JP5686992B2 - インバータ一体型電動圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジング外周に設けられるインバータボックスの内部にインバータを設置して構成される、特に車両用空調装置に用いて好適なインバータ一体型電動圧縮機に関するものである。
近年、内燃機関で走行される自動車以外に、電気自動車やハイブリッド自動車、あるいは燃料電池自動車のように、電動機の動力を利用して走行する車両の開発および市場への投入が急速に進んでいる。このような電動機を動力とする自動車用の空調装置の多くは、冷媒を圧縮して送出する圧縮機についても、駆動源として電動機を用いた電動圧縮機が用いられる。
また、内燃機関で走行する自動車の空調装置においても、走行用の内燃機関により電磁クラッチを介して駆動される圧縮機に替え、電磁クラッチの断続に伴うドライバビリティーの低下を改善するため、電動圧縮機が使用されるものがある。
こうした電動圧縮機としては、圧縮機構および電動機をハウジング内に一体的に内蔵した密閉型電動圧縮機が採用され、さらには、電源から入力される電力を、インバータを介して電動機に供給するようにし、空調負荷に応じて圧縮機の回転数を可変制御できるようにしたものが多く採用されている。
このようにインバータを介して駆動される電動圧縮機において、インバータを構成する制御回路基板等を、電動圧縮機のハウジング外周に一体成形されたインバータボックス内に収納設置してインバータを電動圧縮機と一体化し、さらに、上記制御回路基板等への供給電流のリップルを抑える平滑コンデンサや、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等の電力制御用半導体といった、発熱性のある電気部品を上記インバータボックス内部に収容したものが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載されている一体型電動圧縮機は、同文献の図1に開示されているように、インバータボックス内において、インバータの制御回路基板の下面側に空隙を介して搭載されたIGBT等の発熱性のある電気部品が、インバータボックスの底板、即ち電動圧縮機のハウジング外壁に熱的に接続された放熱用平面部(ヒートシンク)にシリコンゴムから成る放熱シートを介して当接し、この構成によって電気部品の熱がハウジング側に放熱されるようになっている。
また、特許文献2に記載されている一体型電動圧縮機は、同文献の図2に開示されているように、インバータボックス内において、インバータの制御回路基板の下面側に空隙を介して搭載された発熱性のある電気部品が、インバータボックス(ハウジング)の底板に直接当接するように配設され、電気部品の熱をハウジング側に放熱させている。
このようなインバータ一体型電動圧縮機において、発熱性のある電気部品の放熱性を最大限に向上させるには、電気部品をインバータボックスの底板、即ちハウジング側の放熱用平面部にビス等の締結部材を用いて締結固定するか、あるいは粘着シート等を介して貼着し、電気部品と放熱面との間を固定して、熱的に連結することが好ましい。
特開2003−153552号公報 特許第3786356号公報
ところで、このようなインバータ一体型電動圧縮機は、自動車のエンジンに直接取り付けられるのが一般的であるため、自動車の走行時において常にエンジン振動や車体振動、そして電動機の回転振動等がインバータ一体型電動圧縮機に作用する。この振動は、インバータの制御回路基板にも付加され、インバータボックス内において制御回路基板を主にその厚み方向に共振させる。
このため、特許文献1,2に記載されている一体型電動圧縮機の構成では、制御回路基板の下面に空隙を介して搭載され、且つインバータボックスの底板(放熱用平面部)に締結または貼着等によって固定された電気部品と、厚み方向に振動する制御回路基板との間に相対変位が繰り返し発生し、電気部品を制御回路基板に接続するリード端子(リード端子)に金属疲労が蓄積して、長期の使用に伴いリード端子が変形、あるいは破断してしまう懸念があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡素な構造により、インバータの制御回路基板に搭載される発熱性のある電気部品を効果的に放熱させつつ、この電気部品を制御回路基板に接続するリード端子が振動により破損することを防止することのできるインバータ一体型電動圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係るインバータ一体型電動圧縮機は、ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部とを有し、前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接させ、この電気部品の上に空間を介さずに前記制御回路基板を当接させ、前記電気部品と前記制御回路基板とを締結部材で前記平面部に共締めした上、前記電気部品のリード端子を前記制御回路基板に接続する構造であり、前記締結部材は、前記電気部品に形成されたボルト挿通孔に挿通されていることを特徴とする。
本発明によれば、制御回路基板がインバータボックス内に固定され、電気部品が平面部に当接された状態で、制御回路基板の振動がリード端子に対して免振されるため、電気部品を効果的に放熱させつつ、電気部品のリード端子が制御回路基板の振動により破損することを防止できる。
しかも、制御回路基板と電気部品とが空間を介さずに締結部材で平面部に共締めされるため、電気部品の位置では制御回路基板が、特にその厚み方向に振動することができず、この位置で電気部品のリード端子が制御回路基板に接続されるので、仮に他の位置で制御回路基板が厚み方向に振動しても、その振動はリード端子に対して免振される。このため、簡素な構造により、電気部品を効果的に放熱させつつ、そのリード端子が制御回路基板の振動により破損することを防止できる。
