JP2021149357A - 管理装置、管理方法、およびプログラム - Google Patents

管理装置、管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者または運営者によって、より適切なサービスの運営を実現する管理装置、管理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】利用者の利用する一以上の端末装置と、一以上の車両と、管理装置300とがネットワークを介して互いに通信可能であるシステムにおいて、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置300は、端末装置から輸送リクエストを受け付ける受付部322と、輸送リクエストに基づいて車両による利用者の輸送スケジュールを決定する輸送スケジュール決定部330と、輸送リクエストに含まれる利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、サービスの利用料金を低く設定する設定部としての料金処理部350とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、管理装置、管理方法、およびプログラムに関する。
ドライバーが同乗しない自動運転車両を用いた送迎サービスに関する発明が開示されている(特許文献1)。
特開2019−79462号公報
この種のサービスにおける運営が、利用者または運営者にとって、適切に行われていない場合がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、利用者または運営者によって、より適切なサービスの運営を実現することができる管理装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る管理装置、管理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る管理装置は、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置であって、端末装置から輸送リクエストを受け付ける受付部と、前記輸送リクエストに基づいて前記車両による利用者の輸送スケジュールを決定する決定部と、前記輸送リクエストに含まれる前記利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、前記サービスの利用料金を低く設定する設定部とを備える管理装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記決定部は、上限時間を超える前記許容時間が含まれる前記輸送リクエストに基づいて前記輸送スケジュールを決定しない、または前記設定部は、上限時間までの範囲において前記許容時間が長いほど前記利用料金を低く設定する。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記決定部が前記利用者の前記輸送スケジュールに対する予約を確定するまでの確定時間が、前記許容時間を超えると推定される場合、前記利用者に関連付けられた端末装置に、前記許容時間を超えると推定されることを通知する情報提供部を、更に備える。
(4):上記(3)の態様において、前記情報提供部は、前記許容時間を超えると推定される通知に、前記確定時間が前記許容時間を超えた後の利用料金は、前記許容時間を超える前の利用料金よりも低くなることを示す情報を含める。
(5):上記(1)から(4)のいずれかの態様において、前記設定部は、前記輸送リクエストに含まれる前記利用者が前記車両に乗車する乗車希望時間帯が長いほど、前記利用料金を低く設定する。
(6):上記(5)の態様において、前記設定部は、前記受付部が前記輸送リクエストを受け付けたタイミングと、前記輸送リクエストに含まれる前記乗車希望時間帯の始点との乖離が大きいほど、前記利用料金を低く設定する。
(7):上記(5)または(6)の態様において、前記決定部が、前記利用者の輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯とは異なる時間帯で前記利用者を輸送することができる場合、前記利用者に関連付けられた端末装置に、前記異なる時間帯の情報を通知する情報提供部を、更に備える。
(8):上記(7)の態様において、前記情報提供部は、前記時間帯の情報の通知に、前記利用者が前記異なる時間帯で前記サービスを受けると前記利用料金が低くなることを示す情報を含める。
(9):上記(1)から(8)のいずれかの態様において、前記決定部は、前記輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯の始点から前記許容時間の終点までの時間が規定時間以下になる場合、前記輸送リクエストに基づいて輸送スケジュールを決定しない。
(10):本発明の他の態様に係る管理方法は、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置が、端末装置から輸送リクエストを受け付け、前記輸送リクエストに基づいて前記車両による利用者の輸送スケジュールを決定し、前記輸送リクエストに含まれる前記利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、前記サービスの利用料金を低く設定する管理方法である。
(11):本発明の他の態様に係るプログラムは、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置のコンピュータに、端末装置から輸送リクエストを受け付けさせ、前記輸送リクエストに基づいて前記車両による利用者の輸送スケジュールを決定させ、前記輸送リクエストに含まれる前記利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、前記サービスの利用料金を低く設定させるプログラムである。
上記(1)−(11)の態様によれば、管理装置が、輸送リクエストに含まれる利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、サービスの利用料金を低く設定する利用者または運営者により、より適切なサービスの運営を実現することができる。
上記(4)の態様によれば、確定時間が許容時間を超える場合、利用料金が低くなるため、利用者の納得感が向上する。
上記(5)の態様によれば、管理装置が、輸送リクエストに含まれる利用者が車両に乗車する乗車希望時間帯が長いほど、サービスの利用料金を低く設定する利用者または運営者により、より適切なサービスの運営を実現することができる。
