JP2021158902A - プロテクタ及びワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】組付け作業性を向上させること。【解決手段】内部電線We1の内部収容室10bが並列に複数配置され、それぞれの内部収容室の室内同士を連通させる中継室10cがそれぞれの内部収容室の途中に形成されたプロテクタ本体10と、その本体開口部10aを塞ぐ外部カバー20と、中継室を覆い且つ外部カバーに覆われる内部カバー30と、を備え、プロテクタ外壁面1wには、外部電線We2の外部収容室50が設けられ、中継室を覆った閉位置の内部カバーは、中継室)と外部収容室との間に配置され、中継室は、それぞれの内部収容室から入り込んだ内部電線の配索領域10dを内部電線毎に有し、内部カバーが閉位置のときの中継室には、隣り合う配索領域の間を区分けする間仕切り壁15を設け、内部カバーと間仕切り壁は、内部カバーが閉位置のときに隣の配索領域への内部電線の移動を抑止させるものとして形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、プロテクタ及びワイヤハーネスに関する。
従来、ワイヤハーネスにおいては、車両等の設置対象物に設置された電線を保護するためのプロテクタが設けられることがある。そして、そのプロテクタは、電線を開口部から収容するプロテクタ本体と、その開口部を塞ぐカバーと、を備えており、その電線における保護が必要とされる部位に設けられる。この種のプロテクタ及びワイヤハーネスについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特許第6198183号公報
ところで、そのプロテクタにおいては、保護対象となる複数本の電線を互いに異なる経路で並べながら配索させることがある。この場合、このプロテクタにおいては、電線同士の干渉を避けるべく、それぞれの電線をクランプやクリップ等の固定部品でプロテクタ本体に固定しておく必要がある。よって、この従来のプロテクタにおいては、その固定部品を電線に組み付ける工程と、固定部品をプロテクタ本体に組み付ける工程と、が電線毎に必要になる。
そこで、本発明は、組付け作業性の向上が可能なプロテクタ及びワイヤハーネスを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係るプロテクタは、内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が前記本体開口部から見て並列に複数配置されると共に、それぞれの前記内部収容室の室内同士を連通させる中継室がそれぞれの前記内部収容室の途中に形成されたプロテクタ本体と、前記本体開口部を塞ぐ外部カバーと、前記中継室を前記本体開口部側から覆い且つ前記外部カバーに覆われる内部カバーと、を備える。そして、前記プロテクタ本体及び前記外部カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる外部収容室が設けられ、前記中継室を覆った閉位置の前記内部カバーは、前記中継室と前記外部収容室との間に配置され、前記中継室は、それぞれの前記内部収容室から入り込んだ前記内部電線の配索領域を前記内部電線毎に有し、前記内部カバーが前記閉位置のときの前記中継室には、隣り合う前記配索領域の間を区分けする間仕切り壁を設け、前記内部カバーと前記間仕切り壁は、前記内部カバーが前記閉位置のときに隣の前記配索領域への前記内部電線の移動を抑止させるものとして形成されることを特徴としている。
ここで、前記プロテクタ本体と前記内部カバーとの間には、前記閉位置と前記中継室が開放された開位置との間で前記内部カバーを前記プロテクタ本体に対して開閉させるヒンジ部を設けることが望ましい。
また、前記プロテクタ本体と前記内部カバーとの間には、前記プロテクタ本体に設けた第1係止体と前記内部カバーに設けた第2係止体とが係止状態のときに、前記内部カバーを前記プロテクタ本体に対して前記閉位置に保たせる係止機構を設け、前記間仕切り壁は、前記プロテクタ本体に設け、かつ、前記第1係止体として利用されることが望ましい。
また、前記内部カバーは、隣り合う前記配索領域の内の一方を前記閉位置で前記本体開口部側から覆う第1内部カバー部と、前記閉位置で前記第1内部カバー部よりも前記中継室の連接底壁面側にオフセットさせ、隣り合う前記配索領域の内の他方を前記閉位置で前記本体開口部側から覆う第2内部カバー部と、を有し、前記外部カバーは、前記本体開口部から見て間隔を空けて隣り合う前記内部収容室の内の一方を塞ぎ、かつ、前記一方の内部収容室の前記内部電線が入り込む前記一方の配索領域を前記第1内部カバー部と共に覆う第1外部カバーと、前記本体開口部から見て間隔を空けて隣り合う前記内部収容室の内の他方を塞ぐ第2外部カバーと、前記第1外部カバー及び前記第2外部カバーを連結させ、かつ、前記他方の内部収容室の前記内部電線が入り込む前記他方の配索領域を前記第2内部カバー部と共に覆う連結体と、を有し、前記外部収容室は、前記第1外部カバーと前記第2外部カバーとの間に設けると共に、前記電線挿入口に間隔を空けて対向配置させた底壁面と、前記底壁面から各々前記電線挿入口側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面と、を有し、前記連結体は、前記外部収容室の前記底壁面を成すべく、前記電線挿入口よりも前記第2内部カバー部側にオフセットさせることが望ましい。