また、本発明に係るインバータ一体型電動圧縮機は、ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部とを有し、前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、前記振動免振構造、前記電気部品を前記平面部に当接した状態で固定し、この電気部品に対して間隔を空けた状態で前記制御回路基板を前記インバータボックス内に固定し、前記電気部品のリード端子を前記制御回路基板に設けた端子挿通部に挿通する構造であり、該端子挿通部、前記リード端子を弾性的に保持し、該リード端子を前記制御回路基板に対して電気的に導通させつつ、該リード端子の軸方向への摺動を許容することを特徴とする
上記構成によれば、制御回路基板が、例えばその厚み方向に振動した場合、制御回路基板と共に端子挿通部も振動するが、端子挿通部に挿入されたリード端子が端子挿通部に対して軸方向に摺動できるため、リード端子に対して制御回路基板の振動が免振される。このため、簡素な構造により、電気部品を効果的に放熱させつつ、そのリード端子が制御回路基板の振動により破損することを防止できる。
また、本発明に係るインバータ一体型電動圧縮機は、ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部とを有し、前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、前記振動免振構造、前記インバータボックスの内部と前記ハウジングの内部とを連通させるように前記平面部に形成した嵌合穴に前記電気部品を密に嵌合して、該電気部品が前記嵌合穴の内部を前記制御回路基板の厚み方向に移動できるようにした上で、該電気部品のリード端子を前記制御回路基板に電気的に導通接続した構造であることを特徴とする
上記構成によれば、電気部品がハウジングの内部を流れる冷媒に直接触れることができるため、電気部品を効果的に放熱させることができる。そして、制御回路基板が厚み方向に振動した場合には、この制御回路基板とリード端子で接続された電気部品が嵌合穴の内部で同じ方向に移動するため、リード端子には制御回路基板の振動によるストレスが伝わらず、リード端子が免振され、破損を防止される。
また、本発明に係るインバータ一体型電動圧縮機は、ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部とを有し、前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接した状態で固定し、この電気部品に対して間隔を空けた状態で前記制御回路基板を前記インバータボックス内に固定し、前記電気部品のリード端子を、前記制御回路基板の、前記電気部品がある側とは反対の面側に一旦延ばしてからUターン部を形成し、該Uターン部よりも先端側の部分を前記制御回路基板に電気的に導通接続した構造であることを特徴とする
上記構成によれば、制御回路基板がその厚み方向に振動した場合、リード端子の屈曲または屈折した部分が可撓することによって制御回路基板の振動が吸収される。このため、簡素な構造により、電気部品を効果的に放熱させつつ、リード端子に対する制御回路基板の振動を免振させてリード端子の破損を防止することができる。
このように、本発明のインバータ一体型電動圧縮機によれば、簡素な構造により、インバータの制御回路基板に搭載される発熱性のある電気部品を効果的に放熱させつつ、この電気部品を制御回路基板に接続するリード端子が振動により破損することを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るインバータ一体型電動圧縮機の概略構成を説明する縦断面図である。 本発明の第1実施形態を示すインバータボックス付近の縦断面図である。 本発明の第2実施形態を示すインバータボックス付近の縦断面図である。 本発明の第1参考実施形態を示すインバータボックス付近の縦断面図である。 本発明の第実施形態を示すインバータボックス付近の縦断面図である。 本発明の第2参考実施形態を示すインバータボックス付近の縦断面図である。 本発明の第実施形態を示すインバータボックス付近の縦断面図である。
以下に、本発明に係るインバータ一体型電動圧縮機の複数の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
まず、本発明の第1実施形態について、図1、図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るインバータ一体型電動圧縮機の構成の概略を説明する縦断面図であり、図2はインバータ一体型電動圧縮機のインバータボックス付近の縦断面図である。このインバータ一体型電動圧縮機1は、車両用空気調和機に用いられる圧縮機であって、インバータにより駆動回転数が制御されるものである。
インバータ一体型電動圧縮機1は、その外殻をなすアルミニウム合金製のハウジング2を有し、このハウジング2は、圧縮機側ハウジング3と電動機側ハウジング4とを、その間に軸受ハウジング5を挟んでボルト6により締め付け固定して構成されている。
圧縮機側ハウジング3内には、公知のスクロール圧縮機構8が組み込まれる。また、電動機側ハウジング4内には、電動機10を構成するステータ11およびロータ12が組み込まれる。このスクロール圧縮機構8と電動機10は、主軸14を介して連結され、電動機10を回転させることにより、スクロール圧縮機構8が駆動されるよう構成されている。主軸14は、軸受ハウジング5に保持されたメインベアリング15と、電動機側ハウジング4の端部に保持されたサブベアリング16とによって回転自在に軸支されている。
