JP2021158901A - プロテクタ及びワイヤハーネス - Google Patents

プロテクタ及びワイヤハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP2021158901A
JP2021158901A JP2020060372A JP2020060372A JP2021158901A JP 2021158901 A JP2021158901 A JP 2021158901A JP 2020060372 A JP2020060372 A JP 2020060372A JP 2020060372 A JP2020060372 A JP 2020060372A JP 2021158901 A JP2021158901 A JP 2021158901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
electric wire
protector
external
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020060372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7083861B2 (ja
Inventor
真由 小川
Masayoshi Ogawa
真由 小川
政文 中安
Masafumi Nakayasu
政文 中安
晋一 池田
Shinichi Ikeda
晋一 池田
真 後藤
Makoto Goto
真 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2020060372A priority Critical patent/JP7083861B2/ja
Priority to DE102021107397.9A priority patent/DE102021107397A1/de
Priority to CN202110336433.4A priority patent/CN113471898B/zh
Publication of JP2021158901A publication Critical patent/JP2021158901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7083861B2 publication Critical patent/JP7083861B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0406Details thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/18Protection against damage caused by wear, mechanical force or pressure; Sheaths; Armouring
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0406Details thereof
    • H02G3/0418Covers or lids; Their fastenings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0437Channels

Abstract

【課題】電線に対する保護機能を向上させること。【解決手段】プロテクタ外壁面1wには、外部電線We2を電線挿入口40aから収容させ且つ配索させる部屋であり、底壁面41及び底壁面41から各々立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面42を有する外部収容室40と、側壁面の電線挿入口側に交差状態で連接させた側壁面毎の交差壁面44と、対になる側壁面及び交差壁面の先端部に連なる先端壁面45と、が設けられ、外部収容室は、外部電線を先端壁面側から外方に引き出させる電線引出口40bを有し、先端壁面は、対になる側壁面及び交差壁面のそれぞれの電線引出口側の先端部に交差状態で連接させ、側壁面は、突起の無い滑らかな壁面として形成され、それぞれの交差部46A−46Cは、当接に伴う削れ部を外部電線の外周壁面に形成させない曲面形状として形成されること。【選択図】図4

Description

本発明は、プロテクタ及びワイヤハーネスに関する。
従来、ワイヤハーネスにおいては、車両等の設置対象物に設置された電線を保護するためのプロテクタが設けられることがある。そして、そのプロテクタは、電線を開口部から収容するプロテクタ本体と、その開口部を塞ぐカバーと、を備えており、その電線における保護が必要とされる部位に設けられる。この種のプロテクタ及びワイヤハーネスについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特許第6198183号公報
ところで、そのプロテクタは、保護対象となる複数本の電線を異なる経路で配索させるように形成されることがある。そして、このプロテクタにおいては、全ての電線が必ずしもプロテクタ本体の収容室の中で最初から最後まで配索されるとは限らない。例えば、プロテクタとしては、その収容室の中から外に引き出された電線を外壁面に沿って配索させるものもあれば、その収容室の中と外に電線の配索経路を設け、電線を最初から最後まで外壁面に沿って配索させるものもある。ここで、プロテクタにおいては、収容室の中の保持部や収容室の壁等によって、収容室内の電線のプロテクタ本体に対する相対移動を規制している。一方、プロテクタには、その形状や構造如何で、外壁面に沿って配索された電線において保持部等による相対移動の規制位置の間隔が長くなり、その間で電線の相対移動を規制し難くしているものもある。そして、この場合のプロテクタは、電線を相対移動させてしまった結果、この電線に対する保護機能を十分に発揮できなくなってしまう可能性がある。
