JP2021171442A - 車椅子自走装置 - Google Patents

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英紀 天野
Hidenori Amano
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Abstract

【課題】より簡易な手段で且つ簡易な作業で従来の車椅子を自走可能にすることができる車椅子自走装置を提供することにある。【解決手段】自己駆動する1つの駆動輪と駆動輪の方向を定める舵機構とを有する車椅子を牽引する牽引手段と、車椅子と牽引手段とを連結する連結手段とを備え、牽引手段が、車椅子を牽引して車椅子を自走させることを特徴とし、連結手段が、牽引手段と車椅子とを連結した状態で、車椅子の前輪を非接地状態にすることが可能で、牽引手段が車椅子と分離された状態で自立するための自立脚を有し、牽引手段と車椅子とを連結した状態で、自立脚が非接地状態になることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車椅子を自走させるための車椅子自走装置に関する。
従来より、車椅子を自走可能にする方法が提案されている。例えば、特許文献1の小型電動車両がある。小型電動車両は、連結部材で連結された車椅子を、バッテリ及びインホイールモータ等による自走で移動させるもので、単独で自走を可能にする電動機構と、車椅子を連結するための連結部材とを備えている。そして、小型電動車両は、車椅子を積載するための積載部材を連結部材として備え、積載部材として車椅子の構成部材が載上される凹陥部が設けられ、受け部材の凹陥部に車椅子の構成部材が載上されると、車椅子の後輪が走行面から離間することを特徴とする。
特開2017−140916号公報
しかしながら、従来の小型電動車両は、小型電動車両に車椅子を積載させる必要があり、従来の車椅子を自走可能にするためには、労力を要する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、より簡易な手段で且つ簡易な作業で従来の車椅子を自走可能にすることができる車椅子自走装置を提供することにある。
請求項1記載の車椅子自走装置は、自己駆動する1つの駆動輪と駆動輪の方向を定める舵機構とを有する車椅子を牽引する牽引手段と、車椅子と牽引手段とを連結する連結手段とを備え、牽引手段が、車椅子を牽引して車椅子を自走させることを特徴とする。
請求項2記載の車椅子自走装置は、連結手段が、牽引手段と車椅子とを連結した状態で、車椅子の前輪を非接地状態にすることを特徴とする。
請求項3記載の車椅子自走装置は、牽引手段が車椅子と分離された状態で自立するための自立脚を有し、牽引手段と車椅子とを連結した状態で、自立脚が非接地状態になることを特徴とする。
請求項4記載の車椅子自走装置は、牽引手段の舵機構が、駆動輪を回動駆動自在に保持するフォークと、フォークを左右方向に動かすハンドルとからなることを特徴とする。
請求項5記載の車椅子自走装置は、ハンドルに、駆動輪の制動を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本願の発明によれば、より簡易な手段で且つ簡易な作業で従来の車椅子を自走可能にすることができる。
本発明に係る車椅子自走装置の使用方法を示す説明図である。 図1の平面の様子を示す説明図である。 同車椅子自走装置の連結前の様子を示す説明図である。 図3の斜視を示す説明図である。
本願発明に係る車椅子自走装置は、車椅子を自走させるためのものである。図1は、本発明に係る車椅子自走装置の使用方法を示す説明図である。図2は、図1の平面の様子を示す説明図である。図3は、同車椅子自走装置の連結前の様子を示す説明図である。図4は、図3の斜視を示す説明図である。
車椅子自走装置1は、基本的構成として、自己駆動する1つの駆動輪14と駆動輪14の方向を定める舵機構とを有する車椅子60を牽引する牽引手段と、車椅子60と牽引手段とを連結する連結手段から構成されている。具体的には、牽引手段である牽引装置10と、車椅子60と牽引装置10とを連結手段としての牽引側連結部30や車椅子側連結具50等から構成されている。
尚、連結手段については、牽引手段と車椅子60とを連結可能な構造であればよく、例えば、図に示すように、牽引手段の一部に連結手段の一部を設け、また車椅子60側に連結手段の一部を設ける構成でも良いし、牽引手段側又は車椅子60側に連結手段を設ける構成でも良いし、牽引手段や車椅子60とは別体の連結手段を設けるようにしてもよい。さらに、図に示すように、車椅子60側に設けた連結手段である車椅子側連結具50自体は、連結時には車椅子60に固定して用いるが、連結しない場合には車椅子60から分離可能とし、車椅子60から着脱自在な構造にすることも可能である。このように、連結手段は、牽引手段と車椅子60とを連結可能な構造であれば、その形態により制限されるものではない。