また、電動機側ハウジング4の端部には、図示しない冷媒吸入口が設けられており、該冷媒吸入口には冷凍サイクルの吸入配管が接続され、低圧の冷媒ガスが電動機側ハウジング4内に吸入されるようになっている。この冷媒ガスは、電動機側ハウジング4内を流通して電動機10を冷却した後にスクロール圧縮機構8に吸い込まれ、そこで圧縮されて高温高圧の冷媒ガスとなり、圧縮機側ハウジング3の端部に設けられている図示しない吐出口から冷凍サイクルの吐出配管へと吐出されるよう構成される。
電動機10は、インバータ21を介して駆動され、空調負荷に応じて回転数が可変制御されるものである。インバータ21は、ハウジング2の外周に一体に形成された平面視で矩形のインバータボックス23の内部に制御回路基板25が収納設置されて構成されており、インバータ一体型電動圧縮機1と一体化されている。このインバータ21は、図示省略のインバータ出力端子、リード線、モータ端子等を介して電動機10に電気的に接続される。
図2にも示すように、インバータボックス23は、例えば電動機側ハウジング4の上部に周壁27が一体に形成されて、その上部開口部が蓋部材28により液密的に閉塞される構造である。インバータボックス23の深さは、内部に制御回路基板25および図示しない他の基板等の部品を収納できる深さとされている。インバータボックス23の底板29は電動機側ハウジング4の外壁を構成しており、ここには平坦且つ水平な放熱用平面部31(平面部)が形成され、制御回路基板25は放熱用平面部31に平行に配設されている。
制御回路基板25は、例えば複数のIGBT35等の発熱素子を搭載したパワー基板とされている。なお、制御回路基板25におけるIGBT35以外の搭載部品は図示を省略されている。また、本実施形態においては、インバータ21の構成機器として制御回路基板25のみが示され、他の機器は図示を省略されている。
IGBT35等の電気部品は制御回路基板25の下面側に搭載され、その複数のリード端子35aが、制御回路基板25に穿孔されたリード端子挿入孔25a(図2参照)に下方から挿し込まれてハンダ付けにより制御回路基板25に電気的に接続される。IGBT35の下面は放熱用平面部31に当接し、IGBT35の発する熱が放熱用平面部31側に放熱されるようになっている。
そして、このインバータ一体型電動圧縮機1には、図2に拡大して示すように、制御回路基板25がインバータボックス23内に固定され、発熱素子であるIGBT35が放熱用平面部31に当接された状態で、制御回路基板25の、特に厚み方向Tへの振動をリード端子35aに対して免振する振動免振構造Aが設けられている。
図2に示すように、振動免振構造Aは、IGBT35が放熱用平面部31に当接するように載置され、このIGBT35の上に空間を介さずに制御回路基板25が載置され、IGBT35と制御回路基板25とがボルト37等の締結部材によって放熱用平面部31に共締めされる構造である。このため、IGBT35にはボルト37を挿通させるボルト挿通孔35bが形成されている。そして、先述のように、IGBT35のリード端子35aがハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続される。例えば本実施形態において、IGBT35は矩形をなす制御回路基板25の四隅下面に配置され、それぞれがボルト37により放熱用平面部31に共締めされている。
以上のように構成されたインバータ一体型電動圧縮機1において、冷凍サイクル中を循環した後の低圧冷媒ガスは、図示しない冷媒吸入口から電動機側ハウジング4内に吸入され、電動機側ハウジング4内を流通してスクロール圧縮機構8に吸い込まれる。スクロール圧縮機構8で圧縮され、高温高圧となった冷媒ガスは、圧縮機側ハウジング3の端部に設けられている図示しない吐出口から吐出配管を経て冷凍サイクルへと循環される。
この間、電動機側ハウジング4内を流通する低温な低圧冷媒ガスは、インバータボックス23内にて、インバータ21の発熱素子であるIGBT35から発せられる作動熱に対し、電動機側ハウジング4のハウジング外壁でもある放熱用平面部31を介して吸熱作用を行う。これによってインバータボックス23内に設置されているインバータ21を構成する制御回路基板25を強制的に冷却することができる。
特に、パワー基板である制御回路基板25に搭載される発熱素子であるIGBT35等の電気部品は、その下面が放熱用平面部31に当接するように設置されているため、その作動熱が放熱用平面部31を介して電動機側ハウジング4側にダイレクトに放熱される。従って、特に発熱量の大きいパワー基板である制御回路基板25を効率良く冷却することができる。
そして、本発明の第1実施形態である振動免振構造Aによれば、制御回路基板25がインバータボックス23内に固定され、IGBT35が放熱用平面部31に当接された状態であっても、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動がリード端子35aに対して免振される。即ち、エンジン振動や車体振動、あるいは電動機10やスクロール圧縮機構8の作動振動等に制御回路基板25が共振し、制御回路基板25の中央部付近が厚み方向Tに振動したとしても、制御回路基板25の四隅の部分は空間を介さずにIGBT35を挟んでボルト37により放熱用平面部31に固定されているため、制御回路基板25とIGBT35との間に相対移動する余地は無い。
このため、従来のように制御回路基板25とIGBT35との間に相対変位が繰り返し発生し、IGBT35のリード端子35aに金属疲労が蓄積して、長期の使用に伴いリード端子35aが変形、あるいは破断してしまう懸念を確実に排除することができる。振動免振構造Aは、制御回路基板25とIGBT35とをボルト37で放熱用平面部31に共締めするという、非常に簡素な構成であるため、製造コストの上昇にはならず、IGBT35を放熱用平面部31に当接させて効果的に放熱させつつ、そのリード端子35aが制御回路基板25の振動により破損することを防止できる。