上記(6)の態様によれば、管理装置が、輸送スケジュールを決定する自由度が高いほど、利用料金が抑制されるため、利用者とサービスの運営者とにとって適切なサービスの運営が行われる。
上記(7)または(8)の態様によれば、管理装置は、輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯とは異なる時間帯で利用者を輸送することができる場合、異なる時間帯の情報を通知するため、より効率的な運営と、利用者の利便性の向上とを実現することができる可能性が向上する。
上記(9)によれば、管理装置は、乗車希望時間帯の始点から許容時間の終点までの時間が規定時間以下になる場合、輸送リクエストに基づいて輸送スケジュールを決定しないため、利用者にとって不利益が生じないように配慮することができる。
管理装置300を含むシステムの構成図である。 車両200の構成図である。 管理装置300の構成図である。 輸送リクエスト一覧情報374の内容の一例を示す図である。 輸送スケジュール情報376の内容の一例を示す図である。 端末装置100、車両200、および管理装置300により実行される処理の流れの一例について説明するためのシーケンス図である。 端末装置100の画面に表示される画像IM1の一例を示す図である。 許容時間を設定する際に端末装置100の表示部に表示される画像IM2の一例を示す図である。 管理装置300が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 許容時間について説明するための図である。 比較例の管理装置が行う処理によって生成された輸送スケジュールの一例を示す図である。 本実施形態の管理装置300が行う処理によって生成された輸送スケジュールの一例を示す図である。 乗車希望時間帯を設定する際に端末装置100の表示部に表示される画像IM3の一例を示す図である。 管理装置300が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 乗車希望時間帯に応じた車両の経路の一例を示す図である。 管理装置300により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 許容時間および乗車希望時間帯について説明するための図である。 許容時間と、乗車希望時間帯と、利用料金との関係につて説明するための図である。 管理装置300が、異なる時間を通知する情報について説明するための図である。 端末装置100の表示部に表示される画像IM4の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の管理装置、管理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。管理装置は、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を車両で輸送するサービスを管理する装置である。指定区間とは、車両に乗車する利用者、または他の利用者によって指定された区間である。指定された区間の所定の地点が、利用者の乗車位置または降車位置となる。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、管理装置300を含むシステムの構成図である。このシステムは、利用者の利用する一以上の端末装置100と、一以上の車両200と、管理装置300とを含む。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。「利用者の利用する端末装置」とは、ネットカフェの端末装置など、不特定多数によって使用され得る端末装置であって、利用者により一時的に使用される端末装置を含んでよい。いずれの場合でも、「利用者の端末装置」とは、例えばログイン名を入力したログイン動作によって、操作中の利用者が特定されている端末装置を指すものである。
[端末装置]
端末装置100は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどである。端末装置100では、上記のサービスを利用するためのアプリケーションプログラム、或いはブラウザなどが起動し、以下に説明するサービスをサポートする。以下の説明では端末装置100がスマートフォンであり、サービスを受けるためのアプリケーションプログラム(配車アプリ)が起動していることを前提とする。配車アプリは、利用者の操作に応じて管理装置300と通信し、利用者からの輸送リクエストを管理装置300に送信したり、管理装置300から受信した情報に基づく情報提供を行ったりする。輸送リクエストとは、車両200によって利用者を、指定区間に亘って輸送することを要求する電子情報である。図1の例では、利用者U1、U2の利用者を図示している。利用者U1、U2は、自身がサービスを受けるための輸送リクエストを端末装置100に発信させる者である。また、端末装置100は、自装置の位置を特定する位置特定部を備える。位置特定部は、例えば、GNSS衛星(例えばGPS衛星)から到来する電波に基づいて自機の位置を測位し、測位結果に基づいて自機の位置を特定する。
[車両]
車両200は、少なくとも車室を備える車両である。図2は、車両200の構成図である。車両200は、例えば、監視ユニット210と、通信装置220と、ナビゲーション装置230と、HMI(Human machine Interface)238と、車室内監視装置240と、認証装置242と、駆動力出力装置260と、ブレーキ装置262と、ステアリング装置264と、ドアロック装置266と、自動運転制御ユニット270とを備える。
監視ユニット210は、例えば、車両200の外部の空間を撮像するカメラや車両200の外部を検知範囲とするレーダあるいはLIDAR(Light Detection and Ranging)、これらの出力に基づいてセンサフュージョン処理を行う物体認識装置などを含む。監視ユニット210は、車両200の周辺に存在する物体の種類(特に、車両、歩行者、および自転車)を推定し、その位置や速度の情報と共に自動運転制御ユニット270に出力する。
通信装置220は、例えば、ネットワークNWに接続したり、他車両や歩行者の端末装置などと直接的に通信したりするための無線通信モジュールである。通信装置220は、Wi−Fi、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。通信装置220として、用途に応じた複数のものが用意されてもよい。
