JP6325929B2 - エレベーター装置及びエレベーターの乗りかご - Google Patents

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Description

本発明は、ドア装置を備えるエレベーター装置及びエレベーターの乗りかごに関する。
エレベーター装置は、乗客を収容する乗りかごに設けられ、乗客が乗降する乗降口を開閉するドア装置や、建屋に設けられ、エレベーター装置の昇降路への連絡口を開閉するドア装置を有している。
このようなドア装置には、ドアパネルの下端部に、ガイドシューが設けられているものがある。ガイドシューが乗りかご又は建屋の敷居に設けられたガイド溝をスライドすることで、ドアパネルの開閉が、所定の開閉方向に沿って開閉するように、ガイドされる。
特許文献1には、扉(ドアパネル)の下面側に固着した扉補強に、取付板を介して、案内子(ドアシュー)を取り付けたエレベーターが記載されている。
特開平9−86843号公報
しかし、特許文献1に記載されたエレベーターでは、ドアパネルは薄板状に形成されており、また、ドアパネルの補強部材である扉補強の大きさが比較的小さいので、ドアパネルの強度が十分でない。このため、ドアシューがガイド溝内を移動するときにガイド溝を区画する敷居の周壁に接触するなどして力を受けると、力が取付板及び補強部材を介してドアパネルに伝わり、ドアパネルが変形してしまう。ドアパネルが変形すると、取付板及び補強部材の位置がずれ、これらに取り付けられているドアシューの位置がずれたり、補強部材及び取付板がドアパネルから外れて、ドアシューがドアパネルから外れてしまったりする可能性がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ドアシューの位置がずれたり、ドアシューが外れたりすることを防止できるエレベーターの乗りかご及びエレベーター装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のエレベーター装置は、板状部材によって形成され、開閉可能に設けられたドアパネルと、ドアパネルを補強する板状の補強部材と、ドアパネルの下部に設けられ、ドアシューを支持するドアシューブラケットと、を備えたドア装置を備えるエレベーター装置であって、ドアパネルは、ドアパネルを形成する板状部材の先端を対向面を有するように折り曲げて形成した折曲部を有し、補強部材は、対向面と平行になるように折曲部に取り付られ、ドアシューブラケットは、折曲部及び補強部材に固定され、ドアパネルは、開閉方向に沿って延在する一方の面と他方の面を有する平板部を有し、折曲部は、ドアパネルを形成する板状部材の開閉方向の両端部を平板部の一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が平板部の開閉方向の端部と連続する2つの第1側方折曲部と、2つの第1側方折曲部の他端部を、開閉方向に沿って互いに近づくように折り曲げて形成され、平板部の一方の面と対向する側方対向面を有する2つの第2側方折曲部と、ドアパネルを形成する板状部材の下端部を平板部の一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が平板部の下端部に連続する第1下方折曲部と、第1下方折曲部の他端部を上方に折り曲げて形成され、平板部の一方の面と対向する下方対向面を有する第2下方折曲部と、を有し、補強部材の開閉方向の両端部は、側方対向面に接触し、第2側方折曲部に固定され、補強部材の下端部は、下方対向面に接触し、第2下方折曲部に固定され、ドアシューブラケットは、第2下方折曲部の下方対向面と反対の面側に固定され、補強部材は、補強部材の下部を平板部の一方の面側に近づくように折り曲げて形成した補強折曲部と、補強折曲部の下方に設けられ、下方対向面と接触する補強下部を有し、ドアシューブラケット、第2下方折曲部及び補強下部には、ボルトを挿通する挿通孔が形成され、ドアシューブラケット、第2下方折曲部及び補強下部は、ドアシューブラケット、第2下方折曲部及び補強下部の挿通孔を挿通するボルトによって固定され、下方対向面と平板部の一方の面との間の距離は、平板部の一方の面と側方対向面との間の距離よりも短く設定されている。
また、本発明のエレベーターの乗りかごは、乗客を収容するかご室と、かご室に設けられ乗客が乗降する乗降口と、乗降口を開閉するドア装置と、を備えるエレベーターの乗りかごであって、ドア装置は、板状部材によって形成され、開閉可能に設けられたドアパネルと、ドアパネルを補強する板状の補強部材と、ドアパネルの下部に設けられ、ドアシューを支持するドアシューブラケットと、を備える。