さらに、IGBT35が制御回路基板25の下面に空間を介さずに密着する構造であるため、制御回路基板25およびIGBT35の組み付け時には、予めIGBT35のリード端子35aを制御回路基板25にハンダ付けして両部材25,35を一体化させてから、ボルト37で両部材25,35を放熱用平面部31に締結すればよい。このため、従来のように複数のIGBT35を予め放熱用平面部31上に配列して正確に位置決めしてから締結固定し、次に各IGBT35の上から制御回路基板25を被せて各IGBT35の多数のリード端子35aを制御回路基板25のリード端子挿入孔25aに挿し込んでから、各リード端子35aを制御回路基板25にハンダ付けするという、位置合わせが困難で煩雑な組立手順が必要でなくなり、しかもこのハンダ付け作業を狭いインバータボックス23内で行う必要もないため、インバータ21周りの組立作業性を飛躍的に向上させることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。この第2実施形態でも、制御回路基板25がインバータボックス23内に固定され、発熱素子であるIGBT35が放熱用平面部31に当接された状態で、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動をリード端子35aに対して免振する振動免振構造Bが設けられている。なお、本実施形態において、インバータボックス23の底板29の一部または全部には、例えば、アルミニウム合金等の良熱伝導性材料から形成されたプレート状の熱伝導部材41が、ビスによる締結や、接着、嵌めこみ、鋳込み等の固定手段によって敷設され、その上面が放熱用平面部31とされている。
振動免振構造Bは、IGBT35が放熱用平面部31に当接する状態でボルト43により締結固定され、このIGBT35に対して間隔を空けた状態で制御回路基板25がインバータボックス23内に固定され、IGBT35のリード端子35aが制御回路基板25に設けられた端子挿通部25bに挿通される構造である。制御回路基板25は、インバータボックス23内において放熱用平面部31よりも一段高く形成された基板締結ボス44にボルト45で締結され、制御回路基板25とIGBT35との間には空間が設けられている。
制御回路基板25に設けられた端子挿通部25bは、例えばハト目状の金具であり、IGBT35のリード端子35aが挿通されると、リード端子35aを軽く弾性的に保持して、リード端子35aを制御回路基板25に対し電気的に導通させつつ、リード端子35aの軸方向の動きを許容する構造である。端子挿通部25bは、リード端子35aとの電気的導通を保ちながらリード端子35aの軸方向の動きを許容するものであれば、ハト目状の金具に限らず、他の構造のものとしてもよい。
このように構成された本発明の第2実施形態である振動免振構造Bによれば、制御回路基板25がその厚み方向Tに振動した場合、この制御回路基板25と共に端子挿通部25bも振動するが、端子挿通部25bに挿入されたリード端子35aが端子挿通部25bに対して電気的導通を保ちながら軸方向に摺動できるため、電気部品としてのIGBT35の機能が損なわれることなく、そのリード端子35aに対して制御回路基板25の振動が免振される。このため、簡素な構造により、IGBT35を効果的に放熱させつつ、そのリード端子35aが制御回路基板25の振動により破損することを防止できる。
〔第1参考実施形態〕
次に、本発明の第1参考実施形態について、図4を参照して説明する。この第1参考実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、発熱素子であるIGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Cが設けられている。この振動免振構造Cにおいて、リード端子35aの周囲を覆う補強被覆部材35cが設けられている点と、リード端子35aの先端部がハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続されている点以外は、図3に示す第2実施形態の構成と同様である。
リード端子35aは、補強被覆部材35cが設けられた状態で、ハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続されている。補強被覆部材35cは、例えば樹脂等の絶縁性のある材料により形成された筒状部材であり、少なくともリード端子35aの湾曲方向の変形を阻止可能な剛性を備えている。なお、リード端子35aが制御回路基板25を貫通する位置に整合させて、制御回路基板25の下面に、補強被覆部材35cの上端部が嵌合される嵌合凹部25cを形成してもよい。
このように構成された本発明の第1参考実施形態である振動免振構造Cによれば、IGBT35のリード端子35aを覆う補強被覆部材35cが柱となって制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を抑制する。このため、制御回路基板25の他の部分が厚み方向Tに振動したとしても、この振動がリード端子35aには伝わらず、リード端子35aが制御回路基板25の振動から免振される。このため、簡素な構造により、リード端子35aが制御回路基板25の振動を受けて破損することを防止できる。
〔第実施形態〕
次に、本発明の第実施形態について、図5を参照して説明する。この第実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、発熱素子であるIGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Dが設けられている。制御回路基板25の固定構造は、図3に示す第2実施形態の構成と同様である。
