JP2021136328A - 多層配線基板 - Google Patents

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吉男 中尾
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Abstract

【課題】ビアからの導電ペーストの流出による、ビアと当該ビアに隣接する部材との短絡を抑制することが可能な多層配線基板を提供する。【解決手段】少なくとも一方の面に配線パターン2が形成された複数の絶縁層1と、複数の絶縁層1を接着する接着層3と、絶縁層1および接着層3を貫通するビアホールと、ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う配線パターン2同士を電気的に接続させるビア4と、を備え、少なくとも1つの配線パターン2には、積層方向から見てビアホールを含む領域に形成されたランド22と、ランド22に隣接する隣接パターン21bと、が含まれ、ランド22と隣接パターン21bとの間に、ダミーパターン5が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、多層配線基板に関する。
従来から、下記特許文献1に示されるような多層配線基板が知られている。この多層配線基板は、配線パターンの形成された複数の絶縁層を、接着層を介して交互に積層し、加熱圧着することにより形成される。また、この多層配線基板には、積層方向において隣り合う配線パターン同士を電気的に接続させる複数の層間導通ビアが設けられている。各ビアは、絶縁層に形成されたビアホールに導電ペーストが充填された構成となっている。
特開2008−270362号公報
ビアホールに導電ペーストが充填された状態で加熱圧着を行うと、接着層と絶縁層との間に導電ペーストが流れ出て、意図しない短絡が生じる可能性がある。例えば、導電ペーストがビアに隣接する配線パターンや内蔵部品等の部材まで流れ出ると、ビアと部材とが導電ペーストにより電気的に接続され、短絡する場合がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、ビアからの導電ペーストの流出による意図しない短絡を抑制することが可能な多層配線基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る多層配線基板は、少なくとも一方の面に配線パターンが形成された複数の絶縁層と、複数の前記絶縁層を接着する接着層と、前記絶縁層および前記接着層を貫通するビアホールと、前記ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う前記配線パターン同士を電気的に接続させるビアと、を備え、複数の前記絶縁層が有する配線パターンのうち少なくとも1つには、前記積層方向から見て前記ビアホールを含む領域に形成されたランドと、前記ランドに隣接する隣接パターンと、が含まれ、前記ランドと前記隣接パターンとの間に、ダミーパターンが形成されている。
上記第1の態様によれば、ランドと隣接パターンとの間にダミーパターンが形成されている。このため、導電ペーストがランドから隣接パターンに向けて流れ出たとしても、この流れをダミーパターンによって堰き止めることができる。したがって、ランドと隣接パターンとが意図せず短絡してしまうことを抑制できる。
本発明の第2の態様に係る多層配線基板は、少なくとも一方の面に配線パターンが形成された複数の絶縁層と、接続端子を有する内蔵部品と、複数の前記絶縁層を接着する接着層と、前記絶縁層および前記接着層を貫通するビアホールと、前記ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う前記配線パターン同士を電気的に接続させるビアと、を備え、複数の前記絶縁層が有する配線パターンのうち少なくとも1つには、前記積層方向から見て前記ビアホールを含む領域に形成されたランドが含まれ、前記ランドと前記内蔵部品との間に、ダミーパターンが形成されている。
上記第2の態様によれば、ランドと内蔵部品との間にダミーパターンが形成されている。このため、導電ペーストがランドから内蔵部品に向けて流れ出たとしても、この流れをダミーパターンによって堰き止めることができる。したがって、ランドと内蔵部品とが意図せず短絡してしまうことを抑制できる。
また、前記ランドの周囲には複数の前記隣接パターンが配置され、複数の前記隣接パターンのうち前記多層配線基板の外周縁に最も近い隣接パターンと前記ランドとの間に、前記ダミーパターンが形成されていてもよい。
