JP2021124680A - 光透過方向制御体、ルーバーフィルムの製造方法、光透過方向制御体の製造方法 - Google Patents

光透過方向制御体、ルーバーフィルムの製造方法、光透過方向制御体の製造方法 Download PDF

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進 岩間
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【課題】曲面から出射する光を平行にする(光の向きを揃える)ことができる光透過方向制御体、光透過方向制御体に備えられるルーバーフィルムの製造方法、および光透過方向制御体の製造方法を提供する。【解決手段】曲面10aを有する透明な被着体10と、曲面10aに貼付されるルーバーフィルム20と、を備え、ルーバーフィルム20は、複数の光透過帯21と複数の遮光帯22とを有し、光透過帯21と遮光帯22は、ルーバーフィルム20を曲面10a側から平面視して交互に平行に配置され、平面視にて光透過帯21の長手方向に直交する仮想面で切断した、ルーバーフィルム20の断面において、複数の遮光帯22のルーバーフィルム20の厚さ方向に延びる中心線が互いに略平行であり、光透過帯21および遮光帯22はエラストマーを含む、光透過方向制御体1。【選択図】図2

Description

本発明は、光透過方向制御体、ルーバーフィルムの製造方法、および光透過方向制御体の製造方法に関する。
近年、夜間に、発光ダイオード(LED)等の光源から、建物の外側(外面)の一部や、外壁に設けられた窓等の設備に光を当てて、その建物の存在をアピールすることが行われている。このように建物に光を当てることにより、都市の夜景景観を形成し、昼間には見られない、建物の立体感や美的効果を演出することができる。
例えば、建物の立体感を際立たせるには、建物の所定の部分にのみ光を当てることが望ましい。所定の部分のみに光を当てるためには、光源から発光される光の指向性を高める必要がある。
従来、ルーバー層全体にわたってルーバー角度が揃っている視野角制御体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−102278号公報
しかしながら、特許文献1の視野角制御体を曲面に貼付した場合、視野角制御体を通過した光を平行にすることができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、曲面から出射する光を平行にする(光の向きを揃える)ことができる光透過方向制御体、光透過方向制御体に備えられるルーバーフィルムの製造方法、および光透過方向制御体の製造方法を提供することを目的とする。
[1]曲面を有する光透過性の被着体と、前記曲面に貼付されるルーバーフィルムと、を備えた光透過方向制御体であって、前記ルーバーフィルムは、複数の光透過帯と複数の遮光帯とを有し、前記光透過帯と前記遮光帯は、前記ルーバーフィルムを前記曲面側から平面視して交互に平行に配置され、前記平面視にて前記光透過帯の長手方向に直交する仮想面で切断した、前記ルーバーフィルムの断面において、前記複数の遮光帯の前記ルーバーフィルムの厚さ方向に延びる中心線が互いに略平行であり、前記光透過帯および前記遮光帯はエラストマーを含む、光透過方向制御体。
[2]前記エラストマーのゴム硬度は60°以上80°以下である、[1]に記載の光透過方向制御体。
[3]前記ルーバーフィルムの片面または両面に透明保護層を備える、[1]または[2]に記載の光透過方向制御体。
[4]前記曲面は、複数の異なる曲率半径を有する、[1]〜[3]のいずれかに記載の光透過方向制御体。
[5]前記曲面は、少なくとも1つの変曲点を有する、[1]〜[4]のいずれかに記載の光透過方向制御体。
[6]前記被着体は表示装置における画像を表示する表示部であり、前記曲面は前記表示部の表示面であり、前記光透過方向制御体が車両に搭載された状態で、前記複数の光透過帯および前記複数の遮光帯は、それぞれの厚さ方向が前記表示面に対して鉛直方向となるように延在し、かつそれぞれの長手方向が前記表示面の一方向に沿って延在し、前記複数の光透過帯および前記複数の遮光帯により、前記表示部が表示する前記画像の光を通す光路が形成され、前記ルーバーフィルムが前記表示面に装着された状態で、前記光路の鉛直方向の断面において前記光路の光軸の方向が同じになる、[1]〜[5]のいずれかに記載の光透過方向制御体。
