JP2021133998A - 青果物の包装用フィルムロールおよび青果物の鮮度保持用包装袋 - Google Patents

青果物の包装用フィルムロールおよび青果物の鮮度保持用包装袋 Download PDF

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Abstract

【課題】巻きずれによる端面の不揃いや、巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、歩留まり良く効率的に製袋を行うことが可能な青果物の包装用フィルムロールを提供する。【解決手段】防曇剤を練り込んだ長尺な二軸延伸ポリオレフィンフィルム(フィルムロール)を用いて、青果物の自動充填包装を行い、青果物入りの合掌袋を連続的に作製した。その際に、フィルムロールRを構成する合成樹脂フィルムFの片端部に、所定の間隔で、6mmφの穴Hを形成することによって、その穴Hの周囲の空気抜け指数が所定の数値範囲になるように調整した。そして、作製される青果物入りの合掌袋の上下方向の中央の背貼りと隣接した部分に、6mmφの穴Hからなる通気部を形成した。【選択図】図5

Description

本発明は、青果物の鮮度保持用包装袋、および、その青果物の鮮度保持用包装袋の形成に用いる包装用フィルムロールに関するものである。
葉菜類、果菜類、根菜類、フルーツ、菌茸類等の各種の青果物を包装するための包装袋として、合成樹脂製のフィルムによって形成された二方袋、三方袋、合掌袋、パウチ、ガゼット袋等の包装袋が知られている。また、そのような合成樹脂製のフィルムからなる包装袋は、2枚の合成樹脂フィルムを重ねて(あるいは単一の合成樹脂フィルムを折り畳んで)外周をヒートシール(熱接着)することによって形成されることが多い。そのため、ヒートシールの容易性(比較的に低い温度でヒートシールできること)の観点から、ポリオレフィン樹脂製のフィルムによって形成された包装袋が広く用いられている(特許文献1)。
また、ポリオレフィン樹脂製のフィルムからなる包装袋は、水蒸気透過度が低く、水蒸気の排出量が大きい青果物を包装して密封すると、フィルムの内面に水滴が付着して曇り、外観が低下してしまうため、微細な孔やスリットを設けて水蒸気透過度を調整したものも開発されている。
上記したようなポリオレフィン樹脂製のフィルムからなる包装袋は、通常、一定幅の長尺な合成樹脂フィルムを巻回してなるフィルムロールを用いて連続的に製造される。また、フィルムロールからの製袋と青果物の充填とを同時に行う、所謂、自動充填包装によって、青果物入りの包装袋が連続的に製造されることもある。
特開2004−284654号公報
しかしながら、微細な孔やスリットを設けたポリオレフィン系樹脂フィルムからなる包装袋を連続的に製造する場合には、微細な孔やスリットの形成の仕方によっては、製造の途中で、巻きずれによる端面の不揃いや巻き締りによるブロッキングが生じてしまい、歩留まり良く効率的に製袋できない事態が起こり得る。特に、青果物を自動充填包装する場合や、防曇性を付与した合成樹脂フィルムからなるフィルムロールを用いる場合には、その傾向が顕著なものとなる。
本発明の目的は、上記従来の青果物の鮮度保持用の包装袋が有する問題点を解消し、巻きずれによる端面の不揃いや、巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、歩留まり良く効率的に製袋を行うことが可能な青果物の包装用フィルムロールを提供することにある。また、安価に、かつ、容易に製造することができる上、鮮度保持効果に優れた青果物の鮮度保持用包装袋を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、青果物の鮮度保持用包装袋の形成に用いる長尺な合成樹脂フィルムを巻回してなるフィルムロールであって、合成樹脂フィルムに所定の周期で表裏の空気の流通を促すための通気部が形成されているとともに、その通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数が3,000秒以上40,000秒以下であることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、青果物を自動充填すると同時に鮮度保持用包装袋を形成する青果物の自動充填包装に用いられることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または請求項2に記載された発明において、前記通気部が、合成樹脂フィルムに切り込みを設けることによって形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載された発明において、前記通気部が、合成樹脂フィルムに穴を穿設することによって形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれかに記載された発明において、表裏をなす合成樹脂フィルムの端縁同士を熱接着させてなる鉛直なヒートシール部が、背面の中央に上下を縦断するように設けられた合掌袋形状を有しているとともに、その鉛直なヒートシール部に前記通気部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明は、請求項1〜5のいずれかに記載された発明において、
前記合成樹脂フィルムの自動充填後に鮮度保持用包装袋の内側になる面に防曇剤が存在していることを特徴とするものである。
請求項7に記載された発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の青果物の自動充填包装用フィルムロールを用いた青果物の自動充填によって形成された青果物の鮮度保持用包装袋である。
本発明に係る青果物の包装用フィルムロール(以下、単に、フィルムロールという)は、青果物の鮮度保持用包装袋を製袋する際に、巻きずれによる端面(主として幅方向の端面)の不揃い、巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、歩留まり良く効率的に製袋を行うことができる。また、本発明に係るフィルムロールを青果物の自動充填包装(青果物を充填しながら(同時に)その青果物を包装した鮮度保持用包装袋を形成する包装形態)に用いた場合には、青果物の自動充填包装を歩留まり良く、スムーズかつ効率的に実施することが可能になる。
