JP7133506B2 - 管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、管理装置、管理方法、およびプログラムに関する。
従来、予約済車両の予約入場時刻及び予約使用時間と予約要求に係る予定入場時刻及び予定使用時間との間の重複の有無を判別して、その予約要求の受け入れ可否を判定する駐車場の予約管理装置が開示されている(例えば特許文献1)。
特開平9-16898号公報 特開平11-328589号公報
しかしながら、上記の従来技術では、予約をせずに駐車場を利用する車両に対する配慮が行われていないことがあった。このため、駐車場のユーザにとっての利便性が低い場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ユーザにとって利便性が高い管理装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る管理装置、管理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る管理装置は、駐車場の利用状況を取得する取得部と、前記取得部により取得された利用状況を参照し、駐車場を含む施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できない場合、前記第1車両の前記駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付ける情報処理部と、前記情報処理部により受け付けられた前記第1入場後予約に関する第1情報を前記第1車両のユーザに提供する提供部と、を備える管理装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記第1情報が提供された前記ユーザの前記第1車両が、前記施設を出場し、再度、前記第1情報に応じた時間に前記施設に入場した場合において、前記第1車両が前記駐車場を利用することを許容する制御部を、更に備えるものである。
(3):上記(2)の態様において、前記第1車両は、前記入場の前に行われる前記駐車場の利用に関する入場前予約を行っていない車両であり、前記制御部は、前記入場前予約を行ったユーザの第2車両が、前記入場前予約に応じた時間に前記施設に入場した場合、前記第2車両が前記駐車場を利用することを許容するものである。
(4):上記(2)または(3)の態様において、前記第1情報に応じた時間は、前記第1車両が駐車可能な駐車スペースが前記駐車場に存在し、前記第1入場後予約の優先度が、他の車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第2入場後予約の優先度よりも高くなった時間であるものである。
(5):上記(1)から(4)のいずれかの態様において、前記第1入場後予約と、前記第1入場後予約よりも駐車場の利用に関して優先度が高い他の車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第3入場後予約と、前記駐車場の利用状況とを参照し、前記第1車両が前記駐車場を利用できる時間を前記ユーザに提供する提供部を更に備えるものである。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記利用状況は、前記駐車場の利用に関して車両が前記施設に入場する前に受け付けられた入場前予約に含まれる利用時間を含むものである。
(7):上記(1)から(6)のいずれかの態様において、前記第1入場後予約よりも前記駐車場の利用に関して優先度が高い、他の車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第4入場後予約の数を示す情報を前記ユーザに提供する提供部を更に備えるものである。
(8):上記(1)から(7)のいずれかの態様において、前記第1情報は、前記施設に入場した順に優先度が高い、車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第5入場後予約に関する情報であるものである。
(9):上記(1)から(8)のいずれかの態様において、前記提供部は、前記第1情報をユーザの端末装置またはユーザが利用している車両に提供するものである。
(10):上記(1)から(9)のいずれかの態様において、前記提供部は、前記第1車両が前記駐車場を利用することができる前記第1情報に応じた時間をユーザの端末装置またはユーザが利用している車両に提供するものである。
(11):この発明の一態様に係る管理方法は、コンピュータが、駐車場の利用状況を取得し、前記取得された利用状況を参照し、駐車場を含む施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できない場合、前記第1車両の前記駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付け、前記受け付けられた前記第1入場後予約に関する第1情報を前記第1車両のユーザに提供する管理方法である。
(12):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、駐車場の利用状況を取得させ、前記取得された利用状況を参照し、駐車場を含む施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できない場合、前記第1車両の前記駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付けさせ、前記受け付けられた前記第1入場後予約に関する第1情報を前記第1車両のユーザに提供させるプログラムである。
(1)~(6)、(8)、(9)、(12)によれば、ユーザにとって利便性を向上させることができる。
(7)によれば、管理装置が、第1入場後予約よりも駐車場の利用に関して優先度が高い、他の車両が施設に入場した後に受け付けられた入場後予約の数を示す情報をユーザに提供することにより、ユーザは自身の優先度がどの程度の優先度なのかを認識することができる。