[7][1]〜[6]のいずれかに記載の光透過方向制御体に備えられるルーバーフィルムの製造方法であって、光透過帯用シートと遮光帯用シートとを交互に複数積層してブロック体を形成するブロック体形成工程と、前記ブロック体を切断してルーバーフィルムを形成する切断工程と、を有し、前記切断工程において、前記ルーバーフィルムを切り出した後の前記ブロック体の切削面が、前記被着体の曲面と略同一の曲面となるように前記ブロック体を切断する、ルーバーフィルムの製造方法。
[8][1]〜[6]のいずれかに記載の光透過方向制御体の製造方法であって、[7]に記載のルーバーフィルムの製造方法で得たルーバーフィルムを前記被着体の曲面に貼付する工程を有する、光透過方向制御体の製造方法。
本発明によれば、曲面から出射する光を平行にする(光の向きを揃える)ことができる光透過方向制御体、光透過方向制御体に備えられるルーバーフィルムの製造方法、および光透過方向制御体の製造方法を提供することができる。
本発明を適用した一実施形態である光透過方向制御体を示す平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明を適用した一実施形態である光透過方向制御体の他の例を示し、図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明を適用した一実施形態である光透過方向制御体に備えられるルーバーフィルムの製造方法における切断工程を示す斜視図である。
(光透過方向制御体)
本発明の一実施形態の光透過方向制御体について説明する。
図1は、本実施形態の光透過方向制御体を示す平面図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
本実施形態の光透過方向制御体1は、曲面10aを有する透明な被着体10と、被着体10の曲面10aに貼付されるルーバーフィルム20と、を備える。
被着体10は、例えば、エレクトロルミネッセンス(EL)や、発光ダイオード(LED)等を拡散板や導光体を介して面発光する光源の表面(光出射面)側に配置された光透過性の(透明な)基材である。具体的には、被着体10としては、照明装置における光源の表面(光出射面)側に配置される基材(拡散板)、表示装置における画像を表示する表示部の表示面側に配置される基材等が挙げられる。従って、ルーバーフィルム20は、例えば、被着体10を介して、発光ダイオード(LED)等の光源の表面(光出射面)側に配置される。
本実施形態では、図1に示すように、ルーバーフィルム20が、平面視で矩形状である。
本実施形態では、光透過方向制御体1(ルーバーフィルム20)の長手方向をX方向(図1、図2においては紙面の左右方向)、光透過方向制御体1(ルーバーフィルム20)の短手方向(図1においては紙面の上下方向)をY方向、光透過方向制御体1(ルーバーフィルム20)の表面の垂直方向(すなわち、光透過方向制御体1(ルーバーフィルム20)の厚さ方向)をZ方向とする。
なお、本実施形態における矩形は、外形の概略形状が矩形になっていればよい。例えば、矩形の直角の角の少なくとも1つが隅切り加工されてもよい。また、矩形の周縁のいずれかの部分に切り欠きが形成されてもよいし、矩形の辺から部分的に突出する突出部が形成されてもよい。また、矩形の辺が部分的に非直線状(例えば、曲線状、ジグザグ状等)になっていてもよい。
なお、本実施形態では、図1に示すように、ルーバーフィルム20が、平面視で矩形状である場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。本発明では、ルーバーフィルムが、平面視で円形、楕円形、異形等であってもよい。
本実施形態では、図1に示すように、ルーバーフィルム20は、複数の光透過帯21と複数の遮光帯22とを有する。光透過帯21と遮光帯22は、ルーバーフィルム20を、被着体10の曲面10a側から平面視して交互に平行に配置されている。また、図2に示すように、平面視にて光透過帯22の長手方向(図1におけるY方向)に直交する仮想面で切断した、ルーバーフィルム20の断面において、複数の遮光帯22のルーバーフィルム20の厚さ方向(図1におけるZ方向)に延びる中心線が互いに略平行である。言い換えれば、図2に示すように、ルーバーフィルム20の平面視にて平行な複数の光透過帯21と複数の遮光帯22に対して垂直方向の断面において、複数の遮光帯22のルーバーフィルム20の厚さ方向(図1におけるZ方向)に延びる中心線が互いに略平行である。本実施形態では、図2に示すように、複数の遮光帯22が、Z方向に互いに略平行である。