ナビゲーション装置230は、例えば、HMI(Human machine Interface)232と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機234と、ナビ制御装置236とを備える。HMI232は、例えば、タッチパネル式ディスプレイ装置やスピーカ、マイクなどを含む。GNSS受信機234は、GNSS衛星(例えばGPS衛星)から到来する電波に基づいて自機の位置(車両200の位置)を測位する。ナビ制御装置236は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や各種記憶装置を備え、ナビゲーション装置230全体を制御する。記憶装置には、地図情報(ナビ地図)が格納されている。ナビ地図は、ノードとリンクで道路を表現した地図である。ナビゲーション装置230は、通信装置220を用いて、測位した位置を示す位置情報を管理装置300にアップロードする。位置情報のアップロードは、例えば、ミリ秒〜秒単位で周期的に行われる。
HMI238は、車室内または車室外にいる利用者との間で情報の授受を行うインターフェース装置である。HMI238は、例えば、表示装置、スピーカ、タッチパネル、ボタン、マウス、キーボードなどの入出力インターフェースを含む。
車室内監視装置240は、例えば、車室内の空間を撮像するカメラや赤外線センサなどを含む。カメラによって撮像された画像は、通信装置220によって管理装置300にアップロードされてもよい。
認証装置242は、車両200に乗車しようとする利用者が、正規な利用者であることを確認する(利用者を認証する)ための装置である。正規な利用者とは、管理装置300との間で乗車する取り決めがなされた利用者をいう。認証装置242は、近距離無線通信装置、生体認証装置、パスワード入力装置など、認証機能を有するものであれば任意の装置であってよい。認証装置242は、認証結果を自動運転制御ユニット270に出力する。
駆動力出力装置260は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。駆動力出力装置260は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するパワーECUとを備える。パワーECUは、自動運転制御ユニット270から入力される情報、或いは不図示の運転操作子から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置262は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、自動運転制御ユニット270から入力される情報、或いは運転操作子から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置262は、運転操作子に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置262は、上記説明した構成に限らず、自動運転制御ユニット270から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置264は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、自動運転制御ユニット270から入力される情報、或いは運転操作子から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
ドアロック装置266は、車両200に設けられたドアを施錠状態または開錠状態にする。ドアロック装置266は、ドアを自動開閉させる機構を含んでもよい。
自動運転制御ユニット270は、例えば、経路走行制御部272と、乗降位置探索部274と、利用者認識部276と、乗降制御部280と、HMI制御部290とを備える。乗降制御部280は、例えば、停止・発進制御部282と、ドアロック制御部284とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
経路走行制御部272は、指定された経路を車両200が走行するように、駆動力出力装置260、ブレーキ装置262、およびステアリング装置264を制御する。経路の情報は、通信装置220によって管理装置300から受信される。経路の情報には、利用者ごとの乗車位置や降車位置の情報が含まれる。経路走行制御部272は、例えば、管理装置300から取得した経路を高精度地図情報に当てはめ、経路上で車両200が走行すべき推奨車線を決定する。高精度地図情報は、ナビゲーション装置230が保持する地図情報よりも高精度なものであり、例えば、車線ごとの道路幅や勾配、曲率、信号の位置などの情報が含まれている。推奨車線とは、例えば、交差点等を左折する前に左側車線に寄っておくなどの基準に基づいて、経路上を効率的に走行するために決定される車線である。
そして、経路走行制御部272は、推奨車線上を走行することを原則としつつ、監視ユニット210から位置や速度が入力された物体との接触を避けるように、車両200を自動的に走行させる。経路走行制御部272は、車両200が将来に走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、車両200の到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、所定の走行距離ごとの車両200の到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における車両200の到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。乗降制御部280も同様に係る機能を備えている。
乗降位置探索部274は、監視ユニット210からの入力情報や高精度地図情報などを参照し、管理装置300から取得された経路の情報に含まれる乗車位置や降車位置において、車両200を停止させて利用者を乗車または降車させることができる停止位置(乗降位置)を探索する。乗降位置探索部274は、監視ユニット210からの入力情報に基づいて認識可能な道路上の白線や黄線、道路標識、道路幅、歩道やガードレールの有無などに基づいて、乗降位置を探索して決定する。
利用者認識部276は、監視ユニット210からの入力情報に基づいて、車両200に乗車しようとしている利用者を認識する。利用者認識部276は、例えば、監視ユニット210に含まれるカメラの画像を、機械学習によって学習され「乗車しようとしている利用者」を判別可能なモデルに入力することで、車両200に乗車しようとしている利用者を認識する。
乗降制御部280の停止・発進制御部282は、乗降位置探索部274により探索され決定された乗降位置に車両200を停止させるための減速制御や操舵制御を行ったり、乗降位置から車道に向けて車両200を発進させるための減速制御や操舵制御を行ったりする。
ドアロック制御部284は、例えば、車両200が乗降位置に停止し、且つ認証装置242から利用者の認証が成功した旨の情報が得られた場合に、ドアロック装置266の所定のドアのドアロックを開錠状態にする。また、ドアロック制御部284は、利用者が車両200に乗車した後、停止・発進制御部282によって車両200が発進させられる前に、ドアロック装置266の所定のドアのドアロックを施錠状態にする。