これにより、ランドと多層配線基板の最寄りの外周縁に最も近い隣接パターンとの間にダミーパターンが形成される。熱圧着により多層配線基板を製造する場合、接着層は多層配線基板の外周縁に向けて流動しやすく、この接着層の流れに乗るように導電ペーストがランドから流れ出る場合がある。そこで、ランドと最寄りの外周縁に最も近い隣接パターンとの間にダミーパターンを配置することで、このような導電ペーストの流れを堰き止めて、意図しない短絡を抑制することができる。
ここで、前記ランドの周囲には複数の前記隣接パターンが配置され、複数の前記隣接パターンのうち最も前記ランドに近い隣接パターンと、前記ランドと、の間に、前記ダミーパターンが形成されてもよい。
また、前記積層方向から見て、前記ビアの外径をR1、前記ダミーパターンの延びる長さをLとしたとき、R1×1/2≦Lを満たしてもよい。
また、前記ダミーパターンが導電体で形成されてもよい。
また、前記ダミーパターンが絶縁体で形成されてもよい。
本発明の第3の態様に係る多層配線基板は、少なくとも一方の面に配線パターンが形成された複数の絶縁層と、複数の前記絶縁層を接着する接着層と、前記絶縁層および前記接着層を貫通するビアホールと、前記ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う前記配線パターン同士を電気的に接続させるビアと、を備え、複数の前記絶縁層が有する配線パターンのうち少なくとも1つには、前記積層方向から見て前記ビアホールを含む領域に形成されたランドが含まれ、前記ランドは、前記ランドの外周縁の一部を切り取るように形成された切り欠きを有している。
上記第3の態様によれば、切り欠きが形成された方向に向けて導電ペーストが流れやすくなる。このため、短絡のリスクが少ない方向に導電ペーストの流れの向きを誘導することが可能となり、意図しない短絡を抑制することができる。
また、前記切り欠きは、前記積層方向から見て円形に形成された前記ランドの外周縁の一部を切り取るように形成されていてもよい。
また、前記切り欠きは、前記積層方向から見て前記ランドの外周縁の一部を略直線状に切り取るように形成されていてもよい。
また、前記ランドを含む前記配線パターンは、前記ランドに隣接する隣接パターンをさらに含み、前記切り欠きと前記隣接パターンとの間にダミーパターンが形成されていてもよい。
また、前記ランドを含む前記配線パターンは、前記ランドに隣接する隣接パターンをさらに含み、前記切り欠きは、前記ランドのうち前記隣接パターンから離れた部分に形成されていてもよい。
本発明の上記態様によれば、ビアからの導電ペーストの流出による意図しない短絡を抑制することが可能な多層配線基板を提供することができる。
(a)は、第1実施形態に係る多層配線基板の断面図であり、(b)は、(a)の多層配線基板のI−I断面矢視図である。 (a)および(b)は、第1実施形態に係る多層配線基板の製造方法の一例を説明する図であり、(c)は、多層配線基板のII−II断面矢視図である。 (a)は、第2実施形態に係る多層配線基板の断面図であり、(b)は、(a)の多層配線基板のIII−III断面矢視図である。 第2実施形態に係る多層配線基板の製造方法の一例を説明する図であり、重ね合わせる前の複数の積層体の断面図である。 (a)は、第3実施形態に係る多層配線基板の断面図であり、(b)は、(a)の多層配線基板のV−V断面矢視図である。 (a)は、第4実施形態に係る多層配線基板の断面図であり、(b)は、(a)の多層配線基板のVI−VI断面矢視図である。 多層配線基板の配線パターンおよびダミーパターンの配置および寸法を説明するための平面図である。 多層配線基板の変形例を示す平面図である。 多層配線基板のその他の変形例を示す平面図である。 (a)は、多層配線基板のその他の変形例の断面図であり、(b)は、(a)の多層配線基板のX−X断面矢視図である。 (a)は、従来の多層配線基板の断面図であり、(b)は、(a)の多層配線基板のXI−XI断面矢視図である。
(第1実施形態)
以下、本実施形態の多層配線基板10Aについて図面に基づいて説明する。
図1(a)に示すように、多層配線基板10Aは、一方の面に配線パターン2が形成された複数の絶縁層1と、絶縁層1同士を接着する複数の接着層3と、を備えている。多層配線基板10Aには、積層方向において隣り合う配線パターン2同士を電気的に接続させるビア4が設けられている。複数の絶縁層1のうち少なくとも一部には、ダミーパターン5が形成されている。図1(b)では平面視において、配線パターン2、ビア4、およびダミーパターン5のみを図示している。なお、図1(a)は多層配線基板10Aの一部を抜き出した図であり、多層配線基板10Aは複数のビア4を有している。多層配線基板10Aが有する絶縁層1の数またはビア4の数は適宜変更可能である。また、絶縁層1の両方の面に配線パターン2が形成されていてもよい。
(方向定義)