本実施形態では、略平行とは、平面視にて光透過帯22の長手方向(図1におけるY方向)に直交する仮想面で切断した、ルーバーフィルム20の断面方向に対する1つの遮光帯22の角度αに対して、その他の遮光帯22の前記の断面方向に対する角度βが角度α±10°以下の範囲の角度で、複数の遮光帯22が設けられていることをいう。
平面視にて光透過帯22の長手方向に直交する仮想面で切断した、ルーバーフィルム20の断面方向に対する遮光帯22の角度は、角度計測機能を付与した測定顕微鏡により、光透過方向制御体1において、ルーバーフィルム20の光出射側の表面を基準とし、遮光帯22の光入射側から光射出側へ向かう方向に引いた中心線と被着体10の曲面10aの垂直方向とのなす鋭角として計測できる。
前記の遮光帯22の角度は、上記角度の測定方法により、例えば、無作為に選択される5つの遮光帯22の設置角をそれぞれ測定し、得られた値を平均した値である。
光透過方向制御体1の全体における光透過率は45%以上であることが好ましく、55%以上であることがより好ましい。具体的には、光透過率が45%以上100%以下であることが好ましく、55%以上100%以下であることがより好ましい。なお、光透過方向制御体1の全体における光透過率とは、光透過方向制御体1において透過率が最大となる角度にて、下記の方法で測定した値である。また、光透過方向制御体1の全体における光透過率とは、光透過方向制御体1において無作為に選択される5ヶ所の平均値である。
本明細書における光透過率の値は、光源としてJIS Z 8720に規定されるD65を用い、光源から出射された検査光の強度を受光センサーで測定する装置において、前記検査光の光路上に被測定物がない状態での受光センサーの出力値をA、検査光の光路上に被測定物をセットし、被測定物を透過した透過光が受光センサーで受光される状態での出力値をBとするとき、光透過率=(B/A)×100(単位;%)で求められる値とする。
光透過方向制御体1の長手方向および短手方向の長さは制限されず、光源の表面(光出射面)の大きさに応じて適宜調整する。
(被着体)
被着体10は、発光装置(表示装置、照明装置を含む)の最表面に配置される光透過性の部材であって、厚さ方向に沿って光を入射させたときの光透過率が75%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。具体的には、光透過率が75%以上100%以下であることが好ましく、85%以上100%以下であることがより好ましい。また、被着体10が照明装置の拡散板である場合、JIS K 7361における光透過率が45%以上であることが好ましい。
被着体10を構成する材料としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン系樹脂(特に、シクロオレフィンポリマー)、セルロース系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ガラス等が挙げられる。これらの材料は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
被着体10の曲面10aは、異なる複数の曲率半径(R)を有していてもよい。被着体10の曲面10aの曲率半径(R)は、100mm以上であることが好ましく、200mm以上であることがより好ましい。具体的には、曲率半径(R)は100mm以上3000mm以下であることが好ましく、200mm以上2000mm以下であることがより好ましい。
被着体10の曲面10aは、少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。具体的には、図1に示すように、凸面と凹面を有することが好ましい。
(ルーバーフィルム)
ルーバーフィルム20は、直線状の光透過帯21と、直線状の遮光帯22とを各々複数含み、光透過帯21と遮光帯22とが交互に繰り返し配置されている。本実施形態においては、光透過帯21および遮光帯22がY方向に沿って形成されている。
