JP2021155211A - エレベーターの仮囲い装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができるエレベーターの仮囲い装置を提供する。【解決手段】エレベーターの仮囲い装置は、エレベーターの乗場の出入口を覆う仮囲い本体と、乗場ドアが前記乗場の出入口から取り外された状態において、前記仮囲い本体の内側で前記乗場の出入口に着脱自在に設けられ、前記乗場の出入口を塞がない状態と前記乗場の出入口を塞ぐ状態とを取り得る遮蔽体と、を備えた。【選択図】図2

Description

この本開示は、エレベーターの仮囲い装置に関する。
特許文献1は、エレベーターの仮囲い装置を開示する。当該仮囲い装置によれば、作業者に対する安全性を墜落防止具により確保し得る。
実開平6−56075号公報
しかしながら、特許文献1に記載の仮囲い装置においては、墜落防止具の上方および下方において乗場と昇降路とをつなぐ空間が存在する。このため、作業者に対する安全性が確保されない場合もある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができるエレベーターの仮囲い装置を提供することである。
本開示に係るエレベーターの仮囲い装置は、エレベーターの乗場の出入口を覆う仮囲い本体と、乗場ドアが前記乗場の出入口から取り外された状態において、前記仮囲い本体の内側で前記乗場の出入口に着脱自在に設けられ、前記乗場の出入口を塞がない状態と前記乗場の出入口を塞ぐ状態とを取り得る遮蔽体と、を備えた。
本開示によれば、遮蔽体は、乗場の出入口を塞がない状態と乗場の出入口を塞ぐ状態とを取り得る。このため、エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができる。
実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置が適用されるエレベーターシステムの構成図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の平面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の横断面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の縦断面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形例が適用されるエレベーターの乗場ドアの正面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形例が適用されるエレベーターの乗場の敷居の平面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形の要部を示す横断面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形例の要部を示す正面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第2変形例の要部を示す横断面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第3変形例の要部を示す横断面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第4変形例の要部を示す横断面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第4変形例の要部を示す斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第5変形例の遮蔽維持体を示す斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第5変形例の遮蔽維持体を示す斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第5変形例の遮蔽維持体を示す側面図である。 実施の形態2におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の縦断面図である。
実施の形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置が適用されるエレベーターシステムの構成図である。
図1のエレベーターシステムにおいて、昇降路1は、図示されない建築物の各階を貫く。機械室2は、昇降路1の直上に設けられる。複数の乗場3の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場3の各々は、昇降路1に対向する。
巻上機4は、機械室2に設けられる。主ロープ5は、巻上機4に巻き掛けられる。
かご6は、昇降路1の内部に設けられる。かご6は、主ロープ5の一側に支持される。釣合おもり7は、昇降路1の内部に設けられる。釣合おもり7は、主ロープ5の他側に支持される。
複数の乗場ドア8の各々は、複数の乗場3の各々の出入口に設けられる。かごドア9は、かご6の出入口に設けられる。
制御装置10は、機械室2に設けられる。制御装置10は、エレベーターを全体的に制御し得るように設けられる。
エレベーターの改修等の工事において、仮囲い装置11は、乗場3に一時的に設置される。例えば、仮囲い装置11は、1階の乗場3に一時的に設定される。仮囲い装置11は、乗場3の出入口を覆う。
次に、図2を用いて、仮囲い装置11を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の斜視図である。
図2に示されるように、仮囲い装置11は、仮囲い本体12と扉13と鍵14と遮蔽体15と複数の遮蔽維持体16と連動体17とを備える。
例えば、仮囲い本体12の外形は、直方体状である。仮囲い本体12は、乗場3の出入口を覆う。仮囲い本体12は、内部空間を有する。
扉13は、仮囲い本体12の手前側の側面に設けられる。扉13は、開閉自在に設けられる。
鍵14は、扉13に設けられる。鍵14は、扉13を閉じた状態に維持する。
遮蔽体15は、仮囲い本体12の内側に設けられる。遮蔽体15は、乗場3の出入口に着脱自在に設けられる。遮蔽体15は、図2においては図示されない乗場ドア8が取り外された状態の乗場3の出入口を塞がない状態と乗場3の出入口を塞ぐ状態とを取り得る。
複数の遮蔽維持体16は、遮蔽体15の下端部において水平方向に並んで設けられる。複数の遮蔽維持体16の各々は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態のときに乗場3の敷居に設けられた穴を貫通して乗場3の敷居に下方から引っ掛かることで遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態を維持する。