牽引手段である牽引装置10は、1つの駆動輪14が自己駆動することで、車椅子60を牽引することが可能で、駆動輪14は、例えば、カバー26内に収納された図示しないバッテリーを電源にしたモーターで駆動される。尚、駆動輪14の駆動方法は、モーターに限らず、エンジンでもよく、方法によって限定されるものではない。また、駆動輪14の回転方向は、車椅子60の前進方向に限らず、後進方法にも回転するようにしてもよい。
駆動輪14は、舵機構により方向を任意に定めることが可能で、駆動輪14の方向を定めることにより、車椅子60の進行方向を定めることができる。舵機構の機構についても、限定されるものではないないが、例えば、図に示すようなバイクや自転車のようなフォーク16をハンドル20で動かす方法がある。
図の駆動輪14の舵機構は、駆動輪14を回動駆動自在に保持するフォーク16と、フォーク16から上方に伸びる棒状のハンドルアーム12の上端にハンドルアーム12に対してT字状に設けられ、フォーク16を左右方向に動かす棒状のハンドル20とからなる。
また、ハンドル20には、駆動輪14の制動を制御する制御手段が設けられている。制動手段は、例えば、図に示すように、ハンドル20の両端に設けられたハンドルグリップ22やブレーキレバー24で構成され、例えばハンドルグリップ22を回転させることで、駆動輪14の回転スピードすなわち車椅子60の自走速度を任意に定めることができるものである。ブレーキレバー24で、駆動輪14に設けられた図示しないブレーキ機構を操作することにより、駆動輪14にブレーキを掛けることが可能となる。
上述のように、牽引装置10には、連結手段の一部である牽引側連結部30が設けられている。具体的には、カバー26の下部の左右の面から後方に向かって突出する牽引装置連結板28が設けられている。そして、牽引装置連結板28の上下から、2枚の牽引装置連結板28にそれぞれの前端部が軸支された牽引側連結部ステー34,36が後方に向かって伸びている。さらに、牽引側連結部ステー34,36のそれぞれの後端部を軸支する2枚の牽引側連結部プレート32が対向して設けられている。
牽引側連結部プレート32の下部には、棒状の自立脚アーム42aが牽引側連結部プレート32の下方に伸びて設けられ、自立脚アーム42aの下端には自立脚アーム42aに対してT字状に設けられた自立脚バー42bが設けられ、自立脚アーム42aと自立脚バー42bとで、牽引手段が自立するための自立脚40を構成している。尚、自立脚40は、牽引手段側に設けられても、連結手段側に設けられてもよく、その形態によって制限されるものではない。
牽引側連結部プレート32の上部には、棒状の連結ハンドル44が揺動自在に牽引側連結部プレート32の上方に伸びて軸支されている。連結ハンドル44の上端には、連結ハンドル44が起立した状態で連結ハンドル44の下方に設けられたロックフック46aの解除を行うための押下可能な連結ハンドルボタン46が設けられている。
尚、牽引側連結部ステー34の後端から牽引側連結部ステー36の中央付近に向かって、牽引側連結部シリンダ38が架け渡されるように設けられている。
車椅子60側の連結手段は、車椅子側連結具50によって形成されている。車椅子側連結具50は、車椅子側連結具固定具52、車椅子側連結具支柱54及び車椅子側連結棒56から構成される。
棒状の車椅子側連結具支柱54が、車椅子60のシャーシ62の搭乗者の足下部分に左右に架け渡された状態で、車椅子側連結具固定具52によって、シャーシ62に固定される。車椅子側連結具支柱54の中央に、前方方向に向かって突出するように棒状の車椅子側連結棒56が設けられている。図の車椅子側連結棒56では、前端が尖端になっており、前方付近の上面にロックピン穴56aが穿設されている。
尚、図3及び図4に示すように、牽引装置10は、牽引側連結部30の連結ハンドル44を倒した状態で、自立脚40が略直立に接地して起立した体勢で、牽引装置10は、車椅子60と分離された状態で駆動輪14と自立脚40とが接地しており自立している。
次に、以上のような構成の車椅子自走装置1の使用方法を説明する。まず、図3及び図4に示すように、牽引装置10と車椅子60とが連結されていない状態から説明する。