また、ドアパネルは、ドアパネルを形成する板状部材の先端を対向面を有するように折り曲げて形成した折曲部を有し、補強部材は、対向面と平行になるように折曲部に取り付けられ、ドアシューブラケットは、折曲部及び補強部材に固定され、開閉方向に沿って延在する一方の面と他方の面を有する平板部を有し、折曲部は、ドアパネルを形成する板状部材の開閉方向の両端部を平板部の一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が平板部の開閉方向の端部と連続する2つの第1側方折曲部と、2つの第1側方折曲部の他端部を、開閉方向に沿って互いに近づくように折り曲げて形成され、平板部の一方の面と対向する側方対向面を有する2つの第2側方折曲部と、ドアパネルを形成する板状部材の下端部を平板部の一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が平板部の下端部に連続する第1下方折曲部と、第1下方折曲部の他端部を上方に折り曲げて形成され、平板部の一方の面と対向する下方対向面を有する第2下方折曲部と、を有し、補強部材の開閉方向の両端部は、側方対向面に接触し、第2側方折曲部に固定され、補強部材の下端部は、下方対向面に接触し、第2下方折曲部に固定され、ドアシューブラケットは、第2下方折曲部の下方対向面と反対の面側に固定され、補強部材は、補強部材の下部を平板部の一方の面側に近づくように折り曲げて形成した補強折曲部と、補強折曲部の下方に設けられ、下方対向面と接触する補強下部を有し、ドアシューブラケット、第2下方折曲部及び補強下部には、ボルトを挿通する挿通孔が形成され、ドアシューブラケット、第2下方折曲部及び補強下部は、ドアシューブラケット、第2下方折曲部及び補強下部の挿通孔を挿通するボルトによって固定され、下方対向面と平板部の一方の面との間の距離は、平板部の一方の面と側方対向面との間の距離よりも短く設定されている。
本発明によれば、ドアシューの位置がずれたり、ドアシューが外れたりすることを防止できる。
本発明の第1の実施形態に係るエレベーター装置の模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るドア装置の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るドアパネル組み立て体の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るドアパネル組み立て体の斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るドアパネル組み立て体の正面図である。 図6のB−B線断面図である。 変形例に係るエレベーター装置を説明する図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る乗りかご4及び乗りかご4を備えるエレベーター装置1について、図1〜図5を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
<エレベーター装置の構成の概要>
まず、図1を参照して、エレベーター装置1の構成の概要について説明する。図1は、第1の実施形態に係るエレベーター装置1の模式図である。
図1に示すように、本実施形態のエレベーター装置1は、機械室が設けられていない、いわゆる機械室レスエレベーターである。
エレベーター装置1は、建屋に形成された昇降路3内を昇降可能な乗りかご4と、つり合いおもり5と、これら両者を吊持するロープ6と、ロープ6が巻き掛けられた巻上機7を備えている。なお、以下の説明において、昇降路3の底面を形成する昇降路底面2と水平な水平面上における一方向をX方向とし、同水平面上のX方向に直交する方向をY方向とする。また、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向(上下方向)とする。
巻上機7は、昇降路3内に配置され、ロープ6を駆動して、乗りかご4及び釣り合いおもり5を昇降路3内で昇降させる。
乗りかご4は、かご枠8と、かご室9と、ドア装置10を有している。かご室9は、箱状に形成され、内部に乗客を収容する。かご枠8は、かご室9を囲む略四角枠状の部材である。
かご室9は、床を形成する略平板状の床部91と、床部91に対し上下方向に対向し、天井を形成する略平板状の天井部92と、を有している。また、かご室9は、床部91の周囲に立設されている略平板状の側壁部93a,93b,93c,93d(側壁部93bについては図示を省略する)を有している。側壁部93a,93bは、Y方向に互いに対向している。側壁部93c,93dは、X方向に互いに対向している。側壁部93a,93b,93c,93dは、一面(かご室9の室内側の面)を意匠面とする鋼板で構成されている。側壁部93aには、乗客が乗降する乗降口11が設けられている。ドア装置10は、乗降口11を開閉する。
次に、図2を参照して、ドア装置10の詳細な構成について説明する。図2は、ドア装置10の正面図である。
ドア装置10は、2つのドアパネル組み立て体12R,12Lと、レール枠14と、敷居15と、モータ(図示省略)と、を有している。ドアパネル組み立て体12R,12Lは、略矩形板状の部材であり、上端部にハンガー13が設けられている。ハンガー13は、2つのハンガーローラ16を有している。また、ドア組み立て体12R,12Lの下端部には、ドアシュー17が設けられている。
レール枠14は、側壁部93a(図1参照)の上部に固定され、ドアレール18を有している。ドアレール18には、ハンガーローラ16が連結されている。モータが、ハンガーローラ16を駆動してドアレール18上を移動させることで、ドアパネル組み立て体12R,12Lが、X方向と平行の開閉方向に移動可能となっている。なお、以下の説明において、ドアパネル組み立て体12R,12Lの開閉方向を、単に「開閉方向」と称する場合がある。
