JP2021134967A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】前面側の上方にフィルタ清掃部を備えた壁掛け型の室内機において、室内機の高さを高くすることなく、また上下風向板の奥行方向の寸法を長くする。【解決手段】 室内機1の下部は後方から前面方向に向かうに従って上方に湾曲した構造となっている。この室内機1は、フィルタ清掃部23と熱交換器21と上下風向板25と、前面カバー2で囲まれる空間に室内機1を制御する横長の電装品箱26が配置されている。また、電装品箱26は、長手方向の断面が台形状であり、この台形状の脚を構成する一組の傾斜部が備えられ、一方の傾斜部26fと上下風向板25が略平行になっている。【選択図】図2
Description
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、壁掛け型の室内機の電装品箱の配置に関する。
従来、セパレレート方式の家庭用空気調和機の室内機は前面から見た場合、横長の直方体になっている。(例えば、特許文献1参照。)。
この室内機は室内機を制御する制御基板が格納された電装品箱を前面側の上方に格納する構造となっている。一般的に、室内機の横幅を狭くしてコンパクトな形状にする場合、電装品箱を室内機の前面側に格納する構造が採用される。この場合、特許文献1のようにフィルタの清掃機構が搭載されていない製品は、電装品箱を前面側の上方に格納する構造が可能である。
しかしながら、フィルタの清掃機構が搭載されている製品は、室内機の上面が室内の空気の吸込口になっており、ここにフィルタが配置される。このため、このフィルタの清掃機構は必然的に室内機の前面側の上方に配置されることになり、従来のように室内機の前面側の上方に電装品箱を配置することができない。
一方、室内機の前面側の下方は空調された空気を前方へ吹き出すように吹出口が備えられている。このため、室内機の前面側の下方に電装品箱を配置すると、この電装品箱が送風を妨げ、また、吹出口を覆うように配置される上下風向板の奥行方向の寸法がこの電装品箱に遮られて短くなる。このため上下風向板の面積が狭くなり、十分な送風性能を得ることができない問題があった。
なお、室内機の高さを高くして吹出口の位置を電装品箱より下に配置すれば問題ないが、この場合、高さが高い室内機は設置できる場所が限られるため、商品価値が下がる問題がある。
本発明は以上述べた問題点を解決し、前面側の上方にフィルタ清掃部を備えた壁掛け型の室内機において、室内機の高さを高くすることなく、また上下風向板の奥行方向の寸法を長くすることを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、
前面が横長の直方体形状の筐体を有する室内機を備え、前記室内機は、上部に吸込口と、下部に吹出口と、前記吸込口と前記吹出口との間の通風路に熱交換器と、前記吸込口に配置されたフィルタと、前記吹出口に上下風向板と、前記室内機の上部の前面側に前記フィルタを清掃するフィルタ清掃部とを有しており、
前記室内機の下部側の面は前記室内機の後方から前面方向に向かうに従って上部側に湾曲した形状の空気調和機であって、
前記室内機は、前記筐体内の前記フィルタ清掃部と前記熱交換器と前記上下風向板と前記筐体の前面側の一部と、に囲まれる空間に前記筐体の長手方向に見た断面が台形状であり前記室内機の長手方向に配置された電装品箱を備えていることを特徴とする。
前面が横長の直方体形状の筐体を有する室内機を備え、前記室内機は、上部に吸込口と、下部に吹出口と、前記吸込口と前記吹出口との間の通風路に熱交換器と、前記吸込口に配置されたフィルタと、前記吹出口に上下風向板と、前記室内機の上部の前面側に前記フィルタを清掃するフィルタ清掃部とを有しており、
前記室内機の下部側の面は前記室内機の後方から前面方向に向かうに従って上部側に湾曲した形状の空気調和機であって、
前記室内機は、前記筐体内の前記フィルタ清掃部と前記熱交換器と前記上下風向板と前記筐体の前面側の一部と、に囲まれる空間に前記筐体の長手方向に見た断面が台形状であり前記室内機の長手方向に配置された電装品箱を備えていることを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による空気調和機によれば、壁掛け型の室内機において室内機正面の下方に電装品箱を配置するとともに、室内機の高さを高くすることなく、また上下風向板の奥行方向の寸法を長くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお、本発明に直接関係ない室外機の図示を省略する。