本実施形態では、絶縁層1および配線パターン2が積層された方向を積層方向という。また、積層方向から見ることを平面視といい、積層方向に沿った断面で見ることを断面視という。
絶縁層1は、ポリイミドなどの絶縁体により形成されている。配線パターン2は、銅などの導電体により形成されている。配線パターン2は、絶縁層1の少なくとも一方の面に形成されており、所定の回路形状を有している。絶縁層1および配線パターン2は、銅張積層板(CCL:Copper Clad Laminate)を加工することで形成されていてもよい。なお、絶縁層1および配線パターン2の材質は適宜変更してもよい。
配線パターン2は、延出部21a、隣接パターン21b、およびランド22を有する。
延出部21aは、絶縁層1の上面において、ランド22に接続されている。隣接パターン21bは、ランド22に隣接している。
ランド22は、絶縁層1の上面においてビアホールを含む領域に形成されている。図1(b)に示すように、ランド22は、絶縁層1の上面においてビアホールを囲むように円形に形成されていてもよい。図1(b)の例に限らず、ランド22の形状は、平面視において、楕円、矩形などの形状でもよい。平面視において、ビア4はランド22と接し、かつ、ビア4はランド22の内側に形成されている。また、ランド22とビア4とは電気的に接続されている。ランド22の外周から延出する延出部21aにより、ランド22は他のパターンまたは電子部品などの接続対象物(不図示)に電気的に接続される。
ダミーパターン5は、絶縁層1の上面において、ランド22と隣接パターン21bとの間に形成されている。図1(b)の例では、ダミーパターン5は、平面視において隣接パターン21bの延びる方向と平行に形成され、ダミーパターン5の延びる長さは、ランド22の外径と同等になっている。この例に限らず、ダミーパターン5の長さは、ランド22の外径と異なっていてもよい。また、ダミーパターン5は直線状に延びているが、ジグザグ状に延びていてもよい。ダミーパターン5は、延出部21a、ランド22、および隣接パターン21bには接触していない。
本実施形態のダミーパターン5は、レジストにより配線パターン2と同時に形成される。この場合、ダミーパターン5は導電性を有する銅により形成される。これに限らず、配線パターン2を形成後にダミーパターン5が形成されてもよい。また、ダミーパターン5は絶縁材料により形成されてもよい。ダミーパターン5が絶縁材料により形成されている場合には、ダミーパターン5は隣接パターン21b等と接触していてもよい。
接着層3は、積層方向において隣り合う絶縁層1同士を互いに接着している。接着層3としては、プリント配線板の製造分野において公知の各種接着材を使用できる。例えば、ポリイミド系接着材、エポキシ系接着材などが接着層3として好適である。また、接着層3として熱可塑性の接着材を用いてもよい。
ビア4は、絶縁層1および接着層3に一体に形成されたビアホール内に、導電ペーストが充填されることで構成されたフィルドビアである。つまり、ビア4はそれぞれ、絶縁層1および接着層3に一体に形成されたビアホールと、このビアホール内に設けられた導電ペーストと、により構成されている。ビア4の位置および形状は、ビアホールの位置および形状によって規定される。ビアホールは、絶縁層1および接着層3を積層方向に貫通するように形成されている。このため、ビア4も、絶縁層1および接着層3を積層方向に貫通するように設けられている。
また、ビア4の積層方向における両端部はそれぞれランド22を介して、積層方向において隣り合う配線パターン2に接続されている。これにより、ビア4は、積層方向において隣り合う配線パターン2同士を電気的に接続する。
ビア4として用いられる導電ペーストは、例えばニッケル、銀、銅、錫、ビスマス、インジウム、鉛などの金属粒子を含む導電ペーストを好適に用いることができる。また、ニッケル、銀、銅などの低電気抵抗の金属粒子と、錫、ビスマス、インジウム、鉛などの低融点金属粒子とを含む導電ペーストを用いることもできる。
次に、図2(a)および図2(b)を用いて、多層配線基板10Aの製造方法の一例を説明する。なお、他の製造方法により多層配線基板10Aを製造してもよい。
多層配線基板10Aを製造する際には、銅張積層板(CCL)を複数用意する。銅張積層板は、基材と、銅箔とを有している。基材は、多層配線基板10Aにおける絶縁層1となる部分であり、銅箔は配線パターン2およびダミーパターン5となる部分である。
次に、各銅張積層板の銅箔をエッチング加工することなどによって、所定の配線パターン2およびダミーパターン5を得る。次に、配線パターン2およびダミーパターン5が形成された銅張積層板に、接着性シートを貼り合わせて接着層3を形成する。