敷居15は、かご床91(図1参照)に設けられており、ドアパネル組み立て体12R,12Lの開閉方向と平行に形成されたガイド溝(図示省略)を有している。ドアパネル組み立て体12R,12Lのドアシュー17は、ガイド溝内に収容される。これによって、ドアパネル組み立て体12R,12Lが移動する際に、ドアパネル組み立て体12R,12Lの下部が開閉方向に沿って移動するように、ドアパネル組み立て体12R,12Lの下部がガイドされる。なお、ドアパネル組み立て体12R,12Lのその他の構成については、後述する。
<ドアパネル組み立て体>
次に、図3〜図5を参照して、ドアパネル組み立て体12R,12Lの詳細な構成について説明する。図3は、ドア装置10のドアパネル組み立て体12Rの正面図である。図4は、ドアパネル組み立て体12Rの斜視図である。図5は、図3のA−A線断面図である。なお、図2における左側に配置されているドアパネル組み立て体12Lと、図2における右側に配置されているドアパネル組み立て体12Rは、略左右対称の構成であるため、以下の説明では、右側に配置されているドアパネル組み立て体12Rについてのみ説明し、左側に配置されているドアパネル組み立て体12Lの説明は省略する。
図3〜図5に示すように、ドアパネル組み立て体12Rは、ドアパネル20と、補強部材40と、ドアシューブラケット50と、ドアシュー17と、を有している。
<ドアパネル>
ドアパネル20は、略矩形板状の板状部材21で形成され、長手方向が上下方向(Z方向)に平行に、且つ、短手方向が開閉方向に平行になるように配置されている。ドアパネル20は、平板部22と、2つの第1側方折曲部23R,23Lと、2つの第2側方折曲部24R,24Lと、第1下方折曲部25と、第2下方折曲部26と、を有している。
平板部22は、板状部材21の開閉方向の略中央部に形成され、開閉方向に沿って延在する一方の平面22a及び他方の平面22b(図5参照)を有している。一方の平面22aは、他方の平面22bよりも乗りかご4の外側に配置されている。他方の平面22bは、一方の平面22aよりも乗りかご4の中心側に配置され、意匠が施されており、かご室9内の乗客が視認可能な、いわゆる意匠面を形成している。
2つの第1側方折曲部23R,23Lは、板状部材21の開閉方向の両端部をY方向に沿って平板部22の一方の平面22a側、すなわち乗りかご4の外側に折り曲げて形成されている。図3における右側に第1側方折曲部23Rが配置され、左側に第1側方折曲部23Lが配置されている。第1側方折曲部23R,23Lは、X方向に直交する一方の平面と他方の平面を有している。また、第1側方折曲部23R,23Lの一端部は、平板部22の開閉方向の両端部に連続している。
第2側方折曲部24R,24Lは、第1側方折曲部23R,23Lの他端部を、開閉方向に沿って互いに近づくように折り曲げて形成されている。なお、第2側方折曲部24Rと第2側方折曲部24Lの構成は、略左右対称であるため、以下の説明では第2側方折曲部24Lについてのみ説明し、第2側方折曲部24Rについては、第2側方折曲部24Lと共通する構成に同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、第2側方折曲部24Lは、Y方向に対向する一方の平面24aと他方の平面24bを有している。第2側方折曲部の他方の平面24bは、平板部22の一方の平面22aとY方向に対向する側方対向面24cを形成している。
また、図3及び図4に示すように、第2側方折曲部24Lの下端部には、第2側方折曲部24Lの先端部を略矩形状に切り欠いて形成した切欠き部27が形成されている。したがって、第2側方折曲部24Lにおける下端部の開閉方向の長さは、第2側方折曲部24Lにおける他の部分の開閉方向の長さに比べて、短く設定されている。
また、第2側方折曲部24Lには、補強部材40を固定するためのリベット60を挿通する2つの挿通孔28(図5参照)が上下方向に所定の距離を空けて形成されている。
図5に示すように、第1下方折曲部25は、板状部材21の下端部をY方向に沿って、平板部22の一方の平面22a側、すなわち乗りかご4の外側に折り曲げて形成されている。第1下方折曲部25は、Z方向に対向する上面25aと下面25bとを有している。
第2下方折曲部26は、第1下方折曲部25の先端部をZ方向に沿って上方に折り曲げて形成されている。第2下方折曲部26は、Y方向に直交する一方の平面26aと他方の平面26bを有している。第2下方折曲部26の他方の平面26bは、平板部22の一方の平面22aと、Y方向に対向する下方対向面26cを形成している。Y方向における下方対向面26cと平板部22の一方の平面22aとの間の距離D1は、Y方向における側方対向面24cと平板部22の一方の平面22aとの間の距離D2よりも短く設定されている。具体的には、距離D1は、下方対向面26cの反対の面である一方の平面26aに接触するドアシューブラケット50の後述のブラケット上部51の厚みとドアシューブラケット50を固定するためのボルト61の頭部の厚みを合わせた厚み分だけ距離D2よりも短く設定されている。
また、第2下方折曲部26の開閉方向の両端部の上部には、補強部材40を固定するためのリベット60を挿通する挿通孔29(図5参照)が形成されている。また、図3及び図4に示すように、第1下方折曲部25及び第2下方折曲部26の開閉方向の長さは、平板部22の開閉方向の長さよりも短く設定されている。また、第2下方折曲部26の形成時において、第2下方折曲部26の開閉方向の両端部は、第2側方折曲部24R,24Lの下端部に形成された切欠き部27の間を通過し、第2側方折曲部24R,24Lの下端部と接触しない。
