JP2021148104A - 圧縮機 - Google Patents

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Yasunori Watanabe
保徳 渡邊
貴幸 萩田
Takayuki Hagita
貴幸 萩田
俊輔 藥師寺
Shunsuke Yakushiji
俊輔 藥師寺
日出夫 佐保
Hideo Saho
日出夫 佐保
将平 寺崎
Shohei TERASAKI
将平 寺崎
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Abstract

【課題】防音カバーの製造を容易化することができる圧縮機を提供することを目的とする。【解決手段】圧縮機1は、自動車用の空調装置に設けられている。圧縮機1は、吐出ポート12を有し、冷媒を圧縮する本体部と、第1カバー30及び第1カバー30とは別体である第2カバー40を有し、内部に内部空間が形成されていて、内部空間に本体部を収容する防音カバー20と、を備えている。防音カバー20は、第1カバー30と第2カバー40とが対向する部分において、第1カバー30と第2カバー40とが当接することで内部空間と防音カバー20の外側の外部空間とを隔てる当接部24と、第1カバー30と第2カバー40とが離間することで内部空間と外部空間とを接続する第1開口26を形成する離間部25と、を有している。第1開口26は、吐出ポート12が挿通している。【選択図】図3

Description

本開示は、圧縮機に関するものである。
従来、自動車に搭載される空調装置の圧縮機から発生する騒音を低減するための技術が知られている。圧縮機から発生する騒音を低減するためには、騒音減の音圧レベルを低減する方法や、発生する騒音を吸音及び遮音する方法がある。特許文献1には、気液分離器から吸引した冷媒ガスを圧縮してから吐出管より吐出する電動コンプレッサが記載されている。電動コンプレッサのケース及び気液分離器は、金属板製、或は合成樹脂製の遮音カバーにより周囲を完全に覆われている。
特開平8−61234号公報
ところで、圧縮機を覆う防音カバーは、複数の部分(例えば、第1部分と第2部分)を組み合わせた構造とすることが考えられる。複数の部分を組み合わせた構造とする場合には、第1部分と第2部分とが対向する部分において、製造誤差等によって隙間が形成されると、当該隙間から音が漏れる可能性がある。したがって、第1部分と第2部分とが、互いに対向する部分において密着している方が望ましい。また、圧縮機は、外部の装置と接続する接続部(例えば、吐出管等)を有する場合がある。この場合には、防音カバーには、接続部が挿通する開口を形成する必要がある。開口の縁と接続部との間に形成される隙間が大きい場合には、隙間から音が漏れる可能性がある。したがって、開口は、接続部との間に形成される隙間が小さくなるように形成されることが望ましい。このように、防音カバーは、第1部分と第2部分とが対向する部分及び接続部が挿通する開口を形成する部分において、高精度に形成されることが望ましい。しかしながら、高精度に形成する部分が多いと、防音カバーの製造工程が煩雑化する可能性があった。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、防音カバーの製造を容易化することができる圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の圧縮機は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る圧縮機は、自動車用の空調装置に設けられる圧縮機であって、外部の装置と接続する接続部を有し、冷媒を圧縮する本体部と、第1部分及び前記第1部分とは別体である第2部分を有し、内部に内部空間Sが形成されていて、前記内部空間Sに前記本体部を収容する防音カバーと、を備え、前記防音カバーは、前記第1部分と前記第2部分とが対向する部分において、前記第1部分と前記第2部分とが当接することで前記内部空間Sと前記防音カバーの外側の外部空間とを隔てる当接部と、前記第1部分と前記第2部分とが離間することで前記内部空間Sと前記外部空間とを接続する開口を形成する離間部と、を有し、前記開口は、前記接続部が挿通している。
本開示によれば、防音カバーの製造を容易化することができる。
