JP2002308293A - 青果物入り包装袋 - Google Patents

青果物入り包装袋

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JP2002308293A
JP2002308293A JP2002073031A JP2002073031A JP2002308293A JP 2002308293 A JP2002308293 A JP 2002308293A JP 2002073031 A JP2002073031 A JP 2002073031A JP 2002073031 A JP2002073031 A JP 2002073031A JP 2002308293 A JP2002308293 A JP 2002308293A
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packaging bag
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Yukio Izutsu
幸夫 井筒
Hiroshi Omori
浩 大森
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Mitsubishi Chemical Corp
Yuka Sansho KK
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Mitsubishi Chemical Corp
Yuka Sansho KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】熱可塑性樹脂フィルムを充填シリンダーの
外側に導いて筒状とし、この筒状にされたフィルムの一
端面をヒートシールして筒状の袋とし、ついで前記充填
シリンダーの内側より青果物を前記筒状の袋内に一定量
充填した後、該青果物が充填された筒状の袋の他の端面
をヒートシールしてなる青果物入り包装袋において、ヒ
ートシール部帯域内に幅1〜20mmの未ヒートシール
部がヒートシール部帯域の面積の3〜50%の割合で、
包装袋の4隅部全部に設けられており、該未ヒートシー
ル部により袋内が外部と通気できる袋構造とされている
ことを特徴とする青果物入り包装袋。 【効果】電熱線による穿孔加工が必要なく、これまで問
題となっていた孔の位置のずれもなくなり、包装袋の見
映えが良好となる。さらに、二軸延伸樹脂フィルムの適
用も可能となった。また、このような包装形式で包装し
た青果物の鮮度保持性も、従来の穿孔フィルムを用いる
包装と同レベルまたは従来品以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、青果物を熱可塑性樹脂
製袋で包装した青果物入り包装袋に関する。詳しくは本
発明は、ピーマン、おくら、いんげん豆、さやえんどう
豆、茗荷、唐辛子等の軽量青果物を縦ピロー方式の製袋
充填機を用いて包装した青果物入り包装袋に関する。本
発明によると、従来行われていた電熱線による袋の胴部
への穴あけ加工を必要としないので、二軸延伸樹脂フィ
ルムを素材とした袋で青果物を自動充填包装できる。ま
た、袋の胴部に通気用の穿孔を有しておらず、代わり
に、袋のヒートシール部の4隅部全部に通気用の孔を備
えているので強靱であり、通気性に優れ、かつ見映えが
よい包装袋を得ることができる。
【0002】
【従来技術】ピーマン、さやえんどう等の青果物の袋包
装には、袋内の青果物の鮮度を保つため、青果物の呼
吸、発散を考慮し、袋内の炭酸ガス濃度、酸素濃度、湿
気を青果物に適した濃度に保つための2〜6mmφの通
気用孔が複数個穿孔されたポリエチレン袋、無延伸ポリ
プロピレン製袋が使用されている。
【0003】かかる軽量の青果物の自動充填製袋包装
は、例えば図5に示す縦型ピロー方式の製袋充填機(図
示のものはフランク方式のシーラーを備えているものを
示した)を用い、熱可塑性樹脂フィルム1を繰り出した
後に、A部にて電熱線2で2〜8mmφの穿孔を行い、
これを充填シリンダー4に導き、該シリンダーの外周を
フォーマー3を利用して筒状に包みこみ、ついで縦シー
ラー5で該フィルムの端面同志をヒートシールとして筒
状フィルム6とする。
【0004】一方、該充填シリンダー4の頂部のホッパ
ー7内に供給コンベアベルト8に装備されたバスケット
9内の青果物はコンベアベルト8の移動により間欠的に
充填される。ホッパー7より横ヒートシールバー1
1′,11′(仮想線で示されている。パルスカム位
置)により有底にヒートシールした筒状フィルム6内に