(10)によれば、管理装置が、第1車両が駐車場を利用することができる第1情報に応じた時間をユーザの端末装置またはユーザが利用している車両に提供するため、ユーザは、駐車場を利用することができる時間を把握することができる。
車両システム2を含む駐車場管理システム1の構成図である。 車両システム2の機能構成の一例を示す図である。 第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。 自走駐車イベントが実行される場面を模式的に示す図である。 駐車場管理装置400の構成の一例を示す図である。 入場前予約情報436の内容の一例を示す図である。 入場後予約情報が生成される際に駐車場管理装置400と、特定ゲート装置700とにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 入場後予約情報438の内容の一例を示す図である。 特定ゲート装置700の表示部に表示される画像IM1の一例を示す図である。 端末装置600の表示部に表示される画像IM2の一例を示す図である。 ステップS104の処理が行われる場面の一例を示す図である。 入場後予約の処理が行われる場面の一例を示す図である。 入場後予約を行った車両Mが入場する際に実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の施設F1の構成の一例を示す図である。 実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の管理装置、管理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、車両システム2を含む駐車場管理システム1の構成図である。駐車場管理システム1は、例えば、車両システム2を搭載した一以上の車両(以下、車両M)と、一以上の駐車場管理装置400と、一以上の端末装置600と、一以上の特定ゲート装置700とを備える。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、セルラー網や、Wi-Fi網、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。また、これらの構成要素は、それぞれネットワークNWを介さずに、直接、無線通信を行ってもよい。車両M、駐車場管理装置400、特定ゲート装置700の詳細については後述する。
端末装置600は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのユーザが携帯可能な端末装置である。端末装置600は、車両Mと通信し、ユーザのリクエストを車両Mに送信したり、車両Mまたは駐車場管理装置400から受信した情報に基づくプッシュ通知を行ったりする。また、端末装置600は、予約管理装置500と通信して、所定の駐車場に車両Mを駐車するための予約を行う。
図2は、車両システム2の機能構成の一例を示す図である。車両システム2が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
車両システム2は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、ファインダ14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、運転操作子80と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム2が搭載される車両の任意の箇所に取り付けられる。車両システム2は、例えば、複数のカメラ10を備える。カメラ10は、例えば、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられ、車両の前方を撮像する。また、カメラ10は、例えば、リアウインドシールド上部や、車両の後方外側のナンバープレート付近、車両の後方外側のトランクのドア付近に取り付けられ、車両の後方を撮像する。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM-CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ14は、LIDAR(Light Detection and Ranging)である。ファインダ14は、車両Mの周辺に光を照射し、散乱光を測定する。ファインダ14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。ファインダ14は、車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。車両システム2から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi-Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、車両Mの周辺に存在する他車両または駐車場管理装置(後述)、或いは各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、車両Mの位置を特定する。車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU60に出力される。ナビゲーション装置50は、地図上経路に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160とを備える。第1制御部120と第2制御部160は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
図3は、第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、行動計画生成部140とを備える。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、認識部130は、例えば、車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部130は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、その他の道路事象を認識する。