さらに、本発明に係るフィルムロールによって形成される青果物の鮮度保持用包装袋(以下、単に包装袋という)は、安価に、かつ、容易に製造することができる上、鮮度保持効果に優れており、枝豆やブロッコリー等の過湿状態でカビが成長し易く変色が起こり易い青果物の包装にも適している。
フィルムロールを用いて青果物を自動充填包装する様子を示す説明図である。 フィルムロールの片端部に通気部を形成する様子を示す説明図である。 青果物入りの包装袋を示す説明図(背面図)である。 フィルムロールの片端部に通気部を形成する様子を示す説明図である。 青果物入りの包装袋を示す説明図(背面図)である。 青果物入りの包装袋を示す説明図(背面図)である。 青果物入りの包装袋を示す説明図(背面図)である。 青果物入りの包装袋を示す説明図(背面図)である。
本発明に係る青果物の包装用フィルムロール(以下、単に、フィルムロールという)は、一定幅の長尺な合成樹脂フィルムを巻回してなるものであり、当該合成樹脂フィルムに所定の周期で表裏の空気の流通を促すための通気部が形成されている。さらに、その通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数(なお、空気抜き指数の測定方法については後述する)が3,000秒以上40,000秒以下に調整されている。上記の如き特性を具備したフィルムロールを用いることによって、巻きずれによる端面の不揃いや巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、製袋や青果物の自動充填包装を行うことが可能となる。
本発明に係るフィルムロールを形成するための合成樹脂フィルムとしては、ポリオレフィンフィルム、ポリエステルフィルム等のヒートシールまたは溶断シールが可能な汎用の合成樹脂フィルムを好適に用いることができるが、それらの中でも、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムあるいはポリ乳酸フィルムを用いると、フィルムロールの透明性が高くなり、青果物を包装した場合に内部を見易くなるので好ましい。
また、合成樹脂フィルムは、単一層からなるもので良いし、基材層の上に熱融着層等を積層した多層構造を有するものでも良いが、合成樹脂フィルムとして、基材層である二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの上に、溶融押出ししたポリエチレンを熱融着層として積層させることによって形成された積層フィルムを用いることも可能である。
また、形成材料である合成樹脂フィルムの厚さは、特に限定されないが、5〜75μmの範囲であると好ましく、20〜50μmの範囲であるとより好ましい。合成樹脂フィルムの厚さが5μmを下回ると、フィルムの“腰”がなくなってしまい、製袋や青果物の自動充填包装を行いにくくなる上、青果物を包装した後の包装袋にボリューム感がなく扱いにくくなるので好ましくない。反対に、合成樹脂フィルムの厚さが75μmを上回ると、フィルムの剛性が高くなりすぎて、製袋や青果物の自動充填包装を行いにくくなったり、青果物を包装した後の密封作業がしにくくなったりするので好ましくない。
また、本発明に係るフィルムロールは、各種の青果物(特に、枝豆やブロッコリー等の袋内が過湿状態となったときにカビが成長し易く、呼吸が激しく行われて変色し易いものも含む)を包装可能なものであるが、鮮度保持性を良好なものとするために、最終的に形成される包装袋の内面となる合成樹脂フィルムの片面(以下、包装面という)が防曇性を有していることが好ましい。防曇性を付与する方法は、特に限定されるものではないが、合成樹脂フィルムを形成する合成樹脂原料中に予め防曇剤を含有させても良いし、合成樹脂フィルムの包装面に、防曇剤をコーティングしても良い。ここで用いる防曇剤としては、非イオン系の界面活性剤を挙げることができ、防曇性と併せて帯電防止性を発揮するものを用いるのが好ましい。
そのような防曇剤としては、多価アルコールの脂肪酸エステル類、高級脂肪酸のアミン類、高級脂肪酸のアマイド類、ショ糖脂肪酸エステル類、高級脂肪酸のアミンやアマイドのエチレンオキサイド付加物等の非イオン系の界面活性剤を挙げることができる。そして、それらの防曇剤の中でも、ポリオキシエチレンアルキルアミン型、ポリオキシエチレンアルキルアミン脂肪酸エステル型、脂肪酸グリセリンエステル型を併用するのが好ましい。また、ポリビニルアルコール等の水溶性樹脂をコーティング剤として用いることも可能である。
加えて、合成樹脂フィルムを形成する樹脂には、必要に応じて各層の特性を阻害しない範囲で、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、滑剤、核剤、難燃剤、顔料、染料、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、マイカ、タルク、クレー、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、抗菌剤、自然分解性を付与する添加剤等を添加することができる。さらに、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、ゴム類、炭化水素樹脂、石油樹脂等を合成樹脂フィルムの特性を害さない範囲で配合しても良く、包装する青果物体内の水分の状態を制御するための特殊な処理を合成樹脂フィルムに施しても良い。
また、本発明に係るフィルムロールは、合成樹脂フィルムに所定の周期で表裏の空気の流通を促すための通気部が形成されていることが必要である。そのように通気部を形成することで、製袋や青果物の自動充填包装を効率的なものとなるばかりではなく、最終的に形成される包装袋に、青果物の鮮度保持に必要な水蒸気やCO等の透過度の調整機能が付与される。
合成樹脂フィルムに穴を穿設することによって通気部を形成する場合には、当該穴の形状は、特に限定されず、円形、楕円形、矩形等の各種の形状にすることができる。また、通気部の形成方法も、特に限定されず、パンチャーによる穿孔加工、レーザーによる穿孔加工、針による突き刺し加工等の各種の方法を好適に用いることができる。さらに、通気部は、貫通した状態のものに限定されず、未貫通の状態のものでも良い。また、本発明に係る包装袋を、所謂、合掌袋(背面で左右の両端縁際をヒートシールした袋)とする場合には、背貼り(背面の略中央に上下を縦断するように設けられる鉛直なヒートシール部)の一部に非ヒートシール部分を形成することによって包装袋に通気部を形成することも可能である。
