JP2001323890A - 送水装置 - Google Patents

送水装置

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JP2001323890A
JP2001323890A JP2000144720A JP2000144720A JP2001323890A JP 2001323890 A JP2001323890 A JP 2001323890A JP 2000144720 A JP2000144720 A JP 2000144720A JP 2000144720 A JP2000144720 A JP 2000144720A JP 2001323890 A JP2001323890 A JP 2001323890A
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JP
Japan
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water
pump
opened
gate
water supply
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Pending
Application number
JP2000144720A
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English (en)
Inventor
Toshinori Tokunaga
俊憲 徳永
Kazuo Iizaka
一夫 飯坂
Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可及的小動力のポンプによって緊急時等にお
ける大水量の排水にも対応でき、設備費を低廉にすると
共にランニングコストの面でも優利となり、また、羽根
車への異物の絡み付きを生じた場合でも迅速・容易にこ
れを除去できる送水装置を提供する。 【構成】水路または水槽を内側と外側に区画する壁体1
に、吸込口3を上記区画された一側方へ開口させ吐出口
4を他側方へ開口させた態様で、リサーキュレーション
ポンプ2を装備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、水路または水槽における
内水を外水側へまたは外水を内水側へ強制的に送水する
ための装置に関し、特にゲートポンプ設備など、低揚程
・大水量の用途に供して好適な装置である。
【0002】
【従来技術とその問題点】図3および図4に示すよう、水
路に設けられた水門に昇降自在に支持される門扉1'の
内水側A'に面して竪型軸流ポンプ2'を装着し、内水位
よりも外水位が低いときは図3のように門扉1'と共に
竪型軸流ポンプ2'を引き揚げて自然流下により排水さ
せ、内水位よりも外水位が高くなれば図4のように門扉
1'と共に竪型軸流ポンプ2'を下降させて外水の浸入を
防ぐと共にポンプ運転により内水を強制的に排出させ
る、というゲートポンプ設備は既に公知である。
【0003】竪型軸流ポンプは渦巻式遠心ポンプよりも
低揚程・大水量の用途に適している。それでも緊急時に
おける大水量の排出に対応させるためには相当程度に大
動力のポンプが必要となり、設備費が嵩むと共にランニ
ングコストも増大する。また、竪型軸流ポンプは羽根車
への異物の絡み付きが生じた場合、吸込みカバーを取外
さなければ羽根車の異物閉塞を解除することができない
という欠点がある。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、可及的小動力のポンプ
によって緊急時等における大水量の排水にも対応でき、
設備費を低廉にすると共にランニングコストの面でも優
利となり、また、羽根車への異物の絡み付きを生じた場
合でも迅速・容易にこれを除去できる送水装置を提供す
ることにある。
【0005】
【発明の構成】本発明に係る送水装置においては、水路
または水槽を内側と外側に区画する壁体に、吸込口を上
記区画された一側方へ開口させ吐出口を他側方へ開口さ
せた態様で、リサーキュレーションポンプを装備した。
【0006】
【実施例】以下本発明をゲートポンプ設備に適用させた
事例について図1により説明をする。
【0007】1は水路を内水側Aと外水側Bに区画する
壁体、つまりゲートポンプ設備における門扉である。2
は昇降機構(図示せず)によって門扉1の内側へ昇降自
在の脱着式リサーキュレーションポンプであり、下降時
には吸込口3が内水側Aの下方部へ開口され、吐出口4
は導管5の始端開口部へ接続された態様となる。始端開
口部にリサーキュレーションポンプ2の吐出口4を接続
させた導管5の終端開口部は逆止弁6を介して外水側B
へ開口されている。
【0008】内水位よりも外水位が低いときは門扉1と
共にリサーキュレーションポンプ2は上昇位置にあって
自然流下による排水が行われ、水位が高くなって来ると
門扉1と共にリサーキュレーションポンプ2を下降させ
た図1の状態により外水の侵入に備えるが、外水位が更
に上昇しても内水位がポンプ運転水位に達しない間は逆
止弁6による外水侵入防止のみにとどめ、ポンプ運転に
よる内水の強制排出は行われることがない。しかし内水
位が上昇して予め定められた運転水位に達すればリサー
キュレーションポンプ2の運転により内水を強制的に排
出させる。
【0009】図2は本発明を水処理施設等における二槽
間の循環送水に適用させた事例を示している。
【0010】図2においてAは第1の処理槽、Bは第2
の処理槽、1はこれら処理槽の壁体である。7は第1の
処理槽Aの上方部から第2の処理槽B内の上方部へ通じ
るよう開設された流通口、5は返送用導管であり、第2
の処理槽B内の下方部から導出されて第1の処理槽A内
に導入され、第2の処理槽B内における導出始端部を後
記ポンプ吐出口4の接続面として開口すると共に第1の
処理槽A内における導出終端部を当該処理槽A内の水面
下に開口させる。6は返送用導管5に付設された逆止弁
である。2は昇降機構(図示せず)によって第2の処理
槽B内への昇降自在の脱着式リサーキュレーションポン
プであり、下降時には吸込口3が第2の処理槽B内の下
方部へ開口され、吐出口4は前記返送用導管5の導出始
端部へ接続される。
【0011】第1の処理槽A内の上方部から流通口7を
通って第2の処理槽B内へ流入した処理槽水は、所定の
処理を施されたのちリサーキュレーションポンプ2の駆
動により返送用導管5を通って第1の処理槽A内へ返送
されるのであるが、リサーキュレーションポンプは低揚
程・大水量の用途に適しているため、従来の水処理施設
において渦巻式遠心ポンプを用いるのに比し、遥かに有
効な返送作用を行なわせることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明送水装置によれば、緊急時等にお
ける大水量の排水にも可及的小動力のポンプによって対
応でき、設備費を低減し得ると共にランニングコストの
面でも優利となり、特にゲートポンプ設備など、低揚程
・大水量の用途に供して極めて有効である。また、羽根
車への異物の絡み付きを生じた場合でも、機器を分解さ
せることなく迅速・容易にその異物を除去できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の送水装置をゲートポンプ設備におけ
る内水の排水に適用させた事例の構成図である。
【図2】 本発明の送水装置を水処理施設等における二
槽間の循環送水に適用させた事例の構成図である。
【図3】 竪型軸流ポンプを用いた従来のゲートポンプ
設備の構成図であって、門扉と共に竪型軸流ポンプを上
昇させた状態を示す。
【図4】 竪型軸流ポンプを用いた従来のゲートポンプ
設備の構成図であって、門扉と共に竪型軸流ポンプを下
降させた状態を示す。
【符号の説明】
1 壁体 2 リサーキュレーションポンプ 3 吸込口 4 吐出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路または水槽を内側と外側に区画する
    壁体に、吸込口を上記区画された一側方へ開口させ吐出
    口を他側方へ開口させた態様で、リサーキュレーション
    ポンプを装備したことを特徴とする送水装置。
JP2000144720A 2000-05-17 2000-05-17 送水装置 Pending JP2001323890A (ja)

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