認識部130は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する車両Mの位置や姿勢を認識する。認識部130は、例えば、車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および車両Mの進行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、認識部130は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する車両Mの相対位置として認識してもよい。
認識部130は、後述する自走駐車イベントにおいて起動する駐車スペース認識部132を備える。駐車スペース認識部132の機能の詳細については後述する。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を走行し、更に、車両Mの周辺状況に対応できるように、車両Mが自動的に(運転者の操作に依らずに)将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、道なり距離で所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
行動計画生成部140は、目標軌道を生成するにあたり、自動運転のイベントを設定してよい。自動運転のイベントには、定速走行イベント、低速追従走行イベント、車線変更イベント、分岐イベント、合流イベント、テイクオーバーイベント、バレーパーキングなどにおいて無人走行または自動走行して駐車する自走駐車イベントなどがある。行動計画生成部140は、起動させたイベントに応じた目標軌道を生成する。行動計画生成部140は、自走駐車イベントを実行する場合に起動する自走駐車制御部142を備える。自走駐車制御部142の機能の詳細については後述する。
第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
図2に戻り、第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。取得部162は、行動計画生成部140により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリ(不図示)に記憶させる。速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に付随する速度要素に基づいて、走行駆動力出力装置200またはブレーキ装置210を制御する。操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道の曲がり具合に応じて、ステアリング装置220を制御する。速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するECU(Electronic Control Unit)とを備える。ECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[自走駐車イベント-入庫時]
自走駐車制御部142は、例えば、通信装置20によって駐車場管理装置400から取得された情報に基づいて、車両Mを駐車スペース内に駐車させる。図4は、自走駐車イベントが実行される場面を模式的に示す図である。車両が施設Fを訪問する場合について説明する。施設Fは、駐車場PAや、訪問先施設、訪問先施設付近から駐車場PAに至る施設内の道路などを含む。道路Rdから訪問先施設に至るまでの経路には、ゲート300-inおよび300-outが設けられている。車両Mは、手動運転または自動運転によって、ゲート300-inを通過して停止エリア310まで進行する。停止エリア310は、訪問先施設に接続されている乗降エリア320に面している。乗降エリア320には、雨や雪を避けるための庇が設けられている。
停止エリア310と、ゲート300-inとの間には、特定ゲート装置700が設けられている。特定ゲート装置700は、例えば、駐車場が満車であり、且つ駐車場の利用に関する予約を行っていない車両Mが特定ゲート装置700付近に到達した際に車両Mの通行を抑止する。通行が抑止された場合、車両Mは、特定ゲート装置700を通過する前の箇所に接続されたUターン路Rd1を走行して、ゲート300-outを通過して道路Rdに戻ることができる。特定ゲート装置700は、例えば、駐車場が空車であったり、駐車場の利用に関する予約を行っている車両Mが特定ゲート装置700付近に到達したりした際に車両Mの通行を許可する。
車両Mは、停止エリア310で乗員を降ろした後、無人で自動運転を行い、駐車場PA内の駐車スペースPSまで移動する自走駐車イベントを開始する。自走駐車イベントの開始トリガは、例えば、乗員による何らかの操作であってもよいし、駐車場管理装置400から無線により所定の信号を受信したことであってもよい。自走駐車制御部142は、自走駐車イベントを開始する場合、通信装置20を制御して駐車リクエストを駐車場管理装置400に向けて発信する。そして、車両Mは、停止エリア310から駐車場PAまで、駐車場管理装置400の誘導に従って、或いは自力でセンシングしながら移動する。
図5は、駐車場管理装置400の構成の一例を示す図である。駐車場管理装置400は、例えば、通信部410と、制御部420と、記憶部430とを備える。制御部420は、例えば、予約管理部422と、利用管理部424と、情報処理部426と、提供部428とを備える。記憶部430には、例えば、駐車場地図情報432や、駐車スペース状態テーブル434、入場前予約情報436(図6参照)、入場後予約情報438などの情報が格納されている。