本開示の第1実施形態に係る圧縮機を示す模式的な縦断面図である。 図1の圧縮機において、防音カバーを取り付ける様子を示す模式的な縦断面図である。 本開示の第1実施形態に係る圧縮機を示す側面図である。 図3の圧縮機の平面図である。 図3の圧縮機の底面図である。 図3の圧縮機の車体側のブラケットと本体部との固定部分を示す模式的な縦断面図である。 多孔質材料の密度と騒音低減効果との関係を示すグラフである。 本開示の第2実施形態に係る圧縮機を示す平面図である。 本開示の第2実施形態に係る圧縮機を示す底面図である。
以下に、本開示に係る圧縮機1の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本開示の第1実施形態について、図1から図7を用いて説明する。
本実施形態に係る圧縮機1は、自動車(図示省略)に搭載される空気調和装置に用いられる圧縮機1である。圧縮機1は、車体に設けられた設置面に載置されている。図1及び図2に示すように、圧縮機1は、冷媒を圧縮する本体部10と、本体部10を覆う防音カバー20と、を備えている。圧縮機1は、外部から供給される電気によって駆動する電動圧縮機である。
本体部10は、冷媒を圧縮する圧縮機1構(図示省略)と、圧縮機1構を駆動する電動モータ(図示省略)と、圧縮機1構及び電動モータを収容する筐体(図示省略)等と、を備える。また、図3に示すように、本体部10は、圧縮機1構へ冷媒を供給する吸気ポート(接続部)11と、圧縮機1構で圧縮した冷媒を外部へ排出する排出ポート(接続部)12と、電動モータへ高電圧の電気を供給する高電圧ケーブル(図示省略)が接続される高電圧ソケット(接続部)13と、電動モータへ低電圧の電気を供給する低電圧ケーブル(図示省略)が接続される低電圧ソケット(接続部)14と、を備えている。
吸気ポート11は、蒸発器(図示省略)で蒸発した冷媒を圧縮機1へ導く吸気配管(図示省略)に接続される。吸気ポート11は、筐体の外周面から外側へ突出するように設けられている。また、吐出ポート12は、圧縮機1で圧縮された冷媒を凝縮器(図示省略)へ導く排出配管(図示省略)に接続される。吸気ポート11は、筐体の外周面から外側へ突出するように設けられている。
防音カバー20は、密度が0.19g/cm3以下の連通気泡の多孔質材料で形成されている。連通気泡の多孔質材料は、例えば発泡ウレタン材などで形成される。連通気泡の多孔質材料の製造方法は特に限定されないが、例えば、独立気泡の多孔質材料に圧力をかけることで、気泡同士を連通させることで製造される。
防音カバー20は、図1及び図2に示すように、内側に内部空間Sを形成している。防音カバー20の内部(すなわち、内部空間S)には、本体部10が収容されている。防音カバー20は、図1から図3に示すように、分割部によって、第1カバー(第1部分)30と第2カバー(第2部分)40とに、上下に分割されている。すなわち、防音カバー20は、本体部10の下部を覆う第1カバー30と、本体部10の上部を覆う第2カバー40と、を備えている。分割部は、水平面に沿う面で防音カバー20を切断するように、防音カバー20を分割している。分割部は、防音カバー20の周方向の略全域に設けられている。また、分割部は、後述する第1開口26及び第2開口27を通過するように設けられている。分割部は、図3では太線で示されている。
第1カバー30は、図2に示すように、本体部10と車体の設置面との間に配置される。第1カバー30は、内部空間Sの下端を規定する底面部31と、内部空間Sの側端のうち下部を規定する下側面部32と、下側側面部の上端から外側に突出する複数の下固定部(カバー固定部)36と、を一体的に有している。また、図5及び図6に示すように、第1カバー30の底面部31には、ボルト挿通孔31aが複数(本実施形態では、3つ)形成されている。各ボルト挿通孔31aには、本体部10を車体側へ固定する固定ボルト16(図6参照)が挿通している。各ボルト挿通孔31aは、底面部31を上下方向に貫通している。各ボルト挿通孔31aの直径は、固定ボルト(固定部材)16の軸部の直径よりもわずかに大きい。
図2に示すように、下側面部32は、底面部31の外周部の略全域から曲折して上方へ延びている。この下側面部32の上端面33が分割部とされている。下側面部32の上端面33は、後述する第2カバー40の上側面部42と当接する下当接部34と、第2カバー40の上側面部42から離間する下離間部35と、を有している。
