JP2021167245A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートの両面に画像を形成できながら、画像形成不良を抑制できる画像形成装置を提供すること。【解決手段】画像形成装置1は、感光ドラム42と、再搬送パス91と、第1ローラ92と、第2ローラ93とを備える。再搬送パス91は、画像が形成されたシートSを再び感光ドラム42に搬送する。第1ローラ92は、再搬送パス91に配置される。第1ローラ92は、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42に向かって搬送する。第2ローラ93は、第1ローラ92とともに、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42に向かって搬送する。第1ローラ92は、接触位置と離間位置との間を移動可能である。第1ローラ92が接触位置に位置した状態で、第1ローラ92は、第2ローラ93と接触する。第1ローラ92が離間位置に位置した状態で、第1ローラ92は、第2ローラ93から離間する。【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、シートの両面に画像を形成する場合がある。そのような画像形成装置は、感光ドラムと、再搬送パスと、第1ローラと、第2ローラとを備える。再搬送パスは、画像が形成されたシートを再び感光ドラムに搬送する。第1ローラおよび第2ローラは、再搬送パスに配置される。第1ローラは、第2ローラに接触する。第1ローラおよび第2ローラは、再搬送パスを通るシートを感光ドラムに向かって搬送する(下記特許文献1参照)。
特許文献1に記載される画像形成装置では、シートが再搬送パスから感光ドラムに向かって搬送されるときに、シートの先端が感光ドラムに到達した状態で、シートの後端が第1ローラおよび第2ローラの間に位置する。このとき、第1ローラおよび第2ローラには、駆動力が入力されていない。そのため、シートにバックテンションがかかり、画像形成不良が生じるおそれがある。
そこで、本開示の目的は、シートの両面に画像を形成できながら、画像形成不良を抑制できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、シートの両面に画像を形成可能である。画像形成装置は、感光ドラムと、再搬送パスと、第1ローラと、第2ローラとを備える。
再搬送パスは、画像が形成されたシートを再び感光ドラムに搬送する。
第1ローラは、再搬送パスに配置される。第1ローラは、再搬送パスを通るシートを感光ドラムに向かって搬送する。第2ローラは、第1ローラとともに、再搬送パスを通るシートを感光ドラムに向かって搬送する。
第1ローラは、接触位置と離間位置との間を移動可能である。第1ローラが接触位置に位置した状態で、第1ローラは、第2ローラと接触する。第1ローラが離間位置に位置した状態で、第1ローラは、第2ローラから離間する。
このような構成によれば、第1ローラが接触位置に位置した状態で、第1ローラおよび第2ローラは、再搬送パスを通るシートを感光ドラムに向かって搬送できる。その後、第1ローラは、接触位置から離間位置に移動して、第2ローラから離間する。そのため、シートが再搬送パスから感光ドラムに到達したときに、シートにバックテンションがかかることを抑制できる。その結果、画像形成不良が生じることを抑制できる。
(2)再搬送パスを通るシートの先端が、第1ローラと第2ローラとの間を通過するときに、第1ローラは、接触位置に位置してもよい。この場合、シートの先端が、感光ドラムに到達する前に、第1ローラが接触位置から離間位置に移動する。
(3)画像形成装置は、転写装置を備えてもよい。転写装置は、感光ドラム上のトナーをシートに転写する。転写装置は、搬送ベルトを備えてもよい。搬送ベルトは、感光ドラムに接触する。搬送ベルトは、シートを搬送する。再搬送パスを通るシートの先端が、搬送ベルトに到達する前に、第1ローラが接触位置から離間位置に移動してもよい。
(4)画像形成装置は、センサを備えてもよい。センサは、シートの搬送方向において、感光ドラムの上流側に配置される。センサは、再搬送パスを通るシートを検知する。再搬送パスを通るシートの先端が、センサに到達する前に、第1ローラが接触位置から離間位置に移動してもよい。
(5)シートの後端が第1ローラと第2ローラとの間を通過した後に、第1ローラは、離間位置から接触位置に移動してもよい。
(6)画像形成装置は、カムを備えてもよい。カムは、第1位置と第2位置との間を移動可能である。カムが第1位置に位置した状態で、カムは、第1ローラを接触位置に位置させる。カムが第2位置に位置した状態で、カムは、第1ローラを離間位置に位置させる。
(7)画像形成装置は、レバーを備えてもよい。レバーは、第1ローラを支持する。カムがレバーと接触することで、カムは、第1ローラを接触位置と離間位置とに移動させてもよい。
(8)第1ローラが離間位置に位置した状態で、第1ローラは、回転を停止してもよい。
(2)再搬送パスを通るシートの先端が、第1ローラと第2ローラとの間を通過するときに、第1ローラは、接触位置に位置してもよい。この場合、シートの先端が、感光ドラムに到達する前に、第1ローラが接触位置から離間位置に移動する。
(3)画像形成装置は、転写装置を備えてもよい。転写装置は、感光ドラム上のトナーをシートに転写する。転写装置は、搬送ベルトを備えてもよい。搬送ベルトは、感光ドラムに接触する。搬送ベルトは、シートを搬送する。再搬送パスを通るシートの先端が、搬送ベルトに到達する前に、第1ローラが接触位置から離間位置に移動してもよい。
(4)画像形成装置は、センサを備えてもよい。センサは、シートの搬送方向において、感光ドラムの上流側に配置される。センサは、再搬送パスを通るシートを検知する。再搬送パスを通るシートの先端が、センサに到達する前に、第1ローラが接触位置から離間位置に移動してもよい。
(5)シートの後端が第1ローラと第2ローラとの間を通過した後に、第1ローラは、離間位置から接触位置に移動してもよい。