また、上記目的を達成する為、本発明に係るワイヤハーネスは、少なくとも内部電線及び外部電線が設けられた電線群と、前記内部電線及び前記外部電線を保護するプロテクタと、を備え、前記プロテクタは、前記内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が前記本体開口部から見て並列に複数配置されると共に、それぞれの前記内部収容室の室内同士を連通させる中継室がそれぞれの前記内部収容室の途中に形成されたプロテクタ本体と、前記本体開口部を塞ぐ外部カバーと、前記中継室を前記本体開口部側から覆い且つ前記外部カバーに覆われる内部カバーと、を備える。そして、前記プロテクタ本体及び前記外部カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、前記外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる外部収容室が設けられ、前記中継室を覆った閉位置の前記内部カバーは、前記中継室と前記外部収容室との間に配置され、前記中継室は、それぞれの前記内部収容室から入り込んだ前記内部電線の配索領域を前記内部電線毎に有し、前記内部カバーが前記閉位置のときの前記中継室には、隣り合う前記配索領域の間を区分けする間仕切り壁を設け、前記内部カバーと前記間仕切り壁は、前記内部カバーが前記閉位置のときに隣の前記配索領域への前記内部電線の移動を抑止させるものとして形成されることを特徴としている。
本発明に係るプロテクタにおいては、中継室の間仕切り壁と内部カバーによって、それぞれの内部電線を各々の配索領域に止めておくことができる。そして、これに伴って、このプロテクタにおいては、その中継室の周囲のそれぞれの内部収容室に配索されている内部電線についても、その位置のままに止めておくことができる。従って、このプロテクタにおいては、従来のように内部電線をクランプやクリップ等の固定部品でプロテクタ本体に固定しなくても、それぞれの内部電線を配索経路上に止めておくことができる。よって、このプロテクタは、内部電線の配索に要する作業時間の短縮化と部品点数の削減が可能になる。更に、このプロテクタにおいては、内部カバーを閉位置まで動かした後で、それぞれの内部電線の内部収容室からの浮き上がり等を作業者等が気に留めることなく、外部カバーをプロテクタ本体に組み付けることができる。このように、本発明に係るプロテクタは、従来よりも組付け作業性を向上させることができる。そして、本発明に係るワイヤハーネスは、このようなプロテクタを具備することによって、このプロテクタによって得られる効果を同様に得ることができる。
図1は、実施形態のプロテクタ及びワイヤハーネスを示す斜視図である。 図2は、実施形態のプロテクタ及びワイヤハーネスを示す平面図である。 図3は、図2のX1−X1線断面の説明図である。 図4は、実施形態のプロテクタを部分的に分解して示すプロテクタ及びワイヤハーネスの分解斜視図である。 図5は、プロテクタを部分的に拡大して示す斜視図である。 図6は、プロテクタを部分的に拡大して別角度から見た斜視図である。 図7は、内部カバーが開位置のプロテクタ本体を部分的に拡大して示す斜視図である。 図8は、内部カバーが閉位置のプロテクタ本体を部分的に拡大して示す斜視図である。 図9は、図2のX2−X2線断面の説明図である。 図10は、外部カバーを部分的に拡大して示す斜視図である。
以下に、本発明に係るプロテクタ及びワイヤハーネスの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るプロテクタ及びワイヤハーネスの実施形態の1つを図1から図10に基づいて説明する。
図1から図4の符号1は、本実施形態のプロテクタを示す。また、図1から図4の符号WHは、本実施形態のワイヤハーネスを示す。ワイヤハーネスWHは、例えば自動車等の車両に搭載される電線を具備するものであって、少なくとも内部電線We1と外部電線We2とが設けられた電線群Wegを備えている。プロテクタ1は、その内部電線We1と外部電線We2とを保護する電線保護部品であり、その内部電線We1を内方に配索させると共に、その外部電線We2を外方に配索させる。このプロテクタ1は、内部電線We1と外部電線We2とを内方と外方とに各々組み付けることによって、ワイヤハーネスWHの構成要素の1つになる。