HMI制御部290は、利用者に向けて各種情報を出力するようにHMI238を制御したり、HMI238が受け付けた利用者からの指示を反映させるようにHMI238その他の機器を制御したりする。
[管理装置]
図3は、管理装置300の構成図である。管理装置300は、例えば、通信部310と、フロント処理部320と、輸送スケジュール決定部(決定部)330と、経路決定部340と、料金処理部(設定部)350とを備える。フロント処理部320は、受付部322と、情報提供部324とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。管理装置300は、記憶部370を備えてもよい。記憶部370は、DVDやRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどにより実現される。記憶部370には、利用者に関する情報である利用者情報372や、輸送リクエスト一覧情報374、輸送スケジュール情報376、地図情報378、料金情報380などの情報が記憶される。記憶部370に記憶されている情報の詳細については後述する。
通信部310は、例えば、ネットワークNWに接続するためのネットワークカードである。通信部310は、ネットワークNWを介して端末装置100や車両200と通信する。
受付部322は、通信部310を介して、利用者の端末装置100から発せられた輸送リクエストを取得し、輸送リクエスト一覧情報374として記憶部370に登録する。
図4は、輸送リクエスト一覧情報374の内容の一例を示す図である。輸送リクエスト一覧情報374は、例えば、輸送リクエストを発信した利用者(申込者)の利用者IDである申込者ID、車両200に乗車する利用者(乗車者)の利用者IDである乗車者ID、輸送に係る区間の始点となる乗車位置および終点となる降車位置、乗車希望時刻、輸送スケジュール決定部330により輸送することが決定されたか否かを示す輸送決定済フラグ(例えば1が輸送決定済、0が輸送未決定を示す)などの情報が互いに対応付けられた情報である。一つの輸送リクエストに係る、1セットの申込者ID、乗車者ID、乗車位置、降車位置、乗車希望時刻、および輸送決定済フラグのことを、レコードと称する。輸送リクエストは、一つのレコードが生成されるのに必要な内容を含む、任意の形式の情報である。
情報提供部324は、利用者の端末装置100に情報を送信することで、端末装置100のアプリケーションプログラムと連携して、端末装置100に利用者に対する情報提供を行わせる。情報提供の形態はこれに限らず、電子メールやウェブページ提供の形態で行われてもよい。詳しくは、後述する。
輸送スケジュール決定部330は、輸送リクエスト一覧情報374に登録されたレコードに基づいて、車両200による利用者の輸送スケジュールを決定し、輸送スケジュール情報376に登録する。図5は、輸送スケジュール情報376の内容の一例を示す図である。輸送スケジュール情報376は、例えば、複数の車両200が存在する場合に用いられる車両200の識別情報である車両ID、および運行日ごとに生成される。輸送スケジュール情報376は、例えば、乗降地点、予定到着時刻、乗車か降車かを示す情報、乗降する利用者の利用者IDなどの情報が時系列に並べられた情報である。輸送スケジュール決定部330は、輸送リクエスト一覧情報374のレコードの乗車希望時刻に基づいて乗車の場合の予定到着時刻を決定し、当日の交通情報ならびに法定速度の情報等を加味して降車の場合の予定到着時刻を決定する。
経路決定部340は、輸送スケジュール情報376と地図情報378とに基づいて、車両200に指示する経路を決定し、通信部310を用いて車両200に経路の情報を送信する。経路決定部340の機能は、既存のナビゲーションシステムと同様である。
料金処理部350は、利用者の輸送リクエストに対する料金(利用料)を決定する。料金処理部350は、利用者から料金を徴収するための処理を行う。例えば、料金処理部350は、クレジットカードや電子マネーの管理サーバと連携し、利用者から料金を徴収する。
[シーケンス]
料金処理部350は、端末装置100から、利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定の許容時間に基づいて、サービスの利用料金を決定する。例えば、料金処理部350は、許容時間が長いほど、サービスの利用料金を低く設定する。以下、この処理について説明する。
図6は、端末装置100、車両200、および管理装置300により実行される処理の流れの一例について説明するためのシーケンス図である。このシーケンス図における処理の順序は入れ替えられてもよいし、処理の一部は省略されてもよい。
まず、端末装置100が、管理装置300に輸送リクエストを送信する(ステップS100)。輸送リクエストは、申込者IDおよび端末装置100の位置情報を含む。更に、輸送リクエストには、利用者が車両200に乗車する乗車日時、乗車位置、降車位置、乗車希望時間帯、および許容時間帯が含まれる。乗車希望時間帯とは、利用者が車両に乗車する時間帯である。乗車希望時間帯とは、例えば、10時から11時の間に輸送リクエストによって手配された車両に乗車することや、10時から10時10分の間に輸送リクエストによって手配された車両に乗車することなどである。
図7は、端末装置100の画面に表示される画像IM1の一例を示す図である。画像IM1には、乗車日時を設定するためのボタンG1、乗車位置を設定するためのボタンG2、降車位置を設定するためのボタンG3、乗車希望時間帯を設定するためのボタンG4、許容時間を設定するためのボタンG5、ボタンG1からG5の操作によって設定された内容を確定するためのボタンG6、確定した内容を管理装置300に送信するためのボタンG7が含まれる。これらのボタンG1からボタンG7は、例えば、GUI(Graphical User Interface)である。
上記のように、利用者は、端末装置100を操作して、乗車日時や、乗車位置、降車位置、乗車希望時間帯、許容時間等を設定することができる。
図8は、許容時間を設定する際に端末装置100の表示部に表示される画像IM2の一例を示す図である。例えば、画像IM1においてボタンB5を操作すると、画像IM2が表示される。画像IM2には、ボタンG5Aと、ボタンG5Bと、ボタンG5Cとが含まれる。ボタンG5Aは、最短モードを設定するためのボタンである。ボタンG5Bは、標準モードを設定するためのボタンである。ボタンG5Cは、最長モードを設定するためのボタンである。最短モードは、利用者が、他のモードよりも早く輸送スケジュールを管理装置300に確定させることを要求するモードである。最長モードは、利用者が、他のモードよりも遅く輸送スケジュールが確定されることを許容するモードである。標準モードは、最短モードと最長モードとの間の標準時間で輸送スケジュールが確定されることを要求するモードである。