そこで、本発明は、電線に対する保護機能を向上させたプロテクタ及びワイヤハーネスを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係るプロテクタは、内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が形成されたプロテクタ本体と、前記本体開口部を塞ぐカバーと、を備える。そして、前記プロテクタ本体及び前記カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる部屋であり、前記電線挿入口に間隔を空けて対向配置させた底壁面及び前記底壁面から各々前記電線挿入口側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面を有する外部収容室と、前記側壁面の前記電線挿入口側に交差状態で連接させた前記側壁面毎の交差壁面と、対になる交差状態の前記側壁面及び前記交差壁面の2つの組み合わせの内の少なくとも一方の前記側壁面及び前記交差壁面の先端部に連なる先端壁面と、が設けられ、前記外部収容室は、前記電線挿入口と前記底壁面とそれぞれの前記側壁面とに沿って室内に配索されている前記外部電線を前記先端壁面側から外方に引き出させる電線引出口を有し、前記先端壁面は、対になる前記側壁面及び前記交差壁面のそれぞれの前記電線引出口側の前記先端部に交差状態で連接させ、前記側壁面は、突起の無い滑らかな壁面として形成され、対になる前記側壁面及び前記交差壁面の交差部と前記側壁面及び前記先端壁面の交差部と前記交差壁面及び前記先端壁面の交差部は、各々、当接に伴う削れ部を前記外部電線の外周壁面に形成させない曲面形状として形成されることを特徴としている。
ここで、前記先端壁面は、曲面形状として形成されることが望ましい。
また、前記側壁面と前記交差壁面と前記先端壁面とが交わる隅部は、前記交差壁面と前記先端壁面の前記交差部に乗り上がろうとした前記外部電線を自重で前記底壁面側に戻らせることが可能な曲面形状として形成されることが望ましい。
また、前記外部収容室は、室内に前記外部電線を保持させる電線保持部を有し、前記プロテクタ外壁面には、前記電線引出口から前記外部収容室の外方に引き出された前記外部電線の前記電線挿入口側への相対移動を係止する電線係止部が設けられ、それぞれの前記側壁面における前記底壁面からの立設方向の高さは、少なくとも前記電線保持部と前記電線係止部との間にて、前記プロテクタ外壁面に対する前記外部電線の前記相対移動が最大となったときに、前記外部電線を前記電線挿入口から抜け出させない高さに形成されることが望ましい。
また、前記先端壁面並びに前記先端壁面に連なる前記側壁面及び前記交差壁面は、前記カバーの前記外壁面に設けることが望ましい。
また、上記目的を達成する為、本発明に係るワイヤハーネスは、少なくとも内部電線及び外部電線が設けられた電線群と、前記内部電線及び前記外部電線を保護するプロテクタと、を備え、前記プロテクタは、前記内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が形成されたプロテクタ本体と、前記本体開口部を塞ぐカバーと、を備える。そして、前記プロテクタ本体及び前記カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、前記外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる部屋であり、前記電線挿入口に間隔を空けて対向配置させた底壁面及び前記底壁面から各々前記電線挿入口側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面を有する外部収容室と、前記側壁面の前記電線挿入口側に交差状態で連接させた前記側壁面毎の交差壁面と、対になる交差状態の前記側壁面及び前記交差壁面の2つの組み合わせの内の少なくとも一方の前記側壁面及び前記交差壁面の先端部に連なる先端壁面と、が設けられ、前記外部収容室は、前記電線挿入口と前記底壁面とそれぞれの前記側壁面とに沿って室内に配索されている前記外部電線を前記先端壁面側から外方に引き出させる電線引出口を有し、前記先端壁面は、対になる前記側壁面及び前記交差壁面のそれぞれの前記電線引出口側の前記先端部に交差状態で連接させ、前記側壁面は、突起の無い滑らかな壁面として形成され、対になる前記側壁面及び前記交差壁面の交差部と前記側壁面及び前記先端壁面の交差部と前記交差壁面及び前記先端壁面の交差部は、各々、当接に伴う削れ部を前記外部電線の外周壁面に形成させない曲面形状として形成されることを特徴としている。
本発明に係るプロテクタにおいては、先端部側及び電線引出口側でプロテクタ外壁面に対する外部電線の相対移動を規制することができなくても、そして、その電線引出口から引き出された外部電線のプロテクタ外壁面に対する相対移動を規制することができなくても、側壁面が突起の無い滑らかな壁面として形成されているので、その側壁面に対して相対移動した外部電線に対しての側壁面からの攻撃を緩和させることができる。また、本発明に係るプロテクタにおいては、先端部側及び電線引出口側の各交差部によって、その交差部にまで相対移動してきた外部電線に対しての攻撃を緩和させることができる。このように、本発明に係るプロテクタは、先端部側及び電線引出口側で外部電線がプロテクタ外壁面に対して相対移動したとしても、この外部電線を保護することができるので、この外部電線の耐久性を向上させることができる。よって、本発明に係るプロテクタは、外部電線に対する保護機能を向上させることができる。そして、本発明に係るワイヤハーネスは、このようなプロテクタを具備することによって、このプロテクタによって得られる効果を同様に得ることができる。
図1は、実施形態のプロテクタ及びワイヤハーネスを示す斜視図である。 図2は、実施形態のプロテクタ及びワイヤハーネスを示す平面図である。 図3は、実施形態のプロテクタを部分的に分解して示すプロテクタ及びワイヤハーネスの分解斜視図である。 図4は、プロテクタを部分的に拡大して示す斜視図である。 図5は、プロテクタを部分的に拡大して別角度から見た斜視図である。 図6は、プロテクタ本体を部分的に拡大して示す斜視図である。 図7は、カバーを部分的に拡大して示す斜視図である。 図8は、電線係止部を部分的に拡大して示す斜視図である。
以下に、本発明に係るプロテクタ及びワイヤハーネスの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るプロテクタ及びワイヤハーネスの実施形態の1つを図1から図8に基づいて説明する。
図1から図3の符号1は、本実施形態のプロテクタを示す。また、図1から図3の符号WHは、本実施形態のワイヤハーネスを示す。ワイヤハーネスWHは、例えば自動車等の車両に搭載される電線を具備するものであって、少なくとも内部電線We1と外部電線We2とが設けられた電線群Wegを備えている。プロテクタ1は、その内部電線We1と外部電線We2とを保護する電線保護部品であり、その内部電線We1を内方に配索させると共に、その外部電線We2を外方に配索させる。このプロテクタ1は、内部電線We1と外部電線We2とを内方と外方とに各々組み付けることによって、ワイヤハーネスWHの構成要素の1つになる。