また、本発明に係るフィルムロールは、その通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数(なお、空気抜き指数の測定方法については後述する)が3,000秒以上40,000秒以下に調整されている。なお、「通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数」とは、「合成樹脂フィルムの通気部の形成部分の空気抜き指数」のことであり、合成樹脂フィルムの通気部の形成部分の周囲(通気部の形成部分を中心として半径約85mmの以内の部分)をサンプリングしてそのサンプルの空気抜き指数を測定することによって求められる。そのように通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数を特定の数値範囲に調整することによって、巻きずれによる端面(主として幅方向の端面)の不揃い、巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、製袋や青果物の自動充填包装を行うことが可能となる。
空気抜き指数が3,000秒未満であると、製袋や青果物の自動充填包装の途中で、重なり合った合成樹脂フィルム同士が滑りにくくなり、巻き締りによるブロッキングを発生し易くなるので好ましくなく、反対に、空気抜き指数が40,000秒を上回ると、製袋や青果物の自動充填包装の途中で、重なり合った合成樹脂フィルム同士が滑りすぎてしまい、巻きずれによる端面(主として幅方向の端面)の不整合・不揃いを発生し易くなるので好ましくない。空気抜き指数は3,500秒以上38,000秒以下であるとより好ましく、空気抜き指数は4,000秒以上35,000秒以下であると特に好ましい。
加えて、本発明に係る包装袋の形状は、特に限定されず、左右および下部をヒートシールしてなる三方袋や、二つ折りされた合成樹脂フィルムの左右をヒートシールしてなる二方袋、フィルムの左右を折り込んで背面でヒートシールした合掌袋等の各種の形状にすることが可能である。なお、包装袋に製袋する際のヒートシールの温度は、80℃以上250℃未満の範囲内で必要に応じて適宜調整することができる。
また、本発明に係る包装袋のサイズは、青果物を入れるのに適した大きさであれば特に限定されないが、幅100〜350mm×高さ150〜450mmの大きさであると、より好適に用いることが可能となる。包装袋のサイズが小さすぎたり、逆に大きすぎたりすると、通気部による水蒸気やCO等の透過度の調整が困難となるため好ましくない。
以下、実施例・比較例によって本発明に係る包装袋について詳細に説明するが、本発明の包装袋は、かかる実施例の態様に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することが可能である。また、実施例および比較例における特性の評価方法は以下の通りである。
<空気抜き指数>
通気部を含むように60mm×60mmの矩形状に切り出した試験片を用い、JIS P 8199に規定するベック平滑度試験器(熊谷理機工業株式会社製HK型)を用いて、JIS P 8199における9.aに基づき、測定真空度50.7kPa〜48.0kPa、測定空気量1ccの条件で、試験片を含めた所定の体積の密封空間から脱気したときの脱気完了までの時間を測定し、その測定を5回繰り返したときの平均値(秒数)を空気抜き指数とした(なお、試験片は、通気部が脱気口と重ならないように密封空間内に設置して測定を行った)。
<青果物の自動充填包装>
図1の如くレイアウトしたフィルムロールを用いて、青果物の自動充填包装を行った。すなわち、フィルムロールRから合成樹脂フィルムFを水平に引き出し、その左右を内側に折り返して、所定の速度で下方に引っ張りながら、左右の端縁際を重ね合わせて所定の温度(約150℃)で連続的にヒートシールする(すなわち、背貼りする)ことによって、背貼りBを有する筒状体Tを連続的に形成した。
また、その筒状体Tの連続的な形成と同時に、所定の間隔で幅方向に一定の幅でヒートシールすることによって、包装袋Pの底シール部Sとなる部分を形成した。また、その底シール部Sの形成と同時に、上側の漏斗状の供給装置Iから所定量の青果物を落下させて、底シール部Sの上側に、青果物を充填した。さらに、青果物を充填した直後に、所定の間隔で幅方向に一定の幅でヒートシールすることによって包装袋Pの上シール部Sとなる部分を形成した。また、その上シール部Sの形成と同時に、所定の間隔で幅方向に一定の幅でヒートシールすることによって(次に形成される包装袋Pの)底シール部Sに相当する部分を形成した。
さらに、上記の如き連続的な筒状体Tの形成と同時に、底シール部Sの形成→青果物の充填→上シール部Sの形成、および、底シール部Sの形成→青果物の充填・・・という作業を繰り返し、得られた青果物を断続的に充填した長尺な筒状体Tを形成した。そして、その長尺な筒状体Tを上シール部Sと底シール部Sとの間で裁断することによって、青果物入りの包装袋(合掌袋)Pを連続的に形成した。
上記したフィルムロールを用いた青果物の自動充填は、シイタケ、ブロッコリー、枝豆、三つ葉の4種類の青果物について行った。そして、シイタケの自動充填においては、幅320mmの合成樹脂フィルムを利用して、高さ(フィルムの長手方向の長さ)×幅=150mm×215mmの大きさで120gのシイタケ入りの包装袋を作成し、ブロッコリーの自動充填においては、幅540mmの合成樹脂フィルムを利用し、高さ×幅=260mm×360mmの大きさで270gのブロッコリー入りの包装袋を作成し、枝豆の自動充填においては、幅300mmの合成樹脂フィルムを利用し、高さ×幅=140mm×220mmの大きさで200gの枝豆入りの包装袋を作成し、三つ葉の自動充填においては、幅200mmの合成樹脂フィルムを利用し、高さ×幅=90mm×540mmの大きさで50gの三つ葉入りの包装袋を作成した。
<自動充填包装時の作業性>
上記の如く、青果物入りの包装袋(合掌袋)を連続的に形成した場合の作業性を、以下の3段階で官能評価した。
