JP5766131B2 - 画像形成装置及び転倒防止機構 - Google Patents
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Description
これにより、ユーザーは、画像形成装置を所望の場所に簡易に設置することができる。
しかし、底部に車輪が取り付けられた画像形成装置は、地震等が発生した場合、振動により移動すると共に、転倒する場合がある。
また、本発明は、筐体の転倒を防止可能な転倒防止機構を提供することを他の目的とする。
また、本発明によれば、筐体の転倒を防止可能な転倒防止機構を提供することができる。
まず、図1及び図2により、一実施形態のコピー機1の全体構成について説明する。図1は、画像形成装置の一実施形態であるコピー機1の全体の外観を示す側面図である。図2は、コピー機1の全体構成を説明するための概略図である。
原稿排出部15におけるコピー機本体2の外側には、原稿集積部16が形成される。原稿集積部16には、原稿排出部15から排出された原稿Gが積層して集積される。
用紙排出部34におけるコピー機本体2の外側には、排紙集積部35が形成される。排紙集積部35には、用紙排出部34から排出された用紙Tが積層して集積される。
感光体ドラム41(41a,41b,41c,41d)は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローそれぞれのトナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの周囲には、感光体ドラム41の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部42と、レーザースキャナーユニット43と、現像器44と、クリーニング部45とが配置される。帯電部42は、感光体ドラム41の表面を帯電させる。レーザースキャナーユニット43は、感光体ドラム41の表面から離れて配置され、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに関する画像データーに基づいて感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像器44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する。クリーニング部45は、除電器(図示せず)によって感光体ドラム41の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ46は、現像器44に供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ46と現像器44とは、トナー供給路(図示せず)により接続されている。
筐体支持車輪70は、一端が本体ケースBDの底部B1に取り付けられると共に、他端のローラー体72が床面FLに載置されることで、本体ケースBDを床面FL上に支持する。筐体支持車輪70は、ローラー体72が回転して床面FLを転動することで、床面FL上で本体ケースBDを移動可能に支持する。
筐体支持車輪70には、地震時等の振動で本体ケースBDが床面FL上を移動することを防止するために、ローラー体72を回転不可に固定するストッパー(不図示)が取り付けられる。
図3は、コピー機1における転倒防止機構80の拡大側面図である。図4は、コピー機1における転倒防止機構80の裏面側からの斜視図である。図5は、転倒防止機構80のガイド部811周辺の拡大斜視図である。
図3に示すように、当該本体部材81の下端側は、本体ケースBDの外側に突出した位置に配置される。
また、本体部材81は、ガイド板部810の一端側がねじ部材91によって本体ケースBDに固定されることで、本体ケースBDに固定されている。
図3及び図4に示すように、ゴム足82は、略円柱状である。ゴム足82は、下端面が床面FLに載置される。ゴム足82には、上端面に被ガイド部材85が取り付けられる。
連結部材83の一端83a側は、連結板部812にねじ止めされて固定される。また、連結部材83の他端83b側は、被ガイド部材85の基板部852と共締めで、ゴム足82の上端面側に固定される。連結部材83の他端83bは、ゴム足82に直接又は間接的に連結される。本実施形態において、連結部材83の他端83bは、ゴム足82に直接的に連結される。
図6Aは、コピー機1が直立状態にあるときの転倒防止機構80の側面図である。図6Bは、コピー機1が直立状態にあるときの転倒防止機構80の裏面側からの斜視図である。図7Aは、コピー機1が第1傾斜状態になったときの転倒防止機構80の側面図である。図7Bは、コピー機1が第1傾斜状態になったときの転倒防止機構80の裏面側からの斜視図である。図8Aは、コピー機1が第2傾斜状態になったときの転倒防止機構80の側面図である。図8Bは、コピー機1が第2傾斜状態になったときの転倒防止機構80の裏面側からの斜視図である。
連結部材83の他端83bがゴム足82に作用させる垂直方向の力F2は、板バネである連結部材83の湾曲度合いに応じて(本体ケースBDの傾斜に応じて)強くなる。そして、本体ケースBDは、力F2の作用によって転倒が防止されると共に、直立状態に戻される。
ここで、転倒防止機構80は、本体ケースBD(コピー機1)の傾き度合いに応じた力で転倒を抑制すると共に、本体ケースBDを直立状態(位置)にもどすよう作用する。
本実施形態におけるコピー機1は、用紙Tに画像を形成する画像形成部40と、画像形成部40を収容する本体ケースBDと、一端が本体ケースBDの底部B1に取り付けられると共に他端が床面FLに載置され、本体ケースBDを支持する複数の筐体支持車輪70と、本体ケースBDの転倒を防止する転倒防止機構80とを備える。そして、転倒防止機構80は、本体ケースBDにおける底部B1側に取り付けられる本体部材81と、床面FLに接地する接地部材であるゴム足82と、一端83a側が本体部材81に連結されると共に他端83b側がゴム足82に連結された連結部材83とを備える。更に、連結部材83は、複数の筐体支持車輪70のうち所定の筐体支持車輪70を支点として本体ケースBDが傾くことにより本体部材81が回動移動した場合、一端83a側に加えられる所定方向の力を、他端83b側では垂直方向の力になるよう力の向きを変換する。