本実施形態において、各光透過帯21の幅および各遮光帯22の幅は共に、それらの長さ方向において一定とされている。ここでいう「一定」とは、幅の設計値±5%以内の範囲も含む。また、全ての光透過帯21の幅は同一とされ、全ての遮光帯22の幅は同一とされている。ただし、本発明における幅の「同一」は、若干の相違を許容する。光透過帯21においては、最も中央に位置する光透過帯21の幅に対して±10%以内の範囲も「同一」に含まれ、遮光帯22においては、最も中央に位置する遮光帯22の幅に対して±10%以内の範囲も「同一」に含まれる。また、「幅」とは、ルーバーフィルム20の光出射側の面における光透過帯21または遮光帯22のX方向の長さのことである。
ルーバーフィルム20において、ルーバーフィルム20を透過した光の指向性を任意の方向に制御する観点からは、複数の光透過帯21の幅の平均値は50μm以上200μm以下であることが好ましく、100μm以上150μm以下であることがより好ましい。同様の理由から、複数の遮光帯22の幅の平均値は1μm以上50μm以下であることが好ましく、10μm以上30μm以下であることがより好ましい。
複数の光透過帯21のそれぞれの幅は50μm以上200μm以下であることが好ましく、100μm以上150μm以下であることがより好ましい。同様の理由から、複数の遮光帯22のそれぞれの幅は1μm以上50μm以下であることが好ましく、10μm以上30μm以下であることがより好ましい。
本実施形態におけるルーバーフィルム20の厚さは一定にされている。ここでいう「一定」とは、厚さの設計値±5%以内の範囲も含む。また、「厚さ」とは、ルーバーフィルム20のZ方向の長さのことである。ルーバーフィルム20の厚さは、ルーバーフィルム20の単体の断面写真にて計測することで求めることができ、10か所以上計測して得た値の平均値である。
ルーバーフィルム20の厚さは、100μm以上5000μm以下であることが好ましく、120μm以上1000μm以下であることがより好ましく、150μm以上500μm以下であることがさらに好ましい。
ルーバーフィルム20の厚さが前記範囲内であれば、ルーバーフィルム20を透過した光の指向性を容易に調整でき、また、容易に作製できる。
ルーバーフィルム20の全体における光透過率は45%以上であることが好ましく、55%以上であることがより好ましい。具体的には、光透過率が45%以上100%以下であることが好ましく、55%以上100%以下であることがより好ましい。なお、ルーバーフィルム20の全体における光透過率とは、ルーバーフィルム20において無作為に選択される5ヶ所の平均値である。
[光透過帯]
光透過帯21を構成する材料としては、目的の可視光の波長を透過させるエラストマーが使用される。光透過帯21を透過する光の波長は可視光の全範囲380nm以上830nm以下であってもよいし、その一部であってもよい。
エラストマーのゴム硬度は60°以上80°以下であることが好ましい。本実施形態におけるエラストマーのゴム硬度は、JIS K 6253−2:2012「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第2部:国際ゴム硬さ(10IRHD〜100IRHD)」に準拠して、タイプAデュロメータにより測定した値である。
光透過帯21を構成するエラストマーとしては、透明性が高い熱可塑性エラストマーまたは熱硬化性エラストマーが挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂等が挙げられる。熱硬化性エラストマーとしては、例えば、ウレタン樹脂、フッソ樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。これらのなかでもシリコーン樹脂が好ましく、柔軟性、耐熱性および透明性が高い点でシリコーンゴムがより好ましい。
シリコーンゴムとしては、例えば、分子鎖末端がヒドロキシシリル基またはビニルシリル基で封鎖されたジオルガノポリシロキサンと有機過酸化物とからなる、一般にミラブルゴムと呼ばれるシリコーンゴム組成物;分子中にケイ素原子に結合したビニル基を少なくとも2個有するジオルガノポリシロキサンに、分子中にケイ素原子に結合した水素原子(すなわちSiH結合)を少なくとも3個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと白金系触媒を配合した、いわゆる付加反応型のオルガノシリコーンゴム組成物等が挙げられる。