例えば、最短モードが設定された場合、利用者が、輸送リクエストを管理装置300に送信した後、比較的、短時間で乗車地点や、乗車地点に車両が到着する時間帯、サービスに利用される車両が決定される。利用者は、これらの内容が、比較的、短時間で決定されるため、スケジュールを立てやすい。
例えば、最長モードが設定された場合、利用者が、輸送リクエストを管理装置300に送信した後、比較的、長時間で乗車地点や、乗車地点に車両が到着する時間帯、サービスに利用される車両が決定される。利用者は、これらの内容が、比較的、長短時間で決定されるが、後述するように利用料金が他のモードを設定した場合の利用料金よりも低く設定される。時間的、余裕がある利用者にとっては好都合である。
なお、許容時間は、利用者によって任意に設定されてもよい。ただし、許容時間には上限時間が設定されていてもよい。管理装置300は、上限時間を超える許容時間が設定された場合、その輸送リクエストに対する輸送スケジュールを決定せずに、利用者に許容時間を上限時間以下にするように要求してもよい。なお、許容時間が任意に設定される場合、料金処理部350は、上限時間までの範囲において許容時間が長いほど利用料金を低く設定する。
図6の説明に戻る。管理装置300は、端末装置100から輸送リクエストを受け付けると(ステップS102)、許容時間、ステップS100で送信された輸送リクエスト、他の輸送リクエストに基づいて、利用者を輸送する経路および輸送スケジュールを決定する(ステップS104)。次に、管理装置300は、サービスの利用料金を決定する(ステップS106)。ステップS104およびステップS106の処理の詳細については後述する。
次に、管理装置300は、ステップS104およびステップS106で決定した輸送スケジュールおよび利用料金の情報を端末装置100に提供する(ステップS108)。端末装置100は、管理装置300に提供された情報を表示部に表示する。利用者が、決定された輸送スケジュールおよび利用料金に対して承諾する旨の操作を端末装置100に対して行った場合、端末装置100は、承諾する旨の情報を管理装置300に送信する(ステップS110)。
次に、管理装置300は、ステップS110で送信された情報を取得すると、輸送スケジュールに基づいて、その輸送スケジュールで稼働させる車両200に輸送スケジュールの情報を送信する(ステップS112)。
このように、管理装置300は、利用者により許容された輸送スケジュールを決定するまでの時間に基づいて、輸送スケジュールを決定する。
[フローチャート]
図9は、管理装置300が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、管理装置300が、輸送スケジュールおよび利用料金を決定する処理である。
まず、管理装置300が、輸送リクエストを取得したか否を判定する(ステップS200)。輸送リクエストを取得した場合、管理装置300は、輸送スケジュールの生成を開始する(ステップS202)。次に、管理装置300は、輸送リクエストに含まれる許容時間が到来したか否かを判定する(ステップ204)。許容時間とは、利用者により設定されたモード(最短モード、標準モード、または最長モード)に関連付けられた時間である。許容時間が到来した場合、管理装置300は、輸送スケジュールを決定する(ステップS206)。例えば、管理装置300は、許容時間が到来するまでの間で、他の利用者に送信された輸送リクエストと、ステップS200で取得した輸送リクエストとを参照して、効率的に利用者にサービスを提供することができる輸送スケジュールを決定する。なお、減算度合や加算度合と、許容時間のモードとの関係は、料金情報380に記憶されている。
次に、管理装置300は、許容時間に関するモードが最短モードであるか否を判定する(ステップS208)。許容時間に関するモードが最短モードである場合、管理装置300は、標準料金に対して所定度合の加算を行った料金を利用料金に決定する(ステップS210)。次に、管理装置300は、利用者の端末装置100に、決定した利用料金を含む予約の確定を示す情報を送信する(ステップS212)。
許容時間に関するモードが最短モードでない場合、管理装置300は、許容時間に関するモードが標準モードであるか否を判定する(ステップS214)。許容時間に関するモードが標準モードである場合、管理装置300は、利用料金を標準の利用料金に決定し(ステップS216)、ステップS212の処理に進む。
許容時間に関するモードが標準モードでない場合、管理装置300は、許容時間に関するモードが最長モードであると判定して、第1所定度合を減算した料金を利用料金に決定し(ステップS218)、ステップS212の処理に進む。
なお、上記の処理において、利用者により設定されたモードに応じた時間を超えたタイミングで輸送スケジュールが決定される場合がある。例えば、許容時間において、配車ができない場合や、所定の不具体が生じた場合である。この場合、許容時間を超えた時間に応じて、利用料金が減算されてもよい。例えば、輸送スケジュールの決定に最長モードを超える時間を要した場合、管理装置300は、利用料金から第2所定度合の減算を行ってもよい。第2所定度合は、第1所定度合よりも大きい減算度合である。
また、利用者により設定されたモードに応じた時間(または設定された時間)を超えたタイミングで輸送スケジュールが決定される場合(決定されると推定される場合)、管理装置300は、利用者の端末装置100に輸送スケジュールの決定が、設定されたモードに応じた時間を超えることを示す情報を含む特定通知していてもよい。これに利用者の利便性が向上する。
また、上記の特定通知には、確定時間が許容時間を超えた後の利用料金は、許容時間を超える前の利用料金よりも低くなることを示す情報を含めてもよい。例えば、特定通知には、許容時間を超えた場合、○○パーセントの割引がされることや、割引がされた後の利用料金を示す情報が含まれてもよい。
上述した処理により、管理装置300は、許容時間において得られる情報(例えば輸送リクエスト)や、許容時間における状況など、リアルタイムの状況に基づいて、効率的に輸送スケジュールを決定することができる。
図10は、許容時間について説明するための図である。上述したように許容時間は、管理装置300が輸送リクエストを取得したときから輸送スケジュールを決定したときの時間である。輸送スケジュールが決定されるタイミングから、輸送スケジュールにおける乗車予定時刻(乗車予定時間帯の始期)までの時間は、利用者が乗車地点まで移動する時間等を考慮して、規定時間以上になるように設定される。例えば、管理装置300は、利用者が設定したモードの許容時間に基づいて、輸送スケジュールを決定する場合、輸送スケジュールの決定から乗車予定時刻までの時間が規定時間未満となると予測される場合、そのモードの設定を受け付けない。この場合、管理装置300は、その旨の情報を端末装置100に送信する。