第2カバー40は、第1カバー30の上方に設けられている。第2カバー40は、内部空間Sの上端を規定する上面部41と、内部空間Sの側端のうち上部を規定する上側面部42と、上側面部42の下端から外側に突出する複数の上固定部(カバー固定部)46と、を一体的に有している。また、図4に示すように、第2カバー40は、低電圧ソケット14及び吸気ポート11が挿通する開口(以下、「第3開口29」と称する)が形成されている。第3開口29は、防音カバー20の内部空間Sと防音カバー20の外側の外部空間とを接続している。低電圧ソケット14及び吸気ポート11は、第3開口29によって、外部空間とアクセス可能とされている。第3開口29の縁と、低電圧ソケット14及び吸気ポート11との間には、わずかに隙間が形成されている。
上側面部42は、上面部41の外周部の略全域から曲折して下方へ延びている。この上側面部42の下端面43が分割部とされている。下側面部32の下端面43は、第1カバー30の下側面部32と当接する上当接部44と、第1カバー30の下側面部32から離間する上離間部45と、を有している。
図2に示すように、第1カバー30と第2カバー40とは、下側面部32の上端面33と、上側面部42の下端面43とが対向するように配置されている。詳細には、第1カバー30と第2カバー40とは、下側面部32の下当接部34と、上側面部42の上当接部44とが当接するように配置されている。また、第1カバー30と第2カバー40とは、下側面部32の下離間部35と上側面部42の上離間部45とが離間して、開口を形成するように配置されている。
図3に示すように、防音カバー20は、第1カバー30の下当接部34と第2カバー40の上当接部44とが当接する当接部24を有している。当接部24は、防音カバー20の内部空間Sと防音カバー20の外側の外部空間とを隔てている。また、防音カバー20は、第1カバー30の下離間部35と第2カバー40の上離間部45とが離間する離間部25を有している。離間部25は、防音カバー20の内部空間Sと防音カバー20の外側の外部空間とを接続する開口を形成している。本実施形態では、防音カバー20は、2つの離間部25を有している。
2つの離間部25は、各々、開口を形成している。すなわち、防音カバー20は、離間部25によって形成される開口を2つ有している。1つの開口(以下、「第1開口26」と称する。)には、吐出ポート12が挿通している。換言すれば、吐出ポート12は、第1開口26によって、外部空間とアクセス可能とされている。第1開口26の縁と、吐出ポート12の外周面との間には、わずかに隙間が形成されている。すなわち、防音カバー20と吐出ポート12とは接触していない。
また、1つの開口(以下、「第2開口27」と称する。)には、高電圧ソケット13が挿通している。高電圧ソケット13は、第2開口27によって、外部空間とアクセス可能とされている。第2開口27の縁と、高電圧ソケット13との間には、わずかに隙間が形成されている。すなわち、防音カバー20と高電圧ソケット13とは接触していない。
圧縮機1の本体部10と、車体とは複数(本実施形態では、3本)の固定ボルト16によって固定されている。詳細には、図6に示すように、圧縮機1の本体部10は、車体側に設けられた固定ブラケット17に固定されている。固定ブラケット17には、凹部18が形成されている。固定部ボルトは、本体部10を貫通し、先端が固定ブラケット17の凹部18に収容される。固定ブラケット17の先端と凹部18とは螺合している。また、固定ボルト16は、上述のように第1カバー30に形成されたボルト挿通孔31aを挿通している。また、第1カバー30は、本体部10と固定ブラケット17との間に配置されている。また、第1カバー30と固定ブラケット17との間には、ワッシャ19が設けられている。
図3に示すように、第1カバー30と第2カバー40とは、下固定部36と上固定部46とを固定することで固定されている。下固定部36と上固定部46とは、各固定部を貫通する複数のクリップ28によって固定されている。なお、下固定部36と上固定部46とを固定する部材はクリップ28(図3参照)に限定されない。例えば、下固定部36と上固定部46とは、ボルト及びナット等によって固定されてもよい。
次に、圧縮機1の組立方法について説明する。