図1は本発明による空気調和機の実施例を示す室内機1の外観図である。
この室内機1は図1で示すように前面が横長の直方体形状の筐体を有している。この室内機1の上部に吸込口3を設け、前面側の下部に吹出口4を設けている。また、室内機1の前面と左右を覆う前面カバー2と、この前面カバー2が装着されるベース8が設けられている。また、吹出口4には上下風向板25が設けられており、この上下風向板25は運転停止時には、吹出口4を閉じるようになっている。なお、前面カバー2とベース8と上下風向板25で室内機1の筐体の外郭を構成している。
この室内機1は図1で示すように前面が横長の直方体形状の筐体を有している。この室内機1の上部に吸込口3を設け、前面側の下部に吹出口4を設けている。また、室内機1の前面と左右を覆う前面カバー2と、この前面カバー2が装着されるベース8が設けられている。また、吹出口4には上下風向板25が設けられており、この上下風向板25は運転停止時には、吹出口4を閉じるようになっている。なお、前面カバー2とベース8と上下風向板25で室内機1の筐体の外郭を構成している。
また室内機1の吹出口4の上部には表示窓5が備えられており、この表示窓5と対応する室内機1の内部に図示しない5つのLED素子を横方向に配置し、これらのLED素子の光を個別に表示する構造になっている。その左側には図示しないリモコンが発する赤外線を受光する受光窓6が備えられている。
さらに、室内機1の下部側は後方から前面方向に向かうに従って上部側に湾曲した構造となっており、これによって上下風向板25を長手方向を軸として回動させたときに吹出口4が前方から見えるように、つまり、室内機1の前方に向かって送風することができるようになっている。
さらに、室内機1の下部側は後方から前面方向に向かうに従って上部側に湾曲した構造となっており、これによって上下風向板25を長手方向を軸として回動させたときに吹出口4が前方から見えるように、つまり、室内機1の前方に向かって送風することができるようになっている。
図2は室内機1を長手方向に見た時の断面図である。図2において左側が室内機1の前面側であり、右側が室内機1の背面側(後方)である。図2に示すように吸込口3と吹出口4の間の通風路には、逆V字状の熱交換器21と、吸込口3から室内の空気を吸込み、熱交換器21で冷媒と熱交換させた後、吹出口4から室内に送出する送風ファン22が設けられている。
また、熱交換器21の下方には、熱交換器21から滴下する凝縮水を受ける露受皿28aと露受皿28bが設けられている。また、室内機1内部の吹出口4付近には、送出される空気を左右方向に偏向する複数の左右風向板27が設けられ、吹出口4には室内機1の長手方向に設けられた回転軸25aを中心として回動する上下風向板25が設けられている。
室内機1の背面側(図2右側)には熱交換器21や図示しないファンモータなどの主要な部品を固定するベース8が、室内機1の上面には吸込グリル29が、また、熱交換器21と吸込グリル29の間にはフィルタ24が、それぞれ設けられている。
室内機1の筐体内部の前面側の上方にはフィルタ24を巻き取って、フィルタ24の表面に付着した塵埃を清掃するフィルタ清掃部23が配置されている。なおこのフィルタ清掃部23の下部は、フィルタ24を巻き取るためのモーターを内蔵したモーター部23aである。前述のようにフィルタ24は室内機1の上面に配置されているため、これを清掃するフィルタ清掃部23は必然的に室内機1の筐体内部の前面側の上方に配置されることになる。この結果、フィルタ清掃部23は室内機1の筐体内部の前面側の半分から上を占有している。
前述のように室内機1の下部側は後方から前面方向に向かうに従って上部側に湾曲した構造となっており、筐体内のフィルタ清掃部23と熱交換器21と上下風向板25と筐体の前面側の一部に囲まれる空間に筐体の長手方向に見た断面が台形状であり室内機1の長手方向に配置された電装品箱26が配置されている。そしてこの電装品箱26の上面部26eは室内機1の斜め前方下に向くように配置されている。つまり、ユーザーが室内機1を見上げると、電装品箱26の上面部26eと対向するように電装品箱26が配置されている。
前述のように電装品箱26は断面が台形状であり、台形状の下底を含む電装品箱26の面を下面部26b、上底を含む電装品箱26の面を上面部26eとそれぞれ呼称する。また、電装品箱26は断面が台形状であるため、台形状の一組の脚を含む電装品箱26の面を傾斜部26f、および、傾斜部26cと呼称する。