上記の例において、許容時間の上限時間は、輸送スケジュールを決定するタイミングから、乗車予定時刻までの間の時間が規定時間以上となる時間に基づいて、設定される。
例えば、上記のように、管理装置300は、許容時間と、規定時間とに基づいて、利用者の利便性と、運営の効率性とを加味して、利用者および運営者にとって適切な輸送スケジュールを決定することができる。
[比較例]
図11は、比較例の管理装置が行う処理によって生成された輸送スケジュールの一例を示す図である。比較例の管理装置は、許容時間を用いず、所定の時間に基づいて、輸送スケジュールの経路を決定する。この場合、所定の時間において、位置P1および位置P2で、それぞれ利用者を迎車する場合、経路R1のように車両は右折や左折を繰り返し迂回しながら、目的地まで向かう。この場合、運営者にとって、効率的な運営が行えない。効率的な運営が行えないと、運営に要するコストを利用料金に反映する必要がある。
これに対して、本実施形態の管理装置300は、許容時間に基づいて、輸送スケジュールを決定する。図12は、本実施形態の管理装置300が行う処理によって生成された輸送スケジュールの一例を示す図である。この場合、管理装置300は、許容時間におけるサービスに関連する状況(配車する車両や輸送リクエスト)に基づいて、柔軟に輸送スケジュールを決定することができる。例えば、許容時間が所定の時間よりも長い場合、その時間の間に取得された輸送リクエストが増加する(P1−P4に係るリクエストに増加する)。管理装置300は、位置P1および位置P3で、それぞれ利用者を迎車する経路R2の輸送スケジュールを決定し、位置P2および位置P4で、それぞれ利用者を迎車する経路R3の輸送スケジュールを決定する。経路R2または経路R3を走行して利用者にサービスを提供するためのコストは、経路1を走行して利用者にサービスを提供するためのコストよりも低い。このように、許容時間が比較的に長く設定されれば、効率的なサービスの運営が行われたり、運営者は利用料金を抑制することができたりする。
また、許容時間が所定の時間よりも短い場合、利用料金が標準の利用料金よりも高くなるため、運営が効率的でなくても、運営者は、運営に対するコストを利用料金の加算分で補填できる。更に利用者は、利用料金が標準の利用料金よりも高くても、希望の時間で輸送スケジュールが決定されるため、納得感が得られると共に、利便性が向上する。
以上説明した第1実施形態によれば、管理装置300は、利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、サービスの利用料金を低く設定することにより、利用者または運営者によって、より適切なサービスの運営を実現することができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、許容時間が設定されるものとしたが、第2実施形態では、これに代えて(または加えて)、利用者によって乗車希望時間帯が設定される。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図13は、乗車希望時間帯を設定する際に端末装置100の表示部に表示される画像IM3の一例を示す図である。例えば、図7の画像IM1においてボタンB4を操作すると、画像IM3が表示される。画像IM4には、ボタンG4Aと、ボタンG4Bと、ボタンG4Cとが含まれる。ボタンG4Aは、第1時間帯を設定するためのボタンである。ボタンG4Bは、標準時間を設定するためのボタンである。ボタンG4Cは、第2時間帯を設定するためのボタンである。第1時間帯は、標準時間または第2時間帯よりも長い時間帯である。第2時間帯は、標準時間または第1時間帯よりも短い時間帯である。管理装置300は、画像IM4に対する利用者の操作に基づいて、乗車希望時間帯を第1時間帯、標準時間、または第2時間帯に決定する。
[フローチャート]
図14は、管理装置300が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、管理装置300が、輸送スケジュールおよび利用料金を決定する処理である。例えば、料金処理部350は、輸送リクエストに含まれる利用者が車両に乗車する乗車希望時間帯が長いほど、利用料金を低く設定する。
まず、管理装置300が、輸送リクエストを取得したか否を判定する(ステップS300)。輸送リクエストを取得した場合、管理装置300は、輸送スケジュールを生成する(ステップS302)。次に、管理装置300は、乗車希望時間帯が第1時間帯であるか否かを判定する(ステップS304)。
乗車希望時間帯が第1時間帯である場合、管理装置300は、利用料金に所定度合の加算を行い(ステップS306)、利用者の端末装置100に予約の確定を示す情報を送信する(ステップS308)。加算の度合は、第1の実施形態の加算の度合と異なる度合であってもよいし、同定の度合であってもよい。
乗車希望時間帯が第1時間帯でない場合、管理装置300は、乗車希望時間帯が標準時間であるか否かを判定する(ステップS310)。乗車希望時間帯が標準時間である場合、管理装置300は、利用料金を標準料金に設定し(ステップS312)、ステップS308の処理に進む。乗車希望時間帯が標準時間でない場合、管理装置300は、乗車希望時間帯は第2時間帯であると判定し、利用料金に対して第3所定度合の減算を行い(ステップS314)、ステップS308の処理に進む。なお、減算度合や加算度合と、乗車希望時間帯の長さとの関係は、料金情報380に記憶されている。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理が終了する。
図15は、乗車希望時間帯に応じた車両の経路の一例を示す図である。例えば、パターンS1では、利用者は、乗車時間帯10:00−10:30、乗車地点P2に乗車する輸送リクエストを管理装置300に送信したものとする。例えば、パターンS2では、利用者は、乗車時間帯10:00−11:30、乗車地点P2に乗車する輸送リクエストを管理装置300に送信したものとする。位置P2の前に立ち寄る地点(例えば位置P0)から位置P2までに要する予想時間は、同じであるものとする。
上記のパターンS1では、乗車時間帯が、パターンS2の乗車希望時間帯よりも短いため、経路の選択の自由度が小さい。このため、パターンS1は、位置P0で利用者U1を乗せた後、位置P2で利用者U2を乗せる経路の輸送スケジュールである。