まず、本体部10と車体の設置面との間に第1カバー30を配置した状態で、固定ボルト16によって本体部10を車体に対して固定する。この時に、固定ボルト16が第1カバー30を貫通しているので、第1カバー30が車体及び本体部10に対して固定される。次に、本体部10に第2カバー40を被せる。このとき、第1カバー30の下当接部34に対して、第2カバー40の上当接部44を当接させる。下当接部34と上当接部44とが当接した状態で、下固定部36と上固定部46とをクリップ28等で固定する。このようにして圧縮機1を組立てる。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、防音カバー20が、第1カバー30と第2カバー40とを有している。換言すれば、防音カバー20は、第1カバー30と第2カバー40とに分割されている。第1カバー30と第2カバー40とに分割されている防音カバー20において、第1カバー30と第2カバー40とが対向する部分(分割部)において、製造誤差等によって隙間が形成されると、当該隙間から音が漏れる可能性がある。したがって、第1カバー30と第2カバー40とが、互いに対向する部分(分割部)において密着している方が望ましい。
また、防音カバー20は、吐出ポート12や高電圧ソケット13の外部装置と接続される部材が挿通する開口(第1開口26及び第2開口27)を形成されている。各開口の縁と、吐出ポート12及び高電圧ソケット13と、の間に形成される隙間が大きい場合には、隙間から音が漏れる可能性がある。したがって、第1開口26及び第2開口27は、接続部との間に形成される隙間が小さくなるように形成されることが望ましい。一方で、吐出ポート12は、圧縮された冷媒が内部を流通するので、高温となる。このため、高温の吐出ポート12と防音カバー20(第1開口26の縁)とが接触することで、吐出ポート12の熱によって防音カバー20が損傷する等の種々の不具合が生じる可能性がある。また、高電圧ソケット13は、高電圧の電気が流通するので、高温となる。このため、高温の高電圧ソケット13と防音カバー20(第2開口27の縁)とが接触することで、高電圧ソケット13の熱による防音カバー20の損傷や、ショート等の種々の不具合が生じる可能性がある。したがって、第1開口26及び第2開口27は、吐出ポート12及び高電圧ソケット13と接触しないように形成する必要がある。
このように、防音カバー20は、第1カバー30と第2カバー40とが対向する部分及び、吐出ポート12及び高電圧ソケット13が挿通する開口(第1開口26及び第2開口27)を形成する部分において、高精度に形成されることが望ましい。
例えば、第3開口29(図3参照)のように、第1カバー30又は第2カバー40に、吐出ポート12及び高電圧ソケット13が挿通する開口を形成した場合には、第1カバー30と第2カバー40とが対向する部分とは別に、開口を形成する必要がある。したがって、第1カバー30と第2カバー40とが対向する部分を高精度に形成するとともに、開口を形成する部分を高精度に形成する必要がある。
一方、本実施形態では、第1カバー30と第2カバー40とが離間することで、吐出ポート12及び高電圧ソケット13が挿通する開口(第1開口26及び第2開口27)を形成している。すなわち、第1カバー30と第2カバー40とが対向する部分に開口(第1開口26及び第2開口27)を形成している。これにより、第1カバー30と第2カバー40とが対向する部分とは別に、開口(第1開口26及び第2開口27)を形成する必要がない。したがって、高精度に形成する部分を少なくすることができる。これにより、防音カバー20の製造を容易化することができる。
また、本実施形態では、第1カバー30が本体部10と車体(固定ブラケット17)との間に配置され、本体部10を車体に対して固定する固定ボルト16が第1カバー30を貫通している。これにより、車体に対して本体部10を固定することで、本体部10と第1カバー30との相対移動も固定ボルト16によって規制される。したがって、別途第1カバー30と本体部10とを固定するための構造が必要ない。よって、圧縮機1の部品点数を低減することができる。
また、第1カバー30は、本体部10と本体部10の下方に位置する車体(固定ブラケット17)との間に挟まれている。これにより、本体部10によって第1カバー30が車体側に押し付けられるので、第1カバー30と本体部10との相対移動が強く規制される。したがって、第1カバー30を本体部10から脱落し難くすることができる。また、第1カバー30と本体部10との相対移動が強く規制されるので、第1カバー30に対して、第2カバー40を位置決めし易くすることができる。したがって、第1カバー30に対して、第2カバー40を容易に取り付けることができる。