予約管理部422は、ユーザのリクエストや、記憶部430に記憶された情報等に基づいて、駐車場の利用に関する予約を管理する。予約管理部422は、主に駐車場の将来の利用状況を取得する。将来の利用状況は、駐車場の利用に関して車両Mが施設に入場する前に受け付けられた入場前予約に含まれる利用時間を含む。
利用管理部424は、後述する駐車スペース状態テーブル434を参照して、駐車場に駐車している車両Mの状況を管理する。利用管理部424は、主に駐車場の現在の利用状況を取得する。予約管理部422および利用管理部424は、「取得部」の一例である。
情報処理部426は、利用状況を参照し、駐車場を含む施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に駐車場を利用できない場合、第1車両の駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付ける。第1車両は、入場の前に行われる駐車場の利用に関する入場前予約を行っていない車両、または入場前予約を行っているが入場前予約で指定した時刻よりも早い時刻に駐車場の利用を希望するユーザの車両である。上記の「利用状況」とは、将来の駐車場の利用状況と、現在の駐車場の利用状況とのうち一方または双方とを含む。例えば、利用状況は、現在の駐車場の利用状況(例えば満車であるか、空車であるか)、または現在の駐車場の利用状況と将来の駐車場の利用状況(例えば車両が駐車スペースに駐車する予定の時刻、駐車スペースに駐車している車両が出庫する予定の時刻)を含む。
提供部428は、情報処理部426により受け付けられた第1入場後予約に関する第1情報を第1車両のユーザに提供する。これらの処理の詳細については後述する。
通信部410は、車両Mその他の車両と無線により通信する。制御部420は、通信部410により取得された情報と、記憶部430に格納された情報とに基づいて、車両Mを駐車スペースPSに誘導する。駐車場地図情報432は、駐車場PAの構造を幾何的に表した情報である。また、駐車場地図情報432は、駐車スペースPSごとの座標を含む。駐車スペース状態テーブル434は、例えば、駐車スペースPSの識別情報である駐車スペースIDに対して、空き状態であるか、満(駐車中)状態であるかを示す状態と、満状態である場合の駐車中の車両Mの識別情報である車両IDとが対応付けられたものである。
制御部420は、通信部410が車両Mから駐車リクエストを受信すると、駐車スペース状態テーブル434を参照して状態が空き状態である駐車スペースPSを抽出し、抽出した駐車スペースPSの位置を駐車場地図情報432から取得し、取得した駐車スペースPSの位置までの好適な経路を、通信部410を用いて車両Mに送信する。また、制御部420は、複数の車両Mの位置関係に基づいて、同時に同じ位置に車両Mが進行しないように、必要に応じて特定の車両Mに停止・徐行などを指示する。
経路を受信した車両Mでは、自走駐車制御部142が、経路に基づく目標軌道を生成する。また、目標となる駐車スペースPSが近づくと、駐車スペース認識部132が、駐車スペースPSを区画する駐車枠線などを認識し、駐車スペースPSの詳細な位置を認識して自走駐車制御部142に提供する。自走駐車制御部142は、これを受けて目標軌道を補正し、車両Mを駐車スペースPSに駐車させる。
[自走駐車イベント-出庫時]
自走駐車制御部142および通信装置20は、車両Mが駐車中も動作状態を維持している。自走駐車制御部142は、例えば、通信装置20が乗員の端末装置600から迎車リクエストを受信した場合、車両Mのシステムを起動させ、車両Mを停止エリア310まで移動させる。この際に、自走駐車制御部142は、通信装置20を制御して駐車場管理装置400に発進リクエストを送信する。駐車場管理装置400の制御部420は、入庫時と同様に、複数の車両の位置関係に基づいて、同時に同じ位置に車両が進行しないように、必要に応じて特定の車両に停止・徐行などを指示する。停止エリア310まで車両Mを移動させて乗員を乗せると自走駐車制御部142は動作を停止し、以降は手動運転、或いは別の機能部による自動運転が開始される。
なお、上記の説明に限らず、自走駐車制御部142は、通信に依らず、カメラ10、レーダ装置12、ファインダ14、または物体認識装置16による検出結果に基づいて空き状態の駐車スペースを自ら発見し、発見した駐車スペース内に車両Mを駐車させてもよい。
[入場前予約情報]
図6は、入場前予約情報436の内容の一例を示す図である。入場前予約情報436は、例えば、駐車場の利用を希望するユーザが、駐車場に入場する前に行った予約に関する情報である。入場前予約情報436は、駐車スペースIDと、時間と、予約の有無とが互いに対応付けられた情報である。図6の駐車スペースIDと時間とによって規定された領域をカラムと称する場合がある。予約管理部422は、端末装置600のリクエストに応じて、カラムに予約したユーザIDまたはユーザの車両IDを対応付ける。
[入場後予約情報が生成される処理]
図7は、入場後予約情報が生成される際に駐車場管理装置400と、特定ゲート装置700とにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、利用管理部424が、予約していない車両Mが入場したか否かを判定する(ステップS100)。例えば、駐車場に入場する車両Mを撮像するカメラ(不図示)が、ゲート300-in付近に設けられている。利用管理部424は、上記のカメラにより撮像された画像を解析し、解析結果に基づいて、入場した車両IDを特定する。例えば、利用管理部424は、車両Mのナンバープレートを取得し、記憶部430において、取得したナンバープレートに対応付けられた車両IDまたはユーザIDを特定する。また、ゲート300-in付近には、駐車場に入場する車両Mと通信する通信装置(不図示)が設けられていてもよい。通信装置は、例えば、ゲート300-in付近に到達した車両Mと通信して、車両IDを取得する。