また、第2下方折曲部26の開閉方向の上下方向の略中央部には、開閉方向に所定の距離を空けて、ドアシューブラケット50を固定するボルト61を挿通するための2つのボルト挿通孔30(図5参照)が形成されている。
<補強部材>
図5に示すように、補強部材40は、ドアパネル20を形成する板状部材21よりも板厚が厚く、強度の高い略矩形板状の板状部材で形成されている。図3〜図5に示すように、補強部材40は、長手方向が上下方向(Z方向)に平行に、且つ、短手方向が開閉方向に平行になるように配置されている。また、補強部材40は、ドアパネル20の内側に配置され、ドアパネル20の略中央部から下部を補強する。
図3〜図5に示すように、補強部材40の下部には、ドアパネル20の平板部22側に近づくように折曲して下方に延びる補強折曲部41が形成されている。補強部材40における補強折曲部41の上方には、補強上部42が形成されている。補強上部42は、Y方向に直交する一方の平面42aと他方の平面42bを有している。補強上部42の他方の平面42bは、平板部22の一方の平面22aとY方向に対向し、且つ、平板部22の一方の平面22aと平行に延在している。補強上部42の下端部が補強折曲部41の上端部と連続している。
また、補強上部42の開閉方向の両端部には、リベット60を挿通する2つの挿通孔43(図5参照)が上下方向に所定の距離を空けて形成されている。この挿通孔43は、第2側方折曲部24R,24Lに形成されている挿通孔28と連通している。
また、補強上部42の開閉方向の両端部における一方の平面42aは、側方対向面24cに接触する側方接触面42cを形成する。
補強部材40における補強折曲部41の下方には、Z方向に平行となるように折曲して下方に延びる補強下部44が形成されている。補強下部44は、補強上部42よりも平板部22に接近するように形成されている。補強下部44の上端部が補強折曲部41の下端部と連続している。
また、補強下部44は、Y方向に直交する一方の平面44aと他方の平面44bを有している。補強下部44の他方の平面44bは、平板部22の一方の平面22aとY方向に対向し、且つ、平板部22の一方の平面22aと平行に延在している。また、補強下部44の開閉方向の両端部には、リベット60を挿通する2つの挿通孔45(図5参照)が所定の距離を空けて形成されている。この挿通孔45は、第2下方折曲部26に形成されている挿通孔29と連通している。
また、補強下部44には、開閉方向に所定の距離を空けて、ドアシューブラケット50を固定するボルト61を挿通するための2つのボルト挿通孔46(図5参照)が形成されている。このボルト挿通孔46は、タップを用いて形成され、ボルト挿通孔46を囲む周面には、ねじ山が形成されている。またこのボルト挿通孔46は、第2下方折曲部26に形成されているボルト挿通孔30と連通している。
また、補強下部44の一方の平面44aは、下方対向面26cに接触する下方接触面44cを形成する。
<ドアシューブラケット及びドアシュー>
図3〜図5に示すように、ドアシューブラケット50は、略矩形板状の板状部材で形成され、長手方向がX方向に平行に、且つ、短手方向がZ方向に平行になるように配置されている。
ドアシューブラケット50の上部には、ブラケット上部51が形成されている。ブラケット上部51は、Y方向に直交する一方の平面51aと他方の平面51bを有している。ブラケット上部51の他方の平面51bは、第2下方折曲部26の一方の平面26aと接触している。ブラケット上部51には、開閉方向に所定の距離を空けて、ドアシューブラケット50を固定するボルト61を挿通するための2つのボルト挿通孔52(図5参照)が形成されている。ボルト挿通孔52は、第2下方折曲部26に形成されているボルト挿通孔30及び補強下部44に形成されているボルト挿通孔46と連通している。
ドアシューブラケット50におけるブラケット上部51の下方には、Y方向に沿って平板部22に向かって折曲し、すなわち乗りかご4の内側へ折曲しており、Z方向に直交する上面53aと下面53bとを有するブラケット折曲部53が形成さている。ブラケット折曲部53のY方向の一端部がブラケット上部51の下端部と連続している。ブラケット折曲部53の上面53aが第1下方折曲部25の下面25bと接触している。
ドアシューブラケット50のブラケット折曲部53におけるY方向の他端部側の下方には、Z方向に沿って折曲し下方へ延びるブラケット下部54が形成されている。ブラケット下部54は、Y方向に直交する一方の平面と他方の平面を有している。ブラケット下部54の下部には、ドアシュー17が設けられている。
ドアシュー17は、横長の略直方体状の弾性部材(例えばゴム)で形成されており、表面にはテフロン(登録商標)加工が施されている。ドアシュー17は、ブラケット下部54の下部に開閉方向の所定の距離を空けて2つ設けられている。ドアシュー17は、長手方向が開閉方向と平行に、且つ、短手方向がZ方向に平行になるように配置されている。ドアシュー17には、開閉方向に沿って延びる嵌合溝17a(図5参照)が形成されており、この嵌合溝17aにブラケット下部54の下部が嵌合することによって、ドアシュー17がブラケット下部54に固定されている。
<ドアパネル組み立て体の組み立て>
