JP5972110B2 - 回転規制部材 - Google Patents
回転規制部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5972110B2 JP5972110B2 JP2012189444A JP2012189444A JP5972110B2 JP 5972110 B2 JP5972110 B2 JP 5972110B2 JP 2012189444 A JP2012189444 A JP 2012189444A JP 2012189444 A JP2012189444 A JP 2012189444A JP 5972110 B2 JP5972110 B2 JP 5972110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- restricting member
- rotation restricting
- rotation
- leg ring
- floor surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
Description
例えば、底部に脚輪が設けられる画像形成装置の底部に取り外し可能に取り付けられる転倒防止装置であって、装置本体に、画像形成装置の底部と床面との高さを調整可能な高さ調整ボルトを備え、この高さ調整ボルトの締め量を調節することにより画像形成装置の転倒及びガタツキを防止できるように構成された転倒防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2に記載の転倒防止装置においては、転倒防止部材と床面との間に機器の移動を可能にするための間隔が設けられているため、脚輪は、自由に回転可能である。そのため、特許文献2に記載の転倒防止装置においては、地震等の振動が発生した場合に、脚輪が回転することにより機器が移動して、機器が他の機器や人に接触する可能性がある。
従って、簡易な構成で、脚輪の回転を規制して機器が移動することを防止することができる技術が望まれている。
以下、本発明の第1実施形態に係る回転規制部材80を適用するコピー機1について説明する。図1は、本発明の回転規制部材80を適用する機器の一例である画像形成装置としてのコピー機1の全体構成を示す外観側面図である。図2は、コピー機1の全体構成を示す縦断面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係る回転規制部材80の使用状態を説明する斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る回転規制部材80の使用状態を説明する縦断面図である。
原稿排出部15におけるコピー機本体2の外側には、原稿集積部16が形成される。原稿集積部16には、原稿排出部15から排出された原稿Gが積層して集積される。
用紙排出部34におけるコピー機本体2の外側には、排紙集積部35が形成される。排紙集積部35には、用紙排出部34から排出された用紙Tが積層して集積される。
感光体ドラム41(41a,41b,41c,41d)は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローそれぞれのトナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの周囲には、感光体ドラム41の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部42と、レーザースキャナーユニット43と、現像器44と、クリーニング部45とが配置される。帯電部42は、感光体ドラム41の表面を帯電させる。レーザースキャナーユニット43は、感光体ドラム41の表面から離れて配置され、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに関する画像データーに基づいて感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像器44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する。クリーニング部45は、除電器(図示せず)によって感光体ドラム41の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ46は、現像器44に供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ46と現像器44とは、トナー供給路(図示せず)により接続されている。
筐体支持車輪70の下側の床面FLには、地震等の振動が発生した場合にコピー機1(本体ケースBD)が床面FL上を移動することを防止するために、ローラー体72の回転を規制する回転規制部材80が設置される。
また、「長い時間を掛けて力が加えられた場合」における「長い時間」とは、回転規制部材80が地震などにより振動する時間よりも長い時間を意味する。例えば、5秒から1分程度である。
また、「実質的に変形せずに」とは、「回転規制部材80が完全に変形せずに」という意味でなく、回転規制部材80が少し変形している状態が含まれるという意味である。例えば、載置面81上にコピー機1における筐体支持車輪70のローラー体72が載置された状態において、初期段階における回転規制部材80が徐々に変形している状態や、地震等の振動が発生した場合に回転規制部材80がねじれて振動を吸収する状態などは、回転規制部材80が実質的に変形していない状態に含まれる。
コピー機1を据付ける予定の床面FL上において、コピー機1の筐体支持車輪70のローラー体72と床面Fとの間に回転規制部材80を配置する。この際、滑り止め部材84のリング状突起部83は、床面FLに当接する。
また、回転規制部材80における滑り止め部材84のリング状突起部83が床面FLに当接するため、回転規制部材80と床面FLとの間の水平方向の摩擦力が増加される。そのため、回転規制部材80自体が滑って移動することが抑制される。これにより、コピー機1が不測に移動することを防止できる。
本実施形態においては、回転規制部材80は、筐体支持車輪70のローラー体72と床面FLとの間に配置され、筐体支持車輪70のローラー体72が載置されることでコピー機1の重さにより変形可能であり、瞬間的に力が加えられた場合に実質的に変形せずに、長い時間を掛けて力が加えられた場合に変形する。
また、回転規制部材80は、地震等による振動のような瞬間的な力では実質的に変形しない。そのため、地震等の振動が発生した場合、回転規制部材80の形状が壊れずに、振動方向に作用する力を回転規制部材80がねじれることで吸収するため、回転規制部材80は、地震等による振動を効率よく吸収することができる。これにより、コピー機1の移動を防止することができ、コピー機1の転倒を防止することができる。
そのため、滑り止め部材84により、回転規制部材80と床面FLとの間の水平方向の摩擦力が増加される。これによって、回転規制部材80自体の移動を抑制する。その結果、コピー機1が不測に移動することを一層防止することができる。
次に、図6A及び図6Bを参照しながら、第2実施形態における回転規制部材80Aについて説明する。図6Aは、本発明の第2実施形態に係る回転規制部材80Aを上方側から視た斜視図である。図6Bは、本発明の第2実施形態に係る回転規制部材80Aの上方側から視た平面図である。なお、第2実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同一の構成要件については同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
凹部85は、筐体支持車輪70のローラー体72が載置される側の回転規制部材80Aの載置面81において、筐体支持車輪70のローラー体72が載置されていない状態の載置面81に形成され、床面FL側に窪んでいる。
これにより、第2実施形態においても、第1実施形態と同様な効果が奏される。
例えば、前記実施形態においては、回転規制部材80を、滑り止め部材84をスライム状物質の封入物品と一体的に形成したが、機器の重さにより変形可能な回転規制部分と滑り止め部材84とを別々に作成し、両者を上下に重合して一体的に形成してもよい。
Claims (6)
- 床面と対向する底部に回転可能な脚輪が設けられるオフィスにおいて使用される画像形成装置における前記脚輪の回転を規制する回転規制部材であって、
一定の厚さを有し、平面方向に広がる部材であって、前記脚輪と床面との間に配置される回転規制部材であって、前記脚輪が載置されることで前記画像形成装置の重さにより変形可能であり、瞬間的に前記画像形成装置を移動させる方向の力が加えられた場合に実質的に変形せずに、長い時間を掛けて力が加えられた場合に前記脚輪と前記回転規制部材との間の隙間が埋め尽くされるように変形するスライム状物質が封入されている
回転規制部材。 - 前記スライム状物質は、ポリビニールアルコールである