上面部26eに接する傾斜部26fが上下風向板25と略平行になり、傾斜部26fが上下風向板25に干渉することがないため、上下風向板25を室内機1の前面側に任意に延長させることができる。
上面部26eに接する傾斜部26fが上下風向板25と略平行になり、傾斜部26fが上下風向板25に干渉することがないため、上下風向板25を室内機1の前面側に任意に延長させることができる。
また、傾斜部26cが有るためフィルタ清掃部23や前面カバー2に干渉することがない。このため、前述した台形状の下底と対応する電装品箱26の下面部26bの辺の長さを長くすることができる。このため、電装品箱26の空間を広く確保できる。
前述したように電装品箱26に傾斜部26fと傾斜部26cを備えた形状であるため、室内機1の前面側の下方の内部に電装品箱26を配置できる。このため、背景技術で説明したようにこの電装品箱26が送風を妨げることがなく、室内機1の高さを低くする事ができる。
前述したように電装品箱26に傾斜部26fと傾斜部26cを備えた形状であるため、室内機1の前面側の下方の内部に電装品箱26を配置できる。このため、背景技術で説明したようにこの電装品箱26が送風を妨げることがなく、室内機1の高さを低くする事ができる。
図3は前面カバー2とフィルタ清掃部23を取り外して室内機1の前面を見た図である。室内機1の主要な部品はすべてベース8に固定されている。
室内機1の前面側の下方の左右方向(長手方向)に主要な部品(ユニット)である、LED表示部30、リモコン受光部50、床温度センサ28、電装品箱26、電源用電装品箱20が並べて配置されている。これらは左右方向に近接した状態になっており、さらに新たなユニットを追加する寸法的な余裕がない。
室内機1の前面側の下方の左右方向(長手方向)に主要な部品(ユニット)である、LED表示部30、リモコン受光部50、床温度センサ28、電装品箱26、電源用電装品箱20が並べて配置されている。これらは左右方向に近接した状態になっており、さらに新たなユニットを追加する寸法的な余裕がない。
また、LED表示部30とリモコン受光部50と床温度センサ28に関しては室内機1から斜め前方の下方向に向かせる必要があるため、他の場所、例えば室内機1の上部に配置すると、これらのユニットを室内機1から斜め前方の下方向に向かせる構造が別途必要になる。
さらに、電装品箱26、電源用電装品箱20に関しても、室内機1の前面側の下方以外の場所に配置できるスペースを確保すると室内機1の寸法が大きくなる問題があり、電装品箱26や電源用電装品箱20を室内機1の前面側の下方に配置することで室内機1を小型化できる。
さらに、電装品箱26、電源用電装品箱20に関しても、室内機1の前面側の下方以外の場所に配置できるスペースを確保すると室内機1の寸法が大きくなる問題があり、電装品箱26や電源用電装品箱20を室内機1の前面側の下方に配置することで室内機1を小型化できる。
図4は電装品箱26の斜視図であり、電装品箱26のカバー26aを外した状態を示している。なお、図4の上方向の矢印Aが室内機1に取り付けた時に前面側の斜め下方向を示す。そして、図4の右方向の矢印Bが室内機1の上部方向、図4の左方向の矢印Cが室内機1の下部方向、をそれぞれ示している。
電装品箱26は前述のように断面が台形状になっており、室内機1の長手方向に沿って左右方向が長い形状になっている。電装品箱26はカバー26aと下面部26bで構成されており、その内部には制御基板40が格納されている。なお、カバー26aの上面が上面部26eであり、上面部26eの矢印C側に隣接する部分が傾斜部26fであり、上面部26eの矢印B側に隣接する部分が傾斜部26cとなっている。
制御基板40の上にはノイズフィルタ41、整流器42、ノイズ除去用のフイルムコンデンサ43、スイッチングトランス44、高圧用の電解コンデンサ45などが配置されている。制御基板40の長手方向の中央から右半分が比較的高電圧を取り扱う回路ブロックを高圧ブロック、左半分が比較的低電圧を取り扱う回路ブロックである低圧ブロック、とそれぞれ呼称する。高圧ブロックには前述した部品が配置されており、交流電源回路やこれを整流した比較的電圧の高い回路が配置されており、低圧ブロックにはスイッチングトランス44を境界として制御基板40の左半分がマイコンやリレーの駆動回路、集積回路などが配置された比較的電圧の低い回路が配置されている。