青果物10,10が達し、ついで、クラック上死点まで
戻っている横ヒートシールバー11,11(図では実線
で示されている)で青果物が充填された筒状袋の上方口
をヒートシールし、ついで、このカーター付き横ヒート
シールバー11,11で袋を挟んだままパルスカム位置
まで横ヒートシールバーを下げ(図では仮想線で示され
ている)、ここで袋のヒートシール部の中央をカッター
で切断して袋12を切り離す〔“食品包装便覧”日本包
装技術協会1988年3月1日刊の823〜836頁参
照〕。青果物の充填された袋12は排出コンベアベルト
13に乗り、段ボール箱14内に保管され、一定数とな
った後、段ボール箱は梱包され、輸送される。
【0005】図中、15はフィルム繰出しローラー、1
6はウェイトロール、17は光電管装置、18はガイド
ローラーである。図6は包装袋12の斜視図を示す。2
2,22…は穿孔、20(1)は底部ヒートシール部、
20(2)は上方口ヒートシール部である。なお、縦ピ
ロー方式の製袋充填機には、図5に示したカッター付横
ヒートシールバーを用いる間欠方式の筒状フィルムの移
動法の他、ベルト送りによる筒状フィルムの移動法、吸
引器による往復動の移動法もある。
【0006】このような電熱線2で穿孔を行なう縦ピロ
ー方式の製袋充填装置においては、無延伸のポリエチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルムが使用されるが、
ロール状フィルムの繰り出し部から青果物の包装に到る
までの間にフィルムの張力をコントロールすることがで
きないので、フィルムにたるみが起こり、穿孔加工をす
る際、孔あけの位置が一定しない問題があった。場合に
よっては孔が袋の印刷部分にかかることもあった。
【0007】一方、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを
基層とし、この片面または両面にヒートシール層を設け
た積層延伸フィルムは、透明性、光沢、剛性が優れるこ
とから広く包装資材として使用されており(特開昭54
−158477号、特公平2−28308号、特開昭5
5−63229号)、さらに内層のヒートシール層に防
曇性を付与した防曇性積層延伸ポリプロピレンフィルム
は、含水食品、中でも青果物の包装に広く使用されてい
る。これは、防曇性が付与されたことにより青果物を包
装した場合、曇らずに内容物がくっきり見え、さらに、
二軸延伸ポリプロピレンフィルム基層が本来有する透明
性、光沢が優れることから青果物が生き生きと新鮮に見
えることによる。ピーマン、さやえんどうなどの包装
も、上記理由により、穿孔された防曇性積層延伸ポリプ
ロピレンフィルム(特公平3−23332号)による包
装が望まれているが広く使用されるに到ってない。
【0008】その理由として、上記縦ピロー方式の製袋
充填機の樹脂フィルムとして二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、二軸延伸ポリスチレンフィルム等の延伸配向した延
伸フィルムを使用した場合、その特性である引き裂き伝
播抵抗が小さいことから、図5の実線で示される横ヒー
トシールバー11,11の位置(クランク上死点)から
仮想線で示される横ヒートシールバー11′,11′の
位置(クランク下死点)に袋12が引き下げられると
き、この孔に張力が集中してかかり、孔の部分からフィ
ルムが引き裂かれ、破袋が生じるからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は通気孔を袋の
胴部に穿孔法で設けるのではなく、袋のヒートシール部
に設けたものである。穿孔部分が印刷部分にかかること
を防ぐと共に、袋の素材の熱可塑性樹脂フィルムとして
二軸延伸フィルムを含むフィルムを用いても製袋自動充
填時に破袋が生じない青果物入りの包装袋を提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる課
題を軽量青果物の包装に用いられている縦ピロー方式の
製袋充填機の横ヒートシールバーの刃の形状を変更し、
一部に溝を設けて、筒状フィルム全体をヒートシールし
たヒートシール部の面積の3〜50%となるように袋の
底部および上方口のヒートシール部に一部をヒートシー
ルしない部分を設けて通気孔とし、かつ該通気孔を包装
袋の4隅部全部に設けることにより解決した。
【0011】即ち、本発明は、熱可塑性樹脂フィルムを
充填シリンダーの外側に導いて筒状とし、この筒状にさ
れたフィルムの一端面をヒートシールして筒状の袋と