○・・フィルムロールの巻きずれによる端面の不揃い、巻き締りによるブロッキングの発生がなく、トラブルを生じることなく、青果物の自動充填包装が可能であった
△・・フィルムロールの巻きずれによる端面の不揃い、巻き締りによるブロッキングが若干発生し、青果物の自動充填包装時に若干のフィルムの蛇行等が発生し、安定した連続製造に支障が生じた
×・・フィルムロールの巻きずれによる端面の不揃い、巻き締りによるブロッキングが発生し、青果物の自動充填包装時にフィルムの蛇行等が頻繁に起こり、連続製造が困難であった
<鮮度保持特性(シイタケ)>
実施例・比較例で得られたシイタケ入りの包装袋(幅150mm×高さ215mmの合掌袋)を、25℃×65%RHの雰囲気下で72時間(3日間)に亘って保管した。しかる後、包装されたシイタケの状態を、乾燥度合い、色および臭気の観点から下記の4段階で官能評価した。
・評価基準
◎:色・臭気において包装前のものとの違いがまったく認められない
○:若干乾燥した様子であるものの、変色・異臭が認められない
△:わずかな変色、微かな異臭が認められる
×:全体的な乾燥、変色、明確な異臭、カビの発生、腐敗が認められ、商品価値を喪失している
<鮮度保持特性(ブロッッコリー)>
実施例・比較例で得られたブロッコリー入りの包装袋(幅260mm×高さ360mmの合掌袋)を、25℃×65%RHの雰囲気下で96時間(4日間)に亘って保管した。しかる後、包装されたブロッッコリーの状態を、乾燥度合い、色、臭気および花蕾の落下の観点から下記の4段階で官能評価した。
・評価基準
◎:色・臭気において包装前のものとの違いがまったく認められない
○:若干乾燥した様子であるものの、変色・異臭が認められない
△:わずかな変色、微かな異臭が認められる
×:全体的な乾燥、変色、明確な異臭、カビの発生、腐敗、花蕾の落下が認められ、商品価値を喪失している
<鮮度保持特性(枝豆)>
実施例・比較例で得られた枝豆入りの包装袋(幅140mm×高さ220mmの合掌袋)を、25℃×65%RHの雰囲気下で192時間(8日間)に亘って保管した。しかる後、包装された枝豆の状態を、乾燥度合い、色および臭気の観点から下記の4段階で官能評価した。
・評価基準
◎:色・臭気において包装前のものとの違いがまったく認められない
○:若干乾燥した様子であるものの、変色・異臭が認められない
△:わずかな変色、微かな異臭が認められる
×:全体的な乾燥、変色、明確な異臭、カビの発生、腐敗が認められ、商品価値を喪失している
<鮮度保持特性(三つ葉)>
実施例・比較例で得られた三つ葉入りの包装袋(幅90mm×高さ540mmの合掌袋)を、20℃×50%RHの雰囲気下で96時間(4日間)に亘って保管した。しかる後、包装された枝豆の状態を、乾燥度合い、色および臭気の観点から下記の4段階で官能評価した。
・評価基準
◎:色・臭気において包装前のものとの違いがまったく認められない
○:若干乾燥した様子であるものの、変色・異臭が認められない
△:わずかな変色、微かな異臭が認められる
×:全体的な乾燥、変色、明確な異臭、カビの発生、腐敗が認められ、商品価値を喪失している
[実施例1]
防曇剤を練り込んだ厚さ20μmの長尺な二軸延伸ポリオレフィンフィルム(OPPフィルム 東洋紡(株)製 P5562)を用いて、上記した方法によって、3種類の青果物(シイタケ、ブロッコリー、三つ葉)の自動充填包装を行い、青果物入りの包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、図2の如く、フィルムロールRを構成する合成樹脂フィルムFの片端部に、ニトロセルローズを主成分とする特殊グラビアインキ(東京インキ(株)製 PULPTECC ベル白 D)を、所定の間隔で、幅広な長方形状(長手方向×幅方向=6mm×20mm)にコーティングすることによって(コーティング部C)、背貼り形成時にヒートシールされない部分(非ヒートシール部)を形成した。したがって、自動充填包装によって得られた青果物入りの包装袋の背貼りには、非ヒートシール部からなる通気部が形成された。そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、特殊グラビアインキの塗布部分を含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。
図3は、作製された青果物入りの包装袋(すなわち、シイタケ入りの包装袋、ブロッコリー入りの包装袋、および、三つ葉入りの包装袋の3種類)を模式的に示したものであり、包装袋Pは、合成樹脂フィルムの左右の両側が内側に折り返されており、左右の両端際を中央で重ねて所定の幅でヒートシールすることによって背貼りBが形成されている。また、上端際の部分および下端際の部分が一定幅でヒートシールされ、それぞれ、上シール部S、底シール部Sが形成されている。そして、上シール部Sから30mm下側、および、底シール部Sから30mm上側に、それぞれ、非ヒートシール部(通気部V)が形成されている。加えて、包装袋Pの上端縁および下端縁は鋸刃状に裁断された状態になっている。そして、それらの包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。3種類の包装袋(青果物入り包装袋P)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[実施例2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、青果物である枝豆の自動充填包装を行い、枝豆入りの包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、包装袋(合掌袋)の背貼り(合成樹脂フィルムの左右両端際のヒートシール部分)に形成する非ヒートシール部分(通気部)の上下方向の長さ(長手方向に沿った長さ)を20mmに変更した(すなわち、合成樹脂フィルムの端縁際に、長手方向×幅方向=20mm×20mmの正方形状の特殊グラビアインキによる塗布部分を形成することによって、背貼りに上下幅20mmの非ヒートシール部分を2個形成した)。そして、それ以外は、実施例1と同様にして、枝豆入りの包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、特殊グラビアインキの塗布部分を含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。さらに、その枝豆入りの包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[実施例3]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、枝豆、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、図4の如く、フィルムロールRを構成する合成樹脂フィルムFの片端部に、所定の間隔で、COレーザーマーカーを用いて、6mmφの穴Hを形成することによって通気部を設けた。そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、6mmφの穴Hを含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。