これに対して、上記のパターンS2では、乗車時間帯が、パターンS1の乗車希望時間帯よりも長いため、経路の選択の自由度が大きい。このため、パターンS2は、位置P0で利用者U1を乗せ、位置P1で利用者U3を乗せた後、位置P2で利用者U2を乗せる経路の輸送スケジュールである。上記のように、乗車時間帯が長いと、車両は、その時間帯に乗車位置に到着すればよいため、他の利用者を途中で乗車させたり、輸送したりすることが可能となる。
上述した処理により、管理装置300は、乗車時間帯に応じて適切な輸送スケジュールを生成することができる。例えば、管理装置300は、乗車時間帯が比較的に長くサービスの運営の効率が高い場合、利用料金を比較的低くし、乗車時間帯が比較的に短くサービスの運営の効率が低い場合、利用料金を比較的高くすることで、利用者の納得感を向上させ、更にサービスの運営を効率的に行うことができる。
以上説明した第2実施形態によれば、管理装置300は、輸送リクエストに含まれる利用者が車両に乗車する乗車希望時間帯が長いほど、利用料金を低く設定することにより、より適切なサービスの運営を実現することができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1実施形態と第2実施形態とを統合した実施形態である。第3実施形態では、第1実施形態で説明した許容時間と、第2実施形態で説明した乗車希望時間帯とが設定される。以下、第1実施形態および第2実施形態との相違点を中心に説明する。
管理装置300は、利用者によって設定された許容時間と乗車時間帯とに基づいて、利用料金および輸送スケジュールを決定する。以下、図16を参照して説明する。
[フローチャート]
図16は、管理装置300により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、管理装置300は、輸送リクエストを取得したか否を判定する(ステップS400)。輸送リクエストを取得した場合、管理装置300は、輸送スケジュールの生成を開始する(ステップS402)。
次に、管理装置300は、利用料金に対して、乗車希望時間帯に関する加算度合または減算度合を導出する(ステップS404)。次に、管理装置300は、許容時間が到来したか否を判定する(ステップS406)。許容時間が到来した場合、管理装置300は、輸送スケジュールを生成する(ステップS408)。次に、管理装置300は、利用料金に対して、許容時間に関する加算度合または減算度合を導出する(ステップS410)。
次に、管理装置300は、ステップS404で導出した加算度合または減算度合と、ステップS410で導出された加算度合または減算度合とを統合(集計)して、利用料金を導出する(ステップS412)。次に、管理装置300は、利用者の端末装置100に、導出した利用料金および決定した輸送スケジュールを含む予約の確定を示す情報を送信する(ステップS414)。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理が終了する。
図17は、許容時間および乗車希望時間帯について説明するための図である。管理装置300は、許容時間の終期と、乗車希望時間帯の始期とが、規定時間未満である場合、許容時間の終期と乗車希望時間帯の始期とが規定時間以上となるように、利用者の端末装置100に許容時間または乗車希望時間帯の変更を要求する情報を送信してもよい。
料金処理部350は、受付部322が輸送リクエストを受け付けたタイミングと、輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯の始点との乖離が大きいほど、利用料金を低く設定してもよい。例えば、利用者が、輸送リクエストにおいて、乗車希望時間帯の始期を、より先の時間に設定した場合、料金処理部350は、始期からの時間に応じて利用料金を低くする。ただし、より先の時間には上限が設定されている。
図18は、許容時間と、乗車希望時間帯と、利用料金との関係につて説明するための図である。例えば、許容時間または乗車希望時間帯の一方または双方が長くなるほど、利用料金は安くなり、許容時間または乗車希望時間帯の一方または双方が短くなるほど、利用料金は高くなる。例えば、許容時間が利用料金に与える影響と、乗車希望時間帯が利用料金に与える影響とは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
例えば、上記のように、管理装置300は、許容時間と、乗車希望時間帯と、規定時間とに基づいて、利用者の利便性と、運営の効率性とを加味して、利用者および運営者にとって適切な輸送スケジュールを決定することができる。
以上説明した第3実施形態によれば、利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間と乗車希望時間帯とに基づいて、輸送スケジュールを決定することにより、より適切なサービスの運営を実現することができる。
<第4実施形態>
以下、第4実施形態について説明する。第4実施形態の管理装置300は、第1実施形態から第3実施形態の機能とは異なる機能を更に有する。管理装置300は、利用者の輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯とは異なる時間帯で利用者を輸送することができる場合、利用者に関連付けられた端末装置100に、異なる時間帯の情報を通知する。
図19は、管理装置300が、異なる時間を通知する情報について説明するための図である。例えば、利用者P21を10時、利用者P22を10時10分に迎車する輸送スケジュールが生成された後、利用者P23が11時に乗車を希望する輸送リクエストが管理装置300に送信されたものとする。なお、利用者P23が乗車する位置は、利用者P21、P22を乗せた車両が目的地に向かう経路R21の途中の位置であり、各利用者の目的地は同方向であるものとする。この場合、管理装置300は、利用者P23に、他の乗車時間帯で乗車することを提案するために、通知を行う。また、管理装置300は、上記の他の乗車時間帯の情報の通知に、利用者が異なる他の乗車時間帯でサービスを受けると利用料金が低くなることを示す情報を含める。利用者P23は、経路R21のスケジュールとは異なるスケジュール(経路R22のスケジュール)を利用して目的地に向かう場合、経路R21のスケジュールで目的地に向かう場合よりも、利用料金は安くなる。
図20は、端末装置100の表示部に表示される画像IM4の一例を示す図である。例えば、利用者P23が、利用者P21、P22が乗車した車両に乗車すれば、1台の車両でサービスを提供できる。管理装置300は、乗車時間を利用者P22が車両に乗車してから所定時間以内の時間(例えば10時15分)に変更することを示す情報、乗車時間を変更すると、利用料金を低くなることを示す情報を利用者に提供する。例えば、利用者が、変更に応じる場合、表示部に表示された承諾ボタンを操作すると、乗車時間が変更され、承諾しないボタンを操作すると乗車時間が変更されない。