(6)画像形成装置は、カムを備えてもよい。カムは、第1位置と第2位置との間を移動可能である。カムが第1位置に位置した状態で、カムは、第1ローラを接触位置に位置させる。カムが第2位置に位置した状態で、カムは、第1ローラを離間位置に位置させる。
(7)画像形成装置は、レバーを備えてもよい。レバーは、第1ローラを支持する。カムがレバーと接触することで、カムは、第1ローラを接触位置と離間位置とに移動させてもよい。
(8)第1ローラが離間位置に位置した状態で、第1ローラは、回転を停止してもよい。
このような構成によれば、第1ローラの回転により生じる騒音を低減できる。
(9)第1ローラが接触位置から離間位置に位置した後、第1ローラは、回転を停止してもよい。
(9)第1ローラが接触位置から離間位置に位置した後、第1ローラは、回転を停止してもよい。
このような構成によれば、シートにバックテンションがかかることを抑制できる。
本開示の画像形成装置によれば、シートの両面に画像を形成できながら、画像形成不良を抑制できる。
1.画像形成装置1
図1を参照して、画像形成装置1について説明する。
図1を参照して、画像形成装置1について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、筐体2と、シートカセット3と、ピックアップローラ10と、2つの搬送ローラ11A、11Bと、2つのレジストローラ12A、12Bと、センサ13と、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kと、4つの露光装置5Y、5M、5C、5Kと、4つの現像ユニット6Y、6M、6C、6Kと、転写装置7と、定着装置8と、スイッチバックローラ14と、ピンチローラ15と、2つの排出ローラ16A、16Bとを備える。
1.1 筐体2
筐体2は、シートカセット3と、ピックアップローラ10と、2つの搬送ローラ11A、11Bと、2つのレジストローラ12A、12Bと、センサ13と、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kと、4つの露光装置5Y、5M、5C、5Kと、4つの現像ユニット6Y、6M、6C、6Kと、転写装置7と、定着装置8と、スイッチバックローラ14と、ピンチローラ15と、3つの排出ローラ16A、16B、16Cとを収容する。
筐体2は、シートカセット3と、ピックアップローラ10と、2つの搬送ローラ11A、11Bと、2つのレジストローラ12A、12Bと、センサ13と、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kと、4つの露光装置5Y、5M、5C、5Kと、4つの現像ユニット6Y、6M、6C、6Kと、転写装置7と、定着装置8と、スイッチバックローラ14と、ピンチローラ15と、3つの排出ローラ16A、16B、16Cとを収容する。
筐体2は、排出トレイ21を有する。排出トレイ21は、筐体2から排出されたシートSを載置する。排出トレイ21は、筐体2の上面を構成する。
1.2 シートカセット3およびピックアップローラ10
シートカセット3は、シートSを収容可能である。ピックアップローラ10は、シートカセット3に収容されるシートSをピックアップする。ピックアップローラ10は、ピックアップしたシートSを搬送ローラ11Aに向かって搬送する。ピックアップローラ10は、回転可能である。ピックアップローラ10は、第1方向に延びる。第1方向は、上下方向と交差する。
シートカセット3は、シートSを収容可能である。ピックアップローラ10は、シートカセット3に収容されるシートSをピックアップする。ピックアップローラ10は、ピックアップしたシートSを搬送ローラ11Aに向かって搬送する。ピックアップローラ10は、回転可能である。ピックアップローラ10は、第1方向に延びる。第1方向は、上下方向と交差する。
1.3 搬送ローラ11A、11B
2つの搬送ローラ11A、11Bは、シートSをレジストローラ12Aに搬送する。搬送ローラ11Aは、搬送ローラ11Bに接触している。搬送ローラ11Aは、回転可能である。搬送ローラ11Aは、第1方向に延びる。
2つの搬送ローラ11A、11Bは、シートSをレジストローラ12Aに搬送する。搬送ローラ11Aは、搬送ローラ11Bに接触している。搬送ローラ11Aは、回転可能である。搬送ローラ11Aは、第1方向に延びる。
1.4 レジストローラ12A、12B
2つのレジストローラ12A、12Bは、所定のタイミングで、シートSを感光ドラム42Yに供給する。感光ドラム42Yについては、後で説明する。2つのレジストローラ12A、12Bは、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、搬送ローラ11Aと感光ドラム42Yとの間に位置する。レジストローラ12Aは、回転可能である。レジストローラ12Aは、レジストローラ12Bに接触している。レジストローラ12Aは、第1方向に延びる。
2つのレジストローラ12A、12Bは、所定のタイミングで、シートSを感光ドラム42Yに供給する。感光ドラム42Yについては、後で説明する。2つのレジストローラ12A、12Bは、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、搬送ローラ11Aと感光ドラム42Yとの間に位置する。レジストローラ12Aは、回転可能である。レジストローラ12Aは、レジストローラ12Bに接触している。レジストローラ12Aは、第1方向に延びる。
1.5 センサ13
センサ13は、シートカセット3から感光ドラム42Yに供給されるシートSを検知する。また、センサ13は、再搬送パス91を通るシートSを検知する。再搬送パス91については、後で説明する。センサ13は、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、感光ドラム42Yの上流側に配置される。センサ13は、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、搬送ローラ11Aとレジストローラ12Aとの間に位置する。センサ13は、シートSを検知したときに第1信号を出力する。センサ13は、シートSを検知しないときに第2信号を出力する。
