JP2021139319A5 - - Google Patents

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特許第6504247号公
図2は、本発明る吸込カバー7の形状を示す三面図である。吸込カバー7は、上壁10と、上壁10の両側端および前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11a,11b,11cとを有する。後端の側壁11cには取付部12を形成してもよい。また、前後端の側壁11b,11cは、必要に応じて除いてもよい。上壁10は、吸込側(側面図の左方向)に向かって下方に傾斜している。側壁11の下端は、羽根車3の中心より下方まで延設する。また、側壁11は、上壁10の両端部および前後端から垂設されるものとしたが、下方に延設されるものであれば、吸込カバー7の外側又は内側に向かって傾斜するものであってもよいし、例えば、丸みを帯びた形状であってもよい。また、ここでの上壁10の両端部は、厳密な端のみを表すのではなく、両端から内側にずれた位置も許容される。
吸込カバー7の側壁11の下端近傍には、少なくとも1以上の第2吸込開口14を有している。第2吸込開口14は、側壁11の表面と裏面とを貫通する開口で、水及び空気が流入自在外部から吸込カバー内に空気を取り込むことが可能な開口であればよい。例えば、上壁10や側壁11に形成した孔や切り欠き、あるいは部材間の間隙であってもよい。第2吸込開口14は、第1吸込開口8の上端よりも高い位置に開口し、第2吸込開口14の最も低い位置にある端14bは、第1吸込開口8に連通していてもよい。また、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aは、排水機場や横軸水中ポンプ1の仕様に応じて、後述する排水待機運転M3で運転可能な位置に設定される。
第2吸込開口14の上方には、少なくとも1以上の第3吸込開口16を有している。第3吸込開口16は、側壁11の表面と裏面とを貫通する開口で、水及び空気が流入自在外部から吸込カバー内に空気を取り込むことが可能な開口であればよい。例えば、上壁10や側壁11に形成した孔や切り欠き、あるいは部材間の間隙であってもよい。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端16aより上方に位置している。第3吸込開口16の最も低い位置にある端16bは、第2吸込開口14より上方でも下方でもよく、第2吸込開口14あるいは第1吸込開口8に連通していてもよい。また、第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、排水機場や横軸水中ポンプ1の仕様に応じて、後述する気水混合排水運転M2で運転可能な位置に設定される。
吸込カバー7が図2に示す形状である場合、水位Hは、吸込カバー7の第3吸込開口16の上端16aの位置に設定される。水位Mは、吸込カバー7の第2吸込開口14の上端14aの位置に設定される。また、水位Lは、羽根車3が回転していても、水中電動機6に十分な水が供給できない水位の上限に設定される。なお、吸込カバー7が図2に示す形状である場合には、水位Hは、吸込カバー7の第3吸込開口16の端16aの位置に設定され、水位Mは、第2吸込開口14の端14aの位置に設定される。
<全量排水運転>
図5は、運転モードが全量排水運転M1(吸込側水位>水位H)であるときの横軸水中ポンプ1の動作を説明する図である。全量排水運転M1は、上流側で吸い込んだ水を下流側に全量排出させる運転モードである。大雨等によりゲート下流側(吐出側)の水位が上昇すると、逆流を抑止するために、ゲート扉体18が降下され、水路が閉止される。そして、ゲート上流側(吸込側)の水位が水位Hを越えると、横軸水中ポンプ1が起動され、横軸水中ポンプ1は、全量排水運転M1で、定格回転数で運転して下流側に排水する。このとき、横軸水中ポンプ1の内部に連通する開口(第1吸込開口8及び第2吸込開口14,第3吸込開口16)は全て没水しており、横軸水中ポンプ1の吐出圧力により吐出側のフラップゲート9は開放した状態となっている。ここで、横軸水中ポンプ1の運転開始のタイミングは、不図示の制御装置が、公知の水位計等により水位Hを超えていることを検知した上で判断してもよいし、実際に水位Hを検知することなく、予め設定された開始時間等に基づいて自動で判断してもよい。
排水待機運転M3の具体的な水位としては、吸込カバー7の第2吸込開口14の一部もしくは全部が大気開放しているものの、吸込カバー7の第1吸込開口8と羽根車3の一部が没水している水位である。吸込カバー7の第2吸込開口14の上端14aを水位Mに設定することにより、水位が水位M低下になったときに、吸込カバー7の第2吸込開口14,第3吸込開口16から大量の空気を吸い込むことができる。その結果、横軸水中ポンプ1の吐出圧力は低下するが、ケーシング2内で水と空気とが混合した状態で運転が継続される。ケーシング2内の水量は、吸込側水位に応じて変動する。この排水待機運転M3では、ケーシング2内で攪拌される水により、水中電動機6が冷却されるため、過度の発熱を抑えることができる。
一方、いずれかの運転モード中に上流側の流入量が増大して水位が上昇したときも、別の運転モードに移行する。例えば、水位L以下の状態で水位が上昇し、吸込側の水位が水位Lを超えたとする。この場合、運転モードは、第2吸込開口14からは水と空気を、第3吸込開口16からは空気を吸気しつつ、フラップゲート9を閉じた状態でケーシング2内の水を攪拌する排水待機運転M3に移行する。また、排水待機運転M3中に水位が上昇し、吸込側の水位が水位Mを超えると、運転モードは、第2吸込開口14からは水を、第3吸込開口16からは空気を吸気しながら排水する気水混合排水運転M2に移行する。更に、気水混合排水運転M2中に水位が上昇し、吸込側の水位が水位Hを超えると、運転モードは、第1吸込開口8及び第2吸込開口14,第3吸込開口16から水を吸い込む全量排水運転M1に移行する。
次に、横軸水中ポンプ1の作用及び効果について説明する。横軸水中ポンプ1
は、上記のように、第2吸込開口14の上端14aよりも高い位置に開口する
第3吸込開口16を有するので、吸込側の水位の変化に応じて運転モードを自
動的に切り替えることができる。具体的には、横軸水中ポンプ1は、吸込側の
水位が第3吸込開口16の上端16aよりも高いときには、第1~3吸込開口
を没水させて、全量排水運転M1で運転する。また、横軸水中ポンプ1は、吸
込側の水位が、第3吸込開口16の上端16aよりも低く、かつ、第2吸込開
14の上端14aよりも高いときには、第1及び第2吸込開口から水を吸い
込みつつ第3吸込開口16から空気を吸い込む気水混合排水運転M2で運転を
行う。更に、横軸水中ポンプ1は、吸込側の水位が第2吸込開口14の上端
4aよりも低いときには、第2及び第3吸込開口から空気を吸い込んでケーシ
ング内で水を循環流動させる排水待機運転M3で運転を行う。
例えば、吸込側の水位が急速に低下した場合には、全量排水運転M1から気水
混合排水運転M2へ、又は、気水混合排水運転M2から排水待機運転M3へ移
行する。これにより、横軸水中ポンプ1は、羽根車3を駆動する水中電動機6
の定格回転数での運転を維持したまま、吸込側の水位の低下速度を抑制するこ
とができる。また、例えば、吸込側の水位が急速に上昇した場合には、排水待
機運転M3から気水混合排水運転M2へ、又は、気水混合排水運転M2から全
量排水運転M1へ移行する。これにより、横軸水中ポンプ1は、水中電動機6
の定格回転数での運転を維持したまま、吸込側の水位の上昇速度を抑制するこ
とができる。したがって、水中電動機6すなわちポンプのON/OFFの繰り
返し頻度を低下させることができる。
第3吸込開口16の総開口面積を、横軸水中ポンプ1が排水待機運転M3に移
行するのに必要な吸気量を満たさないだけの総開口面積とすると、吸込側の水
位が、水位H以下で、かつ、水位Mを超えている範囲で気水混合排水運転M2
を持続させることができる。
第3吸込開口16の上端16aから第2吸込開口14の上端14aまでの距離
を調整することで気水混合排水運転M2にて運転する吸込水位の幅を任意に設
定できる。例えば、第2吸込開口14の上端14aから離して第3吸込開口
の上端16aを上方に設定すれば気水混合排水運転M2で運転できる水位が
広くなり、第2吸込開口14の上端14aから近づけて第3吸込開口16の上
16aを上方に設定すれば気水混合排水運転M2で運転できる水位が狭くな
る。少量の水位変動による全量排水運転M1から排水待機運転M3への切り替
え、又は、排水待機運転M3から全量排水運転M1への切り替え頻度を抑える
ことが可能となる。気水混合排水運転M2時の運転時間を長く継続させること
になるので、常時上流側から新鮮な水をケーシング内に供給して水中電動機
6の冷却効率を高められる。
第3吸込開口16の総開口面積と第2吸込開口14の上端14a近傍の開口面
積からの吸気量で排水待機運転M3に移行するように開口面積を形成すると、
気水混合排水運転M2と排水待機運転M3の閾値となる水位Mが明確になり、
予め設定した水位にて横軸水中ポンプ1を排水待機運転M3に移行させること
ができる。
以上のように、本実施形態によれば、気水混合排水運転M2の許容水位を長く
設定できるので、全量排水運転M1から排水待機運転M3への急激な移行を防止し、ポンプに掛かる負荷を軽減することが可能な横軸水中ポンプを提供することができる。
図11(a)は、他の実施例の第2吸込開口の平面図である。上壁10の前縁13から下方に延設される側壁11aを有しない吸込カバー7であって、本実施形態における第2吸込開口14は、上壁10の前縁13に形成する少なくとも1以上の吸気部を有している。第2吸込開口14は、下方に向かって拡開した切り欠きであって、第1吸込開口8に連通しており、これらの切り欠きを全体として見ると、その形状は、鋸状又は波状である。この場合、本実施形態における第2吸込開口14は、切り欠きと、上壁10の下端を結ぶ直線(2点鎖線)とで囲まれる開口としての第2吸込開口14である。また、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aと、最も低い位置にある端14bは、気水混合排水運転M2や排水待機運転M3の運転状況により適宜設定される。
図12は、他の実施例の第3吸込開口の三面図である。本実施形態において、吸込カバー7の形状は、図2に示すようなものに限定されず、図14に示すようなものであってもよい。本実施形態における第2吸込開口14は、上壁10の両側端あるいは前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11に形成する切り欠き状の吸気部である。第3吸込開口16は、上壁10の両側端あるいは前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより上方に位置している。第3吸込開口16の最も低い位置にある端16bは、第2吸込開口14あるいは第1吸込開口8に連通してもよい。その際、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより下方に位置する第3吸込開口16は、第2吸込開口14として機能する。また、第3吸込開口16の形状は、テーパー状、矩形状、円状等、適宜選択可能であり、第3吸込開口16の個数や幅なども、気水混合排水運転M2や排水待機運転M3の運転条件に応じて適宜決定される。なお、第3吸込開口16の開口による応力集中を軽減するために、各角を円弧状に形成してもよい。
図13は、他の実施例の第3吸込開口の三面図である。本実施形態において、吸込カバー7の形状は、図14に示すようなものに限定されず、図15に示すようなものであってもよい。本実施形態における第2吸込開口14は、上壁10の両側端あるいは前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16は、上壁10の両側端あるいは前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより上方に位置している。第3吸込開口16の最も低い位置にある端16bは、第2吸込開口14あるいは第1吸込開口8に連通してもよい。
図14は、他の実施例の第3吸込開口の三面図である。本実施形態において、吸込カバー7の形状は、図14に示すようなものに限定されず、図16に示すようなものであってもよい。本実施形態における第2吸込開口14は、上壁10の両側端あるいは前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11を貫通する複数の細孔形状の吸気部である。第3吸込開口16は、上壁10の両側端あるいは前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより上方に位置している。第3吸込開口16の最も低い位置にある端16bは、第2吸込開口14あるいは第1吸込開口8に連通してもよい。
図15(a)は、他の実施例の第3吸込開口の平面図である。上壁10の前縁13から下方に延設される側壁11aを有しない吸込カバー7であって、本実施形態における第2吸込開口14は、上壁10の前縁13に形成する切り欠き状の吸気部である。第3吸込開口16は、上壁10を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより上方に位置している。第3吸込開口16の最も低い位置にある端16bは、第2吸込開口14あるいは第1吸込開口8に連通してもよい。
図15(b)は、他の実施例の第3吸込開口の平面図である。本実施形態において、吸込カバー7の形状は、図17に示すようなものに限定されず、図18に示すようなものであってもよい。本実施形態における第2吸込開口14は、上壁10を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16は、上壁10を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより上方に位置している。第3吸込開口16の最も低い位置にある端16bは、第2吸込開口14あるいは第1吸込開口8に連通してもよい。
図15(c)は、他の実施例の第3吸込開口の平面図である。本実施形態において、吸込カバー7の形状は、図17に示すようなものに限定されず、図19に示すようなものであってもよい。本実施形態における第2吸込開口14は、上壁10を貫通する複数の細孔形状の吸気部である。第3吸込開口16は、上壁10を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより上方に位置している。第3吸込開口16の最も低い位置にある端16bは、第2吸込開口14あるいは第1吸込開口8に連通してもよい。
図16は、他の実施例の第3吸込開口の説明図である。本実施形態において、第2吸込開口14および第3吸込開口16は図2に示すようなものに限定されず、図20に示すようなものであってもよい。本実施形態における第2吸込開口14は、吸込カバー7の上壁10の両側端あるいは前後端からそれぞれ下方に延設される側壁11の吸気部である。第3吸込開口16は、羽根車3の上流側のケーシング2を貫通する孔形状の吸気部である。第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aは、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aより上方に位置している。な、第2吸込開口14は、上壁10又はケーシング2に形成してもよく、第3吸込開口16は、上壁10又は側壁11に形成してもよい。
第2吸込開口14および第3吸込開口16の吸気部は、直線状に開口する必要はなく、水位に応じて順次吸込部の開口面積が増加あるいは減少するように吸込カバー7に形成しても同様の効果を得ることができる。
第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aから第3吸込開口16の最も高い位置にある端16aまでの水位高さを、第1吸込開口の最も高い位置から第2吸込開口14の最も高い位置にある端14aまでの水位高さ以上とすることで、気水混合排水運転M2の運転時間を長く継続させることが可能となる。
このように本発明は、第3吸込開口16を一定の開口率で上下方向に開口し、水位Mにて第2吸込開口14の開口面積を急拡大させることを特徴とする。具体的には、第2吸込開口14の最も高い位置にある端14a近傍の開口面積を第3吸込開口16の総開口面積と同等以上とすることで、水位低下時に、水位Mにおいて第2吸込開口14から大量の空気混入により、確実に排水待機運転M3に移行させることができる。水位Mを気水混合排水運転M2と排水待機運転M3の閾値であることを明確にでき、羽根車3との水位設定が容易となり、排水待機運転M3時に水中電動機6の冷却を効果的に行うことができる。なお、端14a近傍の開口面積とは、流入水の脈動等により生じる振幅高さ、つまり端14aから数mm下方までの開口面積である。

Claims (4)

  1. 吸込口と排出口とを有するケーシング(2)と、
    ケーシング(2)内で支持された羽根車(3)と、
    吸込口に接続された吸込カバー(7)と、
    吸込カバー(7)に設けられ、羽根車(3)の中心より下方に開口する第1吸込開口(8)と、
    吸込カバー(7)及びケーシング(2)のうち少なくとも一方において羽根車(3)よりも上流側に設けられ、
    第1吸込開口(8)の上端よりも高い位置に開口し、吸気部の上端(14a)が気水混合排水運転(M2)と排水待機運転(M3)の閾値である第2吸込開口(14)と、
    第2吸込開口(14)の上端(14a)よりも高い位置に開口し、吸気部の上端(16a)が全量排水運転(M1)と気水混合排水運転(M2)の閾値である第3吸込開口(16)と、を有する
    ことを特徴とする横軸水中ポンプ。
  2. 前記第3吸込開口(16)の上端(16a)から第2吸込開口(14)の上端(14a)までの水位高さが、第2吸込開口(14)の上端(14a)から第1吸込開口(8)の上端までの水位高さ以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の横軸水中ポンプ。
  3. 前記第2吸込開口(14)の上端(14a)近傍の開口面積が、第3吸込開口(16)の総開口面積と同等以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の横軸水中ポンプ。
  4. 排出開口と、
    上壁(10)と、
    上壁(10)の両側端および前後端から下方に延設される側壁(11)と、
    側壁(11)の下端で囲まれる第1吸込開口(8)と、
    吸込カバー(7)内部に連通し、上壁(10)又は側壁(11)に形成された少なくとも1以上の開口を備え、吸気部の上端(14a)が気水混合排水運転(M2)と排水待機運転(M3)の閾値である第2吸込開口(14)と、
    第2吸込開口(14)の上端(14a)よりも高い位置で吸込カバー(7)内部に連通し、上壁(10)又は側壁(11)に形成された少なくとも1以上の開口を備え、吸気部の上端(16a)が全量排水運転(M1)と気水混合排水運転(M2)の閾値である第3吸込開口(16)と、を有する
    ことを特徴とする横軸水中ポンプに用いられる吸込カバー。
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