図5は、作製された青果物入りの包装袋(すなわち、枝豆入りの包装袋、および、三つ葉入りの包装袋の2種類)を模式的に示したものであり、包装袋Pは、実施例1の包装袋Pと同様に、背貼りB、上シール部S、底シール部Sが形成されている。そして、上下方向の中央の背貼りBと隣接した部分(背貼りBの基端から10mm離れた部分)に、6mmφの穴からなる通気部Vが形成されている。そして、それらの包装袋Pを用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。2種類の包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[実施例4−1]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケの自動充填包装を行いシイタケ入りの包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、COレーザーマーカーを用いて、0.5mmφの穴を1個形成することによって通気部を設けた。すなわち、青果物入りの包装袋の高さ方向の中央で背貼りと隣接した部分(背貼りの基端から10mm離れた部分)に、通気部として機能する0.5mmφの穴を穿設した。そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、0.5mmφの穴を含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。
そして、その包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[実施例4−2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、ブロッコリー、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、COレーザーマーカーを用いて、0.5mmφの穴を連続的に6個形成することによって通気部を設けた。そして、自動充填包装を行って青果物入りの包装袋を作製する際の作業性を上記した方法によって評価した。
図6は、作製された青果物入りの包装袋(すなわち、ブロッコリー入りの包装袋、および、三つ葉入りの包装袋の2種類)を模式的に示したものであり、包装袋P4−2は、実施例1の包装袋Pと同様に、背貼りB、上シール部S、底シール部Sが形成されている。そして、背貼りBと隣接した部分(背貼りBの基端から10mm離れた部分)に、10mm間隔で、通気部V4−2として機能する0.5mmφの6個の穴H,H・・が穿設されており、上側の3個の穴H,H・・と下側の3個の穴H,H・・とが高さ方向の中央に対して上下対称に配置された状態になっている。そして、それらの包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。2種類の包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[実施例5]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、ブロッコリー、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの3種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、切込刃(カッター)を装着したロールを用いて、長さ×幅=5.0mm×0.18mmの切り込み(スリット)を形成することによって通気部を設けた。そして、自動充填包装を行って青果物入りの包装袋を作製する際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、長さ×幅=5.0mm×0.18mmの切り込みを含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。
図7は、作製された青果物入りの包装袋(すなわち、枝豆入りの包装袋、および、三つ葉入りの包装袋の2種類)を模式的に示したものであり、包装袋Pは、実施例1の包装袋Pと同様に、背貼りB、上シール部S、底シール部Sが形成されている。そして、高さ方向の中央で背貼りBと隣接した部分(背貼りBの基端から10mm離れた部分)に、通気部として機能する長さ×幅=5.0mm×0.18mmの切り込みS(通気部V)が形成された状態になっている。そして、それらの包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。2種類の包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[実施例6−1]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、ブロッコリー、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの3種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、COレーザーマーカーを用いて、長さ×幅=5.0mm×0.05mmの切り込み(スリット)を形成することによって通気部を設けた。すなわち、青果物入りの包装袋の高さ方向の中央で背貼りと隣接した部分(背貼りの基端から10mm離れた部分)に、通気部として機能する長さ×幅=5.0mm×0.05mmの切り込みを形成した。そして、自動充填包装を行って青果物入りの包装袋を作製する際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、長さ×幅=5.0mm×0.05mmの切り込みを含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。