し、ついで前記充填シリンダーの内側より青果物を前記
筒状の袋内に一定量充填した後、該青果物が充填された
筒状の袋の他の端面をヒートシールしてなる青果物入り
包装袋において、ヒートシール部帯域内に幅1〜20m
mの未ヒートシール部がヒートシール部帯域の面積の3
〜50%の割合で、包装袋の4隅部全部に設けられてお
り、該未ヒートシール部により袋内が外部と通気できる
袋構造とされていることを特徴とする青果物入り包装袋
を提供するものである。
【0012】図1は、本発明の青果物入り包装袋を製造
するために好適に用いられる縦ピロー方式の製袋充填機
の一例を示す正面図である。斜視図の図5で紹介した製
袋充填機と大きく異なるところは、穿孔のための電熱線
2を備えておらず、カッター付き横ヒートシールバー1
1,11の刃の一部を、従来の刃は図2(2a)に示す
ように全体にヒートシール部帯域11aを設けたのを本
発明の横ヒートシールバー11は、図3(3a)、図4
(4a)に示すようにヒートシール部帯域11aの一部
に溝(へっこみ)11b,11b…を設けた点にある。
この溝によって、筒状フィルムをヒートシールした際に
ヒートシール部帯域20内に通気孔用の未ヒートシール
部21,21…を袋に設けることができるようにした。
【0013】なお、図2、図3、図4の横ヒートシール
バーを示す図面において、(2a)、(3a)、(4
a)は片側の横ヒートシールバーをヒートシールする面
から見た正面図(図1の横から見た図)である。(2
b)、(3b)、(4b)は片側の横ヒートシールバー
を厚み方向から見た側面図(図1の手前からみた図)で
ある。(2c)、(3c)、(4c)は2本の横ヒート
シールバーを幅方向に横からみた上面図(図1の上から
見た図)である。なお、図中の19はカッター刃であ
る。
【0014】このような横ヒートシールバーを用いて作
られた製袋の一例を図7、図8に示す。図6は従来の横
ヒートシールバーを使い、熱電線で孔あけ加工を行なっ
た製袋である。図中の22は穿孔である。本発明で用い
られる横ヒートシールバー11の溝11bの大きさはヒ
ートシールしない部分の面積が全体をヒートシールした
場合の面積の3〜50%になるようにする必要があり、
30%以下にするのがより好ましい。50%を越えては
ヒートシール部20の強度に問題があり、破袋しやす
い。3%未満では通気が十分でなく青果物の鮮度保持に
問題が生じやすい。上記のような未ヒートシール部は、
図8に示すように、包装袋の4隅部の全てに設けられ
る。更には、図7に示すように、4隅部に加えて、ヒー
トシール部の中央部分に設けることもできる。横ヒート
シールバーは、袋の底部と上方口のヒートシールに共通
して使用されるので、図7、図8に示されるように、袋
の底部と上方口はヒートシールの構造は同一であり、対
称的な配置となる。通気孔(未ヒートシール部)が包装
袋の4隅部の全てに設けられるので、湿気のこもりなく
通気が容易となる。
【0015】溝の幅、即ち、通気孔21(未ヒートシー
ル部)の幅は2〜20mm、好ましくは5〜15mmが
青果物の鮮度保持の面からよい。袋素材の樹脂フィルム
としては、無延伸のポリプロピレンフィルム、ポリエチ
レンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレン
テレフタレートフィルム等の無延伸フィルムも使用でき
るが、熱可塑性樹脂の二軸延伸配向フィルムを基層と
し、この片面、または両面に基層の樹脂の融点よりも1
0℃以上低い融点を有する熱可塑性樹脂の無配向延伸フ
ィルムのヒートシール層が積層された積層延伸フィルム
を用いる方が既述したように袋の強度、透明性、光沢の
面から好ましい。
【0016】基層、ヒートシール層とも帯電防止性と防
曇性を示す添加剤を0.5〜3重量%配合しても良い。
また、添加するのがより好ましい。かかる添加剤として
は、多価アルコールの脂肪酸エステル類、高級脂肪酸の
アミン類、高級脂肪酸のアマイド類、高級脂肪酸のアミ
ンやアマイドのエチレンオキサイド付加物および高級脂
肪酸のアミンやアマイドのエチレンオキサイド付加物に
さらに脂肪酸を付加したエステルなどが挙げられる。
【0017】フィルムの肉厚は10〜100μm、好ま
しくは12〜40μmが一般である。
【0018】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明は、これによって限定さ
れるものではない。 実施例1 図1に示す縦ピロー方式の製袋充填機〔(株)川島製作
所製自動充填包装装置型式:KBF−110〕を用い、