また、本実施形態では、第1カバー30と第2カバー40とを下固定部36及び上固定部46で固定することで、防音カバー20が本体部10から離間しないように規制している。これにより、防音カバー20を本体部10に直接固定する必要がない。したがって、本体部10に防音カバー20を固定するための構造を設けることなく、防音カバー20が本体部10から離間しないように規制することができる。よって、既設の本体部10に対して、防音カバー20を容易に追設することができる。
また、本実施形態では、多孔質材料で防音カバー20が形成されている。本体部10で発生した音が防音カバー20に伝わると、多孔質材料中の空気が振動する。多孔質材料中の空気が振動すると、空気の粘性抵抗により多孔質材料と空気との間に摩擦が生じる。これにより、本体部10から入力した音エネルギが熱エネルギに変換される。このように、防音カバー20が、本体部10で発生した音を吸音することができる。したがって、防音カバー20によって、本体部10で生じる騒音を低減することができる。
また、所定の条件下において、連通気泡の多孔質材料は、同密度の独立気泡の多孔質材料と比較して、空気の粘性抵抗が増加する分、吸音効果が高い。本実施形態では、連通気泡の多孔質材料で形成されている。したがって、騒音をより低減することができる。
所定の条件について、図7を用いて詳細に説明する。図7では、実線が連通気泡の多孔質材料を示し、破線が独立気泡の多孔質材料を示している。連通気泡の多孔質材料は、密度が高くなると気泡が少なくなり、吸音効果が低下する。このため、図7に示すように、連通気泡の多孔質材料は、密度が高くなると、騒音低減効果が低減する傾向を有する。一方、独立気泡の多孔質材料は、密度が高くなると騒音低減効果が増大する傾向を有する。図7に示すように、密度が0.19g/cm以下において、連通気泡の多孔質材料は、独立気泡の多孔質材料よりも騒音低減効果が高い。本実施形態では、連通気泡の多孔質材料の密度が、0.19g/cm以下とされている。したがって、独立気泡の多孔質材料を用いるよりも、騒音低減効果を向上させることができる。
また、一般に、多孔質材料は、密度が高くなるほど、成形し難い。本実施形態では、密度が0.19g/cm以下とされているので、防音カバー20を容易に成形することができる。また、密度が0.19g/cm以下とされているので、防音カバー20の重量を低減することができる。
[変形例]
なお、第2カバー40は、さらに2つの部分に分割されてもよい。具体的には、第2カバー40が第1分割カバー51と、第2分割カバー52とを有していてもよい。すなわち、防音カバー20が3つの部分に分割されていてもよい。図3及び図4に示すように、第1分割カバー51と第2分割カバー52とを分割する分割部50(図3及び図4の破線)は、第3開口29を通るように設けられる。すなわち、第1分割カバー51と第2分割カバー52との間に第3開口29が形成される。本変形例の分割部50は、第1分割カバー51の第2分割カバー52側の端面と、第2分割カバー52の第1分割側の端面とが対向する部分である。
本変形例では、第2カバー40をさらに分割しているので、カバーを構成する各部品を小型化することができる。したがって、各部品を容易に搬送することができる。また、本体部10に対してカバーを取り付けやすくすることができる。
また、本変形例では、第1分割カバー51と第2分割カバー52との間に第3開口29が形成されている。これにより、第1分割カバー51と第2分割カバー52とが対向する部分とは別に、吸気ポート11及び低電圧ソケット14が挿通する開口を形成する必要がない。したがって、高精度に形成する部分を少なくすることができる。これにより、防音カバー20の製造を容易化することができる。
[第2実施形態]
次に、本開示の第2実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。
本実施形態の防音カバー60は、第1カバー61と第2カバー62とが固定されておらず、第1カバー61及び第2カバー62が各々本体部10に固定されている点で、第1実施形態と異なっている。第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態に係る第1カバー61は、下固定部36を有していない。第1カバー61は、複数(本実施形態では、一例として2つ)の第1貫通孔63が形成されている。第1貫通孔63は、第1カバー61の底面部31に形成されている。第1貫通孔63には、ボルト(図示省略)が挿通される。ボルトは、先端が本体部10に螺合する。ボルトの頭部と第1カバー61との間には第1ワッシャ65が設けられている。ボルトが本体部10に締結されることで、本体部10に対して第1カバー61が固定される。