そして、得られた3種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。3種類の包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[実施例6−2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、枝豆の自動充填包装を行い、枝豆入りの包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、COレーザーマーカーを用いて、長さ×幅=5.0mm×0.05mmの切り込み(スリット)を連続的に3個形成することによって通気部を設けた。そして、自動充填包装を行って青果物入りの包装袋を作製する際の作業性を上記した方法によって評価した。
図8は、作製された枝豆入りの包装袋を模式的に示したものであり、包装袋P6−2は、実施例1の包装袋Pと同様に、背貼りB、上シール部S、底シール部Sが形成されている。そして、高さ方向の中央で背貼りBと隣接した部分(背貼りBの基端から10mm離れた部分)に、30mm間隔で、通気部V6−2として機能する長さ×幅=5.0mm×0.05mmの3個の切り込みS,S・・が形成されており、中央の切り込みSが高さ方向の中央に配置された状態になっている。そして、その包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例1]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、ブロッコリー、枝豆、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの4種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、包装袋(合掌袋)の背貼り(合成樹脂フィルムの左右両端際のヒートシール部分)に形成する非ヒートシール部分(通気部)の上下方向の長さ(長手方向に沿った長さ)を45mmに変更した(すなわち、合成樹脂フィルムの端縁際に、特殊グラビアインキを長手方向×幅方向=45mm×20mmの長方形状に塗布することによって、背貼りに上下幅20mmの非ヒートシール部分を2個形成した)。そして、それ以外は、実施例1と同様にして、青果物入りの4種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、特殊グラビアインキの塗布部分を含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの4種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、ブロッコリー、枝豆、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの4種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、包装袋(合掌袋)の背貼り(合成樹脂フィルムの左右両端際のヒートシール部分)に形成する非ヒートシール部分(通気部)の上下方向の長さ(長手方向に沿った長さ)を1.0mmに変更した(すなわち、合成樹脂フィルムの端縁際に、特殊グラビアインキを長手方向×幅方向=1.0mm×20mmの長方形状に塗布することによって、背貼りに上下幅1.0mmの非ヒートシール部分を2個形成した)。そして、それ以外は、実施例1と同様にして、青果物入りの4種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、特殊グラビアインキの塗布部分を含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの4種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例3−1]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、枝豆の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に所定の間隔でCOレーザーマーカーにより形成する通気部(円形の穴)の直径を10mmφに変更した以外は、実施例3と同様にして、青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、10mmφの穴を含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの2種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例3−2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、ブロッコリー、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、COレーザーマーカーを用いて、10mmφの穴を連続的に6個形成することによって通気部を設けた。すなわち、青果物入りの包装袋の背貼りと隣接した部分(背貼りの基端から10mm離れた部分)に、30mm間隔で、通気部として機能する10mmφの6個の穴を、高さ方向の中央に対して上下対称になるように穿設した。