次に、利用管理部424は、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在するか否かを判定する(ステップS102)。利用管理部424は、例えば、駐車スペース状態テーブル434および入場前予約情報436を参照して、利用できる駐車スペースが存在するか否かを判定する。利用できる駐車スペースが存在しない場合、利用管理部424は、入場前予約情報436を参照して、現在の時刻から第1所定時間以内に駐車場から出庫する車両Mが存在するか否かを判定する。例えば、利用管理部424は、利用できる駐車スペースが存在する場合、または現在の時刻から第1所定時間以内に駐車場から出庫する車両Mが存在する場合、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在すると判定する。第1所定時間とは、停止エリア310や他のエリアに一時的な停車が許容される時間である。
第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在する場合、制御部420が、入場した車両Mを停止エリア310および駐車スペースに誘導する(ステップS104)。制御部420は、入場前予約を行ったユーザの第2車両が、入場前予約に応じた時間(入場前予約で指定した時間)に施設Fに入場した場合、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在すると判定し、第2車両が駐車場を利用することを許容する。これにより、入場した車両Mは、駐車場に駐車される。
第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在しない場合、情報処理部426は、入場前予約情報436および入場後予約情報438を参照して、入場した車両Mが駐車場を利用できる予想時間を導出する(ステップS106)。
図8は、入場後予約情報438の内容の一例を示す図である。入場後予約情報は、施設Fに入場した後に受け付けられた駐車場の利用に関する予約の情報である(後述する図7のステップ112、S114の処理参照)。入場後予約情報438は、車両Mの優先度と、車両IDと、予約番号と、予想時間とが互いに対応付けられた情報である。車両Mの優先度は、入場後予約に関する優先度であって、駐車場に到着した順に優先度は高い。
例えば、情報処理部426は、入場前予約情報436を参照して、車両Mが出庫する時刻を特定し、入場後予約情報438を参照して、車両が出庫する時刻に入場することができる車両(優先度が高い車両)を特定する。なお、入場前予約を行っていない車両の出庫時刻が特定できる場合は、情報処理部426は、入場後予約情報438と、入場前予約を行っていない車両の出庫時刻とに基づいて予想時間を導出する。
情報処理部426が、入場後予約に関する問い合わせを特定ゲート装置700に送信する(ステップS108)。図9は、特定ゲート装置700の表示部に表示される画像IM1の一例を示す図である。特定ゲート装置700の表示部は、例えば、タッチパネル式の表示部である。提供部428は、第1入場後予約よりも駐車場の利用に関して優先度が高い、他の車両が施設に入場した後に受け付けられた入場後予約の数を示す情報(図9、後述する図10の優先度3(3番目))を含む情報(画像IM1)をユーザに提供する。
画像IM1には、例えば、入場した車両の優先度や、予約を行うか否かを問い合わせるコメント、駐車場を利用できる予想時間、車両に通知が行われるタイミング、予約を行うことを指示するボタンB1、予約を行わないことを指示するボタンB2等が表示される。
なお、上記の例では、画像IM1は、特定ゲート装置700の表示部に表示されるものとして説明したが、これらに代えて(或いは加えて)画像IM1は、車両Mに搭載された表示部や端末装置600の表示部に表示されてもよい。
車両Mのユーザが、特定ゲート装置700の表示部に対して所定の操作を行うと、特定ゲート装置700が、操作に応じた情報を駐車場管理装置400に送信する(ステップS200)。操作に応じた情報とは、入場後予約を行うことを示す情報、または入場後予約を行わないことを示す情報である。
次に、情報処理部426が、ステップS200で送信された情報に基づいて、入場後予約が行われたか否を判定する(ステップS110)。入場後予約が行われていない場合、本フローチャートの処理が終了する。
入場後予約が行われた場合、情報処理部426は、ステップS200で送信された情報に基づいて、入場後予約を受け付ける(ステップS112)。入場後予約を受け付けるとは、情報処理部426が、車両の入場後予約を入場後予約情報438に対応付けることである。例えば、情報処理部426は、優先度、車両ID、予約番号、予想時間を互いに対応付けた情報を入場後予約情報438に対応付ける。
次に、提供部428が、入場後予約を受け付けたことを示す情報(第1情報)を端末装置600に送信する(ステップS114)。図10は、端末装置600の表示部に表示される画像IM2の一例を示す図である。画像IM1には、例えば、入場した車両の優先度や、予約を受け付けたことを示すコメント、駐車場を利用できる予想時間、車両に通知が行われるタイミング等が表示される。予想時間は、第1車両が駐車場を利用することができる第1情報に応じた時間である。
すなわち、提供部428は、駐車スペース状態テーブル434、入場前予約情報436、および入場後予約情報438を参照して、第1車両が駐車場を利用できる時間をユーザに提供する。具体的には、提供部428は、第1入場後予約と、第1入場後予約よりも駐車場の利用に関して優先度が高い他の車両が施設に入場した後に受け付けられた入場後予約と、駐車場の利用状況(例えば現在または将来の駐車場の利用状況)とを参照し、第1車両が駐車場を利用できる時間をユーザに提供する。例えば、提供部428は、駐車スペースPSに駐車していた車両が出庫する時刻を特定し、その駐車スペースに優先度が最も高い車両が駐車すると決定し、これらの処理を繰り返して、着目する車両が駐車スペースPSに駐車できる時刻を導出する。そして、提供部428は、導出結果に基づいて、予想時間を導出する。これにより、本フローチャートの処理が終了する。