センサ13は、シートカセット3から感光ドラム42Yに供給されるシートSを検知する。また、センサ13は、再搬送パス91を通るシートSを検知する。再搬送パス91については、後で説明する。センサ13は、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、感光ドラム42Yの上流側に配置される。センサ13は、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、搬送ローラ11Aとレジストローラ12Aとの間に位置する。センサ13は、シートSを検知したときに第1信号を出力する。センサ13は、シートSを検知しないときに第2信号を出力する。
そのため、シートSの先端がセンサ13に到達する前において、センサ13は、第2信号を出力する。そして、シートSの先端がセンサ13に到達した後、シートSの後端がセンサ13を通過するまで、センサ13は、第1信号を出力する。その後、シートSの後端がセンサ13を通過した後、次のシートSの先端がセンサ13に到達するまで、センサ13は、第2信号を出力する。
1.6 4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4K
4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kは、第2方向において、ドラムユニット4Y、ドラムユニット4M、ドラムユニット4C、ドラムユニット4Kの順に並ぶ。第2方向は、上下方向および第1方向と交差する。4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kのそれぞれは、筐体2に対して着脱可能であってもよい。
4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kは、第2方向において、ドラムユニット4Y、ドラムユニット4M、ドラムユニット4C、ドラムユニット4Kの順に並ぶ。第2方向は、上下方向および第1方向と交差する。4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kのそれぞれは、筐体2に対して着脱可能であってもよい。
1.3.1 ドラムユニット4Y
ドラムユニット4Yは、感光ドラム42Yと、帯電装置43Yとを備える。
ドラムユニット4Yは、感光ドラム42Yと、帯電装置43Yとを備える。
感光ドラム42Yは、第1方向に延びる。感光ドラム42Yは、円筒形状を有する。感光ドラム42Yは、軸A1を中心として回転可能である。軸A1は、第1方向に延びる。
帯電装置43Yは、感光ドラム42Yの周面を帯電させる。帯電装置43Yは、具体的には、スコロトロン型の帯電器である。なお、帯電装置43Yは、帯電ローラであってもよい。
1.3.2 ドラムユニット4M、4C、4K
ドラムユニット4M、4C、4Kは、ドラムユニット4Yと同様に説明される。そのため、ドラムユニット4M、4C、4Kについての説明は、省略される。
ドラムユニット4M、4C、4Kは、ドラムユニット4Yと同様に説明される。そのため、ドラムユニット4M、4C、4Kについての説明は、省略される。
ドラムユニット4Mは、感光ドラム42Mと、帯電装置43Mとを備える。ドラムユニット4Cは、感光ドラム42Cと、帯電装置43Cとを備える。ドラムユニット4Kは、感光ドラム42Kと、帯電装置43Kとを備える。
言い換えれば、画像形成装置1は、4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42Kと、4つの帯電装置43Y、43M、43C、43Kとを備える。
1.7 4つの露光装置5Y、5M、5C、5K
露光装置5Yは、感光ドラム42Yの表面を露光可能である。感光ドラム42Yの表面が帯電された状態で、露光装置5Yが感光ドラム42Yの表面を露光することにより、静電潜像が、感光ドラム42Yの表面に形成される。露光装置5Yは、具体的には、LEDアレイである。
露光装置5Yは、感光ドラム42Yの表面を露光可能である。感光ドラム42Yの表面が帯電された状態で、露光装置5Yが感光ドラム42Yの表面を露光することにより、静電潜像が、感光ドラム42Yの表面に形成される。露光装置5Yは、具体的には、LEDアレイである。
露光装置5M、5C、5Kは、露光装置5Yと同様に説明される。そのため、露光装置5M、5C、5Kについての説明は省略される。露光装置5Mは、感光ドラム42Mの表面を露光可能である。露光装置5Cは、感光ドラム42Cの表面を露光可能である。露光装置5Kは、感光ドラム42Kの表面を露光可能である。
1.8 4つの現像ユニット6Y、6M、6C、6K
現像ユニット6Yは、トナーを収容可能である。現像ユニット6Yは、現像ローラ62Yを備える。現像ローラ62Yは、感光ドラム42Yにトナーを供給する。現像ローラ62Yは、第1方向に延びる。現像ローラ62Yは、軸を中心として回転可能である。
現像ユニット6Yは、トナーを収容可能である。現像ユニット6Yは、現像ローラ62Yを備える。現像ローラ62Yは、感光ドラム42Yにトナーを供給する。現像ローラ62Yは、第1方向に延びる。現像ローラ62Yは、軸を中心として回転可能である。
現像ユニット6M、6C、6Kは、現像ユニット6Yと同様に説明される。そのため、現像ユニット6M、6C、6Kについての説明は、省略される。
現像ユニット6Mは、現像ローラ62Mを備える。現像ローラ62Mは、感光ドラム42Mにトナーを供給する。現像ユニット6Cは、現像ローラ62Cを備える。現像ローラ62Cは、感光ドラム42Cにトナーを供給する。現像ユニット6Kは、現像ローラ62Kを備える。現像ローラ62Kは、感光ドラム42Kにトナーを供給する。
1.9 転写装置7
