部は、前記被支持部材の少なくとも一方の端が挿入される凹部を有する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記被支持部材は、前記第2回転軸に平行な方向に突出する突起であり、
    前記第1支持部は、前記突起の端部が挿入される凹部を有する
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1支持部は、前記第1回転軸に平行に延び、前記第1回転軸に垂直な断面において凹む溝を有し、
    前記被支持部材は、前記溝内に全体的に配置される軸部材である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2支持部は、前記現像剤容器を前記感光体ドラムに向けて押すように配置された弾性部材を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像ローラ、前記現像剤容器、及び前記被支持部材が、この順に並んで設けられている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2支持部は、第2回転軸の軸方向における中心を挟む少なくとも2点で前記現像剤容器に力を与える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2支持部は、前記第2支持部が前記現像剤容器に力を与える位置から前記被支持部材までの距離よりも、当該位置から前記現像ローラまでの距離が短くなるように配置される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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