次に、レーザー加工などによって基材(絶縁層1)および接着層3を貫通するビアホールを形成する。次に、ビアホールの内部に、スクリーン印刷などによって導電ペーストを充填する。必要に応じて導電ペーストを加熱などして硬化させることで、ビア4が形成される。この工程において、導電ペーストを本硬化させず、後述の熱プレス時に本硬化させてもよい。
以上の工程により、図2(a)に示す、配線パターン2、絶縁層1、および接着層3が積層され、かつビア4が形成された積層体30が得られる。
次に、図2(b)に示すように、積層体30を複数枚(図2(b)の例では2枚)重ね合わせ、熱プレスにより複数の積層体30を接着させる。熱プレスでは、例えば、積層体30を、280℃程度まで加熱し、接着層3を軟化させた状態で、9MPaの圧でプレスする。熱プレス時に接着層3はある程度軟化しているため、流動性を持った接着層3は配線パターン2およびダミーパターン5の隙間に向かって図2(b)の矢印の方向に向かって流動し、配線パターン2およびダミーパターン5を接着層3に埋め込むことができる。また、熱プレス時の熱により導電ペーストを本硬化させてもよい。
このようにして、多層配線基板10Aを製造することができる。
ここで、例えば熱プレス時の熱により導電ペーストを本硬化する場合など、接着層3が導電ペーストに接触する段階で導電ペーストがある程度の流動性を有していることがある。図2(a)、(b)の例では、熱プレスにより紙面上側の積層体30の流動性を有する導電ペーストが、紙面下側の積層体30のランド22に押し付けられることになる。この時、図2(b)に示すように、接着層3の流動に伴って、ビア4から導電ペースト(流出導電ペースト)4aが矢印の方向に漏れ出して、接着層3と絶縁層1との界面に広がる可能性がある。図2(b)、(c)に示す例では、流出導電ペースト4aはビア4から外側に向かってあふれ出し、矢印の方向に配置されている隣接パターン21bに向かって流出している。
図11(a)および(b)に示す従来の多層配線基板100では、このような流出導電ペースト4aにより、ランド22と隣接パターン21bとが電気的に接続され短絡する場合があった。
これに対して、本実施形態では、図2(b)、(c)に示すように、ビア4から漏れ出た導電ペースト4aをダミーパターン5によって堰き止めることができる。これにより、ランド22と隣接する隣接パターン21bとが短絡してしまうことを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の多層配線基板10Aは、少なくとも一方の面に配線パターン2が形成された複数の絶縁層1と、複数の絶縁層1を接着する接着層3と、絶縁層1および接着層3を貫通するビアホールと、ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う配線パターン2同士を電気的に接続させるビア4と、を備える。そして、複数の絶縁層1が有する配線パターン2のうち少なくとも1つには、積層方向から見てビアホールを含む領域に形成されたランド22と、ランド22に隣接する隣接パターン21bと、が含まれ、ランド22と隣接パターン21bとの間に、ダミーパターン5が形成されている。
これにより、ビア4から漏れ出た流出導電ペースト4aをダミーパターン5によって堰き止めることができるため、ランド22と隣接する隣接パターン21bとが短絡してしまうことを抑制することができる。
また、ダミーパターン5が導電体で形成されていてもよい。この場合、ダミーパターン5をレジストにより配線パターン2と同時に形成できるので、多層配線基板10Aをより容易に製造することが可能になる。
また、ダミーパターン5が絶縁体で形成されていてもよい。
これにより、ダミーパターン5が隣接パターン21bと接触するように形成された場合でも、ランド22と隣接パターン21bとが短絡してしまうことを抑制することができる。また、ダミーパターン5と隣接パターン21bとの距離を短くすることができるので、より高密度に配線パターン2を形成することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図3(a)、(b)に、第2実施形態に係る多層配線基板10Bを示す。
図3(a)の多層配線基板10Bは、内蔵部品6を有する点が図1の多層配線基板とは異なる。多層配線基板10Bは、内蔵部品6を有するので、特に部品内蔵基板とも呼ばれる。また、図3(a)の多層配線基板10Bは、3つの積層体30(紙面上側から、第1積層体30A、第2積層体30B、第3積層体30Cという)が積層された構造となっている。第2積層体30Bの絶縁層1には、両側の面にランド22(配線パターン2)が形成されている。