転写装置7は、4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42K上のトナーをシートSに転写する。転写装置7は、搬送ベルト71と、2つのローラ72A、72Bとを備える。
転写装置7は、4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42K上のトナーをシートSに転写する。転写装置7は、搬送ベルト71と、2つのローラ72A、72Bとを備える。
搬送ベルト71は、4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42Kに接触する。搬送ベルト71は、レジストローラ12Aから供給されたシートSを、定着装置8に向かって第2方向に搬送する。搬送ベルト71は、2つのローラ72A、72Bに架け渡される。搬送ベルト71によって搬送されるシートSは、転写装置7と4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42Kとの間を通る。このとき、転写装置7は、4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42K上のトナーをシートSに転写する。
2つのローラ72A、72Bは、搬送ベルト71を支持する。ローラ72Aは、第1方向に延びる。ローラ72Aは、回転可能である。ローラ72Aは、第2方向において、ローラ72Bに対して離れて位置する。ローラ72Aは、第2方向において、感光ドラム42Kと定着装置8との間に位置する。ローラ72Bは、第1方向に延びる。ローラ72Bは、第2方向において、感光ドラム42Yとレジストローラ12Aとの間に位置する。
1.10 定着装置8
定着装置8は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置8は、第2方向において、転写装置7に対してレジストローラ12Aの反対側に位置する。
定着装置8は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置8は、第2方向において、転写装置7に対してレジストローラ12Aの反対側に位置する。
1.11 スイッチバックローラ14
スイッチバックローラ14は、定着装置8から排出トレイ21に向かうシートSの搬送方向において、定着装置8と排出ローラ16Aとの間に位置する。スイッチバックローラ14は、第1方向に延びる。スイッチバックローラ14は、第1回転方向R1と、第2回転方向R2(図5参照)に回転可能である。第2回転方向R2は、第1回転方向R1の逆方向である。スイッチバックローラ14が第1回転方向R1に回転するときに、スイッチバックローラ14は、シートSを排出ローラ16Aに向かって搬送する。スイッチバックローラ14が第2回転方向R2に回転するときに、スイッチバックローラ14は、シートSを再搬送パス91に向かって搬送する。
スイッチバックローラ14は、定着装置8から排出トレイ21に向かうシートSの搬送方向において、定着装置8と排出ローラ16Aとの間に位置する。スイッチバックローラ14は、第1方向に延びる。スイッチバックローラ14は、第1回転方向R1と、第2回転方向R2(図5参照)に回転可能である。第2回転方向R2は、第1回転方向R1の逆方向である。スイッチバックローラ14が第1回転方向R1に回転するときに、スイッチバックローラ14は、シートSを排出ローラ16Aに向かって搬送する。スイッチバックローラ14が第2回転方向R2に回転するときに、スイッチバックローラ14は、シートSを再搬送パス91に向かって搬送する。
1.12 ピンチローラ15
ピンチローラ15は、スイッチバックローラ14と接触する。ピンチローラ15は、第1方向に延びる。
ピンチローラ15は、スイッチバックローラ14と接触する。ピンチローラ15は、第1方向に延びる。
1.13 2つの排出ローラ16A、16B
2つの排出ローラ16A、16Bは、定着装置8から排出トレイ21に向かうシートSの搬送方向において、スイッチバックローラ14に対して定着装置8の反対側に位置する。排出ローラ16Aは、第1方向に延びる。排出ローラ16Aは、第1回転方向R3と、第2回転方向R4(図5参照)に回転可能である。第2回転方向R4は、第1回転方向R3の逆方向である。排出ローラ16Aが第1回転方向R3に回転するときに、排出ローラ16Aは、シートSを排出トレイ21に向かって搬送する。排出ローラ16Aが第2回転方向R4に回転するときに、排出ローラ16Aは、シートSを再搬送パス91に向かって搬送する。排出ローラ16Bは、排出ローラ16Aと接触する。排出ローラ16Bは、第1方向に延びる。
2つの排出ローラ16A、16Bは、定着装置8から排出トレイ21に向かうシートSの搬送方向において、スイッチバックローラ14に対して定着装置8の反対側に位置する。排出ローラ16Aは、第1方向に延びる。排出ローラ16Aは、第1回転方向R3と、第2回転方向R4(図5参照)に回転可能である。第2回転方向R4は、第1回転方向R3の逆方向である。排出ローラ16Aが第1回転方向R3に回転するときに、排出ローラ16Aは、シートSを排出トレイ21に向かって搬送する。排出ローラ16Aが第2回転方向R4に回転するときに、排出ローラ16Aは、シートSを再搬送パス91に向かって搬送する。排出ローラ16Bは、排出ローラ16Aと接触する。排出ローラ16Bは、第1方向に延びる。
2.画像形成装置1の詳細
次に、図1から図3を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
次に、図1から図3を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
図1および図2に示すように、画像形成装置1は、シートSの両面に画像を形成可能である。画像形成装置1は、再搬送パス91(図1参照)と、第1ローラ92と、第2ローラ93と、レバー94(図2参照)と、カム95(図2参照)と、ギア96(図2参照)、シャフト98(図2参照)と、セクターギア97(図2参照)と、モータとを備える。なお、モータは図示しない。
