JPH0655933U - 運搬具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二輪車で一輪車との共用を計り使い勝手を増
大する。 【構成】 車軸に添って移動、固定する事が出来る、２
つの車輪を有する手動式運搬具で、従来より有る一輪車
二輪車を１台で共用化が出来、通路の幅、荷物の状態に
応じて車輪の幅を自由に変えられるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は，荷物等を運搬する用具に関する物で，従来よりある一輪車が車輪を 固定されているのと一輪で有るため，重量物や安定性の悪い物を運搬する時や、 農道とか工事現場、農地内等不整地や軟弱な所での使用は、非常に体力を必要と し，非力な者にとっては大変使いずらかった，又従来の二輪車は、農道等狭い幅 の道や工事用の足場等を通る事は出来なかった、本考案はシャフト（５）にネジ やピン（１３）等で固定出来るカラー（１１）付き車輪（７・８）、或いはベヤ リング部（１１・１２）を固定できる車輪（７・８）を有し荷態、通路状況に応 じて車輪（７・８）の固定幅を適切に調整する事ができる様にしたので、一輪車 としても二輪車としても共用する事が出来、色々な条件の中で安全に活用できる 。

【０００２】

【従来の技術】

従来よりある一輪車、二輪車等は固定輪の為，重量物や不安定な荷物を運搬す る時は二輪車を使い、軽い物や重くても小さい物、又狭い通路や渡り板等は一輪 車と言うように使い分けなければならず、それぞれ満足出来なかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

以上により本考案が解決しようとする課題は，従来よりある一輪車や二輪車等 ，固定式の車輪を有する運搬具が、一台で共用する事ができるように改良する事 を課題とした。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案により，固定式の車輪（７・８）を，移動式とし，荷物の状態に応じて ，車輪（７・８）の幅を自由に調整使用できるような構造とした。

【０００５】

【作用】 本考案は，従来一輪や二輪等で固定式であった運搬具の車輪（７・８）を，移 動式の二輪とした事により，簡単に車輪の幅を伸縮出来るので、重量物や不安定 な荷物、又色々な道路条件に応じて，誰にでも簡単に運搬する事が出来る。

【０００６】

【実施例】

以下実施例により考案実施の説明をするが、例示は単に説明用のもので、発明 思想の制限叉は限定を意味するものではない。

【０００７】 図２は，考案に関わる移動式の二つの車輪（７・８）が，シャフト（５）に取 り付けられ，適当な幅にセットされている状態で，車輪幅はネジ（１３）等で， 簡単に調整できる構造である、尚車輪（７・８）が片寄り過ぎない様に、中央に 支持部（１４）を設ける事も出来る、支持部（１４）は車軸（５）が脱着し易い ように、下部をＵ字型に開口しても良い。

【０００８】 図３は、本考案品の一つの例図であるが、タイヤ（７）を中央に寄せた時にタ イヤ（７）の接地幅を最小限にする為に、シャフト（５）をセンターで２分し角 度を付けて取り付けたもので、こうする事によって一輪車により近い状態で使用 する事が出来る。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は，以上の構造を具備し，車輪が簡単且つ自由に移動するため，それぞ れの用途に応じて，車幅が簡単に変えられるので，非常に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案品の側面図

【図２】 本考案品を，正面からみた説明図

【図３】 タイヤの接地幅を少なくする為にシャフトに
角度を付けた説明図

【図４】 本考案品のシャフトに固定する部分の一例の
説明図

【符号の説明】

１： ハンドル ２： フレーム ３： ホッパー ４： サポーター ５： シャフト ６： 座金 ７： タイヤ ８： ホイル ９： フランジ １０： ナット １１： 軸受け １２： ベアリング １３： 軸受け止めボルト １４： センター受け具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 移動可能な車輪（７・８）を二つ有し，
   用途に応じて車幅を調整する機能を持つ運搬具。