以上説明した第4実施形態によれば、管理装置300は、利用者の輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯とは異なる時間帯で利用者を輸送することができる場合、利用者に異なる時間帯の情報を通知することにより、利用者と運営者との利便性を向上させることができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置であって、
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記プログラムを実行することにより、
端末装置から輸送リクエストを受け付け、
前記輸送リクエストに基づいて前記車両による利用者の輸送スケジュールを決定し、
前記輸送リクエストに含まれる前記利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、前記サービスの利用料金を低く設定する、
管理装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、管理装置300は、車両200に搭載されてもよい。また、車両200は、遠隔地から遠隔操作される遠隔操作車両であってもよい。この場合、車両200は、監視ユニット210により取得される各種情報を通信装置220によって外部装置に送信する。外部装置では、受信した各種情報に基づいて車両200の周辺状況を示す画像を生成し(あるいは再生し)、遠隔操作者に提示する。この際に、通信による遅延をカバーするため、先読み処理によって画像等が補正されてもよい。遠隔操作者は、提示された画像に基づいて運転操作子を操作する。運転操作子に対してなされた操作は、車両200に送信され、車両200は受信した操作に基づいて走行する。
100 端末装置
200 車両
220 通信装置
240 車室内監視装置
242 認証装置
270 自動運転制御ユニット
300 管理装置
310 通信部
320 フロント処理部
322 受付部
324 情報提供部
330 輸送スケジュール決定部
340 経路決定部
350 料金処理部
370 記憶部
372 利用者情報
374 輸送リクエスト一覧情報
376 輸送スケジュール情報
378 地図情報
U 利用者

Claims (11)

  1. 運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置であって、
    端末装置から輸送リクエストを受け付ける受付部と、
    前記輸送リクエストに基づいて前記車両による利用者の輸送スケジュールを決定する決定部と、
    前記輸送リクエストに含まれる前記利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、前記サービスの利用料金を低く設定する設定部と、
    を備える管理装置。
  2. 前記決定部は、上限時間を超える前記許容時間が含まれる前記輸送リクエストに基づいて前記輸送スケジュールを決定しない、または
    前記設定部は、上限時間までの範囲において前記許容時間が長いほど前記利用料金を低く設定する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記決定部が前記利用者の前記輸送スケジュールに対する予約を確定するまでの確定時間が、前記許容時間を超えると推定される場合、前記利用者に関連付けられた端末装置に、前記許容時間を超えると推定されることを通知する情報提供部を、更に備える、
    請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記情報提供部は、前記許容時間を超えると推定される通知に、前記確定時間が前記許容時間を超えた後の利用料金は、前記許容時間を超える前の利用料金よりも低くなることを示す情報を含める、
    請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記設定部は、前記輸送リクエストに含まれる前記利用者が前記車両に乗車する乗車希望時間帯が長いほど、前記利用料金を低く設定する、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記設定部は、前記受付部が前記輸送リクエストを受け付けたタイミングと、前記輸送リクエストに含まれる前記乗車希望時間帯の始点との乖離が大きいほど、前記利用料金を低く設定する、
    請求項5に記載の管理装置。
  7. 前記決定部が、
    前記利用者の輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯とは異なる時間帯で前記利用者を輸送することができる場合、前記利用者に関連付けられた端末装置に、前記異なる時間帯の情報を通知する情報提供部を、更に備える、
    請求項5または6に記載の管理装置。
  8. 前記情報提供部は、前記時間帯の情報の通知に、前記利用者が前記異なる時間帯で前記サービスを受けると前記利用料金が低くなることを示す情報を含める、
    請求項7に記載の管理装置。
  9. 前記決定部は、前記輸送リクエストに含まれる乗車希望時間帯の始点から前記許容時間の終点までの時間が規定時間以下になる場合、前記輸送リクエストに基づいて輸送スケジュールを決定しない、
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  10. 運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置が、
    端末装置から輸送リクエストを受け付け、
    前記輸送リクエストに基づいて前記車両による利用者の輸送スケジュールを決定し、
    前記輸送リクエストに含まれる前記利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、前記サービスの利用料金を低く設定する、
    管理方法。
  11. 運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置のコンピュータに、
    端末装置から輸送リクエストを受け付けさせ、
    前記輸送リクエストに基づいて前記車両による利用者の輸送スケジュールを決定させ、
    前記輸送リクエストに含まれる前記利用者の輸送スケジュールに対する予約の確定までの許容時間が長いほど、前記サービスの利用料金を低く設定させる、
    プログラム。
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