JP2021120243A - 車両のドア - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1から図8に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両のドアの説明を行う。本実施形態に係るドアは、車両の右側のフロントドアである。ここで、図中における前後左右及び上下は、前記フロントドアを備える車両の前後左右及び上下に対応している。
フロントドア10は、図1に示すように、昇降可能なドアガラス31を収納できるドア本体部20と、そのドア本体部20の上側に設けられた窓枠部30とから構成されている。ドア本体部20は、フロントドア10の意匠面を構成するアウタパネル(図示省略)とインナパネル23とが表裏から合わせられて互いの周縁部分で接合されることで、内部空間を有する浅い角箱状に構成されている。そして、ドア本体部20の内部空間にドアガラス31を上下動させる機構やドア補強部材等が収納されている。
フロントドア10の窓枠部30は、図1、図2に示すように、その窓枠部30の縁部を構成して、上限位置まで上昇したドアガラス31の端縁を受けるドアフレーム33と、ドアガラス31の昇降を前側でガイドする前部ガイドフレーム35と、同じくドアガラス31の昇降を後側でガイドする支柱状フレーム37とを備えている。
ドアフレーム33は、図1、図2に示すように、ドア本体部20の前端に接続されて、斜め後上方に延びる傾斜部33kと、傾斜部33kの後端につながる曲がり部33wと、曲がり部33wの後端から後方に延びて支柱状フレーム37の上端につながる直線部33uとから構成されている。ドアフレーム33は、図3の断面図に示すように、鋼板を、例えば、ロールフォーミング成形により連続して折り曲げることで断面略T字形に成形されており、傾斜部33k、曲がり部33w、及び直線部33uの断面形状が等しくなるように構成されている。
前部ガイドフレーム35は、上記したように、ドアガラス31の昇降を前側でガイドするフレームであり、図4に示すように、断面略U字形に成形されている。前部ガイドフレーム35は、図1、図2に示すように、若干後傾した状態で立てられており、下端部がドア本体部20の内部に固定されている。前部ガイドフレーム35の上部は、ドア本体部20から上方に突出しており、その前部ガイドフレーム35の上端部がドアフレーム33の傾斜部33kの下側面に接続されている。
ミラーブラケット50は、ドアミラー60(後記する)が取付けられる板状ブラケットであり、図5〜図7に示すように、プレス成形されたプレートアウタ52とプレートインナ54と補強プレート56とから構成されている。
プレートアウタ52は、室外側から前記三角空間Sを塞ぐプレートであり、図6、図7に示すように、中央部にドアミラー60が嵌合する略三角形状の開口部52hが形成されている。そして、プレートアウタ52の開口部52hの周縁には、図7、図8に示すように、ドアミラー60のミラー支持部65を周方向から支える傾斜壁52wが形成されている。また、プレートアウタ52の前端縁には、図6、図7に示すように、ドアフレーム33の傾斜部33kに沿ってフランジ部52fが形成されており、このフランジ部52fがドアフレーム33の外壁部331に重ねられた状態で溶接により接合されている。
プレートインナ54は、室内側から前記三角空間Sを塞ぐプレートであり、図5に示すように、中央部に菱形開口部54xが形成されており、その菱形開口部54xを囲んでドアミラー60のボルト60bが通されるボルト孔54kが複数形成されている。プレートインナ54の前端縁には、図5、図7に示すように、ドアフレーム33の傾斜部33kに沿って溝形カバー部54dが形成されており、この溝形カバー部54dがドアフレーム33の角筒部333を室内側から覆っている。プレートインナ54の溝形カバー部54dは、断面略U字形に成形されており、ドアフレーム33の角筒部333のシール面333fに平行な溝形カバー部54dの外側面がシール面54sを構成している。また、溝形カバー部54dは、ドアフレーム33の角筒部333を覆った状態で、その溝形カバー部54dの端縁54eがドアフレーム33の横壁部332に重ねられ、溶接により接合されている。
補強プレート56は、ドアフレーム33と前部ガイドフレーム35とプレートアウタ52とプレートインナ54とに囲まれた空間、即ち、三角空間Sの断面形状崩れを抑制するプレートである。補強プレート56は、ドアフレーム33(傾斜部33k)の外壁部331とプレートアウタ52の前端部とをプレートインナ54の前端部に連結するとともに、プレートインナ54のボルト孔54kの周囲を補強する。
ドアミラー60は、図8に示すように、バックミラー部62と、前記バックミラー部62を格納位置と使用位置間で回動可能に支持するミラー支持部65とを備えている。ミラー支持部65は、ドアフレーム33の外壁部331とミラーブラケット50のプレートアウタ52とを覆えるように形成されている。そして、ミラー支持部65の裏面側にプレートアウタ52の開口部52h、及び傾斜壁52wに嵌め込まれる連結部65cが突出形成されている。ミラー支持部65の連結部65cには、ドアミラー60をミラーブラケット50に取付けるための複数のボルト60bがネジ軸を突出させた状態で固定されている。このため、ミラー支持部65の連結部65cに固定されたボルト60bがネジ軸をミラーブラケット50(補強プレート56、プレートインナ54)のボルト孔54k,56kに通し、ナット60n締めすることで、ドアミラー60をミラーブラケット50に取付けることができる。
本実施形態におけるプレートインナ54が本発明の第1連結部材に相当し、プレートアウタ52が本発明の第2連結部材に相当する。また、補強プレート56が本発明の第3連結部材に相当する。さらに、ドアフレーム33の外壁部331が本発明のドアフレームにおける室外側の壁部に相当し、ドアフレーム33の横壁部332が本発明のドアフレームにおける室内側の壁部に相当する。また、前部ガイドフレーム35が本発明のガイドフレームに相当し、前部ガイドフレーム35の外側壁35fが本発明のガイドフレームにおける室外側の壁部に相当し、前部ガイドフレーム35の内側壁35eが本発明のガイドフレームにおける室内側の壁部に相当する。さらに、ボルト60bとナット60nとが本発明の締結部材に相当する。