図3(b)に示すように、平面視において、ダミーパターン5は、ランド22と内蔵部品6との間に形成されている。ダミーパターン5は、内蔵部品6のランド22に対向する辺と平行に延びており、ダミーパターン5の延びる長さは、内蔵部品6のランド22に対向する辺の長さと同等である。ダミーパターン5の延びる方向および長さは、図3(b)の例に限らない。
図3(a)において、内蔵部品6は、第2積層体30Bの絶縁層1の開口に配置されている。内蔵部品6は、第1積層体30Aの絶縁層1と第3積層体30Cの絶縁層1との間に配置されていてもよい。
内蔵部品6は、第3積層体30Cのビア4を介して配線パターン2に電気的に接続されている。内蔵部品6は、不図示の複数の接続端子に電気的に接続されていてもよい。また、内蔵部品6はビア4を介さずに配線パターン2に電気的に接続されていてもよい。
内蔵部品6は、抵抗やコンデンサ等の受動部品であってもよいし、IC、ダイオード、トランジスタ等の能動部品であってもよい。
次に、図4を用いて、多層配線基板10Bの製造方法の一例を説明する。なお、他の製造方法により多層配線基板10Bを製造してもよい。
多層配線基板10Bの製造方法は、第2積層体30Bの絶縁層1に開口1aが形成され、当該開口1aに内蔵部品6が挿入される点が第1実施形態とは異なる。
図4に示すように、積層体30を複数枚(図3の例では3枚)を位置合わせして重ね合わせる。内蔵部品6は、第2積層体30Bの絶縁層1に形成された開口1aの中に挿入される。なお、内蔵部品6は第1積層体30Aの下側の面に一体化され、各積層体を重ね合わせることで第2積層体30Bの開口1aに挿入されてもよい。第2積層体30Bの絶縁層1における開口1aの寸法は、内蔵部品6の寸法よりも若干大きい。このため、図4に示すように、開口1aの内部に内蔵部品6が配置されたときに、第2積層体30Bの絶縁層1と内蔵部品6との間には、空間S1が形成される。
次に、重ね合わせた積層体30同士を、熱プレスにより接着させる。
熱プレスにより、流動性を持った接着層3が空間S1に向かって流動し、空間S1には接着材が充填される(空間S1がなくなる)。また、熱プレスにより、導電ペーストが、第2積層体30Bのランド22に押し付けられることになる。この時、接着層3の流動とともに、流動性を有する導電ペーストも接着層3の流動する方向へ流出しやすくなるため、図3(a)の矢印が示すようにビア4から内蔵部品6に向かって、流出導電ペースト4aが漏れ出す場合がある。
本実施形態では、図3(a)、(b)に示すように、ビア4から内蔵部品6へ向かって漏れ出た流出導電ペースト4aをダミーパターン5によって堰き止めることができる。これにより、ランド22と内蔵部品6とが短絡してしまうことを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の多層配線基板10Bは、少なくとも一方の面に配線パターン2が形成された複数の絶縁層1と、接続端子を有する内蔵部品6と、複数の絶縁層1を接着する接着層3と、絶縁層1および接着層3を貫通するビアホールと、ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う配線パターン2同士を電気的に接続させるビア4と、を備える。そして、複数の絶縁層1が有する配線パターン2のうち少なくとも1つには、積層方向から見てビアホールを含む領域に形成されたランド22が含まれ、ランド22と内蔵部品6との間に、ダミーパターン5が形成されている。
これにより、ビア4から内蔵部品6へ向かって漏れ出た流出導電ペースト4aをダミーパターン5によって堰き止めることができるため、ランド22と内蔵部品6とが短絡してしまうことを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5(a)、(b)に、第3実施形態に係る多層配線基板10Cを示す。
図5(a)、(b)の多層配線基板10Cは、ランド22と、多層配線基板10Cの最寄りの外周縁10aと、の間にダミーパターン5が形成されている点が図1の多層配線基板10Aとは異なる。また、ランド22と外周縁10aとの間に隣接パターン21cが配置されている。図5(b)では、隣接パターン21cが多層配線基板10Cの外周縁10aと平行に伸びており、ダミーパターン5は、ランド22と隣接パターン21cとの間に形成されている。
多層配線基板10Cの外周縁10a付近では、熱プレス時に、接着層3が多層配線基板10Cの外周縁10aに向けて流動しやすい。これは、接着性と流動性とを持った接着層3が外周縁10aの外側の空間S2に向かって流動しやすいためである。熱プレス時、接着層3の流動とともに、流動性を有する導電ペーストも接着層3の流動する方向へ流出しやすくなるため、流出導電ペースト4aがビア4から多層配線基板10Cの外周縁10aに向かって漏れ出す場合がある。