光透過帯21は、Z方向に沿って光透過帯21のみに対して光を入射させたときの光透過率が75%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。具体的には、光透過率が75%以上100%以下であることが好ましく、85%以上100%以下であることがより好ましい。
[遮光帯]
遮光帯22を構成する材料としては、基材としてのエラストマーと、エラストマー添加した顔料や染料等の着色剤とを含む着色樹脂が使用される。遮光帯22に含まれるエラストマーは、光透過帯21に含まれるエラストマーと同等のものを使用することができる。遮光帯22に含まれるエラストマーは、光透過帯21に含まれるエラストマーと同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。光透過帯21と遮光帯22との接着性が高くなる点からは、遮光帯22に含まれるエラストマーは、光透過帯21に含まれるエラストマーと同一であることが好ましい。
遮光帯22の色調は、遮光帯22において好ましい遮光性が得られればよく、例えば、黒、赤、黄、緑、青、水色等とすることができる。遮光帯22の色調は、着色剤の種類および添加量によって調整できる。遮光帯22の色調は、ルーバーフィルム20を見たときに認識される色調を構成するため、光透過方向制御体1の意匠性も考慮して設計することが好ましい。
遮光帯22は、Z方向に沿って遮光帯22のみに対して光を入射させたときの光透過率が10%以下であることが好ましく、5%以下であることがより好ましい。具体的には、光透過率が0%以上10%以下であることが好ましく、0%以上5%以下であることがより好ましい。このような光透過率であれば、充分な遮光性を有する。
遮光帯22に含まれる着色剤の具体例としては、カーボンブラック、酸化鉄、酸化チタン、黄色酸化鉄、ジスアゾイエロー、フタロシアニンブルー等の一般的な有機顔料あるいは無機顔料が挙げられる。着色剤は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
着色剤として黒色顔料を用いない場合には、遮光性を確保するために白色顔料を併用することが好ましい。
本実施形態の光透過方向制御体1は、被着体10の曲面10aに貼付されたルーバーフィルム20の平面視にて平行な複数の光透過帯21と複数の遮光帯22に対して垂直方向の断面において、複数の遮光帯22が略平行であり、光透過帯21および遮光帯22はエラストマーを含む。そのため、ルーバーフィルム20は、被着体10の曲面10aの形状に追従して変形し、かつ被着体10の曲面10aに密着することができる。また、ルーバーフィルム20は、被着体10の曲面10aから出射する光を平行にする(光の向きを揃える)ことができる。すなわち、ルーバーフィルム20は、被着体10の曲面10aから出射する光を一方向に照射することができる。
ルーバーフィルム20が被着体10の曲面10aの形状に追従して変形する理由を詳細に説明する。
後述するように、ルーバーフィルム20は、例えば、複数の光透過帯用シートと複数の遮光帯用シートとが1枚ずつ順次交互に積層されたブロック体を、その切削面が、被着体10の曲面10aと略同一の曲面となるように切断されたものである。ルーバーフィルム20は低弾性体である。そのため、曲面状に切断されたルーバーフィルム20を平面上に配置すると、ルーバーフィルム20は、その自重で切削面が平面状となる。このルーバーフィルム20は、平面状態で被着体10に貼付することができるため、歩留まりよく、光透過方向制御体1を製造できる。なお、平面状となったルーバーフィルム20では、光透過帯21と複数の遮光帯22が、ルーバーフィルム20の厚さ方向に対して斜めに傾いた状態となる。このような平面状のルーバーフィルム20を、被着体10の曲面10aに貼付すると、ルーバーフィルム20の曲面10a側が縮み、ルーバーフィルム20の曲面10aとは反対側が伸びることにより、被着体10の曲面10aから出射する光を平行にすることができる。
なお、本実施形態では、光透過方向制御体1が透明保護層を備えていない場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。本発明にあっては、図3に示すように、ルーバーフィルム20の片面(一方の面(ルーバーフィルム20を透過した光が出射する面(光出射側の面))20aまたは他方の面(ルーバーフィルム20の光出射側の面とは反対側の面)20b)または両面(一方の面20aおよび他方の面20b)に透明保護層30を備えていてもよい。なお、ルーバーフィルム20の他方の表面20bは被着体10に接着されて、露出していないため、傷付くことがない。従って、ルーバーフィルム20の光が入射する面20bには透明保護層を設けなくてもよい。