請求項1に記載の回転規制部材。 - 床面側の面に形成され、床面側に突出する突起部を有する滑り止め部材を更に備える
請求項1又は2に記載の回転規制部材。 - 前記脚輪が載置される側の載置面において、前記脚輪が載置されていない状態の前記載置面に形成され、床面側に窪む凹部を更に備え、
垂直方向から視た場合に、前記凹部の大きさは、前記脚輪の大きさよりも小さい
請求項1から3のいずれかに記載の回転規制部材。 - 前記脚輪は、水平方向から視た場合の形状が円形形状であり、
前記回転規制部材の厚さは、水平方向から視た場合における前記脚輪の半径から直径までの範囲である
請求項1から4のいずれかに記載の回転規制部材。 - 前記脚輪は、水平方向に平行な軸を中心に回転可能で且つ垂直方向に平行な軸を中心に回転可能である
請求項1から5のいずれかに記載の回転規制部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189444A JP5972110B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 回転規制部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189444A JP5972110B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 回転規制部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014047813A JP2014047813A (ja) | 2014-03-17 |
JP5972110B2 true JP5972110B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=50607714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012189444A Expired - Fee Related JP5972110B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 回転規制部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5972110B2 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4413425Y1 (ja) * | 1965-05-13 | 1969-06-04 | ||
JPS5188215A (ja) * | 1974-12-14 | 1976-08-02 | ||
JPS5943593Y2 (ja) * | 1979-09-28 | 1984-12-25 | 株式会社伊藤政商店 | 防振ゴム台 |
JPS5783935U (ja) * | 1980-11-10 | 1982-05-24 | ||
JPH09313281A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-12-09 | Nitsuku:Kk | 耐震用支持体 |
JPH1048902A (ja) * | 1996-08-02 | 1998-02-20 | Canon Inc | 事務機器の衝撃・振動吸収手段 |
JPH09495U (ja) * | 1997-03-19 | 1997-09-19 | 敏雄 天野 | ピアノゴム足 |
JPH11332726A (ja) * | 1998-05-27 | 1999-12-07 | Yoshikatsu Ishida | 耐震マット |
JP2006246973A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Rtn Kk | 耐震用具 |
JP2007271573A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Osaka Gas Co Ltd | 磁粉探傷装置および磁粉探傷方法 |
JP2008121364A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Toyota Motor Corp | 車輪止め |
WO2009107243A1 (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | ユーザー株式会社 | マット材 |
-
2012
- 2012-08-30 JP JP2012189444A patent/JP5972110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014047813A (ja) | 2014-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7865127B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5804652B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9075379B2 (en) | Decurler device and image forming apparatus including the same | |
US8840110B2 (en) | Sheet conveying device, image reading device provided with the same, and image forming apparatus provided with the same | |
US20140138903A1 (en) | Sheet feed apparatus, and document conveying apparatus and image forming apparatus having the same | |
US20160212284A1 (en) | Image forming apparatus | |
US20080118287A1 (en) | Optical scanning device and image forming apparatus having the same | |
JP6233245B2 (ja) | シート排出装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5972110B2 (ja) | 回転規制部材 | |
JP5766131B2 (ja) | 画像形成装置及び転倒防止機構 | |
JP5168579B2 (ja) | 光走査装置、この光走査装置を備えた画像形成装置 | |
JP5753825B2 (ja) | 定着装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
US8773732B2 (en) | Image reading apparatus | |
US20220038583A1 (en) | Image reading apparatus and image forming apparatus | |
JP6222473B2 (ja) | 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置 | |
JP5881001B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010093406A (ja) | 原稿送り装置及びこれを用いる画像形成装置 | |
JP6589650B2 (ja) | シート材給送装置及び画像形成装置 | |
JP6852325B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009282345A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5691823B2 (ja) | 用紙分離装置、並びに、これを備えた画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP2004115236A (ja) | シート材満載検知装置および画像形成装置 | |
US9618885B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus including the same | |
JP2014232252A (ja) | 光学走査装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP6607071B2 (ja) | シート材給送装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5972110 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |