JP5686992B2 - インバータ一体型電動圧縮機 - Google Patents
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Description
即ち、本発明に係るインバータ一体型電動圧縮機は、ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部とを有し、前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接させ、この電気部品の上に空間を介さずに前記制御回路基板を当接させ、前記電気部品と前記制御回路基板とを締結部材で前記平面部に共締めした上、前記電気部品のリード端子を前記制御回路基板に接続する構造であり、前記締結部材は、前記電気部品に形成されたボルト挿通孔に挿通されていることを特徴とする。
まず、本発明の第1実施形態について、図1、図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るインバータ一体型電動圧縮機の構成の概略を説明する縦断面図であり、図2はインバータ一体型電動圧縮機のインバータボックス付近の縦断面図である。このインバータ一体型電動圧縮機1は、車両用空気調和機に用いられる圧縮機であって、インバータにより駆動回転数が制御されるものである。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。この第2実施形態でも、制御回路基板25がインバータボックス23内に固定され、発熱素子であるIGBT35が放熱用平面部31に当接された状態で、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動をリード端子35aに対して免振する振動免振構造Bが設けられている。なお、本実施形態において、インバータボックス23の底板29の一部または全部には、例えば、アルミニウム合金等の良熱伝導性材料から形成されたプレート状の熱伝導部材41が、ビスによる締結や、接着、嵌めこみ、鋳込み等の固定手段によって敷設され、その上面が放熱用平面部31とされている。
次に、本発明の第1参考実施形態について、図4を参照して説明する。この第1参考実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、発熱素子であるIGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Cが設けられている。この振動免振構造Cにおいて、リード端子35aの周囲を覆う補強被覆部材35cが設けられている点と、リード端子35aの先端部がハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続されている点以外は、図3に示す第2実施形態の構成と同様である。
次に、本発明の第3実施形態について、図5を参照して説明する。この第3実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、発熱素子であるIGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Dが設けられている。制御回路基板25の固定構造は、図3に示す第2実施形態の構成と同様である。
次に、本発明の第2参考実施形態について、図6を参照して説明する。この第2参考実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、IGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Eが設けられている。この振動免振構造Eにおいて、IGBT35のリード端子35aに伸縮可能な伸縮形状35eが付与されている点以外の構成は、図4に示す第1参考実施形態の振動免振構造Cと同様である。リード端子35aの伸縮形状35eは、例えばリード端子35aの中間部をジグザグ形状、波状、あるいはコイルスプリング状等の伸縮可能な形状に変形させたものであり、その自由端端部がハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続されている。
次に、本発明の第4実施形態について、図7を参照して説明する。この第4実施形態では、制御回路基板25の厚み方向Tへの振動を、IGBT35のリード端子35aに対して免振する振動免振構造Fが設けられている。この振動免振構造Fでは、IGBT35のリード端子35aを、例えば制御回路基板25に穿設した端子挿通孔25dに挿通して、IGBT35がある側(下面側)とは反対側(上面側)に一旦延ばしてから弓状に屈曲させて中間部にUターン部35fを形成し、このUターン部35fよりも先端側の部分をハンダ付け38により制御回路基板25に電気的に接続している。なお、制御回路基板25に端子挿通孔25dを穿設せずに、例えばリード端子35aを平面視で制御回路基板25の一辺よりも外側を通して制御回路基板25の上面に延出させ、Uターン部35fを経て制御回路基板25の上面にハンダ付けするようにしてもよい。さらに、端子挿通孔25dに相当する切り欠き部等を形成してもよい。
2 ハウジング
21 インバータ
23 インバータボックス
25 制御回路基板
25b 端子挿通部
31 放熱用平面部(平面部)
31a 嵌合穴
35 IGBT(電気部品)
35a リード端子
35c 補強被覆部材
35e 伸縮形状
35f Uターン部
37 ボルト(締結部材)
A〜F 振動免振構造
T 制御回路基板の厚み方向
Claims (4)
- ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、
前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接させ、この電気部品の上に空間を介さずに前記制御回路基板を当接させ、前記電気部品と前記制御回路基板とを締結部材で前記平面部に共締めした上、前記電気部品のリード端子を前記制御回路基板に接続する構造であり、
前記締結部材は、前記電気部品に形成されたボルト挿通孔に挿通されていることを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。 - ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、
前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接した状態で固定し、この電気部品に対して間隔を空けた状態で前記制御回路基板を前記インバータボックス内に固定し、前記電気部品のリード端子を前記制御回路基板に設けた端子挿通部に挿通する構造であり、該端子挿通部は、前記リード端子を弾性的に保持し、該リード端子を前記制御回路基板に対して電気的に導通させつつ、該リード端子の軸方向への摺動を許容することを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。 - ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、
前記振動免振構造は、前記インバータボックスの内部と前記ハウジングの内部とを連通させるように前記平面部に形成した嵌合穴に前記電気部品を密に嵌合して、該電気部品が前記嵌合穴の内部を前記制御回路基板の厚み方向に移動できるようにした上で、該電気部品のリード端子を前記制御回路基板に電気的に導通接続した構造であるたことを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。 - ハウジングの外周に設けられたインバータボックスと、
制御回路基板を有して前記インバータボックス内に収納設置されるインバータと、
前記インバータボックス内に設置されて、そのリード端子が前記制御回路基板に電気的に導通接続されて前記インバータを構成する電気部品と、
前記インバータボックスの内壁部に設けられた平面部と、を有し、
前記電気部品を前記平面部に当接させることにより、前記電気部品の熱を前記ハウジング側に放熱させるように構成されたインバータ一体型電動圧縮機において、
前記制御回路基板が前記インバータボックス内に固定され、前記電気部品が前記平面部に当接された状態で、前記制御回路基板の振動を前記リード端子に対して免振する振動免振構造を設け、
前記振動免振構造は、前記電気部品を前記平面部に当接した状態で固定し、この電気部品に対して間隔を空けた状態で前記制御回路基板を前記インバータボックス内に固定し、前記電気部品のリード端子を、前記制御回路基板の、前記電気部品がある側とは反対の面側に一旦延ばしてからUターン部を形成し、該Uターン部よりも先端側の部分を前記制御回路基板に電気的に導通接続した構造であることを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。
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JP2010124740A JP5686992B2 (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | インバータ一体型電動圧縮機 |
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JP2010124740A JP5686992B2 (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | インバータ一体型電動圧縮機 |
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- 2010-05-31 JP JP2010124740A patent/JP5686992B2/ja active Active
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