本実施形態では、このような場合において、ビア4から多層配線基板10Cの外周縁10aの外側の空間S2に向かって漏れ出た流出導電ペースト4aをダミーパターン5によって堰き止めることができる。これにより、ランド22と隣接する隣接パターン21cとが短絡してしまうことを抑制することができる。あるいは、流出導電ペースト4aが多層配線基板10Cの側面をつたって流動することで、意図しない短絡が生じることを抑制できる。
以上説明したように、本実施形態の多層配線基板10Cは、少なくとも一方の面に配線パターン2が形成された複数の絶縁層1と、複数の絶縁層1を接着する接着層3と、絶縁層1および接着層3を貫通するビアホールと、ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う配線パターン2同士を電気的に接続させるビア4と、を備える。そして、複数の絶縁層1が有する配線パターン2のうち少なくとも1つには、積層方向から見てビアホールを含む領域に形成されたランド22と、ランド22に隣接する隣接パターン21bと、が含まれ、ランド22の周囲には複数の隣接パターン21bが配置され、複数の隣接パターン21bのうち多層配線基板の外周縁10aに最も近い隣接パターン21cとランド22との間に、ダミーパターン5が形成されている。
これにより、ビア4から多層配線基板10Cの外周縁10aの外側の空間S2に向かって漏れ出た流出導電ペースト4aはダミーパターン5によって堰き止められるため、意図しない短絡が生じることを抑制することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6(a)、(b)に、第4実施形態に係る多層配線基板10Dを示す。
図6(a)、(b)の多層配線基板10Dは、ランド22の外周の一部に略直線状の切り欠き22aがある点が図1の多層配線基板10Aとは異なる。
図6(b)において、切り欠き22aは、ランド22において隣接パターン21bに近い部分に形成されている。切り欠き22aは、ランド22の外周縁の一部を切り取るように形成されている。切り欠き22aは、ランド22の外周縁の一部を略直線状に切り取るように形成されていてもよい。図6(b)では、平面視において切り欠き22aはビア4の外周縁に到達していない。これに限らず、切り欠き22aは平面視においてビア4に到達するように形成されていてもよい。切り欠き22aの直線部は、隣接パターン21bの延びる方向と平行になっている。
切り欠き22aと隣接パターン21bとの間に、ダミーパターン5が形成されている。ダミーパターン5は、隣接パターン21bと平行に延びるように形成されている。
切り欠き22aが形成された部分では、その他の部分と比較して、径方向におけるランド22の長さが短くなる。これにより、熱プレス時に、導電ペーストは切り欠き22aから流出しやすくなる。すなわち、切り欠き22aの方向へ導電ペーストの流出を誘導することができる。
ここで、ランド22の切り欠き22aと隣接パターン21bとの間にダミーパターン5が形成されているため、切り欠き22aにより流出導電ペースト4aの流出する方向をガイドしつつ、ダミーパターン5により流出導電ペースト4aを堰き止めることができる。これにより、流出導電ペースト4aを介してランド22と隣接パターン21bとが短絡してしまうことをより効果的に抑制することができる。また、例えばランド22のうち、隣接パターン21bから離れた部分に切り欠き22aを形成して、流出導電ペースト4aの流れを隣接パターン21bから離れる方向に向けて流動することも可能である。このように、本実施形態ではダミーパターン5は必須ではない。
以上説明したように、本実施形態の多層配線基板10Dは、少なくとも一方の面に配線パターン2が形成された複数の絶縁層1と、複数の絶縁層1を接着する接着層3と、絶縁層1および接着層3を貫通するビアホールと、ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う配線パターン2同士を電気的に接続させるビア4と、を備える。そして、複数の絶縁層1が有する配線パターン2のうち少なくとも1つには、積層方向から見てビアホールを含む領域に形成されたランド22が含まれ、ランド22は、ランド22の外周縁の一部を切り取るように形成された切り欠き22aを有している。
この構成により、切り欠き22aが形成された方向に向けて流出導電ペースト4aの流出する方向を誘導することができる。これにより、短絡のリスクが少ない方向に流出導電ペースト4aを誘導して、意図しない短絡を抑制できる。短絡のリスクが少ない方向とは、例えばダミーパターン5に向かう方向、隣接パターン21bから遠ざかる方向、多層配線基板10Dの最寄りの外周縁から遠ざかる方向などである。