透明保護層30は、厚さ方向に沿って光を入射させたときの光透過率が75%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。具体的には、光透過率が75%以上100%以下であることが好ましく、85%以上100%以下であることがより好ましい。
透明保護層30を構成する透明樹脂材料としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン系樹脂(特に、シクロオレフィンポリマー)、セルロース系樹脂等が挙げられる。これら透明樹脂材料のなかでも、透明性および耐熱性が高いことから、ポリカーボネートまたはポリエステル樹脂が好ましい。透明樹脂材料は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
透明保護層30の厚さは、0.01mm以上0.3mm以下であることが好ましく、0.1mm以上0.2mm以下であることがより好ましい。透明保護層30の厚さが前記下限値以上であれば、ルーバーフィルム20を充分に保護でき、前記上限値以下であれば、充分な光透過率を確保できる。
透明保護層30を積層する方法としては、例えば、透明保護層30を構成する材料をあらかじめシート状に成形し、得られた透明シートを、ルーバーフィルム20の片面20aに貼着する方法が挙げられる。透明シートの貼着の際には、接着剤を使用してもよいし、接着剤を使用せずに熱圧着してもよい。
接着剤を使用する場合、接着剤としては、硬化後における光透過率が高いものが好ましい。具体的には、硬化後の接着剤層単体における光透過率が好ましくは65%以上、より好ましくは80%以上になるものが使用される。
具体的には、光透過率が65%以上100%以下であることが好ましく、80%以上100%以下であることがより好ましい。
このような接着剤としては、例えば、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、シリコーン系接着剤等が挙げられる。また、接着剤は、熱硬化型接着剤、多液反応型接着剤、紫外線硬化型接着剤等のいずれであってもよい。
ルーバーフィルム20と透明保護層30とを接着する接着層においても、変形しやすいことが求められる。硬化後の接着剤層のゴム硬度は20°以上80°以下であることが好ましく、30°以上70°以下であることがより好ましい。ゴム硬度が20°未満では、接着剤層がゲル状となってしまう。ゴム硬度が80°を超えると、接着剤層が変形し難くなる。
接着層の厚さは、5μm以上40μm以下であることが好ましく、10μm以上30μm以下であることがより好ましい。
被着体10が表示装置における画像を表示する表示部である場合について説明する。
この場合、被着体10の曲面10aは、表示装置の表示部の表示面である。
例えば、光透過方向制御体1が車両に搭載された状態で、複数の光透過帯21および複数の遮光帯22は、それぞれの厚さ方向が表示面(曲面10a)に対して鉛直方向となるように延在し、かつそれぞれの長手方向が表示面の一方向に沿って延在するように、光透過方向制御体1を配置する。これにより、複数の光透過帯21および複数の遮光帯22によって、表示部が表示する画像の光を通す光路が形成される。また、ルーバーフィルム20が表示面に装着された状態で、光路の鉛直方向の断面において光路の光軸の方向が同じになる。
(ルーバーフィルムの製造方法)
本実施形態の光透過方向制御体1に備えられるルーバーフィルム20は、ブロック体形成工程と、ブロック体を切断してルーバーフィルムを形成する切断工程と、を有する製造方法により製造することができる。また、本実施形態のルーバーフィルムの製造方法は、積層体形成工程を有していてもよい。さらに、本実施形態のルーバーフィルムの製造方法は、透明保護層積層工程を有していてもよい。
[積層体形成工程]
積層体形成工程は、複数の光透過帯用シートと複数の遮光帯用シートとをそれぞれ交互に積層して積層体を形成する工程である。