本実施形態に係るフロントドア10によると、ドアフレーム33と前部ガイドフレーム35(ガイドフレーム)との接続部Cより下側では、ドアフレーム33の室内側の横壁部332と前部ガイドフレーム35の内側壁35eとがプレートインナ54(第1連結部材)によって連結されている。また、ドアフレーム33の室外側の外壁部331と前部ガイドフレーム35の室外側の外側壁35fとがプレートアウタ52(第2連結部材)によって連結されている。即ち、ドアフレーム33と前部ガイドフレーム35との壁部が室内側と室外側との両側で連結されているため、ドアフレーム33の捻じれ変形を効率的に抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ミラーブラケット50を構成するプレートインナ54と補強プレート56とを別部材とする例を示した。しかし、補強プレート56のフランジ部56fと横断壁部56yとをプレートインナ54側に形成することも可能である。また、本実施形態では、ミラーブラケット50にドアミラー60を取付ける例を示した。しかし、ドアミラー60を取付けずに、ミラーブラケット50のプレートアウタ52をカバー部材等で覆う構成でも可能である。
20・・・・ドア本体部
30・・・・窓枠部
31・・・・ドアガラス
33・・・・ドアフレーム
33k・・・傾斜部
331・・・外壁部(室外側の壁部)
332・・・横壁部(室内側の壁部)
35・・・・前部ガイドフレーム(ガイドフレーム)
35f・・・外側壁(室外側の壁部)
35e・・・内側壁(室内側の壁部)
50・・・・ミラーブラケット
52・・・・プレートアウタ(第2連結部材)
54・・・・プレートインナ(第1連結部材)
54e・・・端縁
56・・・・補強プレート(第3連結部材)
60n・・・ナット(締結部材)
60b・・・ボルト(締結部材)
Claims (6)
- 昇降可能なドアガラスを収納できるドア本体部と、そのドア本体部の上側に設けられた窓枠部とを備える車両のドアであって、
前記窓枠部は、上限位置まで上昇した前記ドアガラスの端縁を受けるフレームで、前記ドア本体部に接続される傾斜部を備えるドアフレームと、前記ドアガラスの昇降をガイドするフレームで、上端部が前記ドアフレームの傾斜部の下側面に接続されているガイドフレームとを備えており、
前記ドアフレームとガイドフレームとの接続部より下側では、前記ドアフレームの室内側の壁部と前記ガイドフレームの室内側の壁部とが第1連結部材によって連結されており、前記ドアフレームの室外側の壁部と前記ガイドフレームの室外側の壁部とが第2連結部材によって連結されている車両のドア。 - 請求項1に記載された車両のドアであって、
前記ドアフレームとガイドフレームとの接続部より下側では、前記ドアフレームの室外側の壁部と第1連結部材とが第3連結部材によって連結されている車両のドア。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両のドアであって、
前記ドアフレームとガイドフレームとの接続部より下側では、前記ドアフレームと、前記ガイドフレームと、前記ドア本体部の上端面とに囲われた空間が、車室の内外から板状の前記第1連結部材と前記第2連結部材とによって覆われている車両のドア。 - 請求項2又は請求項3のいずれかに記載された車両のドアであって、
前記第1連結部材と前記第3連結部材とがミラー取付け用の締結部材によって連結されている車両のドア。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載された車両のドアであって、
前記ドアフレームの室内側の壁部は、車幅方向に沿って形成された横壁部を備えており、
前記第1連結部材は、前記ドアフレームを室内側から覆った状態で、その第1連結部材の端縁が前記横壁部に固定されている車両のドア。 - 請求項2から請求項5のいずれかに記載された車両のドアであって、
前記ドアフレームの室外側の外壁部は車両前後方向に沿って形成されており、
前記第2連結部材の端縁と前記第3連結部材の端縁とが前記外壁部に重ねられた状態でその外壁部に固定されている車両のドア。
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JPS60145926U (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-27 | ダイハツ工業株式会社 | ドアフレ−ム着脱式ドアにおけるフロントフレ−ム取付け構造 |
DE3544585A1 (de) * | 1984-12-21 | 1986-07-03 | Fiat Auto S.P.A., Turin/Torino | Vorrichtung zur umwandlung einer mit einem ausstellfenster ausgestatteten vordertuer eines kraftfahrzeugs in eine tuer ohne ausstellfenster |
JP2005053288A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-03-03 | Aisin Seiki Co Ltd | ドアフレーム |
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- 2020-01-30 JP JP2020013556A patent/JP7302493B2/ja active Active
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