図8に示すように、本実施形態に係る第2カバー62は、上固定部46を有していない。第2カバー62は、複数(本実施形態では、一例として3つ)の第2貫通孔64が形成されている。第2貫通孔64は、第2カバー62の上面部41に形成されている。第2貫通孔64には、ボルト(図示省略)が挿通される。ボルトは、先端が本体部10に螺合する。ボルトの頭部と第2カバー62との間には第2ワッシャ66が設けられている。ボルトが本体部10に締結されることで、本体部10に対して第2カバー62が固定される。
例えば、第1実施形態のように、第1カバー61と第2カバー62とを、筐体から外側へ突出する固定部等で固定する場合には、固定部を設けた分だけ、防音カバー60の外形が大きくなる。
一方、本実施形態では、防音カバー60が本体部10に直接固定されている。これにより、固定部等を設ける必要がない。したがって、第1カバー61及び第2カバー62に固定部を設ける構造と比較して、防音カバー60の外形を小さくすることができる。よって、圧縮機1を小型化することができるので、他の部品と干渉し難くすることができる。
なお、本開示は上記各実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更や改良を加えることができ、このように変更や改良を加えた実施形態も本開示の権利範囲に含まれるものとする。
例えば、上記各実施形態では、圧縮機構を電動モータで駆動する例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、圧縮機構を駆動する電動モータを設けずに、圧縮機構を走行用エンジンの駆動力によって駆動してもよい。この場合には、電動モータ、高電圧ソケット13及び低電圧ソケット14は存在しない。したがって、分割部は、吐出ポート12が挿通する第1開口26のみを通過することとなる。
また、上記各実施形態では、防音カバー20を連通気泡の多孔質材料で形成する例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、独立気泡の多孔質材料で防音カバー20を形成してもよい。
また、上記各実施形態では、防音カバー20を2つまたは3つに分割する例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、防音カバー20は、4つ以上に分割されてもよい。
以上説明した各実施形態に記載の圧縮機1は例えば以下のように把握される。
本開示の一態様に係る圧縮機は、自動車用の空調装置に設けられる圧縮機(1)であって、外部の装置と接続する接続部(12,13)を有し、冷媒を圧縮する本体部(10)と、第1部分(30)及び前記第1部分とは別体である第2部分(40)を有し、内部に内部空間(S)が形成されていて、前記内部空間に前記本体部を収容する防音カバー(20)と、を備え、前記防音カバーは、前記第1部分と前記第2部分とが対向する部分において、前記第1部分と前記第2部分とが当接することで前記内部空間と前記防音カバーの外側の外部空間とを隔てる当接部(24)と、前記第1部分と前記第2部分とが離間することで前記内部空間と前記外部空間とを接続する開口(26)を形成する離間部(25)と、を有し、前記開口は、前記接続部が挿通している。
上記構成では、防音カバーが、第1部分と第2部分とを有している。換言すれば、防音カバーは、第1部分と第2部分とに分割されている。第1部分と第2部分とに分割されている防音カバーにおいて、第1部分と第2部分とが対向する部分において、製造誤差等によって隙間が形成されると、当該隙間から音が漏れる可能性がある。したがって、第1部分と第2部分とが、互いに対向する部分において密着している方が望ましい。また、外部の装置と接続する接続部を有する本体部を収容する防音カバーは、接続部が挿通する開口を形成する必要がある。開口の縁と接続部との間に形成される隙間が大きい場合には、隙間から音が漏れる可能性がある。したがって、開口は、接続部との間に形成される隙間が小さくなるように形成されることが望ましい。このように、防音カバーは、第1部分と第2部分とが対向する部分及び接続部が挿通する開口を形成する部分において、高精度に形成されることが望ましい。