次に、図5を参照して、ドアパネル組み立て体12R,12Lの組み立てについて説明する。まず、ドアパネル20の平板部22と第2側方折曲部24R,24Lとの間に、補強部材40を介在させる。次に、補強上部42の開閉方向の両端部における側方接触面42cを第2側方折曲部24R,24Lの側方対向面24cに接触させ、補強上部42に形成されている挿通孔43と第2側方折曲部24R,24Lに形成されている挿通孔28とを連通させる。また、補強下部44の下方接触面44cを第2下方折曲部26の下方対向面26cに接触させ、補強下部44に形成されている挿通孔45と第2下方折曲部26に形成されている挿通孔29とを連通させる。次に、連通したこれら挿入孔にリベット60を挿通し、補強上部42の開閉方向の両端部を第2側方折曲部24R,24Lに固定し、また、補強下部44を第2下方折曲部26に固定して、ドアパネル20と補強部材40とを固定する。
次に、ドアシューブラケット50の下部をドアシュー17の嵌合溝17aに嵌合させる。次に、補強部材40が固定されたドアパネル20にドアシュー17を嵌合させたドアシューブラケット50を固定する。具体的には、ドアシューブラケット50のブラケット上部51の他方の平面51bを第2下方折曲部26の一方の平面26aに接触させ、ブラケット上部51に形成されているボルト挿通孔52と、第2下方折曲部26に形成されているボルト挿通孔30及び補強下部44に形成されているボルト挿通孔46とを連通させる。また、ブラケット折曲部53の上面53aと第1下方折曲部25の下面25bとを接触させる。そして、連通したこれらボルト挿通孔にボルト61を挿通させ、ボルト61に形成されているねじ山と補強下部44のボルト挿通孔46を囲む周面に形成されているねじ山とを螺合させる。これによって、ブラケット上部51、第2下方折曲部26及び補強下部44が固定され、すなわち、ドアシューブラケット50とドアパネル20及び補強部材40が固定され、ドアパネル組み立て体12R,12Lが組み立てられる。
<作用>
本実施形態のエレベーター装置1の乗りかご4におけるドア装置10は、ドアパネル20を形成する板状部材21の先端を折り曲げて形成した第2側方折曲部24R,24L及び第2下方折曲部26を有している。また、第2側方折曲部24R,24Lは、ドアパネル20が、互いに対向する対向面である平板部22の一方の平面22aと側方対向面24cを有するように、形成されている。また、第2下方折曲部26は、ドアパネル20が、互いに対向する対向面である平板部22の一方の平面22aと下方対向面26cを有するように、形成されている。また、補強部材40が、これらの対向面(一方の平面22a、側方対向面24c、下方対向面26c)と平行になるように、第2側方折曲部24R,24L及び第2下方折曲部26に取り付けられている。
具体的には、補強上部42の開閉方向の両端部が第2側方折曲部24R,24Lに固定され、また、補強下部44が第2下方折曲部26に固定され、補強部材40がドアパネル20に取り付けられている。したがって、ドアパネル20と補強部材40によって、略箱状の構造体(図5参照)が形成される。そして、ドアシューブラケット50がこの略箱状の構造体を構成するドアパネル20及び補強部材40に固定される。ドアパネル20は、補強部材40と略箱状の構造体を形成しているため、単に平板状のドアパネルを補強部材で補強する場合に比べ強度が高い。したがって、ドアパネル20の変形を抑制することができる。このため、ドアパネル20の変形によってドアシューブラケット50の位置がずれたり、ドアシューブラケット50が外れたりすることを防止することができる。すなわち、ドアシュー17の位置がずれたり、ドアシュー17が外れたりすることを防止することができる(第1の作用)。
また、ブラケット上部51、第2下方折曲部26及び補強下部44が、ブラケット上部51、第2下方折曲部26及び補強下部44に形成されているボルト挿通孔52、30,46を挿通させたボルトによって固定されている(図5参照)。すなわち、ドアシューブラケット50は、ドアパネル20だけでなく補強部材40にも結合固定されている。したがって、ドアシューブラケット50を、ドアパネル20のみに結合固定する場合に比べて、ドアシューブラケット50をしっかりと結合固定できる。このため、ドアシューブラケット50の位置がずれたり、ドアシューブラケット50が外れたりすることを防止することができる。すなわち、ドアシュー17の位置がずれたり、ドアシュー17が外れたりすることを防止することができる(第2の作用)。
また、補強部材40は、ドアパネル20を形成する板状部材21よりも板厚が厚い板状部材で形成されている。したがって、ボルト挿通孔46を囲む周面に、タップを用いてねじ山を容易に形成できる。このため、ドアシューブラケット50を、ドアパネル20及び補強部材40に結合固定するための加工を容易に行うことができる(第3の作用)。
また、Y方向における下方対向面26cと平板部22の一方の平面22aとの間の距離D1は、Y方向における側方対向面24cと平板部22の一方の平面22aとの間の距離D2よりも短く設定されている(図5参照)。具体的には、距離D1は、下方対向面26cの反対の面である一方の平面26aに接触するブラケット上部51の厚み及びドアシューブラケット50を固定するためのボルト61の頭部の厚み分距離D2よりも短く設定されている。したがって、ドアシューブラケット50を固定するためのボルト61の頭部が第2側方折曲部24R,24Lの一方の平面24aよりも乗りかご4の外側に突出することを防止できる(第4の作用)。また、第2下方折曲部26と補強下部44とを固定するためのリベット60が第2側方折曲部24R,24Lの一方の平面24aよりも乗りかご4の外側に突出することを防止できる(第5の作用)。