なお、電解コンデンサ45は円柱形をしており、その一方の端面には防爆弁45aが備えられている。防爆弁45aは電解コンデンサ45に異常な電圧が印加されて内部の圧力が一定値を超えた時、自動的に開いて内部の圧力を低下させて電解コンデンサ45の爆発を未然に防止するものである。防爆弁45aが開いた場合、内部の電解液が流出して電解コンデンサ45内の圧力が解放される。
図5は電装品箱26の中に格納される制御基板40を示す上面図である。図5の上方向が室内機1の上部方向に、図5の下方向が室内機1の下部方向になる。制御基板40は前述した高圧ブロック/低圧ブロックの区分の他に、制御基板の長手方向に部品の高さに応じて区分された2種類のブロックを有している。
このうち、背の低い部品が配置されるエリアを低層ブロックと呼称し、背の高い部品が配置されるエリアを高層ブロックと呼称する。
このうち、背の低い部品が配置されるエリアを低層ブロックと呼称し、背の高い部品が配置されるエリアを高層ブロックと呼称する。
高層ブロックは図5に示すように長手方向に記載した2つの破線で挟まれるブロックであり、前述したカバー26aの上面部26eの投影面と対応している。つまり、高層ブロックは電装品箱26の中でカバー26aと下面部26bとの間の距離が一番長い部分であるため、ここに背の高い部品、例えばノイズフィルタ41、整流器42、ノイズ除去用のフイルムコンデンサ43、スイッチングトランス44などを配置する。
一方、低層ブロックは比較的背の低い部品が配置されるエリアである。図5の上側の低層ブロックは傾斜部26cの投影面と対応したエリアであり、図5の下側の低層ブロックは傾斜部26fの投影面と対応したエリアである。
例えば高圧ブロックの傾斜部26fの投影面と対応したエリアの低層ブロックには、円柱形の電解コンデンサ45を制御基板40の長手方向に寝かせて配置している。前述したように電解コンデンサ45には防爆弁45aが設けられているため、この防爆弁45aが開いた場合、電解液45bが流れ出すおそれがある。
例えば高圧ブロックの傾斜部26fの投影面と対応したエリアの低層ブロックには、円柱形の電解コンデンサ45を制御基板40の長手方向に寝かせて配置している。前述したように電解コンデンサ45には防爆弁45aが設けられているため、この防爆弁45aが開いた場合、電解液45bが流れ出すおそれがある。
制御基板40は電装品箱26に格納されて室内機1に固定された場合、電解液45bが室内機1の下部方向に流れるように電解コンデンサ45を配置しているため、万が一、電解液45bが流れ出したとしても制御基板40内の他の部品に付着することがないため、電解液45bによる二次的な部品の破損を防止することができる。
また、制御基板40を高圧/低圧ブロックに分けて部品を配置することにより、沿面距離による安全規格をクリアすることが容易にできる。また、制御基板40を高層/低層ブロックに分けて部品を配置することにより、電装品箱26内の空間を有効に利用でき、電装品箱26を小さくできる。このため、室内機1の前方の下方側に電装品箱26を配置することができる。
また、電装品箱26に傾斜部26fを設けたため、この傾斜部26fに沿って上下風向板25のの奥行方向の寸法を長くし、これにより送風性能を向上させることができる。
また、電装品箱26に傾斜部26fを設けたため、この傾斜部26fに沿って上下風向板25のの奥行方向の寸法を長くし、これにより送風性能を向上させることができる。
図6はLED表示部30を示す上面図である。LED表示部30は、LED表示基板31と、その上に配置され、図示しないLED表示素子からの光を導くための導光部37である。
LED表示基板31は片面のプリント基板を用いており、表面実装部品を使用するためパターン面を部品面(表面)としている。また、LED表示部30を室内機1に固定した場合、パターン面は室内機1の前方の斜め下を向くことになる。このため、パターン面に半田付けされた後述するLED表示素子33も室内機1の前方の斜め下、つまり、ユーザーがいる方を向くことになる。
LED表示基板31は片面のプリント基板を用いており、表面実装部品を使用するためパターン面を部品面(表面)としている。また、LED表示部30を室内機1に固定した場合、パターン面は室内機1の前方の斜め下を向くことになる。このため、パターン面に半田付けされた後述するLED表示素子33も室内機1の前方の斜め下、つまり、ユーザーがいる方を向くことになる。