ここで、内部電線We1と外部電線We2は、各々、1本の電線で構成されたものであってもよく、複数本の電線が1つに束ねられた電線束として構成されたものであってもよい。ここで示す内部電線We1と外部電線We2は、1本の電線で構成されたものであるのか電線束として構成されたものであるのかに拘わらず、その外形が円柱状を成している。
プロテクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。このプロテクタ1は、内部電線We1を本体開口部10a(図7及び図8)から収容させ且つ配索させる内部収容室10b(図7及び図8)が形成されたプロテクタ本体10と、その本体開口部10aを塞ぐ外部カバー20と、を備える(図1から図9)。
プロテクタ本体10においては、複数本の内部電線We1を配索させるものとして内部収容室10bが形成される。そして、このプロテクタ本体10においては、その内部収容室10bが内部電線We1毎に設けられる。このプロテクタ本体10においては、その内部収容室10bが本体開口部10aから見て並列に複数配置されている。
プロテクタ本体10は、本体開口部10aに間隔を空けて対向配置させた底壁体11と、この底壁体11の底壁面11aから各々本体開口部10a側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁体12と、を有する(図7及び図8)。このプロテクタ本体10においては、底壁体11とそれぞれの側壁体12とで囲まれた空間を内部収容室10bとして利用する。よって、このプロテクタ本体10においては、その対になる側壁体12の組み合わせを内部収容室10b毎に底壁体11の底壁面11aから立設させる。
また、このプロテクタ本体10においては、間隔を空けずに2つの内部収容室10bを隣り合わせに配置させる場合、この2つの内部収容室10bの間に配置される側壁体12をそれぞれの内部収容室10bで共用させてもよい。
また、プロテクタ本体10は、その内部収容室10bの他に、別の収容室を有していてもよい。例えば、その別の収容室とは、コネクタを収容させ且つ保持させる部屋、そのコネクタの電線を収容させ且つ配索させる部屋、別々の内部収容室10bの内部電線We1を合流させ且つ配索させる部屋等である。
また、このプロテクタ本体10には、それぞれの内部収容室10bの室内同士を連通させる中継室10cがそれぞれの内部収容室10bの途中に形成されている(図3、図7及び図8)。その中継室10cは、本体開口部10aに間隔を空けて対向配置させた底壁面13と、この底壁面13から各々本体開口部10a側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面14と、を有する(図3及び図7から図9)。その底壁面13は、底壁体11の底壁面11aの一部であり、それぞれの内部収容室10bの底壁面11aに連なり続いている。よって、以下においては、便宜上、この底壁面13を「連接底壁面13」と称する。
また、この中継室10cは、それぞれの内部収容室10bから入り込んだ内部電線We1の配索領域10dを内部電線We1毎に有する(図3、図7及び図9)。それぞれの配索領域10dは、それぞれの内部収容室10bや配索領域10dの配列方向に並べられている。
プロテクタ1は、その中継室10cを本体開口部10a側から覆い且つ外部カバー20に覆われる内部カバー30を備える(図3及び図5から図9)。その内部カバー30は、中継室10cを覆っているときに当該中継室10cに対する閉位置となり、この中継室10cを覆わずに開放させているときに当該中継室10cに対する開位置となる。
この内部カバー30は、隣り合う配索領域10dの内の一方を閉位置で本体開口部10a側から覆う第1内部カバー部31と、閉位置で第1内部カバー部31よりも中継室10cの連接底壁面13側にオフセットさせ、隣り合う配索領域10dの内の他方を閉位置で本体開口部10a側から覆う第2内部カバー部32と、を有する(図3及び図7から図9)。更に、この内部カバー30は、閉位置で第2内部カバー部32から本体開口部10a側に立設させ且つそれぞれの配索領域10dの配列方向で互いに間隔を空けて対向配置させた第1立壁33と第2立壁34を有する(図7から図9)。その第1立壁33は、第1内部カバー部31と第2内部カバー部32とを連結させる連結壁である。
この内部カバー30は、プロテクタ本体10に対して一体となって成形されたプロテクタ本体10の一部として設けられたものであってもよく、プロテクタ本体10とは別の部品として成形され、中継室10cを覆うときにプロテクタ本体10に対して組み付けられるものであってもよい。そして、プロテクタ本体10と内部カバー30との間には、閉位置と開位置との間で内部カバー30をプロテクタ本体10に対して開閉させるヒンジ部35を設けている(図3及び図7から図9)。そのヒンジ部35は、第1内部カバー部31におけるそれぞれの配索領域10dの配列方向で第2内部カバー部32とは逆側の端部に設ける。ここで示す内部カバー30は、プロテクタ本体10の一部として設けられたものである。よって、そのヒンジ部35は、所謂リビングヒンジとして形成されている。