そして、それ以外は、実施例1と同様にして、青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの2種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例4−1]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、枝豆の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に所定の間隔でCOレーザーマーカーにより形成する通気部(円形の穴)の直径を0.05mmφに変更した以外は、実施例3と同様にして、青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、10mmφの穴を含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの2種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例4−2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、ブロッコリー、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、COレーザーマーカーを用いて、0.05mmφの穴を連続的に6個形成することによって通気部を設けた。すなわち、青果物入りの包装袋の背貼りと隣接した部分(背貼りの基端から10mm離れた部分)に、30mm間隔で、通気部として機能する0.05mmφの6個の穴を、高さ方向の中央に対して上下対称になるように穿設した。そして、それ以外は、実施例1と同様にして、青果物入りの2種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの2種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例5−1]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、ブロッコリー、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの3種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に所定の間隔で切込刃により形成する通気部(切り込み)の大きさを、長さ×幅=5.0mm×0.33mmに変更した以外は、実施例5と同様にして、青果物入りの3種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、長さ×幅=5.0mm×0.33mmの切り込みを含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの3種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例5−2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、枝豆の自動充填包装を行い、枝豆入りの包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に、所定の間隔で、切込刃(カッター)を装着したロールを用いて、長さ×幅=5.0mm×0.33mmの切り込み(スリット)を3個連続で形成することによって通気部を設けた。すなわち、青果物入りの包装袋の背貼りと隣接した部分(背貼りの基端から10mm離れた部分)に、30mm間隔で、通気部として機能する長さ×幅=5.0mm×0.33mmの3本の切り込みを、高さ方向の中央に対して上下対称になるように穿設した。そして、それ以外は、実施例1と同様にして、青果物入りの包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。さらに、青果物入りの包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例6−1]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、シイタケ、ブロッコリー、三つ葉の自動充填包装を行い、それらの青果物入りの3種類の包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に所定の間隔でCOレーザーマーカーにより形成する通気部(切り込み)の大きさを、長さ×幅=5.0mm×0.005mmに変更した以外は、実施例6−1と同様にして、青果物入りの3種類の包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。また、合掌袋を形成したフィルムロールを構成している合成樹脂フィルムの通気部形成部分の周囲(すなわち、長さ×幅=5.0mm×0.005mmの切り込みを含めた60mm×60mmの矩形状部分)を切り出し、その切り出した部分の空気抜け指数を上記した方法によって評価した。さらに、それらの青果物入りの3種類の包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
[比較例6−2]
実施例1と同様な合成樹脂フィルムを用いて実施例1と同様な方法によって、枝豆の自動充填包装を行い、枝豆入りの包装袋(合掌袋)を作製した。その際に、フィルムロールを構成する合成樹脂フィルムの片端部に所定の間隔でCOレーザーマーカーにより形成する3個の各通気部(切り込み)の大きさを、長さ×幅=5.0mm×0.005mmに変更した以外は、実施例6−2と同様にして、青果物入りの包装袋(合掌袋)を作製した。
そして、そのように青果物を自動充填包装した際の作業性を上記した方法によって評価した。さらに、青果物入りの包装袋を用いて、上記した方法で鮮度保持効果を評価した。包装袋(青果物入り包装袋)の鮮度保持特性、青果物の自動充填包装時の作業性を、合成樹脂フィルムの特性(通気部の周囲の空気抜け指数)とともに表1に示す。
Figure 2021133998
表1から、通気部の周囲の空気抜け指数が本発明の要件を満たしたフィルムロールによって青果物を自動充填包装した場合(実施例1〜6)には、巻きずれによる端面の不揃いや巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、効率的かつスムーズに青果物を自動充填包装できることが分かる。また、通気部の周囲の空気抜け指数が本発明の要件を満たしたフィルムロールによって自動充填包装された実施例1〜6の青果物入りの包装袋は、良好な鮮度保持効果を奏することが分かる。