光透過帯用シートは、光透過帯21を構成するエラストマーをシート状に成形することにより製造することができる。遮光帯用シートは、遮光帯22を構成する、エラストマーおよび着色剤を含む着色樹脂をシート状に成形することにより製造することができる。光透過帯用シートおよび遮光帯用シートは、各々、一定厚さになるように成形される。エラストマーおよび着色樹脂をシート状に成形する成形方法としては、例えば、押出成形、カレンダ成形、プレス成形等を適用することができる。
積層体の形成では、複数の光透過帯用シートと複数の遮光帯用シートとを1枚ずつ順次交互に積層して積層体を形成してもよいし、複数の光透過帯用シートと複数の遮光帯用シートとを交互に積層した積層ユニットをあらかじめ複数作製した後にこれらを積層してもよい。
また、光透過帯用シートと遮光帯用シートとは接着剤を用いて接着してもよい。
[ブロック体形成工程]
ブロック体形成工程は、複数の光透過帯用シートと複数の遮光帯用シートとを1枚ずつ順次交互に積層した積層体を加圧してブロック体を形成する工程である。
積層体の加圧では、例えば、ロールまたはプレス機等を使用することができる。加圧の際には、シート同士の接着力を高めるために加熱することが好ましい。加熱温度は、使用する材料に応じて適宜選択される。加熱温度が高すぎると、シートの厚さの均一性が損なわれ、加熱温度が低すぎると、シート同士の接着力が弱くなることがある。
[切断工程]
切断工程は、ルーバーフィルム20を切り出した後のブロック体の切削面が、被着体10の曲面10aと略同一の曲面となるようにブロック体を切断する工程である。言い換えれば、切断工程は、平面視にて光透過帯22の長手方向に直交する仮想面で切断した、ルーバーフィルム20の断面において、複数の遮光帯22のルーバーフィルム20の厚さ方向に延びる中心線が互いに略平行となるように切断角を設定して、ブロック体を切断する工程である。
本実施形態における切断工程では、図2に示すように、例えば、切断角が漸次変化する曲面の切断面が形成されるようにブロック体100を切断してシート状のルーバーフィルム20を切り出す。
切断方法として、光透過帯用シート110のみまたは遮光帯用シート120のみが露出したブロック体100の一表面から切断刃を切り込み、切断面が曲面になるように切断刃またはブロック体100を移動させて、光透過帯用シート110と遮光帯用シート120を交互に切断していく方法を適用することもできる。
また、他の切断方法としては、例えば、光透過帯用シート110および遮光帯用シート120の両方が露出したブロック体100の一表面から、目的の曲面状の切断面が得られるように湾曲した切断刃を切り込んで、光透過帯用シート110および遮光帯用シート120を同時に切断する方法が挙げられる。ここでは、切断刃としては、被着体10の曲面10aと略同一の曲面を有するものを用いる。
[透明保護層積層工程]
透明保護層積層工程は、切断工程によって得られたルーバーフィルム20の片面(一方の面20aまたは他方の面20b)または両面20a(一方の面20aおよび他方の面20b)に透明保護層(図示略)を積層する工程である。
透明保護層を積層する方法としては、例えば、透明保護層を構成する材料をあらかじめシート状に成形し、得られた透明シートを、ルーバーフィルム20の少なくとも一方の表面20aに貼着する方法が挙げられる。透明シートの貼着の際には、接着剤を使用してもよいし、接着剤を使用せずに熱圧着してもよい。
接着剤を使用する場合、接着剤としては、硬化後における光透過率が高いものが好ましい。具体的には、硬化後の接着剤層単体における光透過率が好ましくは65%以上、より好ましくは80%以上になるものが使用される。
具体的には、光透過率が65%以上100%以下であることが好ましく、80%以上100%以下であることがより好ましい。
このような接着剤としては、例えば、エポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、メラミン系接着剤、ポリエステル系接着剤、シリコーン系接着剤等が挙げられる。また、接着剤は、熱硬化型接着剤、多液反応型接着剤、紫外線硬化型接着剤等のいずれであってもよい。
なお、本実施形態では、透明保護層積層工程において、切断工程によって得られたルーバーフィルム20において、他方の表面20bにも透明保護層を積層してもよい。透明保護層の積層方法は、上述の通りである。
(光透過方向制御体の製造方法)
本実施形態の光透過方向制御体1は、ルーバーフィルム貼付工程を有する製造方法により製造することができる。
[ルーバーフィルム貼付工程]