また、この内部カバー30は、閉位置のときにプロテクタ本体10に係止させる。そこで、プロテクタ本体10と内部カバー30との間には、プロテクタ本体10に設けた第1係止体36aと内部カバー30に設けた第2係止体36bとが係止状態のときに、内部カバー30をプロテクタ本体10に対して閉位置に保たせる係止機構36を設けている(図7から図9)。その係止機構36は、内部カバー30が閉位置のときに第1係止体36aと第2係止体36bを互いに係止可能な状態にしておくことによって、その閉位置の状態を維持させる。例えば、第1係止体36aと第2係止体36bは、その内の一方に爪部36aを設け、その内の他方に、内部カバー30が閉位置のときに爪部36aを引っ掛ける係止部36aを設けている(図9)。
プロテクタ本体10と内部カバー30との間には、この種の係止機構36を少なくとも1箇所に設ける。ここでは、第2内部カバー部32におけるそれぞれの配索領域10dの配列方向で第1内部カバー部31とは逆の端部側、及び、第1内部カバー部31と第2内部カバー部32との間に係止機構36を設けている。ここで示す内部カバー30の端部側の係止機構36においては、側壁面14が設けられた壁体を第1係止体36aとして利用し、その壁体の外壁面から爪部36aを突出させ、かつ、可撓性を持たせた片持ちの片体状の第2係止体36bを第2立壁34に外壁面側で連接させ、その第2係止体36bに形成された爪部36aの挿入用貫通孔の周縁部を係止部36aとして利用する。また、ここで示す内部カバー30の中間部側の係止機構36においては、後述する間仕切り壁15を第1係止体36aとして利用し、その間仕切り壁15の壁面から爪部36aを突出させ、かつ、可撓性を持たせた片持ちの片体状の第2係止体36bを第2内部カバー部32における第1内部カバー部31側の端部から第1内部カバー部31とは逆側に突出させ、その第2係止体36bに形成された爪部36aの挿入用貫通孔の周縁部を係止部36aとして利用する。
この内部カバー30が閉位置のときの中継室10cには、隣り合う配索領域10dの間を区分けする間仕切り壁15を設ける(図3及び図7から図9)。その間仕切り壁15は、プロテクタ本体10と内部カバー30の内の少なくとも一方に設ける。この間仕切り壁15は、内部収容室10bを成す側壁体12に連接させたものであってもよく、その側壁体12との間に隙間が設けられたものであってもよい。但し、そのような隙間を設ける場合、その隙間は、隣り合う内部電線We1同士を干渉させることのない大きさにしておく。
また、この内部カバー30と間仕切り壁15は、内部カバー30が閉位置のときに隣の配索領域10dへの内部電線We1の移動を抑止させるものとして形成される。例えば、ここで示す間仕切り壁15は、プロテクタ本体10の中継室10cにおける連接底壁面13から本体開口部10a側に立設させている。よって、ここで示す内部カバー30と間仕切り壁15は、閉位置の内部カバー30と間仕切り壁15との間に内部電線We1の外径以上の大きさの隙間を生じさせぬものとして形成されている。尚、先に示したように、この間仕切り壁15は、係止機構36の第1係止体36aとして利用される。
このプロテクタ本体10は、1つの構成部材によって形作られたものであってもよく、互いに組み付けられた複数の構成部材によって形作られたものであってもよい。プロテクタ本体10が複数の構成部材から成る場合、中継室10cは、例えば、連結対象となる2つの構成部材にて、その連結部分に設ける。
ここで示すプロテクタ本体10においては、2つの内部収容室10bが設けられている。そして、このプロテクタ本体10においては、その2つの内部収容室10bにおける中継室10cに対する一方側が本体開口部10a側から見て互いに間隔を空けて並列に配置され、この2つの内部収容室10bにおける中継室10cに対する他方側が本体開口部10a側から見て互いに間隔を空けずに並列に配置されている(図8)。その中継室10cには、2つの内部収容室10bに各々対応させた配索領域10dが1つずつ設けられている。また、ここで示す内部カバー30は、第1内部カバー部31と第2内部カバー部32を1つずつ有している。
外部カバー20は、プロテクタ本体10に組み付けることによって、そのプロテクタ本体10の内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぎ、かつ、内部カバー30を覆う。