図6のLED表示基板31の上端(図6の上方向)の左右中央にコネクタ32が配置され、このコネクタ32に接続される5つの回路ユニット35がコネクタ32の下端から図6の下方向に向かって配置されている。回路ユニット35は、LED表示素子33と抵抗34の直列回路である。コネクタ32の各端子からLED表示素子33を介して、抵抗34の一端が接続され、抵抗34の他端は電源パターン36を介してコネクタ32の端子へ接続されている。
図6に示すように5つのLED表示素子33は、LED表示基板31上の左右方向に等間隔で配置されている。そして、これらのLED表示素子33に覆いかぶさるように、樹脂製の直方体からなる導光部37が装着される。導光部37は、各LED表示素子33の位置に対応して円柱形の空間からなる光通過孔37aを備えている。
この導光部37は、LED表示素子33が発する光をLED表示素子33の前方に導くものであり、また、隣接するLED表示素子33が発する光が隣接する光通過孔37aに漏れることを防止するものである。このため、導光部37はLED表示基板31と図1の表示窓5との間に密着して配置される。
この導光部37は、LED表示素子33が発する光をLED表示素子33の前方に導くものであり、また、隣接するLED表示素子33が発する光が隣接する光通過孔37aに漏れることを防止するものである。このため、導光部37はLED表示基板31と図1の表示窓5との間に密着して配置される。
図3で説明したように、室内機1の前面側の下方の左右方向に、右側から左側に向かって、主要な電子ユニットである、LED表示部30、リモコン受光部50、床温度センサ28、電装品箱26、電源用電装品箱20が順次並べて配置されている。これらは左右方向に近接した状態になっており、さらに新たなユニットを追加する寸法的な余裕がない。
電装品箱26と電源用電装品箱20については前述したように、体積が出来るだけ小さくなるように部品を配置しており、左右方向の寸法を小さくすることができない。また、リモコン受光部50と床温度センサはそれぞれのメーカーからの購入部品であり、左右方向の寸法を変更した特殊品は高価なため採用できない。
このためLED表示部30は可能な限り左右方向の寸法を短くする必要がある。
このためLED表示部30は可能な限り左右方向の寸法を短くする必要がある。
LED表示部30の左右方向の寸法を最小とするためには、導光部37の左右方向の寸法を最小とすること、つまり、光通過孔37aを左右方向に最接近させて配置する必要がある。なお、LED表示素子33を縦に5つ並べる方法もあるが、左右方向に配置した方がデザイン的に調和がとれている。また、前述のように室内機1の下部側は後方から前面方向に向かうに従って上部側に湾曲した構造となっており、LED表示素子33を縦に5つ並べる方法では、湾曲に沿ってLED表示部30を湾曲させなければならないため構造的にも無理があり、この構造を採用することができない。
前述したように導光部37は樹脂製の直方体であり、また、LED表示素子33が発する光の漏れを防止するため、導光部37の下に抵抗34を配置することができない。従って、図6に示すように、LED表示部30はLED表示基板31の上端にコネクタ32を配置し、図6における下方向に向かって回路ユニット35を配置し、この回路ユニット35を横方向に必要数だけ並べることで、前述した導光部37の左右方向が最小となる寸法に対応することができる。
これにより、前述した主要な電子ユニットを室内機1の横方向に配置することができる。
これにより、前述した主要な電子ユニットを室内機1の横方向に配置することができる。
なお、本実施例では、LED表示基板31の上端にコネクタ32を配置しているが、これに限るものでなく、LED表示基板31の左右以外の場所、例えばLED表示基板31の下端にコネクタ32を配置してもよい。
本実施例では電装品箱の断面を台形状としているがこれに限るものでなく、傾斜部を備え、この傾斜部と上下風向板が略平行になっていれば三角形や五角形など、どのような断面形状の電装品箱でもよい。
また、本実施例では電装品箱にカバーや下面部を備えているが、これ限るものでなく、カバーや下面部と対応する構造が室内機の内部構造に含まれていてもよい。
また、本実施例では電装品箱にカバーや下面部を備えているが、これ限るものでなく、カバーや下面部と対応する構造が室内機の内部構造に含まれていてもよい。
なお、本実施例では、電装品箱とLED表示部を別のユニットとしているが、これに限るものでなく、電装品箱内にLED表示部を設けてもよい。電装品箱の上面部は室内機の斜め前方下に向くように配置されているため、ユーザーが室内機を見上げた時にLED表示素子の発光の視認が容易となる。また、電装品箱とLED表示部を電気的に接続する部材が不要となり、コストダウンを図ることができる。さらに、LED表示部を独立して配置する必要がなくなり、このスペースだけ電装品箱の左右方向の長さを長くして、より広い基板スペースを設けることができる。