ここで、内部電線We1と外部電線We2は、各々、1本の電線で構成されたものであってもよく、複数本の電線が1つに束ねられた電線束として構成されたものであってもよい。ここで示す内部電線We1と外部電線We2は、1本の電線で構成されたものであるのか電線束として構成されたものであるのかに拘わらず、その外形が円柱状を成している。
プロテクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。このプロテクタ1は、内部電線We1を本体開口部10a(図6)から収容させ且つ配索させる内部収容室10b(図6)が形成されたプロテクタ本体10と、その本体開口部10aを塞ぐカバー20と、を備える(図1から図7)。
プロテクタ本体10においては、少なくとも1本の内部電線We1を配索させるものとして内部収容室10bが形成される。そして、このプロテクタ本体10においては、複数本の内部電線We1を配索させる場合、その内部収容室10bが内部電線We1毎に設けられる。
プロテクタ本体10は、本体開口部10aに間隔を空けて対向配置させた底壁体11と、この底壁体11の底壁面11aから各々本体開口部10a側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁体12と、を有する(図6)。このプロテクタ本体10においては、底壁体11とそれぞれの側壁体12とで囲まれた空間を内部収容室10bとして利用する。よって、このプロテクタ本体10においては、複数の内部収容室10bを設ける場合、その対になる側壁体12の組み合わせを内部収容室10b毎に底壁体11の底壁面11aから立設させる。
また、このプロテクタ本体10においては、間隔を空けずに2つの内部収容室10bを隣り合わせに配置させる場合、この2つの内部収容室10bの間に配置される側壁体12をそれぞれの内部収容室10bで共用させてもよい。そして、その共用される1つの側壁体12には、隣り合う内部電線We1同士を干渉させぬ範囲内で貫通孔や切欠き等を設け、隣り合う2つの内部収容室10bを部分的に連通させてもよい。
また、プロテクタ本体10は、その内部収容室10bの他に、別の収容室を有していてもよい。例えば、その別の収容室とは、コネクタを収容させ且つ保持させる部屋、そのコネクタの電線を収容させ且つ配索させる部屋、別々の内部収容室10bの内部電線We1を合流させ且つ配索させる部屋等である。
このプロテクタ本体10は、1つの構成部材によって形作られたものであってもよく、互いに組み付けられた複数の構成部材によって形作られたものであってもよい。
ここで示すプロテクタ本体10には、2つの内部収容室10bが本体開口部10a側から見て互いに間隔を空けて並列に配置されている(図6)。
カバー20は、プロテクタ本体10に組み付けることによって、そのプロテクタ本体10の内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ。
このカバー20は、内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ蓋体21を有する(図4、図5及び図7)。このカバー20は、プロテクタ本体10が複数の内部収容室10bを有する場合、その内部収容室10b毎に蓋体21が1つずつ設けられたものであってもよく、全ての内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ1つの蓋体21が設けられたものであってもよい。また、このカバー20は、複数の内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ1つの蓋体21が設けられたものであってもよい。この場合のカバー20は、複数の内部収容室10bの組み合わせを閉塞対象とする蓋体21が少なくとも1つ設けられており、更に、1つの内部収容室10bを閉塞対象とする蓋体21が少なくとも1つ設けられることもある。
ここで示すカバー20は、内部収容室10b毎に蓋体21を設けている。このカバー20は、更に、その蓋体21から各々立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁体22を有する(図4、図5及び図7)。このカバー20は、その蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせを内部収容室10b毎に有している。この蓋体21とそれぞれの側壁体22の組み合わせにおいては、その内方の空間にそれぞれの側壁体12を収容させることによって、そのそれぞれの側壁体12により成る内部収容室10bを本体開口部10a側から塞ぐ。
ここでは、便宜上、一方の内部収容室10bを塞ぐ蓋体21と当該蓋体21から各々立設させた側壁体22の組み合わせを第1カバー20Aと称し、他方の内部収容室10bを塞ぐ蓋体21と当該蓋体21から各々立設させた側壁体22の組み合わせを第2カバー20Bと称する(図1から図5及び図7)。このカバー20においては、その第1カバー20Aと第2カバー20Bが互いに間隔を空けて並列に配置されている。このカバー20は、その間で第1カバー20Aと第2カバー20Bとを連結させる連結体23を有している(図4、図5及び図7)。連結体23は、第1カバー20Aと第2カバー20Bの間で対向配置された側壁体22同士を連結させる。ここで示す連結体23は、平板状に形成され、それぞれの側壁体22における蓋体21からの立設方向側の端部同士を部分的に連結させる。また、ここで示す連結体23は、第1カバー20Aにおける後述する先端部側で且つ電線引出口40b側を第2カバー20Bに連結させる。
このカバー20は、1つの構成部材によって形作られたものであってもよく、互いに組み付けられた複数の構成部材によって形作られたものであってもよい。
プロテクタ1は、プロテクタ本体10とカバー20との間にロック機構30を備えており、そのロック機構30によってプロテクタ本体10とカバー20の組付け状態を維持させる(図1及び図2)。ロック機構30は、プロテクタ本体10に設けた第1係止体31と、カバー20に設けた第2係止体32と、を備える(図4及び図5)。このロック機構30は、プロテクタ本体10とカバー20が組付け状態のときに第1係止体31と第2係止体32を互いに係止可能な状態にしておくことによって、その組付け状態を維持させる。例えば、第1係止体31と第2係止体32は、その内の一方に爪部を設け、その内の他方に、プロテクタ本体10とカバー20が組付け状態のときに爪部を引っ掛ける係止部を設けている。プロテクタ1は、この種のロック機構30を複数箇所に備えている。