この外部カバー20は、内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ蓋体21を有する(図3、図5、図6、図9及び図10)。この外部カバー20は、内部収容室10b毎に蓋体21が1つずつ設けられたものであってもよく、全ての内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ1つの蓋体21が設けられたものであってもよい。また、この外部カバー20は、複数の内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ1つの蓋体21が設けられたものであってもよい。この場合の外部カバー20は、複数の内部収容室10bの組み合わせを閉塞対象とする蓋体21が少なくとも1つ設けられており、更に、1つの内部収容室10bを閉塞対象とする蓋体21が少なくとも1つ設けられることもある。
この外部カバー20は、更に、その蓋体21から各々立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁体22を有する(図3、図5、図6、図9及び図10)。
ここで示す外部カバー20は、2つの内部収容室10bにおける中継室10cに対する一方側を塞ぐものとして、蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせを内部収容室10b毎に有している。この蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせにおいては、その内方の空間にそれぞれの側壁体12を収容させることによって、そのそれぞれの側壁体12により成る内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ。ここでは、便宜上、一方の蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせを第1外部カバー20Aと称し、他方の蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせを第2外部カバー20Bと称する(図1から図6、図9及び図10)。この外部カバー20においては、その第1外部カバー20Aと第2外部カバー20Bが互いに間隔を空けて並列に配置されている。
第1外部カバー20Aは、本体開口部10aから見て間隔を空けて隣り合う内部収容室10bの内の一方を塞ぎ、かつ、その一方の内部収容室10bの内部電線We1が入り込む一方の配索領域10dを第1内部カバー部31と共に覆うものである。ここで示す第1外部カバー20Aは、蓋体21とそれぞれの側壁体22の内方の空間に、内部カバー30の第1内部カバー部31と第1立壁33とを収容させる。この第1外部カバー20Aは、その第1内部カバー部31と第1立壁33を間に介在させながら中継室10cの一方の配索領域10dを覆う。
一方、第2外部カバー20Bは、本体開口部10aから見て間隔を空けて隣り合う内部収容室10bの内の他方を塞ぐものである。ここで示す第2外部カバー20Bは、更に、蓋体21とそれぞれの側壁体22の内方の空間に、内部カバー30の第2立壁34と端部側の係止機構36を収容させる。この第2外部カバー20Bは、第2立壁34を間に介在させながら中継室10cの他方の配索領域10dを覆う。
この外部カバー20は、その第1外部カバー20Aと第2外部カバー20Bとの間でこれらを連結させる連結体23を有している(図3、図5、図6、図9及び図10)。その連結体23は、第1外部カバー20Aと第2外部カバー20Bの間で対向配置された側壁体22同士を連結させる。そして、この連結体23は、他方の内部収容室10bの内部電線We1が入り込む他方の配索領域10dを第2内部カバー部32と共に覆うものである。ここで示す連結体23は、平板状に形成される。具体的に、この連結体23は、内部カバー30の第2内部カバー部32を間に介在させながら中継室10cの他方の配索領域10dを覆う。そして、この連結体23は、後述する外部収容室50の底壁面51を成すべく、その外部収容室50の電線挿入口50aよりも第2内部カバー部32側にオフセットさせる。よって、この連結体23は、それぞれの側壁体22における蓋体21からの立設方向側の端部同士を部分的に連結させることによって、第2内部カバー部32に隣設させる。
これに対して、ここで示す外部カバー20は、2つの内部収容室10bにおける中継室10cに対する他方側を塞ぐものとして、この2つの内部収容室10bを一纏めにして塞ぐべく、蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせを1つ有している。この蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせにおいては、その内方の空間に対して、2つの内部収容室10bを成す最も外側の2つの側壁体12を収容させることによって、その2つ内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ。ここでは、便宜上、その蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせを第3外部カバー20Cと称する(図1、図2、図4から図6、図9及び図10)。