2.1 再搬送パス91
再搬送パス91は、画像が形成されたシートSを再び感光ドラム42Yに搬送する。再搬送パス91は、定着装置8を通過したシートSを、2つの搬送ローラ11A、11Bに再度搬送する。再搬送パス91は、一端91E1と、一端91E1から離れて位置する他端91E2とを有する。再搬送パス91の一端91E1は、定着装置8から排出トレイ21に向かうシートSの搬送方向において、定着装置8とスイッチバックローラ14との間に位置する。再搬送パス91の一端91E1は、スイッチバックローラ14の下方に位置する。再搬送パス91の他端91E2は、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、ピックアップローラ10と搬送ローラ11Aとの間に位置する。再搬送パス91の他端91E2は、搬送ローラ11Aの下方に位置する。再搬送パス91は、第1部分911と、第2部分912と、第3部分913とを有する。
再搬送パス91は、画像が形成されたシートSを再び感光ドラム42Yに搬送する。再搬送パス91は、定着装置8を通過したシートSを、2つの搬送ローラ11A、11Bに再度搬送する。再搬送パス91は、一端91E1と、一端91E1から離れて位置する他端91E2とを有する。再搬送パス91の一端91E1は、定着装置8から排出トレイ21に向かうシートSの搬送方向において、定着装置8とスイッチバックローラ14との間に位置する。再搬送パス91の一端91E1は、スイッチバックローラ14の下方に位置する。再搬送パス91の他端91E2は、シートカセット3から感光ドラム42Yに向かうシートSの搬送方向において、ピックアップローラ10と搬送ローラ11Aとの間に位置する。再搬送パス91の他端91E2は、搬送ローラ11Aの下方に位置する。再搬送パス91は、第1部分911と、第2部分912と、第3部分913とを有する。
第1部分911は、再搬送パス91の一端91E1を含む。第1部分911は、上下方向に延びる。第1部分911は、第2方向において、定着装置8に対して転写装置7の反対側に位置する。
第2部分912は、第1部分911と第3部分913との間に位置する。第2部分912は、第1部分911および第3部分913と連続する。第2部分912は、第2方向に延びる。第2部分912は、シートカセット3に対して下方に位置する。
第3部分913は、再搬送パス91の他端91E2を含む。第3部分913は、上下方向に延びる。第3部分913は、第2方向において、シートカセット3に対して第1部分911の反対側に位置する。
2.2 第1ローラ92
第1ローラ92は、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42Yに向かって搬送する。第1ローラ92は、再搬送パス91の第2部分912に配置される。第1ローラ92は、第1方向に延びる。第1ローラ92は、軸A2について回転可能である。軸A2は、第1方向に延びる。第1ローラ92は、特開2016−210121号公報に記載の伝達機構を通じて、モータからの駆動力が伝達される。
第1ローラ92は、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42Yに向かって搬送する。第1ローラ92は、再搬送パス91の第2部分912に配置される。第1ローラ92は、第1方向に延びる。第1ローラ92は、軸A2について回転可能である。軸A2は、第1方向に延びる。第1ローラ92は、特開2016−210121号公報に記載の伝達機構を通じて、モータからの駆動力が伝達される。
図3および図4に示すように、第1ローラ92は、接触位置(図4参照)と離間位置(図3参照)との間を移動可能である。第1ローラ92が接触位置に位置した状態で、第1ローラ92は、第2ローラ93と接触する(図4参照)。第1ローラ92が離間位置に位置した状態で、第1ローラ92は、第2ローラ93から離間する(図3参照)。第1ローラ92が離間位置に位置した状態で、第1ローラ92は、回転を停止している。そのため、第1ローラ92の回転により生じる騒音を低減できる。
2.3 第2ローラ93
第1ローラ92が接触位置に位置する状態で、第2ローラ93は、第1ローラ92とともに、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42に向かって搬送する(図5参照)。第2ローラ93は、再搬送パス91の第2部分912に配置される。第2ローラ93は、上下方向において、第1ローラ92と向かい合う。第2ローラ93は、第1方向に延びる。
第1ローラ92が接触位置に位置する状態で、第2ローラ93は、第1ローラ92とともに、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42に向かって搬送する(図5参照)。第2ローラ93は、再搬送パス91の第2部分912に配置される。第2ローラ93は、上下方向において、第1ローラ92と向かい合う。第2ローラ93は、第1方向に延びる。
2.4 レバー94
レバー94は、第1ローラ92を支持する。レバー94は、第1方向と交差する方向に延びる。レバー94は、一端94E1と、一端94E1から離れて位置する他端94E2とを有する。第1ローラ92は、レバー94の一端94E1に支持される。レバー94は、軸A3について回動可能である。軸A3は、第1方向に延びる。軸A3は、一端94E1と他端94E2との間に位置する。
レバー94は、第1ローラ92を支持する。レバー94は、第1方向と交差する方向に延びる。レバー94は、一端94E1と、一端94E1から離れて位置する他端94E2とを有する。第1ローラ92は、レバー94の一端94E1に支持される。レバー94は、軸A3について回動可能である。軸A3は、第1方向に延びる。軸A3は、一端94E1と他端94E2との間に位置する。
2.5 カム95