ルーバーフィルム貼付工程は、本実施形態のルーバーフィルムの製造方法によって得られたルーバーフィルム20、または透明保護層積層付きルーバーフィルム20を、被着体10の曲面10aに貼付する工程である。言い換えれば、本実施形態のルーバーフィルムの製造方法の切断工程において、切削面が被着体10の曲面10aと略同一の曲面となるように、ブロック体100を切り出して得られたルーバーフィルム20を、被着体10の曲面10aに貼付する工程である。
被着体10の曲面10aにルーバーフィルム20を貼付する際には、接着剤を使用してもよいし、接着剤を使用せずに熱圧着してもよい。
接着剤を使用する場合、本実施形態のルーバーフィルムの製造方法の透明保護層積層工程と同様の接着剤が用いられる。
以上の工程により、図1および図2に示す本実施形態の光透過方向制御体1が得られる。
本発明の光透過方向制御体は、ルーバーフィルムの曲面側からの平面視にて光透過帯の長手方向に直交する仮想面で切断した、ルーバーフィルムの断面において、複数の遮光帯のルーバーフィルムの厚さ方向に延びる中心線が互いに略平行であるため、被着体の曲面から出射する光を平行にする(光の向きを揃える)ことができる。
1 光透過方向制御体
10 被着体
20 ルーバーフィルム
21 光透過帯
22 遮光帯
30 透明保護層

Claims (8)

  1. 曲面を有する光透過性の被着体と、前記曲面に貼付されるルーバーフィルムと、を備えた光透過方向制御体であって、
    前記ルーバーフィルムは、複数の光透過帯と複数の遮光帯とを有し、
    前記光透過帯と前記遮光帯は、前記ルーバーフィルムを前記曲面側から平面視して交互に平行に配置され、
    前記平面視にて前記光透過帯の長手方向に直交する仮想面で切断した、前記ルーバーフィルムの断面において、前記複数の遮光帯の前記ルーバーフィルムの厚さ方向に延びる中心線が互いに略平行であり、
    前記光透過帯および前記遮光帯はエラストマーを含む、光透過方向制御体。
  2. 前記エラストマーのゴム硬度は60°以上80°以下である、請求項1に記載の光透過方向制御体。
  3. 前記ルーバーフィルムの片面または両面に透明保護層を備える、請求項1または2に記載の光透過方向制御体。
  4. 前記曲面は、複数の異なる曲率半径を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光透過方向制御体。
  5. 前記曲面は、少なくとも1つの変曲点を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光透過方向制御体。
  6. 前記被着体は表示装置における画像を表示する表示部であり、前記曲面は前記表示部の表示面であり、
    前記光透過方向制御体が車両に搭載された状態で、前記複数の光透過帯および前記複数の遮光帯は、それぞれの厚さ方向が前記表示面に対して鉛直方向となるように延在し、かつそれぞれの長手方向が前記表示面の一方向に沿って延在し、
    前記複数の光透過帯および前記複数の遮光帯により、前記表示部が表示する前記画像の光を通す光路が形成され、
    前記ルーバーフィルムが前記表示面に装着された状態で、前記光路の鉛直方向の断面において前記光路の光軸の方向が同じになる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光透過方向制御体。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光透過方向制御体に備えられるルーバーフィルムの製造方法であって、
    光透過帯用シートと遮光帯用シートとを交互に複数積層してブロック体を形成するブロック体形成工程と、前記ブロック体を切断してルーバーフィルムを形成する切断工程と、を有し、
    前記切断工程において、前記ルーバーフィルムを切り出した後の前記ブロック体の切削面が、前記被着体の曲面と略同一の曲面となるように前記ブロック体を切断する、ルーバーフィルムの製造方法。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光透過方向制御体の製造方法であって、
    請求項7に記載のルーバーフィルムの製造方法で得たルーバーフィルムを前記被着体の曲面に貼付する工程を有する、光透過方向制御体の製造方法。
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