この外部カバー20は、1つの構成部材によって形作られたものであってもよく、互いに組み付けられた複数の構成部材によって形作られたものであってもよい。
プロテクタ1は、プロテクタ本体10と外部カバー20との間にロック機構40を備えており、そのロック機構40によってプロテクタ本体10と外部カバー20の組付け状態を維持させる(図1及び図2)。ロック機構40は、プロテクタ本体10に設けた第1係止体41と、外部カバー20に設けた第2係止体42と、を備える(図5及び図6)。このロック機構40は、プロテクタ本体10と外部カバー20が組付け状態のときに第1係止体41と第2係止体42を互いに係止可能な状態にしておくことによって、その組付け状態を維持させる。例えば、第1係止体41と第2係止体42は、その内の一方に爪部を設け、その内の他方に、プロテクタ本体10と外部カバー20が組付け状態のときに爪部を引っ掛ける係止部を設けている。プロテクタ1は、この種のロック機構40を複数箇所に備えている。
このプロテクタ1においては、組付け状態のプロテクタ本体10及び外部カバー20のそれぞれの外壁面10w,20wによって外壁面(以下、「プロテクタ外壁面」という。)1wが形成される(図1、図2、図5及び図6)。ここで示すプロテクタ1においては、それぞれの内部収容室10bの間など、プロテクタ本体10の底壁面11aの一部についてもプロテクタ本体10の外壁面10wになる。また、ここで示すプロテクタ本体10には、底壁面11aにおけるそれぞれの内部収容室10bの間から立設させ、かつ、組付け状態の外部カバー20における第1外部カバー20Aと第2外部カバー20Bの間に配置される立壁16が設けられている(図1及び図5から図8)。その立壁16は、それぞれの内部収容室10bにおける内部電線We1の配索方向に延在させ、かつ、第1外部カバー20Aと第2外部カバー20Bの間で対向配置されたそれぞれの側壁体22の外壁面22aに対向配置させる。よって、プロテクタ1においては、その立壁16の壁面についてもプロテクタ本体10の外壁面10wになる。また、ここで示すプロテクタ1においては、外部カバー20の連結体23が中継室10cの連接底壁面13を第2内部カバー部32の上から部分的に覆う。よって、その連結体23においては、第2内部カバー部32とは逆側の蓋体21側の壁面23aが外部カバー20の外壁面20wになる。
プロテクタ1は、そのプロテクタ外壁面1wに沿って外部電線We2を配索させる。そこで、プロテクタ外壁面1wには、外部電線We2を電線挿入口50aから収容させ且つ配索させる外部収容室50が設けられている(図1から図3、図5、図6及び図9)。
プロテクタ外壁面1wには、少なくとも1本の外部電線We2を配索させるものとして外部収容室50が形成される。そして、このプロテクタ外壁面1wにおいては、複数本の外部電線We2を配索させる場合、その外部収容室50が外部電線We2毎に設けられる。
外部収容室50は、電線挿入口50aに間隔を空けて対向配置させた底壁面51と、この底壁面51から各々電線挿入口50a側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面52と、を有する(図3、図5、図6及び図9)。つまり、外部収容室50とは、その底壁面51とそれぞれの側壁面52とで囲まれた空間のことである。この外部収容室50においては、電線挿入口50aと底壁面51とそれぞれの側壁面52とに沿って外部電線We2が配索される。ここで示す外部収容室50は、2つの内部収容室10bにおける中継室10cに対する一方側で、そのそれぞれの内部収容室10bの間(つまり、第1外部カバー20Aと第2外部カバー20Bとの間)に1つ設けられ、それぞれの内部電線We1の配索方向と略同じ向きに外部電線We2を配索させる。この外部収容室50は、その室内に配索されている外部電線We2を外方に引き出させる電線引出口50bを有する(図5及び図6)。
底壁面51は、プロテクタ本体10及び外部カバー20のそれぞれの外壁面10w,20wの内の少なくとも一方によって形成される。ここで示す底壁面51は、プロテクタ本体10の底壁面11aにおけるそれぞれの内部収容室10bの間(第1外部カバー20Aと第2外部カバー20Bとの間)で且つプロテクタ外壁面1wとなる部分と、外部カバー20の連結体23における蓋体21側の壁面23aと、によって形成されている(図5及び図6)。よって、閉位置の内部カバー30は、中継室10cと外部収容室50との間に配置される。
それぞれの側壁面52は、プロテクタ本体10及び外部カバー20のそれぞれの外壁面10w,20wの内の少なくとも一方によって形成される。ここで示す一方の側壁面52は、第1外部カバー20Aにおける第2外部カバー20Bに対して対向配置される側壁体22の外壁面22aによって形成されている。また、ここで示す他方の側壁面52については、プロテクタ本体10の立壁16と第2外部カバー20Bの側壁体22とを利用する。この他方の側壁面52は、立壁16における第1外部カバー20Aに対向配置される壁面16aと、第2外部カバー20Bにおける第1外部カバー20Aに対して対向配置される側壁体22の外壁面22aと、によって形成されている(図5及び図6)。ここでは、その第2外部カバー20Bの側壁体22の外壁面22aの内、連結体23の蓋体21側の壁面23aに連なる部分を他方の側壁面52の一部として利用している。