カム95は、第1位置(図4参照)と第2位置(図3参照)との間を移動可能である。カム95は、第1位置(図4参照)と第2位置(図3参照)との間を、軸A4について回転可能である。軸A4は、第1方向に延びる。カム95が第1位置に位置した状態で、カム95は、第1ローラ92を接触位置に位置させる(図4参照)。カム95が第2位置に位置した状態で、カム95は、第1ローラ92を離間位置に位置させる(図3参照)。カム95は、レバー94と接触することで、第1ローラ92を接触位置と離間位置とに移動させる。
カム95は、第1位置(図4参照)と第2位置(図3参照)との間を移動可能である。カム95は、第1位置(図4参照)と第2位置(図3参照)との間を、軸A4について回転可能である。軸A4は、第1方向に延びる。カム95が第1位置に位置した状態で、カム95は、第1ローラ92を接触位置に位置させる(図4参照)。カム95が第2位置に位置した状態で、カム95は、第1ローラ92を離間位置に位置させる(図3参照)。カム95は、レバー94と接触することで、第1ローラ92を接触位置と離間位置とに移動させる。
カム95は、カム面951を有する。カム面951は、カム95の周面に位置する。カム面951は、第1面9511と、第2面9512と、第3面9513とを含む。
第1面9511は、軸A4を中心とする円弧形状を有する。第1面9511に対応する中心角は、例えば、170°以上190°以下である。第1面9511は、一端と、一端から離れて位置する他端とを有する。
第2面9512は、直線的に延びる。第2面9512は、一端と、一端から離れて位置する他端とを有する。第2面9512の一端は、第1面9511の一端に接続される。
第3面9513は、第1面9511の他端と第2面9512の他端とを接続する。第3面9513は、直線的に延びる。第3面9513は、一端と、一端から離れて位置する他端とを有する。第3面9513の一端は、第1面9511の他端に接続される。第3面9513の他端は、第2面9512の他端に接続される。第2面9512の他端と、第3面9513の他端とは、頂部9514を構成する。頂部9514と軸A4との間の寸法は、第1面9511の曲率半径よりも大きい。
カム95が第1位置に位置した状態で、第1面9511は、レバー94の他端94E2に接触する(図8参照)。これによって、第1ローラ92は、接触位置に位置する。カム95が第2位置に位置した状態で、頂部9514は、レバー94の他端94E2に接触する。これによって、第1ローラ92は、離間位置に位置する(図3参照)。
2.7 ギア96、セクターギア97およびシャフト98
ギア96は、カム95とシャフト98で連結されている(図2参照)。シャフト98は、第1方向に延びる。ギア96が回転すると、カム95も同軸で回転する。ギア96が回転したときに、カム95が第1位置と第2位置との間を回転する。
ギア96は、カム95とシャフト98で連結されている(図2参照)。シャフト98は、第1方向に延びる。ギア96が回転すると、カム95も同軸で回転する。ギア96が回転したときに、カム95が第1位置と第2位置との間を回転する。
セクターギア97は、ギア歯部分971と、欠歯部分972とを有する。ギア歯部分971は、ギア96に駆動力を伝達する。ギア歯部分971は、複数のギア歯を有する。欠歯部分972は、ギア96に対する駆動力の伝達を解除する。欠歯部分972は、ギア歯を有しない。セクターギア97は、解除位置と伝達開始位置との間を移動可能である。
セクターギア97が解除位置に位置した状態で、欠歯部分972がギア96と向かい合う(図3参照)。セクターギア97が解除位置に位置した状態で、セクターギア97とギア96とは、噛み合っていない。セクターギア97が解除位置に位置した状態で、カム95は、第2位置に位置する。
セクターギア97が伝達開始位置に位置した状態で、セクターギア97は解除位置から回転して、ギア歯部分971とギア96との噛み合いが開始する。セクターギア97が伝達開始位置からさらに回転すると、セクターギア97は、ギア96に対して駆動力を伝達する。そのため、カム95は、第2位置から第1位置に回転する(図4参照)。
セクターギア97は、同軸で回転する駆動ギア(図示せず)によって駆動される。駆動ギアは、モータが正回転から逆回転に変わるときをトリガーとして回転し始め、さらに、モータが逆回転から正回転に転じることをトリガーとして、一定時間駆動したあと停止するように構成されている。モータの正回転および逆回転については、後で説明する。
2.8 モータ
モータは、正回転と逆回転とに回転可能である。
モータは、正回転と逆回転とに回転可能である。
図1に示すように、モータが正回転したときに、モータからの駆動力が、搬送ローラ11A、レジストローラ12A、ローラ72A、スイッチバックローラ14および排出ローラ16Aに伝達される。これによって、搬送ローラ11A、レジストローラ12Aおよびローラ72Aのそれぞれは、所定方向に回転する。スイッチバックローラ14は、第1回転方向R1に回転する。排出ローラ16Aは、第1回転方向R3に回転する。
また、図5に示すように、モータが逆回転したときに、モータからの駆動力が、スイッチバックローラ14、排出ローラ16Aおよび第1ローラ92に伝達される。これによって、スイッチバックローラ14は、第2回転方向R2に回転する。排出ローラ16Aは、第2回転方向R4に回転する。第1ローラ92は、所定方向に回転する。また、モータが逆回転したときに、セクターギア97に駆動力が伝達される(図4参照)。
また、モータが逆回転から正回転に転じたときに、第1ローラ92に対する駆動力の伝達が、一定時間維持される。そのため、モータが逆回転から正回転に転じると、第1ローラ92は、一定時間回転した後、停止する。また、モータが逆回転から正回転に転じたときに、セクターギア97に対する駆動力の伝達が、一定時間維持される。そのため、モータが逆回転から正回転に転じると、セクターギア97は、一定時間回転した後、停止する。
3.画像形成装置1の動作
次に、図1、図4から図8を参照して、画像形成装置1がシートSの両面に画像を形成するときの画像形成装置1の動作について説明する。