また、ドアシューブラケット50がボルト61によってドアパネル20及び補強部材40に固定されている。このため、摩耗したドアシュー17を交換する際、ボルト61を取り外して、ドアシューブラケット50のみをドアパネル20及び補強部材40から取り外せばよい。すなわち、ドアシュー17の交換時に、2つのドアパネル組み立て体12R,12L全体を取り外して分解する必要がないので、手間を省くことができる(第6の作用)。
<第2の実施形態>
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る乗りかご104及び乗りかご104を備えるエレベーター装置101について、図6を参照して説明する。図6は、第2の実施形態に係る後述のドアパネル組み立て体112Rの正面図である。図7は、図6のB−B線断面図である。
なお、第2の実施形態に係る乗りかご104及びエレベーター装置101と、第1の実施形態に係る乗りかご4及びエレベーター装置1とは、後述のドアパネル組み立て体112R,112Lと、ドアパネル組み立て体12R,12Lの構成のみ異なる。また、ドアパネル組み立て体112R,112Lは、略左右対称の構成のため、以下の説明では、ドアパネル組み立て体112Rについてのみ説明を行い、その他の説明は省略する。
また、ドアパネル組み立て体112Rの後述の第1下方折曲部125及び第2下方折曲部126の構成及び補強部材140の構成が、第1の実施形態のドアパネル組み立て体12Rの構成とは異なる。したがって、以下の説明では、ドアパネル組み立て体112Rを構成する部材において、第1の実施形態におけるドアパネル組み立て体12Rと共通する部材については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
<ドアパネル>
図6及び図7に示すように、ドアパネル120は、略矩形板状の板状部材121で形成され、長手方向が上下方向(Z方向)に平行に、且つ、短手方向が開閉方向に平行になるように配置されている。ドアパネル120は、平板部122と、2つの第1側方折曲部123R,123Lと、2つの第2側方折曲部124R,124L、第1下方折曲部125と、第2下方折曲部126と、を有している。なお、平板部122、2つの第1側方折曲部123R,123L及び2つの第2側方折曲部124R,124Lは、各々、第1の実施形態における平板部22、第1側方折曲部23R,23L及び第2側方折曲部24R,24Lと同様の構成のため、その説明を省略する。
図7に示すように、第1下方折曲部125は、板状部材121の下端部をY方向に沿って、平板部122の一方の平面122a側、すなわち乗りかご4の外側に折り曲げて形成されている。第1下方折曲部125は、Z方向に対向する上面125aと下面125bとを有している。
第2下方折曲部126は、第1下方折曲部125の先端部をZ方向に沿って上方に折り曲げて形成されている。第2下方折曲部126は、Y方向に直交する一方の平面126aと他方の平面126bを有している。第2下方折曲部126の他方の平面126bは、平板部122の一方の平面122aと、Y方向に対向する下方対向面126cを形成している。本実施形態におけるY方向における下方対向面126cと平板部122の一方の平面122aとの間の距離D3は、Y方向における側方対向面124cと平板部122の一方の平面122aとの間の距離D4と等しくなるように設定されている。
また、図6に示すように、第2下方折曲部126の開閉方向の両端部は、第2側方折曲部124R,124Lの下端部に形成された切欠き部127の内側に配置される。第2下方折曲部126の開閉方向の両端部が第2側方折曲部124R,124Lの下端部に接触しないように、第1下方折曲部125及び第2下方折曲126部の開閉方向の長さは、平板部122の開閉方向の長さよりも短く設定されている。
また、第2下方折曲部126の開閉方向の上下方向の略中央部には、開閉方向に所定の距離を空けて、ドアシューブラケット50を固定するボルト61を挿通するための2つのボルト挿通孔130(図7参照)が形成されている。
<補強部材>
図6及び図7に示すように、補強部材140は、ドアパネル120を形成する板状部材121よりも板厚が厚く、強度の高い略矩形板状の板状部材で形成されている。補強部材140は、長手方向が上下方向(Z方向)に平行に、且つ、短手方向が開閉方向に平行になるように配置されている。また、補強部材140は、ドアパネル120の内側に配置され、ドアパネル120の略中央部から下部を補強する。本実施形態における補強部材140には、第1の実施形態における補強部材40とは異なり補強折曲部41が形成されていない。
また、補強部材140は、Y方向に直交する一方の平面140aと他方の平面140bを有している。補強部材140の他方の平面140bは、平板部122の一方の平面122aとY方向に対向し、且つ、平板部122の一方の平面122aと平行に延在している。