ここで、外部収容室50は、室内に外部電線We2を保持させる電線保持部53を有している(図1、図2、図4から図8)。その電線保持部53は、プロテクタ本体10の底壁面11aから立設させ且つそれぞれの内部収容室10bの対向配置方向で対向配置させた一対の片持ちの片部53aと、それぞれの片部53aの自由端から相手方の片部53aに向けて突出させ且つ互いに間隔を空けて対向配置された一対の係止片部53bと、を有する(図5から図8)。外部電線We2は、それぞれの係止片部53bの間からそれぞれの片部53aの間に挿入される。この電線保持部53においては、それぞれの片部53aで外部電線We2の対向配置方向におけるプロテクタ外壁面1wに対する相対移動を規制し、それぞれの係止片部53bで外部電線We2の挿入方向とは逆向きのプロテクタ外壁面1wに対する相対移動を規制する。
外部収容室50には、この電線保持部53が2箇所に設けられている(図1、図2及び図4)。一方の電線保持部53における一方の片部53a及び係止片部53bの組み合わせは、他方の側壁面52を成す立壁16の壁面16aと第2外部カバー20Bの側壁体22の外壁面22aとの間に配置されている(図5及び図6)。ここで示す外部収容室50においては、その一方の電線保持部53に対して他方の電線保持部53を電線引出口50b側とは逆側に配置している。
また、ここで示すプロテクタ外壁面1wには、電線引出口50bから外部収容室50の外方に引き出された外部電線We2の電線挿入口50a側への相対移動を係止する電線係止部60が設けられている(図1、図2及び図4)。その電線係止部60は、方体状の貫通孔の如き通路60aを有するものであり、その通路60aに電線引出口50bから引き出された外部電線We2を挿通させる。
本実施形態のプロテクタ1においては、それぞれの内部収容室10bに内部電線We1を収容しながら配索し、その後、開位置の内部カバー30を閉位置まで動かして係止機構36でプロテクタ本体10に係止させる。このプロテクタ1においては、この時点で、中継室10cにおけるそれぞれの内部電線We1の配索経路が規制されている。つまり、本実施形態のプロテクタ1においては、中継室10cの間仕切り壁15と内部カバー30によって、それぞれの内部電線We1を各々の配索領域10dに止めておくことができる。そして、これに伴って、このプロテクタ1においては、その中継室10cの周囲のそれぞれの内部収容室10bに配索されている内部電線We1についても、その位置のままに止めておくことができる。
従って、このプロテクタ1においては、従来のように内部電線をクランプやクリップ等の固定部品でプロテクタ本体に固定しなくても、それぞれの内部電線We1を配索経路上に止めておくことができる。よって、このプロテクタ1は、内部電線We1の配索に要する作業時間の短縮化と部品点数の削減が可能になる。更に、このプロテクタ1においては、内部カバー30を閉位置まで動かした後で、それぞれの内部電線We1の内部収容室10bからの浮き上がり等を作業者等が気に留めることなく、外部カバー20をプロテクタ本体10に組み付けることができる。このプロテクタ1においては、その後、外部収容室50に外部電線We2を収容しながら配索していく。このように、本実施形態のプロテクタ1は、従来よりも組付け作業性を向上させることができ、これに応じた原価の低減が可能になる。また、本実施形態のプロテクタ1においては、中継室10cの間仕切り壁15と内部カバー30によって、内部電線We1と外部電線We2の配索経路を規制しつつ、配索経路の異なる内部電線We1と外部電線We2を集約させることができる。本実施形態のワイヤハーネスWHは、このようなプロテクタ1を具備することによって、このプロテクタ1によって得られる効果を同様に得ることができる。
1 プロテクタ
1w プロテクタ外壁面
10 プロテクタ本体
10a 本体開口部
10b 内部収容室
10c 中継室
10d 配索領域
10w 外壁面
13 連接底壁面
15 間仕切り壁
20 外部カバー
20A 第1外部カバー
20B 第2外部カバー
20w 外壁面
23 連結体
30 内部カバー
31 第1内部カバー部
32 第2内部カバー部
35 ヒンジ部
36 係止機構
36a 第1係止体
36b 第2係止体
50 外部収容室
50a 電線挿入口
51 底壁面
52 側壁面
We1 内部電線
We2 外部電線
Weg 電線群
WH ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. 内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が前記本体開口部から見て並列に複数配置されると共に、それぞれの前記内部収容室の室内同士を連通させる中継室がそれぞれの前記内部収容室の途中に形成されたプロテクタ本体と、