連動体17は、仮囲い本体12の内部に設けられる。連動体17は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞がない状態のときは鍵14が操作を受け付けない状態にする。連動体17は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態のときは鍵14が操作を受け付ける状態にする。
例えば、連動体17は、第1操作部17aと第2操作部17bとワイヤ部17cとを備える。
第1操作部17aは、乗場3の敷居の一側に隣接して設けられる。第2操作部17bは、鍵14に隣接して設けられる。ワイヤ部17cは、仮囲い本体12の内面に沿って設けられる。ワイヤ部17cは、第1操作部17aと第2操作部17bとを連結する。
遮蔽体15が乗場3の出入口を塞がない状態のとき、第1操作部17aは、遮蔽体15の下部と接触しない。この際、第2操作部17bは、鍵14が操作を受け付けない状態となる位置に配置される。
遮蔽体15が乗場3の出入口を塞く状態のとき、第1操作部17aは、遮蔽体15の下部と接触する。この際、第2操作部17bは、ワイヤ部17cを介して鍵14が操作を受け付ける状態となる位置に移動する。
次に、図3を用いて、遮蔽体15を説明する。
図3は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の平面図である。
図3に示されるように、遮蔽体15は、軸部15aとロール部15bと一対の弾性部15cとを備える。
軸部15aは、棒状に形成される。例えば、軸部15aは、金属で形成される。
ロール部15bは、軸部15aに巻き取り自在に設けられる。例えば、ロール部15bは、耐火性に優れた布で形成される。
例えば、一対の弾性部15cの各々は、ゴムで形成される。一対の弾性部15cの一方は、軸部15aの一端部に設けられる。一対の弾性部15cの他方は、軸部15aの他端部に設けられる。
軸部15aは、乗場3の出入口の上部に配置される。この状態において、一対の弾性部15cの一方は、三方枠3aの側枠の一方に弾性力を与える。一対の弾性部15cの他方は、三方枠3aの側枠の他方に弾性力を与える。その結果、軸部15aは、三方枠3aの上枠の直下において三方枠3aの一方から他方に渡って配置された状態を維持する。この状態において、ロール部15bは、軸部15aから送り出されたり軸部15aに巻き取られたりする。
次に、図4を用いて、遮蔽維持体16の第1例を説明する。
図4は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の横断面図である。
図4に示されるように、遮蔽維持体16は、乗場3の敷居の溝に設けられた穴に対応した位置に設けられる。遮蔽維持体16において、長手方向の寸法は、乗場3の敷居の穴の長手方向の寸法よりも小さい。遮蔽維持体16において、長手方向の寸法は、乗場3の敷居の穴の短手方向の寸法よりも大きい。
図4の左側に示されるように、遮蔽維持体16は、長手方向を乗場3の敷居の穴の長手方向に合わせて、穴に挿入される。この状態において、図4の右側に示されるように、遮蔽維持体16は捻られる。その結果、遮蔽維持体16の先端部は、下方から乗場3の敷居に引っ掛かる。
次に、図5を用いて、遮蔽維持体16の第2例を説明する。
図5は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の縦断面図である。
図5に示されるように、遮蔽維持体16は、乗場の敷居に設けられた複数の穴に対応した位置に設けられる。遮蔽維持体16の初期状態において、先端部の径の寸法は、対応した穴の短手方向の寸法よりも小さい。
複数の遮蔽維持体16の先端部は、対応した穴に挿入される。この状態において、遮蔽維持体16の図示されない一対の操作部が押される。その結果、遮蔽維持体16の一対の動作部16aは、外側に突き出す。その結果、遮蔽維持体16の一対の動作部16aは、下方から乗場3の敷居に引っ掛かる。
以上で説明した実施の形態1によれば、遮蔽体15は、乗場3の出入口を塞がない状態と乗場3の出入口を塞ぐ状態とを取り得る。このため、エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができる。
また、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞いでいれば、昇降路1の内部において溶接がなされている際に火種が乗場3に飛散することを抑制できる。このため、建築物の壁または床が焼かれることを抑制できる。
また、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞いでいれば、昇降路1の内部において斫りがなされている際にガラが扉13を突き抜けたり乗場3が汚れたりすることを抑制できる。
また、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞いでいれば、昇降路1の内部からの粉塵、ヒューム等が仮囲い本体12の隙間から乗場3に飛散することを抑制できる。
また、連動体17は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞がない状態のときは鍵14が操作を受け付けない状態にする。連動体17は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態のときは鍵14が操作を受け付ける状態にする。作業者等に対する安全性をより高めることができる。
また、遮蔽維持体16は、乗場3の敷居に下方から引っ掛かることで遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態を維持する。このため、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
なお、遮蔽維持体16として、一対の磁石を用いてもよい。この際、ロール部15bの下端部の一側に一対の磁石の一方を設ければよい。ロール部15bの下端部の他側に一対の磁石の他方を設ければよい。この場合、一対の磁石の一方を三方枠3aの側枠の他方に吸着させればよい。一対の磁石の一方を三方枠3aの側枠の一方に吸着させればよい。
また、遮蔽体15として、一対の吸盤を用いてもよい。この際、ロール部15bの下端部の一側に一対の吸盤の一方を設ければよい。ロール部15bの下端部の他側に一対の吸盤の他方を設ければよい。この場合、一対の吸盤の一方を三方枠3aの側枠の一方または乗場3の敷居の一側に吸着させればよい。一対の磁石の一方を三方枠3aの側枠の他方または乗場3の敷居の一側に吸着させればよい。
また、ロール部15bの両側にそれぞれ遮蔽補強体を設けてもよい。三方枠3aに沿った一対の保持体に遮蔽補強体を引っ掛けてもよい。
次に、図6から図9を用いて、仮囲い装置11の第1変形例を説明する。