例えば、第1部分又は第2部分に接続部が挿通する開口を形成した場合には、第1部分と第2部分とを対向する部分とは別に、開口を形成する必要がある。一方、上記構成では、第1部分と第2部分とが離間することで、接続部が挿通する開口を形成している。すなわち、第1部分と第2部分とが対向する部分に開口を形成している。これにより、第1部分と第2部分と対向する部分とは別に、開口を形成する必要がない。したがって、高精度に形成する部分を少なくすることができる。これにより、防音カバーの製造を容易化することができる。
なお、本体部とは、冷媒を圧縮する圧縮機構や、圧縮機構を収容する筐体等を有している。
また、本開示の一態様に係る圧縮機は、前記接続部は、前記本体部で圧縮された冷媒を外部へ導く吐出ポート(12)を有する。
上記構成では、開口を吐出ポートが挿通している。吐出ポートは、圧縮された冷媒が内部を流通するので、高温となる。このため、高温の吐出ポートと防音カバーとが接触することで、例えば、吐出ポートの熱によって防音カバーが損傷する等の種々の不具合が生じる可能性がある。したがって、高精度に開口を形成する必要性がより高い。上記構成では、第1部分と第2部分とが離間することで、接続部が挿通する開口を形成している。したがって、高精度に形成する部分を少なくすることができる。これにより、防音カバーの製造を容易化することができる。
また、本開示の一態様に係る圧縮機は、前記接続部は、外部から前記本体部へ電力を供給する高電圧ソケット(13)を有する。
上記構成では、開口を高電圧ソケットが挿通している。高電圧ソケットは、高電圧の電気が流通するので、高温となる。このため、高温の高電圧ソケットと防音カバーとが接触することで、高電圧ソケットの熱による防音カバーの損傷や、ショート等の種々の不具合が生じる可能性がある。したがって、高精度に開口を形成する必要性がより高い。上記構成では、第1部分と第2部分とが離間することで、接続部が挿通する開口を形成している。したがって、高精度に形成する部分を少なくすることができる。これにより、防音カバーの製造を容易化することができる。
また、本開示の一態様に係る圧縮機は、 前記本体部を車体に対して固定する固定部材(16)を備え、前記第1部分は、前記本体部と前記本体部の下方に位置する前記車体との間に配置され、前記固定部材は、前記第1部分を貫通している。
上記構成では、第1部分が本体部と車体との間に配置され、本体部を車体に対して固定する固定部材が第1部分を貫通している。これにより、車体に対して本体部を固定することで、本体部と第1部分との相対移動も固定部材によって規制される。したがって、別途第1部分と本体部とを固定するための構造が必要ない。よって、部品点数を低減することができる。
また、第1部分は、本体部と本体部の下方に位置する車体との間に挟まれている。これにより、本体部によって第1部分が車体側に押し付けられるので、第1部分と本体部との相対移動が強く規制される。したがって、第1部分を本体部から脱落し難くすることができる。また、第1部分と本体部との相対移動が強く規制されるので、第1部分に対して、第2部分を位置決めし易くすることができる。したがって、第1部分に対して、第2部分を容易に取り付けることができる。
また、本開示の一態様に係る圧縮機は、前記防音カバーは、前記本体部に固定されている。
例えば、第1部分と第2部分とを、第1部分及び第2部分に設けられたフランジ部等で固定することで、防音カバーと本体部との相対移動を規制する場合がある。この場合には、フランジ部を設けた分だけ、防音カバーの外形が大きくなる。
一方、上記構成では、防音カバーが本体部に直接固定されている。これにより、フランジ部等を設ける必要がない。したがって、第1部分及び第2部分にフランジ部を設ける構造と比較して、防音カバーの外形を小さくすることができる。よって、圧縮機を小型化することができるので、他の部品と干渉し難くすることができる。
また、本開示の一態様に係る圧縮機は、前記防音カバーは、前記第1部分と前記第2部分とを固定するカバー固定部(36,46)を有する。
上記構成では、第1部分と第2部分とをカバー固定部で固定することで、防音カバーが本体部から離間しないように規制している。これにより、防音カバーを本体部に直接固定する必要がない。したがって、本体部に防音カバーを固定するための構造を設けることなく、防音カバーが本体部から離間しないように規制することができる。よって、既設の本体部に対して、防音カバーを容易に追設することができる。
また、本開示の一態様に係る圧縮機は、前記防音カバーは、多孔質材料で形成されている。
