JPS5851655Y2 - 長尺柱運搬用２輪車 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 電柱やパイル等長尺柱の運搬は普通はトラックで行われ
るが、狭小農道や曲りのある市街略等トラックの進入困
難な箇所では人力による荷車輸送にたよっている。

本考案はこのような箇所でも利用可能な２輪自走車に関
するものである。

図に例示する如く本考案の２輪車は、発動機Ｍを塔載し
、変速機付差動装置りを介して左右両輪Ｗｌ 、Ｗ２を
低速差動可能である。

以上の構造は耕耘機その他で公知である。

この２輪車のボディ上面中央には２輪車の重心位置で垂
直にピン１が固着され、ターンテーブル２がこのピン中
心に旋回自在に装架しである。

ターンテーブル上面には長尺柱Ｐを積載容易なＶ形台３
が固着してあり、これに長尺柱を固定可能な調整金具４
、固定金具５一端をＶ彫金に枢漏したボルト６が附設し
である。

折込脚７は停止時のためのもので、ペダル８をふむこと
により折込可能としである。

長尺柱はその中央部をＶ彫金へ積載固定し、２輪車わき
の運転者１名、ボディから前後へ長く突出した長尺柱の
前端或は後端の誘導員１名で操作する。

従来５〜６名を要した作業者がせいぜい２〜３名ですむ
。

また狭小で折曲った市街道路等を通過するためには、２
輪荷車の進行方向に対し、積載長尺柱を旋回傾斜させね
ばならぬ場合が多く、５〜６名の作業者でも難渋するこ
とが多かった。

これに対し本考案では２輪の差動装置とターンテーブル
とが独立に操作可能であるため、容易に通過できる。

これが本考案の特徴である。

【図面の簡単な説明】 第１図は本考案の側面図、第２図は同正面図である。 Ｍ・・・発動機、Ｄ・・・変速機付差動装置、Ｗｌ 、
ＷＮ２・・・左右車輪、Ｐ・・・長尺柱、１・・・ピン
、２・・・ターンテーブル、３・・・Ｖ彫金、４・・・
調整金具、５・・・固定金具、６・・・ボルト、Ｉ・・
・折込脚、８・・・ペダル。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 発動機を塔載し差動装置を介して左右両輪を駆動可能な
   ２輪車と、上記２輪車のボディ上面中央へ回転自在に設
   けたターンテーブルと、ターンテーブル上へ設けた長尺
   性把持具とから成る長尺柱運搬用２輪車。