このプロテクタ1においては、組付け状態のプロテクタ本体10及びカバー20のそれぞれの外壁面10w,20wによって外壁面(以下、「プロテクタ外壁面」という。)1wが形成される(図1、図4及び図5)。ここで示すプロテクタ1においては、それぞれの内部収容室10bの間など、プロテクタ本体10の底壁面11aの一部についてもプロテクタ本体10の外壁面10wになる。また、ここで示すプロテクタ本体10には、底壁面11aにおけるそれぞれの内部収容室10bの間から立設させ、かつ、組付け状態のカバー20における第1カバー20Aと第2カバー20Bの間に配置される立壁13が設けられている(図1及び図4から図6)。その立壁13は、それぞれの内部収容室10bにおける内部電線We1の配索方向に延在させ、かつ、第1カバー20Aと第2カバー20Bの間で対向配置されたそれぞれの側壁体22の外壁面22aに対向配置させる。よって、プロテクタ1においては、その立壁13の壁面についてもプロテクタ本体10の外壁面10wになる。また、ここで示すプロテクタ1においては、そのそれぞれの内部収容室10bの間で底壁面11aをカバー20の連結体23が部分的に覆う。よって、その連結体23においては、その蓋体21側の壁面23aがカバー20の外壁面20wになる。
プロテクタ1は、そのプロテクタ外壁面1wに沿って外部電線We2を配索させる。そこで、プロテクタ外壁面1wには、外部電線We2を電線挿入口40aから収容させ且つ配索させる外部収容室40が設けられている(図1、図2、図4及び図5)。
プロテクタ外壁面1wには、少なくとも1本の外部電線We2を配索させるものとして外部収容室40が形成される。そして、このプロテクタ外壁面1wにおいては、複数本の外部電線We2を配索させる場合、その外部収容室40が外部電線We2毎に設けられる。
外部収容室40は、電線挿入口40aに間隔を空けて対向配置させた底壁面41と、この底壁面41から各々電線挿入口40a側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面42と、を有する(図4及び図5)。つまり、外部収容室40とは、その底壁面41とそれぞれの側壁面42とで囲まれた空間のことである。この外部収容室40においては、電線挿入口40aと底壁面41とそれぞれの側壁面42とに沿って外部電線We2が配索される。ここで示す外部収容室40は、それぞれの内部収容室10bの間に1つ設けられ、それぞれの内部電線We1の配索方向と略同じ向きに外部電線We2を配索させる。この外部収容室40は、その室内に配索されている外部電線We2を外方に引き出させる電線引出口40bを有する(図4及び図5)。
底壁面41は、プロテクタ本体10及びカバー20のそれぞれの外壁面10w,20wの内の少なくとも一方によって形成される。ここで示す底壁面41は、プロテクタ本体10の底壁面11aにおけるそれぞれの内部収容室10bの間で且つプロテクタ外壁面1wとなる部分と、カバー20の連結体23における蓋体21側の壁面23aと、によって形成されている(図4及び図5)。
それぞれの側壁面42は、プロテクタ本体10及びカバー20のそれぞれの外壁面10w,20wの内の少なくとも一方によって形成される。ここで示す一方の側壁面42は、第1カバー20Aにおける第2カバー20Bに対して対向配置される側壁体22の外壁面22aによって形成されている。また、ここで示す他方の側壁面42については、プロテクタ本体10の立壁13と第2カバー20Bの側壁体22とを利用する。この他方の側壁面42は、立壁13における第1カバー20Aに対向配置される壁面13aと、第2カバー20Bにおける第1カバー20Aに対して対向配置される側壁体22の外壁面22aと、によって形成されている(図4及び図5)。ここでは、その第2カバー20Bの側壁体22の外壁面22aの内、連結体23の蓋体21側の壁面23aに連なる部分を他方の側壁面42の一部として利用している。
この側壁面42は、突起の無い滑らかな壁面として形成される。その突起の無い滑らかな壁面とは、成形型によるパーティングラインが形成されていない壁面のことをいう。よって、プロテクタ本体10の成形型は、立壁13の壁面13aにパーティングラインが形成されないように構成される。また、カバー20の成形型は、それぞれの側壁体22の外壁面22aにパーティングラインが形成されないように構成される。
それぞれの側壁面42は、外部収容室40への外部電線We2の収容が可能な範囲内で外部電線We2の外径と同等の間隔で対向配置させることが望ましい。これにより、外部収容室40においては、その対向配置方向でのプロテクタ外壁面1wに対する外部電線We2の相対移動量を最小限に保つことができる。
ここで、外部収容室40は、室内に外部電線We2を保持させる電線保持部43を有している(図1から図3)。その電線保持部43は、プロテクタ本体10の底壁面11aから立設させ且つそれぞれの内部収容室10bの対向配置方向で対向配置させた一対の片持ちの片部43aと、それぞれの片部43aの自由端から相手方の片部43aに向けて突出させ且つ互いに間隔を空けて対向配置された一対の係止片部43bと、を有する(図4から図6)。外部電線We2は、それぞれの係止片部43bの間からそれぞれの片部43aの間に挿入される。この電線保持部43においては、それぞれの片部43aで外部電線We2の対向配置方向におけるプロテクタ外壁面1wに対する相対移動を規制し、それぞれの係止片部43bで外部電線We2の挿入方向とは逆向きのプロテクタ外壁面1wに対する相対移動を規制する。
外部収容室40には、この電線保持部43が2箇所に設けられている(図1から図3)。一方の電線保持部43における一方の片部43a及び係止片部43bの組み合わせは、他方の側壁面42を成す立壁13の壁面13aと第2カバー20Bの側壁体22の外壁面22aとの間に配置されている(図4及び図5)。ここで示す外部収容室40においては、その一方の電線保持部43に対して他方の電線保持部43を後述する先端部側及び電線引出口40b側とは逆側に配置している。