次に、図1、図4から図8を参照して、画像形成装置1がシートSの両面に画像を形成するときの画像形成装置1の動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1がシートSの一方面に画像を形成するときに、モータは、正回転する。これによって、ピックアップローラ10、搬送ローラ11A、レジストローラ12Aおよびローラ72Aのそれぞれは、所定方向に回転する。スイッチバックローラ14は、第1回転方向R1に回転する。排出ローラ16Aは、第1回転方向R3に回転する。なお、画像形成装置1がシートSの一方面に画像を形成するときに、カム95は、第2位置に位置し、第1ローラ92は、離間位置に位置する(図3参照)。
そして、シートSは、シートカセット3からピックアップローラ10によってピックアップされる。その後、シートSは、搬送ローラ11Aの回転により、レジストローラ12Aに搬送される。このとき、シートSは、センサ13に検知される。
次いで、レジストローラ12Aは、所定のタイミングで、搬送ベルト71にシートSを搬送する。シートSは、搬送ベルト71によって搬送される。シートSは、転写装置7と4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42Kとの間を通る。このとき、転写装置7は、4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42K上のトナーを、シートSの一方面に転写する。
その後、シートSは、定着装置8を通過する。このとき、定着装置8は、シートSの一方面に転写されたトナーをシートSに定着させる。その後、シートSの先端が、スイッチバックローラ14および排出ローラ16Aを順に通過する。このとき、シートSの後端がセンサ13を通過してから所定時間が経過する。
図5に示すように、シートSの後端は、スイッチバックローラ14と再搬送パス91の一端91E1との間に位置する。そして、モータが、正回転から逆回転に変更される。すると、スイッチバックローラ14は、第2回転方向R2に回転する。排出ローラ16Aは、第2回転方向R4に回転する。第1ローラ92は、所定方向に回転する。
これによって、シートSは搬送方向が反転して、シートSの後端から再搬送パス91に入る。以下では、再搬送パス91を通るシートの先端をE1とし、再搬送パス91を通るシートの後端をE2とする。
また、図4に示すように、モータが正回転から逆回転に変更されると、セクターギア97に駆動力が伝達される。これによって、セクターギア97が解除位置から伝達開始位置に移動する。その後、セクターギア97がさらに回転することにより、ギア96に駆動力が伝達される。そして、カム95が第2位置から第1位置に回転する。これによって、第1ローラ92が、離間位置から接触位置に移動する。
そして、図6に示すように、再搬送パス91を通るシートSの先端E1が、再搬送パス91にガイドされて、第1ローラ92と第2ローラ93との間を通過する。このとき、第1ローラ92は、接触位置に位置する。そのため、第1ローラ92および第2ローラ93は、シートSを、搬送ローラ11Aに向かって搬送する。
その後、図7に示すように、シートSの先端E1は、再搬送パス91の第3部分913に到達する。このとき、モータが、逆回転から正回転に変更される。すると、搬送ローラ11A、レジストローラ12Aおよびローラ72Aのそれぞれは、所定方向に回転する。スイッチバックローラ14は、第1回転方向R1に回転する。排出ローラ16Aは、第1回転方向R3に回転する。
また、図8に示すように、モータが逆回転から正回転に変更された後、所定時間、第1ローラ92およびセクターギア97に対する駆動力の伝達が維持される。
そして、図9に示すように、シートSの先端E1が、搬送ローラ11Aに到達する。その後、再搬送パス91を通るシートSの先端E1が、センサ13に到達する前に、セクターギア97が解除位置に到達する(図3参照)。これによって、カム95は、第2位置に位置する。そのため、第1ローラ92は、接触位置から離間位置に移動する。言い換えれば、再搬送パス91を通るシートSの先端E1が、センサ13に到達する前に、第1ローラ92が接触位置から離間位置に移動する。また、再搬送パス91を通るシートSの先端E1が、搬送ベルト71に到達する前に、第1ローラ92が接触位置から離間位置に移動する。また、シートSの先端E1が、感光ドラム42Yに到達する前に、第1ローラ92が接触位置から離間位置に移動する。
そして、セクターギア97に対する駆動力の伝達が解除される。そのため、セクターギア97は、解除位置に停止し、第1ローラ92は、離間位置に位置する。その後、第1ローラ92に対する駆動力の伝達が解除される。そのため、第1ローラ92が接触位置から離間位置に位置した後、第1ローラ92は、回転を停止する。その結果、シートSにバックテンションがかかることを抑制できる。
その後、シートSの先端E1は、搬送ローラ11Aの回転により、レジストローラ12Aに到達する。そして、上記と同様に、レジストローラ12Aは、所定のタイミングで、搬送ベルト71にシートSを搬送し、転写装置7は、4つの感光ドラム42Y、42M、42C、42K上のトナーを、シートSの他方面に転写する。
その後、シートSは、定着装置8を通過した後、スイッチバックローラ14および排出ローラ16Aにより、排出トレイ21に排出される。
以上によって、シートSの両面に画像が形成される。
4.作用効果
(1)図6に示すように、第1ローラ92が接触位置に位置した状態で、第1ローラ92および第2ローラ93は、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42Yに向かって搬送できる。その後、図9に示すように、第1ローラ92は、接触位置から離間位置に移動して、第2ローラ93から離間する。そのため、シートSが再搬送パス91から感光ドラム42Yに到達したときに、シートSにバックテンションがかかることを抑制できる。その結果、画像形成不良が生じることを抑制できる。