なお、ステップS114において、予約完了情報は特定ゲート装置700または車両Mに送信されてもよい。予約完了情報は、特定ゲート装置700の表示部または車両Mの表示部に表示されたり、特定ゲート装置700の印刷部により紙媒体に印刷され、印刷された紙媒体がユーザに提供されたりしてもよい。
また、提供部428は、入場後予約を行った車両Mまたは端末装置600に対して、駐車場PAを利用することができる時刻、または利用できる時刻から所定時間前に、車両Mまたは端末装置600に利用することが時刻を通知してもよい。
上述した処理により、駐車場管理装置400は、予約なしで駐車場を訪れた車両Mに対して、入場後の予約を受け付ける。入場後の予約を行った車両Mは、予想時間まで他の用事を済ませた後に、再度、駐車場を訪れることで、駐車場を利用することができる。この結果、利用者の利便性が向上する。例えば、ユーザは有効に時間を活用することができる。
[場面1]
図11は、ステップS104の処理が行われる場面の一例を示す図である。時刻tにおいて、車両Mがゲート300-in付近に到達した後、ゲート300-inを通過し、時刻t+1において、車両Mが特定ゲート装置700に到達したものとする。この場合、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在する場合、時刻t+2において、車両Mは、停止エリア310に停車し、時刻t+3において、車両Mは、駐車場PAに向かって走行する。そして、時刻t+4において、車両Mは、駐車スペースPSに駐車する。
このように、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在する場合、車両Mは、施設を退出することなく、駐車場PAを利用することができる。この結果、利用者の利便性が向上する。
[場面2]
図12は、入場後予約の処理が行われる場面の一例を示す図である。時刻tにおいて、車両Mがゲート300-in付近に到達した後、ゲート300-inを通過し、時刻t+1#において、車両Mが特定ゲート装置700に到達したものとする。この場合、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在しない場合、車両Mのユーザは、例えば、入場後予約を行う。時刻t+2#において、車両Mは、Uターン路Rd1を走行し、時刻t+3#において、車両Mは、ゲート300-оutに向かって走行する。そして、時刻t+4#において、車両Mは、道路Rdを走行する。
そして、入場後予約に対応する時間に、再度、車両Mが、駐車場PAを含む施設を訪問した場合、車両Mは、駐車場PAを利用することができる。すなわち、駐車場管理装置400の制御部420は、第1情報が提供されたユーザの第1車両が、施設を出場し、再度、第1情報に応じた時間に施設に入場した場合において、第1車両が駐車場を利用することを許容する。許容するとは、例えば、車両が駐車場PAに駐車できるようにゲート300-inのゲートや特定ゲート装置700のゲートを開放状態に制御することや、駐車スペース状態テーブル434において車両を管理すること、駐車場管理装置400が車両を駐車スペースPSに誘導すること等である。
「第1情報に応じた時間」は、第1車両が駐車可能な駐車スペースが駐車場に存在し、第1入場後予約の優先度が、他の車両が施設に入場した後に受け付けられた入場後予約の優先度よりも高くなった時間である。
このように、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在しない場合、車両Mは、入場後予約を行って、施設を一時的に退出した後、再度、施設を訪れた場合に、入場後予約に基づいて駐車場PAを利用することができる。この結果、利用者の利便性が向上する。
[入場時の処理]
図13は、入場後予約を行った車両Mが入場する際に実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、駐車場管理装置400の利用管理部424が、入場後予約を行った車両Mが入場したか否かを判定する(ステップS300)。例えば、利用管理部424は、入場後予約情報438およびゲート300-in付近に設けられたカメラにより撮像された画像に基づいて、入場後予約を行った車両Mが入場したか否かを判定する。
入場後予約を行った車両Mが入場した場合、利用管理部424は、第2所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在するか否かを判定する(ステップS302)。利用管理部424は、例えば、駐車スペース状態テーブル434および入場前予約情報436を参照して、利用できる駐車スペースが存在するか否かを判定する。第2所定時間は、例えば、第1所定時間よりも長い時間である。これにより、入場後予約を行った車両Mに対しては、駐車場の利用に関する条件を緩和することで、よりユーザの利便性が向上する。
第2所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在する場合、駐車場管理装置400は、停止エリア310および駐車スペースPSに車両Mを誘導する(ステップS304)。駐車スペースPSが空くまでに少し時間がある場合、駐車場管理装置400は、所定エリア(例えば停止エリア310)に車両Mを待機させる。
第2所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在しない場合、駐車場管理装置400の情報処理部426が、駐車場を利用できる予想時間を導出し(ステップS306)、導出した予想時間を端末装置600に送信する(ステップS308)。これにより、本フローチャートの処理が終了する。
このように、入場後予約を行った車両Mが、入場後予約に応じた時間に施設に入場した場合、車両Mは、駐車場を利用することができる。この結果、利用者の利便性が向上する。