更に、プロテクタ外壁面1wには、外部収容室40の側壁面42の電線挿入口40a側に交差状態で連接させた側壁面42毎の交差壁面44が設けられている(図4及び図5)。ここでは、その側壁面42と交差壁面44とを直交させている。その交差壁面44は、カバー20の外壁面20wによって形成される。ここで示す一方の交差壁面44は、第1カバー20Aにおける蓋体21の外壁面21aによって形成されている。また、ここで示す他方の交差壁面44は、第2カバー20Bにおける蓋体21の外壁面21aの内、他方の側壁面42を成す側壁体22の外壁面22aに連なる部分よって形成されている。
このように、プロテクタ外壁面1wには、対になる交差状態の側壁面42及び交差壁面44の組み合わせが2つ設けられている。このプロテクタ外壁面1wには、更に、その2つの組み合わせの内の少なくとも一方の側壁面42及び交差壁面44の先端部に連なる先端壁面45が設けられている(図4及び図5)。その先端部とは、外部電線We2の配索方向における電線引出口40b側の端部のことである。電線引出口40bは、それぞれの側壁面42の対向配置方向で先端壁面45に隣接させ、外部収容室40の室内の外部電線We2を先端壁面45側から外方に引き出させるものとして形成されている。
先端壁面45は、対になる側壁面42及び交差壁面44のそれぞれの電線引出口40b側の先端部に交差状態で連接させる。ここで示す先端壁面45は、第1カバー20Aにおける蓋体21の外壁面21aとそれぞれの側壁体22の外壁面22aの各先端部に直交状態で連なるものとして設けられている。つまり、この先端壁面45並びに先端壁面45に連なる側壁面42及び交差壁面44は、カバー20の外壁面20wに設けられている。
このプロテクタ1において、対になる側壁面42及び交差壁面44の交差部46Aは、外部電線We2が車両の走行振動等で当接した際に、その当接に伴う削れ部を外部電線We2の外周壁面に形成させない曲面形状(例えば、1つ又は複数の大きな曲率半径から成る曲面形状)として形成される(図4及び図5)。一方の対になる側壁面42及び交差壁面44の交差部46Aとは、第1カバー20Aにおける蓋体21の外壁面21aと第2カバー20B側の側壁体22の外壁面22aとが交差している部分のことである。その第1カバー20Aにおける蓋体21の外壁面21aと側壁体22の外壁面22aとが交差している部分においては、少なくとも一方の電線保持部43よりも先端部側及び電線引出口40b側が上記の曲面形状に形成されている。他方の対になる側壁面42及び交差壁面44の交差部46Aとは、他方の側壁面42を成す第2カバー20Bの側壁体22の外壁面22aと他方の交差壁面44を成す第2カバー20Bの蓋体21の外壁面21aとが交差している部分のことである。ここでは、その第2カバー20Bにおける蓋体21の外壁面21aと側壁体22の外壁面22aとの交差している部分が上記の曲面形状に形成されている。この第2カバー20Bにおいては、電線引出口40bから引き出された外部電線We2に隣接している蓋体21の外壁面21aと側壁体22の外壁面22aとの交差している部分についても、上記の如き曲面形状に形成しておくことが望ましい。
更に、このプロテクタ1においては、側壁面42及び先端壁面45の交差部46Bについても上記の如き曲面形状として形成される(図4及び図5)。ここで示す交差部46Bとは、第1カバー20Aにおける第2カバー20B側の側壁体22の外壁面22aと先端壁面45とが交差している部分のことである。
また更に、このプロテクタ1においては、交差壁面44及び先端壁面45の交差部46Cについても上記の如き曲面形状として形成される(図4及び図5)。ここで示す交差部46Cとは、第1カバー20Aにおける蓋体21の外壁面21aと先端壁面45とが交差している部分のことである。
尚、底壁面41及び側壁面42の交差部46Dは、面取り形状や曲面形状を成していたとしても、外部電線We2の外周壁面を当接させぬ形状に形成されている(図4及び図5)。
本実施形態のプロテクタ1においては、それぞれの電線保持部43の間で、プロテクタ外壁面1wに対する外部電線We2の相対移動が規制されるので、この外部電線We2に対するプロテクタ本体10やカバー20からの攻撃を緩和させることができる。このため、このプロテクタ1は、それぞれの電線保持部43の間において、外部電線We2を保護することができるので、この外部電線We2の耐久性を向上させることができる。
更に、本実施形態のプロテクタ1においては、一方の電線保持部43よりも先端部側及び電線引出口40b側でプロテクタ外壁面1wに対する外部電線We2の相対移動を規制することができなくても、そして、その電線引出口40bから引き出された外部電線We2のプロテクタ外壁面1wに対する相対移動を規制することができなくても、一方の電線保持部43よりも先端部側及び電線引出口40b側の側壁面42が突起の無い滑らかな壁面として形成されているので、その側壁面42に対して相対移動した外部電線We2に対しての側壁面42からの攻撃を緩和させることができる。また、本実施形態のプロテクタ1においては、一方の電線保持部43よりも先端部側及び電線引出口40b側の各交差部46A−46Cによって、その交差部46A−46Cにまで相対移動してきた外部電線We2に対しての攻撃を緩和させることができる。このように、本実施形態のプロテクタ1は、一方の電線保持部43よりも先端部側及び電線引出口40b側で外部電線We2がプロテクタ外壁面1wに対して相対移動したとしても、この外部電線We2を保護することができるので、この外部電線We2の耐久性を向上させることができる。
ところで、ここで示す先端壁面45は、曲面形状として形成されている(図4及び図5)。このため、本実施形態のプロテクタ1は、電線引出口40bから引き出された外部電線We2が先端壁面45に沿って配索されるとしても、その先端壁面45からの外部電線We2に対する攻撃を緩和させることができる。よって、本実施形態のプロテクタ1は、このような外部電線We2の配索経路を採ったとして、この外部電線We2を保護することができるので、この外部電線We2の耐久性を向上させることができる。