(1)図6に示すように、第1ローラ92が接触位置に位置した状態で、第1ローラ92および第2ローラ93は、再搬送パス91を通るシートSを感光ドラム42Yに向かって搬送できる。その後、図9に示すように、第1ローラ92は、接触位置から離間位置に移動して、第2ローラ93から離間する。そのため、シートSが再搬送パス91から感光ドラム42Yに到達したときに、シートSにバックテンションがかかることを抑制できる。その結果、画像形成不良が生じることを抑制できる。
5.変形例
上記した実施形態では、図9に示すように、再搬送パス91に搬送されるシートSの後端E2が、第1ローラ92と第2ローラ93との間を通過する前に、第1ローラ92は、接触位置から離間位置に移動する。一方、シートSの後端E2が第1ローラ92と第2ローラ93との間を通過した後に、第1ローラ92は、離間位置から接触位置に移動してもよい。
上記した実施形態では、図9に示すように、再搬送パス91に搬送されるシートSの後端E2が、第1ローラ92と第2ローラ93との間を通過する前に、第1ローラ92は、接触位置から離間位置に移動する。一方、シートSの後端E2が第1ローラ92と第2ローラ93との間を通過した後に、第1ローラ92は、離間位置から接触位置に移動してもよい。
このような変形例においても、上記の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
1 画像形成装置
7 転写装置
13 センサ
42 感光ドラム
71 搬送ベルト
91 再搬送パス
92 第1ローラ
93 第2ローラ
94 レバー
95 カム
7 転写装置
13 センサ
42 感光ドラム
71 搬送ベルト
91 再搬送パス
92 第1ローラ
93 第2ローラ
94 レバー
95 カム
Claims (9)
- シートの両面に画像を形成可能な画像形成装置であって、
感光ドラムと、
画像が形成されたシートを再び前記感光ドラムに搬送する再搬送パスと、
前記再搬送パスに配置される第1ローラであって、前記再搬送パスを通るシートを前記感光ドラムに向かって搬送する第1ローラと、
前記第1ローラとともに、前記再搬送パスを通るシートを前記感光ドラムに向かって搬送する第2ローラとを備え、
前記第1ローラは、前記第2ローラと接触する接触位置と、前記第2ローラから離間する離間位置との間を移動可能である
ことを特徴とする、画像形成装置。 - 前記再搬送パスを通るシートの先端が、前記第1ローラと前記第2ローラとの間を通過するときに、前記第1ローラは、前記接触位置に位置し、
前記シートの前記先端が、前記感光ドラムに到達する前に、前記第1ローラが前記接触位置から前記離間位置に移動する
ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記感光ドラム上のトナーをシートに転写する転写装置をさらに備え、
前記転写装置は、前記感光ドラムに接触する搬送ベルトであって、シートを搬送する搬送ベルトを備え、
前記再搬送パスを通るシートの先端が、前記搬送ベルトに到達する前に、前記第1ローラが前記接触位置から前記離間位置に移動する
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記シートの搬送方向において、前記感光ドラムの上流側に配置され、前記再搬送パスを通るシートを検知するセンサを備え、
前記再搬送パスを通るシートの先端が、前記センサに到達する前に、前記第1ローラが前記接触位置から前記離間位置に移動する
ことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記シートの後端が、前記第1ローラと前記第2ローラとの間を通過した後に、前記第1ローラは、前記離間位置から前記接触位置に移動する
ことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記第1ローラを前記接触位置に位置させる第1位置と、前記第1ローラを前記離間位置に位置させる第2位置との間を移動可能であるカムを、さらに備える
ことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記第1ローラを支持するレバーをさらに備え、
前記カムが前記レバーと接触することで、前記第1ローラを前記接触位置と前記離間位置とに移動させる
ことを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記第1ローラが前記離間位置に位置した状態で、前記第1ローラは、回転を停止する
ことを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記第1ローラが前記接触位置から前記離間位置に位置した後、前記第1ローラは、回転を停止する
ことを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020071902A JP2021167245A (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020071902A JP2021167245A (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021167245A true JP2021167245A (ja) | 2021-10-21 |
Family
ID=78079482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020071902A Pending JP2021167245A (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021167245A (ja) |
-
2020
- 2020-04-13 JP JP2020071902A patent/JP2021167245A/ja active Pending
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