この振動免振構造Dでは、インバータボックス23の内部とハウジング2の内部(底板29よりも下方の空間)とを連通させるように、放熱用平面部31(底板29)に複数の嵌合穴31aが形成されており、これらの嵌合穴31aに複数のIGBT35が密に嵌合されている。各IGBT35は、嵌合穴31aの内部を制御回路基板25の厚み方向Tに移動することができる。そして、IGBT35のリード端子35aが、ハンダ付け38によって制御回路基板25に電気的に接続されている。なお、IGBT35と嵌合穴31aとの間に、IGBT35の上下方向の動きを許容しつつ、ハウジング2内部の冷媒ガスがインバータボックス23の内部に流入することを阻止するシール部材35dを介装してもよい。
このように構成された本発明の第実施形態である振動免振構造Dによれば、嵌合穴31aに嵌合されたIGBT35の底面が、ハウジング2の内部を流れる冷媒ガスGに直接触れることができるため、IGBT35を効果的に放熱させることができる。そして、制御回路基板25が厚み方向Tに振動した場合、この制御回路基板25とリード端子35aで接続されたIGBT35が嵌合穴31aの内部で同じ方向に移動(揺動)する。このため、リード端子35aには制御回路基板25の振動によるストレスが伝わらず、リード端子35aが免振されて破損を防止される。
〔第2参考実施形態〕
次に、本発明の第2参考実施形態について、図6を参照して説明する。この第2参考実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、IGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Eが設けられている。この振動免振構造Eにおいて、IGBT35のリード端子35aに伸縮可能な伸縮形状35eが付与されている点以外の構成は、図4に示す第1参考実施形態の振動免振構造Cと同様である。リード端子35aの伸縮形状35eは、例えばリード端子35aの中間部をジグザグ形状、波状、あるいはコイルスプリング状等の伸縮可能な形状に変形させたものであり、その自由端端部がハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続されている。
このように構成された振動免振構造Eによれば、制御回路基板25がその厚み方向Tに振動した場合に、リード端子35aの伸縮形状35eが伸縮することによって制御回路基板25の振動が吸収される。このため、リード端子35aに対して制御回路基板25の振動が免振され、リード端子35aの破損を防止することができる。なお、リード端子35aに伸縮形状35eを付与するタイミングは、リード端子35aを制御回路基板25にハンダ付けする直前でよく、例えばラジオペンチ等でリード端子35aを屈曲もしくは湾曲させることによって容易に行うことができるため、コストアップになることは一切ない。
〔第実施形態〕
次に、本発明の第実施形態について、図7を参照して説明する。この第実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、IGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Fが設けられている。この振動免振構造Fでは、IGBT35のリード端子35aを、例えば制御回路基板25に穿設した端子挿通孔25dに挿通して、IGBT35がある側(下面側)とは反対側(上面側)に一旦延ばしてから弓状に屈曲させて中間部にUターン部35fを形成し、このUターン部35fよりも先端側の部分をハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続している。なお、制御回路基板25に端子挿通孔25dを穿設せずに、例えばリード端子35aを平面視で制御回路基板25の一辺よりも外側を通して制御回路基板25の上面に延出させ、Uターン部35fを経て制御回路基板25の上面にハンダ付けするようにしてもよい。さらに、端子挿通孔25dに相当する切り欠き部等を形成してもよい。
以上のように構成された振動免振構造Fによれば、制御回路基板25がその厚み方向Tに振動した場合、リード端子35aのUターン部35fが可撓することによって制御回路基板25の振動が吸収される。この時、リード端子35aのUターン部35fよりも根元側の直線部分は、制御回路基板25の端子挿通孔25dの内部で軸方向に相対変位する。したがって、リード端子35aに対して制御回路基板25の振動を免振させ、リード端子35aの破損を防止することができる。
リード端子35aにUターン部35fを形成するタイミングは、リード端子35aを制御回路基板25にハンダ付けする直前でよく、一般にIGBT35が単体部品である状態ではリード端子35aは長い直線状であるため、ラジオペンチ等を用いて容易にUターン部35fを形成することができ、コストアップになることは一切ない。
なお、振動免振構造は、上述した実施形態の態様(振動免振構造A〜F)のみに限定されないことは言うまでもない。要するに、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、IGBT35のリード端子35aに対して免振できるものであれば、他の構成であっても構わない。また、例えば、実施形態の構成を適宜組み合わせる等、特許請求の範囲を逸脱しない程度の変更を加えることが考えられる。
1 インバータ一体型電動圧縮機
2 ハウジング
21 インバータ
23 インバータボックス
25 制御回路基板
25b 端子挿通部
31 放熱用平面部(平面部)
31a 嵌合穴
35 IGBT(電気部品)
35a リード端子
35c 補強被覆部材
35e 伸縮形状