1 室内機
2 前面カバー
3 吸込口
4 吹出口
5 表示窓
6 受光窓
8 ベース
20 電源用電装品箱
21 熱交換器
22 送風ファン
23 フィルタ清掃部
23a モーター部
24 フィルタ
25 上下風向板
26 電装品箱
26a カバー
26b 下面部
26c 傾斜部
26e 上面部
26f 傾斜部
27 左右風向板
28a 露受皿
28b 露受皿
29 吸込グリル
30 LED表示部
31 LED表示基板
32 コネクタ
33 LED表示素子
34 抵抗
35 回路ユニット
36 電源パターン
37 導光部
37a 光通過孔
40 制御基板
41 ノイズフィルタ
42 整流器
43 フイルムコンデンサ
44 スイッチングトランス
45 電解コンデンサ
45a 防爆弁
45b 電解液
50 リモコン受光部
2 前面カバー
3 吸込口
4 吹出口
5 表示窓
6 受光窓
8 ベース
20 電源用電装品箱
21 熱交換器
22 送風ファン
23 フィルタ清掃部
23a モーター部
24 フィルタ
25 上下風向板
26 電装品箱
26a カバー
26b 下面部
26c 傾斜部
26e 上面部
26f 傾斜部
27 左右風向板
28a 露受皿
28b 露受皿
29 吸込グリル
30 LED表示部
31 LED表示基板
32 コネクタ
33 LED表示素子
34 抵抗
35 回路ユニット
36 電源パターン
37 導光部
37a 光通過孔
40 制御基板
41 ノイズフィルタ
42 整流器
43 フイルムコンデンサ
44 スイッチングトランス
45 電解コンデンサ
45a 防爆弁
45b 電解液
50 リモコン受光部
Claims (2)
- 前面が横長の直方体形状の筐体を有する室内機を備え、前記室内機は、上部に吸込口と、下部に吹出口と、前記吸込口と前記吹出口との間の通風路に熱交換器と、前記吸込口に配置されたフィルタと、前記吹出口に上下風向板と、前記室内機の上部の前面側に前記フィルタを清掃するフィルタ清掃部とを有しており、
前記室内機の下部側の面は前記室内機の後方から前面方向に向かうに従って上部側に湾曲した形状の空気調和機であって、
前記室内機は、前記筐体内の前記フィルタ清掃部と前記熱交換器と前記上下風向板と前記筐体の前面側の一部と、に囲まれる空間に前記筐体の長手方向に見た断面が台形状であり前記室内機の長手方向に配置された電装品箱を備えていることを特徴とする空気調和機。 - 前記電装品箱は、前記台形状の脚を含む一組の傾斜部が備えられ、一方の前記傾斜部と前記上下風向板が略平行になっていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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JP2020030477A JP2021134967A (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | 空気調和機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024058083A1 (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-21 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010121879A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
JP2016035342A (ja) * | 2014-08-01 | 2016-03-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
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2020
- 2020-02-26 JP JP2020030477A patent/JP2021134967A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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