搭乗者が車椅子60の座部64に座った状態で、車椅子60を牽引装置10方向に移動させる。そして、車椅子側連結具50の車椅子側連結棒56を、牽引側連結部30の2枚の牽引側連結部プレート32の間に挿入させる。そして、搭乗者が、連結ハンドル44を引き起こすようにする。すると、牽引側連結部30のロックピン48が、車椅子側連結棒56のロックピン穴56aに入って、牽引装置10と車椅子60とが連結された状態になる。この際、連結ハンドル44のロックフック46aが、図示しない牽引側連結部プレート32内のピンに係止され、連結ハンドル44がロックされる。
また、連結ハンドル44を引き上げると、牽引側連結部シリンダ38の作用等により牽引側連結部ステー34,36の位置関係が変化し、牽引側連結部プレート32が摺動して、自立脚40が非接地状態になる。さらに、牽引側連結部ステー34,36の位置関係が変化し、牽引側連結部プレート32が摺動することにより、車椅子側連結棒56が持ち上げられ、車椅子60の前輪68が持ち上げられる。これにより、自立脚40及び車椅子60の前輪68が非接地状態になり、車椅子60が、牽引装置10の駆動輪14と2つの後輪66とにより三輪車状での走行が可能な状態になる。
この車椅子60に牽引装置10が連結された状態で、搭乗者が制動手段を操作することにより、車椅子60が自走することになる。
尚、車椅子60から牽引装置10を分離させる場合には、連結ハンドルボタン46を押しながら連結ハンドル44を押し倒すと、牽引側連結部ステー34,36の位置がもとに戻り、牽引側連結部プレート32が逆方向に摺動して、自立脚40及び車椅子60の前輪68が接地状態になる。それと同時に、ロックピン48が車椅子側連結棒56のロックピン穴56aから抜け、車椅子60を牽引装置10から分離することが可能になる。
以上のような構成及び使用方法の車椅子自走装置1によれば、より簡易な手段で且つ簡易な作業で従来の車椅子60を自走可能にすることができる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
以上のように、本発明によれば、より簡易な手段で且つ簡易な作業で従来の車椅子を自走可能にすることができる車椅子自走装置を提供することができる。
1・・・・・車椅子自走装置
10・・・・牽引装置
12・・・・ハンドルアーム
14・・・・駆動輪
16・・・・フォーク
20・・・・ハンドル
22・・・・ハンドルグリップ
24・・・・ブレーキレバー
26・・・・カバー
28・・・・牽引装置連結板
30・・・・牽引側連結部
32・・・・牽引側連結部プレート
34・・・・牽引側連結部ステー
36・・・・牽引側連結部ステー
38・・・・牽引側連結部シリンダ
40・・・・自立脚
42a・・・自立脚アーム
42b・・・自立脚バー
44・・・・連結ハンドル
46・・・・連結ハンドルボタン
46a・・・ロックフック
48・・・・ロックピン
50・・・・車椅子側連結具
52・・・・車椅子側連結具固定具
54・・・・車椅子側連結具支柱
56・・・・車椅子側連結棒
56a・・・ロックピン穴
60・・・・車椅子
62・・・・シャーシ
64・・・・座部
66・・・・後輪
68・・・・前輪

Claims (5)

  1. 車椅子を自走させるための車椅子自走装置において、
    自己駆動する1つの駆動輪と該駆動輪の方向を定める舵機構とを有する該車椅子を牽引する牽引手段と、
    該車椅子と該牽引手段とを連結する連結手段とを備え、
    該牽引手段が、該車椅子を牽引して該車椅子を自走させることを特徴とする車椅子自走装置。
  2. 前記連結手段が、前記牽引手段と前記車椅子とを連結した状態で、該車椅子の前輪を非接地状態にすることを特徴とする請求項1記載の車椅子自走装置。
  3. 前記牽引手段が前記車椅子と分離された状態で自立するための自立脚を有し、
    該牽引手段と該車椅子とを連結した状態で、該自立脚が非接地状態になることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車椅子自走装置。
  4. 前記牽引手段の舵機構が、前記駆動輪を回動駆動自在に保持するフォークと、該フォークを左右方向に動かすハンドルとからなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車椅子自走装置。
  5. 前記ハンドルに、前記駆動輪の制動を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項4記載の車椅子自走装置。
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