また、ここで示す側壁面42と交差壁面44と先端壁面45とが交わる隅部47は、交差壁面44と先端壁面45の交差部46Cに乗り上がろうとした外部電線We2を自重で底壁面41側に戻らせることが可能な曲面形状(例えば、1つ又は複数の大きな曲率半径から成る曲面形状)として形成されている(図4及び図5)。よって、本実施形態のプロテクタ1は、外部電線We2がプロテクタ外壁面1wに対する相対移動によって交差部46Cに乗り上がろうとしても、その交差部46Cへの乗り上げを抑えて、この外部電線We2を外部収容室40の室内の元の位置に戻すことができるので、この点からも、外部電線We2を保護することができ、この外部電線We2の耐久性を向上させることができる。ここで、交差部46Cは、外部電線We2がプロテクタ外壁面1wに対する相対移動によって乗り上げてしまったとしても、この外部電線We2を自重で隅部47まで案内させることが可能な曲面形状として形成することが望ましい。これにより、本実施形態のプロテクタ1は、外部電線We2がプロテクタ外壁面1wに対する相対移動によって交差部46Cに乗り上がったとしても、隅部47を介して外部電線We2を外部収容室40の室内の元の位置に戻すことができるので、この点からも、外部電線We2を保護することができ、この外部電線We2の耐久性を向上させることができる。
また、ここで示すプロテクタ外壁面1wには、電線引出口40bから外部収容室40の外方に引き出された外部電線We2の電線挿入口40a側への相対移動を係止する電線係止部50が設けられている(図1から図3)。その電線係止部50は、方体状の貫通孔の如き通路50aを有するものであり、その通路50aに電線引出口40bから引き出された外部電線We2を挿通させる。
ここで示す電線係止部50は、プロテクタ本体10の底壁面11aと、この底壁面11aに対して間隔を空けて対向配置される矩形の片体状の第1壁体51と、その底壁面11aから第1壁体51に向けて立設させた第2壁体52と、その底壁面11aから第1壁体51に向けて立設させ且つ第2壁体52に対して間隔を空けて対向配置させた第3壁体53と、を有している(図8)。底壁面11aと第1壁体51の間隔は、外部電線We2の外径と同等の大きさであってもよく、外部電線We2の外径より大きくしてもよい。この電線係止部50においては、第1壁体51によって、通路50a内の外部電線We2のプロテクタ外壁面1wに対する電線挿入口40a側への相対移動を係止させる。
この電線係止部50においては、第1壁体51と第2壁体52とをリビングヒンジ54で連結させており、そのリビングヒンジ54の回動軸周りで、第1壁体51を底壁面11aと第2壁体52と第3壁体53とに対して回動させながら開閉させることができる(図8)。この電線係止部50においては、第1壁体51が閉状態のときに通路50aが形成される。
また、この電線係止部50には、第1壁体51を閉状態で保持させるロック機構55が設けられている。そのロック機構55は、第1壁体51に設けた第1係止体55aと、第3壁体53に設けた第2係止体55bと、を備える(図8)。このロック機構55は、第1壁体51が閉状態のときに第1係止体55aと第2係止体55bを互いに係止可能な状態にしておくことによって、その第1壁体51の閉状態を維持させる。例えば、第1係止体55aと第2係止体55bは、その内の一方に爪部を設け、その内の他方に、第1壁体51が閉状態のときに爪部を引っ掛ける係止部を設けている。
ここで、このプロテクタ1においては、外部電線We2が交差部46Cに乗り上げてしまうまで外部電線We2をプロテクタ外壁面1wに対して相対移動させないことが望ましい。そこで、それぞれの側壁面42における底壁面41からの立設方向の高さは、少なくとも一方の電線保持部43と電線係止部50との間にて、プロテクタ外壁面1wに対する外部電線We2の相対移動が最大となったときに、この外部電線We2を電線挿入口40aから抜け出させない高さに形成されることが望ましい。これにより、本実施形態のプロテクタ1は、外部電線We2の交差部46Cへの乗り上げを規制することができるので、この点からも、外部電線We2を保護することができ、この外部電線We2の耐久性を向上させることができる。
以上示したように、本実施形態のプロテクタ1は、外部電線We2に対する保護機能を向上させることができる。そして、このプロテクタ1は、一方の電線保持部43と電線係止部50との間に他の電線保持部を設けなくても、その外部電線We2の保護機能の向上を可能にするので、外部電線We2の組付け作業性も向上させることができる。また、このプロテクタ1は、従来と比して、プロテクタ本体10やカバー20の成形型に特異な形状を設けずとも、外部電線We2の保護機能の向上を可能にするので、原価の高騰を抑えることができる。本実施形態のワイヤハーネスWHは、このようなプロテクタ1を具備することによって、このプロテクタ1によって得られる効果を同様に得ることができる。
1 プロテクタ
1w プロテクタ外壁面
10 プロテクタ本体
10a 本体開口部
10b 内部収容室
10w 外壁面
11 底壁体
11a 底壁面
12 側壁体
20 カバー
20w 外壁面
21 蓋体
22 側壁体
40 外部収容室
40a 電線挿入口
40b 電線引出口
41 底壁面
42 側壁面
43 電線保持部
44 交差壁面
45 先端壁面
46A 交差部
46B 交差部
46C 交差部
47 隅部
50 電線係止部
We1 内部電線
We2 外部電線
Weg 電線群
WH ワイヤハーネス

Claims (6)

  1. 内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が形成されたプロテクタ本体と、
    前記本体開口部を塞ぐカバーと、
    を備え、
    前記プロテクタ本体及び前記カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる部屋であり、前記電線挿入口に間隔を空けて対向配置させた底壁面及び前記底壁面から各々前記電線挿入口側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面を有する外部収容室と、前記側壁面の前記電線挿入口側に交差状態で連接させた前記側壁面毎の交差壁面と、対になる交差状態の前記側壁面及び前記交差壁面の2つの組み合わせの内の少なくとも一方の前記側壁面及び前記交差壁面の先端部に連なる先端壁面と、が設けられ、
    前記外部収容室は、前記電線挿入口と前記底壁面とそれぞれの前記側壁面とに沿って室内に配索されている前記外部電線を前記先端壁面側から外方に引き出させる電線引出口を有し、
    前記先端壁面は、対になる前記側壁面及び前記交差壁面のそれぞれの前記電線引出口側の前記先端部に交差状態で連接させ、
    前記側壁面は、突起の無い滑らかな壁面として形成され、
    対になる前記側壁面及び前記交差壁面の交差部と前記側壁面及び前記先端壁面の交差部と前記交差壁面及び前記先端壁面の交差部は、各々、当接に伴う削れ部を前記外部電線の外周壁面に形成させない曲面形状として形成されることを特徴としたプロテクタ。