35f Uターン部
37 ボルト(締結部材)
A〜F 振動免振構造
T 制御回路基板の厚み方向

Claims (4)

  1. ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
    制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
    前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
    前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
    前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
    前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け
    前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接させ、この電気部品の上に空間を介さずに前記制御回路基板を当接させ、前記電気部品と前記制御回路基板とを締結部材で前記平面部に共締めした上、前記電気部品のリード端子を前記制御回路基板に接続する構造であり、
    前記締結部材は、前記電気部品に形成されたボルト挿通孔に挿通されていることを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。
  2. ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
    制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
    前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
    前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
    前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
    前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け
    前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接した状態で固定し、この電気部品に対して間隔を空けた状態で前記制御回路基板を前記インバータボックス内に固定し、前記電気部品のリード端子を前記制御回路基板に設けた端子挿通部に挿通する構造であり、該端子挿通部は、前記リード端子を弾性的に保持し、該リード端子を前記制御回路基板に対して電気的に導通させつつ、該リード端子の軸方向への摺動を許容することを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。
  3. ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
    制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
    前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
    前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
    前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
    前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け
    前記振動免振構造は、前記インバータボックスの内部と前記ハウジングの内部とを連通させるように前記平面部に形成した嵌合穴に前記電気部品を密に嵌合して、該電気部品が前記嵌合穴の内部を前記制御回路基板の厚み方向に移動できるようにした上で、該電気部品のリード端子を前記制御回路基板に電気的に導通接続した構造であるたことを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。
  4. ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
    制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
    前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
    前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
    前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
    前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け
    前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接した状態で固定し、この電気部品に対して間隔を空けた状態で前記制御回路基板を前記インバータボックス内に固定し、前記電気部品のリード端子を、前記制御回路基板の、前記電気部品がある側とは反対の面側に一旦延ばしてからUターン部を形成し、該Uターン部よりも先端側の部分を前記制御回路基板に電気的に導通接続した構造であることを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。
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