また、切り欠き22aは、積層方向から見て円形に形成されたランド22の外周縁の一部を切り取るように形成されていてもよい。また、切り欠き22aは積層方向から見てランド22の外周縁の一部を略直線状に切り取るように形成されていてもよい。
また、ランド22を含む配線パターン2は、ランド22に隣接する隣接パターン21bをさらに含み、切り欠き22aと隣接パターン21bとの間にダミーパターン5が形成されていてもよい。
これにより、流出導電ペースト4aを介してランド22と隣接パターン21bとが短絡してしまうことをより効果的に抑制することができる。
また、切り欠き22aは、ランド22のうち隣接パターン21bから離れた部分に形成されていてもよい。
これにより、流出導電ペースト4aを隣接パターン21bから離れる方向に向けて流動させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態または実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、より効果的にランド22と隣接パターン21bとの短絡を抑制できるように、配線パターン2およびダミーパターン5の配置および寸法を以下のように変更を加えてもよい。
図7に示すように、平面視において、ビア4の外径をR1とし、ランド22の外径をR2とする。ダミーパターン5とランド22との間の最短距離をD1とし、ダミーパターン5と隣接パターン21bとの間の最短距離をD2とする。ダミーパターンの幅をW、長さをLとする。
D1は、5μm以上500μm以下の範囲であること好ましい。D1が5μm未満である場合、ランド22とダミーパターン5との距離が近すぎるため流出導電ペースト4aを堰き止める効果が低くなる。また、高密度に配線パターン2を形成させるため、D1の上限は500μmとすることが好ましい。
Wは5μm以上であることが好ましい。Wが5μm未満である場合、ダミーパターン5の幅が過度に狭いため、流出導電ペースト4aを堰き止めるための壁として効果が低くなる。また、ダミーパターン5の幅を5μm以上とすることで、ダミーパターン5の形状を安定して形成することができるようになる。
Lは、R1の1/2倍以上、R2の2倍以下の範囲であることが好ましい。熱プレス時に、ある程度の量の流出導電ペースト4aがブロック状になって流出する場合がある。この流出導電ペースト4aのブロックの大きさは最大でビア4の半径程度であるため、LをR1の1/2倍以上とすることで、ブロック状の流出導電ペースト4aをダミーパターン5により堰き止めることが可能になる。すなわち、R1×1/2≦Lを満たすことが好ましい。
また、Lが、R2の2倍以下である場合、高密度に配線パターン2を形成することができる。すなわち、L≦2×R2を満たすことが好ましい。
以上より、R1×1/2≦L≦2×R2を満たすことが好ましい。
なお、図7では、切り欠き22aを有さないランド22における、配線パターン2およびダミーパターン5の配置および寸法について説明したが、上記の好ましい配置および寸法は、その他の多層配線基板10A、10B、10C、10Dにも適用することができる。なお、多層配線基板10BにおけるD2は、ダミーパターン5と内蔵部品6との最短距離とする。また、多層配線基板10DにおけるD1は、切り欠き22aとダミーパターン5との最短距離とする。
また、例えば、図8に示すように、ランド22の周囲に隣接する隣接パターン21bが複数ある場合、ランド22に最も隣接する隣接パターン21bとランド22との間に、ダミーパターン5が配置されてもよい。
これにより、最も短絡の可能性が高い最寄りの隣接パターン21bとランド22とが短絡してしまうことを抑制することができる。
また、図9に示すように、ダミーパターン5aは、平面視においてランド22に向けて開口する円弧状に形成されていてもよい。図9では、ランド22は切り欠き22aを有していないが、ランド22はダミーパターン5a側に切り欠き22aを有していてもよい。ダミーパターン5aがランド22に向けて開口する円弧状に形成されていることにより、流出導電ペースト4aをダミーパターン5aのランド22側で囲い込むように堰き止めることができる。これにより、流出導電ペースト4aが隣接パターン21bまで流出することをより確実に防ぐことができる。
また、図10の多層配線基板10Eのように、ダミーパターン5bがランド22の全周を囲うように形成されていてもよい。これにより、流出導電ペースト4aがランド22からどの方向に流出してもダミーパターン5bによって堰き止めることができるため、ランド22と隣接する隣接パターン21bとが短絡してしまうことをより確実に抑制することができる。なお、ダミーパターン5bは延出部21a上に形成されてもよいし、延出部21aを除く部分に形成されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…絶縁層 2…配線パターン 3…接着層 4…ビア 4a…流出導電ペースト 5、5a、5b…ダミーパターン 6…内蔵部品 10A、10B、10C、10D、10E…多層配線基板 21a…延出部 21b、21c…隣接パターン 22…ランド 22a…切り欠き