以上説明した第1実施形態によれば、駐車場管理装置400が、駐車場の利用状況を参照し、駐車場を含む施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に駐車場を利用できない場合、第1車両の駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付け、受け付けられた第1入場後予約に関する第1情報を第1車両のユーザに提供することにより、ユーザにとって利便性を向上させることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。第1実施形態では、車両Mは、ゲート300-inを通過した後、入場後予約を行うものとした。これに対して、第2実施形態では、車両Mは、ゲート300-inを通過する前に、入場後予約を行う。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
図14は、第2実施形態の施設F1の構成の一例を示す図である。例えば、第2実施形態の施設F1は、道路Rdから分岐する分岐路Rd2を含む。車両Mは、道路Rdから分岐路Rd2に進入し、分岐路Rd2から左折することでゲート300-inを通過することができる。分岐路Rd2付近には、特定端末装置800および車両Mを撮像する特定カメラ(不図示)が設けられている。
特定端末装置800およびカメラは、駐車場管理装置400と通信する。特定端末装置800は、例えば、第1実施形態の特定ゲート装置700と同等の機能を有する。特定端末装置800の表示部は、駐車場管理装置400に提供された情報に基づいて、駐車場の空き状態を表示する。例えば、入場前予約を行っていないユーザの車両Mが、分岐路Rd2付近に到達すると、特定カメラが車両Mを撮像する。撮像された画像は、駐車場管理装置400に送信される。駐車場管理装置400は、撮像された画像を解析して、例えば、車両Mのナンバープレートの情報を取得する。そして、駐車場管理装置400は、上記の図7のフローチャートで説明した処理を実行し、入場前予約を受け付ける。この場合、図7のフローチャートにおける特定ゲート装置700の処理は、特定端末装置800により実行される。
駐車場管理装置400と特定端末装置800とが、図7のフローチャートで説明した処理と同等の処理を行うことにより、第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在する場合、車両Mは、施設F1を退出することなく、駐車場PAを利用することができる。第1所定時間以内に利用できる駐車スペースが存在しない場合、車両Mは、入場後予約を行って、施設F1を一時的に退出した後、再度、施設F1を訪れた場合に、入場後予約に基づいて駐車場PAを利用することができる。この結果、利用者の利便性が向上する。
また、入場後予約を行った車両Mが入場する際には、以下の処理が実行される。例えば、車両Mが、特定端末装置800付近に到着すると、駐車場管理装置400は、特定カメラにより撮像された画像に基づいて、車両Mを特定し、特定した車両Mが入場することができる車両であるか否かを判定する。例えば、駐車場管理装置400は、車両Mが入場後予約を行った車両であり、且つ入場後予約に対応する時間であると判定した場合、特定端末装置800の表示部に入場が可能であることを示す情報を表示させる。そして、駐車場管理装置400は、ゲート300-inおよび特定ゲート装置700を開放状態にして、車両Mを駐車場に駐車させる。また、入場後予約を行った車両Mが第2所定時間前に特定端末装置800付近に到達した際には、車両Mは、特定端末装置800を通過して、ゲート300-inに到達した場合、ゲート300-inのゲートは開放され、車両MはUターン路Rd1を通過して施設F1から退出する。
以上説明した第2実施形態によれば、ゲート300-inを通過する前に特定端末装置800が設けられている場合、駐車場管理装置400は、ゲート300-inの手前で入場後予約を受け付けることにより、第1実施形態と同様の効果を奏する。
[ハードウェア構成]
図15は、実施形態の駐車場管理装置400のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、駐車場管理装置400は、通信コントローラ400-1、CPU400-2、ワーキングメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)400-3、ブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)400-4、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置400-5、ドライブ装置400-6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ400-1は、駐車場管理装置400以外の構成要素との通信を行う。記憶装置400-5には、CPU400-2が実行するプログラム400-5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM400-3に展開されて、CPU400-2によって実行される。これによって、制御部420(予約管理部422、利用管理部424、情報処理部426、および提供部428)のうち一部または全部が実現される。また、自動運転制御装置100も、上記と同様に通信コントローラ、CPU、RAM、ROM、記憶装置、ドライブ装置などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。そして、記憶装置に記憶されたプログラムが、CPUに実行されることにより、第1制御部120、および第2制御部160が各種処理を行う。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
駐車場の空き状況を取得し、
前記取得した利用状況を参照し、駐車場を含む施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できない場合、前記第1車両の前記駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付け、
前記受け付けた前記第1入場後予約に関する第1情報を前記第1車両のユーザに提供する、