  2. 前記先端壁面は、曲面形状として形成されることを特徴とした請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記側壁面と前記交差壁面と前記先端壁面とが交わる隅部は、前記交差壁面と前記先端壁面の前記交差部に乗り上がろうとした前記外部電線を自重で前記底壁面側に戻らせることが可能な曲面形状として形成されることを特徴とした請求項1又は2に記載のプロテクタ。
  4. 前記外部収容室は、室内に前記外部電線を保持させる電線保持部を有し、
    前記プロテクタ外壁面には、前記電線引出口から前記外部収容室の外方に引き出された前記外部電線の前記電線挿入口側への相対移動を係止する電線係止部が設けられ、
    それぞれの前記側壁面における前記底壁面からの立設方向の高さは、少なくとも前記電線保持部と前記電線係止部との間にて、前記プロテクタ外壁面に対する前記外部電線の前記相対移動が最大となったときに、前記外部電線を前記電線挿入口から抜け出させない高さに形成されることを特徴とした請求項1,2又は3に記載のプロテクタ。
  5. 前記先端壁面並びに前記先端壁面に連なる前記側壁面及び前記交差壁面は、前記カバーの前記外壁面に設けることを特徴とした請求項1から4の内の何れか1つに記載のプロテクタ。
  6. 少なくとも内部電線及び外部電線が設けられた電線群と、
    前記内部電線及び前記外部電線を保護するプロテクタと、
    を備え、
    前記プロテクタは、前記内部電線を本体開口部から収容させ且つ配索させる内部収容室が形成されたプロテクタ本体と、前記本体開口部を塞ぐカバーと、を備え、
    前記プロテクタ本体及び前記カバーのそれぞれの外壁面から成るプロテクタ外壁面には、前記外部電線を電線挿入口から収容させ且つ配索させる部屋であり、前記電線挿入口に間隔を空けて対向配置させた底壁面及び前記底壁面から各々前記電線挿入口側に立設させ且つ互いに間隔を空けて対向配置させた側壁面を有する外部収容室と、前記側壁面の前記電線挿入口側に交差状態で連接させた前記側壁面毎の交差壁面と、対になる交差状態の前記側壁面及び前記交差壁面の2つの組み合わせの内の少なくとも一方の前記側壁面及び前記交差壁面の先端部に連なる先端壁面と、が設けられ、
    前記外部収容室は、前記電線挿入口と前記底壁面とそれぞれの前記側壁面とに沿って室内に配索されている前記外部電線を前記先端壁面側から外方に引き出させる電線引出口を有し、
    前記先端壁面は、対になる前記側壁面及び前記交差壁面のそれぞれの前記電線引出口側の前記先端部に交差状態で連接させ、
    前記側壁面は、突起の無い滑らかな壁面として形成され、
    対になる前記側壁面及び前記交差壁面の交差部と前記側壁面及び前記先端壁面の交差部と前記交差壁面及び前記先端壁面の交差部は、各々、当接に伴う削れ部を前記外部電線の外周壁面に形成させない曲面形状として形成されることを特徴としたワイヤハーネス。
JP2020060372A 2020-03-30 2020-03-30 プロテクタ及びワイヤハーネス Active JP7083861B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020060372A JP7083861B2 (ja) 2020-03-30 2020-03-30 プロテクタ及びワイヤハーネス
DE102021107397.9A DE102021107397A1 (de) 2020-03-30 2021-03-24 Schutzvorrichtung und Kabelbaum
CN202110336433.4A CN113471898B (zh) 2020-03-30 2021-03-29 保护器以及线束

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020060372A JP7083861B2 (ja) 2020-03-30 2020-03-30 プロテクタ及びワイヤハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021158901A true JP2021158901A (ja) 2021-10-07
JP7083861B2 JP7083861B2 (ja) 2022-06-13

Family

ID=77659127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020060372A Active JP7083861B2 (ja) 2020-03-30 2020-03-30 プロテクタ及びワイヤハーネス

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7083861B2 (ja)
CN (1) CN113471898B (ja)
DE (1) DE102021107397A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330714U (ja) * 1989-07-31 1991-03-26
JP2002225648A (ja) * 2001-02-01 2002-08-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタおよび該プロテクタを用いたワイヤハーネスの取付方法および取付構造
JP2002314268A (ja) * 2001-04-19 2002-10-25 Masaru Kogyo Kk 配線ダクト
JP2003102116A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Yazaki Corp プロテクタ
JP2005287122A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Yazaki Corp プロテクタ
JP2015027148A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 住友電装株式会社 プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
JP2017073850A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP2019003754A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 矢崎総業株式会社 クランプ及びバスバーモジュール