上記構成では、多孔質材料で防音カバーが形成されている。本体部で発生した音が防音カバーに伝わると、多孔質材料中の空気が振動する。多孔質材料中の空気が振動すると、空気の粘性抵抗により多孔質材料と空気との間に摩擦が生じる。これにより、本体部から入力した音エネルギが熱エネルギに変換される。このように、防音カバーが、本体部で発生した音を吸音することができる。したがって、防音カバーによって、本体部で生じる騒音を低減することができる。
なお、多孔質材料の例として、発泡ウレタン材等が挙げられる。
また、本開示の一態様に係る圧縮機は、前記多孔質材料は、多密度が0.19g/cm以下の連通気泡の材料を有する。
所定の条件下において、連通気泡の多孔質材料は、同密度の独立気泡の多孔質材料と比較して、空気の粘性抵抗が増加する分、吸音効果が高い。上記構成では、連通気泡の多孔質材料で形成されている。したがって、騒音をより低減することができる。
一方、連通気泡の多孔質材料は、密度が高くなると、気泡が少なくなるため、吸音効果が低下する。上記構成では、連通気泡の多孔質材料の密度が、所定の吸音効果を得ることができる密度である0.19g/cm以下とされている。これにより、所定の吸音効果を得ることができる。また、一般に、多孔質材料は、密度が高くなるほど成形し難い。上記構成では、密度が0.19g/cm以下とされているので、防音カバーを容易に成形することができる。
1 :圧縮機
10 :本体部
11 :吸気ポート
12 :吐出ポート(接続部)
13 :高電圧ソケット(接続部)
14 :低電圧ソケット
16 :固定ボルト(固定部材)
17 :固定ブラケット
18 :凹部
19 :ワッシャ
20 :防音カバー
24 :当接部
25 :離間部
26 :第1開口
27 :第2開口
28 :クリップ
29 :第3開口
30 :第1カバー(第1部分)
31 :底面部
31a :ボルト挿通孔
32 :下側面部
33 :上端面
34 :下当接部
35 :下離間部
36 :下固定部(カバー固定部)
40 :第2カバー(第2部分)
41 :上面部
42 :上側面部
43 :下端面
44 :上当接部
45 :上離間部
46 :上固定部(カバー固定部)
50 :分割部
51 :第1分割カバー
52 :第2分割カバー
60 :防音カバー
61 :第1カバー
62 :第2カバー
63 :第1貫通孔
64 :第2貫通孔
65 :第1ワッシャ
66 :第2ワッシャ
S :内部空間

Claims (8)

  1. 自動車用の空調装置に設けられる圧縮機であって、
    外部の装置と接続する接続部を有し、冷媒を圧縮する本体部と、
    第1部分及び前記第1部分とは別体である第2部分を有し、内部に内部空間が形成されていて、前記内部空間に前記本体部を収容する防音カバーと、を備え、
    前記防音カバーは、前記第1部分と前記第2部分とが対向する部分において、前記第1部分と前記第2部分とが当接することで前記内部空間と前記防音カバーの外側の外部空間とを隔てる当接部と、前記第1部分と前記第2部分とが離間することで前記内部空間と前記外部空間とを接続する開口を形成する離間部と、を有し、
    前記開口は、前記接続部が挿通している圧縮機。
  2. 前記接続部は、前記本体部で圧縮された冷媒を外部へ導く吐出ポートを有する請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記接続部は、外部から前記本体部へ電力を供給する高電圧ソケットを有する請求項1に記載の圧縮機。
  4. 前記本体部を車体に対して固定する固定部材を備え、
    前記第1部分は、前記本体部と前記本体部の下方に位置する前記車体との間に配置され、
    前記固定部材は、前記第1部分を貫通している請求項1から請求項3のいずれかに記載の圧縮機。
  5. 前記防音カバーは、前記本体部に固定されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の圧縮機。
  6. 前記防音カバーは、前記第1部分と前記第2部分とを固定するカバー固定部を有する請求項1から請求項4のいずれかに記載の圧縮機。
  7. 前記防音カバーは、多孔質材料で形成されている請求項1から請求項6のいずれかに記載の圧縮機。
  8. 前記多孔質材料は、密度が0.19g/cm以下の連通気泡の材料を有する請求項7に記載の圧縮機。
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