ように構成されている、車両制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1‥駐車場管理システム、2‥車両システム、10‥カメラ、100‥自動運転制御装置、120‥第1制御部、130‥認識部、132‥駐車スペース認識部、140‥行動計画生成部、160‥第2制御部、400‥駐車場管理装置、420‥制御部、422‥予約管理部、424‥利用管理部、426‥情報処理部、428‥提供部、430‥記憶部、434‥駐車スペース状態テーブル、436‥入場前予約情報、438‥入場後予約情報

Claims (9)

  1. 駐車場の利用状況を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された利用状況を参照し、第1時刻に、駐車場を有する施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できない場合、前記第1車両の前記駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付ける情報処理部と、
    前記情報処理部により受け付けられた前記第1入場後予約に関する第1情報を前記第1車両のユーザに提供する提供部と、
    前記第1情報が提供された前記ユーザの前記第1車両が、前記施設を出場し、再度、前記第1情報に応じた、前記第1時刻よりも後の第2時刻に前記施設に入場した場合において、他車両よりも優先して前記第1車両に前記駐車場を利用させる制御を実行する制御部と、を備え、
    前記他車両は、前記第1時刻よりも後であり且つ前記第2時刻よりも前に、前記施設に入場した車両であり、入場前に前記駐車場の利用に関する入場前予約を行っていない車両である、
    管理装置。
  2. 駐車場の利用状況を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された利用状況を参照し、駐車場を有する施設に入場した第1車両が、入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できない場合、前記第1車両の前記駐車場の利用に関する第1入場後予約を受け付ける情報処理部と、
    前記情報処理部により受け付けられた前記第1入場後予約に関する第1情報を前記第1車両のユーザに提供する提供部と、
    前記施設に入場した車両を前記駐車場に誘導する制御部と、
    を備え、
    前記施設は、前記駐車場に加え、車両が前記駐車場に進入する前または前記駐車場から出た後に立ち寄る前記車両の乗員が乗降する乗降エリアを有し、
    前記施設に入場する前に行われる前記駐車場の利用に関する入場前予約および前記駐車場の利用に関する入場後予約を行っていない対象の車両が、前記施設に入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できない場合、前記制御部は、前記対象の車両を前記駐車場に誘導せず、
    前記情報処理部が、前記入場後予約を行うかを前記対象の車両のユーザに問い合わせ、
    前記対象の車両が、前記施設に入場後に所定時間以内に前記駐車場を利用できる場合、
    前記制御部は、前記対象の車両を前記乗降エリアおよび前記駐車場に誘導し、
    前記情報処理部は、前記入場後予約を行うかを前記対象の車両のユーザに問い合わせない、
    管理装置。
  3. 前記第1車両は、前記入場の前に行われる前記駐車場の利用に関する入場前予約を行っていない車両であり、
    前記制御部は、前記入場前予約を行ったユーザの第2車両が、前記入場前予約に応じた時間に前記施設に入場した場合、前記第2車両が前記駐車場を利用することを許容する、
    請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記第1情報に応じた時間は、前記第1車両が駐車可能な駐車スペースが前記駐車場に存在し、前記第1入場後予約の優先度が、他の車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第2入場後予約の優先度よりも高くなった時間である、
    請求項に記載の管理装置。
  5. 前記第1入場後予約と、前記第1入場後予約よりも駐車場の利用に関して優先度が高い他の車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第3入場後予約と、前記駐車場の利用状況とを参照し、前記第1車両が前記駐車場を利用できる時間を前記ユーザに提供する提供部を更に備える、
    請求項1から4のうちからいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記利用状況は、前記駐車場の利用に関して車両が前記施設に入場する前に受け付けられた入場前予約に含まれる利用時間を含む、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記第1入場後予約よりも前記駐車場の利用に関して優先度が高い、他の車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第4入場後予約の数を示す情報を前記ユーザに提供する提供部を更に備える、
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  8. 前記第1情報は、前記施設に入場した順に優先度が高い、車両が前記施設に入場した後に受け付けられた第5入場後予約に関する情報である、
    請求項1から7のうちからいずれか1項に記載の管理装置。
  9. 前記提供部は、前記第1情報または前記第1車両が前記駐車場を利用することができる前記第1情報に応じた時間をユーザの端末装置またはユーザが利用している車両に提供する、
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載の管理装置。
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