かつ、樹脂フィルムとして融点が約164℃のプロピレ
ンホモ重合体フィルム(肉厚25μm)を用いて収穫後
3〜5時間後のピーマンの包装テストを行った。
【0019】フィルムをロールより繰り出し、充填シリ
ンダーの外周に導き、フォーマーにより筒状となし、縦
シーラーで筒状のフィルムの端面を縦方向にヒートシー
ルし、次いで図4に示すカッター付横ヒートシールバー
を用いて横方向にヒートシールした有底の筒状袋内に供
給コンベアベルトの移動によりバスケット内のピーマン
約150gを充填シリンダーのホッパーに入れ、筒状袋
内に充填した。
【0020】ついで上死点の位置にあるカッター付横ヒ
ートシールバー11,11を筒状フィルム方向に横移動
させて(図1で仮想線で示す)筒状袋の上方口をヒート
シールした後、このカッター付横ヒートシールバーを下
死点である図1の仮想線で示す横ヒートシールバー1
1′,11′の位置まで下降させて筒状フィルムの下降
を画ると共に、ピーマンの入った包装袋を分離させ、排
出コンベアベルト上に落下させた。
【0021】落下させた包装袋は段ボール箱内に供給さ
れた。ついで有底筒状フィルム内にピーマン4個又は5
個(重量150g)が充填されると横ヒートシールバー
を横方向に移動し、ついでクランク上死点まで上昇さ
せ、再び筒状フィルムに向けて横方向に移動させて袋の
上方口をシートシールした。このピーマン入り包装袋の
平面図を図8に示す。4隅部のすべて(4ケ所)に未ヒ
ートシール部を有する通気できる袋構造であった。
【0022】以下、この操作を繰り返してピーマンの自
動充填製袋を行った。包装袋の大きさは縦20cm、横
20cmであり、左右両端部までヒートシールした場合
の面積100%に対して、左右9%ずつ(合計18%)
の未ヒートシール部を設けた。従って、通気孔21の横
幅は左右とも各18mmとなり、ヒートシール部帯域の
縦幅は10mmであった。このピーマンの包装結果を表
1に示す。
【0023】実施例2 樹脂フィルムとして、ポリプロピレンの二軸延伸配向フ
ィルム(肉厚16μm、防曇剤としてステアリルジエタ
ノールアミンにステアリン酸を付加したステアリルジエ
タノールアミンのステアリン酸エステルを1重量%配
合)の表裏面に、エチレン(4.2重量%)・プロピレ
ンランダム共重合体の無配向延伸フィルムよりなるヒー
トシール層(肉厚各2μm、それぞれ前記の防曇剤を1
重量%配合)を設けた防曇性積層延伸フィルム(全体厚
さ20μm)を用いる他は、実施例1と同様の方法でピ
ーマンの包装テストを行った。包装結果を表1に示す。
【0024】比較例1 カッター付横ヒートシールバーとして図2に示すものを
用い、かつ、フィルム繰り出し部の後で電熱線により直
径5mmφの穿孔を8個(袋の片面で4個づつ)設けた
以外は実施例1と同様の方法でピーマンの包装テストを
行った。包装結果を表1に示す。
【0025】比較例2 比較例1において、フィルムとして実施例2で用いた積
層延伸フィルムを用いる以外は比較例1と同様の方法で
ピーマンの包装テストを行った。包装結果を表1に示
す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例3 実施例1で得られたピーマン包装袋を用い、23℃、5
5%相対湿度の恒温恒湿中での鮮度保持性を外観、重量
減少から評価した。評価結果を表2に示す。尚、評価結
果は包装袋5試料の平均的結果を示した。
【0028】実施例4 実施例3において、サンプルとして実施例2で得られた
ピーマン包装袋を用いる以外は実施例3と同様の方法で
鮮度保持性を評価した。評価結果を表2に示す。
【0029】比較例3 実施例3において、サンプルとして比較例1で得られた
ピーマン包装袋を用いる以外は実施例3と同様の方法で
鮮度保持性を評価した。評価結果を表2に示す。
【0030】比較例4 実施例3において、サンプルとして比較例2で得られた
ピーマン包装袋を用いる以外は実施例3と同様の方法で
鮮度保持性を評価した。評価結果を表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】
【効果】本発明の青果物入り包装袋は、従来行われてい
た電熱線による穿孔加工が必要なく、これまで問題とな
っていた孔の位置のずれもなくなり、包装袋の見映えが
良好となる。さらに、二軸延伸樹脂フィルムの適用も可
能となった。また、このような包装形式で包装した青果
物の鮮度保持性も、従来の穿孔フィルムを用いる包装と
同レベルまたは従来品以上である。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦ピロー方式の製袋充填機を用い青果物を包装