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000295733A (ja) * 1999-04-08 2000-10-20 Araco Corp ワイヤハーネス用プロテクタ
JP4311431B2 (ja) * 2006-09-29 2009-08-12 住友電装株式会社 プロテクタ
JP5835601B1 (ja) * 2015-07-06 2015-12-24 住友電装株式会社 電線収容プロテクタ
DE112015006048T5 (de) 2015-08-24 2017-11-09 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Leitungsaufnahme-schutzelement
JP6383345B2 (ja) * 2015-12-03 2018-08-29 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス用プロテクタ、及び、ワイヤハーネスの製造方法
JP6659620B2 (ja) * 2017-06-06 2020-03-04 矢崎総業株式会社 配索経路規制構造
JP7129205B2 (ja) * 2018-05-07 2022-09-01 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス用プロテクタ及びプロテクタ付きワイヤハーネス

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330714U (ja) * 1989-07-31 1991-03-26
JP2002225648A (ja) * 2001-02-01 2002-08-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタおよび該プロテクタを用いたワイヤハーネスの取付方法および取付構造
JP2002314268A (ja) * 2001-04-19 2002-10-25 Masaru Kogyo Kk 配線ダクト
JP2003102116A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Yazaki Corp プロテクタ
JP2005287122A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Yazaki Corp プロテクタ
JP2015027148A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 住友電装株式会社 プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
JP2017073850A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP2019003754A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 矢崎総業株式会社 クランプ及びバスバーモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
CN113471898B (zh) 2022-09-06
DE102021107397A1 (de) 2021-09-30
CN113471898A (zh) 2021-10-01
JP7083861B2 (ja) 2022-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016098737A1 (ja) プロテクタおよびワイヤハーネス
JP3739074B2 (ja) プロテクタのヒンジ構造
US9329352B2 (en) Slack cable storage apparatus
JP2016046943A (ja) プロテクタ
JP7083861B2 (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
JP7132260B2 (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
JP7102374B2 (ja) プロテクタ、及び、ワイヤハーネス
JP5650558B2 (ja) ヒューズボックス
JP6623068B2 (ja) プロテクタおよびプロテクタ付きワイヤーハーネス
JP7143361B2 (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
JP2019030066A (ja) プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
JP2021158902A (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
JP6831822B2 (ja) プロテクタ
JP4052774B2 (ja) 連結式ケーブルガイド
JP7382878B2 (ja) プロテクタ及びプロテクタ組
JP7220117B2 (ja) プロテクタ、及び、ワイヤハーネス
JP5406618B2 (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタ
JP2006060934A (ja) 電線の配索構造
JP2017143611A (ja) 電気接続箱およびワイヤハーネス
JP5299219B2 (ja) 電気接続箱
JP2017195655A (ja) プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
JP2023058055A (ja) 収容箱
JP2023058056A (ja) 収容箱
JP2022016785A (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
JP2021164340A (ja) プロテクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7083861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350