図6は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形例が適用されるエレベーターの乗場ドアの正面図である。図7は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形例が適用されるエレベーターの乗場の敷居の平面図である。図8は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形の要部を示す横断面図である。図9は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第1変形例の要部を示す正面図である。
図6において、乗場ドア8は、矩形状に形成される。一対のシューは、乗場ドアの下縁部に並んで設けられる。
図7において、乗場3の敷居において、複数の長穴の一部は、図7においては図示されない乗場ドア8が閉じた際にシューの直下となる位置に形成される。
図8において、一対の遮蔽維持体16の各々は、磁石である。一対の遮蔽維持体16は、ロール部15bの両側の縁部にそれぞれ設けられる。一対の遮蔽維持体16は、昇降路1の側から三方枠3aの両側にそれぞれ吸着する。
図9に示されるように、複数の取付フック19は、図9においては図示されない乗場3の敷居における複数の長穴にそれぞれ引っ掛けられる。
以上で説明した第1変形例によれば、一対の遮蔽維持体16と複数の取付フック19とは、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態を維持する。このため、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
次に、図10を用いて、仮囲い装置11の第2変形例を説明する。
図10は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第2変形例の要部を示す横断面図である。
図10において、一対の遮蔽維持体16の各々は、磁石である。一対の遮蔽維持体16は、ロール部15bの両側の縁部にそれぞれ設けられる。一対の遮蔽維持体16は、乗場3の側から三方枠3aの両側にそれぞれ吸着する。
以上で説明した第2変形例によれば、一対の遮蔽維持体16は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態を維持する。このため、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
また、網目状の部材で遮蔽体15を形成してもよい。この場合も、エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができる。
また、蛇腹状の部材で遮蔽体15を形成してもよい。この場合も、エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができる。
また、左右方向に遮蔽体15を移動させることで乗場3の出入口を塞いでもよい。この場合も、エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができる。
次に、図11を用いて、仮囲い装置11の第3変形例を説明する。
図11は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第3変形例の要部を示す横断面図である。
図11に示されるように、遮蔽体15は、三方枠3aの一側に沿って設けられる。ロール部15bは、乗場3の出入口の一側から他側に引き出されることで、乗場3の出入口を塞ぐ。
遮蔽維持体16は、磁石である。遮蔽維持体16は、ロール部15bの先端側の縁部に設けられる。遮蔽維持体16は、乗場3の側から三方枠3aの他側にそれぞれ吸着する。
以上で説明した第3変形例によれば、遮蔽維持体16は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態を維持する。このため、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
次に、図12と図13とを用いて、仮囲い装置11の第4変形例を説明する。
図12は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第4変形例の要部を示す横断面図である。図13は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第4変形例の要部を示す斜視図である。
図12に示されるように、遮蔽体15は、三方枠3aの一側に沿って設けられる。ロール部15bは、乗場3の出入口の一側から他側に引き出されることで、乗場3の出入口を塞ぐ。
図12と図13とに示されるように、遮蔽維持体16は、押付部16bと一対の把持部16cとを備える。押付部16bは、矩形状に形成される。一対の把持部16cの各々は、矩形状に形成される。一対の把持部16cは、押付部16bの両側からそれぞれ直交する方向に突き出す。遮蔽維持体16は、三方枠3aの他側に対して乗場3の側から着脱自在に設けられる。具体的には、押付部16bが三方枠3aの他側の正面の一部に押し付けられると、一対の把持部16cは、三方枠3aの他側の一部を両側から挟み込む。遮蔽体15が乗場3の出入口を塞いだ状態において、遮蔽維持体16は、遮蔽体15の先端側の縁部を挟み込んだ状態で三方枠3aの他側の一部を把持する。遮蔽維持体16は、三方枠3aの他側に対して鉛直方向に並んで三方枠3aの他側の複数個所においてロール部15bを把持する。
以上で説明した第4変形例によれば、遮蔽維持体16は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態を維持する。このため、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
次に、図14から図16を用いて、仮囲い装置11の第5変形例を説明する。
図14と図15とは実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第5変形例の遮蔽維持体を示す斜視図である。図16は実施の形態1におけるエレベーターの仮囲い装置の第5変形例の遮蔽維持体を示す側面図である。
図14と図15とに示されるように、第5変形例の遮蔽維持体16は、第4変形例の遮蔽維持体16の一対の把持部16cのそれぞれに対して複数の切り欠きを設けることで形成される。
図16に示されるように、第5変形例の遮蔽維持体16は、運搬時等においてロール状に巻かれる。第5変形例の遮蔽維持体16は、使用時において図14と図15とに示されるように広げられる。第5変形例の遮蔽維持体16は、一対の把持部16cを弾性変形させながら図14から図16には図示されない三方枠3aの他側を挟み込む。
以上で説明した第5変形例によれば、遮蔽維持体16は、遮蔽体15が乗場3の出入口を塞ぐ状態を維持する。このため、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
また、遮蔽維持体16は、運搬時等においてロール状に巻かれる。このため、運搬時において遮蔽維持体16をコンパクトにまとめることができる。
実施の形態2.