Claims (12)

  1. 少なくとも一方の面に配線パターンが形成された複数の絶縁層と、
    複数の前記絶縁層を接着する接着層と、
    前記絶縁層および前記接着層を貫通するビアホールと、前記ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う前記配線パターン同士を電気的に接続させるビアと、を備え、
    複数の前記絶縁層が有する配線パターンのうち少なくとも1つには、前記積層方向から見て前記ビアホールを含む領域に形成されたランドと、前記ランドに隣接する隣接パターンと、が含まれ、
    前記ランドと前記隣接パターンとの間に、ダミーパターンが形成されている、多層配線基板。
  2. 少なくとも一方の面に配線パターンが形成された複数の絶縁層と、
    接続端子を有する内蔵部品と、
    複数の前記絶縁層を接着する接着層と、
    前記絶縁層および前記接着層を貫通するビアホールと、前記ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う前記配線パターン同士を電気的に接続させるビアと、を備え、
    複数の前記絶縁層が有する配線パターンのうち少なくとも1つには、前記積層方向から見て前記ビアホールを含む領域に形成されたランドが含まれ、
    前記ランドと前記内蔵部品との間に、ダミーパターンが形成されている、多層配線基板。
  3. 前記ランドの周囲には複数の前記隣接パターンが配置され、
    複数の前記隣接パターンのうち前記多層配線基板の外周縁に最も近い隣接パターンと前記ランドとの間に、前記ダミーパターンが形成されている、請求項1に記載の多層配線基板。
  4. 前記ランドの周囲には複数の前記隣接パターンが配置され、
    複数の前記隣接パターンのうち最も前記ランドに近い隣接パターンと、前記ランドと、の間に、前記ダミーパターンが形成されている、請求項1または3に記載の多層配線基板。
  5. 前記積層方向から見て、前記ビアの外径をR1、前記ダミーパターンの延びる長さをLとしたとき、R1×1/2≦Lを満たす、請求項1から4のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  6. 前記ダミーパターンが導電体で形成された、請求項1から4のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  7. 前記ダミーパターンが絶縁体で形成された、請求項1から4のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  8. 少なくとも一方の面に配線パターンが形成された複数の絶縁層と、
    複数の前記絶縁層を接着する接着層と、
    前記絶縁層および前記接着層を貫通するビアホールと、前記ビアホール内に設けられた導電ペーストと、により積層方向において隣り合う前記配線パターン同士を電気的に接続させるビアと、を備え、
    複数の前記絶縁層が有する配線パターンのうち少なくとも1つには、前記積層方向から見て前記ビアホールを含む領域に形成されたランドが含まれ、
    前記ランドは、前記ランドの外周縁の一部を切り取るように形成された切り欠きを有している、多層配線基板。
  9. 前記切り欠きは、前記積層方向から見て円形に形成された前記ランドの外周縁の一部を切り取るように形成されている、請求項8に記載の多層配線基板。
  10. 前記切り欠きは、前記積層方向から見て前記ランドの外周縁の一部を略直線状に切り取るように形成されている、請求項8または9に記載の多層配線基板。
  11. 前記ランドを含む前記配線パターンは、前記ランドに隣接する隣接パターンをさらに含み、
    前記切り欠きと前記隣接パターンとの間にダミーパターンが形成されている、請求項8から10のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  12. 前記ランドを含む前記配線パターンは、前記ランドに隣接する隣接パターンをさらに含み、
    前記切り欠きは、前記ランドのうち前記隣接パターンから離れた部分に形成されている、請求項8から10のいずれか1項に記載の多層配線基板。
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