これに対して、通気部の周囲の空気抜け指数が本発明の要件を満たさないフィルムロールによって青果物を自動充填包装した場合(比較例1〜6)には、巻きずれによる端面の不揃いや巻き締りによるブロッキング等の発生により、青果物をスムーズに自動充填包装できないことが分かる。また、通気部の周囲の空気抜け指数が本発明の要件を満たさないフィルムロールによって自動充填包装された比較例1〜6の青果物入りの包装袋は、鮮度保持効果が不良であることが分かる。
本発明に係るフィルムロールは、上記の如く優れた効果を奏するものであるため、枝豆やブロッコリー等の青果物の自動充填包装用の部材として好適に用いることができる。また、本発明に係る包装袋は、上記の如く優れた効果を奏するものであるため、青果物の鮮度保持用の包装袋として好適に用いることができる。
F・・合成樹脂フィルム
R・・フィルムロール
,P,P4−2,P,P6−2・・包装袋
,V,V4−2,V,V6−2・・通気部
本発明の内、請求項1に記載された発明は、青果物を自動充填すると同時に鮮度保持用包装袋を形成する青果物の自動充填包装に用いられる長尺な合成樹脂フィルムを巻回してなるフィルムロールであって、合成樹脂フィルムが、5〜75μmの厚さを有する二軸延伸ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムあるいはポリ乳酸フィルムであり、合成樹脂フィルムに所定の周期で穴を穿設することによって表裏の空気の流通を促すための通気部が形成されているとともに、合成樹脂フィルムにおけるその通気部を中心とした部分の空気抜き指数が3,000秒以上40,000秒以下であることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記合成樹脂フィルムの自動充填後に鮮度保持用包装袋の内側になる面に防曇剤が存在していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または2に記載の青果物の自動充填包装用フィルムロールを用いた青果物の自動充填によって形成された青果物の鮮度保持用包装袋である。
本発明に係る青果物の包装用フィルムロール(以下、単に、フィルムロールという)は、一定幅の長尺な合成樹脂フィルムを巻回してなるものであり、当該合成樹脂フィルムに所定の周期で表裏の空気の流通を促すための通気部が形成されている。さらに、合成樹脂フィルムにおけるその通気部を中心とした部分の空気抜き指数(なお、空気抜き指数の測定方法については後述する)が3,000秒以上40,000秒以下に調整されている。上記の如き特性を具備したフィルムロールを用いることによって、巻きずれによる端面の不揃いや巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、製袋や青果物の自動充填包装を行うことが可能となる。
また、本発明に係るフィルムロールは、合成樹脂フィルムにおけるその通気部を中心とした部分の空気抜き指数(なお、空気抜き指数の測定方法については後述する)が3,000秒以上40,000秒以下に調整されている。なお、「通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数」とは、「合成樹脂フィルムの通気部の形成部分の空気抜き指数」のことであり、合成樹脂フィルムの通気部の形成部分の周囲(通気部の形成部分を中心として半径約85mmの以内の部分)をサンプリングしてそのサンプルの空気抜き指数を測定することによって求められる。そのように通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数を特定の数値範囲に調整することによって、巻きずれによる端面(主として幅方向の端面)の不揃い、巻き締りによるブロッキング等を発生させることなく、製袋や青果物の自動充填包装を行うことが可能となる。
<空気抜き指数>
通気部を含むように60mm×60mmの矩形状に切り出した試験片を用い、JIS P 8119に規定するベック平滑度試験器(熊谷理機工業株式会社製HK型)を用いて、JIS P 8119における9.aに基づき、測定真空度50.7kPa〜48.0kPa、測定空気量1ccの条件で、試験片を含めた密封空間(小真空容器)から脱気したときの脱気完了までの時間を測定し、その測定を5回繰り返したときの平均値(秒数)を空気抜き指数とした(なお、試験片は、通気部が脱気口と重ならないように密封空間内に設置して測定を行った)。

Claims (7)

  1. 青果物の鮮度保持用包装袋の形成に用いる長尺な合成樹脂フィルムを巻回してなるフィルムロールであって、
    合成樹脂フィルムに所定の周期で表裏の空気の流通を促すための通気部が形成されているとともに、
    その通気部を起点とした合成樹脂フィルムの空気抜き指数が3,000秒以上40,000秒以下であることを特徴とする青果物の包装用フィルムロール。
  2. 青果物を自動充填すると同時に鮮度保持用包装袋を形成する青果物の自動充填包装に用いられることを特徴とする請求項1に記載の青果物の包装用フィルムロール。
  3. 前記通気部が、合成樹脂フィルムに切り込みを設けることによって形成されていることを特徴とする請求項1、または2に記載の青果物の包装用フィルムロール。
  4. 前記通気部が、合成樹脂フィルムに穴を穿設することによって形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の青果物の包装用フィルムロール。
  5. 表裏をなす合成樹脂フィルムの端縁同士を熱接着させてなる鉛直なヒートシール部が、背面の中央に上下を縦断するように設けられた合掌袋形状を有しているとともに、
    その鉛直なヒートシール部に前記通気部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の青果物の包装用フィルムロール。
  6. 前記合成樹脂フィルムの自動充填後に鮮度保持用包装袋の内側になる面に防曇剤が存在していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の青果物の包装用フィルムロール。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の青果物の包装用フィルムロールを用いた青果物の自動充填包装によって形成された青果物の鮮度保持用包装袋。
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