また、補強部材140の開閉方向の両端部には、リベット60を挿通する2つの挿通孔143(図7参照)が上下方向に所定の距離を空けて形成されている。この挿通孔143は、第2側方折曲部124R,124Lに形成されている挿通孔128と連通している。
また、補強部材140の開閉方向の両端部における一方の平面140aは、側方対向面124cに接触する側方接触面140cを形成する。
また、補強部材140の下部には、開閉方向に所定の距離を空けて、ドアシューブラケット50を固定するボルト61を挿通するための2つのボルト挿通孔146(図7参照)が形成されている。このボルト挿通孔146は、タップを用いて形成され、ボルト挿通孔146を囲む周面には、ねじ山が形成されている。またこのボルト挿通孔146は、第2下方折曲部126に形成されているボルト挿通孔130と連通している。
また、補強部材140の下部における一方の平面140aは、下方対向面126cに接触する下方接触面140dを形成する。
<ドアパネル組み立て体の組み立て>
次に、図7を参照して、ドアパネル組み立て体112R,112Lの組み立てについて説明する。まず、ドアパネル120の平板部122と第2側方折曲部124R,124Lとの間に、補強部材140を介在させる。次に、補強部材140の開閉方向の両端部における側方接触面140cを第2側方折曲部124R,124Lの側方対向面124cに接触させ、補強部材140に形成されている挿通孔143と第2側方折曲部124R,124Lに形成されている挿通孔128とを連通させる。また、補強部材140の下方接触面140d(図7参照)を第2下方折曲部126の下方対向面126cに接触させる。次に、連通したこれら挿入孔にリベット60を挿通し、補強部材140の開閉方向の両端部を第2側方折曲部124R,124Lに固定し、また、補強部材140を第2下方折曲部126に固定して、ドアパネル120と補強部材140とを固定する。
次に、ドアシューブラケット50の下部をドアシュー17の嵌合溝17aに嵌合させる。次に、補強部材140が固定されたドアパネル120にドアシュー17を嵌合させたドアシューブラケット50を固定する。具体的には、ドアシューブラケット50のブラケット上部51の他方の平面51bを第2下方折曲部126の一方の平面126aに接触させ、ブラケット上部51に形成されているボルト挿通孔52と、第2下方折曲部126に形成されているボルト挿通孔130及び補強部材140に形成されているボルト挿通孔146とを連通させる。また、ブラケット折曲部53の上面53aと第1下方折曲部125の下面125bとを接触させる。そして、連通したこれらボルト挿通孔にボルト61を挿通させ、ボルト61に形成されているねじ山と補強部材140のボルト挿通孔146を囲む周面に形成されているねじ山とを螺合させる。これによって、ブラケット上部51、第2下方折曲部126及び補強下部144が固定され、すなわち、ドアシューブラケット50とドアパネル120及び補強部材140が固定され、ドアパネル組み立て体112R,112Lが組み立てられる。
<作用>
本実施形態のエレベーター装置101の乗りかご104におけるドア装置110では、上述の第1の実施形態における第1〜第4の作用及び第6の作用を奏することができる。
また、補強部材140を折曲する作業を省略することができるので、第1の実施形態における乗りかご4に比べて、乗りかご104の製造工程を簡略化することができる。また、第2下方折曲部126と補強部材140とをリベット60で固定することを省略したため、さらに乗りかご104の製造工程を簡略化することができる。
<変形例>
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、第1の実施形態及び第2の実施形態では、いわゆる機械室レスのエレベーター装置に本発明を適用した例を説明したが、図8に示すような機械室262を有しているエレベーター装置201に本発明を適用してもよい。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態では、乗りかご4,104が備えるドア装置10,110に本発明を適用した例を説明したが、図8に示すような建屋Hに設けられ、エレベーター装置201の昇降路203への連絡口を開閉するドア装置210に本発明を適用してもよい。
1…エレベーター装置、 4…乗りかご、 9…かご室、 10…ドア装置、 11…乗降口、 12R,12L…ドア組み立て体、 13…ハンガー、 14…レール枠、 15…敷居、 16…ハンガーローラ、 17…ドアシュー、 17a…嵌合溝、 18…ドアレール、 20…ドアパネル、 21…板状部材、 22…平板部、 23R,23L…第1側方折曲部、 24R,24L…第2側方折曲部、 24c…側方対向面、 24R,24L…第2側方折曲部、 25…第1下方折曲部、 26…第2下方折曲部、 26c…下方対向面、 27…切欠き部、 40…補強部材、 41…補強折曲部、 42…補強上部、 42c…側方接触面、 44…補強下部、 44c…下方接触面、 50…ドアシューブラケット、 51…ブラケット上部、 53…ブラケット折曲部、 54…ブラケット下部、 60…リベット、 61…ボルト、 93a 側壁部

Claims (2)

  1. 板状部材によって形成され、開閉可能に設けられたドアパネルと、
    前記ドアパネルを補強する板状の補強部材と、
    前記ドアパネルの下部に設けられ、ドアシューを支持するドアシューブラケットと、を備えたドア装置を備えるエレベーター装置であって、