図17は実施の形態2におけるエレベーターの仮囲い装置の要部の縦断面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、補助体18は、遮蔽体15とほぼ同様に形成される。遮蔽体15は、仮囲い本体12の内側に設けられる。補助体18は、遮蔽体15よりも乗場3の側において乗場3の出入口に着脱自在に設けられる。補助体18は、乗場3の出入口を塞がない状態と乗場3の出入口を塞ぐ状態とを取り得る。
以上で説明した実施の形態2によれば、補助体18は、乗場の出入口を塞がない状態と乗場の出入口を塞ぐ状態を取り得る。このため、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
また、網目状の部材で補助体18を形成してもよい。この場合も、エレベーターの工事中において、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
また、蛇腹状の部材で補助体18を形成してもよい。この場合も、エレベーターの工事中において、作業者等に対する安全性をより高めることができる。
また、左右方向に補助体18を移動させることで乗場3の出入口を塞いでもよい。この場合も、エレベーターの工事中において、作業者に対する安全性をより確実に確保することができる。
1 昇降路、 2 機械室、 3 乗場、 3a 三方枠、 4 巻上機、 5 主ロープ、 6 かご、 7 釣合おもり、 8 乗場ドア、 9 かごドア、 10 制御装置、 11 仮囲い装置、 12 仮囲い本体、 13 扉、 14 鍵、 15 遮蔽体、 15a 軸部、 15b ロール部、 15c 弾性部、 16 遮蔽維持体、 16a 動作部、 16b 押付部、 16c 把持部、 17 連動体、 17a 第1操作部、 17b 第2操作部、 17c ワイヤ部、 18 補助体、 19 取付フック

Claims (4)

  1. エレベーターの乗場の出入口を覆う仮囲い本体と、
    乗場ドアが前記乗場の出入口から取り外された状態において、前記仮囲い本体の内側で前記乗場の出入口に着脱自在に設けられ、前記乗場の出入口を塞がない状態と前記乗場の出入口を塞ぐ状態とを取り得る遮蔽体と、
    を備えたエレベーターの仮囲い装置。
  2. 前記仮囲い本体に開閉自在に設けられた扉と、
    前記扉が閉じた状態に維持する鍵と、
    前記遮蔽体が前記乗場の出入口を塞がない状態のときは前記鍵が操作を受け付けない状態にし、前記遮蔽体が前記乗場の出入口を塞ぐ状態のときは前記鍵が操作を受け付ける状態にする連動体と、
    を備えた請求項1に記載のエレベーターの仮囲い装置。
  3. 前記遮蔽体の下部に設けられ、前記遮蔽体が前記乗場の出入口を塞ぐ状態のときに前記乗場の敷居に設けられた穴を貫通して前記乗場の敷居に下方から引っ掛かり、前記遮蔽体が前記乗場の出入口を塞ぐ状態を維持する遮蔽維持体、
    を備えた請求項1または請求項2に記載のエレベーターの仮囲い装置。
  4. 前記乗場ドアが前記乗場の出入口から取り外された状態において、前記仮囲い本体の内側で前記遮蔽体よりも前記乗場の側に設けられ、前記乗場の出入口を塞がない状態と前記乗場の出入口を塞ぐ状態とを取り得る補助体、
    を備えた請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエレベーターの仮囲い装置。
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