    前記本体開口部を塞ぐ外部カバーと、
    前記中継室を前記本体開口部側から覆い且つ前記外部カバーに覆われる内部カバーと、
    を備え、
    前記プロテクタ本体及び前記外部カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる外部収容室が設けられ、
    前記中継室を覆った閉位置の前記内部カバーは、前記中継室と前記外部収容室との間に配置され、
    前記中継室は、それぞれの前記内部収容室から入り込んだ前記内部電線の配索領域を前記内部電線毎に有し、
    前記内部カバーが前記閉位置のときの前記中継室には、隣り合う前記配索領域の間を区分けする間仕切り壁を設け、
    前記内部カバーと前記間仕切り壁は、前記内部カバーが前記閉位置のときに隣の前記配索領域への前記内部電線の移動を抑止させるものとして形成されることを特徴としたプロテクタ。
  2. 前記プロテクタ本体と前記内部カバーとの間には、前記閉位置と前記中継室が開放された開位置との間で前記内部カバーを前記プロテクタ本体に対して開閉させるヒンジ部を設けることを特徴とした請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記プロテクタ本体と前記内部カバーとの間には、前記プロテクタ本体に設けた第1係止体と前記内部カバーに設けた第2係止体とが係止状態のときに、前記内部カバーを前記プロテクタ本体に対して前記閉位置に保たせる係止機構を設け、
    前記間仕切り壁は、前記プロテクタ本体に設け、かつ、前記第1係止体として利用されることを特徴とした請求項1又は2に記載のプロテクタ。
  4. 前記内部カバーは、隣り合う前記配索領域の内の一方を前記閉位置で前記本体開口部側から覆う第1内部カバー部と、前記閉位置で前記第1内部カバー部よりも前記中継室の連接底壁面側にオフセットさせ、隣り合う前記配索領域の内の他方を前記閉位置で前記本体開口部側から覆う第2内部カバー部と、を有し、
    前記外部カバーは、前記本体開口部から見て間隔を空けて隣り合う前記内部収容室の内の一方を塞ぎ、かつ、前記一方の内部収容室の前記内部電線が入り込む前記一方の配索領域を前記第1内部カバー部と共に覆う第1外部カバーと、前記本体開口部から見て間隔を空けて隣り合う前記内部収容室の内の他方を塞ぐ第2外部カバーと、前記第1外部カバー及び前記第2外部カバーを連結させ、かつ、前記他方の内部収容室の前記内部電線が入り込む前記他方の配索領域を前記第2内部カバー部と共に覆う連結体と、を有し、
    前記外部収容室は、前記第1外部カバーと前記第2外部カバーとの間に設けると共に、前記電線挿入口に間隔を空けて対向配置させた底壁面と、前記底壁面から各々前記電線挿入口側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面と、を有し、
    前記連結体は、前記外部収容室の前記底壁面を成すべく、前記電線挿入口よりも前記第2内部カバー部側にオフセットさせることを特徴とした請求項1,2又は3に記載のプロテクタ。
  5. 少なくとも内部電線及び外部電線が設けられた電線群と、
    前記内部電線及び前記外部電線を保護するプロテクタと、
    を備え、
    前記プロテクタは、前記内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が前記本体開口部から見て並列に複数配置されると共に、それぞれの前記内部収容室の室内同士を連通させる中継室がそれぞれの前記内部収容室の途中に形成されたプロテクタ本体と、前記本体開口部を塞ぐ外部カバーと、前記中継室を前記本体開口部側から覆い且つ前記外部カバーに覆われる内部カバーと、を備え、
    前記プロテクタ本体及び前記外部カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、前記外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる外部収容室が設けられ、
    前記中継室を覆った閉位置の前記内部カバーは、前記中継室と前記外部収容室との間に配置され、
    前記中継室は、それぞれの前記内部収容室から入り込んだ前記内部電線の配索領域を前記内部電線毎に有し、
    前記内部カバーが前記閉位置のときの前記中継室には、隣り合う前記配索領域の間を区分けする間仕切り壁を設け、
    前記内部カバーと前記間仕切り壁は、前記内部カバーが前記閉位置のときに隣の前記配索領域への前記内部電線の移動を抑止させるものとして形成されることを特徴としたワイヤハーネス。
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