するフロー図である。
【図2】従来の横ヒートシールバーの片側(2本あるう
ちの一方)を示す図面で、(2a)はヒートシールする
側から見た正面図、(2b)は側面図、(2c)は上面
図である。
【図3】本発明の実施に用いる横ヒートシールバーの図
面で、(3a)は正面図、(3b)は側面図、(3c)
は上面図である。
【図4】本発明の実施に用いる横ヒートシールバーの図
面で、(4a)は正面図、(4b)は側面図、(4c)
は上面図である。
【図5】従来の穿孔フィルムを用いる青果物の包装方法
を示す斜視図である。
【図6】従来の穿孔フィルムを用いた青果物の包装袋を
示す平面図である。
【図7】本発明の青果物入り包装袋の一例を示す平面図
である。
【図8】本発明の青果物入り包装袋の一例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 樹脂フィルム 2 電熱線 3 フォーマー 4 充填シリンダー 5 縦シーラー 6 筒状フィルム 7 ホッパー 8 供給コンベアベルト 9 バスケット 10 青果物 11 カッター付横ヒートシールバー 11a ヒートシール部帯域 11b 溝(へっこみ) 12 青果物包装袋 13 排出コンベアベルト 14 段ボール箱 15 フィルム繰出しローラー 16 ウェイトローラー 17 光電管装置 18 ガイドローラー 19 カッター刃 20 ヒートシール部 20(1)底部ヒートシール部 20(2)上方口ヒートシール部 21 未ヒートシール部(通気孔) 22 穿孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 浩 三重県四日市市東邦町1番地 日本ポリケ ム株式会社四日市事業所材料開発センター 内 Fターム(参考) 3E050 AA03 AA06 AB02 AB08 BA11 BA20 DB01 DF03 DF09 FA01 FB01 FB07 GB06 GC07 3E064 AA05 BA22 BB03 BC20 FA01 GA06 HD10 HE02 HN05 3E094 AA13 BA11 CA03 CA06 CA12 DA08 EA03 HA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂フィルムを充填シリンダーの
    外側に導いて筒状とし、この筒状にされたフィルムの一
    端面をヒートシールして筒状の袋とし、ついで前記充填
    シリンダーの内側より青果物を前記筒状の袋内に一定量
    充填した後、該青果物が充填された筒状の袋の他の端面
    をヒートシールしてなる青果物入り包装袋において、ヒ
    ートシール部帯域内に幅1〜20mmの未ヒートシール
    部がヒートシール部帯域の面積の3〜50%の割合で、
    包装袋の4隅部全部に設けられており、該未ヒートシー
    ル部により袋内が外部と通気できる袋構造とされている
    ことを特徴とする青果物入り包装袋。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂フィルムが二軸延伸樹脂フィ
    ルムを基層とし、これの片面または両面に該基層の樹脂
    の融点よりも低い融点を有する熱可塑性樹脂フィルムよ
    りなるヒートシール層を有する積層フィルムであること
    を特徴とする請求項1に記載の青果物入り包装袋。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂フィルムが二軸延伸配向ポリ
    プロピレンフィルムを基層とし、これの片面または両面
    に該基層の樹脂の融点よりも10℃以上低い融点を有す
    る熱可塑性樹脂の無配向延伸フィルムのヒートシール層
    を有する積層フィルムであることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の青果物入り包装袋。
  4. 【請求項4】積層フィルムの袋内面側のヒートシール層
    が帯電防止性および防曇性を備える添加物を含有するこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の青果物入り包装
    袋。
  5. 【請求項5】積層フィルムの基層が帯電防止性および防
    曇性を備える添加物を含有することを特徴とする請求項
    2〜4いずれか1項に記載の青果物入り包装袋。
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