これにより、転倒防止機構80は、本体ケースBD(コピー機1)における転倒を好適に抑制する。
これにより、転倒防止機構80は、本体ケースBD(コピー機1)における転倒を好適に抑制すると共に、傾斜状態(位置)の本体ケースBDを直立状態(位置)に戻す。
これにより、転倒防止機構80は、本体ケースBDが傾いた状態において、連結部材83に加えられる力の向きを制限するので、連結部材83からゴム足82に伝達される力の方向を好適に垂直方向にすることができる。また、これにより、転倒防止機構80は、効率良く、本体ケースBDの傾きを抑制することができる。
これにより、転倒防止機構80は、本体ケースBDの傾斜移動に対応して連結部材83に加えられる力の向きを制限するので、連結部材83からゴム足82に伝達される力の方向を好適に垂直方向にすることができる。また、これにより、転倒防止機構80は、効率良く、本体ケースBDの傾きを抑制することができる。
これにより、転倒防止機構80は、本体ケースBDの転倒を抑制するだけでなく、傾斜位置の本体ケースBDを直立位置に戻すよう作用する。
また、転倒防止機構80は、連結部材83の弾性力が本体ケースBDの傾斜度合いに応じて強くなるので、本体ケースBDの傾きが大きいときにはより大きな押し戻し力を確保して、速やかに本体ケースBDを直立位置に戻す。
これにより、転倒防止機構80において、本体ケースBDが傾くほど連結部材83に発生する曲げ変形が大きくなるので、弾性変形に伴う復元力が増加する。
これにより、転倒防止機構80は、連結部材83の弾性力が本体ケースBDの傾斜度合いに応じて強くなるので、本体ケースBDの傾きが大きいときにはより大きな押し戻し力を確保して、速やかに本体ケースBDを直立位置に戻す。
図9は、発明の他の実施の形態となる転倒防止機構80Aの構成を示す斜視図である。
転倒防止機構80Aは、一実施形態に示した転倒防止機構80の一部を改良したもので、改良点の他は一実施形態の転倒防止機構80と共通な構成である。転倒防止機構80Aにおける一実施形態の転倒防止機構80と共通な構成については、同番号を付すと共に説明を省略している。
この場合、クッション部材94は、圧縮変形して、被ガイド部材85における垂直方向下側への移動を緩衝する。クッション部材94は、緩衝部材として機能する。
転倒防止機構80Aは、本体ケースBDが大きく傾いた場合、クッション部材94が圧縮変形することで、衝撃を緩和することができる。
本実施形態において、画像形成装置としてコピー機1について説明しているが、これに限定されない。画像形成装置は、モノクロコピー機、ファクシミリや複合機であってもよい。
Claims (5)
- 被画像形成材に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を収容する筐体と、
一端が前記筐体の底部に取り付けられると共に他端が床面に載置され、前記筐体を支持する複数の支持部材と、
前記筐体の転倒を防止する転倒防止機構であって、
前記筐体における底部側に取り付けられる本体部材と、
床面に接地する接地部材と、
一端側が前記本体部材に連結されると共に他端側が前記接地部材に直接又は間接的に連結された連結部材であって、前記複数の支持部材のうち所定の支持部材を支点として前記筐体が傾くことにより前記本体部材が回動移動した場合、前記一端側に加えられる所定方向の力を、前記他端側では垂直方向の力になるよう力の向きを変換する連結部材と、を備え、
前記接地部材又は前記連結部材に直接又は間接的に連結され、突状部である被ガイド部を有する被ガイド部材を備え、
前記本体部材は、前記被ガイド部をガイドするガイド部であって、前記突状部が挿入可能であると共に、所定方向からみた場合において前記複数の支持部材のうち最も近い支持部材を中心とする円弧状に形成される溝部であるガイド部を有する
画像形成装置。 - 前記連結部材は、前記筐体が直立位置から傾斜位置に傾いた状態において、前記本体部材を介して、前記筐体を前記傾斜位置から前記直立位置側に押し戻すよう付勢する弾性部材である
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記連結部材は、板バネである
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記連結部材と前記被ガイド部材との間に配置されるクッション部材と、を備え、
前記被ガイド部材は、前記本体部材に形成されるガイド部における端部に前記被ガイド部が位置した状態で前記筐体が更に傾いた場合、前記本体部材により垂直方向下側へ移動するよう力が加えられ、
前記クッション部材は、前記被ガイド部材における垂直方向下側への移動を緩衝する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 底部に複数の支持部材が取り付けられた筐体の転倒を防止する転倒防止機構であって、
前記筐体における底部側に取り付けられる本体部材と、
床面に接地する接地部材と、
一端側が前記本体部材に連結されると共に他端側が前記接地部材に直接又は間接的に連結された連結部材であって、前記複数の支持部材のうち所定の支持部材を支点として前記筐体が傾くことにより前記本体部材が回動移動した場合、前記一端側に加えられる所定方向の力を、前記他端側では垂直方向の力になるよう力の向きを変換する連結部材と、を備え、
前記接地部材又は前記連結部材に直接又は間接的に連結され、突状部である被ガイド部を有する被ガイド部材を備え、
前記本体部材は、前記被ガイド部をガイドするガイド部であって、前記突状部が挿入可能であると共に、所定方向からみた場合において前記複数の支持部材のうち最も近い支持部材を中心とする円弧状に形成される溝部であるガイド部を有する
転倒防止機構。
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