    前記ドアパネルは、前記ドアパネルを形成する前記板状部材の先端を対向面を有するように折り曲げて形成した折曲部を有し、
    前記補強部材は、前記対向面と平行になるように前記折曲部に取り付けられ
    前記ドアシューブラケットは、前記折曲部及び前記補強部材に固定され、
    前記ドアパネルは、開閉方向に沿って延在する一方の面と他方の面を有する平板部を有し、
    前記折曲部は、前記ドアパネルを形成する前記板状部材の前記開閉方向の両端部を前記平板部の一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が前記平板部の前記開閉方向の端部と連続する2つの第1側方折曲部と、
    前記2つの第1側方折曲部の他端部を、前記開閉方向に沿って互いに近づくように折り曲げて形成され、前記平板部の前記一方の面と対向する側方対向面を有する2つの第2側方折曲部と、
    前記ドアパネルを形成する板状部材の下端部を前記平板部の前記一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が前記平板部の下端部に連続する第1下方折曲部と、
    前記第1下方折曲部の他端部を上方に折り曲げて形成され、前記平板部の前記一方の面と対向する下方対向面を有する第2下方折曲部と、を有し、
    前記補強部材の前記開閉方向の両端部は、前記側方対向面に接触し、前記第2側方折曲部に固定され、
    前記補強部材の下端部は、前記下方対向面に接触し、前記第2下方折曲部に固定され、
    前記ドアシューブラケットは、前記第2下方折曲部の前記下方対向面と反対の面側に固定され、
    前記補強部材は、前記補強部材の下部を前記平板部の一方の面側に近づくように折り曲げて形成した補強折曲部と、前記補強折曲部の下方に設けられ、前記下方対向面と接触する補強下部を有し、
    前記ドアシューブラケット、前記第2下方折曲部及び前記補強下部には、ボルトを挿通する挿通孔が形成され、
    前記ドアシューブラケット、前記第2下方折曲部及び前記補強下部は、前記ドアシューブラケット、前記第2下方折曲部及び前記補強下部の前記挿通孔を挿通するボルトによって固定され、
    前記下方対向面と前記平板部の一方の面との間の距離は、前記平板部の一方の面と前記側方対向面との間の距離よりも短く設定されている
    レベーター装置。
  2. 乗客を収容するかご室と、前記かご室に設けられ乗客が乗降する乗降口と、前記乗降口を開閉するドア装置と、を備えるエレベーターの乗りかごであって、
    前記ドア装置は、
    板状部材によって形成され、開閉可能に設けられたドアパネルと、
    前記ドアパネルを補強する板状の補強部材と、
    前記ドアパネルの下部に設けられ、ドアシューを支持するドアシューブラケットと、を備え、
    前記ドアパネルは、前記ドアパネルを形成する前記板状部材の先端を対向面を有するように折り曲げて形成した折曲部を有し、
    前記補強部材は、前記対向面と平行になるように前記折曲部に取り付けられ
    前記ドアシューブラケットは、前記折曲部及び前記補強部材に固定され、
    前記ドアパネルは、開閉方向に沿って延在する一方の面と他方の面を有する平板部を有し、
    前記折曲部は、前記ドアパネルを形成する前記板状部材の前記開閉方向の両端部を前記平板部の一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が前記平板部の前記開閉方向の端部と連続する2つの第1側方折曲部と、
    前記2つの第1側方折曲部の他端部を、前記開閉方向に沿って互いに近づくように折り曲げて形成され、前記平板部の前記一方の面と対向する側方対向面を有する2つの第2側方折曲部と、
    前記ドアパネルを形成する板状部材の下端部を前記平板部の前記一方の面側に折り曲げて形成され、一端部が前記平板部の下端部に連続する第1下方折曲部と、
    前記第1下方折曲部の他端部を上方に折り曲げて形成され、前記平板部の前記一方の面と対向する下方対向面を有する第2下方折曲部と、を有し、
    前記補強部材の前記開閉方向の両端部は、前記側方対向面に接触し、前記第2側方折曲部に固定され、
    前記補強部材の下端部は、前記下方対向面に接触し、前記第2下方折曲部に固定され、
    前記ドアシューブラケットは、前記第2下方折曲部の前記下方対向面と反対の面側に固定され、
    前記補強部材は、前記補強部材の下部を前記平板部の一方の面側に近づくように折り曲げて形成した補強折曲部と、前記補強折曲部の下方に設けられ、前記下方対向面と接触する補強下部を有し、
    前記ドアシューブラケット、前記第2下方折曲部及び前記補強下部には、ボルトを挿通する挿通孔が形成され、
    前記ドアシューブラケット、前記第2下方折曲部及び前記補強下部は、前記ドアシューブラケット、前記第2下方折曲部及び前記補強下部の前記挿通孔を挿通するボルトによって固定され、
    前記下方対向面と前記平板部の一方の面との間の距離は、前記平板部の一方の面と前記側方対向面との間の距離よりも短く設定されている
    レベーターの乗りかご。
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